週刊少年チャンピオン感想
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2013年 52号
・弱虫ペダル
IHを、敵をねじ伏せるためにひたすら踏む。
この1000km合宿でとにかく強くなろうとしている総北レギュラー陣。
チームワークも大事ですが、とにかく1人1人が強くなくてはいけないって話ですな。
さて、去年と同様に車酔いでバスから降りる坂道。
過剰に心配する1年生たちといつも通りだなと冷静な2、3年生の対比が凄い。
ともかく後からやってくる寒咲さんに拾われることとなった坂道。
その車中にいたのが古賀先輩。なるほど、古賀先輩も車酔いが酷いからバスは避けていたわけですな。
自身の弱点を理解し酔い止めも用意している古賀先輩。坂道も少しは学んでおくべきでしたな。
坂道が到着して合宿に参加するのは他の面々から5周ほど遅れた時点である。鏑木とは4周差かな。
同様に先頭とは5周差がついた状態で走り出す古賀先輩。
いつもメカばっかいじってるイメージと1年生たちに言われている様子である。確かにそんな感じでしたな。
だがその肩幅、何より削ぎ落としたかのような脚を見ればメカニックではない――走る人のものであることが窺い知れる。
じゃ、あのウワサ本当かな・・・走ってるの見たことないからオレ、単なるウワサだと思ってたけど。
あるらしいってあの先輩にももうひとつのアダ名が。
もうひとつのアダ名?古賀先輩はアダ名が複数あるというのか!?
メカニックとしての異名と走者としての異名を持っているならそれはすごいことであると言わざるを得ない。
去年の古賀先輩は合宿についてこれないと判断し辞退していた。
それゆえこのCPSは2年ぶりとなるわけだが・・・纏う空気はまるで臆した感じもないですなぁ。
ちなみに坂道が一番最初に話し掛けた先輩がこの古賀先輩。
1年生レースのローラー台の時のことですな。
うーむ、やはり常に笑顔でいるから話しかけやすいのだろうか。そういう雰囲気の先輩の存在は貴重ですなぁ。
坂道とはメガネ繋がりであり、同じような髪型でもある。そういった意味の親近感もあったのかもしれない。
それはさておき、坂道は質問する。1年生の時の合宿って何kmくらい走ったんですか。と。
・・・980kmだ。
おや、思ったよりも走っていたんですな。
後20km走れば達成だというのにバイクを降りたのだろうか。
間に合わなかったという理由ならば翌年についてこれないと辞退する理由はない。
本人も左の鎖骨あたりをさすり、やっと完治したなどと言ってますし、合宿中にトラブルが発生して負傷したんでしょうか。
その話をもっと詳しく教えて欲しい。
が、タイミング悪く質問したおかげでメガネのくもり止めの方法を嬉しそうに語り出す坂道。そこじゃないだろ!!
古賀先輩はとにかく知識が豊富でなんていうのかな・・・オタク・・・自転車知識オタクなんです。あの人は!!
なるほど。話しかけやすいのはオタク繋がりという部分もあったからか!!
趣味の内容は違えど探究する姿勢は近しいものがありますからねぇ。
いやまあ、一緒にするなと言われる類のオタクも存在するから一概にはいえないのであるが・・・オタクの話は深い。
それはさておき、どうにも古賀先輩の参加が気になる今泉君。
少し先行していた手嶋さんに追いついて話を聞く。
古賀先輩が去年この合宿に来なかった理由は「ついてこれない」じゃないですよね、と。
ああ、違う。ちょいとばかしケガしててな。
ふむ、やはり去年の合宿はケガで辞退したわけですな。
そこは予想通りであるが、手嶋さんはそこから続けて面白いことを言い出す。
古賀は2年前――この合宿980kmだったが特別措置で6人目に選ばれて、その年のインターハイに出た!!
何!?インターハイに!?
え?合宿でケガしたんじゃないんですか?
となるとケガしたわけでもないのに合宿は1000km走り切れなかったと!?
いや、合宿でケガして、悪化させないようにストップがかかったのかもしれませんな。
それならば特別措置でインターハイメンバーになったのも分からなくはない。
そしてケガが完治しないうちにインターハイで無茶な走りをしたから悪化して完治が数年先になった。これならツジツマは合う。
そんな話題の古賀先輩が広い肩幅をいからせて走る。
スゴイ風圧を発生させながら、坂道たちを追い抜く古賀先輩。うーむ、ごっついのお。
肩で風を切り裂きながら進む古賀先輩。3人を抜いたところでいきなり語り始める。
小野田は知らないだろうな。入学前のことだからな。オレには昔ひとつ異名があってね。
轟音の古賀。オレが相手を抜く時、肩が風を切って音を出すらしい。
150人・・・あるレースでオレが150人抜いた時についたアダ名だ。
何!?150人!?
坂道が果たした100人抜きを越える人数だと!?
確かに凄い数字であるが・・・どうして150人抜かなければいけない状態になったんだ!?
坂道のように巻き込まれて落車したんだろうか。それともその日も乗り物酔い回避でスタートが遅れたとか?謎である。
ともかく古賀先輩は挑戦的な言葉をレギュラーたちに投げかける。
オレにとっては今年は最後のインターハイなんだ――それに出ようと思ってここへ来た。
この合宿ってのは完走しただけじゃあインハイには出れない・・・
前に出ろ。そう思ってるヤツはオレが力でねじふせて、そいつのジャージをオレが着る!!
戦闘意志を表明する古賀先輩。ここにきて厄介そうな人が現れたぞ!!
うーむ、途中で姿が見えなくなり、どこに行ったのかと話題になっていた古賀先輩。
それがまさかこのような設定を抱えていたとは・・・
こうなるとやはりインターハイメンバーの選出は合宿まで待つべきだったんじゃないかと思えてくる。
いやまあ、合宿までの間に人数を絞って密度の濃い練習がしたかったって考えは分かるんですけどね。
どちらにしろ入れ替えはあると手嶋さんも言っていることだし、この戦いがメンバー選出の本番になるのは間違いないか。
杉元の姿がないが、合宿には参加してないのだろうか?気になる所だ。
・毎度!浦安鉄筋家族
新品の商品を半額で半分くらい売る。
需要がないようで意外とありそうな感じの店である。定期収入が得られるかは不明ですな。
結局今日は右足はだしで過ごすことになりそうだが、まあ片方あれば何とかなるのでしょう。
・バチバチBURST
王虎VS石川、まったなし!!
土俵上でようやく相対する2人。まずは石川が口火を切る。
オモシレーフリだったなと言って語るのは、今場所で石川が鯉太郎に敗れた時の話。
王虎は石川に対しこう述べていた。負けたら何も残らないのが土俵だ。だから負けたお前はただの喰いカスだ、と。
喰いカスが喰いカスを喰ってやるよ。クソマズそーだけどな。
まさしく煽られても仕方がない状況。なので王虎は冷静にその言葉を・・・受け流す。ちゃんと聞いてる?
許せるか・・・?許せるかこの現状を・・・
これも星を落とした醜態の結果・・・分かっている・・・俺が一番腹立たしいのは・・・己だ・・・・・・
石川の煽りが耳に入っているのかいないのか。
いずれにせよ今の王虎にしてみればこうやって星を落としての優勝決定戦にもつれこんでいる現状そのものが腹立たしい様子。
前のように引きこもらないだけマシにはなったが、その凶気をあてられる方としてはたまったものじゃありませんな。
だから戦いを観戦している田上さんも祈る。
石川・・・頼む・・・無事で土俵から降りてきてくれ。
縁起でもない。でもたぶん読者も似たようなことを考えてるんじゃないかと思えるから困る。
王虎の放つ凶気はさすがに異様である。観客もざわめいている。
並の奴なら縮こまってしまうようなブッ壊れた殺気。しかし新寺親方は笑顔で相対する弟子の姿を見守っている。
アイツも壊れてるからな・・・恐怖心ってのが。
王虎に対抗し、異様な形相と気を放つ石川。
野生の世界では恐怖心がないのは危ない気もするが、まあ縮こまるよりはましでありますな。
新寺親方の話によると稽古で関取の顔を思いっきり張ったりしているらしい。
そりゃまた・・・その後でボコられると分かっていながらそれができる勇気は確かに壊れていると言われても仕方がないものであるか。
新寺部屋には現役の大関もいますし、王虎の威圧感を受けても揺らがずにいられるのは分かる話である。
だが虎城親方も述べる。恐怖心がない。それがどれほど危ういことか分からんのか、と。
うーむ、さすがに恐怖を抱えながらそれを押し殺して勝ち続けた大横綱である。言葉の重みが違うなぁ。
さて、いよいよ始まる対決。
両者に敗北した常松もこの一戦を見守っている。
白水さんに敗れた今の王虎にもう死角はない。が、あの張りが入れ場たとえ王虎でも無事ではすまないだろうと考える常松。
うーむ、正直常松の分析はあてになるのかどうか分かりませんのでなぁ・・・まあ、無情の一撃の評価が高いのは分かりました。
しかし今回の石川、教習所での借りがあることもあり、無情の一撃は打たない様子。
激情の一撃だ。
たぶん名前が変わっただけですな。いやまあいいんですが。
ともかく、立ち合い。
行司の声とともに繰り出される石川の渾身の張り。
王虎のアゴ目がけて放たれた一撃であったが・・・それよりも早く突き刺さるのが王虎のカチ上げ!!
息が思わず吐きだされ、後退する石川。最初の一撃を当てるのに失敗したわけだが、一体どうなるのか・・・!?
王虎は常松とは違い左肩からぶつかっていっている。
さすがに常松のように右から来るのに右肩からぶつかろうとして左の顔面をさらすようなマネはしなかったかー。
その辺りの状況判断を瞬時に行えるのが王虎の強みである。
さて、ここから石川はどう反撃にでるのだろうか。
まさかそのまま吹き飛んで終了ってことはないと思うが・・・ないと思うが・・・とにかく、頑張っていただきたい。
・ペーパーブレイバー
ハ●ターとダ●ニーを混ぜて適当に作ったガム。色々と漂白されそうですね・・・食べ物じゃねぇ!!
いやまあ錬金術なんてそんなもんですけどね。適当な材料入れて釜でぐるぐるすれば物が出来上がるんでしょう?知ってるねんで!!
カロリー先生のテンションはおかしいけど嫌いじゃない。
アメリカンなテンションなのに無表情なのが特徴というかなんというか。
時計台を駆け上がる右華ちゃん。派手な子だ。
ジョブ持ちであることを隠す気もなさそうだが、まあ別に秘密にしないといけない理由はないのか?
魔法と違って単に凄い身体能力の子ぐらいにしか思われないかもしれないか。単にで済むレベルじゃないけど。
左葉さんの詳細なプロフィール!!
やはり早寝早起きが成長には必要ってことなんですかね。
好きな人明かされそうにはなったが恋人にしたいという意味での好きじゃないんですよね。うーむ、変な人だ。
最後に通りがかった謎の影が聖利ちゃんが見たジョブ持ちの人でありましょうか。
どのような変人が現れるのか。今から期待です。
・錻力のアーチスト
高校野球では、時に「ユニフォーム負け」と呼ばれる現象が起きる。
実力的に劣る高校が超強豪校のユニフォームを目にした瞬間、雰囲気に呑み込まれ、委縮してしまうことである――
そんな文章を引っ提げながら、王者港南、センターカラーで出陣。
しかしまずは驚き役から始まったりします。おやおや。
公式戦初打席でコールド勝ちを決めるソロホームランを決めてみせた清作に対しハデなヤツだとの評価。それはどうも。
しかし弐識の言葉通り手荒い歓迎を受けておりますねぇ。殴り過ぎ。というか伊奈にいたっては蹴ってるし。
でも別に嫌われているというわけではないんですよね。少なくともシニアの時のような嫌われ方はしていない。
これはこれで親愛の情を示しているということなんでしょう。クソ天然に対してのね。
というわけで7対0で桐湘のコールド勝ち。
1回戦敗退した藤倉は悔しそう。そりゃそうでしょうな。
しかしそんな藤倉の卯馬上に対し、去年お前たちに負けたおかげで強くなれた。ありがとうなと声をかける之路さん。
握手には応じられませんでしたが、今度は向こうがリベンジに燃える側となれた様子ですな。これはこれでよい。
清作はさっきのホームランの感触を思い起こしている。
今まで打ったホームランの中で1番気持ち良かった。忘れないうちに早くもう1度打席に立ちてえ・・・!!と。
そんな清作に之路さんたちからお褒めの言葉。アザッスと返す清作の慣れない表情がなんともいえないな。
明日の桐湘の相手は成峰高校。どんな相手かは知らないが桐湘の面々は気合十分である。
しかし明日はハマヤクスタジアムで港南学院の試合も予定されている。
同じく試合のある桐湘のレギュラーたちは直接試合を見ることができず残念な様子。
その代わりベンチ入りしていない1年生たちに偵察を任せているようだ。なるほど、いい活用ですな。
桐湘でベンチに入れないのは1年の数人だけなのに港南学院は80人ぐらいいる様子。さすがに名門。応援団もハンパない。
そんな神奈川の絶対王者・港南学院のレギュラーが登場。ますます盛り上がる応援団。
可哀想に、相手の小田原台は始まる前からこの空気に呑まれてしまっています。うーむ、これがユニフォーム負けってやつか。
エースである穂村。舌出し過ぎ。
主将である橘さん。今のところ影が薄い感じ。
上根さん。髪は立っているけど上根さん。
園部君。メガネ。
ホセマリア。ホセ。
そして――弐識義壱。神奈川最強のバッター。
目立った港南学院のメンバーはこんな感じである。うーむ、ホセが気になるな、とりあえず。
弐識兄はプロのスカウトが来ていても特に普段と変わった様子は見せていない。さすがに最強は違うという感じか。
しかし弟の前の試合での活躍を聞かされ、負けてられないんじゃない?と言われて笑みを見せる。ほう。
まあ別に弟の活躍に刺激されたわけでも、弟の活躍が嬉しかったというわけでもない。
負けるわけがないっていう、余裕の笑いだ。
まあこれはさすがの貫録と考えるしかないってことなんでしょうな。ここの兄弟も色々と複雑そうだ。
さて、1回表。小田原台の攻撃。
2年で名門のエースを背負う穂村のピッチングがさっそく見られるわけでありますな。
すっかり雰囲気に呑まれてガチガチになっている小田原台の先頭打者、駒井君。
そんな相手に対し、ちょっとだけ火をつけてやるかと投げる前に握りを公開する穂村。おやおや。
さすがにここまでナメたマネをされては絶対に打ってやるって気にもなりますよね。
初球はカーブ。それが分かっていれば――そう思っていた駒井君であったが・・・
ハイ。刈った。
スッポ抜けたかのようにミットへの直線から大きく外れた投球。
しかしボールは凄い角度で変化し、急激に左打者の背中側から巻いて落ちてくる。
首筋を掠めるかのようなその軌道。死角から刃物がとんできたかのような感覚を覚える駒井君。
いや、とんできた感覚どころかイメージ映像では実際に首が落ちていたりする。これまたドえらいイメージだな、オイ。
観客に変態軌道だぜと言われる穂村の変化球。たった1球でどよめきを起こさせるとはなかなかのエンターテイナーである。
これが港南のエースの実力か・・・!!恐ろしい。
清作の心臓ブッ叩きで鼓動を止めるのも大概だが、首刈りも同様に大概な光景である。どういう野球だコレ。
とにもかくにも1回表はあっさり3者連続見逃し三振。
これは本当に裏の港南学院の攻撃で試合が決まってしまいそうな流れでありますなぁ・・・
とりあえずホセの打席を期待して待つことにしたいと思います。
・実は私は
うっかり未来の情報を漏らしてしまい、涙目でオロオロする凛ちゃん。可愛い。
しかし怒られる・・・と呟いているようだが、ちゃんと怒ってくれる人がいるんですなぁ。
このうっかりものはもっとしっかり教育しておかないといけないと思う。色々と。
それはそうと、爆弾発言を受け止めることとなった2人。
みかんは盛大に赤面しているし、その直前に何か諦めのような言葉を聞いたこともあるしで、さすがに朝陽も気付く。
何故だか俺には泣きそうに見えたあの表情。
きっと秘密なんて誰にでもある・・・俺の自意識過剰かもしれないけど、みかん・・・おまえの秘密って。
じっとみかんを見つめ、考える朝陽。
その視線の恥ずかしさに耐えきれなくなったみかん、ナイスなフォームで朝陽の股間を蹴り上げる。な、何をするのか!!
孫の目の前で子孫繁栄の道が閉ざされそうになるとか凄く残念な話である。
いや、凛ちゃんの言うように女の子になるのならまあ子孫は残せるのか・・・いやそれじゃおじいちゃんにはならないし・・・
というのはどうでもよく、朝陽はヨロヨロになりながらも逃げだしたみかんを追う。
・・・俺の思い過ごしっつーか・・・自意識過剰なら別にいいんだ。
けど・・・もしそうじゃないのなら・・・俺はみかんにちゃんと伝えなきゃいけないことがある気がするんだ。
未来でどうなるとか関係なく、今の俺が今のみかんにさ。
ふむ。やはり朝陽は真面目な奴でありますな。ちゃんと向き合うべきことが分かっているようだ。
一方のみかん、未だに素直になることはできずにいる様子。
公園の遊具の中に隠れてドキドキしている。
そこに、みかんみっけと言いながら現れる朝陽。
それは子供の頃から一緒に遊んでいた朝陽の姿そのもの――思い出の姿である。
みかん何かあったらここにこもってたろ?親父さんのこととか家のこととか色々さ。
さすがに幼馴染なだけありよく分かってるみたいですね。
というかみかんの家は微妙に複雑そうですな。弟たちの面倒を甲斐甲斐しく見ているのにも何か理由があるのか・・・?
それはさておき、公園にて思い出話を開始する2人。
未来の世界で色々と様変わりしてしまっている光景。公園そのものは残っているが遊具は色々と様変わりしている。
朝陽と朝陽の妹、みかんとみかんの弟たち。5人でよく遊んだ思い出。
まあ、主に朝陽が酷い目にあっていた思い出が思い起こされる。シーソーで吹っ飛んだり回転遊具で飛ばされそうになったり。
本気で危険なので絶対マネはしないようにしましょう。こういうことがあるから撤去されちゃうのよね・・・
公園そのものは残っているものの色々と変わっている。
小学校の前の駄菓子屋はなくなっているし、一面田んぼだった辺りにはビルが並んでいる。
50年。そこまで先の未来というわけではないが、やはり色々と変わるには十分な年月と言えましょう。
みかん「そりゃそうよ。変わんないものなんてないわよ」
朝陽「・・・だよな」
切ない話でありますな。
みかんが外道として振る舞っているのは朝陽との距離感を保つためと言っていた。
幼馴染として一緒に遊んだ楽しい気持ち。それを変わらず持ち続けたいと思ったのでしょうな。
恋心に変わってしまい、関係が変わることを恐れてのことと考えるとなんとも切ない。
そういった事情もあり、とにかく素直になることができずにいたみかん。
しかしこの未来の世界で、ひょっとしたら朝陽と結婚することになるかもしれないという話が出てきた。
未来の世界で思い出話もいいが、本当にしなければいけないのは未来の話、いや今の話である。
・・・もしかしたら俺の勘違いかもしれない。ただの自意識過剰っつーか、うぬぼれっつーか。
でも・・・もし勘違いじゃないなら、俺はみかんに言わなきゃいけないことがある。
正直、将来あなたはこの人と結婚しますと言われてもあまりピンと来た感じはないという朝陽。
だがみかんは違う。完全に意識しまくってしまい、秘密にしていたこともバレてしまっている。
だから、意を決してちゃんとその秘密を口にする。
自分から言わなければ朝陽も返事はし辛いだろう。そう気遣って。
・・・何も出来ないとことか、そのくせいつも真剣なとことか。紳士なんだかヘタレなんだかわかんないとことか。
ほっとけないとことかほっといてくれないとことか。なんだかんだであたしに甘いとことか。
まぁ要するにね。実は私は、好きなのよ。朝陽。結構前からあんたのことが。
仮面であるメガネを外し、本当の気持ちをようやく口にすることができたみかん。可愛いですなぁ・・・
恒例のタイトルコールもでましたし、みかんもこれで名実ともにヒロインの1人になった気がします。
しかし、その告白を受けた朝陽は何かをこらえるかのような表情になっている。
・・・それは、どれほど勇気のいる行為だったのだろう。いつまでも白神に告白出来ないでいる俺なんかには計り知れない。
ただわかるのは、真剣に考えてちゃんと返事しなきゃってこと。
本気の気持ちによる告白である。受ける側も真剣でなくてはならない。当たり前の話ですな。
まあ、みかんは一度本心を明かしてしまったことで少し強気になっているようですがね。
どうせ上手くいくとは思ってないし、さっさと返事して未来とやらを変えなさいよと言い放つ。
ふーむ、そのように言われると朝陽としてもフォローしたくなっちゃいますよね。
そ・・・その。未来の俺がみかんと結婚してるならその俺は幸せ者だと思うよ?
めちゃくちゃなフリして結構常識人だし、弟とかの面倒見いいし、みかんの作る普通のシュークリームは絶品だし。
金のことはものすごくちゃんとしてるし、ファッションとか興味無いですみたいな顔して古着屋巡り・・・ってこれは関係ないか。
え・・・えーと、変なことしなきゃ普通にかわいいとも思うし。
今だって・・・みかんの気持ちは素直に嬉しいし、だからその・・・うん。みかんがどうとか未来がどうとかじゃないんだ。
その・・・今の俺が伝えなきゃいけないのは、もっと単純に・・・
ごめん。みかん。俺、白神が好きなんだ。
勿論それはみかんも分かっていたこと。
だけどそれをちゃんと朝陽の口からみかんに伝える。それが大事なことでありますわな。
真剣に告白に向き合うとはそういうことだ。それが出来る朝陽はカッコイイ。だがしかし――
・・・へ、へ、へ、変なことしなきゃ普通にかわいい・・・?
何故か告白を断ったはずなのに今まで見た中で最大の赤面顔を見せるみかん。この反応は予想外だ!!
まあ、朝陽が白神さんのことが好きだってのは白神さん本人以外は誰もが知ってる事実だし、今更な気はするか。
それよりもみかんとしてはすっかり諦めていた部分が覆されたのが大きい様子。
ちゃんと女として認識されているし、告白されて嬉しいとか言われている。それが嬉しかった様子。何ともはや。
と・・・隣で着替えようが寝ようが何もしてこないし・・・あたしはてっきり・・・
どうやら何だかんだいいながら中学時代からさりげなくアピールしていた様子のみかん。
朝陽がヘタレだったからそういう関係にならなかっただけで、チャンスはありまくりだったってことじゃないか!!
うーむ、みかんの失敗は諦めが早すぎたってことでありますかねぇ。
昔好き放題やりすぎたのでもう女とは見られなくなったのではないかと思い込んだのがダメだったわけであるか。
なので色々と吹っ切れた様子のみかん。
フォローでかえって恥ずかしい目に合ったので責任とってあたしと結婚しなさいとか言い出す。えぇ!?
おやおや、なんだか面白い関係になったのじゃなかろうか。
そんなやり取りをしている最中に通りがかる人物。その首からは喋るメガネが下げられている。おやおや、これは・・・
ってことは今日だったのね。50年前、あたしが朝陽にフラレたのは。
通りがかったのは未来のみかん。隣には説教、というか折檻された様子の凛ちゃんの姿もある。
なるほどなー。凛ちゃんを怒ってくれる存在はみかんおばあちゃんだったって話でありますか。
面倒見のいいみかんであるならば朝陽の孫の面倒も甲斐甲斐しく見てくれる気はしますわな。
いやでも、実際のところ未来はまだ未定である。
50年前、というか50年後というか、ともかく一度フラレたみかん。
しかしその後何やかやあって朝陽が葉子さんと結ばれなければチャンスがないわけでもない。
自身が朝陽に女と見られていないわけではないと知った以上、意外とここからの巻き返しを考える可能性も出てくる。
逆にさっぱりして外道ルートまっしぐらになる可能性もあるが・・・はてさてどうなりますか。
このところコメディ色満点でありましたが、時折こういう恋愛の話を真面目に突っ込んでくるところがこの作品の面白さでありますな。
ラブとコメの緩急の大きさが破壊力に繋がっているというわけです。
みかんも可愛くなったものだよ、本当に・・・これで単行本の表紙も安心して飾れるようになるな・・・
実際朝陽の言うとおり、めちゃくちゃフリして結構常識人なみかん。
他の人外連中がめちゃくちゃすぎるので余計にそう思えてしまうんでしょうな・・・
そして今回は朝陽も本当にカッコ良かった。
ヘタレではあるが、相手の気持ちをちゃんと考えることができる朝陽。だからこそ真剣に向き合い、答えを口に出来る。
自分と相手を傷つけたくないからと優柔不断に振る舞うようなことがなく、安心して見ていられる。カッコ良い男でありますよ。本当に。
そういえば未来世界は痴女で溢れているのだが、公園周りに痴女の姿はなかったのだろうか。
いやまあ、痴女とはいえ空気は読めるだろうし、この空間に割って入るのは難しいでしょう。
むしろ初々しさに痴女力も奪われ浄化されるのではなかろうか・・・!?
そう、痴女に溢れた未来を救うのは朝陽の愛の力である。
きっと全世界に響くような告白をしたりしてその恥ずかしさにカリスマ痴女の影響力が打ち破られるとかそういう展開があるはずである。
いやまあなくても別に困りはしないんですけどね。本当の未来がこうだったらそりゃ嫌だけどさ!!
・突発!コハルの武技
新人まんが賞出身、不撓不屈の努力家、林屋源之介先生が集中連載で登場!!
突然校舎3階サイズのデカサで襲い来る獄太学園の野黒ドンペイ。
それにやられる真島を初めとした貫木高校の猛者達。このまま全滅してしまうのか!?
いや、まだこの少女がいる。二年A組月山コハル!
この少女こそどんなヤツでも倒せる一撃必殺のスゴイ技の持ち主である!!
500年以上受け継がれてきた月山流武術という暗殺拳の使い手。
村にいた時は不良やクマを退治するために用いられたそうな。不良とクマが同じカテゴリかい。
奥義はとても恥ずかしいものなので封印。
好きだった男の子から変人扱いされたので山を下りて遠くの学校に入学したらしい。それはまた可哀想な。
ともあれ色々あって決まったのは逆流脳天大噴花。ようするにカンチョーっすな。
確かに鍛えようのない箇所を凄い勢いで突いているわけですし、一撃必殺とは成り得るかもしれない。
でもやっぱりこれが奥義とか・・・変人扱いされても仕方ないっスね。うん。
フツーの女子として好かれたいと願うコハルちゃんの明日はどっちか。
もうその部分は諦めて、好いてくれる真島くんで妥協してもよかったのではあるまいか。この先が大変そうだ。
・侵略!イカ娘
宇宙人というよりはUMAに近いのではなかろうか。でもまあ、確かにイカ娘は普通の女の子成分が強いとは思う。
イカであると主張されてもまあ、色々と困るというか何というか。
どうでもいいが、ねこまんまはご飯を味噌汁に入れる方式を採用するようにして欲しい。逆だと汁が飛び散るぜ。
千鶴さんならとっくにイカ娘の戸籍とか取得しているものかと思ったら・・・そうでもなかった!!
まあ確かに色々と面倒くさいことになるのかもしれないが・・・人権には配慮してあげて欲しい。
いやむしろ配慮しすぎてノイローゼになってることが多かったりするか。どちらにしろ迷惑な話であった!!
・囚人リク
ヘリポートまでの下見は俺が行くと申し出る椿。
それに対し、本当に下見なんかやった方がいいのか?あまりにもリスクが高すぎるやろと反論を開始する史郎さん。
最悪、射殺の可能性もあるぞ。最低でも加刑の上、独居や。
全員や。そうなったら脱獄なんか夢のまた夢や。見取り図かてあるんやろ!?もっかいそれ見て調べて情報集めてやった方が・・・
確かに史郎さんの主張することは分かる。発見された場合のリスクは高すぎます。
だが、それでも・・・やはりその肝心の本番で失敗しないためにも下見は必要不可欠であるといえる。
誰よりも人の命の重さを繰り返し見てきて、メンバー誰一人傷つかないことを願っている田中一郎がそう言うのだ。
作戦成功には欠かせないことであるのはもう間違いのないことなのである。
というわけで3日後。田中一郎と入念な打ち合わせをしたのち、いよいよ椿が下見に乗り出す。
心配そうに見送る一行の中で、一人周龍は船の調達について頭を悩ませている。
それを見た天野、仲間ならもっと心配しろよと述べるが、してどうすんだよ!!と反論される。
心配なんて役にも立たねぇ。折れたちゃ成功を信じるしかねえんだよ。信じてるから、次の準備をしてんだよ。
ふむ、いいことを言ってますな。
確かに天野の言うとおり下見が成功しなければその先のことを考えても仕方がない。
だが、信じて送り出した以上、もう成功することを信じて先のことを考えるしかありますまいて。
心配する気持ちは当然であるが、それを越えて自分の成すべきことをやろうとしている周龍。なかなか立派である。
まずは備品室まで移動し、寝間着を脱ぐ椿。
その後ダクトに侵入。慎重に何番目の枝道を通るか確認しながら進む。
そしてようやくたどり着く更衣室。隣は看守たちの控室だがどうやらテレビに夢中なようだ。今のうちに・・・
と、足を下ろしたところで開く更衣室。どうやら看守が買い置きのタバコを取りに来たらしい。
まっすぐ自分のロッカーに向かい、目的を果たしたらすぐに出ていく。そのおかげで椿も発見されずに済んだわけだが・・・危ねぇ。
映画のワンシーンのような流れではあるが、緊張感故に変な笑いに繋がりそうなシーンでありますな。
一度足を引っ込め、大きく息をつく椿。
気の弱い奴なら今日はもうと引き替えしておかしくないところだ。
とはいえいつかは下見はしないといけない。なので意を決し、看守が現れないことを祈りつつ着替えを侵入する椿。
ロッカーから看守服を取り出し、着替えている間も看守がこないかどうか気を張っている。大変だ。
どうにか看守が来ることもなく着替え終わる椿。マスクを着用し、顔を見られることのないようにする。
そして隣の看守室の様子を伺う。どうやら見回り交代のタイミングである様子。
新しく見回りに出た看守が歩を進め、角を曲がったのを足音で確認してから、ついに更衣室の扉を開く。うーむ、ドキドキしますな。
廊下には当然監視カメラが備え付けられている。
が、カメラは無数にある。よほどおかしな動きをして目立たなければ発見されるようなことはないはずだ。
なので、少し速足にはなってしまているが、目立たぬように歩く椿。
だが、先に行った看守の足音が聞こえてくる。速く歩きすぎて追いついてしまいましたかね?
少し遠ざかるのを待って・・・いや、これは・・・違う!!こっちに戻って来てる!!
すわ、鉢合わせか!?
と思いきや、上手くそれを回避する椿。
どうやらロッカーからマスターキーを入手し、適当な部屋を開けて潜ることでやり過ごしたらしい。なるほどなぁ。
一応変装をしているとはいえ、看守と遭遇することのリスクは大きい。
それを避けるための策として田中一郎から事前に授かっていたマスターキー作戦。うむ、さすがに脱獄王の知恵でありますな。
しかし、一難去ってもまだまだ難事は続くのであった・・・
椿が潜り込んだのは非常用の備蓄倉庫。カンパンなどの缶ヅメが保管されています。
そこに潜みながら、外の看守の話声に耳を傾ける椿。
テレビで笑いすぎたせいかなぁー。なんか・・・腹減っちまってよ。倉庫に行って缶ヅメ取ってこようかと思ってよ。
なんと、逃げ込んだ先にどうやら看守がやってきてしまう様子。
ヤバイ。果たしてこの窮地をどう乗り越えればよいのか・・・
同じく追い詰められたリクとレノマさんは上方の死角に隠れることで回避した。
椿も同じ手法を取るのだろうか?それとも何か他に上手い手段を思いつくのか?
もしかして備蓄倉庫は他にも大量にあって、椿のいる部屋にはこないオチとかだったりするのだろうか。
腹減ったからってカンパンじゃ味気ないですしねぇ。
どうでもいいが、看守に化けた椿がまたやけに美人な感じに見える。
緊張に息をつく姿に色気があるというか・・・遭遇したら嫌が上でも注目浴びちゃいそうですな。危険危険。
・ANGEL VOICE
2対0!!――勝利は確定しているが・・・この1点がとどめになる!!
カウンターで市蘭の守りを突破したユゥエルはそう考える。
だがまだ一人、広能が必死に止めるべく横についている。
確かにここで3点差にされては絶体絶命ということになる。どうにか止めてくれ広能・・・!!
横から体をぶつけて止めようとするが、相手がデカすぎてはじき返される広能。うーむ、ファウルも難しいか。
だが、自身が伊能に振り切られたから2点目を取られたという負い目のある広能。
絶対に止めなきゃという強い意志。それに広能くんの熱い守りに期待していますというマイちゃんからの手紙。
それらが広能の心に火をつけ、見事にユゥエルの足元のボールを蹴り出すことに成功する。おぉ。
零れたボールをクリアする脇坂さん。危なかった・・・実に危なかった。
だが、広能の頑張りは見事なものであった。これは褒めたい。良くやった!!
そして、今回の船学のカウンターを見てさきほどまでの考え方を改めつつある市蘭。
もともと上にいたユゥエルと古川以外で上がってきたのは伊能だけ。他はほとんどポジションを上げていない。
ひたすら守りを固めて、攻めはカウンターに限定する戦い方だ。
これは多分大学チームやJリーグ対策の戦い方ではないかと推測する乾。鋭いですなぁ。
そうとなると、逆にこれがチャンスだなどと甘い考えは通用しないことになる。
カウンターを常に警戒し、それでいて積極的に攻めていかないといけない、神経を使った戦いを強いられることとなる。厳しい。
だが船学の方にも不安要素がないわけでもない。高校チーム相手に初めてやる戦法なだけに不満を覚えるものもいる。伊能だ。
クソっ!!せっかく1本決めて乗ってきたのに、なんで引いて守らなきゃなんねえんだよ?
市蘭の怖さを良く知っている土岐監督。それに比べるとやはり選手たちの方はまだ認識が足りていない様子。
あのまま市蘭の走りに合わせていたら、いずれ双方ともスタミナが尽きてしまうと土岐監督は考えたようだ。
スタミナが尽きて気力の勝負になれば、ほとんどの場合追われる者より追う者の気力の方が充実していますから。
うーむ、油断がないですなぁ。
王者でありながら、肝心の監督が一番油断なく構えている。これが船学の恐ろしい所である。
その船学の守り。さすがに本気でJリーグに勝利することを考えているだけあり、固い。攻め手が見つからない。
乾がボールを持っても攻めあぐねるぐらいだし、よほどのものであるのは想像に難くないですなぁ。
一旦百瀬にボールを下げ、乾は成田に集中切らすんじゃねーぞと声をかける。そしてこうも続ける。
Jには古川やオレよりうめえやつが何人かいる。だが、おめえより速えやつはいねえ。絶対出遅れるんじゃねーぞ。
ほう、成田の速さはそこまででありますか。
微妙にリップサービスが入っている部分はありそうだが、成田の速さが船学にとって脅威となるのは間違いない。
この固い守りを崩すには成田のスピードはやはり必要不可欠なのでありましょうな。
それにしても、乾にそう言われて本当に自分は日本代表になれるんじゃないかと考える成田。
マイちゃんの手紙に会った一文、成田くんが日本代表のユニフォームを着ている姿をいつか見たいなという言葉。それが思い出される。
いつでもいいぜ。オレに出せ!!キヨハル。
やる気を見せる成田。うむ、いい気迫だ。
その成田を初め、頑張っている選手たちの動きに感化される市蘭の生徒たち。ようやく応援を再開する気力を取り戻したようだ。
必死に選手たちに声援を送る。そして、その中に尾上を――下の名前の輝久と呼んで応援する声があった。
なんにも言わずに家を出たのに・・・クソババア・・・来てんのか?
