週刊少年チャンピオン感想

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2015年 40号


・弱虫ペダル
鏑木と青八木さんが集団を飛び出し先頭に追い付こうとしている。
その一方で箱学は総北を追走。黒田さんを回収するために下がったのにもう追いついてきましたか。

箱学の追走を警戒する坂道たち。
手嶋さんは言う。このままいけばオレたちの方が先に追いつくはずだ、と。何事も起こらなければ――

勿論何も起きないはずはない。2日目にしてようやくその力を見せようとするのは新開悠人。
本人もやっといけるという思いである様子。

やっといける。「山王」。あなたとの勝負の場所へ!!

1日目はお預けくらっちゃいましたからねぇ。滾るのも無理はないか。
その気持ちを表すように単独で一気に登る悠人。プレッシャーも大量に放出だ!!

悠人を使って総北を止めるつもりという箱学。
ならば総北としてはそれに対抗して坂道を単独で出すしかない。
与えられるオーダーは相手よりも先に合流すること。今泉君たちに追いつくこと!!全開で!!

そう述べて坂道を送り出す手嶋さん。そして自身は悠人を止めようとする。
かつて青八木一という男とチームを組んでた時は楯となり続けて来た。実績は十分にある。

逃げろ小野田!!オレが石壁となってこいつを止めてやる!!

せり上がるダムのごとき石壁のイメージ。
その堅牢なイメージはページをめくった時にはパスされていました。うん・・・何となくそうなる気はしてました!!
前フリが長いせいでフラグを立ててる感じしかしないのが手嶋さんのいかんところですなぁ。
逆に言うと高速でのフラグ立てと回収技は見事と言えなくない・・・そこを褒めるのもどうかなぁ。

ともあれ抜かれた手嶋さん。簡単に抜かれたわけではない。
車輪を右にねじ込んで右側から抜くフェイントを入れつつの高速パス。バイクコントロールがとてつもなく速い!!
一瞬で抜かれたのにその結果をすぐに分析できる手嶋さんの解析速度もなかなかの速さでありますよ。

ともあれ抜かれたままではいられない。即座に追いつく手嶋さん。山岳も感心するこのしつこさが手嶋さんの持ち味だ。
本人も言うように努力で登るクライマー。しかしそれは予想外の、定石から外れた手には弱いという意味も含まれている。
才能がある選手なら今までに経験したことのない攻撃をされてもどうにか回避できたりするのでしょうが・・・
生憎と手嶋さんにはそれは難しい。顔を近づけてくる悠人に押され路肩にコースアウトしてしまうのでありました。どわっちょ

かなりタイヤへのダメージが心配になりそうな路肩であるが大丈夫だろうか。
それはそうと、悠人のこの寄り方はなかなかに怖い。パーソナルスペースに頭を突っ込んでくるのはちょっと・・・!!
社交的な手嶋さんですら引いてしまうぐらいだし、坂道には凄く効果的な攻撃になるのではなかろうか。

手嶋さんが言うには動作がとにかく早い。そしてその動作に容赦も躊躇もないとのこと。だからこそ早いんでしょうな。
1年でインターハイ出場。鏑木はそのプレッシャーにやられていた感じですが、この男にそれはないのだろうか。

5番。落ちましたァ

自分で路肩に落としておいてこのセリフ。決め台詞としてはなかなかエグイ。
そのうち山の頂点から真っ逆さまに落としてきたりするんじゃなかろうか。そりゃ手嶋さんも気をつけろ小野田と警告するわ。

というわけで、坂道に追いついた悠人。
これはどうにも勝負せざるを得ない状況でありますなぁ。
単独でのクライマー対決。さてさて悠人の力はどれほどのものか・・・楽しみですな。

・少年ラケット
城島先輩を11点分動かしてみせる!!

そのように意気込むイチロー君。
それを果たすには今まで通りに来た球に対応しているだけではいけない。
今までの4ゲームでのパターンを頭の中で整理。まずは自身のサーブから始まるパターンを分析する。

右に短いサーブを出したのが36回中26回で。まっすぐ返されたのが失敗含めて26回中21回。2ゲーム目からは100%まっすぐだった。
そこから僕が左に返したのが21回中19回・・・9割!
城島先輩もこのパターンに慣れてるはず――これに沿って城島先輩を"動かす"!!

記録したシートも何もなしにこれまでの4ゲームの内容を整理するイチロー君。これだけでも驚異的である。
そしてそこから導き出す誘導法。
サーブを右に出せばまっすぐ来る。その後左に返さずにまっすぐ打ち返せばどうなるか。
パターンになれた城島先輩の逆を突けるのでは。そう考える。それも粒高面を用いて押し出すように速い球を!!

できた・・・!動かされず動かすことが。
・・・これは――気持ちいいっ!!

自分の想定通りに相手が動き、相手のいないスペースに見事に決めてみせたイチロー君。確かに気持ちよさそうだ。
そしてこれこそが頭を使う卓球であり、ヒロさんがイチロー君に望んでいたもの。
卓球戦術における基礎中の基礎――"3球目攻撃"!!
1球目で相手の位置や2球目の種類をコントロールし、自分に有利な状態の3球目で得点することである。
基本と言えば基本なのでしょうが、それを試合中に独自に分析して実績に導いて見せるのはやはり難しいのではなかろうか。
そして基礎を手に入れたのであれば・・・次は発展!!

サーブ以外の時の動きを参考にイメージする!
イメージ通りじゃなかった時のパターンも考えて――

ただ来た球を返すだけではなく、考えて打ち始めるイチロー君。
ならば相手の動き――例えば強打を警戒して後ろに下がったならストップで短い球を落とす。そういった打ち方が出来るようになる。
ドライブ一辺倒の城島先輩とは違う、色々出来るからこそ考えられるパターンも増えるって話ですな。

相手の動きを見ての強弱の切り替え。
更には2バウンド目が台を出るか出ないかギリギリのサーブ。
ドライブを打ちたい相手としては非常にいやらしいサーブであります。いいですねぇ。

こうやって考えて打つことでラリーに持ち込む前に得点をすることが出来る。これならば体力が切れかけでも戦える。
ゲームは進み、得点は拮抗・・・いや、イチロー君が押している。
ここに来てようやくシゲさん。自身の見積もりの甘さに気付く。

最初に気付くべきだった。コントロールがそこそこ。粒高でようやく浩二と互角・・・
それだけなら、あのヒロが"期待の新人"なんて言うわけがない!!

本物のレギュラーの器。対戦相手の城島先輩だけではなく、周りにそう思わせるほどの試合を見せるイチロー君。
うむ、これこそが本当のイチロー君の姿。智を使ったイチロー君の卓球なんでしょうなぁ。素晴らしい。
その凄さは相手している城島先輩が一番感じている様子。
バテバテであるはずなのに、どこに打っても何を打っても読まれるんじゃないかという眼をしているとのこと。

得点できる気がしねえ!

まるで心を読むサトリの妖怪とでも戦っているかのようですねぇ。
そう考えるとブツブツとパターン構築しながら構えているイチロー君の姿がとても怖く見えてくる。ズズズズズ。

10-8。あと1点イチロー君が決めれば勝利。
そんな中、城島先輩。まだこの試合で見せていない球を使う決心を固める。

最後の1点――どうせなら持ってる武器は出し切りてえよな。たとえ・・・未完成でも!!

ヒロさんに謝罪しながら構える城島先輩。
使うのを止められているような技でもあるのだろうか?
未完成のものに頼らざるを得ない不徳に詫びているのかもしれませんが、さてどうなんでしょうか。
未知の攻撃にイチロー君は耐えられるのかどうか。注目であります。

・ハリガネサービス
1度目のサーブは拾われてしまった下平くん。ようやくリベンジの時間がやってまいりました。
しかし、次のサーブを失敗するかもしれませんと言いだす下平くん。それは一体どういうことなのか。

さっきと同じような無回転サーブじゃ、あの1番にまた拾われてしまう。
チームの力になりたいんです・・・もうコートの外でチームが負けるのを見てることしかできないのは嫌だ!!
ミスになるかもしれないですけど、ギリギリを狙うサーブで勝負させてもらえませんか!?

ふむ。つまり今までのは絶対ミスらない範囲でのサーブであったと。ええ・・・?
ネットインはまだ分からないでもないが、いや普通は分かることではないが。
しかし桐城戦の最初の時のような無回転で変化付けてコート隅に落とすのも絶対ミスらない範囲だったというのか・・・恐ろしい。

そんな恐ろしいことをさらりと述べる下平くんであったが、今の発言にはお怒りの大船先輩。
今まで手ェ抜いてサーブ打ってやがったのか、と。

攻めにいったんならリスクを背負うのは当たり前だろうがッ!!!

安全に安全に行ってそれで得点できないのでは悔いが残るに決まっている。
安全も大事だが、時にはリスクを覚悟してでも攻めなければいけない時はある。
攻め気の強い大船先輩らしい言葉でありますなぁ。でもサーブ3本に1本ミスするのはさすがにどうかと思うぞ大船先輩。

ともあれ、仲間の許可と激励を貰った下平くん。これはつまらないサーブを打つわけにはいきませんなぁ。
てなわけでサーブの構えに入るわけですが・・・随分下がったなぁ。
コートエンドから8メートルは後ろに下がっている。サーブゾーンギリギリの位置だ。

サーブは遠くから打てば打つほどより直線的な、威力の高いものが打てる。
しかしその分サーブを打ったあとはコートに戻るのに時間がかかるため、残りの5人でその隙間を埋めるようにしないといけない。
まあ、サーブで得点してしまえばその部分の心配はいらなくなるですけどね。

これまでサーブを打つ時は絶対ミスできないと思っていた。
僕が役に立てるのはサーブくらいだから。ミスした瞬間、僕の存在価値は無くなると思っていた。
だけど、そうじゃないのかもしれない。
失敗しても皆が助けてくれるなら、次のチャンスに挑戦することもできる。
皆はミスになってもいいから攻めろって言ってくれた。
ならこのサーブにかけるのは、僕の想いだけの重さじゃない。チーム全員の勝利への意思だ。
挑もう。失敗を恐れずに。何度折れても曲がっても決して途切れることのない、ハリガネの意思で!

イメージするのはやはりハリガネ。ハリガネの意思とはまた面白いことを言う。
怪我や敗北など様々なことで泣きながらもチームの力になるために技を磨いてきた下平くんらしい考えであります。

さあ、遠く離れたところから強打する下平くん。
弾道は低い。が、狙うのはネットインではなく無回転サーブ。
グラリと軌道を変化し、左に流れる・・・が、このぐらいの変化ならナックルボールに慣れたカモメがついてくる。
そう、このぐらいの変化ならば・・・

追いついた筈なのに急にボールが落下し、カモノの手前のコートに突き刺さる。
まるでフォークボールのような落差。直線的に速い弾道だったために空気抵抗も大きく、変化も大きかったわけですか。
しかし変化が大きいということは下平くんでもコントロールは難しいということになる。
それがリスクを背負った攻めのサーブの意味でありますな。

ようやくリスクを冒しての勝負に皆を巻き込むことを自分に許せたのか・・・
下平は今本当の意味で仲間になったんだ

そのように述べる松方。コート内で喜びを分かち合えなくて残念そうであります。
そんな中、真っ先に抱き付きに行ったりする家守先輩はさすがのさすが。
一人下平くんに背中を向けながらも近くまで来ているのは大船先輩。
なんだかんだ言ってもこの人の言葉でリスクを背負う覚悟が出来たわけで・・・いい先輩ですなぁ。

チーム一丸となっての反撃。これは下平くんの覚悟も大きい。
ここからの攻勢がどのようなものとなるのか・・・実に楽しみです。

・刃牙道
剣豪・武蔵VS達人・渋川、開戦!?

合気で押し潰し、床に倒したところで拳を顔面に叩き込む。
後頭部は床に叩きつけられ、素人ならばそのまま起き上がれなくなってもおかしくない一撃である。
しかしさすがに宮本武蔵。気絶することもなく即座に起き上る。さすがに鼻血ぐらいは出たみたいですがね。

友の――烈海王の仇討ちと述べはしたが、こんなのは烈海王本人だって望んではないと述べる渋川先生。

俺が個人的な感情でやったことだ。宮本武蔵が気に喰わねえと勝手にやった仇討ち。
早ええハナシが"憂さ晴らし"だ

正直な気持ちを述べる渋川先生。まあ復讐とはそういうものかもしれませんな。
仕掛けられた武蔵としては・・・実のところその辺りは別にどうでもいい様子。
それよりも合気という技術に興味津々。まるで妖術のようであるとのこと。

掴んだ手が放せない。互いに対等に握り合ってるのに一方的に操られた。
あまつさえ握った手を媒介に重量さを被せてきた。まるで巨岩を預けるように。
俺の知らぬ技術だ

戦国時代に合気は存在しない。武蔵が知らなくても無理はない。
しかし戦国時代にも刀槍などの武器を失った際の組み討ち、素手のまま武器を制する技術――「捕り手」は存在した。
廃刀令によって刀剣と切り離されたことにより、素手の組み討ち技術は柔術という形で発展していくこととなる。

安政六年。一人の天才が出現れる。武田惣角だ。

身長150センチそこそこという小さい体でありながら、いやだからこそ画期的ともいえる「技法」を編み出した惣角。
敵意に満ちた相手の攻撃を振れた刹那無力化せしめる秘儀、合気を生み出したのであった。

柔術の誕生の辺りから話し出したので武蔵に話が長いと言われる渋川先生。
うむ、言いたいことは分からないでもないですが、ここは我慢してあげてください。

ともかく本当に言いたいのはこれ。
時を経て惣角をも凌ぐトンデモな大天才が一人現れたということ。

俺、渋川剛気だ

笑顔での名乗り。となればこれはもう開戦の合図と見てもよいでしょう。
自信満々に述べて来たのであれば、武蔵も遠慮なく迎え撃てるというもの。

そんな両者が互いに見たイメージはお花畑
いやまあ、渋川先生の方はそう述べているだけで実際は草木の一本も生えそうにない光景だったわけですが。
今朝からこんな光景を見ていたにも関わらずやってきてしまう渋川先生。武術家ってのは因果なもんですなぁ。
しかしこの歳で今朝から花畑が見えていましたとか言われてもそれはそれで不安になるし、これでいいのかもしれない。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
生き残るために動く。
ブラウンの指示の下、生存者たちは陣地作りに動き出す。
海辺の漂流物を集め、中央にビニールシートを使ったテントを作る。ここで皆が寝る。
交代で周囲の見張りに付くためのシェルターも作成。
更にゾンビの侵入方向が分かるようにロープを張り巡らせて空き缶で音が鳴るようにする。
周囲に罠を作り、皆がその位置を確認できるように目印を作る。

陣地が完成して仮にも身を隠す場所が出来ると不安は少し減って・・・皆の間にも小さな希望が生まれ初めていた・・・

ただ不安を抱えてうずくまっているよりはこうやって動いた方が心の為にも良かったという話ですな。
生き延びるために必要なことはやっておく。人事を尽くして天命を待つってやつですな。

人数が居るため、交代で見張りに立ち、順に休息を取る。
のだが、その休息の間にも男たちは見張り用の武器を作成している。
そしてそこでブラウンの過去が明かされることに。

俺は昔BSAAにいた

BSAA。クリスも所属している最強の対バイオテロ特殊部隊。
なるほど、そりゃあゾンビ対策について詳しいはずですわな。
5年前のアフリカでのバイオテロ対策に参加したブラウン。そこで仲間が皆死に、引退を決意したらしい。
そんな地獄を生き延びたというのに、またここでもバイオテロに巻き込まれるとは・・・
そういう運命なのかもしれないが、何とも因果な話である。

皆、生きて帰れるか分からずに怯えている。
それに対し無駄な怯えだと切り捨てるブラウン。俺たちは分からなくても戦わなきゃならない、と。
ふうむ。兵士らしい心得でありますな。分かろうが分かるまいが襲ってくる者がいるなら戦わなければならないわけだ。

トミナガ・・・女たちを守ってやってくれ・・・

クレアやイネスのように頼もしい女性はいますが、やはり女性を守って戦うのは男の本懐。
それがアイドルたちであるならば尚更ってことでありますな。
トミナガもそれに異論はない。それでもどこまで出来るかどうか・・・不安はなくならない様子。むう。

そういった不安もあるのでブラウンは頼りにしたい。
にも関わらずこの様子。これはもしや・・・ゾンビに一度引きずられてましたしなぁ・・・うわぁ・・・

ブラウンが不穏な上に更なる不安要素はしぶといモリオ。
モリオの夢はいい村を作ることだったそうな。ほう、これは生前の夢でありましょうか?
何にしてもトミナガたちが破壊したためその夢はまた振り出しになってしまった様子。おやおや。
うーむ、予想通り復讐鬼と化して襲ってきそうでありますなぁ・・・
どこまでも厄介な出来事が続く。平穏の時は遠い。

・囚人リク
仲間も本人も、大変な苦労の末に辿り着いた昼の地上。
喜びに浸りたいところであるが、まずはやるべきことをやらなければならない。
一筆一筆、祈りを捧げるように山の稜線をスケッチするリク。

我ながら完璧なスケッチだな

自画自賛が入りました。ほ、本当に大丈夫なのか?
あの長靴の出来を見るとさすがに不安になってしまう。
とはいえその時は歪んでいたのが自分でも分かるぐらいでしたし、自画自賛できるってことはちゃんとした物が描けたんでしょうな。

後は田中一郎が託した暗号文付きの紙飛行機を飛ばしておく。
同志に届く可能性はわずかであるが・・・さてさてどうなるか。

さあ、やるべきことはやった。後はダクトから直接房に戻るだけ。
なのだが・・・この青空と温かい陽の光はさすがに離れ難い。
温かい日差しが気持ちよく・・・つい眠ってしまうリク。無理もあるまい。

しかしその結果、点呼の時間になっても戻ってきていないリク。おやおや。
巨大プロペラに巻き込まれていたら2度と戻って来ることはなかったわけだが・・・そこは誰も知らないことか。

ともかくギリギリのところで戻ってきてくれたリク。
大きな2人が前に出てリクが出てくるところを見られないよう遮ったりと、本当にギリギリでしたなぁ。

何はともあれちゃんと戻ってきてくれて良かった良かった。
切り裂かれたシャツも予備があるのか着直してますな。

それはそうとスケッチの結果を報告。おおお〜〜〜〜っ!!
ああ、なるほど道具を使って描いたわけですか。
マス目の入ったプラ板で透かし、その位置に合わせてマス目を作った紙に描いていく。
なるほど。全体を見て描くのは難しかろうが、小さなマスならそれも出来る。後は1つ1つ埋めていけば良かったという話か。

不安だったリクのスケッチもちゃんと解決策を用意していた田中一郎。さすが!!
そしてこの結果により、次の作戦に進むことが出来るようになりました。スケッチ作戦は大成功だ!!

俺たちの明日は繋がったんだ

期限が限られ、猶予は少ない。それでもこの作戦成功の意味は大きい。
明日への希望は繋がった。後は脱出に向けてひた走るのみ・・・!!
この作戦成功の喜びを糧に進んでいきたいものでありますな。

・侵略!イカ娘
イカとイルカ。一文字違いで大違い。
何だかんだで見捨てることの出来ないイカ娘さん。それでこそであります。

・実は私は
・・・正直、何度経験しても嫌なものだった。
変身したとたんにさっきまで一緒に笑っていた友達が、みるみるうちに青ざめた他人に変わっていくのを見るのも、
そして・・・それを獅狼に任せきりにしてしまうのも
だからこの学校では絶対に狼男ってバレちゃいけないって。そう・・・思ってたのに――

悲しい獅穂さんの経験。
登場してから割と頻繁に変身してたから気付かなかったけど、やっぱり別人になるってのは大ごとですからねぇ。
性別まで切り替わるわけだし、一緒に居た人ほど驚きは強いものでしょう。
そして大抵の場合は獅穂さんが表に出ているわけだから友人は獅穂さんの方が多く・・・
奇異の目を向けられるのは獅狼くんの方になってしまうと。それを悲しく思う獅穂さん。ううむ。

さて、今回は朝陽を始めとして周りにはフォローしてくれる人がいない。
そんな状況での変身。これは大ごとと思いきや・・・ああそうか。突然閃光が生じればこうなるか!!

突然光ったと思えばみかんはフクちゃんがやったものだと思うし、話しかければフクちゃんも話し返す。
そして突然光れば閃光弾によるものと迂闊に本体を晒す藍澤さん。
うん、朝陽を始めとするフォローしてくれる人が居ないってことはこういう事態も招くわけでして・・・
相変わらず藍澤さんはよく今まで秘密を守ってこれたものであるなぁと。

友達が半裸の男になったり友達のメガネがしゃべったり友達の中から小さな友達がでてきたり
この中で秘密を知っているのは藍澤さんがフクちゃんのことを知っているぐらいでしたか。
それぐらいの知識共有度では混乱が生じて当然でしょうなぁ。大混乱です。ハッハッハ。

おいおい何を騒いどるのだ、狼男、宇宙人、福の神

状況がややこしくなったところに悪魔登場。
しかし今回はむしろ一言で状況をまとめに来てくれた感じがあります。
うむ、さすがは茜ちゃん。ざっくりしてますなぁ。助かった!!

てなわけで、期待した通りと言えば期待した通りの大暴露大会が行われることとなりました。ファミレスで。何でやねん。
外が暑いからってさすがに人目のあるところでこんな話をするのはいかがなものだろうか。
腹話術という手があったかと迂闊に本体を晒す藍澤さんがいるようではなぁ・・・!!
あたしら藍澤さん程アホじゃないからと切り捨てられる辺り・・・うん、まあ。自業自得か。

お互い今日までバレずにきたんだし大丈夫。
そう思いたいところではありますが、そのために朝陽がどれだけの苦労を重ねてきたことか。今さらながらに偲ばれる。
ドリンクバー299円以下の秘密だったのならそんなに必死に護らなくてもって気がしてきましたし・・・!!

スライスされたレモンでも変身する獅穂さん。これってかなり致命的なのではなかろうか。
黄色いのがダメなら普段から色眼鏡でもかけておくべきではなかろうか。
それで防げるのか?とも思えるが、日焼け止めでOKだったりするぐらいですしねぇ。

大変な混乱の中でカリスマ痴女降臨。これこそまさにややこしくする人でありますな!!
まあ今回は注目を浴びて窮地に陥っていそうな娘を助けに来たってことで。うん。
実際いい言葉かけてくれてますしね。いい笑顔で。

秘密を知られても何一つ変わることがなかった。とても良かったです。
朝陽のことを好きになったのも秘密を知っても変わらずにいてくれたからでしたかね。
同じく大切な友人たちが変わらず接してくれる嬉しいことこの上ありますまい。
そして母の述べる恋をしなさいという言葉の意味するところは・・・

狼男のアタシでもさ・・・誰かを、人を好きになっていいってことだなんてさ――

色々と諦めていた獅穂さん。それは恋愛も含まれていたってことでありますか。
朝陽のことを気にかけつつも本気にならないようにしてたのは、葉子さんのことだけに限らず・・・ってことでしょうか。
万一、葉子さんと知り合う間に朝陽と知り合い、秘密を知られる間柄になったとしても。
そうであったとしても昔の獅穂さんだと告白とか恋人関係とかには踏み込めなかったのかもしれませんなぁ。

何はともあれ惨事になりそうなところから一転、秘密を共有し合える友達が出来ることになりました。
まあ、茜ちゃんのような存在もいますし、全員秘密を持っていたってことも大きいんでしょうなぁ。
これで複数の秘密を守るために大立ち回りする朝陽の苦労も大幅に軽減されたこととなりますな。
まあ、朝陽がどこまで知ってるかの情報は共有してないので、しばらくはドタバタしそうですが。ハッハッハ。

・毎度!浦安鉄筋家族
氷は使い切ることなく無限に生み出されるのだろうか。
さすがのノブさんでもこの長話は厳しいか!!

・鮫島、最後の十五日
角界最重量278kgと向かい合う小兵の鯉太郎。
押し潰されたらそれこそ圧死するのではないかと思えるほどの体格差である。
虎城親方もまともにいったら勝ち目はないと述べる。それをどう経験差で埋めるのか・・・
考えてみると先輩力士として戦う側になってる鯉太郎というのも珍しいんですなぁ。

もう迷いはない・・・皆の笑顔のためだけに・・・僕は戦う・・・
あなたには悪いけど・・・この一戦は土俵で戦っていくための決意表明・・・
見てて・・・皆・・・僕の覚悟を・・・

仮面の笑顔は消え、今は勝負に挑む一人の力士としての覚悟の顔を見せているジョージ。
これには寒河江部屋の仲間達も観客も驚きで見守るしかない。
そんな覚悟の表情を作り出す原因となった大吉は・・・ハハハ焦ってる焦ってる。
とはいえそこまで思い悩むこともありますまい。石川だってそう言ってくれる。あれ石川?チッス!
引退してフットワークが軽くなったというか、取組に出なくていい分、顔を出す機会が増えた感じですねぇ。

ともあれ石川は述べる。今さら相手のでかさにビビるような鯉太郎ではないと。
自身も含め、ずっとデケー相手とやってきたわけだし、どんなんが来よーが微動だにしねーよ、とのこと。なるほどね。

その発言の通り揺るがない・・・というか、むしろ笑みを浮かべる鯉太郎
覚悟の眼差しなのに笑み。その表情はジョージを惑わせる。
怖さを散らす仮面としての笑顔ではない。この味わいがジョージにも分かるようになるといいのですが・・・

ともかくいよいよ立ち合い!!
常松の予想通り、得意の諸手突きから入るジョージ。
これが決まると危険だが・・・両腕をかち上げ、下から弾き飛ばす鯉太郎。
そしてすかさず懐に入り込み、まわしを取ろうとする・・・が。

ズドッと鈍い音を立ててジョージの片腕で弾き飛ばされる鯉太郎。
まあ、肩で受けたのでダメージはそれほどではありますまい。
しかし懐にはそう簡単には入れない印象ですが・・・どうなるのか。
何とか投げに持って行ける形に早く入りたいところでありますな。

・ドカベン ドリームトーナメント編
山田と京極の対決。
岩鬼に投げた出刃ボールであればそう簡単にはスタンドまでは運ばれないと述べる武藤。
ホームランさえ打たれなければいい、ヒットではチームに勢いは出ないとアルプスも述べる。
ふうむ、なかなかに考えておりますなぁ。

出刃ボールの特徴は初速と終速の差の少なさ
ボールの伸びの凄さが伺えるとのこと。
速度が大したことなくても切れ味が鋭く感じられるって話ですな。

その出刃ボールで山田に挑む京極。
イメージもそのまま出刃包丁なので面白い絵面になってるなぁ。

タイミングを合わせてバットを振る山田。
しかし捕らえたはずのボールはバットを折り、後ろにファール。
うむう、岩鬼でも折られたわけですし、山田であっても結果は同じとなるか・・・
2球目も同じくバットを折るのだから、何と消費の激しい野球か!!

渚は初速と終速の差が10キロ。
それがこの2球目は4キロというのだから凄さが分かろうというもの。
この球をひと試合続けられたら完全試合も出来るそうな。ほほう・・・

とはいえさすがにこれだけのものを投げるには集中力や気合がいる様子。
主力相手の限られた投球・・・成果を見せたいところ。

最後の3球目は何と3キロ差。
しかしそれをバットを折らずに打ち返す山田。これは技術によるものなのだろうか。
ともかく、打ったボールは出刃となって返ってくる。
これには岩鬼のライナーを受けた京極も回避せざるを得ない。それにしても本当、凄い絵面ですなぁ。

・藍の時代 ― 一期一会 ―
少年時代の憧れを追いつづけ、同じように尊敬される存在となったトシ。
こうやって受け継がれていくものかと思いきや・・・儚いものよのう。

色々と言ってくれる白鳥先生ですが、ちゃんと読んでアドバイスもしてくれるとは。いい人かもしれませんなぁ。

さすがの沢総長。簡単にやられる人ではなかった。
決めゼリフで警戒を促し、結果も確認できない状態のトシ。うーん、厳しい。
そんなトシでも自分の死を悟れば執念で少年を庇ったりポストにアンケートを運んだりする。
そしてそんな執念が奇跡を呼んだりする。良い話、と言っていいものかどうか。

壁村編集長のさすがのタンカ。ボクシング漫画で殴り合いを見せずにどうするって話ですわな。そりゃそうだ。
こういうことで戦ってくれるのは有難いことでありますなぁ。

後書きでしっかりとフィクションですと書かれるこの作品。
始まった時も大きく書かれてはいましたが、よもやここまでフィクション要素が大きくなるとは思いもしませんでした。
まさかチャンピオンに切り離せるアンケートがあるなんてなぁ・・・実は昔はあったのか!?

・錻力のアーチスト
蛮堂にホームランを打たれる之路さん。
傍目には失投には見えなかったが、意識が3球目に逸れてしまったのがいけませんでしたなぁ。
先制点を取ってもらった直後にこの結果。落ち込むのも仕方がない。
だからといって縮こまってないか触って確認するのはどうかと思いますよ宇城さん。
テレビで中継されているってぇのに。まぁ大胆。

このシーンがTVに流れたら色々と話題になるかもしれませんなぁ。
でも國尾さんのいる西東京じゃ似たようなシーンがよく流れているかもしれませんし。どうなのよそれも。

行動はさておき、元気づけようとする宇城さんの意志は感じられる。
そしてまだまだ桐湘の面々の気持ちは折れてはいないし、むしろ燃え滾っている様子。
まだ回は浅いのですし、落ち込む前に直ぐに立ち直っていかねばいけないところですわな。

お前は桐湘のエースであり主将だ。あと2勝・・・お前がこのチームを甲子園まで引っぱれ。リードは俺に任せろ

頼もしいことを言ってくれる宇城さん。さすがの女房役でありますな。
しかしそう考えるとリードは俺に任せろという言葉も意味深なものに思えて・・・

それはさておき。
ノーアウトと叫ぶ之路さんがとうとうポンコツ主将呼ばわりされるようになってしまいましたが、それはさておき。

ホームランを打たれた直後に即座に立ち直りを見せた蛮堂。
それを見習うように之路さんも続く六番の山脇くんに気合の入った投球を見せる。
蛮堂に打たれたばかりのスライダーを要求する宇城さんも、それに応えて決めてみせる之路さんも立派ですなぁ。

力むな。力を込めろ。固くなるな。張りつめろ。
研ぎ澄ませ。集中しろ。打者1人1人、1球1球に気合を込めて投げろ

もう気の抜けた球を投げて打たれるような真似はしないと改めて意識を切り替えた様子の之路さん。
その後はきっちりと抑え、2回を終了。良し良し。

蛮堂・・・お前にも蔡理にも負けない。勝つのは俺たち桐湘だ

きっちりと正面を見据えて宣言する之路さん。実に頼もしい。
受けて立つ蛮堂。いい感じなのだがこの両者、どうにも周りからツッコミを受ける体質らしい。
エースがにらみ合ってる場面なんだから少しは見守ってあげてもいいじゃないですか!!
暑いんだからさっさとしろという言い分は非常に分かりますけどね。

さて、3回表。桐湘の攻撃は八番の伊奈から。
聖陽の亜嵩からホームランを打っているのだし、今度もやってやると意識は高い。が・・・あまりの速さに反応できない。

勝利にかける思いの強さでは俺は誰にも負けん。
甲子園への道は――俺と桃ちゃんへの未来へとつながっているのだから!!

うーむ、やはり愛の力は偉大ということでありますか。
伊奈を始め、この回を3人共3者三振に仕留める蛮堂。なんと3回までで8奪三振という凄い記録。
神奈川県大会の1試合最多奪三振は20。このペースなら大きく塗り替えることもありえそうだが・・・ううむ!!

桃ちゃん・・・記録を更新した暁には、今日をキミと俺の奪三振記念日にしよう

うむ。やはり蛮堂も記録を意識していたようですな。
意識の仕方がこれってのが実に蛮堂らしくて良い。モチベーション高くて厄介だわぁ。

投手戦になりそうな様相を呈してきた蔡理戦。
さて、次の一発は誰が打つのか。先んじられた清作や蓬莱の活躍の機会はどうなるのか。注目であります。

・羽恋らいおん
レオを待ち伏せする鈴蘭さん。
久しぶりに鈴蘭さんと話せて嬉しいレオであるが、鈴蘭さんの様子がおかしいことには気づかない様子。
まあ、そこまで女性の機微に敏感になるのは難しいでしょうけどね。

八千代さんは高校インターハイではシングルス2連覇した超実力者とのこと。ほほう。
ハードヒッターなのに恐ろしく正確なあの人のスマッシュは正に必殺技!!と鈴蘭さんも語るほど。
ふーむ。そのような人に教わるとはなかなかに光栄なことですなぁ。セクシーですし。

無邪気に八千代さんのセクシーさを称えるレオ。
恋愛対象外ですよと述べてはいるが、まあ面白くないものは面白くあるまい。
叩かれてどピンク頭呼ばわりされるレオでありました。あらあら。

鈴蘭さんは居残りまでしているレオの体を気遣っていた。
それに気付き、苦悩するレオ。いい子ですなぁ。
暫く前だったらあのぐらいの発言で叩かれることはなかったでしょうし、そんなに気に病むことではありますまい。
とかく男女の仲とは難しいものということですなぁ・・・

4日目夜。ここで大きな情報が明かされる。
レギュラー候補になれるのはこの合宿に耐えかつ、お姉さんたちから1つでも白星をあげた者に限定されるとのこと
そして今合宿に残っている中でお姉さんたちに勝ってないのはレオのみであるとのこと。あらあら。

そんな崖っぷちの状態が変わらぬまま合宿最後のお姉さんとの対決。
絶対勝たなければいけない状態で迎えるのは再度の八千代さんとの対決。
伊深部長以外には無敗という八千代さんに、レオはどこまで食らいつくことができるのか・・・
挑戦する心、恋の力はどこまで通用するのか。見物でありますな。

・ニコべん!
皆で頑張って作ったアニマルコロッケ弁当
学校はあるけどお弁当が売れたかどうかはどうにも気になる。
なので商店街に様子を見に行くこととする典道たち一同。しかし結果は・・・閑散。
うーむ、やはり宣伝もしてないのにすぐに爆売れなんて甘い話はありませんわな。

しかしそれは逆に言えば宣伝さえしっかり行われればいいということでもある。
お姉さんたちの解説力もさることながら、ネットにも流してもらったことですし・・・情報化社会も捨てたものではないな!!

色々な動物たちの可愛さと味が楽しめるアニマルコロッケ弁当。
美味しそうなのが多いが、チーズコロッケに黒豆のパンダはどうなんだろう。黒豆の味付け次第か?

流れに乗りさえすれば商品はいいのだし、それは売れる売れる。
前に華がないと否定していたサラリーマンたちもご満悦。おじさんだって可愛い弁当でテンション上がるってことだ!!

午後の授業は間に合いそうもないが、何とも充実した時間を過ごせている典道たち。
自分がデザインした弁当がこのように売れるというのは・・・何とも言えない感慨があるものでしょうなぁ。
この先典道の行く道を示した話であったかもしれません。

・吸血鬼すぐ死ぬ
事務所構えてるロナルドは結構な出世頭なのかもしれませんね。
ギルドにおでかけする2人のためにハンカチとティッシュを用意してくれるジョンの優しさ。

人気商売なので目立たないといけない
ロナルドが日本なのに妙な格好をしているのも全てはそのためであったわけですか。大変ですなぁ。
キャラ作りは大変だけどこれはこれで楽しそうな気もする。

なるほど。吸血鬼社会にも色々とあるんですな。
人間が一枚岩でないように考え方で仲間と呼べるかどうかも変わるわけか。
吸血鬼も結構な数いる世界でしょうし、一緒くたにするのは良くないって話ですな。

実際ハンターにも色々といる。シーニャさんとは仲間とは言えるだろうけど、同好の士と言えるかどうかは・・・ハッハッハ。
ドラルクさんをシーニャさんに押し付けつつジョンだけは確保しようとするロナルド。素直な気持ちか!!

でもフクマさんは怖いので本気で闘うしかないロナルド。
自分から崖っぷちに立たされることとなった彼の明日はどっちだ!!これはこれで本のネタにはなりそうですなぁ。
それにしてもどういう内容でコンビの話を書いたのだろうか。脚色したのかそのまま書いたのか。
すぐ死ぬザコ吸血鬼というのは知れ渡っているようだし、そのまま書いたのかもしれませんな。むう、読んでみたいぞロナ戦。

・クローバー
吉良と克哉が2人で乗り込んでいる頃、ハヤトはまだケーキを食わされている。
甘いもの好きな人でも一気に5つは厳しいですなぁ。というかせめてコーヒーを・・・

そんな苦しんでるハヤトのためにケーキを食べてあげるエリナちゃん。お優しい。そんなつもりはないだろうけどね。
男らしく素手で掴んでの一気食いだ!!

言ってることわけがわからなかったが、よく聞いたらハヤトの連れらしいので連れてきたという。
半信半疑ではあったとはいえ、やっぱり人の言うことは聞いてみるものですなぁ。
とんかち頭もエリナちゃんの奔放っぷりには参った参ったって感じか。

一応吉良はエリナちゃんのことは知っているはずだが仲間には話してないのだろうか?
真田のことぐらいは話しているかもしれないが、その妹のことまでは詳しくは話さないか。
色々と話のネタには困らない子ではありますがねぇ。

ともあれケーキも食ったしバズジョーカーとケンカだケンカ
先に乗り込んだ吉良たちは早速大暴れしている。
狭い所で結構な人数に囲まれることとなるが・・・さてどうなるか。
まあ、ハヤトたちが来るまでの辛抱でありますわな。

・Gメン
不穏な言葉を残して去っていく勝太の昔の仲間の1人、烏丸
これは何とも気にかかりますなぁ。勝太が心ここにあらずになるのも無理はないか。
だからといって友人の渾身のネタを流してしまうのは良くない。
1度目はさておき、もう1回聞かせてと言ってからのスルーは罪悪やで!!
同じ話にちゃんと反応を返してくれる皆の優しさが沁みるわぁ。

さて、勝太の昔のツレ――松怒クロスボーンが暴れている。
その標的となったのがエイトボール。いきなり吸収されてしまいました。おやおや。
力尽くでの寝床確保。何とも穏当じゃない奴らでありますなぁ・・・

それはそうと、勝太。何やら気になる行動に出ている。
からすま かなと書かれたメモと電話番号。
これは間違いなく女性の名前。あの烏丸の妹か何かでありましょうか。
今さらみっともないと言いつつ、ドキドキしながら電話。するけど繋がる前に切っちゃう勝太。おやおや。

何かこの女性とは色々とあった雰囲気ですねぇ。
わざわざ折り返してくる辺り・・・向こうも勝太がいつか連絡をくれるのではとずっと待っていたのかもしれない。
うーむ、これはいよいよただ事ではない感じだが・・・どんな関係なのかね?ん?気になるところです。

・マジカロマジカル
すごろくを楽しむマジカル団。仲のよろしいことですなぁ。
狼一も誤解が解けたのかどうなのか、普通に接してもらえている感じで良かった良かった。
でも確かにすごろくやってる場合か〜〜〜っ!ではあるな。あがってからひっくり返す朝ちゃんの優しさ。
コマを取り除いてからだともっと良かった。

それはさておき、小町先生から不思議な少女についての情報が。
少女の通称は――"魔女"。空を飛んでたりするし、らしい名前ですな。
魔法使いとは異なる存在の響きか・・・

小町先生が苦労して苦労して調べた情報。
しかしオカルト好きの間では普通に出回っている情報だったという。
曰く、「人々を怪物に変える"魔女"がいる」「怪物化の原因はウィルスじゃなくその"魔女"のせいだ」とのこと。
ふうむ。まあ、小町先生にはご苦労様でしたと言っておくしかないですな。本当にご苦労様でした。

政府の発表ではウィルスが原因とのことだが、それは何かの隠蔽だったりするのだろうか?
混乱を防ぐために倒せない魔女の存在を隠匿した・・・有り得ない話ではない。
でも確かに狼一は少女と出会うことなく怪物化してましたしなぁ・・・
見えなかっただけで実は後ろにいたとかいう可能性はありますが。

考えても分からないので少女本人に聞こうとするマジカル団。
その途中、豪快に車に轢かれる狼一。ぐえっ。完全にわざとですがな!!
タイヤでまともに引き潰されているのに命に別状のない狼一はある意味凄い。

それはそうと車に乗っていたのは後輩魔法使いのルルちゃん。
どうやらルルちゃんも魔女を探している様子。
その目的は目立つため。注目されるため。今よりもっともっと見てもらうため。
うーむ、どうやら人々に注目されることに執着している様子ですなぁ。
そういった心で魔女と相対するのは・・・いや、どう考えても怪物化のフラグにしか思えませんなぁ。

胸内さんのように、一度怪物化して人間に戻れば色々と考えも柔らかくなるかもしれない。
とはいえ通常時でも手強いルルちゃんが怪物化したらどうなるのか。厄介な話ですなぁ。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
スマホの調子が悪いのでケータイショップを訪れる蛍ちゃん。
まさかそこで死神と鉢合わせしようなんて誰が思ったか。そりゃ吹くわ。

しかしどうやらスマホの契約に来たわけではないらしい。
目的はここの店員、丹波七郎35歳。今夜十二時に急性心不全で死ぬこの男を迎えに死神はやってきたのだという。
ふうむ。病死か。ならば仕方がありますまいな。
死神も死後の魂が迷うことがないよう迎えに来ているのでしょうし、これは妨害するべきではない。
とはいえ知らずに済んでくれればいいことを知ってしまうってのは気持ちのいいことではありませんなぁ。

死神曰く、我々は世界の摂理を管理する組織とのこと。そのように言われると何となく俗っぽく思えるなぁ。
自然の摂理はシステム面っぽいところがあるってのは納得出来る話ですが。
死は救いでもあると述べる死神の言葉は覚えておくことといたしましょう。

さて、この丹波さん。どうやら霊の見える素質があったらしく、死神の姿が見えてしまう。
そんな丹波さんに死神であることと、お前が後3時間で死ぬことを正直に伝える。
ふーむ。いきなりそんなことを聞かされても困りますわなぁ。せめて朝に教えてくれればまだ・・・

と思いきや、ふともらした女性とつきあったこともないという発言から話は急展開。
童貞のまま死ぬことになるのは余りにも可哀想。生きていた甲斐もないだろうと同情される丹波さん。酷い言われようだ!!
しかし死神がそんな同情の仕方で摂理を曲げてしまっていいのだろうか?意外と緩いのか摂理。

てなわけで初体験を済ますまで死を待ってくれることとなりました。
うーむ、回収される魂にもそれなりの経験が必要ということですか。世知辛いねぇ。

それはそうと、あの約束だったら童貞を捨てなきゃ死ななくてすむんじゃないかと思い付く丹波さん。そりゃそうだ。
具体的な期日を設けたりしなかった死神の落ち度でありますなぁ。
死神は約束は守ると律儀なことを言っちゃってるし・・・なら契約内容はもっとちゃんとするべきでしたね。

というわけで蛍ちゃんに相談を持ち込む。
ハハァ。つまりそういうことでありますか。いやさすがに少年誌でそれは、ねぇ。
本人も嫌がるが、それ以上に嫌がるのは兄である圭一さん。
怒りと妹への愛で自身の霊格を急上昇させている
本来ならば神である死神には攻撃は通用しないはずなのだが・・・これならばいけるかもしれない。兄の愛は偉大だなぁ。

交渉は決裂したので立ち去る死神。
だが、身代わりに奴の身近な人間に死んでもらうかと言いだす。
ふうむ。それで標的となったのが丹波さんの姪っ子さんでありますか。これは厳しいですねぇ。
兄たちが待ち望んでやっと生まれた子で家族には唯一の光と言える存在。
それが自分の約束破りの代償で連れていかれるなど・・・耐えがたいですわなぁ。

病院に運ばれる姪っ子の真利奈ちゃん。
悔やむ丹波さんの前に現れたのは事情を知る蛍ちゃん。どうやら作戦があるらしい。
ふむ、さすがに今から童貞を捨てて標的を戻してもらうって話にはなりますまい。少年誌ですし。少年誌ですし。
それよりももっとスマートな解決方法を考える。
そう、スマートなだけにスマートフォンのプランを説明して時間を稼ぐのだ!!スマートかなこれ。

でもスマホを欲しがってた死神には効果覿面。
ややこしい説明を頑張って聞いた結果、十二時の回収は間に合わず助かる真利奈ちゃん。それでいいのか!!

自然の摂理というのがどこまで守らなければいけないものなのかちょっと不思議になるお話でありました。
まあ、最後まで死に抗うのは人間の業ってことでありますよ。本当にね。

それにしても死神さんはこのまま準レギュラーのような位置に収まるのだろうか。面白いからそれもいいけどね!!

・スメラギドレッサーズ
帰ってから親に怒られたというかなでちゃん。そりゃあそうでしょう。
禁止と言われてもねぇ。やらずに済むのならやらずにおきたいところでしょうが・・・そうもいかないのが大変な話でして。

スメラギドレッサーの候補となりそうな人がエメラルドクイーンこと泉ツカサちゃん。
嫌がってはいるけど、嫌々言いながらやってくれそうな雰囲気がある。
ある意味かなでちゃんと似たような感じでありますな。

当初は気持ち悪がられていたはずの世界てらす子がいつのまにやら受け入れられている。
その変化自体は良いことなのかもしれない。もっと善意に満ちた世界になるといいですなぁ。

さて、他の幹部たちも出てきて新たな展開になりそうですが・・・どうなることか。

・木曜日のフルット
これがイメージじゃなければ頼りになる・・・!!
というか人が見ても怖いでしょうな。そりゃそうよ。

・総合感想
桃ちゃんへの愛も妹への愛も。とかく愛の力は偉大なものであります。
霊格が上がれば全身を炎で包むのも可能って話ですな。いやいや。

相変わらずスポーツ漫画が好調なチャンピオン。
ネットスポーツが複数ある現状と言うのもなかなか面白い。どの作品も頑張って欲しいところです。



2015年 39号


・弱虫ペダル
レース中にとあるアニソンの歌詞を渡される鏑木。
なるほど。歌詞の中にヒントが隠されていると取ったか。バカにしてはなかなかの判断だ。
まあ、まさかそのまま歌えという指示だとはそうそう思いますまいて。ヒメって何すかー!?何でしょうね。

歌は読むものじゃない。歌うものだ
青八木さんはそう述べる。まあ、その通りですな。
しかしこのファンシーな歌詞をこのインターハイの、しかも集団の中で歌えというのは無茶振りが過ぎる。
イントロもなければ原曲を聞いての音の上げ下げもできない。まともに歌えるとは思えない!!
いや、まともに歌える歌なら問題ないって話じゃないでしょうが。
ともかく惑う鏑木に情報を伝える青八木さん。

それは昨年の超絶イチオシ美少女アニメ「ラブ★ヒメ」のオープニングテーマだ。
ラブとヒメの間には星が入る!!

その部分は強調しなければいけないポイントなのか!?
青八木さんの発言に鏑木もさん付けと呼び捨てが交互に行われるほどに戸惑っている。あらあら。

ちなみに青八木さん。アニメは観てないけどこの歌だけは何度も繰り返し歌ったらしい。
それも全ては昨年の12月。引退した田所さんからアドバイスを受けたため。アニソン憶えろ、というアドバイスを。ほへ!?

アニソンだラブヒメとかいうアニメのテーマソングだ。CDもある。
ラブとヒメの間に星が入るんだ。これは重要らしい
何でもこの星、オープニングでくるくる回ったり大きくなったり小さくなったりするらしい。

ああ、やっぱり星は重要だったんですね。田所さんが言うなら間違いない!!いや、オープニングでしか使われない要素なのか!?
というか田所さんも歌を聞くぐらいでやっぱり本物は観てくれてないんですね。まあ、それはさておき――

小野田に教えてもらったんだ、この歌。インターハイ第2ステージのレース中に!!
この歌のおかげでオレは金城たちのいるチーム総北に戻ることができた!!

確かな実績のある歌。そう聞かされるとバカな話と一蹴するわけにはいかない。
田所さんは述べる。ロードレースは距離も時間も短い。その間に予想しないいろいろなことがおこると。
その全てに対応する準備なんかできるはずはない。けど、できうる限りはやっておく。
そこに勝機につながる1%があるなら、妥協せずサボらずキッチリ準備しておくのだ、と。

それが一見意味のねえ「うた憶える」ことであっても、だ。

この見たこともないアニソンが今年オレたち総北を優勝へ連れてってくれたひとつの力になったのは間違いない。
確かにその通りである。ならば同じ状況に陥った今年。行うのは去年の再現・・・!!

ヒーメヒメヒメ!!ヒメはヒメなのヒメなのだ!!

集団の中だろうと物怖じすることなく歌いだす青八木さん。
この歌、サビから入るのか!?初めから覚悟MAXな感じだなぁ。

ともかく鏑木。チャンとか魔法とかカッコわるいと述べる。
ふうむ、どうにもこうにもカッコつけな部分がいかんですなぁ。
こういうことを真剣にやれる人間こそカッコいいと言われるものであると言いますのに・・・ある意味で。
だからこそ、真剣にやってのけている青八木さんはカッコいい。これは間違いない。

青八木さんの真剣な目。そして神様がくれた指示。
常識外れの行為であったとしても、それで本当に前に進めるのなら――

わかりましたよ!!アニソン一発!!オレも男だ!!歌いますよ大声で!!

ようやく覚悟を決めた鏑木。良いぞ良いぞ。
でもやっぱり声に出すと恥ずかしいらしい。うむ、それは初期段階だ。大きく声を出せばそのうち気持ちよくなってくるぞ!!
まあ、周りの目が気になってそういう感覚には向かえないみたいですが。
だけどそんな鏑木にも分かっていることは1つだけある。大声で歌。かっこわるくて恥ずかしい。けど――

オレは今ロードレースをやってる!!ロードレースで闘えないことの方が、もっとかっこわるい!!

ようやくその意識に行けたみたいですな。
周りの嘲笑なんて置き去りにしてしまえば気にもならない。
そのためにも飛び出していくしかない。
キツイと思うのなら歌に集中するのだ。全部忘れて歌うんだ!!

自転車は体力も大事だが、メンタル部分も大きく影響する。
歌に集中して疲労を忘れるというのもある意味では理に適っているのかもしれませんな。
集団からとびだす場合、うしろのことが気になって走りづらい。
それを歌うことで気にせず走ることができる。今回のとびだし成功の流れでありますな。
となれば、その勢いで先頭に向かっていくことも・・・できるかもしれない。
鏑木も田所さんのように追いつく頃にはすっかり歌を覚えるぐらいになっておいて欲しいものですな。歌詞カードもあるんだしさ!

・刃牙道
ほう・・・久々に見るな・・・真中に一本――しっかり通っとる・・・!

渋川先生の立ち姿に感心する武蔵。
ううむ、さすがは渋川先生。近代武道の最高峰と呼ばれるだけのことはある。

さて、武蔵を紹介された渋川先生。何だかトボけた感じ。
知らない人だけど知ってる知ってるみたいな物の言い方である。
それゆえか、宮本武蔵の解説を行う内海さん。ご苦労なことであります。

不世出の闘志として歴史にその名を刻む宮本武蔵。
現在を生きる達人中の達人。現役バリバリ渋川剛気。
いったいどちらが強いのか。これはそりゃあ・・・気になるところでしょうよ。
しかしこういうのが気になっちゃう人だと、やはり地下闘技場の存在は否定できないでしょうなぁ。見たいんだもの強さ比べ。

煽ってみせる内海さん。しかしそれを笑っていなす渋川先生。
宮本武蔵の名はわたしら武に生きる者とっては神の領域。どころか神そのものであるとのこと。

どっちが強ぇえ?とんでもない・・・こうしてお会いできるだけで・・・光栄の至り・・・
どうか、握手をしてもらえませんか

合気の達人が握手。それはすなわち・・・!!

武蔵「妖か。離そうとしても手が離れん」
渋川「もう手の内ってこった。神たま

手を握った相手の動きを制し、倒れ込ませる。これぞ合気!!
受けた者としてみればまさに妖の技としか思えないでしょうなぁ。
しかし武蔵ならその理屈も戦っているうちに見破れたりするのだろうか・・・
まあ、戦ってる最中に身につけたという意味ならジャックが既にやっているわけですが。

ともあれ、やっぱり渋川先生。分かっててトボけていた様子。
それはつまり最初から攻撃する意志があったということ。
果たして武蔵は渋川先生の攻撃の意志が読めなかったのか?鷹揚な人なので、分かってて握手に応じた可能性は高いかなぁ。
ともあれ渋川先生は述べる。勝負とワカっちゃいるが割り切れないと。

烈海王は友人なんだ

友人と書いてダチと読む。
っていつの間にこの2人ダチに・・・!?
タイマン張ったのならダチになったのも分かるが、この2人は戦ったことないはずですよね?
ダチの息子のダチだからダチみたいなもんだとかそんな話でありましょうか。
見えないところで交流を深めてた可能性もあるのでそこは何とも言えませんがね。

・吸血鬼すぐ死ぬ
事務仕事もバッチリこなしてくれるジョン。可愛くて優秀とか・・・!!
使い魔が働いているのにドラルクさんは何をしているのでしょうかね。来客へのお茶くみはしてるか。

変な動物のキショさはかなりのものがある。
こんなのが突然部屋に入ってきたらそりゃあもう。死ぬわ!

