ペルソナ
総合感想
PSP版ペルソナのクリア後の感想です。
大元はプレステ1が出たと同時期の発売でしたか。もう10数年前の話ですねぇ。
当時はラストダンジョンまで行きながら全滅を繰り返し、クリアできませんでした。
今回はだいぶ楽になったおかげもあり、クリアできました。
ちなみにクリアタイムは27時間ほど。結構短めですね。
○PSP版での変更点について
・ムービー刷新
OPや途中のイベントムービーが新しくなっています。
結構な数はあるのですが、要所要所に挟むように使われたのでくどい感じはしませんでした。
絵柄はクセがありますけどね!まあ、それはそれでよいものですが。
・エンカウント率の調整、難易度選択の追加
難易度は昔もノーマルで遊んだので変わりはない、はずですが妙に楽になってましたなぁ。
一度やってコツを掴んでいたのもあるかもしれません。
ちゃんとペルソナを使いまくってランクも上げるようにしてましたしねぇ。
エンカウント率は下がったのかどうかよくわかりませんな。
頻繁にあうけど、PS版はもっと酷かったのでしょう。
でも、もうちょっとでレベル上がるからとうろつきだすとエンカウントしないという。天邪鬼め。
・バトルスピードの高速化
これが一番大きな変更点かもしれません。かなり遊びやすくなりました。
エンカウントしてからの全体的な流れがスムーズになっています
。
また、ペルソナの演出をスキップできるようになったのも高速化の一助になっていますな。
ボス戦ではスキップしないようにして遊んでみましたが、長引くとやはり疲れますね。
・ワイド化対応、ユーザーインターフェース向上
PSP版と言うことで画面はワイド版に調整。
UIも使いやすくなっているとのことですが、旧作の方の記憶が薄いので比べれなかったり。
また、街のMAPも大幅に改良。綺麗で見栄えのよいMAPになっています。
でも主人公達はちゃんと、例の円錐アイコンだったりするので安心ですね!
・セーブポイントの追加
ダンジョン内のセーブポイントが増えています。
ラストダンジョンの途中にも追加されていますし重宝しました。
携帯機らしく中断セーブもありますが、こっちは一度も使わなかったなぁ。
・マップの改良
マップがPS版と変わっています。
PS版の頃は無駄に歩かされることは多かったですが、かなり縮小されている様子。
また、一部MAPには宝箱が追加されているそうな。
かの、さくまあきら氏のゲーム作りの本には、行き止まりにはなるべく宝箱を用意するべきとありましたな。
間違った道を延々と歩かされて、何もなかったときのモチベーションの低下を考えたのでしょう。
・魔法、アイテムの追加
エストマやトラエストなどのエンカウント率低下やダンジョン脱出魔法が追加されました。
まあ、余り使いませんでしたけどね!
特にエストマ。基本的に敵はこっちより強いので消えてくれませんですし。
・新規ダンジョン追加
クリア後に新しいダンジョンに入れるそうです。特典みたいな感じですな。
・BGM変更
戦闘や移動中などのBGMもかなり変更されています。が、これは賛否両論ですな。
昔の音楽がよかったのに、という人も多くいるだけに難しい話です。
PSP版は3以降の雰囲気になっており、個人的に、これは好きなのでいいのですが・・
というか、昔のバージョンの音楽を余り覚えてないのですよね・・忘れっぽいのも問題だ。
PSP版ペルソナ2では、BGMが新旧切り替えれるという話もあり、楽しみにしています。
○総評
というわけで、様々な変更があり、遊びやすくなっております。
シナリオ的には短めでしたね。ペルソナの数もかなり少ない。
まあ、一作目ですから、このぐらいで丁度いいのかもしれませんが。でもやっぱりペルソナ少ないなぁ・・
バランスはかなり取れてる感じですかね。
途中でレベル上げをほとんどしなくても、最後まで突っ走ることができました。
雑魚戦はAUTOで蹴散らせることが多かったですしね。
雪の女王編もいつかクリアして追記しておきたいですなぁ。
では、次は各キャラについての感想になります。
総合感想2.個別のキャラクターについて
○主人公
主人公です。喋らない系の主人公ではありますが、2作目以降に比べて特徴の薄い主人公です。
見た目的な特徴が薄いのは厳しいですなぁ。
口癖がどうでもいいだったり、いきなりテレビに頭を突っ込んだりするような特徴がない!
ふむ、こうして考えると、なくてもいいっちゃいい特徴ですな。
ステータスはTECを一本伸ばしにし、続いてVITを上げていました。
正しいかどうかはわからないけど、数値的には強そうになったのでよし!