まさかの母親の声援。やはりこの大一番。尾上の母親とのフラグが回収される流れとなりましたか!!
これはついに尾上のミドルが火を吹く時がやってきましたかな?
船学が引いて守っているのなら、ミドルシュートは効果的であるといえるかもしれない。
もちろん引いて守っている分、シュートコースが消されている可能性は高いわけでありますが・・・
パスをもらうための成田の動きがシュートコースを開ける結果になるとか、そういう展開もあるかもしれませんな。
ここは尾上の活躍に期待したい所です。なんとか早く1点を返したい!!
・777 スリーセブン
脱法ハーブの製作に関わっていた連中は無事逮捕された様子。
報道ではマスクが爆破した建物の件についても故意に起こされた可能性があるという表現にボカされている。
まあ、その辺りは別にハッキリさせなければいけないというほどではないのかもしれませんな。
それよりもついに3人のプロテクターたち・・・スリーセブンの名が公になりました。
名物司会者であるトニーさんは大いにこの呼び名が気に入った様子。
独占インタビューいきましょうとか何とか言ってるけど・・・気楽なもんですなぁ。ホント。
何かと不祥事続きの警察はアテにできないと煽るトニーさん。マスコミも似たようなものだが・・・まあ、それはいいか。
何にせよスリーセブンにも確実にコケにされた警察。
目の前で爆破事件を起こされたこともあり、民衆にどう思われようとも犯罪者として逮捕しなければいけないと考える。それはそうだ。
現場に残った痕跡から何かつかめないかと動き出すようだが、果たしてどうなりますかねぇ。
後藤田刑事は当然上司である川さんにマスクと話したことについて詳細な報告を行う。
うーむ、何というか非常に怪しいんですけどねぇ、この川さん・・・
この街ではいい警官は早死にする。この言葉が何を示すのか。気になる所です。
さて、脱法ハーブ製造に関わっていた男が面会として女性に会っている。
女性は大きな声で泣き叫ぶが、それとは別に小声で誰にやられたのか聞きだそうとしている。
そしてスリーセブンの仕業であると確認したのち、組織のことは言わないよう口止めをする。
組織のことを言わない限りこんな所すぐ出してやるとのことだが・・・何か警察にコネでもあるんでしょうかねぇ。怪しい。
組織の上の方っぽい連中が姿を見せたが、今の所いままでの連中とそれほど変わらないように見える。
はてさて、こいつらがトップの連中なのかどうなのか。
何にせよスリーセブンもついに狙われる側の立場となってしまったようですなぁ。
とりあえず一連の事件は落ち着き、日常に戻る3人。
燈ちゃんは相変わらず苛められている・・・かと思いきや、峰岸はすっかり丸くなった様子。
自身が酷い目にあったことからか、ブスと罵ることもなく優しくしてくれた人に出会えたからか・・・
ともかく、燈ちゃんに対し、これまでのことを謝罪したりしている。
うーむ、性格に変化が見られるようになったからなのか、ずいぶんいい顔になってるじゃないですか。よい傾向でありますよ。
峰岸とフェイクのやり取りは今後どうなるのか。
アシがつくかもしれないから止めた方がいいよとは言われているし、それは燈ちゃんも分かっている。
だからまた遊ぼうねという峰岸の言葉に対しても、また、いつかねという返答をするだけに留める。
まあ、逆に言うといつかまた遊ぶことも有り得るという返答なわけでありますが・・・うむ、よい後味だ。
峰岸の成長を密かに喜ぶ燈ちゃん。似た部分のある人が変わってくれた。嬉しく思うのは自然なことでありましょう。
これを受けて燈ちゃんも普段からもう少し明るく振る舞えるようになるといいんですけどねぇ。
3人でいる時は敬語ではあるが多少明るい感じを見せているし、これを他の人にも見せることができればいいのですが。
ともかく、これでチェリー、フェイクと見せ場の回は終了。
順番的に次はマスクの掘り下げとなるのか?それとも組織の連中との戦いが激化するのか?注目であります。
・ドカベン ドリームトーナメント編
値千金。同点ツーランを打った三太郎。
守りでも見事な面を見せ、8回裏のライオンズの攻撃を0点に抑える。これであとは9回の攻防を残すのみですな。
凄い身体能力を見せていた獅子十六であるが、この試合は出ていない。
延長になったら代打で行くぞと言われているが、能力的には普通にレギュラーでいけそうな奴であったと思うのですがねぇ。
9回表。ウォーリアーズの攻撃は八番セカンドの大池英治こと、えーじ。
青田高校時代中西球道に対する捕手として活躍した男である。
殿馬に似た顔ということで色々と見た目はインパクトあるが、別に秘打があるわけでもないので普通にアウトとなる。うーむ。
そして九番の九郎さん。
九番打者であり安全パイと思われている九郎さん。敵味方ともあまり打つことは考えていない様子。
そんな九郎さんがマグレ当たりでスタンドまで運んでしまう。
うむ、技術はさておき当たった時のパワーは凄いわけですからねぇ。こういうこともそりゃああるさ。
有り得ることなのでその何が起きたか分からないみたいな反応はやめてあげてください。
結局このホームランが決め手となり、9回で終了。ウォーリアーズの勝利となる。
ヒーローインタビューは元巨人学園の2人が受ける形となったライオンズ戦。
ふむ、結局中西の出番はなしか。温存であるのかやはりケガなのか。はてさて。
さて、明日の試合はホークスとスワローズ。そしてジャイアンツとベイスターズである。
その次はファイターズとイーグルス。ドラゴンズとバッファローズの試合が予定されている。
明後日の第1試合が終わったところで2回戦の抽選が行われる。
果たしてスーパースターズの相手はどこになるのか。
岩鬼はジャイアンツしかあらへんやろとか言っているが、どうなりますかねぇ。
そして翌日。さっそく行われるスワローズ対ホークス戦。
今日の解説は惜しくもスターズに敗れたドルフィンズの監督・岩田鉄五郎。
それはいいのだが、ホークスもスワローズもほとんど水島キャラがいない状態。スワローズ投手のレオンはそうだったか?
うーむ、この対決はやはりさらりと流されそうな気がしますねぇ。
はたしてどちらが勝利するか・・・ホークスにあの男が現れるか否かが勝敗の行方を左右しそうでありますが・・・
今回のキャラクターファイルは大池英治。
『球道くん』にて中西球道とバッテリーを組んでいた男、えーじである。
今回は喋らなかったが、そう言えば語尾にじゃんじゃん言ってるのが気になったキャラじゃん。今後はセリフありますかねぇ。
・バーサスアース
謎の仮面の深柱戦士フェルゼル。
その名はもちろん玲央さんたちは知らない。だがその外見はよく知った人と酷似している。
あれが兵真なのか確かめる術はないけど。ハルトの雷光を止めた。次、あのふたりが戦ったら・・・
だめだ!!そうなるくらいならあたしが・・・
脳裏に浮かぶのは最悪の光景。
そうならないためにも、自分の手でケリをつけなければならない。
そのためには人型の深柱とも戦える力が必要となる。
ヒミコさんの勧めるASURAとの接触。これが上手く行きさえすれば確かに戦力は格段に上がるのでしょうが・・・うーむ。怖い。
ところで地災研の職員はある契約を結んでいるらしい。
それは殉職した際はその遺体を対甲装備及び政策、実験等に使用することを望みます。というもの。
ドナーカードのようなものですかね。死亡時に臓器移植用に提供するための約束事。
それが対甲装備に置き換わっているってわけですな。ん、ということは・・・
ASURA COREは深柱の組織と仲間の骸を組み合わせて使った・・・
我々の血も!肉も!骨も!!柱を倒すためにある!!
仲間の屍を積み上げてできたASURAよ。信じなさい。
なんとまあ。この顔は誰かと思ったら今まで亡くなった地災研関係者のものでありましたか。
兵真くんも爆発で体が吹き飛ばなかったらこの一部となっていたのだろうか。うーむ。
見た目はどうあれ、そういう話をされたのであれば信じないわけにもいかない。
ともかく手を入れた後のプロセスについて説明を受けることとします。
まずちょっぴり左手の指先を傷つけます。
口から手を入れるとすぐの場所にゴルフボール大のかたまりがある。それが人工髄幹。
触れる。傷口から融合がはじまります。
しかし玲央ちゃんが髄幹に支配されては困る。融合が脳髄に届く前に引き抜いて。
そうすれば融合の途中だった左腕からほんの少しだけ体組織がCORE側へ移動するだけですみます。
何故妙にですます調なのかはわからないが、噛まれたりするわけではないのは分かった。
しかし人工髄幹とか出来上がるようになっていたんですなぁ。さりげなく凄い進歩を見せている気がしますぞ。
それはさておき、ほんの少しってどのくらい持って行かれるんですかね?
指の・・・2・3本ってとこ?
ほんの少しというには多くない!?
確かに腕がなくなるよりは大分ましだが、指が落ちるだけでも戦闘力にはかなり影響があると思うのだが・・・
いや、それも上手くいった場合の話だしなぁ。もし上手く引き抜けず、脳が融合されたりしたらどうなるのか。
やはり人ではなくなってしまうのでしょうか?それはまさに最悪の事態でありますな。
そうなる前に腕ごと・・・
そういって大きな刃物を取り出すヒミコさん。こりゃ玲央さんも青くなりますわ。地味に可愛い顔してさ。
それにしてもヒミコさん、この刃物――マチェットのようなものをどこに隠していたのだろうか。気になるな。
さすがに腕を失うことも覚悟しなければいけないと聞き、揺らぐ玲央さん。当然ですわな。
しかし思うのはハルトのこと。彼は実際に戦いで左腕を失っている。
皆のために戦って・・・左腕まで失って・・・そのうえ・・・
やはりハルトのことを思えば勇気が湧いてくる様子。
下手したとしてもハルトと同じ状況になれる。そういう想いもあるのかもしれない。
ちなみに林くんとも同じ状況になるわけでありますが・・・覚えててくれてます?
まあ、ともかく上手く行きさえすればいいのである。
意を決し、左手の指を傷つけた玲央さん。さあ、いよいよ接触の時間だ。
ASURA・・・あたしを知ってみろ。
高熱を発しているASURA CORE。近付けた指が火傷しそうになっている。
それに怯みそうになる玲央さんであるが、再び仲間のことを思い起こし、心を奮い立たせる。
そうだよ・・・あたしだけ・・・無傷なんて・・・そんなのムシがよすぎる話だよな。
覚悟を決め、一気に左手を入れて人工髄幹を掴む玲央さん。融合が開始される。
と同時にASURAのアームが展開。不安定な様子を見せる。下手すれば暴走して玲央さんに襲い掛かるかもしれない・・・!!
しかも長く振れていると融合が進み、脳まで侵食されてしまう。
早く引き抜いてと指示するヒミコさん。しかし融合が始まっているせいか左手が人工髄幹から離れない。取れない!!
上がってくる!!
上腕部が融合され、なおも上昇してくる。
このままでは本当に脳まで侵食されてしまう・・・これは強制分離、つまり腕を切り落とすしかない!!
さすがにそれはヒミコさんにしても躊躇われることであるようだが、だが手遅れになる前にやるしかないことでもある。
覚悟を決めて刃物を振りかぶるヒミコさん。だが――
こいつに・・・すべてはやらない。
あたしにはまだやることがある。あいつらが待ってんのよォ!!
足も使い、強引に左腕を引き抜くヒミコさん。
どうにか脳や脊髄に侵入される事態は免れたようだ。これでASURAへの生体入力は完了したのか・・・!?
引き抜いた玲央さんの左手は指も全てあるように思える。
高熱の髄幹を掴んだので火傷はしているようだがそれ以上のダメージはなさそうだ。
ふーむ、何だかんだで最良の結果といえるのではないでしょうか。
これで劇的なパワーアップが見込めると考えてよいのだろうか・・・実際に扱う場面にならないとその辺りはわかりませんな。
玲央さんの見事な活躍ができる場面が回ってくることに期待します。
・真・餓狼伝
早くも京太郎の攻撃を受ける文吉。
さすがに致命的な一撃は受けていないが、道場の端まで吹き飛ぶほどの威力である。
さらに追撃を行おうとする京太郎。これは怖い。
大上段に振りかぶっての打ちおろし。頭部に受けようものならまさに命にかかわる斬撃だ。
どうにかかわす文吉。
しかし京太郎の剣は止まらない。横薙ぎの斬撃が3回連続で振るわれる。が、回転してこれもかわす文吉。
起き上がってからの突きもかわしておりますし、さすがにやりますなぁ。
とはいえ、さすがにヒヤヒヤものの戦いである。
最後の突きなんかもまともに喰らっていたら死にかねない一撃であるように見えた。
だが、既にその恐怖は乗り越えている文吉。
木刀による斬撃で皮膚どころか道着の襟まで裂かれているのだが、笑顔を見せる。
そして一気に正面から突っ込んでいく。うむ、まあなんにせよ距離は詰めねば始まりませんからなぁ。
父上・・・剣は・・・剣の時代は・・・終わってなどいないのです。
文吉と相対し、剣を振るいながら父のことを考える京太郎。
そんな状態であってもなかなか間合いに入ることができない文吉。うーむ、やはり素手では厳しいのか。
分かったか。未だ剣の時代は終わってなどいない!剣は最強だ。
そう誇る京太郎。文吉はそんな相手に対し、どうにか懐に入ろうと工夫する。
が、ようやく襟を取ることができたというのに、京太郎の剣は近距離での柄打ちという攻撃方法も備えていた。
長尺の円の中に入ってしまえば威力はなくなるかと思ったが、そういう手段もありましたか・・・うーむ、隙が無い。
"剣は最強"・・・なのに・・・なのに・・・なのに何故・・・
私を見捨て・・・死を選ばれたのですか・・・父上!!
父の剣を振るい、未だ剣は最強であることを確信する京太郎。
しかし自分を残し死を選んだ父に対する想いは複雑な様子を見せている。
うーむ、まあそりゃそういう気持ちにもなりますわなぁ。
文吉は果たして京太郎に勝てるのか。またその気持ちを救うことができるのか。
今のところは望み薄でありますがどうなりますかねぇ。久右衛門の秘策に期待したい所です。
・カジキ!
石丸なお先生の爆裂読み切りが登場。
瀬戸内少年ブルースなどと銘打たれるだけあり、少年の物語でありながら確かにブルースを感じさせられます。
千島カジキ。千島のチとカジキのカでチカちゃん。そっちの名前ばかり呼ばれてて本名忘れそうになったわい。
東京から田舎へ転校してきた美山亮くん。家庭の事情もさることながら、色々と戸惑いそうだのう。
相変わらず石丸先生はノスタルジックというか、寂寥感というか、そういうものを感じさせるのが上手い。
この街の一員じゃけぇ・・・と見開きで亮くんを助けるシーンなんかは特に感じるところがありますなぁ。
命綱もつけずに飛び込んでいる奴らが気にならなくもないが。
石丸先生にはこの方面での話を描いて行ってもらいたいと思います。
・名探偵マーニー
マーニーの家に遊びに来ているゆりかちゃんと波峰ちゃん。
女三人寄れば姦しいとはいうが、キャアキャアワイワイと賑やかな様子であります。
しかし屋内とはいえはしたない格好をするのはいかがなものであるかと。
ロイドさん、生活はだらしないかもしれないけど元警察官なんだからね。
それはさておき、今回は五年前のお話。
ロイドさんが妻と別居することになり、今の家にマーニーと住むことになった時期の話であります。
タダ同然と聞いて譲り受けた家であるが、当然かなりボロイ。
ここに手を入れて現状の状態にした2人。努力の跡が伺えますなぁ。
これまでは警察の官舎で過ごしていたようだが、警察を辞めたことで外に出なければいけなくなった様子。
それによりマーニーの周りの環境も変わってしまった。
うーむ、多感な時期にメカニックに酷い目に合わされ、そして今この状況はなぁ。休まる間もないといった感じか。
私、イヤ!あそこには友達もいたし・・・ママだって・・・!!
今のマーニーとはまた違い、感情を爆発させている様子の幼いマーニー。まあまだ小学生の頃の話ですものねぇ。
第一四九二メカニック事件。特捜の腕キキが三人死んだという。
一般の人の被害者は最小ですんだが、ロイドさんは責任を取るという形で辞任したそうな。うーむ、人死にがでちゃったのか・・・
そりゃマーニーもすっかり笑顔を失ってしまおうものである。可哀想に。
傷心の娘をどうにかしたいという想いはあるでしょうが、まずそれよりも先に考えねばいけないことがあるロイドさん。
責任を取って職を辞したはいいが、将来のために新しい職を見つけなければいけない。
家も早く住めるようにしなければいけないし、落ち込んでいる暇はなさそうである。大人は大人で大変であるなぁ。
不景気ということもあるし、年齢も年齢なので再就職はなかなか難しい。
警備員のような仕事は警察経験者は優遇されそうだが夜にマーニーを1人にするわけにもいかない。
そういった制約もあり、ますます就職活動は難航しているロイドさん。身につまされるわぁ。
マーニーはマーニーで小学校に転校して通うこととなる。
自己紹介でさっそく真音ではなくマーニーと名乗る辺りは如才がないというかなんというか。
とにかくバイトやら何やら、何でもいいから職を捜し歩くロイドさん。
一方のマーニーは転校生特有のちやほやイベントもなく、どことなく孤立した感じとなっている。うーむ、よろしくない。
まあどうにかロイドさんの方は旧知の間柄である助川元警部の案内で探偵業を始めることができたみたいですが。
なるほど、ここからロイド・インベスティゲーションに独立するまでの下積みが始まるわけでありますな。
ロイドさんに光明が見えたころ、マーニーは意地悪な男子たちにイジメられていた。うーむ。
これだけ可愛い子だというのに何を考えてイジメなどしているのだろうか、この男子たちは。
いやまあ、小学校のころとかはとくに容姿よりも性格によってそういう対応されるかどうかは決まるものだと思いますが・・・
とはいえマーニーがふさぎ込みがちなのは理由があることですし、それでこの扱いをされたのではなぁ。そりゃあマーニーも荒むさ。
みんな死ねばいい・・・死ねばいいんだ・・・
暗い感情に囚われるマーニー。これはいけない。
いけないのだがこのコマのマーニーはやけに可愛い感じがして困る。うーむ、これはこれで。いやいや。
しかしその後、母親に連絡しようとして電話が繋がらずにふさぎ込むマーニーの姿は本当に痛々しい。これは勘弁してほしい。
夕日を見ながらまるで血の色のようだという感想を持つ小学生マーニー。むう、暗い。
この時に出会った猫がエリオットなんでしょうかね?
このままではどんどん悪いほうへと転がっていきそうな様子のマーニー。
子供のころのくだらないイジメも、やられている方にしてみれば将来もずっと引きずる結果になるかもしれないわけですからなぁ。
しかしそんなマーニーの前に救いの手が差し伸べられる。
意地悪をする男子共を追い払い、話しかけてくれる人物。誰であろう、この救いの主こそ若島津ゆりか――ゆりかちゃんだ!!
昔からキッパリした性格のゆりかちゃん。
そのゆりかちゃんと友達になったことでマーニーも段々と周りに打ち解けていくことができてきた様子。おぉ。
少なくとも半年後には強がりの笑顔を見せるぐらいには回復しております。
まあ、その強がりの笑顔というのは母親参観日のお知らせを見てのものというのがまた切ない話なのでありますが・・・
母親とは別居している。当然参観日に来てくれるはずもない。
諦めた様子で、ロイドさんにも参観日のことは知らせずにいたマーニー。
しかし参観日のことを知ったロイドさんは仕事中に立ち寄ってくれました。
警察の合同調査ということで、オトリの女性役・・・つまり女装をしたまま立ち寄ってくれました。おぉう。
こんなオバサンもいそうだなと思わなくはないが、周りからはしっかり男だとバレている様子。あらあら。
でもマーニーが、私のお父さんになにか文句ある!?と怒鳴れば一発で静かになったりします。お、いい感じですねぇ。
ありがとう。パパ。大好きだよ。
忙しい仕事の合間に駆けつけてくれた。その心遣いが何とも嬉しい。
その気持ちをはっきりと笑顔で表すマーニー。強がりでもなく、本当の満面の笑顔である。おぉ・・・良かった良かった・・・
娘を悲しませないために変装したままで授業参観に来る。確かに普通の親ができることではない。
初めての変装だったので拙かったようであるが、まあこれではそもそもオトリ役はこなせなかったんじゃないかぁと。
ともかくマーニーには喜んでもらえたようで何よりである。うむうむ。
あの頃のゆりかちゃんはまっすぐだったなぁとしみじみ語られている。
マーニーが昔暗かったのはメカニックの事件があってのことだろうが、ゆりかちゃんは一体何があって今のようになったのか。
いやまあ、昔からキッパリした性格なのは変わってないわけで、残念な方に突き進んだら今の状態になっちゃったんでしょう。きっと。
とはいえゆりかちゃんの存在が幼いマーニーにはまさに救世主であったのは間違いない。
あの出会いがあったからこそ、今の元気なマーニーがある。ありがたい話であります。
今もマーニーがゆりかちゃんと友人でいるのはそういう思い出補正も手伝っているのかもしれない・・・
しかし逆にマーニーがあのまま世を恨むような感じに思考が向かって行ったらどうなっていたのだろうか。
それこそメカニックのような存在になってしまったのではないだろうか。
もしかするとそれこそがメカニックの狙いだったのかもしれない。
そしてその思惑がゆりかちゃんの存在によって打ち破られたのだとしたら、それはそれで愉快な話となる。
うーむ、やはりメカニックを打ち破る最終決戦存在はゆりかちゃんなのだろうか。期待したい所ですなぁ。
・雨天決行
主が触れることによって地図へと変化する巻物。
どうやらこの地図こそ新たな番傘の位置を示すものであるらしい。だが、これは一体どこを示しているのか・・・
番傘マークの下には池か湖のようなものが書かれている。
が、それ以外に目印になるのが山と川しかない。
他に何かあれば地図と照らし合わせてなんとかなるのだが、これではなぁ。
そもそもいつ記されたものか分からないし、地形が変わっている可能性もあったりする。
そもそも国内のものであるかも分からないし、ひょっとしたら番傘は馬頭のことで、ココを指し示しているのかもしれない。
そんなことを考えてしまうと結局手づまりな感じに思えてしましますなぁ。うーむ、沈む沈む。
気落ちする甲人に、遅かれ早かれ見つかりますよと声をかける加統。
だが甲人は言う。早く見つけて強くならなければ、と。
そんな甲人を体育館へと呼び出すネネさん。お、チョット面かせやって流れですね。怖い怖い。
馬頭とは別れさせ、一人でやってこさせたネネさん。
甲人にビニール傘を与え、手にしたところで襲い掛かる。
足を伸ばしての容赦のない一撃だ!!
天野・・・テメーおかしくねぇか?新しい筆なら字うまく書けんのか?新しいラケットなら試合に勝てんのか?
新しい番傘なら絶対強くなれるってのか?オマエが欲する強さってそんな簡単なもんのこと指してんのか?
強くなるってのはなぁ・・・昨日の自分を真っ向から全否定してでも勝負挑んで、自分自身に打ち勝ってくことなんだよォッ!!
吠えるネネさん。
その脳裏に浮かぶのは弟の姿。そして昔の自分の姿。
泣き虫ネネムシなどと呼ばれていた昔の姿であるが、それを真っ向から否定して今の自分になったということなのだろうか。
うーむ、これはネネさんの弟も赤マントにどうにかされた可能性がありますなぁ・・・
ともかく、ネネさんは甲人に呼びかける。立って番傘なしで私と戦ってみろよ!と。
その呼びかけに応え、立ち上がる甲人。
強くなるためには確かに甲人自身が強くならなければいけない。それは甲人にも理解できる話だ。
ネネさんはろくろの力で伸びる手足や頭で攻撃を仕掛けつつ甲人に話し掛ける。
教えといてやるよ・・・心の強さは能力の強さに比例する・・・それが能力のコントロールにつながるんだよ。
何度か雨を自分の力だけで降らせてたろうが!!それをやるんだよ!!出してみろよ!!
なるほど。それで馬頭を置いて甲人だけを呼んだわけですな。
でも屋内で雨を呼べるのだろうか?
今まで雨を降らせてきたのって全部屋外だった気がするのですが・・・
まあ、何にせよ今回は雨を呼ぶ前にネネさんに倒されることとなる甲人。
自分自身が強くならなければいけない。今日のところはその考えに至る所までいけたので十分って感じですかね。
倒れた甲人の面倒は現れた加統が見ることとなる。
とはいえ立ち去り際にちゃんとエミちゃんの氷水を残して行ってくれるあたりネネさんも優しいですねぇ。素直ではありませんが。
加統もまた、甲人のことを気にかけてくれている。
起きるまで様子を見、さらにはくだらない話で場を和ませようとしてくれる。
おかげでようやく甲人の顔にも笑顔が見られるようになりました。
うーむ、考えてみれば学園に来てからずっと難しい顔してたんですよね、甲人。それか女子に絡まれて照れてる顔かのどちらかだった。
それがどうにか笑顔を見せるようになってくれた。これは進歩といえるかもしれませんな。
これで多少はすぐに飛び出す癖も抑えられるようになるでしょう。気持ちの張り過ぎはよくない。力を抜くのも大切ってことだ。
まぁ、適度なテキトーですよ・・・
加統は力抜きすぎな気もするが、その脱力があるからこそ柔軟に動けるってものなのかもしれませんな。
激情型のネネさんと一緒に行動するのであればいい塩梅なのかもしれません。
エミちゃんの氷水は癒しの力がある様子。
だが甲人はその氷を見て別のことを思い出す。
そう、あの夢。甲人に呼び掛けてきた番傘、あの番傘は氷の上に立っていた。それが何かのヒントとなりそうである。
甲人の話を聞き、猛暑日でも凍ったままの池というものに心当たりがあると言い出す加統。
ほう、これは上手いこと番傘の場所への手がかりが見つかりそうな流れでありますな。
加統の過去や凍ったままの池。そして新たな番傘。
これらを繋ぐ糸は一本であるのかどうか。楽しみな展開となりそうです。
・いきいきごんぼZ
まろ美の発言にかぶせるように「黙ってろ。」という編集のアオリ。げに秀逸也。
相変わらず技野君はシミュレーションに余念がない。
ゾンビ以外のカタストロフィものもちゃんと考慮しているんですな。
カメレオンスコープ。カメレオンゴーグルではないのでチャンピオンの懸賞作品とはまた違う!!
擬態機能はついてないので当選者さんたちは注意が必要です。
やはり技野君は他の2人よりもマシな扱いを受けているようですな。
まあ、ある意味当然というかなんというか。
通訳扱いというのは正しいのかどうか、微妙なところですな。この女子は特に2人とやり取りしたいとは思っていなさそうだ!!
・ウチコミ!!
苛立ちが積り、仲間に当たってしまっている春樹。
その春樹を孤立させないために執念深く食い下がるレン。
乱取りは残り1分。最後の力を振り絞るようにして背負い投げを仕掛けるレンと、必死にこらえる春樹。
日下部も声援を送ってくれております。ファイド〜〜!!
何もできなかった僕を・・・祭田さんや・・・雪村さん、ヒューマくん、日下部君・・・みんなが導いてくれた・・・
僕は・・・みんなのおかげでチームの一員になれて・・・今ここに立ってます・・・
だから・・・強くなりたいんです・・・祭田さんと、みんなと一緒に。
そう声をかけ、これまでの反復練習の成果を見せるレン。
相手の懐深く、股の間に飛び込む。
腰を落とし、足は肩幅。がに股にならない様に親指に重心を置く感覚で。
引き手、釣手、絶対に放すな。腕に、腰に、指に、脚に、心に刻み込む!!
春樹と屋上でであってからそれほど時間が経ったわけではない。
それでも、レンにとって柔道は今までにないワクワクできるものであった。
それを教えてくれた人たちの思い出。
それらを乗せて今、ついにレンの背負い投げが決まる。
真壁や希ちゃんといったこれまでのキャラたちが見ている中で決まった背負い投げ。うーむ、よい場面ですな。
さて、この見事な投げを受けた春樹の反応は・・・
忘れてた・・・俺は・・・紅林に勝ちてえ。
俺自身のために。チームで勝ちてえ。
そう、それこそが紅林の考えを否定する勝ち方であります。大事なことを本当に忘れていたんですなぁ・・・
だが、手遅れとなる前に取り戻すことができた。良かった良かった。
これでまた壊れかけていた武藏原柔道部が一丸となることができる。
あの先生の言い草ではないが、やはりギスギスした空気よりも清々しい状態でいたいものですからねぇ。本当に。
そう言えば結局八乙女先生は現れませんでしたな・・・試合の日まで出てこないのかな?
まあこのタイミングでまた余計な子と言われても困りますしね。うん。
・3LDKの花子さん
ろくな未来がないじゃないかー!!いやまったく。
努力すれば変えられるといっても、知りたくなかった未来ばかり見せられるのはなかなか辛いものがありますなぁ。
それを聞きたかった。うむ、さすがはブラック・詩先生。この中途ハンパな値段でよくそんなやりとりを。
ボルトだけではなくプラズマもしっかり使えた様子の詩ちゃん。師匠の教えが生きてますな。
しかしじーちゃんのスマート化は・・・なんというか、描きにくそうですあ!!
・イナナカ団地第22区調査会社タトー
感覚は色々な要素が大事ってことですかね。
料理を味わう時も匂いは重要なファクターとなりますし、触り心地に関しても似たようなものであると。
うーむ、小一時間触り倒したくなる感触。どういうものか気になるなぁ。
というわけで、集中連載終了。
最初から最後までなんというか、趣味満点な話でありましたな。
タトーさんの肩よりつつも共感を覚えそうになる趣味の数々は・・・引き出しが気になる所でありますなぁ。
何にしても杉浦洸先生の次回作には期待しております。この設定でまだまだ話は膨らませられますかな?
・木曜日のフルット
永遠の無職(ゼロ)。いや、そんなハッキリと言い切られましても。
カラスですら全面戦争に向けて働いているというのに・・・
というかカラスはこの一機で人類に立ち向かうつもりなのだろうか。
いや、さすがに各地で生産がされているのでしょう。蜂起の日には無数の機体が空を舞うことに・・・楽しみです。
・総合感想
2013年版のチャンピオンは今号で終了。今年も楽しませてもらいました。
それに伴い、ゲーム板のVer.2も終了となります。うーむ、面白くなってきていただけに寂しいですなぁ。
次週も続くみたいですしVer.3となるのでしょうか?新たなメンバーに期待するとしましょう。
さて、次号は新年1号。恒例のND星矢の帰還。さらに車田正美熱血画道40周年の記念企画が行われる様子。
またルノアール兄弟先生の集中連載も開始します。
さてさて、2014年版のチャンピオンはどうなりますか。期待したいものであります。
2013年 51号
・実は私は
ひょんなことから未来にやってくることとなった朝陽とみかん。どうしてこうなったのか。
とりあえず一度冷静になって何が起きたのか考えてみるとしましょう。
メガネがしゃべって、小さい藍澤さんを見かけて、角女に追いかけられて、ドラゴンに食べられて吐き出されたら――
そこは50年後の未来でした!!
荒唐無稽にも程がある流れでございますよね。
夢の話をするときでももう少し筋道立てて説明するわってもんだ。
もう疲れて休みたいという様子のみかん。それに比べ、事前知識もあれば耐性も備わってる朝陽の立ち直りは早い。
むしろ早すぎるぐらいだ。朝陽にその点のつっこみを入れることでみかんも多少立ち直った様子。
凛ちゃんに対し、あんた何者なのと質問を投げかける。
私、黄龍院凛は未来人で、朝陽の孫。
またあっさりと暴露しおって・・・!!
どっからどう考えても反省している様子はないのに何故未来に戻ってこれたのか不思議でならない。
ん?禁止はされているが緊急時の一時的な措置ということならOKってことなのか。なるほどなー。
でもだからといって過去の人間である朝陽達を未来に連れてくるのは・・・あ、やっぱり駄目なんだ!!そりゃそうだわな!!
とりあえず凛ちゃんもアホの子であるということがみかんに認識されました。まあ、それはよい。
それよりも未来の世界がどうなってしまっているのか。
それを端的に表す事象が発生する。そう、痴女の群れに囲まれたのだ!!
そんな上までボタンを閉めて・・・貴女の谷間が泣いていますわ。開放されたいと・・・!!
みかんはさておき、谷間が無い人はどうなるんですかねぇ。いや、まあそのツッコミは問題があるか。
しかし確かにこの世界では朝陽は鼻血の出し過ぎで死にかけてもおかしくはありませんわなぁ。能動的に鼻血出させようとするとは!!
だが、この場にはその朝陽を守るために活動している人物がいる。
貴女は!!まさかレジスタンスの、閃光のボタン留め、黄龍院凛っ!!
微妙に格好悪い通り名ではあるが、一応名の知れた存在であるらしい。格好悪い通り名ではありますが。
というか対峙の緊張感を味わう場面なのに内容がボタン留める留めないって。未来の戦闘は高度だなぁ。
だが、やり取りの内容は実にマヌケであるが、その腕前は凄まじい。
凛ちゃんが静かに剣を収めたその時、10人近くいた痴女たちのボタンが全て留まっているのだ!!鮮やか!!
思わず朝陽が乗った様子の発言をし、みかんが現実的な方のツッコミをする。
む、これは新しいパターンでありますな。いつもは朝陽のツッコミが締めであるというのに。
これはこれで芸の幅が広がってよろしいですな。
こんな下級痴女いくらいても私の敵じゃない。
痴女にはランクがあり、痴女らしい格好でないと痴女力が下がるらしい。何がなんだか。
そしてさらに痴女力を下げて一般人にするべくドラゴンが吐いたスパッツを穿かせる凛ちゃん。何吐いてんだよ!!
そのことも色々とツッコミたい部分であったが、直後に痴女の1人が口にした言葉を聞くとそんなことはどうでもよく思えてくる。
もうすぐカリスマ痴女2世様の手によってこの地球は「痴球」へと名を変えるのですから・・・!!
まさか・・・カリスマ痴女2世の痴女力は惑星にまで及ぶというのか・・・!?
いや単に呼称を変えるだけなのだろうが、何にせよとんでもない話には変わりない。なんてことを!!
世界地図が世界痴図へと姿を変えるという・・・思った以上に恐ろしいことになっているようだぜ、こいつはよぉ・・・!!
こうしちゃいられないと本部へと急ぐ凛ちゃん。
朝陽とみかんはドラゴンに襟首掴まれて輸送。首締まるぜ。
それはさておき、凛ちゃんによって未来世界の現状が説明される。
・・・カリスマ痴女2世は日本から始まって、世界の90%の男性、70%の女性を手中に収めた。
それもうほとんど逆転は無理な状態じゃないですか!!
いや、本尊であるカリスマ痴女2世をどうにかすればあるいは・・・いや、何でそんなこと真面目に考えにゃならんのだ?