神奈川のマークの件については・・・今後見かける度に言われるようになるんでしょうなぁ。大変だ!!

暴走してどんどんキショクなっていく変な動物。発言もキショイから困る。
でもワッショイワッショイしてるコマのように部分的だけ見ると可愛く思える。それはいかがなものかとワッショイ。

逆転の発想によるショック療法。割と効果的な気がしますな。
押さえつけているからこそ妄想が膨らむものであり、情報を過度に与えてしまえばそういうこともなくなるだろうという。
でも既に出来上がってしまった性癖は簡単には解消できないようで。ハッハッハ。てんやわんやでございますなぁ。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
別作戦に参加中のクリス。
今回は参加できそうにないようですが、まあクレアがいれば何とかなるでしょう。
そのクレアのもとに派遣部隊到着。いよいよ乗り込みの時間でありますな。

さて、ゾンビたちが焼かれる惨状に気付いたモリオ。
と思いきや、ゾンビたちのことは別にどうでもいい感じである。
それよりも頑張って作っていた家が焼けていることの方が辛い様子。
家の中にはガスボンベでもあったのか、発火の結果爆発四散。
あー。せっかく歪ながらも組み上がっていたというのにねぇ・・・モリオ絶叫

この隙にと逃げ出すトミナガ。
モリオは頭を押さえてのたうち回っているし、逃げることは容易い。
ただその姿を目撃されてしまいましたし、今後は復讐に燃えて迫ってきそうですなぁ・・・

奥に続く洞窟はトミナガの予測通り海に繋がっている。
そこから浜辺へ逃げ出す2人。
暗い森に洞窟。それらを抜けてようやく陽の光差す浜辺へと戻ってきた。人心地ついた感じでありましょうな。
まさかこんな明るい場所にも容赦なくゾンビがやってくるとは思いますまいて。

そんな油断した2人の前に現れるのは・・・紫麗
マイクPが死んだ後、彼女もずっとジャングルを逃げ回っていた様子。
うーむ、拳法の使い手であろうとも、さすがに徒手空拳でゾンビの相手は辛いか。

村もビーチもゾンビにやられて壊滅状態。
ならばとクルーザーに向かうトミナガたち。
この森で夜を迎えれば最悪なことになる。それだけは何とか避けたい・・・

避けたくても残念ながら既にクルーザーは安全な場所ではなくなっている。
むしろそこから逃げて来たのがローラたち。
ブラウンもちゃんと生還できたみたいで何よりです。
そして窮地を共にしたこともあってか何やらロマンスの匂いが。おやおや。いいですねぇ。

そして生存者たちが合流。
どうやらこの5名が最終的な生き残りである様子。
いや、村の住民やイネスもいるし、島の生存者ならまだいそうかな。

合流できたのは喜ばしいが、脱出手段が断たれたという情報は辛い。
それでも生き残るために動くべきと述べるブラウン。頼もしいですなぁ。
まずはこの夜を無事に切り抜けることですね。誰も知らないことだが救助は今向かってきている。
希望を捨てずに生き抜くこと。それを胸に抱えてようやく生存の一歩を踏み出せるって話であります。

・実は私は
夢の中で花火大会を迎える獅穂さん。
これは夢だなってなんとなく分かる。分かるからこそ焦る。何でいきなり朝陽に告白しようとしているのか。
なんで突然母親が胸で嶋を挟んで持ってくるのか。夢の中でも変わらないな、本当にこの人は!!

そして再び恋をしなさいと娘に述べるカリスマ痴女。
ここで言う恋をしなさいというのは別に彼らのことに限った話ではない様子。

いいのよ獅穂。誰を好きになっても。私が痴女である前に母であるように、貴女も――

痴女である前に女性ということでしょうか。
しかし娘から見ても母である前に痴女と思われてしまっている現状ではその言葉は響くかどうか。
ともあれひっどい悪夢を見たことで憔悴する獅穂さんでありました。おやおや。

全裸の母の悪夢については・・・他の人が見たら相当な悪夢な気がするが、まあ獅穂さんはそれ自体は見慣れているはず。
それもどうかとは思うが、まあそれはそれだ。

それよりも桃地ちゃんが凄く気になることを述べる。
獅穂さんと嶋が結ばれるきっかけになったのは高3の夏の花火大会。そこで何かがあったらしい。
うーむ、これはただの夢と片づけるわけにはいかなくなってきましたな・・・!!ハッハッハ。
夜空を見上げたら変身するのに花火大会でロマンス。考えにくいシチュエーションではありますが、さてさて。

嶋のことを条件反射的に嫌がるのもどうかと思う獅穂さん。お優しい。
でも過去の実績を振り返ると、嫌がるのは別におかしなことではないと思える。当然ですな。普段の行いは大事だねぇ。

さて、本日の日直は五十音の近い紫々戸・嶋田の2人。
たったそれだけのことで激しく動揺しちゃう獅穂さん。思春期みたいな感じだ!!
まあ、動揺したら服が脱げるというのは思春期というかはっきりと痴女特性でありますが。
というか嶋の前で下着落としたりするほど脱ぐのはいかがなものかと・・・

アタシはただ露出度上げると落ちつくだけだよ!!

さすがというか何というか。ここまで堂々と言われるといかんともしがたい。
でもそのおかげで嶋に変なスイッチが入っちゃったりするか困る。

てなわけで逃げ出す獅穂さん。ダッ。追う嶋公。
下着掴んで追い掛ける様は傍から見たら間違いなく犯罪者・・・!!いや、まあさすがの嶋も乱暴とかそこまでの意志はない。

俺はただ・・・逃げる人を追いかけると興奮することに気付いただけなんだ!!

その発言を聞いてどう安心しろと言うのか!!
そんなんだから毎度のようにポリスエンドを迎えることになるのだ・・・

ともかくおばぁちゃんのピンチに働く桃地ちゃん。
変わり身の術で場所を入れ替える!!おぉ!!忍術らしい忍術だ。
しかしやはり体術的なところでは藍澤さんですな。見事な蹴りで嶋を吹き飛ばしてくれる。さすが!!

凄く遠回りながらもフクちゃんの力により惨劇は回避。嶋は爆発したが、まあそれはそれ。死にはすまい。
キスしそうで焦る獅穂さんは乙女ですなぁ。痴女乙女ですなぁ。

それはさておき、今回の本当の困難はこれから。
朝陽や葉子さん。獅穂さんの秘密を知る者がいないこの状況での変身。

・・・ごめん獅狼。本当に・・・本当にまずいやつだ

閃光があったとはいえ、藍澤さんとみかんの目の前で変身することとなってしまいました。うーむ、これはどうなるか。
朝陽が居れば力尽くのフォローでどうにか誤魔化してくれたでしょうが・・・
こう考えると毎度力技な朝陽のフォローも大事だったんだなぁと分かる。
さてさて、これは一体どのような展開を迎えるのか・・・
どうせなら暴露大会でも開いてしまったらいいんじゃないかなぁ。どうだろうか。

そういえば今回は今までとサブタイトルの形式が違うんですな。
それぞれのキャラクターの掘り下げが始まったということでしょうか。期待です。

・鮫島、最後の十五日
いよいよ始まる鯉太郎とジョージの取組。
ジョージの得意のパターンは立ち合い強烈な諸手突きを顔面に決めること
喰らえば間違いなく一発で脳が揺れる。そこを一気に突き押して決めてくるのだそうな。

やっかいなのはあの体で瞬発力もあるってところです・・・
突きをかいくぐりまわしを取る・・・持久戦で勝負です。

分析した結果を鯉太郎に伝える常松。頼りになりますな。
実際の取組だと上手くその通りに運ばなかったり、それはデータにない!とか言っちゃうけど、まあ最初は頼りになるよ。うん。

さて、今日も自分の取組で負けた大吉。鯉太郎にどんな顔で会えば分からない様子。悩ましいですな。
そんな鯉太郎について他所の部屋の力士。もっと楽な勝ち方があんだろと嘲笑する。まあ、そういう奴もいますわな。
空流がガチバカ集団であることは否定できないし、鯉太郎はその中でも特に飛びぬけている。
それ自体は否定できないことであるが・・・嘲笑される覚えはない。大吉だって怒る!!

とっ・・・取り消せよ・・・アホって言ったこと取り消せよ!!

上の階級である幕下相手。しかし鯉太郎をバカにされたのであれば引くことは出来ない。
うーむ、大吉も変わったものだ。

アホは君たちだろ!!楽に勝てないだろ!!相撲は楽に勝てないだろ!!
でも逃げないんだ!ボロボロになっても前へ前へ出るんだ!!お前らごときが鯉太郎さんを笑うな!!!

良い感じの気迫を見せる大吉。彼もまた空流の力士になったんですなぁ。
まあ、このアホたちは陰口たたくぐらいの連中なので、鯉太郎を目にしたらコソコソと立ち去るしかない。しょうもないねぇ。
それよりも大吉の今日の取組についてである。

前に出たんだろ・・・だから引き技で負けた・・・
それでいい・・・俺はお前に下がる相撲は教えてねーからよ。
自信持ってけ。自分の相撲に。お前は・・・大丈夫だ・・・!

負けて合わす顔のないと思っていた大吉。
でも勝敗以上に大事なことは自分の相撲に自信を持ちぶつかること。それが出来ているなら鯉太郎も満足してくれる。
いつか引き技も喰らわないぐらいに成長すれば、そこからは勝ち星もついてくるって話ですさね。
そしてジョージも救われた魔法の言葉。お前は大丈夫。大吉もこれを頂くこととなりました。
今後の大吉はこの言葉を胸に頑張っていくことになるんでしょうな。これは涙しますわ・・・

次は勝ちます・・・絶対に勝ちます!!負けるハズがないっス!鯉太郎さんから教わった相撲は最強っスから!!

泣きながらようやく笑顔を見せることができるようになった大吉。
うむ、実にいい兄弟弟子の関係でありますなぁ。眩しい。

さて、花道を歩く鯉太郎とジョージ。
せっかく笑顔になった大吉だが、さっき火を付けた相手が今回の鯉太郎の相手と知って仰天。ハッハッハ。

大吉の言葉のおかげで笑顔ではなくなったジョージ。
それは鯉太郎に言わせれば少しはいい顔になったというものだったりする。
うむ、大吉よ。胸を張っていいぞ。鯉太郎は喜んでくれている!!

それはいいのだが、さすがに幕内最重量との対決は鯉太郎もただじゃ済まなさそうで怖いんですなぁ。
まだ四日目何だし、どうにか大きなケガなく乗り切って頂きたい。

・毎度!浦安鉄筋家族
実に元気なおじいちゃんたちである。
買った枕忘れたりしないかと思ったらそういう終わり方になるとは!!ふがーふがー。

・ハリガネサービス
2セット目、家守先輩の見事な先制攻撃。
これには山縣先生もハイタッチに応じる構え。ビビらずやってしまいましょう!!あざっす!!

この勢いに乗りたい豊瀬。
が、先のセットで朧にしてやられたのが効いている。
朧を警戒したブロックを行えば、他の面々がフリーになってしまう。
うーむ、厄介な存在でありますなぁ。

さて、竜泉のサーブ。今度は豊瀬側の攻撃となるわけですが、家守先輩はトスを合わせることができるのか?
最近レギュラーチームはずっと松方がトス上げしてたといいますしなぁ。

僕には松方ちゃんみたいにドンピシャでトスを合わせる技術はない。
下平ちゃんへの移動攻撃トスも間白へのバッククイックも自信ない。だけど――

他の2人はちゃんだけど間白は呼び捨てでありますか。ふむ。いや、それはさておき、だ。
家守先輩のトスはまっすぐ前。大船先輩に合わせたネットに近いボール。
これに合わせて跳ぶ大船先輩の脳裏に浮かぶのは先の1セット終了時の五十嵐先輩の謝罪。

本当は五十嵐先輩が一番悔しいんだ。
コートに立つ人間はコートに立てない人間の想いまで背負って戦わなくちゃならねえ。
もう2度と、同じ過ちは繰り返させねえ!!
エースは、オレだ!!!

物凄い勢いの大船先輩のスパイク。ブロックの上からブチ抜き、コートに当たって大きくボールが跳ね上がる。
朧の計算であってもこの速度には間に合わないってことでしょうか?
いや、今回はボールがネット際だったので被せるために他の面々と合わせて跳んでた感じでしたかね。
何にしても朧のブロックをブチ抜いて決めたのは大きい。これぞエースの貫録・・・!!

ただただ高く、ただただ強くなるためにトレーニングを続けた大船先輩
五十嵐先輩が個別に道を模索している間も、それこそが自分の道と鍛え続けた結果でございますな。

さて、今回の大船先輩の活躍のサポートは2点。
まずは家守先輩。ネット際の一見打ちにくそうなポイント。あれが大船先輩の一番好きなポイントであると山縣先生。
つき合いの長さもありましょうが、家守先輩はチームメイトの好きなトスをよく知っている
その辺りは人の好さが出ているってことなんでしょうなぁ。

もう1点は2階。ケイちゃんの横に並んだ人物。
スパイクの直前に決めろと叫び、今まだナイスキー!と称賛を送ってくれる富永先輩!!

自分のせいで出場の機会を逸した先輩がわざわざ足を運び応援してくれている。
これには大船先輩も何とも言えない表情で、ただただ頭を下げるしかない。
うーむ、富永先輩。いい人でありますなぁ・・・ケイちゃんも寂しさから解放されそうで良かった良かった。

さて、大船先輩のスパイクにビビる竜泉。
朧のブロックが通用しないのであれば、止められる者はいないでしょうな。ハッハッハ。
そしてこの流れに乗ってやってきました下平くんのサーブ順。
しかしここで下平くんから驚きの発言。

あの・・・皆。ひとつ先に謝っておきたいことがあるんだけど・・・
次のサーブ、失敗するかもしれない

弱気に思える発言だが、これは逆に言うと失敗する可能性のあるサーブを打つと言っているように聞こえる。
まだ底は見せてないと思ったが・・・一体どのような隠し玉があるというのか。
下平くんのサーブ劇場。始まりそうな予感がします。

・囚人リク
排気システム作動!!
その巨大なプロペラが巻き起こす旋風はリクを身体ごと浮き上がらせてしまうほどの吸引力を作りだしている。
距離があるならまだしも、直近のダクトの中では影響があって当然か。
というか、長靴が吸い込まれてくるほどだというのか・・・

しかも風力は時間と共に強さを増している。
この掴まるところも何もない場所では持ちこたえられない。
ならばと目を転じ、どうにかなりそうに思えたのは・・・はしご。
確かに掴まれそうなものであるが、そこに行くまでの距離は長い。

届け!!俺!!あのはしごまで!!間に合え!!

念じながら走った。その結果・・・間に合った!!
うーむ。本当に死ぬかと思った一時でありましたなぁ。
それでもちゃんとスケッチの道具を無くすこともなく耐え抜いたリク。立派だ。

さあ、これで遮るものはない。地上に出て外を確認・・・

なんも見えねぇ・・・屋根も開いたのに・・・こんなに晴れてるのに・・・
青空なんていつぶりだよ・・・眩しすぎて見えねぇよ

ちょっとドッキリさせるリク。
2週間ぶりの青空かあ・・・眩しく思えて当然ですわなぁ。

何にしても困難を経てやりとげたリクたち。視界は広がっている。山はハッキリと見える!!
後はスケッチをこなせばOKであるが・・・果たしてリクにまともなスケッチが出来るのか!?
さすがに何が何だか分かりませんでしたって話にはならないとは思いますが・・・さてさて?

・ドカベン ドリームトーナメント編
ドリーム感のない大前田英五郎。
しかし謎の男というだけで十分不気味な感じはある。
Kジローから天才と呼ばれる男の実力は如何に。

小さい体でありながら物凄い大振りのフルスイング。
当たったらという期待感はある。が、これは前フリ。
直前の金太郎を歩かせて返すという言葉も合わせて、次の手への布石でありました。
つまりその手とは・・・セーフティバント!!

ツキ指していると思われる岩鬼を狙ったいいバント。
例えツキ指してなかったとしても一塁はきわどい。見事なものである。
が、ここでなんと岩鬼によるグラブトス。ホームに送球!!
意外と器用なことをやってくれるものだ・・・

その送球を受けて再び激突する山田と金太郎。
が、今回は山田の背負い投げタッチによりホームは触らせずアウト。
おぉ。中学時代の柔道の経験が活きましたかな。

タッチの際に投げることにより激突の衝突を分散しどちらも大ケガをしない会心の本塁死守。
腕を押さえているだけで実際に投げきってるわけではないですからねぇ。
高校時代の影丸のようにバックドロップしたわけでもないですし。

大前田の意表をつくバント。よくノーサインで金太郎と呼吸を合わせられたものである。
もう少し金太郎に足があれば・・・結果的には山田の作戦勝ちとなりましたか。

さて。7回裏。山田がバッターとして登場。
この回は勝負の回となりそうな予感。果たしてどうなりますか。

・侵略!イカ娘
ついに出禁となった3バカ。むしろ遅すぎるぐらいですわな。
しかし駄目と言われるとやりたくなるのが子供のサガ。3バカの行動は子供みたいなものですし、この表現に間違いはない。
それにしてもハリスは綺麗に回転したなぁ。

・藍の時代 ― 一期一会 ―
ジュンは死に、トシとは喧嘩別れ。東田少年の苦悩は続く。

日頃から引き出しを持ってないと話は書けない
手塚治虫も忙しい最中抜け出して映画を見に行ってたりしましたしねぇ。
作品だけではなく人物を見ていてもネタを集めることはできる。
チンピラを目だけで黙らせる編集者とかネタの固まりな感じですわなぁ。ハッハッハ。

というわけで色々と情報を詰め込む東田少年。ギリシャ神話が入ってたり、この頃の経験が後に生きてる感じでしょうか。

そしてついに兄妹でボクシングを歩む物語・・・リングにほえろが完成!!
週刊少年チャンピオンにて車田正美が正式デビュー連載開始だぁ!!!

うむ、やるんじゃないかと思ったら本当にチャンピオンでの連載を始めてしまいました。よりにもよって有名作品で!!
こうなってくるとどこまでフィクションの話なのかが分からなくなってくる。
とりあえず壁村編集長については後書きでも触れてますし本物なんでしょう。目で黙らせるぐらい普通だったわけだ!!

そして果たして冥王会の沢総長は本当に存在する人なのか。モデルは誰だ。誰でしょうなぁ。打たれたらどうしよう!!

・クローバー
やられたらやり返す!!
たった2人でバズジョーカーに乗り込みをかけようとする吉良。
友人を巻き込みたくない想いはあれど、意固地になるのもどうだろうか。
その辺りは吉良も悩んでたりするみたいですね。

さて、隠れ家の1階は喫茶店
やたらと強面の店長が出てきたと思ったら司馬の中学の時の先輩だそうな。
ハヤトのことは既に知っており、荒れてたハンマーヘッドの目を覚ましたということで厚遇してくれる。
強面のくせにお手製のケーキとか出してるんですか・・・いい店だな!!
ケーキいっぱい食べさせてくれるのはいいけど、コーヒーとか欲しいところですなぁ。

それはさておき、エリナちゃん。
ピンチのところに颯爽とかけつけたのはその司馬を含むハンマーヘッド3名。
バズジョーカーにやられたはずなのに復活してリベンジに来た様子。
うーむ、やっぱり吉良の仲間。やられたらやり返すの精神は同じくということか。

さすがに同じ数で正面から戦って負けるような奴らではない。
一人一人がゲンゲンや真木と戦える力を持っているわけですからなぁ。

というわけで逆襲のハンマーヘッド
5人揃えばそれこそ負ける要素はないように思える。
吉良たちが元気なうちに全員揃いたいところでありますな。

・少年ラケット
3ゲーム目。反転式ラケットの扱いに慣れてきたイチロー君。
左手を添えて、球によって赤い面と粒高面を切り替える。うっし。

3ゲーム勝負かと思いきやどうやら5ゲーム中3ゲーム取得した方が勝利だった様子。
2ゲームを制したイチロー君。このまま後1ゲームを取得できれば勝利・・・なのだが。

確かに接戦ですがおかしいですねえ。
2ゲーム目は日向くんが追い上げて逆転したのに、3ゲーム目は城島先輩が追い上げていました。これって・・・

得点係を務めるまりん君は違和感に気づき易かったみたいですね。
次の4ゲーム目の攻め方を見ていれば、その理由は自ずと分かる。

回り込んでのフォアドライブを続ける城島先輩。
その方が力強くは打てましょうが、回り込まずにバックドライブを打ったならばイチロー君は拾えずに得点できていたかもしれない。
これはつまり、得点よりも優先して行っていることがあるということ。
シゲさんが城島先輩に授けたイチロー君の攻略法。それは・・・スタミナ攻め!!

イチロー君のアドバイザーである轟木先輩は全国レベルのフィジカルを持っている。そのために気付くのが遅れた。
この短い試合だけで足が動かなくなるとは・・・!!

ブランクはあるが期待の新人。ヒロさんのその情報を元に持久力のないことを見越したシゲさん。
それゆえ、左右に走らせてイチロー君のスタミナを削っていったわけでありますな。
シゲさんは耐える戦い方をするカットマンだけにそういう発想はお手の物ということか。

フォアドライブを武器にするようジョーに助言したのも、ヒナのブランクのことをシゲに伝えたのも俺・・・か。
・・・すまないな、ヒナ

心の中で謝罪するヒロさん。
まあでも、この弱点は早目に露呈し、早めに対処しないといけない部分でしたでしょうからねぇ。
そういう意味では本番より前のこのタイミングで知れたのは良かったかもしれない。
とはいえ、それでレギュラーを諦めるわけにはいかないのですが・・・

スタミナが切れればベタ足になる。ボールに追いつくのも打球後の戻りも遅れる。
踏ん張りはきかず、フォームは不安定になり思い通りには打てない。
そう・・・そこは――まるで、砂の海・・・

思ったように動けない。それでは拾えるものも拾えない。結果・・・4ゲーム目を落とすこととなる。
まだ1ゲームあるとはいえ、城島先輩の方は体力十分。次の5ゲーム目も同じ結果になると想定させられる。

てなわけで轟木先輩。諦めることを提言。
スタミナ切れているのでは対策もクソもないし、入部早々無理して怪我させるわけにもいかない。
ここで諦めてもまだチャンスはあるし、1年なんだから焦る必要もない。
確かにそれはその通りなのだが・・・約束のこともありますしねぇ。

城島先輩はヒロさんが大好きなのでイチロー君をレギュラーにすることに対しヤキモチを妬いている
ふむ、冗談だよと轟木先輩は言ってますが、ある意味では冗談でもないような。
何というか、尊敬と言うか敬愛の念を感じますからねぇ。

1年間居続けた場所を追い出されるのは誰だって嫌に決まっている。レギュラーの座を奪うとはそういうことだ。
とはいえ勝負の世界とはそういうものであり、城島先輩だってその辺りは分かっているから正面からぶつかってきている。

なんだかんだ言って本気でぶつかりてーんだよ。男の子だからな

男の子ってバカねぇ。てな風に言われそうでありますが、こういう意識はやっぱり分かりますなぁ・・・
相手の本気に応える。それが楽しいのだ。それに――

城島先輩がレギュラーでいたいように僕だってヨルくんと戦いたい。大会に出たい!!

モチベーションを新たにするイチロー君。
そしてそれを思い出したことでまた別のことも思い出す。
動かされたら付いていくことは出来ない。ならば・・・

動かされずに11点取れば僕の勝ちですよね

なるほど。動くことができないのであれば動かずに済むようにすればいい。
逆に城島先輩を11点分動かして見せる!!そう考えるイチロー君。
足は動かなくても頭を使うことならできる。今こそイチロー君の"智"を見せる時でありますな。
ヒロさんが期待しているのはまさにこの部分。果たしてどのような智を見せてくれるのか・・・注目です。

・ニコべん!
多部父。コロッケについてかく語りき。
青春時代。将来妻となる人への告白。しかし笑顔をコロッケにとられた悔しさ
それを払しょくするためにコロッケを作り続けた日々。うーん。青いねぇ。

結局今に至るまで30年納得させられなかったという。多部母もなかなかに強情ですな!!
でも納得させるという目標よりも作り続けることに意味があったと多部父は述べる。ほほう。

多部さんのために会社を辞め、磨き上げたコロッケで商売を始めた多部父。
オレにとってコロッケは人生そのものだ、とのこと。ふーむ。そう熱く語られては何とも言えませんわな。

というわけでコロッケをより活かせる食材を用いた弁当を考える典道。
それは・・・パン。そう、パンだ!!
うむ、確かにコロッケパンなどのようにコロッケとパンの組み合わせは分かりやすい。
揚げたパスタを刺すという発想はいかにもデコ弁っぽいが、それもまた良し。

てなわけで完成したのはひつじコロッケ。ご飯で作る以上にしっかりと形となっており、可愛らしさも増してますなぁ。
一口サイズで食べられるこのひつじコロッケ。試しに食べてみた多部父も思わずニッコニコ!!
うーむ。この笑顔。これこそニコ弁ってことでありますなぁ。

というわけでコロッケをメインにした弁当の道が開けました!!
多部父も認めるそのアイディアと美味しさ。さてさて完成形はどのようなものとなるのか。楽しみです。

・マジカロマジカル
暑い日ざし、パラソル、ビーチボール、水着!そして見渡す限りの河川敷!

せっかくの休みだからと気分だけでも海でバカンスしようと考えるマジカル団。
まあ、日ざしと水着があれば何となく問題ない気はしないでもないですが・・・

回を跨いでも誤解は解けていない様子の狼一。エロ狼一。エ狼一。
つきまとわれただけとはいえ、実際裸の猫女とにゃんにゃんしそうになってたのは事実ですしなぁ。
雫ちゃんとしても何ともコメントのし辛い様子。
いや、これは避けられているというよりは意識されるようになっている感じであるぞ・・・!!
こうなってくるとむしろ同じ屋根の下で暮らしてていいのかという考えにもなっちゃうなぁ。

マジカル団唯一の男メンバーであるだけに味方してくれる人がいないエロワンちゃんさん
シチュエーション的に男メンバーがいても味方してくれるかは分からないか。

それにしてもミーちゃんはグイグイ来ますねぇ。すぐ消えるゲストキャラではないことを見せてやるとばかりに。

ともあれミーちゃんの自己申告により猫であることは理解してもらえた。
猫の姿でいるよりも人の姿でいる方が楽なんだろうか?
少なくとも狼一を籠絡するには人の姿の方がいいのは間違いないんでしょうけどね。

いつも以上に激しくサービスシーン。ミーちゃんはやりたい放題だなぁ。
しかしこのウナギいっぱいいるのか?
今回は本体も大きめだったらしく、仕留めた後は美味しく頂くことが出来た様子。結構結構。
それにしても毎度傷ついたり溶けたりと狼一・・・鍛えられますなぁ。

雫ちゃんは狼一のことをどう思っているのか。ミーちゃんはここも斬りこんでいく。
それについては答えてもらえないが、どんな姿でも狼一さんは狼一さんですとの言葉をもらえる。
ふむ。外見で好きになったりとかそういうことだけではありませんものねぇ。
人柄に惚れられたのであれば、それは何よりなことであります。
さてさて、この関係がここから発展していくかどうか・・・見守りたいところですな。

・錻力のアーチスト
四番の弐織のホームランで先制点を得た桐湘。
勢いを保つためにも裏の回は0で抑えたい。が、相手は燃え盛る蛮堂。
外野まで熱気がくるトゥーホットな状態であります。この真夏日に・・・最も相手したくない男ですなぁ。

春季大会では之路さんと蛮堂の戦いは一度だけ。その時も送りバントだったので真っ向勝負はこれが初となる。
蓬莱に比べると穴も多い蛮堂のバッティングだが、集中している今はその穴も塞がっている感じがする。要警戒だ。

しかしそれでも初球、インコースにストレートを要求する宇城さん。強気ですな。

心配するな。俺だって気持ちは同じだ!!

之路さんの気力を引き出すためか、あえて強気な要求をする宇城さん。
それに応えて気持ちを込めたいい球を投げる之路さん。いい感じですな。外れましたが。
2球連続のボール球。蛮堂はこれ見送っているが、見えているのかいないのか。
とりあえず3球目のストレートまでは振る気配を見せていない。

さて、ここで之路さん。決め球のストレートを活かすために変化球を投げる。
単純なストレートは蛮堂が神奈川ナンバーワンと認めたうえで、組み立てで最高のストレートを目指そうというのだ。
が、その後の決め球に心が行ってしまったのか、この一投には気迫が乗りきっていない。

小賢しいぞ之路拓人。この球にキサマの魂は込もっているのか・・・?
ストレートで仕留めることを見越しての布石など無意味。必殺の意気で投じてこそ真価が生まれるというもの。
魂を込めてこその真!命を懸けてこその愛!!生半可なものは焼け落ちるがいい!!

勝負に行く前の球。隙を見せた球を見事に捉えられた之路さん。
打球は炎を伴いレフトスタンド・・・表の回で弐織が飛ばしたのとほぼ同じ場所に飛んでいく。
そう、打球が収まったのは弐織義壱の手の中・・・これはまた、激しい宣戦布告が続きますねぇ。

弐織敏。キサマの兄、義壱を倒すのはこの俺だ。そのためにこの試合で果てるわけにはいかん

兄を倒すために弟にもそう述べる蛮堂。歩いて回るから一周するのに時間かかりそうですな。
それにしても弐織。蛮堂のことを意外に器用と述べているが、それは今更じゃないかな?
春季大会でも喜多さんの厳しい球をホームランしているわけですからねぇ。集中した蛮堂は本当に怖い・・・

さて、2人そろっての宣戦布告を受けた弐織義壱。何だか嬉しそう。

面白い・・・どっちが勝ち上がってこようと返り討ちにしてやる・・・!!

さすがの王者の貫禄を見せる弐織義壱。この男に挑むことができるのは果たしてどちらの高校か・・・
試合は振り出しに戻ったが、まだまだ序盤。
ここからどのような展開に持ち込めるか。清作や蓬莱の宣戦布告も重ねてあるかもしれませんし、期待ですな。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
活躍していい気になっていたら1日にして容疑者。楓ちゃんのジェットコースターっぷりはさすがである。

ともかくそんな楓ちゃんを救うために調査に乗り出す蛍ちゃん。
話に聞いた占いの館を訪れる。
詳しい話は事前に聞いていたが、何やら怪しい道具を使ったりするらしい。
精神感応棒。特殊な金属で出来てて守護霊と通信する時の通り道にするのだそうな。あ、怪しい。

しかしそれが効果があるのかどうなのか、実際に事件がおきる場所と時間を言い当ててしまう占い師。
何かしらタネはあるんでしょうけど、何でしょうね。
圭一さんは占い師と言う立場から情報を仕入れているのではないかと予想。
うーむ、それで犯罪が分かるとなると、この街はどれだけ犯罪が多いのよって話になりますが・・・

それはそうと、楓ちゃんが言っていた通りにジュエル先生を指定したのに部屋の札は違うものが出てきた。
いつも楓ちゃんが会っていたのはH-5のカラスアゲハ先生。ふむ、何だか奇妙な食い違いがあるようですな。

さて、圭一さんは警察署で捜査状況を調査。
聞き取りしなくても誰かが話していればそれだけで把握できるってのは大きいですなぁ。
逆に誰も話をしない状態だと全く調査が進まないという欠点はあるわけですが。

ともかく楓ちゃんの疑いは濃い様子。
占いの館の防犯カメラには楓ちゃんが映っており、被害者の占い師を選んでいる姿が撮られている。
ふうむ、関わり合いがあったという証拠には充分って感じですか。
でも蛍ちゃんが押した券売機だといつも会ってた人とは別の占い師が出たようだが、それが今回の被害者・・・?

蛍ちゃんはカラスアゲハ先生のところに向かう。
入ると同時、家族のこと・・・お兄さんになにかあった?と問われる蛍ちゃん。これはギクッとしますな。
占い師らしいカマかけな気もするが、それにしても具体的すぎる・・・

相対してみればすぐに分かることであったが、どうやらタネの正体は霊的なものであった様子。
無数の触手が蛍ちゃんの頭に入り込み、情報を抜いていく。
さらに目の付いた触手が時間や空間を飛び越えてその情報の行方を探り当てる。
なるほど。これならば将来起こることも確実に、正確に分かるわけだ。これが本物の預言者・・・!!

凄い力を有している。割に一介の占い師でしかない。
というのもどうやらこの力を完全に理解して使いこなしているわけではないみたいなんですな。
生半可な霊感。ハンパな霊能力。それにより圭一さんの姿も見ることは出来るが、抗するほどの力はない。こりゃ怖いわな。

というわけでそれを利用して脅しをかける蛍ちゃん。緑川楓に復讐を頼まれた悪霊使いとの設定である。
まあ、圭一さんの姿は悪霊呼ばわりされても仕方ない部分はありますかなぁ。

これから次々と悪霊百体が集まりお前を殺す。
朝昼晩お前を責めつづけ、最後には体中から出血して衰弱死することになるのだ。

実に悪いことを述べる蛍ちゃん。陳腐な気もするが、圭一さんの存在はそれを後押しするに十分すぎる。
さらには圭一さん。普段から自分が見ている光景を見せたりするわけだが・・・生者にそれはキツかろう。

というわけで、自白。
どうやら券売機に仕込みをして、ジュエル先生のところに行くはずの客が自分のところに来るようにしていたらしい。
それで偶然引っかかったのが楓ちゃん。何度か会う内に罪を被せるのに都合のいい人間と判断されたそうな。
楓ちゃん、気を許すと色々とゆるゆるな感じみたいですからなぁ・・・

カラスアゲハこと蝶野はジュエル先生こと円卓明子さんを殺害。その後、楓ちゃんを誘導して死体の発見をさせた。
ははぁ、凶器の指紋は例の精神感応棒でありましたか。それを触らせて指紋をつけて凶器の柄につけかえれば完成と。なるほどね。
楓ちゃんも自分が容疑者となってテンパらなければこのぐらいの推理はできたかもしれませんが・・・
自分が容疑者になるなんて予想もしなかったことでしょうし、動転するのも無理はないかなぁ。

なので蛍ちゃんにも素直に、殊勝な態度で礼を言う。あらあらカワイイことで。
なんだか大きな貸しを作ってしまった感じはありますが、まあ普段から色々と調査協力してもらってますしねぇ。
今後も協力してもらったり酷いことに巻き込まれたり酷いことに巻き込まれたりするでしょうし、それで帳消しってことで。ね。

・スメラギドレッサーズ
さすがに激戦で疲れ切っていた様子のかなでちゃん。学業との両立は大変だ。
そして普通の家庭の三ノ宮家。ほほにご飯を詰め込むののちゃん可愛い。

あれだけのものを見ておいてネットに流す不心得者が・・・まあ、いますわな。
やっぱり会場ごと吹き飛ばしておくべきだったのかもしれない。打ち漏らしがあると怖いけど。

こうなってくるとカッコイイ決め台詞も痴女っぽい発言になっちゃって困りますな。ていうか音声拾えてるのか。
それにしても全国で20億回以上再生って・・・注目度高すぎぃ!!

警察の方も登場。でもかなでちゃんのことではなくオレンジの女という謎のキーワードが出てくる。
ふむ、別のドレスを使ったスメラギドレッサーの可能性があるわけか。
100%のドレススキルも使いこなせているみたいですが、何者だろうか。
ツクヨミとは対峙しているし、本当の正義の味方であれば心強いのだが・・・さてさて。

・羽恋らいおん
レオを男にするべく指導する八千代さん。
どうやらこの八千代さん。鈴蘭さんにもマンツーマンで特訓した経歴があるらしい。ほほう。

当時はこのクラブで1番私が年下だったからな。初心者のアイツに私が色々教えてやってたワケだが――

社会人クラブではあるが、その子供達が練習することもある様子。
当時中3の八千代さんが当時小1だった鈴蘭さんを指導。現在の八千代さんの年齢が分かろうというものですな。

それはさておき、賢そうな女の子だった鈴蘭さん。
しかしロジックで打てるほど簡単な競技ではない。
賢いというか頑なというか。鈴蘭さんらしいと言えなくはないエピソードですなぁ。ロリ鈴蘭さん言うな。

そういやオレ・・・今日・・・鈴蘭さんと全然喋れなかったな・・・

思い出話を聞いたせいかそんなことを考えてしまうレオでありました。一途だねぇ。

さて、合宿も3日目となると脱落する者が増えてきている。
この合宿に耐えられない者にレギュラーを任せることはできない。
全国出場に向けて勝負をしなければいけないわけですし、過酷になるのも止む無しか。
1年で残っているのはレオを入れて3名のみ。レギュラー候補も絞られて行っている感じですな。

さて、お姉さんとの試合結果は芳しくないが、八千代さんの練習のおかげで制球力が上がりつつあるレオ。
完全に身に付けば強力な武器となりますが・・・間に合うかどうか。
とりあえず成果は上がっているらしく、以前のようなムラはなくなってきている様子。いいことだ。
しかしそれは鈴蘭さんの指導とは別に身につけたことであり・・・あら、何だか寂しそうですね鈴蘭さん。あらあら。

私にお前をとられてやきもちやいてんだなと述べる八千代さん。
軽い気持ちで言ってるのかもしれませんが、結構当たってそうな雰囲気なんですよね。
その鈴蘭さんに待ち伏せされたレオ。おっとこれは・・・どうなるのか。気になる流れです。

・Gメン
12月。寒くなってきた時期に武華の校門に何やら妙な雰囲気の連中が現れる。
どうやら勝太のことを探しているらしいが・・・何者だ?

従兄弟を名乗る烏丸という人物。
それが単に勝太を呼び出す方便なのかどうなのか。
何にしても無視できる感じではなさそうですな。

G組の仲間達と共に現れる勝太。うーむ、何やらけったいな雰囲気・・・
勝太が言うには松怒に住んでた時のツレだそうな。やっぱりそういう話ですか。
松怒はハードな土地。そこで鍛えられて勝太はあんなに強くなったってわけですなぁ。
そこの連中に比べるとG組の面々はヌルそうに見える。そりゃそうでしょうな。
でもそのヌルさは楽しさも秘めているわけでして・・・笑われるような覚えはないですわな。カンジ悪いぜ。

さて、昔のツレとのことであるが・・・やはりそんな単純な感じではない。

悪ィけど・・・オレもう抜けたんだ。関係ねぇよ・・・

何かのチームに所属していたらしき勝太の発言。
しかし仲間が何かをしでかして少年院に入るようなことになったらしい。
ふむ、それを勝太のせいと語る者もいるようだが・・・どういう話でしょうかね。
何だか重い話になりそうな予感がしますよ・・・

そんな勝太を心配そうに見ている瀬名と薫君。
昔のツレはヤバそうでありますが、今の勝太には頼れる仲間達がいる。
過去話は重くなりそうでありますが、明るい未来を信じていたいと思います。

・木曜日のフルット
ちゃんと嘉門さんの存在が信じられて良かった良かった。
霊能者がインチキでないことも理解してもらえて良かった良かった。
メガネの霊能者さんは可愛かったのでまた出て欲しいですなぁ。

・総合感想
城島先輩がやきもちをやいたり、鈴蘭さんがやきもちをやいたり。雫ちゃんはさてさて・・・?
ラブコメ的な要素が蔓延するのも悪い感じではありませんなぁ。
最初の例もそこに含めていいのかどうかはまあ、読者側の受け取り方次第ってことで。うん。



2015年 38号


・刃牙道
「剣道」における中間距離での攻防。
その速度は見る者の動体視力を遥かに凌駕する。

軽量化を果たした竹刀。大きく振りかぶることなく打ちあうその速度は確かにかなりのものでありましょう。
三輪七段もその速度に自信を置いている。
一振り2キロもの鉄の塊を振り回す"鈍重"な世界ではない。

ここは・・・コンマ100分の1秒を競う世界。可能な限りの"軽量化"を果たした超高速!!!
"竹刀"という真剣による「真剣勝負」なのだ

伝説の剣豪も竹刀に関しては素人。
その放つオーラも使いこなせぬ武器を手にしたので自然に萎む。
などと油断したのが命取り。てくてくと無造作に近寄る武蔵にあっさりと間合いに入ることを許し・・・一撃。

前回のオチが詳しく語られた感じの今回でありました。ふむ。
しかし前回は武蔵に威圧されて動けなかったと思われた三輪七段でしたが、どうも逆な様子ですな。
その威圧感が消えたことによる油断をつかれた感じでありましょうか。
武蔵のことですし、己の発する威圧感のコントロールもお手の物でありましょう。
そういった行動で相手の機先を制し、勝ちやすき状況を作った・・・これぞ兵法と言うことか。

これはそもそも勝負だったのかと戸惑う見物者たち。
これが見たかったと言ってたらあっさりと終わってしまったわけですし、そりゃ戸惑いも隠せないか。

社会勉強に出た武蔵としては多少がっかりな結果。
と思いきや、ここで真打登場・・・!!渋川先生がやってきた!!!

オリバの時も警察内で登場だった渋川先生。
その時は見事な技で押さえてみせたものでしたが、宮本武蔵相手では果たしてどうだろうか。
少なくとも武蔵からの評価はかなり高い。

久々に――良い姿を見た

真っ直ぐ伸びたその背中。武を体現した姿と言うことでしょうか。
嬉しそうな笑顔を見せる武蔵でありますが・・・さてさて、この出会いは新たな戦いの始まりとなるのか?楽しみです。

・弱虫ペダル
救出された側が前を引いて走るという不思議な状況で集団に追いつく鏑木と青八木さん。
これには追いつかれた集団側もビックリ。
そんな中、やはり来たかという感じの笑みを見せる山際さんが実に格好いい。

大したヤツだ!!「オレを助ける」というメンタル――それだけでオレを引いて集団が見えるところまで追い上げた!!

うむ、青八木さんの言う通り、確かに鏑木のやったことは凄い。
けど、荷物とまで呼ばれても流すことの出来る青八木さんの寛容さもある意味とても凄い。とうとうタメ口だし!!
レースが終わったら色々と教育しないとですなあ。色々と。

さて、集団から一度千切れて復帰した2人。ドッキング!!
見事に集団復帰を果たしたわけですが、これが目標というわけではない。
ここは通過点に過ぎず、ここから集団を飛びだして先頭に追い付かないといけない。
――にもかかわらず、気が抜けて倒れそうになる鏑木。危ういなぁ。
そんな状況でも強がってみせるのはカッコつけ故ということか・・・青八木さんも珍しい虫の部分はツッコんでやりなさるな。

鏑木の回復のためにもしばらくは集団の中で足を休めたい。
しかし目端の利く青八木さん。集団の中に紫のジャージ・・・"京都伏見"がいないことに気付く
ふむ。先頭を目指すライバルが増えたということですか。確かに悠長にはしていられませんな。
鏑木も後からそれに気付くが・・・先に気付いたかどうかはどうでもいい。どうでもいいのだが主張されるとムカつくな!!

何はともあれ、京都伏見の116番――岸神小鞠の存在は2日目にして早くも要警戒対象となっている様子。
先頭の御堂筋君にこの男が合流すれば脅威となる!!
レース前に触られたりレース中にかき乱された今泉君としては来て欲しくない相手でありましょうな。間違いなく。

相変わらず肉を求めて走る小鞠。その姿はまるで求道者のよう。いい肉掴もうインターハイ。
山口くんは一人で先行している御堂筋君のことを気にかけている
うーむ、何だかんだですっかりと保護者感覚が身に宿ったみたいで・・・石垣さんの目は確かだったということだろうか。

京都伏見以外にも他の有力チームは既に飛びだしていない様子。
直前までは広島呉南や熊本台一がいたはずだが、さすがに飛びだした後でありますかな?
今年はその2校は有力チームじゃないとかそんな寂しいことは言われないはず・・・

ともかく早く集団からとびだして追いつきたい。
が、やはり鏑木の調子はまだまだ万全からは遠い。
青八木さんの前に出て走り出すが、すぐに速度が落ちてしまう。
うーむ、集団までは追いつこうというモチベーションが保ったようだが、そこから先は厳しいか。
こうなると特別な準備でもしてなければどうにもならない。そう、特別な準備でもしてなければ・・・

・・・これだ。

集団から飛び出す方法があると言いつつ青八木さんが取り出したのは・・・神様のビンセン!!
扱いづらい鏑木に言うことを聞かせられる数少ない有効な方法。
この日のために色々な状況を考えてしたためておいたのでしょうなぁ・・・ご苦労様です神様。
しかしこのビンセンに書かれているのはまさかまさかの内容。「ヒメなのだ?」

歌詞だ。ある歌の

よもや坂道不在でこの歌が出てくるとは!!
田所さんが歌によって救われたことは知っているでしょうし、似たシチュエーションならばと考えるのは不思議ではないが・・・
田所さんの時とは違い、集団に囲まれた状態で歌わなければいけない2人。
恥ずかしさは結構なものとなりましょうが・・・それでも勝つつもりがあるならば歌わなければいけない!!
全力のアニソンに期待です。

・毎度!浦安鉄筋家族
何やら妙なアングルで話が進むと思ったらそういうことか!!
時折見えているらしいモブが驚いた表情を見せていたりと細かい。
しかし真夜さんは甲斐甲斐しいというか何というか。

・ニコべん!
華がないと言われたコロッケ弁当の見直しを行う多部さん。
やはりそういう話となれば典道の出番でありましょうな。鳥田くんのおかげでスムーズに話が進むぜ。
しかし典道、普段から型抜きとか持ち歩いているのか。

ハンバーグは確かに華があるが、コロッケと合わせるのはボリュームありすぎる気もする。
特に女性をターゲットとするならその辺は難しそうですなぁ。

自慢のコロッケがまるでおまけ扱い。確かにこれではコロッケ弁当とは呼べますまい。
あくまでもコロッケで勝負しなければいけないのだし、そこは汲んでいかなければいけないところでしょうな。
ひつじ弁当自体については多部父の反応も悪くなかった。
なのでここからいかにコロッケを主役にするかの話となりそうですな。輝けコロッケ!!

・実は私は
桃地ちゃんの爆弾発言に皆呆然。
そんな中、未来のことを知る凜ちゃんが駆けつける。
ふむ、未来のことを知ってもみんな悲しいだけ、か。未来人らしい言葉でありますな。
普段あどけない凜ちゃんがこのような態度を取ることも珍しいですし、そこにはやはり暴いてはならない何かがあるのでしょう。

とはいえ桃地ちゃんは言う。たとえ未来のことを話した罰で帰れなくなってもちゃんと話さなければと思っていたと。
そもそも私は未来を変えるためにこの時代に来たんだから、と。ほほう・・・

・・・場所を変えてもいいですか・・・?
・・・全て。全て・・・お話しします。私が話せる未来のこと全て

全てと言ってもさすがに凜ちゃんが秘密にしたいことは伏せ、それでいて必要な話はしてくれる様子。ほう。
それにしても藍澤さん、突然未来人とか未来の話とかに巻き込まれているのだが大丈夫なんだろうか?
まあ本人も宇宙人という未来人並みに突飛な存在でありますが。

それはそうと獅穂さんは場所を変えても呆然としたままの様子。
大切な友人である葉子さんと朝陽の恋仲を祝福していたはずの自分がどうしてそんなことに・・・思い悩むのも無理はない。

みかんとしても獅穂さんが嫁になる可能性は考慮してなかったわけではないらしい。
うむ、確かに凜ちゃん、痴女であるはずの獅穂さんに妙に懐いちゃってる感じはありましたしねぇ。
さてさて、未来ではどのようなことがあったのやら・・・まずは桃地ちゃんの自己紹介。

実は私は桃地結香は、カリスマ痴女2世を倒すためにレジスタンスにスカウトされた、
桃地流くの一とカリスマ痴女1世の血を引く痴女界のサラブレッドなんです・・・!!

うむ、確かに血統で考えればサラブレッドと言って間違いありますまい。痴女力を持って痴女力を制す・・・これも戦いか!!
いやまあ、興味深い話だが、それはさておくとしましょう。カリスマ痴女2世の正体とかも凄く気になるけどさ。

本当に朝陽と獅穂さんは結婚するのか?そのような未来を両者が選ぶのだろうか?
そのようなことになったら獅穂さん。一生後悔することになるのではないか。
そういった考えに応えるように、桃地ちゃんは述べる。

おじいちゃんの話になるといつも遠い目をして悲しい顔をする。
おばぁちゃんのそんな顔を変えたくて私はこの時代に来たんだもの・・・!!

やっぱりそうなっちゃいますよねぇ。だからあり得ない。そのような未来はあり得ない。
でも仮に、葉子さんの身に何かあったとしたら・・・どうなってしまうのだろうか。
考えたくないことではあるが、もしも葉子さん以外の誰かとくっつくのだとしたら、そういう可能性は高いわけでして・・・むむむ。

ともあれ、未来のことを聞かされてしまった獅穂さん。悲しんでおられます。
葉子さんの為にも絶対に朝陽のことを好きになったりしないと決めていた。
一生友達のままで十分であり、それ以上のことは求めたりしないと思っていた、と。

なのに・・・なのに何その未来・・・最悪じゃんアタシ
結局黒峰クンのこと好きになっちゃって、葉子から黒峰クン奪うとかさ・・・!!

涙する獅穂さん。うーむ、辛い。やはり未来の事など知るべきではなかったのだろうか・・・
まあ、みかんについては、知らなければ先に進めないぐらいに巻き込まれてしまった側の人間でありますしねぇ。
果たして不幸な未来を知ってそれをどうにかしようと調べるのは悪いことなのかどうなのか・・・

なんて哲学的な悩みに発展しそうなところ、未来人2人からは何故そこで朝陽の名前が出るのか分からないとの反応。あれ?

どうやら桃地ちゃんが朝陽のことをおじぃちゃんと呼んでたのは、未来のレジスタンス活動の影響。
家を使わせてもらっており、よく会っているうちにそう呼ぶようになっていたのだそうな。それはまた紛らわしい・・・!!

私が言ってるのは朝陽おじぃちゃんじゃなくて、結太おじぃちゃんの話ですよー!!

思い込みによるすれ違い。それによって悲しんだ獅穂さんであったが、誤解だったようで良かった良かった。
が・・・その後の桃地ちゃんの発言は更なる大きな爆弾に引火することとなったのでした。結太おじぃちゃん・・・

・・・嶋田・・・結太・・・?

記憶にある身近な結太を考えたらそんな名前が浮かんでしまった藍澤さん。
自らの発想に恐怖し、震えている。カタカタ。いや、まさか、そんな・・・

あっ、はい!!嶋田結太です!!だから私は未来を変えたいなーって!!

あっけらかんと死刑宣告を行う桃地ちゃん。なんと酷い!!
あーなるほどねぇ。そりゃあ、おじぃちゃんの話を求めても獅穂さんは悲しい顔しかできませんわ。なるほどねー。
いやいや。そんなんで一体どうして結婚することになったのよ。いやいやいやいや。

どうやら未来のみかんの、怒らないであげてねは桃地ちゃんの紛らわしい発言についてのことだったらしい。
みかん本人が勘違いしてたこともあり、強くは言えなかったのでこういう表現になったのかもしれませんなぁ。
とはいえそれによって過去の自分が苦しむことになったというのはまあ何というか・・・ハッハッハ。

それはそうと、知るべきではない未来のことを知ってしまいました。
これは凜ちゃんも悲しい顔をするしかない。いやー・・・未来を知るって怖いことですねぇ。
いや、知ったからこそやるべきことはある。そう・・・未来を変えよう!!変えるんだ!!!

タイトルを最後に持ってくるという変則的な手段がバッチリとはまった今回。
いやあ、悲しみの涙から一転して血の涙になってしまうとはなぁ。獅穂さんも落ち着けませんなぁ。ハッハッハ。
いや、それにしても凄い爆弾を持ってこられたもんである。よりにもよって嶋公とか・・・
方向性で気が合う部分はなくもなかろうが、異性として見るのはまた違う話でしょうしねぇ。

それにしてもやっぱり嶋田の下の名前は結太だったんですな。
さくらさんの下の名前が康介の時点でそうではないかと思ってましたが。
しかしそうか、桃地ちゃんの名前が結香なのもそういう繋がりだったのか!?
ということは登場時からそういう設定でいたわけで・・・ううむ、未来を変えよう編。どのようなことになりますやら。
実際に未来を変えたらどんな影響がでるものやら。
それは分からないけど・・・皆が幸せでいられる未来ではあって欲しいですなぁ。うん。

・鮫島、最後の十五日
負ければ部屋の皆が悲しむ。勝っても相手を傷つける。
どちらであっても平穏は訪れない。土俵は残酷である。勝負の世界とは残酷である。
しかしそんなジョージの言葉は大吉に言わせれば余裕のある発言にしか聞こえない。甘いんだよ!!