○園村麻希
まきちゃん。物語のヒロインであり、元凶であり、解決してしまう人でもある。
麻希と同じ存在だっていう人が多すぎて困る。文章に書き表せないよ!
元凶であるとは言ったけど、考えてみると今回の事件で不幸になった人っていたかな?
主人公達はペルソナを得て成長し、振り返ってみればいい思い出になったかもだし。
麻希の母親は、娘と仲良くなれたし、陽介や千里はらぶらぶになっておる。
科学者連中や神取はアレだけど、まあ、自発的に関わった連中だしねぇ・・
あ、しまった。執事の山岡がいた。やっぱりダメだ!
麻希は、他の人が相性悪いペルソナでも付けれることが多かったですな。
なんとなく回復役なイメージで動かしていたけど、最終的にはメインアタッカーになっていました。
ラスボスのパンドラは本当にひわいなデザインでしたのう。
複数の足の間から太い触手を出して、その先に麻希の顔がついている感じ。
でもそんな相手に、躊躇なく弓を放つ麻希は男前すぎる。さすが理想の麻希さんやで!
○稲葉昌男
マーク。目立つ割に影が薄い感じがする男。
リアルタイム感想を読み返してみると、こいつに対する感想は本当におざなりになっていて、自分でも驚く。
セベク編ではレギュラーで加入する割りに目立った場面がないのよね。
警察署の辺りで、マークの回は終わってしまった感がある。
麻希に恋しているという描写もあまり目立ってませんでしたしねぇ。
最終的にはすっかり諦めてしまっている様子ですし。そんなだから影が薄いんだよ!目立つ造形の癖に。
戦闘では物理攻撃が強い!雑魚戦では。
ボス戦ではそこまででもなく、まぁ可もなく不可もなくな動きをしていました。
○南条 圭
なんじょうくん。序盤はアワワ要員だった感じなのに、中盤以降は知的キャラになっていた。
眼鏡は伊達じゃないってことですかね。一番が大好き。イチバンマスク。
神取と知り合いであることを最大限に生かしてキャラの立ち位置を確立させていた。マークとは違うのだよ。
麻希の説得にも熱心だったりと、いろいろおいしいポジションのキャラでしたなぁ。
しかし、戦闘面では余り活躍せず!
ライフル持ちなので銃はそれなりに役に立ったのですが。
なんだか真っ先に倒れている印象が強い南条君。最終戦闘ではチューインソウル係お疲れさんでした!
結局ヤマオカを呼び出せるまでにはなりませんでしたねぇ。
最後はマークといい感じに・・余り者同士か!
○桐島英理子
エリー。いとしのエリー。
主人公に好意を持ってくれるキャラというのはありがたい。見ていて嬉しく感じる。
おかしなノリの口調は主人公の前だと治まってきているが、イベントでは変わりなし。
戦闘面では、端に立たせていたせいか、主人公と並んで最後まで生き残ることが多かった。
弱点を突かれる事が少なかったせいもあるかもしれない。
ライフル持ちだけど、片手剣攻撃の方が強いことが多かったですなぁ。
○上杉秀彦
ブラウン。PS版のときは仲間として一緒に戦った男。
まあ、仲間に入る条件とか知りませんでしたからねぇ。あれは罠だ!
ニックネームの由来はアレですが、それを吐露するシーンは印象的。
といいつつ、あんまり覚えていなかったりする。由来は覚えているけどなー
2ではしっかり夢を叶えて業界人になっているあなどれない男。
○綾瀬優香
アヤセ。
いまのとこ仲間にしたことがないからなんともいえない。
ハッキリ言うタイプみたいだから、何か面白い発言が飛び出すかもしれなくもないね。
○黛ゆきの
ゆきのさん。雪の女王編の主役。アネゴ。
雪の女王編に行ってないから詳しくはわかりません。
しかし、1のころはずいぶん細身だったんだなぁ、と思える。
いや、2でゴツクみえるのは髪型のせいなのかもしれませんけどね。
○城戸玲司
レイジ。耽美系、なのか?
髪型は2のときの方がスッキリしていて好き。疲れていたけど。
PSP版では序盤はかなり楽なので、レイジを仲間にするのも楽かもしれませんね。
○神取
異変の元凶。盛り上がっておきながら勝手に燃え尽きようとした困った人。
どうせ燃え尽きるなら、最後に大きく燃えようぜと南条君に焚き付けられて炎上した人。
神気取りな人。ゴッドゴッド。
和風な趣味の部屋は格好良かったです。
上の段落では酷いこと言ってるけど、そんなにキライじゃなかったよ。
陽介や千早、黒瓜、フィレモンなどの端役は割愛。なめらかに動くフィレモンはよかった。
というところで、PSP版ペルソナの総合感想は以上になります。
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