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週刊少年チャンピオン感想

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2013年 10号


・みつどもえ
浦安20周年のお祝いに桜井のりお先生が週チャンに帰還!!
知ってはいましたが、本当にのりお先生は浦安が好きなんですなぁ。

最後まで謎の男は姿を現さないままであったか。
いや、チクビに服を脱がされているわけだから出されても困るのであるが。

松岡さんも浦安に来たらUMAだらけで楽しいと思うがいかがなものであろうか。幽霊も本当にいるし。

・毎度!浦安鉄筋家族
浦安鉄筋家族20周年記念!!いやあ、そりゃあ赤子もハタチになるってもんですよ。凄いわぁ。

そして浦安史上最大の謎は大鉄と順子さんの馴れ初めか・・・確かに!!
物凄く特徴的な大鉄ではあるが、どのように結婚まで至ったのか・・・
今よりもダメな感じに見えるが曲がりなりにも働けるように順子さんが躾けたのだろうか。

どの子が順子さんなのかは連載30周年記念号までお待ちくださいって!
いや、本当にその時も続いてそうなのが凄いけども。
ただ一応、単行本などで2人の年齢を知っている人にはちゃんとどの子か分かったりするみたいですけどね。
この書き方だけでどの子か特定できてしまうな。

女子も含めてプロレスで盛り上がるクラス。希少すぎる!これも小鉄の影響力によるものか。
花子が実は考えながら暴れていたことに驚愕&地味に感動。
しかしデカイはいいけど糞デカイは駄目なのだろうか。微妙に基準がわからん!!

・弱虫ペダル
箱根学園2年、葦木場。この男こそ次期――来年のエース!!

身長がでかいせいで足のつけ根からヒザまでが異様に長い。
クランクを回すたびに風切り音がするくらいである。
いや、さっきまでは音はしていなかった。つまり――今、本気のペダリングに入ったということだ!!

一気に総北より前に出る葦木場くん。本気になったということかプレッシャーが増大しています。
ただでさえデカイのにプレッシャーが増大することでさらにでかく見えるというのか!?

純ちゃん。純ちゃんが作ったチーム、本当は壊したくない。本当は入りたいくらいだ。
だけど、オレは箱根学園の先輩方に恩がある
その人たちに「勝つ」って言ってここに来てるんだ!!

そのように述べる葦木場くん。恩とは一体何であろうか?
レースへの出場禁止の件やそれを解かれたことに関係するのだろうか?
福富さんの判断で出場禁止になったのではなく、それぐらいしないと世間が納得しないぐらいのことをやらかしたのかもしれない。
そうすると恩というのは、先輩方の尽力により公式に出場禁止が解かれるようになったとかそういことか?
うーむ。本当、何をやらかしたのだろうか。

今回レースに出場していない田所さんや鳴子たちは記者の車に乗せてもらい、レースを見学しながら移動。
さすがに王者は特別な待遇をされておりますなぁ。
まあ、記者としてもコメントをもらいながら観戦できるのだし、願ったり叶ったりでありましょう。

車に乗りながら金城さんは坂道の不調について考える。さすがに金城さんも坂道が不調なのは気付いているか。

戦闘力のあるニューバイクになって、まだその力の30%くらいしか引き出せていない

何、そんなに出せていないのか!!それだとさすがの坂道でも厳しいか。
まあ、原因は精神的支柱だった巻島さんの途中退部という精神的なものですからねぇ。
きっかけがあれば一気に力を引き出せるようになっていくのでしょうが・・・はてさて。
進まなければ振り落とされる!!
金城さんの言う通り、早めに立ち直らないと色々と面倒なことになりそうですな。
精神的な退廃は酷くなる恐れがありますし。

金城さんは述べる。このレース、出走リストにあった箱根学園の2年生が勝つこともあると思っている、と。

オレはこのレース、新世代総北の今後の浮沈を決定づけるレースになりうると考えています

その重みのある言葉を受け、記者さんたちは車の速度を上げる。
総北の勝ちは揺るがないと呑気していたんでしょうな。
まあ、新世代に移行しての初めての公式レースですし、重要なのは当然と言えるわけでして。
それでも箱根学園がいなければ何の問題もなかったんじゃないかなと思えるのがアレですが。30%坂道でも普通に勝てそうで困る。

さて、メトロノームダンシングで一気に加速する葦木場くん。
それについていけているのは唯一人。手嶋さんである。

速い!!手嶋さん!!
オレたちが反応できなかったのに一瞬で反応してついていってる。
オレが知ってる手嶋さんだったらもう――なんだ!!合宿の時とは比べものにならない。
この人こんなに速かったのか!!

もう――なんだ!!とか言われても知りませんよ。こっちがなんだと言いたい!
いや、そこで切る文章ではないのだろうけど、なんとなく気になった。

それはさておき、今泉君。手嶋さんは速かったのではなく速くなったんじゃないですかね。
実際、合宿ではあれが精一杯だったのだろうが、今はそのときよりも強くなっている。
まあ、今泉君も相当インターハイで鍛えられているはずなのだが・・・やはり先頭に立たないと力が出ないのか?

身体を揺らしながら走る葦木場くんに並ぶ手嶋さん。
これだけ体揺らしながら走る男のすぐ横に並ぶとは・・・怖くないのか!?
逆に寄せられると相手との接触を気にして身体が揺らせなくて困るという話なのかもしれない。
なるほど。メトロノームダンシング封じか!!
まあ、並んだのが手嶋さんじゃなかったら吹っ飛ばしてもいいやとぶつかってきた可能性はあるがね!!
出場禁止になった理由は参加者を吹き飛ばして大量に病院送りにしたとかだったりして。

オレたちは王者だ。峰ヶ山のタイトルは譲らないと主張する手嶋さん。その姿を見て感動する葦木場くん。

すごい。やっぱり純ちゃんはすごい。
今年のCSPの合宿に行った偵察の先輩が、"2年の手嶋は大したことない"って言ってた。
言えなかったけど、オレはそんなことないって思ってた!!あとでそいつら反省会だ!!

先輩に反省会を開くように申し出るというのか!!強気ですなぁ。
まあ、合宿のときの様子だとそう言われても仕方がないんじゃないかと思いますしねぇ。
今現在も割と余裕残してそうな葦木場くんと違い、早くも汗かきまくりの手嶋さんなわけですし。

頂上まで残り4km。
ここでやってきました、峰ヶ山名物"壁坂"!!
中学時代は2人でこの坂を登ったが、どちらも途中で足をついてしまい悔しがったものだという。
そんな激坂を失速してしまうこともなく駆け上がる2人。

すごい。今頭の中でオレ、ベートーベンの"運命"鳴ってる!!

ベートーベン好きですな。まあ、言葉的にもいい選曲だとは思うが。

葦木場くんの走りは確かにエース級である。ついていく手嶋さんは早くも足がピクついている。
しかし簡単に負けるようなことがあってはならない。自身を叱咤する手嶋さん。

オレは総北のキャプテンなんだ!!ここで引き離されるわけにゃいかねーんだよ!!

決して登りのセンスがあるわけではない手嶋さん。巻島さんにもからっきしだと言われてましたな。
そんな人が新世代の総北の、王者の名を背負ったチームのキャプテンとなった。
ならばその看板を汚すようなマネはできない。その思いが大きく力となっているのを感じる。

そういった意気込みは後ろで見ていた今泉君にも伝わった様子。
熱さで身震いし、走りに魅きつけられておりますわ。
そして魅せられたのはもう一人。そう、坂道もまたその走りに熱くさせられていた・・・!!

やはりクライマーに理解させるにはクライマーの走りが一番ということなのだろうか。
手嶋さんもまた巻島さんの意志を継いだものですし、魅せられるのは順当なのかもしれない。

しかし、努力したとは言われているが――実際努力はしているが――そこまで強くなったりするものだろうか?
他の面々がさぼっていたならともかく、今泉君たちもレースで努力や成長もしてますのに。
これはやはり努力以外の要素もあったと考えるべきでしょうな。
青八木さんがスプリンターの才能に目覚めたように、何かきっかけがあって爆発的に成長したと。
手嶋さんとしては責任感が一番の成長の元だったのかもしれない。
かかった重圧をバネに成長できるタイプの人だったのでしょう。会社員としても優秀なタイプだ!!
それか、一度肉離れをしたことで脚が強くなったのかもしれない。
今回もピクピクいってるし、このレースで再度の肉離れパワーアップあるかもしれないな!!
新キャプテンの手嶋さんの肉が離れて成長するかどうか。これはまさに今後の浮沈を占うレースって話ですね、金城さん!!
うん、そういう意味で言ってたわけじゃないのは知っている。

・いきいきごんぼ
休日は惰眠と感想を書くことで費やしていますぜヒャッハー。

なんだかんだで動き出してしまえば全力で楽しもうとする姿は中学生らしい。
楽しんでいない技野は中学生らしさが早くも失われつつあると言えるな。

枷井の意外な趣味が発覚。ひとつ上の男はやはり違うということなのか。
手先の器用さと合わせてみれば色々と将来の道は開けそうな気もするが・・・?

遭いたい時に遭えず、遭いたくない時に遭ってしまう。それもまた青春!!
しかし、クラスメイトにエロ本立ち読みの姿を見られるというのはどんな気分なのか・・・
あんまり想像したいものではありませんな!!
まあ、ニヤニヤしてくれているのがある意味救いかもしれませんが。

・囚人リク
炊場から古巣の木工場へと帰還したリクとレノマさん。
そしてこのタイミングで執り行われるのは刑務所行事のサッカー大会!!
本年度第3期球技祭、15分ハーフの大会であります。
本日より昼の運動時間を使い3日間をかけて優勝チームを争う!!

谷村看守部長の号令を受けて盛り上がる囚人たち。
なんでもトーナメントを制した工場には超豪華な賞品が用意されているそうな。い、一体なんだ・・・?

ルールを守り正々堂々ハツラツと!若者らしいプレーを心がけ!美しい汗を流すべし!!

そのように述べる谷村。うーむ、まあお決まりの文句なんでしょうが言う方も言われる方も違和感のある言葉だ。

超豪華な賞品が何かは気になるが、それよりも気合が入る理由は別にある。
1回戦は第26木工場対第27木工場。
そう、いきなり史郎さんのところとの戦いである。ああ・・・いつもの意地の張り合いか!!
胸元を開きながらにらみ合う様は何か異様なものを感じさせますな。

レノマ「俺が率いる常勝第27木工場にスキはねえぞ」
史郎「だまれボケ。こないだの運動会の借りをきっちり返したる」

炊場での地獄にから復帰して早々にこの対決である。まあ、いい息抜きにはなるかもしれませんな。

キックオフ。いきなりのレノマさんの強引なドリブル
思いっきり腕を振り回してDFをなぎ倒しているように見えるが刑務所ルールではOKらしい。
まあ、多少はラフなのもありですよね。マリーシアってやつだよ。きっと。

無人の野を行く、というか無人の野にしていくレノマさん。
しかしニーロクのキーパーは極楽島の巨人、史郎さんである。
その体のデカさはゴールやボールが小さく思えるほど。まるでハンドボールみたいだ。
そしてその巨体には似合わぬ俊敏さも兼ね備えているのが史郎さんだったりするという。こりゃ1点を争う闘いになるな。

史郎さんはキーパーなので攻撃の方は大したことはない。
攻め続ければいずれは得点のチャンスがある。そのように考えるノギ。
しかしそういった考えが甘いと思えるのがここのボス連中である。いや、この2人がボスの中でも特別なのか。

自陣のゴールからシュートを放つ史郎さん。
コースはニーナナキーパーの松尾の正面。
しかし受け止めるには松尾の他にさらに4人が必要という。
このシュート何回もされたら松尾がもたないよ。

よう覚えとけ。俺はキーパー・・・兼ファンタジスタストライカーや

さようですか。まあ、色々とファンタジスタではあると思う。確かに。

というわけで、試合は0対0の膠着状態のまま後半終了まであとわずかというところまで進む。
点が入らなくてもバタバタ人が倒れて盛り上がりそうな試合ですなぁ。

残り1分。レノマさんは勝負に出た。強引にゴール前まで躍り出てシュートの体勢に入る。
熱くなればなるほど自分1人でゴールを決めたがる。史郎さんの読み通りの行動。
と思いきや、ここで天野にパスを出すレノマさん。
そう、自分で決めたがりはするだろうが、それ以上に勝つことが大事なのがレノマさんなのである。
チームのボスであるのだし、チームプレイをしても何もおかしいことはない!!

完全に裏をかかれた史郎さん。さすがにその体勢から逆方向に跳ぶことはできまい。もらった!!
と思いきや、ゴールポストに体当たりを決めてゴールそのものを動かし天野のヘディングシュートを外させる史郎さん。ア、アホな・・・

これが男のパワーセーブや

凄いどや顔でそんなことを述べる史郎さんでありました。かなわんな、この笑顔。
ブーイングやレノマさんのイカサマしてんじゃねえぞという声もどこ吹く風だ。
刑務官が言うにはルールは遵守とのことだが、今回のこれはルール的にOKなんだろうか?
まあ、暴力沙汰にならない限りは面白ければよしという裁量が働いているのでしょう。

さて、残り時間20秒というところでコーナキックの権利を得たニーナナ。
そこにリクが投入される。呼びつけるレノマさんの表情が何か企んでいるように見えて・・・危険だ!!

リクは1人だけコーナーとは逆の方向、レノマさんの方を向いている。
レノマさんは上げられたコーナーキックのボールを頭でリクの足元に落とす。
そしてリクにボールを挟めと指示する。
その指示通りボールを挟むリク。そしてその腕を掴んでその挟んだボールごと史郎さんに叩き付けるレノマさん。
人間シュートというやつですかね。足でボール挟むのは反則な気もするがどうなものだろうか。
どちらにしろ、この技も史郎さんの巨体で阻まれることに・・・

うおらああああ!!

見事なドロップキックが炸裂しました。
なるほど、味方を蹴る分にはルール違反ではないわけか。
ボールを挟んだリクを抱えた史郎さんごとゴールに押し込むレノマさんでありました。む、むごい。

史郎よ。イカサマ勝負で俺に勝てると思ったか?

思えるはずもないですわな。というかこれはイカサマという割には力勝負すぎる気がしますが・・・
まあ、レノマさんが実に嬉しそうな笑顔を見せているのでまあよいとしましょう。

いやあ、いい息抜き回でありましたな。
少し前まで地獄のようなところに繋がれてて明日も見えないとか言われてたのが嘘のようである。
ちなみにニーナナはその後無事に優勝したらしい。良かったね!!
それはいいが、豪華賞品とは一体何だったのだろうか・・・?
また谷村看守部長がニヤニヤしちゃうようなものなのだろうか。気になるところである!!

・名探偵マーニー
今日も調査の聞き込みを行っているマーニー。商売繁盛で結構なことですな。
図書室から出てきた真面目そうなメガネの男子生徒に聞き込み。
内容は図書室に不審者が出入りし、本がなくなっている件について。ふむ、盗難事件でありますか。

メガネの男子生徒はブツブツと何か言っているようだが声が小さくて聞き取れない。
そして聞き取れないまま去って行ってしまった。あらら。

この男子生徒の名前は枯野さん。
どうやらゆりかちゃんと同じ小学校出身だったらしい。
その当時、天才少年としてもてはやされた有名人だったという枯野さん。
十カ国語話せるとか難しい数式を解けたりとかしたそうな。へぇ。

そんな頭いい人がなんでウチの高校なんかに、とマーニー。
なんですか?そんなにいい学校じゃないんですか、この学校。まあゆりかちゃんが入れるぐらいだし・・・
いやまあ、天才と持て囃される子が入るほどの進学校じゃないってことかな。

今回の依頼人は前花さん。どうやら図書委員の立場として依頼をしたみたいですな。
どうも前からちょくちょく抜かれていたらしい。ふむ。
今時中古の学校図書なんか金になるとも思えないが・・・

現在ない本のリストを調査してみるが、さすがにオークションのような足のつきそうな所には出展されていない。
クローズ売買されているみたいだが、そもそも価値があるかどうか分からないのは痛い。
根本的な知識が足りていないのでどこから調べればいいのかといった感じのようだ。
うーむ。推理力は高いマーニーだが、やはりとっかかりがないと厳しいですわな。さすがに。

まあ、それならば地味な調査を行うだけである。
盗んでいる犯人を見つけれればそれで片付く可能性もありますものね。

そんな風に学内を調査して回るマーニー。それに目をつける男子たちがいた。
マーニーを地味に可愛いと評価し、オレ達が協力したら喜ぶんじゃないかと考える。
ほう。探偵団結成という奴ですか?先に手を出すなよ、とか組む前から青春くさいことを言っている。
だがマーニーはこの提案を断る。ゴメンなさい。
初対面の相手にいきなりそんなこと言われても困りますわな。人が増えると色々と大変であるし。
お金とかじゃないよ、とは言ってるけどさすがに報酬を独り占めというのは後々問題になりそうだからなぁ。
そういえばマーニーは那智さんとかこれまでの協力者に報酬を出していたりするのだろうか?
彼らも何かの事件に巻き込まれた後ならもう少し好意的に接してもらえたのかもしれませんな。

申し出は断ったマーニーだが、わからないところは人に頼るというのもアリかなと考える。
というわけで、本とか詳しそうな枯野さんの知恵を拝借することとなりました。
屋上にて紛失本のリストを見てもらう。
と、思った以上の回答が返ってきました。リストのうちの三冊を示し、ブツブツと答えてくれる。

この三冊は稀覯本のマーケットで最近出品されていたハズ・・・
盗品も扱われるから名前も微妙に変えて検索にかからないようカモフラージュされて・・・

詳しいですな枯野さん。何にしてもこれは有力な情報だ。転売目的の窃盗である可能性は高まった。
そして犯人には本の値段を判断できる目が必要であることも。

図書館や学校図書、公共財産の中に、今では貴重なものが無造作にまぎれ込んでいることは多い。
それをサルベージして売ろうとする人間がいる。捕まった時も私的財産より罰則はゆるい。

ふーむ。なるほどねぇ。く、詳しいですね枯野さん・・・怪しいぐらいに。
まあ、何にしても助かった。そこまでとっかかりができれば後はマーニーにおまかせをって話です。
前花さんに監視カメラを置いてもらい、犯人を捕まえるために動き出すのでありました。

非常にいいアドバイスをしてくれた枯野さん。
しかし、先日の探偵団の結成を申し込んで断られた男子たちにマーニーとの会話シーンを見られていたのがまずかった。
自分たちの申し出は断ったのに、何であんな奴と・・・と面白くない気分になっています。
というわけで、悪評を流したり消しゴムをぶつけたりと微妙なイジメを始める3人組。みみっちいな!!
まあ、枯野さんも今の学校に通うようになった理由とかありそうだし、探られるとアレなのかもしれませんがね。

さて、図書室。
本棚の本の背表紙をスマホで撮影している男子生徒の姿がある。
その男子生徒の後ろから近付いてきたのは・・・生徒会書記の香坂さんだ!!

まったく笑えないな。ちょっとケータイのデータ見せてもらおうか。
生徒会執行部です。学校の本が売買されている件について聞かせてもらうぞ!

中古本などで行われる「背どり」
撮影した背表紙を写メで送り、価値がある本かどうかその場で鑑定する。
これによって素人も手を出すようになり、古書の売買が拡大した。それが公共の資産まで・・・
コミュニティを使って学生などをバイト感覚で引き込む。ほんと笑えないよ。これは犯罪だ。
くわしい話は職員室で聞こうか!

という感じで連行される男子生徒でありました。カッコイイな生徒会執行部!
というか、笑い屋の息子が笑えないよと言うのは・・・カッコイイ!!しゃれてますな。

マーニーの高校の図書館には結構いい本が眠っていたらしい。
最後に送った男子生徒の写真を見る限り二百万は堅い本たちがあったそうな。ほほう。
この映像を見て悔しがる犯行の元締めたち。額が分かっちゃうと、逃した葡萄はすっぱいでは済まされませんわな。
というわけで、復讐のために学校に猛犬を放つ犯行の元締めたち。な、何をするか!!

さすがに猛犬は危ない。宮島先生も焦って生徒たちを校舎に誘導する。
そんな中、猛犬の前で立ち尽くすのは例の探偵団結成希望の3人組。これは危険が危ない。
だがその危険な場面に歩み寄る人がいた。枯野さんである。
枯野さんはおちついて・・・おちついて・・・と声をかけながら静かに近づいていく。

マスティフは本来おとなしい犬だ。虐待されて・・・人間を恨んでいるんだろう。刺激しちゃだめだ。
君は美しい犬だ。こんなことで人をキズつけてはいけない。
一時の感情で動けば君は自分をキズつけることになる。だから怒りに身を任せてはいけない。
我々人間のように。理性こそか美なんだ

そのように静かに語る枯野さん。おおっとこれは・・・
3人組にはとても耳に痛い話でありますな。枯野さんは全く意識してないだろうけど、いい薬となったようだ。
これにより猛犬は大人しくなり、3人組も悔恨の涙を流すこととなったわけで・・・
いやあ、人格者ですなぁ枯野さん。凄い。
図書の転売も猛犬の対処もキッチリと解決してみせるとは・・・これが本物の天才の力か・・・

ちなみに転売の元締めは偶然犬を離していた場面が監視カメラに映っていたので近いうちに御用となるでしょう。
前花さん、監視カメラ前後逆に配置しちゃってたのか!!
ふうむ。すると香坂さんが転売の生徒を見つけたのは偶然見回りで発見したからだったからなのか?
そうなると確かにマーニーは今回それほどは働いてないかもしれませんな。
まあたまにはそういう回があってもいいでしょう。時には効率よく解決する事件があってもいいさね。
そして今後アドバイザーになってくれそうな知識人の知り合いが出来ました。
これはマーニーにとって何よりも有難いことなのかもしれませんな。やったね!!

・ドカベン ドリームトーナメント編
光の小次郎VSドカベン!!
センターカラー大増27ページで送る大勝負!!盛り上がってまいりました。

剛玉のリミットは残り3球。
サインは全てストレートと既に伝えてある。この3球で決着をつけることができるのか・・・

まずは第1球。
山田は初球からストライクならばどんな球でも打つという姿勢。
狙い球を絞って待つ余裕はないという話だ。
だが、山田のバットは空を切る。
小次郎の放った初球はインコース158キロという凄い球。ここにきて一気に速度を上げてきたな!!

第2球。緊張で静まり返った観客の見守る中、小次郎が投げる。
そして今度は山田のバットは空を切ることはなく、打撃音を響かせる!!
が、飛んだのは真後ろ。つまりファールである。
しかし、今回の小次郎の球はなんと160キロ。甲子園球場が怒涛に沸く速度である。ドワアアア。
だが、真後ろに飛んだということは、山田はこの球にタイミングを合わせていたということになる。
もう10分の1でも球が芯の近くに当たっていたならば、間違いなくサヨナラグランドスラムとなっていたでしょう。

凄い勝負となってきましたが、カウントはもう早くもノーボールツーストライク。
追い込んだ小次郎。リミットがあるため、鬼気迫るという意味では小次郎の方が上である。

ここで山田が三振となった場合、延長となる。
そうなると次の2試合目の開始がえらいことになりそうだが・・・相変わらず総裁は呑気な構え。
徹夜で試合。それこそ本当のドリームゲームじゃて、とか言っちゃう。
試合の結果も夢ということにしようって話ですか?ハハハ。

さて、勝負の第3球。
この最後の1球をワインドアップで投げようとする小次郎。まあ満塁ですしね。間違ってはいないか。
そして、その全開の状態から放たれたボールは・・・光を放つ!!で、出た!!光る球だ!!

これぞ光の小次郎が放つ伝説の"光る球"。
超速の上に光って見えない。それでいてストライクコースなので当てずっぽうでも振らないといけない。
果たして山田のバットはこの球を捕えることができるのか?
それとも小次郎の執念が勝り、延長という形になるのか?
なかなか目が離せない展開となってきました。うーむ、楽しみだ。

山田が空振りしても、光る球ゆえにキャッチャーが後逸するという可能性もありうる。
しかしキャッチャーはKジローである。
既に星王で一球取りこぼしているし、さすがにそのミスはないと信じたいが・・・最低でも体で止めてくれるはず。
そうなると、ワインドアップなのでホームスチールをしかけようとした足利が滑り込んでサヨナラという可能性はあるかもしれない。
また、別の可能性として。球が光ったのでホーム近くまでやってきた足利を気づかずにバットで殴り飛ばす山田。というのも考えられる。
それが本当に起きたら面白いが、どんなもんでしょうか!!

・バキどもえ
今回の別冊からの刺客はバキどもえ。今号から4号連続の掲載だッッ!!

本部さん、理論だけじゃなく自身も御殿手を使えたというのか!?
解説できるくらいだし、使えても不思議ではないような、まあ本部流と頭に入ってるしな。
実際の効力は色っぽく見せるためだけの歩法かもしれないし。これが本部流・・・!!

しかし本部女体化とは・・・そういう手もあったかッッ!!

・バチバチBURST
連日のようにマスコミを賑わす空流。
さすがに北ノ山理事長も放置はできず、空流親方に苦言を呈する。
弟子の手綱はちゃんと握ってもらわないと困りますわな、確かに。しっかりしとくれよ。

その手綱を握るために、弟子のことをよく知ろうと動いている空流親方。
常松の在籍していた大栄大学の相撲部を尋ねる。
そこの顧問である青山達夫さんに、常松の過去のことについて話していただくこととなりました。

・・・アイツは・・・相撲を恨んでいますから
常松のオヤジは松明って四股名の天城部屋の元相撲取りだったんです・・・

天城部屋。
あの大横綱・虎城と悪タレ大関・火竜を生んだ部屋である。ほほう。
ちなみに青山先生も天城部屋の元力士とのこと。松明は弟弟子にあたる。ははぁ、そりゃ色々詳しいわけですな。

松明は先にあげられた有名な2人とは違い、序二段と三段目を行ったり来たりしてるぐらいの成績。
いわゆるエレベーター力士という奴である。
どーしよーもない男で、火竜関からはいつもヤル気あんのかと喰らわされていたらしい。ふむ。

ただ調子のいいヤローで・・・横綱からは重宝がられてましたね。支援者との酒の席にはかかせない男芸者でした。
あれだけの大横綱です。そこからくる御零れの額もあの時代ですし半端じゃない。
簡単に大金が入りゃハングリーさも無くなり、強くなるはずもない。
横綱が引退してまもなく、松明もあっさり廃業ですよ。
ただ・・・素人になって家庭を持ってもその金銭感覚は狂ったままで・・・職も長続きせず遊びあるいてはあちこちで借金こさえて・・・
ついには女房と2人の子供残して飛びやがったんですよ

ふうむ。それはまた・・・聞けば聞くほどどーしよーもない男ですな。
強くないというだけなら才能の問題もあるし仕方がないかもしれない。
男芸者に身をやつすのも処世術とは言えなくもない。だけどそれで金遣いが荒くなって借金生活ではなぁ・・・

ただ・・・あのバカヤローを唯一褒めるとしたら、息子に相撲を教えたコトです。
本当に同じ血が流れてるとは思えませんでした。常松は中二にして中学生横綱にまで昇りつめたんですから。
もちろんプロも目を付けていましたよ・・・

田上さんの時と同様、優秀な成績を残した力士の青田買いをしている虎城親方。
中学生横綱ともなれば自分の部屋に誘わないはずもないですわな。
稽古に呼ばれた常松は虎城親方に尋ねる。松明という力士はご存じでしょうか、と。

おおっ!松明って・・・あのハイエナ芸者の松明か・・・!

思い出した思い出したと手を打つ虎城親方。ハイエナ芸者って、その通りだが酷い表現だな。その通りだが。
その話をしたところで松明の本名が常松であると思いだし、目の前の男がその松明の息子であると知る親方。

ダハハハハ。こりゃ傑作だ!あのダメ力士の息子かよ!!
これは是が非でも入門させようかと思ってたが、アレの息子じゃすでに先が見えたか・・・!

ほ、本人を目の前にして何を言い出すのだこの人は・・・!!
そりゃ対面していきなりこんなこと言ったら入門を断られても仕方ないわ。
というか、よくこんなことを言っておいて入門してくれると思えたもんだな・・・言った当人はもう忘れてそうだけど。

あのカスと・・・一緒にしないでくださいよ・・・

虎城部屋の力士の一人を小手投げで破壊してそう述べる常松。
その様子を幼い頃の王虎らしき少年が興味深そうに見ている。お、何だかいい感じですね。
このへぇ・・・は、あんな風に壊せるんだなぁとかそういう興味を抱いた意味でのへぇ・・・なのだろうか。恐ろしい。

虎城部屋の稽古に招かれはしたものの、すぐにプロになるつもりはない常松。
大栄大学附属高校に特待生として入学が決まっているとのこと。

父親がヘラヘラと過ごした序二段、三段目の土俵を死んでも踏みたくはないんです・・・

なるほどね。それで幕下付出デビューが望めるように学生相撲で成績を残すようにしていたのか。
宣言通りにやってみせる辺り、大した奴である。
だがそんな常松にも誤算はあった。学生横綱として鳴り物入りでデビューするはずが、この時代にはもっと話題性のある男たちがいた。
2人の怪物の息子・・・その存在の前には一介の学生横綱というだけでは話題になるはずもなかった。

ただ・・・奴はこのままでは終わらんはずですよ・・・
相撲で成功することが相撲に対する恨みを晴らすことになるんですから

なるほどねぇ。ふうむ、ようやく常松の過去が明らかになりましたなぁ。この男も色々と抱えているんですな・・・

相撲で大成するために話題性が欲しい。
そう考えた時、今回の王虎に勝てるかどうかは確実に試金石となる。勝てれば一気にその名は世間に知れ渡ることとなるが・・・

さすがに次の一番は大事ということか、稽古に熱が入る常松。
その常松に鯉太郎が近づき、胸を貸してやるよと申し出て来る。1人でやるより2人のほうが気合も入るだろって話だ。
兄弟子らしい申し出を行う鯉太郎。
なんせ相手はあの王虎ですしね。半端な気迫で弟弟子を臨ませるわけにはいかないって話だ。
生き様ってヤツを死ぬ気でぶつけねーと、何も証明出来ず喰い殺されるぞ。

ハー・・・もういい・・・何が気迫だ・・・何が生き様だよ。バカじゃねーの・・・演歌かよ・・・
そんなモン端っから微塵も持っちゃいねーよ・・・
俺は効率よく稼ぐ手段として相撲をやってるんだ・・・
言っただろ・・・お前らとは根本的に相撲に対する意識が違うって・・・角界に入ったのもいわばただの"就職"だよ。
学生横綱になったのも、最短の場所数で関取に上がれるからだ。
奴隷のように何年も人から使われるのは、死んでも嫌だったんでね。
虎城蹴って空流に来たのも、鮫島より王虎を倒した方がおいしーからだ

おっと、ここでついにあの「おいしー」発言の意図が明らかにされました。
なるほど。確かに話題性を得るという意味では王虎を破る方がいいに決まってますものね。

大横綱の息子を名を売る道具に使い、悪名高い大関の息子を平伏させ脇に従える・・・
お前らは俺が高給取りの有名力士になるための、ただの土台なんだよ。

そのようなことを述べる常松。これを聞かされた鯉太郎はただ一言。

頑張れよ

そう告げるのみであった。おやおやこれは・・・!!

相撲を憎み、大一番の土俵に上がる常松。
今回は一気に常松の過去や考えが明らかになった回でしたなぁ。
ふーむ。憎む気持ちというのはわからなくもないですなぁ。こりゃ。
そういえば鯉太郎も入門するまでは相撲を憎んでましたな。父親への反発が原因で。
その辺りを考えると、鯉太郎と常松の境遇は似たような感じなのかもしれない。

最後の鯉太郎の頑張れよはよかったですな。兄弟子としての貫録を感じさせられた。
慇懃無礼な態度でこられるより、本音を明らかにしてくる相手の方が冷静に対応できるってことなのかね?
これで鯉太郎が常松の過去を知ったら、かなり仲良くなれるんじゃないかと思える。
その場合、常松にも鯉太郎の過去を知っておいて欲しいところでありますな。
有名力士の息子とはいえ、辛い少年時代を送ってきたということを・・・

まあ、鯉太郎の場合、生活面はさておき力士の強さとしては尊敬できる父親だったからなぁ。
その辺りも尊敬できない父親の常松とは微妙な食い違いが生じる可能性もありますが・・・

そういえば、常松にはもう1人身内がいるんですな。2人の子供とか言われてたし。
これが姉だったら面白いですな。ますます鯉太郎との共通点ができるようになる。
常松が敗れたところで、心配になった美人の姉が部屋に様子を見に来る話とか・・・あり得るかもしれないな!!

・侵略!イカ娘
新しいゲーム機購入してなかったのか栄子。
というか、それだと本当に中毒患者みたいですよ。さすがゲームは人生と言ってのけるだけはある・・・!!
最新ゲーム機持ってる早苗に相談すればいいのに。

初心者の千鶴さんを相手に勝利して嬉しそうにするイカ娘。子供らしいが、それはやっちゃいけねぇ。
まあ、千鶴さんは負けず嫌いなのですぐに追い越してしまったみたいですがね。
初心者イジメはゲームから人を遠ざける恐れがあるのであんまり好ましくない行動ですぞっと。

・実は私は
秘匿系ラブコメの第2回。
いきなり強引に探ってきそうな相手がやってきそうだが、大丈夫か朝陽?

男なら当然抱く夢がある!!
可愛い女の子と一緒に登下校!!そしてその相手が憧れの女子だったりすると、それはなお素晴らしい!!

まあ、その意見に反対する余地はありませんわな。
自分としても葉子さんと一緒に帰れるとか想像したら幸せそうだなと思えますもの。
だからといって、いきなり桃源郷に辿り着いたとか叫んだりはしないと思いますがね。恥ずかしいなこのアナザル。

どうやら2人とも電車通勤なんですな。
葉子さんは朝の暗いうちから電車に乗って通ってきているのか。大変だなぁ。駅員さんは不思議に思っていそうだ。

近所であることは喜ばしいことである。仲が進展すれば、遊びに行くにも行きやすいわけですから。
葉子さんの父親の姿が出るのは意外と早いことなのかもしれませんな。
まあ、そのためには朝陽がちゃんと秘密を守りきらないといけないのだが・・・アナザルだからなぁ。
ザルなうえに穴が開いているわけだからなぁ。あ、そこはちゃんと作中でもツッコミますのね。

頑張って秘密を守るという朝陽に、頑張らんでもいいよと告げる葉子さん。
本来朝陽にバレた時点で学校生活は終わることになっていた。
それが終わるどころか友達になってくれて、一緒に秘密を守るとまで言ってくれている。嬉しい話でありますわな。

だからえっと・・・なんやろ。うまいこと言えんけど、私はそういう黒峰君、信じとるってこと
だから無理に頑張らんでもええし、どんな結果なっても受け入れるよ!!

満面の笑みを浮かべる葉子さん。可愛いなぁ。
でもキバ見えてますよ。見えとる見えとる。
というか、そんな可愛い顔で言われたら逆に頑張ろうと思うに決まってるじゃないですか。朝陽じゃなくてもそう思うわ!!

・・・あくまで結果的にだけど。あの時告白できなくて良かったのかもしれないな。
何というか告白してたら、「秘密黙っててやるから付き合えよ」みたいになってたというか・・・
だから今はまだ、友達でいい。
いつかきっと自分の口でもう一つの秘密を白神に「白神が好きです」ってちゃんと伝えるから。

なるほど。言われてみればそんな風に受け取れないこともないですわな。
偶然とはいえ最適な選択をしたと言えるわけか。
友達から恋人になる過程が一番楽しいと言えるかもしれませんしな。見てる方にも微笑ましくてよい時期である。

・・・だからどうか・・・どうかアイツにバレませんように――!!

そのように心で吠える朝陽。もちろんそれはあの子のことなんでしょうが・・・
残念ながら思いっきりバレてる様子です。葉子さんの秘密ではなく、もう一つの方がね。
電柱に登って張り付きながら写真を撮る女子高生。ちょっとした怪奇であるな。この姿もある意味記事になるぞ。

翌日。思いっきり2人で下校している姿を撮影されていた朝陽。その写真をみかんさんに突き付けられています。

「熱愛発覚!!実録、夜の街に消えた二人」。あとは背景にホテル街を合成すりゃ完璧ね!!

並んで歩くところはともかく、その合成はマズイ。色々とよろしくない。
まあ、朝陽がそこまで出来る人間じゃないのは知っている人ならみんな知っているだろうから問題は薄いかもしれないが・・・
バレバレの自覚が薄い朝陽としては大焦りだ。

さて、ここで朝陽の友人からみかんさんのプロフィールが紹介されます。

校内外道ランキング堂々1位、朱美みかん!!
だれも興味を示さなかった校内新聞をゴシップで埋めつくし、購読率70%にまで引き上げた女。
その動機は「皆が欲しい情報を提供する」とか「真実を追求する」とかじゃなく・・・
人の嫌がる姿が至高という外道クイーン!!

解説ご苦労様です。
そうかーそういう子かー。でも真実の追及とかお為ごかしをいうのよりはいいかもしれないなぁ。
見る方としてもそういう目で見ることができますし。
そして人の嫌がる姿が至高ということは、逆に応援されたりするとやる気がなくなるということである。
嫌がる姿は糧!!喜びや応援はやる気を削ぐ要素!!す、筋金入りのゲスや!!

それはそうと、みかんさん。例の写真を友人たちに見せる。
やるじゃないと褒めたり、うらやましくなんかないぞと褒めたり、反応はそれぞれですね。

いやそういうのではなく、白神とは友達になったんだよと述べる朝陽。まあこれはウソでもなんでもないですからバレはすまい。
しかし下心がないかという質問をされると困りますね。一緒に帰っただけで桃源郷がどうとか叫んじゃうくらいですし。
見出しは「桃源郷に辿り着いた男」か。人目を引きそうな見出しですな。
でも内容的には期待したのより薄くてガッカリされそうな気がするがどうなんでしょうか。
ねつ造でもう少し深い内容にしちゃうのかもしれませんが。

『黒峰朝陽氏独占インタビュー』『白神葉子の全てを語る』
そのようなキャプションをつけようと述べるみかんさん。それに対し朝陽は必死に抵抗する。

マジでたのむ!!その写真、記事にするのだけは勘弁してくれ!!
それ載せられるのは・・・その・・・とにかくそのっ・・・ダメなんだ!!見逃してくれるなら何だって言うこと聞くから!!

珍しくやけに必死になっている朝陽。
幼馴染で長いこと一緒にいるみかんさんが珍しいというくらいだし、本当に珍しいんでしょうね。
なら珍しくみかんさんが言うことを聞いてくれる可能性も。あるわけないですよねー。
嫌がることが大好きな人なんだし、今の状況の方がこの上なく望ましいと思ってるに決まってますわな。

データを奪い取ろうとする朝陽と逃げるみかんさん。
廊下を全力で走る2人だが、足の速さではみかんさんの方が上である。さすがに記者なだけに鍛えているようだな。
曲がり角にて、出てきた女子――葉子さんとぶつかりそうになる朝陽。
危ない所で衝突せずに止まることが出来ました。ん、いや接触しきれていないわけではないぞ?むにー
これはなんですか?葉子さんのクッションが朝陽の慣性を殺してくれたとかそういう話ですか?そうなのか?どうなんだ!?

あーもー黒峰君。危ないやん!!ローカ走ったらあか・・・ダメですよ?

ほんと、ちょっと油断するとキバが見えてしまうのですな。
なるほど、こりゃ敬語にして口数を少なくしてないといけませんわ。ていうか、もうキバについては多数にバレてたりして。

それはさておき。注意はされたものの、今だけは廊下を走ってでもやらなければいけないことがある。
葉子さんに今だけは走らせてくれと頼み込む朝陽。
それを見て、なんかあったん?と尋ねて来る朝陽さん。

〜〜っ・・・いや、なんでもないっ!!だから白神は心配しなくても大丈夫!!

おっと、頑張って喋らないようにはしましたな。まあ、嘘だというのはさすがの葉子さんにもバレバレだったみたいですが。
走り去る朝陽と見送る葉子さん。そんな葉子さんに近づいてくるのは・・・朝陽の友人の岡。
彼の本名は岡田といった。何!?岡で本名じゃないのか!?わざわざ略す必要があるのかソレは!?
それはともかく。岡は葉子さんに質問する。

なんかさ、朝陽が必死になることに心当たりある?

その質問をし、反応を見てある程度理解する岡。うーむ、なかなかにやり手っぽいですな、このメガネ。
そして葉子さんも今の質問で朝陽が自分のことで必死になっているのを理解してしまう。

・・・黒峰君、なんや頑張りすぎそうな人やと思たから「頑張らんでええ」ってゆったのに・・・
やっぱ全然人の話聞いてへん。・・・アホっ

いやいや。聞いた結果頑張ることになってしまったわけですからして。これが。
可愛いというのは時に罪になるということでありますな。これが。

・・・そんな記事書かれたらきっと白神と気まずくなる。
せっかく白神と友達になれたのに・・・それに、もしそんなことになったら、白神は学校を辞めちまうかもしれないし、
もし辞めなかったとしても・・・また、また白神は一人になっちまう。秘密を守るために、また教室でたった一人で。

そういった最悪の状況を回避するために朝陽は走る。走る。その結果、体育館の屋根の上までやってくる。どこに来てるんだよ!!
どうやらみかんさん、朝陽がいやがっていることでパワーがみなぎっている様子。くっ!厄介な!!
この相手と小学校や中学校通して一緒にいる朝陽は我慢強いというか何というか。
そうかーこれなら委員長に闇討ちされた過去もすぐに忘れるはずであるわ。悲しい過去が多すぎるのね・・・

それはさておき。ここで心強い援軍。岡登場。
空さえ飛べる気がするというほど漲った様子のみかんさんを倒す秘策を持ってきてくれました。
これでみかんちゃんは一発KOだ!!
その言葉に半信半疑な朝陽。でもこの提案に乗るより他はありませんわな。何よりも葉子さんのために。

――俺も信じてみよう。あの娘は・・・白神は言ったんだ。俺のこと信じてるって。
嘘もつけない。隠しごとも出来ない。秘密だだ漏れの穴だらけのザルを、信じてるって。
そんなこと言われたらそりゃあ頑張るよ。だってさ、本当にすげぇ嬉しかったんだから。
穴だらけのザルだけど、俺は精一杯頑張るよ。

みかん!!その写真載せていいぞ!!おまえの好きにしろ!!
記事も好きに書いてくれ!!おまえの新聞に載れて嬉しいよ!!

なるほど。嫌がるのが好きならば積極的に肯定してやればいいって話ですな。
ってこんな単純な手が通用するわけが・・・効いとるー!!
泣きながら去っていくみかんさんでありましたとさ。
そうかー。この娘はただのゲスではなく、アホの子だったんだ。
さすがに朝陽の幼馴染だったというだけのことはあるな!!

厄介な相手かと思えば、意外と御しやすそうなみかんさんでした。
まあ、朝陽じゃ岡が側についてないと気持ちと裏腹の嘘なんてほとんどつけないでしょうけどね。
何にしてもとりあえずの危機は去ったみたいでよかったんじゃないですかね。
岡には早い段階で葉子さんの秘密も気づかれそうだが・・・まあ、何とでもなるでしょ。岡なら。
むしろ早めに知ってもらった方が色々と助かることになりそうである。バレちまいなよ、ユー。

・クローバー
レオの借金の頼みをあっさり断るハヤト。そりゃそうですわな。
まさしく全部自業自得である。金を出してあげたくなるような話ではない。

さっさと電車に乗って帰ろうとしたハヤトたちだが、カラオケ屋を出たところで鬼猿の兵隊たちに出くわしてしまう。
どうやら鬼猿の連中はレオとハヤトが別人だとはまだ気づいてないみたいですな。
いくらなんでもすぐに変えれるような髪型じゃないのはわかるでしょうに。

なし崩し的にケンカとなってしまうハヤトと鬼猿。
まあ、このくらいの相手なら人数居てもハヤトの敵ではありませんわな。
道具を使おうとしたが、ケンジの参戦もあってどうにもならなくなる鬼猿。
結局捨て台詞も言わずに逃げるしかありませんでしたという。うーむ、弱い!!
今度からコーンロウ頭の場合は強いてな風に認識するようにしたらどうですかね。

さて、レオ。ハヤトの強さを知ったわけだが、その強さに頼るという発想にはならなかった。
まあ、金を借りるという発想を続けているので良かったと言えるわけでもないが。

レオを置いて走り出すハヤト。
さすがにレオも諦めて、当初の予定通り母親に金を借りるしかないと考えだす。
まあ、親に借りて将来的に返しますというのはまだ真っ当な話ではあるが・・・
どちらにしても不肖な息子であることには変わりないわな。イトコに借りるにせよ母親から借りるにせよ。

レオを巻いて帰ろうとしたハヤトたち。
しかし夜の道でバッタリと志帆叔母さんと出会う。
志帆叔母さんは夜遅くに何をしていたのだろうか?
この話からハヤトたち鬼猿との戦いに発展するのだろうが・・・ちょっと理由が思いつかないな。
前回、柊がもう少し追い込むかと言ってたのと関係があったりするのだろうか?
母親を脅してレオに追い込みをかけようとしてるとか?
それをハヤトが目撃したならば・・・ふむ、参戦の理由にはなりそうな気がするな。はてさてどうなるか。

・バーサスアース
ヘビ型深柱との戦いに勝利した地災研。
あれからどれだけ日数が経過したのかはわからないが、玲央さんにマッスルコートの最大稼働オーバーによる負担はあまりなさそう。
さすがに箸が持てなくなるほどの被害はなかったのか、それとも治したのか。

ともかく、玲央さんは再びマッスルコートを纏っている。
そしてスカルペルも準備している。完全な臨戦態勢であるが、何かあるのだろうか?
と思いきや、ヒミコさんが前回拾った深柱の一部に関係する話らしい。ふうむ、そりゃ確かに危険そうだわな。

玲央「あれ。あれれれぇ。林くん。あたしちょっと太ったかな。どう思う?」
林「知りませんよ!!」

真面目な話をしてたと思ったら、いきなり何を言い出すのだ玲央さん。
いや女性にとってはこれはこれで深刻な話なのかもしれませんが。
ガムばっか食ってるからカロリーオーバーしてるんですかね?それ以上に動き回ってそうな気がしますが。
と思いきや、どうやら林くんの見立てによると太ったというか一段と大きくなっているらしい。ほう、どの部分のことかな?
まあ考えてみれば玲央さん。マッスルコートのチャック途中まで上げてますよね。
その後上げ切ったところできついと言ってるんだから、そりゃどの部分がきつかったかは一目瞭然な話なわけで。
どうでもいいが、玲央さんはやっぱり林くんに甘い気がする。
なんとなく無防備な感じというか。林くんだって男の子なんですよ?大きければ大きいほど良いとか口走っちゃうぐらいの。

玲央さんの弟の話が出てきたとき、ハルトとそういう関係に。という予想はしてみた。
が、ひょっとすると林くんの方が弟の面影があるという話なのかもしれない。なればこの扱いにも納得がいくかもしれませんな。

それはさておき。地下の研究所にエレベーターで向かおうとしている最中に異変が発生。
一番下は地地下3階のはず。確かに表記はB3だ。しかし、止まらずにずっと下がり続けている。
どうなっているんだと思っているうちに、ようやく止まった。表示は地下13階。ずいぶん深い所まで下がったものだ。

エレベーターのドアが開いた先は広い空間。そして巨大なシャッター。
シャッターの脇を固める壁は厚さ30cmはあろうかという強固なもの。
さらにシャッターの上にはヤタノカガミが張り付けられている。おそらく下にスライドしてくる仕組みでありましょう。
しかも鏡面はシャッターの向こう側を向いている。
ということは、シャッターの向こうには何かがいる。ヤタノカガミで攻撃を防がねばならないくらいの何かが・・・

この先にあるものは日本政府はおろか、地質災害研究機構でも一部の人間しか知らないわ。
ようこそ、秘密の実験室へ

横から現れたのはヒミコさんと三輪先生。
ふうむ。地災研にもまだまだ謎が残されている様子ですな。この2人は雰囲気も怪しげだし、この位の秘密はあって然るべきか。

ヒミコさんは先の戦闘で砂状化しなかった深柱の一部を回収したことを話し出す。
それは生物の眼球と脳のような構造をしている
もしこれが脳・・・というか、有機的な記憶保存デバイスとしての機能を有していて、そこから情報が引き出せたら・・・
ヒミコさんはそのようなことを考えているらしい。まあ、当然の考えですわな。

と、そんな話をしている最中にシャッターの向こう側から恨みの籠ったような叫び声が響いてくる。
「ニンゲンン!!」そう聞こえる声が響いてきている。ギギギギギィッ。

繋いでみたの・・・似たような存在なら、似たような器官を移植できるんじゃないかって

似たような存在。深柱と似たような存在。そう、それは融合者。深柱の囚人(ミスターピラー)のことである。
でもそいつは確かアメリカでホルマリン漬けにされて保管されているのではなかったか?
と思いきや、こっちはまだミスターピラーとは呼べないとか言っている。む?似たような存在がいるという話か?
どうやら融合はしたが死なないが意識はない状態だったらしい。
その状態では外甲素材も殆ど採取できないし、扱いに困る存在だったとのこと。

そんな折に今回の髄幹の一部の採取。僥倖だと感じた。これしかないと思った。
どうせ素材が取れないなら別の方法で役に立ってもらおうと思ったの!そしたらどうなったと思う!?

すっごく嬉しそうに研究結果を語るヒミコさん。
まがりなりにも生きている人間を役立ってもらおうとか・・・まさしく人体実験でありますわな。
語ってるヒミコさんは興奮しすぎて天国イっちゃいそうになってるし、全くマッドサイエンティストって奴はよぉ。

お花畑が見えているヒミコさんに代わり、三輪先生がフォローを行う。
この実験のおかげで我々は大きく前進できるかもしれない。謎だらけだった"柱"の秘密に迫れるかもしれない、と。

まあ、確かに大きな話ですな。この先の人類の生存という課題と比べれば小さい犠牲と割り切られても仕方ないかもしれない。
だが、実際にその姿を見せられるとやはり話は違う。
それもこのミスターピラーは日本での融合者。つまり練馬か池袋の生き残りということになる。
そ、その話で出て来るキャラと言ったらもしや・・・はい。その通りの話でありました。

深柱の囚人(ミス・ピラー)
彼女の名前は槇原ユミ。練馬のファミレスで被害に逢ったハルトくんの同級生。

これはまた・・・なんというか・・・エグい。
いや、希望を持ったのですよ。もしかしたらユミちゃんが融合者として生きているんじゃないかと。
確かに生きてはいたんだけども、これは・・・

ユミちゃんは遺体の損傷が激しくて身体の一部しか残らなかったと遺族には報告されている。
なるほど。上半身は回収して下半身は遺族に渡していたという話か。
遺体がまるごと無くなっていたら、どこかに持っていかれたとバレちゃうかもしれませんですしね。
しかし、腹に穴が開いただけに見えたのだが何故体が泣き別れになっているのだ?
もしや下半身だけ遺族に渡すためにちぎったとかそういう話じゃあるまいな・・・さすがにその考え方は気分がよろしくない。

ちぎれた上半身から飛び出した脊髄と深柱の一部が繋がれている
なるほど。この影響でユミちゃんの肉体は喋れるようになっているのか。
思考は繋いだ深柱の方だが、発声器官は人間のユミちゃんのものを使っているので会話が可能と。ふむ。
しかし、この様子ではとても話を聞き出せるようには見えませんが?

記憶も人格も失ってしまったように見えるでしょう?だけどね・・・
「彼」の身体検査したとき・・・録った写真があったから見せてみたの・・・

彼とはもちろんハルトのこと。ハルトの写真を見て、落ち着いた表情を見せるユミちゃん。ほほう、これは・・・

何というか、これはまた陰惨な流れになってきましたな。
深柱の情報は欲しい。だが情報を得るとなると、ハルトとユミちゃんの対面は避けられない話となる。
ハルトはこの現状を受け入れることができるのだろうか?
融合することになったのは不幸な話だが、人体実験をしたというのは揺るぎない事実。
既にヒミコさんのやり口には反感を覚えていることだし、これを見せられたらどういう態度に出るかわかったものではない。
それを抑えるのが玲央さんの役目ということだろうか?うーむ、陰鬱。

抑える役目と言えば、今回玲央さんと林くんだけで兵真くんの姿はない。
ケガが治っていないというのもあるが、まあ兵真くんには秘密にしておこうという話になってるんでしょうな。
あの性格では隠し事も難しいし、自分たちのあり方に疑問を抱くことになり兼ねない。
兵真くんには能天気に騒ぐ癒し系のポジションでいてもらわないといけないという話ですよ。そういう方面の活躍を期待してる!!

・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜
戦闘中にサナギと化し動きを止めるビンディ。
知識があればここで休まずに攻撃をとなるのだろうが・・・
メラは活動を停止したと認識し、あとで技術班に解析してもらおうと考え身を翻す。
だが、サナギから孵るのは本当にすぐのことであった。

クリスたちは地下ではなく高所へと向かっている。
それは上からメラを援護するためである。
広い敷地だし上からの方が速いという判断だ。なるほど。でも礼拝堂の中で戦闘してるのでは射線が通らないのでは・・・?

BSAAメンバーは俺にとって家族だ。家族を見捨てたりはしないさ。
ここでメラを見捨てたら後でピアーズに怒られる・・・仲がいいんだよ、あの2人は・・・

よい話ではあるが・・・やはり順調に死亡フラグを立てられているようにしか見えないな。

その死亡フラグを回収するべく、サナギの背中が割れて完全変異を遂げたビンディが姿を現す。
その姿は巨大なクモに人間の頭部がくっついたようなもの
目は陥没し、口を全開にした凶悪な表情は姿にマッチしているのでかえって怖さとしては薄らいでいる。
しかし、長い黒髪は部分的に残っていたりして、その面影を感じさせるところがなんとも物悲しい。

どう考えてもサナギのときよりも遙かに大きい姿と化しているビンディ。
まあ、急成長してサナギを破り出てきたってことなんでしょうな。

異形の姿で襲い掛かってくる。複数の腕を同時に振るわれ、さすがのメラもナイフを弾き落とされ、痛打を浴びる。
どうにか肘で受けようとしたが、それでも流しきれず吐血する。むう、内臓にまでダメージが達しているか。

絶体絶命の窮地に陥るメラ。ここで負けるわけにはいかない理由を回想で語ってくれることとなります!!

3年前――BSAA極東支部・技術研究局

その頃のメラは天才科学者と呼ばれるほどの研究畑の人間であった。
ラーメンすすっているのは時間が惜しいからなのか単純に好きだからなのか。

どうやら両親をラクーン事件で亡くし、それ以来B.O.Wの効率的な殺傷方法を研究しようとしているようだ。ほうほう。
負けられない理由はバイオテロに対する復讐でありますか。
その思いは非常に強い。研究だけで収まるものではない。
研究のメドがついたメラ。あとは実践でと考える。

特殊作戦部隊へ異動を希望します・・・!!

研究班からいきなり特殊部隊へ。なんとも変わり種でありますなぁ。
周りの反応としてはさすがに長続きはしないだろうというもの。
まあ、見学に来ていたダグ教授は別の感じ方をしていたようですが。お、回想だから叔父さん出てきてるぞ!やったね。

意外に研究者というのは執念深い人種だからね

教授という立場ですし研究者というのもよく知っていそうな人の言葉は違うな。
って語ってる相手はメラの研究部門の上司。つまり研究者じゃないか。アレレ?

それはさておき。メラは確かに執念深い。ここで一番強くなるとの誓いを立てたりしだす。
そういえば研究者時代はメガネだったけど、このタイミングで外すようになったんですな。

1年後――執念は実った。
元技術研究院が極東支部のナンバー1となる。驚きの執念深さでありますなぁ。

化学蜂(ケミカルクインビー)の異名をとるメラ・ビジ。
ピアーズはそんな彼女と一度手合せ願いたいとか言っている。
ふうむ、この過去回想で2人の仲の良さが描かれたりするわけですな。
果たしてそのピアーズはメラの窮地に駆けつけることができるのだろうか・・・難しそうだなぁ。

・オトメクロー
チャンピオンREDにて[スクール人魚]を好評連載中の吉富昭仁先生が週チャンに電撃参戦。
欲望を切り裂く鋭利な純真というアオリであるが・・・?

物語の主役である乙女さんは美人という噂だが、なぜか顔がいつも見えない。
ただ誰も見たことがないというわけではなく、見える時もあるらしい。

もう1人、いやもう2人の主役の男子たち、タツ竜次
顔面に切り傷をつけた強面の2人は3校制覇を成し遂げるほどの猛者である。
その猛者が怖がっているモノがある。"ミスタークロー"だ。
"ミスタークロー"とは鋭利なツメを武器に闘うアニメのキャラクターである。
2人は子供の頃からこのキャラが怖い。何故だかは知らないが、とのこと。
どうやら何かトラウマらしきものができているらしい。顔の傷と関係がある話ですかね?

タツと竜次、そして乙女さんは幼馴染。
子供の頃はよく一緒に遊んだはずなのに、その辺りの記憶はおぼろげである。
さんざん遊んだはずなのに顔が思い出せない。何故か。
なんにせよスタイルは抜群だし、こうなれば顔の方だって期待は持てる。
というわけで、どんな顔だったか確かめてみることとなりました。ヒマだし。

下校時間なのか読書しながら歩く乙女さん。
その乙女さんに声をかけ、肩を掴んで振り返らせる。が、逆光が邪魔をして顔は見えなかった。
ふうむ。自然現象すら顔を見るのに邪魔をするというのか?

もー・・・話しかけないでよ。てゆーかタツくん息臭いよ。近づいちゃダメー。

てな具合に気軽な感じの話し方をする乙女さん。幼馴染っぽいですなぁ。
その気さくさゆえなのかどうか、2人は実力行使にでる。
乙女さんを後ろから羽交い絞めにするタツ。
そして竜次が正面に回り、顔を見ようとする。
しかし、ものすごい力で顔を上げるのを抵抗する乙女さん。顔が持ち上がらねぇ・・・!

おまえたち2人は成長しない。成長の見込みもない。特に頭脳はね

そう告げると、肩の関節を外して羽交い絞めから逃れる乙女さん。
そしてその両手の爪でタツの顔面を掻き毟る。というか、切り裂く。
さらに見事な蹴りを竜次に叩き込み、吹き飛ばしてしまう。

肩を外し、垂れ下がった両腕。
このポーズ。そう、これは・・・ミスタークローと同じポーズ!!

おまえらの頭の悪さ・・・もの覚えの悪さは子供の頃から変わらない。その顔のキズ、もっと増やしてあげる。

そう言って爪を振るう乙女さん。言葉通りタツの顔が切り裂かれていく。

そうだ・・・そうだった。俺たちは・・・俺たちはガキの頃・・・乙女の下僕だったんだ。
そして顔をみようとしたら必ずキレた。その姿はミスタークローそっくりで・・・
俺たちの顔のキズはその頃つけられたものだった・・・

なんとも酷い話である。
まあ、強面の男の顔の傷ならば箔がつくというものなのかもしれませんが。
2人が3校制覇できたのは乙女さんより強いヤツに殴られたことがなかったからだったためとのこと。そ、そうか・・・

あまりの恐怖にすっかり忘れていた。いや・・・忘れていたかった。これがトラウマか・・・!!

話しかけるなと言われたら話しかけるな。分かった?
てゆーかタツくん、ちゃんと歯、みがいた方がいいよー。

外した両肩をはめて、相変わらず顔を見せずに去っていく乙女さんでありました。

結局顔を見ることはできなかった。まあ、もう見たくもないですけどね。
といいつつ、他の奴が顔を見たと言い、結構美人。というよりカワイイ系だったという話を聞くとやはり興味が沸いてしまう。

作戦がないわけじゃない。そう切り出すタツ。取り出したのはデジカメ。
学校帰りの人気のない所で俺がアイツを羽交い絞めにするから、そこを前からお前が撮れと作戦を立てる。
おぉ。おまえ頭いいな。ってまて、その作戦は・・・

そうか・・・そうだった。すっかり忘れていたが・・・これは昨日と同じ作戦だった・・・

本当、覚えの悪い奴らである。歯は言われた通りちゃんと磨いてましたのにね。
ちなみに乙女さんが顔を見せないようになったのにはこの2人の言葉に原因があったりする。
10年前。乙女はどブスー!超どブスー!とからかったりしていた。ドキドキきゅんきゅんしながら
しかしそんな複雑な少年心には気づかない乙女さん。じゃあもう一生顔見せない!と怒り・・・今に至る。

なるほどー。女の怒りはずっと続くものなんですなー。怖い怖い。
ホラーな感じの流れだったのに、最後の一コマのおかげでなんだかほのぼのした感じの話に取って代わっちゃったぞ!?
なんだ、仲の良い3人じゃないですか。ハハハ。
こういう意外な話の転換を見せてくれるのはさすがと言えましょうな。面白い。

というわけで、吉富昭仁先生のオトメクローでありました。
REDで好評連載中のスクール人魚は4月19日に単行本1巻が発売!!
昔週チャンに掲載された1st「芳子と春子の場合」&2nd「俊子と直美の場合」も収録されているぞ!!
おぉ・・・あの話がまた読めるようになるのか・・・これは要チェックだだだだだ!!

・シュガーレス
九島の学校見学に来ていた中学生たちが一斉に岳に襲い掛かる。
岳は中学生と気づきもせずにこれを迎え撃つ。うむ、さすがですな。
まあ年下と知っていようがいまいが、頂点取る邪魔をする奴に容赦するはずもないですわな。

複数人に襲われるがまるでひるむ様子もない。
うーむ、昔から多人数には強かったが、やはり今の岳は安定して強く思えますな。
数々の強敵との戦いによる気絶経験が実を結んだか。

そんな岳の暴れっぷりを見物している卜部さんたち。
ヒラオリに言わせれば、椎葉岳も狙われる立場になったということだろう、とのこと。
決して見た目がバカ丸出しなのでナメられているというわけではない。ちゃうねんで!?

九島の4強と言われるシロや卜部さんもそのうち襲われることになるんでしょうなぁ。
ヒラオリはまあ・・・なんとなく襲われたりするんじゃないかな。流れとかで。

襲い掛かってきた中学生を軒並み倒してしまう岳。さすがだ。
しかし、全て倒し終えたタイミングで襲い掛かってくる奴もいた。
北中3年、郡司直真。他の奴らとは少し毛色の違った子である。

ランブル1トーナメントの決勝。見てましたよ。
バナナの皮でスベる人初めて見ました。

そこをほじくり返すのかよ!!
やってみると分かるけど意外とスベるものなんですよ、アレ。真剣勝負でやらかす岳は見事というより他ないけど。
まあそれはともかく、郡司くんが言いたかったのはそこではない。

・・・くそッ。そう簡単にはいかねえか・・・
俺の拳でアンタを笑わせてやろうと思ってたのに

息を荒げながらそんなことを言い出す郡司くん。

――ランブル1の決勝・・・あんなに楽しそうにケンカする人、初めて見たんスよ。
気付いたら俺も周りの皆と同じように、つられて拳を振り回してた。
俺は、ケンカの相手が誰でもいいだなんて思わない。俺の心を揺さぶったアンタだから倒したいんだ。
気に入らないからだとか1年最強だからとか、そんな理由じゃない。気に入ってるから倒したいんだよ
椎葉岳、アンタをな!!

ふうむ、コレは・・・なんだか可愛いことを言う奴じゃないですか。
スバルに続き、岳のことを信奉する男がここに・・・
微妙に犬っぽい感じがするのもらしい感じがしますな。狂犬の岳とは違った感じの犬っぽさだけど。

岳が北中の郡司くんと戦り合っている頃。
校舎内ではマリモが西中の橘カヅキに絡まれていた。

九島に暴力は要らないとかヌルイこと言う気かよと挑発する橘。
それを聞いたためなのかどうなのか、珍しく普通に相手をしてくれそうな様子のマリモ。嘉上に食料を預ける。
と思いきや、預かった食料で橘に殴り掛かる嘉上。

丸母さんが相手する必要ないでしょ。俺が闘りますよ。

まあ、三田さんならともかく嘉上が大人しくしているはずはないですわな。
マリモの食料で殴り掛かるのはどうかと思うが、まあ潰れているわけでもないようだし問題ないか。多分。

北中、西中と出てきた中学3年生のキャラたち。
このまま東中、南中の新キャラが出てきて卜部さんやシロに挑んだりするのだろうか?
それで新世代の4強と呼ばれるようなことになれば、とも思うがどうだろうか。
そもそも橘が嘉上に負けてしまう可能性も高いわけですしなんとも。まあ、負けても問題ないっちゃないんですけどね。
4人に加えて外中のヒラオリ信奉者とか現れる展開は果たしてありえるのか!!うむ、ないだろうな。

・ハーベストマーチ
カイリの毒針を受けて気絶したクゥ。
目を覚ませば一人ベッドの上。毒針を受けた手は治療が施されている。
傍らにいるのは姉ではなく、村に来た時に挨拶をしてくれた少女であった。

気絶する前のことを思い出して取り乱すクゥ。僕の姉さんはどこ!?
そんなクゥを落ち着ける少女。大人のひとはこことは別の所で治療を受けているんですよ。
ふむ、やはりノイエさんは大人枠に入ってますか。見た目からしてもしょうがないですな。

ここは私のお家だよ。クゥ。

そう言いながら入ってきたのはマイラさん。
いやマイラさんだけではない。ぞろぞろと村の少年少女が中に入ってくる。お、多いな・・・

そんなこ、怖い顔をしちゃあダメだよ。『姉さん』なんて忘れて、わ、私と仲良くしよう。
私の眼を見るんだ・・・そ・・・そうすれば私のことを大好きになって、よ・・・良い子になれるよ・・・『蛇魅』!!

ゴーグル越しに目が光る。蛇の魅了でございますか。受けるとヘビに睨まれたカエルみたいになっちゃうのかな?
しかし、ようするにそれは見なければ済む話だったりもする。
シーツを浴びせかけて逃れるクゥ。あれ。あれーッ?なんだか呑気な反応だなマイラさん。
まあ、部屋から逃げられたりはしないという余裕があるからなんでしょうが。

子供たちに命じてクゥを捕えさせるマイラさん。子供たちは笑顔でその命令に従う。

みんないい子だろ?私のお願いをな・・・なんでも聞くよ。

クゥを抑え込んだだけではなく、刃物を取り出し突き付けてクゥの動きを封じる少女たち。
ふーむ。笑顔で刃物を突き付ける少女たちに怯える美少年の姿か・・・ふーむ。
少女たちよりクゥの方が色っぽい感じになっているのはどういうことなのか。いやまあ、そういうことなのだろう。うん。

いや、勝手に納得している場合ではない。ピンチに陥っているクゥ。
マイラさんによると、この子供たちはマイラさんの命令に従って喜んで刺したりしてくるらしい。
沢山人殺しの術を覚えさせてスゴイ暗殺部隊にするんだ、とのこと。ほう少年少女暗殺部隊でありますか。華やかですなぁ。ハハハ。

さぁクゥ今度こそ・・・『蛇魅』!!

蛇の魅了を受けるクゥ。果たして騎士と化した身に通じるほどの魅了なのであろうか?
まあ、天使の誘いを断るほど、どうかしてるぐらいにお姉ちゃん大好きなクゥですし、簡単にはどうにかはならんでしょ。たぶん。

さて、大人ということでクゥとは別扱いになったノイエさん。
こちらは村の大人たちに治療を受けています。
しかし、治療をしてくれた村人に警戒心丸出しなノイエさん。側にクゥもいないし不安なんでしょうな。

クゥを探しに行こうとするノイエさんだが、村人は夜間は外出禁止だ、カイリに殺されるぞと警告を出す。
それは飛び出したノイエさんだけではない。見過ごした村人たちも殺される結果を意味する。

カイリとマイラが村へ来てから1か月になるが・・・もう何人も殺されている。
反逆の疑いだとか奴らの決めたルールを破ったとか・・・ただ機嫌を損ねたとかそんなことでも殺される。
生き残りたかったら奴らに逆らってはいけないんだ。そして、一日一食の解毒食を食べること・・・
そう・・・君たち姉弟もすでにあの毒に侵されている。

カイリの右腕には毒を放出させる何かが仕込まれている様子。
それは姉弟に放った毒針だけではない。村に来たカイリは村の井戸に毒を混入した。
飲み水に毒。そんなことをすれば簡単に村の人間が全て毒に侵されることとなる。うーむ、外道。
まあ、一人一人毒針を打ち込むとか面倒ですものね。国民が増えるたびに打ち込むのかと無駄に心配したぜ。

この毒が体の中から消えることはないとカイリは言っていた・・・
時限蛇精の毒は潜む毒・・・
1度侵されが最後、毎日同じ時間に解毒し、活性を抑えねば体内の毒があっという間に暴れ出して体は溶け崩れる。

解毒食はこの世でひとり、カイリにしか作れないという
『蛇精』を受けた村人の命はカイリが完全に掌握したという話ですな。
ん?そうなると村人の夕食を作るのはカイリの役目ということですか?王様になろうとしているのにご苦労なことですな。

カイリは大人たちに『民』として『王』である俺にただ尽くせという。

お前たちはそれだけでいい。国を大きくするための戦の準備は、俺たちで行う

なるほど。大人はただの『民』。子供たちは魅了して実戦部隊として活動という役割分担であるか。
どうでもいいが、このシーンの子供たちはなんで下着姿なんでしょうか?
下着姿だよねコレ?なんでそんな姿にしているんですかマイラさん?ゆうべはお楽しみでしたねとかそういう話なの?どうなの?

それはさておき。
自分たちが置かれた状況を理解したノイエさん。
外に助けを呼びに行った人も何人かいるが、毒の活性化が始まる前に辿り着ける村はないと聞かされる。
助けを呼ぶ前に溶けて崩れてしまうわけですな。
だから、毒を受ける前のクゥに助けを呼んでほしいと頼んだのだが・・・という話である。

情けないよ・・・カイリに命を握られマイラに娘を取られ。
私が勇気を出してできたのは、小さな男の子に頼むことだけだった・・・
誰か・・・カイリとマイラたちをやっつけてくれる、そんな強い・・・誰かが・・・来てくれたら・・・誰か。

村人のそんな言葉に、変身したクゥを思い浮かべるノイエさん。
確かに真っ先に浮かぶのはその姿でありましょうな。
しかし自分たちの旅はあの力を捨てるための旅である。あの力は使わせてはいけないと考えるノイエさんでありました。
うーむ気持ちはわかるが・・・これはどうしようもないんじゃないですかね?
使わずに切り抜けられるような事態とは思えない。
当のクゥも魅了されそうになっててピンチなわけですし。

クゥ・・・怖くないよ。兄ちゃんはいつも私に言ってたんだ。俺は必ず『王』になるって・・・民を守る王になるって

民を守る王。それは一体どういう意味の言葉だったのだろうか?
少なくとも命を握る恐怖で縛るのは守る王とは言えない気がするのだが・・・
戦で負ければもっと死ぬし、最小の犠牲で強い国にするために仕方ないとかいう話なのだろうか?うーむ。

過去の回想の時点ですでに顔と右腕は包帯まみれになっているカイリ。
何かがあったのは確かなようですが、果たして何が起きたのか。そしてその毒はどこで手に入れたものなのか。
ついでに回想の時点でいるらしきインチさんは何者なのか。
兄妹に取り憑いた蛇の妖精みたいな存在だったりして。村人は全然インチさんについて言及しないし、謎な人である。

・あまねあたためる
節分の時期です。なので町に鬼が出ました。えぇ!?
絵柄からして浮いた感じの鬼。異常なのはハッキリわかる。
が、町の人からすれば本物の鬼だなんて思うはずもない。よくできた作りものねーてな反応だ。
うーむ、鬼はなんだかんだで人型だからなぁ。この反応も仕方ないか。

でもアイデンティティの崩壊に悩まされてたりする鬼。
昔は怖がって必死に逃げたり色々されたりしたんだがなぁ、と。

今の集落の人間どもがたまたまちょっとアレだったのかもしれんと思い直し、もうちょっとまわってみるかと動き出す鬼。
ちゃんと飲み終えた空き缶はゴミ箱に捨てたりしています。あら、いい奴。

次に向かったのがよりによって温家。
呑気なあまねちゃんはもちろん怖がることもなく、朗らかに挨拶をしてくれる。挨拶されちゃったよ!!
しかも人間たちで自給自足で鬼の役目とかやられたりしている。
うーむ、そんなことされたら鬼の立場がない。商売あがったりだよまったく!!
いや、鬼の役目って節分で怖がられるだけじゃないでしょ。
もっと他にあるだろ・・・ほら、酒飲んだりとか退治されたりとか色々とさ!!

泣き出した鬼を家の中に入れるあまねちゃん。
呑気なあまねちゃんとは違い、しっかりした弟の保くんは本物の鬼を見て盛大にビビる。
母親の与(あたえ)さんはあまねちゃんと同じ呑気な人なので全く動じていません。
ふむ、あまねちゃんはお母さん似であるか。父親にもよるが保くんはツッコミ役を任せられてそうで大変ですな。

それはさておき、一人だけちゃんとビビってくれた保くんに嬉しそうな様子を見せる鬼。

会いたかったよーお前みたいな奴に!さぁ豆まきだ!

とても嬉しそうですなぁ・・・豆ぶつけられて恍惚の表情になってやがる!!
気持ちはわからなくもないが、役割的に喜んでいては駄目なんじゃないですかね?

これだ!俺の求めていた節分は!節分サイコー!モア!モア!

えらい格好で迫ってくる鬼畜生。少年相手に何させようってんですかこの鬼畜生。
そんなんだから福の神に成敗されたりするんですよ鬼畜生。
まあ、全く懲りてないみたいですけどね。来年もくるらしいです。
来年は保くんも万全の体制を整えて迎え撃たねばなりませんな。家を守るのは男の仕事!大変だ!!
いやまあ、歓迎してあげれば泣いて帰ると思いますけどね。それはそれで可哀想な気もするので厄介だ!!

しかし、いきなりファンタジーな世界観になりましたな。こういうのもアリなのか・・・
ならもっと色々とはっちゃけれるんじゃないかと思える。今後のはっちゃけ方に期待だ!!

・ANGEL VOICE
茂森をフェイントで振り切った成田。
二宮さんのクロスに合わせて飛び込み、見事なダイビングヘッドを見せる。
狙い過たず、ゴールへと吸い込まれるボール。
市蘭は見事に3点目を取得。逆転に成功するのであった。

左サイドの尾上から百瀬、乾へとつなぐサイドチェンジ。
最後は右サイドを縦に入った二宮さんがゴールニアサイドに折り返して成田が飛び込む市蘭の黄金パターン
うーむ、見事に決まりましたなぁ。本当に攻撃陣が全員で決めたゴールという感じがする。
MFの山守が含まれてないが、山守は守備寄りのMFという印象ですからねぇ。

パスをみんなで繋いでゴールする。みんなの力を結集したプレー。
マイちゃんがサイドチェンジが一番好きなプレーと語る理由である。
これが一番好きというのは珍しいが、理由を聞けば納得という話ですわな。

すごいね・・・みんな
競技場で見たかったな・・・

涙するマイちゃん。ぬぬぬ。
このところ元気になっていたからもう病気のことはなかったことにならないかなぁとか思ったのだが・・・そうはいかないか!!
いや、逆に元気になるフラグなのかもしれない。
呂律事態は回らず歌は歌えないが、動き回ることはできるようになるとか・・・あって欲しいなぁ・・・

未来のことはさておき、とりあえずこの試合。
後半14分、市蘭は初めてこの試合でリードに成功する。
茂森は成田のフェイントについていけず、得点を許したことで気持ちが沈んでいる様子。まったく・・・ついていけなかった。
その結果、表情が昔の弱気なものへと戻る茂森。あらら。なんだそのヘナチョコ顔は

ヘナチョコって言わないでくださいよ。もともとボクはこんな顔なんですよぉ。
DFだから気弱な姿を見せちゃいけないと思って・・・あんな顔を作ってたんです

何か劇的な出来事があって顔つきが変わったのかと思ったら・・・厳めしい顔を作ってただけかよ!!
まあ、何事も形から入るのは悪くないですからなぁ。気合の入りがそれで変わることもある。悪くない話ではあるか。
ヘナチョコ顔では強く当たることもできないでしょうしね。

面倒くさいが、どうにも憎めないところがある茂森。
成田はもう一度あの顔になってみろと諭す。

悔しい時ほどそんな顔をするもんだろーが
目の前で点取られて気弱な顔に戻るんだったら・・・オレのこと師匠とか呼んでんじゃねーよ。

おっと。いいこと言いますね成田。さすがは師匠!!
こういうことを言ってくれるのは非常に有難い話でありますわなぁ。試合中に気持ちを折っちゃいけないって話だ。

師弟関係がいい感じになったのはさておいて。
この試合で初めてリードした。ここから習実は今まで以上に前がかりになってくることが予想される。
ではどうするか?守り重視に切り替えるのか?
いや、守りに入るのはまだ早い。今まで通り――もう1点取りに行く。その意識で向かうべきである。
黒木監督の指示を受け、市蘭イレブンは意識の統一を行うのであった。
一方の逆転を許した習実は――

もっとオレにパスを回してくれ
絶対に決めるから。

そのように言い出す松田。珍しいですな。
だがその言葉は――信用に足るものだった。

逆転されて気落ちしそうな習実であるが、やはり松田がいる限りは簡単には折れそうもない。
取られたのならば松田がきっと取り返してくれる。そういう信頼が強く感じられる。
実際、松田ならば決めて来る可能性が高いですからねぇ・・・さてさて、防ぎきることができますやら。

・パンダのこ
もこもこした姿をしているだけに寒さには強いんですな、パンダ。
確かに熊の類は寒冷地でよく見かける気がしますものね。

ようやく一人でおトイレできるようになった愛愛。
結構賢い子であるし、直に特定の場所で用を済ませることも覚えてくれるんじゃないだろうか。
そのためにはちゃんと怒ってあげる、躾が大事なわけだが・・・
今回ようやく乃仔ちゃんも愛でるだけでなく怒ることも覚えたようでよかったよかった。

しおらしくなっている愛愛はなかなか可愛いと思えた。しゅんっ。こういう関係が見えるのは良いですな。

・スポ×ちゃん!
1年前――世界選手権大会

せ、世界!?いきなり単位がでかくなったな!!
という驚きはさておき、その大会で活躍していたのが仏生寺なずなちゃん。
沖田さんはその大会で彼女のことを見知っていた様子。

なずなちゃんに敗れた強者、夏目さんは来年のリベンジを語る。
しかしなずなちゃんに言わせれば「次」はないとのこと。

真剣勝負に二度目はないわ。負けた方が死ぬか両方死ぬ。それしかないから
あなたは今日死んだ。だからもう戦わない。戦う必要もない。

そう言い捨てるなずなちゃん。これはまた・・・ストイックというかなんというか・・・

後で調べてわかった。仏生寺なずなは公式戦で一度も負けたことがない。
そして同じ相手とは二度と戦わない。一度戦った相手はたとえ決勝でも棄権してしまう。

うーむ、これが"サイキョウ"であるか・・・独自の理念に従いすぎでしょ。
逆に公式戦で一度でも負けたとしたらどうなるのだろうか?いきなり引退したりするのだろうか?
いや、前世の私は断ち切られた。これからは現生の仏生寺なずなとして生きるとかなんとか言いだすんじゃなかろうか。
きっとそのぐらいのことは言ってくれるはず。独自の世界の持ち主ゆえに。

さて、そんな自分の世界を持ったなずなちゃんに立ち向かうのはジオ。
ナノちゃんはジオにアタシの分も頑張れよと話しかける。
幾度かの戦いを経てずいぶんと親しくなった感じですな。よいことだ。
しかしジオにはそんなナノちゃんの言葉が届いていない様子。なっ・・・なんだ!?お経みたいのつぶやいてるぞ!?大丈夫か!?

マズイな・・・実はジオは女子が苦手だ!

一理から明かされる驚愕の事実。いや、読者は普通に知ってたけど。
ちなみに苦手と言っても男に走ってるとかそういう話ではない。むしろ女子が大好きで苦手なのだ!
ってナノちゃん何をドキドキしてるのですか。やはりそういう男同士とかのアレに興味がコレだったりするソレなのか?

好き過ぎて女子相手だと緊張してしまう。実力を十分に発揮できない!!
だからジオは女子と戦る時はいつも心の中でお経を唱えながら戦う!
それが口に出てしまってるってことは相当相手を意識してるってことだ!!

ふーむ。ジオは戦闘中ほとんど心の声がでないと思ったら・・・そんなことになっていたのか。
ということは、ナノちゃん相手だとあんまり意識はしなかったということなのだろうか。やはり。

・・・・・・あ・・・あーゆーのがいいのか・・・?

ゴゴゴゴゴと音を立てて驚くナノちゃん。む、これはどういう反応だ?
別に中二が良い!とかそういう話じゃないですよ。なずなちゃんはやたらとスタイルいいのですからして、仕方がない。仕方がない。

仏仏とお経を唱えながら得物を振るうジオ。得意の横面を中心に組み立てる。
しかし緊張のせいか手が縮こまって折角のリーチが生かせていない。むむむ。
なずなちゃんとしては間合いを完全に見切っているのか全く動こうともしていない。動く必要もないという判断のようだ。

ようやく動き始めるなずなちゃん。剣を高々と掲げる。
その殺気はまるで火のように激しく、まるで剣が燃え上がるようである。
という風にスポチャン仮面にも見えているらしい。きょ、強者には見える共通の何かがあったりするのか・・・?
なずなちゃん独自の世界かと思ったが、スポチャン仮面はその領域に入り込めるというのか・・・!?

炎のような猛攻を見せるなずなちゃん。その勢いと力でジオが押されている。
必死に防御をするが、なずなちゃんの勢いはそれを強引に押し破る。

吠えろ!!我が牙"十握剣"!!炎虐王(フレイムタイラント)!!!

激しい炎がジオの全身を包み焼き尽くす。
かと思ったが、かろうじて場外に出て命拾いしていたジオ。
しかし気持ちは既に完全に折れており、結局は焼き払われてしまうのであった。

灰燼に帰するがいい・・・

ポーズと共に決め台詞までやってしまうなずなちゃん。うーむ。さすがというかなんというか。
しかし、フレイムタイラントとな?今までとは何だか毛色が違う所が出てきましたな。
神話とか伝承系の名前を持ってくるかと思ったが・・・格好良さげな響きのものならなんでもよかったりするのか!?

ともかくこれで炎と水の剣の戦いが見れることとなりました。果たしてどちらが上回るのか!!
その前にアヤちゃんの試合があります。
頑張ってとは言うが、化物が揃ったこのトーナメントでどこまで行けることやら。うまくベスト4に残れれば僥倖であるが。
主人公たち不在のまま妙な盛り上がりを見せるトーナメント。でもやっぱり先が楽しみですな!!

・くろすぶりーど
やはり色々と怖い世界観でありますなぁ。
ヒトの血の濃さで処分が決まるとは・・・
ん?ニワトリの親父さんとかはああ見えて人間の血が濃いのか?
と思ったが、人を襲った生物がどう処分されるかって話か。

前髪をもしゃっとされて明るくなった視界に映るトラックの行き先は果たしてどちらか・・・うーむ、怖い怖い。
血の濃さよりも可愛さで判断する世界であって欲しいと思うのだがなぁ。
というか襲ってたのは父親だけなんだから娘の方は解放してもいいじゃないですか。ねぇ。

ところで別冊の2月号を見返すと、すでに今回のもしゃっとしている場面のカットが載っていたりする。
ふーむ。4週分の内容は既に出来上がっていたのか?それともこの回はもっと早く掲載される予定だったのか・・・どうなのかな。

・木曜日のフルット
確かに読者に突っ込まれそうな設定だが・・・今更気にしなければいいのでは!?
というか、上と下が開くなら十分かけるでしょうに・・・
やはり多少のリアリティが犠牲になってもハッタリは重要ですよね。勢いは大事だ!!

どうでもいいが「狂頭先生!」、昔より絵がうまくなってないですか?
地味に長期連載っぽい感じだし、白川先生の成長が著しいということなのだろうか。
1巻の頃と比べて絵が大幅に成長した作品として紹介されたりしそうだ。

・総合感想
今号から読者投稿ページは週刊3D[出口はドコだ!?]となりました。
EXIT TUNESが送る新たな読者ページ。どのような盛り上がりとなりますことか。
とりあえずキャラクターが7人はやはり多いですな。キャラの確立と把握に時間がかかりそうだ。

さて、次号は真・格闘巨編が始動!!
夢枕獏先生初の書き下ろし原作で送る血と骨と肉の格闘ロマン!!
野部優美先生の作画で描かれる真・餓狼伝。2号連続表紙&カラー掲載、合計113Pで出陣だ!!

他にもフルットが200回を迎えてセンターカラー2本立てとなったりしています。
新しい作品も長期の作品もこの調子で盛り上げていって欲しいですな!!



2013年 9号


・実は私は
さくらDISCORDの増田英二先生が帰還!!
楽しく不器用でスリリングなラブコメ新連載が始動だ!!

・・・秘密のない人なんているのだろうか?
恥ずかしくて言えなくて。何かが壊れるのが怖くて言えなくて。
でもやっぱ。ホントは知ってほしくて。

てな感じで冒頭からラブコメ要素いっぱい。
主人公の男の子の名前は黒峰朝陽くん。
嘘のつけない、隠し事の出来ない男ということで『穴の開いたザル』通称『アナザル』なんて呼ばれている。
その特性からやたらと意見を求められ、「ここだけの話」には参加できない。
ふむ。結構重宝されてたりするんじゃないですかね?有効活用されているというかなんというか。
もう少し信用してくれてもと朝陽くんは嘆くが、信用自体はされてるって話ですわな。別の意味で。

・・・朝陽は不本意かもしんねぇけど、隠し事が出来ないってのは悪いことじゃねぇと思うぜ?

そんな友人の言葉が染み渡る朝陽くんでありました。いい子ですねぇ。だがしかし。

・・・すまん友よ。おまえらの気持ちは本当はものすごく嬉しい。けど俺にだって、秘密の一つくらいあるのだ!!
1年の秋頃から2年の4月まで守り通してきた秘密が!!

本当は、も何も嬉しがってることぐらいバレバレでしたけどね。
どうやら自分の隠し事のできなさについてはまだ自覚が足りていない様子。だから見ていて面白いのかもしれないな。

・・・実は私、黒峰朝陽はこの娘のことが、白神葉子のことが好きなんです。

白神葉子。一言でいうならミステリアスな女だ
いつも無表情で、休み時間もいつも一人。話す時も必要最低限な言葉を敬語で。
かといって学校が嫌いなワケでもないようで、誰よりも早く学校へ来て、何をするワケでもなく誰よりも遅く学校から帰る。
だから誰一人白神の登下校を見たことが無い。
外で体育の時はいつも見学だし、肌が弱いのかとも思ったが、一回真っ黒に日焼けして学校に来たこともあったりする。

・・・考えてみれば、隠し事の出来ない俺が、正反対の彼女に惹かれるのは当然なのかもしれない。

そんなことを考えている朝陽くん。ふと葉子さんと目が合ったりしたものだからこりゃ大変。
自分の心を抑えることができるはずもないので挙動不審になる朝陽くん。落ち着き給え。
まあ、なんとか秘密は守りたいみたいだから頑張って落ち着こうとはしてますな。
心を落ち着けるのに精いっぱいで先生の声が聞こえなかったせいで盛大に怒られているけど。先生も落ち着き給え。

――でさ。朝陽は白神さんに告白とかしねぇの?

あ、言っちゃうのねそれ。
どうやら守り通せていると思っていた秘密はすっかりバレバレだったらしい。穴の開いたザルだしなぁ・・・
しかし考えてみれば、ザルは穴が開いているものではなかろうか。
ザルにさらに穴が開いているということなのだろうか。友人の岡の指摘も最もである。ザルだって穴の開いてないところは使えるんだ!

朝陽くんの友人である男子3人。ラブコメものでこれだけ男子の友人が最初から多いのも珍しい。
3人の中でもメガネのくんは結構激しいというか、攻め気というか、S気がありそうな性格をしている。
別に告白とかする気も無かったしと密かな恋でいようとしていた朝陽くんにそれは無理だと決めてかかる。

忘れちまったのか!?朝陽!!委員長に受けた辱め・・・去年の夏の悲劇を!!
まだ告白してもないのにフラれる恐怖を!!

そう。去年の夏。委員長に呼び出された朝陽くんはこう通告された。

・・・悪いが私のことをジロジロ見るのはやめてほしい。私にその気は全く無いのだから。

告白も何もしていないのにフラれるところから入る!これは怖い。
まあ、これは相手が悪かったということもあるのかもしれませんが。誰か早くタオルを!!タオルを投げ入れるんだ!!
隠し事ができないことが生む悲劇ってのもあるんですなぁ・・・
まあ、誤解が生まれない子なだけに、惚れられてるかどうかもすぐにわかっていいですね。断る方も勘違いと思わずに断れる!!

こんな見事な闇討ちを受けていた朝陽くんだが、どうやらその悲劇は既に忘れかけていたらしい。
ふうむ。こういう性格で生きていくには多少の悲劇は忘却する強さがないといけないのかもしれませんな。
だが、ただ忘れていていい話ではない。経験としておかねばならない。
つまり、あんな闇討ちを経験したおまえなら普通の告白なんざ屁でもない!!ノーモア闇討ちだ!!

殺(フ)られる前に殺(コク)れ!!

フラれる前に告白する!!そうか、それなら闇討ちを受けることもない!!こぼれる前にこぼしてやれって話ですな!!
友人たち皆で笑顔でそう勧めてくれます。ちゃんと俺らが責任持って慰めてやっから、とも。
要するに、全員フラれると思ってるってことですよね。いい友情ダナー。
でも何だか元気をもらったのは事実らしく、挑む気になった朝陽くんでありました。

それにしても朝陽くんは理想が高いというか、難しい子が好みなのだろうか。
去年闇討ちを受けた委員長も堅物ゆえかアイアンレディと呼ばれているらしいし。ふーむ。
しかしここで岡から意外な発言。

なんか白神さんって時々朝陽のこと見てんだよ。だから脈なくはねぇと思うけど。

ほう・・・それは意外な話でありますな。ほう。
それを聞いて大いに驚く他の2人。慰める用意はできていたが、果たして祝福する準備はできているのやら!?

それは置いておいて、朝陽くん。勇気をもらったのだから早速今から挑もうとしています。
噂通り葉子さんが誰よりも遅く下校するのなら、まだ学校にいるはずだと推測する。
急いで書いたラブレターを渡したら、全力で逃げようとか考える朝陽くん。うーむ、岡が危惧した通りのヘタレっぷりだ!!
まあ、それでも少年にしてみれば精一杯ということなのかもしれませんが。純情だのう。

――きっと秘密なんて誰にでもある。それはとても当たり前のことで。それはとてもありふれていることで。
例えば少し人と違う・・・そんな秘密。だから『これ』はそんなに珍しいことでは無いのかもしれない――

教室の扉を開け、そんなモノローグと共に朝陽くんが見た者は――

あーやっぱ、誰もおらん教室で羽のばすのはたまらんね〜

文字通り背中から生やした羽を思いっきり伸ばしている葉子さんの姿がそこにはあった。あ・・・あれ?

ギャーッ!?

思わぬ場面を目撃した&目撃されたおかげで同時に悲鳴をあげる2人。何してるんだか。
慌てて羽をしまう葉子さん。しかし隠そうとした手の隙間から見えるキバは未だ健在。
そういえば羽を伸ばしていた時、コウモリも飛んでいたようだが、それってまさか・・・!!

・・・見た?

口に手を当て、そう尋ねて来る葉子さん。その姿にズキューンと来ちゃった朝陽くん。ズキューン。

・・・俺はもうダメかもしれない。
さっき見た光景なんてぶっ飛んで、普段のミステリアスで綺麗な白神もいいけど、
今目の前にいる顔を真っ赤にして涙目になってる白神の方がずっとずっと可愛いだなんて――

いやぁ。その感想は別にダメじゃないと思いますよ。ギャップ萌えな部分も確かにあるが、やはり今の葉子さんは可愛いと思うぜ。

――実は私・・・吸血鬼やねん・・・
・・・私のアホ・・・なんで家帰るまで羽のばすん我慢出来んかってん・・・

実は素で喋ると関西弁な葉子さん
素で喋ると調子に乗ってキバが見えてしまうから普段敬語で喋るようにしてあんまり人と話さないようにしていたらしい。ははぁ。
吸血鬼と言えば日光が弱点。下手すれば灰になったりする。
が、葉子さんはそこまで苦手というわけではない。ものすごい勢いで日焼けするぐらいですむらしい。
なるほど。一度日焼けして登校してきたのはそれか・・・!!
まあ、体育は休んでいるし日が出ている間は登下校しないってことは、灰にはならなくても苦手ではあるんでしょうな。
いや、凄い勢いで日焼けしたらさすがに怪しまれるか。だからって常に日焼けしてようぜってわけにもいかんだろうし。うーむ。

さらりとミステリアスの真相が明かされました。
吸血鬼ということさえ分かってしまえばなんということのない秘密ばかりでしたね!いや、吸血鬼という時点でアレですが。

しかし、普通に話している朝陽くんだが吸血鬼とか言われて怖くないのだろうか?

あ。いえ。むしろめちゃくちゃ可愛いです

キリッとそんなことを述べる朝陽くん。うむ、さすがはアナザル。思ったことがダダ漏れだ!!
まあ、正直な気持ちをさらりと述べれるのは告白時には強みかもしれない。
が、残念なことに。はたまた幸いなことに。葉子さんはものすごくにぶかった!!
なんと。朝陽くんのこのダダ漏れな思考が伝わらない相手がいようとは・・・!!これこそミステリアスですね。

その・・・なんやろ。最後にお話しする相手が黒峰君でホンマに良かった思う。
・・・その・・・吸血鬼やてバレた以上、私はもうこの学校とはお別れせなあかんから

安心したのも束の間、いきなりそんなことを言い出す葉子さん。もしかして、やっちまった!?

それがオトンの出した条件やってん。もーうちのオトンえらい頑固で、「吸血鬼が人間の学校通うなんて非常識やっ!!」とか・・・

それはまあ、非常識といえばそんな気もしますな。
でもそうすると普通の吸血鬼は学校をどうしているのだろうか。専門の学校とかあるのか?
それとも試験も何にもない生活が普通なのか?むう。

・・・正直これでもいつかは誰かに気付かれるかもって覚悟しとったつもり。
――ただきっと、気付いた人にはもっとすごい怖がらせてまうと思てたし、きっともっときつい終わり方やと思っとったから。
だからその・・・黒峰君、ホンマにありがとうね!!

そんな風に笑顔を見せる葉子さん。その笑顔を受けて何とも居たたまれない様子となる朝陽くん。
その表情を見て葉子さん。別に黒峰君のせいでとかそういうのとちゃうから!と弁明をしだす。チャウヨー。ソレチャウヨー。

・・・嫌だ。このまま白神が学校やめるなんて、それはダメだ。
俺のせいだから?好きな娘がいなくなるから?それはある。大いにある!!・・・けど、それ以上に。
さっきから俺と話してる白神は、関西弁でまくしたてるように話して、表情もコロコロ変わって、俺もそれがなんだか嬉しくて。
きっと本当はすごく人と話すのが好きなんだろうなって
・・・そうだよ。それが、そんな娘が。たった一つの秘密を守るために。

確かにね。気さくな感じのする子なのに、秘密を守るために大人しくしてなければいけなかったんだもんなぁ。
なんだか寂しい感じがしてならない。そりゃあ誰もいなくなった教室で羽も伸ばしたくなるってものである。
私なら学園生活を十分満喫しましたから!と述べる葉子さんだが・・・それは本当かね?
とてもそうは思えない。だから朝陽くんは叫ぶ。

やっぱ絶対ダメだ!!このまま白神が学校辞めんのはなんか嫌だ!!
そうだ・・・秘密がバレたことを秘密にすればいい!!
そうだ・・・そうだよ!!そうすりゃ白神辞めなくていいよ!!
そのっ俺、なんかすげぇわかりやすいらしくて、嘘つけないだの隠しごと出来ないだの言われてっけどさ!
これだけはっ!この秘密だけは絶対!!そりゃあもう何が何でも、絶対に隠し通すから!!
だから!白神葉子さん!!俺とっ!俺と、友達になってください!!

勢いに乗っての一世一代の告・・・白?あれ、「友達」・・・?
凄く肝心なところで何をやっているのでしょうかねこの子は。そりゃあ頭も抱えたくなる。が――

・・・黒峰君。その・・・私なんかでええんなら。よろこんで!!

よい笑顔でそう答えてくれる葉子さん。
ふーむ、友達という言葉が功を奏した結果といえるのかもしれませんな。いきなり恋人とかいって同じ結果になったかは分からないし。
同じ結果が得られるというなら、一足飛びに跳んで結婚してくれでもよろこんでという返事が・・・ないな。さすがに。

・・・こうして俺、嘘のつけない隠し事の出来ない穴の開いたザルこと黒峰朝陽は、絶対に誰にも言えない秘密を持ってしまったのだった!!
・・・大丈夫か?大丈夫なのか?俺・・・

さっそく不安になっている朝陽くんなのでありました。うーむ、見ている方も不安だ!

ちなみに葉子さん、朝陽くんがよく自分の方を見ているのには気づいていたらしい。
吸血鬼と気づかれたのかもしれないと警戒はしていた様子。ああ、授業中に見せた表情はそういう意味のものでしたのね。
自意識過剰やったかな?とか言ってますが、別にそんなことはないですよ。普通普通。
朝陽くんから高嶺の花と言われてるし、他の男子からの視線もある程度はあったんじゃないのかねぇ。どうなんだろうか。

あぁ。そっか。もう一つ秘密があったっけ
この秘密は絶対に守り抜こう。白神を守るため。そして、いつかきちんと自分の口で伝えられるように。

青春っぽい誓い方でありますな。よい感じだ。
しかし、そんなよい雰囲気をいきなり破ってくれそうな危険なオレンジが朝陽くんに迫ろうとしている。
新聞部の部長、朱美みかんさん。
モットーは『ダメと言われたらやれ!』『逃げられたら追いかけろ!』『秘密だと言われたら暴け!!』である。
うむ、見事なゲス具合ですな。正直色々と迷惑な感じの子だ!!