どこの取的だか知らんが、よーく聞け後輩!!
分かってねーんだよお前さんは!!そんなもんは優しさでも何でもない!ただの傲慢さだ!!
何が一番大切なのか、よーく考えてみんかい!!

姿が見えないこともあり、気が大きくなってる大吉。さすがに関取相手にこんなことは言えませんわな。
しかしだからこそ、本気で言いたいことが言える。
大吉自身にとっての一番大切なこと。ずっとずっと付き合って支えてくれていた鯉太郎・・・
自分の取組だけでも大変でしょうに、それでも弟弟子のことを常に心配してくれている兄弟子。

分かってる・・・まだまだ足りないんだ・・・
僕にはハートが・・・もっともっともっと・・・勝ちたいって思いが・・・
誇れる体が・・・僕にはあるのに・・・

苦悩を口にする大吉。入門当時は自身の体を誇れるようなものとは思っていなかったのに・・・成長したなぁ。
自分を信じろ、空流の稽古を信じろという鯉太郎の言葉が身に沁みてきたわけですな。

勝ちたい・・・相手が何を背負ってよーが・・・何を考えていよーが、どうでもいい・・・
怨まれよーが、何て思われよーがどーでもいい・・・
それが強さなのか分からないけど・・・あのひとだけは裏切りたくないんだ・・・

なるべく軽く振る舞うようにしていたが、大吉の中には既に何としても勝ちたいという思いは生まれていた様子。
それも全ては鯉太郎にこれ以上心配をかけさせたくないという想いから。
なるほど。大吉は一番大切なものが何か分かっているってことですな。
翻って、ジョージにとって一番大切なものとは何なのか。それは考えるまでもない。部屋の皆の笑顔・・・

大吉の言葉で目が覚めたジョージ。
その皆の笑顔があるからこそ、自分はここまで来れた。
自身のスマイルは弱い心を隠す仮面となり果てていたが、皆のスマイルは温かな希望として胸に焼き付いていたわけだ。

大吉にとっての鯉太郎。ジョージにあたるのは寒河江親方。
自分を認め、信じてくれた。居場所をくれて、強さをくれた。小さな世界を大きく広げてくれた恩人。
その恩に報いることが大切であると、ようやくジョージにも理解できた様子であります。ほほう・・・

姿勢としては良い。勝負に挑むものの気概、報恩の姿勢。望ましいものであります。
しかし何というか・・・覚醒したジョージは凄く怖い!!!
スマイルを外したギャップに加えてのこの気迫の表情。ううむ・・・
ジョージの覚醒そのものは喜ばしいのですが、よりにもよって鯉太郎との戦いの直前ってのがなぁ。
火を付けてしまったのが大吉というのは皮肉な気もします。
まあ、当の鯉太郎にしてみればこうやって全力で当たってきてくれる相手の方が嬉しかったりするんでしょうけどね。

さて、一度スカしたジョージだが、取組前には戻ってきた。
そんなジョージを心配し、もうボクらのためにムリするなと述べる寒河江親方。
さすがに親方はジョージがムリしてスマイルを作ってたことに気づいていたわけですな。

君は優しい奴だから、ボクらのために頑張ってくれていたのは分かってたんだ・・・
楽しんで・・・自分のために相撲を取って・・・

どこまでもジョージのことを気遣ってくれる寒河江親方。
そんな親方にだからこそ、恩を返したい気持ちになれる。
気弱だったジョージが自分のために相撲を取るとしたら・・・それはやはり皆の笑顔を勝ち取るために、でありましょうな。

大丈夫・・・モウ大丈夫ネ・・・
僕ハモウ・・・リトルジョージジャナイネ・・・

自分に言い聞かせるだけの言葉だった大丈夫。
それが今では相手を安心させるための言葉となっている。
後は本当に言葉通りに大丈夫になったということを皆に見せるだけでありますが・・・さて、そこは上手く行くかどうか。

次回からはいよいよ火の付いたジョージとの取組。
生半可な相手ではないですが・・・無事に取り終えて欲しいものであります。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
武器を失い、味方も失った。
それでも諦めずに逃げ延びる方法を探すローラ。
上へ上へと逃げた結果、海までの高さは20メートルはあるという。
人間は何故追いつめられると上へ逃げるのか。後の逃走経路を考えると悪手な気もするのだが、本能的なものなのだろうか。

とはいえ、それでも水面であるならばまだ希望はある。
正しい姿勢で飛びこめさえすれば、衝撃は逃せる。
高飛び込みの経験のあったローラ。どうにか無事に海へと逃げることが出来た様子。良かった良かった。

ゾンビに引き込まれていたブラウンも同じく海へと逃亡。
こちらは入水角度がまずかったのか気絶している。
飛びこみは一か八かの賭けであるが・・・片方でも意識を保ってくれてて良かった。

どうにか希望を繋いだローラたち。
一方のトミナガたちは近付いてくるゾンビたちを前に緊迫。
漂流物の中に武器となるものがないか探したところ・・・塗料を発見。
なるほど、発火物でありますか。確かにゾンビの弱点は火。これはいける。

棒の先端に塗料をつけて発火させれば松明の出来上がり。
さらにゾンビに塗料を浴びせれば体を燃やすことも楽になるし、撃退も容易い。
うむ、後は死角からの攻撃に気を付ければ何とでもなりそうですな。

というわけでゾンビたちを焼き払う2人。良い感じだ。
しかし、遠距離攻撃が可能なモリオに同じ手段は通じない。
これだけ派手に燃やせば当然気づかれてしまうわけで・・・さてさてどうなる?
一難去ってもまた一難がやってくるこの状況。安寧の時間はまだまだ先になりそうだ。

・吸血鬼すぐ死ぬ
センターカラー!!
連載開始時のカラーではドアバンしちゃってカラーに出られなかったドラルクさんもしっかり登場であります。
しかし、本当にメビヤツを帽子掛けに使ってるんですな。律儀というか何というか。

エリート街道を走っていただけに思い込みが激しいヒナイチちゃん。
警戒する姿勢は確かに大事ですが・・・ハッハッハ。
まあ、これでもう少し柔軟な姿勢も学べる感じになるんじゃなかろうか。どうだろうか。

ポストの角にガンってやるのは死ねる。アアオ。
しかしティッシュをもらえないぐらいで死ぬのはさすがにどうかと。メンタル弱すぎぃ!!

デカい蚊。割とグロイ気がするので早めに駆除願いたい存在ですな。
しかしその下等吸血鬼に200年以上生きる高位吸血鬼がこの有り様とは。高位とは一体。
というかドラルクさんのコマンド入力面倒くさい。何故か右が一つ多い感じだし、そこも正確に入れないと発動しないんだろうな。

ジョンの硬さにはある程度の信頼は置いてもよさそうだが、でも可哀想なので盾にするのはやはりどうかと。
覚悟を見せるジョンさんの姿勢は本当に潔い。ステキ。

・囚人リク
仲間達の活躍によりダクトへの潜入を果たすリク。
今度は自分がその仲間達の想いに答える番である。残してきた仲間のことは不安であるが・・・

大丈夫!きっとみんな大丈夫!きっと!!

強く自分に言い聞かせるリクでありました。仲間を信じるとはこういうことですな。

さて、地上に行って山の稜線をスケッチする道具を確認。
それらとはまた別に持って行こうとしてるのが紙飛行機
何でも地上に出たらとりあえず飛ばせと田中一郎に言われていたらしい。ほほう・・・?

紙飛行機は気になるが、とりあえずこの作戦はスケッチを上手く行えるかどうかである。
それを元に地獄島の場所を特定する。それが脱出への第一歩!!

必ず・・・鼻をあかしてやる!待ってろよ!鬼道院・・・
見ててよ。おじさん・・・踏まれても踏まれても、何度でも立ち上がってやる!!

先へと進むリク。
一方、騒ぎを起こし、無事にリクをダクトに送り込んだ仲間達は合流。
巨漢2人に両側から支えられた周龍。サイズが合わないので微妙に苦しそうな体勢である。
パッと見だとヤバそうに見えるが、一応死んでいない周龍。安心した様子を見せる天野と松尾が何だか可愛い。
そして生きて戻ってきた周龍を抱きしめる田中一郎の優しさよ。

さて、ここでリクに預けた紙飛行機についての説明がされる。
それを飛ばす理由は、今、この地下に打倒鬼道院の志を持つ自分たちの存在を伝えるためである。ほう・・・!?

志を伝える相手は顔も名も知らぬが、おそらく同志。
写真にはすべからく撮影者がいる。その人物に俺たちの存在を伝えるんだ

なるほど。ケシ畑の写真を撮った人物は地上にいるに違いない。
その人物はリクのおじさんと――外部の人間と連絡を取れる人物である。
それらを合わせて考えれば、確かに味方に出来たら頼もしいことこの上ないですなぁ。

紙飛行機には藤本吾郎氏のイニシャルと命日を記してある。
おじさんと連絡を取っていたのならばすぐにピンとくるに違いない。
上手く行けばスケッチ作戦で地獄島の場所を特定し、この地獄島から脱出した後の逃走に協力してもらえるかもしれない。

なるほどなるほどな田中一郎の説明。
しかし紙飛行機を飛ばして運よく拾ってくれるものだろうか?
確かに噴煙があがっていれば空を見上げるだろうし、打倒鬼道院の志を持つのならば敏感にはなっているはず。
だが、それでも上手くことが運ぶかどうか。それに上手く運んだのかどうかの結果もすぐには分からない。
やきもきすることとはなりそうですが・・・それでもやるべきことはやる。それが大事であります。
レノマさんも言っている。運任せ上等。今までもそうだったじゃねぇか、と。

リクは必ず道を照らしてくれる。信じようぜ

やはり希望はリクでありますな。
しかしそのリクの身に危険が迫る。
囚人鎮圧のために動き出す排気装置。ダクトにいるのならその影響をモロに受けることとなる。
あのプロペラに巻き込まれたならばひとたまりもない。
誰も見る者のないまま無残な死を遂げる・・・そんな結果はたまらない。どうにか回避しませんとなぁ。

・ハリガネサービス
二転三転した1セット目であったが、獲得したのは竜泉。
気を取り直してコートチェンジして臨む2セット目。どうにか流れを掴みたいところであります。

まずは反省会。
大事な場面でトスを回してもらったのに決めきれなくて面目ないと頭を下げる五十嵐先輩。
相変わらずこの人は責任感があるというか、チームのために割り切れる強さのようなものを持ってらっしゃいますなぁ。
それとはまた違い、全く気にしない野々原さんの態度も次に向かうには大事な資質。キャプテンらしい。
してやられた1セット目であるが、2セット続けて取り返せばいいと述べる。

アイツがどんなにスゲーヤツでも、皆で力を合わせりゃ俺達の方が強いだろ。なんとかなるって!

あっけらかんと述べる野々原さん。その自信は一体どこから出てくるのか!!
驚く高代先輩たち。そんな中、そうですよねって感じの笑顔を浮かべている大船先輩はやはり先輩スキーすぎる。

というわけで、山縣先生から次のセットのスターティングオーダーが配られる。
今回は最初から下平くん投入。しかしそれよりも驚きなのが・・・松方を外し、家守先輩がスタメンに!!んん!?
本人も驚きのこの起用。下平くんの初スタメンを持って行ってしまう衝撃。さすが家守先輩。空気を変えられる人だ。

リベロは変わらずの金田。その金田に声を掛けるのは猫田先輩。
どうやら1セット目の最後に一発で返したサーブレシーブについて一言ある様子。

朧のブロックが拾えそうにないからスパイク打たせて拾うのに狙いを切り替えたか?ふざけんな!
セッターもスパイカーもなあ、リベロがボールをつないでくれると信じて待ってんだよ。
あの瞬間お前はチーム全員を裏切ったんだ

はっきりとそう述べる猫田先輩。てめえなんかな弱っちいんだよ!!とも。

どんなにレシーブが上手かろうが、絶対に一人じゃコート全域は守れねえんだ!!
だけどそこで終わりじゃねえ!届かないボールにはな、仲間に指示出して動かして拾ってもらえばいいんだよ!!
もっと周りを信用しろ!!もっと頼れ!!
2セット目もおなじこと繰り返すなら、先生に直訴してお前を引き摺り下ろしてやるからな!!

なるほど。これは確かに金田の弱点と言える部分でありますな。
なまじ自身のレシーブに自信があるために自分で拾おうとしてしまう。周りに頼るという発想がない。
信頼関係を築くのが下手というのもありますし、猫田先輩とはその部分での差があるわけですな。
今回の朧のブロックにしても、1人は後ろに下げておけばふわりとしたコート奥へのボールは拾ってもらえたかもしれない。
そういう発想は金田にはなかったんでしょうなぁ。

間白は猫田先輩をいい人だと述べる。
本当は自分がスタートから出たくて仕方がないだろうに、後輩へちゃんとしたアドバイスを述べてくれている。

金田ってああだからよ。気味悪がられたり才能に嫉妬されたりとか多くて、
なかなかああやって真正面から怒ってくれる人いないんだよ

貴重な相手でありますよね。金田も少し押されてたみたいですし。
この言葉が響いて成長してくれると良いのですが・・・さてはて。

さて、始まる2セット目。うーむ、やはり朧の威圧感は凄い。大丈夫なのか家守先輩!?
心配になる松方であるが山縣先生は述べる。もう少し先輩達の力を信用しろ、と。

アイツらは必ず立て直す。俺はそう信じている。
お前はここで考えろ。考え続けろ。お前なら朧を封じる答えをみつけられるはずだ。

コートにいるよりも傍から見ていた方が解決策を見いだせる可能性はある。岡目八目というやつですな。
それによって導き出したのかどうかは分からないが、開幕いきなりツーアタックを決める家守先輩。ひょう!!!
右利きのセッターがツーアタックを打つには身体を回転させなきゃ打てないが、左利きならばトスの体勢のまま打つことができる。
コレならトスかスパイクかギリギリまで分からない。朧も見てからでは間に合わないというわけですな。

早速得点を決めて走り回る家守先輩。ドドドドド。こういうムード作りは任せてってな感じだ。

正直僕じゃ朧を攻略する作戦は思いつけそうもない。
だけど松方ちゃんならきっと答えを見つけられる。それまでの時間は僕が稼ぐからね!!

実に頼もしい家守先輩。出番こそ限られているが、だからこそ出た時には輝いてくれる。格好いいですわぁ。

猫田先輩に家守先輩と、まさしくチーム総出で挑む感じとなった竜泉戦。
下平くんの温存とか言っていられる相手ではありませんものねぇ。
頼もしい先輩の活躍から始まった2セット目。豊瀬は優位な状況を作れるのか。注目です。

・藍の時代 ― 一期一会 ―
友人たちも楽しみにしてくれている東田少年の漫画。
しかし簡単にデビューできるほどこの業界は甘くない。
漫画の神様、手塚治虫だって何度もエスケープするほど苦しんで描いていたという・・・
まあ、あの人の場合は仕事を受け過ぎて毎回〆切がきゅうきゅう過ぎたせいも大きいと思いますが。

漫画はキャラだ!キャラが立ってれば主人公はひとりでに動き出す!動かねえのは作者が魂を吹き込んでないからだ!

非常にいいセリフでありますが、これを実践するのは難しいんでしょうなぁ。
そういったキャラを生み出すのもまた才能ということなのかもしれない。

足代木ゆん先生が急病なので穴埋め掲載。何はともあれ雑誌掲載だ!!
それはいいのだが、この先生の名前は・・・ハッハッハ。リスペクト作家への返礼と言った感じでしょうか。

藍色のインクで漫画が印刷されている。
藍色は少年漫画の読者が一番好む色なのだそうな。ほう!!それもあってのこのタイトルなんですかね。
そして誤植から始まるペンネーム。車田正美の名前はちゃんとそのまま使う流れなんですな。

どうにか読み切りが間に合ったが友人もまた逝ってしまった。
相変わらず話の度に人が死ぬ漫画であるが、最終的にどれだけの関係者が死ぬこととなるのか・・・目が離せませんな。

・クローバー
力を貸すというハヤトの言葉をスルーする吉良。
やはり自分たちの問題にアイツを巻き込むわけにはいかないという想いがあるらしい。
うーむ。水臭い。わざわざ広島まで来てくれたのに比べればなんてことありますまいに。

とはいえ仲間をやられた落とし前は自分達の手でつけたいという気持ちは分かる。
よって吉良は同じくハンマーヘッドのメンバーである克哉との2人だけで動く。

バズジョーカーぶっ潰しにいくぞ

さすがの迫力。こうと決めて動き出した吉良はそう簡単には止まりますまい。

さて、SEG大将のエリナちゃんはそのバズジョーカーに囲まれてピンチ。
にもかかわらず相変わらず能天気というか危機感が足りないというか。
どんな相手でも態度を変えずにいられるのは凄いと思いますけどね。相手する方がイラつくのも分かるから困る。

というわけで腹パンをいただくエリナちゃん。
今日はハラに雑誌を入れていなかったとのこと。
SEG大将ともあろうものが迂闊ですなぁ。遠征する時は常に携帯しておきませんと。
チャンピオンならみんなとはぐれて1人になった時も読んで時間を潰せて一石二鳥だ!!

何はともあれピンチなエリナちゃん。
そこに訪れるのは救いの手。
どうにも危なっかしい子であるが、不思議と助けが訪れやすいのがエリナちゃん。
その性格ゆえに神様に愛されてたりするのだろうか。
そういう加護があるなら、腹パンぐらいはまあ貰っておかないとって感じですよね!!

・ドカベン ドリームトーナメント編
各駅停車の金太郎を残す山田の判断は功を奏するのかどうか。
司令塔である山田の判断ミスで点が入ったとあれば試合を左右しかねないわけだが、さてさて。

山田の判断ミスにはしないと張り切る里中。
その甲斐もあってか、青二郎を二塁ゴロに仕留めることに成功。
当たりもよかったし、金太郎じゃなくても三塁を狙うのは無理だったんじゃないかな。

しかし続く黄三郎には一・二塁間のど真ん中を抜かれるライト前ヒット。
これは足の速い選手であれば帰って来られる打球でありました。
うむ、金太郎を残した甲斐があったという感じですな。
息が乱れるぐらいに走っても結果はこれですし、やはり太っているのは大変だ。

さて、ここで大前田の打席。
ドリームのかけらもないような選手と言われているが、さてさてどうだろうか。

・侵略!イカ娘
蛍子さんだと本当に全力で救うために動きそうだなぁ。
そろそろ早苗はこういう子なのだと理解しておいてもらえると助かります。

触手ではなく近付き乗り出して助けるのはイカ娘の優しさと言うことだろうか。どうだろうか。

・少年ラケット
反転式のラケットは裏面も使うことが出来る!!
うん、確かにその裏の黒いのは滑り止めかと思ってました。スミマセン。
というわけで、轟木先輩から裏面――粒嵩ラバーについての説明を受けるイチロー君。

裏ソフト・・・そのツルツルの方は相手の回転の影響をモロに受ける。だからドライブを受けると上に飛んでくだろ。
けどそのツブツブは相手の回転を残して返せる。だから割とまっすぐ返せる・・・はずだ。

どうやら轟木先輩も使ってはいないのでハッキリしたことは言えないらしい。
が、とにかく理屈的には相手の回転を利用できるラバーであるらしい。ほへー。
その分自分からは回転がかけられないため、サーブやツッツキは赤い方。ドライブを打ち返す時は黒い方を使うのがいいわけだ。
なるほどね。それを回転させて使い分けられるのが反転式の利点というわけですか。

粒高は使っていないが轟木先輩は森原で唯一のペンラケット使い。
そしてヒロさんに言わせると轟木先輩はロッキーになるらしい。そっかー。
城島先輩がジョーで轟木先輩はロッキー。何だか別の対決に思えてきましたな。殴り合いが得意なわけだぜ。

記憶喪失なので覚えはないが、体は覚えているはず。
それを信じて挑む第2ゲーム。なのだが・・・反転が上手く行かない!!
ふーむ。反転のさせ方は体が覚えていないのだろうか?
ヨルゲン君が選んでくれたわけだし、昔は反転式使ってたのは間違いないと思うのだが・・・

どうにも目の前のことに囚われやすいイチロー君。
本番という一点を争う場面でも一つのことに執着してしまうのは危うさを感じますなぁ。
そんなイチロー君の為にタイムアウトを取る轟木先輩。
今までのようにやってるうちに思い出せるかもしれないという思い込みに囚われているイチロー君を解放する。

オメーは今アイツと戦ってる。使えんのは今手の中にある武器だけだ。
だから――憶えてねーんなら昔のことなんて関係ねーんだよ!
今日からがオメーの卓球スタートでそこにたまたま積み上げたモンがあったってだけ・・・それでいいじゃねーか。
持ってねーもんを探す前に今持ってるもんを宝だと思いな

ふむ。いいことを言いますな轟木先輩。
過去の自分の記憶も大事だが、それだけではなく今の自分も大事にしようと決めて卓球部に入ったはずのイチロー君である。
ならばこれから学んでいくという姿勢も大事でありましょう。

ヒロさんが言う所の、過去を失くした者同士という表現。
それは轟木先輩の義手に関わる話でありましょうか。
元々ボクシングやってたのが何かの出来事で腕を失い卓球にって感じでしょうか。気になりますな。

さて、試合再開。
最初から粒高面で構えるイチロー君。まずは粒高面の感覚に慣れるところから始めないといけない。
面を向けた方に飛んでいくためコントロールが難しいらしく、使う人はあまりいない。
しかし使いこなせるのならば、ドライブ主体の城島先輩にはこの上なく有効な手段となる!!

みるみるうちに感覚を覚え、相手の球の回転を利用して返すイチロー君。
1ゲームで見事に粒高面の使い方を習得したみたいですな。ううむ。よくやる。
そしてその結果、2ゲーム目を獲得するイチロー君。とれましたー。ほめてほめてと嬉しそうにするイチロー君が可愛すぎる。

勝負は最後の3ゲーム目に。今のところ粒高を扱うイチロー君が有利にみえる。
が、同じく粒高を使うシゲさんはそういう弱点があることも既に理解していた。

だからこそ――攻略法も見える。
タイムアウトで指示した通りにやれていたし・・・この試合、こっちの勝ちだ

優位に闘えてはいるが、まだまだ油断はならない様子。
シゲさんの指示とは一体何だったのか。逆境を迎えそうな3ゲーム目。注目です。

・マジカロマジカル
家に戻ったら同居人が見知らぬ裸の女性と褥を共にしていた。
いやあ、これは色々と衝撃的でありますわなぁ。ハッハッハ。動揺してる動揺してる。

去っていく雫ちゃんを慌てて追い掛ける狼一。
その狼一にかけるのはミーちゃんの素直な疑問。
この先、その姿の狼一を雫ちゃんが好きになることはあるのだろうか
ふむ、それは悩みどころですなぁ。当の狼一自身が悩んでしまいそうな部分であります。
ミーちゃんはそんな狼一が好きだと言ってくれるわけですが・・・ふむむ。

さて、衝撃を受けた雫ちゃん。
悩んだ時はやはりこの川。見るとはなしに川を眺めつつ狼一のことを考える雫ちゃん。
表情こそ呆然としたままでありますが・・・どんな心境でありますことか。

ポケ―とした雫ちゃんを偶然見かける朝ちゃんに簓ちゃん。
そして狼一が裸の女の人と部屋にいると聞かされる2人。おやおや、ややこしいことになってきましたな。
そんなことになっているとも知らず、渦中の現場へと向かう狼一。傷だらけなのに・・・泣けるなぁ。
それはいいが、ミーちゃん。その格好で外をうろつくのは・・・
怪物のせいで人があんまりいない町だから良かったものの・・・

ミーちゃんは雫ちゃんは狼一のことを好きにはならないと述べる。
狼一もそれについては分かってると返す。

それでもいいんだ。雫さんが笑顔なら!

泣きながらそう述べる狼一。漢だねぇ。
もちろん本心では好きになってもらえたならという想いはあるんでしょうが・・・
例えそうはならなくても雫ちゃんのことを思い続ける。一途な気持ち。これも狼一の特性でありましょうか。

さて、雫ちゃんを発見した狼一。
誤解を解くために言葉を紡ぐ。その勢いのまま告白まで行けそう・・・
だったのだが、怒りの朝ちゃんに妨害される。あらまあ。
せっかくの機会だったというのに間が悪いというか何というか・・・まあ、あれだ。ドンマイ。

翌日。雫ちゃんのもとを猫の形態で訪れるミーちゃん。それはいいけどつらかすにゃんって。
まあ、何にしてもミーちゃんの口から事情が聞けて良かった良かった。
ふうむ。雫ちゃんの気持ちもやはりかなり狼一に傾いている様子でありますね、これは。
その気持ちがどういうものなのか、恋愛事に鈍い雫ちゃんにはまだ分からないようですが。あらあら。

良い感じの恋の鞘当て。
ラブコメな流れにも持って行けそうでニヤニヤしますな。
とはいえお互いの気持ちが一致するまではまだまだかかりそうですし、温かく見守るとしますかねぇ。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
蛍ちゃんに一本取られてばかりの楓ちゃん。
心が乱されて仕方ない様子。言い換えると蛍ちゃんのことが気になって仕方がないんですね。分かります。

ともあれそんな弱った楓ちゃんがついつい寄ってしまったのが占いの館
現実主義の探偵がすがるものとは思えないが・・・弱っているなら仕方ないですなぁ。

適当な占い師を選択する楓ちゃん。この時はあんなことになるとは思っておらず・・・てな感じですな。

そんなことがあってから、人が変わったような楓ちゃん。
いつもとは違い笑顔を浮かべて回りに愛嬌を振りまいたりしている。ええ・・・!?
なんでも朝一で仕事があり、ドロボウをとっつかまえたのだそうな。
ふむ。久しぶりに活躍が出来て舞い上がってるって感じでしょうか。確かに前からそういうところありましたけどね。

しかしここから一週間ほど楓ちゃんの活躍劇が始まる。
様々な事件を解決し、警察から感謝状を頂くほどに。
ふむ、上機嫌で態度も良くなっているせいか、クラスの子たちの好感度も上がっているようですな。ホッホッホ。

窃盗、盗撮、器物損害。それらの現場を押さえて警察に連絡。治安浄化に貢献したとのこと。
うむ、圭一さんの言うように探偵の仕事にしては幅広い感じがありますな。
実際の探偵は不倫調査とかもっと泥臭いというか地道なものなんでしょうが・・・まあ、楓ちゃんはこれでいいんでしょう。

活躍のおかげで段々と天狗になりつつある楓ちゃん。
元々推理力は確かにあるし、実力がないわけではないのだが・・・どうにも迂闊というか、巡り合わせの悪い子だったんですよね。
それが上手くハマればこういう結果を残せるということなのか。はたまた何か裏があるのか。
変なことに手を出してるんじゃないだろうなと心配する蛍ちゃん。
面倒臭い子と思いつつも楓ちゃんのこと気にかけているんですね。いいですねぇ。

さて、今日も犯罪者を捕まえるために動く楓ちゃん。
事前に占いの館によっているようですが、やはりここが情報源なのだろうか。

しかしその情報を元に人気のない路地にやってきてみれば・・・そこにあったのは死体
世の死体に慣れ切った名探偵とは違い、まだまだ死体慣れしていない楓ちゃん。青ざめてる青ざめてる。
それでもすぐに警察を呼ぶ辺りはさすがと言えましょう。しかし・・・

明るかった楓ちゃんが一転してヤバイ様子に。
そしてなりふり構わずといった感じで蛍ちゃんを頼ってくる。おやおや。ふむ、まずは話を聞かせてもらおうじゃないですか。

最近の楓ちゃんの活躍は占いの館の占い師の言葉が原因だったとのこと。
ふうむ、その占い師は空き巣が現れる場所をしっかり言い当てたと。
その後も犯罪者の現れる場所を正確に言い当ててみせた・・・これが情報源だったわけですな。
怪しいと思うべきところなんでしょうが、そこは迂闊な楓ちゃん。活躍出来てることに舞い上がってしまったのでしょう。
本来なら占い師の言葉を鵜呑みにするのではなく、情報の裏を取るべきだったのだが・・・青いですなぁ。

てなわけでしっぺ返しを食らうこととなった楓ちゃん。
いつも通り、占い師の言葉に従って現場に行ったらそこに死体が。
それだけならまだしも、現場には楓ちゃんがつけた痕跡しかなかったという。凶器にも指紋がついていたのだそうな。
ははぁ。これは立派な第一容疑者でありますな。

楓ちゃんもこの話はちゃんと警察にしている。
が、これがオカシな話。どうも殺された人物は楓ちゃんを占っていた占い師と同一人物であるという。
顔などは全然違っているように見えたが、これはどういうことでありましょうか?
商売している時の顔と使い分けてたりするのだろうか。そんな器用な・・・

我が世の春を謳歌していたら一日にして絶望の淵に立たされる楓ちゃん。
奢れる者久しからずとは言いますが・・・見事すぎる転落劇に笑うしかありませんな。ハッハッハ。

警察の知人は身びいきがないようにと事件から外された。もう頼るのは蛍ちゃんしかいないという状況。
ふーむ。これはどうにかしないといけませんわな。友達として。
面倒臭い子ではあるけど、見捨てるような真似はできませんわな。うんうん。

・Gメン
G組の皆さん、今日はトランプでお楽しみ。
大富豪とか学生の頃はよく休み時間にやってたもんですなぁ。
呼び名は場所で変わるかもしれないけど、うちでは大富豪でした。

全く接点のないオタクとヤンキーが同じように遊んで笑いあっている。
肝田と薙の関係はなかなか不思議なものがある。普通は交わることの無い人種であるはずなのに・・・

というわけで今回は2人が仲良くなった時の話となります。おぉ。

それは7か月前のこと。
その頃の薙はメッシュを入れて今よりもビジュアル系寄りな感じだった。割と色気あるじゃん。
肝田は今の100倍はダサかったという。指抜きグローブはいかにもなオタクファッションでありますなぁ。
初対面でも物怖じしない態度の肝田。さすがというか何というか。コスプレじゃねーわ!!

そんなこんなで4月なかば・・・ワイはゲーセンでカツアゲにあったんや・・・

今どきでもゲーセンでカツアゲにあったりするものなんだろうか。
まあ、やってる相手がレトロな感じの不良ですし、やってることもレトロと考えればあり得る話か。
しかしカツアゲされて値切る肝田のノリはなかなか凄い。
その根性を認めて受け入れるぐらいの度量は欲しいですよねぇ。いやそんな度量ある人間はカツアゲしないか。

何故か髪型をアップに変えた薙が通りかかり、同じクラスのツレなんでと間に入ってくれる。ほほう。
相手は中学校時代の先輩であるが、今では他校のヤンキー。まあ、従う理由も特にないですわな。
そんな風に村瀬という男に喧嘩を売ったところ、ゴールデンウイーク明けに待ち伏せを食らうこととなる薙。

その頃から梅田くんとの交流もあり、G組の仲間はいた。
が、一人でいる時に集団で襲われてしまう薙。相手は集団でいながら容赦なく武器まで使ってくる。
うーむ、普通にやったら敵わない相手と認識しているだけに容赦ないやり方をしてくるわけか・・・何ともはや。

それでも何とか一発、村瀬の顔に拳を叩き込む薙。男だねぇ。
しかしもうそれ以上は動けない。やられることを覚悟した。その時・・・

ソイツ同じクラスのツレなんですわ!カンベンしたってください!!

自分が言われたのと同じセリフで割って入るのは肝田。
後ろからしがみついた・・・と思いきや、そのままジャーマン。綺麗なブリッジで決まったー!!!

まさか本物の喧嘩中にジャーマン決めるとは・・・肝田のスペック。地味に恐るべし!!
路上で遠慮なく決められるってのも凄い。怖いよ!!

まあ、その後は続かずにフクロにされて梅田くんたちに助けられたわけですが、いい男を見せた肝田。
それ以来この2人は仲良くなって今に至るらしい。なるほどねぇ。

互いに相手の為を思って、なんて言葉は口にしないが、それでもその行動は相手にとって衝撃的なものでありました。
ヤンキーとオタクでも仲良くなれる道を示す。いい話でありますなぁ。
まあ実のところヤンキーは結構漫画も読むし、話が合う部分は多そうですけどね。荒事部分で合致するかは個人次第ですが。

何はともあれ肝田と薙。2人の友好関係は今後も続いていくのでしょうな。間違いなく。

・錻力のアーチスト
白熱の筋肉対決。
まずは蛮堂が2球続けてのストレートで弐織を追い込む。
が、それでもバットを長く持ったままの弐織。振り遅れているはずなのに長打の意志は捨てていない。
とはいえ春季大会では追い込んでからの直球勝負でレフト深くまで飛ばされている蛮堂。ならば・・・

わかっているとも桃ちゃん・・・
決勝で待つ港南。弐織義壱は俺が討ち倒す。そのために今、弐織敏を打ち取るために最善の手を尽くす。
スプリットで仕留める

急速こそストレートには劣るものの、意識していなければ当てることは難しいスプリット。
振り遅れるほどのストレートの速さがあってこそ、そのスプリットも生きるというものである。
さあ、服も破り捨てて勝負の構えだ!あ、これはイメージです。

次で決める気だな蛮堂。
球に集中しろ。アレコレ考えてさっきの蓬莱みたいな中途半端なスイングはしねえ。
春に負けてからずっとコイツの球を打つことだけを考えてきたんだ。
テメーの球じゃねえと俺の飢えは満たされねえ。喰らいついて咬み砕いてやる・・・!!

弐織もまた服を破り捨てて臨戦態勢。はい、これもイメージです。
全裸の男2人の殴り合い。野球なのかどうなのか分からない対決となってきましたが、イメージであるならば仕方がない。
本来ならばマウンドからホームベースの間は18.44メートルも離れているが、イメージするのはもっと至近距離の殴り合い。

体の使い方、腕の振り。コイツの動きに集中しろ。
2ストライクあと一発くらったらKOされる。何がくる!?
ストレート、フック、アッパー何でも来やがれ。迎え撃ってやる

およそ野球とは思えない用語が飛びだしました。
でもまあ、女の子に見立てる蓬莱よりはよほどマシなのではないでしょうか。
そしてその見立てではスプリットは角度のある右の打ち下ろしとなるらしい。
ならばそれに合わせるのは・・・アッパー気味の下からの突き上げ!!

テメーの右腕・・・打ち砕く!!

イメージのみならず、現実でも見事にそのバットにボールを捕らえる弐織。
相変わらずの轟音。直近で聞かされる山脇くんは毎度たまりませんなぁ。
そしてその轟音の結果・・・打球はレフトスタンドに。弐織義壱のもとに。ほほう。

蛮堂の球を力尽くで、しかも狙ったかのように兄のもとへ送り届けるとは。
さすがにそこまで狙ったわけではなかったでしょうが、運命に導かれたって感じですかねぇ。
しかし弐織。これで永源サンと続いてエースからホームランを打っていることとなる。四番らしく成長してますなぁ。
さすがの穂村も厄介に思っているのではなかろうか。

いつまでも兄キとアンタに最強の四番争いさせてらんねーんだよ

蓬莱にそう述べる弐織。うむ、今の弐織ならばそれを言う資格は十分ありそうですな。

見事にホームランを決めた弐織。だが後の3人は連続三振でスリーアウトチェンジ。
うーむ、あれだけのホームランを打たれたのに崩れることなく仕留めるとは。タフですねぇ。
とはいえダメージゼロであるはずはない。桃ちゃんを見て癒される蛮堂。いや、お前の打順だから!さっさと打席に行け!!
いや、この男はこれでいいのか。その結果として愛の炎を再び纏っての出撃となったわけでありますから・・・!!

春の大会では終盤に見せた全身燃え上がりモードが早くも登場。
この状態の蛮堂は本当に怖い。そりゃ左薙も通報しようとする。
先制点を得て勢い付いた桐湘でありますが、さてさてこれはどうなるか・・・注目です。

・スメラギドレッサーズ
かなでちゃんのために苦手な男相手に大声を出して怒ることが出来た梨谷さん。いいですねぇ。
しかしガレキでの殴打はある意味それ以上に大胆な行為でありますな。

そんな梨谷さんの想いを受けて、放たれるのは必殺の"雷鳴閃牙"
おぉ。100%ともなると必殺技までついてくるのか。ドレスは奥深いですなぁ。

あんなのもう兵器じゃんとビビリだすモブ男子たち。
いや、スイングで人をブッ飛ばす時点でドレスは十分以上の兵器だと思うのですが・・・何を今更。

梨谷さんのカメラも無事に取り戻せた。
そして勝利の、仲直りの笑顔の撮影。うむ・・・いい感じだ!!
そしてツクヨミ首領スメラギアも姿を現し、他のスメラギドレッサーたちも姿を見せつつある。
うむ・・・物語はこれからって感じですな。

・羽恋らいおん
不甲斐ないプレーをしてお姉さまになじられるレオ。
よっちとは違ってそういうのを望んでいるわけではないのだろうが・・・怒られやすい子なのよね。

初見でも分かるぐらいに気持ちが先走りしているレオ
早くレギュラーになって鈴蘭さんに認められたい。
レギュラー陣が凄いことが分かったため、逆にそれが焦りに繋がってしまっている様子。おやおや。
この合宿で結果を出さなければと思っていたのだが・・・先走りの空回りだったみたいですねぇ。

それはそうと鈴蘭さんが好きなことを八千代さんに知られるレオ。
ハードル激高なのは言われるまでもなく分かっている。が・・・

ダメだからこそイクのが恋愛ってもんでしょうがぁぁ!!
フラれる心配のない子を好きになるのが恋愛か!?違うだろ!?
分からないからこそドキドキする!!高い山だからこそ登ったら気持ちが良いんだろうが!!
「挑戦」すること!!それが「恋愛」なんだよぉぉぉ!!

羽柴レオかく語りき。
さすが恋で強くなる男であります。
バドミントンとは違ったところで八千代さんを感動させてしまうのでありました。お、おう。
というかこの八千代さん、これで感銘を受ける辺り、結構感性がレオ寄りな様子で。

てなわけで八千代さんと居残り練習をすることになったレオ。
この合宿でアタシがお前を男にしてやるとは八千代さんの弁。
何だかさっきから言い回しが色々と気になりますが、その辺りはあえて考えないでおきましょう。
それにしてもレオが八千代さんとの居残りをすると聞いてそわそわする鈴蘭さん。ほほう・・・ほほう?

感性だけではなくバドのスタイルも似ているレオと八千代さん。同じハードヒッターであるらしい。
しかし八千代さんにあってレオにないもの。それは制球力。コントロールである。

これまでは打点の早さを武器にやってきたレオ。しかしそれが成立したのは制球力の調子が良かった時のみ。
調子が悪い時は単にミスだけで終わるような結果となる。ははぁ、ムラが多い結果になるのはそのせいですか。

つまりお前の実力のメリハリが激しいのは、制球力の調子で実力がうんと左右されるから!
制球力!!それが今最もお前に必要な技術!!

なるほど。さすがの慧眼でございますな。
合宿とはいえ短い期間内で学べることは多くない。であれば、最も効果的な部分を鍛えるのが得策となる。
そういう意味ではレオ、いい師匠に巡り合えたわけですな・・・ん?師匠?

八千代「羽柴ァー!!
レオ「師匠ー!!
八千代「羽柴ーッ!!
レオ「師匠ー!!

なんだかよく分からない掛け声で練習を行う2人。
ぬう、やはりこの2人・・・似た者同士!!いいノリでありますなぁ。バカの相乗効果による成長。期待したい!!

・木曜日のフルット
飼い主としては心配になるのは分かるが、さすがにこれは猫としては恥ずかしかろう。
夜行性の猫が目立つのはどうなのか。いや目立たないから車にはねられるのだろうが・・・
そもそもフルットたちは人間よりしっかりしてたりするし、危惧しすぎなのかもしれませんな。

・総合感想
連載枠の充実によるものか、最近は読み切りや短期集中が少なめな印象。
まあ、藍の時代は短期集中だったりしますが、それはそれ。
新しい風も欲しくは思うけど、今ある作品をジックリ楽しみたいとも思う。ジレンマですなぁ。



2015年 36+37号


・弱虫ペダル
誰が想像しただろうか。こぼれ落ちそうな希望をすくうためにのばした手からそれでもこぼれ落ちた希望――
そこに、もうひとつの手がさしのべられていただなんて。

古賀さんにとってみればまさに僥倖。
それは待っている青八木さんの方から見ても、古賀さんという存在は僥倖だったと言えましょう。
どちらが欠けていても希望の糸が繋がることはなかった。

さて、その願いのタスキを届ける役である鏑木でありますが・・・何故か青八木さんへの当たりが辛い。
手嶋さんや坂道なら待っててくれたになるのに、青八木さんだと千切れて落ちて来たになる。なんでやねん!!
尊敬する心が足りないというか、むしろ内心見下し気味だったのが出ちゃってる感じでよろしくない。

そんな鏑木をも素直に言うことを聞かせる青八木さんの迫力。素晴らしい。
が、やはり調子の悪い鏑木を引っぱっていくのは簡単なことではない様子。もどかしいですねぇ。
普通にやっても大変なのに、先頭に追い付くにはペースを上げないといけない。
しかしペースを上げようとすれば肝心の鏑木が付いて来れない。うーむ、厳しい。
やはり去年の田所さんのように段々と復調してもらうしかないわけでありますが・・・

鏑木を抜いた集団は止まっていた青八木さんも追い抜いている。
その集団の中には熊本台一広島呉南の姿も・・・おぉ。

そして集団の中で総北の話をしているのは山口代表・・・そう、山際さんの再登場だ!!
足を止めて鏑木を待つ青八木さんの意図を正確に読んでみせる山際さん。
さらに総北というのは逆境でこそ力を発揮するチームなのではないかと述べる。
うーむ。平坦な顔付きながら何とも味のある・・・この人にはこの調子のままレースの最後まで居て欲しいものですなぁ。

さて、その逆境に強い総北。先頭にここから追いつくというこの上ない難題に対する答えは、これ。鏑木が前に出る!!
落ちて引っ張られるはずの鏑木が何故か前に出て引く!?
普通に考えれば意味の分からない話。だが、引かれてる時より引いてる時のほうがペースが速い!!
うーむ、根っからの先頭体質という部分もあるのだろうか。
カッコつけであるし、救出されるという立場では力が沸いてこないのかもしれない。

ロードレースは半分はメンタルのスポーツだ。心が折れたら終わり。逆に目的があれば前に進める
こいつ、先輩のオレを助けるために全力で前に進もうとしてるのか。
ともかくこいつはバカじゃない。特別なバカだ!!これはひょっとするかもしれない!!

中途半端なバカよりは突き抜けたバカの方がいいって話ですな。
山際さんも言っている。もしこの集団に再び追いつくことがあるなら、それは常識では見たことない姿で追いついてくるじゃろう、と。
その予想は正しく、何故か不調だったはずの鏑木が前を走って集団に追いついてしまう。
素質面で言えば本来集団に捕まるような男たちではないし、復調さえすればこんなもんですわな。
去年の田所さんもメンタル面での疲労が祟ったようですが、坂道に救出されて復調できていました。
となれば鏑木も勘違いによるものであるとはいえ、先輩を救うという優越感で復調できるのならそれはそれでいいのかな――と。
でもやっぱり先輩呼び捨てはよくないなぁ。読者へのストレスとかその辺を考えてもよくない。

・刃牙道
全日本剣道選手権4年連続制覇の三輪さん。階級は巡査部長。
出頭してくる武蔵を待つ姿は何だか嬉しそうである。

現代に蘇った宮本武蔵。
改めて見ても荒唐無稽な話であるが、接触した職員によればあれは「ホンモノ」だと皆言うそうな。
警察官は普通以上に体術を修めており、その身体が実感してしまうのだという。あれは宮本武蔵に間違いない、と。ほほう。

読者としては今更武蔵が本物かどうかの話を再燃されてもという想いはある。
なので今回の主眼について話を持って行って頂きたい。主眼となるのは「剣道」について。
「剣道」とはただの模擬の「斬り合い」なのか・・・あるいは「剣術」の進化形なのか
実績を積み重ねてきた三輪さんは自信を持って後者であると答える。
それを証明するのに宮本武蔵という相手はこの上ないってことでありましょうか。無謀な。

とはいえ武蔵当人を前にするとさすがに闘気の凄さに当てられる三輪さん。
これは剣道どうこうというより生き方の問題な気はしますな。地下闘技場の格闘家でも怯むのだから無理はない。

ともかく武蔵も竹刀を手にして立ち合いの構え。
警視総監としても竹刀による真剣勝負は是非見たかったとのこと。安全でよろしいですなぁ。
いかな武蔵といえども竹刀で斬り殺すようなことはできまい。たぶん。できてもこの相手にはやらないでしょうけど。

剣道家は確かに手にしたのだッッ!武器の軽量化がもたらした――速度化の飛躍!!!
剣道家は剣豪を超越る!!!

大きな野心。それをあっさりと打ち砕いてしまう武蔵。
その振り下ろしの前には受けなど有効なはずもなく・・・なんでそんな直接的な受け方しようとしたし!!
せめて斜めに受け流すとかでもすればまだマシだったでしょうに、真っ直ぐ受け止めようとするとは・・・
竹刀がこんな勢いで迫ってくるなんてということなんでしょうが、その辺りの読みがやっぱり浅かったですわなぁ。

竹刀によるスピードの向上は確かに武器であるが、そもそも気圧されて近付くまで何も出来ないのでは何ともなりませんわな。
こればかりは実戦を積まないとという感じなのでしょうが、そうした場合どこまで剣道家でいられるものか・・・
剣道家が剣豪を超越る道は遠そうであります。

・毎度!浦安鉄筋家族
ノムさんは本当に燃費が悪いですなぁ。食料のエネルギーはどこに行ってしまっているのだろうか。
口の側に寄ってきた食べられるものなら何とでもしてしまうのがノムさんクオリティ。
浦安アベンジャーズではマスコット扱いされてましたが、異能レベルはかなり高いですぞ!!

・実は私は
パトカーがサイレンを鳴らしていたのなら嶋が捕まったものと考える。
これはもはや習慣化した反応に近いものであり、そのような反応を示した岡を責めることはできますまい。
本当、なんでパトカー乗ってねぇんだ嶋公

何でも最近はあまり捕まってないらしい嶋公。つまらん。
ああ、最近は涼さんや緑苑坂先生を追い掛けてないからって話でありますか。
逆に言うとそれ以外の女性には同じように迫ったりはしてないってことなんですな。
本当、嶋は中身が男性の女性以外には迫らないのではないかと妙な危惧を覚えてしまう。

そんな嶋とぶつかるのはホレっぽい忍者の子と噂の桃地ちゃん。
曲がり角でぶつかるという典型的な運命的な出会いのパターンであったわけですが・・・何という顔をするのか桃地ちゃん!!
色ボケ忍者と名高い桃地ちゃんであってもこの反応とは・・・嶋公。恐ろしい男。
特にぶつかったりしたわけでもないのに岡の方に運命を感じちゃってる桃地ちゃんでありました。おやおや。

桃地ちゃんの表情につられてか、今回はみかんに藍澤さん、獅穂さんもえらい顔になっております。
ヒロインたちも思わぬ表情にさせてしまう。嶋公の恐るべし魔性の技・・・恐るべし!!

藍澤さんがいることに気づかずに未来人うんぬんの話をしちゃうみかん。うかつ!!
というか藍澤さんがいても気にせずその話を続けてる獅穂さんもどうかと思わなくはない。
それはそうとやっぱり獅穂さんは岡のみかんへの気持ちはちゃんと理解している様子。
割と露骨と獅穂さんは述べていますが、それに気づいているのは当人たち以外は獅穂さんしかいないんじゃなかろうか。
さくらさんは分からないけど、他の面々はその辺凄く鈍そうだからなぁ。

どこまでも諦めない嶋。岡の格好をしてのチャレンジ。
うん、これは刺されても仕方がないかもしれませんな。ハッハッハ。
しかし他の子らが真顔になってる中、一人ツボに入って笑ってるみかん。
これは岡のことを良く知ってる故の笑いでありましょうか?脈はなくもないと見ていいの・・・か?

この程度のクオリティでも葉子さんなら騙せなくはないとのこと。
いやいや。さすがにそれは。さすがにそれは。まあ、さておいてだね。

恋愛ごっこに付き合うつもりはないという岡。まあ桃地ちゃんの普段の態度を見てると真面目に応えていいものか分かりませんわな。
しかし桃地ちゃん、岡に対してはどうもいつもとは違う部分もあるようで・・・

自分のこと好きだって言ってくれる人にはちゃんと返事した方がいいって・・・それしか出来ないって、俺は思うよ・・・?

辛い思いをしながら返事をしてきた男の言葉は違いますな。
その辺りの恋愛に真摯な態度が黒峰朝陽の良い所であります。
同じコマに写ってる嶋の姿がなければ凄くいいシーンだったのだが・・・!!

ともかく朝陽の言葉を受け、岡も真面目に返事。

俺・・・他にホレた女がいるんだ。だから桃地ちゃんとは付き合えねぇ

メガネを外してそう返事する岡。
みかんのように伊達ってわけでもないのでしょうが、メガネで目が見えなくなることのないようにって配慮でしょうか。
まあそれでも言葉にするのが恥ずかしいのか、目を逸らしつつって感じなのがまだまだ岡も恋愛事には若者であるなぁと思えます。
うーむ、それにしてもそっかー。桃地ちゃんは単なる色ボケってわけでもなかったんですなぁ。

なんでもひぃおばあちゃんに言われたのだそうな。全ての人に恋しなさい、と。
ははぁ、だから誰とでも出会ってすぐに恋に落ちると。老若男女問わずにと。でも嶋はそこに入らないと。なるほどなー。
ヒューマン主張する嶋のタフさはある意味人外である。が、それはさておいて・・・

あの忍者の子・・・さっきなんて言った・・・?

思いっきり赤面して動揺している獅穂さん。恥女力が高まっている!!
そしてその恥女力の高まりに反応した桃地ちゃんが述べる言葉は・・・獅穂おばぁちゃん

ううむ、これまた大きな爆弾を放り込んできましたな!!
まだ朝陽の嫁と確定するわけではないでしょうが、これは色々と物議を醸しそうであります。さてさてどうなるのか・・・

・囚人リク
周龍が本当に死なずに済むのか。それは史郎さんにも分からない。
だが分からないままただ見ているよりは、自分に出来ることをした方がいいに決まっている。
まず今優先すべきことは作戦の成功。リクをダクトに上げることである。やるべきことをやらねば!!

希望を繋げ!筋肉の塔!

リクはさておき、レノマさんの巨体を肩車するのはさすがに史郎さんでもしんどそう。
とはいえそれでもしっかり抱え上げてみせる辺りがさすがの巨人。ヨイショアアアア!!
極楽島でずっと天突き体操をやってきた甲斐があったというものですな!!

2人の巨体が投げ上げる・・・が、それでもわずかに届かない。
それでいて3人の重みに耐えきれず崩壊する階段。だが、怯んでいる場合ではない。

かまへん!踏まんかい!!

史郎さんがその言葉を言い終わるや否や。顔面を踏みつけて土台にするレノマさん。
そう言うと思っていたという信頼がなせる技か。
はたまた普段から似たようなことをやってきた慣れということなのか。何にしてもいいコンビプレーでございます。
そのボスたちのコンビプレーにより、投げ上げられたリクはしっかりとダクトの上に。
うむ、どうにか難関をクリアできたようでありますな・・・!!