感想書きながら自分にツッコミを入れてしまったりするからこの作品は恐ろしい。
ちなみに抵抗している男性はSな人か相当な奥手の人かだけであるとのこと。未来の男性は90%がMなのか!?恐ろしい。
痴女に支配されて90%の男がMの未来。
50年の間に一体何があったというのか。いや潜在的に男はみんなMっ気があるということなのかもしれないが・・・
まあ、それは考えないでおきましょう。うん。
ドラゴンは飛翔し、朝陽とみかんの思い出のある公園を通り過ぎ――ついたのはレジスタンスの本部こと朝陽の家。
ふむ、凛ちゃんは名高いだけあり一般的なレジスタンスの構成員ではなく幹部クラスであったということなのだろうか。
ちなみに家の中には未来の朝陽はいない様子。ぎっくり腰で入院中だそうな。そうか・・・
タイムパラドックスとか考えると色々とややこしそうですしね。会わないのが賢明ですわな。
ずっと超常現象を否定しようと頑張っていたみかんであるが、段々と認めざるを得ない様子になってきている。
しかしそうなると、凛ちゃんが朝陽の孫であるということも認めることとなる。
朝陽が結婚し、孫まで作っている。その事実に揺れるみかん。
とりあえず朝陽に対しては結婚相手が白神さんだといいわねと述べる。が、その直後にこんなことも言ってしまう。
あーあ。もし余ってたらかわいそうだし、あたしがもらってやろっかなって思ってたんだけどね。
ほう。思わずとはいえ、みかん自身の口からそのような言葉が飛び出してしまうとは。
今まで意識した様子のなかった朝陽も少しドキッとしておりますぞ。ハハハ。
それはさておき、朝陽の家の中は酷い有様となっている。
俺んちどうなってるんだろうとは思ったけど・・・改めて俺んちどうなっちゃってんの!?
部屋の中には胸元はだけて磔状態の女子が複数。こりゃ確かに色んな意味でどうなっちゃってんのと言いたくもなる。
一応磔にはなっていない人もいるらしく、その子から事情を尋ねる凛ちゃん。
本文精鋭なら痴団長クラスが相手でもと述べる凛ちゃん。そうか。
それについては置いておくとして、助け起こされた子はテレビを指さし語る。
あのカリスマ痴女2世の全世界同時中継を・・・ヤツの痴女力に当てられて皆自ら・・・!!
まさか中継を見ただけでここまでの影響を及ぼしてしまうとは・・・カリスマ痴女の影響力・・・恐るべし!!
というかどこまで深刻なのか分からないから色々と困る。スパッツ穿かせ直せばどうにかなるものなのか?
まあ、やらないよりはよいのでしょう。なので凛ちゃんはみかんにも手伝いを求める。
みかんおばぁちゃん手伝って!!早く皆のボタンとスパッツを!!
おっと・・・・・・これは、何という爆弾発言でありましょうか。
もちろんみかんも聞きなおす。今あたしのこと「おばぁちゃん」って呼んだ・・・?と。
・・・やっぱり今日のあたしはどうかしてる。ひょっとしたらここが本当に未来かもなんて。
そのうえもしそうなら、朝陽の嫁があたしだったらいいのにだなんて。
盛大に赤面するみかんでありました。おやおや。
うーむ、ここにきて一気にみかんがヒロインレースに乗り出してきた感じがありますね。
しかし孫にとっての祖母は父方と母方の2つありますし、どちらを指すかはまだわからないわけでして。
いや単に近所のおばぁちゃんという可能性も十分にあるとは思いますけどね。
凛ちゃんのベルトは実はみかんのものだったというのもあるとは思うが、それで血縁かどうかはまだ分からないわけで・・・
まあ、今回の未来編ではその辺りの結論はボカされるんじゃないかと思います。
それにしてもみかんは色々と知ってしまったようであるが、今後はどうなるんですかねぇ。
一つの秘密を知ったのならば後は芋づる式にってことになるのではあるまいか。
超常現象の存在を否定しないのなら葉子さんが吸血鬼という疑いもそのまま持つことになるでしょうし。
その質問を朝陽にぶつければそうでないかどうかなんて一発で分かるでしょうし・・・うーむ。
まあ、体育祭の白神父の様子を見る限りもう秘密を守る約束なんてどうでもよさそうな雰囲気はありますがね。
人のことどうこう言えるような振る舞いじゃなかったのは間違いないですし!!
なんにせよ、解決の流れを楽しみに待っておくとします。
・弱虫ペダル
4日で1000km。ムチャクチャだろこのチーム。毎年こんなことやってんのか。CPSまで借り切って。
鏑木心からのツッコミ。まあ、言われても仕方がありませんわな。
1日250kmを4日連続で走る。多少の増減は日ごとにあろうが、とにかく最終的には1000km走らねばならんのだ。
特にレギュラーの連中にリタイアは許されない。しかも6位以内に入らなければいけない。
こんな経験したことない道で6位以内で必ず。しかも段竹と協力することのできないしかけをつけられて。たった1人で。
味わったことのないプレッシャーに呑まれ、脚が止まる鏑木。
1000kmという未踏破の領域は例えるならば先の見通しが聞かない砂漠。
その砂漠を1人で進むことを強いられた鏑木。動揺を露わにしております。助けに来てくれ段竹!!
これまでもレースの勝負所など未知の先行きを照らしてくれたのは段竹であった。
段竹がマネージメントし、引き、そして鏑木がゴールを狙う。これが2人の形であった様子。
自身がゴールを取る側でもないのに段竹にそれを不満と思う感じはない。むしろ鏑木を認めた発言をしている。
おまえはオレにないものを持ってるな。ゴール前の集中力。爆発的加速力。それに・・・
その先のかけられた言葉がなんだったか。思い出せずに苦しむ鏑木。
ほめてくれ指示してくれオレをアゲてくれと甘えん坊のように悶える。
そうして自分の世界に閉じこもっているうちに――気付けば周りに誰もいない。最後尾の状態となってしまっていた。ああ、いや――
最後尾じゃない。周回遅れだ鏑木ィ!!
ぼうっとしている間に1周5kmのサーキットコースを周ってきた様子の今泉君。
鏑木はこれが1000kmを走りきるペース!!これ以上遅れたらヤバイ!!と考える。
ふむ?その辺りはどうなんでしょうかね?
なんせ今泉、鳴子の両者である。1000km以上も走れるなら走ろうとか言いだしたりしないとも限らない。
実際、今年の2人は自主的に自転車に枷を仕掛けている。
年代モンの重たいホイールにタイヤもボッテボテの転がり悪い重タイヤ。分かりやすいハンデだ。
それはいいが、相変わらずそのことで張り合ったりする両者。自分の方がダサイという主張の仕方は正直どうよ。
ワイの方がダサイとか言っちゃってる人はさておき、今泉君は鏑木に声をかける。
どうした。オレたちを倒すんじゃなかったのか。抜け。
この合宿、仮に6位でゴールするようじゃおまえはインターハイでは役に立たない。
まあバイク自体に仕掛けがしてあるわけでもないのに他の面々と劣るようではねぇ。
ってそういえば手嶋さんたちもそういう走りにくくするハンデはつけてないんだっけ?
坂道も自発的にそういうハンデを入れる発想をするかどうか・・・遅れているのが既にハンデか。
煽りを受けて奮起しようとする鏑木。しかしまるで先輩たちには追いつけない。
うーむ、メンタル面がやっぱりボロボロの様子ですなぁ。
ある意味弱虫ペダルという作品名を体現しちゃってるといえなくはないですが・・・困ったものだ。
同じく1周してきた段竹が後ろから迫る。もちろん接近することで警告音を発するセンサー。
その音が鳴り響く中、鏑木は叫ぶ。オレはこの1000kmを走る自信がない!!と。
道の両端に離れ、センサーの鳴らない状態にしてから足を止めて話を始める2人。
道が広いからできる状態ですな。いや、これができるなら道の両端を2人が並走すれば・・・その解決はなしか。
でもセンサーついてるの自転車なんだし、足止めて話をするなら近づけばいいのにね。
今までに感じたことのないプレッシャーに怖気づいている鏑木。もうバイクを降りるしかないとまで思っている様子。
そんな鏑木にとらわれすぎだ。はしゃげよと声をかける段竹。
オレはおまえに2つの光をみている。オレにはない2つだ。
ひとつはゴール前の集中力。爆発的加速力。
もうひとつは――誰にだって勝つって気持ちだ。
聞いた当初は当たり前のことと思っていたのか、そこまで気には留めていなかった言葉。
それを改めて段竹から聞かされることとなる鏑木。
段竹は3人兄弟の長男で、下の2人がワガママなせいかつい肝心なところでゆずってしまうクセがあるとのこと。
それに比べ鏑木は4人兄弟の末っ子。自由気ままにちやほやされて育ってきたらしい。へぇ。
欲しいものを手に入れ獲得してきた。心の底から欲しいと望み、獲得の手段は選ばない。
そう、選ばない。公衆の面前で親に取りすがることも、負けそうな将棋盤をひっくり返すことも。ジャンケンでさえ勝とうとする。
正直日常生活じゃ嫌がられるタイプであります。だがこのメンタルは――
競技の世界に入れば逆転をする。
ギリギリまで追い込まれる体力は底をつき体が悲鳴をあげるその中で、のこり1滴のメンタルが"勝ち"であろうとする。
それは才能なんだよ!!
人は元々もってる才能をそれとは気づかない。そいつにとっちゃあたり前のことだからな。
鳥が空をとべるのを人はうらやむが、鳥はそれを才能だとは思ってない。けど、すごいことだ。
気づけ。努力しろ。オレは協力できないがやれるだろ。天才鏑木。
勝ちたいと思うならチャンスはいくらだってある。この道はまだ900km以上余裕である。
ふーむ、ちょっとポエムが入った感じのなかなかよい説得ですな。
確かに競技者にとってのメンタルは日常のそれとはまた違いますわな。
甘えた子供のようではあるが、心の底から欲するという気持ちを持ち続けることができる。
確かにそれは才能といえるのかもしれない。段竹が鏑木に譲ってしまうのはそういうお互いの性格による部分が大きかったわけか。
なにはともあれ、段竹の言葉を聞いて復調した様子の鏑木。
どんなことをしても先にゴールをしてやると息巻いております。
すぐに回復する。それも才能なんだぜ?
いやまったくその通り。これもまた子供っぽいといえなくはないが、根はポジティブなんでしょうな。
それもまた競技者にとっては必要なことであると思えます。
さて、坂道はバスに酔って途中下車し、今年も後から来た寒咲さんの車に拾われている。2匹目のドジョウは外したかね?
いや、そんなことよりもその車の中には面白い人がおりました。
今年はおまえも走るのかと寒咲さんに言われるそのメガネの人の姿は――
はい。3年最後ですから。
よもやの古賀先輩!?
杉元に体力自慢とか言われていたのに2年時の合宿はクリアできそうにないと辞退したあの古賀先輩じゃないですか!!
合宿後めっきり姿を見せなくなったと思ったらインターハイ後にちらほら姿を見せていたが、まさかまさか・・・
古賀先輩の参入はどういう意味があるのだろうか。
さすがにインターハイメンバーに今からなろうと考えているわけでもありますまい。
思い出に残すために合宿の課題をクリアしようという考えなのだろうか?
そうである場合、その行動は部員にどのような影響を及ぼすこととなるのか。
特に及ぼすものもありませんでしたってんじゃわざわざページを割かれる必要もないわけでして・・・うーん、どうなるのやら。
実は海外で修行しており、合宿後はまた海外に出る予定があるのでインターハイには参加できないとかだったらどうだろう。
修行の結果、レギュラー陣の誰よりも速くなっていたとかそういう話。
これならば古賀先輩が国内にいる短い時間のうちに鍛えてもらうという話の流れも可能となる!!どうか!?
いやまあ、たぶんないと思いますけどね。うん。
・毎度!浦安鉄筋家族
少年大鉄の話再び。
なんだろう、このモテっぷりは。構わずにおられない何かが大鉄にはあるというのか!?
ヘアバンドの少女ことアベベは順子さんではないと判明。
こうやってあの時の候補を順番に削っていく流れなのだろうか・・・?
しかし何というか、幽霊に続いて怪しい関係にできなくもない存在で、アレですなぁ。むう。
・囚人リク
いつもはリク、レノマ、田中一郎の3人で行っている作戦会議。
だが、今回は最後の逃亡に至るまでの最終報告と言うことで脱獄8人衆全員が顔を合わせることとなる。
雨が降っているので顔を合わせるのではなく全員壁に接した状態となってますけどね。
リクやレノマさん以外は田中一郎とは初顔合わせの様子。
さすがの脱獄王の知性と貫録に慣れない敬語を使ってる様子の史郎さんが可愛らしい。
8人で打ち合わせ・・・と思いきや、この場にはもう1人存在していた。
壁の上の方の建築時の足場らしきところに腰かけていたのは・・・スライスデビルこと沢田。
脱獄メンバーが揃っていなくなったので探し回っていたようだ。うーむ、面倒くさい奴ですなぁ。
忘れんなよ。俺もメンバーの1人だ。
意図的にハブるつもりでいたわけだが、さすがに沢田。簡単に振りきれる相手ではないか。
とりあえず脱獄までのおおまかな流れは説明し終えた。
が、ここからさらに細かな問題の対応をしていかなければいけない。
たとえばグライダー制作。
リクとレノマさんが担当しているが連日夜中に作成しているのは睡眠時間を削り、心身ともに相当負担なはずである。
なのでこれに関しては天野や松尾が協力を申し出ることで解決という形になる。いい奴らだな。
続いては船の調達について。これは国外逃亡するためにも必須事項であります。
担当するのは周龍。日本籍船だと足がつく可能性もあるので海外ギャングから借り受けないといけない。
周龍が言うには親父と連絡がつけば頼んでなんとかなるだろうとのこと。ふむ。
さらに次の問題。それはヘリについて。
リクが気にしているのはヘリポートに辿り着いてもエンジンをかけるキーがないといけないのではということ。
確かに1〜2人が乗るような小型機ならばそうでしょう。
しかし視察委員が乗るのは操縦士を入れても7〜8人ぐらいの大きさのものでやってくる。割とすし詰めになりそうですな・・・
というのはさておき、その規模のヘリだと電源スイッチとスターターで始動するタイプとなるのだそうな。へー。
自身の疑問が簡単に解決され、照れ笑いを浮かべるリク。
そんなリクの頭に手を置き、優しげな表情を見せる田中一郎。いいおっちゃんだ。
ヘリの始動は問題ない。が、まだ問題はある。そのヘリがあるであろうヘリポートについてだ。
この極楽島でヘリを見上げることは何度もあるが、屋上のヘリポートを実際に見たものは当然いない。
もしそこに脱獄を阻む最終トラップがあったとしたら・・・
下見をするしかない。
そう結論付ける田中一郎。
ヘリポートは屋上95階。そこへ行くには非常階段を使うしかない。
つまり非常階段出入口のある場所までおよそ廊下を200m歩いて行かなくてはならない。
普通に考えた時は大した距離ではないが、行きかう看守がそれなりにいそうな場所ですし・・・見つかる可能性は高い。
少なくとも囚人服のままうろつけば確実に見つかることとなるだろう。
なので廊下に出る前にまずは看守室隣にある更衣室に忍び込む。そこで制服を拝借し、囚人服から看守服に着替える。
更衣室までは空調ダクトが届いている。備品室の1階上、79階までの移動はこのダクトを使うこととなる。
総移動距離500m。本番もこのルートを使う。
ふむ。ダクトを使用するとかいよいよ本格的になってきましたな。
しかし首尾よく看守服を手に入れたとしてもうまくいくのだろうか・・・?
看守とすれ違うたびにバレないかどうかドキドキすることとなる。
その距離が何千倍にも思えるほど長い200mとなるだろう。わずかな違和感から声をかけられバレれば即刻脱獄計画は水の泡となる。
必須といえる下見だが、こなすのはかなり難しいですなぁ・・・
さすがに顔に傷のある田中一郎が看守に変装しても怪しまれるに決まってますしね。
脱獄発覚のパニックを利用する本番時はともかく通常警戒態勢時の下見はムリがある。
そんな難しい状況。であるのにレノマさんは何故か笑みを浮かべている。
それは自分とリクの2人だけだった時に比べればずっと話が進んでいることに対する笑みである。
何から手をつけていいのかわからなかったあの時に比べれば困難な部分が分かっているだけでも進歩と言えますわな。
レノマ・・・こうもやることがはっきりしてくると、ホントに怖えな。
同じようにやることがはっきりしてきたと実感しているリク。
怖いなといいつつその表情はやる気に満ちている。この辺りはさすがにリクですな。天野や松尾、史郎さんですら狼狽えているのに・・・
さて、脱獄の流れと問題点についての報告は終わり。現地解散となる。
が、その場に2人だけ残ったのはレノマさんと周龍。
さっそく船の調達をしてもらうために、これで連絡をつけろと携帯電話を周龍に渡すレノマさん。
周龍の足を踏みつけ、この場で電話を掛けさせる当たり何か随分と警戒してる様子ですな。
さすがに周龍のことを信頼しきっているわけではないということか・・・?
極楽島からドラゴンクロスの2代目が電話を寄越してきた。これは大騒ぎである。
慌ててボスへと繋ぐ部下。
さあ、外伝には登場していたドラゴンクロスのボスが本編に初登場だ!!
相変わらず蛇を担いだ貫録のある親父さん。うーむ、怖い。
あの周龍も迷惑をかけて申し訳ありませんでしたとまず謝罪から入っております。
それはさておき本題。脱獄を考えているので船を手配してくださいと頼む周龍。
これに対し親父さん。他愛もないとの答え。
だが断る。甘えるな。
それだけ告げて電話を切る親父さん。うーむ、さすがに最大派閥のギャングのボス。厳しい。
長である以上息子にも甘い顔はしないということでしょうか。
とはいえ、ここで船が手配できないと脱獄計画自体が成り立たなくなってしまうのであるが・・・
心配ねぇ・・・船は必ず俺がなんとかする。
仲間たちにそう宣言する周龍。
ふむ、田中一郎に対し全員の命がかかってるんだから死ぬ気で考えろと迫ったぐらいですしねぇ。
となれば自身も腹を括らねばいけないぐらいの考えはしますか。見事に作戦を考えた田中一郎を褒めてたぐらいだし、自分もと。
船については周龍に任せるしかないとして、あとの問題は下見である。
誰が行くか・・・難しい問題であるが、立候補する男が1人いた・・・椿だ!!
静かなる男、椿陽平。俺がやると頼もしく宣言してくれる。おぉ・・・
でも正直このメンバーで可能性があるのは椿か周龍しかいないとは思っておりました。
リクやレノマさん、史郎さんはまず体格的に目立ちすぎる。松尾もか。
田中一郎は顔の傷など目立つ容貌だしすり抜けるのは難しい。天野はヘタレだし単独行動を任せきれるかは不安である。
となれば気づかれにくく、度胸のある椿か周龍ということになるわけだ。
船の調達とヘリの操縦を周龍に任せるのならば、ここは椿の出番ということになるのが順当ですわなぁ。
椿ならばスラムで錠前屋をやっていた経験もあるし手先も器用そうだ。
何か不測の事態が起きた時もどうにかしてくれるんじゃないかという信頼感もある。
怖いことになりそうではあるが、頑張って下見をクリアしていただきたい。
・バチバチBURST
土俵際。繰り出されるのは豪快なうっちゃり。
共に土俵下まで落ちる2人であったが、最終的に軍配は闘海丸に上がる。やはりそうなりますかー。
最初は呆然とその結果を見届け、やがて実感を感じ、ガッツポーズを決める闘海丸。
長らく大一番で勝てない自分に対しての忸怩たる思いがありましたでしょうしねぇ。
殻を破った男の叫びは大きい。
が、敗れた天雷を前にしてはしゃぎ過ぎたと反省したりする闘海丸。いかつい顔して気配りの出来る奴だ。好感が持てるなぁ。
しかし天雷もまた好漢。敗れた直後に相手を強いなと讃える。
その左腕は限界を超えて酷使したためかダランとぶら下がっている。
勝負中は夢中で気付かなかった闘海丸であるが、ここでようやく天雷が左腕を痛めていたことに気付いた様子。
闘海丸「・・・オウ。次はお互い万全の状態で勝負だ」
天雷「いや・・・今でも万全だったよ」
顔では大きな差があるかもしれないが、好漢という意味では相撲と同様いい勝負をしそうな2人。
勝負がついたあとも爽やかな別れの言葉を交わしている。うーむ、いいですねぇ。
その立派な姿を讃える天雷の両親。
父は何だかヘコみっ放しで、俺の子とは思えないよとか言っている。殊勝なことですな。
こうなってくると逃げ出しておいて連絡も寄越さなかった天雷兄こと村神裕也がのこのこと両親の前に姿を現すのはどうかと・・・
思わないでもないがまあ、見せてしまったものはしょうがないですな。
父も丸くなったことですし、頑張って家族の仲を取り戻してください。
それにしても弟が敗れた瞬間も笑顔だった天雷兄の心境はどういうものだったのだろうか・・・よくわかりませぬ。
一方勝利した闘海丸陣営。こちらは当然笑顔の暁親方。
そして感涙している細川君。やっぱるスゴイや闘海丸君は。
あぁ・・・僕には見えるよ。君の背中にどこまでも高く飛べる輝く翼が・・・
うはははは飛んでけー!!ブサイクジャンボエンジェル!!
何とも酷い想像である。まあ・・・仲がよろしいなってことですわな!!うん。
さて、敗れた天雷。鯉太郎と石川にお前等とやる前にヘマしちまったと謝罪。
それに対し、どうせ全員ブッ倒すつもりだったし、お前が負けたならアイツを倒すまでだと返す鯉太郎。
石川も同様の答えを返す。うむ、実に爽やかでよい雰囲気ですねぇ。
天雷「勝てよ。山本」
石川「誰が山本だ!!テメーは静かに指くわえて見てろ!」
ついに注釈で山本=石川という説明が入るようになってしまった!!
しかしこの天雷の頑なさは一体何なのか。一体どうすれば本名を覚えさせることができるのか。
もう四股名を山本にするとかしたらいいんじゃないかなぁ・・・妥協しすぎか!?
心配すんな・・・負けてやる気はさらさらねーよ。
何はともあれ気合満点で土俵に上がる石川。
本割では鯉太郎に一敗したものの今場所は体がよく動きかなり好調であるらしい。
新寺親方も最後はかっさらう気マンマンだぜと述べておりますし、期待が持てますな。相手がこの男でさえなければ・・・
誰が相手だと思っとる・・・止められるものなら止めてほしいわ・・・
そのような気持ちを吐露してしまう虎城親方。
もう父としても親方としても止めることができずにいる様子の怪物が土俵に上がろうとしている。
いよいよかと歓声をあげる観客が・・・真っ黒な狂気をはらんだ王虎の姿を見て一斉に静まり返る。
うーむ、白水さんに敗れた王虎。どうなっているかと思ったら一層危うい感じになってますなぁ・・・厄すぎる。
観客も親方衆も、関取ですら驚く王虎の狂気。
しかしそんな静まり返ったところに鳴り響くのは石川の柏手。
キレイに鳴り響き、凍りつきそうだった雰囲気を溶かしてくれる。
よう。
まるでビビった様子の無い石川。おぉ・・・これは・・・?期待していいのか・・・!?
ついに始まる王虎VS石川。
これまでの爽やかな空気が一変してヤバイ空気となった幕下優勝決定戦。果たしてどうなるのか・・・
王虎の迫力に呑まれていた常松とは違い、石川に怯んだ様子は微塵も感じられない。
しかし果たして石川の相撲は王虎に通じるのだろうか・・・
序二段の時は本番ではなかったとはいえあっさりとやられている。幕下のこの取組ではどうなるか。
うーむ、酷いことになりそうでもあるし、よもやの勝利も掴みそうであるし・・・予想がつかない。とりあえず頑張れ石川!!
・侵略!イカ娘
言葉が通じないかもしれない相手でも果敢に話しかける悟朗の母ちゃん。恐るべし。ゴハンモリモーリ。
食欲が無くても美味しいものなら関係ない!!
うむ、まあそうなのかもしれないが・・・豪快すぎる。
しかし地球総デブ化計画とはまた恐ろしいことを・・・というか嵐山家の食費はどうなっているのか。考えるだに恐ろしい。
・バーサスアース
やけに男前な玲央さんが描かれたセンターカラー!!
仲間を守るため、より強い力を求めてヒミコさんの誘いに乗る玲央さん。
池袋を離れて奥多摩へと向かった様子。その目的はASURAの強化実験。
地下3階は対甲装備実験室として広い空間が用意されている。交通の便はさておき、施設としてはやはり凄い所ですなぁ。
ユミちゃんは今も地下13階で眠っているというヒミコさん。
前に散歩がどうこうと行っていたが、出歩いた後また眠ったのだろうか。それとも・・・?
それはさておき、ASURAの話。
現在のASURAは最大出力で180秒・・・つまり3分しか戦えない。
その理由は電池などのバッテリー的な問題ではない。
この子は、3分しか言うこと聞いてくれない。それ以上使ってると機嫌が悪くなって暴れるの。
だから3分で停止するようにしてあるだけ。
なんだそれは。まるで中に生き物でも入ってるような言い方ではないか。ってまさか・・・
その目で確かめてご覧なさい。これがASURAの動力炉よ。
ASURAの中央部が開く。そこにあるものはASURA・CORE。
見えるのは生き物の顔・・・目と鼻と口。いや、皮膚は焼けただれたかのようになっており、歯は剥き出しの状態である。
何と形容すればいいのか・・・とにかく不気味な存在がASURAの中には組み込まれていた様子。
今までこんなの背負って戦っていたというのか・・・!!
それが何なのか・・・今は詳しくは言えない。ただ・・・人工的に作った深柱髄幹のようなもの。と言っておくわ。
人工的に深柱の髄幹を作り出す。そのようなことが可能なのだろうか。
まあそもそも髄幹やら深柱やらがどのように生まれるかなんてわかってないですからなぁ。
ひょっとしたら深柱そのものが最初は人工的に生み出された存在であるかもしれないのですし・・・
真宮寺家と萩原家、スルトの件に関しても謎の部分は多い。
この辺りは段々と明かされていく話となるのだろうか・・・?
それはさておきヒミコさん、動揺する玲央さんに面白いことを言い出す。
玲央ちゃん。マントル熱線、撃ってみたいと思わない?
熱線だけじゃないわ。高熱のバリアーみたいなやつも身に纏ってみたくない?
3分間の起動ではASURA・COREは5%の出力しか発揮できない。
COREの出力が上がっていけば今言ったことの他にも様々なことが可能になる。
そう言いながら壁の奥に安置されていた長大な刀を示すヒミコさん。これはでかい・・・5m以上はあるか!?
十三式三連震動破断刀(ナナツサヤノタチ)
この大剣は50%まで出力を上げれば使える。切断力はカムドノツルギの10倍!!
練馬型深柱を爆震無しで分断。一撃で塔解させられる。
ほほう。こいつはまたとんでもないシロモノでありますな。
これが振れるのであれば人型の深柱であろうが確かに断ち切ることができるかもしれない。
やはり深柱と闘う際にネックなのは相手の硬さでありますからねぇ。
相手の防御を上回る火力があるかどうかは重要な要素となる。力こそパワーだ!!
しかしこんな凄い武器、一朝一夕で出来る筈もない。
ASURAと並行して開発していたはずだが、今に至るまでその存在は秘密にされていた。
もしこれがもっと早い段階で投入されていたなら、兵真くんが死ぬことも、ハルトが腕を失うこともなかったかもしれない・・・
言ったでしょう。暴れちゃうって。
今のままではCOREを制御できるのは3分間。それで引き出せる力は約5%。それが私たちの現実なの。
暴れるというのは具体的にどういうことなのか。
それはヒミコさんが実験時の映像で示してくれる。そう、文字通りの意味で暴れ出すのだ。
実験中勝手に動き出し、コントロール不能となったASURA。
その起動実験で3名の職員が撲殺・絞殺され7名が負傷したという。
うーむ、こんなものが戦っている最中に背中で暴走し出したら大変なこととなりますわなぁ・・・
しかし何で3分なのだろうか?何か理由でもあるのかな?
そんな重要な制限があるのならカラータイマーの1つでもつけておいてくださいよ!!
まあそれはさておき、玲央さんはヒミコさんに結論を問う。
ASURAの現状は分かった。起動時間の短さによる出力の限界。
となれば、ここにわざわざ呼んだと言うことはそれを解消する方法が見つかったということに他ならないわけだ。
どうせアンタの考えることだ。ロクなもんじゃないだろうけど。さっさと言いなさいよォ。
酷い言われようだが、言われても仕方がないのがヒミコさんである。
安全な起動時間を設定しているとはいえ、暴走の危険があるASURAをずっと背負わせていたわけですからなぁ・・・
そして実際、ロクでもないことを言い出すヒミコさん。
最近のセキュリティは指紋などの生体認証が採用されているものが多い。
それはあらかじめ生体情報を登録しているから開くことができるようになるわけだ。
それに似てるわ。つまり、玲央ちゃんの生体データをASURAに入力し、装着者自身がASURAの一部だと認識させる!!
自らをシステムに組み込めば3分を越え制御できない状態になってもASURAに襲われることはない!
確かに自身をASURAの一部だと思わせれば襲われることはないのかもしれない。
理屈としては分からないではないが・・・何だかとんでもないことを言っている気がする。
いや実際にヒミコさんはここからとんでもないことを言い出す。
あるじゃない。目の前に入力装置が。
利き手じゃないほうを入れて!!彼に教えてあげるの。パートナーであるあなたのことを!!
何を言っているんだこの人は・・・!!
確かに生体情報を与えて認識させる必要はあるのだろうが、手を入れる?わざわざ利き手じゃない方をと言うのが厄すぎる。
これは一体どうなってしまうんでしょうか。喰われるの?喰われちゃうの?
いや別に喰わせなくても登録ぐらいは出来るのではなかろうか。
というか別に手でなくてはいけない理由はなかろうに・・・COREの彼は手フェチなんですか?なら仕方がないけど。いやいや。
玲央さんのパワーアップイベントは嬉しいのだが、これでまた左手を失ったりするのはよろしくない。
そんなことしたらブレイカーズ全員が左手を失うという奇妙な経験を共にすることとなってしまう。
それはそれで連帯感が生まれる気がしないでもないが、そんなことしなくても生まれてますし!!
暴れて面倒くさい子が相手なら、殴りつけて言うことを聞かせるのも大事なんじゃないですかね?
利き手じゃない方というハンデ付きでCOREの彼を殴り倒せば主従関係も構築できるという話で。
ああ、パートナーであるあなたのことを教えてあげるとはそういう・・・という話だったらいいなぁ。
それにしても今回の玲央さんはよォとかょオとか言いすぎである。連続で言われたりすると流石に気になりますよォ。
・錻力のアーチスト
7回裏。桐湘の攻撃。現在6点差がついており、1発出ればコールド勝ちが決まる状況。
之路さんを休ませるためにもここで決めておきたいところですな。
そんな良い所で打順が回ってくる清作。期待のかかる場面である。
港南学院倒すとかブチ上げたんだ。クソ天然の力見せてもらおうじゃねーか。
弐識に言われるまでもなく、ホームラン打って俺の力を全員に認めさせてやると意気込む清作。
藤倉のピッチャー辰尾の第一球はボールから入る慎重なもの。
相手は一年とはいえシニアでホームラン打ちまくった男ですからねぇ。
とはいえ腰を痛めているという情報もあるのでそんなガラクタに試合決められてたまるかという想いもある様子。ふむ。
藤倉と桐湘の試合を見続ける港南学院。
元チームメイトの八子ッチ曰く、腰痛める前の清作は手が付けられない感じだったとのこと。八子ッチ・・・?
まあ、それもシニアでの話ですしねぇ。高校で通じるものかどうか。
力を抜けと弐識に言われていたはずなのに相変わらず力んだ様子の清作。
高校初打席だし結果を残さないとという意識が強くてつい力んじゃうんでしょうかねぇ。
清作の狙いはインコースっぽい。
というわけで二球目は外に逃げる変化球を放る辰尾。これを空振りしてしまう清作。あらら。
続けて二球アウトコースに投げて外に意識を向かわせ、続いての三球目はインコースにストレートと考える藤倉バッテリー。
この組み立ては之路さんや港南学院の選手も同じ考えであったりする。ふむ、定番といえる組み立てですかね?
実際インコースのストレートを振り遅れ、当てはしたもののファールとなる清作。
これでワンボールツーストライク。追い込まれた形となりました。
二球目、三球目とスイングしている清作。スイング後におかしいなとブツブツ独り言をいっています。
あの時のスイングの音、こんなじゃなかったんだけど・・・
あの時弐識センパイに言われたこと、何だったっけ・・・
どうやら本当に言われたことを忘れていた様子の清作。このニワトリ頭め。
思い出せたのは四球目がボールでカウントツーツーになったときであるという。危ないなぁ。
・・・あ、そうだ。肩の力抜くんだった。
そんんで背スジ伸ばして、え〜〜っと。視野を広く。
ようやくいい構えを思い出したクソ天然。
力んでたら体がスムーズに動かない。バットにボールをのせて飛ばすタイプの清作は力を抜くのが正解である。
そうアドバイスした弐識であるが、そこで思いもしなかった姿を見る。
左打ちと右打ちの違いはあるものの、その打席に立つ姿はまるで自身の兄のようで・・・何!?
固さがとれた清作の構えは港南学院の連中から見ても弐識義壱のものに似ていると感じられるらしい。
県内最強のバッターと似た構えとは・・・これは面白い話でありますな。
お前ならアイツをどう抑えると尋ねられた八子。真っ向勝負は避けて外に変化球を続けますと返答する。
うむ、さすがに打席のアイツとは勝負せずに他の方法で潰すとは言えないか。
しかしその結果、港南のエースである穂村にはつまんねえのと言われてしまう。ほう、では自分ならばどうするのか?
インコース厳しく攻めます。せめて打ち取るのがエースですから。
エースの矜持というやつですかね。
まあ気持ちで負けていてはこの勝負のみならず後続を抑えることもできないでしょうしね。
その考えは之路さんも同様に持っている様子。うーむ、熱いねぇ。
八子も思った通り、他の方法で潰すと言っておけばつまらないとは言われなかったでしょうに・・・ドン引きはされるか?
勝負の五球目。
エースたちと同様、藤倉の辰尾もインコースへのストレートを放る。こいつもまたエースであるか。
そのボールに振り遅れた様子の清作。いや――
どいつもこいつもうるっせーな。俺はもう1度あの音が聞きたいんだ。
心臓ブッ叩いてやるから、静かにしろ。
その言葉通り、風を切る綺麗な音と共に投手の心臓――に見立てたボールをブッ叩く清作。
打球はフワリとあがり、静かに綺麗に放物線を描いてスタンドへと飛んでいく。
ふーむ、弐識のパワーヒッティングとは確かに違った打球でありますなぁ。
皆が静かに打球の行く先を見守る中、心の中で喝采をあげている清作当人がなんだか可愛らしい。
打った直後の静寂。心臓の音が止まるような静寂の中、激しく鼓動させている選手がいる。弐識だ。
清作。テメーそのスイングまるで兄キみたいじゃねえか・・・
クチだけじゃねえ。このクソ天然がいればもしかして本当に港南を・・・
ほほう。何やら清作のチートレベルが爆上げした感じがありますね。
これまでは弐識に押されっ放しな感じだった清作。が、力を抜いた打法が弐識の兄に似ているという話から評価が一変しそうな雰囲気。
港南のエース穂村も面白いと感じているようだし、周りの評価も高そうだ。
考えてみると投手だけでなく周りの心臓の鼓動も止めてしまう清作のバッティングは弐識義壱の緊張感凍結に近いものがある。
どちらも静寂させるという意味では同じですからねぇ。ああ、似ているとはそういう・・・
ともあれ、予選の第1戦を7回コールドという快勝で終えた桐湘。リベンジも果たしたしいいスタートだ。
次回は王者・港南の実力が明らかになるという。
果たしてエース穂村の投球はどれほどのものであるのか・・・楽しみです。
・ウチコミ!!