そんなみかんさんと朝陽くんは幼馴染。
学校新聞をゴシップで埋めようという話になっているし、これは朝陽くんと葉子さんの仲がどうなったか問いただされそうな予感。
吸血鬼うんぬんの方は簡単には気づかれないと思うが、もうひとつの秘密の方はどうだろうか。
なんせもうひとつの秘密の方は当人以外にはバレバレだろうからして、いつ知られるかはわかったものではない。
果たしてどこまで隠し通すことができるものか・・・バレるまえにコクれ!とは思いますがね。

しかし、吸血鬼であるか。驚きなことは驚きであるが、実は巻頭のカラー部分で地味に心の準備は出来てしまっているんですな。
他の面子はともかく、思いっきりツノが生えた娘がいるんですもの・・・そりゃ、そういう世界観だと心の準備しちゃうよ!!
ツノは見切れさしておくぐらいでよかったかもしれませんな。
どうでもいいが、誰もいない教室で羽を伸ばすってのはどれぐらいの解放感なのだろうか。
誰もいない教室で服を脱ぐのと似たようなものなのだろうか。そっちを目撃出来たらそれはそれでよかったのにね!!

ところで、巻頭カラーに頭にネジ刺した子がいるが、なんなんでしょうね。ロボか。ロボなのか?フランケンかもしれんが。
そういえば、このネジ子さんは朝陽がフラれた委員長に似ている気がする。微妙にネジらしきものも見えるし。
なるほど、アイアンレディとは文字通りメカだからとかそういう話なのか!どうなのだろうか。

ともかく、色々とかっ飛ばしてきた感じの新連載。
この先の展開が楽しみである。いろんなキャラが大暴れしてくれそうな感じがあるぜ!!

・毎度!浦安鉄筋家族
全体的に仲良し家族の大沢木家だったが、そういえば桜ちゃんがいましたなー。
しかし確かに子供と遊ぶのは面倒という気はわからなくもないので困る。
適当なあしらい方が実にリアルな感じであるなぁ。ホットケーキ作れるようにしておくか!!

・バチバチBURST
空流が一丸となって鯉太郎の再起を盛り上げようとしている。
そんな中、無視を決め込んでいたマスコミの前に自ら進み出る常松。何を言い出すつもりなのか。

常松は記者たちに頭を下げ、あと少しだけウチの鮫島をそっとしておいてはもらえませんか?と頼み込む。
そのようなことを言われても、記者たちにしてみれば飯のタネである。簡単には引き下がれない。
そういった反応を見せる記者たちに常松はこう語る。

鮫島も王虎もまだ子供じゃないですか・・・今回だって売り言葉に買い言葉のガキのケンカに過ぎない・・・
今日発表された割で明後日八日目に自分と王虎の取組が組まれました。そこで王虎の連勝は終わりです

やはりそう来たか。自分を大きく目立たせる方策で来たわけですな。
でもガキのケンカというのは全くその通りなんですよね。
まだ20歳にもなっていない幕下のいざこざで引退騒ぎとかバカらしい話であるよ。実際。煽り立てるようなことでもない。

常松の宣言は場所前であれば一笑に付されて終わっていたかもしれない。
しかし、あの大盛海さんとの取組で存在感を出している常松。
さらに王虎のインタビューでその存在は示唆されていた。兄のように慕い、相撲を真似るほどに尊敬していた男が空流に入ったと。
その王虎に小手投げを教えた男、常松が兄弟子のためにかつて兄と慕った男と戦う。
ふーむ。その関係を取り上げればなんだか因縁めいていて記事にしやすそうですな。

王虎は自分が必ず止めますよ。
兄弟子・鮫島の廃業ってバカげた話を消すのは、弟弟子である自分の役目だと思ってますから・・・

常松のこの言葉で沸き返る記者たち。
どうにか記事のネタが手に入った。これで帰れるぞという喜ぶもあるのかもしれない。
何にしても、鮫島廃業撤回か?という記事が載ったのはよかった・・・のかどうなのか。
常松は関係なく土俵にあがろうとしていた鯉太郎だったのに、これでは本当に弟弟子に助けられて廃業を保留にしているように思われる。
もし常松が王虎に負けたら、マスコミはやっぱり鮫島廃業だー!とか騒ぎ出しそうな感じがするなぁ。むう。
どうでもいいが、また猪木が受け入れコメントを出していて笑った。どれだけ欲しがってるんだよ!

常松のコメントが載った記事は当然空流部屋の面々の目にも留まる。
大吉なんかは素直に鯉太郎を救おうとしている内容だと思って感激したいたりしている。単純ですのう。
椿に言わせれば、これでは王虎とやっていることは一緒だという。その通りですな。

常松としてみれば、自分は助け舟を出したのだから文句を言われる筋合いはないとのこと。
それに、たとえ自分が助けたとしても、自ら廃業するかもしれないと述べる常松。

終わってるんですよ。会場中敵だらけなんだ・・・そんな中でまともな取組なんて出来ないでしょ・・・
これじゃ廃業した方が楽だって思うんじゃないんですか・・・?

確かに観客はほとんど敵でありましょうな。
力士たちも非難こそはしないが、遠巻きにヒソヒソと話しながら見るような空気になっている。
だが、それも今更といえば今更なんですな。鯉太郎はもう前相撲の段階からこんな雰囲気の中で闘っていたわけですし。

あなたは何もわかっちゃいないわ・・・鯉太郎のコトも、力士ってのも

その鯉太郎を見てきた椿であるし、こういう風に言うのも当然でありましょうな。
それに空流はヒールなのだし、観客の声を気にしているようではやっていけないぞという意味も籠っているのかもしれない。

さて、その話題の鯉太郎の入場。予想通り物凄い罵声が浴びせられております。
辞めたんじゃねーのかよって?誰も辞めるなんて一言も言ってないのに何を言っているんでしょうかね。ハハハ。

まあ、罵声ぐらいは予想できたが、缶ビールぶつけて来るような奴がいるとはさすがに思いませんでした。
当たった音からしてあんまり中身は入ってなかったっぽいが、だからといって許される話ではないですな。
いくらなんでもこれはマナーが悪いってレベルの話ではないぞ・・・

しかし、これで揺らぐような鯉太郎でもない。
思い起こされるのは椿の言葉。文句言われたって恥かいたって笑われたって、アンタが土俵に立てなくなるよりマシよという言葉。
そして、自身もまた思う。土俵に立てなくなるぐらいならこのぐらい・・・

あぁ・・・どうってコトねーよ・・・

なんだか昔の凶悪な表情が戻ってきた感じのする表情を見せる鯉太郎。
まあ、これぐらいギラギラしてた方が鯉太郎っぽい気はしますね。

敵一色の会場にて、自分だけでもと声援を送るマコ姉。
しかし鯉太郎を応援しているのはマコ姉だけではない。
その周りを空流部屋後援会のハッピを着た面々が囲む。椿もちゃっかりハッピを着ております。いい顔してるな。

マコ姉の隣に座るのは相変わらずいかめしい顔つきの後援会長。
騒ぎばかり起こされて会長も色々と大変でありますな。
でもそんな問題のある子ほど可愛いと思えたりする気持ちもあったりする。
特に鯉太郎は素直な子でありますからなぁ。後援会の方々も何だかんだでまっすぐなガキだよなという印象を持っている様子。
今回の件も、後援者の家を一軒一軒頭を下げて回ったというらしい。ほう。

こういうエピソードはいいですな。兄弟子に教えられたことがちゃんと身になっているのを感じる。
自分一人で土俵に立っているわけではない。後援会の方々にも支えられているのを忘れてはいけない。
その教えをちゃんと覚えていて、義理を欠かさないようにしている。感心な話だ。そりゃ可愛いとも思えるさね。

そういった行為もあり、世間の評判が悪くとも空流を、鯉太郎を応援してくれる人は残り続けてくれる。
その心強い声援を受けて、鯉太郎は復帰する。
死んで生きれねーから土俵で生きる
下ろされるわけではなく、自分の意思で残れるのであれば残り続け土俵で生きる。それもまた覚悟の形である。

どうにか完全に復活した鯉太郎。大崩れするようなことはないみたいですな。
さて、そうなると他の取組の様子が気になってきますな。
王虎や常松はもちろん、天雷や白水さんの今後の取組はどのような結果となるのか。注目である。

・囚人リク
特懲から復帰して炊場での仕事に戻った2人。
豚さんに構われて嬉しそうなリク。フッ。すっかり豚さんに魅せられてしまったみてぇだな。
そんなリクにちゃんとやれと注意するレノマさん。おっと真面目な発言ですね?
え、どっちかがちゃんとやらないと終わらないから?そりゃあそうだ。
仕事がちゃんとされているか高木さんにチェックされちゃいますものね。

説教好きの面倒臭ぇ野郎が来る前に終わらせようぜ。

とレノマさんが述べたタイミングで・・・レノマー!後ろ、後ろー!!
陰口を叩くと招き寄せるってやつですね。いやレノマさんなら陰口じゃなく面と向かっても言いそうだが。

高木さんは救出作戦の全容を聞かされる2人。感慨深い話ですわな。
自分たちを救うために大ケガをした森田を気遣うリク。
まあ、入院はちゃんとできていますし、刑務所で労働しているよりよほど楽かもしれませんね。2度とはやりたくないだろうが。

てな話をしている最中に接近してくる看守。
真っ先に気付いた高木さんは2人に注意している振りをして脱獄の話をしていたのを誤魔化す。
ふむ、実直だった高木さんもなかなか腹芸ができるようになってきたじゃないですか。
注意の声から看守への声掛けが同じ調子で演技臭いのがアレですが。

高木さんは土井看守部長に呼び出される。
何事かと思ったら、病欠で抜けていた2人が復員することとなったらしい。
ああ、リクたちが入る前にちょうど欠員があったという2名ですな。病欠だったのか。
その穴を補充したためシフトの組み合わせがうまくいかないという土井看守部長。
どうしたものかなという相談を受け、高木さんが出した提案とは・・・

決定だ。2人とも木工場へ戻れ

なるほど。復員したならば補充要因である2人は戻した方が能率としてはいい気がしますな。
って考えてみたら、長いことその2人特別懲罰房にいたんだし、シフトは穴だらけだったのでは・・・?
森田の抜けている穴は高木さんが埋めると言っているが、実際この数日よりは絶対に楽でありましょう。
この数日は特懲行きの欠員2名、ケガで入院の欠員1名、そして自身は救出作戦の手伝いで時間を取られたりと苦労が絶えなかったわけで。

(佐々木・・・栗田・・・お前たち2人は目立ちすぎた。もはや炊場からの脱獄は・・・)
仕切り直しだ

大っぴらに脱獄の支持はできないものの、応援したいという気持ちはある。
確かに高木さんの言う通り、炊場での脱獄は難しいでしょうし、一度戻って仕切りなおした方がいいでしょうな。

栗田。どうか腐るなよ。茨の道であろうとも

リクの肩を掴み、そのように語る高木さん。
無罪という話を聞いてから、思い入れはかなり強くなっている様子ですなぁ。本当、いいお人だ。
レノマさんの脱獄は認められないというが、事情を知ったらまた違う意見を述べるかもしれませんな。
まあ、事情はわかったが罪は罪なので償うべきとはいいそうですけども。

だがな。お前が優しい男だということはわかった

突然の高木さんの優しい言葉。不意打ちだったのか盛大に照れてしまうレノマさん。レ、レノマさん!?
この人は相変わらず不意にこういう表情を見せるから困る。

高木さんはリクに何かを手渡す。これを田中さんに渡してくれといいながら。
ああ、これが田中一郎の言っていた報酬のアレですか。一体何だろうかな。
それを手渡し、立ち去ろうとする高木さん。その背中にリクは声をかける。本当にありがとう、と。

その言葉。豚さんへもいつも忘れるな

やはり高木さんは最後まで高木さんでありますなぁ。いいキャラだ。
言われずともすっかり豚さんとは仲良しになってますよ。

しかしこれで炊場からはオサラバか。ここに移ったのは失敗でしたなぁ。
得るものがないわけではなかったが、目を付けられたりしたし、危険も大きかった。

それもやってみなきゃわかんなかったことだよ。これは、成功のもとなのさ

確かにそうですな。ずっと成功ばかりってことはないでしょうし、失敗することだってある。
その失敗を糧とし、最終的な成功を収めればいい話である。
まあ、今回は下手すると本当にすべてが終わりになる可能性があったわけですが・・・それも全ては過ぎたことだ。

さて、転属に関してはすぐに手続きがされる。
元いたところに戻るだけだから話は速いですわな。
そういえば炊場では同部屋の相手は誰になるのかとドキドキしたものだったが最後まで豚さんと一緒に住んでいただけでしたな。

炊場から第27木工場に戻ってきた2人。
これを盛大に喜び迎え入れる27の面々。こいつは嬉しいサプライズって奴ですな。
元々人気の2人だったが、一度いなくなったことでさらに人気が高まっているのかもしれない。ハハハ。

昼。高木さんに言われた通り田中一郎のところに向かう2人。
まあ報酬を渡すという話がなくてもリクはお礼に行こうとしてたと思いますけど。今回のようにレノマさんを引きずって。

リクは田中一郎に礼を言い、そして報酬を手渡す。
その報酬とは・・・高木さんがファミリーから受け取った携帯電話!!おぉ。これが渡るのか!!
革命の闘志がこの道具を手に入れて何をするのか・・・と思ったら目的はその機能ではなかった。
そこには外から転送された一枚の画像が映し出されている。
元気そうにやっている家族の姿。弟の二郎の奥さんと子供の姿であった。

天国の二郎よ・・・お前はいつも空から見てるんだろうが、俺はずっとこれが見たかった。お前の愛した家族の今。元気そうじゃないか。

満足そうな笑みを浮かべる田中一郎でありました。
いい話ではあるが、やはり田中一郎自身は行動を起こす気はないみたいですな。
今後もリクの脱獄に手を貸してくれるかどうかは・・・貸してくれる気はしますな。なんだかんだで。

再び7人に戻った324房。歓喜の声であふれております。
またこの面々の様子が見れるというのは読者としても嬉しくはありますな。

炊場の話を聞かせて欲しいというが、さすがに話せるようなことはほとんどない。
いろいろあったがほとんど脱獄がからんだ話ですものね。
スコップ混入したら特別懲罰房で爪はがされたぜ、なんて話をしてもアレですし。
豚さんに子供が生まれましたという話ならいけるかもしれないな。まあ、実際に見ないと可愛さは伝わらないかもしれないが。

ひとつさ、とっておきの炊場土産があるんだ。

そう口にするリク。何だろうかと皆が注目する中、ズンと合掌。

嗚呼・・・ごちそうさまでした

こ・・・これは、この後光の射し方は・・・極楽島で一番美しいと言われている高木さんのごちそうさま!!
まさかこの技を身に着けていようとは・・・炊場での経験は無駄ではなかったということだな!!え?

見事な技を習得したことを示し、炊場編完結
地獄に落ちたり色々と大変だったけど、高木さんを初めとして色んな人の繋がりが強まった気がします。
さて、次回は刑務所行事でサッカー大会だ!!なんだそりゃ!!
ラグビーとか野球とか運動会とか色々やってくれますなぁ。
まあ、手をケガしている2人にしてみればサッカーは有難いか。史郎さんの出番もありそうだし楽しみな話である。

・いきいきごんぼ
目立たず生きていこうとしたら寝ぼけて大自爆。これは恥ずかしい!!まさしくやっちまったな!って感じだ。
しかし、教室中が笑っている中、一人笑っていないイマキマキの姿が微妙に気になるざんす。

物凄いスムーズな流れで加藤看守のパロが混じって大爆笑。やってきやがった!!

落ち込んだ時にバカな話をして慰めてくれる友達ってのは貴重ですよね。
恥ずかしがっているかはともかく、バカバカしくて元気にはなってくる。確かに。

委員長には果たして男たちの会話は聞こえていたのだろうか!どうなのだろうか・・・気になる。
吏毘堂さんが思い込んだだけならよいのだが、はてさて。
謝ることもできず時間は経ち卒業してしまう未来とかリアル過ぎて困りますぜ。

・弱虫ペダル
峰ヶ山をまとまってかけ走る総北。
さすがに全国優勝のチームなだけにその走りは圧巻。
しかしその総北を追い上げている選手が1人いる。箱根学園のジャージを着た男、葦木場だ!!

アタマの中で第九を鳴らし、でかい体を左右に揺らすメトロノームダンシングで加速する。
その結果、あっという間に総北の3人に追いつくことに成功しました。
うーむ、やはり迫力ありますなぁ。ていうか本当にデケェ!傾いているせいで余計に怖いな。

こいつが2年葦木場――でかい・・・オレよりでかい!!

そういえば今泉君も結構大きいって話なんでしたっけ。
鳴子や今回のレースのスタート時もそんなことを言っていた。
しかしどうにも大きいイメージがないのは何故なんだろうか。
よく並ぶ他の1年2人が小柄なせいだろうか。
おかげでオレより、とかいきなり言われてもピンと来ません。でも今泉君らしい発言だとは思う。

続いて今泉君が驚きながらフレームについての解説をしてくれます。

フレームはクツと同じように体の大きさに合ったサイズがあるんだ。
でもどんなにフレームが大きくてもタイヤの大きさだけは700c。変わらない!!
この人のフレーム・・・錯覚でタイヤが小さく見える!!まるで小径車にでも乗ってるようだ!!
こんなでかいサイズのフレーム見たことない!!

実はタイヤは小さめにして錯覚を強めていますとかそういう技法を使ってるかもよ?無意味だけど!!
それはさておき、葦木場くん。お目当ての相手に並び、尋ねる。お前が小野田か!!と今泉君に。こっちですこっち。
指摘された葦木場くん。どうするのかと思ったら・・・やり直したー!!

そして何事もなかったかのように話を続ける。なんて動じない奴だ!!
まあ、こうされてしまうと改めてツッコミを入れるわけにもいかないですしねぇ。上手い手ではある。
が、葦木場劇場はまだ始まったばかりである。
小野田はメガネの彼であると分かった。ならば隣にいるのは1年――赤いマメツブの鳴子!!

どや顔で間違えたー!!

赤くもないしマメツブ感もないのにどうして間違えるんだろうか。わざとか!?もしくは天然か。
坂道がシンパシーを感じるということは天然要素が強いということなのだろうか。面倒な人だ。
しょうがないので今泉君。手を上げてひとつツッコませてもらってもいいですかと尋ねる。

ん?ああいいぞ・・・いやいやダメだ!!
オレにツッコまれる要素などない!!

な、何を言っているのだこの人は・・・!!唇を噛んでそんなこと言われても・・・困る!!
非常に絡みづらい人である。箱根学園でも微妙に浮いている雰囲気があったが、こういう性格であったか!!
ツッコミ体質の人には色々と厳しい相手でありますな。
新開さんは割と流してくれそうな人だから普通に話せれたわけか・・・なんだか納得だ!!
割とツッコミ体質の泉田君は新キャプテンとして大変かもしれませんな。

ダメとは言われたが、さすがに存在を無視されたままではいられない今泉君。
ちょっとムキになって己の存在を誇示する。総北にはもう1人1年生がいるんですよ。と。

葦木場「知っている。箱根学園の情報網をなめるな」
今泉「それがオレです!!」
葦木場「サラサラ髪のコルナゴ乗り、杉元照文!!

なん・・・だと・・・?
さすがは箱根学園の情報網。控えもいいところの杉元くんの情報まで入手していたのか!サラサラ髪とかどうでもいいとこまで!!
というかどうみてもコルナゴじゃないし!
視覚情報から情報の選別とかできないのかこの人は!!やはりわざとなのかもしれない。
今泉君はからかうといい反応してくれるからなぁ。それも箱根学園の情報網にあるのかもしれない。からかうと面白いぞ、と。

という話はさておき。総北のメンバーの先頭を走っていた手嶋さんが葦木場くんに声をかける。元気にしてたか。と。

2人は中学時代は純ちゃん、シキバと呼び合う仲であった。
長い指を活かしてピアノを弾くのを得意としていた葦木場くん。
その音色に合わせてヒラケンの曲を手嶋さんが歌ってみたりと楽しそう。
手嶋さんの誘いを受け、葦木場くんもロードを始める。
ロードを見て楽器みたい。いい音鳴るかな。という感想がなかなか独特ですな。
実際乗ってみて、まさに楽器だよという感想を得れたみたいだし、満足満足。

手嶋さんはいつか世界で走ろうとか考えていると葦木場くんに語る。やるならトコトンだ。
こんな大きな話をしてみるが、葦木場くんは笑わない。応援すると言ってくれます。
だから手嶋さんは天下を取ると頑張る。そしてその時はおまえも一緒に――と。

そんな風に考えていたのに、なぜか高校は別々になった2人。
手嶋さんが一度夢を諦めかけたのと関係しているのでしょうか?まあ、引越しとか色々あったのかもしれませんが。

今回の出走リストに葦木場くんの名前を発見し、箱根学園に入っているのを知って驚愕した手嶋さん。
それとは逆に葦木場くん。手嶋さんが総北のキャプテンだと聞いて――ふさわしいと思った

純ちゃんならね、それくらいの器って思ってるから。

あら、なんだかいい子ではありませんか。やはり中学時代の友情は本物だったんですな。
しかし、今はお互いの立場が違ってしまっている。
手嶋さんは総北キャプテン。いわば支柱である。だから闘わなければならない。

手嶋「葦木場、おまえと箱根学園と」
葦木場「オレも・・・箱根学園の次期・・・エースだから

次期エース!!
なんと。葦木場くんはエースポジションだったのか。
スプリンターの新開さんに勧められてヒルクライムのレースに出る。
まあ、両方の条件を満たすならそりゃどちらもこなせるエースポジションしかないわな。確かに。
しかし次期エースが天然とは・・・大丈夫なのか箱根学園!?
まあ、総北だって優勝の立役者が天然入っている子だしなぁ。
あ、箱根学園にはもう一人フシギちゃん呼ばわりされている天然がいたか。むう。

早くも新キャプテンとなった泉田君の苦労が忍ばれるような気がしてきました。まあ、頑張ってもらいましょう。

・名探偵マーニー
今回の依頼者はマーニーの通う学校の生徒である浜沢志乃ちゃん。何故フルネーム呼びなのかねマーニー。

志乃ちゃんの家ではアパートの賃貸をやっているらしい。へぇ。珍しい。
人に部屋貸して働かずにお金がもらえるとか羨ましい。
と思いきや、それなりに大変な様子。苦情は多いし設備や税金やらいろいろと悩みの種はあるらしい。
ふーむ。なかなか楽な仕事ってのはないものですな。
店子が手のかからないいい人ばかりになるとも限らないし・・・やはり客商売は面倒ですわ。
空き部屋が一つできればそれだけで収入に直接響くわけですし。

で、今回の依頼はその空き部屋になりやすい事故物件の話。
事故物件とは人が自殺したり事故で死んだりした部屋である。やっぱり皆そういう部屋はイヤがるんですな。
ちゃんと掃除をしてても何かあるんじゃないかと怖がってしまう。
不動産屋の方は情報開示の義務があるから昔そういうことがあったのを秘密にしているわけにはいかないし、悩みどころだ。
志乃ちゃんの所にもそういう部屋がある。昔自殺があってから新しい入居者を入れてもすぐ出て行ってしまう部屋が。

そこでえ。マーニーに頼みたいことが・・・

そう言われて依頼の内容を確認するために志乃ちゃんのアパートを訪れるマーニー。
築二十年の古めのアパートなので資産価値はないが、四階建ての大きな建物である。スゲー。
セレブグループとかいたりするし、何気にマーニーの学校ってお金持ちが多いですよね。
ゆりかちゃんと気が合うのはやっぱり生活のレベルが近いからなのか。そういうことなのか。イッショニスンナヨナ。

というわけで、気になる依頼の内容。
それはマーニーがしばらくこの部屋で生活して原因を調査するというもの。
ふーむ。今回はなかなかに体を張ったものになりそうですなぁ。

パパには電話で経緯を説明。しばらくここで生活するという。
そんな大事な話なのに電話で説明とは。ロイドさんも気がかりでしょうに。
一応女性専用のマンションだからと説明はしているものの。
あ、でもこれで通るなら、将来彼氏の家にお泊りする時も似たような言い訳ができるようになるかも・・・

それはさておき。今回の事件について情報を整理するマーニー。
五年前に女子大生が自殺。原因は妻子ある男との不倫の果てとのこと。うーむ、ただれてるにゃあ。
バスルームで自ら首の動脈を切って一面血の海に・・・
当然、今は掃除が済んでいるので痕跡もないが、そういう話を聞かされるとやはり意識しちゃうよね。

その後、五年間で七人が入居しているが、最初の人が一年居てあとは一年持たずとなっている。ふーむ。
とりあえず一週間くらい様子を見て、その後は志乃ちゃんに任すこととするマーニー。

しかし・・・幽霊ねえ・・・
私は人間の悪意の方がよっぽど怖い・・・あの・・・暗闇の中の・・・

幼少期のマーニーが何か狭い所に押し込められているようなイメージが挟まれる。
これは本当に押し込まれているのか。それとも人の悪意に押しつぶされそうになっているという暗喩なのか。
何にしても、子供の頃に何かあったみたいですな。今はいない母親に関係することなのだろうか・・・?

家具を入れると退去時に面倒くさいこともあってか寝袋で寝泊まりするマーニー。
場所は全然違うが、武藤さんみたいな生活になってますね。そう考えると少しリッチな気分?

カメラを仕込み就寝中、悲鳴のような声が聞こえる。
監視カメラの確認をしているとき、窓の外には上から長い髪のようなものが垂れ下がっているのが見え・・・振り向くと消える。
ふむ。わかりやすく怪奇現象が発生しだしましたな。
さらに玄関のドアノブがガチャガチャと音を立てて動かされ、さらにドアをバンバンと叩かれる。
なんだなんだ。就寝時間に迷惑な。
のぞき穴から見てみるが、誰もいない。ドアを開けて外を見るがやはり誰もいない。
さっきまで音がしていたのに、逃げ出していった人の様子もないとは・・・これが幽霊の仕業・・・?

ゴースト騒動の疑いがある部屋に寝泊まりしていることをゆりかちゃんに話すマーニー。
遊びに来る?と尋ねてみるが、さすがにそんなところに行くのは好奇心の強いゆりかちゃんにとっても勘弁な話らしい。
そんなとこに行きたがる人なんていないって?そりゃそうですよね。
傍で聞いていた前花さんが凄く行きたそうにしているみたいですけど。まあ見なかったことにしましょう。

さて、二日目。
周りの住人の様子を調べるマーニー。
志乃ちゃんからもらったリストによれば、女子大生・OLが中心で平均5・6年在住。
幽霊騒動は知ってるけど霊を見たとか音を聞いたという人はいない。全員いい歳のわりに結婚とかはしてないそうな。
む、女子大生でいい歳とはどういうことだ?いやまあ、高齢になってから大学に行くこともあるでしょうけども。

実際にこの部屋の住人はどんな目にあったか。
窓の外に人影を見たり、カベやドアを叩く音を聞くが犯人はいない。
人の話し声が部屋の中から聞こえ、大勢が歩いているような音がし、バスルームに女の影が映る。
そういうものを見た後、大体の住人は気絶してしまうそうな。ふーむ。ん。自殺した女性は1人なのになぜ大勢の音が?

だれも居ない部屋の電気がついていたり、他人の髪の毛が落ちていたり・・・
これって・・・まてよ。えーと、七人の住人は若くて比較的カワイくて・・・彼氏がいたりして・・・つれ込んでたり・・・

思考世界に陥るマーニー。
そこからいつのまにか帰ってきていたのか、クローゼットの中で物音がしたのに気付き立ち上がる。
部屋の電気を全てつけてから中を確認。ガチャ。
すると、中から顔が隠れるぐらい長い髪の女が飛び出してきた!!
ヒ・・・と驚くマーニー。だが、同時に用意していたスタンガンを叩き付けたりもしている。驚いているのかなんなのか。
まあ、顔面に叩き付けたりしているあたり、ビックリして手加減ができなかったともいえるかな。痛そうだ。
しかもこれ、前に自分がくらった黒屋兄のスタンガンだというし。そりゃ喰らったら悶えるわ。

それはさておき、長い髪の女は1人だけではなかった。
まるでゾンビもののようにゾロゾロと現れてマーニーを取り囲む。おいおい、ホラーのジャンルが違うぜ。

追い詰められたマーニー。そこで行ったのは、エアコンの温度を最高にして動かすこと。90℃とか設定できるのかこのエアコン。
他の電気を全て動かしていたこともあってか、その行動でブレーカーが落ちる。
真っ暗な部屋で目標を見失い右往左往する女たち。
マーニーはというと、スターライトスコープを用意していたため暗闇でも大丈夫。
女たちの目が慣れる前に退散するのでありました。

というわけで、幽霊騒動の調査結果がでました。住人のイタズラでございます。
入居者のほとんどがかかわる大掛かりなものだったらしい。
まあ住人が口裏を合わせれば大概の怪奇現象は可能ですわな。どうやって部屋に入り込んだりしたのかは気になるが。

自殺自体は本当にあった。が、その部屋の次の住人がオカルト好きで色々と騒いだらしい。
それで他の住人はその騒いでた住人をからかって追い出そうとしたそうな。
それが元で入居者グループの結束ができて、イジメ心に火がついたらしい。
それにその後の入居者が若くてけっこう可愛かったのもイジメてやろうという動機につながったそうな。ハハァ。

連中は脅かし薬品などで気絶させ、住人にイタズラしてたらしいんですよ。女同士で・・・
住人も映像など撮られて文句も言えず幽霊のせいに・・・
まったく。やっぱり怖いのは人間の悪意ですってば・・・ねえ?

ふうむ。なんともはやなお話でありましたな。女性の嫉妬は怖いということで済ませていいものか・・・
しかし、一週間ほどの体験入居なのにすぐさま襲われるとは。
これはマーニーが相当カワイかったということなのか!?
まあ、久しぶりに入居者が現れたので我慢できなかったというだけかもしれませんけどね。

何にしても、防備が完全でなければ襲われていたことには違いないわけで、怖い怖い。
女性専用のアパートだから大丈夫だと言ってたのに全然大丈夫じゃなかったというお話でした。
うーむ、やはり我が家が一番ですね!その結論になってくれればパパも安心だ!

・侵略!イカ娘
遊んで暮らしているように見える3バカだったが、なるほど研究資金は送られていたんですな。
実際その発明品があれば特許なりなんなりで遊んで暮らせそうなものであるが。クラークだけは。

千鶴さんとの攻防を見れば努力しているのは伝わりますよね。そりゃ。
しかし本部長にはむしろ千鶴さんの方が目的の宇宙人と映っているのではなかろうか・・・
それでそっちの捕獲作戦に移行しろとか言われたらかなり大変な話になりますな。ハハハ。
でも咳き込んでいるし、薬品系なら意外と効くのかもしれない。すぐ耐性付きそうで怖いけど。

・サクラサクラ 出張版
今回の別冊からの出張はもりしげ先生のサクラサクラ。2月8日に1巻が発売されます。
絶滅危惧種の純愛ごっこと銘打たれたお話。
まあ、ごっこと言われるような環境ではあるが、いつかは本物になるのかも。ならないかも。

ページ数も短めで、ほとんどキャラクター紹介のお試し版みたいな状態になってますな。
花坂くんは最近の状態になっているので普通の子に見えるな。
知らない人からみるとなんでこんな状況になっているのか不思議な感じのする生活風景だ。
まあ、この手のにはよくありますよと言われちゃったらそれまでなんだが。

とりあえず、週刊少年誌なので多少手心が加わっている感じがありましたな。
本誌の方ではもっとサービスシーンが描かれているので、気になる人は単行本をチェックだ!と宣伝しておきましょう。

・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜
メラVSビンディ!
女の戦い。というには片方がかなり異形になってしまっているのが厳しいな。
というのはさておき、仕留めたはずのビンディが起き上がってきたのに内心動揺が隠せないメラ。

t-ウィルスや既存のウィルス症状とは明らかに特徴が異なる
再生って・・・何なの一体・・・

確かに今まではなかった話ですかな。
だがそれで戦意喪失するほどメラもヤワな女ではない。戦闘再開だ!!

残り少ない銃弾を畳み込むように浴びせかけるメラ。
頭部を初めとした急所に的確に叩き込んでいく。
その結果、動きを完全に止めることに成功・・・したと思いきや、すぐに動き出すビンディ。
意外と再生の速度が速いのか、それとも致死までが遠いのか。
攻撃後のスキを突かれ、異形の左腕にとらわれてしまうメラであった。

あれだけの弾丸を撃ち込んでも死なないなんて・・・コイツ・・・不死身ッ!?

いや・・・そうではない。
再生しているビンディの様子を見て違うと確信するメラ。
左手のナイフで異形の腕を切り裂いて脱出をする。そして弾切れになった銃を投げ捨て、ナイフを構える。

その貧相な刃物1つで私に勝てるとでも?と挑発するビンディだが、その体はうまく動いていない。
どうやら再生が間に合っていない様子。
タフだし再生力もある。だがその再生速度は物凄く速いというほどではない。
ならば倒す手立てはある。

放っておけばそのうち元通りになるんでしょうけど・・・それより早く片づけてしまえば問題ない・・・!!

その言葉通り、ナイフ戦闘を繰り広げるメラ。
もともとゾンビを蹴り倒すぐらいに身体能力に優れたメラである。こういう戦いは慣れたものだ。
異形の腕の攻撃をいなし、ナイフの連撃を叩き込む。肘まで入れてやがる!!

一気にたたみかけ、押し切る。再生する暇は・・・与えない!!!

そのナイフテクニックは凄まじく、ビンディの異形と化した腕をも斬り飛ばしてしまう程である。
おぉ。こうなれば確かに怖い攻撃もないし、負けることはないんじゃなかろうか。
と思いきや、ビンディの体に異変が発生する。
体がボウッと燃え上がり、表面をドロドロとしたものが流れる。
そしてその流れたものは一瞬で固まり、ビンディの全身を覆い尽くす。これは・・・この形態は・・・サナギ!?

追い込まれたビンディであるが、ついにサナギ形態に変化してしまった。
このサナギから孵ったとき、どのような異形へと進化しているのだろうか。
できればもう少しキレイ目な姿になってくれると嬉しいのだが・・・
逆にもう原形をとどめていないという状況になるのもアリか。ナナンのように部分的に残されるのはキツイので勘弁だ!!

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
迷宮に囚われたシジマに追いついたカルディナーレ。
問答無用とばかりにいきなり攻撃を仕掛けて来る。

くらえ死のバラ。ダガーローズ!!

一投で無数のバラが放たれ、次々とシジマの体に突き刺さる!!
これはピラニアンローズの派生技のようなものだろうか。
複数で突き刺すということで避けにくくしているのかもしれない。悪く言うなら数うちゃ当たるを体現した技だ。
しかし、投げた時は花の方を向けているのに刺さるときには茎の方とはこれいかに。

無数の花が突き刺さり、やった!と吠えるカルディナーレ。
しかしその勝利宣言がいけなかったのか、刺さったのは幻影でございました。
さらに再び幻影に惑わされ、再度の攻撃はシジマの指から放たれた衝撃波により手のバラを粉砕され止められてしまう。
あら、なんだかずいぶんと押されてるんじゃありませんか、カルディナーレ。

シジマとしてみれば今はもうカルディナーレたちのような内部の人間と争っている場合ではない。
何故ならばあの十三宮の伝説の到来が迫っているやもしれんのだ。

そうだ。神話の時代から伝えられてきた・・・あの・・・十三番目の黄金聖闘士の伝説だ!!

十三番目の黄金聖闘士!!
そ、それはやはりあの星座のことなのか・・・!?
しかし、このイメージはなんなんだろうか。
十三番目の黄金聖衣の箱が他の十二の黄金聖衣の箱を砕いてしまっている。
この黄金聖闘士が現れることがどれほどの脅威というのだろうか・・・?

場面は現代。地球歴一九九〇年の聖域に。
車椅子で座している星矢の側に近づくのはシャイナさん。蛇遣い座の白銀聖闘士である。
星矢に近づきながら眩暈のようなものに襲われている。
その鋭い爪ゆえか、星矢を襲おうとしているようにも見えたが・・・?

シャイナさんは魔鈴さんに星矢の守りをたのみ十二宮へと向かう。
黄金聖闘士亡き今、十二宮は無人となっている。そこへ何をしにいくというのか。

微妙に正体をなくしたような心持で歩くシャイナさん。その足は人馬宮へと向かう。
いや、正確には天蠍宮と人馬宮の中間地点である。
その岩場を漁り掘り返すシャイナさん。と、そこに様子がおかしいかったからと魔鈴さんがやってくる。
おや。星矢の守りはいいんですか?そりゃまあ、今は刺客の斗馬は勝手に氷河に挑んで返り討ちにあって倒れてるけどさ。
それを知っているというわけでもないのに、無防備じゃありません?

まあ、確かに今はある意味それ以上に危険なものが迫っているわけですが。
シャイナさんが掘り起こしたのは何かのエンブレムのようなものが掘られた宮の残骸。
これを見て魔鈴さんはまさかこれはと気づく。

まさかこれは・・・伝説の魔宮の遺跡!!

神話の時代から言い伝えられてきた伝説の魔宮。それが本当にあったとは・・・慄く魔鈴さん。
そして掘り起こしたシャイナさんは頭を抱え蹲る。

お、終わりが来る・・・サ・・・聖域はおろか・・・地上すべての終わりの日が間もなくやってくる・・・

十三番目の黄金聖闘士はやはり危険な存在なのか?
カルディナーレは十三番目の黄金聖闘士など神話の時代のつくり話だと述べる。
だがシジマはこう返す。水鏡の聖衣である杯座。それは未来を映すという。

水鏡はおそらく見たのだ・・・呪われた十三番目の黄金聖闘士、蛇遣座(オピュクス)の復活を!!

そうか!水鏡先生は杯座だったから1人、その未来を知ることができたわけだ!!
ってあれ。杯座の聖衣を身に着けているときにそれを知ったのなら冥闘士になるまえにそれを伝えればよかったのでは・・・?
アテナが降臨するまで待っていたとかそういう話なのだろうか。うーむ。
それと、水鏡先生が見た未来がいつなのかもよくわからない。
過去の世界で復活するのか。それとも実は未来、一九九〇年の現代で復活するのか・・・
そうした場合、現在蛇遣い座の聖闘士であるシャイナさんはどうなってしまうのか?
今おかしな動きをしているのはその影響を受けてのことでありましょうが・・・

いやあ、まさか本当に黄道十三星座の話が出て来るとは思いませんでした。驚きだ。
しかし、それが呪われたとか世界の終わりがとかどういう話に繋がるのか。先が読めませんな。

と盛り上がったところで今シーズンの掲載はここまで。
次シーズンは夏頃を予定とのことです。うーむしばらく間が空きますなぁ。残念なことである。

・ドカベン ドリームトーナメント編
肩に不安を覚える小次郎。全力投球ができるのは後7球ほど。
しかし一番嫌な打者である殿馬は三振にきってとった。
星王を三振にすれば後は山田に全力を出すだけである。ここが踏ん張りどころか。

しかし満塁のこの場面では星王は殿馬以上に嫌な打者かもしれない。
かすっただけでも外野フライになる力を持っている打者である。
しかもこの星王は球種、コースなど考えないでただ来た球を打つというシンプルな打法です!!

そ、それは褒めているのか貶しているのか。
時によって計算のない打者は怖い?まあ、そうかもしれませんね。そういう意味かー。とりあえず納得。

さて、この星王相手にどう攻めるか。
力を相手に力ではいかずに変化球勝負とするか?
その予想に反し、インコースのストレート。それも155キロとさらに速度を上げたストレートを放る。
うーむ。さらに速度を上げて来るとはさすがに小次郎ですな。

第2球。この球を打つ星王。当たりは大きい!が、これはファール。
抜いたストレートを投げることでKジローの予定通りファールでカウントを稼がれた形となりました。
これでツーストライク。全力で投げずに済んで小次郎の肩も一息はつけたかもしれない。
だが投げていることには変わりはないので肩を気にしだす小次郎。むむむ。

第3球。ここで勝負がつくか。球種はもちろんストレート。
154キロのストレート。しかしこれを掠める星王。その結果、Kジローはボールをキャッチできず、三振に仕留めることはできなかった。
悔しがるKジロー。かすっただけの球なのにどうしてキャッチしてやれなかったんだ・・・と。

このまま星王に粘られると山田に投げる球がなくなる
そういった恐れはあったが、とりあえずその心配はいりませんでした。
続く4球目は155キロのストレート。これで星王を三振に仕留める。
最後はボールが見えなかったのか、バットとボールがまるで離れていました。

さて、九回裏二死満塁一打サヨナラという絶好の場面で山田が登場。
ドカベンVS光の小次郎というドリームカードが実現しました。
そして小次郎の投げれるリミットは残り3球。
果たして必殺の光る球は飛び出すのだろうか?山田はこのチャンスを活かすことができるのだろうか?
次号の1回で勝負がつくかどうか・・・注目の対決である。

・バーサスアース
自衛隊の一斉掃射を受けて塔解する深柱。
破片は飛び散り砂塵が舞う。そしてその中の重要な器官である目玉が空を仰いでいた。

そうか・・・私は敗れたのか・・・

目玉とそれに付随する器官のようなものが虫のような形で地面に落ちている。
靴より小さいぐらいの大きさ故か回収班にもその存在は気づかれていない。迂闊ですな。
回収班が塔解した深柱に群がり身体を集めているその姿に怒りを感じる深柱。

触るな!!穢らわしい!!
お前たちはいつもそうだ・・・どうして身に余る力を欲する。その先にあるのは破滅しかないというのに!!
また同じ過ちを繰り返そうというのか!?
永い時間を経てやっとここまで戻したのに・・・争って汚して踏みつぶして焼きつくす。
なんて愚かな人間。人間。人間〜〜〜。

小さな身体で大きな怒りを持つ深柱。
これは・・・割と重要な情報が出てきた気がしますな。
なんですか?今よりも昔に人類が存在し、一度地球は滅びかけたと?
そこから再び進化の歴史を辿って今に至るとかそういう話なのでしょうか?
ふむ。一度滅ぼしちゃった歴史があるのなら、深柱の人類への怒りはそこまで筋違いでは無いのかもしれないが・・・
もう少し警鐘に留めるとかそういう段階からにならないものかねえ。
まあ、一体一体襲ってくること自体が警鐘なのかもしれないが。

このまま朽ち果てるわけにはいかない!1人でも多くの人間を滅ぼさねば・・・

髄幹を破壊され瀕死の深柱。
なんとか力を振り絞り棘のような尻尾を作り出す。小型だが深柱の体で作られているだけに強靭である。
これで首を突き刺せば確かに殺すことも可能でありましょうさ。人体の弱点をちゃんと理解してますのな。
ちなみに人類がマントル熱線と呼んでいるものを深柱は御雷と呼んでいるらしい。今はそれを撃つ力は残ってない様子ですな。

残りの力を振り絞り、いざ攻撃開始!!
というタイミングで目の前に立ちふさがる影。これは・・・・・・猫!!ナー。

どきたまえ!!
私の邪魔をするな。人類抹殺は地球全体――ひいてはキミたちの利益にも・・・つなが――

言い終える間もなく、猫パンチを受けて吹き飛ぶ深柱さん。聞く耳もたずって感じですね。やめたまえ!!

攻撃するしか――だめだ――無益な殺傷はしたくない!!

そう考えながら御雷を放つ深柱。
まあ、力を失っている現状ならば目くらましぐらいにしかならない。生命に別状はないはずだ。
しかし御雷を撃ったことで残された力は本当にあとわずかとなる。身体を動かすこともできないほどとなった。
このままではもう1体の人間も殺せない。
そう考えていたとき目に映ったのは・・・玲央さん!!

あれは・・・私を傷つけた戦士・・・我々の『身体』を武器に転用する危険な存在・・・
奴を殺せば・・・人間側の戦力を大きく削ぐことができる。
やろう。残されたわずかな力。露出した首を狙うことはできる。

身体を動かすことはできないが、形態をわずかに変えることはできる。
弓のようなものを作り出し、外甲を纏った尻尾を矢として撃ちだそうとする深柱。
これが首に突き刺されば葬ることも可能となる!!が、やはりこの行為が果たされることはなかった。ガポ。

またキミか!?

目くらましを喰らわせていた猫が復活し、深柱に食らいついている。
うーむさすがは野良猫。こんな得体の知れないものまで遠慮なく食らってしまおうとは。
口の中に含まれ、後は噛みつぶされるのみの深柱。まさに脱出不能であります。

やはりあのとき仕留めるべきだったか。いや・・・キミもまた大地の一部。
不本意な末路ではあるが、人間に殺されるよりは・・・

あらぁ?いいもの持ってるじゃない〜〜

深柱の不本意はここからが本番であった。
突然現れたヒミコさん。食らおうとしていた猫を拾い上げ、無理矢理ビーカーに目玉を吐かせる。

無念!!!

よもやの捕獲!!やあ、悪そうな顔してるなヒミコさん。
思わぬ収穫を得たようだが、どのように活用するのであろうか。

今回は敵側の視点の話ということで色々と判明した回でありました。
やはり深柱は人類以外は極力殺したくないというスタンスなんですな。
そうでなければ大規模な天変地異でも起こせばいいだけですし。
しかし、色々と妄想ができそうな設定ではありますな。
実は深柱の正体は前の文明の生き残りが再生のために地球と融合した旧人類でした!とかそういう可能性もある。
そうなると深柱は人類と会話できるのだろうか?口がないから今は声は発せれないが・・・
意思疎通ができるとなると色々と捗りそうであるが・・・どうなりますのかね。

何にしても一番悪用・・・有効利用できそうな人の手に落ちた深柱。まさしく無念!!!
なんというか、汗かいて動き回る姿とか言い回しとか微妙に可愛くて困ったな。
これまでの深柱も内心こんな言い回しで考えながら戦っていたのだろうか・・・想像するとなんか面白いな。特にスルトさんとか。

・クローバー
ハヤトのいとこであるレオに電話をかけていた悪そうな男の名は
柊は飲み屋のようなところで男たちと集まっている。
彼らは自信を上の者の集まりと言っているが幹部会か何かですかね。

場に集まっているのは柊を含めて5人。
メガネの坊主、中田省吾
色黒のケンジ、海藤繁
ピアスに茶髪、桐谷清人
そしてパーマ、佐柄仁
お、こいつがレオがよろしくといっていた佐柄さんでありますか。

佐柄はトラブルで揉めてるのならいつでも相談に乗るぞと柊に告げる。ふむ。これは・・・?

さて、いきなり金を貸してくれと言い出したレオ。
ハヤトたちを連れてカラオケボックスに移動する。
込み入った話になるから個室で落ち着いて話そうというわけですな。それはわかる。わかるが、何故マイクで話す。
1本のマイクを交互に使って会話する2人。レオが無心した金額は・・・20万!!

20万貸してくれれば全て丸くおさまるというレオ。
さすがにそう言われてハイそうですかと貸せるような額ではない。せめてわけを聞かないとなぁ。

小田原の鬼猿・・・その名を皮切りに理由を説明しだすレオ。

小田原の鬼猿とはこの辺りで1番でかくて強いチーム。みんなの憧れの存在とのこと。
レオも入りたいとは思ったが、自分みたいなやつが入れるようなチームではなかったらしい。
そんなある日、鬼猿の幹部を名乗る同い年の男が現れる。え、柊はレオと同い年なの!?

それはさておき、柊と仲良くなったレオ。そのツテで鬼猿に入ることに成功する。
どうやら柊が頭の佐柄に掛け合ってくれた様子。
憧れの鬼猿に入れたレオ。柊・・・あいつは本当いい奴だ・・・とか言っちゃってます。

しかし、憧れていた鬼猿に入ったが思ったものとは違っていた。
上の命令でパーティ券売って金作ってこいとか、学校で集金してこいとかそんな命令を受けるレオ。
しまいには金が用意できないなら倉庫の物を盗んで捌いて金を作ってこいなどと言われる。
さすがにそんなことはできない。レオは鬼猿をやめることにした。
だが、ヤクザ稼業みたいな鬼猿である。抜けるにはそれなりの誠意を見せないといけないてな話となります。
なるほどね。その手切れ金が20万というわけか。

理由を説明し、20万を貸してくれというレオ。
しかしハヤトの答えはイヤだの一言。そりゃーそうだ。

なんというか、ダメな子のレオ。
しかし、盗みとかはできないとか最低限の常識はあるみたいなのでまだなんとか更生の余地はあるか。
安易にお金を貸すのではなく別の方法で解決してあげるべきですよね。力で解決とか。む、これもある意味安易か?

しかしどうにも怪しい柊。
レオは柊を通じてしか鬼猿の命令や手切れ金について話を聞いていない。
頭の佐柄は何か起きているのもよく知らない様子だし・・・やっぱり柊の独断による犯行じゃないかコレ?
今のところ戦えるメンバーがハヤトとケンジしかいないのに、敵の候補が5人もでてきた。
ハンマーヘッドの時のように助っ人が来るのでない限り、全員とは争わない方向になるんじゃないかな。
そうなるとやはり柊の単独犯で、他の連中とは和解してという形になるかな。一度はケンカするかもしれないけど。

・ANGEL VOICE
再び市蘭の攻勢。
乾と成田の意思疎通は大分高いレベルで行われるようになっている。
パスコースを見切り、受け取れる場所へと走る成田。
しかし、今回もまた茂森に体を当てられ出足を潰される。
ちゃんと肩で行っているし、ファールにはならなさそうな当たり方だ。上手いな。
これは成田の動きを相当観察している様子ですな。

言ったはずです。あなたからゴールを守り抜くことが恩返しになると思っていると。

油断は全く見込めそうもありませんな。
茂森は成田の動き出しを見て走り込むコースを予測し、体を入れてきている
そうでなければさすがにあの巨体で成田の動きにはついてこれないでしょうからねぇ。

大したもんだよ。見事だよ。あっぱれだよ。あ〜〜〜ハラ立つ!!

認めながらもイライラしまくりの成田。困った師匠だ。
だがここで意地を見せねばやはり師匠ではない。いや勝手にそう認定されているだけではあるが。

考えろ。どうやってあいつを振り切る?

決定的なチャンスを得るために考えを巡らす成田。
一方、試合の方は膠着状態。
双方守りが安定してきて簡単には得点まで繋がりそうにはなさそうな雰囲気。
万代さん、キーパーになって目立ってるなぁ。TV映りもよさそうで人気もでそうだ。

ヤだぜ・・・終了間際まで同点のままいってヒヤヒヤするのは。

そんなことを述べるルカさん。
それに対し、マイちゃんのお母さんは大丈夫よと笑い、こう述べる。

そこのお三方だって――負けるかもしれない試合だったらわざわざここに来て一緒に応援したりしないでしょ?
ここに来たのは、市蘭が勝つ自信があるからなの

さすがに鋭いですなお母さん。
負けた時のガッカリする顔を見に来ました!なんてゲスな奴はいませんしね。
3崎は思っている。市蘭はまだまだ力を出し切ってはいない、と。

ワクワクするマイちゃんの視線を受けながら頑張る市蘭。
山守から尾上に。左サイドを駆け上がる尾上。しかしそちらはDFが固めている。ならば・・・逆サイドだ!!
って尾上!の一声で逆サイドを狙えと意思疎通しているのが地味に凄いな。これがチームワークか。

市蘭のサイドチェンジは――速えぞ!!

早い時期から練習していた、マイちゃんも大好きなサイドチェンジ。
ここに来て見事な冴えを見せております。
尾上―百瀬―乾―二宮と繋がるライン。
あっという間に習実を置き去りにし、無人の右サイドを駆け上がる二宮さん。
ここからクロスをあげてゴールを狙うこととなる。
さて、今回はニアサイドかファーサイドか。

茂森は成田を見る。
成田はファーサイドに向かって走り出していた。
それを確認し、茂森はボールを持った二宮を目で追いつつ自らもファーサイドに向かって走る。が――

えっ?・・・

ファーサイドに向かって走り込んでいたはず。だからそちらに向けて体を寄せようとしていた。
しかし、成田はいつの間にかニアサイドに走り寄っている。その背中が見える!!

ファーサイドに走ったのは・・・フェイント?

なるほど。走り出しを見てコースを予測されているならフェイントを最初に入れれば惑わせれるわけだ。
なんだかんだで成田はフェイントを色々練習してきてますからねぇ。
この場面でフリーになることができたのはかなり大きい。果たして決めることができるか!飛び込め成田!!

・あまねあたためる
蓮城高校の副会長登場!!
しずしずと歩き、皆から注目される美麗な少女。それが銀つららちゃんであります。
銀の一文字でしろがねであるか。髪も銀髪だったりするのかね。
縦ロールなだけに金髪の可能性は高いが。

シャララーと学生の注目を浴びていたつららちゃん。
しかし、昼になれば話は違う。
昼食のパンを手に入れるために一斉に走り出す学生たちでありました。食の魅力には勝てませんわね。

っていうか私も、超おハラペコなんですけど

なんだその言い回しは。心の中でもそんな話し方をするとは徹底した子である。
高貴におしとやかなイメージを大事にしたいと考えるつららちゃん。
戦場と化しているパン売り場にもしずしずと向かうが、当然売り切れでございます。何してるんだか。

ちなみにあまねちゃんは見事に最後の1個であるメロンパンをゲットしていました。
それを聞き、お前さえいなければと考えてしまうつららちゃん。おい。
実際のトコ、あまねちゃんとつららちゃんの間にも何人か売り切れで買えなかった人はいるんじゃないかと思いますが・・・
そんなことはどうでもいい。とにかく、そのメロンパンを奪いたいつららちゃん。
廊下を走ってパンを買った以上、校則違反による不法取得である。よってそのパンは没収します!!

そんな強弁をしてみるが、苦しいことは間違いない。他の生徒も走ってますしね。
あまねちゃんが一番早かったのならなぜ一番最後に買っているのかという話にもなるしなぁ。

メロンパンを服の中に入れ、もうしません。今回は許してくださいと述べるあまねちゃん。
そんなあまねちゃんを見て実力行使に出るつららちゃん。
なんですかね。メロンパンは胸に仕込むという芸風はどこかで確立していたりするのだろうか?
まあ揉まれているのは本物の胸のようですが。

空腹でふらつき、土下座のような体勢になるつららちゃん。なんとも恥ずかしい。
と思いきや、本当にその体勢のままメロンパンくださいとか言っちゃってるよ!!本物の土下座だ!!

高貴に振る舞いたいとか思いながら簡単に欲に流される。ダメな子だ。それはそれで可愛いと思えるけどね!!

メロンパンを恵んでもらったつららちゃん。
恵んでくれたあまねちゃんはまるで後光が差しているかのように感じられる。その結果・・・

全校生徒に注目される銀つららが――銀つらら以外を美しいと思ってしまった!

という理由であまねちゃんをなんだかライバル視するような感じになったつららちゃんでありました。
うーんダメな子!!だが面白いので良しとしましょう!!
しかし、副会長としては問題がありまくりな子ではあるな。
この学校は生徒会長もなんだか頼りない感じであるし、大丈夫なのか色々と・・・?

というか、つららちゃんは普段の昼食どうしているんだ。今日は弁当を忘れたとかそういうことか?
それなら会長の弁当を強奪すればいいのに。力づくならどうとでもなるっしょ。
会長は空腹で倒れるかもしれないがいつものことだし気にしないでおけば良し!!

・ハーベストマーチ
さあ、それではすぐに――食事にしようか。

その言葉の通り、晩餐の用意はすぐに整えられる。
レンガ造りのしっかりとした建物に村中の人間が集められる。
パッと見ではあるが数十人はいそうな感じで、そこそこの大きさの村であるのが伺えますな。

主賓であるクゥとノイエさんは村の長であるカイリとその妹マイラと同じ席に横並びに座る。
その前に出されたのは1杯のシチュー。
立派な建物での食事ではあるが、割かし質素な感じでありますな。
まあ、村中で同じものを食べるとなったらこれが一番簡単だし仕方がないか。大鍋で煮込んで皆同じものを食べましょうって話だ。

我らが民、蛇の村の民。我が家族、我が同胞たち。
今日も等しく働き等しく生きた。なれば等しく命の糧をいただこう。
結束の同盃。召し上がれ

長であるカイリの言葉を受けて食事にむしゃぶりつく大人たち。
子供たちは大人とは対照的に落ち着いた様子で朗らかにいただこうとしている。ふむ。
そして、なぜか配膳されていない大人が3人ほどいたりします。おやおや?
どうでもいいが、召し上がれと言っている当人のカイリはどうやって食べるつもりなのだろうか?包帯越しに食う術があるのか!?

村人の様子はさておき、クゥは警戒心が薄れないままでいる。
出された食事は普通の物に見える。しかしあのおじさんが言ったようにこの村の様子はおかしいように思える。
この食事は果たして食べていいものなのだろうか・・・
マイラさんはやたらと可愛い顔して食べているけど。モグモグ。

手をつけようとしないクゥのために、私が食べさせてやろうと組み付いてくるマイラさん。
やたらと激しい組み付き方でありますな。そりゃノイエさんも慌てて割って入ってきますわな。うん。

それはさておき、遠慮せずにどうぞと食事を促すカイリ。しかし――

いいえ。遠慮をしているのではなく、失礼ですけど口にしても良いか悪いか疑っているんです

立ち上がり、ハッキリとそう述べるノイエさん。おっと、先週から打って変わって挑戦的になっていますな。
やはり目の前でクゥが抱きかかえられたことで疑いを持つようになったりしたんでしょうか?
いやまあ、村の長と名前が最近変わったばかりのところに強引に連れ込まれたら警戒するに決まってますけどもさ。

なぜここが蛇の村に変わったのか。それについて説明を開始するカイリ。
その途中、食事が配膳されていない村人が口を挟むがそれは完全に無視されてしまう。おやおや。

1か月程前に私たちが来るまで確かにここは『森の村』でした。ここに住むものは『森の村の民』だった。
――ノイエさん。国の始まりってどんなだったと思います?まずね、点だと思うんですよ
始め、何もない地に『王』という点が立ち、その王の周囲にまた小さな点。『民』が集まる。
点と点が結ぶ輪をきっとそこで『国土』と呼ぶ。そこが王の土地、『王国』です。
やがて王は民を増やして点と点と点と点とがさらに結ばれ輪は広がる。何年も何十年も。
国土を拡大するため他の国を奪ったり、欲しい土地に原住民が居たのなら――滅ぼしたりしながらね。
そして何百年を経て、強大で強力な王国が出来るんです。

私は最初の点となるべくここへ来た。この地から私の国が始まるのです

ふうむ。立国の志か。なかなかの野心家でありますな。
長々と語ってくれましたが、つまり『森の村』は我々が乗っ取ったっていう話なんですよね?

・・・ひと言で言ってしまうとその通り

なるほど。ひと言では済ませたくなかったので遠まわしに解説を加えたわけか。野心家らしい話だ。
そんな相手にざっくりと話を纏めてしまうノイエさん。ハハハ。

ノイエさんはクゥをうながし村を去ろうとする。
もちろん食事に手をつけるつもりはない。今の話を聞いたらますます食べていいとは思えませんわな。

勝手なことは許さんぞ。喰え。俺がこの村の長だ・・・民は主である俺に逆らうな・・・

気が早いなカイリ。まだ2人はこの村の民になったわけじゃないですよ。
というか、早くも丁寧な言葉遣いが崩れてきてしまっているじゃないですか。

脅しをかけるカイリに対し、一歩も譲るつもりのないノイエさん。一触即発の空気が漂う。
そのタイミングで、2人に出されていた料理を奪い取ろうとするものたちがいた。
食事が配膳されていなかった男女の3人である。そんなにお腹を空かせていたの?

しかし、手にした食事はカイリの手、いや足で床にぶちまけられてしまう。

見苦しいマネはよせ・・・『メシが配られていない』だと?お前たちの分は無いと聞かなかったか。お前ら『メシ抜き』だ

そのように告げるカイリ。
どうやら反逆を企んでいたらしいのでその罰という扱いになるらしい。
ああ、クゥたちが来た時に味方にはなってくれそうもないかなとか言ってた人たちでありますか。
でもそれを呟いたのは一人だけだったと思うのだが・・・まあ、別の所で企てていた可能性はありますけども。
ともかく、その罰により『メシ抜き』となりました。
子供のような罰であるが、この村に置いてはまさしく命にかかわる罰だったりします。

ドロッ。

音を立てて右目が溶け出す村人。
他の2人もジュワジュワと音を立てて体の中が熱く溶け出している様子。うわぁ。

誰か・・・助けて・・・ッ。メシを・・・解毒食をくれ!!

解毒食!!なんともそれは分かりやすいネーミングでありますな。状況が一発で理解できる。
なるほど。これはメシ抜きは死に直結しますわ。
大人たちが出された食事をむさぼっていたのは解毒食を食べないとという恐怖があったからなんですな。
ん?そうなると子供たちの冷静さは一体なんなんだろうか・・・?

死にたくないと抵抗する村人。3人のうちの1人、妙齢の女性は床にぶちまけられた食事に舌を這わせたりしている
ふむ。生きるために必死とはいえ、この光景は・・・ふむ。ふむ。
というか、クゥとノイエさんの分の2つ余ってるはずなのだが、残り1つはどこにいったのだろうか?マイラさん食べちゃった?

となると、残るはカイリの盃だけである。
挑みかかって奪おうとするが、毒は既に取り返しのつかないところまで回り、体の中をどろどろにして絶命する。
他の村人はこんな死に方はいやだとのたうち回るが、それを見る子供たちの目は冷たいものである。

カイリ様を怒らせたのだから仕方がないわ

うーむ。冷酷。
結局メシ抜きとされた3人は全員死亡するのでありました。あーあ。
これはやはりカイリの仕業なのでありましょうか?その疑問は直後の行動で肯定される。
ギプスのように膨らんだ右腕の包帯から棘のようなものをクゥとノイエさんに撃ちだすカイリ。

1日毎に解毒食を喰わねば溶けて死ぬ・・・お前らもその身に受けろ!!
『秘毒・時限蛇精』!!

目覚めた時にはすっかり毒が全身に回ってお前らも我が民だ・・・これで2度と逆らえない。

文字通り、毒牙の餌食となった2人。
騎士にもしっかり効くのか、クゥも気絶してしまっています。
うーむ。最初の村からいきなりハードな展開になってきましたなぁ。
というか、カイリは一体何者なのであろうか?
騎士なのか?それともそういった毒を有しているだけの人間なのか。はたまた騎士ともまた違う怪物なのか。
怪物といえば蛇の着ぐるみを纏った男、インチの姿が見えませんな。
1か月前に現れたカイリ&マイラとは一緒にいなかったみたいだが、あの人も何者なのだろうか・・・

色々と謎な部分が多い。次回でどこまで明らかにされるであろうか。
子供たちがやたらと冷酷なのも理由があると信じたいところであるが・・・
単に冷めた子が多い村なだけでした。ということはない・・・はずだ。きっと。

・空が灰色だから
中3女子の物語。

今回の主人公の一人である唐井さん。
朝っぱらからだるそうにしている友人の川江、鈴田の2人にオリジナルの一発ギャグを求められます。
いきなりオリジナルの一発ギャグって、難易度の高い要求を・・・

金閣寺ッ金閣寺ッ

しゅっしゅっと頭の横で手を振ってみせる唐井さん。
ふむこれは・・・一発ギャグっぽい!!なんだか知らんがそれっぽい感じはする。やるなぁ。
まあ、求めてきた2人にはさらりと無視されちゃったりするんですが。

ギャグを無視した2人は窓際の席で1人でいる生徒について話している。
3年生になって3か月ほど経過しているのに誰とも話さず、ずっと1人でいる子である。
名前は水戸さん。メガネをかけた大人しそうな子であります。

そうだ、唐井。つまんなかったから罰ゲームね

え?ちゃんとギャグ見てたんだ。つまらなかったからスルーしてたということだったのか。むう。
というわけで、つまらないもの同士ちょっと彼女の友達になってあげなよとか言い出す2人。酷いことをいう。
挨拶する時はさっきの一発ギャグもするようにとのこと。さらに酷いことをいう。要求しすぎっしょ。

しかし、ノリが悪いとか言われちゃうとやってやろうじゃんと思ってしまうのもこの年頃。
仕方がないのでかなり恥ずかしがりながら今日一緒に帰ってくれない?と水戸さんに話しかける唐井さん。金閣寺ッ金閣寺ッ。

あ。っはははははははははははは!!
何それー!!金閣寺ッ金閣寺ッてだから何!?金閣寺ッ金閣寺ッ!!ひっひっひ!!

大人しそうな子だと思っていたらまさかのハイテンションな大爆笑。
自信のあった一発ギャグならともかく、恥ずかしがりながら放ったギャグでそう笑われても・・・何だか困りますよね。

思ってたよりなんていうか、イタイなこいつ

困り顔の唐井さんでありました。
それはそれとしても、約束はちゃんと守らないといけない。放課後は一緒に帰る唐井さん。
でもいきなり一緒に帰るって話になっても共通の話題があるわけではないので、とりあえず沈黙の時間ができる。
が、それを破るのは水戸さん。金閣寺ッ金閣寺ッ。しゅっしゅ。

唐井さん。なんで急に話しかけてくれたの?

その質問に唐井さん。私がつまらなくて川江と鈴田のグループから抜けさせられたから、と答える。
あの2人とはグループの一員という間柄なのか。なんだか派閥っぽい響きのする言葉だな。

ああーわかる!唐井さんってあのグループだと浮いてるっていうか、なんか無理してる感じだもんね!地味だから!

グサッ。結構おかまいなしで失礼なことを言うな水戸さん。
いつも1人でいるからって大人しい子だとは限らないということであるか。
本人が言うには私はよく天然って言われるとのことだが・・・あまり自分で言うのはよくない言葉ですぞ、それ。

でも唐井さんすごいね!お笑い通の私が爆笑しちゃったよ!私お笑いのDVDたくさん持ってるんだから!
まだテレビにもそんなに出てない無名の若手のだっていっぱいあるよ。今度貸したげる!

そういうのを見ているから一発ギャグというものに対する認識度が上がっていて笑いにまで持って行けたのかもしれませんな。
しかし、本当よく喋る子でありますな。何故学校では黙っているのかと思えるほどだ。
まあ、仲良くなるきっかけとかがないと話し出せない子ではあるんだろうな。

ここで唐井さんに質問。趣味は何かある?

・・・将棋
っていっても対戦する相手がいないんだけどな。
たまに会うおじいちゃんに教えてもらってネットとかでも稀にやるけど、相手強いし。なんか味気ないし。
学校に将棋部でもあればよかったんだが。

グループ内ではそんな趣味バカにされるだろうから言ったこともないという唐井さん。
ふーむ。趣味を伝えることもできないとは寂しいグループでありますねぇ。
自分はちゃんとチャンピオン好きを仲間に伝えたりしてますよ。好きなものは頑張って声に出さないとね。理解されるかはさておき!
というのはともかく。水戸さんは唐井さんにこう述べる。

じゃあ私、将棋を覚えてみるよ!よかったら教えてね。今度対戦しようよ!

ほう。これはなんだか嬉しい言葉でありますな。趣味を理解しようとしてくれる人がいる。嬉しい話である。わかる。
これまで軽く目を逸らしながら話していた唐井さんだったが、嬉しさか少し赤くなったりしているぜ。

ケータイアドレスと番号の交換を行う2人。
水戸さんのケータイには初めての友達の番号として登録されることとなりました。
お母さん、自宅、学校に続くナンバー3の登録順位であります。嬉しそうですなぁ水戸さん。
その反応に対し、ビデオ屋とかデリバリーとかかかりつけの病院とか適当に番号水増しすればいいのにと考える唐井さん。
そ、その考えはむしろなんだか寂しくなるんじゃありませんか?
自設したHPに相互リンク先がないから適当に企業リンクを並べるみたいな発想だ。グッ。何故か言ってて昔の自分にダメージが!!

それはさておき。
制服姿で友達と寄り道するのが夢だったという水戸さん。不良みたいでドキドキしております。
本屋に寄って何を買うのかと思えば、なんと将棋の本であります。
これで私も将棋覚えて唐井さんと対戦だーなどと、可愛いことを言ってくれるじゃないですか。

水戸「あっ、でも1980円もする・・・今お金1000円しかないのに」
唐井「私も半分払うわ。その本欲しかったし、2人の共用ってことでいいだろ?」
水戸「ありがとう唐井さん!唐井さんイズ天使!

というわけで、天使な唐井さんのおかげで将棋の本をゲットした水戸さん。頑張って将棋のことについて勉強します。金閣寺ッ金閣寺ッ。

完全に初心者なのでまずは駒の名称から覚えないといけない。
歩はわかる。なんせ自分の名前がと書いてあゆみと呼ぶのだから。すぐに覚えられる。
しかし、例えば桂馬とかこういった言葉はなんとも覚えづらい。
そう述べる水戸さんに唐井さんはこう述べる。

私の名前も桂っていうから、それで覚えられるだろ

ほほう。唐井さんの名前にも将棋に関係する言葉が含まれていたんですな。この偶然に興奮する水戸さん。

すごい!将棋でつながった2人の名前がどっちとも駒の名称だなんて!私たちの出会いは運命だね!

なかなか恥ずかしいことを大きな声で述べる子でありますな。
まあ、仲を進展させる要素としてはこの上ないものではありますが。
その偶然を知った水戸さん、この時から唐井さんのことを桂ちゃんと呼ぶこととなりました。

それから一週間が経過。放課後だけではなく休み時間や昼食なども水戸さんと一緒にしてたりする唐井さん。
その様子を腹を抱えてみている川江&鈴田。
案外お似合いなんじゃないの、とか言いつつ酷いことをさらりと言い放ってきます。

じゃあゲーム終了しようか
罰ゲーム終了だから。今日は水戸さんにドッキリのタネ明かしをしてあげるんだよ。
何その顔。まさか水戸さんに本気で友情感じてるわけじゃないよね?
あの子、暗くてダサいじゃない。一緒にいるとイタくてこっちが恥ずかしいでしょ。
まぁ別に水戸さんと仲良くしたいならそれでもいいけどさ。
私たちとは絶交だから。あの子とつるんでたら私たちまでそういう風に見られるもん。

えらく悪い顔でそんなことを述べる2人。うわー。やな感じだ。
というか、水戸さんそんなに暗いかね?
1人でいる時は静かにしてたからそう見えたかも知れないが、唐井さんといる時の姿を見ていればそうは思えないはずだが・・・
まあ、ダサいとかイタいとか言われると反論は難しいわけであるが。

桂ちゃーん、おはよう。金閣寺ッ金閣寺ッ。ねぇ日曜日家に来ない?すごいもの買ったんだ

こんな話をしている最中に折り悪くやってくる水戸さん。
さてどうするのか唐井さん。2人は意地の悪そうな目で見てきているが・・・

あのさ、今日からもう友達じゃないから
急に話しかけたのはみんなとの罰ゲームだったんだよな。悪い。だから・・・だから・・・

目を逸らしながらそう告げる唐井さん。それでも最後あたりは言葉に詰まっている様子。
うまい言葉がでずに視線を水戸さんに向ける唐井さん。すると水戸さんは涙を流し・・・

うん。わかってた
友達になってくれてありがとう。じゃあね。唐井さん

言ってしまいましたか。別れてしまいましたか。
桂ちゃんと呼んで嬉しそうにしていた水戸さんが、しっかり理解して唐井さんと呼び方を戻しているのが物悲しい。
この子はグループとかよく観察していたし、実際自分に話しかけてきたのはそういうことなんだと本当にわかっていたんでしょうな。
それでも、本当にそのまま友達になってくれるのではと期待していたのかもしれない。ううむ・・・

私は、歩いて行く。
これからも前に歩いて行く。みんな死ぬまでずっと前に歩いて行く。
新しい友ができる。信頼を置ける仲間ができる。一生を共にする恋人ができる。愛を惜しまない我が子ができる。
イジメみたいな真似をしてしまった私が、
新しい友と出会った時、信頼を置ける仲間と出会った時、恋い焦がれる人と出会った時、愛する子供と出会った時、
胸を張って対等に付き合いをする資格なんてあるんだろうか。明るい未来を歩む資格なんてあるのだろうか。

誰かこんな情けない私をどうか――許さないでくれ
これからの未来に一切の喜びや幸せを与えず、こんな卑怯者で弱い私に一生罰を与えてくれ。
ずっと将棋の相手ができる友達が欲しかったくせに

1人、窓際の自分の席で一緒に買った将棋の本をまだ読みながら涙する水戸さん。
その水戸さんとは離れ、後悔しながら自身の弱さを責め続け涙する唐井さん。なんという切ない話か・・・

そこまで後悔するのであればやり直しをすればいいのではないだろうか。
短絡的に考えればそれでいいような気はする。
どう考えても合わないグループ内で、面白半分な扱いを受けるよりはよほど良いように思える。
が、中学生の頃のグループってのは中々難しいものでしょうからねぇ。
大人になれば1人でいてもまあ、とも思えるだろうが、学生の。それも女子となるとなぁ。
よくは知らないけど、グループの勢力によって色々と争いとかあったりするんでしょ?女性は怖いワァ。

しかし、友情の壊れる様を見て心底嬉しそうにしている2人がまた腹立たしい。
嘘の告白をして純情な男の子をからかう連中のような禍々しさを感じる!
いや、そういうことをされた経験があるわけではないぞ!念のために言っておきますけど!!

そういえば水戸さんが最後に言っていたすごいものを買ったというのは、将棋盤のことなんだろうか?
となると最後に挟まった映像はありえたかもしれない2人の姿ということか。ううむ、寂しい・・・

と、いうわけで。
空が灰色だからはこの回で最終回となりました
うーむ、突然なお話でありますな。
いや、もしかすると予定されていたことだったりするのか?5巻という区切りのいい巻数ではありますし。
売り上げも好調でしたし、ここで終わるのは惜しい。
が、そのタイミングで幕を閉じるのが美味しいという話もよく聞くところ。
寂しくはありますが、ここは手を振って見送り、また会える時を心待ちにするのが良いのかもしれない。
また新たな作品でお目見えする時を楽しみにしています!!
阿部共実先生の次回作に大期待だ!!

・くろすぶりーど
いきものまぜこぜコメディの2回目。
コメディというには微妙に重い感じがしましたな!!
人の血が混じったアリ。でもアリという扱いしか受けない。うーむ、なんだか怖いゾ。
そして引け目を感じながら可愛い子のために行動する男の子もまた怖いのであった。

セミの娘は幼虫時は複腕も気にならないぐらいに可愛かったのだがなぁ。
成虫時も上半身は可愛いが、やはりハラがグロイのはちょっと・・・腹黒いのも個人的にはアレですが。
抜け殻に寄り添う姿になんともいえない哀愁を感じてしまうぜ。

・シュガーレス
中学を卒業する生徒たちによる学校見学の時期がやってきました。
九島を見て回ろうとするような奴はもちろん野心に燃えた不良である。
見学ついでにブッとばして力見せつけてやろうぜ、とやる気満々。

この間だって俺はカラんできた乃元高の奴潰してやったんだ。中3の俺たちだって九島の奴らに勝てるさ。

乃元高校。宮華や屋狩イサキがいた学校ですな。な、なんかやられ役の代表校みたいになってきてないか・・・?
ともかく、高校生相手にでも勝てると思わせてしまったということですな。罪なことだ。
それで調子に乗って九島でも通用すると思ってしまっているわけでして。
よりにもよって通りがかったシャケに力試しをしようなんてしてしまうわけで・・・

殴ってくる相手には遠慮なく殴り返す。とはいえさすがに中学生なので手加減するシャケ。
加減したパンチなのだが、それでも人間を回転つきで勢いよく飛ばし、集団をストライクでまとめてなぎ倒す
手加減してなければ一体どれほど飛んだことやら。恐ろしい話ですなぁ。

ここで天気が少し崩れてきました。
シャケは荒れそうなので帰るかと踵を返す。自由な奴だ。
まあ、基本的に居場所は屋上だし、雨が降るのでは学校に行く気にはなれませんわな。仕方がない。

シャケが帰ってしまったことを知らずに修学旅行から戻ってきた岳は頂点取りに動き出す。
大阪城を登ったときぐらいのウキウキ加減で走る岳。
おかげで久しぶりに登場の岡田素晴、スバルにも気づかず走りながら殴り倒してしまう。酷い扱いだ!!
まあ、岳としては意識して殴っているわけではないんでしょうが・・・どちらにしろ酷い扱いには変わりないな。

そもそも岳はスバルのことを覚えているのだろうか?
まあ、鹿嵐のことも覚えていたくらいだし、意外ときっちり覚えているかもしれない。
しかしスバルは九島に入るつもりなのか?どうなんでしょうかね、それも。

九島には野望を持った各中の頭など粋のいい奴らが集まってワサワサしている。
これはヒラオリも先輩らしいところを見せないといけませんね。フフフ。

今や九島はこの街で頂点取るための最短ルートを通ることができる学校として知られている様子。
シャケが兼光さんに勝ち、岳がランブル1で優勝し有名犬になった。こりゃあもう首を狙う奴がソーメニーになっても仕方なしである。
って有名犬って凄い表現をするなキリオ。岳が雑種じゃなくなったっていいたいのかよ!?

中学生の群れの中には嘉上の姿もあったりする。
そういえば嘉上はエクレア時代からマリモ達に敬語だったが、年下なんだっけ?
でも1年が参加するランブル1には出てたし・・・どうなんだろうか?
まあ、九島に入るつもりはないけど面白そうなので見に来たってとこですかね。

九島の内部では見学に来た中学生同士が争っている。
と思いきやどうもそれだけではない。九島の1年生を激しく蹴り倒している男もいる。
そいつがまたよりにもよってマリモにケンカを売り出した。果たしてこいつは次代の九島を担う力を持っているものか・・・?

そしてそして、シャケに挑むために学校にやってきた岳。
しかし逆に中学生たちに勝負しろと言われるようになっている。
うーむ、岳も本当に有名犬になったんですなぁ。首を狙われるような立場となったか。
もうそこらの名も無き相手にはさすがに負けないでしょう。たぶんきっと。まあ、気絶の1回ぐらいは覚悟しておきますか。

・スポ×ちゃん!
ベスト8による長剣部門のトーナメント開始。
初戦に出てくるのは薬丸一理。相手はいきなり登場のスポチャン仮面だ!!

一理。あの仮面の人は佐々木蘭だ

おっと、ここで沖田部長によるネタ晴らしが出てきてしまいました。
せっかく謎の覆面戦士なのにバラすなんて酷い!!まあ、まだ身内に話しているだけの段階だからいいか。
どうせなら衆目の前でマスク剥ぎとかしていただきたいものですわな。出来うるものなら。

彼女の得意技は左諸手上段からの片手面だ。
遠間からの電光石火の一撃は来るとわかっていてもかわせないだろう・・・
だが先の試合では片手技は使っていなかった。おそらく本気を出していないんだろう。
だから片手技を使われる前に勝負をつけろ。勝機はそれしかない。

左諸手上段からの片手面。前にかすみんがジオに使っていたアレですな。
かすみんは両手持ちに拘っているが、剣道にも片手打ち技はあるんですなぁ。
まあ、基本は両手持ちだってことなのかもしれませんが。

沖田さんにそのようなアドバイスを受けた一理だが、片手で両手に勝っても仕方がないと考えている。
これは逆に一理の方が両手持ちの相手というのに拘ってしまっている様子ですな。
なんとか片手技を引き出し、その上で勝とうなどと考えるが、はたして上手くいくかな?

立ち上がりは一理の激しい片手斬撃。
しかしこれを両手持ちで捌くスポチャン仮面。ふむ、かすみんの時と同じような流れですな。
いや、かすみんの時とは防御側の反応が段違いである。技の出端を折られ、先に進めずにいる一理でありました。
そんな状況なので、不意を打ってスポチャン仮面が攻勢に出る。この打ち込みは重く片手では抑えきれない。
ならばとサイドステップで横にかわし、相手の胴を狙って進撃を止める。
そして、まだ引き切っていない脚を狙う。と見せかけて・・・逆袈裟だ!!

強く踏み込み、面を下から切り上げるように振りぬく。
が、これは冷静にスポチャン仮面の剣に止められてしまいました。うーむ、なんだか怖いんですけどこの絵面!!

スポチャン仮面の反撃は風船剣がしなるゆえにわずかに速度が出ずに一本とはならず。竹刀ならこの反撃で終わっていましたな。

この一連の攻防で、自分とは次元の違う相手であると悟った一理。
片手技を引き出してやるとかそんなことを言っている場合ではない。全力を尽くさねば勝機などあるはずもないのだ。

というわけで、かすみんの時と同様に剣を片手で持ち前に突き出す。
プレッシャーを与えて間合いを取る戦術。なのだが、むしろ押しているのはスポチャン仮面の方であった。
突くぞ突くぞと脅す一理だが、感じるのは自身の頭に振り下ろされる真剣のプレッシャー。
息の詰まりそうなその重圧に、腕に力が籠る。素早く動けないぐらいに固まる。
その一瞬を見逃すスポチャン仮面でもなかった。オトリとして突き出していたはずの腕があっさりと切り落とされる。
そして流れるような動作で一理の胴を薙ぎ払う蘭さん。あ・・・仮面が!!いや、演出演出。演出であるさね。

流れる水のような斬撃。そして剣道家らしく、切った後は残心を忘れない。この姿勢は好ましいですな。

勝った・・・!!両手で勝った・・・!!しかも剣道の技だけで・・・!!
凄い・・・!!やっぱりお姉ちゃんは凄い・・・!!

はああ・・・と感極まったような吐息をつくかすみんでありました。嬉しそうで何よりです。
そして嬉しそうにしているのはかすみんだけではない。
スポチャン仮面の水のように流れる斬撃を見てなずなちゃんは確信する。

間違いない・・・見つけたわよ・・・断海竜(リヴァイアサン)・・・!!!

そ、そう来たかぁ〜〜。
なるほど、それで前回から水のような演出が見て取れたわけでございますね。
果たして火閻魔神と断海竜はどんな間柄という設定がなずなちゃんの中ではなされているのであろうか!!
そして、割と蚊帳の外になりそうな次のなずなちゃんの対戦相手であるジオ。
熱視線を送っても、何かこう怪物要素みたいなのがないとなずなちゃんには見向きしてもらえないぞ!!

・木曜日のフルット
働いて満足している様子の鯨井先輩がまた可愛い。

働いている最中に、もうこの辺りでいいんじゃないかなーと思うのはよくありますわな。
やり遂げるのも大事だけど、時間などと折り合いをつけてやっていくのも大事って話ですわな!!

・総合感想
CTCの終了。そして突然もたらされた空灰の終了
なかなかショッキングな号でありました。
出会いがあったり別れがあったり。まだそんなシーズンでもないはずなのになぁ。

さて、次号は浦安鉄筋家族が20周年を迎える記念号となります。これは目出度い。
そのお祝いとして浦安Ver.の[みつどもえ]が掲載される。ほう、これは楽しみな話だ!!

他にもREDでスクール人魚の連載を決めている吉富昭仁先生の読み切りが掲載されます。
別れの寂しさを乗り越え、センターカラーがいっぱいの次号を楽しみにするとしましょう!!



2013年 8号


・囚人リク
今回も獄に繋がれた状態での巻頭カラー扉絵。
だが、今はそこに光明が訪れようとしている。

レノマファミリーの策略に嵌り逆転敗北を喫した加藤看守。
上司に呼ばれ会議室にてお説教。
事前に神木さんに聞かされた通り、賄賂を受けていたことにされており、さらにクビは免れるという話を聞く。
食い違いが全くないことから、自身の敗北は揺るぎないのが分かる。それゆえか表情が消えている加藤看守。

今回の件は封殺する。話はそれだけだ!!

怒りを叩き付ける看守部長。
それに対し加藤看守。スコップの混入については自分がやったと言い出す。神木さんの指示通りですな。
まあ、看守部長にしてみればそんなことはもうどうでもいいことなんでしょうけども。
そして獄に繋がれている2人のことも看守部長にとってはどうでもいい。
むしろこの封殺したい事件に関係する話ですし、さっさと解放してしまいところでありましょうて。

申し訳・・・ありませんでした

お前の顔などみたくもないと言われた加藤看守。謝罪の言葉を述べて会議室を後にする。
会議室から出てきた加藤看守を見て慌てて目をそらす看守たち。
封殺するとのことだから情報統制はされていると思ったが、ある程度は漏れてしまっているのかね?
まあ、悪い噂というのはどこからともなくでてくるものですからねえ。

加藤看守は武田看守に一緒に来てくれと頼み、特別懲罰房へと向かう。
入ってきた加藤看守を見て語気を荒くするレノマさん。
しかし、その声には答えず、無言でレノマさんを縛っている枷を外し始める加藤看守。

・・・・・・ちだ。お前たちの勝ちだ

無表情でそう告げる加藤看守。いや、ハッキリ述べるその前には下唇を噛んで悔しそうにしているのが見て取れる。
完全に心が死んでしまったというわけではないようですね。
悔しさを感じながらも、敗北を受け入れざるを得ない。複雑な気持ちが無表情を招いているのかもしれない。

枷を外しおえたところで武田看守に豚舎に戻すよう指示を出す加藤看守。
レノマさんは長く繋がれた特別懲罰房の枷を扉が閉ざされる最後の瞬間まで見ていた。
そしてそれが見えなくなったとき、心の中で告げる。

森田・・・みんな・・・ありがとうよ
リク・・・やったぞ。俺たちは勝った。生き残ったんだ!!

内心で嬉しさに心躍らせているレノマさん。
一方、その解放の立役者である高木さんは仕事しながらもどきどきしっ放しである。
神木さんがうまくやったのかどうか。それは結果が出るまでわからない。
下手を打てば解放はされない。それどころか、手を貸した自分や、ひいては炊場のみんなが処罰を受ける。気が気ではありますまい。
だから看守に声をかけられてビクッとなっても仕方ないのである。決して高木さんが可愛い系のキャラによってるとかそういう話ではない!

それはさておき、看守によってレノマさんとリクが解放され炊場の通常勤務に戻すことを伝えられる。
この吉報を聞いた高木さん。いてもたっても居られず、便所を願い出て離席。
そして便所に隠していた携帯電話を用い、神木さんたちに結果を報告する。
そうか、さすがに身体チェックがあるのだから、身に着けてるわけにはいきませんわな。

高木さんの二人は解放されたというメールを見て歓喜する神木さんたち。よかったよかった。
それにしても高木さん、前略も略していいんですよ。相変わらず丁寧な人である。

森田・・・お前の気持ち、つながったぞ。お前の信じた正義が!!

経過としてねつ造で看守を賄賂犯に仕立て上げたのだが、それでも森田の想いは正義だと高木さんは言う。
正義という言葉自体が曖昧なものであるし、そういう考えもできるってことなのかもしれないですなぁ。
少なくとも、仲間を救いたいというのは信念であり、美しい思いと言えなくないわけで。美しいは正義か!!

病院内の森田はかすかに微笑んでいる。情報など入ってはいないだろうが、なんとなく感じるものがあるのだろうか。
これもまた仲間に対する信頼の成せる技でありましょうか。美しい。

解放の立役者である神木さんを初めとしたファミリー、高木さん、そして田中一郎。
その人たちの尽力によってレノマさんは解放された。そしてリクもまた。
看守に突き飛ばされたリクを救おうと腕をからませるレノマさん。
見事に生還し、またあの誓いの日のように腕を組むことができる。懐かしさが思わず笑みを浮かべさせてしまう。うーむ、美しい。
2人のジャレつきようを見て、飽きれたように去っていく看守。

注意だけはしているが、地獄のような拷問を抜けたのだし、まあ仕方ないかと思われているのかもしれませんな。

そういやさ、彼女。ちゃんとお母さんになれたのかな

いきなりその話を切り出すリク。彼女とはもちろんお産を控えた豚さんのことである。
なんとなく高木さんの考えが移ってきてないですかね、リク。ちゃんと彼女呼びをしている・・・!!

それはさておき、無事に産んでいた様子。これは一安心。
可愛い子豚たちを見て嬉しそうにしているリク。しかし、触れようとするのはレノマさんが止める。

そっとしといてやれ。家族の時間だ

確かにそうですな。お産の話はどうするのかと思ったら、こういうまとめ方となりましたか。美しいですなぁ。

ギャングのファミリー、豚さんの家族。そして今回はもうひとつの家族の話で締めとなる。
それは加藤看守の家族の話。家に帰れば当然のように押し寄せてきたギャングの話となる。
加藤看守は囚人の逆恨みだ。もうちゃんと解決はしてきた。心配はいらない、大丈夫だと述べる。
そうは言われても、またいつ襲撃されるか不安だという奥さん。それはそうでしょうな。
ならばこの際、昨日言っていた一戸建てへ引っ越す話、真剣に考えてみたらどうだろうか。

あんなものは・・・お前が言った通り、俺の給料じゃ夢のまた夢の・・・話だ。

悔しそうにそう述べる加藤看守。
稼ぎが少なくて家族の安全を確保できないと告げるのは男として屈辱でありましょうなぁ。
だが、それでも今は最悪な事態まではいかなかったことを喜びたい。
息子の堅児くんと娘の実花ちゃんを抱き寄せ、もう絶対に怖い思いはさせないと伝える。

俺はこれ以上の何を求めていたんだ。もう絶対に怖い思いはさせない。させたくない!
だから・・・このままで・・・このままでいよう。このままがいい

明日から、また真面目に働くか。

真面目に働いてなかったというわけでもないが、昇進に目が眩んでいたのは事実でしょうからなぁ。
もはや出世の目はなくなった。後は家族の平和を守るために真面目に働く日々のみか・・・
全てを失ったわけではないが、なかなかに厳しい日々を送ることになりそうですな。
精神的にはかなり堪えたでしょうし、今後脱獄の妨害をするような動きをすることはなさそうかな。

さて、次回は炊場編の完結となるお話。
炊場編が終わりとなると、また元の27木工場に戻るのだろうか。
糞つぼに入っての脱出は見送りとなるのか?それとも・・・?
脱獄計画がどのような展開を見せるのか、注目でありますな。

・弱虫ペダル
峰ヶ山ヒルクライムレースに新開さんの指示で出場する葦木場。
2mを越す長身の見せる走りはどんなものであろうか。

レース!!音楽が鳴ってる。クラシックだ。心はやる交響曲だ
やっと出られる。ありがとうございます新開さん。
勝ちます。絶対にその小野田って男に。
前半部分の言っていることはよくわからないが、勝つ気まんまんなのはわかった。
しかし微妙に危ないというか怪しいというか、不遜な感じの笑い方をする奴である。

さて、峰ヶ山ヒルクライムスタート。
全行程は16km。各選手、秋晴れのめぐまれた日差しの中を色鮮やかなジャージで走り出していく。
地方のレースなのでインターハイでは聞けなかった高校の名前も出ております。
柏東や幕張京葉は予選でも少し聞いたが、鴨川や市原といった所は初めて聞く。
果たしてこれらの高校がこのレースで目立つことはあるのだろうか!?注目すべき点であるな。

勝者はいろいろな意味で注目される。ましてや王者となった身としては当然注目を浴びて然るべきである。
というわけで、先頭を走る総北には応援の声がかけられます。

せーの、今泉くーん!

巨大な垂れ幕や団扇を手にした女性が道の端で黄色い声を上げて応援しております。
な、なんか懐かしいな親衛隊。というか、前よりもかなり数が増えている!!これが王者効果か!!
手嶋さんは応援は力になるしいいじゃないかという。いやそれは分かりますが限度が・・・
考えてみると、一番応援が欲しかったインターハイには来てなかったんですな、親衛隊。
それはそれとして、声援は今泉君だけに飛ぶわけではなかった。

小野田くんカワイイ!!

てな具合に坂道にも黄色い声が飛ぶ。
カワイイか。女の感性はわかりませんね、と今泉君。まあ確かに理解しがたいところはあったりしますな。
でも坂道がカワイイ系のというのは間違いないのでその声があがってもいいんじゃないですかね?
福富さんや金城さんがカワイイとか言われたらさすがに何!?となるけど。御堂筋君はキモカワイイ路線なら分からなくもなし。

応援が力となっているのかはわからないが、とにかく坂道の緊張はだいぶほぐれている様子。
手嶋さんは坂道にペースは大丈夫かと声をかけ、なるべくついてこいと言う。さてさてどうなるか。

まだレースの序盤。各校とも流している状態なのか、固まって進んでいる。
そんな集団の中で長身ゆえに上の方に抜きんでている男がいる。もちろん葦木場のことだ。
他の選手から見ればサドルが目の高さにあるという。どんなでかさだ!!
それがさらに立つというのだから、一緒に走っている者の感じる迫力はとんでもないものとなりそうだ。

中学時代の葦木場を知る富津西の原田さんはこう述べる。
わざわざ千葉の大会まで来たのは総北の偵察なんかじゃない。勝ちにいくはずだ。そういう男だこいつは!!

どいてくれ。オレ先頭に用事あるんだ。久々のレースでオレ、超ご機嫌なんだッ!!アタマのクラシック鳴り止まなァい!!

でかい体をリズミカルにゆすりながらのダンシングで加速する葦木場。
その様はまるでメトロノーム。メトロノームダンシング!!

第九だ。ベートーベンの交響曲第九番。通称"合唱付き"。ベタだオレ。年末でもないのに。笑える!!

何が笑えるのか知らないが、まあ、走ってると歌いたくなったりはしますよね。
頭で音楽が再生されるのもまああるんじゃないかな、うん。

それにしても葦木場はただでかいだけではない。手足の長さもまた異様である。その手の長さは一般人の脚ほどもあるという。
その巨体を左右に揺らし加速する。なかなかに周りからすれば怖い走りだ。ぐぁんっ。

レース・・・レース・・・レース走ってるオレ。

嬉しそうに走りながら笑みを浮かべる葦木場。
山岳の先輩なんだよなと考えると分かるような気がする笑顔だ。
そんな葦木場は福富さんからこのような通告を受けている。
おまえは無期限謹慎だ。レースには出さない。今年のインターハイも来なくていい、と。
ああ、そうか。それで葦木場はインターハイで坂道を見ていないのか。それで見るためにこのレースに送り込まれていたんですな。
いや、それはそれとして。何をしたのだろうかこの男。
福富さんが無期限謹慎を言い渡すなんて相当なものだと思うのだが・・・ジャージ掴んだ程度の話ではないということか!?
走り方が危うすぎるのがヒントかもしれない。関係ないかもしれない。
ともかく、レースに謹慎が解けてレースに出れたのがたいそう嬉しい様子。

絶対1位獲りますよ。1位こそ、正義だ!!

オーケストラの指揮者のように大仰に手を振ってみせる葦木場。その目はどこを見ているのか・・・
さすが箱根学園である。この男もまた只者ではなかった!!変人的な意味で。まあ、楽しそうなのはいいと思いますけどね。

今泉君はこのレースに箱根学園の選手が出場していることを知っている。
そしてそれは手嶋さんも同様である。
葦木場。手嶋さんと同じチームで走っていた男。
1位を正義と信じ、勝ちに来る男。その男が早くも仕掛けて来ようとしている!!

なかなかに愉快な奴ではあるが、過去にどのようなことをしでかしたのでしょうかね、葦木場。
今の所キャラが掴み切れていないので扱いに困る。
中学生時代は手嶋さんの引退を必死で止めようとしたり、いいヤツな感じだった。
しかし、今の様子を見ると笑顔が怪しく、微妙に不遜な感じの態度に思えるヤツとなっている。
そして何かやらかしたという過去・・・うーむ、気になるなぁ。
事前に待宮のボトルを2つとも破損させておきました!!とかそういうことをしでかしたとか?いやさすがにそこは拾ってはこないか。

・ハーベストマーチ
姉弟の放浪ファンタジー。
人の身を取り戻す術を探すために天使の胎のことを知る学者の足跡を追う2人。
初めて見る村の外は未知の世界。その先には様々な困難が待ち受けていることが想像できる。

でも今の2人がやっているのはくすぐりっこです
お互いがキャーッと悲鳴をあげるまでくすぐりを行い、ハァハァと息を荒げて座り込んでしまうという。
な、何をやっているのだこの子たちは・・・!?
長い道中だし息抜きも必要だよねってことかもしれないが、むしろ体力使ってるじゃないですか!!
まあ、精神的な息抜きは必要ということか。まだ村出てから2日も経ってないけど。

森の中のそれなりに整備された道を行く2人。
クゥはサンダルのようなものを履いている。禁じの森に入った時は裸足だったのに。
これも村長から支給されたのだろうか。気の利くお人である。

旅の途中で夕日が山の向こうに落ちていくのを見る2人。
その美しさに見惚れているかのようなクゥ。
夕日が美しいのか、それに照らされた姉の姿が美しいのか。ノイエさんとしては気になるところじゃありませんかね。

それはさておき、ようやく森を抜けた先の村『森の村』へとたどり着きました。
二度寝&くすぐりのおかげで遅くなったけど、なんとか夜になる前にたどり着けたようでよかった。

村は高い壁で覆われている。この防備の固さは村という感じがしませんな。
なんとなく閉鎖的な雰囲気だし、自分たちの村とは全然様子が違う。よその人間が入れてもらえるのだろうか?
そう心配する2人をよそに、門が開いていく。
開いた先には多数の村人たちが笑顔で待ち受けていた。その中から1人の少女が歩み出て来る。

ようこそ旅の人たち。どうぞ私たちの村へお入りください。

少女のその声を初めとし、後ろに控えていた子供たちが一斉にようこそ!ようこそ!と唱和しだす。
まるで来るのを知っていて待っていたみたいな歓迎に戸惑いを見せる2人。そりゃそうでしょうな。
でもとりあえず自己紹介はします。丁寧なことだ。
笑顔で2人の挨拶を受ける子供たち。しかし、大人たちはどうも様子が違う。

子供と女の旅人か・・・俺たちの味方にはなりそうにないな

何やら気落ちした様子を見せる大人たち。反対に子供たちの方が嬉しそうな笑顔を浮かべている。
この対照っぷりはどうしたことか。さすがにクゥも変じゃないかと思えている様子。
そこに先ほどの歓迎をしてきた少女が声をかけてくる。そろそろ村中そろっての食事の時間なのでお2人もどうぞ、と。
この村はそろって食事をとるのか・・・?まあ、そういう慣習のところもなくはないか。
しかし、旅人である自分たちも混ぜてもらっていいのかしらと問うノイエさん。

当然です。『村を訪れた者は皆仲間であり家族である』というのが、私たちの長の教えですので。

ふむ。面白い話でありますな。
逆に考えると、村を訪れた者は皆家族になってもらうとかそういう考えといえなくもないですが。
家族にするってどういう意味での発言!?いや、そこは深く考えないことにしよう。考えてもいいけど。

荷物を預かりましょうという少女の言葉を受け、大人の1人がクゥに近づく。
そして荷物を受け取るときに、震えながらクゥに告げる。

今すぐ村から逃げるんだ。ここはもう『森の村』じゃない・・・
とにかく大勢に・・・誰でもいいからこの村の異変を伝えてくれ。頼む・・・助けを呼んでくれ。

そう述べたのは先ほどの少女の父親。ふむ、これは一体どういう意味であろうか。
というか、父親に声をかける少女の笑顔が凄く怖い。この怯えた父親の姿が村の異変を如実に語っておりますな・・・

門が閉ざされようとしている。
それを見、少女の父親の表情を見、この村は何かおかしいと確信するクゥ。ノイエさんを連れて出ようとする。
が、そこに飛来したのはゴーグルの女性。マイラさんである。
飛び込んだと同時、クゥを抱え上げる。やったー!!かわいいかわいい!!ちっちゃーい

予想通りクゥはマイラさんに気に入られた様子。それはそうでしょうな。
マイラさんの登場と同じくして、村の長であるカイリも登場。

クゥバンテ君にノイエさん・・・歓迎しようようこそ我が村・・・『蛇の村』へ。
さぁ。それではすぐに――食事にしようか

堅く閉ざされた『蛇の村』での食事。それは一体どのようなものとなるのか。
子供と大人の対比といい、この村には色々とありそうですなぁ。単純に恐怖で操っているだけではなさそうだが・・・
マイラさんが小さい子好きなので小さい子は優遇されているというのは分かるが・・・
そうなるとノイエさんはどういう扱いになるのだろうか。
年齢的にも微妙なところだが、どう見てもノイエさんは小さくはないからなぁ。色んな部位の意味で。
村の食事が楽しみであります。色んな意味で。

・いきいきごんぼ
職員便所を使ってはいけない。そんな弱い心に反逆する。さすがのトリーズナーですな。

からかわれて赤くなる委員長。ふむ、凄くまんざらでもなさそうに見えるのですが・・・
こりゃ吏毘堂さんが大変なことになるなと思ったら、予想通り大変なことになってた。吏毘堂さーん!!