しかし完璧に作戦を成功させるにはリクの方だけでは済まない。
犠牲者を出したくないという田中一郎の言葉の通り、周龍には生きていてもらわないといけない。
なので再びのボスタッグによるコンビプレーでギロチンを撃破。
この威力で吹き飛ばせば、いくらギロチンが化物のような看守であってもひとたまりもありますまい。
って倒してしまって良かったのか・・・!?
それなら最初から倒す方向で策を練った方が良かったのではなかろうか。まあ、倒すより他なかったということなんでしょうけどね。

いずれにしてもすんでのところで救うことができた。
周龍に対しては色々と複雑な思いはありましょうが、その心意気は感じないでもない。
今度こそは折れることなく最後まで戦って頂きたいものでありますよ。本当に。

・鮫島、最後の十五日
部屋の皆に喜んでもらいたい。自分の居場所を失いたくない。
そういった思いで、やりすぎなほどにやってしまうジョージ。
恐れの気持ちがそうさせてしまったんでしょうなぁ。相手の喜多錦さんは不運でありました。
この駄目押しによって相撲が取れなくなってしまったとしたらどうなるのか・・・
喜多錦さんの弟弟子にそれを指摘され真っ青になるジョージ。辛い。

ゴメンナサイ・・・

さすがに笑顔を作り続けることも出来なくなってしまうジョージでありました。
そして追い打ちをかけるように、喜多錦さんはしばらくして引退したとのこと。ううむ・・・

痛烈に感じた。何かを背負い土俵に上がっている覚悟・・・それを剥き出しでぶつけられる恐怖・・・
上に行けば行くほど全身で向かってくる剥き出しの覚悟は強烈さを増し、
恐怖で潰されそうな精神を・・・スマイルでガードする・・・
壊したくなかった・・・皆のスマイルを失いたくなかった・・・
相手の想いを・・・必死な覚悟を・・・潰して手に入れるスマイル・・・
非情。その覚悟の無い者は生き残ってはいけない世界・・・

肉体はこの上ない素質に恵まれているジョージ。
しかしその心は勝負の世界で生きていくにはどうにも厳しいものでありました。
少し前までの宝玉光のように慢心し、真剣勝負をバカにする者もいれば、このように覚悟が定まらないまま幕内になる力士もいる。
角界も色々でありますなぁ・・・もっと早い段階でジョージも鯉太郎たちと当たっていれば・・・

しかしジョージが入幕を決めた時の寒河江親方は本当に嬉しそうで、涙まで流している。
ジョージのおかげで自分の考えは間違っていないと胸を張ることが出来るようになれたわけだ。
そう、楽しんで・・・笑顔で相撲は強くなれるんだと。その考えを自信を持って言えるようになったんだと・・・

僕の手に入れたスマイルを・・・居場所を守るために・・・期待に応えるために・・・
僕は上手に笑えていただろうか・・・

鯉太郎があまり楽しそうに見えないと見抜いていたように、分かる人には分かってしまうジョージの作り笑い。
押し潰されそうな心を覆い隠すための笑顔も永久には続かないものである。
どうやらこの新入幕の四日目にして・・・完全に効果が切れてしまったみたいですなぁ。

大丈夫・・・利カナイ・・・スマイル・・・利カナイ・・・
ダメネ・・・ダメ・・・モウ・・・笑エナイ・・・怖イ・・・

トイレの個室を目一杯埋めて震えるジョージ。
やっぱり籠るにはトイレが一番ですな。寒河江部屋の連中も真っ先にそこを探しなさいよ。
そしてそのジョージの横の個室には同じくみっちりと埋めている男の姿が・・・

わっかるな〜〜〜その気持ち・・・

ここで登場の大吉。うむ、ジョージの心を理解するのはやはりこの男でありましたか!!
しかし大吉はジョージとは違い勝つことは出来ずにおり、土俵への恐怖を感じながらもそのことの悔しさの方を感じている様子。
いや、悔しさというよりは不甲斐なさか。心配してくれる鯉太郎に合わせる顔がない。その思いが強い様子。

応えたいんだ・・・鯉太郎さんの想いに・・・喜んで欲しいんだ・・・鯉太郎さんに

何も出来ないどーしよもーないただのデブの自分に初めから期待してくれた相手。
ジョージからすれば寒河江親方のような人である。うむ、共感を抱く相手でありますなぁ。
しかしジョージの悩みなど大吉から言わせてもらえれば余裕ある悩みとのこと。おやおや。
まあ、勝ちたいのに勝てないという悩みを抱いているところに勝っても心が痛いとか言われましてもなぁ。

前に大吉が負けても気にしていないように見せていたのはそう振る舞っていただけってことなんですな。
鯉太郎に心配をかけさせたくない。不甲斐ない自分のことで心を煩わせたくない。そういう想いがあったのでしょう。
そんな気遣いより勝つことが一番なのでしょうが・・・それで勝てるならば悩みなどないわけで。ううむ。

ともかく大吉先生のジョージへの語り。期待であります。

・臆病の穴
Championタップから出張掲載。史群アル仙先生の登場であります。
宣伝と言うことで少し大人しめな感じですが、インパクト的には下がりそうでどうでしょうか。
いずれにしても単行本1巻が発売であります。

・それでも世界を崩すなら
同じくChampionタップから出張掲載。陸野二二夫先生の登場です。
素直な気持ちを述べるのは難しい。こじらせてなくてもこれは難しい。
それでも言って見せたりするのが成長ってことなんでしょうなぁ。
こちらも単行本が発売でございます。

・侵略!イカ娘
スプラトゥーンとのコラボも好評のイカ娘
白黒ならばイカ墨で血にも見せられるかもしれないが、明るい所で見ちゃダメですやね。
千鶴さんならば相当な勢いで血の赤を上塗りできそうで怖い怖い。ナワバリ争いは過酷!!

・マジカロマジカル
彩音さんが出会った不思議な女の子。
怪物化の正体に迫れる可能性がある。これは是非とも調査したい。
てなわけで、そういった時は頼れるこの人に聞くべきでありましょう。教えてマチコちゃん!

勢い込んで聞きに行ったが、残念ながら小町先生にも手がかりなし。
能力で生徒の動向を探ることは出来るし事前に動くことは出来るが、それでも成果が上がらなけらば仕方がないか。
まあ何にしてもようやく先生から合格のお墨付きがいただけて良かった良かった。

テンション上がって休んでなんていられないマジカル団。
じっとしていることもできず、雫ちゃんのアルバイト先に手伝いに現れる。ほほう。
男手が欲しいということで荷物運びなどの力仕事を行う狼一。
そこは大きくなって行うわけにはいかないのだろうか?高さのバランス悪いとおじさんの腰にも悪いよ。

それはそうとガラの悪い犬たちから猫を守る狼一。カッコイイ。
余裕で守るために割って入ったのにボロボロにされる狼一。カッコワルイ。
まともに戦えば強い筈なのに、何というかやられ役が身に沁みついているようですなぁ。

それはそうと助けられた猫が例の不思議な女の子と出会い・・・
怪物化した結果、猫が行うのは狼一への告白。うーむ、短い言葉ながら正直な気持ちをぶつけてきますなぁ。すき。

そして雫ちゃんに近付くために段階を経て人間へと近付いていく猫のミーちゃん。
うーむ、まるでケモナーの好みの段階図を見ているかのようだ。
ケモナー的には最初の方の段階の方がよろしいのでしょうが、狼一的には最後の段階に来てもらった方がいいでしょうな。うむ。
とはいえ人間の体になれるとはいえ猫であることには違いなく・・・間違いをおかしていいものかどうか。悩ましいな!!

確かに今の狼一は人間には見えない。しかし猫でもあるまい。が、そこは別にいいらしい。いいのか!!
恋する気持ちに種族差は関係ないってことでしょうか。青春だねぇ。
そして雫ちゃんににゃんにゃんされそうな所を目撃されてしまう、と。実に青春だねぇ。

猫にどろぼう猫呼ばわりされる雫ちゃん。ハッハッハ。
これはなかなかいい恋の鞘当てが見られそうではございませんかね?
鈍い雫ちゃんにはこういった相手がいる方が自分の気持ちを自覚させられていいかもしれない。ラブコメ展開に期待したいところだ!

ところで猫の名前はミーちゃんでいいのだろうか。
一人称がミーとかそういう話じゃないですよね?そこだけアメリカンでも困りますし。ボーイ!大人をからかっちゃいけないよ!!

・藍の時代 ― 一期一会 ―
さらりと高校卒業。しかしデビューの道は遠い。バイトしながら描くのは大変だなぁ。

週刊少年チャンピオンは大御所漫画家が執筆しており敷居が高い!!
そのようなことを言われる時代であったわけでございますよ・・・!!
それにしてもまさかの秋田書店持ち込み。まさかの壁村編集長登場。やったー!!

対峙の様子や原稿の破り方などいかにもな車田漫画の表現にテンション上がる。
白鳥先生の存在も含めてフィクション部分の強い回でありますが、まあ元々この作品はフィクションですし・・・!!
壁村さんに腕をヘシ折るぞと脅された部分は本当だったりするかもですけどね。

・ドカベン ドリームトーナメント編
終盤戦。ラッキー7の攻防
広島は五番の金太郎から。一打席目はアレだったが、もはや油断のならない曲者として周りから評価されていそうな感じである。

ベース寄りに立てばベース半分近くが腹に隠れてしまう。
この状態ではストライクでも当たってしまいますわな。
でもストライクだったらかすってもストライクのはずなのだが・・・入ってなかったのか?

ローテーション的にはそうなるが、決勝の投手が緒方や木下だと不安があるなぁ。というか小林は?

各駅停車の金太郎の足は警戒しなくてもいい!!
確かに面白い発想での金太郎残し。
しかし前にその金太郎の足にしてやられて得点を許したはずなのだが・・・忘れちゃったのだろうか?

奇策が吉と出るか凶と出るか。
追加点は与えたくない所でしょうが、さてさてどうなる。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
ゾンビが生活をする空間に辿り着いてしまうトミナガとマユちゃん。
そこには崖から落ちたモリオの姿もあった。さすがに元気そうでありますな。
しかし木材を積み上げて家を作ったりしているようだが、何なんだろうか?
モリオも生前の想いに囚われて行動してたりするのだろうか。気になりますな。

潜んで、気づかれずに移動する。
えてしてそういう時ほど物音を立ててしまうものである。
ゾンビに気づかれたっぽいトミナガたちの運命やいかに・・・

クルーザーに這い上がろうとするゾンビたちを迎撃するブラウンたち。
ただでさえ数が多くて苦戦してるのに船内に逃げ込んでた連中もゾンビ化。
うーむ、安全な場所に逃げ込んだつもりが逆に追い込まれることになろうとはなぁ。
武器こそ手に入ったものの弾には限りがある。むしろバットでもあれば良かったのかもしれないなぁ。

上へ上へと逃げるブラウン達生き残り3名。
しかしもう登れるところはなく、ブラウンの銃は弾切れ。
もうダメだと観念し、ゾンビに生きたまま喰われるぐらいならと自殺するアレク。ぬう、無駄弾を・・・!!
コメディアン枠はしぶといと思ったらそうでもなかったというオチ。何のためにここまで生き延びていたのか!!

ブラウンも足を取られて絶体絶命。
持っていた銃の弾もなくなり、味方もいなくなり。それでも生存を諦めないのはローラの強さ。
アレクとは違い、最後まで生に足掻こうとするその姿勢が可能性を掴む結果となる・・・のだろうか?

青い空に白い雲。そして青い海。
こんな平和な光景で繰り広げられる惨劇。さてさて、どれだけの人が生き延びるられるのだろうか・・・

・ハリガネサービス
朧の小学生時代の思い出。
まだ今のように表情に暗い影を落としてはいなかった頃の朧。
しかしそうなる土壌はすでに出来上がっていた。うーむ、酒乱の母親でありますか・・・
酔うと手当たり次第に物を投げつけてくるとのことですが、普段からずっと酔ってたりしそうだなぁ。

投げてくるのは当たっても差しさわりのないものもあれば、壊れたら後で困るもの。そして傷つくかもしれないものもあった。
そういった物から身を守るためにも力が必要だったという朧。

母さんの目線、腕の振り、初速、角度から軌道を物理演算(イメージ)する

正式な数値での演算というよりはやはりイメージに近いものであるみたいですね。
必要は発明の母というか、芸は身を助くというか。
幼いころから必要に迫られていた朧。そういった能力が身に付くようになったのも自明の理というものでありましょうか。

僕が母さんが投げるものを完全に受け止められるようになったころ。
母さんは僕への興味を完全に失っていた

凄いことが出来るようになっていた朧。そんな息子の成長に反比例するように興味を失う母親。ううむ・・・
どうにも上手く行かないものは上手く行かないものである。切ない。

――7年後。身に迫る危機がなくなっても物理演算は習性になってしまっていた。
こんなことくらいにしか使えないけど

これが朧の力の秘密でありましたか。
なるほど。これは確かにこんなこと出来るようになりたくはなかったというのも頷ける。
この力を手に入れるためには虐待が必要だったわけで・・・それと引き換えに得た力と考えると否定的になるのも無理はないかなぁ。

ともあれその朧の異能に苦しめられる豊瀬。
竜泉が逆転に成功してセットポイント。あと1点取られたら1セット目を落とすこととなる。

タイムアウトを取るがいい対策が浮かばない豊瀬。
いつもなら作戦を考える松方も朧の脅威の前には困り果てている様子。おやおや。
山縣先生は何も言ってくれないわけですが・・・まあ、山縣先生だって万能じゃないですしねぇ。対策が浮かばないのも仕方ない。
とはいえ正直に俺にもどうしたらいいのか分からんとか言われても生徒が不安になるでしょうし・・・指導者は難しい。

それにしても金田がブロックフォローに入るのなら後ろに1人残す形にしてもいいのではなかろうか?
届かなければどうにもならないが、届きさえすればいいわけですし。

追いつめられている金田。久しぶりにこんな表情を見ましたな。
そこで行うのは奇策。サーブのレシーブで直接相手コートの隅を狙う。
が、それは拾われる・・・いや、狙いはその先にある。

朧君にブロックじゃなくスパイクを打たせて拾うつもりなんだ!!

なるほど。先に飛ばせてしまえばブロックに付く前に反撃で仕留められるという考えでしょうか。
しかし先の亜細亜第一戦の勝利の鍵は朧のスパイク。
そのブロックを抜けるスパイクの正体は・・・腕を真横に伸ばしてのインパクト!!
普通、ブロックは相手の選手の前に跳ぶものであり、こんな打ち方されてはそりゃあ抜けてしまいますわなぁ。
さらにその抜け方はえぐい角度でコートの隅へと向かっていき・・・すとんと落ちる。
うーむ、いくら金田が天才的なプレイヤーであっても届かないことにはどうにもならないか・・・

二転三転した第1セットであったが、さすがに雨竜監督が勝利の鍵と呼ぶ朧。その活躍により竜泉が1セット目をもぎとった。
ううむ、大見得切って勝負に挑んだ金田にしてみればこれは悔しいなんてもんじゃありませんわな。震えている・・・
これまで幾度も励まされ助けられてきた金田のそんな姿を見た下平くんは倒れた金田を引き起こし・・・

悔しい思いさせてゴメン。自分では大して役にたってないクセにもう一度出番が欲しいなんてズルかったね・・・
今度こそ僕も力になるから。一緒に朧君に勝とう!!!

励まされるだけではなく励ます側にも回る。
下平くんは合宿前の一言でもチームのやる気を向上させたり、自覚は薄いかもしれないけどムードメーカーの素質はあるんですな。
得意のサーブで空気を作るだけではなく、こういった言葉で奮起を促す。うむ・・・実に主人公らしくていいですなぁ!!

一人で勝てる相手でないのならばチームで勝つ。
バレーがチームスポーツである以上、その考えは正しいでしょう。
まだ1セット目を取られただけで勝負はついてはいない。まだまだここからだ!!

・少年ラケット
レギュラーの座をかけて、いきなり始まる対決。
アドバイザーとなった轟木先輩の助言は、とにかく短く低く打てというもの。
シンプルであるが、長くコメントしても相手にそれができるかはまだ分からないですし、いい判断ですな轟木先輩。

そのアドバイスに従い、短く低く打つことで相手のミスを誘い1点を先取する。やるじゃん。
どうやら城島先輩はかなりこの手のツッツキ勝負が苦手な様子である。
しかしそう来ることは読んでいたのが城島先輩側のアドバイザーであるキャプテンのシゲさん。対策も助言済みだ。

思い切ってコースを空けて甘い球を送るノーガード戦法
これによって短い球ではなく、強い球を誘い込もうというわけですな。
これもまた相手を自分の思ったように動かす卓球のテクニック。まんまと嵌ってしまうイチロー君はまだまだですねぇ。

シゲさんの言葉に丸め込まれたように感じる城島先輩。だが――

ヒロさん・・・俺は――アンタに必要とされたから、必要とされてえからここにいんだよ
仕掛けたことは後悔してねえ。どのみちヤるならすぐがいい。
そう、勝てばいいだけの話だ。絶対に負けねえ――負けらんねえ!!
・・・だから、これでコイツに勝てんなら!!俺は俺の許せる範囲で丸め込まれてやるぜ。
喰らえよ俺の全力――パワードライブ!!

イチロー君のうかつな打ちこみに対し、ループドライブからのパワードライブ。
なるほど。これが城島先輩の武器でありますか。
轟木先輩もヒロさんほどではないがと前置きしつつ、強烈なドライブがあると言ってたようですしねぇ。
これを封じるためにも短くて低い球を打つように指示していたわけですな。

下から擦り上げるようなループドライブは強烈な回転が加わる。
その回転による加速の影響で短く低く返すことが困難となっているイチロー君。
一度ドライブを打たれたら、別の手で断ち切らない限り打たれ続けることになるとヒロさんは述べる。

・・・そこの切り替え方を昨日理解してくれたと思ったんだが・・・
緊張や恐怖で忘れているのか。理解るのと実戦るのは別か。このままでは城島(ジョー)には・・・

ヒロさんのニックネーム的には城島先輩はジョーでありますか。
それはさておき、そのまま上手くドライブを切り返すことが出来ず1ゲームを落としてしまうイチロー君。
しかしここで轟木先輩から一言。

オメーなんで・・・裏面使わねーんだ?

イチロー君のラケットは反転式。裏返すことで別の顔を見せることが出来る。
身体に動きが沁みついていても、その優位性が分からなければ使うことも出来ないって話でしょうか?
裏面を用いて挑むこととなるであろう2ゲーム目。さてどう変わりますか。

・クローバー
吉良・・・困ってんだったらよ、オレはいつでも力になるぜ

久しぶりにやってきたハヤトを冷たくあしらう吉良に対してこのセリフ。さすがでありますな。
しかしそんなハヤトだからこそ、重ねて借りを作るようなマネはできないってところでありましょうか。

さて、ハンマーヘッドに襲撃をかけているバズジョーカー。
最近になって百目鬼兄弟が作ったチームであるらしい。
兄弟仲良く格闘ゲームしている様はいかにもこの作品らしい不良というか何というか。

エリナちゃんを先に帰らせ、単独でバズジョーカーについて調べようとするハヤト。
駄々をこねると思いきや、素直に引き下がるエリナちゃんでありますが・・・まあ、そんな聞き分けの良い子であるわけないわな。
アイツも少しは大人になったのかと思うハヤトもまだまだでありますね。
ある意味小賢しい大人になったとは言えるか?

もめごとあるとこSEGあり!!帰ってたまるか!!
ハハハハッ!!とうとう真田エリナ活躍の時がきたぜ!!

一般人もビックリするような仁王立ち。目立ってるねぇ。
そういえばそのSEGの柄が入った帽子は手製のものなんだろうか。実は真田が編んだとか・・・?

さっそく厄介事に巻き込まれる形となったエリナちゃん。
巻き込まれるというか自分から首を突っ込む形となったというか。
何にしても手がかりが向こうから来てくれて助かった。と言ってもいいものかどうか。助けが来てくれることに期待ですな。

・Gメン
門松勝太&伊達薫。頼りになる2人が助けにやってきた!!
この人数なら片方だけでもどうにかしてしまいそうな2人ですからねぇ。頼もしいことこの上ない。
まあ、さすがに刃物とか平気で扱う連中だし、1人で囲まれると危険だったかな?

しかし突然刃物を持った相手に襲われても冷静に対処する勝太
動けなくなるようキッチリ追い打ちもかけてるし、何というか凄い。

ともあれ無事に拉致しようとしていた連中を片付ける勝太たち。
それを見て、この期に及んでコイツらが勝手になどと言い訳を始めるストーカー男。どこまでもどこまもなヤツだなぁ。
そんな相手だから、瞳先生が張り飛ばしてしまっても無理はないわけでして。

卑怯者!!アンタは絶対に許さない!!言い訳は警察でしろ!!

警察沙汰は解雇に繋がるかもしれないし躊躇っていた瞳先生。しかしもうそんなことは言ってられない。
自分の甘い考えのせいで生徒まで巻き込ませることになってしまった。
そのことを痛感し、教師失格と言いだす瞳先生。
ふむ、瀬名のことを庇ったりしてましたし、思った以上に教師としての誇りを持った人なんですなぁ。美しい。

というわけで警察に通報し、ストーカー男たちは御用。
そして次の日。当然事情を警察から聞いたであろう佐野主任。瞳先生を気遣って2・3日休んでいいと述べる。ほほう。

てっきりクビになるんじゃないかと危惧していた瞳先生でありましたが取り越し苦労。
というか・・・そっかー。佐野主任。そういうキャラでありましたかー。
不器用というか何というか。困らせれば頼ってくれるはずとか思っちゃったりしたんだろうか?
行いはさておき、印象はこれまでとガラリと変わった佐野主任。たった2ページで人の印象はこうも変わるのか・・・!!

活躍した勝太たちであるが、危険なことをしたわけなので警察にはメッチャ怒られる。まあ仕方ないですわな。
何にしても瞳先生が無事で良かった良かった。
そして瀬名には更に物凄く喜ばしい出来事が・・・スタンドアップ!!

本当の恋心を知ったが故にトラウマからも解放されたということでしょうか。
勝太とハイタッチする瀬名の表情の崩れ方がいいですなぁ。まさに解放されたって感じだ。
イケメン度はこの先どうなるか分からないが、前よりも楽しく過ごせるのではないかと思える瀬名。何よりです。

いやぁ。瀬名の衝撃の告白を含めてどうなるかと思ったシリーズでしたが・・・綺麗に片付いたなぁ。本当、さすがでございます。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
「家」の力に捕らわれた兄を助けるべく、強大な力を持った桃園さんを誘う蛍ちゃん。
しかし強大な守護霊に護られていながら、霊の存在を否定する桃園さん。
ああ、そうか。逆に護られているからそういう者を目の当たりにすることもなったわけでありますか。

ちなみにお気に入りのマスコットはお婆ちゃんからもらった阿修羅を模したもの。うん、いいセンスですね。うん。

桃園さんのことをもっと知るために聞き込みを行う蛍ちゃん。
志田ちゃんによると桃園さんは初等部のころから目立つ存在だったとのこと。
昔はもっと気さくでよく笑ってて友達も多かったのだが、今じゃすっかり風紀委員長にして学園警察状態だそうな。
ふーむ、何か変わるような出来事でもあったんですかねぇ。
しかし金持ち・・・セレブか。怖いけどコネクションを結べるならオイシー相手であるかもしれませんなぁ。

蛍ちゃんの為に力を振り絞って家から一度は抜け出た圭一さん。再び捕まっている様子。
吸収され始めているからか、家の記憶が流れ込んできている。その中にはかなり気になるものが混じっていた。
悪人を処刑するという言葉。うむ、予想通り十二人委員が殺人の死体処理にこの家を使っていたみたいですな。
だが、その十二人委員と思われる者たちの口から赤木圭一の名前が出てくる。
これはどういうことなのか。協力者になってくれるかもとマークされていたのだろうか?
それに従わず秘密だけ知ったから殺された・・・可能性はありそうだが、さてはて。

さて、圭一さんを救うためになりふり構っていられない蛍ちゃん。桃園さんに絡むことにする。
確かに学園警察を気取っている割には見場君のことも放っていましたな。
風紀委員にそこまでの力はないってことなのかもしれませんが・・・まあ、普通の学校はそんなもんですよね。

私、これから犯罪起こそうと思うんですよ。それを桃園さんに言っておこうかと思って・・・
放っておきますか?私が捕まったら桃園さんに相談したと証言する。証人もいる。犯罪者を見過ごしたと責任を問われるかも・・・

ふむ、桃園さんを挑発し、監視という名目で例の家に連れて行こうという魂胆でありますか。
しかしあまりに強力な力の持ち主の桃園さん。眼力で蛍ちゃんをカナシバリにしたりする。
これも立派なオカルトでありましょうが・・・本人は単に威圧できてると思ってるだけでしょうからなぁ。ううむ。

というわけで、桃園さんには敵わないなと全ての真実を話す蛍ちゃん。
変な小細工をせず事実を話す。誠意を持って話せば兄が幽霊となって帰ってきたという荒唐無稽な話も信じてもらえるかもしれない。
なんて思ったのが甘かった。

私はアナタを泳がせて、アナタの本性をつかみたかっただけ

ぬう、これはまた何ともしたたかな。
先に絡むようなつっかかりかたをしたのは蛍ちゃんでありますが、これは手強い。
だけど、まだおびき寄せる手段はある。本命とも思える手段が・・・!!

お気に入りのマスコットをスリ取ってオバケ屋敷まで誘導する蛍ちゃん。ご苦労様であります。
怒り満面な桃園さんをかわして家に触れさせれば・・・いきなり派手な勢いで倒壊する呪いの家!!
やあ、これは業者さんも取り壊す手間が省けたって感じですかねぇ。
結局材木などを取り除かないといけないから手間は変わらないかもですが。
それにしても何というか・・・ドリフ的な崩壊だなぁ。ヒョコっと姿を現す圭一さんもそんな感じである。

兄も助かったことだし、マスコットは返却する蛍ちゃん。
圭一さんのことは良かった良かっただけど、これはまた何というか、敵にしちゃいけない人を怒らせちゃった感じですなぁ。
コネクションになったらいいなと思ったら逆に睨まれることになりそうで・・・いやぁ。前途多難前途多難。

・ニコべん!
ドアの弁償のためにバイトすることとなった2人。
さすがに断る理由として妹と遊ばないと、は通じないでしょうな。
しかし鳥田くんは接客に向いているなぁ。頼もしいことだ。

逆にそういった仕事には向いてない典道。
コロッケが美味しいだけに夕食前は買い物客が集まる様子。大変だ。

というわけで、典道は奥で料理の手伝い。こっちの方が確実に向いてますわな。
しかしコロッケは全て自分がやると述べる多部父。拘りがあるみたいですねぇ。ガンコ店主の拘りの味って感じだろうか。

梅宮さんも満足するコロッケ。見事な味でありますな。キューピッド鳥田くんもいい仕事してるぜ。

総菜のコロッケは大人気。しかしどうにもお弁当は売れない様子。
コロッケ弁当なら売れそうな気もしたが・・・なるほど。他の店も色々な弁当を出してる激戦区なのか。

強引に誘い込んだお客さんに感想を頂く。
確かにおいしい。けどなんかつまんない。要するに華がない。これじゃテンション上がんないじゃん?とのこと。
ふむ、午後からも仕事を頑張るためにはそういった元気になれる弁当が望ましいわけでありますな。
多部さんとしては否定されて悲しいでしょうが、重大なヒントを貰えた感じであります。これは典道の出番・・・そうに違いない!!

・錻力のアーチスト
ちっぺー君を歩かせてしまった之路さん。
そして迎える打者は四番の蓬莱。うーむ、一回から大ピンチでありますなぁ。

春季大会では之路さんがケガで下がったため、対戦したのは1度のみ。
その時は初球のストレートをセンター深くまで運ばれている。
清作が下がっていたので二塁打で済んだが、そうでなければ三塁まで行かれてそうな当たりでした。
今回も同じ結果だった場合、早々に失点を許す可能性があり・・・ピンチですなぁ。

さて、出塁したちっぺー君。チョロチョロとよく動く
体は小さくパワーはなさそうだが、その分スピードには自信があるって感じだろうか。
リードを大きく取っているのは之路さんへの牽制か、それとも本当に二塁を狙うのか?
蓬莱の打席であることを考えると任せた方がいい様に思えるが・・・行った!!

見事な走りで二塁への盗塁を決めるちっぺー君。にゃあ!!
これには桃ちゃんも蛮堂も称賛の声。相変わらずの光景でありますな。
ともあれこれでワンヒットで1点を取れる状況となりました。

スコアリングポジションに進まれてしまったわけですが、ここは打者に集中したいところ。
いや、それを言われずとも之路さんの意識は蓬莱に向いている。
ちっぺー君の時とは違い、何としても打たせないという気迫に満ちている。
四番を打たせないことの重要さ。それも点が入りそうな場面で打たせないことの大事さは之路さんもよく分かっているということか。

変化球も交えて真っ向勝負を行う之路さん。
その様子を見て三塁を狙えるかと考えるちっぺー君。本当、チョロチョロと良く動く。
しかしそれが妙な結果を生むこととなった。

三球目の変化球と四球目の決め球であるストレート。
そのどちらの球にも、蓬莱の目からすると男のカゲがチラつくらしく・・・うん、何言ってるんだろうね、コイツは。相変わらず。

蓬莱にしては中途半端なスイングで三振。桐湘としては実に助かった打席でありました。
ふーむ。蓬莱にも意外な弱点がありましたか。男のカゲがチラつく女性は苦手、と。
その弱点聞かされても野球でどう有効活用すればいいのか普通は分かりませんけどね!!
単純に二塁にランナーがいたら気が散るのかといえばそんなことはありますまい。強打の蔡理、今までもそんなことはあったはず。
これはやはりちっぺー君が女顔なので意識に割り込んできちゃったとかそういうことでしょうか。
これが宮野だったら蓬莱も気にも止めなかったはず。宮野ではチラつく男の役は無理という判断も・・・なくはなさそうだ。

申し訳なさそうにするちっぺー君の頭を撫でて俺が悪いと述べる蓬莱。先輩らしいですねぇ。
その蓬莱に対し、人の弟に馴れ馴れしいぞと述べる蛮堂。うむ、お前がいうことか!!

ともあれ一回は両チームとも無得点。試合は二回に。
そして早速訪れるのは弐識対蛮堂。因縁の筋肉対決。
蛮堂としてみれば試合には勝ったものの弐織には打たれた印象が強い。
弐織にしてみれば蛮堂の球をスタンドまで運べなかった悔しさがまだ残っている。そうしていれば負けなかったはずなのに、と。
そういった因縁を含めて注目の対決。軍配はどちらに上がるか・・・!!

蛮堂「俺と桃ちゃんとちっ平の絆は誰にも負けん。弐織義壱を打ち取るまで燃え続けるのだ」
弐織「弐織義壱だマネージャーだ何だと気ぜわしい野郎だ。まとめて吹き飛ばしてやる」

しっかりちっぺー君も加えて燃え上がる蛮堂。
さてさて、この対決はどのような結果を迎えるのか。注目です。

・羽恋らいおん
社会人女子バドミントンクラブ「ライズシャトル」は全国にも名を轟かすクラブ。
中には大学の一部リーグで活躍してた人やインターハイ常連だった人もいるという。ほほう。
しかしそれにしても何ともはや麗しいお姉さん方でありまして・・・八千代さんのようなキャバ嬢の方もおられますのか。

どうやら鈴蘭さんも小さい頃にこのお姉さん方に指導を受けていた様子。その伝手でございますか。
しかし未熟だった頃の話をされるのは恥ずかしいものがありますわな。さすがの鈴蘭さんもたじたじで可愛らしい。

というわけで試合開始。
それぞれに年上のお姉さんたちとの試合には思う所がある様子。
まあ、一人はそれよりもシャトルが苦手とテンション下げてたりするわけですが。凄ぇな。

主婦の雪子さんが相手だが・・・苦手なシャトルのせいで力が出ない伏喜さん。これはまあさておき。
他のレギュラーたちもこのお姉さん方には苦戦しているらしい。
確かに体力的には全盛期から遠いでしょうが、その分動きやフォームが完成されている
スタミナが足りなくなったのなら技術でどうにかしてしまおうという話でありますな。
翻弄される菅原副部長。相手はOLの直子さん。ハッハッハ。やり辛そうですなぁ。

そんな中、しっかりと勝利を手にするのはさすがの伊深部長。
相手は生花店に勤めていらします権佐ェ子さん。あ、貴女息子に柔道部の主将とかいたりしませんか・・・!?

自分より経験豊富な相手をどう制するか。それがこの試合の意味。
そのように語る鈴蘭さん。今のところ伊深部長以外は勝利できていないようですが、この合宿でどこまで伸ばせるか。

続いて1年達の試合。
猿舘が1ゲームを取ることには成功したが、こちらも勝利できた者はおらず。
特にレオに至っては何と1点も取れないという有り様。
ふむ。確かに強さにムラがあるってのはレオの弱点でありますなぁ。これでは危なくてレギュラーには使えないかもしれない。

さて、そんな不甲斐ないレオにお怒りの八千代さん。おやおや。
毎度女王様に怒られる感じのレオでありますが、これでムラっ気という弱点がなくなるといいのですが・・・
ムラっ気というか空回りな感じですかな?恋する心も集中力が足りないとどうにもパワーに繋がらない感じですかねぇ。
合宿での成長に期待したい。

・スメラギドレッサーズ
変身さえできればどうとでもなる。
これまではそうだったが、幹部は100%のドレスでも互角に戦えるかどうかの実力を持っているという。ううむ、恐るべし。

クズならクズらしくいい子ぶらずにクズを貫き通す。
うむ、実にクズらしい発言でありますな。このクズモブ共め!!

梨谷さんのことを誤解していたかなでちゃん。
その誤解が解けたこと。小心者の梨谷さんが頑張ってくれていること。
それらから生み出された覚悟の着替え。
その気迫に囃し立てるような声もなく・・・現れるのはついに100%の出力のライメイドライヴ!!
うむ、これはなかなかいい盛り上げ方をしてくれましたな。

・木曜日のフルット
この類の幽霊はマジで怖い。やめて!!幽霊も可愛い子でお願いしたい。
その点、このカッパは可愛くてよろしいですな。ハッハッハ。

・総合感想
合併号を開けての次回は今号でお休みだった吸血鬼すぐ死ぬがセンターカラー。
推されているということなのかどうなのか。気になるところです。
同じくセンターカラーのニコべん!には角光先生のクッキング講座もついてくる。嬉しい話でございますな。注目だ!!



2015年 35号


・ドカベン ドリームトーナメント編
岩鬼正美VS京極道太郎!!男気一本勝負!!

怪我して握れないかと思われた右手でしっかりバットを握り、悪球を打つ岩鬼。
特大の当たりであったが、残念ながらファール。
さてさて、指は何ともないのか、単に我慢しているだけなのか。

指が無事だったことも考え、どまん中勝負を要求する武藤。しかしそれに首を振る京極。
まあ安全などまん中で勝負だなんて逃げにしかならないと考えるのが京極らしい話か。
男気もいいけどチームの勝利が優先。プロならその考えは当然であるが・・・まあ、これもまたドリームよ。

長い首振りであったが、ようやく京極の意見が通り、試合再開。
意地を張った時はそれなりのボールを投げるという京極。さて、どのようなものとなりますか。

投げる球は勿論悪球。それも岩鬼の大好きな向かってくる球である。
しかしこの球こそ京極必殺の出刃ボール
その威力は岩鬼のバットをへし折るほどだという。ほほう。
バットを折られた分打球が上がらずピッチャーライナー。
それでも凄まじい勢いだったはずだが、しっかり受け止める京極。小さいナリだが見事な根性であるなぁ。

今の京極の球は何と135キロ。それなのに怪力の岩鬼のバットをへし折る気迫が込められている。
これこそがピッチャーの1番大事なもの「球のキレ」、なのだそうな。ほほう。
バットがボールに当たる瞬間に150キロにも見える力が加わるという。

ゴクがこのキレ味を出す時は己を越えるライバルに出会った時だ
ゴクはスターズの四番は岩鬼だといつも言っている。素手で捕ったその男気を目の前で見てなおさら男の中の男と思ったのよ。
京極道太郎は野球と出会っていなけりゃ任侠道を歩いた男だよ。

そのように評する埴輪。
言われてみれば試合前にそのような主張をしていましたな。
舌戦こそ繰り広げていたが、それは岩鬼を認めていたからこそだったんですねぇ。うむ、いい話だ。

岩鬼の打球をキャッチした左手を痺れさせながら続く殿馬、土井垣を仕留める京極。
なんのかんのでリリーフ大成功と言った感じでありましたか。

さて、最後は岩鬼の様子。右手を冷やして気持ちよさそうな様子。
うーん、やっぱり素手キャッチは岩鬼と言えどもただでは済まなかったみたいですなぁ。
それでも深刻なダメージになってない辺りはさすがというか何というか。

ともあれ男気一本勝負は見ごたえのある戦いでありました。認め合った者同士の戦いは熱いねぇ。

・ハリガネサービス
センターカラーで怪物激突!!
まるでウロボロスであるかのように輪となる2人の姿。これは良い。
というか題字のせいもありまるで怪獣映画のように思える。二大怪獣決戦だ!!

一気に追いつかれそうになっている豊瀬。
ならばと自分がブロックフォローに入ると宣言する金田。
拾い続けることができればいつかは攻め切れるって話ですな。
ブロックされる前提かよと憤る間白だが、今の状況ではそう言われても仕方があるまい。

竜泉の時間差ブロックに苦しめられる豊瀬。
しかし本来時間差ブロックは成立するような代物ではない。
先の朧狙いでのスパイクでの時間差ブロックが成立したのはトスが読まれていたからであり、流れから付かれることはそうそうない。
逆に言うと心理的な読みなどではなく、流れを追って毎回跳べてしまう朧がおかしいということになる。

トスの出がかりを見ただけで放物線をイメージできるのか・・・ケタ外れの物理演算能力だ

これが朧の能力の正体というわけですか。
身体能力はそれほど高くはないが、決して不意を突かれることの無い演算能力。
うーむ、真っ当にやっては攻略は難しいか・・・?いや、むしろ力尽くなら敗れなくもないか・・・?

考えた結果、繰り出すのは奇策。
相手のサーブを金田がレシーブし・・・上がった球を野々原さんが直接バックアタック!!
レシーブ・トス。スパイクの3ステップのところをトスを省いて決めにかかるって話でありますか。ほほう。
勿論狙うは朧をセンターに入れてのスパイク。これならば横の2人はブロックが間に合わない。
が・・・センターの朧だけでブロックを決めてしまったりするという。あらら。
うーむ、演算能力が高ければコースを読んで手を伸ばすことも容易いってことでしょうか。

ともあれ、ブロックされたのなら金田の出番。即座にネット際に付く金田。
しかし朧のブロックしたボールは高く放物線を描いて上がり・・・コートの隅へと落下する。すとん。
うーむ、さすがにこれは金田も取れませんわなぁ。

今の朧のプレーを見て恐ろしい予想に囚われる松方。
もしそんなことが可能だったら、このスポーツは成立しなくなる!

そのように危惧する松方。今度は五十嵐先輩がバックアタックを行うが・・・結果は先程とほぼ同じ。
左右の違いがあるくらいで、朧のブロックしたボールは綺麗にコートの隅へと落ちる。
やはりこれは・・・ブロックを狙ったところに落とすことが出来るということなのか・・・!?
相手のスパイクまで演算で軌道をイメージできると。だ、だからといって片手で弾いて狙ったところに落とせるものなのか・・・!?

・・・こんなこと、できるようになりたくなかった

いったい何を言いだすのだろうかこの男は。
凄い能力ではあるが望んで身につけたわけではないらしい。それは一体・・・?

いや、何にしてもこれはまずい。逆転されてしまいましたぞ。
怪物対決と冒頭では煽っていたのに全く届かない金田の姿にも悲哀を感じる。ううむ。

朧をセンターに入れてのスパイクでも見事にブロックされてしまう。
となればもうブロックを突き破るぐらいのパワーで挑むしかないのではなかろうか。
大船先輩が全力で、左右ではなく朧の顔面狙って打ちこめば何とかなったりはしないだろうか。
うむ、そうだな。大船先輩ならやれるさ。やれる殺れる!!

・弱虫ペダル
次々と後続に追い抜かれ、もう駄目かと考える鏑木。その前に現れたのは頼りになる男、古賀公貴!!
確かに突然現れたのは驚きだが、それにしても鏑木驚きすぎだろう。それよりもペダルに足をのせろ。

進め鏑木!!絶対に止まるな!!
ロードレースは常に前に進むスポーツだ。立ち止まることは放棄を意味する。
インターハイをこんなところで投げ出すことはオレが許さん!!

出場できず想いを託した者としては当然の主張でありますな。
そしてその"本気"の主張が、全身全霊の主張が聞くものの心を、体を震わす。
うむ。いい流れだ・・・が、それで簡単に力が湧いてくるようならここまで落ちてはいない。苦しいか。
しかしそれでも、何があろうとも前に進み続けてもらわねばならないのである。

鏑木の様子が朝から気になっていたので一人残ることにした古賀さん。
こういう気配りの出来るバックアップが一人いると凄く助かりますなぁ。
勿論古賀さんの代わりに給水の指揮などを取れる杉元の存在も大きいわけですけどね。
しかし古賀さん、走って山を登ってきたんですな・・・さすがの健脚。

同じく唯一人の1年生でインターハイに出場している古賀さんと鏑木。
そういった共通点から気にかけていた。それが生きた様子。
最悪の想定が当たってしまったが保険をかけてて良かったと言ったところでありますな。

というわけで、鏑木を押す古賀さん。選手以外の長いプッシュはルール違反でペナルティが課せられることとなる。
が、古賀さんが言うには休み休み押せば問題ないとのこと。そ、そういうものなのか?
まあ、幸い他に誰も居ないですし、長く押してもペナルティをかけられることはありますまい。セコイかもしれないが仕方ない!!
古賀さんの肩が轟音を鳴らして鏑木を押すぜ!!

そんな古賀さんに礼を言う鏑木。それを聞き、皆が支え合っているから前に進めるんだと考える古賀さん。
いい感じではありますが、その素直さを古賀さん以外にも見せて欲しい所でありますなぁ、鏑木よ。
ともあれ古賀さんは押しながら鏑木に声を掛け続ける。

信じろ。必ずチームに戻れると。想像して走れ。もう一度復調する自分を。
そしておまえはまだこの先このレースを走り、成長するんだ。全身で!!できるはずだ!!おまえが一番伸びしろがあるんだ!!

一番若く成長途上。
インターハイの空気にもまだ馴染みきってないわけですし、確かに伸びしろはあると言えましょう。
その言葉は自分はまだやれるはずだという想いを引き出す効果があるようで・・・鏑木も元気が出てきた様子。いいですねぇ。
しかしこのタイミングで集団が通過。
うーむ、集団の後ろにまで行ってしまったという事実はなかなか重いものがありますなぁ。
せっかく復調出来そうな感じだったのに・・・

古賀さんも無理かと考えていたその時。前に見えるのは総北の黄色いジャージ。
坂の上で待っていてくれたのはこの男、青八木一!!

古賀さんが救い、青八木さんが願いのタスキを繋げる
チーム2人とはまた違う3年生のコンビネーションプレーでありますな。
さて、これによって望みは繋がったわけでありますが・・・ここからが厳しい。
果たして青八木さんは鏑木を上手く先頭まで運ぶことが出来るのか。注目です。

・毎度!浦安鉄筋家族
最近のフグオは大人しくて可愛い系に寄っているのだから怒らせるようなことをしないで頂きたい。
というか、突然の自分ルールはいかんよ。子供らしいと言えば非常に子供らしいけども。

・刃牙道
1921年「大本事件」勃発。
時の京都府警、教祖出口王仁三郎の逮捕にあたり問題となったのは出口の側近であった一人の「武道家」の存在だった。
「合気道」開祖、植芝盛平その人である。

当時、警視庁は植芝の指導を受けており、その神懸りな実力を身体で知っている。
何人いても勝てない。人間と思って相手してはいけない。
そのように評せられる植芝の捕獲方法は"異様"とも言える「奇策」であった。

まず消防車で植芝を取り囲む。一斉に放水。
投網を被せる・・・長ァ〜い棒を用意しておく。一斉に叩く!逮捕・・・と。

ふむ。とにかく触れずに済ませようと苦心した作戦の様子ですな。
投網を被せたりするところは地下闘技場での勇次郎を抑えた作戦に似ているように思える。
作者はこの逸話を30年程昔、植芝盛平の直弟子にあたる塩田剛三氏から幾度か聞かされているらしいし、参考にしましたのかな?
いやそれにしても、塩田氏の姿は達人・渋川剛気にソックリで・・・ってそりゃモデルだしな!!

ともあれこの作戦は植芝が身を隠したため未遂に終わったという。
それでも完成された武道家は国家権力をしてここまで畏怖れさせるのだといういい逸話でございます。

というわけで、宮本武蔵という畏怖させるに十分な相手を取り押さえるには機動隊の動員もやむを得ずといった感じでありましょうか。
いやまあ、昔の勇次郎のことを考えると機動隊が100人いてもどうにもならないと分かりそうなものですが。
内海さんも形式的に集めただけで抑えてられるとは思ってなかったって感じですかね?
可哀想だから威圧しないであげてください。

逮捕したわけであるが、どうやら武蔵に罪を問うつもりはないらしい内海さん。
目的は取引。どうやらその武を見たいとの要望であるらしい。ほほう、それはまた向こう見ずな・・・

相手は全日本剣道選手権保持者、三輪猛丈七段。
38歳の若さということを考えるとかなりの腕前であるらしいが・・・いくら何でも相手が悪すぎる!!
どのように考えても消化試合にしかならなさそうなこの戦い。どういう見せ場があるのだろうか。
いや、事前に武蔵を車で連れ回して弱らせておけば可能性はあったりするのか・・・?それで勝っていいものかはさておき。
まあ、これも兵法と言えなくはないし、車に乗った武蔵がうかつだったと言えなくはないか。
あれだけ暴れておいて妙に可愛いところは失わないからこの武蔵はズルい!!

・実は私は
高3の夏。受験生の夏。
でも恋人同士の初めての夏でありますし、少しぐらいはそういう予定を入れてもバチは当たりますまい。
後悔することにならない程度には楽しまないとですわな。楽しまないのもそれはそれで後悔しそうでありますし。

というわけで葉子さんに要望を聞く朝陽。入れ知恵提供者の岡田さんは頼りになるなぁ。
デートのお誘いにドキドキする葉子さん。誘う朝陽もドキドキ。
後ろで見守る3名もドキドキ。相変わらずというか何というかな面々であるなぁ。さすがに桐子さんはいないか。

ともあれ真っ赤になりながら葉子さんが述べた言葉は・・・カブトムシ採りに行きたい!!というもの。
女の子がこんなこと言って引かんといてと言われてもまあ、葉子さんならさもあらんというかなんというかで。何を今更というかで。
というか朝陽。孫を肩車しながら色事になるかもと僅かながらでも期待しちゃうのはどうなのかと。本当になったらどうするつもりか!

それはそうと、漆黒の一角獣狩りに凛ちゃんも参戦する様子。カッコイイなソレ。
そしてクワガタ華恋ちゃんが協力を申し出てくれました。付け替え自由だから色々遊べそうですね、その角。

どうやら華恋ちゃんは宿直室で寝泊まりしているらしい。
夜の校内の見回りを条件に茜ちゃんがタダで貸しているとのこと。
本来なら教員が持ち回りでやるところなのでしょうが・・・よく働くお人・・・天使ですよ。本当に。
ともかくカブトムシは夜行性なのでここで夜まで時間を潰すこととなりました。
うーむ、しかし寝泊まりしているにしては私物の類がほとんどない部屋だなぁ。
まあ華恋ちゃんの私欲というのは思いつかないわけでありますが。

あるのは高校3年生の夏に皆で撮ったという写真。
華恋ちゃんはずっと高校3年生でありますが、ここで行っているのは源二郎と桐子さんと一緒に撮った写真という意味。あと茜ちゃん。
何気に当時の白神夫妻の姿を見るのは初めてという朝陽。
そこでなにやら違和感を感じているようですが・・・何でありましょうか?
夏までは源二郎も小さかったようですが、いつのタイミングで身長が伸びたんでしょうか?気になるところだ。

クワガタ華恋ちゃんの情報によると山に入るには23時頃がベストとのこと。
一体どうやってそんな情報を得たのかは知らないが、ともかく頼りになる。
てなわけでご飯の準備をしてゆっくり待つこととなった4人。うーん、なんだか家庭的でありますなぁ。
確かにデートではないかもしれないが、これで文句を言っては罰が当たるってもんでございます。

カブトムシ――天を穿つ一本角に漆黒の甲冑・・・6本の手足で自分の20倍もの重さを持ち上げる戦士
全く間違ってはいないが、なんとなく間違った想像をしているんじゃないかと思える凛ちゃんの言葉。
そうかー。未来の夜の森は野良痴女が出るからカブトムシとか見られないのかー。そうかー。
別に痴女がカブトムシ採ってきてくれたっていいんじゃなかろーか。というか図鑑とか無いのか!?全部痴女図鑑になってるか。

いつも葉子さんの側にいるコウモリさんにカブトムシのことも頼んだし、準備は万全!!
全く通じてなかった感じなのはさておき、このコウモリさんと葉子さんはどういう関係なのだろうか。使い魔ではないようだが。
ごはん?と聞いたりしてるし、ペットのようなものなのかどうなのか。どうなのだろうか。

ともあれ行く前からイメージトレーニングなどで張切ったせいもあり、出発時にはすっかりおねむな女子3名。やっぱりね!!
23時には眠り、朝の7時には目を覚ます。いやあ、実に健康的な若者でありますなぁ。ハッハッハ。華恋ちゃんも若い若い。
どうでもいいが朝陽は外泊すること家に言ってあるのだろうか。
まあ連日ともなればその辺はぬかりなくやっているか。いや朝陽としては連泊する気は全くなかっただろうけども。

律儀に起きてカブトムシを採る準備をする朝陽。
その思いを思いっきり無下にする3人。分かっていた流れを止められなかった朝陽にも責任はありますがね!!
どう考えても起きてくるはずもないんだし、一緒に寝てれば良かったんですよ。律儀な子!!

さすがの朝陽もこのアホアホトライアングルにはまいっている様子。そりゃそうだ。若くても徹夜続きは辛い。
そんな地獄のカブトムシスパイラルに終止符をうつために一人狩りに向かう朝陽。
そこで見かけたのは・・・カブトムシと取っ組み合いを演じる藍澤さんの姿・・・何をやってるんだこの人は!!
いや、というか普通に昆虫の言葉が分かるのか?というか昆虫と互角に組み合えるって凄くない!?

色々とツッコミたいことはありましょうが、徹夜続きの朝陽にそれを求めるのも酷であるか。
アホアホトライアングルによるカブトムシスパイラル。果たしてこの地獄から抜ける手段はあるのか・・・
戦え黒峰朝陽!!安眠の時を手に入れるために!!先に倒れる可能性の方が高そうだなぁ。

・侵略!イカ娘
絶対騙されないと言っておきながら騙されるイカ娘。期待を裏切らないというか何というか。
それにしてもエビコスチューム、ちゃんと可愛く出来たんだなぁ。もっと早くに・・・!!

・藍の時代 ― 一期一会 ―
少年チャンピオンの誌面に堂々と登場、集英社は週刊少年ジャンプ編集部!!
さすがに部数が伸びてきてるらしく賑やかな雰囲気ですなぁ。
その分持ち込みに厳しくなってるという感想はリアルというか何というか。
そしてサンデーかマガジンに回るという言葉も・・・この先チャンピオンの名前が上がることはあるのか!?

この世界には魔物がいる。夢を諦めずに進むのは恐ろしくもあるということですわなぁ・・・

漫画を貯め込むと本当に増える一方ですからなぁ。収納場所はいつの時代も悩みどころ。
そしていらないとされたら集めたものもゴミの山とされてしまうのが・・・世知辛い・・・

漫画の命はネーム!!確かに絵が上手いのは大事だけど、そこがないといけませんわな。
まあ、絵の上手さでまず読んでもらえるかどうかという部分もあったりはするので全てとは言えないわけですが。
それでも絵の方は技術を磨いていけば変わっていきますしねぇ。ネーム作りのセンスはやはり大事か。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
ゾンビに追われて海へと脱出を図るローラたち。しかしボートは全て燃料ホースが切られていて動かせない。
この辺りも全てマイクPの仕業でありましょうか。やってくれる。

クルーザーは見える距離に停泊している。となればここは泳ぐしかない。
着ぐるみきてるアレクには厳しいかもしれないが、他に手はありませんわな。
しっかり泳ぎ切っている辺り大したものというか何というか。動きやすい着ぐるみで良かったね。

クルーザー、ホワイトキャッスル号には船員のダレルやダンサーのミリーを始め生存者が辿り着いている。
同じように泳いで逃げて来たということでしょうか。
洋上ならばさすがに安全かもしれないってことですな。
とはいえ機関室も通信室も操舵室も徹底的に破壊されており、船を動かすことは出来ない様子。
うーむ。既に別のルートから救援要請が出ているなんて彼らは知らないでしょうしねぇ。焦る状態ですな。

とはいえのんびり焦ってはいられない。ゾンビどもが海を渡ってきました。
まともに泳げてる感じはしないのにどうやってここまで辿り着いているのか・・・泳ぐゾンビってのも怖いなぁ。

船は破壊されていたがブラウンの武器は無事だった様子。
もはや逃げ場はないのだから、何とかしてここで食い止めなければいけない。まさに水際防衛って感じですな。

頭を狙えばゾンビは仕留められる。
とはいえ全部片づけるには数が多すぎる。弾薬の補充が出来ないこの状況では相手の数の多さは致命的ですな。
さすがにナイフアタックで仕留める技術を要求するのは無理があるでしょうし。そもそも数が多すぎますわな。

ただでさえ大ピンチなのに船内に感染者
うーむ、これはもう駄目かもしれませんな。
思ったよりはいた生存者でしたが、これで一気にいなくなりそうな雰囲気。
どうにかローラたちには逃げ延びて欲しいものであります。

・鮫島、最後の十五日
出会いを果たし、寒河江部屋に入ったジョージ。
しかし生来のビビリはなかなか解消できるものではない様子。
もうすぐデビューというのにまともにぶつかることもできないのでは・・・ううむ。

だが、そんなジョージを優しく励ましてくれる寒河江親方。
そして部屋の皆も厳しく当たらず親身に接してくれる。
そんな寒河江部屋を好きになるのに時間はかからなかったというジョージ。いい話ですなぁ。

恐怖なんて笑顔で吹き飛ばしちゃえと述べる寒河江親方。スマイルスマイル!
その言葉に従い・・・とにかく笑って見せるジョージ。ニコッ。

「大丈夫」は魔法の言葉。笑顔で恐怖を押し込めろ!!
土俵を選んだのは僕自身・・・小さな世界から一歩踏み出したのは僕自身・・・僕は大丈夫!!