イラ立ちを加速させ、仲間である部員たちに不満をぶつける春樹。
その春樹を呼び止めるレン。
既に限界を超えフラフラになりながらも、今のままではいけないと思っているようだ。
なりません。足手まといには。覚悟はできてます。
自身がされたように、指で手招きをするレン。
柔道部に連れて来てもらい、今に至るまで指導してくれていた。
その感謝の念を返すために体を張る。その覚悟ができているということであるか。
しかし覚悟はできていてもやはり体への負荷は限界を超えている。
挑発して乱取りを続けさせはしたものの、ほとんど抵抗らしい抵抗もできずにいるようだ。
くそ・・・もっと強くなるには・・・紅林に勝つには・・・こんな練習じゃダメなんだよ・・・
迷走しておりますなぁ。
紅林に対する勝たねばという気持ちに油が注がれた結果、自分でもどうにもならないほどに燃え上がってしまった感じでしょうか。
その結果、ヒューマや雪村さんと言った仲間にも当たることとなってしまうのは何ともなぁ・・・
こんな乱取りじゃ・・・無意味だ。
これでは強くなれない。そういう意味の言葉であるが、それは紅林の言い放った無価値という言葉とどれほどの差があるのか。
紅林の考え方を否定するはずだったのに、いつの間にか同類になりつつある。悲しいことだ。
だから、レンは何度でも諦めずに喰らい付こうとする。
レン君は・・・チームの一員に認めてくれた祭田を孤立させたくないんだ・・・
このレンの行動と周りの呼びかけにより自身が部の足を引っ張り始めていると気付きだす春樹。
段々と紅林と同じ存在になりつつある。そのことに気付かせてもらえたようだ。
ハルさん・・・そんな野郎でも・・・やる価値なくはないはずです。
なんたってこの執念深そうなクソ素人は・・・ハルさんが見込んで連れて来たんすから。チームのために。
俺自身のために闘うと言って去っていった紅林。
その考えを否定し、チームのためにメンバーを揃え、鍛えようとしていた春樹。
今こそその考え方を取り戻して頂きたいところでありますが・・・どうなりますかねぇ。
熱くなるのは良いことであるが、雰囲気を壊してしまうのはまた違う。
チームの絆を取り戻すためにも立ち直っていただきたいところであります。
・ペーパーブレイバー
キャロライン=フィリップス。外国人熟女なのに貧乳。まず考えるのはそこですかビカリさん。
錬金術師であるカロリー先生は便利なアイテムを作ることができるらしい。
まあ実際に錬金術師のレベルが高いのは息子の方らしいが・・・息子が仲間になる可能性がある流れか?ひきこもりらしいけど。
勇者なだけに経験値をためるには勇気を振り絞る必要があると。ふむ、理に適ってはいますな。
女子との待ち合わせする直前に大人のお店に入るのは勇気とは言えないのかな?
まあ、自然に入っていたしビカリさんにとっては大した勇気がいる行為では無かったのかもしれませんな。恐ろしい。
小学生のころから弱虫ヘタレ虫だったビカリさん。
1年前はあんな――と言われているが、1年前はどんなだったのだろうか。
何やらシリアスな設定がありそうな香りがするが・・・はてさて。
とりあえず全部徒労だったと知って涙する聖利ちゃんが何とも可哀想であるが可愛い。
いやいや、絆みたいなものは生まれたと思いますし徒労ではなかったはずですよ。きっと。
結果として右華ちゃんと出会えたりしてますしね。うん。
・真・餓狼伝
木刀を構えた京太郎と対峙する文吉。
はじめの合図がかかったと同時、驚愕で動きを止める。
傍から見ているだけではわからないが、文吉の目線で見てみるとその恐ろしさが分かる。
京太郎の持つ木刀が・・・大きく、大きく見える!!いや、さすがにデカすぎだろう!!
達人の構えは己が剣で我が身を隠すと云う。
大抵の相手は黒岡の構えに先ずやられてしまう。
おいも初めて黒岡喜八と対峙した時は・・・恐怖じゃった。
京太郎は長尺の木剣。殊更文吉の目には大きく映るじゃろう。
かなり危険でありますな。
気付けば木剣の切っ先は手が届きそうな距離にまで寄っていたりする。うーむ、怖い。
その剣士が放つプレッシャーに恐怖心を覚える文吉。
イメージ映像としては全身に粘りつく液体のようなものがまとわりつき、動きを制限しているような感じである。
・・・動け・・・・・・ねえ・・・
このままでは動けないままなすすべもなくやられてしまう。
が、ここで不意に文吉は思い出す。自分のしたことを。
京太郎を戦いの場に引きずり出すために行ったことについてを。
へへッ。忘れてた――コイツの大事な刀折った時、「殺されても仕方がねぇ」ってんで臨んだケンカじゃねーか。
今更俺は何を怖じ気付いてんだ。
構えひとつから・・・重ねた稽古と・・・・・・刻んだ月日を感じさせる・・・
京太郎。ありがとよ。メチャクチャ楽しくなってきた。
ほほう、周りから声をかけられることもなく自身の考えだけで恐怖心を克服しましたか。
文吉、まっこちふっとか男じゃのぉ。さすがと言えます。
だが――それはまだスタートラインに立ったということにすぎない。本番はこれからだ。
太浦さんが言うとおり、剣に対抗するのはこれからが本番である。
さっそく京太郎の木剣を数発体にもらっている文吉。これが真剣であったならばどうなっていたことか・・・
まあ、その時はその時の闘い方になるだろうし、一概には言えないんですけどね。
どうでもいいが太浦さん、その場所に立っていると久右衛門たちが見辛くて困らないだろうか。
いやまあ見届け人ですし一番近い所にいるのは自然だとは思いますが。
・ドカベン ドリームトーナメント編
京都の先発は真田一球!!
本物のエースピッチャーである中西球道には及ばないまでも一球さんもかなりの球を投げることができる。
が、西武相手にエースを出してこない京都の監督、微笑三太郎の考えはどういうものなのだろうか。
風呂に入りながら考えるスターズの連中。
ドカベンは地味に風呂場のシーンが多いですなぁ。
何も無ければまず第1戦目はエースである球道が投げるだろうと予想する面々。
確かにどこも里中や不知火といったエースを最初に送り出してましたな。
新潟はまあどうかという感じでしたが・・・それはそれ。
さて、試合開始。
西武の先発は獅子丸。襲いかかる京都ウォーリアーズの一番は業師である先斗。
であるが、バットを折られてあえなく凡退。あらあら。
二番の堀田、三番の牛之介も同じくバットを折られて打ち取られてしまうという。折り過ぎだべ。
一回の裏。西武の攻撃。
京都の先発は一球さん。そしてサードを三太郎が守る。ほう、キャッチャーでもレフトでもないのか。
采配するために内野を守ることにしたらしいが、その判断はどうでるのか。
5回まで双方無得点。
しかし6回、ついにライオンズが先制点を取る。
主砲おかわり君、中村選手のどでかい一発がレストスタンドに刺さったのだ。おやおや。
ツーランで2点を先制した西武。しかし今度は8回の表で京都のチャンス。
先頭打者の牛之介がデッドボールで出塁。
そして四番の三太郎が見事な打法で同点のツーランを叩きだす。ほほう・・・って何だか凄い打ち方してますな。
中西球道はリリーフの準備をしている様子。
ふーむ、ケガをしていそうな様子はないし、サルが予想した通りストッパーとしての出番が待っているということなのだろうか。
何にしてもこの試合もさらりと決着がつきそうでありますな。
しかしどうでもいいが、8回表は三番の牛之介から始まると言っているのに二死からのデッドボールとはどういうことなのか・・・
まあいいか。
今回のキャラクターファイルは堀田三吉。
「一球さん」に登場した巨人学園の選手。三球士の1人として活躍した。
いやまあ、一球さんではそれほど活躍していた感じはありませんでしたが・・・
今回は京都の選手として活躍できるかどうか。楽しみです。
・777 スリーセブン
怒りが炎上し、暴れまわるチェリーとフェイク。
さすがにこの2人が揃って暴れると手が付けられない。強すぎると組織の連中も怯んでおります。
そんな連中に対し、警告を放つチェリー。
選ばせてやる・・・まとめて病院送りになるか、ここにあるハッパ燃やして廃業するか・・・どっちがいい?
敵いそうにないと分かっていながら、それでもこの選択を突き付けられ、立ち向かおうとする連中。
組織の一員である以上、後には引くことができないってことなんでしょうかね?悲しい奴らだ。
しかしここで思わぬ乱入者。警察の登場だ。
どうやらチェリーたちが大暴れしたことで近所から通報されてしまった様子。そりゃされますわな。
サンダーボルトの件でやってきたわけではない。
それを知った組織の連中は警察に泣きつく。
自分たちは楽しくダベっていただけなのにアイツらがいきなり殴り掛かってきたのだと言い出す。
うーむ、そんな凶悪なツラして言われてもなぁ・・・いや、チェリーたちの格好が格好なだけに通じなくもないか。
アイツら変なんです!!と言われたら確かにそうねと言ってしまいそうである。
まあ何にしても警察が現れた以上、さらに暴れるというわけにはいかない。
建物の中を調べてみろよと述べて立ち去ろうとするチェリーたち。
しかし、そこで後藤田刑事。なんと拳銃を取り出して動くなと制止をかけてくる。おっと・・・
あのプロテクターつけたヤツら・・・オレが追いかけたマスクのヤツの仲間かも・・・
これ単なるチンピラのケンカじゃないスよ。
見たとこどっちもマトモには見えないんでね・・・
いやまったくもってその通り。後藤田刑事の発言は間違っていないから困る。
が、さすがに撃たれては困りますわなぁ。プロテクターがどれだけの耐久性があるのか知りたくはあるが・・・
ともかく、この場は登場したマスクの行動によって水入りとなる。
離れた方がいいぜ。
その言葉と共に、建物に仕込んだ起爆装置のスイッチを押し、中を吹き飛ばすマスク。
ふむ、脱法ハーブは警察としては扱いにくい物件であるし、こうした方が後腐れはないのかもしれませんな。確かに。
一応こいつらがサンダーボルト製造に関わっていたことは示したが、警察としてはどう扱うのやら。
怖い顔すんなって!!お前らみたいな使えないお巡りの代わりに働いてやってんだぞ!
挑発的なセリフを述べるマスク。いやマスクにしてみればまさにその意識が大きいんでしょうがね。
そんなマスクの側によっていくチェリーとフェイク。
後藤田刑事に何者だお前らと言われた時には三人揃って屋根の上に立つ。何者かと問われたなら、あえて言うなら・・・
スリーセブンだ!!オレらが3人揃ってフィーバーしたら誰も止められない!!
止められるもんなら止めてみろ!!
ついに飛び出ましたタイトルコール。やっぱりグループ名となったかー。
しかしチェリーも優希と同じようにすっかり3人組に馴染んだ様子ですなぁ。いい傾向である。
でも今回のチェリーはいつにも増して目が血走り過ぎじゃないですかね・・・怖いよ。
スリーセブンはチェリーのアドリブで決まった名称であるが、マスクには何か考えがあったのだろうか。
あえて言うならの続きが気にならなくもない。まあもう名乗っちゃったしね。スリーセブンで決定だ。仕方がないさね!!
・クローバー
紅葉神島喧嘩頂上決戦準決勝開始。
真田と五味の試合、開始の合図と共に強烈な一撃が真田を襲う!!
うーむ、少しフライング気味ではあったが、まあ許容範囲内でしょう。
不良の癖に色々とルール守りまくりな連中だし、これぐらいはよかろうってなもんだ。
ズザサーと吹き飛ぶ真田。
しかし何事もなく、あー危なかったと起き上がる。
強烈な一撃を受けたと思ったがどうやら寸前でガードが間に合っていたようだ。
ガードしたら何ともなかったりするものなのか?と思わないでもないが、まあともかく無事なのは確かみたいですな。
真木と吉良のクールな2人は冷静に今のやり取りを分析する。
真田をなかなかの反射神経していると褒めつつ、オレならよけれたけどなと言い出す2人。
この2人同士でも意地張ったりしてるし、なんだか似た者同士だな、オイ。
真田の反撃。と思ったら再び吹っ飛ばされる真田。
うーむ、一撃の重さが違いすぎる感じですなぁ。
というか真田は吹き飛びすぎじゃないですかね?ダメージないのなら毎回倒れなさんな。
いや、試合を盛り上げるという意味では間違いのない行動なのか?真田もまたエンターテイナー・・・
なんてなことを言っている場合ではない。
次の一撃はガードが間に合わずにモロに喰らってしまう。
これはさすがに立ち上がることはないだろう。
そう語る司会であったが、もちろん普通に立ち上がる真田。さすがに鼻血を流したりはしてるが、それほど効いてはいなさそうだ。
逆に五味。自分の一撃を受けて立ち上がる奴なんてと狼狽え気味。おやおや。
真田ってヤロウは超しつこいんだよ・・・そして・・・こっからが強ェんだ。
まあ確かに華咲でもそのしつこさで先輩たちに立ち向かっていってたわけですしねぇ。
少なくともこの時点では精神的に優位に立つことができております。
だが果たして勝利する所までいけるのかどうか。
真田の戦いは勝敗の読めないところがあるから目が離せませんなぁ。
そういえば今回ゲンゲンの姿がなかったがどうしたんだろうか。
まさかまたトイレに籠っているのではあるまいな・・・気になるぜ。
そして次号のクローバーは休載。再開はその次の週となりそうです。さすがに別冊との兼ね合いは忙しそうですなぁ。
・ANGEL VOICE
船学の選択に驚きを隠せない市蘭イレブン。成田がやけに可愛いことになっているな。
さて、何が起きたのかというと、なんと王者である船学が・・・引いて守っている!!
高い位置にユゥエル、中盤に古川を残して他は全員引く形となっている。
2点リードで残り25分。引いて守って逃げ切るつもりなのか・・・?
観客たちも船学のこの動きはこれまで見たことが無いらしくざわついている。
あの八津野とやるときだってこんな守り方はしたことがない。
もしかして・・・疲れ・・・か?
そのように推測する百瀬。ふむ、確かに市蘭の無茶な走りに付き合って披露している感じはありますな。
引いて守ればスタミナの消耗は抑えられる。
となると、これは逆にチャンスなのではないかと考えだす市蘭。
真正面からぶつかって圧倒的な強さで勝ち続ける船学は・・・絶対引いて守る練習なんかしてねえ!!
練習でやってねえことをいきなり試合でやろうとしても・・・必ずどこかでボロが出る。
なるほど、確かにつけいる隙があるかのように感じますな。
じっくり攻め立てれば、1点を返せる可能性もある。1点差になりさえすればまだ望みはある。
乾が中盤でボールを持ち、組み立てを開始。
尾上とのワンツーで抜こうとし、アイコンタクトによる意思疎通も完璧に行われていたのだが防がれてしまう。あらら。
鋭いパス回しで中盤に残っていた古川にボールが渡る。
そして古川から前に残っていたユゥエルへとボールが出る。船学のカウンターだ!!やべぇ。
ディフェンスの連携といい前に繋ぐ早さといい、これは急造のものとは思えない。
船学は引いて守る練習をメチャメチャやっている!!そのように考える市蘭の面々。それはどうやら正解である様子。
船学はJリーグチームとの試合でこういう戦い方をする。
そうか、天皇杯用の戦い方か!!
確かに船学であってもまず勝てないのではと思えるチームが存在しましたわな。
普通なら高校チームがプロであるJとやっても、ほとんどボールに触ることができない。
だが、船学は天皇杯で本気でJを食う気で練習をしてきているという。それがこの形であるということか・・・!!
うーむ、こりゃあ天城も濃い顔で驚くわけだわ。まさかそんな格上用のシフトを取ってくるだなんてなぁ・・・
土岐監督が市蘭を警戒しているのは知っていたが、ここまで容赦なく仕掛けてくるとはさすがである。
しかもカウンターで点差が開きそうになっているピンチの状態。なんだか本当に絶望的な雰囲気になってきましたぞ・・・
どうにかしてここでユゥエルの攻撃は阻止しておきたいところでありますが・・・
ファールでも何でもして食い止めたいが、どうなりますか。怖い怖い。
・名探偵マーニー
港町に鳴り響く爆音。船に爆弾が仕掛けられたらしく、炎上しております。一体誰がこんなことを・・・
といった事件から始まる今回。
舞台は前回の続き、中神さんの帰省先でのお話となります。ほほう。
お婆さんの誕生パーティを終えた後、ちょっとしたバカンスを楽しむマーニーたち。
水着姿になってキャアキャアと楽しんでおります。夏の終わりの微妙な時期にご苦労様でありますなぁ。
シーサイドカフェで古いマンガを読みながら食事。
いろいろとおおらかな時代の作品だとエロかったりグロかったり下品な作風のものもありますやね。
さて、冒頭の爆破事件について耳にするマーニーたち。
どうやら爆弾によって漁船が三艘もやられたらしい。可哀想に。
食事後になんか楽しそうだからというゆりかちゃんの提案でその現場を見に行くこととなりました。楽しそうってアナタ。
さすがに昨日の今日なので爆破された船の残骸も残ったままとなっている。これはスゴイ。
しかし一体誰がこんなことをしているのだろうか。どっかの抗議活動か個人的な恨みか・・・
探偵らしく動機とかを気にしてしまうマーニー。
と、そこで中神さんが知った顔を発見する。無精ひげのおとこは倉岩大悟さん。中神さんのイトコで昔から知る人物とのこと。ほう。
中神さんのイトコということはこの人もセレブなんだろうなぁ。ヒゲだけど。
どうやら留学していたらしいが一時的に帰郷しているらしい。ふむ・・・
夜。ゆりかちゃんは昼間の定食屋さんから例のマンガを貸してもらった様子。
下品がどうとか言ってたくせに楽しんでるじゃないか。ハハハ。
それはさておき、船の爆破事件について。
犯人はテロリストであるとニュースで報道されている。
環境テロリスト団体「フリープラネット」から犯行声明が発信されている。
ふーむ、イルカ・サメ漁に対する抗議を込めた行動でテロ活動でありますか・・・
結果として環境を破壊してもそれは正義の行いであるとか主張しそうな連中でございますなぁ。厄い厄い。
バスローブ姿の中神さんはマーニーにこの事件の犯人を捜してくれないか依頼する。
一応地元の人間であるし、ヨソモノが爆弾持ってウロウロしているのは見逃せない様子。まあそれはそうですかな。
しかし爆弾テロ犯が相手とはずいぶんと大きな話でありますなぁ。
フリープラネットの本拠地は海外。こんな村で外人さんがウロウロしてたら不審に思われること間違いない。
となると犯人は外人さんとは限らないことになり――
などと考えながら散策するマーニー。思考世界に入っているので途中倉岩さんに話し掛けられても気付かない。
歩きながら思考世界に入るものだからまるで時間が飛んだかのように感じるマーニー。厄介な癖でありますなぁ。
倉岩さんはマーニーが何かと通信しているみたいだから声はかけなかったという。いや、そういうワケじゃないんスけどね。
でも放って帰るのもなんだから待たせてもらったという。気の長い人だ。
しかしずっとすぐ近くでマーニーの姿を堪能できるのであれば待つ甲斐もなくはないか。ふむ。
とりあえず倉岩さんの協力を得て船と持ち主とその位置関係。港の人間関係から調べて表にするマーニー。
調査のためとはいえ毎度大変な作業でありますなぁ。日当五千円かかるのも頷ける労力だ。
マーニーは調査を終える際に倉岩さんに問う。環境テロリストについてどう思うか。
人を傷付けても殺してしまってもなんとも思わない。自分のイデオロギーのためなら。異常者ですかね、と。
どうかな・・・優しい男なんじゃないかな。自然が好きで・・・
やけに背景をキラキラさせて擁護する倉岩さん。怪しいことこの上ないですな、オイ。
というわけで、中神さんに倉岩さんについて聞くことにするマーニー。
キビシイ家に生まれ、TVとかマンガとか全部禁止。野蛮なことは一切教えられず育ったそうな。
そのオカゲか本人も健康優良児。親孝行に育って皆に好かれる好青年となっているらしい。フーン。
それはさておき、爆破犯の件について。
壊された船の持ち主についてだが、どうも持ち主のうちの一人の家はこの港でも一番古くボロかったという。
また、他の沈んだ船の持ち主も不幸があったり子供が事故を起こしてたりでお金が必要な人たちだったという。
これはつまりあれですか。保険金サギというやつですか。
建造十年以上の漁船なんて下取りしても数十万がいいところである。
しかしテロによる被害となれば保険金の額はケタ違いとなる。なるほどなぁ。
だが実際にテロ団体の犯行声明は出ている。自作自演にしてもタイミングが良すぎはしないか。
もちろんその部分についても調査した様子のマーニー。ふむ、やはりあの人がそうでありますかね・・・
倉岩さんの人となりを知るために話し掛けてみるマーニー。
例のマンガを見せて反応を伺ったところ、下品なので捨てられてしまいました。
借り物だからいけませんよと言っているのに、この別荘に持ち込むのが悪いとのこと。うーむ、独善的なセリフだ。
そんな倉岩さんの将来の夢は弱くて力のない者を助ける人間になることだそうな。フーン。
さて、時間は経過し、夜。
ひとつの漁船の上を怪しく動き回る男の影。どうやら爆弾を仕掛けているらしい。
その男にライトを浴びせるマーニー。地元の警察を引き連れ現行犯で御用とする。
アナタは容疑者であり被害者でもある。調べさせてもらいました・・・前島さん。
どうやら本当に保険金サギを行おうとしていた様子の前島清吉さん。
お金に困っており、保険会社が一連のテロ騒動で保険金負担の方針を変更しないうちにお金を受け取りたかったらしい。
それで焦って行動し、張っていたマーニーに察知されたというわけですな。
前島さんは語る。環境テロを逆に利用すればいいと話を持ち掛けてくる男がいたと。
船には保険がかかっている。退職金だと考えれば悪くない。だれもキズつかない。
爆弾と犯行声明はこちらが出すからアナタはこれを仕掛けてくれればいいと迫ったそうな。
自分の手は汚さず目的は果たす。本当に頭がいい。
倉岩大悟さん。アナタが黒幕ですよね。
フリープラネットのメンバーの写真は大量にネットにありました。
その中にアナタらしいものも見つけましたよ。時間をかければもっと出てくるでしょう。
それにアナタを港で始めて見かけた時、私クセで写真撮ってたんですよ。いっしょに居たのは前島さんですよね。
クセで写真を撮るのはどうかと思うが、まあ探偵らしいクセでありますわな。
というかテロリストの癖にメンバーの写真をネット公開しているのか?
テロリストの自覚がないというか、自分たちはそういうことしても問題ない存在と思い込んでいるのか・・・何にせよ呆れた連中である。
そんな呆れた環境テロリストであるが、とりあえず説得を行うマーニー。
自首してください。アナタは優しい人じゃないですか。ちょっと方向が間違っていただけで・・・
ありがとうマーニー。僕は子供の頃から自然と親しみ動物と仲良くしみんな笑顔で・・・暴力もエロスも拒否して生きてきた・・・
だから・・・こうするんだ。
そう述べて自爆を敢行する倉岩さん。まあ海に落ちたことで死ぬことはなかったみたいですが・・・何を考えているのやら。
暴力もエロスも死も恐怖も悪感情も持たず、幼児のように純粋に生きてきた結果、彼は環境テロリストになったのか。
・・・世の中って皮肉なもんだよね。
何がどうすればそのようなことになるのか。分からない。
でも実際環境テロリストに走るような連中ってのはそういうのが含まれているのかもしれませんなぁ。
大抵はお題目を掲げて金を無心するためにテロ行為をしているような連中でありましょうが・・・
純粋培養は育ち切ると抵抗力がさっぱりなくなってしまう。
おかしな方向に向かうと是正も出来ず、こういう結果に繋がることが大いにあり得るという話だ。
やはり子供のうちに適度なエロスにならしておくのも必要ってことでございますな。
漫画なりチャンピオンなりアニメなりチャンピオンなりを見て情操教育をするのも必要ってことでありますよ。
抵抗力をつけるためにも幼いころからチャンピオンを読ませて教育を!!
その結果どのような子に育ってしまうかは・・・えっと、責任はとれませんので・・・あしからず。
・少年ラケット
新人まんが賞出身の俊英、読み切りで登場。
掛丸翔先生の青春卓球物語がスタートします。
1人の天才少年ともう1人の天才少年の出会い。
それは幸福なものであったようだが、そのうちの1人の現在は――
僕の名前は黒部伊智朗。1年半前・・・アパートの火事で僕は全てを失った。
家族を失い、持ち物を失い、そして――
今は野球部に所属している伊智朗君ことイチロー。
そんなイチローに会うためにやってきた眼鏡の少年。
彼は知る。イチローが火事のショックで記憶を失っていることを。
うーむ、親族も持ち物も過去の記憶も失い、名前だけで親戚に引き取られている状態なのか・・・そりゃ不安だろうなぁ。
ちなみにイチローという名前なので野球部に所属することとなったらしい。さようか。
そんなイチローの手を引き、キミが本当にいるべき場所へと連れて行くというメガネの少年。
そう。不幸があったのには同情するけれど、唯一残ったキミの名前。その意味を知らずにいるのは――
名付けたキミの父親も浮かばれないだろうからね。
過去にイチローと会ったことのあるメガネの少年――ヨル。
色々とイチローのことを詳しく知っている様子ですな。
しかし引き取られたはいいものの、イチローは微妙な生活を強いられているようですなぁ。可哀想に。
前の学校での友達付き合いは浅く、学校の先生からは記憶が取り戻せるような話は聞けなかった。
だがそんなイチローにも活躍している舞台があった。それがここ――卓球場だ。
卓球場に現れた2人。ヨル君は目立つ外見なのもあってかすぐに話題になる。いや、外見だけの話ではないか。
『月刊卓球王』に乗るぐらいの少年であるみたいですからねぇ。
何でも去年の全日本カデットで小6ながらベスト8入りの実力者であったらしい。へえ。
そんな彼が卓球台を1台借りたいと申し出ている。
何を見せてくれるのか興味のある部長。その申し出を許諾。
さっそくイチローとヨル君の卓球対決が始まることとなりました。
部活として野球部に所属しているイチローだが、そこでも微妙な扱いを受けている。うーむ、気弱そうな顔がいかんのかね。
もちろんそんな扱いでは笑顔でいられるはずもない。では、卓球で笑顔を出せるのかどうか――それはこれから分かることとなる。
ヨル君と打ち合うイチロー。しかしそのフォームは完全に初心者のそれである。
おやおや。記憶喪失によって体に染みついたものも忘れてしまったのだろうか・・・
いや、そうか。卓球のラケットには種類があるんだった。
ペンラケットをイチローに持たせるヨル君。これで体が思い出せないようならあの約束は諦めて・・・忘れようと考える。
ふむ。だが、どうやら諦める必要はなさそうですよ。
なんだろう・・・この感じ・・・懐かしいようなワクワクするような、なんか・・・しっくり来る感じ・・・?
その感覚に従うイチロー。フォームもフットワークも先程とは別人のようになっている。
さらに一球打つたびに打球もだんだんと鋭くなっていく。やはり体は忘れていなかったか!!
強烈なスマッシュも放てるようになってますし、記憶こそ戻らないものの、いい感じでありますな。
そしてここでようやくヨル君から過去の話を聞かせてもらえるイチロー。
何でも毎日放課後に父親に卓球を教わっていたらしい。ほほう。そして卓球場でヨル君と出会ったわけですな。
その話をした後続きを行うヨル君。周りに煽られたこともあり火が付いた様子ですな。
これまではイチローであるかを確かめるために手を抜いていた様子のヨル君。そう、本気の動きはここからだ。
チキータ。変則的なバックハンドの打法でバナナの様にカーブする打球を放つヨル君。
速度も角度も厳しく、予測していても拾えるかどうかわからないと思わさせられる。
凄い技術を持っているヨル君だが、それは2年前にイチローと出会えたことが大きい部分もある。
あの時大会の調整で寄った小さな卓球場でイチローに負けたことで自信と殻を打ち砕かれた様子。
そこから成長し、さらに強くなったわけでありますな。いい話だ。
そしてそのヨル君の本気にあてられた様子のイチロー。笑顔を見せる。うむ、いい顔だ!!
そう、ボクの知っているキミはいつも笑っていた――!!
ようやく色々と取り戻すことができた様子のイチロー。ヨル君も満足そうだ。
しかしこうなってくると、今度は闘いたい気持ちが強くなってきてしまった様子。
記憶を取り戻させるためではなく、純粋に闘うために勝負を続ける2人。
イチローも大分感覚が戻ってきているのか、厳しい攻めに順応している。
だが、ここで繰り出されるのは例のチキータ。なのだが・・・これを返す!!返せるものなのだな・・・
イチローの凄さを確認したヨル君。ここで引きあげようとする。
この先は別の場所。闘いの場で――って話ですな。
去り際にヨル君はイチローの父が付けた伊智朗という名の意味を教えてくれます。そう、偉人イチローは野球だけじゃない。
誇らしげに語ってくれたよ。キミの名は・・・12の世界タイトルを手にし、日本の卓球界を育てた伝説の人――
荻村伊智朗の名から付けたと。
なるほどねぇ。これはご存じありませんでした。
偉業のはずなのに競技のマイナーさによって埋もれてしまっている。惜しい話であります。
父が自分に遺してくれたものはちゃんとあった。それに気付けて涙するイチロー。よい話である。
それを伝えられたことを確認し、今度こそ本当に立ち去るヨル君。
そこに大会でまた会おうねと言葉を送るイチロー。
そう、ヨル君が言っていたあの時の約束とはまさにこの言葉であったようだ。今度こそそれが叶うといいですな・・・!!
というわけで少年ラケットでありました。
うーむ、絵柄といい話のテンポといい完成度が高い!!
主人公の容姿が何となく見覚えがある感じだったり可愛い女の子がいたのに出番がなかったという感想はありますが――
それにもまして面白さ、いい話だったという印象が強いですな。
掛丸翔先生の次回作、登場に期待したいものであります!!
・いきいきごんぼZ
やはりイマキマキは怒らせてはいけませんな。何というかムード的なものに影響しすぎる。
でもやっぱり基本的にいい子なんですなイマキマキ。
この吏毘堂さんのフォローは確かに難しいと思うが、怒っている場合じゃないと判断してくれるのはやはりいい子の証である。
椿ちゃんの願いに応え、男らしく行動に出た吏毘堂さん。
確かに行動に出てはいるが・・・加減しろバカッッ!!
上手くやれば信頼を得ることができたかもしれませんのになぁ。残念すぎる。
・3LDKの花子さん
この詩ちゃんの格好は結構ヤバイ。信くんもしっかり動揺している。そりゃそーよ。
しかし吊り下げられる信くんとクロオの図はさらにヤバイから困ったもんだ。酷い絵面だよ全く!!
昔は信くんの未来の姿のようにひきこもり気味だった四郎様。
そんな四郎様の過去の話に思わずしんみりさせられる。うーむ、完全ギャグキャラの愛神にこんな気持ちにさせらるとは・・・!!
この巫女さんは黒縁のメガネをかけているようだが、これが今四郎様がかけているメガネなんですかね?
人間と一緒にいられる時間は永遠ではない。重いセリフである。
ひょっとしたら転生する前の前世はこの巫女さんだったりするのではないかと考えれば、そりゃあ四郎様も万物を愛するようになるさね。
なんだか色々と考えさせられる回でありました。
・雨天決行
おでん屋・・・それは大人の隠れた社交場。
そんなよくわからないアオリで始まる今回。
そのおでん屋で邂逅するのは絹田さんと夜行の2人。おや、これは思わぬ組み合わせでありますな。
夜行はビールラッパ飲みで既に出来上がっている様子ですが、もう飲酒してもいい年齢なんですかね?
絹田さんは行きつけのおでん屋らしく、いつものと頼めばスペイン産のホットワインが差し出される。
常連でもなければまずでないようなメニューだな・・・おでんと合うのか、これ?
夜行の前には筑前煮が置かれている。
おやおや、ヤサカさんに言われたセリフが効いているみたいですね。おやおや。食べたくなっちゃったんですなぁ。
それはさておき、どうやら夜行への情報提供者は絹田さんであった様子。
なるほど。単独でありながら情報通と思ったら、こういうコネがあったのですな。
赤マントに繋がりそうな男――赤舌と遭遇できたのだが甲人のせいで取り逃がすこととなった夜行。
荒れてますなぁ。苛立ってますなぁ。
それでいて甲人のことを嫌うというわけでもない様子で、なかなか面白い状況となっている。
今後もなんだかんだといいながら助けに来てくれそうで頼もしいですな。
一般人では手に負えないような怪事件の情報が警察に所属していれば流れてくる。
そんな未解決事件の1つを夜行に伝える絹田さん。
さてさて、夜行はここから赤マントへとたどり着くことができるのか。それはまた別の話となりそうですな。
日が暮れて、夜。
学園へと移動する甲人たち。そこで紋波さんにお説教されます。
蔓万里眼は許可なく使ってはいけないと言われてましたものね。怒られるのは仕方がない。
そして甲人も当然怒られる。
もう学園の一員になったわけであるし、その軽はずみな行動によって学園そのものに危険が及ぶのかもしれないのだ。
そういう考えなしの行動によって大切な人がどんな目にあったか・・・考えねばいけないことでありますな。
その時に甲人を守るために動いてケガしたネネさんは強く非難する資格がありますわ。
とりあえず説教は終わり、話は番傘の件に移行する。
他の番傘を探したいのだが、どうやら紋波さん、他に番傘があるということすら知らなかった様子。
ふーむ。では何故この学園に馬頭が保管されていたのだろうか?
その疑問に対し、紋波さんは一族に伝わる言い伝えを読み聞かせてくれる。
悪、染めし偽り空、澄み渡る時、現れし天照子。カギふるいて天門ときはなち、降りそそがれし空の鼓動大地おおいて。
全ての「生」「心」に触れ、善へと召されるであろう。
ふーむ。なんだかわからないけど、凄く大事そうな言い伝えでありますな。
悪を一掃する天照子の力に関する何かがこの言葉に込められているのだろうか?
そして他にもうひとつ。馬頭と同様に天のカギに関するものとして受け継がれてきたものがある。
それは巻物か何かの一部のように思えるもの。
だが、そこに書かれた文字らしきものは誰にも読めない。天照子である甲人にも馬頭にも読めない様子。
うーむ、せっかくの手がかりかと思ったのだが、行き詰まってしまいましたか。
と思いきや、甲人が触れることによって変化を見せる巻物。
文字のようなものが変化し、地図となる。これは・・・この印の場所に番傘が・・・!?
なかなか面白い仕組みの地図。だけどこれだけの情報で場所の特定ができるものなのだろうか?
まあ、全く手がかりなしに比べれば随分ましといえましょうが・・・
次回からはいよいよ番傘探しの物語になりそうですな。どんな番傘が出てくるか楽しみであります。
・イナナカ団地第22区調査会社タトー
セツコニは女の子っぽいですな。今回はわかりやすくなっていた。
難儀な愉しみ。無意味にマニアックで時間がかかるけどついやってしまう。うーむ、分かる気がする・・・
やはり男の子ならば誰でも多少なりとも理解しちゃうものなのだろうか。
時間の浪費であるのはわかっている。でも、しかし・・・うーむ、やっぱり難儀だ!!
・木曜日のフルット
鯨井先輩は結構ツッコミ属性の人だったんですな。そういえばそんな気もする。
少し前までは平気に歩けたのだが脚に矢を受けてしまってな・・・ちゅーしてないで病院行け!!本当に。
・総合感想
地球が痴球になったり地球総デブ化計画が進行していたりと大変な今号。
どちらもバトルマンガとかそういう話じゃないのに酷い話になっている不思議。どうなっているのやら!!