その高さで空爆を図る枷井。指の力緩めたらそのまま落下しそうなものなのに・・・さすが中学生は命知らずやで!!
まあ、落下してもなんだかんだで生きのびそうである。
そして下の人らにラッキースケベを仕掛けそうである。もちろん自分を女役として。

最後に3年の図書委員の人は委員長と別れて他の女の人の方に向かっているように見える。
ああ、待っていたのはこっちの女子で、委員長とは本当になんでもなかったのね。
と安心させて実はということもありうるので覚悟はしておいた方がいいかもしれない。怖い怖い。

・バチバチBURST
告白まがいの、気持ちの籠った発言をした椿。
それに対し無言な鯉太郎。何とか言いなさいよと言われても仕方がない。
そして、そこで返ってきたのが「悪いな・・・」の一言だったりするわけで・・・
なんだその返事は?どういう意味の返事?心配かけて悪いってこと?気持ちには応えられないってこと?
相撲は続けるけど、そういうのはちょっと・・・ってこと?どういう意味なのだ!?

ともかく、部屋に帰ることとなった鯉太郎。
空流部屋の前では醜聞を待つ記者たちでごった返している。

どう?親子二代道半ばで挫折する気持ちは?

こんなことをいきなり尋ねて来る記者たち。ほんまゲスな連中である。
挑発させて口を開かせようという魂胆もあるんでしょうけどね。どちらにしろ気分のいいものではない。

そんな記者を無視して中に入る鯉太郎。無視さえしていれば中にまでは入れないですものね。
実際の所、今の鯉太郎は記者の声なんてほとんど耳には入っていないかもしれない。目指すは親方の所だ。
親方や仁王さん、マコ姉たちがいると部屋にやってきた鯉太郎。畳に手をつき、すみませんとまずは謝罪。
これを見て、バカなことを言い出すのではと心配する椿。

俺はいつまでたってもどーしよーもねーバカヤローです。腹も座ってねーのに廃業なんて話に乗っちまって・・・
土俵に上がりたくても上がれねー力士を・・・俺は見てきたのに・・・
俺の肩に乗ってるモノは・・・軽くねーのに・・・
クビになって当然のクソバカだってのはわかってます。
空流の看板にドロ塗っちまうってこともわかります。またみんなに迷惑をかけちまうってことも・・・
だけど俺は・・・まだ力士でいたいです。
お願いします。俺はまだ、土俵で生きていたいです

ハッキリとそう想いを述べる鯉太郎。嬉しそうな表情を見せる椿がいい感じでありますな。
もちろん空流親方は鯉太郎を辞めさせる気など毛頭ない。
お前が負けたのは俺の責任だ。このまま黙って終われるかい!と言い出す。

確かに王虎は想像以上だったよ・・・天に・・・時代に選ばれた力士なのかもしれねぇ・・・オモシレーじゃねーか・・・
俺だって横綱キラーと言われた男だ。相手が強ければ強いほど、相撲はオモシレー・・・
お前はまだまだ強くなる。俺が必ずしてみせる
誰にも何も言わせないくらいに・・・王虎よりも、そしてお前のオヤジよりもな。

そう述べる空流親方。
その言葉を受け、白水さんが鯉太郎の肩を抱く。
今更マスコミに叩かれてもどうってことはない。ヒール上等と述べだす白水さん。まあ、確かに今更ですわな。

それに親方・・・あなたの遺伝子を受け継いだ幕下力士はここにもいるでしょ・・・
俺が王虎に土を付ける・・・!!
弟弟子のケツは兄弟子の俺が拭いてやる。それで丸く収まる!

さすがに白水さんでありますね。いい兄貴分である。言ってほしいことを言ってくれた!!
できるかどうかは難しいだろうが、その意気で挑んでほしいところである。
そして仁王さんもここで鯉太郎に向けて激励の言葉をかけてくれます。

お前への風当たりはこれからますます強くなるだろーよ。黙らせてみろ。残りの取組でな・・・

いい感じの言葉ですな。既に幕内の仁王さんはすぐに仇を取るというわけにはいかないし、鯉太郎に向けてはこういうしかない。
そして、フォローは鯉太郎だけではない。マコ姉にも向かう。

おいマコト・・・テメーの弟は・・・俺の弟は、そんなに弱くねぇ
心配すんな・・・コイツはもう空流の力士だ。
俺らやお前がコイツをちゃんとわかってやればいいじゃねーか。

久しぶりに仁王さんがいいことを言っている。締める所はちゃんと締めてくれるのはありがたいなぁ。
その言葉を受けて、マコ姉。小さい頃の鯉太郎を、そして力士となるために今までの礼を述べた鯉太郎を思い出す。
そう、あの時から鯉太郎は姉のもとを離れて一人の男として、力士として生きていっているのである。
となれば、マコ姉もそれを尊重し見守っていなかいといけますまい。周りの声に潰されないように、精一杯・・・

鯉太郎の再出発に、マコ姉も含めて空流部屋の皆が一丸となっている
セリフこそなかったものの、大吉や川さんも鯉太郎の復帰を喜んでいることでありましょう。
だが、そんな中、一人不穏な動きをしている男がいる。常松だ。
空流お得意のだんまり作戦でマスコミを追い払えそうだったのに、率先して話しかける常松。

ありますよ。いいネタがね・・・

果たして常松のいういいネタとは何なのだろうか。
不穏分子のやることなだけに、ただで済むとは思えない。いい形で収まりそうだったのに、この男は・・・!!

まあ、白水さんが述べた決意を常松がリークしたという形になればそれはそれでありかもしれないな。
マスコミの手にかかると白水さんも負けたら合わせて廃業覚悟か!?みたいな書き方しそうで怖いけど。
なんにしても、鯉太郎の廃業はなくなった。
明日以降の取組がどうなるか気になるところである。
まあ、鯉太郎はもう簡単には負けないでしょうが、常松や白水さん。そして王虎の戦いが気になる。
王虎が次に闘うのは白水さんか、常松か、それとも天雷か?
いきなりブタフグと当たってブタフグが壊されたらどうしようか。いや、どうでもいいっちゃどうでもいいかそれは。うん。

・侵略!イカ娘
知美ちゃんは本当にスタイルがいいなぁ。そりゃあファッションモデルもお願いされるわ。
そしてオシャレしたイカ娘がかなり可愛くてたまげる
早苗が着せていたコスプレとはまた違う。素材の良さがよくあらわれたいいファッションだ。うーむ、こういうのもアリだったか!!
どうでもいいが、自販機の下の硬化こそ触手を使いなさいよ。

アグレッシブなイカ娘としては高機能の服じゃないと色々と困るのはわかる。
が、もうそれはそういうものと馴染んでしまっている清美ちゃんたちもどうなのだろうか。
いつまでも馴染めない渚ちゃんとは別の意味で心配だ!!
まあ、3バカの作る超常的な品物をいつも見ているから耐性はできているに決まってはいますわな。

・毎度!浦安鉄筋家族
日本で数人目の天才少年探偵。今はどのぐらいいるのかなぁ。

殺人事件にはならないだろうが、画鋲を甘く見たらいかんで!
少なくとも落ちているとわかっているにに、頭から倒れ込んだりするのはどうかと思う。怖くないのか!?

・ドカベン ドリームトーナメント編
同点、9回裏、無死満塁。
超緊張の場面でマウンドに立つのは、エースナンバーを背負う光の小次郎!!

故郷の新潟では教え子たちが小次郎監督の登板に沸きかえっている。
このまま三者三振にしてほしいところだが、その場合四番の山田にまで回ることとなる。

大丈夫だ。殿馬を三振にして星王でダブればチェンジや

星王はそんな扱いであるか。まあ、仕方ないのかもしれませんが。

さて、小次郎の登板に従い、内野陣の守りを固める監督。
ショートの国立が浪花に代わってサードに。そしてショートには投手だった七夕が入る。
七夕はここでベンチかと思ったら、まだ活躍の機会は残される形となるんですな。

まずは二番の殿馬から。
総裁をはじめとした上の方の人たちとしては、このまま山田まで回ってほしいと考えている。
確かに二死満塁で山田対小次郎という場面になれば、それはそれは盛り上がるでしょうからなぁ。

殿馬。余計なことをするなよ・・・決めるのはおれだ

他の人たちの思惑を他所にそんなことを考えている星王。身の程しらずは言い過ぎかもしれないが、うーむ。

さて、このクリーンアップを相手にどんな投球を見せるのか。
耐えれそうな球数は10球。3人3球三振なら1球おつりがくる計算ではあるが、それほど上手くいくかな。打順が打順ですし。
全盛期の球なら抑え込むのも期待できるといわれる小次郎であるが、さてさて。

1球目。低目のボールはいきなりの152km。コースも申し分なく、見事な球である。これが小次郎よ!
しかし、今の全力投球での肩の痛みはどれほどのものであったか。
続く2球目。小次郎の球はバックにも信頼されている。ホームで刺すために超前進守備がひかれている。当然ですな。
だが、その必要もなく、2球目は殿馬の見過ごし。
これもゲッツーになる可能性がある際どいコースでありました。速度は153km

見事な球を抛り続ける小次郎だが、肩の痛みがそろそろ出るころではないだろうか。心配そうな様子のドルフィンズベンチ。
とはいえ、ここは小次郎を信じて任せるしかない。
第3球はど真ん中。これはチャンスとバットを振る殿馬。
しかし、小次郎の球は物凄いホップを見せる。
Kジローがあわや取りこぼすんじゃないかと思えるぐらいの上昇と勢いを見せる小次郎の球。凄まじい。
その速度はさらに増しての154kmでございます。うーむ、見事。

これで殿馬は三振となった。
無死満塁の最初の打者で点が取れないとゼロに終わる可能性が高いと言われている。
これで星王が併殺打ならば延長ですし、その可能性は結構ありそうな気もしますな。
そうなった場合、次戦のタイガースとアイアンドッグスは夜中の試合開始となる。

客のいないゲームか。それも面白いかもな

面白いで済ませてしまっていいんですか、総裁。まあ、ファンはそれでも頑張って球場に残るかもしれませんがね。

さて、3番の星王である。外野フライが打てるパワーは十分にあるが、併殺に打ち取られる可能性も高い選手である。
山田の前で終わるのか、山田まで回るのか。
漫画的に考えれば、山田まで回らないはずがないとは思うが・・・はてさて。
まあ、星王を併殺にして、延長で山田との対決もありえなくはないか。どうなりますことやら。

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
紫龍の背中に浮かび上がる龍紋。それはただのタトゥーではない。
小宇宙の高まりによって浮かび上がるものである。
それが浮かぶのは聖闘士の中でも選ばれた者とされている

それは十二人の黄金聖闘士の中でも善悪を判断する要の役目をもった天秤座。
その天秤座の聖衣を継承することのできる聖闘士だけなのじゃ。

見よ、その証がこれじゃ。

そう呟き、童虎もまた聖衣を脱ぎ捨てる。その背中に浮かぶのは・・・猛虎!!
口元が微妙に可愛い気はするが、確かに猛虎である!!
この猛虎こそ、まさしく若き日の老師の証。
紫龍もまた、まちがいありません。我が師の老師であると大喜び。

これ以上ないほどの証立てをした紫龍。しかし、童虎はまだ満足していない様子。
頭よりも体で考えるタチである以上、体で感じてこそはじめて納得できるようにできている。

見せてみい。わしが授けたという廬山昇竜覇を。
お前の昇竜覇が本物ならば、その時こそ信じてやるわい!

そう告げて、童虎は構えを取る。紫龍が放たなくとも、童虎はもう一度昇竜覇を放つつもりでいる。
これを防ぐには紫龍も放つしかない。廬山昇竜覇を!!

2つの廬山昇竜覇。これが打ち合わせられる日が来るとは。長生きはするものですな、童虎。いやまだ長くは生きてないのか。
ともかく、2つの龍の激突。その威力はほぼ互角!!
完全に威力は相殺され、お互いに吹き飛ばされはするものの、ダメージは無い様子。
それを確認し、童虎は紫龍を助け起こす。

さすがは我が弟子よ

そのように弟子であると認めて、さらに龍紋の浮かび上がった背中を叩く。

よごれとるぞ。天秤座を継ぐべき者の証、お前の背中の昇竜が・・・

てな具合に、すっかり紫龍を己の弟子と認めた童虎でありました。うーむ、やはりここはよい師弟関係ですのう。
しかし、予想はしていたとはいえ、やはりこの2人の戦いは聖闘士の戦いとは思えない。
聖衣の色ではなく肌の色が紙面を大きく覆っているではないか!!まあ、予想できたことではありますが・・・

紫龍は童虎が二百年先も生きていたのはアテナによる仮死の法であると告げる。
そこまで教えてしまっていいものなのだろうか。まあ、いけないとは紫龍は聞かされてはいないしなぁ。にしても問題はありそうだが。
まあ、深いことは気にしない童虎の性格ならなんとなく問題にはならないのだろう。たぶん。

さて、師弟がいい感じに落ち着いた頃。
水鏡先生のメッセージを読み解き、驚愕しているシジマ。この血文字のメッセージが伝える内容こそ・・・伝説の十三!!
聖域でも呪われたあの十三というが、一体どの十三なのだろうか。
それはわからないが、ともかく一刻も早くこの迷宮から抜け出さないといけない。
だが、そこについに追手が現れる。魚座のカルディナーレ!!
手負いのシジマを葬るためにやってきたのだろうか。それとも・・・?

ようやくシジマやカルディナーレ側の方も話が動き出しそうである。ずいぶんとのんびりしてましたなカルディナーレも。
まさか神々の迷宮に迷ってシジマのもとに辿り着くまで時間がかかったという話でもあるまいに。

そして伝説の十三とは一体何なのか。やはりあれか?黄道がずれて十三になるとかそういう話か?
へびつかい座が黄金に昇格し、十二宮が十三宮になる。今の聖域は崩壊する!とか。つじつまは合うな。
でも自動で十三宮になるだけならまだいいんじゃない?とも思えるのだが・・・ハッ!誕生日がずれるのか!!
ひょっとしたら誕生日がずれて星座がずれてしまう黄金も存在するのかもしれない。それは確かに一大事。
下手したら獅子座が蟹座になるというずれ方もありえるわけですからねぇ・・・むむむ!!
まあ、さすがにそれはないと思うが・・・はてさて。

・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜
クリスの指示通り、ピアーズは街へと向かいながら車の無線で応援要請をかけている。
通信は問題なく繋がり、応援要請の合意もされた。
しかし、先遣部隊が到着するまで丸1日かかるという
既に学園はパンデミックになっているのに、それではなんとも・・・

しかし、極東支部としてもそれが限界なのでしょう。
元々マルハワ学園自体が人里離れたところにあるのである。
部隊が装備を整えてここまでたどり着くとなるとそのぐらいかかってもしょうがないのかもしれない。
ピアーズは納得し、このまま単独で学園に引き返し、仲間と共に生存者を連れて脱出することを決意する。

ゾンビの群生地と化したマルハワ学園。
プールサイドをヒタヒタと歩くナナン。うーむ、やっぱり全身図は視覚的にキツイものがあるなぁ。
何か羽織ってくれるとありがたいのですけど。うら若い娘が全裸で徘徊するなど、目に毒だ。
そのナナンにフードの女が声をかけてくる。
面白い変異を遂げた実験体を連れて行こうとしている様子。
だが、ナナンはビンディの言うこと以外は聞く気が無い様子。ふうむ、自我はなくとも本能的な部分が人を選ぶのかねぇ。

さて、クリスたちが脱出のためにヘリに向かっている最中、メラは怪物と化したビンディと遭遇。
早速対決が始まります。
怪物と化したビンディの身体能力は相当高い。
だが、こちらもBSAAの肉体派。怪物の素早さをも上回る身軽さで背後を取り、銃撃を浴びせるメラ。

死ぬのはあなたよ

銃弾は過たずに後頭部を直撃し、額に抜ける。
とどめとばかりに背後から首にナイフを当て、頸動脈をかっきる。おお、まるで処刑人のようですな。

見事な手際でB.O.W.化したビンディ・ベルガーラを仕留めるメラ。
その報告を聞き、リッキーは複雑そうな表情である。内心も微妙にちゃん付けに戻っていたりする。
叔父さんのこともあるし許せない相手ではあるが、それでも狂った経緯を知っているだけに微妙な気持ちなんでしょうな。

メラに地下制御室のことを伝える。生存者を連れてそこのヘリを使って脱出しましょう。そうメラに告げるリッキー。
メラはビンディ捜索と同時に生存者を探していたが、どこにも生きている人間の気配はなかった。
まさしく全滅という事態である。なんともやりきれん。
仕方がないのでピアーズが戻ったら地下制御室まで誘導し、クリスたち4人で脱出をすることにする。
が、メラはもうしばらくかかりそうなので先に行っていてくださいと通信を送ってくる。
その理由は・・・ビンディ。あれで仕留めれていないというのか・・・!!

クリスは深追いするのは危険だと退くように言う。
しかし、これほどの事件を起こした人物を捨て置くわけにはいかないとメラ。

極東支部の人間として、管轄地域で起きた事件の元凶は責任を持って制圧します。

そう告げて通信を切るメラ。これは・・・やばいフラグが立ちまくっていますよ・・・

銃撃を受けたはずの頭部や切り裂かれた首は煙をあげている。
頭部を見る限りもう出血もなく、元の通りとなっている。完全にノーダメージだというのか・・・?
なかなかにしぶといビンディ。しかし、動きの素早さではメラの方が上である。
首を完全に落とすことができれば、ひょっとしたら倒せるかもしれない。
もしくはしばらくの間は活動を停止できるかもしれない。
だが、今の装備でそこまでの攻撃がはたしてできるものか・・・
死亡フラグが立ちまくりのメラであるが、なんとか意地を見せて欲しいものでありますな。

・クローバー
勇気を出して志帆叔母さんに母のことを尋ねるハヤト。
ここで母親が出ていった理由が判明。
どうやら父親の他に好きな人が出来たかららしい。ううむ、シンプルでいてディープな理由だな。

しかし結局その人とも2年ぐらいでうまくいかなくなったらしいハヤト母。
5年ぐらい前に「仙台を離れる」。その連絡があってからはもうずっと連絡もとれなくなったそうな。
音信不通か。うーむ、無事でいるかも怪しい感じなわけですな・・・

ま・・・親戚に会えただけでもよしとするか

諦めがついたかのようなハヤトの表情。
まあ、手がかりがあると聞いてやってきたけど、その手がかりは母のもとには伸びずに途絶えたわけですからねぇ。
これ以上粘ってもたどり着けるとは思えませんわな。

それはそれとして、レオの方。
携帯の呼び出しを受ける。かけてきたのはハヤトが朝すれちがった悪そうな男であった。
男はレオにあの件はどうなったかと尋ねる。

絶対用意するから、佐柄さんにはよろしく言っといてくれよ。

なんだ?金か?まとまった金を用意しないとヤバイことになるとかいうアレか?
きな臭い話になってきましたな・・・

ハヤトたちを駅まで送る時間も惜しい様子のレオ。
忙しく動き回っているが、何か金を稼ぐアテでもあるんですかねぇ。
動き回ったあげく、例のスクーター連中に追われて橋の下に隠れたりしてるし、何をしているのやら。
そしてついにはこんなことまで言い出す。

なあ、いとこ。金貸してくれ

親戚だからってお金の貸し借りはそう簡単にはできませんよね。
どう見てもレオは信頼できる感じの子じゃないですし。
ダメそうな感じとは思っていたが、予想よりもダメな感じで困るわぁ。
ハヤトは人がいいけど、今は財産は管理されている状態だし、出してしまうようなことはないと思う。
代わりに腕力なら振るってくれると思うが、事情がわからないとなんともならないからなぁ。
あんまり酷い話じゃないといいですな。
実は高価な釣り具を買うためだった。期限内にお金を集めないと先に他の人に買われちゃうとかそういう話だったとか。
ふむ。ハヤトもその話なら興味を持ってくれるかもしれないな。さすがにそれはないと思うけども。

・バーサスアース
剥き出しの髄幹に叩き込まれる集中砲火。
外甲にさえ守られていなければ、自衛隊の装備でも十分通用するのである。
深柱塔解だ。人間様なめんじゃねえって話ですわな。

崩壊しながら倒れていく深柱。
マントル熱戦を放とうとしていた目玉も縮み、顔のような部分に収納されていく。
なんだったんだろうなぁ、この顔は・・・

あの化物を本当に倒せたのかと感慨深げな佐藤3佐。隊員たちの犠牲は無駄にならなかったぞ――
しかし、いつまでも感激してはいられなかった。
塔解が始まったのを見て、すかさず地災研の処理チームが動き出す。
どうやらヒミコさん、深柱塔解現象や砂状化についての詳細は自衛隊に伝えていなかったらしい。
まあ、戦いをする上で教えておかないといけないという部分ではないですが・・・

可能な限りのデータと残留物は、わたしたちが頂くわ

それが狙いなんでしょうなぁ。
掃除機のような吸引銃(バキュームガン)を用いて砂状化した深柱の体を吸い込んでいく。
この先も深柱と戦うためには材料の調達はかかせないですからねぇ。0.1gでも吸い込んでおきたい。
それはわかるが、自衛隊にデータを回すつもりはなさそうなヒミコさん。ふむ。
知識がないので手作業で回収しようとするが、悪戦苦闘している自衛隊。むう、ここからスタートするしかないか。

自衛隊に地災研の装備を回していけばハルトたちが闘わなくても済むのではないか。
扱いの訓練は玲央さんたちの方が先んじているから一概には言えないけど、攻撃手は多い方がいい。
そのように考えなくもなかったが、ヒミコさんはそういう考えはもってない様子。ふうむ・・・

強敵の深柱は倒れた。だが、最後に見たあの髄幹の顔。話しかけてきたあの顔のせいで激しく動揺しているハルト。
どうやらあの声はハルトにしか聞こえていなかったらしい。深柱同士はテレパシーのようなもので交信ができるのか?

オレは・・・ちがう・・・柱なんかじゃない・・・人間だ・・・ただの人間・・・

動揺ゆえか、能力を制御できなくなっているハルト。侵食が始まっている。
かなりの隊員に能力の発動を見られているし、ここで暴走状態を見られでもしたら、ハルトが危険な存在だと認識されてしまう!!
危惧する玲央さん。自衛隊としてはそのように考えるのは無理もないところでしょうわな。
暴走しかけているハルトの右腕には深柱の外甲が浮かび上がっている。見ろよあの手、まるで溶岩噴出体みたいな色だ。

そんな言葉に激昂しかけるハルト。
そのハルトの腕にさらりとワクチンを投与するヒミコさん。上着の上から打ち込みおった!!
緊急的な措置かもしれないが、ヒミコさんのノリがなぁ。
激昂しているハルトに油を注ぐようなものでありますわ。

オレは、あんたのオモチャじゃない!

人さらいのようなマネをして戦いの場に放り込み、軽い感じでごほうびとか言われると、そんな風に扱われている気になりますよね。
ワクチンを打たれたばかりなのに、右手を変色させてヒミコさんに襲い掛かろうとするハルト。
玲央さんが必死で止めようとするが、この勢いはそう簡単には止まりそうにはない――

うおおおおハルトおおおおおお!
ハルトおおおお!よく来てくれたあああああ!!

そんな危険で深刻な空気なんて微塵も気にしない叫びが場を圧倒する。
ドレッドこと兵真くん。負傷しているので自衛官に肩を貸してもらいながら登場。そしてハルトに感激のハグ

ハルト。やっぱお前はスゲェわ!!オレは今モーレツにお前を抱きしめたい!!
林、来い!左支えろ。ピラーブレイカーのスーパールーキーのお通りだー!!

わっはっはーと肩に担ぎあげる兵真くん。この天然っぷりは凄いなぁ。ハルトが怒っている暇すらない!
しかし、地災研の方はともかく、自衛隊の方には結構な被害が出ている。
勝利というには犠牲が多すぎた。大っぴらに喜んでいい空気ではありませんわな。
でもまあ、そのおかげでハルトの暴走も抑え込めたわけだし、ファインプレーであることには違いないですよ兵真くん。天然だけど。

田中2曹と森1曹は兵真くんにお礼を言う。君がいなかったら我々2人は死んでいた、と。
それに対し、礼を言うならこいつに言ってくれとハルトを前に出す。こいつが来てくれなきゃこの勝利はなかったんだ。

・・・そうか。ありがとう。勇気ある協力に感謝します

ビッと敬礼して礼を述べてくれる2人。うーん、いいものでありますねぇ。
ヒミコさんの軽い感じではない、気持ちの籠った謝辞。これにはハルトも思わず背筋が伸びる。

お前が来てから1人も死んでない。それまでばたばたやられてたのによ。胸張っていいと思うぜ。オレはよ。

本当、いいこと言ってくれますね兵真くんは。
おかげでようやく深柱を倒し、生き延びたという実感が出てきたハルト。
玲央さんとしては兵真くんにあまりハルトを持ち上げすぎないよう釘を刺しておきたい。
まあ、玲央さんはなるべくハルトを前線に出したくはなかったみたいですしね。まだ高校生なんだし。
それに力に溺れたり・・・勘違いした人間にはなってほしくない

わかってますよ。こんな光景見せられて調子に乗れるほどオレ・・・図太くないっスから

何。兵真くんは図太いというのか!?いや、体系的には非常に図太いとは思いますが。
光景も目に入らないぐらい感激していたからしょうがないじゃないですか!図太いのではない。天然だ!!
まあ、兵真くんのことはこの際どうでもいい。
それよりもハルトがそういった力に溺れるようなタイプじゃないことに安心する玲央さん。よかった。おまえがそういうコで。

では改めて礼を言う。ありがとうハルト

落ち着いた表情で礼を言う玲央さん。美人ですなぁ。
そのためというわけでもないが、呆けたような感じになるハルト。

あれ・・・なんだ・・・オレ・・・この人たちの役に立って、よかったと感じてる

もう何度も共に死線を潜り抜けた仲間ですものねぇ。
兵真くんと肩を組まれ、ピラーブレイカーの3人と一緒にいるハルト。何ともいえない感情が湧き上がっているようですな。

オレのことは"兄貴"でいいぜ

な、何を言い出すんだ兵真くん!!微妙に感激している最中に何を言い出すのかこの人は!!
兄貴分というには感激屋すぎる感じがあるのがアレでしてなぁ。手間のかかるお兄ちゃんという印象が拭えない。
物凄くいい人なのは間違いないんだが・・・その残念な感じがまた良し。

兵真くんのおかげでほんわかした感じになりましたが、ハードな話はまだ残っていた。
玲央さんの右手の内側に仕込まれている鋭い刃。「融合者殺し」
アメリカから届いたもうひとつの試作品。もしもに備えてヒミコさんが仕込んでいたという。

もしもハルトきゅんが完全に深柱を制御できなくなり我々に危害を加える可能性が高まったら、
彼に一番信頼されているあなたが処理するのよ。
それで脳幹と脊椎を傷付けることなく心臓を貫けば、脳が死に至る短い間、外甲片を原形のまま採取できるはず

玲央「本気であたしにそんなことできると思ってるの?」
ヒミコ「できるわ。あのコはもう深柱だもの。あなたの家族を殺した憎き柱の眷属よ」

うーむ、ヒミコさんは本当悪い感じだなぁ。
暴走を抑え込むための万が一の処置を考えるのは当然である。
そしてその場合に、最大限の収穫を得ようとするのもまあやむを得ない。
しかし、どこかそれを望んでいるんじゃないかと思える感じに見えるのが危うくてなぁ・・・
原形の外甲片さえ手に入ればもっと凄い研究ができるのに、とか考えていそう。
下手すると、先のハルトへの態度は暴走を煽り立てていたんじゃないかとすら思えて来る。

そんなヒミコさんですが、ひとつぐらいは良いことをしていたりする。

日本地質災害研究機構の者です!通してください!

そう叫びながら自転車をこいでやってきたのは・・・カナちゃんだ!!ヒロイン、遅ればせながら登場。
どうやらヒミコさんが検問に裏から手を回してやってこれるようにしておいてくれたらしい。
ふむ、粋な計らいでありますな。まあ、人さらいのようなマネまでしたのだし、このくらいのフォローはねぇ。
まあ、暴走に対する対抗手段のひとつとして呼び寄せておいたという話なのかもしれないが・・・

確かに暴走した主人公をヒロインが鎮めるというのは王道である。美しい話だ。
しかして今回暴走しかけた主人公を抱きしめて落ち着かせたのは兵真くんだったりする。う、美しい話・・・?
天然の破壊力は本当すさまじいなぁということでありますよ。

さて、何にしても凶悪な深柱は制すことができた。
しかし次に出て来る深柱はさらに凶悪な性能になっているんだろうなぁ・・・
人類側の飛躍的な強化が望まれるところであるが、どのような話となるのか。次の展開に期待だ!!

・くろすぶりーど
3誌合同新人漫画賞大賞受賞の奇才、たばよう先生が電撃週チャンデビュー!!
学校の課題に追われる19歳が送る4週連続掲載のいきものまぜこぜコメディ。

ごはんにお味噌汁かけてぐるぐるまぜた食べ物を『ねこまんま』なんてよぶんだけど、これが結構おいしくて。
このお話はだいたいそんな感じのお話。

なるほど。美味しいよね!でも、味噌汁にご飯を入れるのが正解と聞いたがその辺はどうなのか!いやそれはどうでもいい。

違法な遺伝子操作が各地で横行し、人類と他の生物の境界がとってもあいまいになっている遠い未来。
凄くハードな設定な気がするが、やっちゃう?さすがにそれは・・・やっちゃう!?でやってしまう世界観。
この危ういけど雰囲気でいけてしまう感じが素晴らしい。

まぜこぜの世界観なのでニワトリまじりの小清水さんのような子も普通にクラスにいます。
ニワトリだから食べ物を砕くために石を飲まないといけないんですな。大変だ。
しかし、歯がけずれて神経がむきだしになってるってかなり厳しいぞ・・・虫歯の痛みみたいなものですものね。

頑張って噛んだり飲んだりしたがもうやだようと泣き出してしまう小清水さん。むう、やたらと可愛い。
ニワトリらしく足が逆関節になっているが、内股っぽい感じに見えてよいですなぁ。

小清水さんのお父さんはかなりニワトリニワトリした方ですが、お母さんはどんな感じなのだろうか・・・

危うい世界観なのにそれを感じさせない可愛さがここにある。これぞまさに奇才のなせる業か!!
残りの3話がが楽しみでありますな!!

・名探偵マーニー
放課後の買い物に勤しむ女子3人。
マーニーとゆりかちゃん。そして今回のお話の主役である波峰りあさんでございます。

波峰さんには幼馴染の彼氏がいるらしい。ほう。
ゆりかちゃんには片岡さんがいますし、マーニーはそういう男話は・・・どうなんでしょうかね。
遊園地のカップル割の日に彼も呼んで皆で会おうという話になる。
マーニーは毛利さんでも連れてってやろうかなとか考えているようだが、それはどうなんだろう。
いや、当人は意外とまんざらでもないかもしれないが・・・どうなのかね、毛利刑事。

というか、マーニーは恋人が欲しいとか思ったことあるのかな。
割とパパァと仲良くしていますし、恋人なんていらないよという考えがあったりするのかも・・・
毛利さんや那智さん、自宅警備員など仲のいい男性も何人かいるようですけどね。

それはさておき、波峰さんの彼氏について。
話題にはよく出るがマーニーもゆりかちゃんも姿を見たことはない。
画像としては見たことはあるが、動画では見たことないしもしかして偽造の彼氏なのではないか。怪しむゆりかちゃん。
というわけで、聞き込みをして波峰さんの彼氏が実在するか確認することとなった。
本当、ゆりかちゃんは好奇心が旺盛というかなんというか。

複数人から彼氏の姿を見たという話が聞ける。
カッコ良くて、ブランド物着てて、日焼けしてて、結構年上。一緒にドライブをしてたりしたそうな。ふむ。
幼馴染なのに結構年上なのか?結構というのがどれだけ上かにもよるけど。フケ顔かもしれなしい。でもカッコイイのか。ふむ。

遊園地の予約は済んでおり、後は行くだけ。
なのだが、波峰さんの彼氏は仕事で来られないそうな。そりゃ残念。
仕事と言うことは、やはり年上なんですな。幼馴染のお兄さんであるか。ふむ。

波峰さんの彼氏はこれなくなったが、せっかくとれた予約がもったいない。
というわけで、こんな案はどうだろうかと提案する波峰さん。楽しそうに合意するゆりかちゃん。渋そうな表情のマーニー。
うまくいったらマーニーの分奢っちゃうからという話に乗りマーニーも合意しましたが、一体どんな案なのか・・・

答えは男装
なるほどカップル割なのだから、マーニーが男装すればちょうど2組のカップルが出来上がっているように見えるわけだ。
髪型とかはいじりようがないので男物っぽいコート姿で登場のマーニー。ウワースゴイスゴイ男に見える!!そ、そうか?
まあ、確かに連載が始まるまでは男か女かわからない感じとは言われていましたが・・・
結局、見とがめられることもなく普通に男性として通されるマーニー。

なんだろう・・・なんか涙が・・・

泣けるね。やはり恋人を作ることも考えた方がよいのかもしれませんな。

遊園地にてゆりかちゃん。マーニーとふたりきりになったところで波峰さんの彼氏の話題。
片岡さんと話す時もなんだかぎこちないし、男と付き合った経験ないんじゃないかなとゆりかちゃん。
ふむ?しかし目撃証言はいくつかありますが?
マーニーも気にはなったのでその後少し調べてみたらしい。

彼氏だと思われる人物像に開きがありすぎる。ときにはギャル男っぽい人といたりして・・・
あからさまに援助交際っぽい相手まで・・・いや憶測で波峰ちゃんを悪く言いたくはないんだけど・・・
私達が知ってるのは彼氏一筋で、見た目と違って純情で・・・いったい・・・

赤くなった感じの波峰さんは確かに可愛いですしなぁ。純情でいて欲しい気持ちはわかります。
そんな話をしているところで、刑事さんから波峰さんの情報が入る。

何件も暴力事件を起こしていて、最近だと40代の会社員に全治一か月のケガを負わせている
彼女の服も乱れていて正当防衛と判断され、学校に連絡されていない。

ほう・・・それはまた・・・なんだか怖い絵であるなコレ。
刑事さんは波峰さんの彼氏である巻野大輝さんについても調べてくれていたらしい。
その報告を受けて思考世界に入り込むマーニー。ガリガリガリ。
相変わらず没頭すると簡単には戻ってこない様子ですなぁ。ゆりかちゃんに引きずられております。ズルズル。
波峰さんは片岡さんとは一緒におらず、ちょっと行ってくると言ったまま全然帰ってこないとのこと。むむ?

ここでマーニーによる波峰さんと彼氏の巻野さんについての調査結果が披露される。
三年前。
中学生だった波峰ちゃんはある男にビルに連れ込まれる。もちろんイヤらしい目的で。
波峰ちゃんのケータイのGPSから異常を感じてかけつけたのが、当時高校1年生だった波峰ちゃんの幼馴染で彼氏の巻野大輝さん。
連れ込んだ男と揉み合うが、建物は老朽化している。結果二人は勢い余って高所から落下し・・・

亡くなられたというわけですか。
やはり彼のメールや画像は波峰さんの偽造だったというわけですな。

波峰ちゃんは認めたくなかったんだろうね。自分を助けるため、幼い頃から好きだった彼、やっと結ばれた彼が・・・

ふうむ。切ない話ですな。
では色んな男と一緒にいたというのは?寂しかったからとか?いや、どうやらそういう話ではない。
波峰さんは去年暴力事件を起こしている。相手は彼女を襲おうとした男。その時彼女はこう言ったらしい。

オニイチャンです。巻野お兄ちゃんが私を助けに来てくれたんです

おそらく彼女は彼を演じたんだ。それはもっとも彼を実感できる瞬間。
あの事件、彼女を襲う男。ナイトのように現れ彼女を救う巻野さん。
彼女は彼の現れるのを助けるためワザと男を誘惑する。そして男がその気になって彼女に襲い掛かった時、彼は現れる
目の前の暴漢を倒すために・・・

なんだか酷いマッチポンプのように思えるのですが・・・ひとり美人局とでも言おうか。
大好きだった彼氏を身近に感じる方法だったのかもしれないが・・・
誘惑された男はたまったものじゃありませんね。まあ、簡単にその気になっちゃだめだよってことですな。

事実を知られた波峰さんは病院で療養中。大分よくなっては来ているらしい。

やっぱさ・・・認めなくちゃならないことってあるんだよ。どんなに逃げても。
巻野兄ちゃんが死んだことさ、認めたくなくて・・・逃げて逃げて・・・でも、現実から逃げられなくて・・・

わかるよ・・・どうしようもないよね。過去ってさ・・・
・・・だから今を必死にがんばるんだ。少しでも取り返して、未来を夢見れるようにさ。

過去は変えることができないが、未来なら変えられる。そうやって生きていくしかないのである。
しかし、この最後の言葉を述べるマーニーが微妙に暗い顔になっているのが気になりますね。
母親の件といい、マーニーの過去も色々とありそうな気がしますなぁ・・・

それにしてもマーニーの周りは妙な子が多いですなぁ。
ゆりかちゃんと付き合っている片岡さんも大変だ。いや、片岡さんも妙な人だから問題ないか。
いとこもあれだったしなぁ。そのぐらいアクの強いキャラでないとこの世界はやっていけないのかもしれない。世知辛い!!

・あまねあたためる
朝。どうにもやる気のでない様子なのは蓮城高校2年の末北くん。
やる気がでないと登校するのも億劫になりますよね。
そんな末北くんの横を通り過ぎるあまねちゃん。とことこ。
女子に追い抜かれたのが気になったのか、足を速めて追いすがる末北くん。
あまねちゃん結構早足なんですな。

ふと振り返ると、微妙に怖い顔で歩いている男子。
なんだろうと思いながらも、少し足を速めるあまねちゃん。

引き離す気か。くそっ・・・!

何を意識しているのやら。とも思ったが、競争に関しては色々と過去のある様子の末北くん。
どうやら陸上部の選手だったらしいがケガで大会を断念したりとかそういったことがあったらしい。
なるほど。徒競走でつい熱くなってしまうのも仕方ないことであるか。

気付けばあまねちゃんとの距離が100Mくらい離れている。自分の得意な距離だ。
そう意識した時、自然に体は走り出していた。
その時気づく。もう足は痛くないのだと。走れるのだと!!

ふむ、なんだかよい話ですな。
それはいいけど、いきなり走って追いすがられたのであまねちゃんはビックリして逃げ出しておりますが?

後半の伸びが俺の武器!あと10M――!

校門まであと少しという所で見事にあまねちゃんを抜き去りゴールテープ(空想)を切る末北くん。
そしてあまねちゃんに勝利宣言をして満足気に去っていく。
こうして末北くんはケガから完全に復帰し、次の競技会に向けて走り出すのでありました・・・

うん。まあ、そういう競争意識を持つことってありますよね。
自転車とかに乗っているとよくあります。わかるわかる。
いや、さすがに女子と競争しようとしたことはありませんが・・・これが競技者根性ということなのか?そういうことにしておこう。

・空が灰色だから
中3女子の物語。

今回の主人公は中3になったばかりの古積さん。
学校が終わり、女子たちだけで帰宅している最中、野良猫を発見する。
人慣れした感じの猫であるし、他の女子たちは嬉しそうに撫でまわしだす。が、古積さんは立ち尽くしています。

あっ。私、子供の頃から肌が弱くてアレルギー出ちゃうから・・・

猫アレルギーって奴ですかね。そういう人もいますわな。
というわけで、強くは勧めない女子たち。その代りに猫をたいそう可愛がる。ちゅーしたいとか言い出します。
おいおい。ペットとキスとか。寄生虫が感染するとかいいますし、危ないですよ?

その舌で毛づくろいしているってことは野良猫全身が寄生虫だらけってこと?

想像してゾクゾクと身を震わせる古積さん。
そしてビッと猫と書かれた項目の横のチェックボックスにチェックがつけられる
猫は寄生虫がいる、特に野良は虫や小動物をエサにしたり、溝に潜んだり極めて不衛生。
ふうむ。まあそう言われるとそうかもしれませんな。あんまり気にはしていないが不衛生っちゃ不衛生か。

猫を可愛がった後の女子。野良猫を触ったその手でペットボトルの蓋を開ける。
さらにその飲み物を回し飲みしだす。その飲み物が古積さんにも回ってこようとしています。

私はいいよ。悪いし。

てな風に遠慮した風を装って断ろうとするが、フレンドリーに接されて困る古積さん。
寄生虫の居る野良猫に触れた手で肩を掴まれ苦しそう。むむう。気にする子でありますな。
ケガレがついたと思えるのか、肩が泡立ったような描写がされている。古積さんとしてはこんな風に感じるということか・・・

そんな風に苦しんでいるのをよそに、女子たちはピアスの話題を始める。
ピアスの穴を開けようかなとかいうのだが、ピアッサーなど用いずに安全ピンでやろうかなとか言い出す。危ねぇ。
錆とかが体に入ったらなんか大変らしいですよ。痛そうだしさ。
てな話を聞き、古積ちゃん。猫に続いて錆にもチェックが入る。体内や血液に混入すると、なんか大変なことになるという内容で。

なんだかアバウトな内容だが、まあ錆は危ないものだしそんな認識で特に問題はないか。
消毒するから大丈夫だよとかそういう認識でいてはいけない。素直に病院で空けてもらいましょう。ていうか空けるなって。

そしてこのタイミングで購買のパンを買うのに立て替えていたお金を返してもらうことになる古積さん。
野良猫に触れた手で硬貨を返してくると?と思ったが、どうやら硬貨自体が古積さんにとってはNGだった様子。
通貨ゆえにいろんな人間が触れている。トイレで手を洗わないような人間が触れているかもしれない。そう考えると・・・確かに不衛生!
肩に続いて、効果に触れた手が泡立って苦しそうな古積さんでありました。

一緒に帰っていた女子とは用事があるからといって離れる古積さん。
一人になったところで、カバンから除菌用のアルコールティッシュを取り出し手や肩を消毒する。

また触れないものが増えていく

古積さんの脳内には既にチェックマークがついた物が多数ある。
今回の野良猫や錆、硬貨だけでなく便座や吊革、壁。共用石鹸やドアノブなど。
ドアノブもダメか。そりゃまあ誰が触ったかわからないものだしそりゃそうか。でもかなり不便ですなそれは。

昨日まで気にしてなかったことでも、ある日ふと急に気になり出す。そうなると不安はもうずっと止まらない。
家に帰ってシャワーをくまなく浴びたい。無菌の着替えに着替えたい。
アルコールティッシュと水は私の命
過剰なのはわかってる。中学1年2年まで、この学校生活で大きなアレルギーや感染症になったことないんだから、害なんてないはず。
しかし不清潔な汚い輩が汚い使い方をしたかもしれないものなんて怖すぎる。そういうものが世の中には多すぎる。
世の中には汗をふかない奴、風呂に入らない奴、用をたしても手を洗わない奴、汚いものに平気で触れる奴がごろごろいるんだ。
生きていくうちに気になるものがどんどん増えてブラックリスト入りする。
リスト入りしたものを触れた場合、即座に触れた場所を洗浄しないと落ち着かず、何も手につかない。
わかっている。このままじゃマトモな生活が送れなくなる。だからこの苦手意識を克服するしかない。
ただ、今の私には救いの光がある

潔癖症というやつであるか。そんな意識に苛まれている古積さんだが、そんな意識を変えてくれそうな人がいる。男だ!!男か!!
友達が最近付き合い悪いとか言い出した時は彼氏ができたのかね?とか思ったが、本当にそうだったとは。若いとはよいものだな。

どうやら公園で待ち合わせしていた様子。用事があるってのは嘘じゃなかったんですな。お相手の名前は黒木くん。
隣に並んで立つだけで真っ赤になるピュアな感じの子だ。初々しいカップルですな。チッ。

片思いしていた黒木くんの方からまさか告白してくれたのが3週間前。
こうやって下校中公園でひっそりと会ってお互い何を話していいかわからないまま、遅くまでもじもじしているだけ。
いいんだそれでも。幸せだから。
でも、手をつないでくれたっていいんじゃないかなとは思うよ。
大丈夫なの私。好きな人になら汚されたっていい。黒木くんのなら、その移された黴菌だって幸せに感じられるから。

むう。なんだかエロイ言葉を聞いた気がする。
口に出して伝えたら盛大なところにまで勘違いされそうな言葉ですよ古積さん。まあ、それでもいいということなのかもしれないが。

まだリストに入ってないものは結構不潔なものでも触れるんだから、自分でもいいかげんな自分ルールだとは思う。

自分ルールなんてそんなもんですよね。
他人の使ったバスタオルはダメだが、自分が3日使って洗ってないのはOK。しかしフローリングに落としたらNG。
他人の握ったおにぎりはダメだけど、市販のおにぎりはOK。むう、どういう基準だ?まあ、自分ルールですしねぇ。

黒木くんとしても手を握ったりしたいとかは思わないでもない様子。
だがそれを切り出す勇気がないのか、話題を探っている段階。初々しいが弱気だな。
話題の一環として、ずっと肩に担ぎっ放しだったカバンに目を付ける黒木くん。地面に置いたら?と勧めてきます。

地面。黴菌の甲子園。重力により人、動物、植物、あらゆる物の発する黴菌が集中。
古積さんにとっては最も触れるのがありえない場所の様子ですな。
家や部屋に持ち帰るものを土につけるのはちょっと・・・てな話ですよ。
そう言って遠慮しようとする古積さんであったが、話の糸口を見つけたという感じに食いついてくる黒木くん。
うーむ、これは仕方ないですな。というかいい機会かもしれない。なので古積さんは告白する。みんなには内緒だよ。

私、ほんのちょっとだけ潔癖グセなんだ

嫌いにならないでね、と前置きしてそう告げる古積さん。ほんのちょっと、なのか・・・?
まあ、重度の潔癖症に比べればそうなのかもしれないが。いや重度の人がどれほどのものなのかは知らないけど。
でもその言い方はよくなかった。そんなに大したものではないと黒木くんに思われてしまった可能性がある。
嫌われたくないという思いが告白をセーブしてしまったのでしょうが、これはよくないですな。
黒木くんも自分は潔癖だとアピールをしだす。買った古本に食べかす入ってたら萎えるよね。

違―――う!!これだよ、きれい好きのノリで潔癖を潔癖を名乗られるっていう世間の理解の無さ
まず、見ず知らずの人間たちの手垢でついてる古本なんて絶対買えないし。やっぱり誰も私の悩みを理解してくれないんだな。

嫌われはしなかったものの、逆の意味で絶望的な感じになっちゃいましたね。むう。
黒木くんはよかれと思い、古積さんの荷物を地面に置く。そして気にしないのが1番という。それはそうなんでしょうが・・・

気にするなって言ったって、害がないってわかっていたって。
例えば伝染病も持ってない安全な羽虫群が周りをずっとブンブン飛んでいても気にせず平常心でいられるかって話なんだよ。
なんか気持ち悪いがずっと続く。ルールに則し平常心を保つために、この羽虫群の幻を一掃したいってのが心理ってもんでしょ。

触れたところが泡立っているように見えたが、それ泡じゃなくて羽虫の群れだったのか。凄いイメージですな。
絶望的な気分に浸った故か、先ほど洗浄したはずの左手や右肩にも再び羽虫がたかっているかのように感じられる古積さん。
さらに雨ざらしで虫もよくいる植物に触れてしまい、脚にも羽虫が群れだす。
そして、そのイメージは部分だけではなく侵食を開始し、やがて全身を覆いつくさんとしている。もうダメ。家に帰りたい。

そんな絶望に包まれそうな古積さんであったが、突然羽虫群の幻が一掃される。
もちろんアルコールや水で洗浄をしたとかいうわけではない。
黒木くんが手を握ってくれた。ただそれだけのことで心が沸き立ち、気持ち悪がっていた心が平常心を取り戻す。
平常心どころかドキドキにすり替わったって話ですわな。おぉ、良い話だ。
しかし黒木くん。手つないでいい?と聞く前に握っているじゃないですか。この子もこの子でいっぱいいっぱいなんだな。微笑ましい。

全部飛んで行った。
嬉しい。やっぱり黒木くんは私のこの悪い癖を治してくれる光だ
黒木くんだって決してそこまで清潔じゃないと思う。でも黒木くんの触ったものならきっと平気。

愛ですねぇ。古積さん自身の言う通り、黒木くんを通して気にしないようになっていければよいですなぁ。
なんていう風に希望を持っていたら・・・
黒木くんとつないだ手に蕁麻疹が発生しております・・・

・・・なんかごめんね。本当は嫌だったんだオレのこと。
気づかなくてごめんね。勝手に舞い上がっちゃってさ。オレみたいな地味な人間と古積さんが釣り合うわけないもんね。

そう言って去っていく黒木くん。ああ・・・救いの光が・・・
絶望を与えるには一度希望を見せるのがいいというのを思い出させられるお話である。酷い。
最後には古積ちゃんのチェックシートに黒木くんの項目も入ってしまっている。
大好きだけど、肌と肌を強く触れ合うと蕁麻疹が出る
大好きだけど触れあえない。うーむ・・・なんて切ない・・・

黒木くんが勇気を出して羽虫が全部飛んでったときはなんだか嬉しい感じでいい話だったのに、たった1ページでここまで落とされるとは。
潔癖症というのは理解もされ難いし、厄介な病でありますなぁ。
本人もそれが異常だとわかっているが、それでも気になるものは気になるのだから仕方ないって話である。
どうすれば正解だったのか。本当に分からない話ですなぁ。
口では好きとか言ってるけど体は正直だなとかそういう風に受け取られちゃう状況ですものねぇ。ん、なんかエロイ表現だなコレ。
もう改めて古積さんが告白し直し、体に触れないように付き合うしかないのかもしれない。それはそれで大変か。うーん・・・
新しい恋をするのが早道かもしれませんね!うん。
色んな人と恋をしていればいつかは触れても平気な人とか見つかるようになるよ!!
でもそれはそれでなんだか不潔な気がしますな。別の意味で。不埒だわ!!

・ANGEL VOICE
後半開始早々に同点に追いつきいいムードの市蘭。
しかし、一度松田がボールを持てばやはり緊張が走る。厄介なお人だ。 だが、市蘭の守りは堅い。
後半が始まってまだ5分であるが、もう市蘭は習実の新フォーメーションへの対応ができている様子。
さすがに監督がDF出身なだけに守りは堅実だな。

とくに脇坂。あいつの状況判断とラインコントロールはすでに高校じゃトップレベルと言っていい

な・・・なんと!!
天城からそこまで評されるとは・・・成長したもんだなあ、脇坂さん。なんだか感慨深いものがある。
まあ、そのぐらいじゃないと高校最強の船学とは戦えませんわな。
しかし、去年サッカーを始めたばかりの男とは思えない。これは脇坂さんに限った話ではないが。
元々身体能力は高かったとはいえねぇ。才能と環境が合致した結果というわけか。

市蘭は勢いがあるだけではなく攻守のバランスがとれたいいチームである。そう古川は褒める。
嬉しそうな顔をする天城。うーむ、すっかり身内面であるな。いや、練習にも参加してるし、してもいいんだけどさ。

だから・・・つい期待してしまうんだよ。ジャイアントキリングを

この天城の言葉を聞き、古川とユゥエルの2人は――笑った

むう、なんとも怖い笑いだ!!
この笑いの意味はどういったものなのだろうか。
挑戦者に対する不敵な笑みなのか。肉食動物が獲物を前にした獰猛な感情を表した笑みなのか。ともかく、怖い。

さて、市蘭の攻撃。
間をおかずに3点目――逆転ができたら、流れは完全にこっちのものとなる。なんとかそうしたいところである。
本日の得点の2点のうち、1点目のアシスト、そして2点目を自ら決めたのは乾。今日は乾に当たりがある!!

乾に集めろ!!

監督の指示の通り、百瀬のパスが乾に通る。そして再び石持を抜き去る乾。
うーん、本当に今日の乾はキレキレですな。
そして乾から成田へのパス。成田は乾が抜き去ったときに動き始めている。出し手と受け手。互いにパスコースは見えていた。

見事な動きの成田。これも少し前までは想像できなかった動きですなぁ。本当、成長が著しい。
しかし今回はこの攻撃は実らない。監督の指示を事前に受けていた茂森が必死に体を当てて成田の出足を遅らせる。
簡単には倒れない、止まらない成田ではあるが、さすがに茂森の巨体に当たられてはスピードも鈍りますわな。

ぶつかってきたな?
随分――変わったじゃねえか。前やった時はちょっと接触するだけでビビってたのによ。

あなたは、オレの師匠です

し、師匠?いきなり何を言い出すのだ茂森。
ああ・・・心の師匠とかそういう話ですか。まあ確かに接触を怖がっていた茂森に喝を入れたのは成田だけどもさ。
敵なのにアドバイスしてくれたこと、それに感動している様子。まあ確かに普通はしませんよね。

厳しい練習に耐えることができたのは、あの励ましのおかげです。
だから・・・あなたからゴールを守り抜くことが、恩返しになると思っています。

ふむ。面白いことをいう奴であるな。そういう師弟の関係も楽しそうではあるか。
しかしそんな茂森に対し成田。師匠は選んだ方がいいという。

師匠が偉大すぎると、弟子は一生師匠を超えられねえんだよ

いっ・・・偉大すぎる師匠?

キョロキョロと辺りを見回す茂森。さすがにそこまでの人とまでは認識はしていないか。そりゃそうだ。

超えます!!・・・あんまり偉大じゃなさそうだし。

ですよねー。うん、やはり師匠は選んだ方がよかったんじゃないかと思える。別の意味で。
まあ、きっかけをくれた人には違いないですしなぁ・・・
それなら恩人でいいじゃないという気はするが。何で師匠とかいう認識になっちゃったんだろう。
茂森が激しい顔つきになったのは、成田の教えでラフプレーにも耐えようと意識改革をしたからなのかね?
おかげで存在感も出るようになった様子だが・・・逆に存在感のないDFというのも強力だったかもしれないなぁ。痛し痒し。

・バーチャメモリー
新進気鋭の話題作家、今井大輔先生が週チャンに初登場。
センチメンタル読み切りが開始されます。

物語の主人公であるメガネの矢部くん。
中三の夏、気になる女子である野田ユイさんに告白をしようと試みるものの結局言い出せない。
これで累計12回目の失敗である。意気地のないことだ。

矢部くんはメガネなだけあって勉強ができる。さすがのメガネキャラだ。
難しい問題を見事に解くのは自分の最も輝く瞬間である。
が、気になる野田さんはそんな自分を見ていない。見ているのは窓の外。今は2組が体育をやっている時間か。

内田シンジ。スポーツ万能のイケメン。サッカー部キャプテンで成績もそこそこ。
オマケにサラサラヘアーでちょっといい奴。何なんだよそのスペック。勝てるわけがない・・・!

内田くんに比べ矢部くん。運動オンチで走るのも遅いし手先も不器用。
女子とは緊張して上手くしゃべれない。こんな奴に告白されて嬉しわけがないと自分で思ってしまうような子である。
それでも何とかして野田さんと名前を並べたいと思い、勉強を頑張った矢部くん。
野田さんは校内でもトップクラスの成績。それと名前を並べるために自分もトップクラスになったという。うーむ、努力家。

けど・・・それだけだ

玉砕覚悟で告白を決意するが、もし手ひどくフラれたりしたらと思うと何も言えなくなる矢部くん。うーむ、意気地のない。

変わりたい・・・自信が欲しい・・・!!
内田みたいになれたら、何も迷わずにちゃんと伝えられるのに・・・

思い悩む矢部くん。青春でありますなぁ。少年らしい悩みだ。
そんな風に過ごす日々を送っていた矢部くんに契機が訪れる。
母親が購入はしたものの使わずにいたダイエットグッズの中に気になる品を発見。
インスタントアスリート。ニュースにもなった商品である。
なんでも脳にデータをダウンロードして誰でもスポーツマンになれるそうな。
体を動かせる楽しさを知ることで運動がしたくなるというダイエット商品。
ただ、すぐに販売中止になって回収されたといういわくの商品である。まあ、脳にダウンロードとか怪しいことこの上ないものなあ。

矢部くんもちょっと怖いとは思う。でも、変わりたいと思う心はそれよりも強かった。

というわけで、実際に使ってみます。
まずシールアンテナを上半身のなるべく脊髄に近い場所に貼りつける。しっかりと押さえ、10分置きます。
アンテナが体に馴染んだら、フィルターをはがして取り付け完了となります。
ってなんだこれ。体に吸着してるのか?一生消えないとかそういう代物だったりするのだろうか。そりゃ回収もされるわ。

ともかくアンテナをつけたらHPからダウンロードするだけ。
なのだが、回収騒ぎもあった製品のダウンロードサイトが残っているはずはない。そりゃそうだ。
だがネットの世界は広大である。
販売中止になったものを公開しているサイトは探せばあったりするものだ。ややあって扱っているブログを発見する。

「インスタントアスリートのおかげでオレの人生はバラ色だ」
「世の中見た目と基礎能力の高い奴が得をする」「才能は不平等だ」「オレは倫理に反してもイケメンになりたい」
「信じる奴だけ救われろ」

そんな非常に怪しい文言が乱れ飛ぶブログ。
ダウンロードの項目を見ると走力+や空間把握、跳躍力+といった細かいステータスアップの項目がずらずらと並んでいる。
うーむ、なんだかちょっと育成ゲームっぽいな。
セットメニューもある。サッカーセットを選べばサッカーに必要なステータスが手に入るわけですな。
それを選択する矢部くん。すると、背中のアンテナを通じ脊髄から脳へダウンロードが完了されます。おやおやこれは・・・

ダウンロードの成果はすぐに表れる。
授業で行ったサッカーで活躍する矢部くん。サッカー部のキャプテンである内田くんより凄い活躍っぷりだ。

みんなのオレを見る目が違う・・・!
皆オレに集まってくる・・・!スゴい・・・!オレ、変われるんだ・・・!

嬉しそうな矢部くん。うーむ。
しかし、当然のことながら運動オンチの体を無理やり動かしたので全身が筋肉痛となっている。あらあら。
だがこれは体が慣れていないからである。
肉体の変化には3か月かかる。人間の新陳代謝は全ての細胞が生まれ変わるのに3か月かかるからだ。
ふむ。幸いこれから夏休みに入る。夏休み明けの2学期には体も馴染むというわけですな。

そんな風にブログを読んでいたら、ダウンロードできるのがスポーツ関係だけではないことに気づく。
なんと勉強系の項目もダウンロードできる。そりゃ脳に落としているのだから勉強系の方が楽に決まってるわな。
数学などの応用系はさておき、歴史なんかの暗記系には最適かもしれない。
そして、さらにもう1つファイルがある。これはブログ主のオリジナル。コレで人生を変えたというファイル。
そうか。これが倫理に反してもイケメンになりたいと言っていたブログ主の答えか・・・

夏休み明け。そこには背が伸びイケメンになった矢部くんの姿があった
まあ、中学生は身長も伸びるし、夏休みが明けたら別人になるってのもなくはないよね。
メガネを辞めたら実はイケメンだったという言い訳もできますし。ハッ!そのためのメガネキャラだったのか!!賢しいな。

見事に人生を変えた矢部くん。勉強もスポーツも恋愛も完璧である。自分に自信があれば人間関係も積極的になれるってことかね。
だが、何か忘れている気がする矢部くん。そう、元々変わりたいと願う原動力であった野田さんのことを忘れているのだ。

そんな矢部くんに近づいてくるのは学校で一番可愛いと噂の中村アミさん。
こんな子とお近づきになれるまでになったわけだ。よかったよかった。何か忘れている気はするが・・・
まあ、それはともかく生まれ変わってよかったとは思える。
そんな矢部くんに中村さんは尋ねる。急に変わったみたいだけど、ダウンロードとかした?と。

どうやら中村さんもダウンロードをしているらしい。
おや、そうするとその可愛さもダウンロードで身に着けたものだったりするのですか?うーむ。
彼女の言によると大学生はほとんど皆やっているそうな。なんだそれは・・・倫理観の崩壊も甚だしいな。
でもちょっとサイバーパンクっぽい感じはするな。

中村さんは今の矢部くん好きだよと述べ、付き合わないかと言い出す。
でも野田さんのことを好きだったのも知っている様子だったりする中村さん。当の矢部くんは忘れているのにね。

アンタそれ。メモリーオーバーだよ

なんだそりゃ。ふむ。容量オーバーしたデータは元々の記憶や能力の上に上書き保存されてしまうと?うわぁ。
人間の脳は使われていない領域があり、そこの容量は相当なものだと聞いたことがある。
が、所詮は使われていない部分だしなぁ。そこにはダウンロードできないってことなんでしょうな。うーむ。

どれだけダウンロードしたのやら、すっかり記憶があやふやになっている矢部くん。
この子は注意書きとか碌に読まずにとりあえず試してみるタイプですな。危険な。

というわけで、なんだか逸る気持ちを抑えきれず野田さんを求める矢部くん。

大切にしてた何か・・・昔のオレが持ってたもの・・・野田に会えば全部わかるっ・・・!教えてくれっ・・・!野田っ・・・!!

息を切らせ、野田さんのもとへとたどり着いた矢部くん。
しかしその野田さんの口から出た言葉は・・・

矢部君、容量増やしたの?
今度のテスト範囲広いからダウンロードムリかもなぁ。・・・って思ってたら矢部君頑張ろとか言うしさ。
容量増やすのお金かかるんでしょ?

おやおや・・・おやおや。そうか、野田さんも・・・そうか・・・

ああ・・・なんかもう、全部ウソでいいや

生まれ変わったことで大切な何かを失いかけた。
それを取り戻そうとしたがその大切なものは虚像だと思い知らされた。なんとキツイ話であることか・・・

データに肉体がなじむのは3か月。
しばらくしたら泣くこともなくなって、ポッカリと容量が空いた

最後のこの姿は、戻った・・・ということではないか。
むしろその昔の自分というものが完全に消えたということを意味しているのかもしれませんな。
昔の自分という場所を取っていた記憶が、存在するための大切なものを失い消滅し、ポッカリと容量が空いたという話か・・・
うーむ。なんとも深いなぁ。
こりゃどう考えても回収騒ぎになりますわな。倫理的にヤバすぎる。

しかし、ちょっと未来世界っぽい感じはしますね。サイバーパンクの世界というか。
エッセンスを削って肉体能力を高めたりとかそういう世界観。ダウンロードの内容もゲームっぽいし。
そういうのが好きな人にはたまらないものがあるかもしれませんな。
まあ、やるなら皆平等に使う状況でないとどうかなと思いますが。

なんとも切ないお話でありました。センチメンタルですのう。本当に。面白かったです。
今井大輔先生の次回作を期待しています!!

・シュガーレス
岳たち1年生が不在な九島は静かな感じである。
シャケに挑むのはトーナメントの優勝者である岳が1番と決まっている。
なので残ったキリオとしても抜け駆けはできず、退屈しているしかない。
学校にいてもすることはないので帰ろうとするキリオ。今更言うのもあれだが授業はどうなっているんだよ。

そんなことはさておき。
街を歩くキリオの前によく知った顔が現れる。
九島のナンバー2、桐生陽一郎。そのライバルともいえる男は神楽のナンバー2、成瀬尚。
偶然道で出会ったので挨拶代りのヘッドバッドをかます2人。
お互い道を譲る気が無いのでぶつかったという感じでありますな。

キリオ「コウモリさんが昼間からお外で何してるのかな。巣に帰ったら?成ちゃん」
成瀬「横歩きしかできねえカニ頭が直進してんじゃねえ。道譲ゆずれキリオ」

一歩も譲らない両者。おかげで路上でデコピンVSデコつつきの対決が始まったりしている。ビシビシ。ドスドス。何してんだか。

1人で出歩いている成瀬さん。もしかしてまた1人で何かしようとしているのではないだろうか。
そんな風にカマをかけてみたら、なんとも分かりやすく動揺する成瀬さん。ごまかせてねーよ。
ウソつくの下手だねえ、成ちゃん。

今回もまた1人で大勢を相手しようとしている成瀬さん。
しかし、その相手は前の時とはまた違った感じ。
相手する連中の狙いはシャケ。各校の3年生が卒業前の思い出作りのために集団で九島に乗り込みシャケに挑むつもりのようだ。
思い出作りと言われると微妙に微笑ましいような気がしないでもないな。
どうせ人数揃えたって勝てないだろうし、記念に空を飛んでみるのもいいかもしれませんよね。

勝てはしないだろうが、それでも余分な奴らが挑むのは良しとしない成瀬さん。
まあ、シャケ挑戦の優先権は今は岳にあるわけですからねぇ。その辺りは守ってもらわないとって話か。
挑むなら完全な状態のシャケに挑んでもらわないとってわけですな。

というわけで、集団を相手にする成瀬さん。
しかしさすがの成瀬さんでも1人で3年生を多数相手取るのは厳しかった様子。
倒れ伏す成瀬さん。そこに後をつけてきていたらしいキリオが登場。フガイ無いねえ成ちゃん。

成瀬「・・・つけてきやがったのか。見た目も喋りも行動も、趣味の悪ィ野郎だ・・・テメーに心配されたかねえ。失せろ」
キリオ「ハッ。俺がいつ君の心配した?これだからナルシストはイヤなんだ」

ふむ。やはり成瀬さんはナルシストだったのか。やたらと脱ぎたがるのはそういう話なのか・・・

それはさておき。
キリオは成瀬さんを倒して九島に向かう3年生たちを追いかける。そして襲い掛かる。

君たち、マナー違反もいい加減にしろよ。
成ちゃんもシャケも俺が倒すんだからさあ・・・ショートケーキの苺に横からフォーク突き刺すような勝手なことはしないでいただきたいね。

またもでましたショートケーキ。
九島の不良はケーキといえばショートケーキなのだろうか。
ケーキ持ってるキリオの図とか・・・似合うじゃねえか。やたらと。

暴れまわるキリオ。さらにそこに復活した成瀬さんも参戦。
ナンバー2による夢の共闘が・・・かないはするけど、その前にジャレあったりもする。ビシビシ。ドスドス。
本当、仲が良いなこいつら。
締めは2人で背中合わせに跳び蹴りを叩き込んだりしてるし・・・息合いすぎだろ!!
まあ、似た者同士ってことなんでしょうな。結局。

3年生の集団を全て倒し終えた2人は笑みを交し合い・・・ビシッ。ドスッ。

キリオ「・・・蹴りより効くんじゃない?成ちゃん・・・」
成瀬「何から何まで気に入らねえぜカニ頭・・・今度キッチリケリつけてやらあ・・・」
キリオ「ミートゥ。望むところだね・・・」

てな感じで同時に倒れ込むのでありましたとさ。
うーむ。どこまでも互角というか似た者というか同レベルというか。
まあ、次代の九島と神楽もこの2人のおかげで仲良く喧嘩しなって感じになるんじゃないかと思えます。楽しそうだなぁ。

さて、次回は岳たちが修学旅行から帰ってくる様子。城以外はちゃんと見てきたのか!?
というのはともかく、新展開は楽しみであります。どんな話が飛び出しますことか。

・パンダのこ
いつもは丁寧なウェイウェイさんだが、さすがに竹のことにはうるさいようですな。
まあ、年がら年中ゴロゴロしてるだけだし、食べ物ぐらいはうるさくないとねぇ。

今回登場の新キャラは山根みんこさん。
これまでの流れなら名前に動物が入るはずだが・・・?む、エプロンがネズミ?猫村さんは猫・・・
ああ、山根で山鼠だったんですな。ヤマネズミ。なるほどなー。
ネコとネズミが仲が良いかというと・・・まあ、仲良く喧嘩していそうな感じはあるな。うん。

しかし乃仔ちゃん、料理は人並みにできるのかと思いきや、実は人並み以上だったのか・・・
共通の話題があれば普通に喋れる子ではあるし、この技量があるなら将来は実は安泰だったりする?

ぼっちが心配されそうになった乃仔ちゃんだったが、大分充実してきた感じで結構なことでありますな。

・スポ×ちゃん!
謎の覆面剣士スポチャン仮面の登場に会場の注目が集まる。
この存在は土方先生も千葉先生も目をかけている。さすがに強者は一目で只者ではないと気づくようですな。

あの腕・・・あの肩・・・何かやっとる人間じゃ・・・

さすがに千葉先生はいい目をしていらっしゃいますな。
リリィもさすがに剣を構えたところで正体に気づきそうになっている。
でも違う。違うの。あの人はスポチャン仮面なんです。お姉ちゃんじゃないんです。当人がそういってるのだからしょうがない。

さて、スポチャン仮面と紅葉ちゃんの対決は慎重な間合いの測り合いから始まる。
さすがに警戒しておりますな紅葉ちゃん。相手の強さを感じ取ったか。ならば・・・

いきなり構えを変えるスポチャン仮面。剣を横に向ける。
この構えは・・・小手が狙える!!
狙って剣を振るうがこの一撃は空振り。しかし、今度は胴に隙が出来た。
見えた隙を目がけて剣を振るう紅葉ちゃん。だがそれはスポチャン仮面の誘いである。

そうだ・・・怖くない・・・おいで・・・もっとおいで・・・

傍目にはもみたん。いや紅葉ちゃんが押しているように見える。
あと少し・・・あと少しで届く・・・あと少し踏み込めば届く・・・!!

紅葉ちゃん当人としても、それが誘いとは気づけていない。強敵を相手取って見つけた隙に必死になっている感じですなぁ。
そして、脚への隙を見つけ、大きく踏み込む紅葉ちゃん。いかん!紅葉!!行くなっ!!

千葉先生の制止は届かず、紅葉ちゃんはスポチャン仮面の間合いに踏み込んでしまう。
この球体こそがスポチャン仮面の制空権。ここより中に踏み込めば、それは斬られることを意味する。
それが示すように、先に動いた紅葉ちゃんよりも早くスポチャン仮面の腕が振り上がり、そして下ろされる。

パシャアッ

風船の剣で切ったはずなのに、まるで水がすり抜けたかのような感じで面を打たれる紅葉ちゃん。
確かに打たれたはずなのに全然痛くない。当たったはずなのに音がほとんどしなかった。この斬撃は一体・・・?

腕の力を一切使わず剣と腕の重さだけで振り下ろしてる・・・
一見威力がないように見えるが・・・速く鋭い・・・水のような滑らかな打突・・・

なるほど。これが脱力による鋭さというものなのだろうか。
これが鋭い刃物であったならばそれは綺麗に面が割れたりしたんでしょうなぁ。怖い怖い。
スポチャン仮面の実力は紛うことなく本物である。なずなちゃんもそれを感じ取ってかペロッと舌なめずり。
強さを感じ取っても勝つ算段はあるということなのか・・・?
それとも、スポチャン仮面にも前世の繋がりを感じたとかそういうことだろうか。どうなんだろうか。

千葉先生は敗れた紅葉ちゃんに今の試合について説明をする。
自分の思い通りに攻めていたつもりであろうが実は違う。
あの人はわざとスキを作ってそこを狙わせていたのだ。まるで操られているかのようにそれに乗せられてしまった紅葉ちゃん。
スキを見分けられるだけの眼力があるがゆえに踊らされてしまったという話であります。
なまじ実力があるだけに不幸だったということですな。まあ、我武者羅に向かっても実力差は相当あったみたいですが。

ありゃ並の剣士では勝てん。ワシが参加してれば・・・

楽しそうな表情を見せる土方先生。
飛び入りがOKとはいえ、さすがに長剣部門はもう始まってしまってますからねぇ。ここで参加は難しいだろう。
いや、途中で誰かが不慮の事故で倒れたならリザーバーとして代わりに出るという可能性も・・・さすがにないか。

続いての対戦はアヤちゃんの登場。相手は剣武会の大江秀一さん。
狙いは沖田だけだと大言壮語を吐く男。こんな雑魚女は軽くあしらってやるぜと甘く見ております。
その油断が命取り。剣を叩き落とされ、慌てたところをたたき伏せられるのでありました。んがっ!!何やってるのやら。

他の面々の1回戦は省略。1回戦は全試合終了し、参加者は半分の8人に減った。
その状態で再度クジを引き、トーナメントが組まれることとなる。
長剣部門のベスト8カードは以下の通りだ!!

スポチャン仮面 VS 薬丸一理
奥山慈男 VS 仏生寺なずな
大江秀二 VS 近藤綾女
沖田快人 VS 紫堂燐

果たして優勝するのは一体誰なのか!?
うーむ、意外と読みずらいかもしれませんな。スポチャン仮面が頭一つ抜きんでている気はしますが・・・
準決勝でなずなちゃんと当たりそうというのが面白い。どんな戦いになるのか、今から楽しみである。
そして、優勝候補である沖田さんだが相手の紫堂燐という男、なんとなく只者ではない気がする。見た目が。
アヤちゃんの相手は1回戦の大江さんの弟であろうか。結構やりそうな雰囲気はあるが・・・
うーむ。なんとも楽しみなトーナメントになってますな。主人公は不在だけど!というか主人公チームはアヤちゃんのみか。
アヤちゃんのまさかの勝ち残りにも期待はしてみますか。頑張れー。

・木曜日のフルット
高級スーパー。世の中にはそういうものもあるんですなぁ。
こういう所で買い物をする日がいつか来るのだろうか。こなくてもいい気はするな。別に。

ネギは買い物袋からはみ出してこそ意味があるものですし、切らない方がいいかもしれませんね。なんとなく。

・総合感想
CTCのレースも今週で最後である。うーむ、なんだか感慨深いなぁ・・・参加したことはないけど。
7年間ずっと読み続けていた読者投稿ページでしたからねぇ。寂しいものがあるぜ。さすがに。

そんな別れもあれば出会いもある。
そう、次週より2013週チャン新春新連載大攻勢がスタートする!!

まず次号より増田英二先生の「実は私は」が連載開始!!早くもの週チャン復帰に興奮が冷めやらないぜ!!
11号には夢枕獏先生原作、野部優美先生作画による「真・餓狼伝」が連載開始!!し、真と来ましたか。
12号では石丸なお先生による「サクラノ嵐」が集中連載開始。おっと怪獣ヒーローの人ですな。
さらに10号にはスクール人魚でお馴染みの吉富昭仁先生の読み切りが掲載!!

うーむ。楽しみでありますなぁ。
実は本格連載は2つのみで1つは読み切り、もう1つは集中連載だがまあ、それはそれ。
とにかく次号の増田先生の新連載に期待でありますよ!!



2013年 7号


・バチバチBURST
王虎との宿命の対決に敗れた鯉太郎。果たしてどうなってしまうのか。
土俵に咲いた悪の華
こんなアオリで巻頭のカラーを独占する王虎。妙な色気を纏いおって。
おかげで悪の華恋の華に見えてしまいそうになったじゃないか!急展開!?

それはさておき。
敗れた鯉太郎が下がってくると、さっそくマスコミが心無い言葉を浴びせかけてくる。

「鮫島君!一言いいかな!」「廃業決定した今の気持ちは!?」
「結局君は口だけだった訳だよね!」「ケンカする相手が悪かったと思わない?」

王虎が負けた時には言わなさそうなセリフをぶつけて来る記者たち。嬉しそうな笑顔がムカつくぜ。
鯉太郎の両脇は石川と渡部が固め、マスコミをかきわけながら進む。

オラッ!どけよ!!こいつの気持ちも考えろよテメーら!!

石川は本当いいヤツである。
だがこの記者たちは気持ちを理解したうえで追い込みをかけているように見える。極悪だ。
そんな極悪な記者たちの中に、一風変わった人も存在する。
月刊「力士」の記者である畑文太さん。
時に横綱にすら技術論を説いてしまうベテラン記者。通称"教えのハブさん"
相変わらずな様子で鯉太郎に技術指導をする。この人の教え方も微妙に分かりにくいのよね。
だからというわけではないが、無言で横をすり抜ける鯉太郎。
そんな追い詰められた様子の鯉太郎にハブさんはこう告げる。

50点。少しづつよくはなっとる・・・くだらん選択をするんでないぞ・・・

完敗だったと言うが、それでもつけてもらった点数はこれまでの中では最高の点数である。
ハブさんとしても未来のある力士がこんなところで消えるのは本意ではないでしょうな。
一時期の話題性の為だけに騒いでいるような記者とは違うということだ。

さて、マスコミは鯉太郎だけではなく王虎にも群がっている。
因縁の鮫島をくだした感想を聞こうとしています。

虚像・・・自分の中で彼をあまりに大きく膨らませていたのかもしれませんね・・・

強さ的な部分ではそういう風には思っていなかっただろうけど、影響度という意味ではでかかったでしょうな。
自分を負かした存在が許せず、自分の中を大きく占めていたというのは偽らざる気持ちであろう。
では、その鯉太郎が廃業するかどうかについてはどう思うかね?

もう・・・彼のコトはどうでもいい・・・
今の僕のモチベーションは、どこまで連勝を伸ばせるかにシフトしましたから・・・

笑顔でそう言い捨てる王虎でありました。
本気でそう思っていそうだけど、辞めなかったらまた何か言いそうな気がして嫌ですな。
残留しても本当にどうでもいいと思い、再戦するまで気にかけないでいる態度になってもらえると有難い。

マスコミは当然のごとく空流部屋にも押し寄せて来ている。
いつものように部屋に籠り、無視を決め込む空流部屋。しかし、当の鯉太郎の姿がない。どこに行ったのだ?
仁王さんはほっとけと言うが、さすがにこの状態で放っておくのはマズイでしょう。
白水さんの言う通り、鯉太郎はクソ真面目な奴だから、下手したら本気で辞めてしまうかもしれないわけですし。

仁王「ケッ・・・こんなもんで辞めちまうんなら、さっさと消えろってんだ・・・」
白水「ふざけんなよコラ!!それでも部屋頭かよ!!」

阿吽の力を身に着け仁王となったはずなのですが、やはり吽形さん分が足りていませんね。
白水さんの時もそうだったが、こういう時に一番頼れる存在が吽形さんだったわけだが・・・
想いが錯綜する空流部屋。それは所属する力士だけの話ではない。

いいわよ・・・辞めたって・・・
だってそうでしょ・・・なんでいつも鯉太郎ばっかり・・・
必死に毎日食べて稽古してあんなに努力してるのに、なんで何も知らない人たちに罵倒されなくちゃいけないのよ・・・
なんでいつもこんな辛い目にあわなくちゃいけないの!?なんで!?
相撲なんて辞めたほうが、きっと鯉太郎は幸せになれるのよ・・・
私はもう、苦しむ鯉太郎を見たくない・・・

涙ながらにそう語るマコ姉。苦しんでいる姿を見たくないという気持ちはよくわかります。
だがそれは、相撲を取ってるから不幸だなんてのは違う。そう椿は反論する。

椿「鯉太郎は相撲があるから鯉太郎じゃないですか!!
真琴「何もなくても・・・鯉太郎は鯉太郎よ・・・

どちらの言うことも分かる。
相撲を通して出会い過ごしてきた椿。相撲を知る前から暮らしてきた真琴。どちらの言い分も間違いではない。
となれば、鯉太郎の想いを確認するしかありますまい。探してくると飛び出す椿。
仁王さんは大吉に連れてってやれと指示する。え?どこにいるかわかってるんですか?

テメーらも経験あるだろーが!!貧乏人のテメーらが行くトコなんざたかが知れてるわ!!

ああ、なるほど。例のスカした時用のベンチですな。
時期が良ければ、たたずむ力士が見れる名物ベンチと化しそうな場所である。あまり人が来なくていい場所なのかもね。

部屋に残り、涙ぐむマコ姉に話しかける床上手さん。
兄弟のように育ってずっとそばで鯉ちゃんを見てきた気持ちはわかる。
しかし、椿ちゃんも相撲部屋の娘に生まれて、土俵で生きた人間をずっと見てきたのよと告げる。
そこが茨だらけの厳しい道でも、進むべき道がある人間は幸福よ・・・

分かる話ではありますな。
進むべき道を失った人間がどうなるか。鯉太郎は良く知っている。自分の父親という形で。
自転車に椿を乗せて案内する大吉は、鯉太郎さんは僕とは違う、男の中の男ですから心配ないという。
だが椿の言う通り、だからこそ心配なのである。思いつめる真面目さが命取りになり兼ねないわけですからねぇ・・・

仁王さんの予想通り、例のベンチで佇んでいる鯉太郎。
王虎に告げられた、お前はもう死んだという言葉が頭に響く。負けたら廃業という言葉も。

わかってる。俺は土俵で何も残せず、何も刻めず、何も証明できず、叩き潰された。
だけど・・・だけど・・・

これまで過ごしてきた土俵でのことが思い起こされる。あの熱い戦いの日々が。
そして、それを失って酒に溺れることとなった父親の姿も思い起こされる。今なら気持ちがわかるのかもしれないな。皮肉なことに。
土俵がなくなって、俺は生きていけるのか・・・?

そんな呟きをもらす鯉太郎のもとに椿登場。アンタまさか本気で廃業なんて感がえてないでしょうねと怒鳴りつける。
鯉太郎としては、あそこまで完膚無きまでに叩き潰され、マスコミにも大々的に取り上げられた。
もうこれ以上、空流の看板にドロを塗るわけにはいかないと考えている。

何言ってんのよ!ふざけんな!!アンタから相撲とって、何が残るのよ!!
いいじゃない!文句言われたって恥かいたって笑われたって・・・ウチの看板にドロ塗ったって!!
アンタが土俵に立てなくなるよりマシよ!!
アンタ一人で土俵に立ってるんじゃないでしょ・・・わたしたちをガッカリさせるようなこと言わないでよ・・・

私は・・・私は・・・土俵のアンタをずっと見ていたいのよ・・・

涙を流し、そう語る椿。
その涙を背負った鯉太郎の眼差しは強さを取り戻している。おぉ、これは・・・

まるで告白のような言葉を見せてくれた椿。
いやあ、まさかここで前に出て来るとは!!なかなかいい感じでありました。
こんな言葉を投げかけられたのでは、鯉太郎もウジウジしているわけにはいきませんよね。
茨の道であるかもしれないが、それでも道を失うよりはマシである。
そう覚悟を決めたのであれば、鯉太郎ならば突き進むことができる。
また、空流部屋もそういったごんたくれを許容する部屋でもある。共に突き進んでくれるはずであるさ。
異分子になりそうな常松の存在が心配なところではあるが・・・

その常松は今回姿を現さなかったが、今後どのような立ち位置となるのだろうか。
あんまり鯉太郎に絡んだりはせずにおいてほしいところであるのですが・・・
王虎との対決自体は楽しみにしています。どのような取組となるか。

気を取り直した鯉太郎と共に、全体的に弾けて行ってほしい所でありますな!ここからバーストだ!!

・侵略!イカ娘
早苗はいきいきとしている方が可愛いとは思う。イカ娘にとっては迷惑な話だろうがね!!
天使な清美ちゃんは一生懸命な人を応援してくれるのである。
きっとチャンピオンを一生懸命読んでいる姿であろうと理解して応援してくれるに違いない。て、天使だ!!

・囚人リク
加藤看守の圧倒的優勢は崩壊した。逆に追い詰められている。
だが、まだ完全には折れ切っていない加藤看守。冷や汗でダラダラになりながらも何とか踏みとどまる。
理屈では負けそうになっているが、自身の方が立場は上なのだと思い込んでいるため、そこでゴリ押しを図ろうとする。

お前たちがいくらごたくを並べようと、所詮は悪党のたわごと。
自己中心。短絡的。他人を脅し、暴力を振るい、犯罪を犯し平和を乱す社会のゴミ。
そのゴミが・・・この国に認められし国家公務員であるこの俺に、よくも偉そうな口を聞いてくれたな。
いいか、低能な貴様らにもわかるように言ってやる。ギャングはクソ。スラム生まれもクソ。即ち貴様らはクソ中のクソ
立場をわきまえろクソ犯罪者どもめが!!

この世界の住人は、スラムの住民はもうそれだけでクソだと決めてかかっている。
その見下した態度が、ここに来て爆発したようだ。だが・・・

監獄法で禁じられている拷問は犯罪じゃないのか

神木さんの反論に怯む加藤。看守なら何をやっても許されるのかという問いに答えることはできない。
ああ・・・一応拷問は禁止されているんですな。
中でやっている分にはバレはしないということで平然と執り行われているようですが。
そういえば調査委員会みたいなものもありましたな。あんまり期待できる組織でもなかったけど。

神木さんが加藤看守を追い込んでいるころ、家族を人質にとっていたファミリーは引き上げようとしている。
このタイミングで引き上げるということは、脅す姿を取るのが目的なだけで、本当に害する気は全然ないんでしょうな。
神木さんの交渉がどういう形になっても、家族を傷付けて脅すようなことまではしたくないということか。
それを示すかのように、脅しつけていたナイフもフェイクである。

夫が一体何をしたの?と問う奥さん。
それに対し、ファミリーの一員である女性はこう述べる。ただ一生懸命に働いているだけ。だから私たちにはジャマなのよ、と。

ふーむ。加藤家のことを気遣っているのですかね。
親を信じていそうな子供たちに、お前の親は小さい子にも拷問をかけるような奴なんだぞと言うのはちょっと・・・躊躇われますわな。
考えてみると、リクと加藤の2人の子らは見た目の大きさはさほど変わらないように見える。
そんなリクに対し容赦なく拷問をしかけることができる。
スラム生まれの犯罪者。加藤看守曰く、クソ中のクソが相手ならば、小さい子供であろうと容赦なく振る舞えるということなのだろうか。

立ち去るファミリーに対し、加藤の奥さんは最低ねと毒づき、子供たちは涙を流しながら悪者めぇ!と叫ぶ。
それに対し、一言だけ返す女性。そうよ。私たちは悪党よ。と。
うーむ、格好いいが物悲しい。やはりこのスラムそのものがどうにかならないと、意識の差は少しも解消されないのかもしれないなぁ。
どうでもいいが、子供たちが加藤看守そっくりでなんだか困る。女の子の方は特にだが、髪型を変えるなりなんなりしようぜ。

さて、加藤の上司との交渉はいよいよ佳境。
上納していた賄賂も発見されたことだし、加藤看守の罪は決定的なものとなった。
ねつ造されたものだなんて、上司には瞬時にわかるものでもないでしょうしね。

一体何が望みなんだ。うちとそちらの契約の保護・・・それとも・・・

要求してくるとなれば、やはり加藤看守のクビであろうか。賄賂を要求してきた張本人でありますしね。
しかし、賄賂要求の罪でクビにしたとあれば、監督不行き届きの罪で上司の降格も免れえないところとなる。
だが、要求されたのは思ってもみない言葉。逆に加藤看守はクビにしないでくださいというものであった。

それが目的ではありません。騒動にもしたくありませんから。
要求はただ2つだけです。1つは賄賂総額を私に戻すこと。
もう1つは・・・何事もなかったかのようにしてくれればいい。そうすればお互いに傷つかずにすむ。

上司としてみれば願ってもない。有難い申し出でありましょうな。
部下の不始末で自身に災厄が降りかかる。上に立つ者の勤めとはいえ、やり切れない思いは強いでしょう。
それを逃れられるとあるならば、相手の要求を呑むのが一番と考えるのが必定。いい落としどころである。

俺たちの、勝ちだ

勝利宣言を目の前で行う神木さん。加藤看守、強がりながらも悔しそうな表情。
なので、とどめをさしてあげようという感じに神木さんが語り掛ける。

聞け。佐々木麗乃真。栗田陸。2人を解放しろ。スコップの件はあんたの不始末とし・・・2人の嫌疑を晴らせ。

強気に要求してくる神木さんを見て、認めたくない気持ちを口にせざるを得ない加藤看守。俺は・・・負けたのか?
そんな・・・まだ・・・まだ・・・俺は・・・

それとな、上官にはお前をクビにしないように伝えてある。拷問の件は伏せておく。
すべてを忘れろ。お前にできることはそれだけだ

立ち去る神木さん。
その姿を見送り、崩れ落ちる加藤看守。
崩れ落ちたのは体だけではない。その表情も何ともいえぬものへと変貌を遂げている。な、なんといえばいいんだこれは!?
微妙にキュピズムが入ったかのような変貌。そして、嗚呼・・・という言葉。
敗れたことを実感し、それでいてクビは免れたということの安心感。さらにその安心感を与えられたという屈辱。
色々とない交ぜになり、へたりこむしかないという状況。見事に表れておりますなぁ。

看守とファミリーとのねつ造合戦はわずかな差で先んじたファミリー側の勝利。
これで加藤看守は今後うまく操れる存在となったかもしれない。
脱走に向けて、有効に動かす駒となりうるかどうか。そこまで先のことはわからないが、今後の出番には期待したいところである。
変なポーズと取るだけではなく、顔芸の出来る男だというのも判明したわけですしね。
いざ脱獄という時に、妙なポーズで登場し、妙な顔芸で見送るという役目が最終的に与えられるのかもしれない。期待だ!!

・いきいきごんぼ
センターカラーで、まるでゲッターロボのような熱いスクラムをみせる。そういう漫画じゃないでしょ!
でも、左下の単行本表紙を見るとやはりいつも通りのごんぼと思わせられる。というか、攻めすぎだろう!!これはッッ!!

さすが好きな洋王は張洋王という陸生先生である!海王では毛海王が好きだったりするんですか?

ここにきて聖なるラーメンの登場。食べ方もちゃんとてんむすの通りである。やるな!
でも食べ方よりも実力が上ならばそれが押しとおる。当たり前の話であった!!
というか、バケツラーメンだからって本当にバケツにいれるなや!!

司会のノリのよさはなかなかのものである。聞いている人数が少ないのが惜しまれる。
さすがにギャランティーをもらうだけあってプロの仕事と言うわけか。アリガトォォォォ!!アリガトォォォォ!!

・弱虫ペダル
手嶋さんのカラオケ伝説はどこまで掘り下げられるのか!
それはさておいて、葦木場は確かにでかい。
簡単には当たらないように設計されている高さの場所にでも頭をぶつけてしまうでかさである。
色々と日常生活で不便していることが容易に想像できてしまうなぁ。

だからといってバイクを文字通りの意味で棚上げしてしまうのはどうなのだろうか。
取れなくなるというか、バランス失って簡単に落ちて来るんじゃなかろうか。
感じ的に新開さんの上に落ちてきそうなのだが、そんな涼しい顔をしていていいのか!?

それはともかく。新開さんは葦木場くんに手嶋さんが出るレースに出てみないかと勧める。
その目的は手嶋さんとの戦いだけではない。ある男を体験し、できるならその男に勝ってこいというもの。
その男とは一体・・・

次世代を担う新・箱根学園にバトンを渡した福富さんたち。
卒業する3年生4人と、新キャプテンの泉田くんとでミーティングを行っています。
振り返るのは先のインターハイでの戦い。

オレ達のやり方は間違っていなかった
荒北と泉田がヤツらを引き離し、新開が山中湖の平坦を引き、ヤツらに先んじてクライマーを発射させた。
東堂が最右翼の巻島をおさえ、真波――そしてオレを残した。
こちらはほぼ予定通り・・・だが総北――ヤツらはトラブルが続いた。
エース金城の不調。戦線からの離脱。まさかの経験のない1年生へのエースのスイッチ。状況は圧倒的に我々に有利だった。

けど、負けたァ!!

吠える荒北さん。さすがに最後のインターハイで負けた悔しさは簡単には拭い去れるものではないか。
でも、割と一番大きな原因は、坂道を集団から先頭に運んだ荒北さんにあるような気はしないでもなかったりするのですが・・・

インターハイの格、重さが山岳にはわかっていなかったと荒北さんは言う。
しかし福富さんの意見は違う。ヤツは全力を出した。その重さもわかった上で、出せる最高の力で走ったはずだ、と。

負けたのはオレたちが――いや、オレの予想が甘かったからだ。
176番。総北1年、小野田。走りはドシロート。
闘争心のかけらもないような顔で、内側に秘めていたのは最後まで諦めない不屈の精神力だった。
そしてそれは、箱根学園随一のクライマー真波を喰らう程だった。

闘争心のかけらもないと言われながら、背景にピックアップされている絵は闘志剥き出しな場面ばかりなのはどういうことなのか。

オレがよめなかった――真波は「危険」だと言っていたがな。
それもそのはずだ。ヤツは総北があのレースの中で造り上げた"意外性"だったからだ
狙って造れるものではない。だが盤石な王者であるオレたちを切り崩すために唯一できる方法だった。

確かに金城さんはそんなことを言いながら坂道を登用していましたな。
今泉君にもレース中に成長しろと言っていましたし。かなり賭けの要素が強いが、それに勝ったのだから問題はない。
坂道の才能を見出し、育て、続けさせたことが一番のファインプレーだったといえるかもしれませんな。

というわけで、箱根学園がこの先一番警戒しないといけないのは間違いなく小野田坂道という男となっている。
なので、次の世代の箱根学園のメンバーに見せておかなければいけない。カレの走りを。

その話し合いから決まったのが、葦木場くんのレースへの出場要請だったわけですね。
出場するレースは峰ヶ山ヒルクライムレース。巻島さんが優勝していたあのレースですな。

毎年恒例のレースだが、今年はかなり報道陣が多い。
それもそのはず。今年はインターハイを制した男が出場することになっているのだ。俄然注目も集まろうというものである。
黄色いジャージを着て先頭に立つのは小野田坂道。インターハイ個人総合トップの男。
観客も坂道に注目しております。やっぱなんかオーラ違くない!とか言っているのもいたりします。
うーん、所詮素人の見立てなどそんなもんか。名が売れればその効果で違って見えるなど、流されやすいにもほどがある!!
実際の所、現在の坂道は巻島さんの件もあり、好調には程遠い。
それ以外にも、託されたものや、王者と言う位置、注目されている事実に慣れていない坂道。メンタルがグラグラだ。

記者の言葉にもまともに返事が出来ていない様子。
まあ、坂道が記者にとフランクに話す未来は全く想像できないから、今のメンタル以外でも対応は変わらないか。
困ったらオレは強いと言っておけばいいんですよ。それで大体なんとかなる!

てな風に気楽には考えられない現状。とにかく勝たないとという意識が頭を占めている。

勝つ。勝つ。勝つんだボクが――勝つって、何だろう
ここにいる全員をおしのけること――!?誰にも負けないこと!?――!!
ムリだ・・・インターハイは先輩やみんながいたから走れたんだ。練習だって力が入らないのに。ボク1人の力じゃ!!

思い悩む坂道。その坂道を隣に立った男が背を叩き励ます。支え合ってこそチーム総北だ!!と。

なぁーんて。金城さんならそういうのかな。ゆっくりでいいんじゃないか?
全部背負い込むなよ。小野田。

そう言ってくれるのは手嶋さんである。おぉ、頼れる新キャプテンだ。
ちなみに坂道の後ろには今泉君の姿もある。どうやら緊張しすぎて仲間の存在すら感じれなくなっていた様子。それはいかがなものかと。

レースで出場できるのは各高校3人。総北で出るのは坂道、今泉君、手嶋さんの3名となっている。
クライマーの2人と登れる今泉君か。ベストなメンバーと言っていいんじゃないでしょうか。
まあ、手嶋さんはクライマーに成り立てなので、そんなに注目されても困るわけですが。
その辺を理解しているのか、マイペースで登ればいいと言う手嶋さんでありました。

手嶋さんの言葉で多少は緊張がほぐれたのか、笑顔を見せる坂道。
そして集団の後方ではその様子をうかがっている男が存在する。葦木場くんだ。
体を曲げていた状態ではわからなかったが、バイクに腰かけて体を伸ばすとその長身が明らかになる。で・・・でかすぎ!!
今泉君はでかいと言われてもそんな感じはしないのに、葦木場くんはハッキリわかるほどにでかい。頭ひとつなんて差じゃねぇ!!
しかし、ヒルクライムのレースなのだが、葦木場くんは坂道に勝てるのだろうか?
新開さんの紹介だしスプリンターかと思ったのだが・・・
というか、新生の箱根学園には既に山岳と黒田さんというクライマーがいるしなぁ。実はどっちもこなせるエースタイプなのかもしれない。
どのような走りを見せてくれるのか、楽しみである。
箱根学園はあと2人誰か出してきているのかな?その点も楽しみだ。

・毎度!浦安鉄筋家族
毒舌が飛び交うが、なんだかんだで仲は良いということなのか。
10年後もこの公園は残っているだろうか。それはわからないが、10年後もこの連載は続いているかもしれない。ううむ。

・バーサスアース
玲央さんを助けたい。その一心がハルトの更なる力を引き出す。
一度形成した盾を剣の形へと変化させ、ヘビ型深柱の口中に突き刺すことに成功した!!