寒河江親方の言葉を心に刻み、思いっきり両腕を付き出せば・・・そこには初めてと思われる勝利の感触が待っていた。

そして真っ黒で息が詰まるほど小さかった僕の世界は鮮やかに色づき広がり始めたんだ・・・

喜びの涙を流すジョージ。それを笑顔で迎え入れる寒河江部屋の皆さん。
うむ、勝利はネズミを虎に変えるとも言いますしね。
こういった感覚を味わったのであれば勝負の世界でもやっていけるかもしれない。
そのように思えるほどの快進撃。幕下に入ったころには一目置かれる存在となっていたジョージでありました。
今更ながら悔しそうにしている十文字親方でありますが、虎城親方の言う通り、貴方のところじゃこうはいかなかったでしょうな。
その辺りをしっかり把握している辺り、やはり虎城親方は分かって寒河江部屋に預けたのでありましょうか?
何にしてもジョージにとって寒河江部屋との出会いは運命的なものだったようですな。

嬉しかった・・・僕が勝つと皆スマイルになることが・・・
僕のスマイルで皆がスマイルになることがたまらなく嬉しかった・・・
初めてこの体に生まれてよかったと思えた・・・僕はハッピーだった・・・
ただ・・・土俵はそう簡単な所ではなかったんだ・・・

ぎこちない笑みだったのがいつしか満面のスマイルに変わっていたジョージ。
しかし勝負の世界とは勝つ者もいれば負ける者もいる世界である。
負けられないという強烈な想いをぶつけてくる相手には・・・気圧されますわなぁ。さすがに。

いつもの土俵は逃げ場のない檻のように感じたというジョージ。
笑顔なんて作る余裕がないほど、相手の覚悟に恐怖を感じていた。
うーむ。笑顔で押し込めていた恐怖が再び顔を出してしまった感じでありますな。
こうなると一気に押し潰されてしまうだけになりそう・・・と思ったが、ジョージの抱えてきた闇もまた根深い。

また戻るのか・・・?あの窮屈な世界に・・・・・・嫌だ・・・
失くすのか・・・?やっと手に入れた居場所を・・・嫌だ・・・
いつもと同じだろ・・・期待を裏切るのなんて・・・なぁ・・・リトルジョージ。
嫌だ!!!

浴びせられる覚悟の恐怖を上回るほどの恐怖。
やっと得た新天地を失う恐怖はジョージに再び笑顔という仮面を纏わせることとなった様子。
そして体さえ動けばその素質は圧倒的なものでありまして・・・うわぁ、エグイ倒し方・・・

魔法の言葉の「大丈夫」を笑顔で唱えるジョージ。しかしその目は笑えていない
ううむ、精神的にかなりギリギリに追い込まれている感じでありますなぁ・・・
それでも騙し騙し幕内まで上がってきたわけでありましょうが、今回相手するのは負けない覚悟を最大にぶつけてくる鯉太郎。
ギリギリな状況のジョージがスカしてしまうのも無理はないってことでありましょうか。

ジョージが鯉太郎との取組で何かを得る流れとなるのでしょうか。
鯉太郎としてはそれでいい力士が生まれるのならば嬉しく思うかもしれないが・・・またボロボロになっちゃいそうで怖いなぁ・・・
なるべく傷つかず。それでいて熱い取組を期待したいものです。

・少年ラケット
新たな一歩を踏み出したイチロー君。
緊張しながら自己紹介。まずは自分を知ってもらわないとね。
轟木先輩が割り込んだりヒロさんが遅刻してきたりと話が逸れそうになったが、とにかく紹介。
続いて現部員の方から男女合わせて自己紹介がされることとなります。

3年男子。宮原博治岩元繁雄(男子キャプテン)。
2年男子。轟木誠治城島浩二埋金連十郎(副キャプテン)、鳥飼歩
1年男子。獅子内空御子柴海障子田陸
3年女子。加藤春菜(女子キャプテン)。
2年女子。橋立美香(女子副キャプテン)、夏目杏
1年女子。宮原愛深見礼(幽霊部員)。
卓球部顧問。西沢雪乃(25)

以上が森原中学校卓球部の面々であります。25歳の西沢先生可愛いよ25歳。
幽霊部員がいたりするのもなんだからしい感じですな。
しかし1年男子。海と書いてまりんと読むのも凄いが、陸海空とそろい踏みしているんですな。
兄弟で揃えているとかならまだしも違う苗字の同年代で揃うとは・・・何か運命的なものを感じますな!!

それはそうとヒロさん。
いきなりイチロー君をシングルスのレギュラーに入れてもいいかもと言いだす。
事前に期待の新人と聞かされてはいた部員たちもこの言葉にはさすがに驚きでありますな。荒らしていくねぇ。
一応補欠の枠はあるので来月の春季県大会に出る事自体は問題ない。
しかしレギュラーとして出られるかどうかは・・・部員が納得しない限りは難しいでしょうな。
特に現森原中の4番目。イチロー君に取って代わられる可能性のある城島先輩としては見逃せない話である。

てなわけでいきなり"レギュラー決め"の試合を行うこととなってしまいました。
城島先輩にはキャプテンである岩元繁雄ことシゲさんがアドバイザーに。
イチロー君には先日出会ったばかりの轟木先輩がアドバイザーとしてつくこととなりました。
イチロー君本人以上にぶつかりあってる轟木、城島の両先輩。闘争心高いなぁ。
と思ったらどうやらこの2人、小学生の頃から因縁のある相手らしい。

中学生含め十数人を従えるチームの頭だった"西の狂犬"城島先輩
そのチームから何度絡まれても一人で返り討ちにしてきた、ボクシングの全日本UJ優勝者"東の闘犬"轟木先輩
およそ卓球とは無縁とも思えるような人たちがイチロー君の先輩であります。な、何故!?
ま、まあ。卓球をやってる間は殴られたりするようなことはありますまい。外では知らないけどもさ。

真剣勝負だけど怖いことはない。卓球はボールを打ちあうだけ。
いや、ボールを打ち返すゲームではなく、ボールを返させないようにするゲーム!!
そのヒロさんの教えに従い、練習ラリーで強い打ちこみを行うイチロー君。ハッハッハ。こりゃ見事に抜かれちゃったね!!

全くそんな意識はなかっただろうが挨拶はすんだ感じで試合開始。
ヒロさんにしてみれば今のイチロー君には厳しい相手。
だけどその中で成長を見せてくれるか、それとも敗北という糧を得るか。
いずれにしても楽しみな一戦であるとのことである。ふむ、こちらも楽しみに見守るとしますかねぇ。

・吸血鬼すぐ死ぬ
心当たりがなくても警察が家に来るとドキドキしますよね。しかしドキドキしすぎである。

吸血鬼対策課のヒナイチさん。ちゃんとした女の子っぽくて安心する。
しかし真面目そうな感じなので色々とからかわれそうな感じがして不憫なような楽しみなような。

危険思想はたっぷり口にしているけど次のコマでは死んでたりするから脅威に感じようのないドラルクさん。
そんなドラルクさんでもさすがに遠距離壁ドンでは死なないか。
まあ夜にゲームしてたら隣人から壁ドン食らうぐらい普通にあったでしょうしねぇ。いや城住まいでそれはないか。
しかし隣人の壁ドンは結構ドッキリするのでやっぱりドラルクさんなら死にそうな気もする。

意外なまでに紳士な振る舞いを行えるドラルクさん。
まあ城住まいのドラキュラでありますしね。これぐらいはね。
普段の行いがアレなので想像できなかったけどこれぐらいはね。うん。意外だった。

・クローバー
囲まれた克哉たち。
別にハンマーヘッドは威張っていた気はしませんがねぇ。
荒れてた時代はあったけど、ハヤトたちにブッ飛ばされてからは大人しくなってたでしょうし。
ともかく有名チームで目障りだから襲ってる感じでしょうか。迷惑な。

ともあれハヤトが一緒の時に襲ってくるとは運の無い奴らである。
ハヤト自体は乗り遅れている感じがあったがエリナちゃんがノコノコ前に出るからなぁ。

てなわけで軽く撃退したハヤト。
ついてこられても困るという克哉の意見は流して吉良に会いに行く。強引だ。
まあハヤトとしても広島のことについては改めて礼を言いたいという気持ちがありますしね。
決して軽い気持ちで首を突っ込もうとしているわけではない。

そんな男気を感じてか折れる克哉。
しかしエリナちゃんは帰したいところなのだが・・・言っても聞かない子でありますからなぁ。
一度帰らせても結局戻ってくるのは広島でも実証済みでありますし。
ある意味目の届くところに置いておいた方が安全なのかもしれない。

というわけで現在の隠れ家に到着。
久しぶりに会う吉良に挨拶をするのだが、吉良の態度はそっけない
ふーむ。困っているのは間違いないようですが・・・
困っているからこそハヤトに改めて迷惑をかけるわけにはいかないという態度でありましょうか。
水臭いと言えば水臭いですけどねぇ。頼るのも悪いことではないんじゃないかな?
ハヤトの言葉が吉良に届くかどうか・・・注目です。

・囚人リク
リクをダクトに上げるためにも、ギロチン・・・監視台から降りてもらうぞ!!

上着を脱ぎ、ギロチンと相対する周龍。
後ろで見守る史郎さんは不安な表情。周龍は死なないようにするとは言っていたが、そこはどうも信じられない様子。
いざとなれば割って入って止めるつもりでしょうかね。

そんな心配そうな史郎さんを他所に、立小便を始める周龍
なるほど。監視台から降ろさせるには挑発すればいいって考えなわけですな。
その誘いにしっかり乗ってギロチンアタックを仕掛けてくるギロチン。放尿中に降りてこられなくて良かったね。

高さを利用した最初の一撃。それさえ躱せば恐れることはない。
そのように考えたが執拗に襲ってくるギロチンの一撃。
顔から小便まみれの地面に落下することも厭わずに一撃を食らわそうとするのは恐ろしい執念であります。が・・・

奴隷にコケにされた気分はどうですか?鬼道院ちゃんになぐさめてもらえよ

仕留めきれず、更なる挑発を受けてしまい、ブチギレギロチン。
もはや周りの事など目に入らないとばかりに周龍に鞭を浴びせかけまくる。
どうやらこれが周龍の言っていた策らしい。最初の一撃を躱してあとは耐えるだけ・・・策と言えるようなものではないな!!
しかしそんな愚直な行動だからこそ・・・男の心は振るわされてしまう。辛いねぇ史郎さん。

さて、ギロチンがいなくなった監視台。
そこにはギロチンの犠牲になった人たちの遺体が敷き詰められていた。
うわぁ・・・これはいかん。いかんよギロちん。
目付きからしてイカれてる感じがあったが、どうやら本格的にイカれてた感じでありますな。

そんな哀れな犠牲者たちを踏むことなどできないとリク。
こんな時にその考えを出してしまうのはちょっとやばい。けどどんな時でもこういう態度を取れるのがリクであるとも言える。
ならばそのリクの考えは尊重しなければいけますまい。
レノマさんがリクを肩車し、それをまとめて史郎さんが持ち上げれば届くという寸法だ。豪快だなぁー。
って史郎さん、周龍を見てたんじゃなかったのか?

あいつのことは知らん。俺は、自分が男としてこうせなあかんと思うただけじゃ

周龍が無事でいられるかは分からない。
だが今は無謀な行いに出た周龍が生きているうちに作戦を進めなければいけないのである。
やらねばならない時に動く。男とはこうありたいものでありますなぁ。

・マジカロマジカル
心の成長によりサボちゃんは消えた。
喜ばしいことだけど悲しいことである故に、涙なくして報告は出来ない。仕方のないことでありますな。
雫ちゃんも魚の師匠が消えたことを思い出して号泣。あらあら。

朝ちゃんにはマジカル・パートナーがいない
確かにキリコさんにも彩音さんにもパートナーはいないが、この2人はお互いがパートナーみたいなもんですしねぇ。
心の添え木が必要無い人にはいない、か。あり得る話ですな。
ただ朝ちゃんに本当にいないかは分からないんですよね。なんとなく同じ姿のよくいなくなるあの子とか怪しくて・・・

色々と騒がしいマジカル団はさておき、キリコさんたちの様子がおかしい。
そう聞かされて保健室に踏み込むと・・・なるほど。これはおかしいですな!!
とても甘い空気が室内を満たしている様子で・・・あはは。うふふ。
まあ、今回の件でお互いを大事に思う心を打ち明け合ったわけですし、こうなるのも必然と言えましょうか。祝福だ!!

やっぱり珍生物感のある狼一。
小さいままならまだ可愛いだけで済むかもしれないが、顔以外大きくなったりしますからなぁ。
それにしても何故狼一だけは上手く人間の姿に戻らなかったのだろうか。
その辺りの話も今後語られそうな気がしますな。

それはそうと、幸せたっぷりな2人は人の色恋にも敏感な様子。おやおや。
しかし雫ちゃんは相変わらずのにぶちんな様子。おやおや。
むくわれない感じでありますが・・・まあ、若いんですしね。まだまだ発展のチャンスはありますよ。きっと。

イモを沢山もらって嬉しそうな雫ちゃん。色気より食い気というか何というか。質素な生活してるから仕方ないですね。
ともあれこれにてこの事件は解決。いい形で終われて良かった良かった。
そして別れる前に彩音さんから不思議な女の子についての話を聞かされるマジカル団。
今後もこの女の子が事件に絡んでくることになるのでしょうが・・・さてさてどうなりますか。

まあ、まずは強敵のことを考えるよりもチームの力を高めることが大事ですわな。
そのためには狼一と雫ちゃんの距離が狭まるのも悪くはない話なのだが・・・まあ、温かく見守るしかないですわな。

・ニコべん!
情けは人の為ならず。
というわけでもあるまいが、典道の弁当により妹と仲直りできた感謝の鳥田くん。
梅宮さんとのキューピッドになってやろうと申し出てくれる。有難いことですな。
しかしそう簡単に行く相手ではないわけでして・・・ハッハッハ。手強い手強い。

というところで新たな可愛い子、多部珠江ちゃん登場。コロッケ食べ給え!!

コロッケは人気のようだが昼のお弁当は激戦区なので余っているらしい。
ふーむ。これを何とかする話になりそうな雰囲気ですな。
特定の人を相手にするのではなく売り物としての弁当作り。どうなりますか。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
飛び降りてから反応のない兄を追い、崖下の家を訪れる蛍ちゃん。
奥の部屋の壁に塗り込められた人影が気になるが・・・後ろから何かヤバイ感じのものが迫ってきていた。
こりゃあ楓ちゃんが気絶してしまっても仕方がありますまいて。パニックになられるよりは良かったかな?

圭一さんのように見えた人影はやはり圭一さんでした。
圭一さん曰く、この家は霊を喰うとのこと。
ふうむ。この家が多くの死を体験したことで死を欲するようになったと。
そのため死者の霊を使い、人を襲って霊を喰う怪物になったのだそうな。死者にも生者にも危ない家ってわけですな。

蛍ちゃんのために強引に抜け出て多数の霊たちを相手取る圭一さん。格好いい。
そのおかげで楓ちゃんを連れて脱出に成功する蛍ちゃんでありました。
気絶した楓ちゃんはどうやら霊と遭遇した記憶がないらしく、説明の手間が省けてとりあえず良し。
とはいえ結局圭一さんは家に残されたままのようですし・・・どうにかしないとですなぁ。

家に帰る楓ちゃん。その後ろに誰かが付いて来ているとのこと。こりゃあホラーだ!!
それはそうと、友達が来たと思って嬉しそうにしている緑川母の様子がなんともはや。
これはアレだね。蛍ちゃんは近い内に緑川家を訪れてお母さんを喜ばせてあげるべきではないですかね?

それはそうと取り憑かれてかなりまいっている様子の楓ちゃん。
どうでもいいけど眠る時もその帽子被ったままなんですか?まさかまさか。

帽子のことはさておき、一睡も出来ずに酷い顔になっている楓ちゃん。いかにも取り憑かれた人の顔って感じだ。
幽霊を信じるか?と聞かれたら信じるも信じないも何を今更って話であるが・・・今はそんなことは言えませんわな。
楓ちゃんに取り憑いている霊は崖の下の家に楓ちゃんを連れ込もうとしているらしい。
これがあの家の手段。死者の霊を用いて死を抱く手段ということか・・・!!

圭一さんがいない今、取り憑いている霊をどうにかする方法は無い。
と思いきや、そこで通りすがるのが例の桃園さん。
楓ちゃんに触れた瞬間に背後の霊が爆発四散する。おう、こりゃ凄い!!

前の死神の再来の時のことは時間が巻き戻った為ハッキリとは覚えていない蛍ちゃん。
しかし今の力を見れば圭一さんを助ける可能性は出てきたと考えられる。
どうにかして力を借りることが出来ればあの家の悪意をツブせる。兄キを・・・助け出せる!

というわけで桃園さんに近付く蛍ちゃん。
まずは当たり障りのない話をして距離を縮める。さすがのコミュニケーション力だ。
しかし霊の話を持ちかけてみるとオカルトとか信じてないのとバッサリ。
強大な守護霊は有しているものの、本人はそのことに気づいていないというのか・・・!?
圭一さんの存在に気づいてバラバラにしたのかと思ったが、どうも桃園さん自身には霊を察する能力はなさそうである。
うーむ、協力を得たいというのに何とも厄介な話ですなぁ。どうするのか蛍ちゃん。工夫の見せどころでありますな。

・Gメン
謎の集団に拉致される瀬名と瞳先生。
そのことを知らない勝太たちであるが、瀬名のカバンが落ちていることに気づけば異常事態であることは察せられる。
頭のおかしいストーカーを見ているだけに嫌な予感はすぐに浮かびますわなぁ。

さて、車に押し込まれた2人。刃物を突き付けられてヤバイ様子。
にも関わらず9つ上という言葉にツッコミを入れる瞳先生は余裕があるというか何というか。G組で鍛えられたツッコミ力故か!?
まあ、確かにいくら美人教師とは言っても高校生が9つ上に興味を持つかどうか・・・いや、勝太の例もあるしそこは何とも言えんな。

ともかく会話で気を引いているうちに勝太からかかってきた電話を着信する瀬名。
こうやって車中の会話を拾わせようという考えであるわけですな。冴えてるねぇ。
それと察してすぐに動く勝太もさすがに荒事に慣れているというか何というか。
そして話が見えないのに勝太の言う通り追いかけてくれる薫君は本当に頼りになる人でございます。

さりげなくEDであることも暴露したのだが瞳先生の勘違いで流される瀬名。ハッハッハ。
まあこのストーカー男は何言ったって信じるわけもないですしねぇ。とはいえ時間は稼がないとだし。大変だ。

どうやらこの男たちはストーカー男が金で雇った連中らしい。なるほどね。
生徒は関係ないから帰してあげてと先生らしい気遣いを行う瞳先生。いい人ですなぁ・・・
会話に乗っかり、無様に見せながら向かう先を教える瀬名はさすがのイケメンっぷり。
そして行く先が分かれば目的地も推測できるという薫君。チョー頼もしい!!

薫君「ホレ直したろ!?
勝太「マジホレ直した!!

逐一アピールして嬉しそうにする薫君が本当に可愛い。
お友達でいましょうみたいなことを言われてもまだまだ諦めてない様子ですが、それもまた良しか。

工場跡のようなところに連れ込まれる2人。
ここで瀬名が携帯を通話状態にしていたことがバレてしまう。チィッ。
まあ、それでも勝太たちは間に合ったわけですし、良かった良かった。
もう少し早ければ殴られずに済んだかもしれませんが、まあその辺りは勘弁ってことで。

勝太と薫君。よほどのことがなければどうにかされることもない最強コンビである。
しっかりとっちめて二度とバカなマネが出来ないようにして欲しいものでありますな。

・スメラギドレッサーズ
VENUSの技の威力を見てこいつらもしかして本当にヤバい奴らなんじゃと騒ぐモブたち。何を今更?
かなでちゃんのドレスの威力だってかなりヤバいと思うのだが・・・どういう危機意識なのだろうか。
まあ、美人だから征服されてもいいやとか考える連中だしなぁ・・・ろくでなし揃いだ!!

梨谷さんの件は泣ける。何ともはや、気弱な子につけ込むのはゲスなことこの上ないですなぁ。
どうにか裁きが下されないものでしょうか。

・羽恋らいおん
地区予選団体戦優勝を決めた星佳は個人戦でもその強さを発揮。
シングルスでの優勝と3位。ダブルスでの優勝と2位など見事な結果。
それでもその結果に慢心することなく、県大会へ向けてゴールデンウィークを使って強化を図る。
そう、4泊5日の合宿。その名も鈴蘭鬼畜合宿だ!!酷い名前!!

実際厳しい内容なため「脱落」する部員がほとんどというこの合宿。
それでもそのくらいやらないと勝ち抜けないのが県大会以降の世界なんですなぁ。

まずは1周約30キロ弱の御所野湖をダッシュラン。
ダッシュを交えることにより大幅な体力アップを見込める練習である。ようするにとてもキツイ。

続いてはテニスラケットを使っての素振り。
バドミントンのラケットに比べれば凄く重いテニスラケット。パワーをつけるには適してますわな。

さらにはネットを布で隠してシャトルの出処を分からなくしてからのノック。こりゃ難しい。
ゆうじん先輩であっても拾うことが出来ないわけですからねぇ・・・ハードだわ。

これらを含めたハードな特訓を基本とし、弛んでたり上手く出来なければごほうびとして追加メニューが申しわたされる。
うーむ。これぞ鈴蘭鬼畜合宿。鈴蘭さんの表情がとても良かったりするから色々と困るぜ。

4泊5日の強化合宿。その1日目が終わる前に既に満身創痍な面々。
合宿前からしごかれて耐性が付いてるハズのレオですらこれですからねぇ。そりゃ脱落者も多いわ。
同じく1年の富田孝則ことトミーも国へ帰ろうかと思案中。どこへだよ!!

人は愛せるが鬼は愛せないというトミー。愛の力が足りないってところですかね。
てなことはさておき、もう1人の1年、猿館直人。彼はどうやら本気で星佳のレギュラーを狙っている様子。
ふむ。伊深部長から1ゲームを取ったレオをライバル視しているようですな。
さてさて、これはレオもうかうかしてはいられないのではないですかな?

一応鈴蘭さんと伊深部長はレギュラーを増やすことを考えている。
この合宿でシングルスとダブルス各々最低1人ずつ県の猛者と張り合える根性を持ったレギュラーを増やすことを。
ふむ。さすがに県大会でシングルスダブルス兼業だと体力等の不安があるかもしれませんしねぇ。
そういう意味では枠はあることになるが・・・油断はできませんなぁ。

というところで夜の練習。いや、夜は実戦。
強豪社会人女子バドミントンクラブ「ライスシャトルズ」の皆さんと合同練習を行うこととなります。
むう、むちっとしたお姉さん方との合同練習・・・見目は麗しいが、実力の程はいかがなものか。
まあ鈴蘭さんが簡単な相手を用意するはずはないですしね。目は楽しみつつも身体は地獄を味わうことでございましょう。頑張れ!

・錻力のアーチスト
メチャクチャに気合の入った蛮堂のストレート。
こちらも気合を入れて迎え撃たないと燃やし尽くされてしまいそうである。
ストレートならと振った清作であったが、あまりの速さに空振り。うーむ、恐るべしであるなぁ。

スイングスピードはかなりのものとなっている清作。
その清作でも振り遅れてしまう蛮堂の球。並の打者ではバクチで振るしかないのではなかろうか。
そうさせないためにはランナーを貯めてセットアップで投げさせるのがいいのでしょうが・・・そもそも出塁が難しい。

桃ちゃんに手を出そうとした罪人・清作雄・・・宣言通り――キサマはここで葬る!!

まだ勘違いしたままの蛮堂。
だから清作は蛮堂狙いであると本人も言ってたでしょ!!
まあ、蓬莱とかにも目を向けそうな気はするが、直接対決が出来る相手じゃないですしねぇ。

それはさておき、ツーストライクに追い込まれた清作。
しかしこの球威を見ても怯むことはない。負けて悔しい想いをしたわけですし、怯んでまた同じ想いなんかしたくないですわな。

この力の差がすなわち桃ちゃんへの愛の深さの差だと知れ!!
キサマなど足元にも及ばぬ!!

恋敵を前にしてより熱く滾っている蛮堂。勘違いも思い込みの激しい男にはプラスになるってことだ。
しかしその意識が単調さを生むのか、3球続けて同じコース。これならば・・・

スイング全体にとらわれるな。インパクトの瞬間に神経を集中させろ。
一振りの中のその一瞬に懸けろ!!

熱気に全身を焦がされながら、それでも見事にストレートを捕らえてみせる清作。これは蓬莱もビックリだ。
打球はセンターの深い所にまで飛んでいる・・・が、それを見事にキャッチするのはちっぺー君。
うーむ、上背はないのによく届いたものだ。センターを任されているだけにいい足をしているということか。

1回表の桐湘は3者凡退。
だが清作。アウトにはなったものの結果としては上出来。
今の蛮堂の球も打てないことはないと証明したわけですからなぁ。うーん。ウェルダンウェルダン。

顔が似てるからって桃ちゃんの頭をなでる蛮堂
わざとやれるほど器用な男ではあるまいし、普段の行いが良かったということなのかどうなのか。

さて、裏の蔡理の攻撃。マウンドに立つのは之路さん。
春は怪我をして途中で降板でしたが、今回はどうなりますか。
最速は目指せなくても最高のストレートを目指せばいい。宇城さんの言葉通りの最高のストレートで押し込みたいところであります。

コントロールに難のある之路さん。
相手からも変化球でストライクが取れる投手だったっけ?とか思われている。
まあ、それだけ練習を積み重ねてきたってことでありますわな。
この変化球があればストレートも生きる。力みも取れてコントロールも良くなるって話だ。

てなわけで一番、二番を連続三振。続くは三番のちっぺー君。
初スタメンなだけにデータも何もない相手。やりにくそうですなぁ。
しかも続くのは四番の蓬莱。何としても塁には出したくない。

速さに押されているちっぺー君だが、追い込まれてからはバットを極端に短く持って粘る。
この暑い時に粘られるのはたまりませんなぁ。結果フォアボールで歩くことに成功するちっぺー君。ッにゃあ!
どうでもいいが蛮堂、また桃ちゃんの後追い叫びをする存在になっているぞ。いつも通りといえばそうかもだけどさ。

ともあれランナーを出した状態で四番の蓬莱。更に五番の蛮堂と続く。
うーむ、蔡理のクリーンナップはなかなかエグイですなぁ・・・
初回からピンチの状態となった之路さん。何とか耐えきって欲しいものであります。

・木曜日のフルット
夜行性だからって見間違いをしないとは限らないって話だ。
想像力豊かなネコだと人間並に怖いでしょうな。

・総合感想
次号はChampionタップから史群アル仙先生と陸野二二夫先生の作品が出張掲載。
単行本発売を記念してのものでありますな。さてさてどのような話でありますか。期待です。



2015年 34号


・刃牙道
怒って仕掛ける刃牙。しかしその刹那に本部の懐から取り出され、叩きつけられるのは煙幕玉。
刃牙が訪れると知った時からこうなることを予測して自作の煙幕玉を用意したのだそうな。
ふむ。この準備の良さこそが兵法でありますわな。戦略と言ってもいい。

"計算違い"ではなかった

確かに素手同士の戦いでは敗れていたでしょう。そこで奇策で勝ちを拾ったわけだ。
言葉ではなく結果で示された。刃牙としても反論は出来ず悔しがる他ない。ハッハッハ。

これが兵法。これも闘争。そしてこれが宮本武蔵の流儀でもある

話術にせよ何にせよ、あらゆるものを用いて戦っている武蔵。
本部の言うように、これに対抗できないようでは武蔵本人に敵うはずもないですわな。

一気に凹んだ様子の刃牙。
確かに本部の攻撃に殺気があれば刃牙の反応も違っていたかもしれない。
そのように言われても冴えない顔の刃牙。謙虚になる時は一気になるから扱いに困りますなぁ。

気に病むな。君ら現代格闘士はこういうことに慣れてない。屈辱的かも知らんがこれは事実だ。
この流儀に精通するのは俺だけなのだ。
範馬刃牙でもない範馬勇次郎でもない渋川剛気でもない。この本部以蔵ただ一人なのだ
この闘争いは俺の責任なのだよ。

勇次郎ですら守護る対象である。そう言い切る本部。
うむ、今の本部ならば勇次郎本人の前でも言い切りそうな気がする。その後どうなるかは分かりませんが。
しかし刃牙はさておき戦場を経験している勇次郎や武器を使った野試合も経験してそうな渋川先生も精通してないと?
勇次郎などは銃弾を避けるために潜んだり皮を被って変装したりと色々していたようですが・・・

疑問に思う部分は大きいが、そんなことをしている間に当の宮本武蔵が逮捕されてしまいました。アレ?
徳川邸に訪れた内海警視総監によると殺人容疑の逮捕状が出たらしい。
ハハァ。先の烈海王との戦いを見ていた観客が通報したわけでありますか。
うーむ、こういうのって口外しない制約とかないのだろうか?
地下闘技場に集まる客はVIPとかそういうのではなく単なる格闘技好きの連中なんだろうけど・・・それはしていいことなのか?
やる前から分かってた部分もあるだろうに公開殺人ですとか言われましてもね。

演武じゃ。刀剣を使用った模範演武。そのミスが生んだ結果に過ぎない。

逮捕しに来た警察に対しそのように述べる光成。
まあ斬られた当人も望んだ対決でありますしなぁ。ここで逮捕という話にされても困りますわ。
勿論双方が納得していたからって現代の法律では裁かれることにはなるんだろうけど・・・まあ、困りますわな。物語的に。

とはいえ武蔵当人はこれも勉強と乗り気な様子。
簡単にかけられた手錠を破壊し、堂々と出頭する。うーむ。さすが。

本部が挑む前に何やら騒動を起こしそうな武蔵。さてさて何をやらかしますやら。

・吸血鬼すぐ死ぬ
いきなり給料の話をしだすドラルクさん。まあゲーマーとしては大切な部分ですよね。
月給50万もらえたとしてそのうちどのぐらいをゲーム代に裂く気でいるのか気になるところ。
というか随分最新作っぽいゲームやってるけどいつ買ったのだろうか。実はソフトはロナルドが買ってくれているのか!?

ともあれ今回は吸血鬼退治人らしいお話。大きな仕事もあるんですなぁ。
普通に考えればバンパイアロードの退治なんて相当の高給が見込める依頼でありますが・・・相手がコレでは・・・コレでは。

いや、たぶん強いとは思うのですよゼンラニウム。危険度も高い。でも別の意味の危険度が高い様にしか見えないのがとにかく困る。

そんなゼンラニウムも制することができるロナルドはやっぱり強い。
まともに戦いさえすればしっかりできるし、そりゃあ自伝も盛り上がるぐらいの戦いができるんだろうなぁと思われる。
まあ、吸血鬼ってのがみんなこんなのばかりだったらそれもどうかという話になるのですが・・・
今後の変態・・・吸血鬼の登場に期待であります。次回の女キャラの登場にも期待であります。

・ハリガネサービス
あと1点取ればこのセットは豊瀬が制する。
というところで現れるのは竜泉の最終兵器、朧。雰囲気あるなぁ。
ともあれそれでもあと1点という事実に変わりはない。慌てる必要はないという野々原さんの言葉はもっともである。

というわけで落ち着いて決めようとする豊瀬。
松方としては毎回フェイントを含めて攻撃に貢献してくれている久場先輩に最後の1点を決めて欲しいと考えている。
ブロックは1枚だし、これはオイシーとこもらえるか・・・なんて甘い話はないですよね。
後から跳んできた朧のブロックに阻まれてしまうのでありました。あらら。

ならばと次に送るのは間白。
遠くに鋭いトス。得意の高速コンビネーションでありますな。しかし・・・

どんなに速い人間でも影を振り切ることはできないように、朧からは逃れられないよ

間白のアタックも久場先輩と同様に後から跳んだ朧に塞がれてしまう。
うーむ、前の試合ではスパイクの部分での活躍が目立っていたが、さすがにミドルブロッカー。ブロックも厄介って話か。

たまらずタイムアウトを取る豊瀬。
止められた2人によればどちらも一枚目のブロックを避けたところで捕まっているとのこと。
なるほど。一枚目のブロックでコースを限定して時間差で入る2枚目のブロックにかけるシステムであるわけか。
普通はブロックってのはタイミングを合わせて跳ぶものなのだが・・・異質にも程がありますなぁ。
見てから跳ぶ。普通は間に合わなさそうなものであるが、それで間に合ってしまうものなのか・・・

ともかくこのシステムを破る策。朧をかわすのが難しいなら最初から朧に向かって行けばいいとのこと。
しかしこの考えが来るのは既に読まれていたらしく、今度は朧の両サイドを時間差ブロックで塞いでくる。
朧に向かってくることさえ読めていれば左右どちらも塞げば朧以外の者でも可能というやり方か。ううむ。

見る見る間に差が詰められて言ってしまう豊瀬。
ここでこちらも怪物が動く。

いるだけで拾えねーならボクに場所を明け渡せ。ボクがブロックフォローに入る

頼もしい金田のお言葉。
確かにブロックで決められるのならばそれを上げてしまえば攻撃は継続できることとなる。
しかし防御はそれで良くても攻撃が決まらなければどうにもならないのではなかろうか・・・
どうせなら一枚目のブロックにぶつけてブロックアウトを狙う形にした方が確実性は高いのではなかろうか。
この先その戦法を続けるのは厳しいかもしれないが、このセットだけを取るなら有効のように思えますが・・・さてさてどうだろう。

・弱虫ペダル
あいつはオレにしか救出できない。そう主張する青八木さん。
箱根学園が揃う前にオレたちは人数を揃えなければならないと主張する手嶋さん。

鏑木は置いていく。これはチームのキャプテンとしてオレが下した決断だ
オレたちは勝つために走ってる!!このあとは5人でこのインターハイを走る!!

意見の分かれるチーム2人。
手嶋さんとしても鏑木を置いていくのは苦渋の選択でありましょうが、チームのキャプテンとしては下さないといけない判断である。
その手嶋さんの内心を汲んでの青八木さんの発言であるのかどうなのか。
確かに連れて戻ってこられればそれが最適でありましょうが・・・できるかどうかというと確かに難しい。
一か八かの賭け。しかも山でスプリンター2人が戻ってこられる可能性はどれほどあるというのか。
その辺りを述べる手嶋さんであるが、青八木さんの意志は変わらない。そしてそのことは説得している手嶋さんにも分かっている。

もう心の奥ではわかってる――だからこんなに声を荒げて制止しようとするんだ。
青八木――おまえとのつき合いは長いから。
その表情。その目。普段無口でしゃべらないおまえが意志ある言葉を発した時、そりゃもう「相談」じゃねえんだよ。だろうがよ。
何があってもそうするって固い決意の表明なんだ!!

さすがによく分かっていらっしゃる手嶋さん。
だからこそ述べるしかない。さよならだな、と。
うむ、さすがに青八木さんもこれが無謀であることは分かっているみたいですな。失敗することは覚悟している様子。
3年の、最後のレースで1年を救うために下がる。その決断はどれ程の人が出来ようことか。
それはつまり、ずっと一緒に頑張ってきた手嶋さんと一緒に走るのも最後になってしまうかもしれないわけで・・・

3年間一緒に走ってくれてありがとう。一。オレたちの"チーム2人"最高だったよ

おまえがいたからここまで来れた。
お互いがその言葉を交わし・・・チーム2人。ここに解散であります。
チームのキャプテンとしての責務を果たすために。チーム2人からチーム6人へと意識を変えたがために。
2人は別々の道を行くこととなりました。願わくばその道がまた交わらんことを。
そのわずかばかりの希望は持ち続けたいものでありますね。それが走る力にもなるってわけだ。

鏑木を連れてくるためにわざと下がる青八木さん。
それを見て2人目が落ちたと述べる悠人は去年の水田君みたいなポジションに思えてしまう。大丈夫か?

さて、その遅れている鏑木。力が入らずほとんど止まっている状態である。
そのせいで福岡城西の大壕にも抜かれてしまうという有り様。おやおや。よもやここで再び出番があろうとはねぇ。
鏑木にあんなん呼ばわりされる大壕。ん?大壕。1日目は大濠と名乗ってたはずだが・・・不思議なこともあるものだな!!

何にしてもスプリンターにも追いつけない鏑木。
青八木さんが引っ張るにしても、少なくとも青八木さんが止まっているところまでは鏑木は自力でたどり着かないといけない。
誰かが背中でも押してくれればいいのだが、足を止めた状態では永久にたどり着けない。
そんなヤバイ状態で頼りになるのは・・・やはりこの人、古賀さん!!

去年以上にサポートの力が重要となっているインターハイレース。
そもそも古賀さん自身が走っていればこんなことにはと思ったりしなくはないが、それはそれ。
背中を押してくれる人物が現れたことですし、鏑木の復帰に期待したいところであります。

・バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
死地となったトトーガ島はエムロード・ビーチ。
イネスからの救難信号を受けたクレア。B.O.W.出現となるとテラセイブでは荷が重いと判断。
なので兄のクリス経由でBSAAの支援を取り付けることとします。
あいにくクリス自身は他の作戦中で動けないようだが、近くの南米支部から強力な部隊を送ってくれるとのこと。
ふむ。うってつけの男がいるとのことであるが・・・誰でありましょうか?

単身乗り込まないでくれと言われるクレアであるが、部下のイネスの身も心配。
お。髪をまとめてやる気充分のスタイルでありますな。やっぱりクレアはこの髪型でないとね。

さて、歩行者天国ならぬゾンビ天国と化したエムロード・ビーチ。
着ぐるみを着て生存者のローラたちの前に現れるのはコメディアンのアレク。生きてたのか!!
うむう、やはりこの手の話ではコメディアン枠は生き延びやすいってことなのか。

着ぐるみの中に隠れていたようだが、やり過ごすことはできず、ゾンビたちを引き連れてきてしまう結果に。おやおや。
銃があるとはいえ多勢に無勢。こんなところで籠城も出来ないですし、ここは船に戻るしかありますまい。
そこならばブラウンが持ち込んだマシな武器もある。

一方森の中。
モリオは撃退したもののゾンビに追われているトミナガたち。
結構な数のゾンビに追われた結果、先行きの見えない洞窟に逃げ込むことを余儀なくされてしまう。
狭い行き止まり洞窟だったり、中にゾンビがいたりしたら致命的だったが・・・どうやらそんなことはなさそうだ。
しかし洞窟を抜けた先にあったのはゾンビたちの村・・・?
何か生活しているらしき感じがありますが、これは一体何でありましょうか・・・

ゾンビの中には生前の行動をなぞる者たちがいるという。
この住民たちはそういう集まりだったりするのだろうか。
だとしたらバケツ被ってるゾンビは生前からそうだったのだろうか・・・ハハハ。やんちゃな奴だ。

ともかく島に居る間はどこにいても気が抜けそうにありませんなぁ。これは。大変だ。

・毎度!浦安鉄筋家族
万田先生の扉が開いたのに階段落ちしない!?と思ったらやっぱり落ちた。さすが!
しかしマネキンかと思ったらオリエンタルなものでありましたか。
それと一緒に寝ている姿を小学生に見られる教師の姿ってのもアレですなぁ。アレ。

・藍の時代 ― 一期一会 ―
インテリには程遠く、ツッパリにもなりきれず。年がら年中傷だらけ、赤チンだらけ!!
赤チンという言葉自体かなり久しぶりに聞いた気がしますな。

3対1の喧嘩もものともしない本宮ひろ志先生。スゲェー!!
フィクションではありますが、一体どの部分まで本当と判断すればいいのか。
本当は5対1だったけど読者に信じられないだろうなと思って減らしたという可能性もあるのだろうか。

それはそうと友人やお世話になった刑事さんなどから漫画家になることを勧められるこの流れ。
多少絵を描いていたぐらいの感じでここまで勧められるものでありましょうか。
それとも内に秘めていた才能が周りの人にも見えるぐらいに放出されていたというのだろうか・・・
何にしても周りの人がよく死ぬ話であります。次回は誰が犠牲になってしまうのか・・・!!

・実は私は
第一回校内流しそうめん大会開催ッッ!!
葉子さんも思わず立ち上がり叫ぶイベント。ガタッ。いいから座りなさい。
手で隠しきれないぐらいにキバを露出しちゃっておりますが・・・まあ、キバぐらいなら大丈夫のはず。大丈夫のはず。
思わず羽を出したりしなかった点を褒めるとしましょう。こんなんで秘密バレしたら報われないことこの上ないぞ!!

ともあれ高校生活最後の夏がやってきました。
受験勉強も大切だけどこの高校最後の夏、葉子さんとの思い出もたくさん作りたいという朝陽。
まずこの夏の最初の思い出にまったりと流しそうめんを。そんな風に呑気に考えていた時期が朝陽にもありました。

校庭に集まったのはやる気に満ち溢れた面々。ルールは簡単。喰われる前に喰らえ!!だ!!
弱肉強食・・・流しそうめんとは厳しい世界である。諸行無常!!
いつだって奪い合いさ。人生も恋も流しそうめんも
「流れ流されソーメン君」の一節でもこのように語られている!!なんだその漫画!!

ネタが持つのか心配になる漫画。まあソーメン以外にも行くのならいけなくはないのか・・・タイトルが飾りになりそうな感じだ。

ともかく流しそうめんで一番大事なのはポジション。上流かどうかですでに勝敗の5割は決まっているという。
何と・・・いや、何が何とってさくらさんたちまでこの話題に乗っかって来るとは・・・
「流ソー」世代。そこまでのブームを起こした作品だというのか・・・!?

最初に流れてくるそうめん・・・一番麺!!
そのように言われると特別な響きがなくもない。二番目と同じ味などと冷めた意見を口にしてはならない。
どうでもいいが箸で麺を掴むような戦いっていい表現だね。そのまんまで!!

乗り気な葉子さんに比べ、完全にツッコミ役に回ってしまっている朝陽。
従来なら一緒にツッコミ側に来てくれるみかんや獅穂さんまで今回は乗り気なので仕方がない。
それにしても手伝いをしている感じの華恋ちゃんが小さいなぁ。ブルマ姿であろう華恋ちゃんが小さいなぁ。

それはさておき、バトルソーメン開始。
スタイリッシュな凛ちゃんが空を駆け抜け颯爽とゲット
うーむ、さすがに未来戦士。数々の戦いを経験してきた猛者だけのことはある!!カッコイイ。
まあ、焼きそばを仕掛けられてノックアウトされたわけではありますが。罠にも気を付けよう!!
大したことないといえば大したことはないが、思ってたのと違うのが口に入ってくるのは地味にダメージあるぜ。

相変わらず正体を隠す気とかなさそうな茜ちゃん。一般生徒が混じっていようが平気で分身しちゃうぜ。
こうやって異変に慣れさせて色々と麻痺させようという高度な戦略が・・・まあ、ないんだろうな。

ともあれ重力に逆らい屋上へと向かっていく一番麺。
茜ちゃん、ハンバーガーの時もそうだったけどお菓子以外にも特別な食べ物には目が無いんですな。欲しいのは優越感か・・・!!

校舎に入ったら人間流しそうめん。むごいような楽しそうなような。いや、うつぶせはいかん。
華恋ちゃんのようにそのまま流れて来る感じなら楽しそうである。髪がそうめんっぽいって・・・分からなくはないが!!

今回の朝陽は休む間もないほどにツッコミまくりである。大変だなぁ。
そりゃあ妹の鳴ちゃんと同じような顔にもなろうというものである。やっぱりその顔できるんだ。

何はともあれ一番麺。
バタバタしたけれども皆が笑えるいいイベントであったと。そういうことでありますな。うん。
夏の思い出の最初のひとつがコレというのはまあアレですが・・・葉子さんが楽しそうで良かったじゃないですか。そう思おうぜ。

・ドカベン ドリームトーナメント編
心頭滅却すれば素手もまたグラブなり!!
何ごとも気合が大事ということですな。凄いね人体!!

ともあれ岩鬼の素手捕りに沸き返るスタンド。さすがは岩鬼。千両役者。
とはいえ利き腕の右をツキ指していたとしたら一塁への送球は難しくなる。
それを確かめるためにも三塁線へ引っ張る武藤。ボテボテではあるがこれは面白い。際どい感じのゴロである。

取ったら全力送球しなければいけないゴロ。
しかしそれを里中が割って入りキャッチ。一塁に送球してアウトとしてしまう。
ふむ、せっかく確かめるために無理矢理に引っ張ったというのになぁ・・・
結局武藤。この打席も凡退。焦点にはされていないが、打撃復活を期待してた人にはションボリでありましょう。

さて、6回の裏。さすがに剛球仮面こと渚の続投は無い。ここでリリーフの登場。
大前田は出てきたが投手ではなく野手・・・ショートにつく。つまり投手は京極!!
そしてこの回のスーパースターズの攻撃は一番の岩鬼から。
ううむ、まさかいきなり岩鬼対京極の戦いが始まろうとは。
色々と舌戦を繰り広げていた2人の直接対決。これは見物であります。

しかし打席に入る時に恒例の素振りパフォーマンスを行わない岩鬼。
やはり右手のダメージが深刻ということなのだろうか。どうなのだろうか。

1球1球がケンカ勝負という京極。
岩鬼に対しても好物の悪球をいきなり放り込んでいく。
さて、岩鬼のケガの具合はどうなのか。酷そうに見えるのは演技なのかそれとも・・・?
例え酷くても男・岩鬼であれば無茶をしそうであるが、さてさてどうでしょうかねぇ。

・鮫島、最後の十五日
いつも笑顔の人気者。それが巨桜丸。
大きな体に優しい笑顔。何も知らない人からすれば心もすごく大きく思える。
寛大という意味でならまあそれは当てはまらなくもないのだが・・・

ハワイ。オアフ島。
子供の頃から人一倍、いや三倍体が大きかったという巨桜丸ことジョージ。
この見た目のおかげで初対面の相手にはいつも恐れられていたという。ただそれは最初だけのこと・・・
体は大きいがそれに反してハートが小さすぎたのである。

リトルジョージ。これが一際大きい僕のアダ名だった・・・
この大きな体に見合ったパフォーマンスを期待されても僕にはソレを動かすハートが無かったんだ・・・
子供の頃から体が大きくなればなるほど・・・そう・・・まるで反比例するように僕の世界は小さくなっていった・・・
もう・・・消えてなくなりそうだった・・・

なまじ体が大きいと相手を傷つけまいと気が弱くなることはあったりする。
とはいえジョージの場合はそれ以上に自分が傷つくことにも気弱な様子で。小心者ということなんですなぁ。
見た目がこれであるからこそ中身と反対であった場合はイジられやすく・・・辛い人生であったことは想像に難くない。

そんなわけですっかりやさぐれた感じになっているジョージ。こりゃ怖い。
顔付きが暗黒面に落ちた田上さんみたいになっている。これは初見の相手はビビリますわ。

そんなジョージをスカウトするのは日本でオアフ島初のスモウレスラーとなった島の大スター久陽山
そのスターに日本で世界を変えるんだと誘われる。

この体に期待されるのは正直辟易していた・・・ただこの時は衝動的に、僕は誰も知らない場所へ逃げたかっただけだったんだ・・・
この時はそう思ってた・・・

久陽山に連れられやってきたのは虎城部屋
まわしをつけて多数の親方たちの前に披露されるジョージ。
ほう。久陽山は十文字部屋の預かりでありますか。ここにいる親方衆は次元一門の者たちということでありますな。

ここでも外見だけの物扱い・・・その様相はまるで次元一門の親方総出の品定め会だった・・・

怯えるジョージには気を留めず一番取らせてみる虎城親方。相手は何と田上さん!?
一体何年前の話のことであるのか、とにかく田上さんの登場であります。テンション上がるなぁ。
しかしいきなり幕下力士をぶつけるとは、ジョージの力は素人レベルではないと見抜いたのだろうか?

だが力の素質があったとしても肝っ玉は素人以下のジョージ。
うーん。確かにこれではこの世界でやっていけないと判断されて仕方がないですわな。
そんなジョージを寒河江部屋に引き取らせる虎城親方。
ふむ。これは寒河江親方なら育てられるという判断なのか、単に厄介者を押し付けただけなのか・・・
綺麗になった後の虎城親方かなる前の虎城親方かで判断が別れそうですなぁ。

泣きじゃくるジョージに笑顔で話しかける寒河江親方。

OKジョージ・・・大丈夫・・・君は大丈夫!

情けない姿を見せたジョージに対し、包み込むような笑顔を見せ、話しかけてくれる寒河江親方。
その姿を見て、ジョージはようやく自分の気持ちに気づくことが出来た様子。

そう・・・僕はここに逃げて来たんじゃないって・・・
僕はここに変われるきっかけを探しに来たんだ・・・
この人となら・・・僕の小さな世界が大きくなっていける気がしたんだ・・・

大きな体に小さなハート。
そのジョージが寒河江部屋のスマイルを身につけ巨桜丸となる。
恵まれた体躯があるとはいえ、幕内まで上がったわけですし、立派に変わることが出来たってわけですかねぇ。
でも今のジョージは取組をスカそうとしている。変われたのか変わりきっていなかったのか・・・次回が気になるところですな。

・少年ラケット
年上の3人に襲いかかられる卓球部員。
順番に向かってきたとはいえ難なく3人を撃退してしまう卓球部員。
実に鮮やかなパンチを放つもんだから連呼しておかないと忘れてしまいそうになるけど、卓球部員でございます。

あっと言う間に3人を片付けた轟木先輩。しかも右手のみ。
いや、どうやら右手しか使えない理由があった様子。

・・・こいつは義手だ。人は殴れねーんだよ

指もしっかりしてるし一目では分からない精巧な義手であるため荒事には使えないってことでしょうか。
荒事に使うのなら無骨に仕込めばいくらでも出来そうだが・・・いや、そういう漫画じゃないですし。

色々な出会いで混乱しそうな一日でしたがようやく帰宅。
そして早速久しぶりに登場のおばさんに卓球部に入りたい旨を告げる。
うむ、記憶に関することでありますし、おばさんとしても断る理由はありませんわな。
イチロー君の嬉しそうな顔も見れて良かった良かった。

さて、卓球部に移ることを内田くんにも報告。
怒らせたり嫌わせたりするんじゃないかという不安はあった。
けれどもそのままの気持ちを伝えることにしたイチロー君。
相手のことを信じる気持ちもあるし、自分でもそうして欲しいという思いがあったわけですな。
その期待の通り、卓球部に移ることについて激励してくれる内田くん。良かった良かった。
ところでチャンピオン縛ってたみたいですが、それ持ってイチロー君の家に行こうとでもしてたんでしょうか?
先んじてまた明日と言われて行くに行けなくなったみたいな。
そうなるとイチロー君はチャンピオンを購読していないということに・・・いやまあ、学生は回し読みも多いですしね。

夏服に変えて心機一転のイチロー君。可愛らしい。
内田くんとの関係も良好のままで居られそうで何よりです。まあ、寂しさがないわけではないみたいですけどね・・・

環境が変われば変わるものがある。衣替えで心機一転を図ったのもそういうことでありましょう。
そしてついに向かうは森原中卓球部。

・・・今日から、ここから始まるんだ!ヨル君との約束に向かって――
そしてこれが未来の僕への――はじめの一歩だ!!

見開きでおっきく使ってのサブタイトル。うーん、いい演出。
まさにここからイチロー君の卓球人生が始まるわけですな。
正確には再スタートといった感じなのでしょうが、現在の僕としてははじめの一歩であるわけでございますな。
さてさて、そのスタートダッシュは快調となりますかどうか。期待して見ていきたいところですな。

・錻力のアーチスト
準決勝第2試合。蔡理と桐湘の戦いが始まろうとしている。
蛮堂の登場もあり、ここからさらに気温が上昇しそうな競技場。見ている方も大変ですなぁ。

さて、スタメン登場の桃ちゃん弟。ちっ平のちっは環境依存文字なので変換し辛いのが困り所。
桃ちゃんのユニフォーム姿を期待する児島センパイと伊奈。読者の気持ちの代弁者か!?

考えてみれば清作と同じく1年生にして三番。更にセンター。
シニアの頃から有名人だった清作とは違うが、この大一番で三番に抜擢されるぐらいだし、何かはあるんでしょうな。
伊奈のように先輩が怪我したから上がってきただけの可能性はありますが、それでも強力な蔡理打線で三番は凄いですしね。

桐湘にも・・・いるんだな

突然の蓬莱の発言。
相変わらずマジメな顔してチアガール鑑賞されましても・・・夏は惑わすものが多くて大変ですね。

ともあれ春の借りを返す時がやってきました。今度こそ負けられない桐湘。
一方蔡理の方とて負けられない。蛮堂にしてみれば桃ちゃんへのウエディングロードへと続いているのだから。そういう理由かーい。

兎にも角にも夏服の桃ちゃんを拝みながら試合開始。
スタンドには先に試合を終えて決勝で待つ港南の面々の姿がある。
今回は弐織義壱も観戦。弟の試合をどのような目で見るのか。楽しみですな。

さて、まずは桐湘の攻撃。
蛮堂からピーチ姫を救うべく打席に立つのは児島センパイ。誰が上手いことを言えと言った。
それはさておき、ランナーを背負えばペースが乱れる蛮堂。そのために一番打者で足のある児島センパイは是非出塁したい。が・・・

守るべき桃ちゃん。背負うべき弟。新たな絆を手にした俺を止められる者などいない。
喜びに打ち震える我が心臓はマントルと化してマグマの如き熱い血潮をこの体に漲らせんばかりだ!!