さて、次号は石丸なお先生の特別読み切りが掲載。
そして新連載、林屋源之介先生の「突発!コハルの武技」
この時期の開始でありますが短期なのか正式連載なのか・・・はてさてどちらでありますかね。とりあえず楽しみにしましょう。
2013年 50号
・バチバチBURST
お互いを強者と認め合い、正面からぶつかる2人。
しかし闘海丸が得意とする右に対し天雷は負傷した左で戦わなければならない。かなり不利な状況である。
天雷もこの右はヤバイと感じているので必死に押さえようとしているのだが・・・このままでは押し切られそうである。
残り二番・・・1人は鮫島。もう1人は山本か・・・王虎。ここでムダに力をロスは出来ない。
未だに天雷の中では石川は山本で固定されているのか。
まあ一度覚えてしまったら簡単には書き換わらないってことなんですかねぇ。
自分は村神から天雷に変わったってことで覚え直させたくせに。
それに・・・父親の前で失態は見せられない。
負けられない想いは強い天雷。
しかし力をロスさせることなく勝ちたいというのは少し欲ばりな気がしますな。そんな簡単な相手ではない。
闘海丸にも負けられない理由がある。ここで勝てなければこの先も上ではやっていけないのかもしれないのだから。
引くなよ闘海丸・・・お前の右はどんな状況でも活路を開ける最大の武器だ。そこで勝てなけりゃ勝機はねぇ。
鏡川親方の考えの通り、右の上手を強引に差し込もうとする闘海丸。
しかしここで天雷が技を見せる。まわしをとろうと差し込んだ腕に自身の左腕をねじ込み、脇を抑える。
こうしてしまえば天雷の肩が邪魔となり右手はまわしまで届かない構えになるわけだ。
よし。入った。引き付けろ・・・ここが決め所だ。
一度闘海丸のまわしを引き、上体を立たせてから一気に押す天雷。
多少左腕が窮屈な格好ではあるが、強引に土俵外まで押しだそうとする。
闘海丸は必死に右腕を天雷の左腕に絡め、足を踏ん張って耐えようとするが・・・止まらない。さすがに総合的な力は天雷が上か。
なら・・・2本で・・・どぉぉだぁあ!!
右の腕力に左も加え、天雷の左腕を引き絞る闘海丸。
闘海丸としては必死に戦っているだけで弱点を攻めているという意識はないんでしょうな。
自身の得意武器である右腕を活かすために戦っていたら相手の左腕を攻めることになってしまっているだけと思われる。
まあ、天雷側の人間からするとケガさえなければという想いが生まれちゃうのは仕方ないことでありますがね・・・
負傷した腕を掴まれ苦痛に表情を歪める天雷。
その姿を見ていた天雷の父は昔を――自分が息子へ投げかけた言葉の数々を思い出す。
兄の裕也を見習えと言われ続けてきた幼き日の天雷こと村神凛太郎。
父親だけでなく他人からも兄と比較されて生きて来た。
そしてその比較の対象であった兄が部屋をスカしたという事実・・・
だというのに弟の凛太郎は兄を追って相撲部屋に入ると言い出す。まあ親としては複雑な気分になるのは仕方がないですわな。
しかし今、勘当同然に放り出したことについて後悔の色を見せる父。
体裁ばかり気にして・・・俺にお前を応援する資格などない・・・
スマなかった。強くなったな凛太郎。
静かに首を垂れる天雷父。その態度はよいが、今はしっかり最後まで取組を見てあげてくださいな。
実際、今の天雷は闘海丸の強さを改めて認識してしまっているところですからねぇ。
強い・・・この男は強い!!
ここで力はロス出来ない・・・?次の相手・・・?何様だ俺は。
ここで全部を出さないと・・・終わる。
兄貴・・・たとえここで腕がイカれても、先のコトは勝ってから考えればいい。
そう決心した天雷。しかし既に左手の感覚は失われている。痛みが限界を超えたのか・・・!?
愕然とした表情を見せてしまう。が、そこに遠くからかかる声。村神運輸という文字を背負った男からかかる声が響く。
オラ凛太郎!!お前はスゲー奴なんだ!!そんなモンがお前の本気じゃねーだろ!!
やはり来てくれていましたか天雷の兄――村神裕也。
この歓声の中では入り口近くからかけた声は届かない。普通はそう考える。
が、天雷の耳には兄の声がしっかり届いたかのようである。
息を吹き返し、傷ついた左腕で闘海丸のまわしを掴み・・・一気に押し込む!!
まわしのいいところを取って押しにも勢いが出る。
一気に土俵際まで押し込む天雷。闘海丸の足が徳俵にかかった。
上体が後ろへと折れる闘海丸。覆いかぶさるようにして倒れ込む天雷。
が――ここで飛び出したのが相撲の逆転技の代名詞・・・うっちゃり。
窮地にあっても諦めず、最大の武器である右の腕力で天雷を持ち上げた闘海丸。
そのまま土俵下に叩き付けているわけだが・・・これはどう見ても闘海丸の勝ちか・・・!?
投げた時に左足が出ている感じはないし、それ以外に闘海丸の部位が先につく感じはしない。
もしかすると体の向こうでよく見えない左手が先に土俵をこすったとかならあるかもしれないが・・・
しかし最後のページをじっくり見ていると自然に岩の藤に目が行ってしまっていかんですな。
まだ素人の時、初めての土俵での決まり手もうっちゃりだった闘海丸。
その腕力を活かし、投げ飛ばすことに昔から長けていたということなんでしょうか。
いやそれ以上にこのブリッジが綺麗でなぁ・・・見とれるような投げの見開きである。
もしやとは思ったが本当に天雷の負けということになりそうな雰囲気。
両親や兄が出てきたのは敗北フラグであったということか・・・
まあ、父は改心したようですし、村神家としてはまだ救いがある形にはなってるのかもしれませんな。
ここで優勝できなかったからってさすがに手の平返したりはしないでしょうし。さすがに。
・筋肉リレーコラボ漫画
奇跡筋肉連結漫画!その刻、筋肉が繋がった・・・
と、よく分からない文言から始まるスリーマッスルズコラボ漫画。
言葉の意味は分からないがとにかく勢いは感じられる。
そして漫画の内容もとにかく勢いで押しきった感じがある。そのオチでよいのか!!?
リクの存在がまたよい味を出しておりますわ。
筋肉が流す涙のことを"汗"って呼ぶんだぜ。
漫画の内容と全く関係ない締め括りの柱コメント。このマイペースさがなんとも言えません。
語るべきことも筋肉で語れってことですな。分かります!!
・囚人リク
田中一郎の講じた脱獄最終作戦。
見事な策でありますが、これだとリクは島内に置き去りとなってしまう。そう考えて激怒するレノマさんであったが・・・
急くな。説明はまだ途中だ。
勿論リクを捨て駒にするつもりなどない田中一郎。そのことについても説明を開始する。
まず口にするのは当初の計画で使おうとしていた滑車のこと。
リクが運んだロープに滑車をつけて全員が外に出る予定だった。
しかしヘリ作戦に切り替えたことでその必要はなくなったこととなる。
その滑車も昨晩やっと完成させたところだ!!有り合わせの材料で無ぇ知恵絞って苦労してな!!
もうそこまで進めていましたか。
しかし自分で無い知恵とか言ってしまうとはレノマさんも謙虚ですなぁ。イヤミのつもりなのかもしれないが。
だが、その作業はムダ骨というわけではない。ヘリ作戦に切り替えても滑車は使うのだから。
リクがロープを運び、壁の外まで渡す。そのロープを使ってもう1本ロープを結わえた滑車を流す。
そう・・・外で待つ神木たちに手錠を託したことを確認した後、俺たちはその滑車を使いリクを回収する。
なるほどー。外に出て回収するのではなく、外に出たリクを中に引っ張り上げるとは盲点でした。
これもまた体重の軽いリクだからこそ出来そうな作戦でありますね。史郎さんの力も活かせる。
しかし結局1本以外の滑車はムダになったということなのでは・・・いや、今はそこには触れるまい。ともかく――
その頃には陽動作戦が進行。囮を追って捜索ヘリは刑務所上空から消える。
そして俺たちは残された視察委員のヘリを奪い、誰ひとり欠くことなく飛び立つんだ。
一斉に前を見据える感じの脱獄組の絵ってのはなかなか感動するものがありますね。
しかし当然そうなるだろうけど、ヘリの中が凄く狭くなりそうな光景ですな。空気も薄そうだ!!
そして勿論、全員の中に沢田は含まれていない。ヘリに乗り込む前にカタを付けるってことなんでしょうな。
ヘリに乗って島からの脱出に成功した場合、そのまま東京へと向かうのか。
さすがにそれはムリだろうと田中一郎。
脱獄の報が伝われば本土は当然封鎖。迎撃もあり得るわけですからね。
これは今から早急に手配しなければならないが、途中で船に降りる。
そのまま一旦海外へ逃亡だ。その後東京へ密入国する。
沢田に語った通り一度海外へ逃亡する形となるわけですな。
ヘリは途中で捨てる。まあ惜しんでいられる状態ではないでしょうしね。これは仕方がない。
船の手配はレノマさんに頼もうと思っていたが、ダブルドラゴンクロスには船は無い様子。
なので海外ギャングとのパイプもある周龍に手配を頼むこととなる。
うーむ、ヘリに続いて周龍頼みとなる流れか。重要部分を掴まれる形になるのは何となく危険な気もするが・・・
今一つ周龍との信頼関係が築けていないので心配してしまいますよ。
ともあれ脱獄の形は見えた。田中一郎も一番頭を悩ませた部分が解消できて嬉しそうである。
とはいえ細かい部分はまだまだ詰めていかないといけない。
たとえばヘリポートへの行き方。10人近い人数がどうやってヘリポートまでたどり着くのか。
看守服を着て誤魔化すにもそれだけの人数分調達できるのか。
また、ヘリを奪うにしてもキーがなければ飛ばせない。操縦士がいても動かなければどうにもならないのだ。
そのように疑問を並び立てるレノマさん。それに対して田中一郎。
そこら辺は後で考える。
ふむ。さすがの田中一郎も最後まで全部考えてましたってわけじゃあないんですな。
いや、普段であればその辺りも詰めてきたのかもしれない。
しかし今回は相当頭を悩ませたみたいですからねぇ。
閃いた時には思わず素敵なポーズを決めてしまうぐらいに嬉しかったわけですし・・・細かい所が飛んでも仕方がないですわな。
おっちゃんも疲れてるんだよねというリクのフォローに対し、歳は取りたくねーなと皮肉ってみせるレノマさん。
ならばと田中一郎。リクのために激怒してみせたさっきの態度を持ちだし、仲がいいなとからかってみせる。おやおや。
しかしあの話の流れは確かにおかしい。レノマさんが引っ掛ける風な言い方だったと主張してもおかしくはないですわな。
それはさておき、田中一郎はリクに礼を述べる。
どうやらあの日、脱獄の仲間たちに語った言葉をレノマさん伝手で聞いたらしい。
俺は・・・武器を手にし、この腐った世の中を転覆させるべく革命戦に身を投じてきた。世界が変わることを信じて。
数多くの同志を巻き込みながらな。だが、散っていったかけがえのない命はこの世界を変えるに必要な代償だったとは考えられない。
俺が死ぬことでしょく罪するのは簡単だ。だがこの命と引き替えになどと言うのもおこがましい。生きていくしかないのだ。
世界は変わったとしても俺の罪は消えない。生きながらにしてその罪をどうすべきか・・・苦しかった。
俺はお前が言った、新しい世界の新しい法で裁かれるという言葉に救われた。希望だ。
さすが、俺たちのリーダーだ。
さらりとリーダーという言葉が飛び出しました。おやおや。
まあ確かにこの濃い脱獄組の面々を纏め上げるだけの希望を宿しているのはリクかもしれませんわな。
今の所このリーダーの襲名に不服を述べそうなのは周龍だけでありましょうし。沢田は最初から考慮外として。
リーダーって何すんだよというリクだが、普段通りにしておけばいいんじゃないんですかね。
別に今更頭使ったりケンカに勝ってもらったりとかに期待しているわけじゃない。
皆を奮い立たせるような希望の象徴となってくれればいい。
それはまさにレノマさんが脱獄を決意した時にリクに望んだことである。
というわけで、田中一郎は難関であった島内の脱出計画を見事に構築してみせた。
脳みそ一つで全作戦を組み上げて、この巨大要塞の防壁を攻め落としてしまった。
これはもうたいしたおっさんだぜとレノマさんも認めるしかないって話ですわな。すげえよな。ああ。
柔らかな陽光に包まれ、穏やかな表情で眠る田中一郎。
大役を果たし、本当に安らかな気持ちでいることでしょう・・・良かった良かった。
まあこの先も色々とトラブルが発生することとなるのでしょうが、今この一時だけは心安らかに休んでほしいものであります。
・弱虫ペダル
目指すはインターハイ連覇。そのための総北の最大の敵はやはり箱根学園でありましょう。
バスに揺られながら主将である手嶋さんは頭を悩ませる。
足りない・・・!!時間も実力も。オレたちには。
箱根学園は強い。葦木場、泉田、真波、黒田。その4人だけで闘っても全国獲れるレベルだ。
そこに2人のメンバーが加わる。箱根学園は6人全員がエース・・・!!
まして京伏や広島も雪辱を狙ってくるはずだ。それに対抗するためにはたったひとつ。強くなるしかない。
実にシンプルな答えでありますな。しかしちゃんと広島も強者の枠に入っているようで何よりでございます。
連覇を狙えと周りは簡単に言う。王者だとはやしたてる。
けど、簡単じゃない。昨年王座を手にしたからといって今年も楽に手に入る程ロードレースは甘くない。
つなげ、たくす。オレたちのやり方はたくす方もたくされる方もお互い負荷がかかる。6人全員1人1人に!!
強くなる・・・この合宿で!!
というわけで今年も合宿の時期がやってきました。
向かった先は毎年恒例の自転車専用サーキットCSP。
全長5km、高低差130m。2本のストレートと登りがある。道路の幅も広く、快適に走ることができる場所であります。
去年の1年生レギュラーたちはここをハンデバイクでひたすら走ったんですよねぇ・・・
そう、合宿のメニューはずばり1000km走破である。移動日の今日も含めて4日間で1000km走ることとなるのだ。
え・・・ちょ・・・2分走とか心拍トレーニングとか・・・メニューじゃないんですか!?
マジすか!?うわっ・・・1日250km!?ハァ!?ヤバ・・・!!
さすが鏑木。突然の1000km発言にいいリアクションを返してくれる。
この反応の激しさは初々しいというか、よい感じですね。やはりメンバーに1人はリアクション要員が必要だ。
冗談でしょ?とか言い出す鏑木に対し、今泉、鳴子の両者は笑顔でこう答える。
鳴子「途中意識とぶで。走りながら何周か憶えてへん周ある」
今泉「意識をトバしながら集中力を維持するという離れワザを体得できる」
確かに離れワザでありますな。眠い時に自転車に乗ると意識が飛びながら走ることもある時はあるが、集中力の維持はさすがに厳しい。
まあ、それができるようになると言われても・・・凄いといえば凄いが、体得したいという気にはならないな。
鏑木以外の1年生たちもさすがに1000kmという言葉に怯んだ様子を見せている。
相変わらず1年生たちには現地まで秘密なんですな。
2、3年生でもついていけそうにないと判断した人は今年も合宿には参加していない様子。
杉元はどうなんだろうか・・・参加してるのかなぁ。集合時に鳴子の横にいるのが杉元っぽいが、どうなんだろうか。
ちなみに坂道は途中で乗り物酔いして下車している。今年もかよ。もしや二匹目のドジョウ(山岳)を狙っている!?
ライトをつけ、夜も走ることを推奨している。そこまでしないと1000km走破は難しいのだ。
こりゃあハイペースで走ってもムリなんじゃあと早くも怯んでいるゴリ蔵。どうでもいいがHIGH PACEジャージは地味にいいな。
同様に怯んでいる様子の鏑木に対し、心配するな一差。オレがついていると述べる段竹。心強いですねぇ、ホント。
各車体にはセンサーがつけられ、電光掲示板に順位が表示されるようになる。
そしてインハイのレギュラーは走破はもちろん4日後の最終順位においては必ず6位以内でゴールしろというお達し。
まあ、レギュラーですものね。そりゃあ必要なことですわ。
ん?となるとここで順位に変動があった場合、インハイレギュラーが入れ替わる可能性もあるのか・・・?
さて、通達事項は終わったのでいよいよ1000km走破合宿の開始である。
超ハードな内容に加え、鏑木は去年の坂道たちと同様にハンデを課されている。見込みがある選手には仕方のない枷ですな。
こりゃ一体何なんだよ!!あのパーマの中どうなってるんだ手嶋さん。
どうなってるんでしょうね。気になりますね。
いやいや、それはさておき――鏑木に仕掛けるハンデは自転車に対してのものではない。
守れ。ルールだ。コース上で走行中、段竹に10m以内に近づくな!!
インハイに出れるのはおまえ1人だ。インターハイのコースに段竹はいない。
このメーターをつけて走れ2人とも。GPSが内蔵されていてセンサーを10mに設定されてる。お互い近づけば警告音がなる。
これはまたピンポイントに弱点をついてきましたねぇ。
いやまあ、弱い所を潰し、強化するのが合宿の目的でありましょうし、正しい判断と言えるか。
鏑木が段竹に精神的に頼りまくっているのは傍から見てても分かることでありますしね。
実際鏑木は練習でも段竹がいないことを痛感している様子。合宿の前日などは一緒に走れることを喜んでいた。
一緒にいてくれ。走ってくれ。段竹。
おまえがいないと腹いたくても頼るヤツがいない。
オレがオレ様でいられるのは、おまえがいるからだ。
ふむ、何というか堂々とした傾倒宣言でございますな。コメントに困る。
その後の「マジメか」「マジメだ!!」というやりとりは段竹側にしてみれば照れ隠しなのかどうなのか。
オレたちは中学時代部活に入ってない。同学年で部活帰りにワイワイやったなんて経験もない。
オレの自転車で走った日々を知っているのは段竹、おまえだけだ。おまえだけだ段竹!!
畳みかけて来る鏑木。情熱的ですねぇ。
しかしそんな2人の仲は合宿初日で無残に引き裂かれることとなる。こりゃあショックデカイですな。
ペダルを踏む脚が重いと感じる鏑木。
メンタルが精神面がこれ程大きく影響するのが自転車ってヤツである。
やはり大舞台で勝利するには精神的にも強くないといけないって話ですわなぁ・・・
段竹・・・くそ・・・段竹!!
何やってんだ。初日からこんなペースで。どうしたんだオレ。
ムリだろ1000km・・・!!しかも6位以内なんて・・・!!ボクには。
物凄く弱気になってしまっている鏑木。うーん、ダメな子ですな。
段竹が言うにはあいつは子供であり、自転車をのぞけば小6レベルであるとのこと。
ふむ、未だにカブトムシが大好きで女子が苦手だったりすると。それが小学生レベルの条件なのか!?
まあ何にせよメンタルが弱いというのは十分に分かりました。
鏑木はさておき、残りのインハイメンバーは順調に走っている。
手嶋さん曰く、もし6位以内に入れなかったらメンバーから外れてもらうとのこと。おう、やはりか。
だがその条件はもちろん自分たちも例外ではないと語る手嶋さん。
鏑木、段竹と同じものが手嶋さんと青八木さんのバイクにもついている。なるほど、確かに同じ条件ですな。
合宿で強くなるためにも1人で1000km走破は必須事項であるということですか。
青八木と手嶋の完璧なチームワーク走法"チーム2人"はこの合宿の間解散する。
強くなるのさ。ならなきゃならないんだ。知ってるだろ・・・オレたちは3年だ。だが、まだこの1000kmを走りきったことがない。
1年目はまだ未熟であり、2年目は坂道たちと争って脚を痛めてリタイア。確かに走りきってませんな。
ふーむ、これはひょっとしたら手嶋さんの脱落もありうる流れだったりする・・・?いやまさか。
というか坂道はいつになったら合流するのでしょうか。
1日目は行方不明になったままで2日目から合流する流れだったりして。
でもそんなハンデを受けながらもしっかり6位以内に入る坂道とか。そんな姿がありありと浮かんでしまって困る。
そういえば2年生3人には今年はハンデないんですかな?せっかくだしもっと厳しいもの課してあげればよかったのに!!
・名探偵マーニー
水着グラビアセンターカラー!!
なんだかやけに大人びた表情をしているマーニーでありますが・・・どういうシチュエーションなのか気になりますなぁ。
そんな雰囲気のある感じのカラーに続いての本編はいきなりの血なまぐさい展開。
家を多数の大人たちに焼かれ命からがら赤ん坊を抱えて逃げ出す1人の女性。凄絶な表情で復讐を誓う。
死ぬものか・・・死んでたまるか・・・復讐してやる。私をこんな目にあわせた・・・アイツらに。
という回想からいきなり現在に。そしていきなり依頼の話となります。
今回の依頼人は中神麻理さん。セレブグループTOP3の一人で白鳥さんのご友人。
その白鳥さんから信用できると聞き、マーニーに探偵として帰省に付き合って欲しいとのこと。ほう。
いきなり明日泊まり込みでってのも突然な話でございますなぁ。
まあ、タダで旅行行けると思えば断る理由もないか。しかしイヤな予感がしないでもないですな・・・
とか言っているマーニーの後ろに、そのイヤな予感の元凶になりそうな影が忍び寄っているわけでありますが・・・後ろ、後ろー!!
どういう交渉をしたのかちゃっかり中神さんの帰省についてきているゆりかちゃん。
思わずマーニーもゆかりちゃんと名前を呼び間違ってしまう。あまりに呆れてのことか!?
まあ、単行本では修正がかかる類の誤字でしょうけどね。
セレブグループの帰省。とはいえ着いた先はずいぶんな田舎である。
本家は東京に移しているし、ここは出身地ではあるが既に別荘扱いとなっているそうな。なるほどねぇ。
ここには帰省というよりもお婆さんの誕生会のためにやってきたらしい。へー。
田舎なれば土地は大きく使える。さすがに屋敷は結構な大きさのものの様子。
しかしガケと山に囲まれ、吊り橋を渡らなければいけないとは・・・この吊り橋が落ちたらまさに陸の孤島ですな。
中神さんが到着した時、中神祖母の誕生会を祝う面々は既に揃っていた様子。
ずらりと並んだ顔ぶれは以下の通り。
・京田四五郎。町長。
・宮田信悟。京田の参謀。
・車屋姉妹。女性会会長。
・功島業造。旧資産家。
・村山之信。書道家。
・密田秋成。ナゾの男。
・功島ゆり。功島の妻。
・木屋島和也。地元新聞編集長。
・町田憲明、町田木理香。地元有力者子息。
主賓である中神祖母とマーニー、ゆりかちゃん、中神さんを合わせて総勢15名。あ、お手伝いさんっぽい人もいるのか。
怪しい気配を感じたマーニーはパーティーに参加しながら場に居合わせた人々の姿を記録していく。
うーむ、実に探偵らしい行動でありますな。素直に楽しんでいる様子のゆりかちゃんとは大違いだ。職業病って奴ですかね。
酒を飲んで潰れた様子のゆりかちゃんを部屋まで運ぶマーニー。
途中、案内してくれる中神さんの指から血が出ているのを発見する。
なのでチュウと舐めとってみせるマーニー。むう、優しいというか大胆というかな行動ですな。
ん・・・?この味・・・
何やら中神さんの血の味が気になる様子のマーニー。さらさらだったりしたんでしょうか。まったりとしてしつこくなく・・・
それはさておき、ゆりかちゃんを背負い、ズルズルと歩くマーニー。
その途中で中神さんに質問する。なんで私をこのパーティーに連れて来たのか・・・
アナタの・・・力が必要になることが起きるかもしれないの。
ふむ?陸の孤島。登場人物がズラリ。探偵の力が必要となるかもしれない。これはまさか・・・
と思っていたら案の定殺人事件が発生した様子。
犠牲者は町田木理香さん。密室と思われる自室で首を切られて死亡したようだ。ほう。
慌てて警察を呼ぼうとするが何故か携帯は圏外。
別荘の電話を使用しようとするがケーブルを切られたのか通じない。
さらには屋敷の前の橋が落ちていて車で警察を呼びに行くこともムリとのこと。おお・・・定番の流れだ!!
予想通りに密閉空間での殺人事件といういかにも探偵ものらしい流れができあがりました。
そしてこうなった場合、事件は1件では終わらない。連続殺人となるのがまさに定番中の定番であります。さてさて・・・
マーニーは町田さんのことをもう少し調べたいと申し出るのだが、ここから動くと危険だとナゾの男に止められる。
うーむ、このナゾの男はさっきもマーニーが被害者に近寄るのを遮ってましたよね。怪しいな。なんせナゾの男だものな!!
それはさておき、被害者に接触した町田兄の血の付いた服を回収するマーニー。
洗濯に出しますといいつつ匂いを嗅ぐ。クンクン。いや怪しい意味ではなく、被害者の血の匂いを嗅いでいるのだ。
どうやら被害者の部屋で感じた甘い匂いが気になってるみたいですな。クンクン。
そんなことをしている間に中神祖母に話し掛けられるマーニー。
アナタは探偵なんですってね。なんとかしなさい。こういう時のため麻理はアナタを呼んだんでしょう。
ふむ、警察が来れない状況の探偵。確かに場にピッタリな存在でありますわな。
というわけで、調査を開始するマーニー。
誕生会の出席者はマーニーたちと中神さんの家族を抜いて十二人。この地域での実力者が大半である。
顔写真をリストアップし、死亡者の部分は暗くする。おぉ、これもまた定番・・・!!
出席者同士はどういう関係なんだ?使用人やら料理人もいるハズだから可能性はいくらでもあるけど・・・
ネットがダメだと調べ物がほとんど出来ないと零すマーニー。うーむ、現代的な探偵だ。
まあこんなこともあろうかとパーティーでの会話を録音したりしているわけですが。抜け目ないなぁ。
しかしそうこうしているうちに第2の殺人事件が発生する。
殺されたのは宮田信悟さん。トイレで腹を刺された様子。
そして窓の外で怪しげな人影の姿が発見される。ふむ。
生存者は慌てて大広間に集まる。そういえばゆりかちゃんの姿がないがずっと部屋で酔いつぶれているのだろうか。
いや、姿がないのはゆりかちゃんだけではない。中神さんの姿もないのだ。
そこでマーニー、私・・・探してきますと言い出す。私は探偵ですからとナゾの男の制止も振り切って外に出るマーニー。
怪しげな人影の姿が発見されたらしきところに向かい、声を張り上げる。
中神さん!居るんでしょ!?次はなにをするつもりなんですか!?わかってるんですよ!!
そう口にするマーニー。おやおや、もうわかってしまいましたのか。
中神さんもその言葉に興味を示したのかすぐに姿を現してくれます。
このバカげた殺戮劇。仕込んだのはアナタですよね。中神麻理さん。
中神さんの血は甘かったんですよ。それにあの殺人現場の甘い臭い。
聞いたことあるんです。演劇用の血ノリは口に入ったりも多いから甘く味付けされている。
それに粘りを出すのにガムシロップを足したりするって。中神さんはあの時血ノリを作ってたんですよね。殺人現場作りのために。
これはなんなんですか?アトラクションかなにかのつもりですか?
殺人事件に見せて実は全て偽装であった様子。
いやまあ、この作品でそんな定番の流れになるとは全く思ってませんでしたけどね。うん。
というわけで、中神さんは事情を全て話してくれます。
しかし、その最初の言葉はいきなり重い。中神さんの祖母は一家皆殺しにされたというのだ。
この村の連中に。当時は事故扱いで・・・もう五十年前だし、時効だけどね・・・
恨みつらみか呪われた家系。血の怨念。詳しいことはもう判らないけど・・・
その時お婆様と息子だけが生き残った。
お婆様は東京に逃げた。そして血のにじむような思いで働いた。それを支えたのは村の人間に対する恨みだった。
息子には復讐を徹底的に教え込んだ。恨みつらみ。復讐の方法、人の苦しめ方、殺し方。
その子が私のお父さん。その血は私にもつながっている・・・
と、何やら重い話が出てきましたが・・・ここからは珍しい展開となる。
でもお父さん不真面目な人でね。シラケ世代っていうのか。
お婆様の恨み言を一切聞かなかった。全部聞き流して勝手に家を出て事業を成功させちゃったの。恨みなんか一つもなく。
あ、新しいな!!
まあ親の復讐劇に子供が付き合わないといけない理由はあるとは思えませんものね。
不真面目とか言われているが、結構立派な親父さんじゃあないですか。うん。
赤ん坊の頃から恨みつらみを聞かされているのによく聞き流せたものだなと関心はするが。
というか聞き流してる息子を見てお婆様もよく我慢していられたものでありますなぁ。
そして事業に成功した息子のおかげでお婆さんは金と権力を持って地元に凱旋したらしい。
そりゃもう地元の人は平身低頭で迎えたそうであるが・・・お婆さんはとくに地元の人間に復讐はしなかったらしい。
ニコニコと笑い、地元を盛り立てていこうと金銭的な協力も約束した。
そのかわり一年に一度だけこの虐殺パーティーが執り行われる。
本当にだれかが死ぬということはないけど、お婆さんが脚本家に作らせた脚本通りに一人一人殺されていく。
ははぁ。それでその事件を解決するための探偵役が必要なのでマーニーが呼ばれたと。
回数が増すごとに内容もエスカレートし、脚本もどんどん複雑になっていったらしい。
ふむ、なんだかそう聞くと毎年の楽しい行事のように思えてきましたぞ。
まあ、ともかくお婆さんはこの一連の殺戮劇を見て自分自身の恨みつらみを晴らすと同時に復讐してはいけないと自らを戒めるらしい。
一種のセラピーというか心理療法っぽい効果が見込めるわけでありますな。ふーむ。
中神さんは今年の仕込み役に選ばれたので噂となっているマーニーの実力を試したかったらしい。ハハァ。
まあ、その試みは見事に成功した感じでありますね。中神さんもマーニーのことは名探偵と認めた様子。
白鳥さんや塁さんに続き、セレブグループの新たなパトロンが生まれた流れとなりますか・・・!!
復讐の形もそれぞれ。ひょっとしたら子供が大成して見返すことができるかもしれない。
そういう風に思い直してくれる人が増えるとこの先不幸になる子供が減るのかもしれませんなぁ。
いやまて、だからといって恨みつらみを子供に吹き込んだら大成してくれるって話じゃありませんからね?
子供の成長の仕方も人それぞれなんですから。あまりそっちの方に期待しすぎるのもよくないですよ!!
・毎度!浦安鉄筋家族
その宅配はいいのだろうか・・・いや持ち帰られるより有難い場合も多い気がしないでもないが。
ハッチは本当に賢い犬である。
そして大鉄以外は優しく接したりする感じでなんだかほっこりしますな。よい話だ。
・実は私は
学食で昼食をとっている朝陽達。
いつも凛ちゃんがお弁当を用意してくれるってわけではないんですな。
その凛ちゃんは朝陽の隣でパンをモフモフしていて可愛い。
それはさておき、ここでみかんがいきなりの爆弾発言。
ねぇ朝陽。前々から思ってたんだけど。白神さんずっと口元隠してるのって、あの長い八重歯隠してるの?
バ、バレバレだった!!
いやまあ、近くにいること多いしあの隠し方だけでは無理がありますわなぁ。
というか最近の葉子さんは本当に隙だらけだし、バレてない方がどうかというレベルである。
とはいえさすがに吸血鬼が現存するなんて考えは普通は抱かないですし、正体までにはいきつかないか。
逆に朝陽の態度によって気付かれてしまう可能性があるのが怖い所である。落ち着けアナザル。
あたしは朱美みかん。ちょっぴり外道な普通の高校2年生女子。
高2ともなれば色々なことがわかってくる。それは例えばありえることと、ありえないことの判別とか。
なんとなく寂しげなカットを交えながら語るみかん。
まあ、自分と朝陽がってのは随分早い段階でありえないことと割り切ってしまったみたいですからねぇ・・・うーむ。
そういう内心はさておき、みかんは語る。いま新聞部で学園七不思議を調べているとのこと。
例の「謎の校長」の他にも「放課後の吸血鬼」という噂があるらしい。
それって間違いなく葉子さんのことではないですか・・・
正体はバレなくてもなんとなく噂にはなったりするものなんですなぁ。まあみかんはそういうオカルト的な物は否定的な様子ですがね。
当然吸血鬼なんて実在しないことも魔法だの何だのみたいな本当に不思議なことなんて起こらない。
・・・そう。たとえ急に自分のメガネがしゃべり出したとしても!!
昔はあんなに魔法少女になれるって信じてたみかん。
逆に魔法に対する憧れが強かったので反動で否定的になっているのかもしれませんな。
やっと起きた超常現象が疫病神ではそりゃあ否定もしたくなるか。あれ?福の神でしたっけ?
食後、学園七不思議を調査しようとするみかん。心配でついていく朝陽。むしろついて行く方が心配な気もするがまあいいか。
それよりも何故かナチュラルに肩車状態となっている凛ちゃんが可愛い。甘えん坊ですなぁ。
朝陽の反応からもしかして本当に葉子さんが吸血鬼とか?と疑い始めてしまった様子のみかん。言わんこっちゃない。
でも正直白神さんのイメージからは程遠いという結論が下されそうになっている。クールビューディーじゃなくてよかった!!
まあ、それ以外にも基本現実的なみかんとしてはそういう不思議な存在は否定したいところの様子ですな。
割とあっさり受け入れた朝陽とは違うということだ。
吸血鬼って実際いるのよ。あとあたしのメガネしゃべるの!!
キラキラしながらそんなことを口走るみかんの図。確かにこれじゃ外道クイーンどころか不思議ちゃんでございますな。
あたしは認めない!!メガネがしゃべるのは気のせいで吸血鬼なんていない。
・・・だから、だからさっきから見える気がするドラゴンも気のせいなのよ!!
少なくとも岡君には見えてなかったみたいだし、あの子がドラゴンと会話してるのも気のせい!!
どうやらみかんにも凛ちゃんのドラゴンが見えている様子。どういう人が見える設定にしているんだ、コレ。
ムダに思い悩むみかん。それとはまた違い、秘密を守るためにドキドキしている朝陽。七不思議について質問する。
なんか明らかにありえないのと事実が交ざってるみたいなのよ。
三つ目の不思議「保健室の痴女」。こんなの内容確認しなくてもわかるでしょ。
うん、確かに聞くまでもなさそうな内容だ。というか凄く最近生まれたっぽい不思議ですな。不思議でもなんでもねぇ!!
そして四つ目が「光の変態」。光と共に女子の制服着た男子が出て来るそうな。獅狼のことか・・・
まあ、学校に来るのは大体獅穂さんだろうし、うっかり変身することがあるなら目撃される機会は多そうである。
五つ目は「廊下の小人」。ファンタジーっぽい内容ですな。小人。普通に考えればありえない側の内容である。
が、それを口にしたタイミングで小人・・・藍澤さんの本体の姿を見つけてしまうみかん。
慌てて柱の陰に隠れたようだが、何してるの藍澤さん!!
同じく発見した朝陽が慌ててみかんの顔を掴んで自分の方へと逸らさせる。大変だな朝陽も。
とりあえず小さい藍澤さんのことはみかんの気のせいということにしてもらうこととなった。
まあ普通に考えて藍澤さんの中に小さい藍澤さんがいるとか思わないですよね。読者もその姿を見るまで想像つかなかったぐらいだし。
それに丁度いいタイミングで藍澤さんの外装が登場。紅本先生に抱っこされて運ばれています。また電池が切れたのか?