喉笛を貫くハルトの列断刀。
だが、髄幹を仕留めない限り深柱が止まることはない。
向こう側に突き出すぐらいに深く刺さってはいるが、髄幹は無事だったということか。
再度の深柱の突進に巻き込まれるハルト。
自衛隊の車両に尖った鼻先を深く深く突き入れる深柱。動きを止めた時、ハルトの姿は車両と深柱の間にはない。喰われたのか!?

そして、一度動きを止めたが再度動き出す深柱。髄幹への攻撃は確実ではなかったということか。
しかしハルトがいなくなってしまったのでは、もはや打つ手立てはない。絶望的な気分になる林くん。
だがハルトは生きていた。直立して天を仰ぐヘビ型深柱。その下顎が切り裂かれていく。
そう、口中に入り込んだハルトが深柱を切り裂いているのだ!!
その剣で切り裂き、玲央さんを救おうとしているのだ!!

届け!あそこまで!あの人のところまで!!

剣は確かに玲央さんのところにまで届いた。だが、伸びた舌にからめとられるハルト。
強く締め付けられて意識が遠のいたのか、剣が消えていく。
この高さから叩き落された場合、マッスルコートを着ていないハルトの命の保証はない。
しかし、玲央さんはハルトが切り裂いてくれたおかげで脱出に成功。今度は逆にハルトの救出に向かう。

自らが突き刺した装甲車の重さに負けて、裂けた半身が崩れていく深柱。マヌケな話だ。
考えてみれば、スカルペルの時は瞬時に再生をしていた。
それが車両の重みで裂けていくものだから再生もままならず、玲央さんの脱出の機会を与えてしまうこととなるとは。面白い。

クサナギノツルギを抜刀し、ハルトを捕えていた舌を切り捨てて救出する玲央さん。
そのままハルトを抱き、高所から落下する。

人工筋肉に循環液を最大注入。強制的に膨張させる!

肥大化させることで衝撃を吸収することに成功したらしい。
ってヒミコさん、知ってて知らない振りをするんじゃありませんよ。
林くんの解説キャラへの手伝いをしているのかもしれないが、ぶりっ子ポーズと共にやられると色々と困る。

ハルトのクッションがわりとして下敷きになる玲央さん。
このポーズはなかなかいい感じでありますな。うん。

それはさておき、深柱。半分に切り裂かれて髄幹が剥き出しになっている。攻撃するなら今だ。
と思ったところで、信じられないものを目の当たりにするハルトと玲央さん。
髄幹の先端。口に一番近い所に何やら卵のようなものがある。
白くて丸い形のもの。そこには目があり、鼻があり、口があった。つまりは人の顔をしたものがあった。なんだこれは!!
目を見開いたその顔はハルトを見てこのようなことを言い出す。

ナカマ・・・ヒト・・・ナカマ・・・チガウ・・・ヒト・・・カ

やはりハルトの中の深柱の存在を感じ、仲間かと思ったりしたのだろうか。
だとしても、一体これはなんなのだろうか・・・?不気味な存在だ。

顔の右目が大きく膨張する。これは、マントル熱戦を放つ構えか!?
これはいかん。盾を作って防御をしないと!!
と思いきやハルト。深柱に仲間呼ばわりされたのが大層気に障った様子。まだそんな姿にはなりたくないものね。
オレは人間だ!決まってんだろ!!

人間様ナメんじゃねぇぇぇぇ!!

という叫びと共に、マントル熱戦を放とうとした深柱に攻撃を仕掛けるものがいた。
戦車に乗った兵真である。おぉ!!
足をケガして動けないなら、こいつを足にすればいいって話ですな。豪華な足だぜ。
というか、兵真くんがでかいおかげで搭乗口にピッタリはまっており、まるで融合しているかのように見える。お似合いだ。

森1曹、田中2曹。銃身が焼けるまで撃て〜!

民間人の命令を受けて自衛官たちも攻撃を開始する。
考えてみれば共闘体制とはいえ、民間人が戦車に乗って銃を撃つとかしていいのだろうか。まあ、緊急事態ですしね。
佐藤3佐も火力を総動員しての飽和攻撃を指示してくれます。少年と女戦士を救出する!!

攻撃!!溶岩噴出体中枢部に命中ー!!

とどめは自衛隊の一斉射撃。見事に深柱の塔解はなったのでありました。
うーむ、いい片付き方ですなぁ。
兵真くんが、玲央さんが、ハルトが。そして自衛隊の皆さんが頑張って強敵を撃破する。
誰が欠けてもならなかった美しい勝利である。犠牲は出たものの、この勝利はなかなかいい感じである。
この主人公だけが活躍せず、皆で頑張って闘うという作品のスタイルは本当、好きですわぁ。

さて、強敵のヘビ型深柱は倒すことに成功した。
だが、謎の髄幹の顔といい、深柱については謎が多すぎる。ハルトの容体の変化も気になるところだ。
そして何より気になるのがカナちゃんの存在。
皆で闘うのがいいのだが、カナちゃんだけはハルトが闘うのに否定的なため、浮いた感じになってしまっている。
この辺りをどうにかしないとカナちゃんの存在が危ういことになる。玲央さんにヒロインを完全に取られることになりかねない!!
ただでさえ、今回の話でハルトと玲央さんの距離がさらに縮まった感じがあるといいますのに。

こうなればあれですな、カナちゃんにはアイドルになってもらってはどうだろうか。
深柱に歌を聴かせることで文化を教えるとかそういう話。
文化的な存在に触れて深柱も戦いを止めたりするようになるかもしれない。これならカナちゃんも大活躍の気配!!
ただそれをやると恋の戦いには負ける可能性があったりするという。難しいところですな!!

・パンダのこ
パンダは近視だという。ほう。クマ科は皆そうなのかね?
ならばやはり走って逃げればそんなに怖くはないということなのかもしれませんな。

愛愛もずいぶんと大きくなってきた。もう普通の部屋で飼うには厳しい大きさではなかろうか。
前も言った気はするが、ソファーやヌイグルミはまだしも、コードとかかじって火災が起きたら大変ぜよ。

考えてみると乃仔ちゃんの叫びも合わせて隣近所の部屋は迷惑なことこの上無いな。
パンともさんで周りを固めることができれば問題ないかもしれないが・・・さすがに難しいか。

・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜
覚悟を決め、叔父さんとお別れの決意をするリッキー。
せめて俺の手で、と武器を構える光景はよく見るが、本当に倒しきってしまうというのは割と珍しい気がする。
その辺り容赦がないから困るぜバイオハザード。

容赦がないのは徹底している。
ゾンビの群れなすマルハワ学園でかろうじて逃げ延びていた生徒たち。
聖堂に集まり、一心不乱に祈りを捧げている。もはや神頼みをするしかないという状況ですわな。
だが、その祈りが通じることはなかった。
聖堂にやってきたのは異形と化したビンディ。その姿を見た生徒たちはもはや絶望のあまりか声も出ない様子。

――あなた方で最後です

本当に容赦がない。自らの足で生徒を殺して回っていたと宣言している。
クワンちゃんの段階でわかってはいたことだが、自ら手を汚すことに躊躇うこともない。完全に化物となってしまったんですなぁ。

ダグ教授はリッキーの手によってゾンビという呪縛から解放された。
とはいえ、生きて救うことはできなかった。泣き伏すリッキー。うーむ、悲しい。
そのリッキーにクリスはベッドに置かれていた手紙を差し出す。グラシアからダグ教授に宛てた手紙だ。

グラシアからダグへ。

あなたが"一緒に考えよう"と言ってくれたこと、何よりも嬉しかった。
ですが私は、これまで権力と欲望に取り憑かれ、数多くの罪を重ねてきました。
その贖罪が終わるまで、あなたの許へ行くことはできません。
学園は今、何者かの陰謀によってバイオテロに晒されています。
数多くの罪なき命が奪われ、あなたやリッキーまでも傷付けてしまった。これ以上、あなたたちを巻き込むわけにはいかない。

ダグ、リッキー。この手紙を読み次第、急ぎ地下制御室に向かってください。
制御室の奥にあるゲートの先に非常事態の際に使用する緊急用ヘリがあります。
格納庫の解除コードは"1017"どうかご無事で。

地下制御室。前にレイ教諭たちと一緒に潜ったあそこか。そこにヘリがあると。
ふむ、それがあれば生存者と一緒に脱出ができますな。まあ、もう他に生存者はいないみたいですが・・・

クリスの予備の弾薬をもらい、脱出の体制を整えるリッキー。
最後に叔父さんに別れの挨拶をすませる。

叔父さん・・・俺・・・約束は必ず守るよ・・・この闘いに・・・必ず決着をつける・・・!!
俺は・・・俺は叔父さんやグラシアの分まで生きなきゃなんねぇ!!

ゾンビの群れを強行突破しながら地下制御室に向かうクリスとリッキー。
一方、バイオテロの首謀者であるビンディを追っていたメラ。聖堂でご対面と相成った。

ナナンを傷付け命を奪ったこの学園を・・・跡形も残さず壊し尽くすことが神様が私に与えた使命・・・邪魔はさせない!

すっかりやる気満々のビンディ。それに対しメラ。
ビンディを本件の重要参考人としてBSAA極東支部へ連行すると宣言する。
逆らえばB.O.W(有機生命体兵器)として処分するとは言っているが、可能なら生きて捕えようと考えているのだろうか。

次回からメラとビンディの戦いが開始される。この戦いはどのような展開を迎えるか想像しにくい。
ビンディがさらなる異形へと変化を遂げるのか・・・注目である。

・サンセットローズ
あの名作、フルアヘッド!ココのアナザーストーリー
別冊少年チャンピオンで連載中の米原秀幸先生によるサンセットローズの番外編が週チャンに登場!!
主人公であるチェリーとサン。2人の運命が交差するほんの少し前の物語でございます。

いつものように腹を空かしている小さな子供、サン
その胸、というか腹にはまだ"激動のしずく"が飾られている。
とある町のとある酒場のゴミを漁るサン。
その酒場の中では、後に運命の出会いを果たす男であるチェリーが勝負に興じていた。

カードで勝負し、銭を稼ぐチェリー。
求めているのは船。海に出るための船である。そのために大量の銭が欲しい。
しかし、普通の酒場でデカイ勝負なんて望めるはずもない。
酒場のマスターは西の荒野に行ってみるといいと勧めてくれる。
左腕の無い白ヒゲの男が率いるキャラバン。そこでなら大きな勝負ができるハズとのこと。

白ヒゲの男は元海賊と言う噂がある。若者1人で向かわせるには危険ではないか?
そのように述べる酒場の客とは違い、マスターは心配いらないと言う。

1週間ほど前のコトだ。耳にしてないか?海辺の城跡に巣くう盗賊団の話・・・

パッと見ただけで10人以上はいる盗賊団。
それを相手に1人きりで退治したという男がいる。それがこの若者、チェリー=ブラッサムだ。
そうして手に入れた5万ゼルをカードやダーツで20万にまでしたという。
戦いだけではなく、勝負運も相当な奴のようだ。

目的をもって勝負に向かうチェリーとは違い、とにかく腹を満たすためにうろつく少年サン。
森にて猪ブタの子供を発見。飛びかかって噛り付く。野生児め。
逃げ出した子猪ブタは親の元に駆け出す。そして、大きな親猪ブタとサンの対決が始まった。ホガァアアア!!

結果は痛み分け。腹が減って双方動けなくなった状態。子共の猪ブタたちも腹を空かしている。
というわけで、親猪ブタは地面を掘り、芋を採取する。ホリホリ。
それに倣ってサンも芋を手に入れる。幸い十分な量の芋があるので奪い合いになることもない。みんなで頂く。
そして空腹も癒えたので、子猪ブタと並んで親猪ブタの腕を枕に眠るサン。なにいきなり馴染んでいるんだ!?
むしろ親猪ブタの方が戸惑っている。が、やれやれと言った感じで許容してくれたりもする。なかなか表情豊かだなコイツ。

その後、しばらく行動を共にする猪ブタとサン。水を飲んだり芋を食べたり。すっかり家族の一員ですな。
しかし、芋にもさすがに飽きてきた。そんな折、肉が吊り下げられているのを発見する。あ、怪しい。
が、本能のままに飛びつくサン。親猪ブタの制止も聞かず飛びついた結果・・・罠に捉えられる。嬉しそうな顔しやがって。
反対に親猪ブタは哀しそうな顔で手を振り去っていくのでありました。だから表情豊かすぎるだろうコイツ!!可愛いな、オイ。

実際のところ、手のあるサンなら脱出も容易な罠だったのじゃないだろうか。
まあ、満腹になって中で眠ってしまったからどうにもならないわけであるが。
その結果、罠を仕掛けた男。左腕の無い白ヒゲの男に激動のしずくが渡ることになる。

激動のしずく。今、海賊どもが血眼になって探しているという代物だ。

こういうモンはふさわしい者へと辿り着くと白ヒゲの男は語る。
だが、残念ながらそれは自分ではない。自分はまだ通過点に過ぎないと自覚している。

けどよォ。どんなヤツの手に渡るのか見てみたくないか。
おそらくは海に魂を奪われたヤツ。つまりはなぁ、大バカ野郎だ

まさしく海に魂を奪われた大バカ野郎がやってくる。
この続きが1話の物語と繋がることとなるのでありました。

というわけで、大海洋ロマンの始まりの物語であります。
フルココのアナザーストーリーということで、世界観や設定面は引き継いでいる部分はある。
が、フルココを読んでいなくても問題ない構成となっており、知っているならそれで楽しめる内容となっています。
別冊ではファルコン文明の名前も出てきましたし、いよいよファンタジー大冒険が加速しそうな印象。
単行本1巻、絶賛発売中であります!!

・クローバー
遂に邂逅を果たしたハヤトとレオ。
そっくりな2人だが、髪型の趣味は違う
まあ、お互いに変な頭と言われるような髪型だったりはしますが。

ハヤトがトモキの電話を受けているうちにレオは去って行ってしまう。
とりあえずは顔合わせをしただけということになりますな。

さて、有力な情報を得たハヤトたち。教えてもらった饅頭屋に向かう。
移動してみると、そこにレオがいた。
どうやらレオは母親の元に向かっていたらしい。なるほど、そりゃ出会うことになりますわな。早いか遅いかの違いだけだったか。
そして、探していた女性を発見。上妻さんと呼ばれたその女性はハヤトを見て、もしかしてハヤト君?と言い出す。

そうか。その人私と姉さんを間違えたんだわ
昔からよく言われたのよ。姉さんに似てるって。
だからかしら。ハヤト君、私のバカ息子と本当よく似てるわ。

ああ、なるほどね。やはりそういうオチでございましたか。
まあいくらなんでも弟では年齢が合わないでしょうしなぁ。いとこというのが無難な所である。

レオに案内されて家までやってきたハヤトたち。
言われてみればハヤトもおぼろげながら覚えがある。
そういえば小学校入ったばっかのころ、志帆おばさんうち来た気がする、と。
早く思い出せよと言いたいが、まあ子供の頃の記憶なんて曖昧なものですしね。

ハヤト(なんか変な感じだな)
レオ(だいたいオレと同じ顔した奴のクセに、なんて変な頭してんだ)

こいつがオレのいとこか・・・

似た者同士な感じの2人。
しかし、レオは何やら問題児のような感じである。やらなきゃいけないことがあると言っているが、何をしているのだろうか・・・?

志帆おばさんが帰ってきたのでみんなでご飯。
前にハヤトと会ったのは12〜3年前ぐらいとのこと。そりゃ記憶がおぼろげでも仕方ないですわな。
それはさておき。ハヤトは思い切って尋ねることにする。自分の母が今どこにいるか知らないか、と。

果たしておばさんに尋ねて手がかりを得ることはできるのだろうか?
妹にも居場所を知らせていない可能性は高いと思うのだが・・・
ここからどういう展開につながるのかはわからないが、無事に済むといいですなぁ。気持ち的に。

・ハーベストマーチ
3話のときと同様に、冒頭で天使様があらすじを語ってくれます。

『地図』それは人が住む地を示し、人の居場所を示し、人に行き先を示すもの。
人間たちが拵えた小賢しき知恵。小賢しき慢心。
世界があたかも我が物であるが如く名を付け、線を引かれたバチ当たり。許しがたい!!

文章だけ読んでいると、人間嫌いな天使らしく厳格なことを言っているように見える。
しかし、実際はふくれっ面で怒っているだけなのでいまいち怖さが足りない。困ったことだ。

それでも――人の世界を歩くには、地図がなくては不安というもの・・・
私が授けた『力』で人間を滅す存在『騎士』となったクゥバンテ・・・
今度は『力』を捨てて人間に戻る旅を始めたわ。(グスングスン悲しい・・・)
大丈夫かしらクゥバンテ。変な所へ行かなきゃいいけど・・・

クゥの旅立ちの様子を見守っている天使様。ほう。そのような力もあるんですな。

ともあれ・・・私はちゃあんと見守ってるわよ。
かわいい私の坊やクゥバンテ。『人間に戻るための旅』の大失敗をお祈りしつつ・・・ボン・ボヤージュ

ボン・ボヤージュとは旅立つ者に対して述べる挨拶。よい旅を!という意味である
。 別にハートを大量に飛ばして言わなければいけない言葉というわけではない
ほ、本当この天使様はハシャギまくりですなぁ・・・

というか、なんでクゥだけそんなに見守っているのでしょうか?
不完全な騎士だというのに。逆に完全に洗脳もできていたハインツたちを殺した存在だと言うのに・・・
これはやはり、出来の悪い子ほど可愛いという心理が働いているのだろうか。
シイド達はしっかり者っぽいから放っておいても大丈夫と思われているのかもしれない。
まあ、単にクゥが可愛いから贔屓しているだけなのかもしれないが・・・

さて、村を出て広い世界へと旅立つ2人。
まずは隣の村である『森の村』(ヴァルドン)まで歩いていくこととする。
移動には丸2日かかり、中間地点は森林に挟まれた道となっている。
『学者』はその村を通ったらしいので、足跡を追うためにはまずその森の村に向かわないといけないわけだ。

森林の道の中で野宿の準備を始めるノイエさん。
夜の森というのは不気味なものである。怖そうにするクゥ。だが、テレシアちゃんの激を思い出し、強がって見せる。いい感じだ。
でも実際に夜になるとやはり怖い。ノイエさんも怖がっております。
家では平気なフクロウの声も不気味に感じる。もし、あの正体がフクロウじゃなかったらと思うと余計怖いわね!!

そんな風に述べるノイエさんにクゥ。こんな怖い思いをさせる旅につきあわせてごめんねと謝る。
が、この旅にはノイエさんがお願いしてついてきたわけですし、謝ってもらう必要などはない。
怖いことは怖いが、こうしてクゥと一緒に新しい場所にいるというだけで楽しくなるノイエさん。もう怖くなくなってるみたいですな。

食料は旅用に保存の利く固いパンと干したイモに干した魚。
4日・・・節約して1週間もつかという所。ノイエさんは体格的に結構食べそうな気がするが、大丈夫なんですかねぇ。

火を焚き、テントを建てる。おや、これは立派なテントですな。
と思いきや、結構簡易的な作りでありました。寒さが厳しくないならまあこの建て方でも問題ないのかな。

実はクゥだけではなく、ノイエさんも旅に出るのは初めてだったりする。
村人の中でも外を知っている人間はそうはいない。大半は村の中でずっと過ごすこととなっているからだ。
そんな未知の世界への旅立ち。最初は不安と緊張でカチコチしていた2人。
だが、すぐに楽しい気分になった様子。
騎士のことやシイドのことを忘れたくなる程。
そんな風に楽しんでいい旅じゃないとはわかってるけど、でもとても楽しいんだ。知らない場所も姉さんと一緒なら・・・

ノイエ「お姉さんもクゥのことが大好きよ!!
クゥ「そんな話してなかったよ!

まあ、しているみたいなものですよね。ノイエさんは一足飛び過ぎる気がしないでもないけど。

だから正直に聞かせて欲しい。あの姿の黒いクゥは・・・あなた自身なの?

ノイエさんのその問いに、クゥは正直に答える。
あの姿は何かが取り憑いたとか、何かに操られているとかそういうものではない。
まぎれもなくクゥ自身。本当の自分が湧き上がった姿である。
騎士の力を使う時は自分の心を抑えられなくなって、やっつけたい相手に向かってしまう。
それに、言いたいことも包み隠さず言ってしまう
だから・・・力を使ったあとに怖くなったよ。これが・・・本当の僕なんだ・・・って。

そう・・・そうなのね。わかったわ。つまり。
クゥは私を本当に好きでいてくれて、しかもいつもは『姉さん』と呼んでいる私のことを『お姉ちゃん』と呼びたいのね!!

そのことには触れないで欲しかったよ!!

どうやらノイエさんが一番聞きたかったのはその点だったらしい。正直だなこの姉はよう!!
まあ、長い旅になるのだろうし、陰気でいられるよりずっといいですわな。淫靡なことになるとアレですけど。

2人で1枚の毛布にくるまり、向かい合って眠る姉弟。
そんな姿を森の木の上から眺めている男がいた。なんだこのヘビの被り物は。

旅人か・・・?森の向こう側から来たようだな・・・
姉弟・・・美しい。美しいぜ。なんて素敵で仲睦まじい姉弟なんだ・・・
ここの道は・・・俺たちの村まで1本道・・・となれば、この姉弟は明日にでも必ず村へ訪れるな。
楽しみだなぁ・・・早く迎え入れてあげたいなあ・・・

どうやらこの先の村の住人らしい男。
側にいたフクロウを手でわしづかみにし、そのまま頭からかぶりつく。
まさしくヘビのようにグイグイと丸呑みにしてしまう男。おぉ不気味不気味。
旅の最初からなんだか厄介ごとに巻き込まれそうな気配がしてきましたな。

翌朝。
起きて着替えをすませたクゥとは違い、まだ眠いわと毛布に包まっているノイエさん。
おや、これでは村に居た時とあべこべじゃないですか。
まあ、ノイエさん的には眠いというより、もう少しクゥと一緒に寝ていたいという気持ちが強いのでしょうけども。
甘やかしてくれるクゥにハートマークを飛ばして嬉しそうにするノイエさん。
天使といいノイエさんといい、気持ちがよく背景に現れますなぁ。

さて、訪れる予定の村ではヘビ男の報告により旅人の歓迎の準備が進められようとしている。

『森の村』(ヴァルドン)から『蛇の村』(シュランガ)へと変わった俺たち式のやり方でな

そう、高い所に設えられた玉座のような所に座る男が語る。
男の名はカイリ。包帯で顔と右腕を覆った不気味な男である。
昨日のヘビ男はインチ。蛇の村を冠する住人らしい生もの食いの男である。カイリは生もの食いは好きじゃないみたいですが。
そして、カイリにも身内がいる。妹のマイラさんだ。
ゴーグルのようなものをつけ、立派な胸と立派な腹筋をした女性である。

あたし楽しみだ!!ど、どんな子たちかな?ち、ちいさい子だといいな。楽しみだわーい

水玉やら星やらをまき散らすマイラさん。これは、本当に楽しんでいる!間違いないぜ!!

というわけで、いきなり旅の最初からヤバそうな雰囲気の場所に足を踏み入れることとなりそうなクゥたち。
果たしてどのような歓待を受けることとなるのでしょうか。
意外と普通に手厚くもてなされるだけだったり!?美しい姉弟に悪いことなんてできないよね!!
まあ、カイリがどのような考えを持っているか、ですな。
村の発展を考えるなら、美しい姉弟には村に居て欲しいと考えるだろう。引き留めて住人にするために工作することも考えられる。
となれば、食事や音楽などで歓待ムードになるという展開は必定!!
下手すればお色気で籠絡という話にも繋がるかもしれません。楽しみだわーい。

ここまで言っておいて、ノイエさんの2度寝が長引いて本日中に村までたどり着けないとかいう話になったらどうしよう。
歓待ムードが一転して待ちぼうけさせられた恨みのムードへと変貌するかもしれない!!
まあ、どういう展開になるにせよ楽しみですなぁ。

・ドカベン ドリームトーナメント編
同点で迎えた9回裏。スターズの攻撃。
まずは俊足、八番の足利。セーフティバントを決めて見事に出塁に成功する。
まさしく本領発揮といった感じですな。

そして続いての打者は里中だが、ここでついに選手交代。
延長になれば里中が投げることはないという話になる。この回で決着の可能性が強くなってきましたな。

代打に出たのは・・・なんと長島。背番号03!!
知っている人にとっては確かに驚きのキャラである。まさかあの長島が、いまここで!!

山田が中学時代に野球に戻るきっかけを作った選手。
無印のドカベンでは初期の重要人物だった選手である。
その当時の野球部は人数が足りておらず、試合もできない状態であった。

山田「わびすけ。おれたちが入れば人数も揃うかもな。野球をしようか?
木下「そうだな。柔道も堪能したしな

え?わびすけって中学時代野球やってたっけ!?あまり覚えはないのであるが・・・
まあ、柔道を堪能したので高校では野球を始めたという話であれば筋が通るような気はしないでもないが・・・

長島さんはどうやらノンプロで野球を続けていたらしい。
とはいえ、この勝負を決める大事な場面での起用とは・・・
それでも信頼に応えてしっかりヒットを出す辺り、さすがと言えますな。

ノーアウト1塁、2塁という場面で登場するのは男・岩鬼。
七夕との三度目の対決はどのような形となるか。
と思いきや、結果はなんとデッドボール
悪球を打たずに当たる岩鬼という珍しい光景を見ることができました。中学時代に思いっきり頭に当たったりはしてるけどね。
長島の登場で中学時代のことを思い出したのか!?
殿馬や山田はチームプレイとしてデッドボールを選んだのか?と考えているが、果たして。

ともかく、無死満塁という状況。
ここでようやく岩田鉄五郎が動き出す。この絶体絶命の場面で出て来る選手と言えば1人しかいない。
エースナンバーの1を背負った男、新田小次郎。人呼んで光の小次郎!!

小次郎の剛腕であれば、この先のクリーンアップであろうと抑えることは不可能ではないかもしれない。
だが、今の小次郎の肩の調子では限界は10球くらいであるらしい。
その10球で三人をアウトにしなければいけない。果たして上手くいくのだろうか・・・!!
次回は大増25ページで小次郎の奮闘が描かれることになりますぞ!!

さて、今回のキャラクターファイルは長島。
驚きの登場ではあったが、レジェンドキャラと呼称されるほどかというと、うーむ。
まあでも出てきて嬉しかったキャラではあります。
中学時代のキャラが出たわけだし、他のキャラも今後出て来る可能性は高くなったわけですからねぇ!!

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
星矢の命を救うべく過去へと飛んだ氷河と紫龍。
2人がやってきたのは先行して過去にやってきていた瞬にもすぐにわかった。小宇宙は便利ですなぁ。
そして紫龍は狙ったかのように天秤宮、童虎の目の前に落ちる。これも小宇宙の導きか・・・

石畳が砕けるぐらいの勢いで落下した紫龍だが、まあ聖闘士にしてみればこのぐらいの衝撃は慣れたものでしょう。
それよりも。目の前にいる存在に驚きを露わにする紫龍。

老師!!

まさしく表情を輝かせるという表現がピッタリくる、喜色満面の紫龍。
まあ死んだはずの敬愛する師に再び出会えたわけであるし、気持ちはわからなくもない。
あれ、そういえば持ってきたはずの形見の杖はどこにやったんだ?
大事にしなよと言われたのにさっそく失ったのか!?まあ、生きた当人が目の前にいるしいいか。いや、よくはないよな。

お久しぶりですとか言い出す紫龍。しかし、今は二百年も前の世界なので当然童虎が紫龍のことを知っているはずもない。
話が噛みあわないので怪しい奴と言われても仕方ないところでございますな。
とはいえ、話は聞いてもらわないといけない。
未来からアテナを追ってやってきたことを説明する紫龍。
だが、これまでの黄金と同様、いきなりそんなことを言われても簡単には信じられない童虎。そりゃそうですよね。

ここで紫龍の回想。
初めて五老峰にやってきて童虎に師事を受けようとしたときのことを思い出す。
子供とは思えぬほどにきっちりとした挨拶を行う紫龍。
そんな紫龍を相手におまえは人間が固くてつまらんと言い捨てる童虎。つまらんつまらん。ああつまらん。と。
うーむ、年を取っているだけあって固さがほぐれているほうが好みだったのか?
まあ、その後はちゃんといい感じに師弟をやっていたみたいだからいいんですけどね。

紫龍は語る。それから幾星霜、雨の日も風の日もわたしは老師からたくさんの教えをいただきました、と。
春麗も元気でおります。廬山で赤ちゃんのころ老師に拾われた春麗です。

未来の話をそのようにされてもなぁ。童虎も困っているじゃないですか。落ち着け紫龍。
でもやはり師に会えた嬉しさが大きいのか、紫龍の語りは留まるところを知らない。

今・・・いえ、未来ではやはり捨て子の赤ちゃんを拾い、翔龍と名付け一生懸命に育てております。
老師の教えをさらに伝え、必ずや一人前の男子となるでありましょう。

老師、どうか信じてください。わたしは未来からアテナを守るために来たのです。

おっと、未来話からいきなり訴えかけにシフトを仕出したぞ。
この割とマイペースな話の持って生き方に童虎も戸惑いの色を見せる。
紫龍は朴訥な感じだし、悪い奴ではなさそうだ。だがしかし、未来から来たなんて話をいきなり信じるというのもなぁ。
と、そこで童虎。あることに思い至り、紫龍に質問を投げかける。未来のわしの姿はどんなんだったか?

老師は菅笠をかぶり白いおひげを垂らし・・・五老峰の大滝の前にいつも座しておられました。

ほにゃ!?

紫龍の答えに妙な鳴き声をあげる童虎。
確かにその姿は未来を映すという杯座の水面で見た姿そのものである。
つまり、これこそ紫龍が未来から来たことを、未来の童虎を知っていることを示す何よりの証拠と言えるのである。
これは紫龍の言うことを信じざるを得ないでしょうな。しかし・・・

わしは融通のきかぬ男でのう。それでもまだおまえを信じるわけにはいかぬのじゃ。

そう言いながら紫龍を上空へと吹き飛ばす童虎。
そして紫龍にこう述べる。もし真実アテナを追って来たのなら、わしを倒して先へ進め、と。
うーむ、黄金ってのはどいつもこいつも融通のきかぬ相手でございますのう。
まあ、カイザーもそうだったが、ある程度力を見せれば認めてくれるのかもしれませんけどね。
しかし、大恩ある老師に拳を向けることは出来ないという紫龍。やはり固いなぁ紫龍は。つまらん!

手向かいせぬのはおまえの勝手。だが次でおまえは確実に死ぬぞ。くらうがいい!!
廬山昇竜覇!!

童虎による廬山昇竜覇が飛び出した。
拳ではなく、掌を上にかざすような打ち方をしている。これは一応手加減をしてくれるということなのだろうか?
押し上げるような打ち方の方がよく浮かび上がるという意味があるのかもしれないが、はてさて。

だがしかし、この一撃は紫龍に受け止められる。
そう、聖闘士には一度見た技は二度とは通用しない。
それも、この技は老師から授かった技である。通じないのは当然と言えましょう。

紫龍は真実の自分を示すために、廬山昇竜覇を受け止め、そして聖衣を脱ぎ捨てる!!
うむ、さすがは紫龍。スキあらば聖衣を脱ぎたがるのは健在のようですな!!
いやまあ、今回はちゃんと理由がある。聖衣を脱ぎ捨て、見せたかったのは背中。そう、そこに浮かび上がるのは昇竜!!

遙かな時を越えて師弟の絆が交錯する。
紫龍はこの行為できっちりと童虎の説得を行うことができるだろうか?
そして同じタイミングで落ちてきてたはずの氷河はどこに落下したのだろうか?
紫龍のように小宇宙の導きに従って宝瓶宮に落ちたのか、それとも・・・?色々と楽しみな話である。

・名探偵マーニー
暇つぶしのためかゲームを買おうとするマーニー。
求めるのは内容よりも価格優先。まあ、古いゲームなら価格が安くてもいいのはあったりしますからねぇ。
パッケージだけでそれを判断するのは難しいと思うけど。

マーニーが買い物をしているところに通りかかるゆりかちゃん。イェーイ。
何をしているのかと思ったらどうやらデート中らしい。
へぇ。まだ片岡さんと続いていたんですねゆりかちゃん。いやまあ、いいことではありますけどね。

マーニーが買ったゲームはレックスパニック。
片岡さんが子供の頃にやったことがあるというゲームだし、結構古いものでありますな。
マイナーだけど、面白いよと太鼓判を押してくれます。ほうほう。

片岡さんのイトコにはものすごいゲームマニアが存在する。
ゲーム機なら全部持っててどんなゲームもクリアし、あらゆるゲームに精通していたという。
そんなゲームマニアなイトコだが、頭も凄くいいらしく、国立トップの大学に進学したという。へぇぇ。スゲーな。

そんな話を聞いた夜、片岡さんおススメのレックスパニックを遊ぶマーニー。
なかなかムズイゲームだったようです。マニアってのはレベル高いもんだなぁ。やっぱり。

それはさておき、昨日会ったばかりの片岡さんからゆりかちゃん経由でマーニーに依頼が舞い込んでくる。
片岡さんは昨日話したイトコのことが懐かしくなり連絡を取ろうとしたが、まったくつながらなかったと語る。
メールもツイッターも反応がなく、ウチに電話してみたらオバサンが最近のことを話してくれた。

武藤遊助っていうんだけど、だんだんと連絡が途切れてきて今や不通状態。
大学にも出てないらしくて、昔からのめり込むとゲームも現実も区別が付かなくなってたし・・・
ゲームのやりすぎで大学を退学になったら笑えないからな・・・

ふうむ。行方不明状態でありますか。それは何とも心配な話でありますな。
それにしてもこの名前は・・・不思議と凄くゲームに強いように思える名前ですな。遊戯とかの王に君臨しそうな名前ですよね。うん。

それはさておき。イトコのことが心配になった片岡さんはマーニーに捜索を依頼したいらしい。
自分を探し当てた実力を買ってのことでありますな。ゆりかちゃんの勧めもありますし、しかもボランティアでタダというし!何!?

マーニー「お前はこの・・・いいかげん今までの分、払え!
ゆりか「いやぁ〜〜困ってる人見るとついね――」

すっかり踏み倒しの常習犯となっているゆりかちゃんでありました。
マーニーも当初はゆりかちゃんからお金なんて受け取れないと言っていたんですけどなぁ・・・
片岡さんにこれまでの分も立て替えてもらう手はあるかもしれないが、さすがにそれは不味いか。まだ。

依頼は引き受けますが日当五千円、経費は別で。マーニーにおまかせを。

きっちりとお金の話をして仕事を受けるマーニーでありました。
やっぱり親しい仲であってもお金の絡みはきちんとしてませんとなぁ。

さて、調査を開始するマーニー。まずは友人関係を当たることとする。
東都大ゲーム研究会。ゲームマニアの武藤さんのことを調べるには同門の士をあたるのが近道って話ですな。

さすがに国立大のゲーム研究会はレベルが高い。
ゲームの歴史からフォローしており、展示されているゲーム機は全て遊べるようになっているとのこと。ほほう・・・
プレミアがついているのか、今買おうとすれば1本で百万はするゲームなんかも置いてある。
まあ、中身はクソゲーらしいですけども。希少価値ってのは偉大だなぁ。

武藤さんは安く買って高く売る専門だったという。それっていわゆる転売屋・・・?
ゲームマニア的には嫌われそうな部類の人間じゃないですかね?

奴はそのノウハウから先物取引に手を出した。
最初はゲームを買う小遣い稼ぎだったが・・・一時期もうかってたみたいだけど、今はどうなってるやらなあ・・・

ふうむ。なんとも不安な話でありますなぁ。
最近はずっと見ないし書き込みもない。大学も休学・・・もしくは退学してしまったかもしれないとのこと。
とんでもない話であるが、知っている人からすればアイツらしいとか言われる武藤さん。うーむ。

最難関を通過して、最高学府に入学してエリートへの道もあるってのに人生のすべてをゲームにかけて・・・すべてを失って・・・

傍から見ると信じられないような生き方でありますなぁ。羨ましいといえなくもないが。

さて、武藤さんの足跡を追いかけるマーニー。
元の住居を引き払い引っ越したことを知る。引越し先は高級マンション。街を見下ろす物凄い高層マンションに引っ越したらしい。
すべてを失ったのかと思ったらマネーゲームに勝利していたのかよ。たいしたもんだな〜ウワオ

ゲーム研究会で記念にもらった会員証に写真を貼り付け、武藤さんの後輩を名乗ってマンションに入り込もうとするマーニー。
受付の人に在宅かどうか尋ねようと食い下がってみたりする。
が、そうするまでもなく武藤さん本人が入口までやってきてくれていました。
知らない女の子が来ているというのでわざわざ見に来てくれたらしい。裸足で。ペタペタ。

大学にもいかず音信不通になっていた武藤さん。ネットも今ではやっていないらしい。ん?先物取引は?
もう会社に資産運用をまかせてるから何もしていないらしい。ほう。

ここが僕の部屋だ・・・どうぞ。

エレベーターに乗って案内された部屋は広大な空間。本当にただ広いだけの部屋だった。
あるのはソファーとテーブル、そして寝袋だけという何もない部屋。な、なんで寝袋・・・

計算に計算を重ねた先物売りを当ててこの部屋に住んでいるとのことだが、なんという殺風景な・・・
いやまあ、外の眺めはいいところかもしれませんけどね。
そういえばゲームとかはどうしてるんですか?見えないところに置いてるんですか?これだけ広ければ体感ゲームとかも出来そうだ。

もう全部捨てたよ・・・あきた

あら、そうなんだ。まあでも、楽しいことなら色々とありますよね。彼女作ってオイシイもの食べて旅行して・・・

興味がわかないな・・・
僕はあらゆるゲームをやってきて・・・ゲームに勝つためあらゆる努力も勉強もした。勝負はそれに見合った努力をしたものが勝つんだ。
TVゲームも受験もマネーゲームも人生も。あらゆるゲームに僕は勝ってきた。
そして気づいたらゲームは終わっていたよ。全ステージクリアした僕は今ここにいる。ここがゴールなんだよ
僕は今勝利の余韻にひたっている。家族も友人も恋人も娯楽もゲームももういらない。それがすべてなんだ。

静かに、ただ静かにそう語る武藤さん。これは・・・この考えにはどうすれば至れるものか・・・

私は彼に寂しくないですか・・・と、聞こうとしてヤメた。彼はきっと寂しくもつまらなくもないだろう。
すべてのゲームに勝利した男は、この天国に近い部屋で右往左往する民衆を見下し、それを笑っている。
でもだれがそれを責められるだろう。それこそが勝者の権利なのかもしれないから。

人生を満足してゴールすることなんて、本当にあるのだろうか。
波乱万丈の人生を生き抜いた老人であっても、その気分に浸れた人間がどれほどいることか。
周りがどう思おうと自身がゴールにたどり着いたと認識し、その確信が揺らがない。ある意味悟りをひらいているということなのか・・・

正直、どんな気分でいるのか想像もつかない。
ゲームをクリアしたときの心地よい疲労感にずっと包まれているのだろうか?
そこから2週目とか強くてニューゲームとかそういう考えにはいかないのだろうか?
いや、彼のいうクリアとはそういうやり込みも全て終えた後の話なのかもしれない。む、それだと微妙な気分になる気がするな。
やはりなってみないとなんともわからないですなぁ。
いつか自分もここがゴールなんだと言えるようになってみたいものである。500年ぐらい何とか生きたら言えるかな。難しいか?

まあ、高級マンションに住むことは無理としても、部屋にマーニーを招き入れることさえできればゴール宣言はしてもいいですよね。
確かにそれが果たせればしばらくは勝利の余韻に浸ることはできるかもしれない・・・!!我ながら安いなぁ。

・あまねあたためる
生徒会長の神崎さんはとっても虚弱
というか、日に何度も立ちくらみが起きるとか、かなり危なかったりするんじゃなかろうか。帰った方がいいわな、そりゃ。

それはさておき、神崎さんが体温を測っている所であまねちゃん登場。
落としたキーホルダーを探しにやってきた様子。
鎖に縛られていた心を解放してくれた女性だし、一緒に探し物を手伝うべきではないか。
そう考える神崎さんだったが、何故か動けずにいるのでありました。ドキドキ。

あまねちゃんは保健室のベッドに乗りながら探し物をする。
そしたら眠くなってきたので・・・寝た。早いよ!!
凄いな。10秒も経っていないというのに堂々たる睡眠っぷりだ。
そして制服だと寝苦しいので、眠りながら脱ぎ始めるあまねちゃん。もぞもぞ。

目の前で脱ぎだされるというのもなかなかに困るものである。学校内ですしね。
慌てて止めに入ろうとする神崎さん。そのタイミングであまねちゃんの友人たち登場。お約束のタイミングだ!
が、ものすごい速さで退避することで難を逃れる神崎さん。
虚弱体質が嘘のような回避である。人間その気になれば信じられない動きができるものなんですね。
しかし、ベッド下か・・・見つかったら言い訳がかなり難しそうな場所だな。

服を直して去っていく友人たち。
寝かしておいてあげるなら掛布団でもかけておいてあげたらよいのに。

それはさておき、ベッド下に隠れていた神崎さん。そのおかげで落し物であろうキーホルダーを発見する。
うさぎの形だし、あまねちゃんのもので間違いありますまい。
ここはひとつ善行をつむことで、今のような危機から逃れるようにしたいと考える神崎さん。
その結果・・・白いぞ

何が?俺の身か?目の前の布地か?俺の意識か・・・・・・

完全に気を失う神崎さんでありました。あらあら。
そして友人の言葉の通り、チャイムで起きるあまねちゃん。
ベッドから降りてみれば、足の下には倒れた神崎さんの姿があった。これは奇妙な光景!!

でも完全に気絶しているので、疲れて眠っているのだなと解釈される。ふむ。いい感じに解釈してもらえましたね。
女性とは言い訳を聞かないものであるが、勝手に解釈をしてもらう分には問題ないという話だ。

無理矢理起こすのも悪いよねということで、掛布団をかけてくれるあまねちゃん。
ただし、背中は冷たい床の上である。ベッドに入れてあげようよ!
おかげでしっかり風邪をひいてしまった神崎さんでありました。うーむ、あたためが足りないか!!

まあ、善行をつむといいこともあるというお話ですな。双方それなりに得はしている。
風邪については神崎さんの体質によるものなので、まあ、諦めてください。あたたかくしてろよ!!

・ANGEL VOICE
乾のスーパーゴールに敵味方を含めて一同驚愕。
黒木監督だけ笑顔なのがよいですね。あ、間宮先生と校長も笑顔だった。

松田や乾のプレーの凄さは、サッカーにさほど興味を持っていなかった生徒をも魅せるものがある。
思わず立ち上がり、体が震えているのを自覚する生徒。
たて続けに超高校級のプレーを目の当たりにしたのだから、やむを得ない反応ですわな。

そして乾のガッツポーズ。
市蘭の生徒たちはそれに合わせて大盛り上がり。そりゃあね、ここで盛り上がらないでどうするって話だ。
病院内の面々もキターと大喜び!マイちゃんも予想通りキャーキャーと騒いでいます。す、すごい元気そうだ!!

この状態を見て、天城は自身の考えを確固たるものとする。

市蘭の生徒はサッカーを見慣れてねえ。それが・・・見ろよ。あのハシャギようを。
そのプレーで見る者の目を釘付けにし、興奮させる。
やっぱりおめーら2人は――天才なんだよ

確かにね。天城の見立ては確かだったということですわな。

さて、乾のゴールで同点に追いついた市蘭。観客も含めてテンションは最高潮。
逆に追いつかれた習実の動揺はかなり大きい。欲しかった追加点を逆に取られてしまった。このままでは気持ち的に押し込まれる。

よーし!!あと3点・・・いや、5点取るぞ!!

ノリノリになりすぎているのか、無茶なことを言い出す成田。

船学を倒すんだろーが!!習実相手にその程度のことができなくてどうすんだよ!?

ふむ。それを言われるとその通りな気がしないでもないですな。
石持や茂森のようなDFはいるものの、習実の防御はそこまで凄いわけではない。
そういう意味では、5点はさておき3点は確かに欲しいような気もしますなぁ。
とはいえ、面と向かってそれを言われる習実としては面白くない。調子にのりやがってと感じるのは当然である。
しかし、松田は笑顔でこう述べだす。同じだな、と。

選手権に出場する約4000校のうち、500校か・・・もしかしたら1000校くらいが"打倒船学"を叫んでるんじゃないかな。
――口先だけで
自分を鼓舞するためじゃなく、本気で"打倒船学"を叫んでいるのは、おそらく10校あるかないか。それほど・・・船学は強い。
あいつらの・・・市蘭の叫びは本物だよ。うちと同じじゃないか。

なるほど。確かに同じと言えば同じですな。だから松田は叫ぶ。打倒船学を目指して。

市蘭の向こうに船学はいる!まず、あいつらを越えるぞ!!

古豪としての驕りなどはもはやあるまい。
この戦いに勝利し、叫び続けた打倒船学を確かなものとする。
その精神を新たにすることで、追い詰められそうだった状況から立ち直ることに成功する習実イレブン。
うーん、松田はさすがに厄介な存在でありますなぁ。

ゲームは振りだしに戻った。点数的にも気持ち的にも。
ここからどちらが先制し、どちらが有利な展開に持ち込むのか。注目の流れであります。

・空が灰色だから
高1女子の物語。

今回の主人公は大鬼怒さんとさん。大怒鬼と書いておおぎぬと読むようだ。これは珍しい名前ですな。

筒さんは高校に入ってから授業についていけないとお悩みの様子。
逆に大怒鬼さんは1年生の中でトップテンに入っているという。そんな2人のお喋りが展開されます。
大怒鬼さんは筒さんの勉強のやり方に問題があるんんじゃないかな?と疑問を呈す。

筒「勉強のやり方か・・・じゃあ今度してもらいたいな。ジェスチャー
大怒鬼「それを言うならレクチャー。ジェスチャーで勉強方法教えられたら人気塾講師になれちゃうよ」

よくレクチャーと言おうとしたとすぐに気づきましたね。
その後につづけた言葉もいかしている。やりますな、大怒鬼さん。

勉強のことから話は変わり、筒さんからの質問。下世話な話になるけど大怒鬼さんってお嬢様なの?とのこと。
すごい有名な高級メーカーのバッグや財布とか持っているからだそうな。つまり、えーと、ど忘れした。ほれ、なんだ。

筒「ブレンドもの」
大怒鬼「ブランドもの。ブレンドしたらむしろ粗悪な印象になっちゃうよ」

いや全く。これもナイスな返しでございますな。
ちなみにそれらの商品は高校の合格祝いで買ってもらったものだという。ほうほう。

それはそうと、大怒鬼さんは凄く可愛い。お肌もプルプルしているとのこと。
どういった美容品を使っているの?と問うと、お母さんがモデル兼美容系会社やってるからいろんな物をもらってくるんだ、とのこと。
この前、高級そうな化粧品をもらって、やっぱ肌のハリが違うわーって思ってたら没になった試作品だったということもあったらしい。
ああ、そういうことってありますよね。思い込みの力ってやつですよね。ほら、なんとか効果ってやつ。

筒「プラシーボ効果
大怒鬼「トランシーバー効果!

それにつけても、同い年の子が勉強もできて美人でお金持ちだとか、すごいなー。

筒「パースペクティブだね」
大怒鬼「パーフェクト!逆によくそんな単語が先に出てきたね」

いや全く。いいにくい言葉でしょうに。
筒さんは横文字が苦手なんですな。こんがらがってしまう様子。
確かにシュミレーションとかシミュレーションとかは紛らわしい。よく話題になるから逆に間違えにくくなってるぐらいに紛らわしい。
こういった横文字はどんどん増えるから、覚えていく方も大変である。
大怒鬼さんのお父さんは大学教授なので難しい言葉ばかり発していて大変なそうな。ふむ。

あのっ。さっきの、プラシーボ効果であってるよね?

あ、ツッコミが入った。
さらっと流したので、読んでいるこっちがもしかして間違えていたのかと思ってしまったが、やっぱりそうですよね。
思い込みの力で現れる効果はトランシーバー効果じゃなくて、プラシーボ効果ですよね。
一体だれとトランシーバーでやりとりをするというのだろうかって話ですよ。

トランシーバー効果だよ

目を見開き、背景を真っ黒にして断言する大怒鬼さん。・・・あはっ。
そ、そうだよね。言われてみればトランシーバー効果だった気がしますよ。うんうん。

てなやりとりをしている2人のところに話しかけてくるのは眼鏡の女子、まーちゃん
ツッツとしゃべってるとアホすぎて疲れない?と大怒鬼に尋ねていたりする。筒さんとは前から友達って感じの子ですな。
ちょうどいいので、思い込みの力で現れる効果が何て言ったか尋ねてみることにする。

大怒鬼「トランシーバー効果」
まーちゃん「プラシーボ効果」

主張を曲げる気はない様子の大怒鬼さん。顔が固まってますよ大怒鬼さん。
学年成績9位の私が間違うわけないと言われましても・・・ほら、ネット辞書にもプラシーボ効果って載ってますし。

トランシーバー効果だよ!!

ついに絶叫しだす大怒鬼さん。廊下なので関係ない人も様子を伺いだすような大声だ。

トランシーバー効果だよ。私のお父さん大学教授だよ。
私のお母さんモデルで社長だよ!?美容系のぉ!トランシーバー効果だよ!!

大学教授はともかく、お母さんの方はあまり関係ないんじゃないでしょうか。
というまともなつっこみも取り合ってはもらえない。大怒鬼さんの怒りはさらにエスカレート。窓だって叩いちゃう。バァン。

ケータイがおかしいんでしょ!そんな安物、猿用とかのアレでしょ!トランシーバー効果だよ!
私のお父さん、ノーベル賞取った学者と友達なんだよ!?
お母さんはハリウッド女優と会食したこともあるんだよ!?トランシーバー効果だよ!

そこまで譲れない何かがトランシーバー効果にはあるのだろうか。大怒鬼さんが鬼のように大怒りだ!!

土下座だ。今すぐ土下座しろよ。早くしろよ。
私を誰だと思ってんだよ!私のバックなめてんじゃねえぞ。親族もろとも消してやるぞ。トランシーバー効果だよ!
殺してやる・・・今すぐ死んでやる!お前たちのせいだ!

殺すからいきなり死んでやるにシフトする大怒鬼さん。まあ、力いっぱい叩いても窓ガラス1枚割れなさそうですしねぇ。
しかし、窓から飛び降りようとしたところ、足を窓の桟にぶつけて、廊下側に落下する。
ふむ、本当に飛び降りようとしていたなら体重は窓の外にかかっていたはずだし、足をぶつけたなら外に落ちるはず。
なのに中に落ちたということは、足をぶつけてビックリして、中に転げ込んだということですよね、大怒鬼さん。どてーっ。

まあ、何にしても1回落ち着きましょうや。誰にだって間違いはあるんだからさ。
そう取り成すまーちゃん。大怒鬼さんも倒れこんだ状態で少し落ち着いたのか、体の色も真っ黒から戻ってきている。うっううー。

大怒鬼「プランシーバー効果
まーちゃん「ちょっと心傾いてるじゃねえか」

その方向はいいかもしれませんね。
叫びながら少しづつ訂正していって、あたかも最初からプラシーボ効果だよと叫んでいたかのように見せる手法!!
うまくいけば逆転の目もでてくる。いや、さすがにないか。
というわけで、トランシーバー効果の主張を再開。

やだやだやだやだやだやだやだやだ。トランシーバー効果!トランシーバー効果!トランシーバー効果!
トラントラントラントラントラントラン、シーバシーバシーバシーバシーバシーバ!!

全力で駄々を捏ねだす大怒鬼さん。まさしく手の付けられない子供の如しである。これが鬼の霍乱って奴なのか!?
しかし、無駄に騒ぐことでかえって大怒鬼さんの立場は悪くなっていく。
ここから怒涛のように、築き上げていた地位から落下していく大怒鬼さん。
まずは先生の登場。この間の校内試験のことで話があるから、放課後職員室に来るように言われる。
どうやらテスト中、ケータイを開いて思いっきりカンニングをしていたらしい。おやおや、それで取った学年9位の座でありましたか。
それについては、あれですが。優しい筒さんは落としたブレンドものの財布を拾ってあげる。

あっこれ、コピー商品だ。

ははぁ。ブランドではなく、本当にブレンドものだったわけですね。
いや、混ぜ込んではいないかもしれないが。少なくとも純正品ではなかったわけだ。

さらにそこに追い打ちをかけるように、お母さん登場。
大怒鬼さんの下の名前である豊心(とよこ)という名を呼び、忘れていたお弁当を届けに来てくれています。
ふむ、モデルという割にはお年を召しておられますな。可愛らしいお婆ちゃんでありますが。
高校生の親にしては高齢な気もしますが、遅くに出来た子だったりするんですかね。
それはさておき、パート勤めであることを自ら明かしてしまうお母さん。おっとこれはいけませんな。大怒鬼さんの嘘がモロバレに。
というわけで、母親を突き飛ばす大怒鬼さん。

うす汚い格好して学校で話しかけてんじゃねえよ!恥なんだよ!ババアアアアア!!

大混乱な感じの大怒鬼さん。その頬を激しく張り飛ばしたのは・・・筒さんだ!!

お母さんになんていうことを言うんだバカ!

大人しく、場を取り持とうとしていた筒さんがまさか真っ先に手を上げるとは!!許せないことだったんでしょうねぇ。
これにはまーちゃんも驚愕。真っ黒になっていた大怒鬼さんも元に戻ってへたりこむ。ぺたん。
でもトランシーバー効果の主張だけは頑として譲らない大怒鬼さん。困った子である。
ついには泣きながら母親に尋ね出す。思い込みの力で現れる効果ってトランシーバー効果だよね、と。
その質問を受けた母親は一瞬沈黙し・・・

お母さんわからないけど、頭のいい豊心が言うなら、きっとトランシーバー効果なんだろうねえ
お父さんもヒマだし、今日は家族3人でファミレスでご馳走でも食べようか豊心。

優しい母の愛に包まれ、先ほどまでとは違う涙に泣きぬれる大怒鬼さん。
これには思わず筒さんも涙。感動の涙だ!うるーっ。そして思わず叫んでしまう。トランシーバー効果かも!と。

もうトランシーバー効果でいいよ!
これだけトランシーバー効果って刷り込まれたら思い込みで本当にそう感じてきた!
まさにプラ・・・いや、トランシーバー効果だよ!!

いや、それは思い込みというより、刷り込み。洗脳の類だと思いますですよ。
でもなんとなく場がいい感じに収まったので、それはそれでいいのかなと思うのでありました。きっとまーちゃんもそう思ってる。

というわけで、トランシーバー効果の解説の回でありました。いや、違う。
終わってみてから今回のタイトルの意味に気づきました。
マルラマルシーマルー」パッと見ではさっぱりだが、○ラ○シー○ーとすると一目瞭然。
ああ、プランシーバーですな!!いやいや。
そう考えてみると、扉絵もちゃんとトランシーバーの影絵となっている。
うーむ、最初から最後までトランシーバーづくしの回だったというわけか・・・!!

それにしても、なかなか珍しい回でしたな。大暴れする子の回なのに、意外な軟着陸を見せてくれるとは。
母の愛は偉大ということなのでしょうか。それを大きく感じ入る筒さんの存在も貴重でありましたな。
まあ、母親が甘やかしすぎたので大怒鬼さんもこうなってしまったのではという疑問はなくなはいが・・・
それでも、追い詰められて困っているときに優しくしてくれるというのはありがたいものである。
これで大怒鬼さんも少しは落ち着いた感じになってくれるといいんですが・・・どうなることやら。

そういえば、今回ページ数が多いんですな。16ページもある。
おかげで大怒鬼さんの大暴れのシーンが大量に見れました。む、それは嬉しいことなのか・・・?
ときおりのページ数の変化はオチがさらに読みづらくなっていいかもしれませんな。

・シュガーレス
1日中ケンカ三昧だった修学旅行の初日。
さすがに暴れすぎたのか、翌朝目覚めた岳は体が動かずに困っている。
まあ、頭への直撃とかいろいろ受けてましたしねぇ。岳じゃなければ病院を勧めるところだ。
食事による回復もマリモのおかげでできなかったわけですし。
そして、今回の朝の体の不調もマリモが原因であった。滅茶苦茶上に圧し掛かってやがる!!

でかい体して寝相が悪いとか、いろいろと最悪ですなマリモ。
というわけで、翌日も朝っぱらからケンカ開始。ただ旅館内なので修学旅行らしく枕投げを行う。
おぉ、ようやく修学旅行っぽい感じがでてきましたな!

枕投げは朝に行うものではない!!

む、言われてみればその通り。さすがはヒラオリ。言うことが違う。というかそのツッコミでいいのか!?

それはさておき、今日こそは普通に修学旅行を行うこととなる。
まずは城。大阪城を目指すこととなりました。

行くぜ!大阪城!!

城と聞いて何故かテンションが高まっている岳。先頭をきって歩いている。
他の連中はあまり興味がない様子のようですが、岳とヒラオリだけは張り切っている。
ヒラオリとしては、学級委員としての責務を果たすのに必死という面もあるんでしょうが。
まあ、城が漢のロマンというのは否定しません。

大阪城はさすがにデカイ。土台を含めると50m以上はあるという。天守閣からの眺めもよさそうだ。
遠目からも見ることができるので、早々と帰ろうとする卜部さん。早いよ!!

岳「お前は城見に行くだろ、シロ。なんつってなウハハハハ!!」
シロ「あああ。もう絶対行かない」

くだらないことを楽しそうに述べる岳。うーむ?いつもとテンションが違う感じがしますな。ハイになってるというかなんというか。
引き返そうとしたシロはガラの悪そうな兄ちゃんとぶつかる。
お、肩がぶつかったということはケンカか?ケンカですね?

おいシロ。何やってんだ。ケンカすることしか頭にねーのかよ。テメーは

なん・・・だと・・・!?
このセリフが、よりによって岳の口から発せられるとは・・・!!なんという驚愕。
あまりのことにマリモが口から食べ物を零し、卜部さんが煙草を落とす。それほどに驚愕。
城じゃなくて病院に行った方がいいんじゃないかと本気で心配になる。

さて、大阪城に到着。高ェ!デケェ!!ってそれしか感想無いのか岳よ。
そんな岳に卜部さん。お前の記念碑があるぞと「残念石」を紹介する。
建材として運ばれたが結局使われなかった石のことである。ふむ。
バカにされた岳。普段ならここでケンカが始まるところなのだが・・・かまわずに入口に向かって走っていく岳。
な、なんだこれは・・・さすがに周りの連中も大丈夫かよと心配になってきましたよ。

さて、天守閣エリア付近は全館禁煙。さらに飲食物の持ち込みは禁止となっている。
というわけで、卜部さんとマリモはリタイア。

卜部「俺は自分のスタイル曲げてまで頂点登ろうとは思わねえよ
丸母「同感だな」
ヒラオリ「君たちのそれはただのワガママだ!!」

まあ、ワガママを突き通すのも強さではありますしね。
というか、卜部さんは相変わらず真面目ですね。年齢のことはさておき、喫煙箇所のルールはちゃんと順守しようとしている。

そんな2人と違い、前向きに取り組む岳。ヒラオリが椎葉岳を見習ったらどうだなんて言い出す日が来るなんて・・・!!
言われた岳は先走って大砲を見てはしゃいだりしてますけどね。子供か!!

スゲーなあ。撃てんのかなあコレ。カッケーなあ・・・

目を輝かせすぎですよ岳。そんな風に騒いでいるものだから、先ほどシロと揉めた男たちが絡んできたりする。
今度は岳に絡んでくるつもりか。血気盛んな奴らですなぁ。
しかし岳の目にはこんな奴らは映らない。今の岳の目にあるのは城の頂点への道だけである。
ちなみに左にいけばエレベーター。右にいけば階段で登るように道が分岐しています。

登るなら階段だな俺は!!

眼中になさすぎるので、目の前にたっていた絡んできた男を無意識に殴り倒して進む岳。
いまのこいつには他の何も映っちゃいねぇ・・・何だかあきらめに似たような感じで岳を見るマリモたち3人が可笑しい。

殴り倒された男のツレが岳の肩を掴む。ここでようやく岳が歩みを止めて振り返る。

テメー・・・俺が頂点登んの邪魔する気か・・・!?

な、何を言っているのだ?ダメだ、もはや理屈とか話の順序が通じる相手ではない!!
というわけで、肩を掴んだ男も殴り倒されるのでありました。

うーむ、結局天守閣に1番先に登りたかっただけなんですな、岳。
ケンカを忘れてしまったわけではないし、相変わらずバカなのは変わってないみたいで安心するマリモたち。それでいいのか?
で、結局無事に天守閣までたどり着いたのに、ただ登るだけだと味気ないからとケンカを吹っかける岳。
うむ、やっぱりバカはバカなんだなと確信できるお話でありました!!

いやあ、なかなか凄い回でしたなぁ。
あの岳がケンカよりも優先するようなことがあったとは・・・!!
頂点に登るのはケンカよりも優先されるのだろうか。それともこれが城のもつロマンという魅力なのか・・・!!
終始瞳孔開きっぱなしになっていますし、凄いテンションの岳。
まあ、でも日常的な気はしないでもないか。
多少は修学旅行のような感じになっていて良かったといえなくはない。城以外で通用するのかどうかは怪しいものであるが!!

しかし、やはり岳には皆を引っ張る力がありますのかね。
なんだかんだで岳が先頭を切ったので皆ついてきている感じはある。
他の場所だったら岳が率先して道を外れていたんじゃないかという気がしますしねぇ。
最初が大阪城でよかったという話ですよ。うん。

・スポ×ちゃん!
目にも留まらぬソードストームでナノちゃんを撃破するなずなちゃん。
この速さには沖田部長も驚いている。スポちゃん仮面は面白がっていたりしますが。ううむ、貫録。
しかし沖田さん、あんな動きを続けたら・・・どうなるんですか?
さすがに疲労で動けなくなるとかそういう話ではないと思うが。そのくらいの判断はなずなちゃんも出来るでしょう。たぶん。
動きが激しすぎて胸の形がくずれるとかそういう危惧だろうか?それならわかります。

さて、続いての2試合目。
こちらも出稽古のリベンジ戦となりました。かすみんと一理との戦いであります。
負けたくないという思いを持っているかすみんであるが、それと同じように押し通そうとするスタイルがある。
それが長剣の両手持ち。「両手」で戦うことに拘りを持っているかすみんであった。
袴姿もそうだが、かすみんって結構頑固ですよね。

両手の欠点はリーチが出ないこと・・・でも両手を使うことで、てこの力で剣を素早く切り返すことができる!
力負けもしにくい両手は防御には有利!

土方先生のその解説の通り、一理の激しい連打を完全に受け切る。
さらに足を狙った一撃も完全にかわしてみせます。
袴姿の弱点であるスソの広さについても対策はされている。
ひざを曲げて足を引くとスソが残るが、腿から足全体を一気に引けばスソも引っ張られるというわけだ。

かすみんは不測の事態には弱いが、対策を練ってさえいればそれをきっちりとこなしてくる子である。
出稽古の時とは経験の数が違う。まるで別人のように思えても仕方がないですわな。

かすみ「戦える・・・!!両手でも片手相手に充分戦える・・・!!」
一理「もう小手先の技じゃ勝てねーか・・・わかったよ・・・佐々木かすみ!!もう楽に勝とうとは思わねェ!!

本気になった一理。
片手で剣を突き出し、少しずつジリジリと距離を詰める。
決して自分からは仕掛けない。重圧に負けた相手が仕掛けてきた所を叩く、待ち剣!!

半身で剣を突き出して構えられると、相手の体がとてつもなく遠く感じる。やりにくそうですなぁ。
剣を持っている腕への小手ならば届く。だがそこはどう考えて「オトリ」でありましょう。
狙ったらカウンターがくる。ならば飛び込み技で・・・
と考えるが、飛び込んだならばカウンターで突きがくるのが想像できる。むむむ。

ならば手段は1つ。その構えを崩す!!構えを崩して内に斬り込む!!

強く振り下ろした剣が一理の剣を払う。
剣が流れた!体が開いた!今だ!!
内に切り込みをかけるかすみん。
しかし、一理は無理矢理に体制を崩しながら、払われた腕を戻して切りかかる。
腰砕けになった分、一理の攻撃は届いたが、かすみんの攻撃はあと少しのところで空を斬る。
手打ちで腰も引けた一撃であるが、かすみんが飛び込んだがゆえに威力が出てしまっている。うーむ、惜しい。
実力に大きな差はなかったのだが・・・惜しいところで勝てないかすみんでありました。

・・・やっぱり・・・両手は片手に勝てない?
違う・・・!!負けたのは私が未熟なだけ・・・!!
でもそれを証明するには・・・私が強くなって両手で片手に勝つしかない・・・!!

とことん頑固なかすみんでありました。その信念は良し。

さて、そんな風に意志を固めるかすみんに話しかける蘭さ・・・スポチャン仮面。
次試合なので剣と面を貸して欲しいらしい。って持ってきてないんですか!?
覆面は用意しているのに何で面とか剣は持参していないのだ・・・?借りればいいからと思ったからか。そうか。

覆面の上に面を被るスポチャン仮面。防御力はこれで数倍になったわけですね。
汗をかいたらダメージは面のみの時の数倍になりそうな気はしますが。

まあともかく、スポチャン仮面の参陣であります。その実力のほどはいかに!?
相手は・・・なんと紅葉ちゃんだ!!これは楽しみな戦いとなりました。果たして紅葉ちゃんはスポチャン仮面と渡り合えるのか?
さすがの冷静な紅葉ちゃんもその威容に気圧されている感じではあるが、はてさて。
いい戦いを期待したいところだが、瞬殺される気配もある。どうなりますことやら。

・ポストマン
別冊少年チャンピオン創刊記念新人まんが賞の受賞作。
鈴木快先生の作品が読み切り掲載でございます。

幼き頃の記憶。少年は誓う。自分もいつか必ず「ポストマン」になってみせると。

その近いから時は流れ――立派なポストマンとなった主人公のジル・コンジット
今回の配達の届け先はGUSH工場の作業員をしているチェリー・フレグランスさん。よい匂いがしそうな名前ですな。

ポストマンとは郵便局に所属する配達員。
お客様に依頼された"郵便"を身ひとつでどこへでもお届けするお仕事の人である。つまり郵便配達員だ!!

ポストマンは市民の生活にかかせない仕事だとジルは言う。
しかしこの辺りの街は今、産業革命の真っ只中。
蒸気機関車で大量の荷物を運べる時代になってからは、徒歩だけで荷物を運ぶポストマンの仕事は無用のものとなったらしい。

それはなんだか不思議な話ですな。長距離配達はともかく、街についてからの配達業は別途ありそうなものであるが・・・
昔ほど必要とはされないかもしれないですけどね。確かに。

それに・・・最近じゃ機械に仕事を奪われたことを恨んで――元ポストマンにが工場を襲ったって話も聞いたわ・・・
一昔前までは必要な仕事だったかもしれないケド・・・もうこの時代にポストマンは・・・要らない・・・!!

厳しい言葉を投げかけるチェリーさん。
まあ、問題を起こす奴が多いのではそういわれても仕方ないのかもしれませんな。
自身に後ろめたいことのないジルとしてはそう言われても気にする気もない様子でありますが。

ジルの郵便の配達先は先も述べた通り、このチェリーさん。
差出人は"アンジャベル・フレグランス"さん。チェリーさんと同じ苗字でありますな。

どうやら差出人は母親だった様子。3年前に仕事にでたきり帰ってこなかった母親。
それが今更手紙を出してくるとはどういうことであろうか。これは素直に受け取ることができない気持ちもわからないでもない。
ちなみに母親のアンジャベルさんもポストマンだったとのこと。ほう。
直接会ってあげればいいのに、別のポストマンに手紙を渡しているのだから、余計に腹も立つだろうというものだ。

しかしジルとしてみれば郵便物を叩き付けられたことに対する立腹の方が強い様子。
何としても受け取ってもらわないと気が済まないようだ。
忍者のような身軽な動きで高い建物を駆けあがり、チェリーさんの家までたどり着く。
まあ、途中道に迷ったおかげで夜遅くになってしまったみたいですが。ポストマンとしては致命的な方向オンチだな。

郵便をあんな扱いされたことについて苦言を述べるジル。
それに対し、ポストマンなんて・・・家族よりも仕事が大事な人なんて大嫌いと返すチェリーさん。ふむ。

ガキだな・・・ポストマンが大事にしてんのは"仕事"じゃねェ・・・もっと"別"だ。
いい歳して親の仕事理解できねェようじゃガキだろ?

まあ、ジルの言うこともわからないではないですがねぇ・・・
そんな話をしている最中に、いきなり街に爆発音が鳴り響く。
どうやらチェリーさんの勤めている工場で爆発があったらしい。
慌てて駆けつけるチェリーさん。中に入ると、そこには工場長を初めとした仕事仲間たちが縛られて転がされていた。
そして銃を持ち、取り囲むチンピラたち。
この男たちは元ポストマン。この近辺の工場を襲撃している連中らしい。
仕事を奪われ、機械産業に関わる人間に復讐しようとしているんですかね?なんともはや迷惑な・・・

八つ当たりをぶつけてくる元ポストマンたちにチェリーさんは述べる。

アンタが時代の被害者だとしても、私たちは加害者じゃない!!
自分の不幸を八つ当たりで晴らすなんて・・・可哀想な人ね・・・ポストマンさん。

いやまったく。子供に説教されていてはもうどうしようもないですよね。
そんな大人は主人公に蹴り倒されるのがお似合いである。というわけで、ジルの登場。ヒーローらしい現れ方だな。
いや、チェリーがピンチになってから出てきたのは出待ちしてたからではなく、道に迷っていたからなんですけども。

ここからアクションシーンの開始。
チンピラたちは銃を使うがジルの速い動きについていけない。
なんでもポストマンは毎日のように走り強靭な足腰が出来上がっているからだそうな。
いや、現役じゃないとはいえ、元ポストマンの連中が速さにビビッてるくらいだし、ジルが特別なのでは・・・?理屈はわからんでもない。

素早いジルであるが、ポストマンらしい弱点を突かれて銃撃を受ける。
ポストマンの弱点とは自分の身よりも郵便物の無事を優先すること
荷物をかばって自分から弾に当たりにいくジルでありました。おやおや。
だがジルは立ち上がる。堕ちたポストマンにお前が心血注いで守ってるものにはなんの価値もないなどと言われても立ち上がる。

・・・だからてめェは堕ちんだよ・・・
郵便はただの届け物じゃねェ・・・!!人の"願い"や"気持ち"が込められた・・・"想い"の塊だぞ!!!
てめェごときが安々と見下せる代物じゃねェんだよ!!!!

信念でございますなぁ。自身の仕事に誇りを持っているのがうかがえる。
だから傷ついた体であっても無理して動き回ることができる。信念ゆえに。

ジルの活躍により襲撃犯の首謀者は捕えられる。
しかし、ポストマンの名声は地に落ちているゆえか、ジルの活躍は新聞に取り上げられることはなかった。
まあ、ジルにしてみればその辺りのことはどうでもいいんでしょうけどね。
大切なのは、郵便を受け取ってもらうこと。想いを受け取ってもらうことである。
今なら受け取ってくれるだろ?とチェリーさんに手紙を差し出すジル。
チェリーさんは助けてもらったことは感謝しているが、それでもやはり母親のことは許せないという。だが――

その母親が・・・もうこの世にいないとしてもか?

ジルは語る。この町に来る数日前のことを。
崖下であるポストマンの亡骸を見つけた。土砂崩れにでもあったのか、とにかく死後数年は経っていたらしい。
しかし、そのポストマンの郵便鞄を開けてみたところ、傷ひとつついていない"娘"への郵便があった・・・

なるほど。ポストマンは自分の身よりも郵便を大事にしてしまう。その信念が伺える話でありますな。
そして今の話から分かることはある。
チェリーさんの母親であるアンジャベル・フレグランスは娘に自分の手で郵便を渡すつもりだったということ。

その話を聞き、ようやく手紙を読む気になったチェリーさん。
そこに綴られていたのは娘への想いを語る母親の文章。
働いて稼ぐことが娘のためになると思っていた。しかしそれが間違いだと気付いたということ。
今からでも遅くないのであれば、これからは母と娘として同じ時間を過ごしたいという内容。
聞きたかった内容ではあったが、その言葉は今まで伝わることもなく、そして同じ時間はもう過ごすことができない。
なんとも悲しい手紙となったのでありました。
ただ、チェリーさんとしてはすっきりしたところがあるでしょうな。
仕事に出たっきり帰ってこない母親。捨てられたように感じていたが、実は自分のことをちゃんと想っていてくれた。
いなくなってしまったのは悲しいけれど、憎む必要はもうどこにもなくなった。それだけはよかったのかもしれない。

というわけで、チェリーさんが抱いていたポストマンへの拒絶心も解消されたようです。
ジルとしてはいい仕事ができましたな。師匠であるアンジャベルさんに対しても顔向けができるってものである。
ああ、そうか。冒頭で誓っていた相手はアンジャベルさんだったんですな。
亡骸を発見したのもそういう縁があったからということなのかもしれないですな。想いが繋がってよかったよかった。

てな感じでポストマン終了です。
ふうむ。いい話ではあるが、なんとなくどこかで見たような感じのする内容ではありますな。
途中にバトル要素が含まれていたりする感じがジャンプ系の漫画に思えなくもない。
お手本通りの流れといいますか・・・先の読みやすい展開になってしまっている感じはありましたな。
せっかくフクイ先生のような自由奔放な作品の手伝いをしておられるのですし、そういった点を吸収してもらいたいものです。
突き抜けたキャラや作風を身に着けての次回作に期待します!

・木曜日のフルット
乙女チックな表情の鯨井先輩がたまらなく可愛い。素晴らしい。

ペットショップ時代からの知り合いのショコラ。なんとなく立ち姿に色気がある。
縁があるとはいえ、フルットとの仲は良好な感じであるが、今後の発展はあるのかどうか!?
まあ、半ノラとはいえ、ノラの矜持を持ちたがるフルットとは相容れないか。惜しいことだ。

・総合感想
最近のチャンピオンは姉弟押しなのでしょうか。
フクイ先生の姉弟を先頭に、バイバチでも鯉太郎にマコ姉。あまねちゃんにも弟がいる。
バーサスアースでも玲央さんがお姉ちゃん系のキャラであると判明している。
スポちゃんでも、弟ではないものの姉が活躍していますし、全体的に姉が優勢の雰囲気!?
まあ、それはそれでいいものではないでしょうか。うん。

さて、次号は新進気鋭の人気作家、今井大輔先生の読み切りが掲載。
さらに、別チャン創刊記念の新人まんが賞の大賞受賞者が堂々の週チャンデビュー。
たばよう先生による4週連続の集中連載が開始だ!!どんな作品が出て来るのか楽しみだぜ!!



2013年 6号


・侵略!イカ娘
皿に描かれた絵にすら引っかかるイカ娘である。食品サンプルならそりゃーもう。
わかっているはずなのについ口にしてしまうイカ娘がかなり可愛い。
気遣いのできる清美ちゃんもまた可愛い。確かに揚げ物は素手で渡したりはしないな!!

・囚人リク
加藤看守のロッカーへの仕込みを終えた高木さん。急いでトイレに戻る。
途中で看守に声をかけられ、見つかったかと思ったがそこは既にトイレの目の前。
掃除を命じられたと説明することでことなきを得ることができた。
外に出ているのは何でだよという疑問を看守が抱かなかったのは幸いですな。

城之内看守にトイレ掃除終了の報告をし、ようやく一息がつける高木さん。まさしく寿命が縮む思いでしたな。
そんな高木さんに声をかけてくるのは、共犯者となってくれた田中一郎。
ここで2人が事前に話し合いをしていたシーンが描写される。

レノマさんはシャバの仲間に田中一郎のことを伝えていたらしい。手錠抜けができることも。
そのため、神木さんは高木さんに田中一郎の協力を取り付けてくださいと言ってくる。
それを受けてS棟を訪れる高木さん。
田中一郎は既に加藤看守にカマをかけられたこともあってか、すぐに応じてくれそうな姿勢。
だが、それを申し出た高木さんを完全に信じるわけにはいかない。なので問う。
関わらずにすませようと思えばできたはずなのに、お前はなぜ手伝う、と。

受ける義理のない罰・・・苦痛から・・・俺は、栗田を解放してやりたくなりました

顔を歪ませ、激憤に耐えるかのような表情を見せる高木さん。
その言葉から、リクの無実と投獄の経緯を知ったのだと田中一郎は即座に理解できる。
こうしてここに、高木・田中の協力体制が整ったのであった。ありがとうございます!!

段取りの説明。
掃除をしに高木さんがトイレに入る。そこで用具入れから神木さんが隠した金品だけを持ち出す。
田中一郎はそれまで外で待機。高木さんが更衣室に出発したら窓からトイレに入ってくる算段となる。
そして用具入れにはあらかじめ偽装した看守服の袖が用意されている。
その袖を着けて、見回りにきた看守をごまかすという計画だ。
これは手錠を外せる田中一郎にしか出来ない芸当である。まあ、教えれば他の囚人にもできようが、教えるわけにはいかんしな。

その間に・・・俺は・・・更衣室まで・・・行っ・・・て・・・加藤のロッカーに・・・賄賂の金品を忍ばせておき・・・ます・・・

苦しそうに作戦説明をする高木さん。
そりゃ、その体制じゃ苦しいさ。腕をクロスさせた状態で伸ばしてるおかげでプルプルしていらっしゃる。何してんの!!
そんな愉快な様子の高木さんを真面目な顔で見ながら真面目に会話を続ける田中一郎は紳士である。

携帯電話のボイスレコーダーに高木さんの声を録音しておくというのは田中一郎のアイディア。
看守を確実にごまかすために仕込んでおこうと提案する。
この辺りの頭の回り方はさすがに群を抜いている感じがしますね。経験の差か。
というわけで、高木さんに苦しそうな声を渾身の演技で吹き込んでもらうことにします。

高木「もしもし高木です。苦し・・・
田中「まずは録音ボタンを押してからだ。『もしもし』はいらん

大真面目な顔をしてボケとツッコミを行う2人。なんだこの妙なおかしさのある空間は!!
お頭の天然感あふれるボケに真面目にかつ的確なツッコミを入れる田中一郎。うーむ、これは名コンビの予感が!?
というか、高木さんが思った以上に可愛いキャラになっていて困る。

協力しての作戦はどうにか成功することができた。これで高木さんのできることは全て完了である。後は神木さんたちに任せるのみ。
そして田中一郎は例の礼品楽しみに待ってるぞと言って去っていく。
なんだろう。協力してもらったのだから礼をするのは当然だが、田中一郎は何を要求したのだろうか・・・?

己の成す仕事を終え、神木さんに後事を託す高木さん。
田中一郎もまたリクやレノマさんについて想いを馳せる。
そのレノマさんは、相変わらず特別懲罰房で酷い目にあっている。
加藤看守が殴りつけ、口の中を切ったのか、激しく血をまき散らす。
血が看守服に付着したのを見て満足気な加藤看守。どうやら偽造した看守服を上に重ね着していたらしい。
なるほどな。偽造した服を自ら発見しても、それが2人が用意したものかは特定しづらい。
が、発見された看守服に2人の血液が付着していればどうか。DNA検査で2人のものというのはすぐに判明する。
なんで血がついているのか?という疑問はあるが、脱獄の容疑がかかっているときに証拠品としてこれがでれば心象は相当悪くなる。
なかなか考えてますなぁ。加藤看守も。

栄光のエピローグへ。いざ!!

重ね着した看守服を勢いよく脱ぎ去る加藤看守。
何気にポーズを決めているように見えるのだが・・・アンタも好きねぇ。

栄光のエピローグに向けて一直線。かと思いきや、搬入の監視当番の時間が挟まれます。
とりあえず当番から戻ってきてからにするか、と証拠品となる看守服を机に置いて外に出る加藤看守。
さあ、ここからが没落の開始だ。

搬入の監視を行っている加藤看守の側に近づくのは、山田運送の制服を着た神木さん。
神木さんは自信を佐々木麗乃真の部下ですと説明する。
そしてさらに、家族がどうなってもいいんですかと脅しをかけて2人で話ができる場所を作り出すことに成功する。

動き出したのは神木さんだけではない。他のメンバーもそれぞれの行動を開始している。
山田運送の代表を騙るメンバーは、電話で炊場の偉い人にこう告げる。お宅の加藤さんが賄賂を強要してきます、と。
予め送り届けておいた山田運送の正規納品書と刑務所の帳簿のコピー。
それを見比べると、実際に納品した数よりもずいぶん少ない数が帳簿に記載されているのが分かる。
その宙に浮いた品を我々は毎月シャバでさばき、その金を収めさせられていましたと説明する。刑務所と山田運送の契約更新を盾に。

高木さんが撮影した帳簿のコピーにより偽造帳簿の作成は成った。
このコピーを本物の帳簿とすり替えたのも高木さんの功績である。うーむ、高木さんの働きはやはり大きいなぁ。

帳簿のコピーをどうやって手に入れたのか。刑務所側としては気になるところだろうが、それは言えませんとさらりと流す。
それよりも賄賂の話の方が重要じゃないですかねと誘導しているわけだ。
加藤看守がロッカーに金品を隠しているはずだと告げ、改めさせるように仕組んだりしている。

コピーをマスコミ経由で公開されるとさすがに刑務所の立場が悪くなる。
少なくとも、部下から犯罪者を出したことになる直属の上司の責任は免れないところとなるだろう。
ウチも同犯だから公にするつもりはないですよと、白々しく述べるメンバー。さすがにギャング。見事な手際でありますなぁ。

そして、他のダブルドラゴンクロスのメンバーはもっとギャングらしい行動に出ている。
加藤看守の家にあがりこみ、武器を突き付けて家族を脅している。
その動画を見せられ、さすがに青くなる加藤看守。だが、神木さんは容赦ない。

お前も山岡さんの家族を脅迫材料にしただろ。自業自得だ

まさしく自業自得。
動画で揺さぶりをかけるというのもリクに対しやっていたし、その辺りも因果が巡ってきてますな。

人質という手段で相手の行動を封じ、さらに神木さんは告げる。上司にお前の収賄を暴露している、と。
もちろんありもしないことなので、加藤看守の動揺は薄い。
が、ありもしないことをあるようにしたと説明する神木さん。帳簿を偽物と差し替え、加藤看守のロッカーに金品が忍ばせてある、と。
その説明を受けても半信半疑な加藤看守。というか、信じたくないんでしょうな。

勘の悪い野郎だな。テメェ追い込まれてんだぜ

これまでずっと丁寧な様子だった神木さん。特に高木さんに頼み込む姿勢はかなり真摯な姿が見てとれた。
その神木さんがイキイキとした感じで脅しをかけている。うーむ、ギャングとしての本領発揮といったところであるか!!
これには加藤看守も下唇を噛んで悔しそうな表情を見せるしかない。ハハハ。

上司は加藤看守のロッカーを改め、金品が存在していることを確認する。
これにより、賄賂の強要があったことになってしまった。こうなると加藤看守は看守という立場から犯罪者という立場となる。
犯罪者となった加藤看守がレノマさんたちを陥れようとしても簡単には聞き入れてはもらえまい。
ここに、見事な逆転劇が成立したわけである!!やったな!!

ただ、加藤看守を貶めてもレノマさんたちが解放されるとは限らないんですよね。
第2、第3の加藤看守が出てきて、レノマさんたちはずっと解放されないという可能性もある。
また、加藤看守の家族は人質に取られたことを警察に報告するだろうし、そうなると話がややこしくなる可能性はある。
なので、神木さんとしては加藤看守を傀儡にする方向で進みたいと考えるのではないだろうか。
いつでも貶められる手駒として扱うという方向で動くのではと推測する。
けど、それはそれで厄介な話ではあるか。山岡さんと違って脱獄を応援してくれる人ではないし、地雷となることもありうる。

どのように処置をするのかは次回のお楽しみでありますな。
即日クビになって一般人になった加藤看守が家族ごと闇に消える。というのが一番後腐れのない解決であろうが・・・
少年漫画的には主人公側がそういう動きをするというのもなぁ。別の意味で後腐れがあるように思えてしまう。
まあ、最終局面の展開を楽しみに見るとしましょう。

・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜
連載再開!!

ゾンビの群れなす絶望の学園と化したマルハワの校舎でうずくまるリッキー。
こめかみに拳銃を当て、喰われる前に自決をと考える。
が、そこに現れたのはこの上なく頼りになる男。クリス・レッドフィールドの参上。まさに英雄到来である。

対バイオテロ部隊、BSAAの到着に喜ぶリッキー。おじさんの言っていたクリスという名も聞けましたしね。
だが、安心するにはまだ早いと当のクリスから告げられる。
元々クリスたちはダグ教授に会うために来ただけである。
そのためメンバーは3人。装備も十分ではないし、最悪の状況は変わらないとのこと。ううむ。

まあ、正直クリスがいるのといないのとで状況が変わらないとはとても思えないんですけどね。
少なくとも自決を考えるほどの最悪の状況は脱したと考えていいんじゃないでしょうか。
そういえば、3人はちゃんと最低限の装備とか持ち歩いていたんですな。
対バイオテロ部隊の肩書があるとはいえ、飛行機で移動とかしてた気がするし、その辺りはどうしたのだろうか・・・

まあ、それはさておき。今はこの場を切り抜けることを考えるのが先決。
予備のインカムをリッキーに渡し、BSAAの3人と情報の共有を行うこととなりました。

学園で起きた出来事をすべて話すリッキー。
マザー・グラシアの隠蔽や、それを恨んでのビンディの行動。
死亡したはずのナナンという生徒が化物として復活し、そしてバイオテロを引き起こした。
どうして生徒がそんなモノを・・・と疑問に思うピアーズ。
そう思うのは当然ですが、今追及しても答えが出る話ではありませんわな。

さて、話を聞いたクリス。現状ではここを鎮圧するのは不可能だと判断する
極東支部に出動を要請し、これを待つ。無駄な戦闘は可能な限り避けろ!との指令をピアーズとメラの2人に下す。

ピアーズには一旦外に引き返してもらうこととなる。
車内の無線からHQへの呼びかけを繰り返しながら街の方角に向かってもらうという算段だ。
果たしてピアーズは極東支部の応援を無事呼んで戻ってくることができるのだろうか!?
本人は無事かもしれないが、戻ってきたら全て終わった後でしたって可能性はあるな。出番的に被害にあいそうなピアーズでありました。

メラは実行犯の1人であるビンディ・ベルガーラの捜索を行う。
こちらは出番が凄く多くて目立てるポジションだが、危険度が半端ない。
ゲームに登場しないキャラの命の保証はまるで無い状態ですし、危ういわぁ・・・
いやまあ、この作品のピアーズもゲームに登場するのとは別人の可能性もありますけどね。
実は同じ顔と腕と声の兄弟が別にいたとかそういう話だったとか。それなら出番も増えるし、遠慮なく死なせることもできる!!
結局死ぬんかいという話になりそうなので、出番が増えても喜んでいいのか悩むところだな。

メラは体術に優れているので、装備が不十分な状態でもある程度は渡り合うことができる。
まあ、通常のゾンビ相手に渡り合っても凄いのかどうかは判断し辛いんですけどね。強敵との戦いが待たれる。

クリスはリッキーと共にダグ教授の救出に向かうこととなりました。
叔父さんとこの闘いに決着をつけようって約束したんだと叫ぶリッキー。それを見て微笑むクリス。いい感じですな。

約束したんだ・・・・・・だから・・・俺は・・・!!待っててくれ・・・叔父さん!!

願いを込めて走るリッキー。
一方その頃。その叔父さんは夢を見ていた。
前にリッキーと約束した特別な試食会。
2人で危機を切り抜けて、平和を満喫する。嬉しそうにするリッキーを見守る。そんな夢をダグ教授は見ていた。
しかし、その身を横たえるベッドに先に現れたのはリッキーではなかった。
側に現れたナナンはその唇をダグ教授に向けて・・・

ベッド横に置かれたグラシアからのメッセージカードがまた物悲しく映る。
そしてナナンは去り、遅れてやってきたリッキー達が見たのは・・・感染してゾンビと化したダグ教授の姿

嘆き悲しむリッキー。辛いでしょうな。
クリスも旧知の人間がゾンビと化したのは辛い。が、放置することができないのは誰よりも理解している。
暴れるダグ教授を取り押さえるクリス。だが、ダグ教授は生殺与奪は極東支部の預かりである。
なのでメラに処分の判断を任せる。辛いだろうが、やっておかなければいけない処置だ。

リッキーは10年前のことを思い出す。
母親の葬儀に参列しているリッキー。あの時から、叔父さんはガキだった俺をいつも守ってくれた・・・
だから・・・大人になったら、俺が叔父さんを守るんだって――そう決めてたのに・・・

涙を流しながら立ち上がり、銃を構えたクリスを制するリッキー。

俺が・・・・・・やります・・・せめて俺の手で・・・

なんとも悲しいリッキーの決断。
うーむ。覚悟していたとはいえ、本当にダグ教授が感染してしまうとは・・・辛いなぁ。
腹に穴開いても無事だったダグ教授ならもしやと思ったのだがなぁ・・・
グラシアと寄りを戻せそうだというタイミングで引き起こされるパンデミック。
むしろあれが死亡フラグだったということなのだろうか・・・?
ホラー者でうかつに恋愛フラグを立ててはいけないって話ですな。世知辛い。
逆に言うとモテないリッキーはそれが故に助かっていたのかもしれない。そう思うとなお一層世知辛い。不思議!!

・弱虫ペダル
激坂として1話から話題となっていた総北高校裏門に至る登り道。
そこを1人で黙々と登っているのは新たにキャプテンとなった手嶋さん。
キャプテンを拝命し、さらに新たなクライマーとなる役目を授かったのだ。練習するしかあるまい。

巻島さんは言っていた。登りはごまかしが効かないと。平坦のように風よけを得て走ったりすることはできない。
手嶋さんにとっては苦手の分野だ。知恵や技術でどうにもなるものじゃない分野なのである。

だから登れ。「ひたすら。脚が止まるまで」

その言葉に従い手嶋さんは走り続ける。1秒でも1cmでも近づくために。

なる――オレは!!たとえそれが不可能でも。
ギリギリまで、ギリギリまで近づけることはできるはずだ!!
強くなるんだ!!

月が見えるぐらい夜遅くまで登りを繰り返す手嶋さん。
巻島さんは速い時だとこの坂を6分台で登ったというが、手嶋さんは未だに最高で8分台。
まあ、すぐに追いつけるんだったらセンスがないとかは言われませんわな。この差を努力でどれだけ埋めていけるか。

教室にいる手嶋さんに声をかけてきたのは別クラス――1組の生徒である東戸さん。
彼は中学時代から手嶋さんとは知り合いで、今はバレー部に在籍しているらしい。
新たにキャプテンとなった手嶋さんを気遣ってやってきたようだ。
まあ、なんせ全国を取った部を受け継ぐのですからねぇ。プレッシャーが半端じゃないのは傍からも伺える。
自身も練習をしないといけないが、キャプテンである以上やるべきことは多いですものねぇ。
そんな手嶋さんに気晴らしをしないかと声をかける東戸さん。

カラオケ。練習帰りに。
おめーが主将になったってきいたからさ、企画したんだよ。
久しぶりに聞かせてくれよ手嶋メドレー
ヒラケンからのマキハラからのクワタ。まさかのヒロミ・ゴー。超似てんだよなー!!

そ、そうなのか。
手嶋さんは技術のある人だとは思っていたが、カラオケも得意でありましたか。
きっと真似るために繰り返し聞いたり歌ったりと練習を重ねたんでしょうなぁ・・・想像できてしまう。

中3以来か、おまえとカラオケ。
オレらと一緒に自転車やってた連中も集めたぜ。祝いたがってる。

そうか、東戸さんは昔の自転車仲間だったんですな。千葉南中と書かれた同じジャージを着て肩を組む5人の男子たち。
手嶋さんはその中でもかなりの自転車好きであったが、それでも一度は心折れてやめかけた経験がある。
その手嶋さんが復帰し、今では全国トップとなった高校の主将である。同期としては誇らしくあるし祝いたくもなりますわな。

気の回る東戸さんは、手嶋さんが前から気になると言っていた女子バの岩瀬ちゃんも誘っておいてくれたそうな。
ふうむ。持つべきものは友人ということでありますな。なんと気の利くお人であることか・・・!!
しかし、ふと目を閉じた手嶋さんの脳裏に浮かんだのは、あの日の光景。
その光景が浮かんでしまっては他のことをする気持ちにはなれそうにもない。やっぱり時間がないやと笑顔で断ることにする。
その返事に残念だなと去っていく東戸さん。
まあ、気の利く人ですし、手嶋さんの笑顔で大体察してくれたでありましょう。東戸さんも笑顔だ。

悪い・・・東戸。行きてぇよオレ。けど、目つぶって思い浮かんじまったのがインハイの小野田だからな。
やっぱオレ、インハイに心もってかれちまってるよ
立つ。もう一度。オレたちは王者だ!!灼熱の3日間を走りきり、あの台の上に!!

次のインハイに向けて早くも心の準備は万端となっている手嶋さん。
総北の新体制も徐々に出来上がりつつあるみたいですな。
坂道もまだ巻島さんのことは引きずっているようであるが、少しづつマシになっていっている様子。

手応えを感じ始めている手嶋さんに純太と下の名前で呼びかけるのは副キャプテンの青八木さん。
スプリントという得意分野を開花させた青八木さんは、もう手嶋さんと同じ練習をすることはない。
独自の才能を生かすため、田所さんとスプリント勝負を行っている。
その結果――1度ではあるが、勝利した。あの田所さんに。スプリント勝負で
これは嬉しいでしょうなぁ。興奮する手嶋さん。尊敬する相手を追い抜けるというのは嬉しいものである。

今泉、鳴子、小野田、青八木。オレたちの第2世代総北は――確実に1歩1歩進みつつある!!

新たな王者として着々と体制を築きつつある総北。
一方、王者の位置から陥落した箱根学園。ここでも新体制に向けてキャプテンの引継ぎが行われていた。
箱根学園自転車競技部の次のキャプテンは泉田塔一郎。これはまあ、予想通りでありますな。
インハイの苦い経験を知る男である。来年は一層の念を込めての走りが期待できる。
メンタル面での不安はあるが、頼られ、憧れられる立場に回ることでその辺りの変化も出てくるかもしれない。
髪型の地味な変化と共に精神面の前進に期待でありますな。

次の箱根学園は泉田を含めた2年生3人を中心に舵を取ってもらう

そう告げる福富さん。
泉田君以外の2人、そのうちの1人は副キャプテンを拝命したクライマーの黒田雪成さん。
黒田さんは選抜で山岳に敗れたことでインハイに出ることはできなかった。
だがセンスがあるのは東堂さんも認める所の人である。来年の活躍に期待できます。人柄もよさそうですしな。
ちなみに泉田君とは家が近く、小学校の時から一緒に練習してた仲らしい。
箱根学園は来年も仲の良い3年生が率いていくチームとなりそうですな。今のうちにリーゼントの不良でも引き込んでおいたらどうかね?

そして3人目。新開さんが見所あると推薦する男。む、スプリンターか?

千葉県千葉南中出身。親の転勤でこっちに来た。今度の総北の主将の手嶋くんとは中学で同じ部活だった――らしい。
2年、葦木場。ハコガク史上最も長身、2m2cm!!

新開「葦木場。どうだった手嶋くんは」
葦木場「彼・・・・・・ですか。上手いヤツですよ。カラオケが

ここでもカラオケ押しか!!どれだけ上手かったんだ手嶋さん。
まあそれはそれとして。
箱根学園も新体制が整いつつある。泉田君と黒田さんはまあ実力は既に見せているし、期待が出来る。山岳もいる。
しかしこの葦木場くんはどうなのだろうか。長身というのは自転車で優位に働くものなのだろうか?
風の抵抗や自身の重さによる登りの厳しさなどが枷になりそうな気はするが・・・
まあ、御堂筋君も大きかったしなぁ。並んだ相手にプレッシャーをかけることができるという点ではいいか。うむ。
とりあえず、どんな走りをするのか。どんな性格なのか。期待するとしましょう。

・弱虫ペダル SPARE BIKE
調子に乗って息を巻く福富さんの偽物。ゴミ捨てすぎ。
今日も福富さんの評判を貶めるために道行く見知らぬ人に勝負を吹っかけている。
が、そこに現れたのは2人の男。秦野第一中の最強コンビ。福富寿一と新開隼人!!

一瞬にして偽物の両側に並ぶ2人。
若いころの福富さんとはいえ、真面目な顔されるとやはり怖いですな。強面ですな。

偽物の正体は寒川西中の今井。心当たりがあるというだけあって、ちゃんと選手の名前とか把握してるんですな福富さん。偉い。
それを言い当てられ、追及している今井はちがうんだよォと弁明開始。よ・・・弱い!!

最初は友達に言われたんだ。秦一の福富に似てるって。
なんかフォームも似ててさ、遠征先でフクトミですって言ったら、チヤホヤすんだよ。皆
意外に気さくな人ねつって女の子に手にぎられたりしてよォ!たまんなくってよ!!

なんだか色んな所で偽物騒ぎをしていたみたいですな。
チヤホヤされたいのだったらその行動に徹していればよかったのになぁ。わざわざ悪名を広めたりせずにさ。
いや、女性問題を起こしてやはり推薦取り消しという話になっていた可能性もあるか・・・
地方では意外に軟派な福富寿一という知られ方してたりして。

偽物として浮かれたりしていた今井であるが、複雑な想いも抱えていた様子。
ああ、ようするにうらやましかったのですな。
中学の大会で何度も優勝し、高校は名門の箱根学園に推薦入学。おいしいもん全部手に入れたように人には見える様子。

オレだってソコソコ練習してんだよ!がんばってんだよ、くそ!!
オレだって少しくらいおいしい思いしたっていいだろ別に!!