ああ、センターにちっぺー君がいるおかげでより燃え上がるって話でありますか。そういうことも考えての守備位置か・・・!!
その効果があってかどうなのか、蛮堂の球は春よりも速い。いや、それ以上に――

熱がハンパじゃねえ・・・!!

熱戦に焼かれたように思える児島センパイ。
さすがマントルから放たれたボールは凄まじい威力でありますことよ。エグッ。
そして桃ちゃんとちっぺー君、両者のナイスボールに熱く答える蛮堂。アツッ。
しかし兄と呼んでも構わんぞと言われて素直に呼ぶちっぺー君。いい子というか何というか。
心の中まですっかりお兄さん呼びになってるしなぁ。もう籠絡されていると見て良いか!?

蛮堂の球に手が出ず、一番の児島、二番の柊ともに三振。
ここで出てくるのが清作。春は一応打てた打席もあったが・・・この試合ではどうだろうか。
凄い成長をしている蛮堂であるが、成長という意味なら清作も負けてはいない。

暴走で負けたという悔しさもありますし、今回は絶対に負けられないという思いが強かろう清作。
さてさて、第一打席。どのような結果となりますか・・・!!

・囚人リク
作戦のために囚人の煽動をしないといけない松尾。しかしその数の多さにたじろいでいる。
いざやってみようと思ったらその多さに驚く。よくある話でございますな。
しかしだからといって後には引けない。やるしかないのである。ガス漏れだ!みんなああ!!逃げろぉ!!

勇気を出して叫んでみたが、突然そんなこと言っても何かが起きるわけではない。
この極限の環境。幻覚が見えてそうな者もいるし、訳の分からないことを口にしているのは一人や二人ではない。
うーん。やっぱり一人で煽動を行うのはなかなか大変ですわのう。せめてもう一人いれば・・・

とも思ったが、こういう時に一番必要なのは説得力。
火災によって発生した異臭が囚人に異変を気付かせる。
更に看守がメンテナンス場の奥の倉庫で火災が発生したことを口にしたならば・・・ガスの信憑性は一気に増す!!
そして、どうすればいいのか迷いが出たところで・・・一気に行く道を煽動する!!奥へ逃げるしかねーんだよッッ!!

よっしゃあああ!やった!やったぞー!!

見事に勤めを果たした松尾。メンテナンス場近くにいた囚人が一斉に走り出す。
ここで出来た人の波。離れた囚人たちも巻き込んで巨大なものとなることでしょう。

さて、こうなると気になるのが酸素吸引装置。囚人の動きを止める為にも作動するのは当然でありましょう。
しかしこれは原田看守の機転により、主電源を入れずにおくことで回避。なるほどね。
5分もすれば動作するようですが、そのぐらい時間が稼げれば十分と言えましょうな。

囚人たちのこの動き。吸引装置もなければ止められはしますまい。
そんな激流のような囚人の動きに巻き込まれそうで危なかったのが例の笑い皺のじいちゃん
重要な作戦中だが、そういう人を見逃せない史郎さん。さすがでありますなぁ。
しかし再度の登場とは、このじいちゃんにはやはり何かあったりするのだろうか・・・?

ともあれいよいよこの作戦も佳境。
リクをダクトに上げるためにギロチン看守の目をくぎ付けにしなければいけない。
この辺りの看守のフォーメーションの司令塔の役割もしているギロチン看守。気持ちよさそうに指揮しおって。
通じてなくても構わずにやってそうな感じが怖い。

行くぞリク・・・必ず成功させてやる

己の贖罪の為にも決死の覚悟でギロチンの足止めに動き出す周龍。
決死とは言うが、絶対に死んでは行けないという覚悟も同時に背負わなければいけない。
ドラゴンクロスと共に覚悟を背負い・・・今周龍が男を見せる!!
うむ。何とか無事に済んでくれるといいですなぁ・・・

・スメラギドレッサーズ
なるほど。確かに男の視線の有り無しは動きに大きな影響を与えそうですわな。
だからってよくもまあ集めたというか集まったというか。
というかゲス山さん女性だったんかい・・・さすがに驚くわ!!
でも女性と知らなかったんなら男の視線と認識しても良さそうなものなのだが、そういう話ではないのか?

大ピンチだけど相変わらず相手がマヌケなので何とかなる。ついでに観客も吹っ飛ばしておいていいんじゃないかな?
しかしさすがに幹部に自滅は求められなそう・・・したらどうしようって感じですな。

・Gメン
一夜明け、勝太たちに見守られながら帰宅する瞳先生。
瀬名とは違い、部屋に生徒を上げるのには抵抗のある様子。
まあ、準備もなくいきなり迎え入れられるぐらいに普段からキレイに出来ている人は少ない気もしますしね。

色気もあるし可愛い瞳先生。
しかし瀬名に言わせれば先生だし、9つも上だしナイナイとのこと。
まあ確かにその年齢差は厳しい気がしますな。でも瞳先生は可愛い感じであるし・・・まあこれは個人の好みの差か。
トラウマ等とは関係なく単なる個人の好みの差であるかどうか。その辺りは気になるところですな。

G組らしくケンカする勝太と肝田。理由はG組らしい子供のような理由。何やってるんだか!!
しかしドラゴン・スープレックスってまたかけづらい技を・・・

瀬名に再度警察に行くよう忠告される瞳先生。
しかし佐野主任に仕事を押し付けられ帰るのが遅くなってしまう。
うーん、こうなると行くのが面倒くさくなったりしちゃうんですよねぇ。分かる気はします。
実際に被害にあってはいるものの、確かに警察に説明しようとなるとなかなか難しい。
メールなどでは脅しの文面はないし、提出できそうな物的証拠はなく体験談しかない。
これだともし警察に届け出ても、警察側もそんなに動けないのではなかろうか・・・ううむ。

それはそうと今日も瀬名の家にお泊りで遊びに行く勝太。
そんな風に入りびたっている勝太に居ても立っても居られなくなったのは薫君。
妬いてねーよとか言ってるけど、どっからどうみても妬いてるじゃないですか。ハッハッハ。

そんな薫君に対し、遊ぶのなら3人の方が面白いしさと誘う瀬名。
その瀬名の誘いに対し・・・1コマで態度を軟化させる薫君。この変わりっぷりがまた・・・!!いいなぁ、オイ。
真のイケメンは人の恋愛感についてとやかく言わないし、態度を変えるようなこともない。さすがの瀬名先生であります。

さて、瞳先生。
警察に行くのを面倒くさがった結果、拉致られそうになる。
うーむ、まさかここまでの強硬手段を取ってくるとはなぁ・・・
警戒していた瀬名にしてもこれはさすがにまさかまさかでありましょう。
思わず飛びだして救いに出たものの、刃物はちょっとヤバイ。

というわけで瀬名も連れ去られてしまうことに。こいつはピンチだ。
まあ、薫君もいることだし、何とか勝太と連絡さえ取れればどうにかなりそうでありますが・・・さてさて?

・ニコべん!
カメラ弁当とは違う方向を模索する典道。しかしこれだけではやはり足りない。
なので出来上がるのは2つの複合技
なるほど、カメラ弁当自体も無駄にせず、更に完成度も増した素晴らしい一品でありますな!!
理琉ちゃんがノリをめくるのと読者がページをめくるのが一致する感じの演出もまた素晴らしい。

難しいお題でありましたが、無事に上手く行ったみたいで良かった良かった。
典道の弁当にはこれだけの力がある。それが分かった話でありました。
ここからニコ弁の道を歩んでいくことになるのかどうか・・・楽しみでありますな。

・侵略!イカ娘
このさらりとした終わり方は何とも懐かしい感じ。
まあ普通はイカで手相占いなんて出来ませんわな。普通は。
しかし清美ちゃんはハイタッチも爽やかであるなぁ。

・クローバー
色んな人に断られた結果、エリナちゃんと2人でハンバーガーを頬張ることになったハヤト。
エリナちゃんも喜んでくれているみたいで良かったですな。
しかしクリスマス前なので店内はカップルだらけ
ハヤトはまるで意識していないみたいだがエリナちゃんの方はしっかり意識してしまってるようでハッハッハ。
本当、年上以外には反応が悪いなぁ、ハヤト。

夏に世話になった吉良に挨拶しようと考えるハヤト。義理堅い。
友人との繋がりは大切にしたいですし、いいことではありますけどね。

ハンマーヘッドだからとんかち頭。特に間違った表現ではないな。ハママヘッドよりは良かろう。
しかしそのとんかち頭のたまり場が荒らされている。うーむ、これは一体。

ロンゲ弟こと辻克哉登場。久しぶりですな。
どんな相手でもいつも通りの様子なエリナちゃんはさすがというか何というか。
SEGへの勧誘はどういう基準で行っているのだろうか。

それはそうと、ハンマーヘッドを狙うチーム、バズジョーカー登場。
有名な所を潰して名前を上げようとしているようだが・・・さてどうなるか。
吉良だけではなく、真木やゲンゲンと互角に戦ったハンマーヘッドのメンバーたち。
簡単にやられるとは思えないが・・・でも噂では既に2人やられているとのこと。むむむ。

広島の件もあるし、さすがに今回はハヤトだけの助太刀になりそうな雰囲気ですがどうなりますか。
まあ、真田はエリナちゃんの名前を出せばすっ飛んできそうな気もしますが・・・どうなることか。

・羽恋らいおん
謎の新キャラ伏喜さん。いいシャトル過ぎて優しく打つことしかできないとのこと。そ、そうか。
その結果繰り出されるのはネット上を最頂点にネットスレスレに落ちる「直角ドロップ」!!
コート奥へのクリアと並行して何回も打つのが伏喜さんの闘い方らしい。これぞ脱力の羽根、伏喜美樹!!

名前こそ力がないが、相手としては結構最悪。
コートを上下に走らされ、しかも落ちるドロップを拾うために体勢を低くしなければいけない。
うーむ、まさに相手の足を殺す羽根でありますなぁ。ある意味凄く性悪。呼び名は鬼畜の羽根でもいいのではなかろうか。

さて、連敗に暗くなる藤原学園。
しかし賭けをしちゃってる桐谷さんことマミちゃんは明るく部員を励まそうとする。ええ子や。

伏喜さんの試合が遅すぎるので先に1ゲーム目が終わってるシングルス2の伊深部長の試合。
相手は個人シングルスで県ベスト8。中学の時の県チャンピオンである泉谷部長。
さすがの実力のようでありますが・・・伊深部長は追い込まれてからが強い!!

1ゲーム目こそ落としたものの、それで分析は完了したと言わんばかりに2ゲーム目以降は圧倒してしまう伊深部長。
これが不屈の羽根、伊深竜銅の力か・・・恐ろしくも頼りになる人でありますなぁ。本当に。

てなわけで3−0のストレートで勝利する星佳高校。
うーん。圧倒的な強さ。これはカッコイイ。
こんなチームのレギュラーになれたらどれほど誇らしいことか。レオもやる気がみなぎって来たようで何より。
今度こそ絶対に鈴蘭さんを振り向かせて見せると意気込みも満点だ。

さて、負けたからには約束通りに下着でラジオ体操。
二言は無いとばかりに一気に脱ぎにかかるマミちゃん。勇ましい。
鈴蘭さんにはいいようにあしらわれてしまった感じでありますが、いい子でしたよ。また出番があるといいですな!

藤原学園を倒した星佳はそのまま準決勝、決勝をストレートで勝ち抜き無事に県大会出場
しかしこの県大会こそ超強豪の龍国館が待つ本番。
果たしてこの県大会にレオは間に合うのだろうか・・・楽しみな話ですな。

・マジカロマジカル
魔法使いの能力に覚醒した彩音さん。
やはり強い想いが引き金になったりするのでしょうか。
簓ちゃんも誰かを守りたいという強い想いが暴走した形での発現でありましたな。

雫ちゃんは自分でも気づかないうちにいつの間にかという感じだった様子。
まあ、元々はバンソコレベルの能力でしたからねぇ。
でも今のように怪物化を癒す能力を身につけたのはやはり強い想いからですし・・・心の動きとは密接な関係がありそうですな。

さて、では朝ちゃんはどうかというと内緒とのこと。
可愛い感じでありますのに別にいいかと流す狼一。制裁も止む無し。

一緒に来てたのは気づいてたが、そういえば昨晩はいなかったサボちゃん。
何とかなったものの、居てくれたら多少は狼一も楽だったでしょうにねぇ。
しかし簓ちゃんのピンチにも気づかないとは。これはまさか・・・

キリコさんたちの意識が戻るまでの間を使って屋上の修理を行うマジカル団。
その最中、昨晩の出来事をサボちゃんに説明。
簓ちゃんも仲間との絆によって無事に能力を使うことが出来たってわけでありますな。
暴走ではなく、きちんとした用途でコントロールしての使用。これは大きな前進であると思われます。

誰一人欠けてもいけなかったマジカル団の勝利
チームワークの大事さがとてもよく分かる今回の戦いでありました。成長したなぁ。
サボちゃんも簓ちゃんは強くなったと感じている。
いや、自分を信じたいという気持ちに向き合えた結果ということでありますか。
過去の出来事もあり、自分に自信の持てなかった簓ちゃんがようやく前向きになれた。いい話です。

しかし心の成長はマジカルパートナーとの別れを意味する
心から生まれた存在は役目を終えて心へと帰る。
それは喜ばしいことであるかもしれないが、やはり切ない。別れはどんな時も切ないものであります・・・

設定上仕方のないこととはいえ、仲間との別れはやはり寂しい。
簓ちゃんにも雫ちゃんに対する狼一のようなマジカルパートナーが現れたりするのだろうか。期待したいところです。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
圭一さんが生前に調べていた謎の失踪事件。
その現場と目される展望台にやって来る蛍ちゃん。
果たして誘い出された人はどこに行ってしまったのだろうか。

展望台から身を乗り出して下を見てみると家がある。
ふむ。展望台から落とせばこの家の庭に落ちることになりますな。
今は空家となっているようですが、失踪事件が続いていた時は誰かが使用していたのだろうか。

ここで圭一さん。僕が上から飛び降りてみるよとのこと。
まあ確かに死んでるし、これ以上死ぬことはなさそうですが・・・またバラバラになったりしないでしょうね。

とりあえず大丈夫だった圭一さん。幽霊なのに重力に縛られるってのも不便な話ですわなぁ。
ともあれ予想通り、展望台から落下すると下の家の中庭に落ちることが判明する。
そうなるとこの家の持ち主も犯行に携わっている可能性が高いですわな。処刑場として用いるのに合理的だ。

そこまでの推測はついたのだが、家に異変が発生。圭一さんの身に危機が迫る。
ふーむ。霊が見えるとはいえ霊的な対応はお手上げな蛍ちゃん。
とはいえ圭一さんを放ってはおけないし・・・どうにか家に入って圭一さんを見つけ出さないといけない様子でありますな。

てなわけで家に入るために楓ちゃんを頼る蛍ちゃん。
本当の理由など信じてもらえるはずもないので弟の和也くんに濡れ衣を着せる。まあ、兄の為ですし。仕方ないと思ってくだされ。

楓ちゃんの伝手で管理会社に口利き。ついでに過去の住人についても聞き出してもらうことに。
その依頼の報酬は、楓ちゃんの探偵の仕事を手伝うこと。ほう!
楓ちゃんの探偵の仕事を手伝う蛍ちゃんか。興味深い流れですな。
探偵への依頼料を見て驚いている蛍ちゃん。このコンビでの活動が軌道に乗れば家計への援助になるか・・・!?

警察の身内という伝家の宝刀を用いて管理会社から情報を引き出す蛍ちゃん。
ずるい気はしないでもないが、コネは有効に使うのも探偵の基本でありますか。
蛍ちゃんに勝ったーと内心震える楓ちゃんがなんとも可愛い。フルフル。

ともあれ持ち主は官僚のエリートだった鏡二郎という人物。
五年程一人で暮らしていたらしいが、いくつか持ってた内の一軒かもしれないとのこと。
まあ処刑場として使っていただけなら常駐していることもありませんわな。

さて、楓ちゃんのおかげで家の中に入ることが出来た蛍ちゃん。圭一さんを探すために動き出す。
一方の楓ちゃん。霊感はないはずなのだが、それでもこの家には悪寒が――嫌な予感が走る様子。ほう・・・

奥の部屋に足を踏み入れると人の影のように見えるものが複数壁に刻まれている。
ススによるものであるが・・・一番右の人物は圭一さんのような格好をしているように見える。
ふーむ。なんでしょうなコレは。十二人委員に関係するものなのだろうか・・・?

そんなことを気にして前に注目していたら、いつの間にか後ろに亡者の群れが。うわぁ。
前も後ろも怪異のこの状態。進むも地獄退くも地獄とはこのことか。
幽霊とかにはビビリな楓ちゃんを抱えてこの現象にどう立ち向かうのか。注目です。

・木曜日のフルット
これは色々とプライド崩壊。
しかしラーメンのスープなんて事前の仕込みから変えれそうにはないと思うのだが・・・レシピよりも腕前の問題か!?

・総合感想
バイオハザードも帰還し、久しぶりに連載枠が埋まっている状態。
まあ、藍の時代は全8回の集中連載なので本連載で全て埋まっているわけではありませんが。
ともかく濃い紙面になっていることでありますなぁ。



2015年 33号


・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
約1年ぶりにNEXT DIMENSIONが掲載されました。というか1年前も袋とじだったんだなぁ。

思ったよりは話が進んだ今回。無事に迷宮を脱出できたようで良かった良かった。
そして星矢にもちゃんと出番があって地味に驚きであります。表紙だけの存在ではなかったのだ!!

・藍の時代 ― 一期一会 ―
車田正美熱血画道40週年Final企画始動ッッ!!
よもやの自伝漫画が始まるとは。チャンピオンで車田正美先生の自伝漫画!?一体どのような作品となるのか。
とりあえず冒頭にも書かれているのでまずはこれを認識しておかなければいけない。
この物語は事実をもとにしたフィクションである!!と。

インテリには程遠くツッパリにもなりきれず
40年以上も昔の東京下町から物語は始まる。
それはよいのだがいきなり友人たちの死因まで書かれる紹介文って凄まじいハードさだなぁ。しかも抗争。

ヤクザやアウトローを英雄視する少年時代。
それを後押しするかのような健さんの存在は何というか、うん。チャンピオンの漫画らしいなぁと。うん。

健さんの想いはどのようなものだったのか。そもそも存在は確かなものなのか。
分からないが分からないなりに楽しめてしまう不思議な感覚。
漫画の絡みが全くと言っていいほど出てこなかった初回であるがこの先どうなるのか。実に楽しみです。

・刃牙道
本部の守護る発言に憤る刃牙。
自分より遥かに弱いおっさんにそのように言われては黙っていられないってところか。

本部以蔵だからじゃない。誰であれ許さねェよ。俺を守護ることは許さねェ

この辺りは少年王者の意地でありましょうか。それ自体は悪くない。
しかし今回の相手は宮本武蔵。武術史上最強の剣豪である。
我らが誇る拳雄烈海王を一刀両断せしめ、刃牙自身も何度も打ち倒されたりしている。
そのような相手に自分で自分の身を守るなどと言い切れるものかどうか・・・

それはそうとここで本部の口から烈海王の死が宣告される。何ッッ!?
明言されないうちはどうか分からないと思っていたが、ついにされてしまいましたか・・・
死亡確認された後、運び出された先で復活してたとかいう話があっても不思議じゃないので何とも言えませんが。
ともあれその事実は悲しむべきことであります。

とはいえそれとは別に武術家としては武蔵という到達点の目撃は喜んでしまうべきことでもあったりする。
危うい存在。皆をこの男の凶手から守護らなければならない。
そう考えつつもやはり武を極めた者との立ち合いは心を湧き立たせるものである様子。仕方がないねぇ武術家ってやつは。

ただ・・・残念なことだが、まだ我々は全力の宮本武蔵を見てはいない

烈海王に圧勝してなお全力ではない武蔵。
確かに現代の闘争術を知るためにあえて戦いを長引かせていた感はありましたな。
それは長引かせるだけの余裕があったということであり、不覚を取ることはないとの確信があったということでもある。ううむ。

だからこそだ・・・わたしには君らを守護る義務がある

相変わらずの本部の自信。今の私なら烈海王にだって勝てるという感じだろうか。
それを示すためにはやはり力を見せるのが一番である。
範馬刃牙の徒手の力を100点中の100・・・いや120点とするなら本部以蔵の徒手は高く見積もっても80点以下。ところがだ・・・

剣。槍。杖。鎌。縄。忍に至るまで・・・全て合わせりゃ300点は下らねェ

徒手での戦いでは不覚を取っていた本部。しかしそれで実力の全てを計れるわけではない。
収めた武は徒手以外にも幅広く、それらを総合した力こそが自身の武であるというわけか。

それを示すかの如く、突然の煙幕による奇襲。後ろを取っての短刀での一撃。
なるほど。これは完全に勝負ありの形でありますな。おやおや刃牙さん。また不覚ですか。おやおや。

これも忍の技術か。相手の不意をついての戦いを見せる本部以蔵。
武蔵はその手の戦いも得意そうだし、その点で渡り合えるかどうかは大きな要素ですわな。
逆に刃牙は不意打ちとかそういうのに妙に弱い。不覚を取ることしきりに思える。こりゃ守護られてしまいますわなぁ。

ともあれ力を見せることに成功した本部以蔵。となれば次に武蔵に挑む権利を得たということに・・・なるのかどうか。
格好いいところを見せてくれそうだが、その直前でやらかしそうな気もする。
安心しきれない本部の実力に今後も注目が集まりそうだ!!

・ハリガネサービス
五十嵐先輩の投入で試合の流れは一気に豊瀬に。
やはりバレーに関しては素人の集団。正攻法で来られると厳しいようですな。奇襲奇策にはまっすぐな強い力。やはりこれですよ。
しかし五十嵐先輩には可愛い顔見せてた大船先輩。また煽りモード顔になってらっしゃる。切り替えの早いお人だ。
そしてタイムアウトの時にはご覧の笑顔ですし・・・さすがという他ないなぁ。

さておき、豊瀬のマッチポイント。
あと1点でこのセットが取れるというところで松方から円陣を組みませんかとの提案。
松方は次の1点がこのセットで一番大事だと考えている様子。
ふむ。次の1点を取られると朧がコートに戻ってきてしまうという危惧もありますし、大事なところですわな。
松方は対策が無いわけではないと言っているが、シャットアウトはできるにこしたことはない。

だからこそ今ここで確実に仕留めるのが一番簡単な勝ち方だと思います

その為の方策で出てきたのが円陣ってのも面白いですな。やはりチーム競技。こういう結びつきが大事ということですか。
マネージャーである百合草さんも入れての円陣はとてもいい感じ。
いい感じではあるのだが、2階で応援してて混ざれないケイちゃんが少し可哀想でありますなぁ。

さて、試合再開。
竜泉としても大事なこのプレー。全員でレシーブする体勢に入っている。
その気合に対し、真っ向から叩きつける五十嵐先輩のジャンプサーブ。それを一丸で受ける竜泉の選手たち。

不格好でもいい!!この1点さえもぎ取れば朧がなんとかしてくれる!!!

やはり竜泉の選手にとって朧はそれだけの信頼がある男の様子。
雨竜監督が勝利の鍵として紹介した男でありますし、それはそうでしょうな。

その雨竜監督。タイムアウトでカモメに忠告。君ではどーやってもあのリベロには勝てない、と。

勝てない相手とは戦わなきゃいーんだよ

それが必勝おじさんからの忠告。
1局面での勝利が難しいのなら全体面での勝利を狙えばいいって話ですな。
わざわざ難しいやり方をするよりも勝ちやすきを勝つ。それが必勝に繋がるという話でございますな。

というわけで、カモメが狙うのは乱回転のグーパンスパイクではなく、ブロックアウトを狙う優しいチョキスパイク。
グーチョキパーと見事な使い分けでありますな。ハッハッハ。
その奇策がしっかりはまり、一番警戒していたはずの松方がブロックアウトを取られるという皮肉な結果になってしまいました。

うーむ。この1点はでかい。お互い一丸になって向かったはずであったが、執念は竜泉の方が上であったか。
その結果現れるのが朧。雨竜監督は述べる。この勝負、最後まで希望を捨てなかった我々の勝利だ、と。
そこまで言わしめる朧の実力。ついにベールを脱ぎそうな感じでありますな・・・!!

・弱虫ペダル
2日目、アドバンテージを取るチャンス到来!!
と思いきや、一転ピンチに陥る総北。本当、いつも総北はギリギリですなぁ。

くそ・・・とにかく先行するのに集中してて気づかなかった!!

鏑木が千切れたことに気づかなかったことを素直に白状する手嶋さん。
遅れそうになっているんだから最後尾ではなく間に入れておくべきだったかもしれませんわなぁ。
いや、遅れそうになってたことも気づいてなかったのかな?
いくら何でも青八木さんは気づいて・・・気づいてなかったのか青八木さん!?
前々回の鏑木の言葉を真に受けていたわけでは・・・いやまさか。

ともあれ鏑木のカッコつけによって窮地に陥る総北。
そういうカッコつけこそが後から見るとカッコ悪い事になるんですけどねぇ。まだ若いうちには分からないか。
それに古賀さんもこう言っている。インハイで"1年が一人"てのは何かと背負い込むと。

何でも話せて気負わない同学年がメンバーに誰もいないてのは、しかも1年でってのはプレッシャーがものすごいってな。
期待されて命令されて、何も知らないインターハイで闘わされて、身も心も極限まで削られるって――
それでもそれに必死に応えようと頑張るんだって――

自身も同じ状態で走った古賀さん。鏑木の精神状態はよく分かるらしい。
いっぱいいっぱいで体の信号に気づかない。後でダメージが出てはじめて気づくのだという。うーむ、危うい。
鏑木もカッコつけたかった以外に、その時は大丈夫っぽかったからヨユーと言ってしまったのかもしれませんなぁ。

あんだけ古賀に言われといて目ぇ離すなんて――何やってんだオレ!!

後悔する手嶋さん。
確かに古賀さんから頼まれてはいましたが、さすがに1人でチーム全体を見るのは難しいですわなぁ。
その辺りは全員で意識を共有しておくべきでありましたな。6人で走ると決めたのならば。

さて、去年のように一人落ちたスプリンター。
ならば去年をなぞるように助けに行こうと考えるのが坂道。しかし・・・

いくなァ小野田ァ!!

助けに行こうとした坂道を止めるのは手嶋さん。救出は許可しないとのこと。
箱学よりも先に先頭に合流しなければもう太刀打ちできない。そう述べる。ふうむ。

確かに去年のことも考えると坂道ならば連れて戻ることも可能かもしれない。
だが手嶋さんは言う。もう坂道の立場は去年とは違うのだ、と。

おまえはゼッケン1番だ。前年度優勝者だ。
誇り高いインターハイロードレースで最も栄誉ある個人総合優勝した男だ。
そのゼッケン1が、「1」がチームの先頭にいないてのはチームの力として雲泥の差が出んだ!!
真波が出たら誰が止める!新開が出たら誰が追う!!

「1」がいるだけで封じられる動きというものがある。
去年は巻島さんがいたわけであるが、さすがに2日目も手嶋さんに無理してもらうわけには行きませんからなぁ・・・
長い登りでの戦いで坂道を欠くのは今走っている4人にとっての負担も大きいでしょうな。

というわけで、手嶋さんの取る決断は鏑木を置いていくというもの。
ペースを落として鏑木を待つようなことはもう出来ない。何故なら箱根学園はもうそこまで追いついて来ているから・・・!!

待ってやることもできない。となればもう置いていくしかない。
辛い決断ではあるが、チームを導く主将としてはそういう判断も仕方がないものでありましょう。
手嶋さんとしては心の中で詫びるしかない。手嶋さんとしては――

純太。少し用事を思い出した。一旦下がっていいか?
後ろにバカを一人忘れてきた

坂道も自由に動けないとなれば、やはり鏑木を救えるのはこの人ってことになりますよね。
これ以上戦力は失えないという手嶋さんに対し、あいつはオレにしか救出できないと返す青八木さん。
意見の分かれたチーム2人。さてこれはどうなるか。
スプリンターである青八木さんが救出に行ったとして、果たして連れて戻ることが出来るのだろうか。
まあ、多少遅れてもレースに復帰させるということを考えると同じジャージが1枚でもあればいいって考えはありますが・・・
ともかくこの申し出に手嶋さんがどう答えるか。注目ですな。

・実は私は
きっとこれは恋じゃない。きっとこの胸の痛みは恋じゃない。
そうやって今日もアタシは息をひそめる。誰にも気付かれないよう。アタシ自身気付かぬように

前回その想いを明らかにして物議を醸しだした獅穂さん。
よもや次の回にまで引っ張ってこようとは思いませんでした。悩みは深そうですねぇ。藍澤さんみたいになってるぞ。べっちゃー。

獅穂さんの直近の悩みとしてはカリスマ痴女に全く及ばないということ。
鼻血高跳びは痴女の方も凄いが男の方もかなりの猛者でないと出来ないのではなかろうか。
いや、もしかすると朝陽と組めば世界記録の更新も狙えるという話に・・・いや、それはどうでもいい。

ともかく藍澤さん。いつも相談に乗ってもらっている獅穂さんに借りを返したいとのこと。いい友情ですな。
しかしそういう話となればやはり藍澤さんへの痴女のススメとなるのが定番の流れであり・・・うん、良い格好になってますなぁ!!
アオリにも着てから文句言うところが良いよねと言われる藍澤さん。まったくもって同意である。まったくもって同意である。

確かにライバルがいれば切磋琢磨してレベルを上げることも出来るのかもしれない。
藍澤さんは恥女力も高いし、なかなか見込みがありそうであるが・・・いや、なってもらっても困るのですが。

それはそうといきなりの水奈川ちゃんと藍澤さんの邂逅。
共に委員長同士、ここで繋がりが出来るというのは面白い話でありますな。
というかどういう伝手でここにいるのだろうか水奈川ちゃん。
痴女繋がりというのが濃厚だが、獅穂さんは水奈川ちゃんの正体は知っているのだろうか?

ともあれ動物園にやってきた獅穂さんたち。
この動物園には有名な痴女「毒蛇のアンナ」がいるのだという。ほう、この時代にも既に有名な痴女が・・・
しかしどうやらここにやってきた目的はそれだけではない様子。

今日この動物園で黒峰クンと葉子デートしてるはずなんだよね

ふむ。前回茜ちゃんから言われていた荒療治でありますな。
二人の付き合っている姿を見ることで色々と思い知り、諦めるきっかけになるのではという話でございますな。
普通ならば確かに効果がありそうだけど、二人の仲の良さは非常によく知ってる藍澤さんだけにどのぐらいの効果があるか・・・

というわけで動物園に入る一行。大人2枚と述べて驚かれる水奈川と凛ちゃんが何とも可愛らしい。いい組み合わせだ。

恋する感覚とはどのようなものなのか。これは難しい問いですな。
藍澤さん曰く、切なく苦しいのにどこか心地よくて手離し難い痛みとのこと。ふーむ。厄介な代物でありますなぁ。
そのような感覚に獅穂さんは覚えが・・・ないわけではないんでしょうな。やはり。

朝陽と葉子さん。二人の恋人としての姿を目に焼き付け、思い知ろうとする藍澤さん。
しかしその思いは痴女の乱入により果たせず終いとなってしまいました。エロ峰君ー!!

エロ峰君を仕留めたのは毒蛇のアンナ。かと思いきやその痴団長クラスの存在を一蹴する存在がその背後にはあった。
おぉっとこんなところにカリスマ痴女が!!場所を選ばない困ったお人だ!!
というか人間のみならず動物にまでその力が及ぶとは・・・カリスマ痴女のカリスマ性は留まるところを知らないと言うのか!!
痴女絡みの方々と葉子さんが驚く中、一人冷静なツッコミが出来ている藍澤さんが救いと言える。
どうでもいいが葉子さん。その壁のめり込み方が完全にギャグキャラのそれであるのだが、それでいいのかメインヒロイン!!

カリスマ痴女は森羅万象を操る存在であり、動物を虜にすることなど造作もないとのこと。貴女が神か!?
しかしそんなカリスマに対抗するために未来から援軍を呼び寄せていた凛ちゃん。そう、それは桃地ちゃん・・・!!
が、呼んでも来てくれないのが自由な桃地ちゃん。うーん、気持ちが空振りすると寂しいねぇ。

それはそうと、ここでカリスマ痴女にして母親から獅穂さんに向けての忠告。心と体が別々のままでは勝てないとのこと。

恥じらいを隠すために、純情な恋心を隠すために痴女を演じているうちはね

ふむ、さすがに母親にはバレバレであった様子ですな。
普段から痴女を演じているわけではないのだろうが、朝陽に対しては過剰にそうあろうとしていたのでしょうか。
まあ獅穂さんが積極的な接触を試みているのは朝陽だけでありますし、言われてみればな感じはありますかな。

動揺する獅穂さんを救うためにも美尻を晒すこととなった藍澤さん。
いや待ってほしい。本当にそうしなければいけなかったのだろうか?もっと他に方法はなかったのだろうか。
色々と思う所はなくもないが、カリスマ痴女も認めるほどと考えれば・・・いや、やっぱり色々とおかしい。

それはそうと最後のページの藍澤さんは実に可愛らしい表情になっており、素敵です。
獅穂さんとの友情路線もいい話でほっこりしますなぁ。美尻の話はとりあえず置いておくことにするよ!!うん、そうしよう。

・吸血鬼すぐ死ぬ
最初は金を積まれても要らんとか言ってたのにしっかりロナ戦読んでしっかり褒めてくれるドラルクさん。
駄目ですよ。ロナルドチョロいんですから。褒め殺しは効果ありすぎだってばよ!!

武術と武器を修めているオータム書店の社員。恐るべきは秋・・・オータム書店の方針よ!!
頼まれたからってしっかり身代わりになろうと張り切ってくれるジョンさん男前。ん?男でいいのかな?

夜目ぐらいは余裕で聞きそうなフクマさん。恐るべし。
バトルアックスはカバンに収容できるそうなので新横浜から持ってきたとしても安心ですね!
アイアンメイデンは収容できない気がするがどうしたんだろうか。まあ、何とでもなるのだろう。きっと。
しかしある意味捗りそうな環境ではありますなアイアンメイデン。何日缶詰になるか分からないのが怖いけど。

・鮫島、最後の十五日
鯉太郎が幕内力士として頑張っている中、あの人はどうしているのだろうか。
そういう風に気になっていた人の一人であるマコ姉についての答えが出ました。
なんとアナウンサーになっていたとは・・・こりゃ驚きだ。
新人だが既に人気アナウンサーと評判であるらしい。ほほう。
TVや新聞などは鯉太郎絡みの件でいい感情持ってないかなと思ったのだが・・・
逆にだからこそ味方できるようにと考えたのだろうか?

それはさておき、マコ姉の取材先は本日の鯉太郎の取組相手である寒河江部屋。
インタビューには寒河江親方と巨桜丸関が登場であります。

寒河江部屋のコンセプトはスマイル。活気がありながらも他の部屋とは放つ雰囲気が違っていたりする。
ふむ、確かに相撲部屋のしきたりは厳しい。体育会系の中でも相当な厳しさであります。
兄弟子の世話や部屋の仕事など、ただ自分を鍛えて相撲をとっていればいいってわけじゃありませんからなぁ・・・
寒河江親方も何度その厳しさにスカしたか分からないと述べる。

ですから私が親方になってから古い悪習は廃止したんです。部屋の仕事は番付に関係なく分担制。上下関係もなし。
辛い時こそスマイル!スマイル!これが私の指導方針なんです!

ふーむ。割と現代にはあったやり方なのではなかろうか。
空流部屋の方針に慣れきった白水さんたちは微妙そうな顔をしてますが・・・いや、常松は一考の価値ありそうな表情か?
それはさておき、この話に感銘を受けるのがマコ姉。素敵です!!
って仁王さんへの個人的な愚痴が先行しておりますぞ。相変わらず気が置けない仲というか何というか。ハッハッハ。

しかしその指導方針ではなかなか弟子が育たなかったという寒河江親方。
そんな時、数多ある部屋の誘いを蹴って寒河江部屋に来てくれたのがこの巨桜丸ことジョージ。
笑顔でいても強くなれることをジョージが証明してくれたのだと寒河江親方は語る。嬉しそうですねぇ。

ジョージは語る。この部屋の皆優しくって大好きだと。この部屋に入って本当に良かったと。

ダカラ負ケレナイヨ・・・僕ガ勝テバ皆ハッピーネ・・・

大好きな部屋の皆の為にも勝つ。その意気込みは良いですな。
個人の信念も大事でありますが、支えてくれる仲間がいるってのは大きい。

さて、本日の取組相手である鯉太郎について。
ジョージ曰く、体が小さくていつも傷だらけでとても可哀想な力士とのこと。
ふうむ。恵まれた体躯の持ち主からするとそういう感想になってしまうか・・・
素直な気持ちを述べているのでしょうが、言われた方としてみれば侮辱と受け取っても仕方がない話ですな。

ジョージのヤッツケルネ発言に反応してピクピクしちゃうのは鯉太郎だけではない。
というか鯉太郎以上に激しく反応しているのはすぐ側で聞かされたマコ姉。

鯉太郎を・・・ナメんじゃないわよ!

笑顔ながらもめっちゃキレちゃってるマコ姉でありました。ハッハッハ。
マイクでグリグリされてるジョージもさぞ怖かったでありましょう。合掌。
人気女子アナの思わぬ素顔と言うことで逆に話題になるかもしれないが、さてさてどうなんでしょうかねぇ。

それはそうとマコ姉。空流の親方として仁王の名前を出してますな。
仁王さんが空流親方を継いで現在の空流親方になってしまったので呼び名をどうしようかと少し悩んでいましたが・・・
うむ、今後も仁王さんという呼び方でよさそうですな。

キレちゃったマコ姉もどうにか冷静になった様子で謝罪。
その際に鯉太郎のことを評価したことについてジョージは気になっている様子。鮫島関はそんなに強いのですか?と。

強いですよ・・・心配になるくらい・・・

その言葉を聞いて満面の笑みを浮かべるジョージ
ふうむ。土俵での怖い笑顔と違って本当に嬉しそうな顔である。
弱くて図らずも叩き潰してしまうような相手ではなく、謝る必要もないくらい強い相手であれば嬉しいってことだろうか?

さて、土俵入り。本日四日目前半の注目の取組と目されているのが鯉太郎とジョージの一番。
一際小さく見える力士と一際大きく見える力士の一戦。注目を得るには充分でありますわな。しかし・・・

まさかアイツがスカすなんて・・・

土俵入りに姿を見せないジョージこと巨桜丸。これは一体どうしたことか。
うーむ。直前のあの笑顔を見る限りでは鯉太郎との取組を楽しみにしてそうな感じだったんですがねぇ・・・?
それとも強い相手であるならば遠慮なくスカせるよ。ハッピーね!って笑顔だったのだろうか。それは嫌だなぁ。
鯉太郎としては不服かもしれないが、不戦勝はかなり有難い。
しかし物語的にはやはりそういうことにはならないんでしょうなぁ。ここからどう話が展開されるのか。注目です。

・毎度!浦安鉄筋家族
夏休みは嬉しいよね。テンション上がるよね。羨ましい。
通知表でテンション上げ下げするのも懐かしい話でありますなぁ。あんまり上がる経験はなかった気もしますが。

それにしてもお前まだいたんか笛男!!
コイツだけは本当に雰囲気が違いすぎるので捕まったままでいてもらいたいものであります。

・少年ラケット
紫王館。進学科・スポーツ科共に一流と呼ばれる私立校。
特に如月ヨルゲンの所属する中学男子卓球部は全中団体戦で10年間連続優勝の超強豪部である

そんな部でレギュラーを目指そうとするヨルゲン君。
しかしイチロー君と再び約束を交わせた高揚感で動きに鋭さが増している様子。
それを見ているのは卓球部総監督の天海将さん。その10年間卓球部を勝利に導いた男・・・!!

彼の方針は明確。「環境が人を育てる」
海外留学のように本番に近い環境の中で全て選手に決めさせることで――
必然的に本気の人間しか存在しなくなり、その上で一人ひとりのサポートをこなす・・・名将の為せる業である。

部活動ではモチベーションの高い者が強いでしょうからねぇ。
指示に甘んじるのではなく、自分で強くなろうという意志を見せる者が大事ということですか。
環境作りは大変でしょうに、それをしっかりやってのけるのは確かに名将と呼ぶに相応しいかもしれません。
先週時点では危なげに見えたヨルゲン君の評価でしたが、ちゃんと実際の、現在の彼の動きを見て評価してくれている。凄い。

日本一の指導を受け日本一の努力が出来る紫王館。
ただの公立校で追いつくのは簡単なことではない。

だけど、それでもキミならと期待してしまう!!
・・・次に会う日が楽しみだよ。イチロー!

モチベーションが大事という意味ならば、今のヨルゲン君は正に水を得た魚のような状態。漲っておりますなぁ。

さて、中学生でありながら王道と覇道の区別をつけて語る人物
本人に自覚はないようだが、その語り方は確かにヒロさんに似ている感じがある。ハッハッハ。
この男が例の世界卓球に日本代表で出たという人物でありましょうか。それでいながらヒロさんに敗れたという・・・

紫王館と違い森原中はただの公立中学。卓球に全てを懸けているわけではない。
指導者は卓球を識らず、練習時間も練習相手も練習設備も全てが限られている。不足している。

だから・・・似ているどころか正反対ですよ。我々が才能を努力で伸ばす代わりに、奴は努力を才能で補っているのです

その才能にしてやられたわけでありますな。
だがその差異は努力によって逆転していると述べるその男。雪辱に燃えている感じですな。いいですなぁ。
しかしヒロさんは部活動にはあまり参加していないようですし、どこか別のところで指導受けてる可能性は高そうなんですよね。

さて、イチロー君。卓球部の話はまた明日ということで今日は帰宅。
卓球部に入ることを決めたわけであるが、野球部に誘ってくれた内田くんになんて言おうかと気にし出す。おやおや。
友達関係を気にすると難しいところでありますが、ヒロさんとしてはそこで止まられても困る。
既に3つめの星。団体戦で白星をつけられる選手として期待されているのだから。

中学生の卓球団体戦はシングルス4人とダブルス1組
中学では1人の選手がシングルスとダブルス両方には出られないという。
つまりレギュラーになれるのは6人というわけですな。その中で3勝上げられる人物が揃っていれば団体で勝つことができるわけだ。

仮に相手が日本一でも――

夢なのか野望なのか。ヒロさんも燃えてきているようで何よりです。

さて、帰りながら思い悩むイチロー君。
今の自分にとっての1番の友達は内田くんである。
ヨルゲン君は昔の自分の友達であるし、探していたのは今の自分とはまた違う、昔の自分。
そういったことを考えるともしかしたら本当は今のまま野球部でいる方が。そのようにも思える・・・が、やっぱり違う。

だって、このドキドキは正真正銘"今の僕"のものだから――!!

記憶は戻りきっていないものの、その気持ちだけは今の自分のものとして感じられるって話ですな。
うむ。その気持ちに従ってこそいい笑顔を見せられるというものでございます。いいよいいよ。
いい友人である内田くんならばそういったイチロー君の気持ちも分かってくれることでありましょう。
チャンピオン勧めるぐらいの子でありますし、そのぐらいの器は持ち合わせてますさね!!

心を決めたイチロー君。しかしそこで何やら危ない場面に遭遇。
"東小の闘犬"などと呼ばれていたことのある森原中2年の轟木先輩。
高校生3人と相対しながら随分と余裕を持った感じである。
この人物がヒロさんの言う所の3つの星の1人・・・!?
いや、確かに紫王館との練習試合で―相手がBランクとは言え―勝利しているわけですからねぇ。そう呼ばれるだけのことはあるか。

しかし闘犬などと称されるだけあり、何だかバイオレンスな感じの先輩。
さてさてイチロー君はこの場面に遭遇してどう動くのでありましょうか。気になるところです。

・囚人リク
命の選別まで残り16日の朝。いよいよ踏み出す地獄島脱獄への第1歩。スケッチ作戦の決行だ!!

まずはステップ1。田中一郎と天野の2人でメンテナンス場に火災を発生させ、看守を陽動する。
例の天野の活躍以来、メンテナンスを行っている看守とは顔見知りになっている2人。
今日も手伝いをすると申し出れば簡単に奥の倉庫に入ることができる。
ある意味つけこんだ形になっちゃってるので申し訳なく思わなくもないが・・・まあ、綺麗事言ってられる状況じゃないですしね。

倉庫に入り、タイヤを窯のように積み上げる田中一郎。
倉庫内には発電機があり、そこのエンジンからガソリンを頂戴し、タイヤの中に注いでいく。
そしてここで使われるのが原田看守からの差し入れの缶ヅメ。とティッシュ、電池、テープ、シャーペンの芯。
これらを組み合わせて出来上がるのが即席ランプと即席ライター。懐かしいな即席ライター。

これをタイヤのドームの中に入れておけば・・・ほどなくして・・・気発したガソリンが缶ヅメの火に引火する。
周辺にも燃え移るようにガソリンを仕込んでおけば・・・この部屋は瞬く間に火の海だ

さすがに即座に火を付けたら犯人としてつるし上げを食らうことは間違いないですからねぇ。
時限式にしておいてなるべく遠くへ離れておくって話ですな。それでも疑われるのは避けられなさそうですが・・・
ともかく後は無事に火がついてくれることを祈るだけであります。

というわけでステップ2。ここからは松尾の活躍に託される。火事を見たらデマを流して囚人の奥へと陽動するのだ。

デマを流すためにも火事がすぐに目撃できるずり出しの側に待機していないといけない。
列から離れたり入り直したりしているが、よく見とがめられないものでありますな。看守の目もそこまで厳しくはないのだろうか。

ともあれメンテナンス場に現れたのは看守の班長。どうやら奥の倉庫をチェックしに来た様子。
火事になる前にチェックされるのは危ないのだが・・・メンテナンス管理の看守は班長達を奥に通してしまう。
うーむ、天野たちが手伝ってくれたからって余裕そうな表情を見せおって・・・!!

ともあれ火は無事についておりました。
シャッターで遮られていて発見が遅れた感じでありますな。むしろいいタイミングで来てくれたぜ班長達!!
しかしシャッター開けた時のリアクションがいい感じだなぁ。やっぱり看守はリアクション芸もこなせないとね!!

火は無事付いていた。安堵の松尾。
予定通り看守は火災鎮圧に動き出している。となればステップ2の開始であります。
ガス発生のデマを流して囚人を陽動する・・・のだが・・・やっぱり囚人多いよね、コレ!!
噂が連鎖すれば大きくはなるのだが、一人でそれを大きくするのは困難である。
人数がいれば各所で噂話を流し、人から人へと伝播してってやり方も出来るのだが・・・これは難しそうだ。
だけどやらなければリクがダクトに入り込むことはできない。何とかするのだ松尾!!

・クローバー
季節はめぐり、冬。めっきり冷え込む年の瀬。
いやまだ年を越すには早い。恋する者たちにとってはお待ちかねのイベント、クリスマスであります。
お相手のいるケンジやトモキはすっかり浮かれモード。
水沢さんは広島からわざわざやってきてくれているらしい。うーむ。幸せ者めが。

そんな中、いつもと変わらない様子のハヤト。
今日からやっとバイト休みだし友達と遊びたいと思っている様子。
うーむ、どうせクリスマスに予定がないのならバイトしてた方がいいのでは・・・
いや、ハヤトとしてはクリスマスがどういう日なのかという認識もないのか?
そもそも牛丼魔王にはクリスマスに予定があるというバイトがいないという可能性も・・・なんだか寂しい話になってきた!

ともあれ今日だけは邪魔されてたまるかと逃げ出す2人。つれないねぇ。
まあさすがに今日ぐらいは優先させてやれと思わなくもないですが。

というわけで他の友人のところを回るハヤト。
まずは真木。しかし受験の追い込みであるし、それこそ遊んでいるような余裕はない。

続いてゲンゲン。いきなりの告白。何してんの!?
どうやらユイちゃんへの告白の練習をしているらしいが・・・こんな店の中とか人目につくところでやるなよ!!
目撃されたらあらぬ噂を流されそうでありますなぁ。

ゲンゲンの決意とその結果は気になりますが、それは後の話。

続いては真田。今日はやらなくちゃいけないことがあるので無理とのこと。
ゲームの予定は大事ですよね。やると決めた時にやる。これが大事なのよ。うん。
まあ、広島の時みたいに困ってるわけでもないのに緊急で駆けつけるのは友達でも難しいですわな。

向こうに行ったらアイツらもいるし、久しぶりに会うのもいいかと考えるハヤト。
米軍基地のところバーガーか。そういえば去年の年末もそんな話でしたなぁ。
しかしよもやここでエリナちゃん登場とは。
予定がないのはあるのでしょうが、わざわざやってきてくれたりと何だか健気なエリナちゃん。おやおや。
トラブルに巻き込まれることは確実でしょうが、さて今回の話でハヤトとの仲が進展したりするのかどうなのか。
何だか気になる感じになってきましたな。

・ドカベン ドリームトーナメント編
新潟ドルフィンズ新田小次郎の地元にチームメイトのKジロー。
並んで見ているのはカープとスーパースターズの対戦。
ほう、カープの大前田英五朗はKジローの高校時代のチームメイトだったのか。
出番があるわけないみたいなこと言ってたが、しっかり出番があるようですな。

さて、6回表。トップの埴輪はサードライナー。
続いて京極の登場。相変わらず岩鬼と舌戦を繰り広げております。

意地の張り合いで岩鬼が取った行動は何とグラブを置いての守り。
冗談ではなく本当に素手で守るつもりの様子。
それを認める審判は心が広いというか何というか。

初球こそは外角に放ってサードに打たせないようにしていたバッテリー。
しかし岩鬼の顔を立ててのことか2球目はインコース。
それを狙い通り三塁へと引っ張る京極。
強烈なライナーを・・・右手の素手でキャッチする岩鬼。わぁーお。
それが出来るなら、普段も右左両方で取ることが出来そうでありますなぁ。

とはいえまともに鷲掴みしたとしても2、3本はツキ指しているのではないかと思われる。
敵も味方も心配な岩鬼の無茶な行為。
本人は平然としているが、さてどうでありましょうか。
続く四番の武藤も三塁を狙う心づもりの様子だが、さてさてどうなりますか。
中学、高校時代の化物っぷりを見ているとこのぐらいでは何ということもなさそうですが・・・さてさて。

・ニコべん!
同じコーヒーでも弟の淹れてくれたコーヒーの方が美味しいってことでしょうか。気になるところだ。

それはそうと、カメラの弁当を作る典道。
作るのはカメラに見える弁当ではなく、持てるカメラ弁当。ほほう。
なるほど。おにぎりのような感じで実際カメラのように手で持てる弁当でありますか。

カメラを模した弁当。形はらしく作ることが出来る。
しかしニコ弁で必要なのは楽しさ。見た目からしてもっと楽しくなくてはいけない。
ふむ。そこで卵焼きを使った巻き寿司によるフラッシュでありますか。こういう彩は大切ですわのう。

いい感じに弁当もできそうでありましたが、ここで違和感。む、ようやくそこに気づきましたか。
やはりカメラ云々よりも大事だったのは兄妹の絆でありましたか。
途中から妹さんが映らなくなったアルバムを見ていればやはりと思うものでありますわな・・・

何にしてもそれに気付くことは出来た。ならば仲直りの道はあるはずである。
そのきっかけが典道の弁当であるならばそれに越したことはありますまい。いい結果となりますように。

・スメラギドレッサーズ
相変わらず欲望満点の男子モブたち。
そのままゲス山さんと一緒に吹き飛ばしてしまってもよかったのではなかろうか。

梨谷さんがあまりに可哀想で泣ける。
ハッキリと言えない性格だからこその悲劇ではあるが・・・ううむ。

そして更に何ともかんともな会場に誘い込まれてしまったかなでちゃん。
うーむ、変態っぽい盗撮犯とは思ったが、よもやモブたちまで連れてくるとは・・・どうなることやら。

・羽恋らいおん
地区予選の1日目をさらりとストレート勝ちで収めた星佳。出陣したと思ったら終わってた!?
次の相手は県有数の強豪校である藤原学園。可愛い桐谷さんのところであります。
昨日は相手が弱すぎてよく分からなかったとのことだが、今日こそは星佳レギュラー陣の真価が見られそうであります。

高校のバドミントンは2ダブルス3シングルの3試合先取ルール
そしてダブルスに出る選手のうち2人はシングルにも出場することが出来るという。ほほう。
星佳のレギュラーは5人しかいないが、その5人で回せば問題ないという話でありますな。

このルールにより、どのチームも1番強い人は「シングルス1」ではなく両方出場できる「シングルス2」に置くのが定石。
しかし相手によってオーダーを変えることもあるのでその定石通りとは限らないとのこと。
まあレギュラー固定の星佳はその辺りは変えられなかったりするんでしょうけどねぇ。
いや、それ以上に。オーダー固定で地区予選をねじ伏せられるぐらいでないと県大会で上に行くことは不可能とのこと。なるほど。

鈴蘭さんの激を受けて勝ちに行く星佳レギュラー陣。
ようやく伊深部長以外の面々の実力が分かりそうでありますな。

まずは菅原副部長。口が悪いとレオからも評されている通り、バドミントの方も性格の悪さが出ている。
相手のウィークポイントを察したらそこを徹底的についてくる。これぞ性悪の羽根、菅原正のバドである!!うわぁ。

続いては遊び人と評されるこの男。正確に打った羽根をどこに落とすかコントロール出来るのは操りの羽根、佐々木祐仁
そしてそのゆうじん先輩とダブルスを組むのがクソデブと評されるこの男。豪速の羽根、藤村義人。よっちであります。
なるほど。ゆうじん先輩が上手く羽根を回し、チャンスと見たらよっちが打ちこむという流れでありますか。
単独だとそれぞれ決め手にかけたり丁寧さに欠けたりするかもしれない。だがダブルスならそれぞれの長所を活かせるわけだ。
まあそれでもその豪速スマッシュを外しているようではアレなんですけどね。ハッハッハ。

不安があったよっちであるが、ダブルス特化の強さを見せてくれた。
なるほど。強豪を手玉に取るこの強さ・・・星佳レギュラーの強さは本物のようですな。
あっさりとダブルス2試合取って王手をかけてしまっております。
そして続くはシングルス1。メガネの伏喜さんでありますが・・・変な人だコレー!!
確かにバドミントンのシャトルはいいデザインしているとは思いますが・・・試合前に何浸ってるんでしょうか。
キャラ的にも濃い面子が揃った星佳レギュラー陣。恐るべし・・・恐るべし!!