藍澤さんの姿を見てやっぱりさっきのは気のせいだったのだと安心するみかん。
朝陽に対し、さっきは取り乱して悪かったわね。廊下の小人なんているわけないのにと水を向ける。
朝陽「え?あ・・・あぁ!!うん!!もちろんいるワケない!!全っ然!!いないよ。いない!!」
みかん(あ、コレ嘘ね)
見事なアナザルっぷりを披露してくれる朝陽。さすがのわかりやすさだなー。
いままで秘密を守ってこれたのはひとえに他の人が人外がいるという意識がなかったおかげですからねぇ。
隠し事のできない朝陽だが、自分から能動的に話すことはさすがにしなくても済む。
が、ピンポイントで尋ねられれば今回の様にあっさりボロが出てしまう様子。危ういですなぁ。ごまかせたかな・・・?じゃねーよ。
朝陽の反応のせいで気のせいだと思いたかったのに思い悩む羽目になるみかん。大変だなぁ。
それはそれとして、他にも大変なことがある様子。
紅本先生曰く、校長見かけたら逃げろ。相当気が立ってるとのこと。
こないだの体育祭でおかし一年分確保出来なかったからな・・・おかしに飢えてるから見境なく襲ってくるぞ。
そういう理由ですか。そしてどうやら藍澤さんも被害にあったらしい。
おかしがあると期待させ、手持ちがなかったと落胆させた罰で電力を奪われたらしい。何て理不尽な!!
おかし切れの校長は私にも押さえ切れん。私が大量のおかしを持ってくるまで校長には関わるな!!
まぁ埋蔵おかしを奪いでもせん限り命には関わらんと思うが・・・
茜ちゃんと紅本先生のパワーバランスもよく分からないところでありますな。
まあ、とにかく今の茜ちゃんが危険なのはわかった。というところで調理室から何者かが現れる。まさか・・・!?
・・・ちっ。たるんどるな。おかしだけとは・・・調理室に具材を常備しないなんて全く・・・
これは・・・六つ目の不思議「調理室の幽霊」!!
っていやいや、どう見ても藍澤兄じゃないですか。なに堂々と盗み働いているんだ!?不思議でも何でもねぇ!!
実在したの・・・?抜き打ちチェックと称して具材持ってくただの盗っ人!!
あ、やっぱり不思議じゃなくそういう認識なんだ。
幽霊設定なんだからせめて夜に忍び込むなりなんなりしてくださいよ!!
というか、そのおかしはきっと・・・なんせ名前が書いてあるぐらいだし間違いなく・・・
私の埋蔵おかしに手を出すとは。貴様は勇敢だのぅ?
えらい凶悪そうな表情で茜ちゃん登場。こいつは厄すぎるぜ。
これぞ最後の七不思議「神出鬼没の角女」!!最初の「謎の校長」と正体は被っているがみかんは知る由もないか。
みかん「他の七不思議なんてついで・・・あたしはあんたを調べてたのよ!!」
茜「ほう?メガネに黒峰に未来人か」
みかんの常識を狂わせる存在である茜ちゃん。まあ散々分身とか不思議なものを見せられてきましたからねぇ。
どうやら茜ちゃんのトリックを暴くことで魔法みたいな力なんてこの世にはないと自身を納得させたかったらしい。
が、あっさりと魔法のような力で藍澤兄を吹き飛ばす茜ちゃん。こ・・・こいつもトリックだ!!トリック・・・?
さてメガネ、黒峰、未来人。私もキサマらに質問がある。
トリックオアトリート(死かおかしか)。
確かにトリックだがそういう意味じゃない!!というかいたずらじゃないんですか!?
いつもならば本当にいたずらで済ませてくれるのかもしれないが、今日は茜ちゃんも切羽詰ってるみたいですなぁ。厄い厄い。
今日のはなんかマジでヤバそうということでみかんを連れて逃げる朝陽。
逃げながら茜ちゃんと朝陽が知り合いっぽいこととか、茜ちゃんの発した「未来人」というワードに思いを馳せるみかん。
茜ちゃんは自分のことも他人のことも開けっ広げな部分があって困りますやね。
茜ちゃんから逃げる3人。そこで凛ちゃんは朝陽に問う。遠くならどこでもいい?と。
その問いに肯定をしてしまう朝陽。その結果・・・目の前で巨大化したドラゴンにパクリと飲みこまれることとなった。え!?
謎の角女に追われることとなったと思ったら巨大化したドラゴンに飲みこまれる。
気のせいで済ますにはさすがにどうにもならないレベルの出来事である。
まあ、幸い茜ちゃんの追撃は振り切ることができた様子ですがね。
そしてそんな不思議な出来事以上に気になるのが現在の状況。
飲みこまれたことで朝陽と狭い場所で密着状態となっております。むにー。色々当たってる当たっちゃってる!!
メガネも外れているし、外道スイッチも入らない状態でこの密着感。色々と危ないですねみかんさん。
しかしいつもは慌てる側である朝陽が逆に密着で女子を慌てさせたりするとは・・・
本当にみかんのことは女子としては意識してないんだなと思えてなんだか寂しい。みかんの意図通りといえばそうなんですがね。
とりあえずヤバイことになるまえにドラゴンから吐き出してもらえた朝陽たち。
丸飲みされてからそれほど経ってはいない。が、時間という意味では物凄く遠くまで来ていた様子。
壁のポスターに書かれたのはカリスマ痴女2世と2063年の文字。こ、これはもしや・・・凛ちゃんが連れて来たのは・・・
・・・私の時代だから。未来?
七不思議の調査という学園ものの定番かと思いきやまさかの未来編突入。何でやねん!!
増田先生の攻め気は留まるところを知りませんなぁ。
しかし主要キャラでは一番各人の秘密に遠い所にいたはずのみかんが率先して未来に来てしまうとはねぇ。
こりゃあ一気に他の人の秘密も知る流れとなってしまうのだろうか?気のせいじゃ済みませんよ、ホント。
50年後の未来。空には藍澤さんの母星の宇宙船が普通に飛び交っている。
ふーむ、この50年のうちに星間交流とかあったりしたのだろうか。なかなか興味深いですな。
そしてカリスマ痴女2世による施政はどこまで進んでいるのか。
通学している他の女学生はレジスタンスの証であるスパッツを穿いてはいないようだが・・・!?
というか凛ちゃん。普通に未来に戻れるようになってたんですか?
確か反省しないと帰れないという話だったのでは・・・?表面上反省してみせればいいってことか。なるほどー。
過去の人間を未来に連れて来た時点で反省してるも何もあったもんじゃないと思うんですけど!!
色々とツッコミが追いつかない状態ではありますが朝陽には頑張ってツッコミを入れて回って欲しいところであります。
みかんもどちらかというとツッコミ側の人間なので今後は負担が軽減できる可能性はありますな。良かったね!!
・侵略!イカ娘
やっぱりワンパターンは良くないですよね。お約束も時には覆して見せるのが大事ってことだ。
イカ娘は漫画の流れをよく分かっている。
清美ちゃんは相変わらず天使である。
早苗も同時に清美ちゃんに手を出すようにしてもよいのではなかろうか。いやでも早苗は割と一途ですしなぁ。
しかしそっち呼ばわりされる栄子の立場がなんともかんとも。
・真・餓狼伝
たとえ木剣であろうとも命を落とす場合は有り得る。
見届け人となった警視総監、太浦さんから今一度の確認が文吉に対し行われる。
それでもおはんは素手で立ち向かうち言いやっとじゃな。
はい。
勿論文吉の覚悟は揺るがない。久右衛門は心配そうに見守っていますが、意志は固い様子。
太浦さんもそれを見て取ったようですな。まっこちいい目をしとるのぉと褒めてくれます。
さて、京太郎が持つのは父が振るっていた木剣。
一体どれほど振り続けたのか、持ち手の部分がめちゃくちゃエグれている。
色もどす黒く変色している。振り続けたことで血豆が潰れ、しみ込んだ血のあとでありましょうな。
振って振って振り続ける。振りし数のみが己の力となる。よいな。
幼き頃、道場で父と並んで木剣を振っていたことを思い出す京太郎。よき思い出だ。
木剣にしみ込んだのは血だけではないのか、不思議と京太郎の手に馴染んでいる。
父のことを思い起こし、木剣を振るう京太郎。なんだかずいぶんと爽やかな顔になっておりますなぁ。
世の中の恨みを吹っ切りつつ、父への想いは強くする。いい方向へ向かっているのではないでしょうか。
ちなみに道場生は京太郎が剣の達人であることは知らなかった様子。
ああ、それで安心してイジメていたわけですか。剣三郎と同じように道場生の質もアレな感じに思える話ですなぁ。
たぶん剣三郎も京太郎の腕については知らないんじゃないかと思われる。
また驚きの表情が見られるのではないかと楽しみですわい。
さて、ようやく向き合った両者。
無手で剣と向きあう無謀な文吉。さっそく驚きの表情を見せているが・・・何があったのだろうか。
木剣を持っているはずなのに斬られそうな感覚を味わったとかそういう流れでしょうか。
何にしても警戒していくしかないですわな。果たしてどうなりますことか。
・クローバー
デザート食い放題!!非常に魅力的な言葉であります。
ハヤトたちも敵地であるという意識が吹き飛ぶほどに楽しんだ様子。
いやこいつらずいぶんと呑気な感じだったからそういう緊張は最初からなかったのかもしれないが。
そしてコーヒーゼリー食いまくってる吉良。いいキャラ付けでありますな。
ハヤトたちが昼ご飯を食べているうちに準々決勝は終了した様子。
司会はすぐに準決勝の組み合わせを発表してくれるので状況が分かりやすくて助かります。
準決勝第一戦はゲンコツ大王率いる花京院チーム対電撃参戦ミサキチーム。
第二戦はキラースマイル綾瀬チーム対頭脳派垣内チーム。ず・・・頭脳派!?
キラースマイルと頭脳派。ある意味ハヤトたちよりも気になる組み合わせである。
この不良たちの巣窟で頭脳派を名乗るだなんてどんな連中なのだろうか・・・気になってしょうがないぜ。
なお準決勝は三時から開始となります。
ちゃんと時間も定まっているんですね。
休憩時間も設けないと見ている方も疲れますからなぁ。観客だって昼飯食いたいだろうし。いいスケジュールだ。
残りまだ1時間はあるからデザート食いにいこうとするゲンゲンたち。食いすぎやでホンマ。
さて、恒例のケンカ間描写。
トモキと水沢さんはツーリング。エリナちゃんは宮島を出てどこに向かおうか考え中。
これから天下とるエリナにふさわしい所があるとか言っているがどこに向かうつもりなのだろうか・・・
しかしまたなんだかエリナちゃんの可愛さがアップしている気がするぞ。
次の準決勝でハヤトたちと戦う花京院チーム。
5人ともなかなかの雰囲気を持っている。やりそうだ。
ハヤトたちのことも侮ってはいないようだし、意外と苦戦するかもしれませんなぁ。
というわけで準決勝の開始時間となりました。
花京院チームの先鋒は今回も五味翔太郎。
先鋒勝利が絶対有利と言われるこのケンカで信頼されて送り出される五味。強敵そうですな。
それに対するミサキチームの先鋒は真田。
む、トサカ対決は実現しなかったか。残念であります。
花京院チームはやたらと雰囲気のある連中が揃っているだけに、ひょっとしたらハヤチたちの中に敗者が出るかもしれない。
その一番可能性のありそうなのが真田なわけでありますが・・・うーむ、どうなりますか。
エリナちゃんが天下をとることで逆転勝利という可能性もなくはないが。とりあえず頑張ってほしいところですな。
・ANGEL VOICE
痛すぎる2失点目。まさにやられたという感じである。
悔やむ市蘭に対し、伊能はかなり調子に乗っている。
見たか!!オレに任せときゃこんな試合楽勝なんだよ。
どうしたお前ら。ハイタッチしに来いよ。生意気なオレがシュートを決めても素直に喜べねえか?
そのようなことを考える伊能に対し、唯一ハイタッチを申し出る男がいた。パスを出した古川である。
伊能「いいパスだったぜ。やりゃあできんじゃねぇか」
古川「――でござるな」
うーむ、これは古川の度量の大きさと見るべきか気の小ささと見るべきか。
伊能の発言はデレが出たと見るべきか嘲りが出たと見るべきか。どちらとも取れそうで際どいですなぁ。
何にせよ市蘭は2失点目を喫した。
思わず立ち上がっていた天城。落ち着きを取り戻して席に着いた頃には落胆の色を露わにしている。
後半15分。0対0なら船学といえどちょっとしたことに慌てる。1対0なら1つのきっかけで追いつくことができる。
それが2対0になると――余裕を持って守られるだけだ。終わったな。
なんせあの船学である。まだ時間差はあるとはいえ、2点差はセーフティリードといっていい状態であろう。
走り回って相手を慌てさせれば同点のチャンスはあった。
が、余裕を持って処理をされるということであれば、その慌てさせることもできないかもしれないわけだ。
こりゃあ市蘭の応援団も声が出なくなりますわなぁ・・・
逆に船学の応援団の方はにわかに活気づいている。うーむ、厳しい。
2点差になったことで諦めてくれればよいのでござるがと考える古川。
諦めなくても走る気力は萎えただろうと考える船学。しかし――その走りに変化はない。とにかくムチャな走りを続ける!!
市蘭にしてみればどのような状況に追い込まれようとも試合を諦める理由にはなりませんものねぇ。
理由を知らない船学や観客たちにしてみれば信じられない走りでありましょうさ。
ここで黒木監督は久住先生にお願いしたいことがあると言い出す。
あいつらのことをよく見ててやってくれませんか?
2点差をつけられました・・・しかしここでペースを落とすわけにはいきません。
あいつらを見ていて限界がきた者がいれば私に教えてください。交代させます。
本来なら私が判断しなければならないことなのですが、今の私はあいつらの頑張りに甘えて見過ごしてしまう可能性があります。
お願いしてもよろしいでしょうか?
マイちゃんのために走り続けろと言っていた黒木監督。
だが限界を超えて走らせることで別の問題が発生する可能性ももちろんある。
大人としてはそうならないように対処することも考えなければいけないという話ですな・・・
地味にではあるが大任を引き受けた久住先生。彼もまたこの大一番で戦っているということでございます。
ボールを奪われてもすぐに走って取り戻す市蘭。
その姿を険しい表情で見つめている土岐監督。ここで動く。
クイっと両手でサインを出してチーム全体に指示した様子だが、一体何を仕掛けてきたのだろうか?
天城が盛大に驚き、乾や黒木監督も驚いている。
さらに指示された船学の選手たちも驚きの表情を見せている。これは一体・・・?
完全にベタ引きして守りを固める態勢となったのだろうか?
FWだけ残して後は守るというのは定石であるが攻撃的なサッカーをしている土岐監督の船学としては珍しい形といえる。
それをされたら市蘭は確かに厳しいとは思うが・・・それだけでここまでの驚きを見せるだろうか?
まあ天城はリアクションが派手だからそういう顔も普通にするだろうが・・・うーむ、どうなるんでしょうか。
・ドカベン ドリームトーナメント編
0対0の七回表。カープの先発である剛球仮面は二死満塁で今日絶好調の瓢箪を迎える大ピンチ。
ここは剛球を見せるしかないのではと期待されていますが・・・
1球目は緩いカーブ。
必ず剛球は来ると考えている瓢箪はこれを見送る。
2球目はチェンジアップを放る剛球仮面。これも見送る瓢箪。ふむ、徹底して剛球待ちか。
しかしここまで剛球を投げないとなると正体は池畑ではないのか。そう考える豆タン。
だが甲子園に言わせればこの組み立てこそが池畑であるとのこと。
剛球剛球と思わせてツーストライクを取り、ついにはその剛球を投げる場面を作り出しているのだ。
となれば、出るか大回転投法。
投球モーションの足の上げ方も変わったしこれはもしや・・・
と思いきや普通に投げてフォークボール。あららら。剛球は無しかー。
読みを外された瓢箪はあえなく三振に終わった形となりました。まあ結果としてはよかったか。
だがここまで剛球を投げないとなるとやはりその正体は池畑ではないのではなかろうか。うーむ・・・?
速い球があるぞあるぞと思わせてここまで1球もその球を投げていない。それなのに0に抑えちょる。
つまりは完投するべくの力配分や。ほんまもんの投手じゃなー。
そう解説する大平監督。
父親の解説姿を見守る太平洋の姿がなんとなくしおらしく見えますなぁ。ハハハ。
見事に抑えている剛球仮面だが、対するロッテの大友剣もまた見事に抑えている。
剛球仮面とは真逆の行けるところまで行けの全力投球である。
七回裏ツーアウト。ここで四番の武藤を迎えることとなった。
甲子園達に100パーセント一発狙いやと言われる武藤。
その言葉通り、大友の球を初球から叩き、ライナーでレフトスタンドに放り込む。ほほう。
見事に欲しい所で点を取ってみせる恋女房。投手の頑張りに答える捕手とはこうありたいものでございますね。
結局この1点を剛球仮面が守り切って広島東洋カープが勝利した。ってもう終わった!?
まさかここまでダイジェスト的に片付けられるとは思わなかったが・・・まあいいか。
どうでもいいが剛球仮面は五番を打っているんですな。しかもスコアボードの文字が剛球って・・・
それはさておき、2試合目はドリームトーナメントでも注目の対決。
埼玉西武ライオンズ対京都ウォーリアーズである。
ライオンズの先発は蔵獅子丸。これはまあ予想通りでありますな。
しかしウォーリアーズの先発は中西球道ではなく、まさかの真田一球さん。
キャッチャーも九郎さんとなっておりますし、これはこれで万全の布陣だーよ。
球道ほどではないものの一球さんのピッチングも侮れない。
初戦は球道を温存という形になるのかどうか・・・注目です。
今回のキャラクターファイルは武藤兵吉。
『野球狂の詩』にてプロ初の女性投手・水原勇気のドリームボールを打つことに執念を燃やした男である。
心と体をボロボロにしながらも魔球を打ち破った武藤。
今回は勝負を決める活躍をしたが、今後の活躍はどうなるのか。期待です。
・ペーパーブレイバー
ビカリさんのレベル上げに積極的に付き合ってくれる左葉さん。頼もしい。
全力で邪魔しようとする右華ちゃん。漫画的な展開としては実に頼もしい。
マジメに魔王を倒したいと思っている人もちゃんといる。
こういった使命感はまさに人それぞれって感じなんですかねぇ。
まあジョブがあれば便利であるし、それだけで満足しちゃう子が多いのも分かる話ですものねぇ。
しかし同志がいると知って嬉しそうにする聖利ちゃんが非常に可愛くてたまらない。やったーっっっ!!
・バーサスアース
左腕を失い、右手も半ば近くから縦に裂かれていたハルト。
しかしこの1週間ほどで驚異的な回復を見せている様子。
なんと、あの右手がしっかり再生してしまうとは・・・これも深柱の力と言うことなんでしょうか。
まあ何はともあれ良かった良かった。左腕の方はさすがに再生しない様子ですが・・・
傷口がかたまって再生の兆しが見受けられない左腕。
その部分はさておき、全体的には回復傾向に見られるハルト。シャワーを浴びられるほどにまでなった様子。
そういえばハルトも部位欠損となった以上、林くんと同じように義手を用意してもらえるのだろうか?
何だかんだで便利な義手ですし、あるのとないのとでは普段の便利さが違いますわな。それに・・・何よりカッコイイものな!!
無邪気に林くんの義手を見せてもらっているハルト。
そういえば今の林くんの義手は機械部分が剥き出しになっているが、普段は皮膚を乗せたりしているんだろうか?
何となくターミネーターの技術みたいですな。外からは判別できない義手とかそれだけでも凄い。
ロケットパンチみたいには飛ばないようだがワイヤーがついていようだしアンカーパンチなら・・・!?
それはさておき、ハルトのこれからについて思い悩む林くん。
ハルトは今の所明るく振る舞っているがショックを受けていないはずはないと思える。
深柱の影響によるものなのか、自身のダメージはあまり気にしないようになっている感じではあるが・・・
僕はハルトくんが戦うのに肯定的だった・・・その結果君は左腕を・・・
いや・・僕が揺らいでどうする!ハルトくんが覚悟を決めた以上、今できることは・・・共に全力で戦うことだけ・・・!!
そのように心を定めた林くん。その背後に、さっそく全力で立ち向かわなければならなさそうな相手が迫っております。
全力で・・・お背中流しちゃう。シンちゃん。護国寺警護の任おつかれさまああ。
不意をつかれまくって別人のような形相を見せる林くん。
狭いシャワールーム。逃げようとしても早々逃げられるものでは無い。絶体絶命だ!!
やたらとテカテカしたお尻を見せつけながら林くんのシャワールームに乗り込むケイラン。
これにはハルトも涙目になって目を逸らすしかないのであった・・・無念!!
相変わらずフリーダムなケイラン。
守ると誓って行動しているはずのハルトが助けを求める声を無視してしまう程の威容を備えております。
まあどう考えても命に別状がある行為ではありませんし・・・いや、心へのダメージは色々あるかもしれませんが。
とりあえず今回はケイランの傷口が開いたことで窮地は脱せられた様子。良かったね林くん。
シャワー室からシェリカの病室に移る3人。
相変わらず包帯はグルグル巻きであるが、シェリカもずいぶんと元気になってきておりますな。復帰も早そうだ。
本部から届いたという動画を見せてもらおうとするハルト。
身を乗り出して接近され、しおらしく赤面した顔を見せるシェリカ。あらあら。気付いた様子のケイランがおネエさんっぽくてよいな。
それはさておき、動画はこの間のルイ君が登場した時のものでありました。
名乗っているのに未だにヘルメット呼ばわりされるルイ君。まあヘルメットの時間が長かったし仕方があるまい。
しかしルイ君の活躍を鑑賞しているハルトとシェリカ、林くんとケイランだが、どちらの組も接触しまくりですな。
せっかくの活躍場面なんだからもう少し真面目に見てあげましょうよ。
さて、そのルイ君はどこに行ってしまったのか。
どうやら深柱の領土内――池袋駅に陣取っているらしい。ほう。
一気に攻め込むかと思ったが大きな反応がなかったのでのんびり行くことにしたのかね?
それでも領土内でティータイムとはさすがの余裕と言えなくはないが・・・後ろの執事みたいなのは誰なんだ・・・!?
単独行動と思われたルイ君に仲間が!?
真宮寺家はそれなりの家柄なので執事くらいはいるということなのか!?
と思わせておいてスルトの人型形態だとかそういう話なのか!?柱獣形態があるなら柱人形態があってもよかろうって話だ。
まあ、それはさておき。
地災研側はハルトたちの回復を待ってから領土攻略を再開する予定。
さすがに戦力を欠いたまま攻め込むような愚はおかしませんでしたか。賢明ですな。
だが、今後攻め込むとなった場合、立ちふさがると予測される気になる相手がいる。
そう新しく現れた仮面の人間型――フェルゼルのことだ。
兵真兄にそっくりの姿をした人間型。
重力針で見るとこの人間型には髄幹が存在しており、はっきり深柱だと言い切ることができる。
ハルトのような融合者には髄幹はなく、脊椎を髄幹のようなものとして認識して力を振るっているそうな。ほほう。
髄幹があるということはやはりあれは姿が同じなだけの深柱。
そう結論付けたいところではあるが、もしかしたら生き返って的に利用されているのではないか。そんなことも考えてしまうハルト。
うーむ。ハルトは知る由もないが、死んでいたと思われて融合して生きていたユミちゃんの例もありますしねぇ。
髄幹の件がなければその可能性もなくはないかなと思いましたが・・・
ともかく、ハルトの攻撃から黒衣の人型を守ったことで、林くんはその可能性を切り捨てようとしている。
あの兵真くんが深柱を守るはずがない。そういう考えである。しかしハルトの考えはまた違う。
オレはそうは思わない。どんな攻撃がくるかもわからないのに盾を構えて味方の前に立つあの姿・・・
兵真兄そのものだ。林さんならわかってるはずだ。
やはりハルトの中では兵真くんの存在はかなり大きなものとなっている様子ですな。
いや、実際兵真くんの盾としての行動は勇気に溢れているし、ハルトの言うとおりだとは思いますけどね。
だが、もしハルトの言うとおりあの人間型が兵真くんそのものだったらどうするのか?
とても話が通じる状態じゃないし、十中八九戦闘になるであろう。
戦えるんですか、兵真くんと!?
その林くんの質問に、ハルトはこう答える。
オレは兵真兄が身も心も深柱になって、もう元に戻らなくて。
玲央姉と林さんを傷つけるっていうんなら、それは兵真兄がいちばん悲しむことだと思うんだ。
だから、そうなるくらいならオレが戦う!兵真兄を倒す!!
おぉ・・・きっぱりと言ってのけた!!
確かに兵真くんであればそんなことになるくらいならば自分を倒せと言ってくれること間違いないですもんね。
しかしその結論を自身で出すことができたハルトの覚悟は称賛したい。立派になったものだ・・・うむ。
そんな立派に成長しつつあるハルトに対し、落ち込んだ様子を見せているのが玲央さん。
あたしは・・・これ以上あのコに辛い思いをさせたくない・・・
「逃げてもいい」なんて言っといて・・・あのコが・・・あたしたちを置いて出ていくわけないって知ってるくせに・・・
そのあげく・・・あのコは左腕を・・・そのうえ・・・
だめだそれだけは!!兵真と同じ姿をした敵とハルトを戦わせるわけには・・・あれは、あたしが倒す!!
玲央さんとしては兵真くんのためにというよりもハルトのために自分が倒さねばという想いが強い様子。
うーむ、この辺りの感情は複雑でしょうなぁ。
どちらに対しての想いが強いかという話もあるが、生きているハルトが優先されるのも当然のことではありますし。
下着姿というサービスカットの場面でありますのに考えている内容が深刻なのでサービスになりづらいですな。
そこかしこに見える傷痕が生々しいのも気にかかる。ケイランのシーンはあのノリだったのに・・・!!
兎にも角にも、自分があの人間型をと考える玲央さん。
しかし今のままの玲央ちゃんが人型深柱に勝てるとは思えないわと水を差すヒミコさん。
おや、何やら企んでいそうな雰囲気ですよ?
そう怖い顔しないで。手ぶらで女の子の部屋に来るほど無粋じゃないわ。
ついてらっしゃい。強く――なりたいのなら。
玲央さんに更なる強化を施そうとするヒミコさん。
マッスルコートを携えているようだが、それに着替えさせて何かさせようということなのだろうか?
やはりユミちゃんが絡んだ何かなんですかね?
とっておきのアスラも大きな戦果を挙げられていない以上、もっと別の何かで強化をしないといけないわけでしょうが・・・
どのようなこととなるか、楽しみです。
・777 スリーセブン
優希の乱入で混乱した隙に峰岸を連れて脱出しようとするフェイク。
峰岸は目の前で見捨てられそうになりながら、それでもなおヒロのことを救おうとしています。ほう・・・
もういいの・・・ヒロがアタシのことなんてそこらのブスくらいにしか思ってないことがよ〜〜くわかったから・・・
完全にアタシのカン違いだったわ。
それはいいんだけど・・・ここにヒロ残しといたらあとであの男たちにホントに殺されちゃうかもしれない。
ヒロも一緒に連れて行けないかな。
うーむ、何だかんだでいい子であるのか。
一途な想いを裏切られてもなお、見過ごすことができずにいる様子。
そんな峰岸に対し、男の趣味は最悪だけどブスじゃないよと言葉を送るフェイク。
確かに・・・というか、なんか今回の峰岸はずいぶんいい感じになってないかい?
殴られて顔を腫らしているのに殴られる前よりいい感じになっているとは・・・ナチュラル整形!?
ある意味このヒロと峰岸の関係というのは燈ちゃんと峰岸の関係にも言えることなのかもしれない。
自分をイジめていた峰岸なのに、放っておけずに助けに来たフェイク。
まあこちらは相手の考えていることが分かってきたから情が移って・・・という流れなんですけどね。
ともかくフェイクはヒロと峰岸を連れて脱出。
マスクは製造工場の中身を調べるために動いている。
つまり、組織の連中を相手するのは優希ただ一人と言うことだ。
その優希は大人数に囲まれ、ボクを怒らせない方がいいですよと聞く側からすれば挑発以外の何物でもない言葉を述べている。
当然の如く組織の連中の方が怒り、優希を追い回す。
飛び蹴りをかまして哄笑される優希。が、ここで動きが一変する。うむ、今回は早く出てきてくれましたな。
飛び蹴りをしてきた相手を逆に蹴り倒し、踏みつぶす。
お前ら、耳聞こえねーのか?
言っただろ・・・怒らせるなって。アイツを怒らせるなって言っただろーがよ!!
相変わらずイカレているとしか思えないセリフである。
二重人格ってのはこれだから・・・
フェイク曰く、あの子ハーブ吸ってなくてもハイだからとのこと。その説明でいいのか!?
マスクは工場内の調査は終わったのか、ヒロたちを連れだす役目を請け負う。
代わりにフェイクはチェリーと共に組織の連中を倒す役目に回る様子。
チェリー「ボーっとしてんじゃねーよ。ブス」
フェイク「るせえ。イカレ野郎」
チェリー・フェイク「どっからでもかかってこい!!」
イカレた格好のイカレた奴らだが、まさしく最強といえる2人。いやあ、カッコイイなぁ。
どれだけ大人数でもこいつらなら問題ないだろうという安心感があるのが凄い。
しかしこの場は片がつくとしても、組織は壊滅させられるのだろうか?
どうも上の連中がいるみたいですし、そこにまで手を伸ばすことができるのか・・・注目であります。
・イナナカ団地第22区調査会社タトー
「巨大魚」、「投棄区画」の杉浦洸先生が短期集中連載スタート。
世界観は投棄区画の設定を活かしたもののようですな。
下層の22区で暮らすタトーとセツコニの物語。セツコニは男の子でいいのかどうなのか。気になる。
清涼飲料好き。うんまあ、人の趣味はそれぞれですよね。
しかしわざわざサドルにかけて味を確かめる程の興味はどうかと思うのですよ。さすがに。
・ウチコミ!!
勝手に定められたオーダーに怒りを見せる春樹。
しかしそんな怒りなどどこ吹く風と言わんばかりに笑顔で去っていく八乙女先生。
うーむ、この空気の読めなさはある意味才能といえるか。
いやひょっとしたらわざと怒らせて・・・って、有り得る話かなぁ・・・?
春樹の怒りは日が変わっても収まる様子を見せていない。
戦う機会すら奪われるとあっては感情も暴走するってものであるか。
過去の因縁。
どうやら紅林は個人戦に集中するために団体戦の参加を拒否したらしい。
立学からのスカウト条件は個人戦で全国で結果を出すこと。
そのために心身ともに個人戦に照準を合わせて、都の予選から全国の決勝まで最高のパフォーマンスを見せなければと考えたらしい。
ふーむ、これは確かに個人的な理由でございますな。
せっかくみんなで団体戦全国出場だと誓い合ってたというのに・・・
無理だ。今の四中のチーム力じゃ・・・せいぜい都の予選ベスト8が限界だろう。俺にとっては無価値。
万が一にでもケガなどでコンディションを落とすわけにはいかない。悪いが俺は・・・俺自身のために戦う。
ふーむ。これが確執の理由でありましたか。
でも紅林の言うことも分からないではない。
進路という大事なものがかかっているのだから個人の事情を優先させたい。感情としては当たり前といえる。
そういう意味ではそれを素直に応援できない春樹の方もどうかと思えなくはないわけで・・・難しい話ですな。
ヒューマは紅林の代わりに出場。結果四中は都の予選ベスト16で終わったらしい。
ふーむ、ヒューマはレギュラーでもなかったのか。まだその頃は強くなかったんですかねぇ。
去年の対抗戦は負けて・・・恨みか・・・嫉妬か・・・意地か。
ともかく中堅で出てくる紅林と勝負してリベンジする気まんまんなのに、ぽっと出の素人顧問にオーダー決められて・・・
イライラをどこに向けていいかわかんなくなってんのかな。
危うい感じでありますな。当初のどこか飄々とした感じがなく、行き詰まって焦った感じになっている。
オーダーがどうであろうと、紅林に自分の強さを見せつけることで引きずり出す。それが今の目標の様子。
となると今よりさらに強くならなければいけないわけで・・・部員にもそのために無茶を課してしまうわけで・・・
お前らが強くならねえと・・・俺も強くなれねえんだよ!!
立学に・・・紅林に勝てねえ。足引っぱんなよ・・・
おっとっと。よろしくない言葉が飛び出してしまってますね。追い詰められているなぁ・・・精神的に。
少し前まではレンに対しても優しく、足手まといにはならせないなんて言っていた。
それもまあ紅林とは違うという意識から出た言葉だったのかもしれませんが・・・うーむ、よろしくない。
というわけで、レンは練習の最後に春樹に挑もうとしている。
春樹を引き止めたレン。その思惑はどのようなものであるか・・・
まあ、あの先生の言葉じゃないが、部活はなるべく楽しくやりたいものである。少なくとも今の雰囲気はイカン。
強くなるためにも、団結力を磨くのは重要。春樹もそれは分かっているはずなのだがねぇ・・・
どうにか落ち着かせてほしいものである。
・3LDKの花子さん
四郎さまの愛は相手を選ばず。愛神掌・・・恐ろしいエクスタシー。
変態ではあるがそれなりにイケメンではある四郎さま。
瑞ちゃんも満更ではなさそうな反応だが慣れていないだけかな?少し心配ではある。
大久保さんは果たして二次元になれるのか・・・本気で思い悩むところがやはりこの子も残念な感じであるということか。
実際休憩所はあると有難いですしね。いいチョイスだ。
しかしこっくりさんも締め出されているのはいただけない。オプションとして常にいないと!!
・錻力のアーチスト
弐識による先制のスリーラン。一気に主導権を握ることができそうな景気のいい立ち上がりでありますね。
しかし次に打席に立つのは五番の安保先輩。不穏な空気をまき散らしているようだが果たして・・・
ホームランを打った弐識を盛大に出迎えるベンチ。
クソ天然エリートの清作は出迎えの言葉が分からない様子。いつもは迎えられる立場だったろうしなぁ。
その時も相手が何言ってるかなんて聞いてなさそうだし、わからないのも無理はないか。オメデトウゴザイマス。
さて、五番打者である安保力矢の打席。
弐識の前に四番を打ってた人らしいが弐識の登場で順位が落ちたようですな。
走り込みで体絞るように監督と之路さんに言われていたのに特に守っている様子はない。ふーむ、不穏ですなぁ。
というか先の紅白戦どころか練習でも見かけたことが無いような奴がレギュラーってのもどうなのよ。
去年と同じところにを攻められ、今年も手を出してあえなく三振に倒れる安保。おやおや。進歩が無い。
うーむ、チームメイトの目も冷めておりますなぁ。監督も扱いに困っている感じである。
――あれ・・・ベンチのこの感じ・・・この空気はどこかで感じたことがある・・・
冷えた空気。しかしその空気を払拭するかのように六番の宇城さんがソロホームランを放つ。
それはいいけどいつまで振り切った姿勢で固まってるんですか。ひたってるひたってるヘイヘイ。
1回表でいきなり4点差。
藤倉は連打で点を取るチームなので弐識のような一発は望めない。之路さんが炎上でもしない限りは大量得点は望めない。
しかし今年の之路さんは体力をしっかりつけてきてますし、簡単に崩れる様子もない。いい感じですな。
それが示す通り、藤倉は点を取ることができないまま回が進む。
逆に桐湘。弐識のタイムリーツーベースで更に2点を追加。この試合の弐識は5打点目と見事な活躍であります。
それに対し安保先輩は大振りして苦情を漏らされている。うーむ、よろしくない要素ですなぁ。
6回が終わって6点差。あと1点入れば7回コールドが成立する。
まずはこの回の藤倉の攻撃を0点で抑え、いい流れのまま一気に勝ち切りたい所であります。
オフコース!!今日は12時からデートだから、スピーティにジ・エンドだ!!
安保先輩のことはさておき、いい感じだった桐湘の空気が一瞬で凍った!!ピシッ。
いや、柊以外の意見は一致を見たと言うことで連帯感は増したといえるのかもしれない。
試合直後にクソみたいな予定入れてんじゃねー!!