そう叫んで赤の信号を突っ切り走っていく今井。
ふーむ。気持ちはわからなくはないけど、迷惑してるヤツがいる以上、そういうのはダメですよね。やっぱり。
というわけで、追いかけます。ちゃんと交通ルールは守り、信号待ちをして。
それでも簡単に追いついてしまう2人。2人というか、実際新開さん1人で追いついたようなものである。
それも飄々とした普段通りの表情で、だ。

この新開という男、もう一段――鬼の形相となった時、信じられない程速くなる!!

試してみる?

顔に手を当て、表情を変えようとする新開さん。
その様子を見せただけで空気が変わるのか、大いにビビる今井。あらあら。

というわけで、戦意喪失した今井は顧問の先生と一緒に謝りに来るのでありました。
まあ、口の達者な子だったみたいだし、そんなに厳しい処分は下らなそうですね。
福富さんの推薦の話も復活したみたいで何よりである。

さすがです!!新開さん!!
褒め称える泉田君。相変わらずな子であるなぁ。
でも喋りながらも余裕の走りをしているところはさすがにレギュラーなんですなぁ。
後ろについて走っている他の部員は息も絶え絶えだというのに。名門とはいえ、レギュラーと控えの差は大きいってことか。

それにしても、まさかそんな過去があるとは知らなかったですよ。今井先輩に

先輩?って、今井クン箱根学園に入ってるー!!
このオチはなかなか意外でした。
しかも持ち前の性格と達者な口で取材陣の取り仕切りをしていたりする様子。
脚より口が回る子だったみたいですな。まあ、福富さんの言う通り才能を発揮しているとは言えるわけだが。
こういう方面で活躍する子も部には必要なのかもしれませんな・・・
総北も杉元君にそういう仕事を任せてみてはどうだろうか。
今のところはあんまり口が達者という感じでもないが、磨けば光るかもしれないぞ!!

というわけで、SPARE BIKEの新開編は終了。意外とさらりと終わりましたな。
次回掲載は未定。次はどのキャラの話になるのか。楽しみに待つとしましょう。

・創どもえ
並べてみてみると、やはり創面の花山さんの方が男前に描かれてますなぁ。目の感じが特に違う。

鉛筆がないならないで何かとんでもない方法で解決してくれそうなのが花山薫な気もする。
創面本編で似たような状況になったらどう対処するのか。地味に気になるな!!

・バチバチBURST
完敗を喫した鯉太郎。その現実を前にどの力士も顔を青くしている。
同期の石川や渡部。あの天雷も。さらには同じ虎城部屋である田上さんも顔を青くする。
あ、猛虎さんと川さんは青くなってないな。さすがにこの2人は違う・・・同列に並べるのもどうなのだろうか。

この程度だよ・・・バカバカしい・・・

横たわる鯉太郎を見下し、そう言い捨てる王虎。
その後に、正気に返った観客の歓声。
望んでいた王虎の勝利、鯉太郎の敗北を目の当たりに出来て満足そうでありますなぁ。

聞こえるか・・・?ここが俺の住んでる場所だ・・・

誇らしげな表情をしている王虎。
本当に勝利した瞬間に、おかしくなるぐらいに拘っていた敗戦の記憶が払拭されたみたいですな。
でもそれで綺麗な王虎になったというわけでもない様子。さすがに人間はそこまでは変わらないか。
だが、精神的な面はさておき、王虎の相撲の強さは圧倒的である。それは鯉太郎も感じている。

全てを出したが全てが通用せず・・・
指・・・?否!
根本的な・・・圧倒的な・・・力の差。
問答無用で叩き潰された。脱力したその体から、強ぇ・・・と、ただ純粋にその言葉が漏れた・・・

呆然自失の体でいた鯉太郎を引き起こす王虎。
いい恰好をしようとしているのだろうか。いや、王虎は言いたいことがあるから助け起こしたのだ。

お前は・・・もう死んだ

親指で胸をこするような仕草をし、目を合わせようともせずにそう告げる王虎。うーむ、調子に乗っている!!
自身が一度負けたら死んだも同然と考える人間なだけに、相手にもそれを味あわせようというのだろうか。
正直、相撲に向いた考え方ではないですな。
天才の考え方を押し付けられても困る。が、強さに打ちのめされている最中の鯉太郎にはこの上無く効きそうな言葉でもある。
去っていく王虎の背中に思わず手を伸ばす鯉太郎。その表情はなんとも弱弱しい。

あ〜〜〜あ。折れちゃった・・・

笑うブタフグ。こいつは本当に相変わらずでありますねぇ。
しかし、鯉太郎のこの表情は確かにヤバい。熱血漢の主人公とは思えない表情だ。

これではっきりとわかっただろ・・・火竜の息子と王虎では素質・・・格も器も別物なんだ・・・
あれだけ客の期待を煽り、自分を崖の淵に追い込んでも、結果全ての人間が王虎に魅せられ・・・そして飲み込まれちまう・・・
この俺にすらアイツは測れん。並べんよ・・・王虎の隣には誰もな・・・

愛息子が勝ったというのに神妙な様子の虎城親方。
息子がどこまでも駆けて行ってしまうのが不安なのでしょうか。
強さでは並べなくても、田上さんならば頑張って側にいてくれたりするんじゃないかと思うのですがねぇ。
息子にとって貴重な友人?なのですし、虎城親方は田上さんに優しくしてあげてください。今後のためにも。

さて、放心状態の鯉太郎。土俵から下りることもできずに立ち尽くしている。
そこに浴びせかけられる観客からの罵声。本当、ここの観客はゲスですなぁ。
まあ、マスコミの報道を鵜呑みにした場合、鯉太郎は本当に問題起こしてばかりの人間には見えますからなぁ。
いや、問題を起こしているのは事実か。とはいえ相撲の場で廃業廃業と騒ぎ立てるのはなぁ。マナーがなっとらん。

とはいえ当の鯉太郎には観客の罵声など耳に入っていない。
かつて鯉太郎の親父、火竜は言っていた。土俵には俺の全てがあるんだ。俺が俺を証明できる唯一無二の場所であると。

俺もそうだよ。クソオヤジ・・・
なのにその土俵で一番負けたくない奴に、俺は何も証明できず何も残せず負けちまった。
もう、アイツの中に俺はいない・・・

生き様をバチバチにぶつけ合うのが力士である。それなのに、もはや相手の中に自分は生きていない。
死んで生きれるか・・・火竜のその言葉が鯉太郎に重く圧し掛かる。

くそああああ゙!!!

悔しさの籠った雄叫びをあげ、土俵を下りる鯉太郎。
果たして今後どうなってしまうのだろうか・・・?
次号は巻頭カラーで今後の展開が語られることとなる様子。
さすがに廃業はないだろうが、どのようにして立ち直るのだろうか?それとも直には立ち直らないのか・・・?

鯉太郎は一度も廃業するとは口にしていない。
潰し合いは承知の上だとは言ってますけどね。星の潰しあいという意味合いにとれるし、これで廃業には繋がらない。
が、そういう言い逃れを進んでする鯉太郎とは思えない。面倒な話だ。
常松が味方であるならば、その辺りのロジックを説明して回避に持って行ってくれたかもしれないが・・・
今の仲の悪い状態ではかえって鯉太郎を煽る結果にしかならないでしょうからなぁ。

マスコミの言うことなんて無視するのが一番であるが、鯉太郎はそれを良しとするかどうか。それが一番の難題ですな。
まあ、後援会の方々は辞めることなんて許すはずないですし、頑張って説得してもらいましょうか。
あの後援会会長ならば顔を真っ赤にして食い止めてくれるはず。なんだったらマスコミも老体で追い払ってくれるはず。期待だ!!

・クローバー
過去の回想は終わり、物語は現在に。
どうやら小田原まで戻ったものの、結局カプセルホテルにしか泊まれなかった様子。
まあ、寝るだけであるならばこれでも十分かもしれませんわな。

小田原を移動中、レオのことを知るらしき男が電話をしている。
なんだか悪そうな奴であるが、どんな関係なんでしょうかね。

さて、本格的に母親探しを開始する3人。
子供の頃は探す前に終わってしまったが、今度こそはやりとげたいと全員が考えている。
お金もないし今日でケリをつけたいところだ。切実な話。

ハヤトに続き、レオも移動を開始。
それはいいんだけど、タンスを開けて何を探しているのかね?
まさか、親の金を・・・?いや、さすがにそれはダメな子すぎてフォローが仕切れない。
きっと愛用の変身セットか何かを隠されたのであろう。そういうことにしておく。

箱根の饅頭屋をしらみつぶしに聞いて回るハヤトたち。
さすがに箱根。15件を回っても知っている人には出くわさない。
そうこうしていると、知り合いからはぐれたらしいお婆ちゃんがハヤトに道を尋ねてくる。
お婆ちゃん、なんだってこんな目立つ頭した奴に道を尋ねたりするのかね。いやまあ、フードはしてたけどさ。
もう少し優しそうな感じの人に尋ねればいいのに・・・道を聞く人はどういう基準で人を選ぶのか不思議に思うことが多々あるぜ。

まあ、実のところハヤトは気のいい奴ですからねぇ。
地元民でもないのに知ってそうな人を代わりに見つけようとか動き出してしまう。なんていいヤツなんだ・・・
おかげでトモキたちとはぐれてしまうハヤト。
そのトモキたちは手がかりを得ているというのに。間が悪い。

はぐれたハヤトは地元っぽい人を探そうとしてレオと出会う。
ハヤトもどういう判断でレオを地元っぽい人と思ったのか。まあ、それは別にどうでもいいか。
ともかく、同じ顔の2人がようやく出会ったわけだが、どういう反応を示すんですかねぇ。
気が合うのか合わないのか。今のところレオは結構ダメな子のようであるが・・・はてさて。

・毎度!浦安鉄筋家族
金鉄じーさんはさすがに小鉄の爺ちゃんなだけあり、元気ですのう。無邪気で可愛らしい。
そして家族思いである。いい家庭だなぁ。

・いきいきごんぼ
単行本第1巻が2月8日発売予定だ!!さてさて、どのような売れ行きとなるか。

純真なクラスメイトが汚染されるのは中学生にはよくあることです。
吏毘堂くんたちがやらなければ他の誰かがやっていたはずですよ。間違いない。
でもおこめで興奮するような方向にはいかなかったかもしれない。何故そうなった!!

確かに枷井の行動はパターンに入っている気はする。
でもちんちくりんこと、竹林椿ちゃんもよく観察してますな。
きっちり男子の会話を聞いて吹き出したりしてるだけのことはある!!

椿ちゃんのフットワーク軽めな挙動が逐一可愛い。そしていい子である。

女子と面と向かって喋れない吏毘堂くんをクールと評する椿ちゃん。これは有難い。
そういえば枷井の行動分析の時も、吏毘堂は無視をしているという分析をしてましたな椿ちゃん。
実のところ、助けを無視しているのではなく固まっているだけなのだが・・・その辺りは悟られない方がよいか。
ある意味女子を無視しようとしているのだとも言えるわけですしね。クールな人間と思ってもらった方がよい!!

女子と軽快なトークができない人間は確実に存在する。というか多いと思う。
そういう男子はクール系なんだよと判断してくれると凄く助かる。思い違いでもいいからそう思ってて欲しいな!!

それにしても、最後のラッキースケベ。これはないわ!!笑ったけども。
期待を持たせてのこの流れは上手い。残念だが上手い。
まあ、上に乗られただけでもラッキーな部分ってのはあるんじゃないかと思いますけどね。間違いなく。

・空が灰色だから
高1女子の物語。

今回の主人公は子供のころからよく日に焼けた風吹ちゃん。
母親に頼まれておばさんの所に届け物をするところから始まります。
おばさんの家はバスで移動するぐらいの距離で、届けるのを嫌がる風吹ちゃん。
いや、別に面倒くさいから嫌というわけではない。理由は他に存在する。

お兄ちゃんはもうあの日のことを忘れただろうか。私はまだ謝れずにいる
私が小学生くらいまではよく遊んでもらっていたおばさんの息子、直樹兄ちゃんに会うのが気まずいのだ。

小さい頃に遊んでた異性と大きくなってから再会するというのは気まずいですよね。
風吹ちゃんの場合は謝れずにいるという言葉があるからそういうのとはまた違うみたいですが。

直樹くんは高校3年生。風吹ちゃんの2つ上。
おばさんの家に届け物をしたが、直樹くんはまだ学校から戻ってきていないという。
そういえば風吹ちゃんは制服で届け物しにきてますな。
学校から帰宅して直に届け物をしにきたのだろうか。そう考えると確かに面倒臭い気はする。

直樹くんを家で待ってく?とのおばさんの誘いを断り帰ろうとする風吹ちゃん。
会えなくてほっとしたような、ちょっと残念なような複雑な気持ちでいると、誰かにお尻をバーンと触られる。なんだこの擬音。
擬音はさておき、痴漢行為には違いない。警察呼びますよ!

お前誰だよ。オレん家から出てきて。泥棒か?

泥棒ならタッチしても懲らしめる意味で問題ないということですね。なるほどなー。
いや、それは気が早い。泥棒であることが確定してからじっくりとだな、いやそうじゃない。そういう話じゃない。
ここで重要なのは、オレの家から出てきて、とこの男子が述べたことである。

風吹「えっ。もしかして直樹兄ちゃん?私だよ。風吹!よく小学校の時一緒に遊んだ。覚えてないの?」
直樹「あ〜フブキね。覚えてるぞ。お前いくつだっけ?
風吹「・・・16だけど・・・なんかずいぶん変わったねお兄ちゃん」

微妙に怖い風貌になっている直樹くん。風吹ちゃんと遊んでた頃は違ってたんでしょうな。
左右の目の色が違うのは何故だ?眼鏡からコンタクトに変えたの?という質問があるが、カラーコンタクトでも入れてるのだろうか?

オレはメテオパワーの力を手に入れたんだ。だから千里眼でなんでも見れるんだぞ!
見えるぞ、見えるぞ!今日のお前の下着の色は真っ黒だ!

いきなり何を言い出すのだろうかこの子は。違ってるし。
しかもその後突然今から秘密基地に行くぞとか言い出すし。
でも秘密基地という言葉にどきりとする風吹ちゃん。
昔2人でよく遊んだ山中の遊び場所だ。やっぱりお兄ちゃん、あの日のこと覚えて・・・

2人が移動したのは山中なのか鬱蒼と茂る森の中にある小さな建物。公衆便所のような小ささの建物だ。
それでも電気が通っていたりするようだし、誰もいないのであればかなり立派な秘密基地ですね。
ただ、風吹ちゃんが知っている秘密基地ではないようですが。

直樹「よくこの秘密基地で遊んだよな」
風吹「遊んでないよ」
直樹「お前いくつだっけ?あっこれさっきも聞いたな。ババ抜きするか?」
風吹「しないよ」
直樹「じゃあ、2人でいいことしよう

そう述べて、風吹ちゃんを壁際に追いやる直樹くん。いいこととは一体・・・!?

直樹「アルプス一万尺をしよう
風吹「しないよ」

なんだその流れは。健全な少年誌ではあるが、展開的には少しドキリとしたというのに。
いや、自分が知らないだけでアルプス一万尺には隠語的なものが含まれているのかもしれない。
まあしないよと言われちゃったのでそれを窺い知ることはできなくなったわけだが。
これだから女はどうせ年収なんだろ!いや、そこに飛ぶのもどうなのか直樹くん。違うよ。うん。

ずいぶんと経つけど、私が知ってた頃の直樹兄ちゃんと全然違う
最後に会ったのは私が小学5年生で、お兄ちゃんが中学1年生のとき。
メガネしてて体格も良く、勉強もできて秘密基地を作るとか子供っぽい所もあったんだけど、私にすごく優しかった。
それに突拍子もない冗談を言ったりはしない。真面目な感じの人だった。

なるほど。確かに全然違いますな。
6年近い歳月があれば、高校デビューなども含めて人が変わるには十分ではあるが、これは随分違いすぎる。
体格がよかったはずなのに、今の直樹くんはガリガリのペタペタボディである。
本人が言うにはメテオパワーでパンプアップされた造形美でゴリゴリのカチカチらしいが。違うよ。全然違うよ。

あれ?お前っていくつだっけ?あっこれさっき聞いたな

何故何度も聞き直すのだろうか。
というか、この人直樹お兄ちゃんではないんじゃ・・・?別人なんじゃあ。
その可能性に思い至り、青くなる風吹ちゃん。
考えてみると直樹兄ちゃん?と尋ねた時に相手は肯定も否定もしていないんですな。
そんな怪しい相手に誘われるままにホイホイ寂しい所にやってくるとは、風吹ちゃんも隙が多いですなぁ。

あっところでよ。お前っていくつだっけ?
あっさっき聞いたっけ。あっこれもさっき聞いたっけ。あっこれもさっき聞いたっけ。
お前さっきからブツブツうるせえぞ!

え!?いや、そんな結論をつけられても。
なんだかおかしそうな人ではあったが、ここにきて本格的におかしくなってきました。

オレにはメテオパワーがあるんだぞ!なめるな小娘!
隕石にうたれた時に宇宙のパワーを手に入れたのだ私は!
くらえ!メテオパーンチ!(ゴキィ)いでえ!!

壁を殴って手首がぐっきり言ってる直樹くん。おかしいと思ったら可笑しいことになってきましたよ。
まあ、それはともかく危ない。逃げなきゃとようやく考えるようになった風吹ちゃん。
秘密基地から飛び出して走って逃げだす。
しかしその風吹ちゃんを追う直樹くんと思われた男子。相変わらずお前いくつだっけ?と叫びながら。

もっとオレと、もっといいことしよう!アルプス一億尺!

やはりアルプス一万尺には何か秘められた意味があるのだろうか。
メテオパワー的な感じの何かが。よく見るとオーガニック的な何かを感じる単語である。いや、嘘です。

それはさておいて、逃げ出した風吹ちゃんだが、途中で段差に足を引っ掛けて体を前方に投げ出してしまう。あ。
このままでは倒れこんで、下手をすればケガをする。
だが、そこで追いついた直樹くんが空中で風吹ちゃんを抱き留め、ケガをしないように庇ってくれます。おぉ。
この光景はいつかみた光景。あの日と同じだ。

幼いころ。最後に直樹兄ちゃんと遊んだ日のことを思い起こす風吹ちゃん。
狭い塀の上を平均台のように歩いてみせる風吹ちゃん。直樹くんは危ないからそんな所に登るんじゃないと注意する。
その注意の通り、バランスを崩して落下しそうになる風吹ちゃん。その体を空中で受け止めて代わりに地面に叩き付けられる直樹くん。

わああああああ。お兄ちゃん!
お兄ちゃん!私のせいで!!

昔の直樹くんはこの時結構な負傷をした様子ですな。頭から血を流している。眼鏡もこの時に壊れたのかな。
だが、今回の直樹くんは子供の頃とは違い大きな負傷はない様子。
すぐにムクリと起き上がる。おや、よかった。風吹ちゃんも安心した涙を零す。

無事でよかった。また身をていして私を助けてくれたんだね。
疑ってごめんね。やっぱり直樹お兄ちゃんなんだ。あの時私のせいで大ケガ負わせて会うのがずっと怖くて避けちゃって・・・

あれ。お前っていくつだっけ?あっ。これさっき聞いたっけ

直樹お兄ちゃんだと確信できてしまった。
だが、そうなると、お兄ちゃんが変わってしまったのは、あの時の大ケガが原因なのではないだろうか。
同じことを何度も繰り返す直樹くんの姿を見て、自身に原因があるのではと思い至ったのか、手で顔を覆う風吹ちゃん。
今度の涙には深い絶望が見えるような気がするぜ・・・アルプス一万尺やる?今こそ。

というわけで、何ともうわぁな感じの回でありました。
しかし、この回も疑問を呈しようと思えばいくらでも呈せそうな内容である。
まず、直樹くんは本当に直樹くんなのだろうか。哲学的な意味じゃなく。
オレの家から出てきたという言葉が元になっているだけで、風吹ちゃんを庇ったのも単に偶然の一致かもだし、証明はされていない。
そうなれば、自分のせいでおかしくなってしまったのだという風吹ちゃんの罪悪感は免れることになるかもしれないが・・・

本当に直樹くんがおかしくなってた場合、母親が進んで合わせようとするだろうかという疑問もある。
学校にも普通に通っているみたいだし、考えてみるとやはり別人という可能性もあるのではないかと・・・
いや、悪い考え方をするならば、直樹くんが復讐の意味でおかしい振りをしているという可能性もある。
庇って大ケガしたのにその後は素知らぬ感じで疎遠になったというのはなぁ。
風吹ちゃんは思い悩んでいたようですが、直樹くんの方はそんなこと分からないわけですし。
直樹くんの母親もそのことを恨み、今の直樹くんの姿を見せようとしたのではないかという推測も・・・うーん、いやな話だ。

ここはあれですね。直樹くんは本人という想定で、なるべく悲しくない方向で想像しましょう。
たぶん直樹くんは小さい頃に庇ったケガはそんなに大したことなかったのですよ。
その後、道を歩いていたら隕石のカケラが頭に直撃してITEってなったらメテオパワーが身についてしまったと。
しかしその反動により体はガリガリ、目はオッドアイに、年齢が異常に気になるような子になってしまったと。
つまり、隕石のせいなので風吹ちゃんは何も悪くはなかったのだという結論になる!これでどうだ。
この結論で個人的に納得しておくことにします。ふーよかった。
体内の隕石を除去すれば直樹くんもきっと元に戻るでしょうしね。よかったよかった。アルプス一万尺やる?

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
舞台は再び現在に。
氷河は過去にさかのぼるためにオリンポスへやってきている。
が、アテナの導きがないのでは辿り着くことができない。何度も同じ場所に堂々めぐりしている様子。
一輝は迷わずに辿り着いたみたいだけど、まああの人は弟レーダーがあるから・・・途中からはヘカーテに案内してもらってるしな。

そんな氷河の前に現れたのはずっと追い回していた様子の斗馬。ようやく追いついたのか。
おまえとの決着をつけるためだと襲い来る斗馬だが、氷河にしてみれば相手をしている暇はない。
勝負は次に預けたい。しかし、素直に言うことを聞いてくれる斗馬でもなし。
やむなく聖衣は纏うが、やはりここで闘うつもりはない氷河。3日待ったら相手をしてやるという。

貴様がどこへ行こうとしてるのかしらんが、生きて戻ってくる保証がどこにある。

まあ、それはそうですね。
結構寄り道しまくりの斗馬ではあるが、3日待つだけというのも暇でしょうし。
一触即発かと思われた2人。そこに声をかけてくる存在がいた。ヘカーテだ。
どうやらこの2人が龍と白鳥だと勘違いしているようで、一輝の言伝を伝えて去っていく。地味に律儀な奴だ。

横やりはあったが戦いが止められたわけではない。
ヘカーテの言葉に気を取られた氷河に襲い掛かる斗馬。ずるい奴だ。

さて、一輝の伝言をすませてやれやれ一仕事終えましたって感じのヘカーテ。
独り言を口にしながら山道を歩いていると、氷河と同じように道に迷っていた紫龍が声をかけてくる。
ドラゴン紫龍。そう、この男こそが一輝の言っていた龍である。
アテナのことを教えたら何かくれるかい?と尋ねてくるヘカーテにウムと答える紫龍。
するとヘカーテが要求したのは、老子の形見の杖。ちょうど杖をなくして困ってたから欲しいのだとのこと。ふむ。
アテナの居場所を知るのは凄く重要である。だが、老子の形見を手放すのは・・・

ウム・・・い・・・いや・・・しかし・・・これは・・・むぅう〜〜っ

珍しい悩み方を見せる紫龍でありました。
紫龍でもこういう悩み方をするんですな。悩むときももっとキッパリ悩むものかと思ってましたぜ。

さて、斗馬に不意を打たれて吹き飛んでいる氷河。
このままとどめをさされようかというタイミングでヘカーテが紫龍を連れて戻ってくる。
老子の杖を2人の間に突き立てて戦いを止める紫龍。

氷河「お・・・おお・・・紫龍ーッ!!」
紫龍「氷河・・・遅れてすまなかった。さあ一緒に行こう氷河。アテナのもとへ!!

翔龍はひとりでも強く生きてゆくさと述べる紫龍。
うむ、炎の友情を確かめ合っていますね。

紫龍は老子の杖をヘカーテに渡し、クロノスの湖まで案内してもらう約束をとりつける。
となれば、まずます斗馬の相手をしている場合ではなくなりました。
斗馬を無視して先へと向かおうとする2人。その扱いに激昂する斗馬。紫龍に殴り掛かる。しかし、いなされて目力に押される

むううっ。こ・・・これがあの五老峰の軟弱者か・・・ま・・・まるで目の色がちがう・・・ううっ

凄いうろたえている斗馬。押されすぎ。
そんな風だから、置いていかれそうになって慌てて、ま・・・待て!とか言ってしまう。
さらにはちょっとおとなしくしてもらおうかと氷河に氷結リング。いやカリツォーを受けて動けなくされてしまう。

氷河「その凍気が溶けるまでしばらくじっとしていろ」
紫龍「はっはは。カゼひくなよ

はっははって。なんだか軽いな紫龍。
戦いを一度捨てたことで心境になんらかの変化でもあったのだろうか。
赤ん坊のあやし方を考えた結果、多少柔軟な表情を見せる方法を編み出したのかもしれない。

それはさておき、カリツォーを受けて倒れる斗馬。
あらあら。これはまたさらに氷河への因縁が深まってしまいますね。紫龍に気圧された屈辱も追加されたか?
これはもう、斗馬も過去に追ってくるしかないのではないでしょうか。
そしてどんどん因縁の相手が増えていく斗馬さん。そういうキャラになりそうな気配が強くて困る。

ヘカーテの案内でクロノスの湖へとやってきた2人。
ここでヘカーテ。報酬としてもらったはずの老子の杖を紫龍に返す。おや。

残念だけどもらえないよ。その杖からはとてつもない小宇宙を感じるんだ。
この先紫龍を守ってくれる大いなるものさ。大切にしなきゃダメだよ

なんだかいいこと言い出したぞ。ずいぶん丸くなったものですなぁ。
まあ、アテナの髪をもらって数千年も若返っているのだ。いくらでもお釣りがくるってものですわな。実際のところ。

というわけで、熱き絆に導かれていざ激動の過去に龍と白鳥が舞い降りる!!
行くぞ、前聖戦の時代へ!!

また十二宮の前の広場に降りるのか。それとも別の場所に出ることになるのか。
過去の話も動き出しそうだし、役者も揃ったところで大きな展開が欲しい所でありますな。

・ドカベン ドリームトーナメント編
8回裏のスターズの攻撃は四番の山田から。
七夕との再度の対決はどのような結果となるか。
と思いきや、結果はなんとライトゴロ
やはり山田は足が遅いのだなと、なんだか安心させられる。
まあ、当たりが痛烈すぎて打球が速い分戻ってくるのも速かったと考えれなくはないが。

続いて五番。この試合のラッキーボーイ義経
こちらはボテボテのサードゴロであったが、足で内野安打にしてしまう。
打ち勝ったが足でアウトになった山田とはまったく正反対ですな。さすがにラッキーボーイ。

七夕が好投を続ける中、小次郎はブルペンでの練習を終える。あとはマウンド上の投球練習で十分とのこと。
しかし、やはり肩への違和感は確実にある様子。
球数の制限が必要。全力投球でどのくらいの球数が投げられるか?

義経の出塁は許したが、続くサルと山岡を連続で三振に切って取る七夕。
これで9回裏がやってくるのは確実となりました。
そして勝ち越したならば、9回裏はわしが行くと言い出す岩田鉄五郎。て、鉄っつぁん冗談やろ。
本当にやりそうではあるが、果たして通じるのかどうなのか。

さて、やってきた土壇場の9回。この回を投げるのも里中である。
ドルフィンズの攻撃は下位であるが、TO砲、浪花、七夕と長打力のありそうな奴らがひしめいている。
上手くすれば勝ち越しの目はなくもない。

この回から照明が点灯する。ナイターに突入しました
高校野球の頃は照明代の都合もあってなかなかつかなかったようだったが、さすがにプロはすぐに点灯しますのな。
3月の薄暮れは、9回表は明るくとも裏の攻撃終了までは明るさが持たないという判断もあるようですけど。
表、裏の照明は平等でなくっちゃーね。

速球投手の七夕にとっては薄暮れの照明は有利である。
なのでこの裏もやはり七夕でいくかと考える鉄五郎。それなりに柔軟ですな。

どちらかというと、薄暮れの照明は打者が見にくくがぜん不利となる。
それを受けたわけではなかろうが、六、七、ハ番の3人が3人ともキャッチャーフライで仕留められる珍しい結果となった。

さて、先ほどの鉄五郎の言葉通り、9回裏も七夕が続投。まあ、勝ち越しもしてないしね。
しかし、ここで七夕が抑えれば試合は延長となる。
このトーナメントは3時間半ルールはなく、決着がつくまで終わらないというルールになっている
となると、次のアイアンドッグスとタイガースの試合は19時か20時ごろの開始になるかもしれない。
なんていってるがどうだろうかね。延長18回に及ぶ戦いになって結局2試合目は翌日になんて可能性も・・・あるある!!

9回裏のスターズの攻撃は足でかき回す八番の足利から。
走って1人でサヨナラとするか。この回で試合に決着がつくことになるのか?はてさて。

次回はあのレジェンドキャラが出ると予告されていますが、一体このタイミングで誰が出るというのだろうか・・・?
ドルフィンズのキャラではなく、他の球団のキャラとして出るのかもしれない。誰がくるのか、楽しみである。

・あまねあたためる
ダメだー全然眠くない
夜の12時を回っているのに寝付けれないあまねちゃん。そんな日もありますよね。
勉強したら眠気が来るかもしれないけど、やる気にならないのをやる気にはなかなかねぇ。

そんなことを考えていたら、隣の部屋から弟のくんの声が響いてくる。
保くんは11歳。まだ小学生であります。しかしフルネームは温保くんか。保温呼ばわりされていそうだな。

眠れないあまねちゃんは弟の部屋に侵入。おいおい、男の部屋にノックもなしに訪れるなんて。いけないよ。
いや、別にエロゲーやってたとかそういう話ではないですけど、マナーとしてね。
どうでもいいが、ピコピコって本当いつの表現だよ。ファミコン時代の頃の表現じゃなかったか?

保くんがやっていたのはクリーチャーハンター。武器持ってクリーチャーを狩るゲームである。ほうほう。
オンラインにも対応しており、仲間と協力しての狩りも楽しめます。ほほう。
しかし、温家ではゲームのネット利用は禁止されているのでオフラインでしか遊べません。意外としっかりした家だ。
お金の価値観の認識が薄い子供にネットゲームはあまり推奨したくないところですからね。

尻尾が凶悪なクリーチャーに勝てず、今日はもう寝ると倒れこむ保くん。
しかし、あまねちゃん。攻略本を読んですっかりやる気まんまんになっていたりする。
ネット接続はダメでもLANによる同時接続プレイなら問題ないということだ。
父親のゲーム機を持ち出して、お姉ちゃんに任せないさいと宣言するあまねちゃん。眠い?我慢しなさい!!

というわけで、協力プレイを開始したが、あまねちゃんは開始したばかりのシロウトである。まともに動けはしない。しょうがないね。
片方がやられただけでもチームが負けたことになる仕様らしい。
保くんが注意を引いたりするが、動く尻尾に吹き飛ばされるあまねちゃん。あらあら。

サイトで攻略見てみる。

意外とマメな子でありますな。しかし、攻略よりもまずはゲームに慣れることの方が先決だとは思いますが。
砥石で日本刀をこすっているあまねちゃんがなんだか可愛い。

もう眠気が限界で大変困っている保くん。
あまねちゃんとしては、弟が困っているのだし、たまには姉っぽいことをしたいと考えている様子。
気持ちは分かるが、眠るのを妨げられるのはかなり厳しいのでありまして・・・かくん。

結局、見事に尻尾を切り落とし、獲ったどー!!と恍惚している頃には保くんは寝落ちしちゃったわけでして・・・
その結果、無防備な保くんが喰われて結局クエスト失敗になってしまったりしたわけで・・・
仲間の寝落ちによるクエスト失敗って悔しいですよね。
まあ、眠い時はちゃんと宣言して寝ろよというのが不文律ですし、寝かせないあまねちゃんに問題があったとはいえるか。
というわけで、一念発起して独力で頑張るあまねちゃん。
見事に尻尾を切って倒して見せるのでありました。
姉の胸に横たわりながらゲーム画面を見る弟の図というのはなんというか、最近のチャンピオンらしいと思えなくもない構図だね。

というわけで、弟との仲が温まった回でありました。
徹夜したあまねちゃんはゲームのくせが翌朝も抜けきっていないみたいですが、よくあることよくあること。ヨコセ。

しかし、保くんもあまねちゃんと同じような形の眉毛をしていますな。
やはり眉毛の形は遺伝するものなのか・・・?

・ANGEL VOICE
松田のプレーに触発された乾。
己もドリブルでの突破を図るべく、習実の守りの要である石持に突撃する。
習実の守りは石持が乾の動きを封じることが前提となっている
実際、前回の試合では体力が尽きるまではほぼ完全に守り切っていた石持である。
だが、その石持をあっさりと抜き去る乾であった。抜いたー!!

石持がかわされたのを見て焦る習実。焦って突っ込み、2人目がかわされる。
続いては、下がりながら守る2人。この2人も一気に抜くことができるか!?

外には尾上が上がっている。
尾上に・・・出すか?いや!松田の突破を見せられた後だ。乾は1人で持って上がることにこだわっているはず!
そのように予想する習実の面々。確かに乾には拘っている部分があった。
松田は最終的にシュートまで持ち込むことはできなかった。同点に追いつくためにはそこに持ち込みたい。
そのためには、自分1人で持ちこむことには拘らない!

予想に反し、尾上にパスを出す乾。
予想外の動きだった故に、止められることはなく、あっさりとこのパスは通ることとなる。

ヘタレがぁ!!1人で持っていかんかい1人で!!

天城としては気に入らない行動だったみたいですね。まあ、そう言いなさんな。

乾氏は――シュートにこだわってるでござるよ

古川の言う通り。最後にシュートに持ち込むことにこそ拘っている。
だから、尾上から折り返しのパスを受けて、再度自身で持ち込むこととなる。
尾上とのワン・ツーによる突破。この協力プレーにマイちゃんも嬉しそうな表情。
さらにここで成田からも協力プレー。
茂森の後ろを取るような動きをすることで茂森が成田につられて外に開く!!

そのまま奥まで持って入れキヨハル!!

成田のこの発言からして、乾を突破させるために意図して茂森をどかしたのが見て取れる。ううむ、成長したなぁ・・・

最後のDFをかわす乾。だが、最初にかわしたはずの石持がここで追いついてきた。
このまま並んで体を寄せればシュートコースを限定させることができると考えている様子。
だが、その前に乾はシュートを放った。ペナルティエリアに入ってすぐの辺りで!!

ゴールの左方向に向かって放たれたシュート。これは、枠の・・・中か・・・?

外だっ!!外した!!

習実のキーパー霧谷はこの軌道なら入らないと確信する。
それは離れたところから見ていた市蘭のメンバーにもわかる。焦ったのか乾!?
いや、シュートすることに、得点することに拘っていた乾が中途半端なことをするはずもない。

インフロントキック――足先内側をボールの下に差し込んで蹴り出すキック
ボールの中心やや外側に差し込んだ乾のインフロントキックは巻き込む方向に回転がかかり強烈な弧を描く。

キーパーがただ見送る中、乾のシュートはゴールに吸い込まれる。
天才・乾。圧巻の同点ゴール!!これにはさすがの松田も驚愕の表情を見せておりますわ。

乾の凄さはさすがですが、今回は尾上や成田の協力プレーが輝いて見えた。
最初の練習試合の頃はいてもいなくても変わらず、むしろ得点した乾を殴りつけていたものだったというのに・・・
この成長が見れたというのが何よりも嬉しい。病室ではマイちゃんがまた狂喜乱舞しておることでしょう。

いいタイミングで同点に追いつけた市蘭。しかし松田がこのままに終わるとは思えない。
ここから激しい点取り合戦になるのかどうか。試合はまだここからだ!!

・ハーベストマーチ
シイドたちが村を去ってから3日後。
厄災が去ってひとまずの落ち着きを取り戻した村では徐々に復興が始まっていた。
その村を1人で歩くクゥ。ってなんだかやけに可愛い格好してるな

どうやらクゥの格好は旅支度とわかるようなものらしい。ほう。
スカートを履いているように見えるが、この世界では普通の旅衣装だったりするのかね?
クゥは似合ってるからいいが。いや似合いすぎているのがいかんというかアカンというか。

遠巻きにクゥを見て話をする村人。さすがに恐れているみたいですな。そりゃしょうがない。
村長は『騎士と名乗る者に村が襲われた』とは領主に伝える気らしい。妥当と言えば妥当なところですかな。

クゥは花を持って歩いている。どこに持っていくのかと思えば、やってきたのは共同墓地のようなところ。
旅立つ前に両親に別れを告げに来た様子。いや、それだけではない。この花はみんなのために捧げようと思っている

3日前、僕と森へ行ったジュリオたち・・・
僕が森から帰ってきて・・・その後殺されたロバートのお母さんたち・・・
それに僕が殺した、ロバートとハインツ・・・・・・みんな。

変身した直後は相当な興奮状態ではあったが、今のクゥはロバートたちを殺したことについても色々と思うところがあるようだ。
ノイエに諭されずに村人を殺していたらもっと悲しいことになっていたでしょうなぁ・・・
側にやってきた村長は、今度の件はシイドが発端であり仕組んだこと。お前が悪いわけではないんだぞと言ってくれる。
それ自体はそうかもしれないが、村人が死んだのは事実だし、自分が関わったのも事実である。だからクゥは涙を流す。
そんなクゥを優しい目で見つめる村長。というか、なんだかつぶらな瞳になっていて可愛く思えるのだが・・・そ、村長!?

お前は・・・優しい子だったんだな・・・

村長こそ、可愛い人だったんですね。
というのはさておき。多少は関わっていた村長ですらクゥのことはよくわかっていなかった。
村でのクゥの孤独感がわかろうというものですな。

さて、クゥと同様に旅支度を行っている人がいた。もちろん姉のノイエである。
逆に旅支度をしていないのはテレシアお嬢様。うーむ、テレシアちゃんは旅立たないのか・・・なんとも残念。
テレシアちゃんはノイエさんに問う。行くアテはあるのか?と。
その答えは、『騎士』について知ってるかもしれない人を探しに行くというもの。

10年ほど前に村を訪れた学者様よ。
どうもその学者様は禁じの森へ入って行かれてクゥたちと同じ場所へ行っていたらしいの・・・
その時、森の中を案内していたのがシイドのお父さんだったんですって。

ほほう。10年前ねぇ。
シイドはそこで天使の胎について知ったのか。父を失い、顔に傷を負ったのもその頃の話らしい。
学者様は無事に天使の胎に辿り着いたということなのか・・・?
村長が言うには、その学者は村から村へ渡り歩いているとのこと。

私たち、彼の足跡を追って会いに行ってみる。
そして『騎士』について知ってたなら教えてもらうわ。クゥを人間に戻す方法

・・・え?戻れるもんなの?
読者が抱きそうな疑問を口にしてくれるテレシアちゃん。まあ、戻れるかどうかは分からないが、それも含めて聞こうという話だ。
ちなみに学者の話を聞いて会いたいと言い出したのはクゥの方である。

夜中におしっこで目が覚めると、怖いから一緒に来てって私を起こしに来るあのクゥがね、
『ひとりで行く』って言ったわ。村の外へ・・・知らない場所へ

ほう。あのクゥが一人で旅に出ると言い出したのか。それはちょっと驚きでありますな。
やはりあの一日の出来事で精神的にも逞しくなっている感じはあるか。

それならなおさらノイエが一緒に行く理由がないというテレシアちゃん。
いやあ、理由はありありでしょう。姉として弟が心配――でもその理由は半分。

クゥの世話をしているっていうことが私の存在価値のような気がするから・・・ね。
クゥがいなくなったらそこで私もいなくなる
それが怖くてクゥにどうしてもってお願いして、一緒に行くことになったのよ。
私がクゥに甘えてるのよ・・・ダメなお姉さん。

ふうむ。相互依存という奴ですかね。まあ、早くに両親を亡くした姉弟だし、そうなるのも不思議ではない。
依存とかそういうレベルの話じゃないんじゃない?という疑問がないわけではないが。
クゥに取りすがるノイエさんが可愛らしい。

・・・良い旅になさいノイエ・・・きっと沢山新しい価値も見つかるわ。

後ろからギュッと抱きしめてそう述べるテレシアお嬢様。顔赤いですよ。
最初は気丈に見送ろうとも思っていたようですが、ここからお嬢様がたまらなくなりだす。

そうだ。このナイフを持って行きなさい。旅は危ないわ。クゥはやっぱり頼りないからこのナイフがノイエを助けるわよ。
私が・・・こうやって(チュチュチュチュ)いっぱいお祈りのキスを・・・(チュチュチュチュ)してるからとても頼もしいわ。
ハイ、持って行って。

キスのしすぎで唾液がぬたりと音を立てているナイフを差し出すテレシアちゃん。
それを躊躇うことなく、笑顔で。たのもしいといって受け取るノイエさん。うーむ、これは凄い。これは一層たまらなくなる。

ノイエ!!もっと、もっとよ!
もっとお釣りが出ちゃうくらいに強く抱きしめてくれなくちゃ私、あなたの行く手を阻んじゃいそう!!

興奮しながら抱き付いてくるテレシアお嬢様でありました。
家の前まで来ていた村長がちょっと引くほどの嬌声が外にまで漏れておりますわ。きゃーの

村長はクゥに旅費を渡している。
クゥとしては受け取るのは申し訳ないと思える。使い方もよくわかりませんし。
そうか、村だとお金を使うことはなかったんですな。
外の世界では何をするにも必要になるものだし、持って行った方がいいですよ。でないと旅先で路銀を稼ぐ羽目になる。

村長の私がお前たちを村の中で助けてやれなかった。
せめて外での助けをさせてくれ。このままでは私はかっこ悪すぎるだろ。
と言っても大した額ではないからかっこはつかんのだがな。街にでも行けばわかるがぜいたくはできないぞ。

いい村長でございますねぇ。ここでさらに、その株のあがるようなことをクゥに述べだす村長。

シイドはお前の心の中に闇を見てその闇を自覚させようとしたが、私にはしっかりとお前の心の光が見えているよ。
弔いの花や涙。ノイエに対する強い愛。それはお前の心の中の誇るべき光だ
クゥ。常に光のある方へ顔を向けろよ。お前を本物の化物にさせなかった光。その光へ向かう行動をするんだ。

あらやだ、村長ってば素敵。
こんなこと言って・・・クゥが今後闇に落ちそうな時にこの言葉を思い出したらどうするんですか!
言葉と共に村長のご尊顔がオーバーラップしたりすることになるんですよ!他のヒロインとか差し置いて!!
まあ、それはそれで面白いからアリか。
頭を撫でられているクゥがまた可愛いですなぁ。

クゥと村長の声は家の中にもかすかに届いていた。
上着をはだけて汗だくになっていたテレシアお嬢様の動きもようやく止まる。たまらなくなりすぎですよお嬢様!!

それじゃ、そろそろ行かなきゃ。

ノイエさんのその言葉で姉弟の旅立ちが始まることとなる。
村のはずれまで見送りに来る村長とテレシアちゃん。

ノイエ、手紙を出せる時はぜひちょうだいね。クゥはおしっこくらいひとりでしなさい。

そこに触れますかテレシアちゃん。まあ、いいですけども。
村長は用が済んだら帰って来いよと言ってくれる。村もすぐに建て直すさ、と。

違うわよ。直すってのは元の状態に戻すってことでしょう。直したりするもんですか。良くするのよ!!
クゥも戻るんでなく、本当になりたかった自分になってくるといいわ。
そしたらノイエの弟としてふさわしい男と認めたげる

今までは弟としても認められていなかったというのか!?
さすがはテレシアちゃん。ハードルが高い。弟としてではなく、男と認められるにはどこまで成長すればよいのだ・・・

レンドルフ姉弟の出発を遠巻きに見送る村人。
2人とも不憫だと涙する村人もいれば、化物に住まれちゃ迷惑だ、いなくなってせいせいするよと言い出す者もいる。
だが、その者は他の村人に窘められる。おや、この2人は変身したクゥに投げ捨てられた2人ではないですか。
痛い目に合わせられたこの2人が率先してクゥを庇うとは。

だからこれ以上、かっこ悪い奴になりたくないんだ

ふむ。いいことを言ってらっしゃる。
まあ、あの時は異常な状況だったからねぇ。普段の倫理観が完全に破壊されていた状況である。
落ち着いた今ならばあの時のことを反省し、こういう態度を取ることもできるようになるという話だ。
ただ、同じことが起きた場合、またかっこ悪い奴になったりはしないか。それはなってみないとわからない話ですな・・・
まあ、もしそうなってもテレシアお嬢様のツマ先があればどうとでもなるさね。
悪態をついている男もあのツマ先が忘れられず、あわよくばもう一度もらおうとしているのであろう。わかってるねんで!!

ノイエ。クゥ。きっとまた会うんだからね。きっとだからね。

テレシアちゃんのその声に送られ、姉弟は村を出る。
幼い頃の自分たち3人の姿を思い出し、別れを盛大に哀しむテレシアちゃんでありました。うわあああん。

クゥ「・・・姉さん。テレシアを泣かしちゃったね」
ノイエ「そうね・・・だから本当にまた笑顔で会わなきゃね・・・」
クゥ「うん・・・姉さん。えっと・・・これからよろしくね
ノイエ「クゥ・・・こちらこそ・・・どうぞよろしくお願いします

頬を染めてそう語る2人。って姉弟の出発というより、新婚旅行に出る夫婦のような会話なんだが・・・

長い旅になるかもしれないけど、2人の行く先に希望があると信じて。

そのようなナレーションが出ていますが、2人の様子だけ見ていると新たな門出という感じにしか見えない。
先の見えない放浪の旅時のはずなのに、楽しい新婚旅行に行ってきますという体に見えてしまうのは一体何故!?

まあ、仲がいいのは良いことである。節度さえ守られていれば問題はない。守られるかな・・・
ともかく、当初から言われている姉弟の放浪ファンタジーが次回から始まります。
もっと酷い状態で村から出ることになるんじゃないかと危惧していたので、この流れはなんだかいいですなぁ。
帰る場所があっての放浪というのもまたいいものです。
まあ、村が今後も無事だという保証はないのですが。
領主経由で国王に『騎士』の話が伝われば、村がどうにかなる可能性もあったりするわけですからねぇ・・・
それならそれで、テレシアちゃんが旅立つ話につながりそうな気はするが・・・村長が死にそうで怖いなぁ。
なかなか悩ましい所だが、とりあえず今は2人の旅立ちを祝福することにしましょう。どんな展開が待っているのか。期待だ!!

・名探偵マーニー
親子で借りるDVDを吟味する。そして親子で一緒に観る。どれだけ仲の良い親子なのか・・・!!
世のお父様方が羨みそうな関係でありますな。

ロイドさんが借りてきたのは古い日本映画。この監督のファンで、若い頃良く見たのだという。
なんだかしぶそうと観る前は微妙そうな様子だったマーニーであったが、見始めたらもう涙ダラダラ。

パパァ。ゴメンね。バカにして。私マジメに生きるから

そんなことを口にするマーニーでありました。
それはお勧めの映画を見る前にバカにしたりしてという意味の発言ですよね?パパをバカにしてたという意味じゃないよね?ね?

そんなことがあった次の日。その映画の監督である木ノ崎監督に関わる仕事がロイドインベスティゲーションに依頼される。
すごい偶然だなと驚くロイドさん。せっかくだしマーニーにもこの仕事についてメールを送ってみる。映画気に入ってたみたいだし。
そしたらすぐに返事が来ました。私も手伝うから学校が終わるまで先に行かないで、とのこと。
うーむ、マーニーってばよっぽどハマったのか、ノリノリの様子ですな。

木ノ崎監督が三十年ぶりに新作を撮る。
興味深い話ではあるが、その件についてゴタゴタが発生している様子。ふむ。
今回の依頼者は児童用化粧品で大当たりして急成長した化粧品会社の重役。
TVにもよく出るやり手の女社長を裏からサポートした本当の立役者、君津和臣さんでございます。なんだか紹介が細かいな。

君津さんの依頼内容は、監督の木ノ崎順也。彼が本物かどうか調べて欲しいというもの。
なんだかおかしな話ですな。本物かどうかも怪しい人に制作依頼をしようとしていたと?

長い間木ノ崎監督は行方不明だった。だが、最近になって居場所が判明した。
結婚式の撮影の仕事をしており、関係者がそれを見つけたらしく、社長の耳に入れたそうな。
社長は以前から木ノ崎監督の熱烈なファンで、監督に復帰してもらおうとバックアップを約束したんだそうな。
もちろん本物かどうか会社の方でもテストをした。が、その人物は当時のことを事細かく覚えているとのこと。
君津さんはかなり疑っているらしく、社の金で遊びほうけているその人物が本物かどうか怪しいものだと思っているそうな。ふむ。

木ノ崎監督は極度の秘密主義で写真やプロフィールを残していない。名鑑に乗ったりもしていないわけだ。
当時の関係者の言葉もあいまいだし、関係者自体バラバラで探すだけでも大変という状況。
それで、そういうことは詳しい人に頼もうということになり、木ノ崎監督のファンである探偵にお鉢が回ってきたという流れになる。
なるほどね。まあ、納得のいく調査依頼でありますな。

というわけで、調査を開始する2人。ロイドさんは直接本人に昔の話を振って確認しようと試みる。
マーニーは撮影所の通行許可証をもらったので関係者を探すこととする。

まずはマーニーの行動。
関係者を探そうと撮影所内をうろついていると、知り合いに声をかけられる。
おやこの人は1話に登場したセレブグループの1人である坂本累さん。
どうやらこの人、ここでモデルの仕事をしているらしい。ほう。
でも確か1話で着替え動画盗撮されてましたよね?
まあ、一応バレずには済んだみたいではありますが・・・有名になってから発掘される可能性はあるので危険だ。

ともかく、事件を解決してくれたマーニーには恩があるので協力してくれるとのお話。それはありがたい。
所属している自社の社長にお願いし、木ノ崎監督の新作にワキでもいいから出演できないかと頼む累さん。
もちろんマーニーの依頼を受けての行動でありましょうな。

アレはやめておきなさい。どうせ碌な映画にならん。
金の使い方を知らない成金がノスタルジーでバラまいた金で作られる映画だ。
木ノ崎も過去の人間だ。当時もあまりいいウワサは聞かなかったし・・・

ふうむ。まあ、言いたいことはわかりますな。というか、そのウワサについてもう少し詳しく聞きたいところなのだが。

一方のロイドさんは直接本人に確認を行う。
かなりマニアックな裏話まで聞いてみるが、よどみなく答えてくれる。
これはよほど事情に通じた偽物なのか、それとも本当に本人なのか・・・

そう言えばガラッと作風を変えた「もうしません」を撮った時は・・・

この作品の話を振ったとき、初めて相手の表情が変わる。
その作品の話はやめて欲しい。あまりいい思い出がなくてね・・・とのこと。ほう。

再びマーニーの調査。
古参のスタッフに話を聞いてみるが、当時のことを知っている人はいなかった。
しかし、警備員ともめているらしき映画マニアを発見したことで話は動き出す。

夜。豪遊した帰りの様子の木ノ崎監督を名乗る男。その左右を挟むようにロイドさんとマーニーが現れた。
ロイドさんは男を木ノ崎組のスタジオまでご足労いただき、告げる。アンタは木ノ崎監督じゃない。と。

木ノ崎監督はやっぱり亡くなっていたんですよ。本名、神谷申造。三年前にヒッソリと・・・
こちらは五十年前からこの撮影所に出入りして、小道具などももらっていたスジ金入りの映画マニアの方です。
木ノ崎監督とも何度も会っています。

スタッフなどの関係者よりもマニアの方が詳しいこともある。その見本のような話ですな。

アナタは当時木ノ崎監督の助監督をしていた日ノ出有吉です。
アナタは長年木ノ崎監督の下で働き、彼のことならなんでも知っている。
ただ唯一「もうしません」には参加していない。だからそのことには一切答えられないんです。
木ノ崎監督のプロフィールには残っていませんでしたが、助監督の日の出のプロフィールなら詳細に残っている。これを照合すれば・・・

ふむ。見事な推理ですな。ロイドさんが久々に活躍している!!
だが、この話にはもう少し突っ込んだ部分がある。マーニーが映画マニアから聞いた話をここで口にしながら割り込んできます。

たとえニセモノでもホンモノでもあるんですよね
映画マニアさんから聞いたんですけど、木ノ崎さんは色々問題ある人だったようで。
飲む打つ買う。女優には手を出す。スタッフは殴る。それどころか撮影所にさえほとんど来なかったとか・・・

な、なるほど。これが社長のいう良くないウワサって奴か。
そりゃ累さんの出演をやめておきなさいと言うわけだ。手を出されちゃたまりませんものね。

その穴を埋めていたのが日ノ出さん。木ノ崎さんのほとんどの映画のすべてを管理していた。
脚本を選び演出をし現場を仕切り撮影をした。すべてをやっていたんですよね。
木ノ崎さんの唯一の駄作と言われる「もうしません」を除いて・・・

なるほどねぇ。というか、「もうしません」は駄作だったのか。
それならばいい思い出もないだろうし、話したくないと成りすましてた日ノ出さんが言ってもそれほど不思議はないような。
そこにちゃんと不信を感じて調べ上げたロイドさんのお手柄ということなのかね。

日ノ出さんはずっと監督になりたくて頑張ってきたがダメだった。
実力はあるが、木ノ崎の名前がなければ1つのチャンスもなかったという。
もうあきらめたつもりだったのだが、ひょんなことで木ノ崎と勘違いされて声をかけられる事態が発生した。
軽い気持ちで成りすましてみたが、話を合わせるだけで皆ニセモノだと気付かない。それでズルズルとこんな状態に・・・

これからどうするつもりですか?と尋ねるマーニー。

昔から木ノ崎のように一度遊んでみたかったが・・・
でもそろそろマジメに撮ろうかと思って・・・さんざん裏切られてきましたが・・・映画だけは・・・

映画を撮りたいという思いは残っているんですよね。ふうむ。
正体は偽物であったが実力は本物である。これは難しい。どう報告したものか。

まあさ、情報の出す順番をちょっとイジるのはウソにはならないと思うんだよね
木ノ崎の正体を先にヒドイって印象つけてさ、そのあとに真の功労者として日ノ出さんを紹介すれば・・・
重役さんも似たような境遇だしわかってくれると思うんだよね。

ふむ。マーニーもずいぶんと世間慣れした発言をするようになりましたな。
ただ依頼を解決して後はお任せで済ませてしまうのも味気ないものですし、これぐらいはね。
しかしそうか、重役の君津さんの紹介がやけに細かいと思ったら、日ノ出さんと立場が似ているということを表していたのか。
女社長は本物と思っているようだし、重役さんが胸にしまっていてくれれば・・・
それで日ノ出さんがやる気になっていいものを撮ってくれれば、皆幸せになれる可能性はありますものね。
出演できなかった累さんは残念だったって話になるかもしれないが、まあそれはしょうがないってことで。
累さんの次の出番に期待するとしましょう。

・バーサスアース
深柱に取り込まれて動くこともかなわぬ玲央さん。
残された唯一の手段は自分の体を貫いて敵を倒せと叫ぶことのみであった。撃てえええ!!

玲央さんの悲壮な決意を受けて発砲する自衛官。
しかし迷いがあったためか、行動が遅かった。
銃弾は外れ、自衛官はヘビ型深柱に喰われる。ううむ。

撃てよ!頼む!撃ってよォオオ!!

玲央さんの位置はかなり辛いですわな。
何もできない上に喰われる姿を目の当たりにすることが多いという。辛い。

ちなみに観測班によると現在の深柱は高熱の膜には包まれていないらしい。
そもそも高熱の膜が発生していれば取り込まれた人間も焼け死ぬはずとのこと。それはそうですね。
前回、取り込まれている最中に顔を撃ったらなんだか蒸発してたような描写があったような気もしたが気にしない。
とにかく、今ならば攻撃が通用する可能性は高い。
元々今回の深柱は装甲が厚いわけではない。自衛隊の現在の装備でも十分いけるはずである。
だが、銃弾をかなり浴びせなければいけないだろうし、そうなると取り込まれた玲央さんの命の保証はない・・・

上の指示を仰ぐかどうか迷う佐藤3佐。
しかし、迷っているうちに部下の命が失われていく可能性はかなり高い。
このまま被害を拡大させるわけにはいかない。すまん・・・と詫びながら火力集中の指示を出す。
後で非難を受けるのは覚悟の上といった感じでありますな。こういう立場の人も大変だ。

重火器を取り出し、ヘビ型深柱に向けて構える自衛隊。
玲央さんは落ち着いた表情でその銃撃を受けようとしている。
ためらうな。しっかり狙って。もうこれ以上目の前で人間が喰われるのは見たくない。

パパ・・・ママ・・・ユウト・・・ごめんね。
でも、おねぇちゃんがんばったよ。深柱2体も倒したよ。こいつも入れたら3体だ。今から・・・行くね

ふむ、玲央さんはお姉ちゃんでありましたか。なんとなく予想通りでありますな。そんな雰囲気はあった。
海外で深柱の被害にあって家族を亡くしたりしたんでしょうか。
その辺りの過去の話は気になりますなぁ。
主に玲央さんが弟にどれだけ甘々だったのかが気になるところである。

自衛隊が集中砲火を浴びせようとしている。
そのタイミングで飛び込んできたのは一台の車。
ハルトを乗せたヒミコさんの車がようやく到着。ブレーキをかけてドリフトしている最中に助手席からハルトを放り出す。
これはまた乱暴でありますな。まあ、緊急事態ではありますし。
でも、目の前に喰いかけの死体があったりするのはキツイ。これはビビるわ。
あ、手錠はちゃんと解除されているんですな。当たり前だけど。

ヘビ型深柱は融合者であるハルトを見て歯を噛み鳴らしている。なんだ?何かを感じているのか?
ともかく動きが止まっている今がチャンスである。
能力を発動させるハルト。車中で林くんから受けた指示の通り、地下鉄で作ったあの剣で口の中を狙えば・・・
と思っていたら、いきなり変形を開始するヘビ型深柱
鼻に当たる部分が尖り、突き刺せるような形になる。まるでハルトくんを強敵と認識したかのように!?

変形を終えた後、凄い勢いで突っ込んでくる深柱。
ハルトは盾を形成してどうにかこれを防ぐ。攻撃よりも先に防御を本能的に選んだか。仕方ないですな。
だが、巨大な深柱の突進を止めることはできず、盾ごと後方に吹き飛ばされる、自衛隊の車両に激突する。
さすがに変形しただけあり、この突進は強力。ハルトの盾をも貫く一撃であった。体には当たらなかったのが不幸中の幸いか。
しかし、盾をかじって押し込んでくる深柱。自分の歯が折れているのもおかまいなしである。うーむ、怖い。
というか、このままでは圧力に押しつぶされてしまう。

やばい。やばい。今度こそ死ぬ。やっぱ来るんじゃなかっ・・・

そんな風に早くも後悔を始めているハルトに呼びかけるのは取り込まれている状態の玲央さん。
横に跳んで逃げられないの!?と心配してくれています。
ハルトの反応を見ると玲央さんが取り込まれているのは理解していなかったように見えるがどうなんでしょう。
話は聞いていたけど、話だけでは状況がよくわかってなかったのかもしれないな。
玲央さんの話からして、このまま自衛隊に任せれば玲央さんの身がどうなるかわからないというのが推測できてしまう。
それなのに玲央さんは、前線には極力出さないって約束したのにと謝ってくれている。これは・・・

ふざけんな!ムリヤリ連れてきといて・・・ダメそうだからはい、中止とか。ふざけんなよコラ!
あんた地下鉄で子供助けたろ!いつも誰かを守るために戦ってただろ!
他人の命を大事にする人が自分の命を簡単にあきらめてどうすんだよォ!
そんな状態で人の心配してんじゃねぇよ!!

吠えるハルト。熱いねぇ。

ツインテールおばさんが言うような・・・オレはヒーローじゃない。
ヒーローなんかじゃないけど・・・オレやっぱ、あんたを助けたいっ!!
ヒーローでも何でもない・・・1人の人間として!!

なかなかいい思想でありますな。ヒーローであるよりも、1人の人間として見知った相手を救いたい。
今風な考え方ではあるが、それはそれでよいものである。
その強き意志が更なる可能性を引き出すのか、盾を形成した状態でさらなる変化を引き起こそうとしている。
手刀の形に整えたハルトの手に合わせ、盾が変形し刃が深柱の口の中へと吸い込まれていく!!

形成した装備の自在な変形。これを身に着けることができるようになるのだろうか?
この力ならば玲央さんを無事に救い出すことも不可能ではないと思われる。
強敵だったヘビ型深柱との戦いも決着となるか?次回に注目である。
しかし、ヒミコさんはツインテールおばさんか・・・まあ、そう言われても仕方ないっすよね。うん。

・スポ×ちゃん!
火閻魔神よ、ベールを剥げ!!
薔薇の棺桶(ローズコフィン)開放(オープン)!!!
十握の剣(トツカノツルギ)抜刀!!!
不死の聖衣(インモータルクロス)着装!!!

見よ、これがイーフリータの戦闘スタイルだ!!
ちなみに変身シーンはモタモタとしてますのでトイレの個室で行われます。モタモタ。
さすがにあの膨らみの大きい格好で闘ったりはしないんですな。
まあ、変身するのが基本だろうし、着替えるのは当然の話であるか。

ちなみに十握の剣は日本神話にも登場する剣。
拳10個分の幅の長さの剣ということで、長剣の一般名詞のひとつと考えられている。
ただ、かのイザナギが振るったとされる天之尾羽張(アメノオハバリ)も十握の剣であり、
息子の迦具土神(カグツチ)を切ったとされている。その際に、カグツチの力が剣に宿ったという
カグツチは火の神。火。そう、イーフリータは火閻魔神。
であるならば、その剣が十握の剣の名を冠していても何も不思議はないということ!!

というのを、なずなちゃんが考えているのかどうか・・・それはまだ定かではない。

リリィによると、なずなちゃんは強そうな匂いがするらしい。
その勘は当たっている。強者は強者を知るということなのか。
土方先生によると、「仏生寺なずな」といえば西日本では知らない人はいないくらいの有名人。
まあ、目立つ外見のせいもありますが。ともかく、ついたあだ名が「西日本サイキョウ女子」!!
最驚!!最強!!そして最凶!!
決して西京焼きは関係ない。最も胸があるという話でもない。たぶん。
とにかくまあ、強いことは強いってことだ!!思い悩むなかすみん。気持ちはわかるが。

そんな西日本サイキョウ女子の飛び入りにざわつく会場。
だがここに、そんなざわつきすら前哨だったと思える事態が発生する。
飛び入りの参加を頼む謎の女性。その顔を見て受付の女性が驚いている。
ああ、やっぱり有名人なんですね。他の観客も登場にざわめいている。と思ったら・・・なんだぁ!その仮面は!!!
額にはスポチャンのSと書かれた大きな文字。左右がそれぞれ異なるマスクはまるでルチャ・リブレのマスクマンのごとし。
そりゃあ、こんな姿の選手がいきなり現れたらざわつかない方がどうかしている。
体つきは立派な女性のものだったりするこのアンバランスさも注目の的だ。
どうでもいいが、前髪をマスクに巻き込んでいる感じなんだが痒くならないのだろうか。

あ・・・あれは。お姉ちゃん!?

さすがかすみん。一目で見抜いたか。
普段は察しの悪い子だが、さすがに気づく。いや、気づいてしまうから不幸なのかもしれないな・・・
その証拠に、お姉ちゃんですよね?と声をかけてみるのだが、その返事は・・・

何のことだ?私の名はスポチャン仮面だ

キリッと返されてしまう。そ・・・そうですか。
有名人だから正体は隠した方がいいかもしれない。それはわかる。
でもその隠し方はないと思うのですよ。わからない・・・わかりませんお姉ちゃん!!
というか、その額のマークといい、この日のための特注のマスクですよねコレ。マメな人だ。実は手作りか!?

あの人・・・もしかして・・・

強者は強者を知る。さすがに沖田部長は正体に気付きそうな感じとなっている。
うーむ。変人は変人を知ると置き換えても過言ではないかもしれませんな。

さて、飛び入りの登場でざわついた会場だったが、どうにかプログラムを進める。
トランプを引いて対戦相手の決定。ナノちゃんはまた最初の戦い。そしていきなりの強敵との戦い。
整列時に一番前に来ることが多そうだし、1番とか引きやすい体質なのかもしれませんな。

というわけで、1回戦はナノちゃんとなずなちゃんの対決。
なずなちゃんは勇心館というところの所属らしい。ほう。真面目に道場に通ってたりするのかね?
しかし勇心館か・・・勇者の心とか学べそうなところですな。
ああ、それでなずなちゃんの長剣の構えも勇者パースが入っているわけなんだ。見事!!

彼女の剣は変幻自在の無軌道剣――
定石にない動きで我武者羅に振ってくるから、軌道が読みにくいの。剣速は速く、身体能力は相当高いわ。

という土方先生のアドバイス。ふむ、リリィと似たタイプというわけですかな。ナノちゃんとしては苦手なタイプだ。
長剣はナノちゃんの腕力では小太刀ほど自在には操れない。
必殺の地走りも小太刀ほどの速さは出せない。半可技は打ち落とされるのがオチですし、地走りは封印となる。

だがそうなると、さすがに防戦一方となるナノちゃん。
なずなちゃんの動きはまさしく無軌道。いきなり後ろを向いたかと思えば、激しく打ち込んできたりする。
まるで剣の嵐(ソードストーム)のような剣激。
それでも、事前に速いという話は聞いていたので防御することはできているナノちゃん。
飛んでくる横面も落ち着いて剣を立てて防ごうとする。
が、右からの剣激を受け止めはずなのに、同じタイミングで左の面を斬られてしまう。

今のは単純に剣を左右に往復させただけである。
が、物凄く速いために同時に二発もらったように感じるのだという。

「双頭蛇の咬撃(ダブルバイト)」!!我が牙からは何人も逃れることはできない!!

ポーズを決めてそう述べるなずなちゃん。
うーむ、性格はさておいて、確かに強い。
腕なら2本あるが、獲物がひとつしかない状態でこのダブルバイトを防ぐ手立てはあるのだろうか・・・?
同じ速度で2回防御すれば防げるかもしれないが・・・それなら素直にかわした方が早いか。

なずなちゃんの強さ、そして飛び入りのスポチャン仮面と面白い要素が大量になってきた本大会。
沖田部長の優勝は揺るがないと思っていたが、これはどうなるかわからない流れになってきましたねぇ。
果たしてこの大会中にスポチャン仮面の正体が判明するのだろうか!?
スポチャン仮面・・・一体何者なんだ!!その正体は!目的は!すべてが謎でわかりません、お姉ちゃん!!

・シュガーレス
九島イズムが伝染した榊の拳が妹尾を捉える。
さすがに魂の乗った攻撃は強い。
その一撃で妹尾は前のめりに倒れ、動かなくなった。

・・・悪かったな妹尾。恨み足りひんのやったら、気ィ済むまで俺を恨め・・・
今度は俺が、お前が立ち上がれるまで付き合うたるわ

気を失った妹尾にその声は届くのだろうか。
それはわからないが、まあ今の榊ならば今後の態度で示してくれることでしょう。

さて、九島の連中も妹尾以外の反乱軍を倒し終わった様子。
再びこの場に立っているのは九島と御辻の生徒のみとなった。
だが、御辻の生徒は去っていく。榊を置いて。

――また離れてったか。まあ、自業自得やな・・・

思いっきり方法を誤ってしまいましたからねぇ。自業自得と考えるより他はありますまい。
因縁はほぼ解消された。岳が榊に蹴られた分についての清算については――
榊が素直に殴られることで終わらせようとしたためチャラとなった。
殴り返す気が無ぇ奴に手ェ出せるかよって話だ。

テメーのために散々体張ったコウタのバカにメンじて許してやるよ。あのバカに感謝しとけ

ふむ。岳もなかなか言うようになりましたな。
そのおかげで土下座からの不意打ちアタックなんて喰らってしまったわけではあるが・・・まあ、それはそれだ。
立ち去ろうとする岳。だがその前に、最後に一言榊に告げておく。

シャケは俺のエモノだからな。勝手に手ェ出したらブッとばすぞ

――それは、わからんなあ・・・

岳の言葉に笑顔でそう返す榊。なんだかいい感じではありますな。
トーナメントに優勝したとはいえ、出直して来いと言われたこともあり、シャケは岳だけのエモノではない。
頂点を狙っているのは他の連中も同じである。
九島のアホ共に仲間意識などないはずなのに、そう見えるのは全員が同じように前を向いているからだ

身内同士で正面からぶつかり合うことで手に入るモンもあるんやな・・・
俺にはそれができひんかったから、皆離れてった。
・・・まあ、何度でも俺の前に立ったこのアホ1人がおれば、俺には十分やな・・・

気絶しているコウタを肩に担ぎ起こす榊。いい感じにまとまりましたな。
そんな大団円の空気の中、諦めの悪い男がいた。宍戸だ。
せめてあのオレンジ頭だけでもブチ殺したると角材を拾って襲い掛かる。何度も何度も俺の邪魔しくさって!!

後頭部に一撃!を叩き込もうと思ったのだが、そこに割り込んできたバールが角材を受け止める。
このバールは・・・ヒラオリ!!左手のバールで角材を止め、右の拳で宍戸を粉砕してみせたぞ!!

フン。下衆な輩め

セリフも決まっている。殴った拳を胸のハンカチで拭くなど、仕草も素晴らしい。これには岳も――

俺のエモノを盗んじゃねー!!

ですよねー。予想通り助けたはずの岳にぶんなぐられるヒラオリでありました。ぎゃふん!!

こういったアホなやりとりをしているものだから、気づいたコウタにもアイツらホンマアホですねと笑われることになる。
まあ、誰にも毒されないアホさってことなんでしょうけどね。単細胞の強みということでもあるか。
ちなみにコウタとしてみれば、岳にだけはアホ呼ばわりされたくないとのこと。そりゃそうですわな。誰でもそう思う。

ケンカ尽くしの一日が終了しようとしている。修学旅行に来たはずなのに、本当にケンカしかしてませんでしたな・・・
まあ、とりあえず皆での宿泊を楽しむことにしようじゃありませんか。
というわけで、全員で入浴タイム。アチコチ傷だらけで染みるぜ。
髪を下ろした卜部さんとか見れたりと、楽しい時間を過ごす。いや、思いっきり中でケンカしてるけどもさ。
どうでもいいが、卜部さん。その格好で蹴りを放つのはいかがなものかと。

そして、入浴場にいないと思ったマリモは一人で全員分の夕食をもくもくと平らげていた。
これにはヒラオリも目と口が3になってしまう。いや、単にメガネを外したからこうなっているだけだが。なんでやねん!!
というか、さすがにこれは酷いんじゃないですかね、丸母さん。

エモノから目を離したお前たちが悪い

開き直りやがった!!くそう!!
でもなんだかやっぱり仲が良いような感じがしないでもなくもないなぁ。
こんな九島の連中が、翌日からは修学旅行らしいことをするという。
い、一体どんなことをするというのだ・・・?
年がら年中ケンカしかしてない連中だし、行事で何かするというシーンが想像つかないのだが・・・

修学旅行があるのなら、九島にもひょっとしたら体育祭や文化祭が存在するのかもしれない。
体育祭は単なる乱闘大会になりそうな気がするが、文化祭は気になるところだな。
ケンカは基本としても、出し物とかがあったりするのか、凄い気になる!あるのか!?

・地下通路の大冒険
別チャン創刊記念まんが賞奨励賞受賞作が掲載。
れいか先生の描く不思議な物語の始まりです。

世界美術大賞を受賞したライラック画伯の作品「空の上の少女」
この絵は地下の世界を描いたものだという。地下の世界なのに空の上とはこれいかに。
記者がそのライラック画伯にインタビューをしている。
画伯によれば、その地下の世界には空以外に森や山もあったとのこと。ほう。
空想の地下世界。しかし、画伯は子供の頃、本当にその世界を冒険したという。
というわけで、子供の頃の冒険のお話が始まります。

子供の頃は蝶ネクタイをしたお坊ちゃんだった画伯。
一度ある事情により家出をしたことがあったという。そこで出会ったのが一人の女の子。
フェンスに腰かけてこちらを見下ろしてくる女の子はこんなことを述べだす。

その先に、光はあるのかな?

何かを見通したかのような言葉を放つ不思議な女の子と僕のお話・・・

蝶ネクタイなんてしているのは怖がりなおぼっちゃまと挑発する少女。
その挑発を受け、少年は蝶ネクタイをかなぐり捨てる。
怖がりなんかじゃない。今日だって勇気を出して自由への第一歩を踏み出したんだ、と。
まあ、ようするに家出をしたという話ですわな。暗くて怖いとか思っていたクセに!!

どうせ行くあてもなくヒマならさ、面白い場所知ってるんだけどな。

少年が捨てた蝶ネクタイで髪をくくってそのように述べる少女。
そこで遊ばない?と告げてくるので、少年もつい、うんと頷いてしまうのでありました。

少年の名はライラック。略してライラ。少女の名はアティ
2人は少し歩き、橋の下へと移動する。橋の下にはトンネルがあり、中は明るくなっている。
トンネルの天井は太いパイプやチューブのようなものが走っている。微妙に近代的な施設にも見えるが・・・?

アティはここでゲームをしますと宣言をする。そう!名付けて!大冒険ゲーム!
ふむ。少年心をくすぐられるようなフレーズですな。実際わくわくしているライラだったりする。

『二人の冒険には幾多の試練が待ち受けている』『それでも二人は挑むのだ。この地下通路の大冒険に

トンネルの壁に森を描きながら進むアティ。大冒険なんだからいろんな所にいかなきゃという話だ。
なるほど。壁に絵を描いて創造を広げていこうという話ですな。
第一の試練は迷いの森。迷いの森の中、二人の冒険者は進む――
道中お腹が空いたなら、壁に木の実を描いてみる。創造の力があれば美味しくいただくことだってできるのだ。いただきまーす。
ってちょっとまった。食べる前にお祈りをしないといけませんよ。導きの神様へのお祈りを。

ライラが言うには、この世界には導きの神様がいて、生きるもの正しい方へ導いてくれるとのこと。
この木の実がこんなに美味しそうに育ったのも導きの神様のおかげなんだそうな。ふむ。
純粋にそのようなことを述べているライラだが、アティはそれを笑い飛ばす。バッカみたいー。

この木の実が美味しいのが神様のおかげなわけないじゃん。この木の実が美味しくなったのは、この木の実が頑張ったからだよ。
神様だって背中は押せても、導くまではできやしないよ

ふむ。アティの方は割と現実的な考えを持っているようですな。
やはり少年と少女では少女の方が早熟だったりすることが多いのだろうか。
というか、アティはいくつぐらいなんでしょうか。やけに立派な胸をしているように見受けられなくもないですが・・・

人生というものを語りだしたタイミングで水路のようなところに落ちてしまうアティ。
良いこと言おうとしてズッコけるとは恥ずかしい!ハハハ。てな風に笑ったせいでアティに水路へ引きずりおろされるライラでありました。
そのまま水路で水遊びに興じだす二人。いやあ、若い若い。

すっかり濡れてしまったので下着姿になり服をかわかす2人。
その間にライラは壁に絵を描き始める。
トンネルは下にもぐっており、地下へと向かっている。不思議で面白いがやっぱり空が見えないのは寂しい。
というわけで、壁に空の絵を描くライラ。ほう、これは見事な・・・上の方まで手が届きそうもないのにどう描いたのだ・・・!?
それはともかく、アティはライラの描いた絵の前に立ち、両手を広げる。

見て見て!!私!今、空の上にいるわ!!
私が描いた落書きとは違う・・・貴方は本当に世界が創れるんだ!!

絵を描くのは世界を創ることか。そういう考え方もできますな。魅力的な考えである。
褒められて赤くなるライラ。昔から絵を描くのが好きで、将来は画家になりたいと述べる。
子供の頃からこれだけ描けるのであれば確かに慣れそうな気はしますな。

でもさ・・・僕の未来は全部、親に決められていたんだ。

ふむ、家出したことと関係がありそうな話ですな。
母親はライラの夢を理解してくれない。絵画コンクールで賞を取ったことより、勉強ができているかが気になっている様子。
大人になったら主人の後を継いで立派なお医者様になる。母親が息子に望んでいる将来像はそれのみであった。

昔から僕には医者の道だけが敷かれていた。でも自分の道は自分で決めたかったんだ・・・
だから僕は勇気を持ってあの家を出たんだ。自由を手に入れるために。

まあ、子供心には家出するってのも一大決心なのかもしれませんな。
でもその先に、光はあるのかな?む、このフレーズは冒頭の言葉にかけれそうですな。

服も乾いたようなので、冒険の続きを開始する2人。次の試練は地獄の山登りである。
その言葉が示す通り、先が見通せないくらいに長い階段が目の前に存在している。
登りはじめようとするアティであったが、ここで水路に落ちた時に足をケガしていたのが発覚する。
無理に登ろうとするアティ。しかし、ここでライラが前に出る。

こんな階段楽勝だよ!!走ったりするの得意だし、家の階段の方が長いんじゃないかな!!
だから・・・はい・・・

アティに背中におぶさるように勧めるライラ。やあ、男の子だねぇ。
勧めながら赤くなっちゃったりしてるあたりが青春っぽくてよいですな。
この頼もしい行動に、アティも結構見直してくれた様子。ほほう。

アティのおかげだよ・・・アティみたいな女の子初めてだったから。話聞いてもらったり・・・ふざけ合ったり・・・
嬉しかったんだ・・・だからこのぐらい出来ると思ったんだ。

・・・ありがとう・・・でもさ・・・それでも・・・この困難な道を歩いているのは・・・ライラの力なんだよ・・・

なんだかいいやりとりをしながら長い階段を登る少年少女。
そしてついに困難な道のりを渡りきる。
しかし、その先は真っ暗な道が続いている。これこそ最後の試練。未来へと続く暗闇である

そう・・・だから私が案内できるのはここまで・・・この真っ暗な未来には自分の勇気でつき進まないとね。

未来は自分の手でつかまないといけない。そういう話でしょうか。
でも、先の見えない未来というのは怖いものである。不安になるものである。
しかしライラは怖くはないという。それでも、1人ではいけないと言い出す。

この先の暗闇が・・・未来なら・・・アティと一緒に・・・歩きたいんだ・・・

あら。なにそれ?プロポーズ?この年でずいぶんなおませさんでありますな、オイ。
ある意味凄い勇気の持ち主と言えなくはないな。暗闇を進むことくらいなんてことないわさ。

なんだ・・・言えるじゃん・・・自分の気持ち・・・

真っ赤になるライラ。だが、表情を引き締め、厳しいことをライラに告げだす。
ライラは家から逃げた「臆病者」だから。逃げた先には光があるのかな、と。

勇気がどーの、自由がどーのと言ってたけど、結局それは逃げたんだよ。

自分の気持ちを、医者じゃなくて画家になりたいという想いをちゃんと伝えたのか?
期待から、プレッシャーから、何より勇気を出すことから逃げたのではないのか。アティはそう追及する。
それはいいが、いやいいわけではないが、胸に指を這わせるアティの仕草がなんとなく気にかかる。官能的?

何も知らないくせに勝手なことを言うな!と怒鳴るライラ。
しかしアティは言う。知ってるから言ってるんだよ、と。

ライラが本当はそんな困難なんかに負けないぐらい勇敢なこと知ってるから言ってるんだよ。
困難な道を歩く勇気や自分の気持ちを伝える勇気。いろんな勇気を私に示してくれたもんね。
私はもうここで本当にお別れだけど、心配ないね。

この先の最後の試練。ライラはもう大丈夫。先の見えない未来という暗闇に、貴方の勇気が光になるわ・・・

追いすがるライラの手をすり抜けていくアティの手。
気付けば、先ほどまでトンネルの中にいたはずが、空の見える外へと出てきてしまっている。
それどころか、いるのは自分の家の前である。

突然の移動に驚いているライラ。そこに声をかけてきたのは母親。
どうやら家出したライラを探して走り回ったらしく、息を切らしているようです。心配かけてしまいましたねぇ。
それでも、ライラは母親に言わなければいけないことがある。
自分の未来のために気持ちを伝えないといけない。勇気を出して――

真っ白な空間で1人たたずむアティ。
不思議な少女アティ。その正体はライラが信じていた導きの神様でありました。ほう。
導きの神様という名を冠していますが、その役目は背中を押してあげることである。
木の実の時も話していた通り、本当に進めるかどうかは当人次第である。
ライラにはその勇気は元からあった。アティはその背中をちょっと押してあげただけ。そう述べる。涙を流しながら――

子供の頃の大冒険。
その思い出は色あせることはない。だからこそ、画伯と呼ばれるようになったライラはその時の絵を描いた。
記者は信じてはくれなさそうだが、自身にとっては間違いなく起きたことであるのだから。

絵画に布をかけ部屋から去ろうとするライラ。
しかし、背を向けたところで、どこからか入ってきた少女が布を外し、絵を見つめる。

キレイ・・・まるで空の上にいるみたい・・・

聞き間違いようのない、懐かしい声。アティの声。
驚き振り返るライラ。しかしそこにアティの姿はない。その代り、あの日、アティが髪飾りとした蝶ネクタイだけが残されていた。

何十年も経過し、思い出の品はライラへと戻ってきた。
あの日の冒険は今でもずっと心の中にある。あの地下通路での大冒険はこの先も忘れることはないでしょう・・・

というわけで、地下通路の大冒険でありました。
いやあ、なんだか久々に綺麗なお話を見たような気がしますな。
アティが普通の子じゃないのは最初から薄々と感じてはいましたが、神様までとは思いませんでしたな。
やけに胸があるのはそういう補正がかかっていたからと考えればよいわけか・・・!?

大きな捻りなどはないけれど、たまにはこういう暖かい話もよいものですな。
れいか先生の次回作に期待します!!

・木曜日のフルット
確かに1円をわざわざ拾う気になるかというと疑問が残る。
とはいえたかが1円、されど1円と申しまして・・・
精神的に負担をかけるぐらいなら拾った方がいいですわな。それで負担をかける方もどうかと思うけどもさ!!

それにしても、逐一鯨井先輩について歩くフルットがなんとも可愛い。

・総合感想
今年も作品間の繋ぎのコラボが冴えてますな!!
いいぞチャンピオン!!こういう遊びはもっとやれー!!

というわけで、2013年最初の号でございました。
今年のチャンピオンはペダルのアニメ化という要素もありますし、攻め気で来てくれる気がしないでもない。期待したい。

さて、次号は別チャン創刊記念の新人まんが受賞作[ポストマン]が掲載。
さらに別チャンで好評連載中のサンセットローズの外伝が掲載される。
米原先生が週チャンに帰還される!!読み切りのみとはいえ嬉しい話でございますなぁ。
単行本も発売されておりますので、要チェックであります!!



2013年 4+5号


・弱虫ペダル
TVアニメ化決定!!
シンプルに力強く、重大発表の内容が明かされました。
いやあ、来るか来るかと思ったら、本当に来ましたねぇ。
詳細は順次発表とのことなので、放送時間や放送局などはまだ不明です。

というわけで、TVアニメ化決定記念のペダル3倍祭開始!!
本編2話+SPARE BIKEの計3話が載っているぞ!!

金城さんから次のキャプテンはお前だと指名されたのは2年の手嶋さん。
第2世代総北の活動はここから始動する。
前回は事前に引き渡しがされた場面だったのかと思いましたが、実は全員が揃った状態だったらしい。
これからは完全に一線を退き、見守る立場となる3年生たち。
最後に感謝の言葉を後輩たちに贈ります。パチパチパチパチ。

オレたちはマジで幸せ者だよ。マジで最高だったぜ。あたぁ、たのむぜ。
キャプテン手嶋純太!!副キャプテン青八木一!!

凛々しい表情の2人が指名されて全員の前に出る。そして挨拶。

総北は優勝した。王者、箱根学園をやぶった。同時に背負った。
インターハイ優勝チームの重圧。責任。プレッシャーを。
次のインターハイ・・・いや、その前のレースから全てのチームにマークされるだろう。
それをはねのけ勝たなければならない。絶対に。どんな状況でも。
なぜならばオレたちは、来年のインターハイでシングルゼッケンをつけて走る"王者"だからだ!!

そう。これからは総北こそが王者を名乗ることとなる。狙われる側の立場となるわけだ。
その重圧を受けて走らねばならない。となればあれですな。
"オレたちは強い"これを常に口にしないといけないわけなんですな。王者の義務として!!

未来予想ではシングルゼッケンのさらにエースナンバーである1は坂道がつけることになっている様子。
まあ、本当に1位を獲得した男ですからねえ。これは当然と言えるでしょうさ。

それはさておき。新キャプテンと副キャプテン。2人と共に走る1年生3人組。
さっそく手嶋さんは1年生たちに声をかけてきます。来いよ。インハイでどれくらい強くなったか確かめてやるよ、と。

鳴子「おもろい!"勝負"いうことですかパーマ先輩!」
手嶋「きこえなかったか。そう言った。この道のドンツキの信号のとこまで勝負だ!!」

前に出て加速を開始する手嶋さんと青八木さん。
コースは平坦道の15km。策士である手嶋さんはどのような手を使ってくるのだろうか。警戒する今泉君。
青八木さんが前に出て本格的な加速を開始。この先頭交代のスムーズさ。2人走りは健在か!
だが、注目するべき点はそこではなかった。走りの様子を見て鳴子と今泉君は同時に気づく。

策略なんかない!!あの人たちは力ワザでオレたちを引き離すつもりだ!!
"あの人たちは力がないから策略でくるはずだ"そうよんだオレたちの完全にウラをかいてきた!!フル加速するぞ!!

アホか。気づかんかった。気にも留めんかった。今更や!!
よう見たらあの人ら、あの人らの脚、合宿の時と全然ちゃう!!メッチャ練習しとる脚やんけ!!

インターハイまでは自分のことで必死だった1年生たち。
脱落した2年生たちが休むことなく練習していたことなど気にも留めていなかったでしょう。
まあ、実際のところ、ここまで成長しているとは誰も思いますまい。
休まず練習してたのは1年も2年も同じはずなのに、メッチャ練習している脚になっているという。
なんですか?合宿前まではそんなに練習してなかったんですか?
いや、たぶん肉体が本格的に出来上がったのがこの時期だったのでしょう。
2年時はまだ未成熟だった身体が、ようやく才能に目覚めようとしている。特に青八木さん。

あいつはスプリンターとしての才能を開花させつつある!!

金城さんのその言葉の通り、青八木さんの筋肉がもりもりと増大していっている。
脚の太さ!背中の筋肉の起こり。まさしくスプリンターの体つきである。たくましくなったなぁ・・・

その健脚を見せつけ、最後まで鳴子や今泉君に追いつかせることなく設定したゴールにたどり着く2年生たち。
よもやの敗北。せっかく平坦スペシャルのディープホイールにしたというのに早速敗北するとは・・・鳴子も立つ瀬がない。
あ、ちゃんと表記がディープホイールになってる。やはり前回のディスクホイールは間違いであったか。

鳴子と今泉君を挑発しつつ、手嶋さんは言う。

まだ足りない・・・!!オレたちは――総北はもっと強くなる!!第2世代総北だ!!

新キャプテンとしての格と矜持を見事に見せつけた手嶋さんでありました。いいスタートだ。
「自分たちより格下だ」という一瞬の油断をつかれての敗北。悔しいでしょうが、それもロードレースである。
しかし、鳴子や今泉君が敗れたのは油断によるものだと言える。
が、一人。元々平坦はそこまで速くないとはいえ、大きく遅れている男がいた。坂道だ。
後をゆっくりと走ってついてきていたはずの3年生よりもさらに後ろを走っている。不安になる状態だ。

追いつけない。追いつかない。がんばらなくちゃいけないのに。弱気じゃダメだ!弱気じゃダメだ!

頭を振るが、浮かんでくるのは去って行った巻島さんのこと。
強くなって巻島さんと勝負する。それを目標に頑張ろうとした矢先にその目標がいなくなってしまう。
想いをぶつける先がなくなり、空回りする坂道。弱気になっちゃいけないと思っても、それはやはり難しいようで――

巻島さん――ボクは――どうやって強くなればいいんですか

沈み込む坂道でありました。うーむ、重症ですなこりゃあ。
というところで3倍祭りの1本目終了。続いて2本目の本編に移ります。

やはり沈んだままの坂道。
巻島さんの名札の外されたロッカー。メーカーのステッカーが張ったまま残っているのがまたなんとも寂しい。

なんでだろう・・・このところ、たたかれた背中の感触がやけにリアルに思い出させる。

幻覚が浮かぶほどに思いつめた様子の坂道。危ういですなぁ。
巻島さんに総北を頼まれたのだし、絶対にくじけちゃダメなんだと考え、走り出す。
過去は振り払って前に進むんだ!!
そう考えるものの、想いが空回った状態では自転車が進むはずもない。文字通り空回っているわけだからな!!

というわけで、勢いが制御できずにコースアウトする坂道。危ない。
が、落車するときは毎回絶妙に草むらにダイブするようになっているらしい。防衛本能のなせる技か?
いや、それならそもそも落車をするなという話である。

鳴子たちには新しい自転車にまだ慣れていないのだと説明する坂道。
だが、沈んだ表情は手嶋さんには隠せない。よく見てますからね、この新キャプテンは。

さて、練習再開。
坂の練習。キョリ200mの2段坂。短いキョリの坂でございます。
これならスプリントで一気にいけると張り切る鳴子。負けじと並ぶ今泉君。
坂。登り。これはクライマーの出番。見せ所。
巻島さんが去った今、坂道は総北唯一のクライマーである。それがまた、自身が頑張らないとという気持ちにさせる。

が、ダメ。力が入らない。
心のギアが掛け違っていてはどれだけ力を込めたって空回るだけってことであります。
強く想うだけでは答えてくれない。身体ってのは正直なものですな。

そんな風に悩む坂道の横に並走してくれる手嶋さん。
青八木さんに指示を出し、他の面々は先に行かせて、2人で話せる機会を作る。ゆっくり登ろう。天気もいいんだ。
そう切り出しながら、巻島さんの思い出話を始める手嶋さん。

巻島さんはああ見えて優しかった。取っ付き辛いというか、話すのが苦手な巻島さん。
だけどいつだって親身になって接してくれる。いい人だ。
でもクライマーとしてのアドバイスは役に立ちません。その登り方は貴方しかできませんってばよ。

――巻島さん。まだボクは――まだボクは教わることがたくさんあったんです!!なのになんで!!

技術的にそんなに教わる部分ってありましたかね?精神的な話でしょうか?
いやまあ、コース取りとか覚えることは色々とありそうではありますが。

つらかったら休めよ。今詰め込んだって、力にはならないよ。
いつか話したろ。高みにいく時は自分の立ち位置を知る。そういうのが大切なんだ。
自分の立ち位置考えて、相手にはこう思われている。こう見えてる。だったらこうしようって。
そうすりゃ突破できんじゃないかってアイデアひねんだ。

オレは弱い

立ち位置の話をするということで、一番己自身を認識していると感じさせる言葉が出てきました。
王者としては問題がありそうな言葉だが、把握できているというのは大事なことだ。

今泉や鳴子は強い。インハイで3年生とも互角に戦った。オレは今や青八木にもスプリントじゃ敵わない。
キャプテンなのに1番弱い。メンタルだって強くない。
だがそれを知ってる。やるべきことはそれを補うためのひとつひとつの努力だ。そこに突破口がある。そう信じてる。
休んだっていい。悩んだっていい。小野田。それさえ進むってことなんだ。信じろよ。光は必ず射す。
巻島さんに魂もらったんだろ。おまえも

よい話ですなぁ。
坂道にはこうやって親身になってくれる相手がまだまだ必要なのである。
強さはさておき、メンタル面では一番不安定な子であるのは間違いない・・・今泉君も微妙に不安定か。
ともかく。手嶋さんによって勇気づけられた坂道。
それはさておき、気になる言葉を最後に言ってますね。おまえも、という言い方は・・・?

所変わって、空港。
今ついに、巻島さんが日本を飛び出しロンドンに向かおうとしている所である。
そこに友の船出を祝おうと電話をかけてくる東堂さん。相変わらず仲のいいことだ。
見送りは断ったので1人でいる巻島さん。語る間はある。

今年は負けたが来年は勝たせてもらうよ、巻ちゃん
オレが卒業しても黒田、真波を筆頭に箱根学園には強いクライマーがまだウヨウヨしている!!

卒業しても母校の戦いは続くので俺たちの戦いは終わらないぜっていいたいのでしょうか。それもまた絆ですな。
しかし、総北は慢性的なクライマー不足に悩まされている。
坂道が入ってきて巻島さんが大いに喜んでいたくらいですしねぇ。
東堂さんも心配している。いくら強いとは言え1人では勝てんな、と。

巻島「いやぁ・・・いるっショ。クライマー。うちにも」
東堂「ほう!!強いのか。センスはあるか」
巻島「からっきしだ!!

力強く言い切る巻島さん。しかし、直後にこう付け加える。

けど総北には合ってんじゃねェのか。ああいうタイプ。
才能ねェ。センスもねェ。だから努力で登る男だ!!

まるで主人公のようですね。
そのように言われているのは、キャプテンである手嶋さん。
そう、巻島さんの魂を受け継いだのは坂道だけではない。手嶋さんもまたクライマーとしての使命を受け取ったのだ!!

なかなか面白い展開になってきました。
2人走りと策士面ぐらいしか特徴のなかった2年生であったが、ここに来て特色が出てきた。
青八木さんは田所さんに代わりスプリンターに。手嶋さんは巻島さんに代わりクライマーにという風にだ。
そうと定めれば、努力して立派なクライマーになってくれることでしょう。疑いようもない。

頼もしい話ではあるが、やはり現状レギュラーが5人では足りないのではなかろうか?
後1人。金城さんに代わるエースが必要になる。が、さすがにそれは望みすぎか。
来年にやってくる新1年生に期待ですかね。古賀先輩や杉元の成長に期待は・・・さすがに、ちょっと・・・ねぇ?

・囚人リク
策謀が動き出す。
脱獄計画の証拠をねつ造すべく、看守服の用意を行う加藤看守。
期限は3日。それまでに加藤看守をどうにかできないと、ねつ造した証拠でカタにはめられることとなる。
ダブルドラゴンクロスの面々はボスを無事に救い出すことができるのか!?

しかし、やはり刑務官の給料はそんなに高くないみたいですね。
車も小さいし、部屋も確かに手狭だ。家族のために出世を願うというのも分からなくはない。
だからといってその犠牲にされる方はたまったものじゃないですけどね。

看守服の作成を依頼した翌日。
朝早くから業者の荷物を搬送している高木さん。
そこにやってきたのは山田運送の業者に扮した神木さん。荷物を渡すと同時に高木さんに何かを手渡す。
それが何かはすぐに判明する。まさか刑務所でこいつが使えることになるとはな、という代物。
そう、携帯電話だ!!
かなりの小型化が施されている品物である。手の中に隠せるし、隠匿するには良いものだ。
通話機能などはおそらくなく、メールの送受信のみが行えるものでありましょう。

神木さんたちは加藤看守をはめる策を考え付いている。
だが、それを実行するには内部協力者の存在が必要不可欠となる。どうか高木さんに協力してほしい・・・願う神木さん。
その祈りが果たして通じたのか。メールに返信が来ました。その内容は――

やる。指示しろ。高木

丁寧にも名前入りで、期待していた返信が届くのでありました。よかったよかった。
このメールからも高木さんの実直な感じが伝わってきますな。

正しいことが何かわからない。ただ、森田の覚悟に報い、栗田を苦しみから解放してやりたい。

高木さんは腹を据えた様子。こうなればもう迷っても仕方がないですものね。
さて、さっそく神木さんから加藤看守をはめる作戦が通達される。
メールは送受信すべて削除願いますとのこと。まあ、万が一のことを考えたらそうしておかないとね。
まずは極楽島特級刑務所で使用されている帳簿をこの携帯電話で撮影する。撮影機能も要しているのか、この携帯!高性能だな。
その写真でニセの帳簿を偽造するとのこと。

配食で看守室に入り込む高木さん。
こうして考えると炊場の頭という身分は便利ですな。好きな仕事に自身を配属できるわけなのだから。
看守が全員食事に立ったのを見計らい、こっそりと帳簿をめくって撮影する高木さん。なかなかにスリリングだ。
そりゃ、無事に終われば高木さんといえども一息をつくさ。ふぅ・・・

さっそく撮影した写真を送信。どうでもいいが、携帯を使うのは豚舎の前と決めているんですな。
まあ、ここなら看守もあまりこないという判断なのでしょうけども。豚さんが力をくれるという判断もあるかもしれない。

写真はなかなかの出来栄え。
確認しながら撮れるようなものでもないのに一発で綺麗に撮る高木さんはなかなか凄い。
印かんの文字もはっきりわかる状態だし、偽造するには問題ないようだ。

これで帳簿の操作は大丈夫。だが、本番はここからだ。
加藤看守を罠にはめる作戦の開始。まず、加藤看守が賄賂を受け取っていたこととする必要がある。
賄賂の品を用意するのでそれを看守の更衣室にある加藤のロッカーに忍ばせて下さいとのこと。

いくらなんでもそりゃムリだ!!
看守室までなら配膳で入り込める。だが更衣室となると話は別だ。たやすく囚人が立ち入ることなどできない場所。

と思い悩む高木さんだが、看守室に入り込む作戦もメールには記載されていた。
なるほど、これなら・・・と高木さん。
だが、看守は何ごとにも短時間のサイクルで巡回する。それをクリアしないといけない。
その問題については神木さん。なんとかしますと返信。何か考えないといけませんなぁ。

昼の3時ごろ。今度は佐々川運送の業者に成りすまして潜り込む神木さん。
なんだか神木さんばかり動いている気がするが、顔を覚えられたりしないのだろうか。時間が違えば当番の看守も違うか。

神木さんはトイレが我慢できないと装う。このままでは我慢できずにもれちまいます、と。モジモジ。
初登場時に比べてなんだか可愛い感じになっている神木さんである。この懇願に看守も折れる。
囚人用のトイレは使わせれないので刑務官用のトイレを使用させてもらえることとなった。計画通り!!