・侵略!イカ娘
嬉しそうにしているシンディー。しかし気持ちは分かる。知名度のない好きな作品が評価される喜びよ・・・!!
しかし千鶴さんはそうなんですかね?そういうことなんですかね?いつの間にそこまで悟郎のことを・・・?
まあ今までもそういう素振りが見えなかったわけではないですが。ふむむ。
しかし渚ちゃん。毒舌が冴えわたってるぜ渚ちゃん。

・マジカロマジカル
チームワークで見事勝利のマジカル団。
後は彩音さんを癒せば終了・・・というところで割って入るのはキリコさん。
薙刀を形成するのは狼一に似たような力でありましょうか。
遅れてノコノコ上がってきた簓ちゃんが人質になったりするのはまあ仕方のない流れか。

間違ったことをしているのは分かっている。けれどもこうするしかないとキリコさん。
怪物になり失いかけたことで彩音さんの大切さが一層骨身に沁みたという感じでありましょうか。
近くにいすぎていつしか当たり前になっていたが、本当は自分も彩音さんに支えてもらっていたのだと気付くことが出来た様子。

だからたとえ、彩音が怪物になり心を失ったとしても。
それでも彩音は大切なかけがえのない存在だ!彩音を失うわけにはいかない

そのように述べるキリコさん。熱いですねぇ。
でも大丈夫。他の魔法使いならば怪物は倒さなければならない。
けれどもマジカル団は怪物になってしまった人たちに笑顔を取り戻してもらうために戦っている
それを示すかのように雫ちゃんの癒しは彩音さんの心を、笑顔を取り戻してくれるのでありました・・・!

無事に怪物化も治療できて一件落着。心からのありがとうも貰えて嬉しい次第であります。
しかしどうでもいいが狼一よ。その体で顔だけ幼くするのはやめてくれたまえ。バランスが。バランスが。

いい話だなぁと思いきやの急転直下。
もろくなった屋上が抜け、落下の結果ガレキに押しつぶされて瀕死のキリコさん。
なんという。ここに来てまさかの鬱展開!?
と思いきや、ここに来てまさかの魔法使い覚醒!!
ふむ。昔から彩音さんの歌には温かい力があったようですし、これこそが本当の能力だったわけですかな?

怪物化によって引き出される力とはまた違うってのはどういうことだろうか。
魔法が心の力によって生み出されるのであれば、歪んだ心からは違う力が生み出されるのも不思議ではないってことだろうか。
ともあれどうやら鬱展開は回避できそうな感じで良かった良かった。
皆が笑顔でいられるような終わり方が一番ですわのう。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
蛍ちゃんの妹、節ちゃん。父親の膝の上で仲良くTV鑑賞。家族仲が良いのはいいことですなぁ。
そういった団欒にもう加わることの出来ない圭一さん。笑いが怖い怖い!

家族と笑いを共有することもできないと嘆く圭一さんの寂しさよ。真面目な人ですしねぇ。

それから一週間後。
いきなり態度を硬化させてしまっている節ちゃん。なんと!?
まあ年頃ではありますしねぇ。反抗期が訪れるのもおかしな話ではないか。これも成長の一環なのだろうが寂しい。
蛍ちゃんとしてはなにか変な物が憑いている可能性もあるかなとのこと。
ふーむ。この一週間で急激な変化があったとするなら、それも否定はできないか。

節はさあ、巻き込まれ易いんだよ。死者や悪意を気がつくと引き寄せちゃって。危なっかしいんだよね。

初回から盗撮されそうになったりしてましたからねぇ。
見方によってはヒロインポジションといえなくはないが・・・
となればヒーローである圭一さんが見守っておかなければいけませんわな。

というわけで本日は節ちゃんに憑いて回る圭一さん。
小学校では屈託のない笑顔を見せて楽しそうな様子を見せている。ストレスがあるようには見えない。
生徒の体にやたら触る先生の存在は・・・どうなんだろう。
確かに触れる個所は危なくはなさそうだしスキンシップの範疇に思えるが・・・
当人がどういう考えでいるかによりそうですなぁ。むう。

それにしても相変わらず考え事をする時は体を動かしてないといけないらしい蛍ちゃん。
どうせ動かすならと掃除をしているのでしょうが、どう見ても奇異に見えちゃいますよね。やれやれだぜ。

さて、そのやたらとボディタッチをするという噂の先生について聞き込みを行う蛍ちゃん。
弟を含めて話を聞くがその人――満島先生の評判は上々。悪いウワサは皆無な様子。ほほう。
そんなことをしていると満島先生当人が登場。その後ろに憑いているのは・・・先生の母親。ほう。
どうやら元教師である母親が強い影響を与えながら見守っているらしい。
ふーむ。であれば邪な感情で触れたりしたら許すはずもないってことですかね。
このお母さんのスキンシップ方法を真似て、というか影響を受けてのボディタッチかもしれませんなぁ。

先生に下心がないことは分かった。となると節ちゃんの豹変は何が原因なのか。
ちょっと前まではお姉ちゃんお姉ちゃんと慕ってくれていたのにと寂しそうな蛍ちゃん。難しいですね人間って。

家族でもこれじゃあ・・・赤の他人とわかりあうなんて・・・奇跡のようだよ

完全に人とわかりあうなんてことは無理なのかもしれない。
わかったつもりでいながらもわかっていなかった。そういうことは往々にしてあるものです。
その辺りの折り合いをつけながら人と付き合っていく。難しいことでありますなぁ。

さて、節ちゃんの家での反抗期は継続中。工員のオヤツとか全部食べちゃうぞ!!
娘に甘そうな父親もさすがにこれには怒っております。おやおや。
早い所この状況はどうにかしたい。節ちゃんと直接話をしてみる蛍ちゃん。いい笑顔です。いいお姉ちゃんであります。
そんなお姉ちゃんに対し、誰にも言わない?と前置きして理由を語り始める節ちゃん。

父ちゃんと一緒に見てる○○って番組、今スゴイつまんないの!
父ちゃんが毎日節と見たがってるから見てるけど、惰性で見てるだけで本当は見たくないの!
でも父ちゃん楽しそうだし節も付き合わなきゃって・・・節がイヤって言ったら父ちゃんキズつきそうで言い出せなくて・・・
だから悪いことしてTV禁止にさせようと・・・

そ、そんな理由だったのか!?
いやまあ、気を遣う子にしてみればそんな理由と言ってしまうようなことではないのかもしれませんな。
というか圭一さんの感性は間違ってなかったんですな。実は父ちゃんも愛想笑いしてるだけだったりして。
しかし他の手は思いつかなかったのだろうか節ちゃん。
父ちゃんは大好きだしヒザの上も好きだけど番組がツマラナイ。うーん。なかなか致命的というか何というか・・・
どうすれば良かったのかと考えると確かに難しいところではありますがねぇ。
まあ反抗期のような態度取られるよりは正直に言ってもらった方がキズつかなくて済んだ気もしますが。

というわけで蛍ちゃんの口からこの番組超ツマラナイと聞かされる父ちゃん。
しかしその番組プロデューサーの件は本当なのかどうなのか。まさかの風評被害!?まあ、これも方便ってことで、ね。うん。

久しぶりの1話完結方式。このスピード感は懐かしく楽しいですな。
霊が絡んでの重い話にもならず、たまにはこういう話が挟まるのも良いものです。

・錻力のアーチスト
弐織義壱に強烈なホームランを打たれた左薙。
しかしその後は崩れることなく港南打線を抑え込む。
フラフラなのによく頑張っております。愛おしいことだ。

弐織義壱・・・スイングも打球も今まで見たどんな奴より速かった。対戦してえ・・・!!

昂る清作。素直な気持ちでありましょうな。
清作のスイングスピードも相当上がっているはずだが、それよりも更に速いというのか。

さて、2回裏。栄春の攻撃は四番の左薙から。
観客からも下の名前で呼ばれる左薙の愛され方はさすがである。
そんな左薙と八子の1年生対決
同じ1年生ではあるが、港南のチーム内の競争を勝ち上がってきたタフな八子ッチとでは比べものにならないと穂村評。

才能にまかせて野球続けてる左薙と自分を変えてでもマウンドに上がってる八子ッチとじゃ覚悟が違いますよ・・・!

なんのかんの言いつつ八子ッチの努力を認めている様子の穂村。べ、別に前回おだてられたからってわけじゃないんだからね!?
認めつつも女子にキャーキャー言われるのは気に入らないと述べる穂村。正直な奴である。

ともあれ1年生対決。とはいえこの2人、シニアの時から何回か対戦している。
その時は五分、または左薙の方が打っている感じであった。
しかし今の肉体改造した八子の球はシニアの頃とは別物と考えた方がいいんでしょうな。
コントロールの好さは変わらず急速と重さがアップしている。とにかく厄介そうな感じだ。

ツーストライクまで球をじっくり見ている左薙。体力の無さも考え一振りで仕留めるつもりの様子。
後の打者が打てるとは限らないし、自分でホームランを打てないと厳しいわけですな。

弐織義壱のホームランは仕方がない。相手が悪かった。
他の者から見ればそう言うしかないし、しばらく前までの左薙ならば納得していたに違いない。
しかし今の左薙はそれを納得することをイヤがっている。今までにない熱さを胸に宿している様子。

あきらめるわけにはいかない――この一振りに懸ける!!

相変わらずの旋風を巻き起こし、背中を強打するほどの激しいスイング。
であるが・・・空振り。激しい思いも打ち砕く八子の球。いや激しい思いを抱えているのは八子も同じということか。ううむ。

倒れたまま起き上がれない左薙。熱中症だろうか。危険な感じだ。
急いで医務室に運ばれる左薙。そこに駆けつける清作。ほほう。ちゃんと左薙に世話になっているという意識があったんだ!!

見てろ。港南は俺達がブッ倒してやる

そのような言葉を述べる清作。わあ、何だか主人公らしい!!
シニアの頃から知ってはいるものの、清作がこのようなことを言うなんてらしくないと思う左薙。これも成長の証でありましょうか。
今の清作ならばちゃんと左薙のことも友達と認識してくれる。かもしれない。

左薙を欠いた栄春。港南に対しきれるはずもなく5回コールドで終了となりました。
うーむ、どうにか一矢報いて欲しかったのですが・・・厳しいかぁ。
伏に申し訳ないと肩を落とす栄春の先輩達。辛い。

とはいえ人の心配ばかりはしていられない桐湘。自分達の試合がすぐ後に迫っているわけですからねぇ。
蔡理を倒し、港南に挑む。今はそれに集中しなければいけませんわな。

さて、まずは主将同士でジャンケンをして先攻後攻を決める。
之路さんは何となくジャンケン弱そうな印象があるなぁ。理由は分からないけど弱そう。
というか山脇、お前さんが蔡理の主将だったのかッッ!?
驚いてはみたものの、他に誰が適任かというと難しい感じがしていかんですな。

待ちに待った蔡理とのリベンジ戦。
前の戦いでお互いの持ち味は出しつくした感じはありますがどうなるか。
てなことを考えていたらまさかの蔡理側の隠し玉。三番センター桃生・・・!?

よもやの桃ちゃん出場!!
ではなく、よもやの桃ちゃん弟登場!!!
まさかまさかの展開。桃ちゃんの弟ならば俺にとっても弟と述べる蛮堂はいつも通りで安心しますな!!

隠し玉も現れ、今回も楽しませてくれそうな蔡理戦。濃い面子とのぶつかり合い開始だ!!

・Gメン
ヤバすぎるストーカー。外に出ても大暴れ。イカれてるなぁ。
それでも怒った勝太を前にして怯んだりする辺り正気が残っていないわけではない様子。
わが身可愛さのところから気付くってのも非常にアレですが。

退散したストーカー。とはいえこれで事件解決とは行きそうもない。
というわけで、瀬名の家にお泊りすることとなった瞳先生。
出張等で両親がいない間に若い女教師を自宅に泊まらせるイケメン・・・
これだけ書くと色々とアレだけど、でもそのイケメンはっ・・・て話なのが何ともはや。
まあそうでなくても真のイケメンでありますしね。手を出すようなことはありますまいて。

どんな理由があっても誤解を招くような真似はできないと瞳先生。
そんなことを言っておきながら次のページではぶちぬきのスウェット姿を見せてくれて可愛い。
お酒を勧められて断ってみたが次のページではへべれけになっている瞳先生。可愛い。隙だらけだなオイ。

年齢が年齢なだけに焦りが見えている様子の瞳先生。
美人であるし、モテないわけではないのだろうが・・・基本的に男運が悪いってことですかねぇ。
確かに見た目だけではDV男かどうかなんて分からないし・・・これは本当に運ですよ。

店員にキレたり女の顔を殴ったりと本当に信じられないストーカー男。
どうしてそういうことが出来るのか・・・さすがにこの辺りは理解に苦しむし理解したくはない。
てなわけで危ないことになる前に警察に行った方がいいと勧める瀬名。
であるが、佐野主任のこともあるしと渋る瞳先生。大人は難しいですねぇ。
とりあえず明日学校の帰りに行ってくるとのことですが、果たしてどうなりますか。

男所帯なので多少気が遣えないと家の中が大変なことになると瀬名。若いのに達観しているというか何というか。
まあ、色々と経験しておりますからねぇ・・・グレてた時もあるわけですし・・・
今は大分丸くなった感じであるが、それでも母親のことはどうにも許せない気持ちでいる様子。まあ当然か。
一般論で軽く語れる問題ではありませんわなぁ・・・

瀬名が悲しみを、苦しみを吹っ切って本当の意味で女性と相対する日は来るのだろうか。
その鍵となってもらいたい勝太・・・いや、その寝言はどうなんだ。気楽というか何というか・・・
まあ、その明るさが救いになるかもしれませんしね。救いとなってほしいものです。

・木曜日のフルット
出会いは大事であるがこれは・・・さすがに。
そういうのの遭遇率の高さはさすがというか何というか。怖いわぁ。
大人になると本当に運動する機会が減っていかんことです。

・総合感想
次号はバイオハザード〜ヘヴンリーアイランド〜が連載再開
いよいよ惨劇が幕を開けたわけでありますが、今回はどれだけ生き延びられるのか・・・
一刻も早い救いの手が求められます。注目です。



2015年 32号


・ハリガネサービス
2週もの回想を経て、巻頭カラーで決めるぜ勝利のスパイク!!

だが、止める!!

まったくもっての、だがである。見開きカラー金田にこのアオリ。いやはや、圧巻ですなぁ。
実際、カモメの乱回転スパイクも長い腕で逆の回転を与えることで相殺してしまったわけですし、うーむ。凄い。

さて、ここで豊瀬の反撃。金田が上げてくれたわけだし、ここはしっかり決めたい。松方はどこに上げるか。
ここでも浮かぶのは金田の言葉。フツーのバレーでブッとばす。とするなら・・・

アイツらが奇策奇襲を弄するなら、こっちは思いっきりシンプルにいこう

滞空時間の長いレフトオープン。
トスする方も打つ方も楽な連携。しかしその分ブロックに付かれやすい上げ方である。
事実、スパイクに跳んだ大船先輩の前にはブロックが3枚。だが・・・

ムカつくぜ。ナメたプレーする1年も、他のスポーツからもってきたドッキリ技がいつまでも通用すると思ってやがるコイツらも。
なによりもそんなもんに振り回された俺自身がいっちばんムカつく!!!

相手のブロックの上を越えて行く大船先輩のスパイク。
その威力は竜泉のリベロのレシーブを正面から吹き飛ばす程であったという。だ、大丈夫やがやー!?
手で打ったはずなのにサッカーのシュート並に重かったという大船先輩のスパイク。
凄いけれども、その後のネット越しの恫喝の表情がまた凄い。ガラ悪いわぁ。ハッハッハ。バレーでもイエローカード出るんだな。

気合入りまくりの大船先輩のサーブ。
ジャンプサーブでギッタギタにしてやるぜと意気込み十分。殺気まで込めていきそうな雰囲気。
なのだが、ここで交代。おぉ・・・よもやこのタイミングで五十嵐先輩投入とは!!

五十嵐「大船!!はやく代われい!!」
大船「ハイ!!

めっさ嬉しそうな笑顔で返事する大船先輩。
さっきまでの凶悪な顔つきはどこへやらといった可愛さである。この人の先輩スキーぶりは本当凄いなぁ。

ともあれようやくやってきた五十嵐先輩、高校最後の大会での出場。
気合を入れて放つジャンプサーブは・・・見事なサービスエース!!うおっしゃああああ!!
我がこと以上に喜んでいるのは大船先輩。この人の先輩スキーぶりは本当に・・・

いやそれにしても五十嵐先輩のサーブは凄い。威力もあるのに正確にコースをついたりもしている。
下平くんのサーブを拾ったカモメであるが、直線の強い球はさすがに拾えない様子である。ハッハッハ。

桐城戦から今日まで五十嵐先輩は山縣先生の指示でずっとネットから離れてボールを打ってきていた。
それもトスは自分で上げるという縛り付きで。
それはネットから離れてのスパイクを身につけるだけではなく、ジャンプサーブを安定させるという意味もあったようだ。
うーん、なるほど。まさに五十嵐先輩の武器を強化する練習方法だったわけですな。さすが山縣先生・・・素晴らしい。

ジャンプサーブだけではなくバックアタックも決めてみせる五十嵐先輩。カッコイイ!!
いや、五十嵐先輩は爽やかで頼りになって実に格好いいですなぁ。おかげで見事に逆転でありますよ。
しかしこれだけ強烈なバックアタックが打てるとなると、野々原さんの立ち位置も危うくなってくるのではなかろうか。
今ひとつ影が薄いというか、活躍が目立っていない野々原さん・・・今後に期待したい!!

・弱虫ペダル
黒田さんと合流するために下がった箱学。今の内だと先頭に合流しようと急ぐ総北。しかし・・・

さっきはあぶなかったがもう大丈夫だ!!ペースにも慣れてきた!!もう千切れることはない!!ハハッ!!
登りゃあいいんだ。このままこの登りを。このまま・・・・・・・・・!!

かなりヤバイ状態の鏑木。
それであるのにペースを落としてほしいとはカッコ悪いので言えないという鏑木。その拘りはカッコ悪いぜ!!

一方の箱学は5人揃ったので再び先頭に向かって加速開始。アブレディ。
相変わらず大胸筋をビクビクゥンさせながら荒ぶっている泉田君。追いつく気満点でございます。
先行を許したとはいえ金精峠までは約10km。この長い登りでどこまで先行できるものかと怪しんでいる様子。
そしてその推測が当たった感じで、早速総北の1人を抜き去っていく箱学。アレ?

急にキツくなって隊列から下がってしまった鏑木。
一瞬遅れたぐらいのつもりだったのだが、気づけば足をついて止まっていたという。おやおや。

このまま箱学にも置いて行かれたのではもうレースにくわわることは出来ない。終わることとなる。ヤバイ。
なので鏑木。総北とか箱根学園とか拘ってる場合じゃない。前の車輪にとびつけと考える。そうすれば先頭まではいける、と。
いやさすがに敵チームが列に加わるのを許してくれるものではありますまい。
実際、ついたのはブタこと銅橋の後ろである。

仲間に弱音を吐くのはカッコ悪いとしていた鏑木。
しかしこのままではレースが終わってしまうとようやく危機感を抱いたのか、敵である銅橋に先頭までつれてってくれと頼み込む。
そんな鏑木に対し銅橋。それがてめェのプライドか?と問い質す。
ラクして利用しておいしいとこまで連れてもらって闘う。そういったやり方は誇りが許すのか?と。

許さねェよ!許すわけねェ!けどこれしか方法がないんだ!!
本当はいやだ。けど、さっきから・・・手足がしびれて体が思うように動かないんだ!!
まだオレはインハイを走りたい!!たのむ!!

敵であるはずの銅橋に素直な気持ちを吐露する鏑木。うむ、変な見栄を張るよりこちらの方がよほど格好いい。
その言葉を受けた銅橋であるが、だからこそこちらも素直に答える。そんなんじゃどの道、箱根学園のペースにはついてこれない、と。

おめぇ1年だろ。オレは2年だ。来年またやろうじゃねぇか!!正面から勝負をよ!!
敵に頭下げてプライド捨ててがむしゃらに――生きる道をさがす。
そういう必死なヤツ、オレは嫌いじゃないぜ!!

将来的なライバルとまではいかないかもしれないが、来年はもっといい勝負が出来る。
そういった期待が銅橋の口ぶりからは感じられますな。うむ、いい相手と戦えたものでありますよ鏑木。
とはいえ今年のレースはこれでかなり絶望的になったわけでありますが・・・どうするのか。

千切れてしばらくたってからようやく鏑木がいないことに気付く手嶋さんたち。
え?青八木さん、ひょっとして本当に鏑木の大丈夫という言葉を真に受けてたとでもいうのですか。え?
鏑木のペースに合わせて速度を落とすべきだったかどうだったか。そこも意見が分かれる所でしょうが、この千切れ方はいただけない。

去年はここで坂道が残り、遅れた田所さんを引っぱって走っていった。
今年もその再現になるかもしれないが、果たしてどうなりますか。歌で回復できればいいんですがねぇ。

・刃牙道
天才剣士佐々木小次郎と烈海王。果たしてどっちが強いのか
訪ねた時は何気なくだったのかもしれないが、悩んでいる武蔵を見て熱を帯びてくる光成。

うう・・・ッッなんと・・・ッッ。なんという光栄だッッ!!
比較べとるんじゃ!!!かの天才美剣士佐々木小次郎と・・・ッッ我らが拳雄烈海王を!!!
剣豪対拳豪。回答えはどっちじゃ!!?

物凄く気分の盛り上がっている光成であったが、武蔵からの回答は予想外のもの。
何を考えているのかと思ったら佐々木某では誰だか分からなかったのか!!
忘れてたっぽいと指摘され、ちゃんと思い出したではないかと慌てる武蔵は妙な可愛げがある。まだボケてないぞという主張か?

物語などでは武蔵の宿命の好敵手とされている佐々木小次郎。
しかし年齢差が40近くあったりと色々と怪しい点は多い。
武蔵としては20代の頃に相対した相手であるし、その後も色々やり合ったのだとしたら印象が薄くなっても仕方がないか。
だが、最大の強敵だったのではないかという問いに対し、普通だったという表現は・・・やはり寂しい。
特に弱いというわけではないが、かと言って特別に印象に残るほどの強さではないとのこと。うーむ。そっかー。

しかし例の○○敗れたり!!は烈海王戦時に使っているし、この言葉が伝わっていることに驚いていたりする。
その部分は覚えているのに佐々木小次郎のことはなかなか思い出せなかったとは何ともはや。
いや、実は小次郎との決闘以外でもよく使う口撃のひとつだったのかもしれませんが。

佐々木小次郎の件は残念であるが、烈海王の評価は普通などというものではない。
それはそうだ。合戦に喩えるほどの戦力が普通なわけがない。

そもそもおぬしの紹介した3名。奴らは皆普通ではない。かの戦国の世にあってもそこそこ名を成したであろう。

普通ではないという評価は嬉しいが、戦国の世ではそれでもそこそこであるらしい。
まあ武芸家が名を成すのは大名に取り入ったりとかしないとだし、難しい話ではありますよね。独歩ならその辺りもこなせるか?
いや、大統領を攫ったり無茶しまくる刃牙も可能性はありそうだし、ボクシング編を見ると烈海王にも可能性はあるか。
それはそうと人斬りサブちゃん・・・まあ、彼は刀持ってくるのが仕事だったわけですし・・・

それにしても武蔵の戦闘意欲は旺盛ですなぁ。毎日でも構わんッッと来たか。
さすがに烈海王クラスを何人も揃えるのは難しいのですが・・・

そんな中、一度敗れたにもかかわらず再戦の機を待つ男がいた。刃牙だ。
刃牙が訪れるのは本部流柔術の道場。ほう、ようやく本部流を学ぶ気になったと?

本部「駄目だ
刃牙「え!!?ダメなの!?」

入門を断る理由はないとしながら駄目と述べる本部。意地がワルいぜ。
というか、銃で脅してでも止めるべきだったと、烈海王を守護れなかったことを悔やんでいる本部ですが・・・銃で止まる相手かな?
郭海皇の横やりがなければひょっとしたら止めることも出来たのかもしれませんが・・・
しかしここで悔やむくらいなら闘技場に乱入するぐらいのことをして欲しかった。
そんなだから、俺が武蔵の魔手から君らを守護ると宣言しても怒られるようなことになってしまう。

上から発言に怒る刃牙。学びに来た者の態度とは思えないが、今までが今までであるだけに仕方のないことか。
武蔵に勝てるだけの実力が本部にはあるのか。試される流れとなりそうですな。

・実は私は
この胸の痛みは、いつになれば消えてくれるのだろう

青春の甘酸っぱい思い出にするにはまだまだと言った感じの藍澤さん。辛いですねぇ。ぐでーん。
朝陽にフラれてから三か月も経つのに未練がましく数々の所業をやらかしている藍澤さん。本人も自覚だけはある様子。自覚だけは。
うーむ、まあ分かっていてもどうにもならない気持ちってのはあるものですからねぇ。
だからこそフラれた人は少し距離を置いたりするものなのだろうけど、友達でいたい、3人でまた一緒にという気持ちも強く・・・
なかなか上手いようにはいかないものですなぁ。

不思議と気が合う感じの藍澤さんと獅穂さん。
だからこそか、獅穂さんには藍澤さんの気持ちが判る部分もある。
藍澤さんが朝陽のことを気にするのは、本当の自分を受け入れてくれた人物だからじゃないかな、と。

・・・嬉しいもんだよね。本当の自分を受け入れてもらえるってのは

ふむ。内容は違えど秘密を抱える身である獅穂さんが言うと含蓄がありますな。
ああそうか。獅狼くんが葉子さんを好きになったのはそういう理由があったからなんですな。
誰にも言えない秘密を受け入れてくれる人物。葉子さんにとっての朝陽もそういう人物でありましたな。
ふーむ、秘密の共有はやはり恋愛への発展に繋がりやすい要素と言えるわけでありますかな・・・興味深い。

それから葉子さんと一緒に遊ぶようになったという獅穂さん。
一緒にお風呂入ったり一緒の布団で寝たりと。ということはつまり・・・

獅穂「藍澤サンも黒峰クンと一緒にお風呂入ったり一緒の布団で寝ればいいんじゃないかな?」
藍澤「私はどうすれば諦められるのかと話しているのだ!!」

なるほど。私は諦めたのだと前置きしておけばどんな所業も問題ないって話ですな。んなわきゃーない。
ある意味そこまで開き直れるのは立派と言えなくもないが・・・いや、イカンイカン。

誰一人仲間がおらず、誰一人本当の自分を知らなかったこの星で、一人だった自分にあの時間はどれほど救われるものであったか。
朝陽への想いも強いが、同じくらいに葉子さんを入れて3人で過ごした時間は掛け替えのない時間である様子。
それを取り戻すためにはどうにかして朝陽への想いを断ち切り、友人として過ごせるようにならなければいけないわけなのだが・・・
一体どうすれば――

思い悩む藍澤さんの前に現れるのは人生相談キッチンwith茜ちゃん。
生徒の悩みにつけ込んで至高のおかしを頂きに来たらしい。悪魔め!!
しかしあっという間に作ってしまう藍澤さんも、あっという間に陥落しちゃう茜ちゃんもダメダメで可愛い。ダメ可愛い。

キサマのような情念の深い女が3か月そこらで忘れられるワケなかろうと茜ちゃん。いや全くその通り。
やはりこの情熱をどうにかするには別の情熱で上書きするしかないのではなかろうか・・・
とは言っても近くの手頃な男でって妥協されてもそれはそれで微妙なワケでして。悩ましい。
どうでもいいが、桃地ちゃんのきゅん顔は影響力強いみたいですなぁ!!

藍澤さんの調達力とお菓子作り能力は宇宙人もビックリ。
しかし勢いに余って歩道にマイホーム建てちゃうぐらいに情念が深いのがやっぱり問題であるんだなぁと・・・
妥協できない性格は辛いですわな。もう少し大人になればその辺りも落ち着くのだろうか・・・そうあって欲しい。

それはそうと。それはそうと。
葉子さん以外に獅穂さんと獅狼くんの秘密を受け入れてくれた人がいました。
となれば、その人物のことが・・・となっても仕方がないわけで。
でもその人物と葉子さんは互いに好きあっていることが一目見ただけで分かってしまったわけで。

・・・天使の羽。色欲の羽が刺さっている時のあの感覚。あの満ち足りた胸の高なりが恋だっていうならきっとこれは恋じゃない。
きっとこの胸の痛みは恋じゃない

これまでもいくらかほのめかしている場面はありましたが、ふむ。やはりですか獅穂さん。
獅狼くんがそうだったということも考えれば、仕方のないことではありますが・・・ふむ。
あんまり朝陽がモテすぎてもムカ・・・いや、まあそれはいいのですが、恋愛から一歩引いた目線の人が少なくなるのはアレですなぁ。
まあでも、恋愛成就した後に内心を吐露される分にはややこしいことにはならず済んで良かったと思えます。
藍澤さんと違い、ちゃんと秘めたままでいられた獅穂さんのいじらしさは・・・良いものですな。
何にしても朝陽にとっての一番の痴女の座は安泰のはずですから。そこは胸を張って良いかと!!

そういえば冒頭でみかんが未来の朝陽の嫁について考えていたけど、よもやの可能性はあるのかなぁ。
でもカリスマ痴女2世のこともあるし・・・いや、そもそも2世が誰かも分かってないしなぁ。さてはて!?

・TVアニメ『実は私は』アフレコレポート!
アニメ「実は私は」絶賛放送中!!
熱気を感じられる現場での作成。出来上がった作品にも期待が持てるというものです。期待したい!!

・毎度!浦安鉄筋家族
大事なところも隠してないので変態度がものすごく高い。これはいかん。
しかし鈴ちゃんはいい気遣いの出来る子ですなぁ。

・鮫島、最後の十五日
近年大型化が進む大相撲界。
その中にあっても特にでかい。とにかくでかいと言われる力士がいる。
189cm167kgの鶴留が小さく見える規格外の巨体。
角界最重量278kgの新入幕・巨桜丸丈治!!この男が鯉太郎の四日目の相手だ!!

日本人最重量の大森海でも240kg。作中で20kg増やしたという発言はあったがそれでも届かない巨桜丸の巨体。恐ろしい。
それにしても何やら怖い笑顔でありますが、何でありましょうか・・・

屈託のない笑顔と明るい性格で人気急上昇の力士。
しかし実力も折り紙付き。入門から11場所で入幕を果たしているという。そりゃすごい。
太れること、大きくなれることはやはり角界では大きな才能であると分かる。

巨桜丸の所属は寒河江部屋。親方もスマイル推奨のニコニコ型であります。
ふむ。笑顔は大事でありますが・・・笑ったまま向かってこられるのは凄く怖いなぁ。
笑顔のまま土俵から突き落とされる鶴留の心境はいかに。

終始笑顔の巨桜丸。
しかし立ち去り際に呟くゴメンナサイ・・・は非常に気になるところ。
笑顔が怖くはあるが、本人の気性は穏やかな様子。気は優しくて力持ちって奴でしょうか。
しかしその優しさは勝負の場では自らを傷つけかねないわけだが・・・さてさて?

さて、鯉太郎。どうやら三日目の舞ノ島との取組で足を少し痛めた様子。
ブチブチ言ってたのにそれだけで済むのはむしろ驚きである。
しかしうーむ。やはり幕内では楽な戦いってのはないわけか・・・どんどん満身創痍に近付いていくなぁ・・・
でもまあ、頭にダメージが入るよりはマシと考えましょう。後ろ向きではありますが。

サモアの怪人と称される巨桜丸。
笑顔ではあるが、鯉太郎から見るとあまり楽しそうには見えないとのこと。
ふむ、鯉太郎も土俵ではよく笑いますからねぇ。悪そうな笑顔であるが怖い笑顔とは言えないのは鯉太郎の人徳か。

さて、優しい巨漢といえば空流部屋にも存在する。大吉だ。
大分様になってきた様子ではあるが、相手のことを気遣う優しさは失われていない。いいことだ。
しかし場所での結果は2戦全敗。よくないことだ。キラキラした顔で言うな!!

今では空流部屋の稽古にもちゃんとついてこれるようになっている大吉。それだけでも凄い。
その成果を活かせば本番で勝つのも難しくはないはずなのだが・・・やはり性格の問題か。

ならお前も潰す気で行けよ・・・じゃねーと失礼だろーが・・・相手にも土俵にも・・・

真剣に全力でぶつかり合うのが礼儀。鯉太郎らしい考え方であります。
とはいえそれは昔から何をするにも真剣一直線だった鯉太郎だからこそ言える話でもある。
何をしても勝ちたいと思う人間がいれば、そこまで勝ちに執着していない人間もいる。
気の抜けた相手に勝つ勝利を喜べない人間もいれば喜ぶ人間もいる。
相撲を心から楽しんでいる鯉太郎と、どこか無理している感じのある巨桜丸。この戦いはどのような結果となるのか。
大吉にも影響を及ぼしそうだが・・・どうでしょうかねぇ。
これだけ長く鯉太郎と一緒に居るのに考え方が変わってないとなると大吉はこのままで行きそうな気もしますが・・・さてはて。

・少年ラケット
イチロー君の卓球はお遊びと言ってのけるヒロさん。
その意味は真剣勝負の場には辿り着けないという意味でありました。

恐らく日向は打ちあいながらこう思っていたんだろう?"強い相手のボールを返すのが楽しい"――と。

確かに楽しんでいた。しかしヒロさんに言わせると楽しいという部分が問題ではない。
返すのが楽しいと思ってしまっている部分が問題であるとのこと。

卓球の点数は「正しく打ち返せなかった時に相手が点を得る」。
つまり、ボールを返すゲームではなくボールを返させないゲームなんだよ

楽しみ方が間違っているということでありますな。
真剣に行う卓球とは頭を使うスポーツである。
イチロー君の名の元となった荻村伊智朗曰く、卓球とは100m走をしながらチェスをするようなスポーツであるとのこと。
ふむ。体の反応だけではなく頭もちゃんと働かせないといけないってわけですな。
確かにその辺りが趣味の卓球と競技の卓球の分かれ目に思えます。

ただ強い球を打つのではなく「点を取る」。すなわち相手が打ち返せない状況をどう作るか。
相手を見、相手の考えを読み、相手を動かす。それが"頭を使う"ことであり、"お遊び"じゃない卓球の面白さであるとのこと。

相手を動かす。この言葉に記憶を揺さぶられるイチロー君。
どうやら父親とは別に卓球について指導してくれた人がいる感じでありますな。興味深い。
それにしてもヒロさん、カットは駄目なんですかね?
カットマンと呼ばれるような人もいますが・・・専門的にやるのとただ交えるのとでは意味合いが違うってことでしょうか。

それはそうとイチロー君。ヒロさんの話を聞いて頭を使いだす。
先程のゲームの内容を。ラリーの分析を開始する
11本のみとはいえ、その内容を完全に記憶し、更にその内容を何かに記すでもなく頭の中で整理しながら分析してしまう。
どこに打つかによって返ってくる球が予想できる。ならばわざとそういう所に打って予想通りの球を狙えばいい。
ヒロさんの指摘だけでそこまで答えを導き出すイチロー君。うーむ、あれだけの説明でここまでやってのけるとは・・・

間違いない。この子は今――卓球を理解している!

ヒロさんも驚愕。
確かに驚くべきはその記憶力。
考えてみれば玉突きにしても打ち続けながら数え続けるのは容易なことではない。
5桁もの数になると頭がぼうっとして数え間違いをすることは珍しいことではありませんからねぇ。
その集中力と記憶力。これは大きな武器である。
今日のイチロー君も初めて見た卓球を記憶してプレーに活かしている。

卓球において記憶力は重要な武器だ。
相手の打球の種類や思考パターン、そして癖・・・それらのデータを収集し分析することで「心技体」の差を埋めることができる!
ゆえに卓球はこうとも呼ばれる。「心技体"智"」のスポーツ!!

なるほどねぇ。技術などのフィジカルな面だけではなく、そういった面も大切になるわけでありますか。
ヒロさんもこれには期待せざるを得ない。集中力と記憶力にフィジカルを備えたなら。それが夏までに叶うなら――!!

なれるかもしれないな。3つ目の星に

相変わらずの星好きであるヒロさんですが、かなりイチロー君への評価が上向いたようでありますな。
そして打倒シオウ。打倒日本一を口にするヒロさん。これもこの人にとっては目標の1つに過ぎないのでしょうか。ううむ。

さて、どうにかぎりぎり間に合ったヨルゲン君。
鈍っているという評価を受けてしまいそうになっているが、さてどうなりますか・・・
シオウのレギュラー争いも熾烈なものとなりそうですし、少年2人の再戦は前途多難でありますな。

それにしても今回のサブタイトル。読めば言いたいことは分かるが・・・ほのめかしすぎじゃないですかね!?

・侵略!イカ娘
寝てても殺気があればしっかり反応しそうなのが千鶴さんの怖い所。
しかし壁に張り付いたままずっと寝てたのだろうか。というか食べ物の夢ばかりか!

・囚人リク
天野のおかげで地獄島の屋根をこじ開ける目星がついた田中一郎。さっそく皆に報告であります。

これで地獄島の位置を特定させるためのスケッチ作戦を実行できる

屋根をこじ開ける方法は前回も言っておりましたが、リクをダクトに上げる方法も考えている田中一郎。
まずはステップ1。田中一郎と天野で看守の数を半分にする
なるほど。火災を起こせば消火作業などで駆けつける看守が出てくると。
地獄島では囚人のみならず看守の命よりもトンネル掘削作業のノルマ達成が最優先されるという。
となれば避難よりも作業の続行を優先させなければならないため、火災の鎮圧と作業の監視の2つの任務を強いられることになると。

そのために一輪車のメンテナンス場の奥の倉庫に入る必要があったわけだが、天野の手柄でそこに入る目途はたった。
うむ、まさしくお手柄である。得意そうに話す天野もよいが、親友が活躍したと知って嬉しそうな顔を見せる松尾も良いなぁ。

さて、看守の目は確かに半分になるがトンネル作業をしている囚人の方はどうなるのか。
火災に気づいて暴動に発展でもすれば例の排気ダクトの酸欠システムが作動することになる。
なのでここでステップ2でありますな。

作業している者が火災に気づくよりも先に――ガス発生の噂を流し群集心理を利用する
火事による煙の匂いがまもなく不安をあおり・・・いやがおうにも噂を信じざるを得なくなる。
最初の一人が奥へ逃げ出せば・・・命の惜しい者はそれに続きトンネルの奥へと逃げ出すはずだ。
これで作業している者の注意と行動を同じ方向に操ることができる!

囚人も一斉に動くし、看守の目もそちらに釘付けになるわけでありますな。
その隙にリクをダクトに上げてしまおうという話でありますか。
しかしそのためには火災の鎮圧ではなくその場に残るだろうギロチン看守の注意を引かなければいけないわけだが・・・

まかせてくれ。死なねぇよ。ちゃんと策はある

そのように述べる周龍。
その策がどのようなものかは分からないが・・・任せるより他ありますまい。

メンテナンス場で発生した火災の煙はずり出しの縦穴を通り地上に充満する。そうすれば必ず屋根は開く。
ほどなくして煙が晴れたらリク・・・見える山をスケッチだ

なるほど。これが計画の流れでありますな。絵にしてみると非常に分かりやすい。
しかし飛び降りるギロチンの絵がなんだかコミカルな可愛さがあって困る。

それはそうと最終ステップ3。
スケッチを終えたリクはダクトから下水道を通って直接房に戻ることとなる
トンネルに戻ってきてもその頃には騒ぎは静まっているし、平常運転となった作業現場に人知れずまぎれ込むのは困難となる。
問題は還房時の点呼。房にはカギがかかっており、中から外には出られない。
この問題についてはこの房にいる7人以外の仲間――原田看守に頼ることとなる!

命の選別までのこり17日。動き出す地獄島位置特定作戦。
やはりこの右も左も分からない地獄島では原田看守の存在は非常に大きいですよねぇ。田中一郎も毎度感謝を述べるわけだ。
とはいえ原田看守にしても彼等はかけがえのない希望である。
廃人になりかけていた自分を奮い立たせ戦わせる気にさせてくれた者たち。そう、彼らにかける言葉といえば・・・

頼むぞ。同志

同じ志を持って脱獄に挑む者たち。
立場は違うが志は同じくしている。壁を隔てての短い時間の交流ではありますが・・・いい雰囲気だ。原田看守。いい笑顔だ。

さあ、準備は整った。いよいよ明日、地上スケッチ作戦の決行であります!!
極楽島の時もそうであるが、綿密に練った計画でもなかなか上手く行かないのが世の常。
今回は時間も準備も足りない中での決行。さて上手く行くかどうか・・・注目です。

・吸血鬼すぐ死ぬ
ゲーマー的には据え置きハードは生活必需品!
携帯機も増えた現在ではそうでもないかもしれないが、ドラルクは年季入ってそうだからなぁ。しかし邪魔そうだ!!

そういえば連載開始のカットで描かれていたのに忘れていました。すまないジョン。可愛いよジョン。ヌー。

愛の形は人それぞれ。
困った時はとりあえずこれを言っておけばうまくまとまる感じになるね!!
罠に使われたりしてるのにドラルクを庇うジョンの飼い主愛も立派ということでありましょうか。
そりゃペットを巡っての諍いも起きたりしますわ。愛執は深い!!

・ドカベン ドリームトーナメント編
時を経て元チームメイトの里中と渚が激突!!
うむ。これぞまさにドリームでありますな。ここまで渚が温存されていた理由が分かろうというもの。

第1打席は里中が会心の当たりを放つものの二塁の埴輪の好守に阻まれた形。
さて、この打席ではどのような決着となりますか。

まずは第1球。なんとアンダースローでの投球。
オーバーに変えさせたおれへのあてつけか?と考える土井垣。うん、そうなんじゃないですかね。きっと。
まあそれ以上に里中への挑発という意味が大きいんでしょうな。
里中は割とカッカしやすい性格ですし、挑発から入るのは正解と言える。

打球直撃の影響で頭の痛む渚。アンダースローでは更に負担も大きそうである。
それでも果敢にアンダースローで挑む2球目。
ここでスーパースターズ。星王を走らせてのヒットエンドラン。
冷静に来たボールを打ち返す里中。その結果は再びのピッチャー強襲となるライナーだが・・・これを捕る渚!!

奇しくも直前の投手里中と打者剛球仮面との対決の逆バージョンの結果となりましたな。
ピッチャーライナーをこぼさなかった渚。飛び出た星王は戻れずにダブルプレー。
これであと2人相手にしなければいけなかったところが見事にチェンジとなったわけであります。
うむ・・・よく頑張った渚!!

見事に勝利投手の権利を手にしたん渚。
素顔のままで山田とも戦って欲しくはありましたが、それはまたの機会ということにしましょう。いいドリームだった
しかし最後のページ。まるで夢から覚めるかのような表現はドリームらしくていい。
逆に本当に夢だったと思わされてしまいそうで怖い気もしますな。夢じゃないぜ渚!!

・クローバー
彼の中ではどのような脳内展開が繰り広げられていたのか。
ユイちゃんと付き合っていると思い込んでいるストーカー。
そろそろ目を覚まさせてあげなければいけませんわな。

相手がどう思ってるか考えたことあるのか?テメエは自分の気持ちを一方的に押し付けてるだけだろ

相手の気持ちを考える。とても大事なことであります。
本当は喜んでるんだよと勝手なことを言うストーカーも、ユイちゃんの辛そうな顔を改めて見せられると怯まざるを得ない。

オメエはユイのこと守ってるつもりだったかもしんねェけど。怖がらせて・・・泣かせて・・・
好きな子にあんな悲しい顔させるなんてな本当の好きじゃねェ

さすがのゲンゲン。格好いいですなぁ。
しかしその後呑気にユイちゃんの可愛さを語り出したりしちゃうのが・・・ゲンゲンらしい。
まあ、そういうバカなところも魅力と思えなくはないですけどね。

ゲンゲンの頼もしさに勇気づけられ、ユイチャンもハッキリと後つけたりするのはやめてくださいと述べる。
ストーカーもどうにか目が覚めてくれたようで良かった良かった。
下手すると本当に深刻な事件に発展してた可能性があるわけですからねぇ。
ここで止めてもらえたことに感謝するといい。

怖い目に遭わせてしまったが、きちんとストーカーを撃退して事件を解決に導いてくれたゲンゲン。
そんなゲンゲンに特別なご褒美として笑顔のありがと
うーん、これだけで幸せ一杯な気分になれるわけですから、恋する男は強いねぇ。

とはいえストーカーを撃退してしまったのでは役目は終わり。もう送っていく理由がなくなってしまう。
明日から生きる糧がなくなるなぁと悲しそうなゲンゲン。
しかしここでユイちゃん。この送ってくれる時間がなくなるのをさみしいと思ってきているようで・・・おやおや!?

いきなり好きとまではいかないかもしれないが、これはかなりの好感触。好感度が上向いて来ましたよ!!
ゲンゲンにも春が訪れる可能性があるわけか・・・ううむ。こうなったか!!上手く行くといいですけど、さてどうなるかな。

・錻力のアーチスト
進化を遂げた八子ッチの力投。
夏の大会初登板。それも準決勝の大舞台というのに堂々としたものである。
それだけの積み重ねをしてきたということか、生来のふてぶてしい態度によるものか。

夏の大会初登板でデータ無いというのは栄春には都合が悪い。
理詰めの人が多い分、予想外のことに対処するのは苦手だから・・・

栄春で初登板になったのもその辺りを鑑みてってところでしょうか。
決勝にエースの穂村を温存できるということもあるし、港南も考えてきてますなぁ。

そして港南にもやっとイケメンのピッチャーがと喜ぶ応援席の女子たち。良かった良かった。
いつも以上にディスられる流れとなっている穂村は・・・ドンマイ。巌先輩ドンマイ。

入部した当初は体力が無くて使いモノにならないと思われていた八子。
しかし吐きながらもトップチームの練習にくらいつき、夏の大会でメンバー入りを果たすこととなった。
その動力源はハングリー精神。

八子は自分の力で港南を甲子園に導けるとは思っていないし、その気もないだろう。
だが義壱や穂村がいる今年のチームでなら神奈川を確実に制し、甲子園で投げるチャンスが巡ってくる。
1年の夏から甲子園のマウンドに立ったとなれば全国から注目される存在になるだろう
義壱は勝利だけを求めている。周りの評価など気にしていない。
穂村はすでにスカウトの注目を集めている。
勝つこと以上に甲子園出場ということに1番こだわっているのは間違いなく八子だ。

将来を、未来を見据えている八子。
その未来を勝ち取るためにはチームメイトの故障も喜んで見せたりする。怖い男だ。
しかしこの夏こそがこれからの自分の野球人生を左右するとまで考えているとは・・・確かにハングリーさが、必死さが違うわなぁ。

清作・・・これがお前と俺の現在地の違いだ

甲子園に物凄く近いチーム。そして甲子園でもマウンドを任せられる可能性のある力を身につけている八子。
ふうむ。清作も同じように将来は野球でという想いはあるわけだが、ここまでしっかりした考えはないでしょうな。
果たして決勝で直接対決があったりするのか・・・楽しみです。

それはそうと穂村。わざとらしすぎる八子のお世辞にも嬉しそうにしちゃう辺り単純というか何というか。
ホセでも分かるお世辞に乗せられる辺り単純さでは図抜けていると言ってよさそうである。オノーレ。

さて、2回表。港南はここで弐織義壱の登場。
うだるような暑さの球場に一気に吹き荒れるブリザード。相変わらず凄まじき凍気よ・・・!
その凍気は暑さでやられかけていた左薙の汗をひかせるほどであるという。助かる!!

このままこの空気にのまれるのも悪くない。そのように考えそうになった左薙だが・・・その考えを振り払う!!

栄春は頭の良い人の集まり。他者より良い点数を取るために勉強して個人で戦い続けて来た人たちの集まりなんだ。
そんな皆が一丸になってただ1つの勝利を目指してる・・・その気持ちを蔑ろにするわけにはいかない
あなたが神奈川最強の打者であろうと――全力で勝負です!!

緊張感により凍てついていた左薙。しかし仲間のためにもという気持ちが熱を帯び、再び汗を流れさせる。
うむ、栄春。仲間は左薙のことを思い、左薙もまた仲間のことを思っている。いいチームではありませんか・・・
その思いを乗せて放つのは上根さんたちも打ち損じたパームボール。
いきなりの初球からのこの球だが弐織義壱、しっかりとバックスクリーン横の深い所に叩き込む!!うわぁ。

球の変化を最後まで見てからの鋭いスイング。
これだけ見定められたのでは変化球で引っかけて打ち取るというのは難しそうですなぁ。
さりとてストレートが苦手というわけでもないし、そのスイングスピードなら並のストレートは軽々と合わせられてしまうでしょうな。

初めて目撃する神奈川最強打者のスイングに震えがとまらない清作。
話には聞いていたが、実際に見るとその凄さがより分かったという話でしょうか。
ここからその弐織義壱を超えるぐらいの打撃を身につけることが果たして出来るのかどうか・・・
直接対決の日は近い。その間になんとかして成長していかなければいけませんなぁ。

・羽恋らいおん
意識を新たにしてバドの練習を行うレオ。目指すは星佳の団体レギュラーの座!!
近々来る高総体地区予選に向けて意識が高まっている!!
けど地区予選は明後日なので無理という話でありました。なんてこったーい。そりゃさすがに無理だ。
まあ部活終わりにいつも言ってるのに聞いてないレオが悪いな。

地区予選でベスト4に残ることで県予選へ。そして県予選を勝ち残ることでインターハイに出場できる。
逆に言うと県予選やインターハイまではまだ時間があるわけですな。そこまでにレギュラーになれるかどうか。

星佳は去年新人戦の地区予選で団体優勝を果たしシード校となっている。
美人マネとして名高い鈴蘭さんを始めとして注目されている星佳。それはいいのだがキワモノ集団って。間違いではないか。

それはさておき、鈴蘭さんに絡んでくる可愛い子は藤原学園の女子マネ桐谷真美ちゃん。
鈴蘭さんに対抗心を燃やしまくっている様子で可愛いのう。可愛いのう。
しかし下着でラジオ体操とはまた・・・それはまた・・・

ともあれ鈴蘭さんは自身が育て上げた星佳レギュラーにかなりの自信がある様子。
って、よっちもレギュラーなの!?えぇっ!?
一抹の不安がなくもないが、ともかくレギュラー陣の戦いは楽しみであります。

・ニコべん!
土下座。お願いの構えのベスト・オブ・ベスト。
いきなりのことではあるが、そうまでされては断るわけにはいきますまい。

てなわけで鳥田くんの妹さんのお弁当を作ることとなった典道。
妹さんのことを知るために尾行をするのでありました。兄が一緒に居るとは言え小学生の少女の尾行かー。ふむ。

鳥田くんの妹、理琉ちゃん。見る限りはいい笑顔を見せており、学校では問題なく過ごせていそうである。
しかし笑顔が曇る場所はあった。それは鳥田くんにとっての妹との思い出の場所・・・おやおや。

4月からの写真に理琉ちゃんの姿があまり写っていない。ふむ・・・?