まとまってるのかガタガタなのかよく分からないこのチーム。
まあ、弐識と柊のゴタゴタに関してはいつものことでありますからなぁ。もうムード作りの一環と思うしかありますまい。
しかし本当、柊と付き合ってる彼女ってどんな子なんだろうか・・・この喋りについていけるだけで大したものだと思えるぞ。
モメてる2人にチェンジを申し出る監督。
そう、チェンジ――交代であります。お、ここで控え選手の出番か。
弐識に代わりサードに伊奈。柊に代わりショートに野間が入る。野間というのは見ない名だが、1年生じゃないのかな?
名目上は喧嘩両成敗という形で2人ともベンチに下がることとなる。
まあ、これだけ大差がついているのだし控えのメンバーにも経験を積ませる流れとなってもおかしくないですわな。
そして安保先輩も交代となる。ふむ、これはまあ弐識たちとは別の意図がありそうな交代ですな・・・
ここでようやく清作は気付く。さっきから生まれている微妙な空気の内容について。
安保サンが作ってるギスギスした空気はあの2人みたいに外に出てるモノじゃなくて。
シニアの頃、俺が引き起こしたのによく似てる・・・もっと皮膚の下にあるシコリみたいな・・・
カラッとしたものではなく、ジメッとした感じの空気ですよね。
シコリは痛みの元になるので早めに摘出したいところでありますが・・・
そんな安保先輩と代わってファーストに入るのが清作。
小学生以来ファーストを守ったことはない清作だが、まあファーストは守りやすいポジションだしいけるでしょう。きっと。
弐識に代わってサードに入った伊奈は四番。清作は五番となる。
そういうところで揉めている1年2人であるが・・・実はこの試合に関しては清作にとって嬉しい打順となっている。
なんせこの回の裏で清作には打順が回ってくるのだ。伊奈は機会があるかどうかわからない、とのこと。ほう。
なんですかね?弐識は三打席目アウトになったんですか?
出塁はしたけど相変わらずベンチ睨んでたら牽制で刺されたのかもしれない。うむ、だとしたらチェンジも止む無しだわな。
さて、この試合。観客が注目のカードというだけあり、あの港南学院の連中も見に来ている。
その中には清作のシニア時代のチームメイトである八子の姿もあった。
清作・・・目障りだから潰したと思ったのにな・・・
相変わらず悪そうな奴である。果たして八子は港南学院でどのような立ち位置を手に入れているのか・・・気になりますな。
7回表も無事に0点で抑え、コールドのかかった7回裏。最初に打席に立つのが清作である。
ゴチャゴチャ考えずに肩の力抜けよクソ天然。いい加減クチだけじゃないってところ見せろ。
弐識の激励を受け、打席に立つ清作。
今はまだベンチの中のことをゴチャゴチャ考えている場合じゃない。
打席で結果を出さないとベンチにすらいられないんだからなと殊勝なことを考える清作。
さあ、来い!!
清作の高校公式戦デビューとなる打席。果たしてどんな結果となりますでしょうか。
これでいい結果を出せば安保先輩の代わりにレギュラーとなる可能性はぐっと高まりますな。
経験のあるファーストというポジション。問題のある先輩。
これはまさしく清作のために用意された場所と思うしかありますまい。センターのレギュラーは児島だし、ここは入るの難しそうだし。
桐湘はそんなに打つチームじゃないという評価がされていた。
となるとそんな元・四番打者である安保先輩は切るに切れなかった存在であったと考えられる。
今打線が強化され、上位存在になり得る清作が来たのであれば安保先輩はお払い箱になる可能性が高いような気はしますな・・・
もしそうなったときに暴れたりしないかどうか。色々と心配である。
・雨天決行
ヒトキワ壮の寮母であるヤサカさんは住人の名前が書かれた植物の世話をしている。
どうやらこの植物の様子で離れていても健康管理ができる様子。
つまりダメージを受けた甲人の多肉植物が弱ったのならば甲人の身に何かがあったのかがすぐわかるわけだ。
いや、すぐ分かるというにはタイムラグがあるかな?
なんせ植物が弱り出したのは夜行が甲人をヒトキワ壮まで運んでからでありましたし。
何だかんだで面倒見のいい夜行。頼もしい人である。
そんな夜行に対し世話を焼くヤサカさん。
管理人として大人としてやんちゃな子供には言っておかないといけませんわな。
だったらそこのアメフラシにも口ウルサく言っといてやってくれよ・・・
弱ぇヤローには誰も救えねえってな・・・ッ。
弱ぇクセに気持ちだけで出しゃばりやがって・・・まるで・・・
とにかくよ。このバカが死んじまわねえように・・・管理してやってくれよ・・・
何ともお優しいことでありますな。
今は学園を出た身ではるが、先輩として――家族のような存在として、見殺しにはできないってことなのかねぇ。
しかしまるで誰かを思い起こしているかのような発言であるが、誰のことを指しているのだろうか。
昔の自分なのか、さらわれた大切な人のことなのか。はたまた・・・
ともかく、そんなことを言い残して去ろうとする夜行。
ヤサカさんはアンタが帰ってくれば甲人が死ぬ確率も下がると説得する。筑前煮やホウレン草のバター煮もつけるよ!?
いつかの楽しみにとっとくわ・・・
さすがにここで、マジで!?帰る!!とか言い出したりはしませんでしたか。さすがに。
でも少し素直な感じの返答には好感が持てますな。この辺りは寮母さんの貫録か。
ところでヤサカさんは夜行のことをキョウちゃんと呼んでいる。
これはやはり本名のことなんですかね?夜行は妖怪名でしょうし・・・うーむ、何で千里ちゃんたちは妖怪名で呼んでいるのか。
重体の甲人は急いで中へと運ばれる。
エミちゃんが回復を行う最中、甲人は夜行が述べた言葉を朦朧とする意識の中で繰り返していた。
弱ぇヤローには誰も救えない。そう、救うためには強くならなければならないのだ。強く・・・強く・・・
強く・・・ありたいと申すか・・・主よ・・・
夢の中で呼びかける声。これはもしや、新たな番傘・・・?
ふむ、そういえば馬頭も夢の中で甲人に呼びかけをしておりましたな。
これからも番傘回収のヒントは甲人の夢にあるって流れとなりそうです。千里ちゃんがムリする必要は別になかった・・・!?
まあ、その結果赤舌と邂逅し、悩ませることに成功したみたいですけどね。
甲人に優しい言葉を囁かれた赤舌は思い悩んでいる。チョットうれしかったと・・・
ダメだ・・・ダメだ・・・何考えてんだよォ。でも・・・でも。いいや・・・ダメだよッ。
一人で呟きながら思い悩んでいたら赤マント登場。おやおや、恋愛漫画みたいな展開だな、オイ!!
人の心を操るのに長けてそうな赤マントならではの登場タイミングとも言えますがね。
実際、正直にうれしかったと述べた赤舌にこんなことを言い出す。
いいんです・・・そう思ったなら・・・そうで・・・
言ってるでしょう・・・自由に思い、自由に動けばいいんですよ。赤舌くんの思うがままに・・・
だから・・・天野くんと仲良くなりたいと思ったならそうすれば・・・
確かに自由にすればいいと言ってましたものねぇ。その通りだ。
でもそういいつつ、人間時の深水の名前で呼んだりする赤マントの交渉術は嫌らしいわぁ。
そんなことされたらムキになって甲人の存在を否定しようとするに決まってるじゃないですかー。
情緒不安定な様子を見せている赤舌。そんな赤舌を見ている謎の人影たち。
なんだこいつら?この連中も赤マントの手下たちなのだろうか・・・?
シナリオがどうとか言っているが、何か企んでいるのでしょうか・・・?
ともかく面白い連中であることを期待したい。この先の赤マント組でのコントとかにも期待だ!!
・最強少女さゆり
源さんの首がパァンとなった!!よく生きているよこの人は。
北浜町に対して深入りは禁物としっていながらさゆりちゃんのことはよく分かっていなかったのか。
と思ったら個人を特定するような情報があまり出回らなかったからか。そりゃしょうがない。
だからこそ宇宙人も平穏無事に過ごせたりするわけなんですね。いやそれはどうなんだ・・・?
何だかんだでちゃんとさゆりちゃんとちゃん付けで呼んでくれるヨシさん。
酷い目に合わされて可哀想に・・・いや、救助隊が一番可哀想でありましたか。
というわけで、最強少女さゆりちゃんでありました。
無邪気ってのは怖いというのがよくわかるお話でしたね。いつ手加減を覚えることができるのか・・・源さんの頑張りに期待だ!!
・いきいきごんぼZ
割と気安く委員長に頼みごとができる技野くん。吏毘堂さんには絶対に辿り着けない領域にいる気がしないでもない。
そして安定のイマキマキウォーク。委員長とのツーショットがまた可愛くてよいですなぁ。ウホホイ。
一人残されての吏毘堂さんの奇行。うーむ、キツイ!!
やはり気の合う仲間とノリノリでやっていないといけませんね。
ツッコミ役がいないと空回ってしまうタイプですわ。確実に。
・3年B組ジョースズキ
さすがにこの擬態は誰か気付け。というか青山君は位置的に先生に話し掛けたらすぐわかるだろう。
ミゲルは3回に渡ってエピソードが語られましたね。ミゲル何者だったんだ・・・
色々と荒んでいるスズキくん。
でもスズキくん、うかつすぎて他の危険地域でも生きてはいけないような・・・
日本にいて良かったですな。いや周りがよくないか。下山さんは強く生きてください。本当に。
・木曜日のフルット
闇の商人はハンペン以外興味ないのか・・・!!
運が悪い時はゲン担ぎもしたくなるが運が悪いとそれも効かないから困る。
じゃあなんでゲンなんて担ぐんだという話になるが・・・まあ、気持ちの問題なんでしょう。きっと。
・総合感想
恐るべしスリーマッスルズコラボ。
筋肉という題材でつながったおかげでコラボや企画がスムーズに行った感じがありましたね。
こういうカオスな企画はどしどしやって欲しいものであります。
次号は掛丸翔先生の読み切りが掲載。
卓球少年もののようですが、どのような話が展開されますのか。楽しみであります。
2013年 49号
・囚人リク
昼休みに田中一郎に呼ばれて勢ぞろいする脱獄同志たち。
それにしても見開きページの筋肉はよいものですなぁ。特に椿の筋肉の感じがまた何とも。
それはさておき、田中一郎は集まった皆にこう告げる。
ついに閃いた。俺たちの・・・この島から脱出する完璧な作戦を!!
ほう!何だかいきなりではありますが、ついに閃きましたか。これは楽しみだ。全員固唾を飲んで言葉の続きを待つ。
実に単純なことだった。閃いた作戦というのは・・・そこまで語ったところで止まる田中一郎。ん?どうした?
なぜだ・・・思い出せん。
はあああ!?
そりゃあ皆声揃えてそういいますよ。何ですか田中一郎。頭を使いすぎて早くもボケが始まってしまったんですか?
いや、いつの間にか後ろに沢田がやってきている。聞かれることを警戒しての演技か?
と思いきや、田中一郎に詰め寄るレノマさんやリクたちがみるみるうちに年老いていく。
ノンビリ考えていたらジジィになっちまうぞといいながら本当にジジィにならなくても!というかジジィになる前に出られるっショ。
まあ、ここまで無茶な展開となれば言うまでもなく夢オチ。
作戦が思いつかず追い詰められた田中一郎の見る夢でありました。うーむ、追い込まれているなぁ。
グライダー作成の方は任せっきりとしている以上、こちらのアイディアはどうにか進めないといけない。
順調に作成を続けているのだから完成までには何とか名案が浮かばないといけないのだが・・・こりゃ焦りますわなぁ。
それでもリクたちに心配かけさせないよう強がって見せる田中一郎。大人の意地ですかねぇ。
極楽島は離島であるだけにヘリコプターの利用者は多い。
所長などのお偉方が東京の行き来に使っているそうな。のんびり船旅とは行きませんものね。
ならばこのヘリを奪って島外へ脱出はできないものか。
真っ先に考えたよ。だがクリアできない点がいくつもあった。
まず1つ目。操縦できる者がいない。ならばメンバー集めの際に操縦できる人間を探すことも考えた。
だが仮にいたとして2つ目。脱走はすぐに発覚する。無線もしくは警報で即座にコントロール室に通報され、
非常事態としてヘリは一瞬で全機捜索開始。俺たちが乗るヘリなど残されていない。
さらに、万にひとつ脱走発覚前にヘリを調達できたとしても指令なしに1機で飛び立つヘリなど異常事態だ。他のヘリの追跡を受ける。
空の旅を楽しむ暇もなく数分後には海のもくずだ。
前にあった対空ミサイルなんかを見れば脱走犯への砲撃など躊躇いなくやるでしょうからなぁ。
足こそ速いが目立つヘリでの逃走は確かに難しそうである。
そんな話をいつもの3人でしている所、陰で立ち聞きしていたのが周龍。
3人でコソコソうさん臭いと思ってついてきたはいいが、しかめっ面だらけだったので入りにくかったそうな。そうか。
てかよ。俺、ヘリ操縦できる奴を知ってんだけど。
そう言って、こいつだと自分を指す周龍。ほほう。
どうやらスラムの壁が出来る前に親父さんがヘリの操縦しているところを子供の頃からずっと見ていたらしい。
親父・・・ドラゴンクロスの初代。何だか威厳のあるカッコイイ親父さんでありますなぁ。
それはそれとして、周龍は田中一郎にヘリの件についてもう1回考え直せと詰め寄る。
どうせ他のアイディアだって手詰まりなんだろ。ヘリ作戦が困難なのはわかった。だがな、1つはクリアしたんだぞ。
自由への扉へ手をかけたってことじゃねえか。8人の命がテメェに託されてんだぞ。命懸けで考え直せ。
フェンス間際まで田中一郎を追い込む周龍。詰め寄り過ぎだ。
というかそのようなことは言われるまでもないんですな。こちとら悩み過ぎて夢にまで出てくるほどなのですから。
まあ、お互いのことをよく知らないからこそ信頼よりも先に強い言葉が出てしまうんでしょうなぁ。
よくは分からないが周龍のここから出たいという気持ちはかなり大きいものがあるのではと感じられますし。
いや、単に親父さんのようにヘリを操りたいという希望が溢れ出たための詰め寄りだったとか・・・いやそんなまさか。
ともあれ周龍の言うように操縦者の問題は解決できている。しかし問題はそこからだ。
脱走発覚後ヘリは捜索に全機出動する。これはマニュアルにも記されていた確定事項だ。
どうにかしてそのヘリのうちの1機を手に入れれば、手に入れる方法さえあれば・・・
思い悩む田中一郎。だが、ふとこの発想自体が間違っているのではと考え直す。相変わらず柔軟な思考をしていますな。
待てよ。ヘリポートにあるのは何も刑務所のヘリだけとは限・・・
刑事施設視察委員!!奴らは定期的に東京からヘリで来ているはずだ!!
この気付きに思わず声を発しそうになり、慌てて手で口を覆う田中一郎。
しかし身を起こしたところで冷静になる。そう、まだ最大の問題が残っているのだ。
ヘリを調達できたとして飛び立てるのか!?無数に散ったヘリの追撃をどうかわす!?
どう逃げる!!どう行方をくらます!!せめて・・・10分でいい。陽動できさえすれば・・・
陽動・・・陽動・・・
考えあぐねて夜が明け、日の光が差し込む。その眩しさを手で遮ろうとしたとき、目に入ったのは枷である手錠。
これだ・・・・・・
朝日を浴びながら恍惚のポーズを見せる田中一郎。
何といいますかね、来るかもしれないと思ってはいたけど、予想を越えたポーズ決めてくるから困るんだよこの人はよぉ!!
毎度大真面目にやっているからこっちが全力でツッコんであげないといけない気分にさせられてしまう。
いやまあ、本気で死ぬほど悩んでの閃きでしょうし、ポーズぐらい決めたくなるのはわかりますがね。
というわけでさっそくリクとレノマさんを呼び出し島からの脱出方法を説明する。
やはりヘリを使う。操縦は周龍。ただし強奪するのはムショのヘリじゃない。定期的にやってくる視察委員のヘリだ。
奴らは島に来る際必ずヘリを使う。今朝看守に聞いて裏をとってある。
さすがに田中一郎。そういう細かいチェックは確実でありますな。
しかし肝心なのはヘリを奪った後の行動である。追撃の手はどのように逃れるのか。
GPSの付いた手錠で敵を陽動する。俺たちの偽りの居所を教えてやるんだ。
外した手錠は房内に残して逃走する予定だった。俺たちの行方をくらますためにな。
リク。お前はロープを背負いグライダーで飛び立つ予定だったな。あれも併用する。全員の手錠も外に持ち出すんだ。
陽動に使うのであれば外へと持ち出さないと意味がありませんものね。
そしてヘリを陽動するのであれば手錠を刑務所の外だけではなく島の外へも出さないといけない。
そこで神木さんたちあらかじめ用意してもらうのがラジコン飛行機。それに1組の手錠をくくりつけて南へ飛ばす。
残り7組は島内を散らばす。脱走発覚後看守たちは8個のGPSが地上をはいずり回るのを見て袋のねずみと安心することとなる。
だが1個が突然島外に移動したのを見れば慌てふためく。そして上空に群がるヘリに「ただちに追え」と指令を出すこととなるだろう。
これが陽動作戦の全貌である。その隙に奪ったヘリで刑務所所空を離脱そのまま闇に乗じて――
自由へ一直線だ。
見事な作戦。田中一郎の顔にも笑みが浮かんでおります。歓喜で吠えるリク。
だが、そんな中レノマさんは1人怒っていた。
じゃあよ・・・リクはどうすんだよ!!
地上に置き捨てたまま俺たちだけトンズラか。ぶっ殺すぞこの野郎!!
そりゃあこれで本当にリクを犠牲にする作戦であったならばレノマさんの激怒は当然のことでありましょうな。
だがさすがにそんな作戦を自信ありげに披露する田中一郎ではありますまい。そこも何か考えているはず。
普通にヘリでリクを拾ってから逃げるという話ではいけないのかな?
タイムロスはなるべく無くしたいところだが、備え付けのハシゴかロープでも投げて捕まらせればそれほどロスはない気がする。
なんとなく操縦者である周龍と揉めたりしそうな気もするが・・・どうなりますかねぇ。
ともかくこの部分さえクリアすれば脱獄に必要な課題は突破できたこととなる。
細かいトラブルは随所で起きそうな気がするが、もうそこからは突き進むしかありますまい。
ヘリの燃料が刑務所で補充する予定だったので足りてないとかありそうな気はしますが・・・果たしてどうなるか。
突き進む破獄ロード。ここからの展開に期待だ!!
・侵略!イカ娘
蛍子さんのドジっ子っぷりは広く伝わっている様子。
しかし婦警を前にして警察を呼ぼうとする渚ちゃんもドジっ子でありますな。単に蛍子さんが警察と思えなかったのかもしれないが!!
侵略者を庇ってしまう渚ちゃん。
確かに侵略者がいないと渚ちゃんのキャラはかなり薄くなってしまうが・・・
キャラ性を守るためにイカ娘を庇う行動をする渚ちゃん。これはこれで別の意味でキャラがたって良いですな。
・弱虫ペダル
インターハイ直前と言うことで自転車系雑誌の記者たちも慌ただしく取材に動き回っている。
直前号の特集といえばやはり昨年の王者となった総北か。
いや、サイクルタイムが注目しているのは神奈川――箱根学園である。
総北が強いってさわいでるのは残念だが所詮限られたごく一部だ。
次のIHで皆が見たがってるのは"王座復権"。最強と謳われた「王者」がいかにして王座を獲り返すか。その奪還劇だ!!
確かにその点は注目されていると思うが、総北が強いのを否定することにはならない気がする。
今年の箱根学園を見ての判断とのことだが、この記者は今年の総北も見ての判断なのだろうか?
いや、去年の総北――というか坂道が残っているという時点で総北は侮れる存在ではないはずなんだがなぁ。
それはさておき、予選を危なげなく突破した直後のインタビューで箱根学園はこんな言葉を残したらしい。
今年もうちは6人全員がエースです――と。
追われる側の王者という立場になった総北。
それはさておき、坂道は普段通りの様子。洗車をした後にフィギュアを乗せて満足そうな様子。
うーむ、まあともかく自分で洗車するのは感心な話ですな。トラブルも防げるし愛着も沸くしよいことだ。うん。
県予選が終わったから。どんどん進んでる。次はインターハイ・・・か。2回目の暑い夏が来る――
しかしその前に予定されているのが合宿である。
去年はトラブルがありながらも勢いで1000km突破した坂道。
今年は大丈夫かなぁとか言っているが、あのハンデ付き自転車じゃなければ余裕じゃないかな?
いや今年はもっと凄いハンデをつけて走るとかそういうことするのかもしれませんが。まあ、それはさておき――
でもその合宿で――ボクは真波くんに会ったんだ。
最後のゴール・・・思い出すと今でもふるえて、あの時の感覚がよみがえってくるよ。
あの時ボクがあんなに走れたのはキミのおかげだと思う。今年の夏も走れるよね一緒に。真波くん。
感慨にふけりながら、冬に交換していた電話番号を確かめようと携帯を開く坂道。
するとその着信履歴に真波山岳の名前が。おや。
滅多にかかってこないのに感慨にふけった日に限ってかかってくるとは・・・繋がってますなぁ。色々と。
慌ててかけ直す坂道。大慌てでまくしたてるが残念ながらルス電。
いやそのおかげで落ち着いて話せてかえって良かったのかもしれない。
実際途中から山岳が電話をとって話を聞いていてくれましたからねぇ。
自転車に乗っていなくても羽根を生やせるようになったのか山岳!!と思ったら、看板のパーツだったというオチ。
と見せかけて本当に生やすこともできますとか言い出しかねないのが山岳の怖い所だ。
ともかく、久しぶりに山岳と話すことができて凄く嬉しそうな坂道。落ち着けと言っても無駄なくらいに嬉しそうである。
箱根学園は予選大会を危なげなく通過。2位と10分差をつけてのコースレコードを出したらしい。ほう。
それはさておき、山岳は坂道に伝える。今、秋葉原にいると。
どうやらインターハイのコースの下見に来たらしい。携帯の電池を忘れた葦木場のせいで寄り道をすることになったそうな。
携帯がないと何か困ることがあるのだろうかと思わなくはないが、ともかくこれは僥倖。
久しぶりに山岳に会えるかもしれないと急いで秋葉原へと自転車を飛ばす坂道でありました。しかしもう10分もそこにはいないという。
10分じゃ着かない。ここからだとロードでも1時間はかかる。わかってる。わかってるけど――
けれど、行かずにはいられないってことですかね。純情だなぁ。
しかしちゃんとジャージに着替えたりはしてるんですな。むしろ着替えとか準備の時間でタイムアップになりそうだ。
秋葉原の、車が通るであろう大きな通りまで走ってきた坂道。しかし既にそこに山岳の姿は無い。
しかし、そこで発見したのは自転車のボトル。
箱根学園と書かれたそのボトルは間違いなく山岳が残したものでありましょう。
この広い秋葉原で小さなボトルを見つけ出す坂道。見つけ出すと信じている山岳。何だろうねこの2人の繋がりの強さはさ。
坂道くん。たぶんキミなら受け取ってくれてると思う。届けに来て。今度は笑顔で受け取るから。
勝負に敗れて受け取ったボトルを捨てることとなった昨年。
その苦い思い出も東堂さんの説得を受けたこともあり、時間の経過と共に昇華できたようでありますな。
そして再びのボトル渡しと再戦の誓いでありますか。まあ、こういう繋がりもいいんじゃないでしょうか。
東堂さんがいうように毎日のように坂道に電話をかけるなんてのは山岳には無理な話でしょうし。
いや逆に坂道が東堂さん側に回ればいけるのか・・・?いやさすがに東堂さん並の頻度はいくら坂道でも。
それはさておき、下見に行く箱根学園の車に帯同しているのはサイクルタイムの記者たち。
どうやらこの6名が今年の箱根学園インターハイメンバーであるらしい。
泉田、黒田、葦木場、山岳の4名は既に判明しているが新たな顔ぶれが2名ほど。
いや、1人はお面被って寝ているので顔は分からないのだが・・・その状態で写真撮らせていいのか?
総北に勝てるかどうかという質問。王者ではなく挑戦者としての質問でありますな。
だが箱根学園は挑戦者としてではなく王者のような回答をする。勝てるかどうかではないね。彼らが――
そうだ!!あいつらがオレたちについてこれるかどうかだよ!!
一瞬・・・さ。ハコガクだぜ!?オレたちはハコガク!!一瞬でグッてひねってやるよ。オレが!!
吠えるのは銅橋という筋肉質の男。
インタビュー中も食いまくっているようだが、それは新開さん譲りの行為であるとかそういう話なのだろうか?なら仕方ないな。
ともかく、銅橋の発言を制して泉田君が締めくくる。
あえて言っておきましょう。昨年称号こそ奪われましたが誇りは失っていませんよ。
ボクらは強い・・・そして、ボクは強い!!
去年よりも首や肩の辺りが逞しくなった感じの泉田君。
キャプテンという重圧がいいトレーニングになって筋肉増量に繋がったのでしょうか。
福富さんのようなことを口にしているのは頼もしいと見るべきなのか危ういと見るべきなのか。
自分の言葉ではなく先輩の受け売りだけだと窮地に陥ったときどうなるか分かりませんからなぁ・・・
いや、でも泉田君らしい筋肉言葉で喋られてもそれはそれで記者が困ったかもしれないからこれでいいのか?
このメンバーで果たして去年を越える程の走りを見せることができるのか。
多少不安がなくもないが・・・期待することにしましょう。お面の彼に。
・3LDKの花子さん
地味に有難いかもしれない休憩所。
いや、こっくりさんと一緒に遊べる休憩所とか地味に凄い場所なんじゃなかろうか・・・
何ならやみ子さんが出てくれば一気にお化け屋敷らしくなったのではなかろうか。
そして1人でカンバンをつくる信くんの地味な根気に感心する。
・毎度!浦安鉄筋家族
腰が引けていたかと思えばいいスイングしおって。
上手く描けたからホームランにしましたとか言われそうなぐらいいいスイングだ。
しかし心の広いオッサンで良かった良かった。
・バチバチBURST
弟子の大一番を見守る鏡川親方。
いつものようなチンピラっぽいヤクザファッションではなく、もっと偉いヤクザのようなファッションで登場だ!!
越えてみせんかい・・・その壁を・・・
期待しているみたいですねぇ。この親方も見た目はさておき一角の人物ではありそうだ。
さて、正面から激突する両者。
さすがに総合的なパワーでは天雷の方が上だろうか。こんな当たり経験ねーぞと闘海丸の顔が歪む。
とはいえ、それで押し切られるほど脆くはない。
足に、腰に、全身に力を込めて天雷の押しを止める。なんのっ!!
どーだー!!闘海丸君はイケメンには恐るべき勝率を誇るんだ!!ブサイクパワー!!
そしてここから必勝パターン。左下手取っての・・・右上手ー!!
まさかのイケメンキラー闘海丸。
いや、相撲界にイケメンがどれだけいるのよって話ではあるのだが。
天雷や王虎、鯉太郎はイケメン認定されているようだが、どこまでイケメン枠になるのだろうか。気になるところだ。
それはさておき、闘海丸の必勝パターン。
右上手を取るために右腕を伸ばす闘海丸。しかしそうはさせじと天雷の左腕が防御する。
物凄い力で闘海丸の右手首を掴み、押さえつける。
何つーパワーだ。だが・・・力勝負なら・・・望むところだ!
天性のものと言われた右の腕力。今こそそれを振り絞ろうとしている闘海丸。
よりにもよってケガした左腕でその力を押さえつけなければいけない天雷。ヤバイ状況であります。
さすがの天雷も冷や汗を流す。が、今日の天雷には負けられない理由があった。
2人分のチケットと交通費送ったから。見に来てほしいんだ。俺が優勝するトコを・・・
来場所は十両が見える所までやってきた天雷。
幕下の壁を破る。その記念すべき場所を優勝で飾りたい。その姿を両親に見せたい。そのように考える天雷。
スカした天雷兄のこともあり、角界へと入ることを非難していた天雷の父。
その時は勘当みたいなことを言ってた気がしますが、ちゃんと天雷のこと気にしてたみたいですね。
親子の情は簡単には断ち難いってところでしょうか。いい話だ。
見方によってはむしろ敗北フラグになるんじゃないかと思える両親の登場。
しかしそれを力に変えて吠える天雷。
右手で闘海丸のまわしをとり、肩で担ぐようにしてその体を持ち上げる。
一周りは大きいであろう闘海丸の身体を持ち上げる天雷の怪力はやはり凄まじいというしかありませんな。
かろうじて左足は地面についているという状況だが、ここから巻き返すことはできるのだろうか・・・
さぁ見せてみろ。値踏みの時間だ。
野郎は窮地でどう転がるかで真価が問われる。
殻から出れず踏み殺されるか・・・羽化して見える景色を変えるのか・・・飛んでみせろ。
鏡川親方の期待に答えるかのように暴れてみせる闘海丸。
相手をスゲェーなと認めつつ、それでも闘志はいささかも衰えていない。むしろ沸き立っているようである。
モテない男の強烈な右手のパワーを発揮し、天雷の左肩を突いて窮地を脱する。
こんな奴が幕下に・・・まだいたのか・・・!?
闘海丸と同じく、強敵を前にして笑みを浮かべる天雷。
取組前の時点ではケガを気にして一気に決めようなどという考えがあった。
しかし今はそんな考えはありますまい。幕下でやり残した強敵との一戦を楽しみ、やりきるべきと考えていそうである。
うーむ、やっぱり好漢同士の対決は爽やかでよろしいですなぁ。
怪力同士の対決ということもあり、二転三転した戦いに期待ができます。
これで天雷のケガさえなければ言うことはなかったのですが・・・惜しい話だ。
次回は巻頭カラー大増28P。一気に決着までいきそうな様子ですな。楽しみです!!
・真・餓狼伝
拳対剣。死合いが行われることが決まった。
太浦さんが見届け人となり、本人たちもやる気十分。
しかしそこに待ったをかけてきたのはやはりというか剣三郎。こりゃあ!!
まあ道場主抜きにして勝手に話を進められても困るってのはその通りなんですがね。場所はここ使うのだろうし。
しかしイチ警官がエラソーにほざくなと吠える剣三郎の小物さよ。
案の定、この人物は警視総監の太浦金武であると知れると真っ青になる。
お付きの頭の薄い人も我慢ならずに正体を明かすことにしたんでしょうなぁ。いいタイミングだ。
というわけで、警視総監の頼みとあっては剣三郎も断ることはできるはずもない。
死合いは間違いなく行われるようでありますな。総理には終わるまで待ってもらうこととなりそうだ。
派手な音を立てていたがやはり刀は柄の辺りでぽっきりと折れてしまっている。
うーむ、まっこちひどいことをしよるのう。
しかしそこまでして気持ちをぶつけるのはもしかすると誰よりも京太郎のことを認めているからかもしれないとフォローする太浦さん。
いいことを言ってくれる大人だ。頼もしい。
そして酷いことをやらかした文吉には久右衛門から説教。
いやまあするまでもなく文吉も自分が酷いことしたのは理解しているみたいですけどね。
京太郎は強い。剣を持たせれば道場一強いのは間違いない。
それが過去に囚われてウダウダと文句ばかりつけて動けずにいるのが文吉には我慢ならなかった様子。
だ・・・だからさ・・・京太郎の過去を取っ払っちゃえば。
少しだけ・・・少しだけでも前に進めんのかな・・・なんて・・・
凄く乱暴なやり方だけど言いたいことはわからないでもない。
まあ、人によってはそれでむしろ閉じこもってしまうことになりかねないわけであるが・・・
ともかく戦いの場に出すことができただけ成功と言えるか。今回はね。
とりあえずその件はさておくとして、まず今から行われる死合いについてである。
京太郎と――剣を持った相手とどのように戦えばいいのか。父に問う文吉。
・・・剣術の熟練者に勝つことなぞ無理じゃよ。
ハッキリ言われた!?まあ普通に考えれば当然のことでありますわな。
余程実力に開きが無ければ素手で剣を持った相手に勝つのは難しい。だが――久右衛門には何か考えがある様子。
何でしょうか?黒岡の剣ならばよく知っているということでしょうか?
京太郎が父の動きを受け継いでいるのならばそれを見切ることもできるとか?ふーむ、期待したい流れですな。
丹水の道場はかつて京太郎の父――黒岡喜八が通ってた道場である。
なのでその蔵には喜八が使っていた木剣も存在する。
刀こそ折られたものの、父の汗を吸った木剣を手にして戦える。これは京太郎としても燃える展開でありますな。
さてさて、いよいよ準備は整い戦いが始まりそうな雰囲気である。
果たして素手で剣に抗しえる術はあるのか。久右衛門の策に期待したいところであります。
・ペーパーブレイバー
カッピカピのカッサカサ。干し芋だからってこの表現はないべ。
そうか、左葉さんにとっては聖利ちゃんはそういう枠になるのか。
まあアイドルみたいな存在ということなんでしょう。きっと。いや本人の言うとおり天使枠ということか。
色々とゴーイングマイウェイな左葉さん。
相手する八兵衛ちゃんも色々大変ですな。
まあ八兵衛ちゃんもマイペースな子なので何とでもなるって話なんでしょうけども。
なかなか面白い立ち位置の筋肉ポエマーさん。
単純なのは楽しいですよね。色々な意味で。
・実は私は
MVPの願いを何でも一つ叶える。その言葉が引き起こしたアホ共の宴。
健全に欲まみれな連中と違い、パン食い競争でれたら別にそれでいいと思っていた葉子さん。
それなのに何故か現在単独トップとなっている葉子さん。これぞ無欲の勝利というやつか!!
まあ他の面々がそれぞれ脚を引っぱったり、親父さんが手伝ったりしてるんだからこれもあり得る話ですわな。
しかし親父さん、普通にそこに座ってたら関係者だとバレちゃうでしょ。もう色んな人にはバレてるけどもさ。
単独トップの葉子さん。現在のポイントは492ポイント。
その葉子さんをまくってMVPを狙うみかんと獅穂さん、それに凛ちゃん。
次の最終競技である障害物競走の1位のポイントは300ポイントもある。
この3人はトップさえとれば十分に逆転が可能な位置にいるわけですな。2位以下はポイントなしなのか?
朝陽としてみれば勝ちたいからって葉子さんを攻撃するような真似は看過できない。
しかし3人にその意図はない様子。だって・・・
・・・白神さん相手なら小細工なしでもたぶん勝てるもの。
うむ、やはり見切られておりましたか。まったくもってその通りだな!!
まあ、親父さんの援護さえなければ怖くないのは間違いないと思う。
しかし直接の妨害はなくても巻き込まれる可能性は十分あるわけで、やはり障害物競争は出ない方がいいのではと考える藍澤さん。
だが葉子さん自身は出るつもりでいる様子。
皆、真剣にやっとんやし。ようわからんけど私もMVP候補なんやから私も真剣に。
ちゃんと頑張ってちゃんと勝ったり負けたりするよ!!そうやないと真剣な人らに申し訳ないもん!!
ふむ。いいこといいますな葉子さん。これぞスポーツマンシップの精神というやつである。藍澤さんも満足そうだ。
何よりな?たぶんパン食い競争て障害物競争の中の一つやったと思うねん!!だから絶対参加する!!
それが一番の理由かい。
まあ実に葉子さんらしいというか何というか。
ある意味葉子さんも純粋な欲にまみれているといえなくはないのかもしれない。
さて、いよいよ最終競技。
皆とちゃんと勝負・・・と思いきや、なんだかメンバーが怪しい!!
藍澤さん、朝陽、葉子さん。ここまではいい。
残りのメンバーがみかん、凛ちゃん、獅穂さん、紅本先生。ただし全員角つき。おい。
飴玉取り出せば全員一斉に反応するし、どうみても全員茜ちゃんやん!!