トイレに入り込んだ神木さん。まずは窓を開けて何かしている様子。何をしているのだろうか?
それはわからないが、ともかく準備は整った様子。
あとは2日後。決行するのみ!!

その2日後の昼。
偽造の看守服もできており、加藤看守の手にはテーラー寺西の袋が握られている。
一方、ダブルドラゴンクロス+高木さんの作戦も決行の時を迎える。
どうやら神木さん、配管に細工をしてトイレの汚物をあふれさせた様子。
看守が自身でこれを始末するとは思いにくい。こういう汚れ仕事は囚人にやらせるはずという読みだ。
その読みは正解。高木さんのもとに掃除の依頼が来たので、1人でそれを受ける高木さん。来たか、決行の時!!

高木さんを呼びに来たのは城之内という小さな看守。若いのか、看守内でも立場は低いようだ。
高木さんに掃除を任せた後、用事があるのかどこかに立ち去る。うーむ、油断してますな。信頼されているともいうか。
それに付け入る感じにはなるが、四の五の言ってはいられない。べしゃべしゃと音を立てて移動し、用具入れを開ける。
その中には加藤看守のロッカーに仕込むための賄賂が隠されていた。こいつを持って更衣室に行き、忍び込ませれば作戦完了。

ただし問題は、俺がこの場を離れている間に看守が様子を見にきた時だ。
俺がいないとなると看守にとっては一大事。騒動になることは必至だ。どうか・・・

窓の方を一瞥し、祈る高木さん。
トイレを出て更衣室を探して走り回る。そうか、場所は知らないからまずは探さないといけないのか。
途中で看守と出くわす可能性もあるし、これもまた危ない橋ですな。

どうにか無事に更衣室を探り当てた高木さん。加藤看守のロッカーに賄賂を忍び込ませる。
だが、高木さんが移動している間に看守がやってきてしまいました。
高木さんの言う通り、短いサイクルで行動しているため、確認に戻るのも早いということですね。

いない!!あいつどこへ行った!!
やばいぞ!!目を離したスキにどこかへ行きましたなんて始末書もんだぞ!!

囚人の行動や補足より、自身の罰を先に恐れる辺り、城之内看守はやはり下っ端ですなぁ。
罪を逃れるために都合のいい考えをしようとする城之内看守。
糞でもしているのかとトイレの個室を開けて回る。最後の個室。ここにいなければ、高木さんが抜け出したことが明らかになる。
が、その個室から飛び出してきたのは看守の腕。
隙間から右腕だけ突き出し、扉を開けるのを押しとどめる。

高木はここにいる。気分が悪くてゲロ吐いてやがる。
俺がついて監視してるから大丈夫だ。それとも見てみるか?ゲロまみれの高木を。

そういって追い払おうとする看守の腕。
その言葉を証明するかのように、弱弱しい高木さんの声が個室内から聞こえてくる。
城之内看守はそれで納得したのか引き下がる。とりあえず始末書は免れたとほっと一息。うーむ、ダメな子だ。
今の看守って誰だろ?とは思うが、まあいいかで済ませてしまう。ダメな子!!

もちろんこの看守は本物ではない。
トイレの個室にいたのは看守に化けた偽物。手錠を外し、看守服の腕を使って偽装した男の演技であった。
となれば、この演技は手錠を外せる男にしかできない。そう、脱獄王、田中一郎の電撃参戦だ!!

高木さんの声は例の携帯で声を録音していた様子。うーむ、本当に高性能だな。このサイズで。
なるほど。高木さんが窓の方を一瞥していたのは、そこから田中一郎が入ってくるのを知っていたからなんですな。

頼もしい味方の参戦で、炊場編の戦いもいよいよクライマックス!!
加藤VSファミリーの戦いはどのような決着を迎えるのだろうか。
今のところねつ造作戦は互角の推移を見せている。
が、加藤看守が自身で発覚させるのに対し、ファミリー側は帳簿偽造の発覚を誰かにさせないといけない。
このタイムラグがどうでるか・・・まだ予断を許さない状況であります。
下手するとどっちのねつ造も成功しました。加藤看守とレノマ&リクの全員が罰されました。なんて可能性もあったりする。
最悪の事態を回避することができるかどうか・・・楽しみでありますな。

しかし、田中一郎はどうやって参戦したのだろうか?
田中一郎がリクたちの脱獄計画を知っているのは、当のリクかレノマさんしか知らないはず。
レノマさんが事前にファミリーに通達でもしていたのだろうか?
そうなれば神木さんたちが協力を取り付けるよう高木さんにお願いして、という流れでいけなくはない。
となると、まずは高木さんと田中一郎の邂逅が描かれる可能性がありますな。どんな風に話すのか楽しみな2人だ。

・弱虫ペダル SPARE BIKE
新たなSPARE BIKEの物語が始まる。
大好評を博した巻島編の次は・・・この2人!!福富さんと新開さんの2人の話だ!!
でも、タイトルにあげられる名前は新開さんのみである。これはどういうことなのか?
福富さんの話はまた別に用意されているのか、それともタイトルに名前があがることはないという話なのか。どっちだ!?

ともかく、新開さんのお話です。
物語は新開さんの昔語りで始まる。泉田君が荒北さんのような昔話はないんですかと尋ねたからだ。
荒北程面白い話はないと前置きして話し出す新開さん。
まあそりゃあね。昔はリーゼントでしたなんて言われたらそれだけで吹き出す話ですし。あれを超える面白さは難しかろう。
それは置いておいて。新開さんの中学生時代の話が始まります。

新開隼人。秦野第一中、3年6組。自転車部所属、副キャプテン。愛車はサーベロ。
福富寿一。秦野第一中、3年5組。自転車部所属、キャプテン。愛車はビアンキ。

そんな2人の物語。いやあ、やっぱり昔の福富さんはやけに若いというか、大人しい顔つきでございますね。
新開さんも目が大きく描かれているせいか幼く見える。

神奈川県西部の秦野市。そこに存在するのは秦野第一中学校。
新開さんは顧問の中村先生が呼んでいると福富さんを呼びにやってきた。
福富さんはビアンキの洗車中。愛車の手入れとは感心ですな。

時期的にはもう高校の進学を考えないといけないころ。もちろん2人は箱根学園に入るつもりである。
新開さんは一般入試だが、福富さんは自転車の推薦枠で入れるらしい。うーむ、実績の差であるか。

神奈川で自転車やってるヤツは必ずあこがれる箱根学園・・・!!
一冬越して春になるのが楽しみだな!!

てなことを、ものを食べながら語る新開さんでありました。食いしん坊ぶりは昔からか・・・!!

春になったら高校――か。早いもんだ。
入学式で会った時は「オレは速い」を連発してたっけな。
箱根学園は確かブレザーだな。寿一似合うかな
また寿一と走るために。ヤベ、オレ受験がんばんねーとな。

なんだかやたらと福富さんのことを気にかけている新開さん。ブレザーのことは気にしないであげて!!
というか、中学生のころの福富さんは強いじゃなくて速いが口癖だったんですね。
総合的な速さはともかく、平坦の速さでは新開さんの方が上である。
その辺りを鑑みて、言い方を変えるようになったのかもしれませんな。
ちなみに新開さんは寒いのが苦手らしい。まあ、自転車は走ってれば熱くなれますからね。寒がりにも安心。

顧問の中村先生に呼ばれて職員室に赴く福富さん。
そこで聞かされたのは衝撃の話。なんと箱根学園への推薦を取り消すという話だった!!
その理由は・・・素行不良!?
学校としてはそういう生徒を推薦するわけにはいかないとのことである。

素行不良ねぇ。福富さんが一体何をしたというのだろうか。
見た目からして、真面目そうな顔してるじゃないですか。思いっきり金髪なだけで!!
いや、やはりその頭は言い訳がし辛いな・・・眉毛は黒いしやはり金髪は染めているとしか思えないのだが・・・
後輩や先生含めて誰からもその部分を言及されないのは福富さんの人徳。ということにしておこう。

走ってる時のゴミのポイ捨て。道路にペットボトルや食べたあとをすてる。
他のサイクリストに勝負をふっかけてはケンカをする。

そういった苦情が近所の住民の方から届けられているらしい。後輩は福富先輩はそんなことをしないと庇ってくれる。
が、どうやらこんな報告が入っているらしい。
外国製の"ビアンキ"に乗った男が、"オレは秦野第一の福富寿一だ"って言って走り去るって

ふうむ。これはあれですな。偽物ですな。
福富さんは優勝経験が1回や2回ではない。となれば否が応でも注目を浴びるようになる。偽物も出て来ようってものだ。
それ自体は仕方ないかもしれないが、それで推薦が取り消されるなど悔しい話である。
後輩たちは語る。
箱根学園に入った山の福富さん。直線の新開さん。2人で絶対インターハイで活躍するだろうって。想像したら超コーフンするって。
・・・けど、推薦取り消しになった生徒は一般入試でも入れないんでしょ。箱根学園って。

ほう。そんな話がありましたのか。それは悔しがっている場合ではありませんな。
沢田、石本という2人の後輩に礼を言って立ち上がる福富さん。新開さんもそれに続く。
まだ願書締め切りには2日ある。となればやることはひとつ。その偽物を捕まえる!!それだけだ!!

というわけで。偽物捕獲に路上に乗り出す福富さんと新開さん。
新開さんはあんぱんくわえてのサイクリング。これはまた水分が欲しくなりそうなものを。

それはさておき、福富さんは偽物について予想する。おそらくかつてレースでオレに敗北したヤツだ、と。
ただ心当たりは複数いるので絞れるものではなかったりする。まあ、しょうがないか。
ともかく相手が誰であれ、とっつかまえて謝罪させる。そうしないと寿一との高校生活が台無しになってしまう
張り切る新開さん。福富さんもそれにつられるようにして加速するのでありました。

さて、その福富さんの偽物だが・・・
確かに食べ物をポイ捨てしている。外国製のビアンキに乗っている。
そしてこう叫んでサイクリストにケンカを売っている。オレは秦野第一中の最速推薦男、フクトミジュイチだ!!と。
し・・・しかし、この顔はない。ないない。
もう少しどうにかならなかったものなのか。いや、もとの顔だからどうにかなるものでもなかろうが。
とはいえ、眉毛はそっくりである。
特徴をあげるなら、金髪で眉毛が太い男ということになるし、これなら確かに福富さんそのものとなる。アカン!!

というわけで、とっつかまえるしか手はない様子。
福富さんの偽物を語るくらいだし、それなりには走りそうであるが、どうなんでしょうかね。

・毎度!浦安鉄筋家族
本当、浜岡先生は画太郎先生好きですなぁ。
まさかオリジナル原稿が用意されるとは・・・仲のよろしいことで!!

・侵略!イカ娘
斎藤先生は東大出なのか。 学歴は高いが、子供好きが抑えきれずに先生になったわけなんですね。分かります。
しかし、栄子の学力は本当に不安になるレベルだ。
いくらなんでもどうやって2で割るんですか?はないだろう。頭を使え!!

学力と頭の良さは別であるというのがよくわかるお話でございます。

次号はアニメ特報カラーということだが?
単行本に付随のOAVの話でしょうか。まさかの3期ならばもっと大きく扱われるはずであるが・・・

・バチバチBURST
一進一退の攻防を繰り広げる両者。
王虎の張りをかいくぐり、鯉太郎は得意のブチカマシを叩き込む。
が、その一撃も王虎には効いていない。
食らわした場所が強靭な胸だったということもあるが、弾き飛ばされてしまう。

その怪物に死角なし。アオリが全くもって当てはまる感じでありますな。
鯉太郎のブチカマシを弾き飛ばす。これにはさすがに同期の面々も驚きを隠せない様子。
そして、弾いた後、すかさず腕を伸ばして組み付いてくる王虎。
左腕で鯉太郎の右腕を巻き付くように挟み込む。出た!左の小手投げの構えだ!!

王虎の得意技として周知されている左の小手投げ。観客もくるぞ・・・と固唾を飲んで見守っている。
だが、王虎の小手投げにはスキがある。
鯉太郎としてみればこの構えに持ち込まれたのは絶望というわけではない。
むしろ逆転を狙うことのできる勝負どころの形である。

小手投げにいこうと腕を抱えた時、一瞬ではあるが体が半身に開く。ようするにギュッとせずにバーッとなるのだ
その隙を逃さないようにしないといけない!!

終わってんだよ馬鹿が・・・

王虎の小手投げ始動。逃すな!と叫ぶ空流親方。それを聞いた虎城親方。やはり気付いておったか・・・!と焦りの表情。
鯉太郎は見事にその一瞬の隙をついてみせる。
教わった通りに、体を寄せて王虎のハズをとるために腕を伸ばす。ここ・・・だ!!
取った!後は押し切るだけ!!
と思いきや、同時に王虎の開いていた右腕が鯉太郎の左腕を押し、戻す。おっつけの形だ。

合ってただろ・・・ダイミングは・・・無意識の隙・・・その明らかな弱点を動揺一つなく瞬時に対処しやがった・・・

やはり王虎の小手投げの隙はわざとというわけではなかったらしい。
だが、その隙を突かれたとしても、一瞬で対応できるように体が作られている。これが天才の動きということなのか・・・!!
しかし勝負のセンスということであれば鯉太郎も負けてはいない。
押しが潰されたのであれば、すぐに次の形に移行する。
王虎が右腕を挙げたので、まわしが開いている。左手でまわしを掴んだ。これは・・・下手投げの形だ!!
この判断の速さは虎城親方も驚くほどである。うむ、いい戦いだ。

渡部「いった!!下手投げ・・・」
田上「王虎!!

得意の投げの形に移行する鯉太郎。
ふむ。やはり田上さんは王虎を応援しているのですね。
鯉太郎とは仲のよい田上さんだが、ここ最近は王虎とも交流してましたしたものねぇ。なんだかんだで同じ部屋の力士ですし。

必殺の投げ。であるのだが、ここでも王虎の動きは常人を上回る。
投げに移行した鯉太郎の左腕を右腕で抱え込む。これは、右の小手投げの形か!!右でも打てるのか!?
打ち合いだ・・・!!どちらの投げが勝るのか、その勝負と相成った!!

ウザってーんだよ。
消えろ・・・消えろ・・・消えろ・・・消えろ・・・鮫島鯉太郎・・・!!!

声にならぬ雄たけびをあげる王虎。
それに対し鯉太郎は冷静。冷徹に集中しきった表情を見せる。
そして景色が回転する。会場が、観客が、王虎が。回っている。いや・・・回って見えている!!
そう。回ったのは鯉太郎
左腕をとられ、体がぐるりと半回転。そして土俵に叩き付けられる。

えっ・・・

呆然とした様子の鯉太郎。
仰向けとなっているため、投げ終えた王虎の表情が倒れた状態のまま見ることができる。
その王虎の表情は・・・満足したかのようにやたらと綺麗な表情であった。

よもやのスピード決着!!
だが、この短い取り組みでも迫力とお互いの見せ場があったいい取り組みであった。
しかし、鯉太郎と王虎の間には大きな開きがあると実感させられた一番でもある。
虎城親方のいう、この幕下で誰が止められるという発言も頷けますわな。

それにしても、勝利した王虎はどういう気分でいるのだろうか?
あれだけ憎んでいた相手を投げ飛ばしたのである。凄いスッキリしたのではなかろうか。
心を占めていた闇が、この一投げで綺麗に吹き飛んだ。残ったのは聖なる王虎でした・・・なんて展開があるかもしれない。
マスコミの前だけで見せていた綺麗な王虎に本当に変化し、鯉太郎の引退も取り消すように動いてくれるかもしれない。
それはそれで面白い展開だからありかもしれませんな。
まあ、それで常松とかに負けたらまた元のダーク王虎に戻ったりするのかもしれませんが・・・振り幅が大きいのも面白い!!
そんな感じでいいので、鯉太郎の引退話の件はさらりと流してほしいものですね。
元々鯉太郎は引退するとは一言も言っていないわけですし・・・どうなることやら。

・クローズZEROU 鈴蘭×鳳仙 外伝
別冊で連載中のクローズZEROU。2013年の1月8日に単行本の1巻が発売されます。
というわけで、その宣伝も兼ねて外伝の掲載。
本編のキーマン・美藤真喜雄と鈴蘭最強の男・リンダマンの出会いの物語が描かれる。

林田ことリンダマンの中学生時代の話。
道を歩いていたリンダマンが複数の3年生に絡まれている。
その様子を土手の下の草むらで聞きつけた真喜雄。
だが、手を貸すとかそういう間もなくリンダマンは3年生たちを瞬殺してしまう。

数日後。人数を倍近くに増やして3年生たちのリベンジ。
今日は人数が違うんだよ!!この間のようにはいかねェからな!と意気込む3年生たち。なんか可愛いな。
まあ、結果は前回と同様でございましたが。フードを下ろさせるぐらいはできたか?

そのリンダマンに、中坊にしてはなかなかやるよと話しかける真喜雄。
だがその言葉に返事もせずに去っていくリンダマンでありました。愛想のないことで。

さらに数日後。今度は10人以上を集めてきた3年生たち。
さすがに集めすぎじゃないかと言っているが、このままでは引き下がれない。
というか、その人数でも勝てるかどうかわからないでしょ。正直なところ。
全員武器も持っていないところを見ると、意外にまともな連中なのかもしれない。

どうやらリンダマンは2年生。途中で転校してきた生徒の様子。
なるほど、それでやっきになって潰そうとしているわけですな。面子を保つのも大変だ。

ぞろぞろ連れ立って歩くが、その正面に同じように大人数で歩いてくる一団があった。
先頭の2人以外はハゲ頭の学生集団。これは・・・鳳仙の生徒だ!!

どうやら狙いは真喜雄の様子。
リンダマンがいつも歩いている道で、今度は真喜雄がケンカを始めた。
そしてリンダマンと同じように大人数を一人で仕留めてしまう真喜雄。
リンダマンを狙っていた中学生たちは巻き込まれないように逃げ出してしまったのでありました。

アンタも強ェじゃねェか

強者同士の初めての会話。
真喜雄は名前を名乗り、ラーメンでも食いに行こうぜと誘う。
どうやらあの道はじいちゃんの所に見舞いに行く通り道だったらしい。なるほど。それでよく通っていたのか。
面倒くさい連中が待っていても、わざわざ回り道をしたりしない。さすがに後の鈴蘭最強の男である。

それからちょくちょく真喜雄にメシをおごってもらっているリンダマン。
じいちゃんの調子は良くもなく悪くもなくという様子。
ちなみに真喜雄には弟が2人いるとのこと。1人は別冊にも登場してきましたな。確かにやんちゃそうな奴だった。

リンダマンも中3となった。高校もじいちゃんの希望で出ることとなったので、進学をしないといけない。
ならばと自分のいる鳳仙に来るか?と誘いをかける真喜雄。
だがリンダマン。世話になっている人がいるので鈴蘭にいくと言い出す。

そっか鈴蘭か・・・それいいかもな。鈴蘭にはすごい男たちがいる

その言葉通り鈴蘭には凄い男たちがいました。
その中の一人は、何度もリンダマンに挑みかかっている。そう、今日もまた。

おせェぞリンダマン!!

吠える滝谷源治。このタイマンが本編の開始へとつながるのでありました。
宣伝という意味合いでもなかなかよい外伝でありましたな。本編での活躍に期待だ!真喜雄は回想での活躍に期待ってことで。

・クローバー
仙台にて不良とのケンカ。
ハヤトのケンカの才能が目覚めるか!と思いきやそういう話ではありませんでした。
警察の方々が不良を取り押さえてくれる。
さすがにどうみても子供に殴り掛かっているようにしか見せませんからね。
抑え込まれるのは不良の方だけとなりました。よしよし。

ただし、ハヤトたちも補導はされてしまう。
話を聞けば、子供たちだけで遠くまで来てしまったというのはわかってしまうわけですしね。
というわけで、警察署で親が来るのを待つ3人。
ケンジの母親はなんていうか・・・ソックリだな、うん。
トモキの母親はやはり若い時はやけに可愛い感じでありますな。良しや良しや。
そしてハヤトには父親が出迎え。
この度は大変ご迷惑をかけましたと謝罪する。
まあ、気持ちもわかることであるし、子供たちを強く責める気にはなかなかなれませんわなぁ。

なんにしても捜索は打ち切り。
この人の多い仙台で探し出すのは難しいに決まってますものね。
親子連れで帰ることとなりました。
帰りはお金があるので駅弁も好きなのが食べれるぜ。2つとかも余裕さ!ケンジ・・・

ハヤトは父に尋ねられる。こんなところまで会いに来てどうするつもりだったのかと。
母さんと一緒に暮らしたいのか?
その父の問いにそんなんじゃないよと返すハヤト。

ただ・・・ちゃんとさよなら言いたかったんだ

そうか。いい子であるなハヤト。
さらに父ちゃんもいるし平気だぜとか言ってくれる。ほんまいい子や。

それに・・・トモキとケンジがいる

ふむ。やはり今回はそういう話なんですな。
彼女ができてバラバラになりがちなクローバーの三葉が絆を認識し合う話という。良い話だ。

それにしてもハヤトの父はハヤトが母と一緒に暮らしたいと言い出した場合どうするつもりだったのか。
やはり母のもとに送り出していたんでしょうな。
どうやら父は母と会っていたらしい。実は居場所を知っていたんですかね?
母にしてみれば今さら会わす顔はないし、一緒には暮らせないという。ふうむ。
寂しくはあるが、1度目の母の捜索はこれにて終了。
大きくなって2度目のチャンスが訪れた。
今回は母と会うことができるのか。いなくなった真意を聞くことができるのか。注目であります。

・いきいきごんぼ
なるほど。給食の時間でいきなりこんな話をされちゃあ、距離もできるってものである。
他の組とは違って男女の席が離されるのも仕方のない話であるか。
というか、吏毘堂さん。他人事のように首を振っているが、話の発端はアンタやないかい!!

まろ美さん、ちゃんと喋れたりしたんですね。いつも無口な様子でしたから・・・

しかし今回のタイトル。まんまカレーのレシピでございますやん
ならば突然カレー作りに移行しても不自然ではないわけだ。
いや、それは卵が先か鶏が先かという話になるか。

それにしても、本当にどうでもいい問いかけでありました。そりゃあ柱にもどうでもいいと書かれるさ!!

・空が灰色だから
高3男女の物語。

いきなりの怒声で開幕。
今回の主人公の一人である咲村くん。どうやら掃除当番なのにさぼって委員長を怒らせているようだ。
また、とか言われているし常習犯のようですな。全く。今日、聖子が休みだってのに。

絶対に見つけ出すと息巻く委員長。
その様子を窓越しに伺いながら幼馴染の秋奈ちゃんの影に隠れる咲村くん。どこを掴んでいるんだ。
そんな咲村くんを見かけて大声で呼びかけるのは日焼けしたスポーツ少女っぽい優美ちゃん。
どうやら咲村くんは陸上部に在籍していたようだが、最近は部に出ていないらしく、優美ちゃんは連れ戻そうと考えているようだ。

ふーむ。なんだか知らないが咲村くん、女性に縁がある子のようですね。まるでギャルゲーのごとく。
それでいて当人は女ってめんどくせーし彼女とかいらねーわとか言い出す。うーんリア充め。

まあ、実際のところ恋人はできたことがないという咲村くん。
秋奈ちゃんと並んで帰ろうかというところ。そこに声をかけてくる女の子が1人。
どうやら後輩の子らしいが、1人だけ冬服を着た黒い髪の女の子がモジモジとした様子でいる。
そして咲村先輩に手作りのお守りを渡してくれる。

えええええええ。おまも・・・えええええええお守りかコレ!?

そりゃあ叫びたくもなる。LOVEと書かれた文字の上には大きな眼球。
それを藁のようなもので巾着のように覆っているという代物。ブブブブブとコバエがたかっていたりして、なんじゃこりゃ!!

虫湧いてるぞ。何が入ってるんだよ。この攻撃的なお守りからオレを守ってくれるお守りもセットでくれたら尚よかったな

なかなか面白い返しをする咲村くん。
お守りをくれた女の子によれば、魔除けにも使えます。変なものが寄ってこないように、という意味で。
そうかーそれは今の咲村くんにはタイムリーなアイテムですな。
って咲村くんの考える変なものとは何のことだろうか。お守り自体が攻撃的なのに持っていないと祓えないとはこれいかに。

私2年4組の影村黒絵っていいます!
受け取ってくれてありがとうございます!それではまた〜

嬉しそうに去っていく黒絵ちゃんでありました。可愛い子だが、そのペラペラな感じの後ろ髪はどうしたことか。

翌日。
本日も変わらず陸上部への再起を呼びかける優美ちゃん。
その呼びかけに対し、はい。今日はいい天気ですととぼけて見せる咲村くん。どこぞの首相じゃあるまいしその返し方はないだろ。
優美ちゃんはそれで何とかなるかもしれないが、委員長はそういうわけにはいかなかった。
肩を掴まれ、強制的に体育館裏の掃除に連行される咲村くん。とってもブルーな様子。めんどくせー。

黒絵「と思って先に掃除しておきました。先輩っ!」
咲村「わあああああああああ!預言者かお前は!

確かに。どうして体育館裏を任されると予想できたのか。なんだか魔術でも扱いそうな雰囲気があるだけに怖い子である。
でも咲村くん。驚きはしたもののまあいいかで済ませる。
さすがである。伊達に昨日もらった怖いお守りを律儀につけているだけのことはある。ブブブブ。よくつけてられるな、本当に。

うれしいーうふふ。ウフグフフゲヘゲヘゴボボビビビ

笑い声の後半が溺死してるみたいになってるけど大丈夫か!?
いやまあ、きっと大丈夫なんでしょう。普通普通。
それよりも、今日も黒絵ちゃんから咲村くんにプレゼントがある様子。今回はシンプルにお手紙だ。
さすがに昨日の今日ではそこまで凝ったものは作れないか?
ってなんで赤いインクで書くんだよ!ダイイングメッセージか。内容は・・・

せんぱいへ
すきすきすきすき。ころしていえにかざりたいほどだいすき

内容こわすぎ!こわすぎこわすぎこわすぎ!ただただシンプルにこわすぎ!

色んな意味で危ない子である。うーむ、怖い。

そして翌日。
今日もまた優美ちゃんが陸上部への復帰の誘いを行っている。
3年最後の大会に出よう。お前の足なら全国行けるって。とのこと。ほう、有望な選手だったんですな。
それに対し、オレはもう走るのは飽きたという咲村くん。
走って逃げだし、オレを捕まえることができたら考えてやるぜと言い出す。
それに対し優美ちゃん。ムリに決まってるだろ。女だぞ私、との回答。
ふーむ。なまじ咲村くんの速さを知っているだけに挑もうという気にはなってくれませんでしたか。

優美も追ってこないか・・・

なんだか寂しそうな様子の咲村くんである。ふむ。
しかし、そんな咲村くんをえらいカッコイイ走りで追いかけてくる人物がいた。黒絵ちゃんである。
暴れ牛が如く土煙をおこしておるわ!!

女の子に走りで追いつかれたのは初めてだという咲村くん。
黒絵ちゃんに言わせれば先輩のためならどこまでも追いかけますよ、とのことだが咲村くんはやっぱりダメだなオレと内心で卑下する。
なにやらいろいろとありそうですな。
それはともかく、本日の黒絵ちゃんのプレゼント。手作りクッキーでございます。きゃっ。

ぎゃあああああこりゃもうダメだ!どういう経緯でここまで毛髪が混入しちゃうんだよ!ストレス過剰かなんかじゃねえの!?

わさっと音がなるくらいに毛髪が飛び出ているクッキー。
混入したというかむしろクッキーに植え込んだんじゃないかと思えるぐらいの飛び出し方だ。
これで良しとしてラッピングできた判断力にひれ伏すわ!そういえば、この箱もドクロマークがついていたりと色々厄い。
でも味の方は普通にうまくてリアクションに困るらしい。
髪が口の中に入った!は当たり前の話ですしねぇ。って勧められたからって本当に食べるのかよ咲村くん。
お守りのことといい、物を粗末にしないいい子である。といえばいいのか・・・?

さらにさらに翌日。
今日もまた掃除をばっくれる咲村くん。聖子ちゃんはまだ休んでいるっていうのにね。
その話題の聖子ちゃんは咲村くんにコブラツイストを完璧にキメるほど元気な子らしい。ほう。

捜索する女子から隠れている咲村くん。そこに黒絵ちゃん登場。
咲村くんに今日、私の家に来てもらえませんか?と言い出す。

先輩のために体の負担を軽減させる特性チェアーをついに完成させたので!材料を集めるのに苦労しちゃって。

またもや手作りか!しかも特性チェアーとは。手間のかかりそうなものを。実はすごく有能だったりするのか!?
とはいえ、出来上がったものはどうせまたグロいものでしょうし、行かないと言い出す咲村くん。
その返事に泣き出す黒絵ちゃん。メキメキブバババグジョジョ。え!?本当に泣いてる音!?それ!!
悪い子じゃないのかもしれないが、色々と厄介な子である。ツッコミ体質な咲村くんも大変だ。

先輩の走ってる姿に一目惚れしました
1年前、体育祭で誰よりも速く走っている先輩を見た時から。でもケガしちゃったんですよね。それをきっかけに陸上部を退部した。

なるほどねぇ。それであの態度であったわけか。
追ってこない優美ちゃんにガッカリしつつ、黒絵ちゃんに追いつかれたことでケガした自分の足に失望していたと。
いやまあ、黒絵ちゃんが規格外に速いだけかもしれないので卑下する必要はないですよ。
誰にも言っていないことなのに知っていたりするくらい凄い子なんですし。というか、どうしてケガのことを知ったのだろうか?

そんなの好きだからに決まってるじゃないですか

ふむ。そのように面と向かって言われたらその・・・照れる。カーッ。

でもいいんです。私、つきあうとかそんな。ただ先輩に声をかけられただけで。気持ちが伝えられただけで。
少しでも力になれるように魔除けのお守りや体を丈夫にとカルシウム入りのクッキーとか作ってみたんだけど不器用で私・・・

そうだったのか!!いや、不器用とかそういう問題のものじゃないように見えましたが・・・

ただ先輩にもう1度走ってほしくて

・・・ふむ。色々と言いたいことはあるが、涙目でそんなことを言われると弱い。
こいつ本当はただ純粋なだけなんじゃ・・・とか思ってしまう。

私、先輩の汗光る美しいボディを見てると興奮しちゃって興奮しちゃって仕方ないんですぅっ!

おぉっと。ここに来てまさかの体目当て発言!!ふんふん。
まあ、正直で大変よろしいといえなくもないか。
そういった素直な言葉を受けたことにより、咲村くんもケガを治してもう1度走ってみる気になった様子。
そのためにも特性チェアーを頂くために家に向かうこととなりました。

オレ、ここまで走ってもらいたいって人に追っかけられたこと初めてで嬉しいよ。ありがとな。

咲村くんの感謝の言葉。色んな女子の知り合いはいたようだが、本気になってくれる子は今までいなかったってことなんですかねぇ。
嬉しい様子が伝わってくる。なので黒絵ちゃんもうれしいと微笑む。ニタア・・・えっ、何その不敵な笑み!!

今日、私の家誰もいないですから!グウエヘヘヘ

やはり体が目当てなんでしょうか。見方を変えるとおっさんくさい笑い方を披露する黒絵ちゃんでありました。グウエヘヘヘ。

いやあ、なんだかいい恋愛話でありますね。
色々とおかしな子ではあるが、心の広い咲村くんとならうまくやっていけるのではなかろうか。
というのはさておき、ここから別の見方での今回のお話の考察。

冒頭から女子がいっぱい出てきたのに、終わり際には名前付きの女子は黒絵ちゃんしか残っていない
はて、これは一体どういうことだろうか?
具体的にいうと、日をまたぐ度に1人ずつ出なくなってきている。
血染めのラブレターをもらった日から秋奈ちゃんが出ていない。
毛髪入りクッキーのときからは委員長が出ていない。
そして最後の特性チェアーの話のときからは優美ちゃんが出ていない。
ついでに、最初の目玉のお守りのときは名前だけ登場の聖子ちゃんが場面に出てこなくなっている。
果たしてこれは偶然なのだろうか・・・?

という視点で見てみると、上記の女の子たちはみんな咲村くんと親しげにしたり、体に触れたりしている。コブラツイストとか。
そういうスキンシップをした子がいなくなっているというのは一体どういうことなのか・・・
いやまあ。あれだね。考えすぎですよね。
そういう考え方もできたりするのかなってだけでさ。黒絵ちゃんはちょっとアレだけど純粋なだけな子なんですよね。
まあ、純粋ってのは危なさも秘めた言葉だったりするわけですが・・・

そういう視点をもって最初のタイトルが書かれたページを見てみるとしましょう。
「さいこうのプレゼント」というタイトルの下には虫が湧いたプレゼントの箱がありまして・・・
ハハハ。中には何が入っているんでしょうかね。特性チェアーってどんなものなんでしょうかね。ハハハハハハ。
気のせいきっと気のせい。
ラブレターの文言が殺して家に飾りたい、で家に招かれたりしてたりするけどきっと気のせいだから大丈夫・・・きっと。

そういえば冒頭で高3男女の物語と書いてるけど、黒絵ちゃんは2年生だよね?
となると、今回の主役は咲村くんと他の行方の知れない3年の女子たちという見方が正しいということに・・・?
いやいやいや嫌。気のせい気のせいただただ気のせい!!

・バーサスアース
ハルトを無理矢理連行するヒミコさん。
手錠まではめてるし、こりゃ立派な拉致でありますわな。
まあ、ワクチンと引き換えに取引をしているのだから、正当な権利とヒミコさんは主張するんでしょうけどね。
結構緊急事態な状態ではあるし、のんびりと説得していられないのもわからないでもない。
ワクチンも貴重なものであるし、アメリカ本部から取り寄せるにはそれなりの理由がいる。

例えば、人類を救う力を持ったヒーローに戦ってもらうために必要・・・とか・・・

なるほど。それは真っ当な理由でありますな。
と言われても、ハルトにはヒーロー願望などはない。
その気になったらこの力で脅して力ずくでワクチンを手に入れることも・・・

やーん。ハルトきゅんこわーい

きゅん言うな。本当にこの人は・・・いい年して困る。
まあ、ハルトがそういうことができる子だとは思えませんしね。
カナちゃんが害されるようなことになれば分からないが。

さて、そんな風に言い争っているところに林くんから通信が入る。
内容は玲央さんが食われたというものだ。どういうこと!?いや、確かにそう聞き返したくなるのはわかるが事実ではある。
ただし口から食われたわけではないので、なんというか・・・表現しづらいな。

深柱に挟まれて一瞬意識を失った玲央さんだが、すぐに気を取り戻す。

ここは・・・深柱の胎内!?
息ができない・・・動けない・・・のみこまれる!!

ヘビ型深柱が動き回っているせいか、内部は伸縮が行われており、下手したら潰されてしまう。その前に窒息するか。
そうはさせじと外に出ていた脚部のフィジカルブーストを全開にし、脱出を図る玲央さん。
見事に表面に飛び出し呼吸の確保に成功。
だが、表面の再生はかなり早い。飛び出す間もなく、今度は深柱の表面に取り込まれたような形になる玲央さんでありました。

玲央さんが出てきたのを確認したヘビ型深柱。
食らおうとするが、近すぎて口が届かない様子。これは不幸中の幸い。
しかし、目の前に食べたい相手がいるのに食べれないのはストレスがたまるのか、深柱は怒りに震えだす。

まるで駄々っ子じゃねえか・・・

その表現は的を射ているかもしれませんな。この深柱の知能は低い。
けど、情操教育を施せば節度を知ってくれるって感じではなさそうだ。うーむ、面倒な。

兵真くんはどうにかして玲央さんを助け出そうとするが、近づけば深柱が標的をこちらに定めてくる。
玲央さんは兵真くんが食べられるのは見たくないので逃げろと叫ぶ。
その勧めに従ったというわけではないが、今はとにかく逃げるしかない。
狭い路地裏を、痛めた足を引きずりながら逃げる兵真くん。
どうにか逃げ切ることには成功した様子。だが、それはヘビ型深柱が他の人間を標的としたことに他ならない。
自衛官たちを襲いだすヘビ型深柱。それを見て兵真くん。自身の無力さを嘆くのでありました。

取り込まれている玲央さんもなんとかしないとと考える。
クサナギノツルギで境目を狙えばと刀を振るうが切れない。境目で傷ついているのは自分の肉体だけだ。
そうやって脱出に戸惑っているうちに、深柱は自衛官を追い詰めていく。
逃げ切れないと悟った自衛官は振り向いて反撃をしようとするが、取り込まれた玲央さんの姿に目を奪われたりしている。
さすがにそこは狙えない。深柱の顔を打ちまくる自衛官。しかし当然通用するはずもなく、食べられてしまうことに。嗚呼・・・

・・・くしょう。ちくしょう。ちくしょオオオオオオ!!

悔しさに叫び涙を流す玲央さん。切ない。
が、取り込まれた姿がちょっと内股気味になっていたりしてそこはかとないエロスを感じたりするのも事実。厄介な!!
それはさておき、打たれた深柱は発熱していたみたいだが、玲央さんは無事なのかね?
部分的な発熱もできるってことなのだろうか。

犠牲となる自衛官は1人では済まない。次々と逃げ遅れた者たちが襲われていく。
それを取り込まれた状態で見ているしかできない玲央さん。自身を責める。
切り裂いたあのとき、自分が逃げ遅れさえしなければ、再生途中の深柱を狙えたのに・・・と。ならば・・・

あたしを。あたしを撃てェエエエ!!
あたしのトコは外甲に守られてない。そこから髄幹を狙える!!撃てええええ!!

残された可能性に賭けた玲央さんの悲痛な叫び。
確かに外甲には守られていないし、発熱もしないかもしれない。
だが、玲央さんの体を貫いて髄幹を破壊できるほどの威力が自衛隊の小火器にあるのだろうか・・・?

あまりにも悲痛な覚悟。こういうときにこそヒーローが駆けつけてくれるのを期待するわけでありますが・・・
まあ、ハルトも他ならぬ巨乳ハンマーのピンチとあっては動かないわけにはいきますまい。
無事に玲央さんを救い出し、ヘビ型深柱を倒すことができるのか。注目でありますな。

・ドカベン ドリームトーナメント編
接戦となっているスーパースターズとドルフィンズの戦いもあと2回。
8回表、ドルフィンズの攻撃はジャンボ、Kジロー、フォアマンの強力クリーンアップから始まる。正念場ですな。

延長もありうるが、試合がいつ動くかはわからない。
ドルフィンズのブルペンでは最後の抑えのために光の小次郎が肩を作っている。
が、フォームはさておき、どうにも威力のない球しか放ることのできない小次郎。おやおや?
やはりまだ肩は治ってはいなかったのだろうか・・・?
練習で全力は出せない。本番まで残しておきたいということなのか・・・?

不安のある小次郎のためにも大量点の欲しいドルフィンズ。
先頭打者のジャンボは見事にセンター前へのヒットを打ち出塁する。
ふうむ、試合前のジンクスのセリフからして高い打球を打つフラグかと思ったのだが、その話は生かされませんでしたな。
とはいえ、ともかくもノーアウトのランナーが出た。チャンスのドルフィンズ。
逆にスターズはピンチ。特に里中。山田が要求したインコースの逆に球を放ってしまっている。逆球は疲れのサインだ。

大丈夫だ。疲れの逆球じゃない。迷いの逆球だ

えっと・・・それは本当に大丈夫なのか?
むしろ山田のサインに対して迷いを見せたと言っているわけで、それはそれでどうなのかという話になりそうなのだが。
まあ、気を取り直せばまだいけるということなのかもしれませんがね。

さて、ここで主砲の四番Kジローの登場。
一気に勝負を決める一発を持った男なだけに慎重に相対しないといけない場面である。
長打力のあるKジローに送りバントはない。足のあるジャンボの盗塁もおそらくない。ここは打者との真っ向勝負である。

カウントは一気にスリーボールツーストライクのフルカウント。
次が勝負の一投。サインはさとるボールと思わせてそれ以上のスピードがあるチェンジアップである。
この配給に惑わされたKジロー。それでも見事にミートみせ一、二塁間を破る強烈な当たり。
ランナーのジャンボに当たりそうになるが、これを避けるジャンボ。さすがに身が軽い。
だが身の軽さといえばこの人。名手殿馬によりダイレクトキャッチ。殿馬から一塁の星王に送球され、飛び出したジャンボもアウト。
ダブルプレーとなったのでありました。ノーアウトのランナーを活かせず!!
続くフォアマンも三振と倒れ、好打順のドルフィンズ、結果的に無得点に終わったのでありました。

8回裏。ドルフィンズは七夕が継投。
小次郎は最後の最後にまで取っておきたいといった所なんでしょうな。
しかし、この回の先頭打者は山田である。ここで逆転の一打が飛び出す可能性は高いが果たしてどうなるか。
まあ、ここでスターズが先行してしまうと9回の裏を迎えずに終わることもありえるし、そうなると小次郎の出番がなくなってしまう。
それはないかなと思わなくもないが・・・まだまだわからないなぁ。
9回表でさらにドルフィンズに隠し玉が、なんてこともありえなくはないでしょうし。鉄五郎自身が出てくるかもしれないし。
ううむ、どうなることやら。

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
自ら死門を選択した水鏡。
その水鏡先生の元々の聖衣である杯座の白銀聖衣。それがいきなり箱ごと消失する。
これは水鏡先生の死によって起きた現象なのだろうか・・・?

教皇の間ではシジマが死門を選択した水鏡先生の行動に驚愕していた。むうう。
いかなる者とて四門を前にすれば退き返すか、少しでも生きのびそうな門を選ぶものだというのにあえて死門を選ぶとは。

だが・・・もしも老門を選んでいたら・・・その身は一瞬にして老い果て、もはや進むべき気力も失ったであろう。
病門を選べば病魔に蝕まれ、ふたたび起つことあたわず。
生門を選べば果てることなき苦行の道。いたずらに処女宮をさまよったはず。
それを悟ったであろう水鏡は迷うことなく死門を選んだ。目的を達せず生きながらえることよりも死をもってしても先へ進もうとした。
敵ながら水鏡こそまことの戦士だ。しかしその名の通り、死の門を選んだからには死ぬ以外にないのだぞ

なんとも。本当のデストラップだったみたいですね、四門。
正解は門を開けずに斜めに空間を抜けることでしたとかそういう話だったのかもしれない。
ともかく、水鏡先生の覚悟のほどは凄まじい。シジマもそれは認めざるを得なかった様子。
そこまでの覚悟をもった真の目的とは一体何だったのか・・・もはや真意を知ることはできない。

死門を選択した水鏡先生。真黒な空間を漂っています。
もはや何も感じることはできない。無限に広がる闇の中を漂ってやがて死の国へ運ばれるのだろうか・・・
そのように考えていた時、闇の中に光が射す。あの光はいったいなんだ!?

光が水鏡先生の体を捉える。
それと同時にシジマは感じた。腕に抱くアテナの体から大いなる光が放たれたような気がしたと。
その効果によってか、闇を漂っていた水鏡先生は花園へと落下する。
これは処女宮の一隅にあるという伝説の花園・・・沙羅双樹の園!!

アテナの導きによってか、無限の闇を抜けて処女宮の一角に引き戻された水鏡先生。
しかしもはや体が動かない。ここで死を待つのみであるか・・・
そのように覚悟した時、双樹の間で大きな光を立ち昇らせている存在があることに気づく。
あれは一体なんなのか。這い進み、その存在を確かめる。

お・・・おおお・・・こ・・・これは・・・これはまさしく・・・わが聖衣。杯座の白銀聖衣!!

かつて天馬に託したはずの聖衣がなぜここに?
疑問に感じる水鏡先生。だが、奇跡はこれからが本番であった。

な・・・なんと・・・
沙羅双樹から降りそそぐ甘露によって杯が満たされる。これぞまさしく生命の水だ!!
い・・・今こそわかった・・・あの大いなる光もこの杯座の聖衣も・・・すべてはアテナの小宇宙によるもの・・・
わたしはアテナに救われたのだ!!

アテナの慈愛に触れて滂沱の涙を流す水鏡先生。いい話だ。
シジマも赤子の身でありながら死門の闇から引き戻すその聖なる力に感服している。
だが、生かしておいて本当によかったのかはシジマにも判断つきかねる様子。真意はまだ不明ではありますしねぇ。
下手したらオックスさんのようにまた犠牲者が出る可能性もある。
しかし、半分近く十二宮を突破したというのに犠牲者がオックスさんだけというのは逆に凄いような気がしないでもないな・・・

甘露に満たされた杯座の聖衣。
その水面には未来の姿が映るというが、水鏡先生の姿は影すら映らない。
死にゆく者の未来は何も映し出されない運命だとのこと。
しかし、せっかくアテナにもらった命。アテナに会うまではなんとしても生きねばならぬ。
この蘇生の水を飲み、一歩でも前へ進むのだ。
そのように覚悟を決める水鏡先生だったが、あることに気づく。
この沙羅双樹の花びら。これは空間を越えてアテナのもとへ舞い落ちるという
ならば、この花びらを使ってアテナにメッセージを送ることができるのではないか。水鏡先生はそのように考える。

この先、わが命が途上で尽きたとしても、このことだけは伝えておかねば・・・
風よ運べ。アテナのもとへ・・・

水鏡先生の行動はすぐに実を結ぶ。
教皇の間に降りそそぐ沙羅双樹の花びら。その数枚に血文字での伝言が記されている。
発見したシジマはそこから水鏡先生の真意を読み解こうとするが、神々の迷宮に無事に辿り着いたのはたったの二句。
。この2つの漢字のみ。これだけでは意味がわからぬ・・・
さすがのシジマもここから連想するのは無理でしょうな。と思いきや、何か思い当たることのあったらしいシジマ。驚愕の表情。

あ・・・ああ・・・ま・・・まさか・・・これがあのことを意味しているのならば・・・
今この時にあの伝説が出現すれば十二宮はおろか・・・聖域すべてが崩壊する!!

なんだかいきなり大仰なことを言い出したシジマ。
水鏡先生が伝えようとしている大いなることとは一体なんなのだろうか?

確かに聖域がすべて崩壊するとあっては一大事。命を賭してでも伝えねばならぬことでありましょう。
しかし、アテナに直接伝えないといけないという理由はいまひとつわからない。
監視の目がついているので黄金聖闘士を通じて危機を伝えるという手法は取れなかったということなのだろうか。
それならば、沙羅双樹の花びらメッセージも途中で抑えられる可能性はあったわけで、危ないことに変わりはなさそうだが・・・
まあ、そもそもその伝説とやらを知っている黄金聖闘士がどれほどいるのかという話である。
博識なシジマ以外のこれまでの黄金聖闘士で知っていそうなのは双子座のカインぐらいだろうか。
伝えてみたはいいが、そんな大きな話信じられない!とか言われたらお終いですし、直接伝えないとと考えるのもわからなくはないか。

ともかく、その伝説の話が近いうちに明かされるかもしれないので楽しみにしていることとしましょう。
一体どのような伝説であることか・・・

・ANGEL VOICE
後半開始早々に左サイドの松田にボールが回った。これはいきなりのピンチだ。
天才ドリブラーが本領を発揮しだすか!?

水内(あんなところから1人でゴールに持ち込むのか?)
広能(松田ならやってくるかもしれない)
脇坂(注意しろ!!松田ばかり見てると他の誰かをフリーにしてしまう)

DF陣に油断はない。やるべきこともちゃんと理解している。頼もしい。
だが、そのDF陣が警戒しないといけない相手というのが松田なのである。
まずは中盤の百瀬と二宮さんを抜く松田。
この見事な突破は乾をも驚かせる。

新フォーメーションに戸惑ってる間に3点目を取れば市蘭を慌てさせることができる。
そうなれば流れを引き戻し、さらなる追加点も狙えるはずだと考える習実。
もちろん市蘭はそうはさせじと守らないといけない。
百瀬と二宮さんが後ろから追いすがり、広能と脇坂さんで前方左右から挟み込もうとする。
狙いはいつも通り、ゴール前には切り込ませず、外に追い出すというもの。

せっかく前半の終わり頃からこっちのペースになってきたんだ。ここでの失点は許されねえ。

集中する脇坂さんたちDF陣。
松田はその相手に対し、強引に中に入り込もうとする。が、この蹴り出しは大きい!
松田が体を入れる前に脇坂さんがクリアすることができる。
と思いきや、松田が体を倒れこませるようにして蹴りだしたボールに触れる。
これにより軌道が変わり、脇坂さんがクリアすることはできなくなった。
そして、そんな倒れこみそうな無理な体勢をしておきながら、起き上がりそのままボールを追う松田。

どっ・・・どういうバランス感覚してんだよ!?倒れるだろフツー

本当、これには驚愕せざるを得ない。
しかし、すぐにフォローに入る水内さん。ゴールを狙うにしても角度はない。
ならば折り返しのクロスを入れてくるのは間違いない。なんとかカットしたいところ。
だが、防げなかった。見事なグラウンダーのクロスが放り込まれる。そこに走りこむ宮部と富樫。
万代さんが飛び出してこのボールを防ごうとする。止めれなければ、確実に1点という状況だ!!

吠えて飛ぶ万代さん。ギリギリのところで届き、ボールの確保に成功しました。お、抑えたあぁ!!
うーむ、この松田の一連の攻撃。
見ている方はかなりドキドキさせられてしまった。間宮先生みたいな緊張した面持ちになっちゃいましたよ!!
40メートル以上を1人で持っていく松田。市蘭の5人がかりでも止めたとはいえない。
こんな攻めがこれからずっと続くのか!?

それがしが100年練習しても――辿り着けない領域でござる

あの古川をしてそこまで言わしめる松田。まさしく天城の言う通り天才だということなのでしょうな。
だが、天城の言う天才ならば市蘭にもいる。
松田のドリブルが見事に乾に火をつけてくれた様子。

さあ・・・今度はおめえの番だ

よほどうれしいのか緩みきった顔を見せる天城。
しかめっ面から元の顔に戻ったと思ったら、今度はゆるゆるになってるでござる。

あんなプレーを見せられたらオレもって気になるよな。
だがオレたちはあの松田を相手に毎日練習をしているんだ。

そのように考える石持。しかし火のついた乾はそう簡単に止まるとは思えない。
果たしてどのような突破を見せてくれるのか。次回が楽しみである。

松田の強さはやはり時間をかけて作り上げた肉体の強さですよね。
小さいのに当たり負けないパワー。そして何よりもバランス感覚。
それらを駆使する松田に対し、乾はテクニックが優れているといった印象。
その絶妙な個人技が久々に見られるかもしれない。そう考えると天城ならずとも楽しみになりますわなぁ。
ゆるゆるな顔になるかはともかくとして。

・ハーベストマーチ
参事を見下す元凶のシイドに怒りを爆発させるクゥ。
再度の戦闘形態への変化を果たし、触手を用いて崖の上へと登る。
そしてその勢いのままに背中から飛び出した四本の職種の先に剣を生やす。いきなりの『四ツ裂キ(コルテライズ)』だ!!

しかし、いきなりの必殺技がボスキャラに通じないのはお約束。
シイドの黒く変色した腕にクゥの刃は防がれてしまう。

天使が騎士の精錬に失敗するとは思わなかった・・・よく、騎士の使命を刷り込まれる前に胎から脱出できたな。
・・・だが、未熟な騎士の代償はでかいらしい。その姿に変身する度、お前は大量に出血し血を失っている
変身する時は気をつけろ。自分の命を縮めるぞ。

確かに触手が飛び出すたびに背中から出血しておりますものね。
ひょっとしたら触手の生成にも血液が用いられているのかもしれない。
しかし、シイドよ。あの天使様ならば精錬に失敗したとしても不思議ではないとか思ったりしなかったかね?
意外とハシャギすぎてミスとかしまくりそうな雰囲気のある方でしたよ。イメージ的に。
というか、そういうシイドは使命の刷り込みはされているのでしょうか?

刃を止めたシイドの腕を見て、やはりシイドも『騎士』になったのだと確信するクゥ。

化物になりたかったのなら、てめえひとりでなってりゃよかったじゃねえか!!

そう叫び、再度の攻撃をしかける。が、これは側に控えていたエクトルとオデットの2人が止める。
もちろん2人とも騎士となっている。だから鋭いクゥの攻撃も片手の指先で止めてしまえたりするという。
ううーむ。油断していたとはいえ、触手の一薙ぎで死亡したロバートの立場が本当にないな。まあ、欲望が足りなかったんでしょう。
それはさておき、エクトルはクゥに語り掛ける。

クゥ。こんな力を貰っておいて、それでも臆病で弱かった元の自分がいいか?
今までのお前じゃきっとどうにもならなかった脅威を、今日は何度も自分自身のこの力で制してきたじゃないか。何が気に入らない?

確かにシイドの言う通り『力』を得ることはできた。
だが、シイドはそれ以外のことも知っていて黙っていた。
もしクゥが天使の言いなりになっていたら、ロバートやハインツと同じようになっていたかもしれない。
そう、自分の身内を傷つけ殺すような存在になっていたかもしれないのだ。

俺が、お姉ちゃんを傷付けていたかもしれないのに、そのことを黙っていたんだ!それが許せるか!!

当然のごとく、クゥにとってはノイエさんが何よりも大事な存在である。

『お姉ちゃん』『お姉ちゃん』・・・『ノイエ』『ノイエ』か。
・・・わかった。クゥ、お前が騎士の力を気に入らないことも、俺を許せんということもわかった・・・
だが俺にはこの『力』でするべきことがある。
俺はこの『力』で全てを破壊する。秩序を破壊する。権力者を皆殺しにする
欲しいモノを奪い、喰いたいモノを喰らい、誰にも従わず誰にも屈さず許しを請わず、
生まれた時から人を見下すことしか知らない奴らに俺の足の裏を拝ませて踏み潰してやる。
どいつもこいつも地ベタに転がしてやる。

そのように語るシイド。少年時代の様子がプレイバックされています。
なるほど。これを見る限り、シイドも幼少期は可愛かったんですな。いや、そこがポイントではない。たぶん。
権力者に迫害されて両親を、少なくとも母親を失ったのだなというのがわかる。
そして特徴的な右頬の傷は父を失ったころについたものであるというのがわかる。
これ、どのようにしたらこんな大きな傷跡がつくんでしょうかねぇ。それはわからないが、現在の大きくなったシイドは宣言する。

そのための力は手に入った!!
『闘剣』『黒帝ノ鋒(バル・アルトラ)』

背中に突き出された巨大な4つの角。こめかみからも二本の角が伸びている。
背中の4本に限れば奇しくもクゥと同じ個所から飛び出しているように見える。これは偶然か、必然か。

騎士としての姿を見せて歩み寄るシイド。誰にも俺の邪魔はさせない、とのことだ。

俺にいちいちビクつくなと言ったのはお前だぞ!!

恐れを振り払い攻撃をしかけるクゥ。
だが、急接近してきたシイドの迫力に気圧される。
そして、その右拳が、クゥの左頬に強く強く叩き込まれた!!
だが、シイドの力はここからが本番である。背中の角に光が灯り、バチバチと音を立てる。

いちいちビクつくんじゃねえよ

そしてシイドに雷が落ちた。落雷のエネルギーを破壊力としているのだろうか?
これは強烈な一撃である。クゥの意識が吹き飛び、一瞬にして戦闘形態が解除されるほどの一撃だ。
どうでもいいが、闘剣とか名乗っておきながら殴るのかよ。不意をつかれたわ!!

そういえばクゥ・・・お前を殴ったことは今まで1度もなかったっけ・・・
殴ったら壊れちまいそうに見えてな。
・・・だけど、今のは思い切りだったぜ。
決して忘れられぬよう、俺をお前に深く深く刻み込むため・・・

崖下に落下していくクゥを見守り、変身を解除するシイド。とどめをさすつもりはない様子。

騎士の力を持ったまま人間の世界で生きられるわけがない。
あいつはいずれこっち側へ来る・・・俺の元へな

自信満々にそう述べるシイド。うーむ、本当にクゥにご執心なんでございますなぁ。
人間の世界にいられなかったとしても、シイドのところに身を寄せるとは限りますまいに。
あとオデットちゃん。シイドがクゥのこと構ってばかりで寂しいのかもしれないが、指しゃぶりすぎです。

俺たちは先へ行こう。力を震い――世界を壊す。
全て壊し全て奪う。皆殺しの旅を始めよう。長い旅を始めよう。
『収穫の進軍(ハーベストマーチ)』を開始しよう

こ・・・ここでタイトルコールが入りました!!
そうか、これはシイドたちの視点による言葉だったんですね。
騎士の力を身につけ、世界の秩序を破壊しようと考えるシイドたち。まさしく収穫の進軍ということか。
収穫を奪う権力者たちに対しての意趣返しという面もあるのかもしれませんな。

シイドたちは去って行った。
一方、クゥは変身が解けた無防備な状態のまま崖から落下する。
が、落下点にノイエさんが走りこんでキャッチしたことで事なきを得ます。
あの高さから落ちてきた人間を抱き留めてよく無事だなノイエさん・・・やはりただの力持ちではないということか!!

その日は村にとってもクゥバンテとノイエにとっても大事件の1日でした。
ノイエは傷ついた弟をいつもよりずっと強く抱きしめて、そうして体温を分けてやり、
クゥバンテは姉の胸の中、声も上がらぬ体と意識で誰にも見えない涙を流した。
やがて村に朝日が射す頃。
目を覚ましたクゥバンテは色々なことを思い出し、今度は大声で泣いた

確かにこの1日で何もかもが変わってしまったように思える。
だが、クゥの愛するノイエさんは変わっていない。
変わってしまったクゥが変わらずにいるノイエに抱きしめられ泣く。なんとも作品を象徴するような場面でありますなぁ。

というわけで、今回で丁度単行本1巻分の長さになると思われます。
騎士への変化と村での騒動をまとめ、タイトルコールまで入った。なかなかよい構成ではないでしょうか。
さて、次回からは放浪の旅が始まりそうな様子ですが、どのような旅立ちとなるのでしょうか?
一番の注目はテレシアちゃんがどうするかということだ。
生贄にされそうになったときは共に旅を、とも思ったが自身のカリスマというなのツマ先で治めてしまったからなぁ・・・
ついてきてほしいところではあるが、難しいかもしれない。
ならば独自に旅に出ていずれ合流するという方向も・・・なんとかしてついてきてほしいものでありますなぁ。

・不安の種
仲良きことは美しきかな。
ゾン美ちゃんは本当に聞き上手なのかどうかは気になるところでありますがな。

ショートコントはさておき、本番はこの話題。
なんと不安の種が実写映画化決定したというのだ!これは驚き。
2013年に公開予定ということだが・・・一体どのようなものになるのか・・・今後の情報が待たれますな。

・名探偵マーニー
白鳥さんと仕事の打ち合わせを行うマーニー。
順調に子飼いへの道を歩んでいるみたいですね。

しかし、外から聞こえてきた悲鳴によって打ち合わせは中断される。
何ごとかと窓から見てみると、慌てて逃げ出す女生徒の姿が見えた。
もしや変質者の仕業か?確認してみるマーニー。だが監視カメラには怪しい姿は映っていない。
掲示板をチェックしてみるが、怪しい書き込みもない。虫か何か出たんじゃないかということでこの場は収まりました。
どうでもいいが、マーニーはそんなに学校の各所に監視カメラを仕込んでいるのか?
白鳥さんの目の前だし、生徒会の許可を得ての行動だとは思うが・・・

その場は問題なしとしたものの、なんだか気になっている様子のマーニー。
家に帰ってから再度掲示板の書き込みを確認する。
まあ、何かあったとしても本人が掲示板を使ってなければなんともならないんですけどね。
だが、少し気になる書き込みは見つかった。白くてフワフワしたもの?なんだそりゃ?

疑問に思うマーニーはさておいて、こちらは日も落ちたころの職員室。
遅くまで作業をしていた様子の宮島先生。やっと終わったと伸びをしています。
そして以前に登場した舟木さんにメールを送る。そ、それはいいのだが、文面が・・・

やっと終わった〜小百合ちょーバテバテ(>_<)
でも舟木君に会えると思えばこんなこと。元気だゾb(^_^)

何だろうこれは・・・えーと。何?え、宮島先生のメールの文面?またまた御冗談を。
というか舟木さんってああなってしまった人なのであるのだが、こんな乙女なメールを投げてもよいものなのだろうか。
まあ、2人の間のことであるし、深入りはしない方が無難ですかね。誤送信したらえらいことになりそうだが。
というか、宮島先生。最後の顔文字はそれでいいのかね?中指立ててる!?

そんな乙女な宮島先生が夜の校舎を歩く。
すると廊下の柱の陰に何か白くてフワフワしたものが落ちているのを発見する。
ボールではないし、クッションかなにかだろうか。近づき持ち上げる宮島先生。
だが、いきなりその白いものが大きく広がり、バババと音を立てだす。こりゃ怖い。すわ宇宙人の仕業かと思える展開だ。
このショックで宮島先生は寝込んでしまいました。
うーむ、あのメンタルの強い宮島先生が体調を崩すとは・・・一体何を見たのだろうか。
気になったマーニーはメアドを交換していた舟木さんに確認を取る。

昨日の夜、学校でなにか見たらしくてショックで寝込んでるみたい。
よっぽど怖かったのか何を見たのか言わないの・・・これからお見舞いに行こうと思う。

ふうむ。やはり舟木さんのメールはしっかりと女言葉になっていますな
すると何か?乙女な宮島先生のメールに女言葉で返す舟木さんという光景が広がっていたりするのか?き、気になる・・・
いや、今気にすべきは宮島先生が見たものについてでしたな。

学校に何かいるのではないかと判断したマーニーは白鳥さんに相談する。
このあいだもタヌキで化物騒動になったことがありますし、また怪物騒ぎはごめんである。
まあ、前のは噂が尾びれをつけて広まった例ですからねぇ。本来はそんな騒ぎになるほどのものではなかった。
だが今回目撃したのは宮島先生である。あのボディビルダーが・・・タヌキの時も冷静だったしオカルトを怖がるとは思えない。
というわけで、真相究明のためにマーニーが本格的に動き出すのでありました。生徒会の白鳥さんの依頼という形で。

まずは掲示板にあった怪しい書き込みについて調べる。
白くてフワフワしたものとは何なのか。目撃者によれば大きさはバスケットボールくらい。次見た時には消えていたとのこと。ふむ。
後は悲鳴を上げた子に話を聞ければ・・・と思うのだがこれが見つからない。
逆に騒動のもととなったと思われる白くてフワフワしたものを発見するマーニー。
映像を白鳥さんに送り確認してもらう。白鳥さんは映像だけではなく、実際にそれを確認しに来る気マンマンのようだ。

ヨゴれててよくわからないが、どうも毛の固まりのようなものらしい。
よくわからないものが相手のためか少し及び腰のマーニー。探偵らしい行動ではありますな。
逆に白鳥さんはセレブなのに大胆。自ら正体不明なものにジリジリと近づいていく。
が、そんな白鳥さんの目の前でいきなり白くてフワフワしたものが羽ばたきを始めた!!

なんだあれ!?ニワトリ・・・でも首が!!

首のないニワトリ。これが白くてフワフワしたものの正体でありました。
なるほど、これは夜見たら怖いでしょうな。昼でもいきなり見たらギョッとするもの。
それはさておき、ニワトリに蹴られてうずくまる白鳥さんが可愛い。ドカドカ。

アメリカに実際に首のないニワトリが存在したという。
これは本当の話で、首なし鶏マイクで検索すると画像や動画が出てきたりします。
農場主がディナーとして料理しようと首を切ったら突然走って逃げだした。その後も死ぬ様子もなく生き続けたという。
首を切断した時、重要な器官を失わず体内で対応してしまったからだということだが・・・まさに奇跡的な話でありますな。

マーニーの仕事は騒動の原因を突き止める所までである。
なのでニワトリを発見した時点で仕事は終わりとなる。このニワトリの処置は白鳥さんにお任せすることとなった。
ただ、マイクは直接食道にスポイトで栄養を入れてもらっていたという話だけは伝えておく。

まあいいわ。持ち主もいるでしょうし。しばらくお預かりしましょう。まったく生徒会なんて損な役回りよ。
ほんとにミニクイ姿・・・ムシズが走るわ

そんなことを言っていた白鳥さん。だけど、意外に甲斐甲斐しく世話をしている。
手ずからエサをあげたりお風呂の世話をしたり散歩にも連れていく。うーむ、毎度のことながらセレブなのに自分でよく動く人だ。
いつしか情も移ったのか抱いてみたり一緒に寝てみたり笑顔でエサをあげたりするようになる白鳥さん。可愛いですなぁ。

もうすっかり飼う気になっている白鳥さん。ラッキーという名前までつけてしまっています。
幸運にも生き残ったのでラッキーなわけですな。単純だがペットの名前としては正しいかもしれない。

そんな乗り気な白鳥さんだったが、持ち主が判明したとマーニーに聞かされる。
ウェブ回覧板にケガしたニワトリの情報を載せたところ連絡が来たらしい。
白鳥さんにその後を一任したと思ったらマーニーもちゃんと動いていたんですな。
今回はそれが白鳥さんの望みとは違う方に動いたみたいですが・・・

元の持ち主はラッキーを丸焼きにするつもりだったらしい。ああ、それで首を落としたけど逃げられたと。
まさしくホラーじみた話でありますね。
娘の誕生日のパーティ用に仕留めるつもりだったらしく、これでパーティの続きができると言ってらっしゃいます。
ふうむ。そんなことを聞かされたら情の移った白鳥さんは黙っていられませんよ。

・・・ダメよ。
これは違うニワトリよ!!似てるだけ!アナタには渡せないわ!!絶対ダメ!!

元の持ち主さんは娘が産まれた時から育てていたと主張する。が、そうは言われてもダメなものはダメだ。離さない!!
ダダを捏ねる白鳥さん。こんな時こそお金の力で解決を図るべきだったんじゃないですかね?
普段から余りお金の力に頼っていないのでそういう発想にいきつかないのかもしれない。セレブなのに。

そんな白鳥さんの手から離れて飛び立つラッキー。
校外に出てしまう。慌てて追う白鳥さん。しかしラッキーはトラックの上に乗っかってしまった。
そのままラッキーを乗せて走り去るトラック。泣きながら追いかける白鳥さん。

ダメよ!行かないで!!止まって!!ラッキー・・・!!

泣き崩れる白鳥さんでありました。うーむ、悲しい。
まあ、マーニーの調査力をもってすればまた見つかりますよ。元気出してくださいな白鳥さん。

白鳥さんの可愛さがさらに際立った回となりました。
本当、セレブの生徒会長というポジションのキャラなのにそれを感じさせない魅力を持っていらっしゃいます。いい意味で。
そういえば宮島先生もやたらと乙女な面を見せてくれましたなぁ。
可愛いことは可愛いが、あれはなんとも反応に困る類の可愛さであった。
うっかりメールの文面を目撃しちゃったマーニーの反応が知りたいところだ!!

・シュガーレス
榊を庇って倒れたコウタ。
これまでの榊であればその姿に何かを感じることはなかったのかもしれない。
が、今は昔の心を取り戻しつつある。この男から目を逸らしてはいけないと感じている。

妹尾。俺はもう何からも逃げへん。お前を倒す・・・!

最後まで信じてくれたただ1人の仲間のために榊は拳を振るう。
だがさすがに体が重く、妹尾を打ち倒すには心もとない。
そんな榊が倒れこんだのは岳と卜部さんが積み重なって倒れている場所。
そこに倒れこんだためか、ようやく岳が気絶から回復する。
同時に卜部さんも気絶から回復したのでケンカ開始。意識はないけど確かに邪魔ではあったものね。

気絶から覚めたばかりなのに元気な2人。
さらに卜部さん。自分を負かしたはずの妹尾に、勝った気になってんじゃねーぞと挑発を入れるのも忘れない。
これには榊も思わず笑みがこぼれる。

・・・どこまで単純な奴らやねん・・・
こいつらは負けても復讐やら黒い感情に動かされてへん。倒さなアカン奴に勝つ。それだけのために何度でも起きよる・・・
そうや・・・まだ体は動く・・・立て・・・1ミリでも体が動くなら。立て・・・!!

九島連中を見習い立ち上がる榊。妹尾に対してこう述べる。

負けて後悔するより立たんかったせいで後悔する方が痛むんを、よお知っとるからな

まさしくそれでありましょうな。その燻ったものがずっと後悔として己を苛むこととなったのでしょう。
だから今度は全ての力を出し切る。それまでは何度でも立ち上がるという意識を持つ榊。
その気迫が拳に乗ったのか、妹尾に強力な一撃を見舞うことに成功。
それを見ていた反榊同盟の連中。どうやら御辻の連中はあらかた倒し終わったらしく、手が空いている状態。
こいつらも榊に恨みを持っている以上、このまま大人しく見ているだけということはありますまい。

そんな連中のもとに現れたのは、えらく焦った様子で抗議しているヒラオリ。
ヒラオリが抗議しているのは、自分を持ち上げているマリモに対してである。ああ、それは抗議もしますわな。

何をする気だ。いや、君の意図がわかっているからこそ降ろしたまえ!!

バタバタと足をバタつかせるヒラオリ。
まあ、この体制でやることは決まってますわな。ヒラオリミサイルの発射だ!!ぎゃふん!!

他人のケンカに割り込む前に、俺の相手をちゃんとするんだな・・・!

マリモにわざわざ手を出したのが運のつきでありましたな。
大人しく榊に復讐することに専念していればよかったのに・・・おかげで九島全員を敵に回すこととなった。
うかつに潰したるわとか言うから・・・
見物に回って暇していたシロたちにしてみれば暴れる相手が見つかって願ったり叶ったりだろうけども。

九島のアホ共にはコウタの世話焼きが伝染ったんかもしれんな

いや、こいつらは単にケンカ売られたので暴れているだけです。甘く見るなよ!!

まあそれはともかく。榊と妹尾のタイマンを邪魔するものはいなくなった。
妹尾の榊に対する恨みはかなり根深い様子。だが榊はそんな妹尾に対し言う。

妹尾・・・九島もコウタも自分が思った瞬間、思った通りに拳を振るっとる。
散々自分の心をだましてた俺も、隠してたお前も、間違うてんねん。
上手いこと進まれへんのはな、勝てへんからと諦めて心が負けたことに気ィついてても目隠ししたまま歩き続けた罰や
1度死なんと治らんアホなら、仲良お心中するか。

願い下げじゃ!お前1人で逝っとけや!!

榊に強烈な前蹴りを叩き込む妹尾。
しかし、榊。どうやらこれはわざと受けた様子。
そう、先ほども言った通り。もう逃げないと決めたのだ。

誰の心からも目ェ逸らさへんために立つ。九島のアホ共に教えられたことや・・・!!

己の間違いを認め、新たなる1歩を踏み出すために拳を振るう榊。
その覚悟の拳が妹尾を吹き飛ばす。これは、完全に勝負あったか!!

榊の言葉はなかなかいい感じでありますね。
心が負けたことに気づいても目隠ししたままだから上手く進めなくなる。よくわかるお話だ。
では、もう逃げないと決めた榊は再度シャケに挑むこととなるのだろうか?
敵うかどうかはさておき、全力でもう一度挑んでみればスッキリするかもしれませんな。
いい機会だし九島の連中と一緒に新幹線に乗っていったらどうかね。しばらく現地に居ついててもいいですし。
そうこうしているうちにすっかり九島イズムが馴染んだ性格になっていくことでしょうよ。きっとね。

・あまねあたためる
ファミレスで火花を散らす男2人。何を話しているのかと思ったら予想以上にくだらないことだった。
1人の男はこう主張する。

ナースが最強!!純白・清楚・教養の三拍子!それが理解できないとは不能かお前は!!

それに対し、もう1人の男はこう主張する。

チャイナ無双!!妖艶なビジュアルから醸し出される古い歴史!賛同できないお前にモノを語る資格ナシ!!

チャイナドレスって歴史古いんでしたっけ?
いや、確かにチャイナ服自体は古いけど、本場の方では下にズボンを履くスタイルだから妖艶さにはつながらないかと。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。うん。
通りすがりに言い合いを聞いていたウエイトレスも呆れ顔だ。
この2人同じ営業部の人間らしいが、いつもこんなことで言い合っているのか?

その言い合いの決着をつける方法として、脳内で特定の子に制服を着せる試みをすることとなりました。
その標的とされたのはあまねちゃん。
うーむ、人の妄想にケチをつける法律はないが、堂々とされても困りますな。

ナース服にチャイナ服という姿を妄想で披露させられるあまねちゃん。
ふむ、悪くはないが私自身としてはそういう方面のフェチズムはそんなに高くありませんのでな・・・
チャイナはもっとふとももを強調した感じの構図を見せてくれた方が嬉しかったりなんだったり。

酒を入れて更にテンションを上げる2人。
よりにもよって通りがかったあまねちゃんに意見を求めだす。この酔っ払いめ。君はどう思うとか言われてもなぁ・・・

そういえば駅前でこーんな服着た人を見まして。どう見ても日本の方で。
ちょっと憧れちゃうんですよね〜〜!一回でいいから着てみたいな、なんて・・・

ふむ。ときおりいるみたいですね、そういうお人形さんのような格好で電車を利用したりする人。
着てみたいというのはわからないでもないが、その格好でうろつくのはなかなか勇気がいりそうだ。
って、いやべつに着てみたい衣装を聞いているわけではないのですよ。

だって・・・あの・・・お言葉ですけど、チャイナドレスもナースさんも・・・身近じゃなくてイメージわかないんです
知り合いが着てるトコ見たことないし。店にそんな服売ってないし。
あ、ひょっとしてお二方。お知り合いに看護師さんとか中国人の方とかいらっしゃるんですか?

いねーよ。アニメやゲームでのイメージだけだよ。
ましてや奥さんが着てくれるとかそんな話でもねーよ!独身だよちきしょうめ!!
てな感じで吠えたける2人。ダメな大人だ。
その勢いに押されて倒れこむあまねちゃん。スカートの中が丸見えに。と思いきや、短パンを着用しておられました。おやおや。

スカートの中に体操着。ロマンを打ち破られた男たちはさらなる悲哀を帯び、激情にまで達しようとしている様子。
い、一体何をしでかすつもりなのでしょうか・・・?
だが、男たちの激した精神は次のあまねちゃんの行動で打ち破られる。
濡れた短パンを脱ぎだしたのだ。そしてその短パンで床を拭いて謝りながら去っていくあまねちゃん。
ふーむ。女子高生の生脱ぎでございますか。インパクトはあるかもしれませんなぁ・・・

というわけで、男たちの結論は制服最強ということで落ち着いたのでありました。そ、そうか・・・
どうでもいい話し合いがどうでもいいところに落ち着くのはしょうがないことなのかもしれない。
まあ、ね。この手の好みは千差万別。人それぞれなのですし、最強とか決めてもしょうがないって話なんですよ。
個人的に巫女さんとかは好きですが、それを他人に強要するつもりはありませんぜ!!マナーでございますよ。マナー。こいつはな。

・パンダのこ
パンダの毛も人間の皮膚と同じく劣化するものなんですな・・・物寂しい。

夏休みの宿題をちゃんとやっていれば点数は取れる!
のだが、ちゃんとやっていない乃仔ちゃんは酷い点数。まさに因果応報ですね。
にしてもこの点数は酷い。平均点下げすぎだ・・・

猫村さんは乃仔ちゃんほど酷くはないが、赤点は赤点である。しかしいい脚をしている
可愛いと言われて照れたりする辺り魅力的だったりしますなぁ。いい脚してますし。
パンダ折り紙は折り方の解説も付けてほしかったところですな。

・スポ×ちゃん!
棺桶型のバッグを背負った謎の少女が中野区大会の会場の前にやってきた
なんというか奇抜な感じでございますな。2つに括った髪の長さも相当なものだ。目立つ子だ。

そんな少女が入ってくる中野区大会会場。
試合場ではアヤちゃんが沖田部長に敗北を喫していた。
1回戦から優勝候補に当たるとは運がない。この敗北は仕方がありませんな。

さて、足を踏み入れた新顔の少女。さすがに目立った姿なだけに注目を浴びている。
だが、この子はスポチャン経験者ならば知る人ぞ知る存在。
目立つ赤髪の少女の名前は「仏生寺なずな」ちゃん。
本来は京都の選手なのだが、わざわざ東京の地区大会にまでやってきている。いわゆる「武者修行」という奴だろうか。
なかなか可愛い子ではあるが、とにかく目立つ。本人は周りの目とかは意に介してないみたいですけどね。

なずなちゃんはさておき、試合の方は順調に消化されていく。
小太刀の試合、かすみんは1戦目を見事な勝利で飾る。
回転の力をものにしつつあるかすみん。だがまだぎこちない。もっと滑らかに動ける軌道があるはずと模索を続ける。いい傾向ですな。
敗れて強くなるかすみんであるが、勝ちながらも強くなれるならそれはそれに越したことはないわけで。

かすみんの勝利に沸くリリィ。そこに近づいてきたのは例のなずなちゃん。
リリィは漢字で宮本百合と書くが、読みはリリィという。
さすがに番組では読み方までは放映されなかったし、なずなちゃんが読めなかったのも仕方ない。

「リリィ」・・・それが貴女の現世での名前・・・
覚えてる・・・?私のこと・・・
無理もないわね・・・私も貴女を思い出したのは動画で貴女の姿を見てからだもの。フッ・・・

フッじゃねーよ。というか、これはまさか・・・

じゃあこれを言えば思い出すかしら?
私の現世名(リアルネーム)は「仏生寺なずな」
前世名(ソウルネーム)は「火閻魔神(イーフリータ)」

仏生寺という苗字事態珍しいのに、さらにソウルネームまで名乗りますか。
いや、そういう問題ではない。というか、だ。

やっ・・・やべええっ!!コイツ・・・マジモンだああっ!!

慄くナノちゃん。いや、これは誰だって慄くか。
さすがにマジモンの電波と正面切って話すのはヤバい。ヤバいヤバい。リリィの天然でどこまでしのげるか。

思い出した?「金色の堕天使(ミカエル)」。私は前世で貴女に封滅されたのよ

出た!!「ミカエル」!!マジモンの中二病だ!!

ああ、電波ではなく中二病でありましたか。こじらせちゃったんですね。
まあそれならまだ回復する余地もなくは・・・ないと・・・思うけど・・・
かすみんに言わせれば警察を呼んだ方がいいんじゃないか?と思うほどの相手らしい。気持ちはわからなくはない。厄介ですねぇ。
その会話を見てステキと言えちゃうアヤちゃんも地味に危ない。
ところどころ危険な言動が見えるのが怖いですわぁ。
というか、イフリートはアラブ神話のランプの魔人だし、天使であるミカエルとは関わりがあるとは思えないのだが・・・
まあ、それはどうでもいいか。その話を広げられても困るし。

リリィは足を骨折したので大会にはでないことを告げる。
決して長剣(ロングソード)の部から出るという話ではない。ロングソード・・・

そう・・・だったの・・・記憶を失っただけでなく翼を折られていたなんて・・・

徹底してますな、なずなちゃん。翼じゃなくて足だヨ。やはり通常の会話が難しい相手である。
まあ、こっちの言うことをちゃんと理解してくれるだけまだマシか。
解釈すればちゃんと意思疎通もできそうですし。というか、ツッコミを放棄すれば普通に話せるのかもしれないな。

「のぞみ」でやってきたなずなちゃん。リリィと戦えないのならば帰ると言い出す。「のぞみ」で。
ってなんでのぞみにそんなに拘るのだ。それも前世と何か関わりがあったりするのか。まさかあの・・・!!

つれない様子のなずなちゃんを引き留めるために、あることを思いついたリリィ。
そう、それは私と戦いたければこの3人に勝ちなさいというもの。

・・・わかった。この3人を殺ればいいのね。約束よ

ノリノリで受けてくれるなずなちゃんでありました。うーん、なんだか厄介なことに!!
思わず顔を見合わせるかすみんとナノちゃん。そして1人ドキドキしているアヤちゃん。アヤちゃん・・・

てなわけでおかしな挑戦者がでてきたわけだが、試合はそのまま消化される。
小太刀部門は沖田部長の優勝で終わりました。さすがですな。
二位は青梅大の木元章さん。お、前回はいいところのなかった青梅大の人が二位につけている。やったな!!
三位は礼道館の松原大輔くん。少年かどうかはわからないが礼道館なので君付けしておこう。
敢闘賞は星ヶ丘男子高の薬丸一理となりました。
かすみんとナノちゃんは2勝したところで敗退した模様。ふうむ、なかなか頂上は厳しい。

さて、続いて長剣の部が始まります。ここになずなちゃんも参加することになるのですな。
色々と荒れそうな戦いになりそうだ。まあ、沖田部長の優勝は揺るがないでしょうが・・・
と思ったら、このタイミングで1ページ目と同じコマ割りで参加者登場。
格好はなずなちゃんとは違い普通。ただ、今時珍しくゲタをはいており、カランカランと音を鳴らして歩いている。
そんな古風な剣士が中野区大会の会場前にやってきた
一体この女性は誰のお姉ちゃんなのだ・・・!?

いやまあ。蘭さんが飛び入り参加すると決まったわけではないですけどね。まだ。
参加してくれたらすごく面白そうではあるが、どうなるのか。
優勝した沖田部長に果し合いを申し出るぐらいで済ませてくれるかもしれないし、済ませてはくれないかもしれない。
戦い方は苛烈だが、基本的には礼節を伴っている人ですし、無法は早々しない・・・と思いたい。どうなることやら。楽しみだ!!

・白銀ヴァンガード
遠く・・・虫の知らせが呼ぶ。「強き者よ・・・」と。
それは過去への追蹤にして・・・黒き残照・・・
その刃に魅入られたならば、白銀の輝きでさえ闇に沈む。

黒き刃は俺に語りかける。命の嘆きを、命の輝きを。お前はどう生きた。俺はどう生きる

相変わらずハードな文言での立ち上がり。追蹤なんて漢字なかなか打てないよ。
というのはさておき。ヴァンが何やら怪しげな黒い刃に魅入られてしまった様子。
強き者を呼ぶこの黒き刃の正体は一体。

ダンコウオオアリのアリ塚。
アリの子供たちがお母さんを呼んで走り回っています。
子供たちがいうには「虫の知らせ」でジャバウォックが帰ってきた。大きくてみんな食べちゃうんだって。とのこと。
その知らせを聞いたお母さんアリ。子供たちを安心させるために、そんなモノ来たって私が倒してしまいますからと言う。
ふうむ、気丈な方でございますな。
というか、お母さんアリということは、この方はアリの女王なんですよね。
アリの女王と言えばもっとクイーンっぽいというか、高慢な印象が強いのだが、なんだか優しそうな感じの女王で・・・いいな!!

そんな健気な女王に、逃げるべきじゃないのかと忠告をしに現れた存在がある。
黒き刃を背負った白銀の昆虫。ヴァンである。

「破滅のジャバウォック」といえば・・・かつてこの森の生態系をことごとく破壊したイワトカゲだ
アンタの親の世代のダンコウオオアリが全軍を挙げて戦い・・・そのほとんどを失ってやっと撃退したって化物だぜ・・・

そのように告げるヴァン。しかし動けない卵や幼虫もたくさんいるし、逃げることはできないと女王。
コロニーの存続を考えるなら、女王は真っ先に逃げてもらわないといけないのだがなぁ・・・
しかし、女王の意思は固いらしい。絶対に見捨てません。必ず子供たちを守ります。とのこと。うーむ、気丈。

そんな女王様に対し、お節介なコガネムシと名乗ったヴァンは健闘を祈るよといって去っていく。
その背にあるのはダンコウオオアリの棘・・・

だ!れ!が!コガネムシだゴラアァァァッ!!

女王の前を去ったところで突然怒り出すヴァン。やっぱりコガネムシ扱いされているんですね。
まあ、カブトムシの象徴である角が短くなっているのだから間違われてもしょうがないと思いますが。

どうやら黒い棘に触れたことで、ヴァンは何かに操られようとしている様子。
その何かがヴァンに語り掛けてくる。貴公はわしに支配される弱者ではないようだ、と。

わしは・・・ダンコウオオアリのオズワルド
白銀の戦士よ・・・最早このオズワルド・・・恥を捨てて貴公に願おう。わしとともにジャバウォックを討ってくれ・・・

棘に宿った幽霊とでもいうのだろうか。立派な髭のような甲殻を携えたアリがヴァンに語り掛けている。

わしは生まれて一度も・・・コロニーの役に立つ仕事をしたことが無かった。
幼虫の世話も、狩りも・・・したいと思っても何ひとつ出来なかった。
それというのも、アリには「反応閾値」というものがあり、個体ごとに出来る仕事が違うからだ。
わしは待つしかなかった。いつか自分に出来る仕事がおとずれる時を――
しかし・・・コロニー最大の危機となったジャバウォックとの戦いの時でさえ、わしは動けなかった。
次々と死んで行く仲間を目の当たりにしながら、見ていることしか出きなかったのだ。
戦いの後・・・わしは「反応閾値」の無い異端とされ、コロニーを追われた――そして無為に時が流れ、静かに死んだ。

それがオズワルドの一生。
だが、傷の癒えたジャバウォックが再びこの地に現れた時、呼応するかのようにオズワルドの棘がヴァンを呼んだ。
これはつまり、最後の最後。全ての牙が折れたコロニーを守るために反応したということだ。

反応閾値はあったんだ。あんたは切り札・・・「ランス・オブ・ラスト」だったんだよ

最後の一本槍。それこそがオズワルドに与えられた使命。
それに気づけたのが肉体を失った後というのはなんとも皮肉な話である。

皮肉なものか。身体など些細なこと。守るべき者たちは健在なのだ。
あの勇敢な女王のコロニーのために戦えるのなら、これ以上の冥利は無い――

これがアリの矜持というやつか。まあ、男としてわからないでもない話である。
ヴァンもその意見に賛同する部分があるのだろう。だから戦う。強大な相手であろうとも。

オレはこの身の輝き故に戦いに追われた。
あんたは背負った使命故に孤独に追われた。
言わばオレたちは、同じ道を行く赫奕の異端(ヴァンガード)

オズワルド。あんたが・・・死してなお、その道の先を行くというのなら、わずかでもいい!!
オレにも示してくれ・・・黒鉄の刃が斬り開く――その先の世界を!!!

戦闘形態に変異したヴァンとその身に合わせ長大な刃と化したオズワルドの棘。
その状態で挑むのは強大な敵、ジャバウォック。その死闘の結果は――

これは・・・まさか・・・ジャバウォックが死んでる・・・

戦いの跡地にやってきたのはアリの女王。
死したジャバウォックの頭には黒い棘が突き刺さっている。
このオズワルドの棘にはアリの記録媒体である接触フェロモンが塗布されていた。
女王が棘に触れた瞬間。彼女は全てを知った。
黒きオズワルド。その生き様の記録を――

その日、一匹の男が、自らの居た孤独の世界を破壊した。
彼にもいつか訪れるのだろうか。自らの居る戦いの世界を破壊する日が――

誰もがそうさ。闇の中で光を掴んで輝きを放つ・・・アバヨ。オズワルド。

死闘に打ち勝ったヴァン。だがその戦いはまだまだ続く。
その戦いに終止符が訪れる日が来るまで戦い続けるのでしょう。月下にその白銀の体を輝かせて。

というわけで、白銀ヴァンガード。集中連載終了です。
いやあ、なんだかんだで面白かったですな。
やたらめったらなハードボイルドの世界観がよい感じ。それでいてメスの昆虫は可愛く描かれているのもよし。
特に最後のアリの女王が色々とツボではありました。勇敢な女性というのはいいものですねぇ。
作者が虫漫画が大好きというのも伝わってきましたし、よい作品でありました。
次の虫漫画にも期待した所であります。
高橋良介先生の次回作に期待しています!!

・木曜日のフルット
鯨井先輩はどういう夢をみたんだろうか。頼子が卑弥呼になっているようなそんな感じの夢・・・?

フルットに負けて巨大化するデン
それはまるで戦闘に敗れて巨大化する怪人のようである。
となれば、この次は巨大な合体ロボットで撃退するという流れでありますな。
夢を見るならそこまで見ようぜ!!所詮は夢なんですし。

・総合感想
本号にて2012年発売のチャンピオンは終了。次号からは2013年に発売される号となります。
来年もチャンピオン感想を頑張っていきますので、皆様よろしくお願いします。

さて、次号は予定通りバイオハザードが復帰
いいところで止まってましたし、クリスの活躍に期待したいところ。

イカ娘のアニメ特報とはどういうものなのか気になる。

そして、別チャン創刊記念新人まんが賞の授賞作が掲載
どのような話が読めるのか、楽しみでありますな!!



2013年 2+3号


・囚人リク
執拗な看守の追跡に脱獄計画は最大の危機を迎えている。
これまでは危ういところがありながらもそれなりに順調であった。
しかし、今は明日が見えない。希望はシャバのファミリーの動き次第という状況。

巻頭のカラー絵にもそういった部分が反映されている
これまでは破竹の勢いでぶち破るぜ!みたいな扉絵でした。
が、今回は枷に繋がれ弱った2人の姿。うーむ、これはキツイ。何の漫画かと思われてしまうぐらいにキツイ。

というわけで、そんな弱った2人を救うべく動き出すファミリー。
炊場のお頭である高木さんに渡りをつけに来るのでありました。

脱獄の手助けを請う神木さん。しかし、高木さんの態度は森田の時と同様。
責任のある立場である以上、軽々に飲んでくれる筈も無い。森田の暗号文にもそう書かれている。
だが、諦めるわけには行かない。

俺たちはボスに惚れたんです。あきらめるバカがいますか。
男が男に惚れて、その人が旧知に立たされているなら命を張る。そんな森田は・・・バカなんでしょうか?

土下座の体勢に入りながらそのように語る神木さん。
高木さんが真っ直ぐな人だと聞いているので、真っ直ぐにぶつかりに言っているようですな。
そして偽りのない本音、というか展開したいと考えている作戦を告げてくれます。

炊場の帳簿を操作します。それに手を貸してください。
それで加藤という看守の収賄を偽装し、こちらの傀儡にします。
1度・・・どうかボスに会ってください。そして試してください。
俺たちのボスを。森田が命をかけたボスを。佐々木麗乃真が、取るに足らない男ならキッパリあきらめます。お願いです。

グッと肩に取り縋り懇願する神木さん。必死な様子が見て取れる
。 そのタイミングで囚人と接触していることが看守に発見されてしまう。ピピィー!
慌てて運送会社の人間が神木さんを引き剥がす。
そして神木さんも表情で希いつつ、口では囚人だから1発かましとこーと思いましたと説明する。
どうにか物陰の交渉はそれでごまかせたみたいだ。
さて、請われた高木さんはどう動くのか・・・

夜。看守は炊場での配給を夜食として取ることがある。
配膳する高木さん。看守は夜食に手をつけると、いつしか眠りについてしまう。
どうやら高木さんが睡眠薬を盛ったみたいですな。
先の神木さんとの交渉の際、高木さんのポケットに睡眠薬を忍ばせていた。それを用いたのだ。

狙いは特懲のマスターキー。
もちろんレノマさんを直接救うとかそういう危険すぎるマネはできない。
だが、睡眠薬が効いている間に話をすることぐらいはできる。
神木さんの言う通り、佐々木麗乃真という男を見極めようと考えている様子の高木さん。
森田や神木さん。2人の男の悲壮。果たしてレノマさんはその懇願を受けるだけの価値があるのか。知らねばならない。

つまらねえ脱獄の言い訳などするようなら、俺は絶対にお前を許さんぞ!

決意を胸に、特別懲罰房にやって来る高木さん。
扉越しにも血や汚れなどの臭いが鼻につく酷い環境である。
扉を開いてみれば、飛び込んでくる光景は予想以上の惨事。思わず手で口を覆う高木さんでありました。

呼びかけを行えば直にレノマさんは答えてくれる。
そして話を開始する高木さん。まず森田が圧搾機に飛び込んで今は外の病院にいることを伝える。

森田から聞いた!!お前は、なぜ脱獄をする。

脱獄計画が少しずつ漏れていっていますね。
でも、今の状況ではそれについてウダウダ言う事もできない。
田中一郎の時の様に口封じするなんて出来る状態でもない。なので、尋ねられたことに正直に答える。

自由だ。自由を手にしたい

このレノマさんの返答に怒りの表情を見せる高木さん。

笑えねえな。俺たちは罪人だ。他人の自由や平和を奪った側だ
話にならん!栗田の理由もどうせその程度なんだろう。

リクは違う。あいつは無実だ

思ってもみなかった言葉が飛び出し、驚愕の表情を見せる高木さん。さらに驚きは続く。
リクは親と慕った大好きな警察官のおじさんを目の前で殺された。殺したのは警視総監の鬼道院。
そのうえ、その罪を着せられて30年の実刑を受けてここにいる。

冤罪・・・そ・・・そんなこと信じられるとでも・・・

確かににわかには信じられない話でしょう。だが事実だ。
この間の運動会の授賞式での騒ぎの件もある
憎き仇、鬼道院を目の前にして気持ちを抑えきれずにつっかかっていった奴がいた。あれこそ揺るがぬ証拠である。

ふーむ。レノマさん解放の意味合いが強いエピソードかと思ったら、運動会の話をこう繋げてきたか!!
もちろん高木さんも参加しており、授賞式での出来事は印象に残っている。よい流れですなぁ。

俺たちスラムの人間に人権はねぇ。そんなことには慣れていたつもりだが。
だが、あいつは・・・あいつは・・・まだ13歳なんだぞ。
それがこんな所へ飛ばされて・・・拷問され・・・爪をぶっ飛ばされ・・・
なぁ・・・なんか間違っちゃいねえか

俺たちは罪人だと高木さんは言った。自身も何らかの罪を背負い、償う意識を抱いているのでしょう。
だが、冤罪で小さな子供が刑務所に放り込まれ、拷問まで受けている。
これは確かに間違っていると思わざるを得ないでしょうな。
だからこそ、高木さんは迷いを口にする。なんなんだ・・・正義って・・・

知るか。だがな、俺の正義ははっきりしてる。俺の正義は、あのちっちぇ男だ
俺はどうなったってかまやしねぇ。でも・・・あいつだけでもこのムショから出してやりてえな。

自決用のカプセルを渡し、血の盃を交わした相手であるリク。
己の道を照らす相手と認めた男である。俺の正義はリクだと宣言しても何もおかしいことはないですわな。
その真っ直ぐな言葉に嘘偽りがないのは高木さんも感じ取った様子であります。
迷いの表情を見せたままレノマさんの房を後にする高木さん。
その足で今度はリクの房へと向かう。
そしてそこで見たのは、若干13歳の少年が枷に繋がれ弱っている姿であった。無実である少年がこのような目に・・・
憤激を堪えきれず、床に拳を打ちつける高木さん
さてはて。事実を知ってしまったのであるが、どのように動くのでありましょうか。

一方の加藤看守。
山岡さんに見取り図の件でハメられたと気付き、怒りの電話をかける。
日が明けても怒りは覚めやらぬ様子ですね。そりゃそうか。
電話に出た山岡さんに、家族がどうなってんのかわかってんのかと脅す加藤看守。だが――

俺は女房に真実を打ち明けた。もう恐れるものは何もない。逮捕するならしろ。脅迫は通じないぞ

震えながらそのように答える山岡さん。格好いいわぁ。
電話越しだったからこそなんとか虚勢が張り切れたって感じですね。
非番でもないし直接迎えなかったので直接脅せなかった。これで山岡さんから聞き出すのは難しくなったと判断する加藤看守。
だがせっかくの出世のチャンス。諦めることはできず、どうにかして次の手を考える。
スコップ混入は糞つぼに潜って脱出する実験だったということは既に推測されている。
後は脱獄を企てていたという証拠さえあればいい。証拠さえあれば・・・

待てよ・・・何もバカ正直に見取り図を探さなくたって・・・
そうだよ・・・とにかく「証拠」さえあればいいんだ・・・ねつ造しつまえば・・・

あいつらが脱獄用に必要であろう手作りの看守服。それを俺が用意し、木工場に忍び込ませる・・・と。
そして、発見するのも俺。
これであいつらも終わりだ

ついにねつ造という強硬手段に打って出る加藤看守。やっちまいましたねぇ。
そして、最後のそのポーズは一体何なのか
素晴らしいアイディアに酔っているポーズなのか。日の光を浴びてとても御満悦な様子が見て取れる。
緊迫した空気を一撃で破壊する力を秘めたカッコイイポーズだ!!何やってるのだか。

さて、カッコイイポーズについてはさておき。
加藤看守VS高木さん&レノマファミリーという駆け引き合戦が始まりそうな雰囲気。
ファミリーが収賄をねつ造しようとするなら、看守は脱獄の証拠をねつ造する。
ねつ造合戦の勝者はどちらになるのか。立場ある人間である看守の方が不利に思えるが・・・はてさて。

職務熱心なだけなら傀儡になったりするかな?とも思ったが、ねつ造に手を出す人間なら可能性もある。
家族を愛する姿勢も見せているし、自身のねつ造が発覚したら、という脅しも出来るようになる。
うーむ、反撃できる形が見えてきた気がしますね!!ここからの展開が楽しみだ!!