理琉ちゃんのためにカメラの弁当を作ってあげたいという典道。カメラの弁当と来ましたか!!
イメージが沸けば後はそれに向かうだけでしょうが、はてさてどのようなものが出来上がるのか。楽しみです。

・スメラギドレッサーズ
気にしている場合ではないかもしれないけど、かなでちゃんだって気にしてないわけではないねんで。
逆に本物の痴女であれば楽だったのかもしれないが・・・他の作品ならさておき、痴女なんてそうそういないですしね。

ドレスルームが開くときの衝撃が凄いので外で練習するしかないかなでちゃん。
何というか、設定面で色々と追い詰められている感じでありますなぁ。
しかしゲス山さん26歳、いやそれよりも上なのか。そうか・・・

着替えが早くなっても終わる前に狙われるとひとたまりもない。
毎度相手がマヌケだからどうにかなっているけど、さてさて今後はどうなりますか。

・Gメン
瞳先生にパワハラをしでかしている佐野主任。
これで不祥事について語ってはお前が言うなと言われても仕方がないですわなぁ。
しかし瞳先生。ヤサぐれてるねぇ。元彼の奇行のせいであるが、G組の担任になったせいと思われたらどうしよう。

一応元彼は警察を呼ぶと脅したら一度撤退した様子。
しかしここまでイカれた行動を取ってくるとなるとどこまでエスカレートすることやら・・・

授業中もそのことで頭がいっぱいな様子の瞳先生。
完全に上の空になっている瞳先生に対して色々と告白してみる勝太たち。何をしているのやら。
結局薙はDS没収されちゃってるんですな。力ずくで取り返したりはしない可愛さ。

とてもお悩みの様子の瞳先生。
しかし警察に通報すると学校に知られてしまう
そうなると佐野主任に何を言われるか。ヘタしたら辞めさせられるかもしれないと危惧している。
うーん、大人の悩み方ですなぁ。被害者だからって簡単に警察に頼れない。難しい話だ。

昨日の今日だしきっと大丈夫。絶対大丈夫と考える瞳先生。
そうであれば良かったのだが・・・イカれた奴は行動力だけはあるから困るなぁ・・・しかも誤った方向の行動力が。

ストーカー特有の脳内変換というか何というか。
嫌がる瞳先生の様子を見ても試しているだけで本当は違う気持ちでいるはずとか思っている様子。うーんキモイ。
カギナックルは打倒するまではいかないが、痛みを与えて怯ませることができるので逃走するには有効な攻撃ですのう。

近くのコンビニに逃げ込む瞳先生。
偶然そこにいた勝太と瀬名。さて、これはブッ飛ばして解決する流れとなりますかどうか。
ブッ飛ばすこと自体は簡単だろうけど、それで改心しないと何ともなりませんからなぁ。
上手い事解決して頂きたいものであります。

・マジカロマジカル
彩音さんの能力で屋上から横向きに落下するマジカル団。
どこまで落ちることになるか分からないが、このままではろくなことにはならないでしょうな。

誰かに救いを求める雫ちゃん。
そんな求める声に応えるよりも更に速く行動している狼一。頼りになる男だ。
足で支えている簓ちゃんがかなり危なっかしい状態ですな。

ある程度行ったら今度は地面に向かって落下。うーん、殺意高いですなぁ。
しかし変身さえしてしまえば高い所はお任せな朝ちゃん
身体能力が高いから高い所も平気なのか、単純に高い所が好きなのか。いやバカにしてるとかそういうわけじゃないねんで?

さておき、フェンスに捕まりながら落下する狼一たち。
そのおかげで衝撃は大分軽減され、全員無事である様子。良かった良かった。

距離が離れて歌は聞こえてこない。となれば能力の効果はない。反撃開始であります。
とはいえ無策で突っ込んでも同じ目に遭うのがオチでありましょう。となればどうするか・・・

邪魔者がいなくなった屋上では彩音さん、キリコさんを熱烈に抱きしめてお楽しみ。
うーむ。強い愛情が暴走しちゃってる感じでありますなぁ。
相手のことを考えない状態になってしまう。怪物化の悲しいところである。

さて、一気に屋上まで跳びあがって来た朝ちゃん。相変わらず跳ねるのが好きですねぇ。
確かに落ちるのはどうにかなりそうだが、物体を落とされてきてはかなわん。
とはいえこの朝ちゃんの行動はあくまでも囮。屋上の端へと彩音さんをおびき寄せるための行動だったわけだ。
本命は簓ちゃんの能力で大きくしたサボテンに乗ってやってきた狼一たち
倒してしまうわけにはいかないけど、寸止めで動きを封じることならば出来るってわけですな。なるほど!!

見事なチームワーク
朝ちゃんに作戦を考えるのは無理とか思ったけど、意外とやるじゃないですか。
囮役も自ら志願してやってのけたりと成長の跡が見えます。うむ、いい感じだ!!
後は彩音さんの怪物化を癒すことが出来れば解決ですかな。上手い具合に落ちついて欲しいものです。

・辻浦さんとチュパカブラ
辻浦さんに会いたいのなら毎朝家の前に来ているわけですが、それだけでは足りないということだろうか。

甘いイベントではあるが大変。モテる男は辛いって話ですな。ハッハッハ。
しかし確かに妹のことといい子門さんたちのことといい、明るくなったというか変わりましたなぁ、優。
ひとつの出会いによって世界が変わる。これは劇的といっていいでしょう。
宙ぶらりんな状態はどうにかしないといけないけど、まあそれも今直ぐではなくていいかもしれません。
今はまずこの色づいた日々を楽しむ。短い青春の日々を楽しむ。それもいいのではないでしょうか。

てなわけで辻浦さんとチュパカブラ、終了であります。
最後にさらりと本当にチュパカブラが出て来ちゃったりするのはご愛嬌でありますな。ハッハッハ。
話の広がり方が難しかった感じはありますが、いい終わり方が出来たように思えます。
櫻井あつひと先生の次回作に期待しております。

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
死神が仕返しにやってきた!!
さすがにだましてタダで済むはずもありませんでしたか。
だまされたことにずっと気付かないでいてくれれば・・・さすがにそれは無理だったか。

ともあれまたもや異常な状態の集団に囲まれる蛍ちゃん。
下級生だけではなく上級生まで異様な雰囲気で蛍ちゃんに迫ってくる。
モテる女は辛いねぇ。とか言っていられる状態ではありませんわな。

どうにか難を逃れた蛍ちゃん。相変わらずの身体能力である。
体育倉庫に身を隠して善後策を練る。圭一さんがバラバラの状態では怪異に対するのは難しそうですなぁ。

生徒から隠れるのならばここくらいだろうと推理した楓ちゃん。体育倉庫に現れる。さすがの推理力ですな。
蛍ちゃんを心配してやってきたという楓ちゃんに蛍ちゃんも思わずホロリ。いい話だ。
と思いきや、突然後ろから襲いかかる楓ちゃん。うわあ!!

赤木い赤木い。もうガマンできないんだよぉ!

後ろから抱き付いてゴロゴロ転がる楓ちゃん。ふむ、これまで我慢していたということですか。ほう・・・!
しかしそんな楓ちゃんに非情の肘鉄をくらわす蛍ちゃん。
骨は折れてないから大丈夫というが、かなりキツそうですよ。ヒューヒュー言ってるぞ!!

まあそれはさておき。
よく見ると蛍ちゃんの頭に矢のようなものが刺さっている。
どうやらこの矢こそが死神の仕掛けであるらしい。

クピドの矢・・・嗜好改変の方位針だ
この矢が刺さった者は皆の好意を一身に浴びることになる。本人の意志は関係ない。その力は時とともに強力になる。
人々の独占欲が最高になった時、矢の刺さった者は皆で分配される結末を迎える。この国では白羽の矢と呼ばれてるな。

所謂キューピッドの矢でありますな。
とはいえ刺さった者が恋に落ちるのではなく、周りを落としてしまうとは・・・恐ろしい。

この矢に触れるのは高位の者、「神」の階級の者でないと扱えないという。
圭一さんが復活したとしてもどうにかできるわけではないということか。
うーむ、相変わらずゲーム好きな死神。確かにネタをバラしてくれるだけ有難いと思えなくはないなぁ。迷惑に変わりはないが。

人のいないところに逃げようとする蛍ちゃん。が、志田ちゃんのクラゲに捕らえられる。
志田ちゃんが意識しているわけではないのだろうが・・・霊にもクビドの矢の効果があるのだろうか?
ともかく校庭に集まった人々の前に誘導される蛍ちゃん。大ピンチだ。

蛍ちゃんもこれは死んだと諦めてしまう状況。しかしここで現れるのは風紀委員の桃園さん。
そしてその身から現れるのは三面六臂の鬼神・・・これは、阿修羅!?
蛍ちゃんに刺さった矢を破壊し、更に現実まで改変してしまう鬼神。こりゃ凄い。というか凄すぎる。
死神も神の癖に触らぬ神にタタリ無しと恐れをなすほどであるという。おやおや。

桃園さんには一族代々を守る守護神がいる様子。
本人も気付いていないが世界の均衡を守っているとのことであるが、一体どれほど強力な存在であるというのか・・・
異変の解決のみならず、異変があったことまで消し去っている様子ですし・・・ああ、前回デジャヴを感じてたのはこういうことか。

圧倒的な力を持つ守護者。桃園さんはそれを意識はしていないようだが・・・
さてさてこれからどのように関わってくるキャラでありましょうか。楽しみです。
そして死神さんは今後も出番があったりするのでしょうか。
とりあえずスマホの使い方は教えておいたし今後は害を及ぼすことはない。はず。

しかし楓ちゃんの行動はどこまでクビドの矢の影響によるものであったのか。
行為に及ぶことになったのは間違いなく影響でしょうが・・・はてさて。はてさて。

・木曜日のフルット
皆の心が穏やかでいられれば争いは起きないのかもしれない。
しかしそれが難しいのは人の世もネコの世も変わらぬと。難しい話ですなぁ。

・総合感想
次号は車田正美先生の新連載開始!!
星矢NDも袋とじで登場でありますが、突然の新連載にはさすがに驚きを隠せません。
しかも自伝漫画とは・・・どのような作品となるのか。期待するとしましょう。



2015年 31号


・実は私は
前回も桃地ちゃんを追っかけていたみかん。しかし未だに捕まえ切れずにいる様子。
ちょっと話を聞きたいだけなのにこの色ボケ忍者は愉快な勘違いをしてくるから困る。男女問わずか!!

箱女の出現もあり、未来について知りたいという気持ちが強くなっているみかん。
未来で朝陽は誰と結婚しているのか。みかんはどうなっているのか。
それらを知った上でこれからの行動、気持ちの整理をつけたく思っている様子。さてどうなりますか。

直接未来に行ければ手っ取り早いと考えるみかん。
その前に現れたのは大鷲。う、うむ。ドラゴンよりはマシだと思えるが・・・学校内にいたらどちらにしろおかしいよね。
口から入るシステムなのは変わらないみたいだが、この子の中にも居住スペースがあるのだろうか。

ともあれ再び50年後の未来にやってきたみかん。
これで桃地ちゃんが未来人であることは確定しました。
そして桃地ちゃんが朝陽のことをおじいちゃんと言っていたことについても噂で知っているみかん。
ふむ、確かに朝陽に娘が2人いれば、それぞれ別の家に嫁いで苗字違いの孫が2人になる可能性はありますわな。
そしてそれが成り立つということは、桃地ちゃんのおばあちゃんのうち1人が朝陽の嫁ということになる。
なるほど。これは何とかして辿り着きたいところでありますな。辿り着ければ・・・でありますが。

コンビニ入ってこの時代の地図を確認する。
が、あるのは日本痴図のみ。痴女の勢力図や地域の特色などが載っているらしい。む?痴女にも勢力があるのか・・・?
それにしても人に謝る色気って。この世界では何をするにも色気が必要になるというのか!!
くーるびゅーてぃーにはなかなか生き辛い世界であるかもしれない。

それはそうとみかんの危機(?)に颯爽と桃地ちゃん登場。
スパッツを穿いていることからも桃地ちゃんはレジスタンス側であることが分かる。
その名も・・・灼熱の服脱がせ桃地結香!!って脱がせるんかい!!
灼熱の蒸気で周りの気温を上昇させて露出をただのクールビズに変えてしまうのだという。そうか。心底どうでもいい感じだった!

照れながら逃げる桃地ちゃんを追い掛けるみかん。
その時走った道はよく知っている道。生まれ育ったマンションへと通じる道。
しかしその先にあるはずのマンションはすでになく・・・

50年の歳月はこういった変化をもたらすこともある。目の当たりにすると本当、寂しいものですよね。
未来を知るということはこういう寂しさに直面する可能性があるということ。
突如現れたおばあちゃんみかんは過去の自分に問いかける。未来を知るのが怖くなった?と。
だが、そのように言われても健気に、全部知った上でそんなのくだらないって、そんな未来を変えてやるって笑い飛ばすと答えるみかん。
ふむ、箱女も未来は変えられるようなことを言ってましたしねぇ。その意気は良いと思いますよ。うん。

・・・そう。桃地の祖母のことを知っても怒らないであげなさいね?

何やら気になる一言を述べるみかん。
それって桃地ちゃんの祖母はみかんの知った人物ってことですよね。誰だ・・・?
藍澤さんの可能性はあるが、恋に破れた藍澤さんが別の相手を見つけてもそれは怒るほどのことではないと思える。
まあ、孫の色ボケっぷりをどうにかしろという怒り方は出来なくはないが。
いや、祖母としか言ってないし、それは朝陽の嫁の方であるかもしれないわけか・・・うーむ。
これで朝陽の嫁が紅本先生だったりしたら怒るしかないですけどね。生徒に手を出さないんじゃなかったんかい!!と。

それはそうと、夜は痴女がわいてくるのでそろそろ帰らないといけない。何でやねん。
まあ確かに露出系の痴漢とかは夜に現れることが多いものであるが・・・これまたゾロゾロと。

兎にも角にも謎を解くためのみかんの戦いは始まったばかりである。
頑張れみかん!色ボケ忍者から朝陽の嫁が誰であるか暴き出すのだ!!うん、難しそうだな!!

・TVアニメ『実は私は』アフレコレポート!
アフレコの現場の雰囲気って凄そうですなぁ。
これだけの人数が全員本気で打ちこんでいるのだから、そりゃピリッと熱かろうて。
そういった中で生み出される作品。期待したいところであります。

・弱虫ペダル
インターハイ栃木県大会2日目――
レースは昨日ゴールだったここ、標高1400mに広がる大湿地帯戦場ヶ原の三本松公園駐車場よりスタートする。
戦場ヶ原を貫く国道120号線を北上。ほどなく始まる長い登りはカーブをくり返し標高1080m――
スタート時に仰ぎ見ていた男体山を遠くに見下ろす程登れば、
冬期は雪で閉鎖され通行止めとなる難所、金精峠――金精トンネルにつながっている。
コースは峠をこえ長い下りに入る。冬はスキー客でにぎわうスキー場と高原の湖を経て下り基調の長い平坦道に入る。
国立公園尾瀬沼への分岐や名勝地吹割の滝を通り、国道120号線終点、沼田氏を通過。更にコースは進む。
今大会3日間中最も長いステージである

恒例の冒頭説明もさすがに2日目のは長い。
しかも最後まで説明しきっていないといのだから長さのほどが分かろうというものである。
ともかく現在は最初の長い登りを登り始めたってところでございます。

箱根学園を引き離して先行することに成功した総北。
このまま先んじて6人揃うことが出来ればこの日はかなり有利に走れる。
そのつもりであったのだが、鏑木は・・・いた!!いつの間に追いついてたんやキミィ。

どうにも歯車がかみ合ってない感じの鏑木。
1日目のスプリントで歯車がかみ合った感触を味わってるのに、まだ自分をオールラウンダーだと思っているというのが何とも。
そろそろ神様も脚質についてハッキリ申し上げてしまっていいのではなかろうか。
しかし万一神様のビンセンも拒否したりすると、本当に言うこと聞かせる手段がなくなりそうで怖いわけですが。

密かに最後の山の上の表彰台を、一番高い所を狙っているという鏑木。
だいそれたことではあるが、意欲としては悪くない。しかしこの有り様では何ともねぇ。

何度か千切れたことについて問う青八木さんに対し、それマボロシ!!と返す鏑木。
それで誤魔化せているとは思えないのに、青八木さんがアホで助かったとは何ごとかと。バカな子は仕方がありませんですねぇ。

さて、集団まで下がり、黒田さんと合流する箱学。
ここから一気に先頭まで追い上げようって構えでありますね。アブレディ!GO!!

集団から飛びだし先頭に向かって走り出す箱学。
どうでもいいがアブがレディになるとかどういうことなんですか?立派な大胸筋が豊かな胸に変わるとかそういうことなんですか!?
何にしてもすぐに追いついて来そうな箱学に対し爆弾を抱えている総北。どうなりますやら。

・刃牙道
烈海王は関ヶ原なみ
その言葉の意味を示すために関ヶ原の回想に入る宮本武蔵。
その当時はまだ無名であり、素人同然の餓鬼。
であるにも関わらず、囲まれた状態で複数人を相手に暴れ回っている。
体格は良かったのだろうが、17歳の小僧っ子が1人で良くやるものである・・・
まあ、戦場では勢いに乗った者勝ちという感じはありますか。

それでもやはりここは戦場。
矢の雨が降れば新手がやってくることもある。少しも休まる時は無い。

上下――前後――左右――
一瞬たりとて油断は許されぬ。
太刀。槍。弓矢。薙刀。果ては鉄砲に至るまで。何が、誰が飛びだすやらまるで分からん
当時の俺にとって関ヶ原とはそういう場所だった。

確かに何が飛びだすか分からないという意味では烈海王への印象は正しいですわな。
なかなか近寄らなかった武蔵であるが、何が来るか分からないという警戒心を抱いていたのかもしれない。
余裕そうに、実際余裕を持って対処しているから余裕ぶっているように見えたが・・・実はしっかり警戒してたってことですかね。

惚れてしまった

いきなりの告白を行う武蔵。特に最後の拳で刃を受けるという行為について熱く語る。

拳に喰い込む刃を握る。手元に伝わりくる尋常ならざる握り力・・・
その鍛錬に惚れ、その発想の飛躍に惚れ、その豪胆さに惚れ、同時に畏怖れた

素直に感じた事実を述べる武蔵。
ふむ、これは戦った烈海王も報われるというものでありますか・・・

さて、ここで重ねて武蔵に質問する光成。
あの天才剣士、佐々木某と比較したらどうであるか

烈対剣豪武蔵の好敵手。この比較はどうでありましょうか?
みんな大好き強さ比べ。考え込む武蔵はどのような答えを出してくれるのか。興味深いですな。

・鮫島、最後の十五日
三日目、快勝を果たし部屋へと戻ってくる鯉太郎。
その鯉太郎を笑顔で迎えるのはアカネ。お、いい笑顔ですね。鯉太郎も嬉しそうだ。

そんな鯉太郎をメシ食いながら出迎えるのは飛天翔。
どうやら引退後も普通に遊びに来ている様子。うん、そういう関係はいいですぞ。嬉しい。
まだ髷結ったままなんだなと思ったが断髪式は場所後になるだろうし、そりゃそうか。

鯉太郎にとってアカネは友達。であるならば飛天翔にとっても友達と言うことになる。

うーむ、気持ちのいい大人でありますなぁ。そりゃアカネも可愛い顔して照れますわ。年下の兄貴分が出来た豆助は・・・ドンマイ!

それはそうと、今日は更に別の客が来ていたりする。
何と田ノ中部屋の3人。人手が足りなくて大変だろうからと仁王さんがわざわざ夕食に誘ったらしい。ほほう。
しかし昨日までは仇敵としてやりあっていた間柄。宝玉光が来るとどうにもピリピリした空気になるのは避けられない。
田ノ中親方も寺井くんも頑張って諫めてはいるのだが・・・

鯉太郎もその争いに参加し、戦いは激化ムード。
部外者である飛天翔に至っては止めるどころか面白がってやれやれーってな感じである。野蛮人め!!
まあ、さすがにこの関取の群れにあっては寺井くんが止めに入るのは無理ってもんでしょうな。
止められるとしたら猛獣のような関取を力尽くで黙らせられる人物・・・そう。怪獣のような仁王さんだ!!

チャンコは楽しく食え。バカヤローどもが

仁王さんの鉄拳制裁でまず空流部屋の面々が撃沈。
更に容赦なく宝玉光にも向けられる鉄拳。親方としては他の部屋の力士であっても示しをつけないと思うのは当然ですわな。
しかし自分で穴開けておいて躱した相手のせいにしてしまう辺りはさすがというか何というか。
でもその迫力の甲斐あって大人しくなる宝玉光でありました。ハッハッハ。

引退して数年経ち、実際の本場所に出ていないにも関わらず未だ空流で最強を誇っている仁王さん。すげえな。
確かに今でも綱取り行けるんじゃないかと思えてしまう。しかし白水さんの顔の凹み方もすげえな。
そして甘やかして育てられたばかりにすっかり打たれ弱くなっている宝玉光もすごい。
沁みついた傲慢キャラが捨てきれず、大きな口を叩いてしまうのだが反撃に合って涙するヘタレ萌えキャラ。
あの大暴れしていた宝玉光がまさか、作品内で1日ぐらいしか経過してないのに大変身しちゃうとはなぁ・・・すげえな!!

碌でもない大人の攻防はさておき、アカネにとっては大きな戦いが待っている。
一応家の方に連絡をと考えた椿により父親と電話で会話。
父親は学校の方から学校や塾に行っていないことについて聞いており、それを問いただす。
問いただされたアカネはそれについて言い訳することもなく、ただこう述べる。
もっともっと勉強するよ。周りが気にならないくらいにもっと夢中で、と。

将来何になりたいかなんてまだ分からないけど・・・今はまず目の前にある出来ることを一生懸命にやろうと思うんだ・・・
いつかカッコイイ男になりたいから・・・

いい顔でそう述べるアカネ。電話越しにも何か変わったということが感じられたのか、父親も追及するようなことはしない。
ふむ、仕事で放任になってしまっているとはいえ、この父親も息子のことをちゃんと思っているようですなぁ。いいことだ。
アカネの決断は相撲取りとはまた違う道でありますが、今を一生懸命にやっていくという大事なことは鯉太郎と変わらない。
それを忘れずに突き通していられればカッコイイ男にはなれますよ。きっとね。

というわけで、笑顔で迎えられる三日目の食事。いいですねぇ。
宝玉光がずっと膝抱えて泣いたままになってるけど、まあそれはそれで。ハッハッハ。

何か不吉な終わり方するのではと身構えていた三日目完結回でしたが、今までにないほどに爽やかな終わり方で素晴らしい!!
対戦相手である舞ノ島の影は薄くなってしまいましたが、話としては非常に良い感じでありました。
この調子で四日目以降も不安になることなく行って欲しいものでありますが・・・さてどうなりますか。

・吸血鬼すぐ死ぬ
死んだけど復活して住み込むこととなりました。うむ、予定調和!!
しかし何があっても復活しそうだけど、やっぱり日に照らされ続けると駄目なんですかね。

ゲーム機が現代のものだし、現代が舞台なのはおかしくない。けど思いっきり日本の話だったとは!!
ハンターとはいえ普段からその姿をしているロナルドもある意味凄いっすね。

仮性吸血鬼。お手軽に吸血鬼を体験できて面白そうな感じでありますな。
とはいえ弱点が付随するだけな感じで得な部分はなさそうだし・・・早期の治療がいいね。やっぱり。
それにしてもエリさん、おにぎりつまみぐいしたりと割と余裕な感じですね。

血も満足に吸うことが出来ない吸血鬼の意義とは・・・うん、まあ反面教師にはなったみたいで良かった良かった!

・囚人リク
リクをダクトに送り込には看守の目が一番薄い所を狙いたい。
しかしそこに鎮座するのは最凶の看守・ギロチン。
やりすぎる男と柱で紹介される通り、咳き込んだ囚人を見つければ異名の通りギロチンの刃のような一撃を飛び降りざま繰り出す。
さすがに警棒で腕を切断するようなことはないと思うが・・・派手に骨折させられはしそうだなぁ。
地獄島でこうなってはやや死亡と言っても過言ではありますまい。

飛び降りた後はすぐさま監視台へと戻るギロチン看守。
何となくゲーム的なルーチン行動に見えなくもないですな。ピトン。
途中に障害物置いといたらしばらく引っかかって行動不能になりそう。

ともかく周龍はこの男の目をしばらく釘付けにしなければならない。そして無事に済ませなければならない。
簡単に死んだりしやがったら俺は一生周龍を男として認めへんと史郎さん。さすがに不安そうな面持ちですな・・・

昨日落下事故を起こしそうになっていた田中一郎。今日は運搬作業なのでその心配はない。
といっても看守の前で立ちくらみ起こして倒れたりしたらどんな目に遭うかは分からないですわな。天野の危惧はもっともだ。
何の役にも立てないからと、少しでも役に立てることはないかと探す天野。良い子ですなぁ。

さて、田中一郎が注目しているのは一輪車のメンテナンス場
看守が一人でパンクした一輪車のタイヤのメンテを行っているのだが、その看守のいる場所の奥に調べたいものがある様子。
それを知った天野。看守が無駄にプライドだけ高そうなタイプであると見抜き・・・作戦を開始する。

誰かのせい、モノのせいと当り散らしている看守。
そんな看守に対し、いつも俺らのためにありがとうございますと感謝の言葉をかける天野。
そういった言葉をかけられるなど普段ないであろう看守は・・・嬉しそうな様子を見せてしまう。

ロックオン

取り入る隙アリと見た天野。調子よく手伝いを申し出、更に田中一郎も中に入れるようにしてしまう。
うーむ、これが極楽島で磨かれた太鼓持ちスキルというやつだろうか。たいしたものだ!!
こういうスキルを持った人物が1人でもいると作戦の幅が広がりますからねぇ・・・いや実際助かると思うぞ。凄いぞ天野。

天野の活躍によりメンテナンス場の奥へと入ることが出来た田中一郎。
中には乱雑にパンクしたタイヤが積み上げられている。そこを見た田中一郎には・・・別の光景もまた見えるらしい。

・・・見える。見えるぞ・・・業火に包まれたこの部屋が!

田中一郎の作戦はこうだ。このメンテナンス場に火を放つ。
そうすればその反撃の狼煙はずり出しの縦穴を駆け上がり、屋根は燻され充満する煙に耐え切れず、その口を開くこととなる!!

おかげで屋根をこじ開ける算段がついた。地獄島の場所を特定する道が繋がった。
ほころびを見せたな。地獄島よ

作戦の開示と共にカッコイイポーズを決めてくれる田中一郎。さすが!!
ジジィと呼ばれたりしたものの、それを気にすることもないぐらいの成果が得られたようですな!!
まあ、40にもなってないのにジジィ呼ばわりは厳しいと思いますけどね。分からなくはないです。

ともあれ、屋根を開ける方策は立った。後はリクをどうやって送り込むかである。
周龍に任せるだけで大丈夫なのか・・・その辺りはもう少し詰めないといけなさそうですなぁ。

・ハリガネサービス
雨竜監督の勧めに従い、部活後の居残りはせずに体育館へ向かうカモメ。
朧も加えて7人でのバレー練習が始まることとなります。
しかしバレーの練習のはずなのにバレーボールを使わない練習がたくさんあったりするらしい。
ふーむ、それに加えて個々人で別々の練習プログラムか・・・色々と考えられてますなぁ。

鬼ごっこに卓球、ママさんバレーとの試合など練習内容は様々。
毎日何をやるのか楽しみになってきたというカモメ。いい傾向ですな。
しかしそういった練習であっと言う間に過ぎ去る2か月。果たして成果はどのようなものであるか。

IH前の大事な練習試合。その練習試合の相手が各部活の補欠の寄せ集め。
この出来事に反発を示す正規のバレー部員。おやおや、早速網にかかってる感じですなぁ。
そんなだからこんな賭けを持ちかけられることとなる。

お前らがこの試合で負けたらIH予選にはコイツらバレー同好会が出場する。そして俺が監督としてこのチームの指揮を執る

指導者として招かれたはずなのに正規の監督は別に居るらしい。
うーむ、それは雨竜監督のやりたい育て方は出来そうにありませんわなぁ。
このバレー同好会の設立はチーム強化のためもあるが、自身が監督に収まるにも必要な手段であったわけか。

さて、試合前の硬くなっている生徒たちに、雨竜監督。絶対勝てる方法について教えてくれます。んなもんあるわけねーだろ、と。

勝負に100%勝てるわけねーじゃん。
それはつまり、絶対に勝てない相手もまたいないということだ。

どんなに小さい確率でも勝ち目はある。
その小さい確率を戦略、戦術、アイディアで上乗せしていけば勝つ確率を100%近くにまで近づけることは可能とのこと。ほほう。

そもそもなんで俺がお前達に声をかけたと思う?
お前達が各自の部活で一番遅くまで残って練習してたからだよ!
お前達がこの学校で一番己の価値を高めることに貪欲だった。バレー部よりもな。
学生スポーツで決定的な差になるのはモチベーションだ。
俺がどんな優れた指導をしたところで自分達で上手くなろうとしないやつには効果ない。勝てるぜお前ら。

なるほど。確かにモチベーションの確保は大事でありますわな。
プロなんかだと当然モチベーションの高い人が集まるから有るのが基本になるでしょうが、学生の場合はその意識の有り無しは大きい。
そしてこの言葉は自分達の各部活での頑張りを認められたということでもある。
努力した結果誘われた。そのように思えるのは嬉しい事であります。うーん、こりゃ乗せられても仕方あるまい!!

というわけで試合開始。
カモメの拳で打つ乱回転スパイクはやはり雨竜監督の入れ知恵によるものでしたか。
確かに受けるのには慣れてなさそうですね。それでもちゃんとコート内に飛ばせるだけでもカモメにはセンスがある。

というわけで翻弄されているうちに敗れるバレー部。同好会の勝利だ!っしゃあああ!!!
喜んでいる場面、というかそれ以外の場面にも朧の姿がないのだが、無しで勝利したのだろか。したんだろうなぁ。

さて、勝負が終わった直後に先の約束は嘘だったなどと述べる雨竜監督。
まあもちろん本心で言っているわけではありますまい。
ここでやりたいのはカモメたちに選択を迫ること。
各部に戻ってレギュラー取りを目指すのか、それともここに残って日本一になりたいか。

俺は・・・もう2度と負けたくねえ!!

そういった想いから、雨竜監督に従っていれば負けないはずという想いからか、全員バレー部に残る意思を示した様子。
苦い敗北の経験をしてきた者たちだけに勝利への渇望は誰よりも大きいというわけですか。なるほどねぇ。
しかしそういった勝利への渇望も、2週に渡る回想の力も、全て無効にしてしまいかねないのが最後の金田の1コマ。
あれだけ気持ちを込めて打ったはずなのに・・・止められてしまう未来しか見えない!!

それにしても回想の中では朧の存在はほとんど触れられてませんでしたなぁ。
必ず勝てる理由として挙げられた存在であるはずなのに、これはどういうことなのか・・・気になります。

・毎度!浦安鉄筋家族
こうでなくっちゃという想いもあるが、やはり前の状態では色々と危険が危なかったですからねぇ。
大人しいままで居てくれた方が良かったのだが・・・浦安アベンジャーズに期待か。

・羽恋らいおん
利き腕である左の肩を壊してしまった鈴蘭さん。
選手はどうしても無茶しちゃいがちですからねぇ・・・
優勝は出来てもやはり若い身空。後悔なくいられるはずがないのである。

今は1人でもバドをよく知る味方が欲しいという伊深部長。
コミュ障だった伊深部長にしてみれば鈴蘭さんを呼ぶのにも勇気がいったでしょうなぁ。

というわけで女王と呼ばれる鈴蘭さんが誕生したわけであります。ハッハッハ。
しかしその熱意によるものなのか、鈴蘭さんは教え子たちに好かれている。
そして鈴蘭さん自身もそんな教え子を含んだバドミントン部の皆に恩返しがしたいと思っている様子。ほう。
プレイヤーとして関わることは出来なくなったが、指導者として関わることが出来る。嬉しいことでありますよね。

恩返しのためにもこのバド部の皆を絶対に全国へ連れていくと鈴蘭さん。
さて、レオは見事にバド部に入る資格を手に入れたわけだが、これから先はどうなのか。
バドが好きかどうかという問いには正直わからないと答えてしまうレオ。だが――

オレ、部長との試合でドロップ決めた時、すげェ気持ち良かったんです

ドロップを上手く決められた時の感覚。それを味わうためにはバドのことをもっと知らなきゃと思ったというレオ。
ふむ、それこそバドミントンの魅力を知ったということでありますかな。いいことだ。

中学時代は才能に任せて技術も身につけないまま相手を薙ぎ払ってきていたレオ。
しかし伊深部長という強敵と戦い、その中で身につけたドロップが上手く決まったという喜びを味わった。
ここでようやくバドミントンの深み、面白みに気付けたというわけでありますな・・・いい話だ。
そしてそういった態度は鈴蘭さんに好意を持って迎えられている様子で・・・うん、いい感じじゃないですか。頑張ろうぜ!!

・クローバー
ユイちゃんに馴れ馴れしく話しかけながらストーカー登場。
どうやら姿を見せてないだけで毎日つけまわしてはいたらしい。危ねえなぁ。
そしてコイツの脳内では既に自分はユイちゃんの彼氏ということになっているそうな。
うーむ。危ない。まあ、ストーキングなんてこれぐらい危ないヤツでないとやらないわけであるか・・・

接客マニュアル通りに接したら惚れられてしまった。
まあ、そういうこともありましょう。
しかしそれだけで彼女認定されてしまうなんて普通は思いませんわな。迷惑ってレベルじゃねーぞ。

自分の世界を築き上げるタイプの人間らしく、それを壊されることに抵抗を見せるストーカー男。
ユイちゃんが拒否すれば激しく暴れ出したりする。怖いワァ。本当怖い。笑えんわ。

というわけで、ようやく帰ってきたゲンゲン。
ふう、正面から向き合えばもう大丈夫でありましょう。
格闘技を習っていたこともあるらしく、気の大きいストーカー男。
とはいえそのぐらいではゲンゲンは倒せまい。
特に今のゲンゲンは強い。ユイちゃんを怖がらせた相手に対して怒りが漲っておりますからねぇ!!

怖いストーカーでしたが、この状況に持ち込めばもう大丈夫でしょう。
きっちりとっちめていただくとしましょう!!

・少年ラケット
宮原さんのお兄さんことヒロさんは変わった人だけど強い。言い方を変えると変人だけど強い!!
そんなヒロさんと1ゲームを行うこととなったイチロー君。
卓球の1ゲームは11点を先取した方が勝利となる。さて、どこまで食らいついていけるか。

強い相手であるヒロさん相手にも勝ちたいという意志を持ち、笑顔を浮かべるイチロー君。
とはいえさすがに一等星。あっという間に2点差。
チキータを返して見せたりはするが、カーブドライブにはついていけない様子。うーむ、鋭い。

その後もヒロさんのカーブドライブに苦戦するイチロー君。
段々と上手く合わせることが出来ていっているが、そうこうしているうちに得点差が広がっていく。
そしてついに0-10。あと1点で勝負は終わりであります。

ヨルゲン君の時とは違い、最初から全力で打てているのにこの結果!
うーむ、やはりヒロさんの強さは格が違うということでしょうか。
それでもこのまま1回もカーブドライブを返せないままで終わりたくはない。
その想いでギリギリ・・・どうにか間に合ったイチロー君。カーブドライブを打ち返して見せる。が・・・
まさかの逆方向へのカーブドライブ。外へ遠くへ逃げるような球を左右に使い分けることができる。
しかも自分のコート左隅から相手のコート左隅に曲げて送り込んでいるわけですからねぇ・・・単純な対角線技ではないわけだ。

ヨルゲン君の時とは違い、1点も取ることは出来なかったイチロー君。
しかしそれとは別にヒロさん厳しい表情。曰く、誰が相手でもイチロー君は勝てないとのこと。
ふむ、今のままではヨルゲン君との再戦どころかレギュラー入りも厳しいとな・・・?
束の間見えた星の輝きは何だったのか。

それは惑星の輝き。偽りの強さだ。今の日向の卓球は・・・お遊びでしかない!

自ら光るのではなく、惑星によって照らされていただけということか。ふむ。
しかし偽りの強さというのはどういうことでありましょう。
確かにヨルゲン君は途中まで手を抜いていた感じではありましたが・・・
今の試合を見る限りではカーブドライブを返すのに夢中になっててそれ以外が疎かになっている感じはありました。
その辺りが勝負に徹しきれてないと判断されたのでしょうか。ふむう・・・答えを待ちたいところですな。

・ドカベン ドリームトーナメント編
吹き飛んだ仮面。ようやく正体が明らかになる時が来たか!!
どうでもいいが仮面大丈夫か?って身体を心配してるのか仮面を心配してるのか分からなくなるな。

仮面があったとはいっても頭に打球が直撃したのは痛い。
ドクターもムリはするなと述べるが先のことなんて考えてませんと述べる剛球仮面。
あと2人抑えれば勝利投手になれるかもしれないのに、ここで降板では悔いが残りましょう。
いや、それ以上にこの男としては次の相手の直前で下がるわけには行きますまい・・・

そう、剛球仮面の正体は明訓時代の後輩、渚圭一でありました!!うわぁ。本当にそうだった!!

野球を辞めたと思われていた渚がこの大一番で登場。
因縁の里中との対決。これは盛り上がりますなぁ。

しかしこの高校時代の回想はどうだろうか。
確かにオーバースローに変えられたのは事実であるが、それはアンダーが2人いらないというよりはそっちの方が向いてたからでは?
事実、そちらの方がスピードが出やすいと本人も喜んでいた時期があったはずなのだが・・・
それはそうと、里中のケガの多さと回復の早さは確かにその通りと言えるものでありましたな。
まあ、渚にだってチャンスがなかったわけじゃないのだが・・・高校時代ではエースになれる感じじゃなかったと思いましたがなぁ。

上手か下手かでコロコロ変えられているうちにケガが長引いたという渚。
卒業後に変えられたのならそれは当時の監督の責任の気もするのだが・・・何にしても不運だったようですな。
そのせいもありプロの指名は長年受けることがなかったと。

しかしこのドリームトーナメントを前にしてカープに入団。
プロになったら絶対にやろうと思っていた仮面投手を実行する渚。
ううむ、池畑に憧れたのは分かるが、そこで仮面投手の道を選ぶと言うのも何とも・・・いや、ある意味渚らしいか?

ともあれ仮面を取って正体を現した渚。
里中との最後の対決はどのような結果を迎えるのか・・・注目です。

・侵略!イカ娘
仲良し連中だと思ったらまさかの相性の悪さ。
そんな2人の間に清美ちゃんを含めればあら不思議。ほんわかムードの出来上がりだ!!
どこにでも清美ちゃんのような存在がいれば争いは起きずに済むのかもしれませんね・・・居て欲しい!!

・スメラギドレッサーズ
仲間がいれば色々と楽にはなるだろうけど・・・まあ、なりたい人はそういないですわな。
梨谷さんから見るとまるで格好いい痴女のようなかなでちゃん。
いっそ本物の痴女を仲間に出来れば心強いのではなかろうか。着替えてくれないかもしれないからダメか。

着替えやすい服があるのはいいですな。というかドトウドライブは名前からして強そうだ。

・錻力のアーチスト
準決勝第1試合、港南対栄春。第2試合を控える桐湘と蔡理の選手が見守る中、今プレイボール。
港南はエースの穂村を温存し、何と八子ッチが先発で登場である。
今後出番が果たしてあるのだろうかと不安だったが、ここで出てくるか・・・!!

球場内は35度を超えているんじゃないかと思われる猛暑。
スタンドに蛮堂もいるし、暑さは耐えきれないほどでありますわなぁ・・・辛そうな左薙。
しかし先輩達のひたむきさに心動かされたりしている左薙。
野球に心から打ちこめずにいたはずなのに、この先輩達のおかげで色々と充実した時間を過ごせている様子。

甲子園の土を皆と一緒に噛みしめに行くのも楽しそうだな・・・

久しぶりの土喰い芸が発揮されましたね。
これでペースを掴んで欲しい所ですが、さてどうなるか。

まずは港南の攻撃。一番の上根さん登場。
走攻守そろった港南のリードオフマンであり、打たせると港南全体が調子づく恐れがある。
逆に上根さんに言わせれば、一番の仕事として栄春のキーマンである左薙は早めに叩いておきたいところ。
そういった思惑がぶつかっての初球は・・・いきなりのホームラン性の辺りのファール。危ない!
丁度落下点に卯馬上サンが居たっぽいが、まあ当たらなかったみたいなので良しとしましょう。

2球以降はクサイ所をついていく左薙。それに対しファールで粘る上根さん。球数稼がれるのは厳しいなぁ。
なので、とっておきの球を放ることにする左薙。アンダースローでありながら落ちる球
これは今までのデータには無く、さすがの上根さんも打ち取られるのでありました。おう。

見たことない球を当てる上根先輩。何て器用なんだろうと褒める二番の園部。この子、相変わらずの上根さんスキーですな。
イケメンなので女子の歓声が飛び、イラつく宮野。同じ二番打者なのにこの違いは何だ!いやまあ、顔かな。うん。

二番打者らしくバントの構えなどでイヤらしく体力を削ろうとする園部。イヤらしいメガネだ。
そんなだから根性悪い事してると味方からもヤジられることになる!
いや、穂村の場合は思いっきり私情混じりか。宮野と色々語り合えそうな感じだが、同じにするなとか言いそうな気もするな。

一、二番に粘られたけど、三番のホセマリアはあっさりと打ち取られてくれて非常に助かる。
いい打者なんだろうけど、どうにもオチ要員になっちゃってる感がありますなぁ。オノーレ。

戻ってきた左薙をベンチ総出で迎える栄春。相変わらず愛されてるなぁ。

栄春としては何とかして早目に点をとって援護をしたいところ。
少なくとも粘って体力を少しでも回復させてあげたいところでありますな。

さて、シニア以来初めてお目にかかることとなる八子ッチの投球。
というか。投げる前にその姿の変わりようが目につく。わぱ。胸板や二の腕はそれほどではないが、脚とか凄いムチムチになっている。

さては奴にも愛する者が

さらりとビルドアップ経験者の蛮堂が述べているが、その意見はとりあえず聞き流すとしましょう。
愛する者がいるからって皆補食を取るとは限らないんだよ!栄春のメンバーが左薙への愛で皆ムキムキになったりしたらどうする!

それはさておき、八子ッチ。清作が弐織に感じたのと同じように先輩との体力の差を思い知らされたらしい。
技術以前に細い体のままではこの人たちとは勝負にならない。とにかく体をつくらないと同じ土俵に立てない。
その想いから、とにかく食べて体を作ってきた八子ッチ。無理に食べて吐いてゲロッチと呼ばれながらも。
うーん、野球も体力勝負の面はありますからねぇ。食べるの大事大事よー。

進化した俺の力を見せてやる!!

体型の大きく変わった左薙の球はシニアの頃より更に速くなっていた。まあ、そうでなくては体を作って意味がありませんわな。
投げられている栄春にしてみればたまったものではありませんが・・・

この試合はゲロッチいや、八子ッチの見せ場となってしまうのか。
左薙がどうにか一矢報いる流れとなるのか。勝利はまず無理と思いますが・・・頑張ってもらいたいものです。

・ニコべん!
新キャラ登場。鳥田倫くん。そんなに撮り足りないのかね。
確かにいい笑顔であるが、盗撮はいかがなものか!!
いやまあ、思わず撮っただけだし、その後ちゃんと許可も貰おうとしてはいるから大分マシとは言えるか。

カメラのレンズは壊れたっぽいけどデータ部分は大丈夫なんじゃなかろうか。
まあ何にしても賞に出したりする元気はなさそうだし、そこは問題ではないか。

鳥田くんの妹、理琉ちゃんの笑顔のためにお弁当を作るのが今回の課題。
梅宮さんは意外なほどにいい笑顔を見せてくれましたが、さてこれは上手く行くかどうか・・・期待したいところ。

・Gメン
暴力振るう元彼との再会に怯える瞳先生。
でも生徒には悟られまいと強気な姿勢。残念ながらバレバレでしたよっと。

心配する勝太であるが、瞳先生としては生徒にはやはり知られたくないことである様子。
まあ、大人には色々あるってのは確かですけどね。

先生のプライベートであるし、オレらがとやかく言うことではないと述べる瀬名。
気遣いっぷりは流石であるが、女性が殴られていた割にはやけに冷静な感じですな・・・?

ヤなこと忘れるために酒を飲む瞳先生。大変ですなぁ。
それにしても寝間着姿、可愛らしくて良いですな。ホッホッホ。

瀬名の家で遊びG組の一同。皆で仲良くゲームと楽しそうですなぁ。
そんな中でもやはり気になるのは瞳先生の様子。
マトモな男は女を殴ったりしないと梅田くんも述べておりますし、やっぱり心配になりますよね。
しかし瀬名は心配することじゃないと述べてみたりする。
うーん、やはり何となく様子がおかしい感じがありますなぁ、瀬名。いい方向に変わっていっているはずなのだが・・・
これはやはりアレかな。瞳先生ぐらいの年代の女性だと出て行った母親のことを思い出したりしちゃうのだろうか・・・

さて、しつこく電話してくる元彼。
いや、電話してくるぐらいならばまだ良かった。瞳先生も強気でいられた。
しかし電話しつつも部屋の前まで来ているとか・・・行動が段々と狂気じみてきている!!
というかというか、最後のページのこれ。不安の種っぷり!!恐ろしい!!
普通の人には考えもつかない行動するからなぁ・・・そりゃ不安の種にも例えられる存在ですわな。ストーカー怖いわ!!

・兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
火炙りとか生きててまず経験することのないだろう出来事を体験した蛍ちゃん。
それでも何とか無事に済んで、また学校に通えるようになったわけで。良かった良かった。

なんて風に落ち着いていると災厄が寄って来たりするのが蛍ちゃんの厄介な体質。
今までとはまた違った気配。圭一さんが近寄れないほどの圧力を放つのは同じ学校の女生徒・・・
なんでしょうな。綺麗な感じの人であるが、だからこそ只者ではなさそうに思える。
蛍ちゃんはこの女性に関して何故か初対面という感じがしないという。ほほう・・・?

なにか事件が起きなきゃいいけどと蛍ちゃん。
往々にしてそう考える時ほど事件は起きる物だったりする。名探偵は辛いねぇ。

中等部の女子にサインをお願いされる蛍ちゃん。
こんなこともあろうかと玄人っぽいサインをしてみせる蛍ちゃん。いつの間にそんな練習を!?

それはさておき、学校名物二人で組を作ってーの時間であります。
ぼっちになりやすかった人には辛い時間でありますなぁ。ハッハッハァ!!
しかし捨てる神あれば拾う神あり。ぼっちになってた楓ちゃんを放っておけずに声をかける蛍ちゃん。おやおや。
体育中も帽子を被ったままな楓ちゃんでありますが、赤面した顔を隠すには丁度いいって話でありますやね。ハッハッハ。

体操中に朝出会った人物について尋ねる蛍ちゃん。
薄い砂色の髪に赤いバンダナをして切れ長の目で常に微笑んでいるような顔の女性。
それは誰かと問われれば、返ってきた名前は桃園霧子。初等部からのマルスの生徒で、現在は二年A組の風紀委員長とのこと。
なんでも元貴族のお嬢様で眉目秀麗。上品で学業優秀。お嬢様の鑑みたいな人であるとのこと。ほほう。

そういった基本情報を元に探りを入れようと動き出す圭一さん。
違和感があるので少し張り付いて様子を見ようとのこと。
本人は真面目だからまだいいけど、男性の幽霊に張り付かれて見張られると言うのも年頃の女性としてはどう思われるか・・・
そりゃ見えるのであれば威圧もしてきますよね。仕方がない。ゴオ!!

圭一さんの方がピンチに陥っている中、蛍ちゃんの方でも異変が発生。
サインをもらいに来た子とは別に中等部からファンの子たちが詰めかけてきている。ほう、モテることでありますな。
しかしサインぐらいならともかく、いきなり抱き付いてきたりとなんだか過激な子たち。こら、接触はアカンよ!
かわして逃げる蛍ちゃんはさすがの逞しさでありますなぁ。

なにか変だと感じ、急いで圭一さんと合流するために2−Aを目指す蛍ちゃん。
その教室の前で見かけたのはバラバラになった圭一さん。またこんな姿に!!

死神の時にバラバラにされて以来ですね。何て思ってたら本当に死神さんが出て来ちゃいました。うわぁ。
死神をだました罪はつぐなってもらわないといけないとのこと。
何でしょう?スマホ解約して使えなくなったことについて言ってるんでしょうか?
そうは言ってもなぁ。差し上げるとは言ったけど機能がフルに使えますよとは言ってないわけで・・・あ、これ騙してる感じだ。
逆に普通に使い方を教えてあげれば矛を収めてくれるのではないだろうか。どうなんだろうか。

ともあれ、村という閉鎖空間で迫りくる集団の恐怖を味わってきた蛍ちゃん。
それが終わったら今度は学校という日常空間で集団に追われる恐怖を味わうこととなりそうな雰囲気。うーん、辛い辛い。
上手い事切り抜けていただきたいものです。

・マジカロマジカル
キリコさんと彩音さんは幼なじみ。
昔からいつも無茶するキリコさんの後ろを彩音さんがついてきたという。
その関係は今も変わらず、そしてこれからもずっと一緒だよと、そうキリコさんは述べる。
ふむ、変わらない関係というのは美しくもあるが・・・それ以上を望みだすと難しくなってしまうんですよねぇ・・・

彩音ちゃんの元を訪れるのは謎の少女。
やはりこの少女の力で怪物化させられる流れでありますが、感情を理解していないっぽいようなのはどういうことなのか・・・

ともあれ、怪物化した彩音さん。割と綺麗な変身の仕方で良かった。
魔法使いになりたいという夢の具現化ということでありましょうか。
願った内容によって姿が変わることがある・・・怪物化のシステムなのか、少女の力によるものなのか。
さておき、心まで人間のままでいられるわけではないようで・・・怪物らしい歪みに囚われている彩音さんでありました。おやおや。

歌によって重力を操る能力を手に入れた彩音さん。
キリコさんと一緒に戦う為に。役に立つ為に。その純粋な想いでこの力を手に入れることとなったわけでありますが・・・ううむ。
それだけなら狼一みたいなものだしいいかなと思うのだが、邪魔なマジカル団を排しようと攻撃するのはいただけない。

重力を水平方向に動かし、屋上の奥へと落下していくマジカル団。
フェンスがあったため途中で止まったのはよかったが、朝ちゃんの張り付き方が完全にギャグ系のそれである。そういう立ち位置か!!

一時的には助かったが、結局屋上から放り出されるマジカル団。
かなり強力な能力の使い手でありますが、無事に救うことができるのだろうか・・・
新生マジカル団の活躍に期待したいところです。

・辻浦さんとチュパカブラ
次の回になってもバンド回の影響を受けている優と僚。一過性のものでなくて良かった!
バンド活動のおかげですっかり忘れていることができたという優。
その間は橘さんの攻勢もなかったのだろうか。子門さんガードが優秀だったということか!?

たまにみせる乙女っぽさが可愛らしい辻浦さん。
攻め気はあるのだが、そこから健気さを見せるのが実に可愛らしい橘さん。
悩んで燃え尽きるのも分からなくはないが・・・もう時間はないぞ!次回の最終回に間に合うのか!?どうなんだぜYOU!?

・大改造!サイボーグバレンタイン
第84回新人まんが賞入選作。山本アヒル先生の作品が読み切り掲載で登場!!

やはりサイボーグになるには一度死ぬのが都合がいい様子。まあ、無断改造ですしね。
それにしても博士の質というか人格は非常に大事でありますやねぇ。
この博士も天才であるのは間違いなかろうが・・・あかん方向に紙一重な人であった!!
とりあえずセンパイがいい人で良かった良かった・・・という話でいいのだろうか!?

・木曜日のフルット
この情報化社会、移動も手間取ることを考えると電子葬は結構いいアイディアな気もする。
冠婚葬祭それにしてしまうのも需要はあるんじゃなかろうか・・・まあ、詐欺は怖いけどね!!

・総合感想
眼鏡っ子が続いたりキリコという名前が続いたりよくシンクロニシティを起こす雑誌。
ストーカーの方は連続で続かなかったけど、まあ、うん。それはいいや。

次号はハリガネサービスが巻頭&増ページ
単行本も重版出来してるみたいですし、好調ですなぁ。嬉しいことです。


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