・弱虫ペダル
巻島祐介、旅立ちの時

巻島さんの退部届が監督のもとに届けられた。
もちろんそのことは金城さんの知るところとなり、田所さんにも打ち明けられる。
激しく動揺の色を見せている田所さん、何故、どうしてといった感じでしょうか。
さすがに監督や金城さんは理由を聞いているのでしょうな。

退部届を出し、最後に部室を見て回る巻島さん。
目に留まるのはIH優勝記念のカップ。
そこに括り付けられた布には、レギュラーの面々が思い思いに寄せ書きした言葉が綴られている。

坂道「ありがとうございます」
今泉「やったぜ」
鳴子「派手一番!!」
金城「感謝だ」
田所「天下統一!!
巻島「↑バカ」

コメントと名前が同じ大きさな鳴子もあれであるが、やはり田所さんが凄い。何だよ天下統一って!!
そりゃあバカと言われても仕方がありますまい。
どうでもいいが、この回想時の今泉君の頭が細すぎて不安になってくる。

優しい気分になったのか巻島さん。バカの文字を消し、ちゃんとしたメッセージを残す。

巻島「登り一筋」

ふむ。らしい言葉でありますな。でも、バカの字は別に消さなくてもよかったと思いますよ。
ツッコミが合って生きるボケな気がしますし!後から見ればツッコンだ跡が見て取れるから問題ないか。
さて・・・最後の峰ヶ山登ってくるかァ

部室を見回るだけでは足りなかったみたいですね。
これが最後と、何度も自主練習で登った思い出の山を登ろうとする。

巻島さんが山に向かおうとしている頃、鳴子は田所さんから携帯で連絡を受ける。
どうやら巻島さんが退部したことを聞かされたみたいですね。今泉君は側にいるが坂道は別のコースを走っている。

どうやら巻島さんは海外の大学に進学するらしい
なるほど。海外の大学は9月から始まる。
高校の単位を前倒しにして終わらせて、9月にはもう大学生になるって流れなわけですね。そりゃ大急ぎだわ。

あいつ・・・イギリスに兄貴が行ってて、独立してるらいいんだけどそれ手伝いながら向こうで生活すんだそうだ

なるほどねぇ。もう先々のこととか色々と決まってたんですなぁ。
む、逆に田所さんの将来とかが地味に心配になってきた。し、進学とかしますの・・・?

どうすんすか、3年生の有志校集まって追い出しレースいうのあるんでしょ!?出れんやないすか!
てか巻島さん、どうすんすか自転車!!

焦る鳴子。
そうかーそういうレースもあったりするんですなぁ。
それなら人気の3年生達の勇姿がまだ見れる機会があったりするのかぁ。
でも、その中に巻島さんがいないという話になると・・・割と淋しいものがある。
逆にその話がないと、まあしょうがないかなで済まされそうな卒業話。
止める理由とかも思いつかないし、自転車はどこでも出来そうな気はしますからねぇ・・・

さて、坂道。部室に戻ってきたところで巻島さんと出会う。
巻島さんは坂道のニューバイクが似合っていると誉める。黄色いジャージと御揃いでいい感じですよね。
坂道が言うには、まだ性能を発揮できていないとのこと。まだなのか・・・!!

つま先をクランクのトルクかけるところで前にスライドさせるイメージで回せ。軽いフレームはその方が進むショ。

さすがに巻島さん。いいアドバイスを送ってくれる。礼を言う坂道。
その坂道に巻島さん。今から1本峰ヶ山に行くんだが、つきあうか?と尋ねる。
それに対し、ちょうど峰ヶ山登って来たばかりなのでまた今度でいいですか?と返す坂道。
そうやってすれ違って、お別れになる――のかと思いきや、妙な胸騒ぎに引かれて振り返る坂道。

あのっ。やっぱり一緒にいっていいですか

ニブいんだか鋭いんだか知らないが、直感に従って行動できるのは好ましいことである。
お互い後悔のない様にしておきたいですし、この行動はよかったですなぁ。

2人で楽しそうに山を登る。
抜きつ抜かれつ。苦しそうにしながらも、実に楽しそうな笑顔も浮かべる。

巻島「(なぁ坂道ィ!!)自転車は楽しいかァ!?」
坂道「はい!!」

そんな声を交わしつつ登りきった2人。
どうやら最後は巻島さんが先んじた様子。
登りなれた山で、体力も全快の巻島さんだし、さすがに上回るか。坂道が新しいバイクに慣れてないのもあるだろうし。
というか、巻島さんのスタイルは並走しづらい。コワイ。抜きにくい!!

坂道たち1年生は最近いつも話している。"3年卒業までにはブチ抜いたる"って。
なので坂道もそれまでに追い抜きたいと考えていますと口にする。
またその時は勝負してもらえますか?

オレはいつでもおまえと走ってるショ。そう思えば勝負なんざいつでもできる。
つづら折りの登りのカーブで。果てなくつづく1本道で。草おいしげる田舎道で。
来年も。そのつぎも。オレはおまえの前を走ってる。だから抜け。強くなれ。

オレたちの総北を、たのむぜ坂道

坂道の頭に手を置き、静かにそう語る巻島さんでありました。
そういえば苗字でなく名前で呼ぶのはこれが初めてなんでしたっけか。

クライマー同士が登りのエースの引継ぎを行っている頃、別の引継ぎも行われようとしていた。
金城さんの前に立つのは2年生の手嶋さんと青八木さん。
そして金城さんは手嶋さんに話しかける。

総北高校自転車競技部。次のキャプテンはおまえだ。2年、手嶋純太!!
走れ!!1秒でも多く!!来年のインターハイはもう始まってる!!

そう、力強く述べる金城さんに、手嶋さんもまた力強い返事で応えるのでありました。

次期主将は手嶋さんかぁ。まあ、妥当なところでありますね。
年齢と人望。作戦立案能力。どれも申し分ない。自転車の実力に関しては・・・きっと成長するハズ。
まあ、強力な1年生がまた3人まとめて入ってきたりしない限りはレギュラーの座は大丈夫ですよ。きっと。

しかし、もう主将の引継ぎが行われるのか。そうなると他の高校が気になりますな。
やはり箱学は泉田君が主将になるのだろうか?
メンタル弱い面が気にかかるが・・・憧れるキャラから憧れられる側のキャラに回れるかどうかが課題ですな。
京都伏見はどうなるのか?水田くんは・・・想像がつかない・・・
やはりここは年齢差を物ともしない御堂筋君への引継ぎになるかな。石垣さんのやりとりでまた話が作れそうな感じ。
広島は割と親密に、かつ熱血風に引継ぎが行われるかもしれない。意外と。

てな風に、未来に思いを馳せる前に、重大発表がある様子。
次号は『ペダル3倍祭』が開催!!
新作SPARE BIKEと本編一挙2話掲載という豪華っぷり。
そしてそこで「弱ペダ」史上最大の衝撃の重大発表があるとのこと。い、一体何が来るというのだ・・・?
嬉しい発表なのかどうなのか不思議と身構えてしまう。
ここは予想を控えめにして楽しみに待つ構えを取るとしましょう。

・クローバー
なあ・・・仙台って・・・田舎じゃないんだね・・・

いきなり何を言い出すのだこの子供は。政令指定都市舐めるな!!
まあ、東北の県だしなぁ。てなイメージを抱いたためだと推測される。
人探しをするには辛い状況ですわな。

さすがに消印だけでは大まかな住所しか特定できない。
近場のポストに入れたとも限りませんしなぁ。前途多難の滑り出しを見せる母親探し。
考え無しにこんなところまで来た子供たち。食事するお金にも困る有様である。
そんな中で大食らいがいると困ったなんてどころの話じゃなくなりますよね。ケンジ・・・

想像以上の人の多さに早くも諦めムードのハヤト。
一度心の整理をつけてしまっただけに、無理して会いに行くことについての戸惑いがあるのかもしれませんな。
そんなハヤトに代わり、精力的に人探しを始めるトモキ。
小さい頃のトモキはいい子だったんだなぁ。

そんな風に道行く人々に写真を見せて聞いて回ってる子供3人。
そこに不良が絡んできて写真を取りあげる。その上ケンジに蹴りまで入れたりしてるし、仙台の不良は容赦ねぇな!!

まあ、ケンジは小学生の割にはでかいからなぁ。案外迫られてビビッて蹴ったのかもしれない。
というかこいつら幾つなんだろうか。
制服着てるけど、実は中学生だとか。まあ、子供で数歳差は凄く大きいんですけどね。

突き飛ばされてもハヤトの大事な写真を取り返そうとするトモキ。
それを見てハヤトも動き出す。押さえ込んでいた不良に派手なヒジ打ちだ!!

ここからハヤトのケンカ道が始まるのですかね。
果たして年上相手に勝つことができるのか?胸にチャンピオン背負ってるのだし、負けてはいられないぞ!!
いや、実際に書いてあるのはCHAMPIONSHIPですけども。

・バチバチBURST
鯉太郎と王虎。因縁の対決がついに本場所で行われることとなった。
行司の合図と共に勢いよく飛び出す2人。
鯉太郎がブチカマシを決めるのか。王虎が当たり勝つのか。

その時、王虎の頭には前相撲でのときのことが思い起こされた。
鯉太郎のブチカマシに合わせて右手で張りを入れたあの時。
偽装の右腕が本当に骨折することとなり、結果休場。この上なく苦い出来事となった思い出・・・
それを思い出してしまった王虎。今回の行動は・・・構わず右手での張り!!

傷ついたことを思い出して怯みことはない。
むしろ、その傷つけられたことを思い出して憤激に駆られたかのように見える。
うーむ。王虎は本当にこの一戦で鯉太郎との屈辱の敗戦を払拭するつもりのようですな。

ゔる゙あ゙あ゙あ゙ぁ

普通に変換できないような声で吠える王虎。その咆哮は会場を揺るがす。
聞いた力士たちは真っ青になる。田上さんも真っ青になる。虎城親方も真っ青だ。アンタもか!!

だからどーした・・・もう一発いけ鮫島!!

別の意味で顔を青くしている石川が激を入れる。
前相撲の時とは違い、完全に鯉太郎を応援する形であります。まあ、当然ですけどね。

怯むことなくもう一発ブチカマシを敢行する鯉太郎。
しかし、王虎。その鯉太郎に対し左手で横薙ぎに張ってくる。
これは・・・耳打ちだ!!
破壊力のある張りだったわけではないが、耳を打たれて平衡感覚を狂わされる鯉太郎。キーン。
体が揺らいだところに繰り出されるのは・・・右肩でのカチ上げ!!

王虎は常松の相撲を真似したと言っていた。
それは小手投げの話だけではなかったんですね。カチ上げも参考にしていたのか。

強烈なカウンター。今回の王虎は前相撲の時とは違い、油断も慢心も無い。
圧倒的な実力差でそのまま倒しきる凄みを見せている。
血を吹き出し、グラつく鯉太郎。悲鳴を上げるマコ姉。神妙な顔で目を閉じる虎城親方。む・・・?

トドメの一撃を加えようとした王虎。
しかし、その一撃を掻い潜り、懐に頭から飛び込む鯉太郎。
早くもボロボロであるが闘志は萎えていない。
しかし、圧倒的な差を見せ付けられているのが現状である。果たして隙はあるのか・・・?

小手投げで破壊するとかそんなことも頭には無さそうな王虎。機会があれば狙いそうですけど。
とにかく勝つことに精力しているように見えます。
このキレっ放しの顔を見ていると、組むように誘い込んだとは思えないのですよ・・・

隙があるとすれば、空流親方が示した小手投げ時の隙。そこを上手くつけるかどうか。
しかし、途中で見せた虎城親方の表情が気になる。
愛する息子が狂った勢いで憤激しているのが見るに耐えなかったのだろうか?それとも・・・?

思ったよりもスピーディーな流れを見せる取組。決着は早いのか、ここから波乱があるのか。どうなりますのやら。

・いきいきごんぼ
冒頭でガイルみてぇな顔つきしてると思ったら本当にその負け顔になってて溜まらん。YOU LOSE!!

しかし、枷井の頭は完全にアウトじゃございませんでしょうか。これはアカン!!
イマキマキたちは何を意味するかは知らずに純粋にイメチェンとして捉えて笑っているのでしょう。きっと。

選挙ポスターは遊び心がいっぱい
チャンピオンネタ以外も混じっていたりしますな。トラス党のポッポちゃん・・・

床屋から美容室に切り替えるタイミングはいつなのだろうか。
予約とか無しでいきなり入っても問題ないのよね?とか変な気遣いをしてしまう。
そしてやはり美容師さんはやたらと喋りかけて来るのですな。
タクシー運転手もだが、客と喋るようにしなさいという指導でもされていたりするのか?

さりげなく3人の仲について言及された回でありました。
そうか。やっぱり吏毘堂くんと枷井は幼少期からの付き合いなんですな。

しかし、このオチの絵面は酷い。色々と酷い。特に技野くんが怖くて酷い。
枷井のは見慣れていたけど、他のキャラがやるとやっぱりインパクトあるわぁ。

・毎度!浦安鉄筋家族
浦安の住民を日本人の基準として語られても困りますな。
まあ、強烈な体験ほど印象に残るし仕方が無いか。

サンタ以外には優しいがサンタには容赦が無い。それがクリスマス!!
そうかークリスマスってそういうイベントだったんだー。

・侵略!イカ娘
やっぱり起動しないときはカセットを吹くのが定説ですよね。やったやった。
公式によると水分が付着して壊れやすくなるので非推奨だったらしいが、今更言われても困る。
そのせいか爆発するファミコム。本物は爆発しません。おそらく。

ゲームは人生と言い切った栄子だが、そこまでの思い入れがあったとは・・・!!一途だねぇ。
でもそう考えると新しい出会いという言葉が一途さを薄れさせるように思えなくもなかったり。
まあ、若いんですし色々と経験するのも大事って話ですな。もちろんゲーム機の話ですよ?

・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
前回の現代の話からうってかわって過去の話。

満身創痍の水鏡先生。ようやく処女宮にたどり着く。
ここでこの時代の乙女座であるシジマもまた、もっとも神に近い黄金聖闘士と呼ばれていることが分かる。
って処女座となってるんだがその表記でいいのか?

シジマ本人は教皇の間に囚われている。
しかし、それでも自身が守る処女宮に侵入者が入り込んだら分かるようになっている様子。
閉塞されている現状ではいかんともしがたい。
だが、本人がいなくとも処女宮の守りは鉄壁だとシジマは言う。

わが許しを得ずに入り込んだ者は・・・たとえ誰であろうと・・・すべて滅ぶのだ!!

シジマの力強い宣言。
一方、獅子宮では気絶していた天馬と瞬が目を覚ましている。
ゴールディの腹で寝そべっていた様子の2人。
おやおやゴールディ。まるで母親のようでありますね。可愛い顔しおってからに。

目を覚ました2人カイザー、水鏡を追えと言ってくる。
追って水鏡の真意をただし、他の黄金聖闘士たちにもこのことを伝えるのだ、とのこと。
ふうむ。いつのまにやらかなり物分りがよくなっていますね、カイザー。
礼を述べて先へと向かう2人。

そうだ・・・聞いてやるのだ。水鏡の胸のうちを・・・
せめて・・・あの男の命が尽きるまえに・・・

着々と死亡フラグが立てられていく水鏡先生。
入り込んだ処女宮はなんの気配も感じられず、無人であることはすぐに察せられた。
しかし、無人ではあるがもちろん易々と通れるはずもない。
風の音すら聞こえない静かな空間。

こ・・・これはただの静寂ではない!あらゆる者の精神を破壊するという無響空間!

すさまじい耳鳴りが始まり、頭がおかしくなりそうになっている水鏡先生。
さすがに乙女座。精神攻撃もお手の物って感じでありますな。

そして水鏡先生が目を見開く。目の前に浮かんでいるのは・・・シジマ!!
どうやら残留思念が幻となって浮かび上がっている様子。警告までしてきているぞ。

幻ではこの水鏡を止めることはできん!おし通るまでだ!!

威勢よく飛び掛る水鏡先生。
しかし、その目の前に突如現れたのは巨大な4つの門。

老門。病門。死門。生門。仏陀の四門!!

水鏡先生を囲み、東西南北それぞれに存在する門。
シジマの残留思念はこの中からひとつの門を選ぶがよいと言う。神仏の導きあらばあるいはこの宮を突破できるかもしれぬ、と。
だが、門の向こうに待っているのはそれぞれの紋章の表すとおり。
うかつな門を開けば惨事が待っているのは確実である。

さぁ選ぶがよい。進むかもどるか・・・お前の覚悟を見せてみろ・・・

これが侵入者に対する結界である以上、どの門を選んだとしても滅びが待っているだけではなかろうか。
しかしここに止まっていても無響空間で死ぬだけ。退かぬ以上進む以外に道はない。

仏陀は「老」「病」「死」の三苦を東南西の門で悟ったのち、北の生門から出家したというが・・・
わたしは聖人でもなければ悟の道を求める者でもない。
わたしは戦士だ。そんなわたしが選ぶ門は・・・この門以外にない!!

ひとつの門を選択する水鏡先生。
しかし、そこに紋章が表す惨劇が襲い来る!!ぐわあっ。

バ・・・バカな!死の門を選ぶとは!!

これにはシジマも驚きである。
その結果、水鏡先生の小宇宙が消失。追って走っていた天馬と瞬はすぐにそれを感じ取り驚愕する。
そして同じように黄金聖闘士たちも驚愕している。
シオンが。カイザーが。そしてデストールが。

シ・・・シジマ。殺すなよ。水鏡は・・・水鏡は何か大いなるものをもってここにきた男よぉ!

それがわかっているならもう少しサポートしてあげてもよかったのではないでしょうか。
水鏡なら最後まで辿りつくさ、とか楽観していたのだろうか?
最終的には死ぬだろうけど、そこまでは行けるんじゃないか、と。

まあ、冥闘士ですしねぇ。
死門は単に冥界につながっているだけでしたってこともあるかもしれない。
門を開けたときのダメージは何なんだよって話にはなりますが。ぐわあっ!!

やはり十二宮の攻略は最高でも処女宮までとなってしまうのか?
さりげなくワープして目的地にまでたどり着いてしまったりするのか?
どのような展開になるのか。先が読めないところではありますな。

・バーサスアース
玲央さんの放った弾丸は確実にヘビ型深柱を捕らえた。
しかし、その一撃で髄幹を破壊ってわけにはいかなかった様子。
だが、深柱には異変が見られるようになった。ビキビキと表情を引きつらせている。怒っているだと・・・?ビキビキ。

どうやらまだまだ戦いは続く様子。
玲央さんは負傷した兵真くんに下がるよう言う。
しかし、あたしらが死んだらかわりがいないんだぞ!とはどういう意味なのでしょうか?
地災研には代わりとなる実行部隊はいないということなのだろうか。
負傷する可能性の高いチームなんだから、予備員がいてもよさそうなものですがねぇ・・・
まあ、実力を兼ね備えた希望者がそんなにいるとは思えないので仕方がないのかもしれないが。

バカな単独行動に出てしまった兵真くん。しかし玲央さん、そーゆーバカなトコはキライじゃない、とのこと。ほうほう。

兵真「玲央・・・後は任せたぜ」
玲央「任せな」

選手交代。アタッカーである玲央さんの出番である。さあ、狩るか狩られるかになってきましたな。

主電源起動!セーフティーガードリリース!抜刀!!

背中に担いでいた巨大な刀を抜き放つ玲央さん。これが今回の主軸武器だ。
アメリカ地災研から届いたばかりの試作品。
形式番号APS-SSVBアンチピラーシェル・・・
超音波振動対甲裂砕太刀(スーパーソニックバイブロブレード)、スカルペル!!

スカルペルとは手術などに用いる医療用のメスのことらしい。
なるほど。肉を切り裂くにはいい名称なのかもしれませんな。
というか、超音波メスってのも実際に存在しているんですな。もちろんこのサイズではないぞ!!

玲央さんに続き、おやっさんこと本田主任も現場に駆けつける。林くんと並び立ってバックアップの体勢。
2人の話によると、我々の対甲装備は奴の防衛能力の適用範囲外だと思われるとのこと。
あとは奴の外甲がどのくらいの強度であるか。
元々スカルペルは髄幹を外甲ごと切断する目的で開発された
しかし練馬での柱のような直径の太いものには効果が低いため、正式採用は見送られたという。

太さだったらあいつはファミレスの半分も無いわい!
しかもあれだけクネクネしとるんじゃ!ゴムみたいにスパっと切れるはずじゃ!

興奮気味の本田主任。落ち着いてください。
まあ、なんにしても効くと信じて闘うしかないわけではありますがね・・・

ヘビ型深柱は痛い目にあったためか、直に飛び掛ってはこずに様子をうかがっている。
顔をビキビキさせながら冷静な奴だ。
一方、玲央さんの方は待っているだけというわけにはいかない。
待機モードであってもバッテリーは凄い勢いで減っていく。燃費の悪い武器なスカルペル。

こっちから行くしかない!超音波振動・・・発震!!

トリガーを引くと物凄い勢いで震動が開始される。
慌てて柄を握る手に力を込める玲央さん。
しかしそれでも震動音は大きく響き渡る。離れていた林くんたちの所にまで響いているそうな。
この際の騒音に関してはインカムのノイズキャンセリングを最大にすることで対処する。
さて、これで攻撃の準備は整った。
ヘビ型深柱もこの武器がヤバイものであると気付いたのか、攻撃を開始しだす。

受けてみろ!超震動の極薄刃!!

勢いよく振り上げ、下ろす。
が、その一刀はブレてしまい、ヘビ型深柱を切り裂くことはできなかった。
代わりに96式装輪装甲車を真っぷたつにしてしまう。おぉう。なんて威力だ!!

すさまじい威力。これならば深柱の外甲も切り裂けるかもしれない。
だが、やはり燃費の悪さは相当なものである。
今の一刀を振り切った時点でバッテリー残量は0となる。あっという間じゃん!
まあ、言っていても仕方ない。
脚力強化を行って深注の突進を馬跳びで交わし、バッテリーパックの入れ替えを行う。
これを見て興奮気味の自衛官。すげぇええええ!!
しょうがないこととはいえ、すっかり観戦者モードでありますな。

距離が少し開いたところで林くんの指示。
外甲に対して90度に近い角度で着甲してくださいとのこと。それはそうだが簡単ではないぞ。
そして、手首に負担はかかりますが、インパクトの瞬間だけ両手の筋力強化を最大駆動にしてください、とのこと。

林くん。ごめんそれもうずっと120%でやってんだ

最大駆動は100%である。その限界を超えた120%をインパクトの瞬間ではなく常時行っているという玲央さん。
なんという無茶な真似を・・・このままではハシも持てなくなってしまうぞ!!
そんな林くんの注意も無視し、さらに無茶を始める玲央さん。
手甲をパージすることで腕部人工筋肉のリミッターを解除する。そして腕部の出力を200%にまで上げる。
うーむ、スカルペルは凄い武器だが、ここまでしないと扱えないとなると・・・やはり試作品の域は出ないか。

準備を整え、ヘビ型深柱に再度相対する玲央さん。
今度は命中したが、浅い。口の一部を切り取っただけである。が、これで外甲をも切り裂けることがはっきりした。
ならば、今度こそいただく・・・正中線!!

きれいな上段の構えから振り下ろされる刃。着甲裂震(ディバインストライク)!!

それは見事にヘビ型深柱を真っぷたつに一刀でありました。
左右に綺麗に裂ける深柱。しかし、よく見れば髄幹は切れていない。片側に入った状態となっている。
刃も深柱の途中まで切り裂いた段階で振り下ろしきってしまっています。
つまり玲央さんは2つに切り裂いた深柱の体の間に位置していることとなる。

斬った部分が再生していく!?玲央ー!!

吼えて警戒を促す兵真くん。
しかし再生のスピードが物凄い。気付いて逃げ出すまもなく、再生した深柱に挟み込まれ、飲み込まれる玲央さん!!

足だけが飛び出しているという状態がまたなんとも凄絶な感じとなっています。
果たして玲央さんは無事なのだろうか!?
漫画的な見た目としては実に正しいが、マッスルコートは頭部を守っていないですし、この状態はかなりヤバイ。
いや、元々マッスルコートは筋肉を増強するのが目的だから頭部は覆って無くても筋は通っているのか・・・
というのはさておいても、ピンチであることに変わりはない。
スカルペルも一緒に取り込まれたのであれば、中で裂震して切り裂いて脱出もあるかもしれないが・・・

これはやはりハルトの到着に期待するしかないのだろうか。
ハンマーのお姉さんが危機に陥っているのを見れば、ハルトとて動かないわけにはいくまいて。
ヘビ型深柱との戦いも佳境を迎えた感じでありますが、どうなるのか。楽しみなような不安なような。

・名探偵マーニー
家の塀らしきところに大きくラクガキがされている。
少女と犬が連れ立っている絵・・・なに、ヘレンさん!?いや、ちょっと違うな。
どうやらこういったラクガキがいくつも各地でされているらしく、発見されただけでも十五件に上るそうな。

というわけで、町長さんに犯人探しを依頼されるロイドさん。
今町ではクリーン化作戦を実施しているところで、その時にこんな事をされちゃうとねぇって話だ。
犯人を探し出し、注意するのが今回のお仕事。
いつも通り日給一万と経費は別でということで受けようとするが・・・

ロイドさん。アナタずいぶん町会費を払ってませんよね。町会の持ち廻りにも参加しないし・・・
私どももアナタに協力して欲しいんですよ。より良い町づくりにね。ロイドさん。
アナタの得意な分野で・・・それが助け合いというものじゃないですか・・・

てな風に丸め込まれて強引にタダ働きにさせられてしまうのでありました。
本来なら町会費は任意ですし、町内の催し物に参加してるのでもないなら払う義務もない。
のだが、こういう言われ方をされてしまうとなかなか弱い。
どこの町も財政が厳しいのはわかりますしねぇ。セコイといえばセコイが仕方ない部分もある。

ともかく、依頼を受けて動き出すロイドさんとマーニー。
町を歩けば確かにラクガキが目撃されたりする。
壁に書かれたラクガキは人間と同じサイズ。目には留まり易くジャマに思えるのは仕方ない。
上手いというかグニャグニャというか、絵心があるのか微妙な感じのラクガキ。
とりあえず行動範囲の割り出しから犯人を導き出そうとします。
高校、大学、専門学校がある。怪しいとすればココかとロイドさん。
グラフティアートというラクガキをするアートというのもあるらしいですからねえ。怪しくはありますな。

マーニー「パパ、アートとかくわしいの?」
ロイド「昔、美大を受けようとしたことがあってな
マーニー「へえ〜いっが・・・い、じゃないよ」

なんだマーニーその反応。別に意外と言っても問題はないと思うのだが?
実はロイドさん物凄く美術センスに欠けた人だったとか?刺激しないように気をつけての反応なのかもしれない。

ここで別々に行動し調査に入る2人。
ラクガキはみんな別々のものでプリントや既製品ではないとのこと。
そして町長さんはなんだか怪しげなことを言い出す。
もしかしてこれは何かの暗号なんかじゃないかと思う、と。
暗号を持った者が仲間にターゲットを知らせるタメに・・・という妄想だ。ハァ。町長もなかなか好きですね、そういう話。

町長「くれぐれも頼むよ。この町の安全は君たちにかかっているんだ」
マーニー「(だったらちゃんとお金払ってよ)マーニーにおまかせを」

なんとも世知辛いやり取りである。言葉だけを見るならヒーローものっぽいが括弧内で台無しだ。

さて、ロイドさんはデザイン専門学校で聞き込み。
このラクガキはウチの学生じゃないんじゃないかなと講師の弁。
というのも、これだとただ描いただけで表現としてのアピール性がないからということ。
見た人間にインパクトを与えるのがストリートアートだとしたら、これはあまりに素朴すぎるという話だそうな。ふうむ。
しかし、ここで有力な情報が飛び出してくる。

あ、それ・・・「森の中のコーリ」のキャラじゃないですか。古いアニメですが・・・

ほう。アニメのキャラでございましたか。
他のラクガキも見てもらったが、全部同監督の作品キャラクターであることが判明する
ちなみにその監督は既に引退。プライバシー保護のため家はわからないとのことだ。

むかーし見たよねえ、この映画。
町が戦争に巻き込まれて、人喰い怪物のコーリが戦災にあった人にコッソリ食べ物をあげるようになる。
それが見つかってコーリは町の人間に追われるんだ。食べ物をよこせって・・・そして・・・

なんとも物悲しいというか、悲哀を感じそうなアニメですな。
子供の情操教育的にはよいものなのかもしれない。
見せておけばマーニーのような子に育つ可能性も多少はあるということか・・・!!

それはさておき。とにもかくにもラクガキをしている当人を探し出そうということになった。
こういうとき、頼りになる人物がマーニーの知り合いに存在する。
兄との戦いで犯罪者探しのカンが鋭い人物。
そう、特殊部隊JOGとして戦う男、黒谷雪彦さんだ!!ゲェ!?自宅警備員再び!!
相変わらずその目立つ格好で動き回ってるんですか雪彦さん。

雪彦さんが怪しい動きをする人物を発見する。さすが!!
そして尾行を開始する2人。雪彦さんは尾行は得意だというが、本当かね?
目撃されたら一目散に逃げ出されそうな格好をしておりますのに。
まあ、目撃されるようなヘマはしないってことなんでしょうな。たぶん。
というか、対象よりも他の人間に見つかったら通報される格好だよな。

それはさておき、追跡開始。
ある程度追ったところで尾行の対象が何やら争っている姿が見える。
おっと、ラクガキの現場のようですな。
どうやら尾行の対象はラクガキしているこの老人を止めようとしていた様子。それでキョロキョロしてたのね。
ラクガキ犯は老人だった。こんな夜中にラクガキとは。深夜徘徊老人ですかね。身内は大変ですな。

あれ・・・アニメ監督の阿刀孟ですよ

なんと。監督当人でございましたか!!すると、このコーリの監督だったりするのか・・・?
ラクガキの現場から引き離した男。この人は阿刀監督の長年のパートナーである瀬尾俊幸さんでございます。
製作、脚本、マネージメントを行っていた人物だそうな。
なるほど。これは身内といっても差し支えのない人物ではありますな。

というわけで、話を伺うために2人の前に出てくるマーニー。

あ、スイマセン。コチラの人は気にしないで。怪しい人間じゃありませんので

ギョッとした様子の瀬尾さんにフォローを行うマーニー。
どうやらしばらく一緒に行動したせいで感覚が麻痺していたようですな。
この姿の自宅警備員をいきなり人前に出したりしたらいかんですよ。そりゃあ。気にするなと言われても困る。
まあ、黒谷さんも阿刀孟の作品は子供の頃よく見たらしい。
日本アニメ界の至宝。生ける伝説と呼ばれた人であるとのこと。ほう、詳しいですな。

自宅警備員としては当然だ

ハァ。そうですか。まあ、さすがに監督の顔までは知らなかったみたいですけども。

監督がこうなってしまったのは五年前。長年の過酷な作業のツケで利き腕が自由に動かなくなってからとのこと。
休養をとってしばらく治療に専念するなど色々やったが、とうとうダメだった。

その頃から監督は一人で急に居なくなったり、もう終わった映画を製作中のように話したり、
メチャクチャナな絵を描いてきたり・・・自分でもなにか変だと気はついてるようだが・・・
夜中に自分のドキュメンタリーを見て泣いているのを見た時は、もうつらくてね・・・

それからしばらく落ちついていたが・・・最近隠れてなにかやってるようだったんだ。
最初は気づかなかったが・・・ラクガキのウワサを聞いて、まさかとは思ったが・・・
絵を見ておどろいたよ。一人でコツコツと左手で絵を描く訓練をしていたんだ。あのラクガキは紛れもない阿刀の絵だよ。
私は何度も止めたし止めようとも努力した。しかし今まであんなに構図やクオリティに目を光らせていた阿刀が・・・
初めてエンピツを持った子供みたいに楽しそうにラクガキをしているのを見たら、私もどうしたらいいのかわからなくて・・・

ふうむ。なんとも切ないお話でありますなぁ。
左手である程度描けるようになったのなら復帰もと思ったが、様子的には難しそうかぁ。

とりあえず、町長さんに犯人について報告をするロイドさん。
著名人が犯人だったということでなんだかメンドクサくなりそうな感じ。
あまり騒ぎ立てたくないし、消す費用はどこで持つかなどと紛糾しているそうな。ふーむ。
まあ、調査の仕事は終わったわけだし、後は町内会の人たちの仕事ですよね。
と思ったら、ここでもう一騒動が発生。
どうやらラクガキが阿刀孟直筆のものであるということがマスコミに知られたらしい。
五年前に表舞台から消え、世界中のファンから惜しまれていた監督。
それゆえ、その直筆のラクガキは世界中のファンからは買い取りたいという希望の声があがるほど価値のあるものとなった。
近々正式なオークションが開かれ、売りに出されることになるそうな。

ふざけるな!あの絵は町のものだろう!売らせるな!!公共施設にラクガキはないのか!
私は壁画の所有権を主張する!阿刀にもっとラクガキをさせろ!阿刀のラクガキは町の宝だ!!

ジャマで消そうとか言ってたのに、価値があるとわかったら今度は宝ときましたか。
ラクガキであることには違いないが、描く人によってここまで価値がでてくるものだったりするんですなぁ。
なんともハッキリした町長の手のひら返しには苦笑を禁じえない。

あれから阿刀監督はまったく描かなくなったらしい。おかげで絵の値段は高騰。町役場はテンテコマイとのこと。アララ。

事件はこれで終了。なのだが、すこし気になることはある。ラクガキされた家を調べたマーニー。
その結果によると、ラクガキされた家とか会社とか工場とかはみんな不幸や人死にがあってお金に困っていたそうな。
それらの家や会社にしてみれば、オークションで売りに出せればかなり助かることとなる。
もしや監督はそれを考えていた・・・?

まさか阿刀監督がコーリと同じことをしたとは思えないけど・・・
でも少しは見習ってみたくもなるよね・・・少しずつでも人が幸せになれるならさ

妙に色気のある表情でそんなことを述べるマーニーでありました。
阿刀監督もそれを意識していたわけではないだろうが、何かが乗り移って無意識に描く場所を選定していた可能性はあるか・・・
町役場との折衝とかは面倒くさそうですが、不幸があった人たちが多少でも幸福になれるとよいですわな。
しかし、最初のページ絵。
よく見ると壁だけじゃなくて電柱にも絵が入っているのだが・・・電柱ごと売るのか!?

ところでこの阿刀監督、モデルになっている人がいると思われるが・・・まあ、予想はつくが・・・言及はしないでおきましょう。

・パンダのこ
ゲェー!ウェイウェイさんってば結構な年だった!!
うむ、やはりさんづけをしていて正解でありましたなぁ。

基本何もできないはずの乃仔ちゃん。ところが料理はうまくできているそうな。ほほう。
家事ができるのなら専業主婦としてやっていける感じはありますな。
家は金持ちのようだし、これはゆうくんにとっては嬉しい事実だ。やるじゃないか!!

でも、仲を進展させるには愛愛という障壁が立ちふさがることになったわけで。ままならぬものよな。
この三角関係は割と楽しそうでありだと思います。

・ハーベストマーチ
クゥの刃がハインツに突き刺さり、異形同士の戦いは決着。
と思いきやハインツ、まだ言いたいことがある様子。

クゥバンテ・レンドルフ・・・!!
大した『力』だ・・・だがな、ノイエのために騎士になっただと・・・?クゥバンテであることに変わりはないだと?
お前も、俺たちも、もう人間ではない・・・って所は同じなんだゼ・・・?
ここにはもう、てめぇの居場所はないんだよ!!

場所に、未練なんかない・・・!!

ハインツの言葉にそういい切るクゥ。まあそうなんでしょうね。
あえていうなら、ノイエさんの側が居場所だってことでしょうか。
そう告げて、突き刺した刃を操作するクゥ。
ハインツは胴や顔面を切り裂かれ、ようやく死亡するのでありました。ロバートに比べてしぶとかったな。

村を襲った異形たちは退治された。
しかし、村人は今度は新たに現れたクゥという異形に恐れを抱いている。クゥの奴、俺たちを本当に殺す気なのか・・・?

テレシア「ノイエ見て。クゥってば尻尾まで生やしてる・・・男の子って元々生えているんだっけ?
ノイエ「・・・生えていないわ」

お嬢様は一体何を言っているのでしょうか。
生えているかいないか、その辺りはよく観察していただかないといけませんよね。
目隠しするふりでよく見ているテレシアちゃん可愛いよ。

そんなテレシアちゃんの反応はさておき。
戦いを終えたクゥ。触手の先の刃が砕けて粉になる。力が抜けていくのを感じる。

戦いが終わったからか・・・?俺の戦闘の意思。やる気が失せたから・・・だから・・・騎士の力が・・・崩れる・・・

戦闘形態が解除され、髪の色も元通りとなるクゥ。
力が抜けて前のめりに倒れそうになるところを、駆けつけたノイエさんが支えてくれます。
そんなノイエさんに、消え去る前の残った触手を動かし、ささやくクゥ。

姉さん・・・姉さん・・・まだ、こんなことになった僕を――まだ・・・抱きしめてくれるの・・・?

私・・・困惑しているし、何が起きているかもさっぱりだけどね・・・
今はクゥのことを、まず抱きしめたいって思ったわ・・・
クゥは村を救った。私はそう信じてそれを誇りに思う。
私だってあなたを愛しているわ。自慢の弟。私のクゥ・・・

抱き合う姉弟。その効果によってか戦闘の意思は失せ、クゥの触手は完全に消え去るのでありました。おお・・・
だが、そうなると村人たち。悪い考えをめぐらすようになる。
今の弱々しいクゥならやれそうだ。やられる前にやるんだとか考え出す。むう、予想通りの展開だ。
このままではクゥやノイエさんと村人たちとの対立が明らかになって・・・テテテテテレシア〜ッ。なんだこの怪音は?

〜〜ッ!いいかげんに・・・しろッ!!

テテテテテレシア〜は怪音である。テレシアお嬢様の感情が高ぶったとき、怪音が村に響き渡るのだ。
そして、その蹴りはクゥを襲おうとした村人の股間に叩き込まれる。ズドッ。

村人A「ひいい、ツマ先で!!
村人B「うわーツマ先が!!
村長「テレシア・・・なんというツマ先を!!

なんだこのノリ。ツマ先連呼しすぎ!!そりゃ強烈に見えただろうけどさ、ツマ先。
崩れ落ちる村人にジリジリと近づくテレシアちゃん。なんだ、完全なトドメでもさすつもりなのか!?なんというツマ先!!

私のツマ先を受けたい男はそこに並びなさい!!
そうでない者はまだ生きている人やケガをしている人を助けるの!!恐怖心でなく心で考えて行動して!!

見事な啖呵でございますね。これが一応はまとめ役である村長の娘としてのカリスマか。
しかし、ツマ先による恐怖心を与えておいて恐怖心ではなく心で考えてとはどういうことか。
まあ、恐怖心より幼女のツマ先という好奇心や好意心の方が先立つとかそういう話なのかもしれませんが。
いや、そっちが先立つと村人を救うより、テレシアちゃんの前に並ぶ連中が多くなってしまう!!

まあ、読者はさておき、村人はまともな人が多いのでケガ人や他の場所に避難してるものを探そうと動き出す。読者はさておき。
そこで気づく。崖の上に人影があることを。
そう、そこに立っているものたちこそ、行方不明になった残りの3人の子供たち。その先頭に立つ男が口を開く。

クゥバンテ。お前の中に醜く凶々しい本性が潜んでいたとして、
それをお前自身が忌み恥じていたとしても、それはきっとお前自身を裏切らない・・・
いい『力』を身に付けたじゃないか。面白かったぜ。

そのようなことを口にするシイド。
異形の力を身に付けての初の対面でございます。クゥの表情は驚き。喜びの面もあったりするのかな・・・?

迎えに来たぞ・・・クゥ。俺と行こう――・・・

いきなりそう告げるシイド。これには困惑の色を見せるクゥ。ノイエさんや村人もざわつきだす。
ここでようやく他の2人の名前も確定。幼女の名前がオデットというのは前にも少し出ていた。
残りの男の名前がエクトルというのは今回が初登場。
ようやく天使の胎に取り込まれた6人全員の名前が判明したわけです。既に2人死んでるけど。
それはさておき、シイドはクゥへの語りを続ける。

――そのためにお前を天使の胎へ連れて行ったんだ。クゥなら必ず強力な騎士になると俺は確信していた。
村の連中には感謝してやるか。ずっとクゥに力の源を与えてくれていたんだからな。

シイドのいうクゥの力の源とは、劣等感。そして無力感
クゥはこの村でバカにされ邪魔者にされて、その悔しさを誰にも言わずに心の中に溜め込んできた。
ドス黒い闇を心の奥に培っていたんだ・・・

俺はそれを知っていたから・・・いつかきっとクゥを天使の胎へ連れて行こうと思っていた。
天使の胎は人間の持つ『心』を『力』として授けるモノ。騎士のその姿は心の姿。
俺の予想通り、クゥの心の闇は強力な『力』になったようだ・・・
俺はだから、特別にお前が欲しかった。俺の野望にはきっとお前が必要になる

そのように述べるシイド。
クゥはそんなシイドの言葉に話が違うじゃないかと叫ぶ。
僕もみんなも幸せになるためだって付いて行ったんだ・・・と。

クゥ・・・他の連中にはどうか知らんが、俺は1度もお前に嘘を言ってはいない。
それは本気でお前を仲間にしたかったからだぞ

やめろっそんなこと言うな!!僕だってシイドとは友達になれるかもって思ってたんだぞ!!

涙を流しそう叫ぶクゥ。
激昂が、憤りが戦闘の意思となり、再びクゥの体を戦闘形態へと変化させる。
もう無理か?と問うシイドにクゥは答える。

これが答えだ!!お前がしたことは許せない!!

そうか残念だ・・・ならここで、お別れだ。

怪しく黒く染まった右腕を出し、凶悪な笑みを浮かべるシイド。
その力は一体いかなるものなのか・・・

騎士の姿は心の姿だという。醜く変じてしまうのはそういう風に心が寄ってしまっているからなんですかね?
では触手とか尻尾が生えるのはどういう心の現われなのだろうか。
無力感を振り払うために力が欲しいのはわかるが、なぜ触手・・・
姿はなるべく変わらずに力だけ欲しいと思ったらこうなったということなのだろうか。それなら仕方ないですな。

しかし、シイドはクゥがそういう気持ちを溜め込んでいたことを知っていたわけだ。
知っていて自分たちのグループに加えることもせずに放置することでその増大を図ったわけだ。
それじゃあ今更一緒に来いと言われたって拒絶されてしまいますわなぁ。
もっと要所要所で優しくして気を引いてあげておくべきでしたね。

てな風に考察をしてみるものの、今回は前半の印象が強すぎて後半のシイドの語りが弱くなってしまった感じで困る。
シイドが悪いわけではない。お嬢様のツマ先がいけないのだ
テテテテテレシア〜とツマ先。このインパクトが先にこられてはもう仕方がない。
前回までの陰鬱な雰囲気がいきなり吹っ飛んでしまいましたからねぇ。恐るべし・・・恐るべしツマ先・・・
今後のテレシアちゃんの活躍が楽しみでありますなぁ。

・ドカベン ドリームトーナメント編
代打の国立玉一郎。バックスクリーンへ勝ち越しツーランか!?

スターズのセンターは義経。打球を見ながら走る走る。
フェンスに向かって跳び、三角蹴りでさらにジャンプ!!
見事な跳躍を見せて塀越えをしていた打球をキャッチしてしまいます。守りも八艘飛びだ!!
着地も危なげなく決める。うーむ、やはり義経の身軽さは半端ないなぁ。

勝ち越されたかと思ったスターズベンチは一転して大喜び。
逆にかなりがっくり来ているドルフィンズベンチ。この差は大きい。
とはいえ打ちも打ったり、捕りも捕ったり。
どちらにも見せ場があったわけで、盛り上がる対決ではありました。

開幕戦から見事な盛り上がりを見せているドリームトーナメント。
これには総裁たちも満足な様子。
ドルフィンズがここまでのチームとして出来上がっているとは、さすがは岩田鉄五郎でありますなぁ。

開幕戦も後半の7回に突入している。
というわけで、2試合目を予定しているアイアンドッグスが甲子園球場に到着。
ドッグスの戦いは詳細に描かれることはあるのだろうか?

7回裏。スターズの攻撃。
打順は九番の里中から。これはショートライナーで打ち取られる。
続いての岩鬼。豪快にどまん中を3球三振でございます。あらら。
殿馬は飛びながらの打撃でジンクスの右を破る内野安打。
しかし三番の星王が三振し、山田まで回ることなく7回裏は終了となるのでありました。

ここでアイアンドッグスの相手である阪神タイガースが動き出す。
待機していた鳴尾浜球場から甲子園に向けて出発や!力道!!おたけび歌えー!!

六甲おろしの風にのり〜〜三途の川も飛び越えて力道玄馬がやって来た〜〜アイアンドッグス成仏に〜〜♪

ぐわはははと豪快に笑う大男、力道。
スターズ対ドルフィンズの戦いがクライマックスに向かう中、続いての試合に期待を持たせています。
8回表のドルフィンズは三番ジャンボ、四番Kジロー、五番フォアマンの最高の打順
虎の子の1点を先取する可能性は非常に高そうである。

てなわけで、今回のキャラクターファイルは力道玄馬
野球狂の詩で東京メッツの天敵として登場した投手である。
そちらでもタイガースの選手だったようですし、ここでの出番は必定であるか。
他にもタイガースに在籍している水島キャラが出てくるのか、楽しみなところですな。

・ANGEL VOICE
1点差に迫ったが同点にまで追いつくことはできず前半終了。ハーフタイムに。
ここで病室のルカさん。同じく病室にいる3崎にハーフタイムはどんなことを話すのか質問する。

負けてる時は各ポジション――うまく機能しなかった部分のチェックと修正の指示が出されて、
勝ってる時は細かい修正の指示が出されるくらいで、あとは後半に向けてテンションを上げるよね。
でも・・・この試合に限っては逆じゃないかな

まあ、そうでしょうね。
前半の終了間際には完全に流れは市蘭寄りとなっている。テンションを上げて後半を迎えたいところだ。
逆に習実は何か手を打ってこないと市蘭の勢いに飲まれて追いつき追い越されることになりかねない。

両チームのミーティングは――箱崎が予想した通りのものだった。

とりあえず、万代さんには関根のじっちゃんの拳骨が飛ぶ。ゴッ。
一時はどうなるかと思ったぞ、と説教。しかしその後にこんな言葉も贈る。

考えるなよ。考えずとも身体が勝手に反応するように仕上げてある
サッカー史に名を残す、名キーパーコーチのワシがな。

ふむ。よい言葉ですな。小心者ゆえか考えすぎてしまうのが万代さんの弱点である。
身体に刻まれたことを気合で動かせばなんとかなるって話でありますよ。
しかし、この堂々とした自画自賛っぷりはさすがに関根さんである。
そして続けて黒木監督から全員に向けて激。

いいかお前ら!!序盤に2点は取られたが、習実の得点はその2点で止まっている!!お前たちが止めたんだ!!
終盤からはこっちの形でゲームを作ることが出来るようになってきた。この流れを逃すなよ!!
1点差をはね返し、逆転する!!勝つぞ!!

おおっ!!

テンション上げまくりの市蘭控え室。
一方の習実の方は深刻な空気。
リードしているとはいえ、後半の40分ずっと引きっぱなしなんてありえない。どうするのか。

習実の田沼監督の指示は、まず茂森に出された。
その内容は成田につけというもの。
エリア付近に来た時、身体を寄せてあいつの出足を遅らせるんだ、とのこと。
それだけで市蘭の得点力は落ちるに違いない。

この指示を了承する茂森。この巨体で成田の動きについていけるのだろうか?
巨体だからこそ邪魔できるしプレッシャーもかけれるって話ではありますが・・・やれるのか?

やります。恩返しにもなりますから

前の試合で精神的な弱さを克服させてくれた相手の恩返しってことですか。
それから何があってこんなに顔つきが変わってしまったのやら・・・

さて・・・いかに守り、いかに攻めるかについてだが、後半は――例のあのフォーメーションでいこう

例のフォーメーション。
それは対八津野、対船学戦用に準備してきたフォーメーションである。
練習試合で繰り返し試し、十分実践で使えるレベルになっている。
船学が見ている前で晒すのは残念だ。
しかし、市蘭が番狂わせさえ行っていなければ、本来今日の八津野戦で使っていたフォーメーションだ。

勝つのは――うちだ!!

監督の指示により、元気を取り戻す習実。
明確な指示と指針がちゃんと打ち出されるってのは大きいですよね。
さすがに習実。決戦に向けての切り札はちゃんと用意してあったか。

さてさて、その特別なフォーメーションとは――それは、松田を後ろのポジションに下げること!!

FWポジションから中盤左サイド、ウイングハーフに下がっている松田
これにより中盤の人数が増えてディフェンス力を上げることができる。
それに左サイドのあの位置なら、攻めの起点になる宮部もポジションがかぶらず、高い位置で使えるとのこと。
そして何より、前にスペースがあるあの位置の方がドリブラーとしての松田の力が発揮できるようになるわけだ。おぉ。

いいねえ。こういうのを見たかったんだよ。天才2人のドリブル合戦

天城の認める2人の天才のドリブル合戦であるか。それは盛り上がりそうですな。
後半開始後、松田のプレーに乾が触発されるとある。
これは天城がたいそう喜ぶ展開になりそうであるが、果たしてどっちが優勢となりますのか。
とりあえず先んじたのは松田。まずはこの突破を防ぐのが大事である。がんばれディフェンス陣!!

・空が灰色だから
高1女子の物語。

今回の主人公は高校1年生の紺田さん。
朝、弟の分も含めてお弁当の準備をしたりする真面目な子だ。ギザっ歯だけど。

フタを開けて熱を冷ましている間に時間の有効利用も考えて、ハンドソープの詰め替えを行う。
それはいいのだが、弁当の上でやるものだから、どうなるかはお察し。
液体がまるで調味料がごとく弁当にかかっている!!思わず弟くんからツッコミが入る。

なんで弁当の上で詰め替えするんだよ!もったいない!考えたらわかるでしょ。もう高校1年なのに、もー。

お母さんみたいなツッコミだな、弟くん。
それに対して紺田だん。いや、これ食べられるよと抗弁。うそつけ!!

姉「あっそう。じゃあ私隠し味アリの方持って行くから!ラッキーだわ」
弟「何をムキになってんの!?」
姉「死ね!
弟「えっ!?」

ムキになりまくりの紺田さんであるが、食べたらヤバイというのはもちろん承知している。
というわけで昼休み。立入禁止の屋上に踏み込む。
食べたフリして鳥のエサにしようという魂胆らしい。
だが、そこには先客がいた。ビクゥ。

クラスでも真面目な方だと思ってたけど、意外に不良だなー。ここ立入禁止だぞ。

そう述べるのはクラスの男子の城川原くん。
そうかー紺田さんはやはり真面目な子だったんだー。ギザっ歯でムキになる子だけど。
ついでに口も相当に悪い紺田さん。
紺田さんの手作り弁当を食ってみたいのでくれよという城川原くんにつれない対応。お前にはムリだ!

城川原「なんでムリなんだよ」
紺田「お前如きじゃ私の弁当に耐えられず死ぬ
城川原「死ぬ!?

いきなりハードな発言だ。いや、確かにヤバイものが含まれてはいるけどもさ。
しかし城川原くんも簡単には退かない。意外にタフだから大丈夫と言ってくる。

紺田「お前弁当なめてんだろ。こりゃあお遊びじゃねーんだよ」
城川原「弁当なめるってなんだよ!?むしろ咀嚼してーって話だよ!

いやまったく。食わせるわけにはいかないのはわかるが、そのセリフはいかながなものか。
おかげで負けず嫌いな城川原くんのハートに火が付いちまったみたいだぜ。
味とか気にしないからとぐいぐい引っ張るが、紺田さんは離さない。
お前だけには食われたくない。触るな殺すぞ味とかじゃねえんだよ殺すぞお前殺すぞと叫ぶ。
殺すいいすぎっしょ紺田さん。こえーよ。

食うなって言われたら、絶対食ってやりたくなるね!

押してだめなら引いてみろといいますが、これは逆の発想か。
ぐいぐい引いて引き合っているところ、逆に紺田さんの方に飛ぶことで力を利用し、弁当箱を奪うことに成功する城川原くん。
手元にまで持ってくればこちらのもの。すぐに頂いてやるまでさ!!

紺田「今すぐやめろ!お前はまだ若い!未来がある!命を粗末にするな!」
城川原「なんだよ。誤って変なものでも混入させたのかー?」
紺田「ちっ違うわい!私が怨念を丹念に込めた呪いの弁当だからだ!
城川原「なんのためにだよ」

正しいツッコミだな。自分で食べるためのものじゃないのかよ。
まあ、自分で食べるものに誤ってハンドソープ混入したとは言い辛かろうが。

紺田の怨念か。なら・・・オレが、オレの胃が受け止めきってやるよ!
この弁当に込められた紺田のすべてをなあっー!!

なかなかに激しいお言葉でありますね。男らしい。
しかし、そんな紺田くんの動きが止まる。どうした?当たったのか!?
すぐに吐き出せ!お前にはムリだ!

・・・カニクリームコロッケ初めて食ったけどうめーな。オレ、甲殻類アレルギーなもんでよ。

まて、それはハンドソープがどうとかいう問題ですらないぞ。
下手したら本当に死ぬ可能性もあるじゃないか!ジンマシンでてきてるし!!

紺田「アレルギーってわかってて食うなよ!しかもしれにはハンドソープの原液が入ってる!自殺行為だ!」
城川原「なめるな!オレはアレルギーや異物なんかに負けねえ!

そう言い放ち、左手の包帯を取り去る城川原くん
バカな!?ウソだろ!?ケガしてる方の手で!?
わざわざ左手にハシを持ち帰る城川原くん。なんだ、封印していた力を解放する的なアレなのか!?

本当はオレは左利きなんだよ。メシ食うときに使うのは10年ぶりだけどなあっー!!
オレを本気にさせたな紺田!お前の手作り弁当、この体がどうなろうと食いきってやらああ!うおがああああああ!!

なるほど。左利きだったのが矯正されていたのですね。でもやはり左手にする意味はあまりない。
いや。たぶんある。あえて捻挫している左手で食べてみせる。その心意気が自身の魂を揺さぶるのだ!!
しかし、限界は誰にでも訪れる。
最後の1口を迎えたところで城川原くんの手が止まる。ビリッ。

捻挫くらいで動け左手。アレルギー如き屈するな体質。食堂のカツ丼大盛りがどうした胃袋
あとたった1口。1口なのに・・・

事前にカツ丼食べてたのかよ。
まあ、お腹が空いてるからってのが方便なのは分かりきってたことですけどね。
動きの止まった城川原くん。その背後に近寄り、ハシを取る紺田さん。

・・・ありがとう城川原。私の間違いを気づかせてくれて。
私は嘘をついてしまった。ハンドソープの原液を誤って混入してしまったのは私だ。でも意地でミスを認められなくて・・・
自分の都合でせっかくの食べ物をムダにするところだった。本当にバカだ私。

・・・そして私の弁当に負けないでくれてありがとう。かっこいいよあんた、城川原。
私が城川原の手になる。すべてを終わらそう

そう述べて、最後の一口を城川原くんの口へと運ぶ紺田さんでありました。
これにて見事完食であります。やったな城川原くん。

うおおおおおお好きだ紺田あああ!!結婚してくれえええええええ!!

突然の告白。いや、行動見ていればそういう子なんだとはわかっていたが、本当に突然が突然だ。
ついでに付き合うとかいう話じゃなくて一足飛びに結婚まで行ってしまっている。突然に突撃しすぎだ。

紺田「・・・嫌だね!私をなめんな。弁当を食べきった程度じゃ私の恋人にはまだ認められないな
城川原「うそだろー!!せっかく弁当に勝ったのにいいい」

顔を真っ赤にしながらも返事はNOである。
いやまあ、この程度では認められないというだけで、まだまだチャンスはあるってことですよね。
これからも城川原くんは紺田さんが不慮の事故で重ねたトラブルを解決していってくれるのでしょう。身を挺して。
紺田さんは割かしドジっ子の気質も見て取れるのでアピールポイントは多そうだ!!

なかなか珍しい回でした。
引っ込み思案なキャラが多い中、素直に恋愛感情を迸らせる城川原くんは空灰には珍しい。
テンションもやたらとアゲアゲな感じでしたしね。
表情の歪み具合というか、その辺りがいい感じになってきているように見受けられます。

アレルギーはさておき、ハンドソープの原液について。
さすがに染み込んだ部分意外は拭き取ったものと思われる。ならばそこまで毒にはならない量なのかもしれない。
また、事前に食べたカツ丼で胃に油がコーティングされて助かった可能性もある。
食べると胃がもたれるだけではないってことだ。やったねカツ丼!!
彼女の手作り弁当をいただく前は大盛りのカツ丼で決まりだ!!ちゃんと完食しろよ!!

・あまねあたためる
クリスマスシーズン。
というわけで、サンタの格好をして街中でケーキを売るお姐さん。
洋菓子店のバイトの横井さんでございます。
サンタさんだーと嬉しそうに近づいてきた子供に対し、目線を合わせて一言。

んなモンいねーよ。客じゃねーなら帰れガキ

なんてお言葉!!お子様泣いちゃったよ。
どうやらかなりのスレッからしらしい横井さん。
まあ、事前売りじゃなく、イブの当日に売っているようではお察しというものでありましょう。
ケーキに囲まれて入るけど暖かい部屋で食べれるわけでもなし。
イブの恋人は出張ワゴン。とっとと売り捌いてこの空間から消えたいよと考えてもしょうがない状態だ。

そこに登場したのは一人の少女。
どうやら買い物帰りらしく、バッグにはお鍋の食材が並んでいる。
お鍋なのでケーキはいらないと言うが、鍋の後に食べてもよろしいんじゃなくて?

てなわけで、通りがかったのはあまねちゃん。
サンタ服がかわいいなと思って見ていたのだが、しっかりからまれてしまう。あらあら。

じゃかあしゃ!!こちとら着せられてんだよ!かわいけりゃ今頃彼氏とトキメキ聖夜だわ!上等だ。そのケンカ買うよっ!

横井さんも見てくれが悪いわけでもないのだが・・・やはり性格的なものなのだろうか。
そういう意味ではあまねちゃんも聖夜に1人なわけですし、同類意識を抱いてくれてもいいんじゃないかね?
多少はその意識があったのか、あまねちゃんにこの服を着てみたいかい?と尋ねる横井さん。
なら、残りのケーキ捌けたらコレ着せてやるよ、とのこと。
なのでツリーの被り物を被って売り子をさせられるあまねちゃん。アレー?

せめてソレを着ながら、と主張するがサンタ服は一着しかない様子。
なんで被り物は別途存在したんだ・・・?横井さんは被り物は死んでもゴメンだと言うし。
まあ、そう言われたら仕方がないので、被り物で客引きをするあまねちゃんでありました。

が、開始早々友達に発見されるあまねちゃん。
同情の視線と共にケーキを1個ずつ購入されるあまねちゃん。良かったじゃないですか。うん。
少なくともお嫁にいけないと泣くほどのことではないと思う。

泣き出すあまねちゃんに横井さんはシビアな大人の意見を述べる。不幸なのはアンタだけじゃないんだよ。と。

っていうか、周りが幸せ過ぎるんだよ。きらびやかであったかそうで。おかげでこっちの寒さが倍だよ。
そんな奴らの為にスマイルふりまくなんて。ホントバカバカしいねぇ・・・

そんなことを述べて、酔っ払いに当り散らす横井さん。その意見に対し、あまねちゃんから一言。

そんなんだから売れ残るんだと思いますよ

おぉっと!!これは強烈な一言だ!!横井さんの年齢が気になるが、かなりキツイのは想像に難くない!!
あまねちゃん、ケーキの話ですよ!!と言い訳しているが、いやそのつもりだったのだろうが、その一言はない。
完全な誤解を招くNGワードってのは存在するものだ。

みなまで言うなぁあぁあ!

怒り心頭のまま、あまねちゃんの着ぐるみを脱がしにかかる横井さん。往来で。寒ーい!
いや、寒いとか言っている場合ではない。思いっきり人目のある場所ですよ。
さらにライトアップまでされて目立つ状態にされてしまいます。
あらあら。若い女子が下着姿の上にツリーの装飾でライトアップだなんて。これこそお嫁にいけんわい!!

なんにしても集客効果はバツグンだったようす。風営法に引っかかりそうな手法だな、オイ。
男共が群がりケーキは売れまくり。
勢いに乗って酒も入った横井さん。自身も多少サービスをしてくれる。ほほう。
結構なスタイルしてますし、やはり性格的な部分さえなければ売れ残ることも・・・あ、ケーキの話ですよ!!ええ!!

大量に売れはしたが、最後に1個だけ残ってしまった。
でも1個だけである。バイト料の代わりとしてか横井さんはあまねちゃんにそのケーキをプレゼント。
さらに、自身が着ていたサンタ服をあげるのでありました。
おやおや、ちゃんとした労働の対価って奴でございますね。

悪かったねぇ。こんな売れ残りにつき合ってくれて、アリガトね

なんだかスッキリした感じの横井さんでありました。ほほう。
サンタ服を着て礼を言いながら去っていくあまねちゃん。その姿になんだか元気をもらった様子の横井さん。
ふーむ。あまねちゃんは男子だけではなく女性を元気付けたりもできるんですなぁ。
夢を見させてもらえるというのはありがたいことである。
でもまあ、今年の横井さんのイブの恋人はやはりワゴンであります。飲酒運転はダメ絶対。
酒が抜ける数時間は車中で寝袋にくるまっているしかないってわけです。寝袋あるのか。準備いいな!!

てなわけで、男女問わず元気にさせてくれる子であることが判明しました。
次は老人か子供かってところですな。動物は既にやってますし。老若男女コンプリートしようぜ!

・シュガーレス
コウタと妹尾のタイマン中に、やられていたはずの榊が立ち上がる。
ボロボロになったその身体。もはや残っているのは気力のみである。

恨みの張本人を前にした妹尾。もちろん榊がボロボロだろうが容赦するはずもない。
この機会を狙って動き出したわけなんですからして。

他の榊に恨みを持つ連中が榊へと群がろうとする。が、これを止める妹尾。

こいつは俺のエモノや。お前らと違て胸クソ悪い御辻の中でずっとこの時を待っとったんやからな

なるほど。少なくとも妹尾が負けるまではタイマンの形が取れそうな感じでありますね。
他の連中はまだ立っている御辻の連中を潰そうと動き出す。
ちなみにシロを初めとした九島の連中は傍観。暇そうだな!!

皆アンタを恨んどる。立ったところで火に油ですわ。アチコチ傷つけ回ったケジメ。アンタがくたばらんととれませんよ。
アンタがどんだけボロボロでもなあ・・・俺には関係あれへん!!

立ち上がった榊を蹴り、再び地面に這いつくばらせる妹尾。
榊は拳を振るうだけの力も残っていない。が、そんな状態でも気丈さは失われていない。

恨みか・・・すぐ目の前に殺したい奴がおんのに、こらえ続けるんはどんな気分やった・・・?
それともビビッて、俺が弱るまで正面立たれへんかったんか?
今、望み通りになって満足か・・・!?

挑発する榊。それに乗せられる妹尾。
まあ、情けないといえば情けない話でありますからねぇ。ある意味、宍戸と同類の不意打ちっぷりだ。
だが妹尾。シャケに負けたことから逃げているアンタには言われたくないと反論。

コウタも言うとったやろ。シャケ倒さな意味無いって。
そないに現実見たないんやったら、2度と目ェ開けへんようにしたるわ・・・!!

鉄パイプを持って振りかぶる妹尾。本当に榊の顔面を、目を潰すつもりのようだ。
だが、その一撃に割って入ったのはコウタ。代わりに頭でその一撃を受け止める。何故頭で!!
まあ、ガードしながら割り込む余裕はなかったのだろう。
吹き飛ばされ、倒れる。が、妹尾が追撃を榊に入れようとしたところで跳ね起き、榊に覆いかぶさる。

榊は仲間を何とも思っていない。庇うだけムダと妹尾は言う。
だがコウタ。アンタが何を言おうと自分が選んだ通りに動くだけやと抗弁。
ならばと妹尾。覆いかぶさったコウタの体を鉄パイプで滅多打ちにしだす。うーむ、酷い。

このアホが。何で逃げへんねん。俺がお前を散々突き放したこと忘れたわけやないやろが。
せやのに何で俺を庇う。どないしたって目ェ逸らされへんやないか・・・
俺は・・・こいつからだけは、目ェ背けたらアカン。
こいつの心からは、逃げたらアカン・・・!!

グラつくコウタの体。2人まとめてとどめを刺そうとする妹尾。
そこに、復活した榊の頭突きが決まる。おぅ。気力が戻ってきたのか!?

ジャマやコウタ。男に乗られるシュミは無いわ

あられても困りますからなぁ。

俺はもう逃げへん。ブザマでも何でもええ。この体だけでお前を倒す

ついに榊が逃げない宣言をした。
こうなってくると、シャケが大阪に現れる可能性もでてきたかもしれない。
いや、むしろ榊が九島にやってくる可能性も・・・?
どちらを果たすにしても、ここでキッチリと勝利をしておかないといけない。
妹尾の恨みも晴れるぐらいに見事な完勝を期待したいところであるが、果たしてどうなることか。

・スポ×ちゃん!
身長差は実に52cm!!
巨漢ジオとの再戦に望む小兵のナノちゃん。山篭りの特訓の成果を出すことができるか?
同じく小兵でありながら元日本一という実績を持つ千葉先生も見守ってくれています。楽しそうに。

というわけで、開幕からさっそく繰り出される必殺の「地走り!!」
対戦相手からはいきなり相手が消えたかのように錯覚される動きだ。
だが、巨漢のジオはそれだけに対戦相手の動きが読みやすい。
こちらが大きければ、相手は低い位置にもぐりこんで来るだろうと読めるって話だ。
だからこそ、低空突撃の対策も行っている。それがこの超速の振り下ろし。断頭台(ギロチン)落としだ!!

ナノちゃんの地走りとジオの断頭台は同時に決まる。
真剣であれば、片方は足を断たれ、片方は脳天を割られていたところである。
そういう意味では相打ちという裁定は甘いかもしれないが、時代によっては足を断たれたら生きてはいられないでしょうしね。

相打ちは2度続けば両者負けになる。
地走りをうかつに使うこともうかつに迎撃することも難しい状態となりました。
しかし、この断頭台落とし、すげぇ痛そうなんだが。
フーセン剣だけど、思いっきり床に頭叩きつけられているじゃないですか。

試合を観戦する沖田部長。ナノちゃんが相当鍛えてきたことを一目で見抜く。さすがですね。
ジオも低空対策はやっていたが、それでも足を引くまでには至らなかった。
これはナノちゃんのスピードが相当速かったことを意味する。この試合、まだわからない。

しかしナノちゃん。地走りが撃ち落とされたことに動揺している様子。
前の試合では優しく小突いたのに、今回は全体重を乗せて打ち込んできた。
怖い・・・次またあんなのを食らったら・・・怖い・・・!!

恐れの色を見せるナノちゃん。その背中に仲間たちの声援が飛ぶ。
その声を聞き、恐れながらも立ち向かう姿勢を見せるナノちゃんでありました。

そうじゃ恐れるな!!恐れを知ってなお立ち向かえ!!それこそが勇気!!

千葉先生の教えに従い、ナノちゃんは戦う。
ジオが全力で打ってきたということは、アイツもアタシを恐れているってことだ。だったら勝機はある!!

相打ちからの再開。
今度は慎重な立ち上がり。お互いに様子を見ての戦いとなる。
再度の相打ちを警戒してか距離を取ってチャンスを伺う両者。
ジオは得意の横打ちを見せたりしているが、ナノちゃんはきっちりこれを交わしている。
そしてナノちゃんが一歩前に出れば、ジオは合わせて距離を取る。これは相当に地走りを警戒してますね。
あそこまで引かれると地走りでも届かない。

使うか・・・?「二足」・・・!!

一歩で打ち込む「一足」に対して二歩で打ち込む「二足」なら相手が逃げても追撃できる・・・
まだ試合で二足を使ったことはない・・・つまりアタシが二足を使うとは思っていないハズだ・・・!!

一歩目で踏み出しながら切り込むのではなく、一度足をそろえて、次の踏み込みで切り込むのが二足である。
なるほど。これならタイミングを外しつつ間合いも詰めることができますな。
逆にそれを読まれると、足が揃ったタイミングで切りかかられることになる。読みが重要な技術っぽい。

勝負は一回きり・・・一発に賭ける!!

覚悟を決めての・・・二足!!
ジオはこの突進は読めなかった様子。一歩以上を退く事はできなかったので、慌てて横面を放つ。
これを身をかがめて交わすナノちゃん。そのまま地走りの体勢に・・・

しまっ・・・バランス・・・崩・・・

倒れこむように踏み込む地走りだが状態のバランスが崩れていると獲物を振ること自体が難しくなる。
このままでは振り切るより前に右肩が地面に衝突し、倒れただけの的となってしまう。
そこに襲い掛かるのは、新たなギロチン。ジオの断頭台落としが迫る!!

が、その断頭台は床を叩くだけだった。
地面に身を伏せ仰向けとなったナノちゃん。
足切には固執せず、倒れた状態でジオの顎下を突き刺して見せた!!
これは見事な突きアリでございます。
なかなかに苦しい戦いでありましたが、見事な勝利である。やったぜ!!アヤちゃんも思わず感涙。

敗れたジオもナノちゃんを称えてか手を差し出し助け起こす。地味にこういうところ紳士よね。
そしてナノちゃんは面とバンドを取ってさわやかな笑顔を見せてくれる。
ほう・・・これは可愛い。バンドは普段から取っててもいいのかもしれないと思わなくもないな・・・

何はともあれ熱くていい勝負でありました。ナノちゃんの成長がよくわかる回だった!!
さて、かすみんはナノちゃんに続いての活躍を見せることができるのか・・・期待です。

・ひなこの失敗
ひなこちゃんはダルマとか信楽焼きとか頼んでどうするつもりなのだろうか。
プレゼントされると分かっているから安めの物を頼んでいるのだろうか。気の利く子だ。

サンタ帽子買ってたけど爺ちゃんがサンタ役じゃないんだな。太ってるのに。
というか、それは何の役なんだ爺ちゃん。ツリー?

なにはともあれ、沼田先生、集中連載お疲れ様でした。
前作を生かしたキャラ作りは面白く感じましたし、可愛く描けてきている感じはします。
ここらでひとつ長編に手を出してみるのもいいかと思ったり思わなかったり。

まあ、とにかく。沼田純先生の次回作を楽しみにしておりますですよ。

・総合格闘生花 〜フラワーアーツ〜
別冊少年チャンピオン創刊記念新人まんが賞入選作が早くも掲載。
福田やすひろ先生の「生花」の常識を覆す熱血高校部活ストーリーの開幕である!!

この物語は花に魅了された、花に全てを捧げる・・・高校生たちの熱き生花の物語である・・・

放課後の教室で1組の男女が部活動に熱を持って打ち込んでいる。
というか、少女は手にした花を少年が持つマネキンへと打ち込んでいたりする。でやあああああ!!
その打ち込みの威力はすさまじく、マネキンを支えている少年が吹き飛びそうになるほどだという。

2人が行っているのは「総合格闘生花」
フルマラソンより過酷といわれている競技である。ほう。
よくわからないが、「射て花」という花を投擲する技で相手の体に装着された剣山に花をつき立てる競技らしい。
そしてどうやらこれは世界的な競技として広まっているらしい。凄い世界ですなぁ、オイ。

「射て花を制する者は世界を制す」

世界的総合格闘生花トレーナー、エディ・フラワー氏のお言葉でございます。
こっちの世界でいうボクシング並の競技ということなのか・・・!?

まあ、ともかく。そんな総合格闘生花に打ち込んでいる男女。メガネの男子は部長でトレーナー役。
競技に参加するのはハナという名の少女でございます。
ハナちゃんは部長に問う。剣山って人の射て花・・・どんなでした?と。

どうやらハナちゃん、剣山という選手にあこがれてこの学校にやってきたらしい。
しかし、ハナちゃんが来たときには部には部長しかおらず廃部寸前だったとのこと。ほう。

ハナ君・・剣山は居ない・・・それはまごうことなき事実・・・居ない奴の影を・・・君はどう追うつもりだ?
1つだけ言っておく。私は名ばかりの部長だ・・・しかし!
競技者でない私ですらこれくらいの芸当は出来る・・・
前ばかり見ていたら・・・花をすくわれるぞ!

そう述べながら振り向きもせず、空中に花を放つ。
それは吸い込まれるように地面に置かれたジュースの缶の口に納まった。ほほう、これは見事な・・・
驚いている間もなく、その飲み口に新たな花が差し込まれる。もう1輪・・・!?

これを射たのは部活の顧問である吉斗先生。リーゼントも凛々しい男の先生でございます。
ううむ、リーゼントにジャージに生花・・・なんという組み合わせであることか!!
だが、技術は凄いみたいなのでなんともいえない。似合う似合わないとかそんなのは二の次って話だ!!

さて。その吉斗先生から練習試合の話が持ち込まれてきます。
毎年恒例の栄華高校との練習試合。
それぞれ部の代表を1名出して1試合のみを行うことにしているらしい。
今年は実働部員はハナちゃん――中野森ハナちゃんしかいない。のでハナちゃんが自動的に代表として出場することとなる。

総合格闘生花なんて簡単なもんだ・・・頭・胸・肘につけられた剣山に・・・花を射られなきゃ負けはねぇ・・・
まぁ・・・生け花っつーくらいだ・・・あとは射た後の芸術点くらいのもんだが。

説明的な吉斗先生のお言葉。生徒たちは聞いていない様子でありますが。
まあ、そういう競技というのは分かりました。

部活後。ハナちゃんは吉斗先生に気になっていたことを思い切って尋ねようとしている。
去年・・・20人も居たハズの部員が居なくなっていること。
それと・・・去年1年生でインターハイ優勝した剣山って人がどうなったのか、ということ。
剣山という選手に憧れて入学したハナちゃんとしては気になるところでしょうな。
だが、吉斗先生は答えてくれない。今は今週末の試合のことだけ考えろ!とのことである。

先生の口から語るわけにはいかないってところなんですかね。
食い下がるハナちゃんに背中を向け、先生は考える。

バッカ野郎が・・・お前を追いかけて来た蕾は・・・どっしり根をすえて芽吹いてるってのに・・・
お前がタンポポの綿毛みてーにフワフワしててどーすんだ・・・よう・・・剣山・・・

心の中で語りかける先生。
そして2人のそんなやりとりを廊下の影で聞いていた部長は静かに立ち去る。ふむ・・・

さて、週末。練習試合の当日となりました。
相手は栄華高校生花部部長にして春の全国大会チャンプ、子童連華さん。
練習試合とはいえいきなり全国のチャンピオンと戦うこととなるとはなぁ。こりゃ大変だ。緊張もするさね。
しかし、その緊張も相手の挑発により吹き飛ぶこととなる。
そないな安物の花で伝統あるウチの部に勝てる思てますのやろか?だと。ふ、それこそ安い挑発ってやつだぜ!!安い安い。
まあ、簡単に乗っちゃうのだから安い挑発でも問題ないってことなんでしょうな。

それと・・・毎年恒例の練習試合・・・
ウチはあんさんと対戦出来る思て楽しみにしとったんやけどなぁ・・・
なぁ・・・剣山はん。

部長を剣山とよぶ連華さん。
ずっと秘密にしていたのに、練習試合の開始直前に明らかにされてしまいました。
これにはさすがに動揺の色を隠せないハナちゃん。
一方の部長はある程度覚悟していたかのような様子。まあ、そうでしょうな。

動揺したまま試合に臨むハナちゃん。
しかしただでさえ実力差があるのにこの精神状態ではまともな試合になるはずもない。
こちらの投げた花は空中で捕まれ、逆に向こうの花は次々と生けられていく。

あらまぁお嬢さん。いつの間にかお花畑におるみたいやないの。キレイどすえ。

スコアにして0対92という大差である。
どういう基準でスコアがついているのだろうか?花の本数ではないようだが。やはり芸術点か?
それはさておき、吉斗先生が部長に語りかける。

假矢崎・・・いや・・・剣山!お前は・・・どうするんだ?

未だ迷いを見せている部長。
だが、その目に映るのは自分を慕って入部し、戦い続けているハナちゃんの姿。
それを見た以上、黙って座っているわにはいかない。先生にメンバーチェンジをお願いするのであった。

芸術点なんか関係ないくらいに花を居られている状況。通称「ブーケ」
その状況に追い込まれているハナちゃん。
この競技は時間切れまで戦うルールなのだろうか?コールドとかはないのか?
そしてメンバーチェンジが許されるものなのか?いまひとつルールは分からない。
が、ともかく。ハナちゃんに代わって部長、假矢崎章吾が舞台に赴くこととなる。

桜木高校の剣山章吾。これが1年生ながらにしてインターハイ個人戦の優勝を収めた選手の名前である。
その苗字が変わったのは一体どういうことなのか・・・
ハナちゃんはとりあえず、みっともない試合をしてしまったことを詫びる。
が、部長は優しくこう述べてくれます。

何も恥じることはない!最高の射て花だったぞ!

と。うーむ、熱いお人でございますねぇ。ハナちゃんも涙するしかない。

全国チャンプの連華さんと対峙する部長。だが、さすがにその実力は折り紙つき。
相手に気づかせもせずに額に花を射るぐらいのことは朝飯前って感じである。は、速い・・・!!

でも、だったら何で今まで・・・

疑問に思うハナちゃんに先生は語る。そう、あれは去年の秋のこと・・・
練習試合の帰り。部長は電車で帰ろうと駅に寄った。そこで彼は若い女性と腕を組んで歩く自らの父を目にした。
憤怒。嫉妬。憎悪。失望。様々な感情を抱いて・・・奴は自らの父を・・・射た・・・
そのことがキッカケで両親は離婚。名字も剣山から假矢崎に変わり、そして・・・奴はその日から花を射ることは無かった・・・

そんな奴の姿に失望した部員は次々と姿を消した。
奴自身、自らの父を射てしまった事実に・・・固い蕾という殻にとじこもっちまったのさ・・・

まあ、納得のいく話でありましたな。
そんな固い蕾をハナちゃんの頑張りがほぐしてくれたということなのか。

復活した部長は強い。全国チャンプの射て花がまるで命中しない身のこなし。
だが、最初の1投以来部長は1度も射ていない。何か狙っているのか・・・?

そう連華さんが警戒したとき、部長が動き出す。
どこに持っていたのか大量の花を上に向かって放つ。
一体何を・・・と花に気をとられる連華さん。その彼女に接近する部長。
なんと・・・連華さんの後ろをとり、足を固め、肩に手を置き自らは地面に横たわる。
こ・・・これは・・・ロメロ・・・ロメロスペシャルだー!!

しもたぁあぁあああ!!

仰向けになった連華さん。その全身に向けて頭上に放った花が降り注ぐ。
なるほど。これが部長の作戦だったのか。
物凄い勢いで降り注ぐ。花。後には大きな花束が出来上がるのみとなり・・・さ、刺さりすぎだろ!!

ここまで射られたのは生まれて初めてどす。ウチの完敗どすわ・・・

花束が喋った!?
もうどこに連華さんが入っているのかもわからない有様でございます。ナンダコレー。
そして、そんな状態なのに爽やかに試合後の挨拶を交わす2人。ナンダソレー。いい試合だった・・・じゃねーよ。

止まない雨はない・・・明けない夜はない・・・ったくよー。
咲かない花はねーってか?つくづくハナの似合う野郎だぜ。

劇的な勝利と共に復活した部長。桜木高校の伝説の幕開けはこれからだ!!

というわけで、総合格闘生花でございました。うーむ、バカバカしい!!
競技的には実にバカバカしい。だが、上手く昇華すれば実現も不可能ではないか・・・?
まあ、少なくともゴーグルぐらいはしておけと思います。危ないぜよ。

そもそも射るのが基本と思われるのに、相手に触れてもよいのだろうか。
まあ、実は直接さすのもルール違反ではなかったりするのかもしれない。
が、芸術点としては低いとかそういう取り決めがあるのでしょう。
だが、芸術点も関係ないほどに生けてしまえば勝てはする。
なのでロメロスペシャルは有効な技という話に・・・な、なるのか?まあ、なったのだから仕方ない。仕方ないー!!

オチの部分はよかったのですが、そこまでの話の持って行き方は淡々とした感じに思えましたな。
動きはいいので、演出とかをもっと派手に華々しくしておいてもよかったのかと思えます。
次はさらなる華のある作品を見てみたいものです。
福田やすひろ先生の次回作に期待です!

・白銀ヴァンガード
ミネルヴァガルマアンヘル。3匹のきょうだいがぶつかりあう。
いや、末の妹であるアンヘルは争うのは嫌がっている様子。
長女のミネルヴァとその弟のガルマ。2匹は命を懸けた争いをしている。こんなのおかしいよ!

憂うことは無いわ・・・血と肉の世界では・・・これが理・・・
ただ・・・それだけのことよ。

長大な鎌を手にし、姉と弟が殺し合いをする。これもまた生き残るための理ということなのか。
そんな殺伐とした昆虫がいる地に足を踏み込んだヴァン。
乾燥帯移動により森林は砂漠化している。枯れ木だらけで鳥も昆虫も生きられる環境にはない様子。
それでも最近枯れたばかりであれば蜜が滞留している可能性はある。
カブトムシであればそれで食事にありつけないことはないか。

そんなことを呟きながら、頭上から迫ってきた刺客に目を向けるヴァン。
一瞬にして戦闘形態になり、不意打ちの攻撃を払い落とす。
襲ってきたのは冒頭で泣いていた末の妹のアンヘル。どうやらカマキリの幼虫らしい。
なるほどなー。鎌持ってるんだからカマキリに決まってましたわなー。そりゃそうかー。

空腹が限界で倒れ伏すアンヘル。
そのアンヘルに樹脂をごちそうするヴァン。
カマキリに樹脂では栄養にはならないかもしれないが、ハラをごまかすぐらいにはなる様子。
結構世話焼きのヴァンではあるが、そのまま連れ歩くようなことはしない。
このまま別れを告げて去っていこうとします。あバヨ。

枯れた地にただ1匹で残されたアンヘル。この間のきょうだいでの争いのことを思い出す。
ミネルヴァ姉さんの鎌がガルマ兄さんの体を貫いている。そしてミネルヴァ姉さんは言う。
生き残るにはこうするしかない。この荒野を越えて行く力を得るには同胞だって狩るしかないのだと。

・・・あなたも。お腹が空けば気が変わるかもしれないわ・・・またね。

カマキリはその習性上、止まった獲物は狩れない
だから泣き崩れていたアンヘルを狩ることはなくミネルヴァは去っていったという。

・・・でも、共食いしか生き延びる術が無い荒野なら、いっそ殺してもらった方が楽だったかもしれない。
やっぱり私は死ぬのかな――
私もせめて1匹でも狩れれば砂漠を越えることができるかもしれない。私が生きる為に。

生き残るために狩る。それが自然の理。
覚悟を決めたアンヘルはヴァンに挑む。
その速度は幼虫のものとは思えず、油断したヴァンには避ける間すら与えない!!
が、やはり幼虫の鎌では甲虫の外骨格を断ち切るのはムリがあった様子。右の鎌がボロボロだ。

アンヘル。狙う相手を違えたな。お前が本当に狩るべきはあぁぁ!!

こっちよ・・・

ヴァンの言葉に合わせて動き出した存在。それはミネルヴァ。
彼女は待っていた。アンヘルの生存本能が絶頂に達するその一瞬を・・・
それは・・・動体に対して行動をとるというシチショウカマキリの習性に初めてアンヘルが抗えなかった瞬間だった。

狙ってたんだ・・・私を狩れるチャンスを。
私、死ぬんだ・・・でも・・・それでいいか・・・姉さんが生き延びれるなら・・・

そのように考えるアンヘル。だが、実際に交錯の結果斬り勝ったのはアンヘルのほうであった。
今まで共食いを繰り返し、999匹の頂点に立っていたミネルヴァ。
その鎌をも超えたのはアンヘル。本能が感情を凌駕したのだ

さあ、道を開いたのはアンヘル・・・あなたよ。
だから越えていきなさい。私たちの魂と共に。実りある世界へ・・・

そしてこの日。その荒野に誰も居なくなった。

命を喰らった命を喰らい、命は繋がっていく。
世の理とはいえ、なんとも厳しい世界でありますなぁ。
そもカマキリといえば、出産のためにメスがオスを食うことで有名な昆虫である。
共食いの習性は根強く存在しているといえるわけで、このようなエピソードも十分ありうる話ですわな。
しかし、ミネルヴァ。やはりアンヘルが戦えるようになるまで待っていたということなんですかね。
動く瞬間を狙うだけなら、もっと別のときにでも狙えたでしょうし・・・複雑な姉心というやつなのか。

さて、次回は集中連載の最終話。どのような昆虫が登場するのか。ヴァンはどこに行くのか。楽しみでありますな。

・ラララライブ
フジコさんが練習スタジオを飛び出した例の件から1か月が経過。
引きこもっていた所にバンドのメンバーが迎えに来てくれた。
そんな出来事があった1時間後。いきなりライブの舞台に立たされていた。
引きこもり明けの活動としてはいささかハードではございませんか!?

フジコビートはクマスタジオ一押しのバンドである。好きですねぇ鮫島さん。
しかし気持ちの整理のついていないフジコさん。末吉くんも驚くほどのどんよりムード。
観客も驚いています。なまじ着物なだけに、幽霊のように思えてしまう。ギター抱えた。そんな幽霊おらんっしょ。たぶん。

KUMA MUSICの鮫島社長のライブイベントはいつもハジけたバンドが出てくると有名。
よって会場には音楽マニアな連中が集まっているらしい。
なるほど。ギター幽霊ぐらいは出てきてもおかしくはないわけだ。んなアホな。

なんとかフジコさんを落ち着かせようとするシロー。いや、緊張とかしているわけではないのです。

どんな顔してシローさんを見ればいいか分かんないです!!
一ヶ月振りに久しぶりに会えて嬉しいし、
舞台に立たせるために勝手に名前をバンド名に使われてイライラするし、
デモの時の局ってことは歌詞はななみさんへのもので・・・もやもやするし・・・
じゃなくて!!まず謝るのが先でしょ、私!!

可愛くてよい子でありますな、フジコさん。てなわけで謝罪を口にします。ごめんなさい。
それを聞いたシロー。気にするなよ、大丈夫だってと返す。

全部、聞いたから

何!?すべてマリーから聞いたというのですか?それでその落ち着いた態度!?

そしてこの曲は、お前に捧げるオレの気持ち・・・

あなーたのー恋をー♪応援したいー♪

!?
応援!?当事者なのに応援!?そ・・・それは一体・・・?
なるほど。どうやらシロー、フジコが恋をしているという話だけを聞かされていたんですな。
シローからしてみればそれが全部だと思ったのだろうが、中途半端なことこの上ない!!
まあ、シローにしてみれば応援されたことのお返しということなのだろうが・・・本当に因果が巡っているよ!!
というわけで、曲の歌詞はフジコに捧げる恋のエールだ!!

不安にーかられー倒れそうになるなら力になるよー♪そばでーこの曲歌うからー♪
ラーララー♪ラララー♪

ここまでの歌詞は音楽なしのアカペラである。が、ここから転調する。
ドラムの音が緩やかに、そして一気に激しく鳴り響く。

なーんて♪甘ったれんなー!!恋はそんなに甘くない!!
エール一つで結果変わると思ったら大間違い!!時に厳しいアンサー覚悟して!

泣きながら実体験を含めた内容を歌い上げるシロー。
うーむ、やはり人生経験を積んでいると想いの乗せ方が違うということか。

それでも!!
いつでもずっと・・・そばにいるー・・・どんな答えの先にもー・・・

さらに転調。マリーの静かなキーボードの奏でに沿って静かな語りへと移行する。
恋のアドバイスも硬軟織り交ぜていく必要があるってことですやね。

お前がくれた音楽が、ずーっとそばにいるからー!!

さらに一転して楽しげなリズムに乗り出す。これは・・・喜怒哀楽が表現されているというのか!?
そういうことなのかどうかは知らないが、楽しそうにしているのはよいことである。
その姿勢が、塞ぎこんでいたフジコさんの心も揺り動かす。

まるで出会った頃と同じ・・・恥ずかしげもなく想いを歌うシローさん・・・
今は私に歌ってる・・・こっちの気も知らないで・・・
とか色々思うことはあったのに、この音を聞いてると、何もかも忘れる程・・・わくわくして・・・

でも。ギターの音、足りてませんよ

じっとなんてしていられない。みんなの音に合わせてギターを鳴らしだすフジコさん。
こうしてフジコビートとしての曲が完成していく。
しかし、その演奏の途中で帰ろうとしている客が存在した。それは――ななみちゃん。

聞いてられないもん。こんな演奏!しっとする程、楽しそうなんだもん!
ねえ。私たちもバンド・・・組まない?

鳴り止まないビートが心に響く。
こうやってバンドの和ってのは広がっていくものなんですなぁ。
いやあ、音楽って本当にいいものですね。

というわけで、ラララライブは終了であります!!
惜しい作品でありました。立ち上がりの不振がずっと響いていた感じがありますか。
途中から絵柄を変え、さらに独特のハイテンションなコメディを混ぜてからはかなり面白くなってきていた。
感想を書く側としても楽しんで書けていたのですが・・・残念である。
この物語はフジコさんが人間らしくなっていく過程を描いたものと考えると分かりやすいかもしれませんな。
サブ先生もあとがきでずいぶんと人間らしくなったなぁと言ってらっしゃいますし。
次回作では最初からハイテンションで可愛いキャラが動き回る内容のものを見てみたいものであります。
サブ先生の次回作に期待しています!!

・木曜日のフルット
相変わらずのクリスマス風景。確かに色々とイタイですわな。

しかし、今回の料理はどうなんだろうか。美味しそうなイメージが沸かないのだが・・・
クラッカーと豆腐&納豆。そして白ワイン。合う感じがしない!!
クラッカーだけ別にしちゃいけませんかね・・・フルットはそうしてるみたいだし・・・

・総合感想
チャンピオンはファンタジー物があまりなく現代を舞台にした作品が多い。
だからといってクリスマスネタが多いという話ではない
今回クリスマスがあったのは浦安、あまね、ひなこ、フルットの4本。む、それなりにはあるか。
まあ、リクとか今の状態で行われても困りますよね。クリスマスだから恩赦だ!とか言われても困る。
しかし、みつどもえの三十路がいなくて安心と思いきや、あまねの方で子供の夢を壊すキャラが現れるとは。恐ろしい。

さて、次号はペダル3倍祭。重大発表の内容が楽しみである。
そして別冊からクローズZEROUの外伝が出張掲載。単行本発売記念みたいな感じですかね。
そしてそして中山昌亮先生の不安の種が読みきりで復帰。冬でもホラーをやるのか!!楽しみですな。



2013年 1号


・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
連載再開!!
舞台は過去の聖域からいきなり現代の中国は五老峰に。
ここで土を耕し暮らしているのはもちろんこの男、紫龍である。

そんな紫龍のもとを訪れたのは氷河。
星矢がハーデスの呪いにより余命幾ばくかとなっている現状を伝える。
すぐに過去に向かうかと思ったが、ちゃんと仲間を集める辺り冷静ですなぁ。
もちろん共に戦ってくれるものと思っていた氷河であったが、思わぬ返答をされることになった。

もはやオレは闘えぬ

そういえばまた目を閉ざしているようですが?
あ、目は快方に向かっているのですか。そうですか。でも閉じててもあんまり不自由しないんでしょ?
というのはさておき、紫龍はそっとしておいてくれと譲らない。
しかし、そうは言われても氷河も簡単には譲れないのでありました。

忘れたわけではあるまい。
これまで幾多の困難をのりこえ、共に闘ってきたオレたちの固い絆を・・・熱き炎の友情を・・・

ふむ。氷河もなかなか語りますねぇ。
時間としては短いのかもしれないが、本当に幾多もの命をかけた困難を乗り越えて闘ってきた男たちでありますし。
だが、この言葉にも紫龍は応じようとしない。オレにはすべて過去のことだと言い捨てる。
まだ10代も半ばだというのに、すっかり隠遁したような口ぶりになっちゃって・・・

諍いを起こしそうな雰囲気になる2人。
そこにやってきたのは赤ん坊を抱えた少女。春麗である。おや、懐かしい。
抱いている赤ん坊の名前は翔龍。ほう、強くなりそうな名前であるな。
紫龍に抱き上げられて嬉しそうにしている翔龍。微笑ましい光景ではある。
それを見てしまった故か、氷河はそれ以上強く迫ることもできず黙ってその場を立ち去るより他になかった。

紫龍よ。たしかにオレたちは死闘の連続だった。これからはお前ひとりぐらい静かに暮らすのもいいかも知れん。
さらばだ紫龍。もはや会うこともあるまい。

仲間との決別。淋しい話である。
過去のことと切り捨てた紫龍もその淋しさを感じないはずもない。
大滝の前に座り、老師の杖を手に涙する紫龍。
そんな紫龍の背後に接近するひとつの影。なんと、天界の戦士、天闘士斗馬だ!!
なんでこんなところにいるんだ斗馬?

本当なら星矢をやるのが目的だが、考えてみればあんなヌケガラの首などいつでもとれる。
それよりもオレの右腕を凍らせたにくき氷河との決着が先だ。奴がどこかへ消えうせる前にな。

ああ、それで氷河を追ってここまでやってきていたわけなんですな。
って使命とか思いっきり後回しにしているんだが、大丈夫なんですかね?自由行動させてもらいすぎでしょ。

しかし氷河もかわいそうな奴よ。おまえのような男を友と信じてきたことがだ!!

突然紫龍を殴りつける斗馬。氷河を追うのもさらに後回しとなった様子。なかなかに気ままな男だ。

聞け軟弱野郎。今、聖域では星矢の命を救おうとどいつもこいつも必死になっている。
友を思う気持ちは敵ながら見上げたものよ。
なのにお前ひとり安穏な暮らしをむさぼるとは!恥を知れ!

好き放題言ってのけ、大滝に紫龍を叩き落す斗馬。
そしてようやく氷河を追いかけて走り出すのでありました。けっして逃さぬとか言ってるけど間に合うのかねぇ。

一方、滝壺に落とされた紫龍。そこにはドラゴンの聖衣が箱に納められ眠っていた。
戦いを捨てた身なので聖衣も元の場所に戻していたのですね。
だが、今。その戻したはずのドラゴンの聖衣が目覚めようとしている。紫龍の闘志の目覚めと共に。

聖衣箱を抱え老師の杖を手に春麗のところに戻る紫龍。
その姿を見て春麗は全てを悟るのであった。うーむ切ない。
ここで判明したのは、赤ん坊の翔龍は山中で春麗に拾われたみなしごであるということ。ほほう。
まあさすがにまだ少年少女の2人が子作り、はさておき子持ちになることはなかったか。
いやまあ、自分で産んで無くても育てているなら子持ちと言えなくはないか。

ともかく、走り出した紫龍。逡巡も停滞も1話で解決してしまうのは見事なものである。
まあ、友の危難を知らぬふりして生きていられる人間ではありませんわなぁ。
これが炎の友情というものであるか・・・!!

というわけで、ようやくドラゴン紫龍が参戦してくれる様子。
氷河と合流し、そのまま過去の聖域へと飛ぶことになるのでしょうか?
そうなると斗馬はどう動くのか。巻き込まれて一緒に飛んできたりして。
非常に気ままな男なので、過去に飛んだら飛んだで好き勝手に動きそうで先が読めず面白くなるかもしれない。
今シーズンはどこまで話が進むのか、楽しみなところでありますな。

・囚人リク
厳重な警備の中で緊急手術を受ける森田。
こんな状況なのによくもまあ気絶もせず暗号文を落とせたと感心する。
その命懸けの行動に答えようとダブルドラゴンクロスのファミリーが動き出す。

潜入中のファミリーは10人弱とそれなりの人数。
荒事が得意そうな顔の者もいれば、いかにも普通の人といった人相の者もいる。
様々な作戦に対応することができそうな顔ぶれであるが、どのように動くのだろうか?

ファミリーが動き出そうとしている頃、非番の加藤看守。
家の様子が描写されています。
美人の奥さんに子供が2人。家族と一緒に夕食を取ろうとしてたりとなかなかいい父親みたいですね。
囚人相手には非情な看守であるが、家庭に入ればいい父親ってことなのだろうか。
まあ、犯罪者と家族とでは対応が違ってても当たり前ですけどね。

子供が大きくなってこの家もそろそろ手狭だな。
このスコップ混入事件、解明の手柄を独占すれば昇級は確実。これがいわゆる人生の転機ってやつか・・・

ンフフ・・・とほくそ笑む加藤看守。
登場時は若い看守なのかと思っていたが、そうでもないんですな。
子供がどのくらいの年齢かはわからないが、塾に行ってるってことはそれなりっぽい。
山岡さんのところの子供たちより上かもしれないし、そうなると山岡さんより年上だったりするのか?
階級は他と変わらないけど、先輩として他の看守に指示を出せる立場にいたのだろうか?その辺りはよくわかりませんな。
ともかく、手柄を独占したがっているのはわかった。その辺りに即けこむ隙があるか?

スーパーごくらくじま。
この店のレジで働いているのは山岡さんの奥さん。
そして山岡さん自身もこのスーパーで働いている様子。
建築家の夢は再燃したのかもしれないが、とにかく子供たちのためには別の働き口がいるといったところか。
その山岡さんを尋ねてやってくる加藤看守。
ここで判明したのは、加藤看守は山岡さんと同期だったということ。
別に仲が良かったわけではないが、知らない仲というわけでもない様子。
ベンチに座りながら加藤看守、山岡さんへの揺さぶりを開始する。なぜ刑務官を辞めた、と。

公務員の座を捨ててまで何を求めた。いや、求めたわけじゃねえ・・・か。追い込まれたんだろ佐々木に。
一体何があった。俺は・・・佐々木が脱獄を考えてるとにらんでる。
お前のことも調べた
ギャンブルで借金漬けのお前に大金を握らすかわりに奴は・・・何を求めた?
マスターキーか?いやそれはムリか。失くなればすぐに発覚する。リモコン式だから型をとるわけにもいかない。
じゃあ・・・手錠のキーか。いや、それもムリだな。
あれは厳重に管理されている。お前のような下級の看守が触れられるシロモノじゃねぇ。では・・・見取り図か

まるで刑事か探偵のように推測を口にしながら真相に迫っていく加藤看守。
実際、それが一番怪しいと踏んでいたんでしょうな。
それでいてとぼけつつ、推測を口にすることで相手を追い込んでいったわけだ。うーむ嫌らしい。

核心に迫ったところで山岡さんの側に近づく加藤看守。肩に手をまわし、素直に言えという。
徹底的に調べ上げればお前のやったことはボロが出るとも。それを知った家族は何と言うかな、とも・・・
うーむ。さりげなく足を踏みつけたりするのも合わせてとても嫌らしい。
ネチネチした取調べだが・・・やたらと似合うから困る。
そして山岡さんもこの追い込まれるというキャラが非常に似合っているから困る。適材適所って奴ですね。何か違う。

調べたりするのは本当にやめて欲しい山岡さん。加藤看守を跳ね除けようとする。

なら吐け!!見取り図はどこに隠した!!まさか雑居房に堂々と持ち帰れるはずもあるまい。
木工場かぁ?そうなんだろ!!木工場のどこだ!!教えろ!!言え!!

逃げ場のないほどに徹底的に追い込まれた山岡さん。
レノマさんの表情が浮かぶが、それ以上に強く浮かぶのは家族の笑顔。
家族を守るために・・・拳を強く握りながら苦渋の選択をする山岡さん。見取り図の収められている場所を口にしてしまう。
それを聞き出した加藤看守。嬉しそうですな。
まあ、さすがに同僚をわざわざ告発したりするつもりはない様子。この件は黙っておいてやるとのこと。
それはありがたいが、山岡さんとしては加藤看守に言っておかないといけないこともある。

加藤。俺が刑務官を辞めたのは、借金の帳消しのためだけじゃねぇ。
何が正義で何が悪なのか、わからなくなっちまったからだ

実際、辞める必要があったわけじゃないですからねぇ。
それでも辞めることにしたのは、まさしく山岡さんのが口にした通りの想いがあったからなんでしょうな。
現実世界の刑務所はともかく、スラムが存在する作品内ではまともな法の裁きが下されているわけでもない。
そんな状態で囚人となった連中に責め苦を与えるのは果たして正しいことなのか・・・

くだらん。我々が正義で囚人が悪。それ以外には何もない

強く言い切る加藤看守。ふうむ、揺るぎないように見えるが・・・?
この断じた観念が揺らぐとしたらどうなるのか。見たいような気もしますなぁ。

家族と共に食事をとりおえた加藤看守。なかなかによいごちそうさまでしただな。さすがに炊場担当なだけのことはある。
それはさておき。加藤看守は明日を待ちきれない様子で、食後早速刑務所に向かう。
第27木工場で証拠となる見取り図のコピーを抑えようという考えでありますな。

いよいよ辿り着いたぞ。この決定的確証を手にする瞬間に!!
佐々木・・・栗太・・・俺の勝ちだ

確信を持って製図作業室の引き出しをあける加藤看守。
だが、そこには何もなかった。
念のため他の引き出しもあけてみるが、もちろんそこにも何もない。

山岡めがぁ・・・騙しやがった!!

顔を歪ませて盛大に悔しがる加藤看守でありました。ハハハ。
どうやら山岡さん、こんなこともあろうかとメッセージを残していた様子。
製図室には捜検が入るので引き出し保管ではいずれバレるだろう、とのことだ。
まあ、捜検に限らず、他の囚人が発見しちゃうこともありえたでしょうからねえ。引き出し保管は危険だ。
なので冷房の配管に細工をしたのでそこに隠せとレノマさんに事前に伝えていたらしい。
なるほどねぇ。もちろん見取り図が見つかったら自身の見の破滅ってこともあるが、気の利いたことである。
この事前の策が功を奏したって感じでありますな。よかったよかった。

その山岡さん。スーパーの仕事を終えた帰り道で妻の明穂さんとお話。
加藤看守に迫られたのを気に病んだのか、罪を洗いざらい告白することにしたようだ。

宝くじが当たって借金を返せたっていうのは・・・嘘なんだ。
本当は・・・囚人と取引をした・・・発覚すれば俺は・・・

犯罪者・・・なのね。あなたは・・・私は、犯罪者の妻

山岡さんの告白に静かにそう答える明穂さん
。 もしもあなたが刑務所に入ることになれば、その時は子供たちは私が守るわ、とも言ってくれる。
うーむ。なんとも切なくって申し訳なくって。山岡さんもすまないと言うしかなく・・・

しょうがないじゃない!!刑務官の頃より、今のあなたが好きなんだから

そりゃーしょうがないですよね。愛の力は偉大ということだ。
まあ、家族を省みないパチンコ狂いだった刑務官時代の姿と、今の家族のために一生懸命な父親の姿。
どっちが好きかといったら比べるべくもありませんわなぁ。

ねぇ。月・・・きれいね

囚人との取引。犯罪者と呼ばれてしかるべき行為をした男とその妻に対しても、月は優しく照らしてくれる。
その月の輝きに照らされ、山岡さんの心にも平穏が戻るようになるといいですなぁ。
いや、少なくとも妻の優しさには触れることができたのだし、愛を感じることはできているか。羨ましい話だ。

羨ましいといえば、加藤看守の奥さんも結構美人だった感じがある。
なんですか?刑務官になると美人の奥さんがついてくる特典でもあるんですか?
こりゃちょっと極楽島の求人を確認しないといけませんな!
いや、山岡さんは刑務官になる前から明穂さんと付き合いがあったみたいだけども。

さて、翌日。レノマさんを救うべくファミリーが行動を開始する。
刑務所への運搬員に紛れ込んでやってきたのは、レノマさんの部下である神木和哉
今回の冒頭で出てきたファミリーの中でも一番目立っていた人物だ。
その神木さんが高木さんと接触した。
果たしてここからどのようにしてレノマさんを救い出す流れとなるのだろうか?

高木さんがキーになりそうな展開になってきました。実に楽しみである。
ファミリーの行動には期待したいところであるが、救う方法は本当に分からない。
加藤看守はかなり真相に辿り着いている。
今、レノマさんたちが特別懲罰房から解放されたとしても、常に加藤看守の監視の目がつくこととなりましょう。
そうなると、消えてもらうのがレノマさんたちにも山岡さんにとってもありがたい話であるのだが・・・
でも、それをすると今回登場した加藤看守の家族が哀しむことになるんですよね。
少年誌の主人公側の行動としてもどうかと思うし、難しいところだ。
頭を打って記憶でも飛ばしてもらうしかないんじゃないかと思える。
手柄を独占しようと思って脱獄の推測を誰にも話してなかったのが仇になった!みたいな。ありえる解決かもね!

・いきいきごんぼ
ティッシュを配る側もちゃんと相手の品定めをしていたりするというのか・・・!?
まあ、学生に配るようなティッシュじゃなかったというだけなのかもしれませんですし。

画廊澱・・・これはまたなんというか、殺伐としてそうな画廊が並んでいそうですな。

底辺は底辺でもそこまでド底辺ではない
と口にした後に底辺であることを思い知らされる。この流れは酷い!!
イマキマキたちは誰とでもこんな調子で話せる子であるんですな。わかってはいたけどなんだか淋しくもあり・・・不思議!!
久保のような調子のよさげな男子はどこにでもいましたな。
そしてそういう調子のよさげな男子と女子のやりとりを見てるだけの層も確実にいたりしたわけで・・・
なるほど。広告の商品に手を出すのがいたりするのもムリはないって話か!!

小森さんは金に汚いのかアバウトなのかよくわからない。いや、アバウトなんだろうなたぶん。

Fxxk OFFの店員が早くも再登場。こりゃ驚き。
在庫が多いのは安くなるのは当然ですよね。買った人がそんなにいるってことなのか・・・?
しかし、吏毘堂さん、実際に万引きしたわけでもないのに何でブラックリスト入りしてますのでしょうか。

・毎度!浦安鉄筋家族
刃牙的描写をすると大鉄でも凄くカッコ良く見えるというのがよくわかる。
しかし、小鉄は結構とーちゃん好きですよね。

疑わしい話も、順子さんを破ったのを見れば全て信用されてしまう。
それもこれも順子さんの強さに対する信頼感が半端ないからなんでしょうな。さすが!!

・弱虫ペダル
快晴の空を仰ぐ寒咲さん。
サイクルショップKANZAKIにて店員として若い身空で働いている様子。
まあ、自転車好きな子ですし、趣味と実益を兼ねているとはいえるか。

その開店時間早々にやってきたのは今泉君。愉快なTシャツを着た今泉君。USAGIか。
どうやらバスに乗ってやってきた様子。
1話の時みたいに車で送ってもらうという選択肢はなかったんですかな?まあいいんですけども。

今泉君がわざわざバスに乗ってきたのは理由がある。
愛車を修理してもらっており、その修理されたバイクを受け取りにやってきたからである。
IHの時にいってしまったフレームを直し、変速機やホイールも一新されたニューマシン。
これが今泉君の新しいバイクだ!!

修理・改造を行った寒咲兄の言葉によると、今回の変速機は電動化されているとのこと。
今まで物理的にワイヤーで引っぱって行っていた変則を、電気信号でモーターがやる。
"スイッチ"でギアを変える感覚になるらしい。ほう。
ワイヤーとどっちがいいってワケではないが、今泉君は変速を多くやって体をマネジメントするタイプである。
追い込まれたギリギリでも確実にシフトできる。これは大きなアドバンテージになる、とのこと。
その言葉が示すとおり、変速の感触がダイレクトに伝わる。
脚の動きにバイクが誤差なく反応しており、しかも軽い。これは良い。

すげぇ・・・!!軽いタッチでギアが変わるなんて変な感覚だ・・・!!けどこのバイク進む!!気持ちいい!!

ニューマシンに乗り換えたときの躍動感はいつになっても気持ちのいいものですよね。
走りながら、今泉君は金城さんに言われた成長しろという言葉を思い出す。
その言葉を受け、IHで走った3日間。いろんな経験をした3日間でありました。
御堂筋君に凹まされ、リタイアしかけた。金城さんに励まされ、それは回避できた。
御堂筋君の敵じゃなかったと気付いてヘルメットを叩きつけた。金城さんに励まされて、どうにか走り続けた。
急成長により御堂筋君とも渡り合えるようになり、ついに破ることに成功した。
うん、こうして並べてみると御堂筋君との絡みばかりじゃないですか!!
そして金城さんに結構救われてたんだなというのも感じられる。さすがに主将といったところか。

あれが終わってからオレが感じてることは、前より確実に強くなってるってことですよ!!
まだ強くなりますよ、オレは!!
来年もインターハイに出る。全国から集まる強いヤツをけちらす!!オレが!!総北のエースとして!!

メンタル部分が強いところで安定していれば今泉君は強いと思う。
常に強気でオレが先頭にと言っている時が強い。
が、ヘタレると一気に落下するのが今泉君である。エースとしては、その辺りの調整がこれからの課題でしょうな。

さて、今泉君に続いて坂道が店にやってきます。
こちらは今泉君と違って自転車に乗ってきている格好もジャージだ。
おかげで総北の選手であることが客にも一目で分かる。目立つものねこのジャージ。

IHの最後の場面を見ていたという客。興奮しながら凄かったねーと語る。
思いっきり当事者相手にそんなことを語られましても困りますわなぁ。
坂道の顔が知れ渡るにはまだ時間がかかるか・・・目立つメガネしてるのに。

坂道が店にやってきたのは寒咲兄に呼び出されたからである。
その用事とは、IHを走った例のクロモリ。借り物であるその自転車を返せというもの。
そりゃあ、元々借り物ですものね。返せと言われたら素直に返さざるを得ない。
ある意味プレミアがつきそうなシロモノであるしね。
とはいえ、さすがに愕然とする坂道。人のいい男であってもこれはさすがに・・・って感じか。
だが、さすがに足を完全に取りあげるようなことはしません。

その代わり、こいつに乗れ

寒咲さんが両手に担いでいるのは新しいバイクである。
カーボンモジュール成形。フレームは全て炭素繊維でできている。
ヨーロッパの名門スイスBMC社製。今までのクロモリに比べて重量は半分というシロモノだ!!

アルミを飛び越えて一気にカーボンまで行きましたか。
クライマーにとって軽さはキモとなるという。これは凄いパワーアップになりそうですなぁ。
ところで自転車持ってる寒咲さんは結構可愛い感じがする。
この子は制服姿よりもエプロンで自転車持ってる方が可愛さが際立つのか?それもまた良し。

寒咲兄は坂道にもう一歩先に行け。その欲求にそいつなら確実に応えてくれるという。
その言葉に従い、乗ってみる坂道。

なんだ、これ・・・軽い・・・!!3cmくらい浮いて走ってる感じだ!!すごい、進む!!

楽に遠くに速く移動し、ここって時に回せるバイクである。
このバイクであればIHの時よりもっと回せるかもしれない!!

マジですか!?
IHのトップをとった男がさらに強力な足を手に入れたということになるのですかい!?
もはや敵なしってことになるんじゃないですかね、これは・・・
まあ、来年以降は過剰にマークされる存在にはなると思うが、それでもこれは・・・

ところで、このBMC。単行本1巻の表紙で坂道が乗っていた黄色いアレなんですね
この時からこの自転車に乗り換えることは決まっていたんでしょうなぁ。そう考えるとなかなか感慨深い。

そのBMCを駆って今泉君と鳴子と合流する坂道。総北1年3人組の揃い踏みだ。
今泉君は新フレームに電動コンポ。坂道はニューバイク。
ではでは、残る鳴子には何かあるのだろうか?もちろんあります。
鳴子の乗るバイクのホイールは太く大きい。ブレーキ音も聞いたことのない風切り音を立てている。

山ではホイールの軽さが重要――そんなこと言うたのは巻島さんやったか。
平坦ではホイールの風の抵抗が重要。前からうけた風をいなして推進力に変える。
これがスプリンター究極のホイール。カーボンディスクホイールや!!

カーボンアルミリムと素材が違うのでブレーキも変えてある。なのでブレーキ音が違うとのこと。ほう。
時折このタイプのホイールは見かけますよね。文字がハッキリ見えてなんだかカッコイイ。
そうか、これはスプリンター向けのホイールだったのかぁ。
って調べてみたんですが、鳴子のこれはカーボンディープホイールじゃないですかね?
カーボンディスクホイールは完全にスポークが見えなくなるようなタイプのものらしい。
DVDのラベル面が目一杯とられている感じといえばいいでしょうか。
まあ、似たような言葉なので言い間違えてしまったということもあるんでしょう。

ともかく、ここに来てマシンのパワーアップを果たした3人。
優勝した高校がここまで強くなるとは・・・他の高校に気の毒になってきますな。
まあ、3年生が抜けた穴が埋まるかどうかは分からないという懸念はありますが。
決して自転車部の名門というわけではない総北に有力な新人がやってくるのかどうか・・・気になるところ。

とはいえ、それはまだ先の話。今はまだ3年生の面々が在籍している時期です。
なのだが、そのうちの1人である巻島さんが用意しているのは退部届
図書室で1人電話に出ている巻島さん。相手は兄らしい。
会話の内容に、荷物をまとめたとある。これは一体どういうことなのか・・・?どこかへ行ってしまうのか?

巻島さんの家は結構な金持ちでありましたからねぇ。
ひょっとしたら高校の卒業後は巻島さんもセレブな生き方をすることになるのかもしれない。
そのための修行に海外に出るとかそういう話だったりするのかな・・・?
でも、正直社交的な巻島さんとか想像もつかないっショ。
だんすぱーてーで女性に気さくに声をかけて踊る姿とか・・・まるで想像できない!!

ニューマシンが続々登場したワクワク感から一転して不穏な空気に。
果たしてどのような展開になりますことか・・・

・バーサスアース
兵真くんと魂の交流を交わした自衛官、村田3尉が喰われてしまった。惜しい人でした・・・
さすがにこれは自衛隊の中でもショックが大きい出来事だったらしい。
車輌の中では他所者のドレッドを助けに行くなんて反対だったと叫んでいる者もいる。
うーむ、混乱していますなぁ。無理もないが。

ヘビ型深柱は兵真くんに狙いを定めて襲い掛かる。
そこに五十口径の銃撃を連続で叩き込む自衛官。
どんな化け物であっても、この距離で喰らえばとか考えているが・・・アカン。その考えは効いてないフラグや。

予想通り、まるで堪えた様子のないヘビ型深柱。
やはり自衛隊の通常装備では深柱の外甲には対抗しようもないのだろうか。
と思いきやそうでもない様子。
練馬や池袋に現れた深柱であれば現有装備でも攻略可能だと地災研の資料には書いてあったらしい
ほう。ちゃんと地災研と連携を取ってはいたんですな。
上の方は甘く見ているのかもしれないが、現場はさすがに慎重である。

ここで対象に近づき観測を行っている自衛隊の観測班から報告が入る。
その報告によると、攻撃は深柱の表面に届いていない。手前数cmのところで爆発・・・いや、溶かされているとのこと。
サーモグラフィで見ると、ヘビ型深柱は赤く染まっており、まるで小さな太陽のように見えるそうな。

その様子は林くんの方でもモニターされている。
どうやら攻撃を受けた瞬間だけ体温が上昇しているらしい
のだが、これは体温なんてレベルではない。爆発による熱でもない。これは・・・
やはりマントル熱線の熱を防御に使っているということなんでしょうか?
そうするとマグマ並の熱量を有しているのは間違いないでしょうな。うーむ、とことん厄介な敵だ。

その牙は強力で、装甲車の装甲も易々と噛み千切る。
そして中にいる自衛官が犠牲に・・・ううむ。

喰うんじゃねぇええ!!

撤退を指示する林くんの言葉を振り切り、クサナギノツルギを装備して立ち向かう兵真くん。
相変わらずその闘志には敬意を払いたいところであるが・・・相手が悪いんですよね。

そんな風に兵真くんが危機に陥っている頃、ハルト。
カナちゃんに扉の前に立ち塞がれ先に進むことができずにいる。
まあ、外に出るつもりがあったのかどうかは分かりませんが。

立ち塞がりはしたものの、携帯の情報で警戒エリアが広がっているのを知るカナちゃん。
どうやらあのヘビ型深柱、こっちに向かってきているみたいですな。
やはりハルトに引き寄せられている部分は多少あったりするのだろうか・・・?

それはさておき。危険が迫っていることに気付いたカナちゃんはハルトの手を引いて外に出る。
少しでも早く、少しでも遠く深柱から離れないと、ハルトはまた行ってしまうから。

なかなかに行動的なカナちゃん。
マンション出たらタクシーを拾って移動しようと提案する。
この行動力の前には、基本引っ込み思案なハルト、タジタジでございます。
だが、マンションを出たところに待ち受けていたのはヒミコさん。どうやら待ち伏せしていたようだ。

大人のすることですか!?

ヒミコさんの意図に気付き、激昂するカナちゃん。
いやあ、この小ずるい動きはいかにも大人のやりそうなことですよ、カナちゃん。大人って汚い!!
というか、もっと直接的に酷い行為に出るヒミコさん。
ハルトを屈強な男2人で縛り上げて強引に車に乗せようとする。うーむ、手段を選ぶつもりはないみたいですな。
微妙に不信感を煽りそうな行為であるが、確かに状況はそうも行ってられない部分もあったりしますからねぇ。

ところで、やはりハルトの家は結構いいマンションだったらしい。母親はデザイナーだったのか。

ハルトがヒミコさんの車に乗せられている頃、現場の兵真くん。
ヘビ型深柱に立ち向かったが、尾の一撃に吹き飛ばされ軽く気を失っていた様子。
林くんの呼びかけにどうにか回復して応答をする。

奴は装甲車に首を突っ込んだまま暴れてます!そこから離脱するなら今です。早く!

首が抜けなくて暴れているヘビ型深柱が地味に可愛い。
手の無いタイプを選択したらこの有様だよ!!何をやってるんだか。

それはさておき、気絶から回復しても兵真くんの離脱は難しい。
まず、足の上に大破した車輌が圧し掛かっている。
これはマッスルコートを最大駆動することでどかす。めきめき。
だが、どかした車輌の下から出てきた足は明後日の方向に折れ曲がっている。ううむ。
この足では離脱はムリ。そう考えた兵真くん。もう勝負に出るしかない。
林くんによれば、髄幹は背骨にあるんじゃないか?とのこと。
背骨だと長すぎてどこにあるかわからない。なので口の中から直接髄幹らしきところを狙うしかない。
つまり、喰われそうになりながら闘うしかないということだ。

玲央・・・力を・・・

勝負の一瞬を迎える前に、戦友の名を呼び祈る兵真くん。そしてその言葉に応える玲央さん。

あいよ
おまえの・・・死体でつくった鉛玉だ・・・こんだけ大口あけてりゃあ・・・
対甲一粒弾(アンチピーラーシェルスラッグショット)!!

これがアメリカから送られたという新装備か!!
抜群のタイミングで救いに現れた玲央さん。見事である。
そして見事に口の中に銃弾を叩き込むことに成功する。
果たしてこの一撃で髄幹を破壊することが出来るのであろうか・・・?難しいだろうなぁ・・・
そういえば玲央さん、背中に大剣を背負ってますな。
柄が2本あったりするのがなんだか気になる武器である。
スラッグショットが通用しなかったなら、こちらの武器を使用することになるのだろうか。
どんな武器が飛び出すのか楽しみである!!

ハルトが着く前に倒してしまう。なんてのはやはり難しい話でしょうかねぇ。
新兵器には頑張って欲しいところであるが・・・ネーミングが普通では活躍もし辛いか?
やはりヒミコさんのように武器に派手な名前をつけるぐらいのハッタリは欲しいところでありましたな。
アメリカの研究所にはそういうレポートを書いて送るしかありますまいて!

・侵略!イカ娘
まさかの幼稚園の先生、連続登場
可愛い人でありますので、早く名前が知りたいところでありますな。

白椙さんコワモテだけど絵はファンシーなのか・・・アリだな!!可愛い。

しかし、白椙さんはやはり他の面々と顔の感じが違う気がする。
多く描かれている後半は微妙に違う漫画を読んでいる気分になっちゃいましたぜ。不思議と。

・シュガーレス
シャケに敗れて腐っていた榊。
とはいえさすがに中学生にまで見下されて黙っているはずもなし。
襲ってきた中学生たちを返り討ちにする。
その中学生の頭らしき男が鉄パイプで殴りかかるが、榊はそれを受け止めて反撃。
鉄パイプの角が当たったのか、頭の男の額が横に切り裂かれる。
ははぁ、これが妹尾の額の傷になっているんですね。めっちゃ自業自得やん。

まあ、戦いに敗れて逆恨みで傷を疼かせているという点では榊と同様である。
他にも同様な点がある。妹尾が敗れたのを見ると、仲間たちは一目散に逃げ出してしまった。見放されたということだ。

仲間集めて、ええ気になったとことで、お前には頭に立つ力は無いっちゅうことや。

・・・クソが。そんなら俺も奪ったるわ。お前が手に入れたモンを、得意気に積み上げたモンを崩したる・・・!!

その執念を満たすため御辻に入り、ずっと復讐の機会を伺っていたわけか・・・暗いやっちゃな。
まあ、その間に同じような目的の面々を集めていたみたいですけども。
妹尾が連れてきた連中は、全員同じように榊を恨んでいる奴らである。
連れやプライド、立ち場。それぞれ大事にしてたモンを榊のせいで失った連中。
そういう奴は御辻の外だけではなく中にもいる。

お前も今の榊が気に入らんうちの1人なんやしな。コウタ。

ふーむ。痛いところではありますね。
やはり精神性を失ってただ勝つために暴れる今の榊では恨みを買うことにしかなってなかったということなのか。
散々復讐を待たされた連中は嬉しそうに暴れて御辻の生徒たちを殴り倒していく。

軽く小突いただけで初恋なみに簡単に砕け散っとるわ!!

な、なんだその表現は・・・!!モブのセリフとは思えないぐらいに秀逸な表現だ。
この世界のモブはたまにこういった表現を用い出すから困る。

シャケに負けた恨みで九島潰す榊さんなら、俺らの気持ちもよおわかってくれるはずや。

まさしくやっていることは同じですわな。
違う点があるとすれば、中から食い破ろうとしている点であろうか。
とはいえ、タイミングが少し悪かったですね。少なくとも九島の連中が立ち去るまで待った方がよかった。
てなわけで、卜部さんが参戦。
もちろん狙い定めているエモノは妹尾である。

妹尾「散々暴れてボロボロやんけ。マブタ落ちてきてんぞ。眠いんちゃうか」
卜部「寝んのはテメーだ」

こうして再び始まる足技使い同士の対決。
妹尾も眠そうな目してるなと思ったら、単にタレ目なだけか。

蹴り技勝負はどうなるのか。と思ったら意外な形であっさりと終了。
気絶した岳に躓き転倒した卜部さん。その顔面に妹尾のヒザが叩き込まれる。
これでKOされたのかどうかはわからないが、すぐには立ち上がれない様子であります。あらあら。

――で。何で殴ってきよらへんねん。コウタ。ナンボでもチャンスあるやろ。

アンタや宍戸さんみたいにスキうかがうんはゴメンやからな。
御辻がボロボロになんのを影で笑いながら待ってたんやろ。気に入らんわ。
ブッとばしたるからサッサとこっち向け。

威勢のいいコウタ。だが、榊にやられ宍戸とやり合いと既にボロボロの状態である。
妹尾の一蹴りでダウンする。その目の前には鉄パイプが・・・
拾ってもいいぞ、どうせ俺が勝つと妹尾。その言葉に従い鉄パイプに手を伸ばすコウタ。

お前は良え時の榊に会うたかもしれんけどな、俺はそんなん知らん。胸クソ悪いだけや。

良い時の榊。
その言葉のおかげで、その時の榊の言葉が蘇る。
「ケンカする時に大事なんはな、その手に何かを選ぶかやない」
ホンマに勝ちたいんやったら身ィ1つで進め

おおきに妹尾さん。また間違えるとこでしたわ・・・俺は、榊さんの言葉を信じる・・・!!

榊の言葉に従い、身1つで立ち上がるコウタ。
そんなコウタに容赦なく襲い掛かる妹尾。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。榊に関わるものは全て潰すと宣言している以上、コウタを見逃すはずもない。
が、トドメの蹴りはコウタに届く前に遮られる。

やかましいて寝てられへんわ

起き上がった榊が蹴りを弾いた様子である。
妹尾にしてみれば、まさしく完全に恨みを晴らすチャンスである。
今の弱った榊なら倒せるかもしれない。いや、ひょっとしたら榊が精神性を取り戻して逆にやられる可能性も?
どうなるか分からない対決でありますな。

それにしても、宍戸は妹尾に誘われなかったんですかね?
どう見てもアンチ榊派の人間でありましたのに。
妹尾としても宍戸は仲間にしたくないなーとか思ったりしたんでしょうか。いつか蹴っちゃる、とか。
その思いがあったので、わざわざ宍戸にトドメをさせるタイミングで現れたのかもしれない。
嫌われすぎですね宍戸!!まあ、しょうがないけど。

・バチバチBURST
鯉太郎と王虎。因縁の対決は土俵の外まで熱くさせる。
しかし、観客の声援はやはり王虎一色。
これは前相撲の時と全く変わりがありませんな。

何があっても・・・結局は体一つ・・・土俵はどっちが強ーか、それだけだ・・・
全ては・・・力で・・・黙らせる・・・!!

凶悪な表情を見せる主人公。さすがである。
まあ、最近は大人しい表情が多かったですし、この一番ぐらいは全開でいってもよかろうですわな。

王虎が土俵に上がると物凄い歓声が湧き上がる。
まるで千秋楽の優勝決定戦並の歓声である。さすがの王虎人気ということか。
まあ、観客が入ったのは相手が鯉太郎だからってこともあるんですけどね。
なんだかんだでこの2人の対決は楽しみにしている人が多いってことなんでしょう。
でも、虎城親方に言わせれば火竜の息子なんぞとはスター性が違うわ!ということになるらしい。

空流親方と虎城親方。現役時代から因縁浅からぬ2人が肩を並べて観戦している。
これはなかなかに珍しい光景である。この一番はそれだけ特別なものであるということか。

空流親方は王虎の人気は役者なだけだろと言うが、一流にはそれも大事な素質だと返す虎城親方。物は言い様ですな。

フン・・・まあ俺にはこの大歓声も痛々しく感じるがな・・・
王虎が追い込もうとしとるのは・・・鯉太郎じゃなく実は己自身なんじゃねぇのか・・・?
これだけ客から期待されちまったら負けることなんて許されねぇ。
まだ幕下だぞ・・・横綱並に己を追い込むのは早過ぎじゃねぇのか・・・?

貴様ごときに言われなくともわかっとるわ!!
それもこれも全ては火竜の息子のせいだろうが・・・アレにさえ躓かなければ順風満帆に事が進んだんだ・・・

そうかもしれませんね。
全てはあの前相撲で鯉太郎に敗れたことから狂って行ったように思える。
それまでは王虎と虎城親方の関係は良好で、一緒に食事したりパパとか呼ばれたりしていた。
それが今ではジジイ呼ばわりで近づくだけで嫌がられる有様・・・虎城親方としては悔しいことこの上なかろう。
だから、今回で前相撲で負ったあの敗戦を払拭しないといけないと考えている様子。

まずは力士たる精神力の強さを身に付けることが先だろ・・・
止めるのは今じゃねぇのか?あれじゃいずれ己で己を潰しかねねぇぞ・・・

わかっとるわ・・・王虎が危ういってのは・・・だが・・・このクラスで誰が止められる・・・

虎城親方はさすがに王虎が危うい道を進んでいるのは理解している様子。
父として見ても親方からして見ても危うい道に見えるに決まってますわな。
だが、それでも王虎の強さを誰よりも信じている虎城親方。

王虎はこの俺の子だぞ・・・黙らせてしまうんだよ・・・たとえ"力士たる精神力の強さ"が欠けていようが・・・力でな・・・

その表現は気になりますな。
もしかして自身も現役時代はそうだったと言いたいのでしょうか?
歴史に名を刻んだ大横綱・虎城。
力士たる精神力の強さには欠けていたが、圧倒的な強さで君臨していたのかもしれない。
まあ、今の虎城親方を見れば、精神力の強さに欠けていたと言われても納得せざるを得ませんがね。

しかし、王虎の表情はヤバイ。石川の言う通り目がイッちまってる。こりゃ確かに観客も静まり返る。
凶悪な表情を見せる主人公に対し、イッちまってるライバル
うん、なんだかお似合いな対決のように思えてきました。
というか王虎、観客の前でこんな表情見せちゃって大丈夫なんですかね?もうそれどころじゃないのかもしれないが。

王虎の生まれ持った素質は空流親方も認めざるを得ないところである。

だが忘れちゃいねぇか・・・?鯉太郎はその大横綱が唯一恐れた男の・・・悪タレ火竜の息子だぞ

土俵の上で舞い散る火花。この火花がぶつかって業火となるのはもうすぐである。
鯉太郎と王虎。親の世代から因縁のある2人の本場所での初めての対決。
さすがに緊張感が高まってきました。どのような熱い戦いとなるのか・・・
勝負後のことはとりあえず置いておいて、今は熱い勝負を楽しみに見守るとしましょう。

・名探偵マーニー
単行本発売記念2号連続2本立てセンターカラーの第2弾。

奇術師は謎を披露し、探偵は謎解きを披露する

このようにマジシャンと探偵という対比は色んな探偵モノで扱われていますね。
怪盗なんかも手品のような技を使う人が多いし、定番と言ってもいい相手である。
というわけで、今回はマジシャンの依頼人。
クラスメイトのマキちゃんが賭けに勝ったらタダで依頼受けてくれる?と申し出てくる。
その申し出に安請け合いをするマーニー。いいのか?

ここに三枚のカードがあります。
一枚は両面ハートのA。一枚は両面スペードのA。一枚はスペードとハートが片面ずつ。
その中から一枚を出す。置かれたのはハートのA。
さて、この置かれたカードの裏はハートかスペードか?どちらに賭ける?

ハートが出たということは両面スペードはない。残る確率は1/2。
そして、どちらに賭ける?と宣言した時、マキちゃんの手にあるカードは裏面がハートに見えた
となると消去法で場に置かれているのは裏面がスペードのカードということになる。

と推測してみたが、場に置かれたのは両面ハートのカード。アレ!?
てな感じでケムに巻かれたような表情をするマーニー。
結局タダで依頼の話を受けることになりました。
まあ、クラスメイト相手からは簡単にお金を受け取ったりはしないと思いますけどね。変な内容じゃなければ。

マキちゃんの依頼は人探し。
探して欲しい人物の名前はマックス鞠野
スタンドアップマジックの使い手として八十年代に活躍した人で、今生きていれば60代。
スタンドアップマジックとは基本、少人数の前で行うあまり大がかりではないけど高度な技術が必要なマジック。
バブルに乗ってマジックがショーアップされ、大掛かりで複雑になるなか、彼は変わらなかった。
目の前の人間に最大限のサービスを提供する。それが彼のマジシャンとしての哲学だったという。ふうむ。

依頼を受けたマーニー。刑事の毛利さんに車を出してもらう。
久しぶりですね毛利刑事。でも出番はこれで終わりです。残念でしたね。

MAGIC CAFEというカフェに常駐している様子のマックス鞠野さん。
店内で居眠りするような年かと思えば、開いた眼光はなかなかに鋭く油断はできないことが窺える。
鞠野さんに対し、会いたい人がいるのでご一緒してもらえないか窺うマーニー。
その質問には答えず、コインを指で弾いてテーブル上で回転させる鞠野さん。
さらにマーニーの帽子を取り、回転しているコインの上に被せる。

一つ賭けをしませんか。中のコインは表か裏か。当たったらお話を聞きましょう。

マジシャンってのは面倒くさい連中ですよね。話を聞くにしてもいちいち賭け事に持って行こうとしてくる。
マーニーとしてもいい加減カチーンと来ている様子。

どうせどっちでもないんだろ!こっちは似たような手でハメられたばっかなんだ!だからワザワザこんなとこまで来たんだぞ!

キレた様子のマーニーだが、なかなかいい答えを言っている。
この問題、普通に考えたら1/2。で、当たらなかったとしてもそれは何のマジックにもなっていない。
ならば、そのどちらでもないという答えが唯一の正解となるのは間違いない。
まさか帽子を取らなければコインがどっちかはわからないというシュレーディンガーの猫みたいな話じゃあるまいし。
てなこと考えてたら、本当に帽子の下から猫がコインくわえて出てきました。うわ!!?

まあ、どっちでもないというのは間違いないわけですし、賭けはマーニーの勝利である。
鞠野さんを連れてマーニーはマキちゃんの所へ向かうのでありました。
どうでもいいが、このカフェは名前のとおりマジシャンが集まるカフェなんだろうか?

さて、マキちゃんに呼ばれてやってきたのは病院。
マキちゃんこと真希田さんには姉がおり、どうやら入院している様子。
駆け出しのマジシャンだったお姉さんは体を悪くしてしまったそうな。ふうむ。

子供の頃は姉妹マジシャンでTVとかも出てたんだけど・・・

ニャアニャアいいながらマジシャンの格好をしている真希田姉妹。何これ可愛い。
姉が体調を崩さなければ、今でも活動していた可能性があるのか。惜しいな。

お姉さんは鞠野さんに、もしよろしければ何か見せてもらえないでしょうか?とお願いする。
が、鞠野さん。今はカンベンしてくださいと返答。
そのかわりまたお見舞いに来ます。それまで少しでも元気になってください、とのこと。

それから一ヶ月経過。
鞠野さんはたまに来てくれているが、姉の様子は悪くなっている。
どうやら腹膜のガンらしく、どんどん痩せていっているらしい。
医者が言うには生きる気力がないとのこと。むむむ。
姉妹マジシャンだったころの思い出とかヌイグルミとか家から色々持って来てはいるのだが・・・
姉の容態を語り、泣きそうになるマキちゃん。切ない。
マーニーは何とかしてお姉さんが元気になるよう力をつくすと約束するのでありました。

というわけで、マックス鞠野さんに協力をお願いするマーニー。
彼女を元気づけるためにマジックをしてあげられませんか、と。しかし鞠野さんは難しい表情。

話してわかったが彼女もプロのマジシャンだ。彼女のためにもハンパなものは見せられない。
せめてハービーが居てくれれば。しかし・・・

ハービー?何でございましょうか。少なくとも鳥人間ではなさそうだな。それはハーピーだし。
それはさておき、お姉さんの病室を訪れる鞠野さん。
お姉さんは鞠野さんに初めて観たマジックはすばらしかったと語る。
シンプルなものばかりなのに、なぜあんなに不思議に見えたのか・・・

マックスさんは覚えてないでしょうが、一度だけショーでお会いしたんですよ。
この人形はその時もらったんです。懐かしくって・・・

と人形を抱えて語る姉に対し、鞠野さん。アナタの病気が治るかどうか賭けをしましょうかと言い出す。おぉ!?

シャッフルしたカードのうちの1枚をお姉さんに引かせる鞠野さん。
引いたカードはハートのA。それがアナタの命ですのでサインしておいてくださいと告げる。
それを受け取った鞠野さん。その手からハートのAのカードが消え去ってしまう。大事なものなのに見失ってしまった・・・

しかしね。アナタはもう持っているんだ。それに気付いていない。
私なら気が付くほうに賭けますね。それでは。

それだけ告げて病室を後にする鞠野さんでありました。むむむ?
残されたお姉さんとマーニーは謎掛けのような言葉に頭を悩ませる。
そこにマキちゃんが登場。ハービー見せてたんだ。懐かしいよね。と口にする。
ほう、この人形が話題のハービーでありましたか。ん。ということは・・・?
もしやと思い至ったマーニー。ハービーの首をバリッともいで中身を調べる。だ、大胆だな・・・
しかしその大胆な行動が功を奏した。
確かに、中からはハートのAのカードが出てきました。もちろん真希田流というサイン付きで。
触ってもいなかった人形にどうやってカードを入れたのか?盛大に驚くお姉さん。
これについてはマーニーが推測をしてくれます。

仕込んでいたんだ!!二度と会うかわからない子供達に、それが使われるかどうかもわからないのに・・・
彼のマジックはそれがすべてなんだ。トリックの効果が最大限になるのをただひたすら待つ。
きっと私の帽子から猫を出した時もそうで・・・
そして十数年たった今、それが一つ完成した。彼の技術と色々な偶然と長い時間・・・
全てが合わさり、まるで本当の奇跡のように・・・!!

長い時間を経たこともあり、それは本当に奇跡のように思える。
お姉さんは鞠野さんが人形を渡したことなんて覚えてないでしょうね?と言っていた。
だが忘れているはずも無い。なんせ自分がいつか使うことになるかもしれないマジックのタネの1つなのだから。
こういったプロ根性が見事に発芽した。これも奇跡の一つと言えなくはないのかもしれませんな・・・

それはそうと、鞠野さんのカードの話は分かった。
が、猫の話もそうで・・・というのはどういう意味だろうか?
これは最大限になるまで待つというのとはまた違う気がするのだが・・・?
それと、冒頭のマキちゃんのカードについては特にネタ晴らしとかないんですな。
マーニーに見せたカードは手技で裏と思わせて表面を見せていたとかそういうことなのだろうか?
まあ、その辺りは推測に任せるということなんでしょう。たぶん。

さて、続いて2本目。

慣れない高級店でぎこちなさそうにしているマーニー。
丸テーブルを挟んだ向かい側に座っているのは白鳥さんであります。
どうやら本日はお招きに預かりましてっていう感じでありますかな。

高そうな店ですねというマーニーにたいしたことはないと返す白鳥さん。
ケーキセット2ツを無造作に頼むが、ケーキセットはひとつ\3500となっており・・・こりゃマーニーならずとも吹くわ。

レベルの違いを感じるマーニー。でも味の違いはハッキリ言って全然わからない。
でもここは女のプライドとしてわかったフリをしなければとか考えてしまう。
うーむ。ムダに見栄っ張りだったりするところとか、可愛いですよマーニー。

ケーキセットを頂いている所に白鳥さんの知り合いと思しき男性が近づいてくる。
男性の名前は玄武紘希さん。白鳥さんのイトコらしいで鏡鳴大学の二年生。白鳥さんとは幼馴染みの関係らしい。へぇ。
そうなるとこの玄武さんも金持ちなんでございましょうな。間違いなく。

鏡鳴大学は完全全寮制の私立大学。レベルも高いが基本的に良家か高所得、コネクションなどが優先される大学である。
格差社会の象徴のような大学だが、セレブにはセレブの悩みもある。
誘拐や犯罪関係。キレイゴトじゃ済まないこともあるとのこと。ふうむ。

そうですね――わかりますわかります

本当に分かっているのかマーニー?まあ、そう答えるしかないとは思いますけどもさ。
それはさておき、なんでそんな説明をしてくれたのかといいますと、もちろん依頼の話に持ち込むためでございまして。

最近僕の彼女の様子が変でね〜〜・・・

ため息をついてそんなことを言い出す玄武さん。まあ、そんなところだろうと思いましたよ。
ようするに依頼したいことがあるということで白鳥さんに誘われたって話なんですね。
でも玄武さんと白鳥さんが付き合っているってわけではなさそうで不思議と安心した。不思議と。

セレブな人間の調査以来に対し、私は半分アマチュアのようなものですしと躊躇いを見せるマーニー。
他にも調査会社は色々ある。が、素性の知れない会社は逆に危険だと白鳥さん。
セレブたちの弱みを握って金にしようとしたりする可能性が考えられるからだ。

だからある会社なんかは信用できる人間を探偵に育てる。その方が簡単だし安上がりなのよ
セレブもそういう人間を一人二人持ってるものよ。

へぇ。なるほどねぇ。子飼いって奴でございますね。
あれ?そうなるとマーニーは白鳥さんの子飼いにされようとしているって話なんですか?
まあ、セレブの白鳥さんからしてみれば1日五千円の調査料なんて安いものでしょうしねぇ。
信用できる人と思ってもらえているということで喜ぶべきなのかどうなのか。複雑な所だ。
逆に考えれば将来は安定という気もしなくはないところだが・・・

鏡鳴大学にやってくるマーニー。
白鳥さんは顔バレしているのでキャンパス内をウロウロすることはできないので引き返す。
ここから先は玄武さんとマーニーの2人で移動することになりました。

彼女が僕の彼女、宝蔵院はるか

ほう。キレイな人ですな。というか、いかにも金持ちそうな苗字ですな。宝の蔵っすか。
そんなセレブな彼女のはるかさんだが、最近玄武さんに冷たくなったように感じられるらしい。
パーティーも来なくなったし、スマホ見てタメイキをついたりしている。
前はよく二人でパーティーに行った。
彼女はパーティーでは一際輝いて、皆の注目を浴びるパーティークイーンだったとのこと。
ふうむ。パーティークイーンという呼び名はいかがなものかと思うが、そこにツッコむのは野暮なんでしょうな。

今夜我がアルファクラブのパーティーがある。君も来てくれ。
もちろん彼女も誘う。半年ぶりの大きなパーティーだから彼女も断れないだろう。
そこで彼女の様子を監視してくれ。男がいないかとか。

ふむ。そういう話になりましたか。
セレブの集まる上流階級のパーティーに参加とか・・・息の詰まりそうな展開ですな。
でもドレスを着たマーニーが見れるとは思いませんでした。これは似合ってる。素晴らしい。

白鳥さんからレンタルしたドレスを着て玄武さんのイトコという扱いでパーティーに紛れ込むマーニー。
とりあえず壁の花にでもなって、調査相手であるはるかさんの様子を見ることにしましょう。
でも、初々しい様子を見せるマーニーを観て誘わない男性が皆無ってことはありません。
え?踊りながらディープな口付けを交わすようなところに赴けと?それはさすがにちょっと。本当は高校生ですし!
てな感じで嫌がっていると、間に割って入ってくれる女性がいました。
おやこれは、調査相手であるはるかさんじゃありませんか。これは好都合!!

ベランダに出て女子2人でお話をするマーニーとはるかさん。
玄武さんのイトコで社会見学で参加しているという設定を口にするマーニー。
はるかさんはそれを聞き、質の悪いのも居るから気をつけてねと忠告をしてくれる。

皆セレブぶっていても・・・中身まで高級な人間てわけじゃ・・・

なんだか深みのあるお言葉ですねぇ。
そんなはるかさんに飲み物を取ってきてあげるマーニー。
はるかさんはアルコールの無いものをお願いしています。ふむ。
飲み物を渡すと、その右腕にチカチカと光る腕輪が装着されていることに気付く。珍しいブレスレットですね。

ああこれ?バイタルブレスっていってね、健康管理具で血圧、血行を測って常時記録してるの。

へぇ。この小型なブレスレットでそんなことができるのか。便利なものっスね。
しかしはるかさん、体でも悪いのか?お酒も飲まず、こんなものを身につけているなんて・・・

・・・頭は悪いかもね。私も・・・、・・・も

何か気になる発言でありますね。右手の人差し指の指輪というのも何やら気になる要素だ。はてさて。

翌日。はるかさんの実家で調べたいことがあるというマーニー。玄武さんの車で案内されます。
はるかさんの実家ではお母さんが出迎えてくれます。
実家はさすがにセレブらしく広々としているが、中々に片付いていて品のいい様子。
にもかかわらず、お酒の匂いがただよったりしているアンバランスさが気になる。

母親は特に飲む方ではない。むしろはるかさんの方が底なしといえるぐらい飲めたそうな。ふむ?
逆に母親は健康志向なのか、家で育てたドクダミのハーブティーなどを勧めてくれる。

人間は質素な生活が一番なんですよ。自然の一部として人間が必要なものなんて・・・

そのように語る母親の腕にははるかさんと同じバイタルブレスが装着されている。むむむ?

会話の途中、口を押さえて離席する母親。
どうしたんだろう?と疑問に思う玄武さんに、吐きに行ったんでしょうねと答えるマーニー。え?

ひっきりなしに酒を飲んでるみたいです。体も大分キツイでしょう。
お母さんは飲み慣れない酒をこの数週間飲み続けてるみたいです。
はるかさんの人差し指にプロミスリングがありました。お母さん指にです。
一方お母さんは小指におそろいのプロミスリングが・・・
二人は約束したんだと思います。"お互いの生活を交換すること"を

なんと・・・!?なんでまたそんなことを・・・?

パーティークイーンなんて言われて浮かれてる娘と、ナチュラルを好みごく質素な生活を尊ぶ母親。
いずれ決定的にぶつかるのは解りきったことで・・・
そして二人はバイタルブレスを付け、お互いのスマホでお互いの体調と行動を監視する
はるかさんは酒とパーティーを断ち、味気ない自然食品だけを食べ、早寝早起き。若いはるかさんにはさぞ苦痛でしょう。
一方お母さんは酒びたりで、夜はバーを廻り美味しいものを食べ遊びまくり・・・健康志向の人には自殺行為のような生活。

二人とも自分の生活の方が正しいって疑いもしない。
相手がそれを認めるまでゆずれない。プライドの対決のようですよ?

そいつはまた・・・決着がつくまで長引きそうな戦いでございますねぇ。
順当に行けば母親が体を壊して決着ということになりそうだが・・・はるかさんが精神的にまいる可能性もあるか。
心配していた他の男との交友関係は発覚しなかったものの、非常に微妙な調査結果が出てきました。
この結果を突きつけられた玄武さんはどういう気持ちでいるのだろうか・・・
変な人が多いマーニー世界の住民は大変ですな、本当に!!

・ハーベストマーチ
それは姉さんのために得た『力』。
怒りがカラダを駆け巡り、クゥバンテ異形と化す!!

額にはジワ・・・と血が滲んだあと、目のような無機物が飛び出してくる。
背中には四本の触手が勢い良く飛び出し、そして下布の下からその4本とは違う長いものが飛び出してくる。
位置からしてこれは尻尾なのだろうか?
背中の四本の触手は硬質の輝きを帯び、先が丸くなっている。
尻尾のようなものは先がブレード状となっているのが特徴で、これが大イノシシの鼻を切り裂いたのですな。

手足も触手のように硬質化し、そして髪が真っ黒に染まる。
これが覚醒したクゥバンテの姿だ!!
人間の見た目を多分に残しているのでロバートたちよりは怖くない。
とはいえ、触手につかまれ高く持ち上げられている村人からしてみれば似たような存在に映るでしょうな。

何が起きたの・・・?クゥに何が・・・?私のクゥ・・・!!

愕然とした様子のノイエさん。まあ、その反応は当然でしょうな。
それとは逆に、ハインツはクゥが変化したことは不思議には思っていない。まあ当然ですな。
どうやら前回クゥのことに言及しなかったのは居ることに気付いていなかったからだったらしい。そんなオチか。

ハインツたちを睨みつけるクゥ。
それを見てずいぶん変わったなと考えるハインツ。
姿形はさておき、精神性という部分では誰よりも変わっているのかもしれませんわな。
いや、多分ロバートが一番変わってるか。だって人間らしい思考が完全に見えなくなってますもの!!

クゥの触手に捕われた村人が助けて助けてと騒ぎ立てる。
せっかく助かると思ったのに・・・あんまりだ!とも。
こんなことを言い出されるので、舌打ちしながら村人たちをハインツたちに向けて投げつけるクゥ。
ハインツたちは回避し、村人たちは痛そうに地面に叩きつけられました。まあ、生きてはいるようですが。

俺たちにぶつけようとしやがったな!どういうつもりだクゥ!!

どうやらハインツ。クゥも同じ騎士だから仲間なんだろうという意識があったらしい。
が、クゥの方は完全にやる気満々。
触手の一本を勢い良く横薙ぎに振う。
ハインツはどうにかこの一撃を両腕でガードするが、ロバートはまともに顔面にもらってしまう。
その結果頭部を破壊されたロバートは吹き飛んで死亡。え!?死んだの!?もう!?
結局ロバートは騎士になってから一言も喋りませんでしたね。
どのような気持ちでヘザーさんを食したりしたのか知りたいような知りたくないような。
そういう意味ではこの扱いでもよかったのかもしれない。

クゥがロバートを倒したことを知り、納屋にいた村人が喝采の声をあげる。
調子のいいヤツラだ。やっちまえじゃありませんよ。

勝手に頼ってんじゃねえ!てめえらなんぞ知るか!勝手に死ね!!
むしろこっちが終わったら覚悟しとけよ・・・
お姉ちゃんを見殺しにしようとしていた奴ら全員顔は覚えてる・・・ぶち殺してやるからな・・・

ザワザワと触手をざわつかせてそのように述べるクゥに怯える村人。
テレシアちゃんも、あれ本当にクゥなの?と呆然とした様子であります。まあ、変わりすぎですわな。性格的に。

なんてことを言うの。クゥバンテ!!

姉の一喝を受けて気弱な感じの表情になるクゥ。あ、やっぱりクゥだった。
などと言っている場合ではない。まだハインツが残っている。
ハインツはクゥを敵と認識し殴りかかってきました。まあ、クゥは完全にやる気だしそうなるわな。

「こっちが終わったら」?なめてんじゃねーぞ。クゥごときが。ロバートをふい討ちしやがって・・・
騎士でありながら俺たちの味方でなく、そのクセ人間をぶち殺す気でいやがる・・・お前は・・・なんなんだ?

ハインツのこの問いに対し、クゥはハッキリとした口調でこう答える。

産まれてから今までもずっと俺はクゥバンテだ。俺がクゥであることは変わらねぇ。騎士になろうが変わらねぇ。
どうかしてるくらい心の底から、この世界でただお姉ちゃんだけを愛しているクゥバンテだ!!

クゥ・・・!!

この告白に、ノイエさん。キュウン・・・となってしまっています。
うむ、どうやらどうかしてるのは弟だけではなく姉の方もそうだったみたいですね。
本当、どうしようもない姉弟だよ!!
クゥの方が積極的になると完全に歯止めが効かなくなりそうだな。危うい危うい。

そんな姉弟劇場はさておき。
村人はこの場面でどう動くかを相談し出す。
ハインツはノイエとテレシアを喰えれば満足だと言っていた。ならばハインツに加勢しようかとか考え出す。
クゥを倒すのに手を貸してもいいぞ!と。うーむ、とんでもないなぁこいつら。

なんだアレ。俺に恩でも売ろうってのか?バカじゃねーの・・・俺がテレシアとノイエを喰えば自分たちは安全だと信じてやがる。

やはりハインツは他の村人を見逃すつもりはなかったみたいですね。
騎士の目的は人間絶滅である。その思想に染まっているハインツが村人を見逃すはずも無い。

絶滅ついでにおちょくったのよ。いつもえらそうな大人たちをよォ。ケッサクだったろ、大人共の情けねぇ姿は。

ハインツは色々と屈折して育っていたようですな。
まあ、一般的な子供の考えといえなくはないですけども。子供が過剰な力を危険思想と共に持つとこうなるという例か。

てめえはそんな下らねえ遊びでお姉ちゃんを泣かしやがったのか!!
遊びでお姉ちゃんに死の覚悟をさせたのか!!

ハインツの発言はクゥの怒りに油を注いだようなものでしたな。
背中の4本の触手を一斉に高く掲げ上げるクゥ。
そしてその4本の触手の先端が割れ、それぞれに鋭い刃が飛び出してくる。抜剣!!

闘剣。『四ツ裂キ(コルテライズ)』

鋭い刃は防御しようとしたハインツの腕を切捨て頭に、胴体に突き刺さる。
たった1話で2人の騎士を葬ってしまうとは・・・なんという力の差か!!

なるほど。それがクゥの『力』か。

この惨劇の光景を高所から見下ろす存在がいた。3名の男女。
中央に立つのは間違いなくシイドでありましょうな。
それぞれ騎士の力を手に入れたのは間違いないでしょうが、果たしてどのような動きを見せるのか?
ハインツ&ロバートのように単純な力を得ただけとは思えないし、自我はどうなっているのか?
天使の意志に従い人間絶滅を考えるようになっているのか?
それはそれとして好きな様に振る舞おうと考えているのか?
色々と先の展開が楽しみな状態であります。
とりあえず、他の3人とは違って途中で布を手に入れるだけの理性はあるみたいなのは分かった。
それはそれで安心したような残念なような気持ちではありますが・・・とにかく、続きが楽しみなんだぜい!!

・ドカベン ドリームトーナメント編
歌舞伎界の名門、国立屋の御曹司、国立玉一郎!!
その玉一郎の舞う『藤娘』はあまりにも有名という。
しかしその一方で野球においてもその素質は卓越していた。

新球団新潟ドルフィンズの創設によって再び岩田監督に請われてユニフォームを着ることとなった国立。
その美しさは少しも変わっていない。が、野球の方はどうでしょうか?

長々とした大平のアナウンス。
まあ、それに足るだけの背景のある選手ですからねぇ。
スターズの選手たちも国立を見て色々な感想を抱いている。
その品の良さ、ほれぼれする姿は野球選手とは思えない。

本当にいい女って男なのかもな

さ、里中?すみません、さすがにその意見は意味がわかりません。
可愛い顔立ちをしていると言われる里中がこんなことを言うとは・・・どういう意味の発言なんだぁ!?

まあ、里中の謎の発言はさておき。
ツーアウトながら二塁に走者を置いて打席に立つ国立。静かに打席に入る。
その立ち振る舞いには威圧感が感じられない。仕草も妙に女らしい。
でもまあ、しなやかさは打撃に一番求められるリラックスでありますしねぇ。
小指を立てるのも強打者としては小指を余した握りをするのでしょうがなかったりしますですし。

ただ他の強打者と少し違うのはおれの闘争心が沸いてこないことだ
里中も同じ気持ちか・・・さかんに闘争心を奮い立たそうと懸命だ。

結構女性相手に気遣いをするんですね、この2人。
マドンナや光など女性選手は実際にいたりするのに・・・
まあ、その2人相手だったらこんな気持ちにはならないよとか言い出すのかもしれませんが。

初球は内角。腹を抉るようなシュートである。
打ちに来ていれば根っこに当たって凡打となったところだろうが、うまく交わしながらバットを止める国立。
この勘の良さと体の柔軟性は素晴らしい。

2球目はインコースへストレート。ただし130キロ台と遅めの球を放る。
際どい球であるが、見事な選球眼でこれを見送る国立。
だが、本命は次の3球目。2球目と同じく130キロ台のスライダーをストレートと思わせて振らせようとする。
この策が決まれば、コントロールミスさえなければ打ち取れる!!

自信を持って投げる里中。
だが、国立の当たりは会心。バックスクリーンへ弧を描いて高々と飛んでいく。ツーランなるか!?

というところで引きだが、次号は思わぬ展開になると予告されている。
この流れで思わぬ展開とは何がありえるだろうか?
打球がビックリするほどおじぎをしてツーランどころかセンター前に落ちるヒットになるとか。
うーむ。思わぬ展開とか思いいつきにくいですなあ。

・クローバー
レオの家には上妻という表札が掲げられている。
というわけで、上妻親子のお話から始まる今回。

レオは休んでいた分をゴールデンウィークを利用して学校の先生に補習してもらっていたらしい。
だが、その補習もサボったというレオ。しょうのない子ですね。
色々と忙しいというが、何か理由があって放浪しているのだろうか?
母親が帰っていてちょうどよかったとか言ってるしなぁ。ふうむ。

女手ひとつでそれなりに一生懸命育ててきたのにこの仕上がり。お母さんため息。
はずかしい頭にしてこんなバカになるように育ったのではため息もつきたくなりますわな。
怒られても全く堪えてなさそうだし。くっバカは気楽だな!!

母親の口ぶりからすると父親は生きている様子。向こうに引き取ってもらえば〜などと言っている。
これは本当にハヤトの母親だったりするのだろうか・・・?
似たような境遇で似たような顔の他人というオチもありえそうな気がして困る。

さて、弟がいるんだよと聞かされたハヤト。
推測であるとはいえさすがにショックは隠しきれない様子。離れて座ってなにやら黄昏ている。
そのハヤトが思い起こすのは子供の頃のこと。
ああ、あのハガキが届いたときのことですな。

前に回想でハガキを見て嬉しそうにし、その後悲しそうにした場面があった。
ハガキの内容は「ゴメンね。さよなら。元気でね。母より」という簡単なもの。
なるほど。これは子供心に悲しくなる内容ですわな。
ハヤトは気丈に振る舞って見せているが、あの日寝る前に泣き出してしまっていたのをトモキは見ていた。
なので、このままでいいのかよと問い掛けるトモキ。
さらにケンジ。このハガキの消印から少しは住所が分かるよと言い出す。ほほう。
ってその消印、仙台とか書いてあるんですが・・・?

というわけで、子供3人で新幹線に乗り込みハヤトの母親に会いに行く旅に出ることになりました。
ああ、昔隠れてキップの確認をやり過ごしたときの話か。
その時もハヤトの母親を探して旅に出ていたんですな。なるほど。

子供の頃の旅では見つからなかったハヤトの母親だが、今回は見つかるのだろうか?
行動の行き当たりばったり加減はあまり変わっていないようだが・・・考えると不安になってきますなぁ。

・あまねあたためる
今回の温められる男の子はあまねちゃんのクラスメイトである荒木くん。
しかし、僕たちは女子の見てはいけないとこほど見たくなるものだぜ。って凄いアオリっすね。
見ない方がよかった・・・なんて気分になるオチが待ってるかもしれんぞ!!

それはさておき。
消しゴム落とした荒木くん。拾おうとしたら後ろの席のあまねちゃんがよいアングルで見えておる。
ふむ。これはこれはっ・・・!

思わぬ穴場を発見した荒木くん。ならばもう一度と今度は自ら消しゴムを落とす。
が、丁度同じタイミングで消しゴムを落としたあまねちゃん。
机の下にもぐり込んで消しゴムを拾う。
なものだから、後ろを見る荒木くんとバッチリ目が合ってしまったりするわけで。おやおや。

バレた!?ガッツリ目が合っちまった。話したこともないのにあんな近くで・・・
やっべぇ。ちょー可愛いんですけど?

てな感じにいきなりドキドキしだす荒木くん。
やましさがバレたドキドキ感を恋と思ってしまっているとかそういう話だったりして。
まあ、恋の始まりなんてそんなもんかもしれませんけどね。
それはそうと、どうやらあまねちゃん。覗かれていたっぽいことに気付いてしまったようですが・・・

さっきので真後ろから睨まれているかもしれない。
いや、でもそんなに露骨にはのぞいてないし・・・
というわけで、確認のためにラス一ということで消しゴム落としの後ろのぞきを敢行すると・・・
あまねちゃんが机の下で正座しながらこっちを見ていました。ブッ!!

これは怖い。でもふくれっ面は可愛い。しかしそのまま近づいてこられるのはやはり怖い。
これまで目立たないように生活してきた荒木くん。
それが今回の覗き事件を広められるようなことがあれば、穏やかな学園生活ではいられないでありましょうな。

そんな目立ち方イヤだー!!

でしょうなぁ。誰だって嫌さ。出来心は身を滅ぼすって奴でございますね。
まあ、あまねちゃんはそういう噂を広めるような子ではなかったというのが救いだったわけですが。
ちゃんと前見て授業受けなさいとネコパンチをかましてくるあまねちゃん。
これには荒木くん、勝手な想像をしてこの子を汚していたと反省するのでありました。

さてはて。今回もまた判断の難しい所であります。あまねちゃんはどういう子であるのか?
少なくとも覗かれることがあると意識できることはできるらしいのはわかった。
が、それに対してそこまで怒ることもない様子であるのだが、これはどういう子と判断すればよいのか・・・?
おおらかと見るべきなのかもしれないが、そっち方面がおおらかだと色々とアレな感じになる。
正直判断が付き辛い。ひょっとしたら怒りがほとんど持続しない性格なのかもしれないし。燃えて瞬間で消えるみたいな。
もう少しエピソードを見ていかないとという感じでありますな。

・空が灰色だから
中学1年女子の物語。

今回の主人公は中学生になったばかりの女の子たち。
ちょっと抜けた感じの智子ちゃんと、しっかりしてて厳しい感じの来海ちゃんでございます。

中学入学してできた友達と初めての遊びに映画館に行こうとしている2人。
智子ちゃんは1人で電車に乗るんは初めてらしく、5分ほど遅刻してしまい、来海ちゃんに盛大に叱られる。まあまあ。
それはまあいいのだが、いやよくないのだが、いやまあ5分ぐらいならいいか。
というのはさておき、映画の前売り券をパソコンで予約していた2人。
智子ちゃんはやり方がわからないみたいだったので、来海ちゃんが智子ちゃんのPCを使って2人分予約。
なので智子ちゃんの家に届いているはずなのだが、2つとも忘れてきたという智子ちゃん。あらあら。

映画館に来たのに映画が観られない。これは困った。これは怒ってもよかろうものだ。
そしてお金を貸してあげるからという友人に、中学生同士でお金の貸し借りはダメだ!という来海ちゃん。マジメだなー。
しょうがないからショップでも周ろうかと提案する友人。
走って移動してきたからのどが渇いた智子ちゃん。炭酸飲料のペットボトルを開けるが・・・お約束。
噴出した飲み物が盛大に来海ちゃんにぶちまけられるのでありました。ボブ!

お前とは幼稚園の頃からの縁だが、今日という今日はもう許さねえ!智子とは絶好だ!

吠えて帰る来海ちゃんでありました。あらあら。
しかしそうか。今回の話の表紙は飲み物で濡れた来海ちゃんの胸のアップだったのか・・・!!
膨らみとかはまるでないから気づかなかったよ!!

それはさておき、その事件の翌日。
智子ちゃんは来海ちゃんに昨日はごめんねと謝ってくるが、来海ちゃんは許さない姿勢。
名も無き友人2人は許してあげたら?と取り成すが、そうやってすぐ許すからあいつは成長しないんだと来海ちゃん。
絶交してるのに智子ちゃんの成長を考えているんですね。
てなツッコミをしたら真っ赤になって怒鳴る来海ちゃんでありました。あら可愛い。

しかし、友人2人。今日の班掃は視聴覚室だからさぼって遊びに行こうよなどと言い出してしまう。
こいつはうかつですな。マジメな来海ちゃんがそんな話に乗ってくるはずもない。
サボリはダメ!寄り道ももちろん校則違反だからダメだ!!うーむ、お堅い。
そんな来海ちゃんにみんなやってるよ、と述べる友人たち。

みんながやってるから自分もやっていいというのは怠け者の考え方だ!
そういう考えが勉学にも及ぶんだ。だから2人とも成績が悪いんじゃないか?
そうだ、今度の日曜は映画はやめて勉強会にするってのはどうだ!?私が教えてやる!!

激しいな来海ちゃん。まるで生徒会や風紀委員の人間のようだ。そういう活動は合いそうですな。
でも得てしてそういう人たちは普通の生徒からは疎んじられるものでありまして・・・

翌日。智子ちゃんは微妙な距離で来海ちゃんを見ている。許されたがっていそうな感じですなー。
そんな智子ちゃんに駆け寄る、友人の1人である松尾さん。ふむ。
来海ちゃんとしては、絶交中で距離を取ってる相手に友人の1人が駆け寄る姿は面白くないでしょうな。
もう1人の友人はもう許してあげたらと取り成すが、来海ちゃんは頑なである。

あんたは知らないから言えるんだよ。私は智子とずっと一緒だったんだ。
幼稚園の頃、貸した人形をなくされた!!
一緒の塾に行くために入塾テストの勉強を教えてやったのにあっさり落ちやがった!!
小学校1年生のとき、一緒に宿題をしよって約束をしたのに寝て家を出てこなかった!!
小学校の卒業式で1番最初に一緒に写真を撮ろうと思ってたのにおばちゃんと先に撮っていた!
それでもあいつは未だに平気でこの前のようなミスをする!

ふむ。まあ、これは性格的なものでしょうし、なかなか治らないんでしょうな。
いや、無くし物したり寝坊されたりするのは治してもらわないと困りますが。
その辺りの話を聞くと懲りずに遅刻したり忘れ物したりする姿には憤慨するのもわかるというものである。
まあ、さすがに来海ちゃんもマジメすぎるかなと思うところはありますが。塾に落ちたのはしょうがあるまいてー。

ところで・・・自分から約束しといて言いにくいんだけど。
今度の日曜の約束また今度にしてもらっていい?特別な人と会えるようになったから。

友人は申し訳なさそうに手を合わせて来海ちゃんにそう述べる。
が、約束事を重視する来海ちゃん。ダメに決まってるだろと一蹴。
私は約束を守れない奴は許さない。とのこと。

そう・・・じゃあ、許さなくてもいいよ

そう告げて去っていく友人。うわぁ、これはキツイ。
短い言葉であるが、確実に決別の意志が篭められているのを感じる。

というわけで、いつのまにか智子ちゃんの側には友人が2人おり、来海ちゃんは1人という状態に。
松尾さんたちは結構無気力というか、少なくともマジメと言われるような子ではない。普通といえば普通の子。
なので堅い来海ちゃんとは最初から合わなかったのでしょうなぁ。
入学して最初の友人は手探り状態で作られるものだから、合う合わないは後から分かることが多い。
こうして付いて離れて気の合う友人を見つけるのも学園生活の在り方と言えましょう。
とはいえ、今は1人である。体育の時間でグループからはみ出るくらいに1人である。さ、淋しい!!
智子ちゃんはそんな来海ちゃんを誘おうとするが、やはり頑なな姿勢を崩せない来海ちゃん。面倒な子だ。

「いいよ智子、ほっときな。自業自得じゃない」
「私なんか久しぶりにおばあちゃんが来てくれるからその日の約束をまた今度にしてって言ったらダメって言われたよ」
「えー、ひどい!」

聞こえよがしにそのようなことを述べる2人。
そんな声に対し、最初からそう言えば私だって許している。大体悪いのはみんなそっちなんだぞ、逆恨みじゃねえか
と内心で考えてしまう来海ちゃん。

私が自業自得?私は間違ったことを言ってない。智子なら素直に私の話を聞いてるのに

素直に話を聞いてくれる相手。それはそれで貴重なものだと思える。
来海ちゃんもそこに思い至ったのか、すぐに行動を開始。
体育の授業中にすばやく携帯でメールを打つ。智子ちゃんを放課後校舎裏に呼び出しました。
うーむ、果断即決ですなあ来海ちゃん。
でも、あのマジメな来海ちゃんが校則違反をしてでも今すぐ行動をしたかった。その気持ちは感じられる。

呼び出された智子ちゃん。この前はごめんね、もう私遅刻しないから。しっかりする!と述べる。
その智子ちゃんに対し来海ちゃん。まあ、反省してるみたいだし、今回だけは許してやってもいいかなと返します。
それを聞いた智子ちゃんは満面の笑顔。

嬉しい!許してくれてありがとう!私、来海ちゃんがいないと何もできないから!

そう言いながら抱きついてくる智子ちゃん。
抱きつかれながら、来海ちゃんは思う。何も怒らないのかよ、と。

許されているのはずっと、私の方じゃないか

そんなことに気付いて泣き出してしまう来海ちゃんでありました。うーむ切なくも微笑ましい。
許すとか許されるとか知る涙。来海ちゃんはいい友達を持ったということでありますな。

人の防衛本能がなせる業なのか、怒られたときに逆恨みをして気を晴らそうとするのはよくあることである。
それが正論であったとしても、正論だけにムカついてみたりとかよくある話だ。
それでも逆恨みすることなく、相手の怒りを容れる心。
智子ちゃんにはそれがあり、来海ちゃんはそれに許されていたと感じたんでしょうなぁ。よい話だ。考えさせられる。

逆恨みは逆恨みでストレスの元になるので、俯瞰して反省をするのもまたよかったりします。
まあ、智子ちゃんは別に逆恨みもせず、ただ来海ちゃんと一緒にいたがっているだけのように見えますけどね。
反省はしているのでしょうが、効果の程はまあ、ボチボチといった感じになるのでしょうが・・・まあ、それはそれ。
ゆっくりと友情を育てていけばよいと思われます。若いのだしね。二人の未来が幸福でありますように。

・ANGEL VOICE
ゴール前に走り込む成田に乾から絶妙のスルーパス!!
前半25分、2対1。市立蘭山が1点差に詰め寄りました。

そういえばテレビ中継していたんですな。
あのパスからの得点までの流れは何度もVTR再生して欲しいシロモノである。

この得点シーンを見て、病室ではマイちゃんが暴れていた。バタバタ。キャーキャー。
この様子を見て笑顔のルカさんとちょっと困った感じの3崎。ハハハ。

なんか・・・黒木監督にいいように使われた気もするけど、練習に協力してよかったな

マイちゃんの喜ぶ姿を見てそんなことを考える3崎でありました。おやおや。
さすがはマイちゃんというべきか。これがゴッド・マザーの魅力なのでしょうか。
しかし言葉こそ相変わらずだが、表情を見ると凄く元気を取り戻しているように見える。
もう市蘭が勝ったら全快したってことにしていいんじゃないですかね?

さて、点を返された方である習実としてはかなり呆然とせざるを得ない得点のされ方でございました。
乾が合図を送ったわけでも、成田が要求したわけでもないのに、あんなギリギリのパスをきれいに繋いできた。
やられた方の動揺はさすがにでかいですわな。
さすがに、何度も繰り返せるようなプレーではないでしょうが。

得点こそ2対1で習実がリードしていますが、攻撃の質は市蘭の方が上のようですね。

そのように語る船学の土岐監督。思わず立ち上がってしまうほどですものねぇ。

勢いに乗って中盤でボールを奪い返す市蘭。よーし、もう1点いこーぜ!いこーぜ!!
と思ったのだが、習実は完全にベタ引きで守りに入る構え。
松田1人を上に残し、FWの富樫まで守りにつかせる作戦にでてきた。
今同点にされるとチーム全体が浮き足立ち、取り返しがつかなくなるかもしれないとの判断だ。
前半残り5分。守りきってリードを保ったまま後半に臨もうという構えですな。

弱気弱気ー!!一気にいきましょう!!

市蘭の1年たちが声を奮う。やけに汗かいてるなこいつら。走りながら応援してるのか?
それはさておき船学の古川。市蘭の連携は見事であると褒める。
それに対し天城。いいチームだぜと返す。面白い顔で。

聞いてるでござるよ――貴殿が美幕の3崎と一緒に市蘭の練習に参加してるという話

ほう。さすがに知れ渡ってますか。
まあ、天城1人が加わってるだけでも話題になりますわな。
というか美幕の3崎は古川にも名前が知られるほどの存在でありましたのね。

あいつらは一人一人――とくに中がいいってわけじゃねえし、技術的にもバラつきが大きい。
だが一つの集まりとして見た場合。あんなにまとまったチームをオレは見たことがねえ。
それぞれが相手を高める存在なんだよ

そのように語る天城。うーむ。さすがにいいところに目をつけておりますなぁ。まさしくその通り。
そして天城はこうも言う。逆のパターンもあると。
類まれな素質を持っていながらチームに悪い影響しか与えない奴

古川「うちの伊能のことでござるか?」
天城「ああ。たぶんあいつを外した方が船学は強くなるぜ」
古川「外すわけにはいかないでござるよ。来年にはチームを引っぱってもらうつもりでござるのに」

全国1の強豪である船学を将来引っぱることになる存在、伊能。その存在が今明らかになる。

あれっ?ゴザルとユー、こんなところで見てたのか?

確実に先輩であろう古川とユゥエルに対しこのような口を叩く存在。
確かに天城が船学の将来を案じても不思議ではない感じでありますな。

伊能基希。公式戦でセットプレーのキックを任されるほどの能力を持ちながら、その言動とプレイ内容に大きな問題があった。

この男が話題になった得点王の新人でありましょうか。
凄いのかもしれないが、今のところはその凄みが見えない。まあ、プレーしてみないことにはね。
ただ、言動に問題があるのは一瞬で分かる。
天城がいるのを発見して、あの「ふーながーくに勝ちたいなー」てやつ歌ってよとか言い出す。
既に敗退しておりチャンスのない天城になんてことを言い出すのか・・・
これはさすがに古川、失礼でござろうと注意する。
その後の顔を見るに、わざと挑発的な言動を取ったんだなというのが見受けられて・・・

オレ、あいつ大っキライ!!

天城がそういうのも無理からぬって話でありますわな
。 才能があるとはいえ、チーム内の心の折衝に定評のある土岐監督が何故この選手を放置しているのか?
何か考えがあってのことなのだろうか?雨降って地を固まらせるような・・・?
ともかく、ここに来て船学側にもウィークポイントとなりそうな部分が出てきました。
序盤だけかもしれないが付け入る隙となるやも。

それはまだ先の話として、現在の習実戦。
結局追加点を入れることはできずに前半終了となるのでありました。

ぜってー勝てよおめーら!!勝って船学をぶっ潰そうぜ!!

もうすっかり市蘭側の人間となった天城でありました。まあ、しょうがないよね。

思ったよりもお互いに点が入っていない状態で前半を終えた習実戦。
後半はどのような展開になるでしょうか。もう万代さんが乱されることはないかな?ないといいな。
逆に成田の練習の成果による得点は既に出ており、今後の得点シーンが予想しづらい流れにはなっている。
どのように追いつき、追い越すのか。
それとも追いつくだけに留まり、再びPK戦となるのか。
因縁のPK戦を所沢ではなく万代さんが守る。これはまたプレッシャーのかかりそうな場面で万代さんにも気の毒だ!ありそう。

・ひなこの失敗
おでんはおかずとなりえるのかどうか。難しい話ですな。
そういえば家でもごはんはついてきたような気はするが、あんまり合う感じはしていなかったような。

過半数相手だろうが余裕で勝ってしまう母。
人数が揃おうがなんだろうが、強い人が強いというお話であります。当たり前だね!!

・ガキ教室
兄の死以降、1人苦しみ続けてきた晶。
晶は語る。毎朝クラスのあいつらの顔を見るたびに兄貴を思い出すと

授業すりゃ兄貴が教師やってたらどーやって教えてたのかなって・・・
オレ・・・つらいよ・・・もう限界だ・・・やめさせてくれ・・・

ようやく晶の本心を聞かされた感じがしますね。
飄々とした様子に見えましたが、内心ではずっと兄への贖罪で苦しんでいたわけなのだ。
そんな晶、学校にわざわざやってきてくれた沼田くんに悪いな、と謝罪。

オレみたいなチンピラ教師よりいい先生いっぱいいるからよ。心配しなくていい。ちゃんと学校来いよ。

そのように告げる。が、沼田くんは納得しない。
晶の服の袖を掴み、去るのを拒否したがっている構え。うーむ、子供らしいねぇ。

子供はごまかせんよ。子供には・・・いい先生がわかるんだな

フフッと笑みを浮かべる副校長。おぉっ!?

第一印象は最悪だったな・・・こんなヤツにまともな授業ができるハズないと思ったよ。
なんとかシッポつかまえてやめさせてやろうかと思ってたが・・・授業はともかく・・・
夏休み、生徒が立川でからまれた時も女生徒がネットで変な男につきまとわれた時も、この前の須藤君の件についても・・・

それ以外にも野球部のグローブ紛失事件など、色々なことを解決してきていた晶。

どーかと思うやり方もあったが・・・いつも生徒のことを1番に考えてたからこそ、こうして沼田君も来てくれたんだ。
お前はいい教師だよ
もう少し・・・がんばってみたらどーだ。

キレイな感じで語る副校長。うーむ、この人もいいキャラでございますなぁ。
民間出身の校長が気に入らないのと、自身が校長になりたいという思いで晶の失敗を願うことはあった。
だが、それによって子供たちが良くない目にあうことを望む場面はなかった副校長。
子供たちのためを第一に考えている様子が見て取れるのが、このいいキャラに繋がっているのだろうか。
なかなかに憎めないお人でございました。
しかし、その副校長の勧めにも、とりすがる沼田くんの手をも振り払い、晶は立ち上がる。

オレ、やめます。いろいろありがとうございました。

一礼して去ろうとする晶。
だが、華沢校長は怖い顔して呼び止め、座らせる。

アキラちゃん・・・この学校来てからのアンタの笑顔・・・私たくさん見たよ。
なんで自分の幸せ否定するような生き方するの?いつまで自分を許さないつもりなのよ。

一生だよ・・・一生オレは自分を許さない・・・あん時オレが死んどきゃよかったんだ・・・

そのようなことを口走る晶を叩く華沢校長。おぉ。

なんてこと言うのアンタは!!
命かけてアンタを助けようとしたお兄ちゃんの気持ち考えなさい!!
自分の命かけて助けようとしてくれたのよ!!
せっかく助かった弟が自分の死に責任感じて悩んでるなんて、お兄ちゃん悲しいでしょ!
お兄ちゃんのこと大好きだったんならお兄ちゃんの分まで幸せになりなさいよ!!

涙ながらにそのように説教する華沢校長。
しかし、それだを告げると、晶が教師をやめることを許可しますと言い出す。
ハンパな気持ちで教師されても迷惑ですから、好きにしなさいということだ。

叩かれ、説教された晶はどんな気持ちでいるのだろうか・・・

夜。
暗い部屋の中で腕を組み佇んでいる晶。
ふと思い立ち、部屋に積んだダンボールの中から持ってきたまま取り出していない品を探り出す。
その品とは家族の写真。兄が生きており、母もまだ一緒にいたあの頃の写真。
それを見て静かに泣き出す晶でありました。

そんなことがあってから何日が経過したかはわからない。
が、今。1年3組の教室に今まで姿を見せなかった沼田くんが黒板の前に立ち自己紹介を行っている。
ゲボーンの登場に、昔からの知り合いはさすがに驚きを隠せない。
ミサキちゃんにいたってはちょっとカッコよくなってる・・・という感想まで漏れているという。
そういえば、沼田くんはミサキちゃんのことは実際どう思っていたのでしょうかね?

窓際の一番後ろの席に沼田くんを座らせる晶。
教師をやめると宣言し、校長にそれを認められた晶はみんなにアイサツをしようと考えている。
髪を切り、スーツを着て畏まった格好で生徒たちの前に立つ。

片桐晶です!25歳。彼女ナシ。これからもよろしくお願いします

おぉ。どうやら続けてくれるみたいですね。よかったよかった。
兄への贖罪という意識ではなく、自らの意志で教師を続けることを決めた晶。
お兄ちゃんに対し、いい先生になれるかは分からないけど、見てて。オレがんばるからさ!と内心で告げる。
なるほど。髪を切って服装を整えて改めてアイサツをしたのもそのケジメということか。
しかし、イケメンは何でも似合うよと言われて、んなの知ってるよと返すあたり、やはり晶は晶である。面白い。

そんな風にやっている晶の様子をこっそり窺って微笑んでいる校長先生たち。よかったよかった。
まだまだこれからもクラス内で問題が起きることはあるでしょう。
それでも晶ならば頑張って解決していってくれるのではないかと思える。
晶の気持ちも少しずつ整理され、いつか兄に胸を張っていい先生になれたかもと報告できるようになるといいですなぁ・・・

兄との話はさておき、母親との和解はやはり難しいかなと思える。
その代わり、華沢校長がお母さんの役目をやってくれたような感じがしますな。
説教しながらも、お兄ちゃんのために幸せになりなさいと言ってくれる存在。ありがたいものであります。
まあ、母親の方の気持ちもわからなくはないだけにアレではありますが・・・難しいものですよね。

というわけで、ガキ教室終了であります
面白い作品でありました。終わるのが本当に惜しい。
売れ筋の題材でないのは確かでしたが、そこをなんとか頑張って続いて欲しかったものでしたのですが・・・ううむ。
ですがまあ、気を取り直し、新たな小沢先生の作品が読めることを楽しみにするという気持ちでいることにしましょう。
小沢としお先生の次回作に期待しています!!

・パンダのこ
パンダも元は肉食動物である。
が、幼い内から他のモノを食べさせられているせいか、好き好んでは食べないそうな。
なるほど。愛愛も今の内に肉以外の味に慣れさせておけば、将来人を襲うこともなくなるって話になるわけか。

愛愛の食事の作り方を尋ねるためにぱんともを尋ねる乃仔ちゃん。
りんさんの方が言いやすいのに、内心ではずっとぱんともさんなんですな。

りんさんは食いしん坊キャラでございましたか
食べても太らずに胸に行く体であるか・・・そりゃあ羨ましかろうさ!!
乃仔ちゃんも一応スタイルとか気にするのだなとわかった回でありました。ふむむ。

しかし、最後の愛愛のヤッ!は可愛いな。さすがに初めての食事でピザはどうかと。

・白銀ヴァンガード
男の名はダマスカスコガネムシのブレイク
荒ぶる強虫(ツワモノ)をねじふせ、あらゆる戦場に君臨した――糞山の暴君にして神に挑む者・・・
誰もが彼の強さを恐れ、称えた・・・

されど。
万物は変転と生滅を以って真。
盛者必衰の理。男の栄華は陽光の中の糞のごとく風化の時を迎える

やたらめったら格好いい言い回しから始まる今回。
しかして物語は糞食性甲虫(スカラベ)の話だったりします。
まあ、はっきり糞山がどうとか言ってますのでわかるっちゃーわかりますが。

哺乳類の排泄物。それはスカラベの彼らにとって絶好のエサ場。
そこでは限られた資源を巡る熾烈な争奪戦が日夜繰り広げられている。
そう。ここは戦場。生命懸けの鉄火場。強者には富を。弱者には・・・飢えのみである

その戦場で君臨していたブレイク。
そのブレイクも多数の敵に襲い掛かられ破れ、今は右腕を失い隠居の身。
奥さんのネフェルティが非力ながらなんとか食事を確保するという状況となっています。
しかし、そのネフェルティが体調を悪くし倒れてしまう。
医者に観てもらったところ、どうやら奥さん御懐妊の様子。ほほう。
だが、今の状態はマズイ。母体が栄養失調でだいぶ弱っているのだ。
これじゃあ腹の中の卵ともどもおだぶつになりかねない。今スグにでも育児用糞球を用意せねば手遅れになるとのこと。

ブレイクさん・・・あんたいくらそんな体でも、奥さんのためにやれることが・・・もっとあったんじゃないか・・・

腕を失ってからは荒れて奥さんにも当り散らし生きていたブレイク。
そんなブレイクも、元気だった頃は格好良かった。

オレは戦うことしか知らない・・・だがもしオレに命を賭けられることが他にあるならば、
それをオレは・・・お前を愛することだと信じたい

プロポーズの言葉なのか、そのようなことを述べているブレイク。それを受けるネフェルティ。よいですねぇ。
しかし、その言葉が今では虚しく思い起こされる。
残った左腕を地面に打ちつけ、オレはクソだ・・・と呟くブレイクでありました。

虫の知らせは本当だったか。ブレイク。
強大さ故に疎まれ・・・徒党を組んだ糞虫どもに右腕を奪われた暴君。
それが今度は愛した配偶雌まで自らの過ちで失いかけているとはな。
お前がクソ?いいやブレイク。今のお前はクソ以下だ

折れた角をキラッと光らせて語るのは白銀のヴァン。
どうやらこの2匹、かつて争ったことがあるらしい。そして引き分けた間柄だそうな。ほう。
現れたヴァンに対し、隻腕のオレがどうやったらエサ場から糞球を争奪出来るというんだ!と吠える。
そんな耄碌した様子のブレイクに昔のよしみで教えてやるとヴァンは言うのであった。

いざ・・・鉄火場へ・・・

むせかえるような糞と血の匂いがする糞山。そこかしこで糞虫たちが争っている姿が見受けられる。
だがブレイクにとってはその戦場は懐かしさを覚える場所であった。

お前たちスカラベは皆・・・糞の中から生まれてくる。ブレイクよ、言わばあそここそお前の魂の故郷(エリュシオン)
その気持ちこそ当然の必定にして絶対の帰結なのだろうよ。

フッ・・・・糞は糞(ダストトゥーダスト)という訳か・・・
ヴァンよ・・・見ていてくれ。オレの最後の戦いを。

なにやら無闇矢鱈なほどに格好のいい言い回しをする2匹。
なるほど。さすがはヴァンと引き分けただけの雄。言い回しすら同じレベルだったということか!!
糞糞言われても、これだけ大真面目なら格好いいと思わざるを得ないじゃないか、糞ッ!!

ヴァンは傷ついたブレイクに言う。戦うしかないだろうが、と。

片腕で糞を獲得するのは絶望的だ。それこそ・・・奇跡を起こすしかない。
だがな、奇跡という言葉は・・・常に死地の中にしかない
後悔を恐れるならば、傷を負って前に出ろ。

そのヴァンの言葉に目覚める暴君ブレイク。片腕を激しくスパークさせながら歩く。

オレはたったそれだけのことをどうして今まで気付けなかった。
どうして負けを受け入れ・・・進むことが出来なかった。
待っていてくれ。妻よ!!!

蘇った暴君を再び葬り去ろうと多数の糞虫が狙いを定めてくる。
その多勢に無勢の中を1匹の雄が駆ける。愛した妻のために!!

そして雄はやりとげた。ボロボロになりながらも大物の糞球を確保する。
発酵させれば上物の育児用糞球になりそうとのことだ。
そのブレイクに泣きながら抱きつくネフェルティ。帰ってきてくれたことがとにかく嬉しいみたいですね。
そんな妻に今まですまなかったと述べるブレイク。うむ、よい光景だ。だが――

子種を残した男のスカラベは――間もなく死ぬ
それが死と再生の化身とも言われるスカラベの運命・・・奴の魂はいずれあの糞球から蘇るのだろう。
強敵よ、オレは待っているぞ。いつか来る決着の時を――

死に方こそヤツの生き方。命をつなぎ、暴君は眠る。

というわけで、糞虫のお話でありました。
いやあ、大真面目にやればそんな題材でも格好良くなっちゃったりするんですねぇ。
雌が人間のような姿をしているだけに見方によっては相当危うい。
が、そういうことを考えずに話を追っていけば非常に熱い展開が待っている。このアンバランスな感じの熱さはよい感じだ!
この調子で様々な虫が登場することになるのでしょうね。次はどんな扱いにくい虫が出るのか!?

・スポ×ちゃん!
月女2度目の大会となる中野区大会が開催されます。
前回の反省を生かした特訓の成果を見せることができるか!?

小学生の部では紅葉ちゃんが猛威を振って優勝。
さすがに元日本一に仕込まれただけのことはあります。
その日本一である千葉先生も今日は観戦に来ている。さすがに出場はしないのかな。

足を痛めているリリィは本大会は欠場。代わりにチアとして応援に回る
これはこれで激しい動きをしているように見えるがいいのか?
優勝した紅葉ちゃんにうまい棒をあげているが、また胸から取り出したりしたのだろうか。

さて、続いてフレッシュマン部門。
月女では唯一受賞経験のないナノちゃんだけはこの部門に参加できる。
山篭りの成果を今!解き放つ!!

という感じで快進撃を行うナノちゃん。
足切りだけではなく、小手や面などで勝ち登り、ついに優勝をしてしまう。おぉ。
ただ、今回の出場選手は小学生と中学生ばかりであった。なのであまり「勝ったー」って気分じゃないというナノちゃん。
ふむ。強さ的に一皮剥けて精神的にも欲が出てきたってところですかね。
考えてみればフレッシュマン部門は受賞経験のない人ばかりだし、強い人はあまり出ないんですよね。
前大会が強豪揃いすぎたということなんでしょう。大学生の人は大会を一月ずらすべきだったな!!

さて、フレッシュマン部門の次はオープン小太刀の部でございます。
さすがにこの部門は出場する選手が多いのか組み合わせのカードが多い。
ナノちゃんが引いたのはハートの2。スペードの2を引いた人が対戦相手となる。
そしてそのスペードの2を引いたのは因縁の相手。星高のジオである
この長身のジオが相手ならば「地走り」を試すには絶好・・・!!
かつての借りを返す機会とも言えますし、よい相手ですわな。

どのぐらいの期間山に篭っていたのか、それなりに特訓の成果はでている様子のナノちゃん。
練習で紅葉ちゃんと打ち合ったときも「地走り」を決めていたりする。
硬く鈍かった体も大分動くようになってきたようだ。
しかし千葉先生は言う。踏み込みがあと一歩足りん。あと1拍遅い、と。

踏み込むことを無意識に恐れているから体にブレーキがかかっとる
それを克服しなければ真の「地走り」は使えん。

要するに度胸がないってことなんですな。しかし、これを克服するのは難しい。
体の方は日々の鍛錬でどうにかなるが、心を鍛えるには切欠が必要となるものである。
授業のソフトボール中に考え事をしているナノちゃん。外野を守っています。
そこにアヤちゃんの怪力による打球がやってくる。
さすがの当たりか、普通に走ってもまるで追いつけない。捕れない。だが――恐れるな!!
足から踏み込もうとするからブレーキがかかってしまう!!
いっそ体ごと前に投げ出してしまえ!!
「落下」の力を「加速」に変えろ!!飛べ!!身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!

どうやら既に切欠は掴んでいたらしい。
真の地走りに必要な要素は既に手中にしており、後は実戦で試すのみである。
が、その実戦を前にして緊張をしているナノちゃん。前より強くなったのに、どうして・・・?

前は・・・気楽に試合をしてた・・・正直「負けて元々」とか思ってた・・・でも・・・今は違う・・・
たくさん練習した・・・だから「負けたくない」「負けられない」そんな気持ちが強くなってる・・・

その負けられないという気持ちがプレッシャーとなって小さな胸を締め付けている様子のナノちゃん。
そんな震えた背中に抱きつく者がいた。アヤちゃんである。
抱きつきだけではなく、脇をくすぐりリラックスをさせてあげようとするアヤちゃん。
そしてリリィとかすみんもリラックスを促すように語り掛けてきてくれます。
うむ、仲間の存在はやはりありがたいものですなぁ。

どうにか緊張の解けた様子のナノちゃん。さあ、特訓の成果は現れるのか!?期待の対決だ!!

しかし、ジオは気になる存在である。何がって、その眉毛が
紅葉ちゃんの眉毛は千葉先生からの遺伝であった。そしてジオも似たような形をしている。
もしやジオもまた・・・!?そうなると地走りについて知っている可能性もあったりする!?
ひょっとすると千葉先生が将来の自分の相手として世界中にバラまいた種の1つなのかもしれない。ありうる話だ!!
開幕で2人同時に地走りを行ったら面白いことになりそうですな。
背の低いナノちゃんの上にジオが倒れこんで押しつぶす構えになってしまいそうだ。それはそれで面白い。

ところで、ナノちゃんとアヤちゃん。お揃いの月マークがついたシャツを着てますな
リリィとかすみんは格好が固定なので2人だけでやっているのか。
まあ、単行本2巻のオマケに合ったとおり、柄の所の月マークは全員つけているんでしょうけどね。
お揃いの〜の伏線を単行本のオマケでやってしまうのもどうかとは思わなくもなかったですが。

・ラララライブ
時が経つのは早いもので。木々や空は青々と、人も虫も騒がしいこの季節。
私は引きこもってます

自分の気持ちに気付いてしまったフジコさん。逃亡の結果自宅に引きこもってしまっている様子。
練習スタジオを飛び出したあの日から、もう1か月が経過している
学校については丁度次の日から長期休みに入っていたので問題はない。
とはいえ、バンドのメンバーやシローとずっと会っていないのはやはり問題である。
まあ、シローに会わせる顔がないとか思っちゃってるみたいですが。

あんなヒドイことを言って!ちゃんと・・謝りたい!!本当は謝らなきゃいけないのに!!・・・できません。だって・・・

思い悩むフジコさん。
恋愛ってのは大変でありますなぁ。特にフジコさんはスタートがややこしかったですし。
初恋なだけに余計どうしていいのかわからないって部分は確実にありそうだ。

ギターを弾いている間は何も考えなくてすむ。何も・・・考えなくて・・・すんだ・・・のに!!
今は・・・無理です〜〜
自分の気持ちに気付いちゃった今!何を弾いたって思い浮かぶのは・・・シローさんのことばかりで!!

ギターの弦を飛ばし、うーうー呻るフジコさん。
まあ、音楽を通じて深いつながりを持ってしまっている部分もあるし、思い浮かんじゃっても仕方ないわな。

分かってるのに・・・シローさんの気持ちはななみさんに向いていて・・・
私が今更シローさんを好きになっても・・・
最初から終わってるのに。私の・・・恋は・・・最初から・・・

なんだか聞き覚えある言葉である。
そう、シローがフジコに対して述べた言葉だ。
2人が初めてライブをした日。シローはそのようなことを言って駄々を捏ねていた。
それに対しフジコさん。玉砕覚悟でも気持ちは伝えないと・・・じゃないと私のように手遅れになる。
と泣いたり、あなたの相手だっていつか死ぬと脅したり。
あの手この手でシローを歌わせることに成功したものだった。

なんて無神経な発言を・・・あの時の言葉が今は自分に・・・返ってくる・・・

自身の発言を身を持って味わうことになるとは・・・因果は巡るって奴ですね。
引きこもっていると反省する時間がたっぷりできるから、どんどん内に篭っていってしまうみたいである。

う・・・うるさいです!!
あの時のシローさんと今の私の状況は違うんです!!
シローさんには希望があった!!相手のななみさんはシローさんを大事に想ってたから。でも私の場合は・・・
私には・・・ないんです。
大体私はシローさんの恋を応援してたのに、それが勝手に恋して想いを伝えるなんて・・・自分勝手すぎるでしょう!

なら、引きこもりも自分勝手ですよ?
あなたはバンドの一員なんだから

割れた鏡の向こうのフジコさんはそのように述べる。
これはフジコさんの中で自身を俯瞰してみている一部の心が伝えている言葉なのだろうか。
その言葉が伝えた、ちょうどいいタイミングでフジコさんの部屋に乱入者が現れる。
扉の上の出っ張りに捕まり、扉を蹴り破るマリー。
そして破れた扉に張り付いていたのか部屋に雪崩れ込むシロー。後ろにはKUJIRAさんの姿もある。

いたー!フジコ発見!!

携帯の電源をOFFしていたフジコさんと連絡ができなかった一行。
仕方ないので部屋まで強行突破してきた様子。
そういえばこの屋敷、仕掛けがいっぱいあるんでしたね。よく一人も欠けずにこられたな。
と思ったら何度か中を歩いたシローが仕掛けの注意を呼びかけていたらしい。な、慣れてる!!

フジコさんの手を引いて走るマリー。
マリーが言うには、あのフジコさんがいなくなった日。一応出来たデモ音源を何件かのライブハウスに送ったそうな。
そしたら一件、採用を決めてくれた会社があったという。
それはクマミュージックの社長、鮫島凶子さんの所で。ってあんたのとこかーい!!そりゃ採用するわな。

そんな訳でライブが決定しました!今日!!

えぇ!?本当、いつでもいきなりなライブ日程でありますな。
まあ、実際は前から連絡をしたかったのだが携帯がOFFで繋がらなかったのだからしょうがない。
ギリギリまで待っても連絡がつかないので強行突破を図ったというのが実際のところだったようだ。

大丈夫だって。引きこもってたってギターは弾いてたんだろ?

笑顔でそのように述べるKUJIRAさん。まあ、それはその通りでありますが。
問題はそこではないような気がする。本来の力を出せるかどうか・・・

てなこと言っている間に、追いかけてきたフジコさんのお爺ちゃんに捕まるKUJIRAさん。
マリーと末吉くんは何故か路上にまで仕掛けられていた落とし穴にはまる。ギャ!!
だが、すぐに追いつくから先に行けと叫ぶマリーたち。その言葉に甘えるしかありますまい。
フジコさんの手を引いて走るシロー。
フジコさんは戸惑っている。私なんかほっといてもライブ出来るのに・・・と。

それはムリだよ。もう決めちゃったから。
バンド名。フジコビートって。フジコは出るしかないよ!

笑顔でそんなことを告げるシローでありました。

ついに決定したバンド名。その名もフジコビート!!こ、これはどうなんだ・・・?
むしろ漫画のタイトルとして設定した方が違和感なさそうな感じはある。
ふむ。ラララライブは次回で最終回
であるならば、翌々週には『フジコビート』として再スタートという流れでもよいのではなかろうか!?
確実にフジコさんが主役の流れになりそうだし、面白くなりそうな気がする。
なんだったら『フジコビースト』という話にして大きな獣とフジコさんが戯れる日常漫画に変化しても問題はない!

終了は残念でありますが、とにかく最終回を見守るとしましょう。

・木曜日のフルット
なんとあのデンにヒザをつかせるフルット
諦めずに向かっていった成果がでつつあるということなのだろうか・・・カッコイイよ!!
勝ち目のない相手に勝利するために何度も立ち向かう姿は美しい。
といいたいが、勝ち目の薄いスロットに何度も挑むのは賢い人間のすることではないと思います。
言い訳まで入っちゃったし、カッコワルイ!!

・総合感想
今号から2013年の週刊少年チャンピオンとなります。
本年号でも引き続き感想を頑張っていきます。

さて、今週は『希』という漢字が散見されました。これは今年のチャンピオンに希望があるということなのか?
具体的にはマーニーで『真希田』姉妹に『玄武紘希』さん。そしてANGEL VOICEの『伊能基希』。
4人だけとはいえ、4人とも新キャラである。
これは新たな希望が現れる符号と見てもよいのではないかと思わなくもないのだがどうなのだろうか。どうなんでしょうね。

さて、次号は福田やすひろ先生による読みきりが掲載。
三誌合同新人まんが賞の入選受賞作が最速で掲載されるって形だ!!楽しみですなぁ。


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