そうか、直前で分身がみかんたちをどこかに運んでると思ったらこういう展開となりましたか・・・
・・・私のポイントは191ポイント。これで勝ったとしても491ポイント・・・白神には1ポイント届かん!!
いいだろう・・・MVPは他の誰かにくれてやる。だが景品は私のものだ!!
私が変身したこやつらは一人一人MVPの資格を持っとる!!
そして本人の代わりに私がMVPを取り、お願いを一つ・・・おかし一年分をいただくのだ!!
茜ちゃん、脚を引っぱられ過ぎて誰よりもポイント稼げてなかったんですね・・・
しかし力を使ってポイント操作しないとかマジメですなぁ。
いやマジメなヤツは競技者を縛って押し込めて分身を代理にしたりはしないか。
当然非難される茜ちゃん。しかし茜ちゃんにも言い分はある。
このメガネ娘の願いを知っとるか・・・?私のあり金全てだっ!!自分の身を自分で守って何が悪いっ!!
痴女なんぞ女子のスカート丈ひざ上20センチだ!!いいのか!?むしろ感謝しろっキサマら!!
まあ、その2人の願いはな。叶えさせるわけにはいかないのはよくわかります。
しかしひざ上20センチってどんな状況になるのだろうか。エロ峰君はしっかり反応しているみたいだが。気になりますな。
まあともかく、レース開始であります。
本物のみかんたちは葉子さん相手に小細工はしないと言っていた。
しかし茜ちゃんは違う。本物たちほど甘くはないと宣言し、開始直後から攻撃をしかけてくる。悪魔め・・・!!
まあおかげで本人たちはまずやらない悪そうな顔を偽物で見ることが出来るので読者的には楽しかったりするのですが。
偽物凛ちゃんの開幕攻撃。
葉子さんを狙った一撃。朝陽は前に出て庇い、藍澤さんも守ろうと動く。
しかしそれらよりも先に攻撃を防いだのは後ろで見切れていたおっきい覆面の人!!
しっかり最終レースも娘の援護をしようとしていたのですな。白神父こと白神源二郎!!
いきなりの下の名前判明であるが、さらに新たな事実が明かされることとなる。
白神父「ええ機会やからついでに、貴方につけられた額のキズの礼もさせてもらいますよ・・・!!」
茜「私とて、とっておきのマカロンを食われた礼・・・それで済んだとは思っとらんよ・・・?」
吸血鬼と悪魔のバトルが始まった。いや、昼日中の学校の体育祭で何やっとるんだ!!
しかしそうか、あの額のキズは茜ちゃんがつけたものだったのか・・・しかも実にくだらない理由で!!
長いこと生きているだけあって色んなトラブルに関わってますな茜ちゃん。
さて、白神父と偽物の凛ちゃんはさておいて障害物に向かう残りの面々。
第1関門は網くぐり。角のある茜ちゃんとしては引っかかって通りにくい障害だ。
しかし分身はまだ残り3人いる。そのうちの2人を朝陽と藍澤さんにぶつければ勝てるという算段の茜ちゃん。
ああ、やっぱり茜ちゃんも葉子さんには普通に勝てるだろうと踏んでいるんだ。どれだけ運動苦手なんだ葉子さん。
まず朝陽に対して攻撃を仕掛ける茜ちゃん。
偽物獅穂さんを使って匍匐前進中の朝陽の下に身体を潜り込ませる。白昼堂々人前で密着体勢!?
まあ、自他共に認める痴女の獅穂さんだからなぁ。偽物がやっても今後風評被害がでることもあるまい。
なんにせよ朝陽に悩殺はこの上なく有用と言わざるを得ない。ヘタレではあるけど健全な色欲は備えてますし。
葉子「エ、エロ峰君っ!?」
藍澤「くっ・・・捨て置け!!残念だが・・・エロ峰朝陽はもはや助からん!!」
ヒロイン2人にえらい言われようの朝陽である。
さて、第2関門はスプーン。スプーンの上にピンポン玉を乗せて運ぶ競技だ。
そこで藍澤さんに仕掛けて来る偽物みかん。ピンポン玉は魔力で浮かせているので安心。ズルイな!!
しかしさすがに普段から鍛えている藍澤さん。単純な肉体攻撃は通用しない様子。
ならばと本物のみかんのように搦め手を用いることとなる。
そう、偽物みかんが手にしていたのは、先の夏祭りの日、朝陽と抱き合った藍澤さんの姿を激写した一枚の写真・・・!!
いいいいつ!?いつ撮った!?いつ撮られた!?
赤面して大焦りの藍澤さん。可愛いですなぁ。
しかし実際いつ撮ったのだろうか。面白そうなことが起きそうだったのでこっそりあの場にいたとか?有り得そうだ。
まあその場にいなくても念写の一つぐらいはできそうな人ですけどね。
というわけで、藍澤さんは偽物みかんから写真を奪うのに忙しくなり戦線離脱。
残るは葉子さんと偽物紅本先生の2人を残すのみとなった。
第3関門は三輪車。大人の紅本先生の身体で漕ぐのは難儀しそうな代物である。というか本物だったら恥ずかしがりそうだな。
その競技に入る寸前、偽物紅本先生は葉子さんにこう伝える。
覆面には痛み。黒峰には色気。藍澤には恥じらいを与えてやった。
そして白神。キサマには絶望を与えてやろう。
・・・そう。この障害物競争に・・・パン食い競争は無い!!
去年はあったようだが今年はなくなっていたパン食い競争。
この土壇場でそれを明かされ絶望に浸され、膝をつくこととなる葉子さん。そこまで楽しみにしてたんだ!?
そんな葉子さんを必死に励ます藍澤さん。
相変わらずツッコミ所しかないくだらない流れでもこのヒロインたちは皆一生懸命だったりするから困る。
追え!!追うんだ早く!!君はMVPを目指した本物たちの分まで頑張ると決めたのだろう・・・?
MVPを・・・皆の夢を偽物に奪われていいのか!?
残酷なようだが・・・立て!!そして勝て!!君はMVPになるんだ!!
ある意味奪われた方が平和に済む夢もありそうだが、まあそれはそれ。
藍澤さんの言葉を受けて立ち上がる葉子さんでありました。
しかし朝陽。偽物獅穂さんの誘惑を振り切ってわざわざツッコミに来てくれるとは・・・律儀な男よ。
走り出した葉子さん。
しかし偽物紅本先生は第4関門のアメ探しを一瞬でクリアしている。さすが、おかしへの嗅覚は凄まじいものがある!!
そして最後の障害物である第5関門の平均台もクリアし、ゴールは目前。そう、勝利は目前!!
・・・というところで立ちはだかる最終関門がありました。
般若面に抜き身の刀を担いだ紅本先生(本物)。こりゃ関門とかいうレベルの存在じゃねーぞ!!
なるほど。白神母が探し当ててロープを解いてくれたわけですな。こりゃ茜ちゃんの失策である。
そして本物の紅本先生に偽物が気をとらえているうちに追い越してゴールを決める葉子さん。
今年のMVPは2年1組の白神葉子さんに確定しました!!
参加できなかった皆の夢の分まで頑張った葉子さん。よく頑張った。
そしてMVPの権利である賞品の願いをさっそく叶えてもらうこととする。
そう、葉子さんの願いは一つ。既に決まっているその願い・・・パン食い競争がしたいというその願いを!!
実にいい笑顔でパンへと飛びつく葉子さん。ボロボロになってた白神父もその姿を収めております。ハハハ。
色々と欲にまみれた体育祭ではありましたがこれにて閉幕!!
まあ、茜ちゃんとしてもあり金奪われたりしなかっただけマシだったと考えるべきなんでしょうなぁ。斬られてるけども。
しかし最終ページ。日の光が差し照らす中、パンに飛びつく吸血鬼とか・・・色々と有り得ない光景ですよね!!
もうそんなツッコミをするのもむなしく思えてしまうから困る。
・777 スリーセブン
峰岸の危機を前にして単身で姿を現すこととなってしまったフェイク。
とはいえ相手の人数が少ないのならば問題はない。
車に峰岸達を積み込もうとした連中を叩き伏せていく。さすがの実力ですな。
頭を工具で一撃された峰岸。
しかし思ったより大事にはなっていないようで、目や口をテープでふさがれた状態で騒いでいる。タフな奴だ。
そんな峰岸を救うフェイク。峰岸は一目で救った人物がアカリンであると気付く。
さすがに口元を覆うだけでは分かる人には分かっちゃうかぁ。まあ本当の燈ちゃんまで気付かれることはないし問題はないか。
峰岸はヒロのことを気にしている。
殴られたり色々と酷い目にあっているのに彼氏だからということで放ってはおけないらしい。
何とも一途というか。困った子ではあるがその想いだけは本当のようですな。
とりあえず峰岸を救いだし、警察に連絡してもらおうと考えるフェイク。
しかし運悪く組織の別のメンバーがやってきたところに出くわしてしまう。
うーむ、さすがにまだまだメンバーはいるのか。こりゃ厄介だ。
しかもさっき倒したメンバーの1人が起き上がり峰岸を人質にとっている。これはまさに万事休すでありますな。
建物内に連れ込まれて尋問を受けるフェイク。
通りかかっただけというがさすがに誰もそんなこと信用しないですよね。
ただの通行人がそんな恰好で暴れたりするわけないですよね。間違いなくありえない。
フェイクが峰岸を救いに現れたのはもうバレてしまっている。
となると尋問にも峰岸は使われてしまうわけでして・・・拘束はされていないものの暴れる訳にはいかない状態となってしまった。
メンバーの1人は別の場所にいる上の人間に指示を仰いでいる。
フェイクからはとにかく情報を聞きだせ。他の2人はもう用はない。とのこと。
うーむ、それは確実に後で処分されるって話ですよね・・・厄いわぁ。
なので必死に命乞いをするヒロ。このブスは価値がねぇけどオレは違うと主張を開始。酷い男ですね、ホント。
フェイクが喋らなければ2人はどんどんと酷い目に合っていく。
いやまあヒロに関しては酷い目に合おうがどーでもいいんでしょうがね。峰岸が同じ目に合うのは看過できない。
怒りに拳を震わせるフェイク。
と、そのタイミングで窓が破られ、中に発煙筒のようなものが投げ込まれる。
丁度上手い具合にマスクしているのに一番慌てている様子のチンピラが何だか可笑しい。
何かわからないけどヤバイぞと慌てて我先にと逃げ出す面々。
フェイクも人質も置き去りにして逃げ出すものだから、やすやすとフェイクに動かれる羽目になる。駄目な奴らだ。
ゴホゴホとせき込みながら外に出てきた組織の連中。
その前に姿を見せているのはプロテクターを着こんだガキの姿が1人。優希だ。
怒りながら迫ってくる組織の連中に対し、優希はひとつだけ言っておくよと忠告を開始する。
ボクを・・・怒らせない方がいい・・・
確かにその通りなんだろうが、これは何とも場違いというか何というかなセリフですな。
むしろ相手を怒らせるようなことをしているになぁ・・・挑発にしかなってませんぜ。
まあでも怒らせてチェリーが出てきてくれないことにはこの場は切り抜けられないでしょうしなぁ。むしろ怒らせてほしい所だ。
そういう意味では優希のこの発言は効果覿面であるのかもしれない。相手は間違いなく激昂して襲い掛かってくるだろうからして。
次回はここの連中を一気に倒してしまう流れとなりそうですね。
ただ組織の上の連中はまだ別の場所にいるっぽいのが気になる所。
マスクが姿を現していないのでそっちはどうにかしてくれるのだと期待したいが・・・どうなりますか。
・ドカベン ドリームトーナメント編
ドリームトーナメント2日目。
阪神甲子園球場の右中間スタンド裏、藤村甲子園の家から甲子園の爺様が出勤しようとしている。
今日も甲子園のマウンド整備やライン引きの仕事があるんですな。ごくろうはんだす。
しかし近くていい職場ですな。
1日目の激戦を勝利で終えたスーパースターズとタイガース。
他の試合はどうなるかと多少なりとも気にしている様子。
しかしどうでもいいが豆タンは普通に藤村家にお泊りしているのか?
2日目第1試合はカープ対ロッテ。
ロッテの先発は大友剣。いつの間にやら若手のナンバー1投手となっていた様子。
山田に勝利した時に負傷していたようだがきっちり回復しているみたいで良かった良かった。
一方の広島東洋カープの先発は・・・剛球仮面!!
聞いただけでずっこけそうになりそうな名前。
しかし甲子園達がコケそうになったのはそれだけが理由ではない。知った名前であるからだ。
甲子園が高校生の時のライバル。東城大武蔵高校の池畑三四郎。それが剛球仮面の正体であるとのこと。ふむ。
そしてキャッチャーは岩田鉄五郎に育てられたベテランの武藤兵吉。
両チームとも水島キャラのバッテリーとなったわけでありますが・・・残念ながら他の面々は実在選手の様子。
やろうと思えばこの2チームも全員ドリームチームに出来たんでしょうがねぇ。
ちなみにゲストは明訓の監督を務めた大平さん。親子解説の形となりましたな。
さて、肝心の試合であるがこれがいきなり7回まで飛ぶ。
全てきっちり描いてくるかと思いましたがドリームチームでないならこういうこともあるか。残念である。
それはさておき、感染している甲子園は難しい顔。
剛球仮面を名乗る男が6回を終えてMAX135キロという軟投しかしていないからだ。これじゃ変化球投手ですな。
これはもしかすると本物の剛球仮面ではないのではと予測する豆タン。
本物やったら絶対使うはずの大回転投法が出てませんだすて。
だ、大回転投法・・・!?
まさかこのプロ野球でそんなドンデモ投法が飛び出すというんですかい!?
剛球仮面という名前と見た目だけでもトンチキな感じなのにそんな技まで持っていようとは・・・侮れないぜ・・・!!
というわけで今回のキャラクターファイルは当然の如く剛球仮面。
作中でも紹介された通り、『男どアホウ甲子園』のキャラで藤村甲子園のライバルだった男。
バック転した際の回転の勢いを生かした大回転投法で甲子園並の剛球を投げ込んでくるらしい。ほう・・・
色々と面白すぎるキャラでありますので懐かしの大回転投法とやらを楽しみにしたいと思います。
・クローバー
ダイヤモンドの硬度が10ならオマエのゲンコツ硬度1万!!
オレ達を熱くさせてくれゲンコツ大王!!花京院チーム大将、花京院忍の出陣だあ!!
相変わらずノリノリの司会である。楽しそうな大会ですなぁ。
後のない戸河内チームも大将の戸河内忠義が出陣。大将対決となりました。
勢いよく突っ込む戸河内。
しかしそれに対して高く振り上げたゲンコツハンマーで撃墜してくる花京院。
これが硬度1万を誇るゲンコツ大王の拳か!!
まさに一撃必殺。沸き返る会場であります。
これを見たハヤトたち。さすが次はそんな簡単じゃないかもなと考える。ほほう。
しかし次に出てきたのはハラ減ったなという感想。緊張感がない!!
敵地にいるという緊張感などまるでないハヤトたち。
まあ、読者としても不良高校に乗り込んだ主人公たちがそこの食堂で呑気にメシが食えるとは誰も思わないさね。
外壁とかは落書きされまくっているのにやけに小奇麗な食堂内。
食うところはここしかないと言っているし、食道は争ってはいけない神聖な場所とでもされているのかもしれないですな。
ハヤトたちが食べちゃって数は大丈夫なのか?とも思ったがパン食ってる奴らもいるし大丈夫か。
メシを食い、即座に昼寝の体勢に入るゲンゲン。本気で緊張感がない。
しかしデザート食べ放題の話を聞いて飛び起きる。は、速い!!
ハヤトとシンクロして立ち上がる姿はなんとも言えない可笑しさがありますな。反応鋭すぎ。
そんな風にノンビリしているハヤトたち。
色々と話しかけているおせっかいの吉田だが、何やら頭の春木には色々と思う所があるらしい。
ふーむ、何か因縁があるようだが・・・単なるお調子者キャラではないということか?
春木が友達思いなハヤトのような男を嫌う原因とかも知ってたりするのだろうか。
今後の人間関係とかも解説してくれそうで期待が持てますなぁ。
・いきいきごんぼZ
中2で男女交際とかハッハッハ。そんなファンタジーやメルヘンじゃあるまいし。ハッハッハ。
能見慎三。割とカッコイイ感じの名前なのにノミの心臓。残念!!
ウソの上にウソを重ねるウソバベル。崩落した時のダメージは計り知れないですな。
しかし能見くんのウソの付き方がまた何ともいかにもな感じでたまりませんな。
イマキマキたちも普通に気づいているのではなかろうか。
この流れで堂々とウソ彼女の宣言ができる吏毘堂さんの逞しさが凄い。
能見くんもある意味カミングアウトできて救われた部分はあったのではなかろうか。時間が経過するより傷は浅いさ!!
言ってて自分でダメージを受けたり持病の五月病だったりと色々と楽しい回でした。
みんなもウソ彼女を持ち出すのは体と心に悪いから控えるようにしましょうぜ!!
・ANGEL VOICE
チャンスから一転してピンチ。
古川がボールを持って駆け上がる。船学のカウンターだ!!
万代さんがコーナーキックで上がっているためディフェンスの数が少ない。
距離を保ちながら下がって守る脇坂さん。そうして相手の動きを制限しながら味方が戻るのを待つわけですな。
実際、市蘭の戻りはとてつもなく速い。
ここで1点取って2点差にすればおそらく試合は決まると考える古川であるが、一瞬で囲まれるこの速さには驚きを禁じ得ない。
しかし船学で点が取れるのは古川だけではない。
古川が上がるのと同様に駆け上がっている伊能。オレに回せとアピールしている。
そのアピールを見て舌打ちするのが古川以外の船学の選手。
古川っ・・・伊能を使うのか?
大事な決勝戦であるのに内部に不穏な空気が出来上がっている船学。
ここで古川は思い出す。監督にハーフタイムで言われたことを。何が足りなかったのか?考えてみようかというセリフを。
いつも通りの攻めができていたのにあれだけ攻めて前半は1点しか取れなかった。
それはどういうことなのか。この場で改めて考える古川。
しかし市蘭の選手に囲まれている現状ではゆっくり考えている暇はなさそうですな。
いつもは上で待つようにしている成田も今日ばかりはディフェンスに参加する様子。
まあ、よほど深い所まで下がるのでなければすぐに上に戻れるのが成田ですしねぇ。
それにここは確かに必死で守らなければいけない場面である。むしろ喋ってないでさっさと当たれという場面だ。
これ以上ゴールに近付けたら――ファウルを取られた時のフリーキックが怖え。
四方を囲んだ状態なのにそういうことを気にしなければいけない。古川の凄さがよく分かるシチュエーションだ。
とはいえ成田が身体を当てたのであればさすがに古川も揺らぐでありましょう。
またルーレットでかわすようなことがあれば後ろから迫っている乾からはボールが一瞬無防備となる。
上手くすればファウルすることもなく奪い返すことができそう。だが――古川が取った行動は当たられながらのパス!!
脇坂さんがギリギリ届かないぐらいの距離を正確に狙った伊能へのスルーパスである!!
いつも通りの攻めができていた。
いつも通りということは・・・伊能を活かしきれてなかったということでござる。
さすがに古川。拘り過ぎることなく冷静に一番この場で効果的にゴールを狙える手段を取ってきた。
その結果ゴール前で所沢と1対1になる伊能。繰り出されるシュートは・・・市蘭のゴールネットを揺らす。
痛恨。まさかの2失点目。
うーむ、古川がいうところの試合が決まる2点目が決まってしまった。これは・・・危うい。
後半開始早々に走りまくり、そこでカウンターを決められての2失点目。
普通のチームであるならば立ち直れないぐらいの衝撃でありましょう。
だが、市蘭ならば・・・負けられない意識に溢れている今の市蘭ならば何とかしてくれる・・・
そう信じたい所であります。早い段階で何とかして1点を返さないといけませんな。
・錻力のアーチスト
立ち上がりからの全力投球で卯馬上を打ち取った之路さん。
さすがに相手の方も今年の之路さんは去年とは違うというのがわかりつつあるようですな。
結果として7球で三者凡退。快調な出だしとなりました。
弐識は本当にずっと三塁を睨んでいるだけで終わってしまいましたな。マジメにやれコラァ!!いや、いい仕事ではあるけどね。
さて、1回裏の桐湘の攻撃。まずは一番センターの児島壮太から。
去年の予選もレギュラーで出場しており七番か八番を打っていたという。
その頃から足は速かったものの力はなかったという評価。
それがわかっているなら足を使った揺さぶりをかけてくるかもしれないという警戒はしておくべきですやね。
藤倉のようにバントのふりをして焦らせる児島。カッカッ。意地の悪い奴だ。
まあ、自分たちしかやっちゃいけない戦法ってわけでもないですしね。
結局振り回され歩かせることとなってしまう藤倉のピッチャー辰尾。
足の速い上に選球眼もあるとはなかなか良い一番打者ですな児島。さすがイヤらしい目ェしてるだけある!!
そして二番の柊登場。柊も去年からレギュラーだったようだが見た目が大きく違っていた様子。何このオカッパちゃん。
高校から髪を伸ばし始めてまだ伸びてる途中だったとかそういうことなんでしょうか。
去年の桐湘の攻撃は弐識の爆発力頼りでそれ以外は手堅い攻めをするしかなかったという。
ふーむ、紅白戦を見る限りだとそんな感じでもなかったんですがねぇ。
柊も髪が伸びるとともに大きく成長したということなんでしょうか。
二番打者なのにランナーを送る気配も見せずにセンター前へのヒットを繰り出す。これでノーアウト一・二塁。
続いての三番はミートが上手く長打力があると評判のギョロ目こと頭木さん。
しかしその頭木さんが送りバントをするという驚きの流れ。
うーむ、藤倉はさっきからずっと翻弄されっ放しでございますなぁ。精神的にやられている様子だ。
そのおかげか色々と怪しんでいる様子の藤倉。久澄監督の髪ネジネジがサインではないかと怪しんでいたりする。さてさてどうかね?
さあ、ここで主砲。藤倉も警戒する四番の弐識が登場だ。
しかし弐識という名前を聞いて藤倉の連中が思い出すのはその兄の方。
去年の夏の予選の準決勝、港南学院戦で弐識兄にうちのめされた記憶があるらしい。
真夏の炎天下だってのに――打席に入るだけでスタジアム全体を凍りつかせた弐識義壱の放つ緊張感。
それまでの滝汗が一瞬でひいたのを覚えてるぜ・・・あれは、誰1人呼吸も許されないくらいだった。
当然イメージ映像だろうが、弐識兄が歩くたびにグラウンドに氷が張り、それを踏み砕く。
打席につくころにはスタジアム全体が霜で覆われるという有様となる。
なんというか・・・かなりランクが違わなくないか!?というか出る作品が1人だけ異なっている感じがある。恐ろしい。
でも夏の暑さを忘れさせてくれるのならある意味有難い存在なのかもしれない?
さすがにまだ兄のような緊張感を与える程ではない弐識。まあこれは性格の違いかな。
しかし藤倉は去年弐識にホームランを打たれることはなかったという。ほう?
あの弐識がホームラン打てなかったとは驚きですな。暑さと之路さんが打たれたことで弱っていたか?
何にせよ警戒はしている様子の藤倉。一塁も空いているし、最悪歩かせてもいい考えでいる様子。
しかしそこで卯馬上はこう述べる。勝負だ、と。
桐湘は去年の負けからチーム全体が変化してる。
ホームラン打てねえとふんだアイツが小技使ってきてもおかしくねえ。
どんな手使ってこようがこれ以上調子づかせる前に四番を打ち取って桐湘の流れを止めるんだ。
これ以上好き勝手やらせてたまるかという考えですな。
いやいや、それで弐識と真っ向勝負とか無謀にもほどがあると思うのですが・・・
案の定、バックスクリーンを越える特大の3ランを叩き込まれることとなりました。
脳も揺らされたりするし藤倉としては踏んだり蹴ったりですな。ハハハ。
去年より飛距離は伸びたけどよ。俺が小細工なんてできるわけねーだろ。バカ。
桐湘はお前らみたいに全員に同じことやらそうったってムリなんだよ。アクの強いヤツばっかだからな。
本当に全員が好きなようにやった結果翻弄されることとなったわけですな。
之路さんの髪いじりがまさかサインでは!?とちょっと疑ったがそんなこともなかったぜ。
1人1人がチームのためにしっかり考えてプレイするのが桐湘の野球。面白い考え方だ。
しかしそんな桐湘の中で不穏な感じの男が1人。
フン。今の球なら俺にだって打てたぜ。
そう述べるのは五番の安保。ふむ、これは・・・?
弐識にケンカを売るという意味では柊と同様であるが直接本人に向かって言わない辺りがどうかと思わさせられる。
そういうのならば次の自分の打席で示して欲しいものであるが・・・さっきの弐識の球とは違った!とか言いそうで困るな。
果たして安保の実力は!?いやまあ副キャプテンの宇城さんを置いて五番を打ってるんだし、それなりのものの・・・はず。
うーむ、気になる存在ですなぁ。
・名探偵マーニー
フラワーズナンバー1、校内一のイケメンである立花さんが彼女と別れた!!
このニュースは衝撃を持って迎えられる。まあ彼女の薬師さんが二次元オンリーの人でしたし、時間の問題でありましたわな。
対談記事があったということだがさすがにプライベートな理由は伏せられているんでしょうね。
それはさておき、フリーとなった立花さん。その寂しい心を埋めるため――
といえば聞こえはいいが、とにかく落とすために動き出す女子たち。逞しいことでございますな。
学校の女子の大半が薬師さんの後釜を狙っているんじゃないかと思える状況。やっぱり立花さんの存在感は凄いですね。
波峰ちゃんや前花さん、それにゆりかちゃんのような彼氏持ちまで何故かそわそわしている。
いや、ゆりかちゃん。さすがにそれはそれこれはこれで済まされる話じゃないでしょう。慰謝料請求されますぞ。
そんな浮ついた環境の中。元凶というには酷ではあるが、フェロモン撒き散らしている元凶の立花さんに呼び出されるマーニー。
どうやら探偵としてマーニーに追っかけ対策をして欲しいという依頼のようだ。
ふーむ、フリーになったことで色々と大変みたいですなぁ。
どこから突き止めたのか日に数百件メールやら配達やらで問い合わせが来るらしい。
通学中も見張られてるみたいで落ち着かず、正直まいっているとのこと。うーむ、まさにアイドルですなぁ・・・
ため息つく姿すら絵になる立花さん。マーニーもドキドキするそのルックスはなかなかに厄介な代物でございますな。
まあ、ストーカー被害らしきものも出ているなら確かに放ってはおけませんか。
それこそ本物のアイドルなら事務所の方が対策してくれそうですが、一個人である立花さんは誰かに頼るしかないって話だ。
美男美女軍団であるフラワーズが守ってくれればいいんだろうけど、そのフラワーズからも狙われそうだしなぁ・・・
ひょっとして男からも狙われたりする流れもあったりするんですか?いや、ちょっとその方向は・・・
まあ、それはさておき。
しばらくの間、立花さんの周囲の追っかけ対策を。日当5千円経費は別で。マーニーにおまかせを。
そう宣言し、追っかけ対策のために動き出すマーニー。
送られたメールを解析し、関連したBBSを調べる。
すると立花さんを拉致する会とか見るからに不穏な名前のスレッドがあったりする。もう少しこう、歯に衣着せましょうや・・・
しかも書きこんでいるのがアイアンの二年。
体育会系の連中が拉致とか想像するといろいろとシャレになりませんよ。本当に。
というわけでアイアンの関係と言うことで那智さんを通して話をしてもらうこととなりました。
猿頭さん、フラワーズだけど中身はアイアンだから那智さんとも交流あるんすね。
柔道部の女子に話を通しにいく那智さん。うーむ、頼もしい。
その女子たち曰く、別に悪意があったわけではなく戯言のつもりだったとのこと。
ははぁ。仲良くなりたいとは思うけど手が届くはずがないからそういうところで発散していたと?
実際にやったら嫌われちゃうのは分かっているからやるはずないという。
うーむ、それが分かっているならもう少し目につかないところでひっそりやるなりして欲しかったですなぁ。
こんな事案は1件だけではない。
立花さんの周りは浮ついているせいか色々とトラブルが発生しそうになっている。
贈り物も何か怪しげなものがあったりしますし。何これ?
自分の髪の毛入れて送ってきたってこと?そりゃホラーと思われるわ。オカルト好きの三井さんもそういうホラーは勘弁でしょうさ。
てな感じで次々と対策を行うマーニー。
なんだか専属のSPみたいな状況になってますな。というかマネージャーか?プレゼント受け渡しの交渉までしてるようだし。
まあそんな仕事をしていると当然のように恨みを買うこととなるわけでして・・・
立花さんを独占しているという見方もできるわけですし、周りの不興は買いまくりでしょうなぁ。うーむ、面倒くさい。
とはいえマーニー自身は立花さんのために働く時間も満更ではないと思っていそうな様子である。
うーむ、ゆりかちゃんの言うように仕事で一緒にいるうちに始まる恋もあるって奴なのかね?
いや立場さんのイケメンフェロモンをずっと浴びていたら動悸息切れが発生しても仕方のないことでありますか。
マーニーのおかげで大分周りも落ち着いてきたという立花さん。
まあ実際のところ悪質なストーカーはいなかったんですけどね。
皆ニュースサイトの記事を見てちょっと話してみたい、もしかしたら自分でも手が届くんじゃないか・・・
そういう距離感。それが全てであったという。
色々な人と話してみましたが・・・皆現実が見えてるんです。それはもう悲しくなるくらい・・・
皆小ギレイでそれなりにカワイイ子でした。でも自分になんか起こるとはまったく思ってない・・・
立花さんとどうにかなるなんて考えてはいないんです。
自分達にドラマは起きないのを知っている。王子様はいない。自分はお姫様になれない。
自分の手の届く範囲にろくな男はいない。それさえ怪しいかもしれない・・・
だから皆はしゃぐんです。叶わない夢が叶うと思い込むんです。現実に打ちひしがれないために・・・
祭りの狂乱ってやつですかねぇ。
ある意味二次元に対して俺の嫁とかいったりしてはしゃぐのに近いものがあるのかもしれません。
言っている人も大半は本気ではなく、はしゃぐためにやっているわけですからねぇ。
二次元が三次元にやってくるはずがない。そんな現実は皆見えているんですよ!!大半の人はね!!ええ!!
閑話休題。
皆の意見はわかったけど、君はどうなんだいマーニーと問うてくる立花さん。
今回のことで君と話して君のことが少しわかった気がするよ。
君の心の底にはある「悲しみ」がある。それがなにかはわからないがそのせいで君は人に優しいんだ。
君が探偵として仕事してるのも金のためだけじゃない。人を助けることができるから・・・
・・・だから、僕はそんな君が大好きだよ。マーニー。
極上のスマイルでそんなことをさらりと述べる立花さん。おやおや、おやおや。だがしかし――
サプラーイズ!!
ドッキリの看板抱えてゆりかちゃん登場。
波峰ちゃんやニュースサイトの面々もしっかり現場に駆けつけております。
ってカメラはともかく集音マイクまでスタンバイされていただと!?気付けよマーニー。
どうやらマーニーが立花さんの剣で女子達から恨まれるのを危惧して立ち上げた企画であるらしい。
立花さんがマーニーに全然その気がないってことをアピールしてもらう。
それをニュースサイトに配信すれば恨まれることもなくなるという考えだそうな。
マーニーが思いっきり恥をかく流れになる企画を発案する辺りゆりかちゃんらしいというか何というか。
大体立花さんとマーニーがくっつくなんて私が許すわけないじゃん。どうせなら私と立花さんが・・・
本当ゆりかちゃんは自由なお人である。
愉快犯的にそう考えているのか割と本気なのか。性質の悪さという意味ではメカニックより厄介なのではなかろうか。
も、もしやマーニー。日常的にゆりかちゃんと付き合うことでメカニックへの耐性をつけようとしている!?
確かにこれならばゆりかちゃんと友達付き合いをしている理由にもなる。合う!ツジツマが!!
まあそれはさておき。
きっちりとフォローのメールを入れる辺り立花さんはやっぱりイケメンですなぁ。
この先発展する可能性がないとはいえないだろうが・・・はてさてどうなりますか。
マーニーとどうこうなるかはさておき、立花さんは誰かとくっついてないと色々と厄介なことになりそうですね。
ある意味薬師さんと恋人関係でいたのは周りの影響を考えると一番いい状況だったのではないのだろうか。
いやまあ本人たちの意志ってのがあるからそこは尊重しないといけないわけですが・・・難しいものですね。
しかし立花さんがいうマーニーの心の底にある「悲しみ」。
メカニックとの絡みもありますし、結構的を射た指摘であるかもしれませんなぁ。
自身の危険を顧みずに人を救おうとするマーニーの姿からはそういう面が見受けられる。
この先そういう部分がクローズアップされていくこととなるのか・・・気になりますな。
それにしても今回のサブタイトルはどういう意味なんだろうか・・・?これも地味に気になるぜ。
・ウチコミ!!
突如現れた新顧問の提案により行われる部内総当たり戦。
レンにしてみればヒューマとやって以来の対人戦である。
不安はあるもののいつかはやらなければいけないことですしね。いきなり本番よりはマシと考えるといいでしょうさ。
というわけでいきなり主将の雪村さんと試合をすることになったレン。
まずは自分の組み手にならないといけない。
打ち込みの時とは違い、好きなように持てるわけではない。
どのように形に持っていくか・・・
考えてはみたが、意外とすんなり組むことができたりする。おや?
でもやっぱり簡単には投げさせてはくれない雪村さん。その辺りはさすがでありますな。
背負い投げに入り込む前に横移動で避けられる。
先に体勢を崩すなどしておかないと簡単には投げの動作には入れませんわな。
この辺りは経験がものを言う所ですし初心者には難しくても仕方がない。
特に雪村さんは手足が長く懐が深いので投げにくい。だから簡単に組ませても問題はないと考えたわけですかね?
何度か背負おうとするが、懐が深くて上手くいかないレン。
ならばと一旦戻って仕切り直そうとする。が、その戻りの体勢を狙われることとなった。
戻り際に脚が揃った際に放たれる大外刈り。これが雪村さんの得意技であるとのこと。うむ、地味な得意技ですね。さすが雪村さん!!
一本が決まったのでこの試合はこれで終わり。
と思いきや何故か続行させる八乙女先生。え?
他の子の試合は途中でも止めていたのに何故この試合だけ・・・?不思議なことを言い出すものだ。
何にせよレンとしては与えられたチャンスは無駄にしたくない。
今度こそはと挑みかかる。その意気は良し。
ヒューマの時のように足払いは効かないかと試してみる。
が、動き回っている相手でもないのに足払いはそれほど有効ではない。
蹴られた方としては当然痛いがそれ以上のものにはなりませんな。
背負い投げも通じず何回も投げ倒されるレン。
しかし何故この試合だけ何回もやらせるのか。この先生の考えることは本当にわからない。
総当たり戦終了。結局途中で止められず最後まで試合し切ったのはレンのみであるという。うーむ?
不可解な試合であったが、さらに不可解な言葉が八乙女先生からもたらされる。
じゃ対抗戦のオーダー発表するね〜
先鋒祭田くん。次鋒ヒューマくん。中堅雪村くん。副将日下部くん。大将レン君。
当日は現地集合現地解散。じゃ♪
いや、「じゃ♪」じゃねーよ。微妙に浮いている姿が面白いけどじゃ♪じゃねーよ。
というか今の取組の何を見てこのオーダーを考えたのか、そこの説明がされなきゃ納得はいかないですよ。
立学の対象は冨士森という体重120キロの巨漢が予想されている。さすがにレンが相手するのは怖すぎますわなぁ。
あ、いや。そんなことよりもこのオーダーに一番納得ができそうにない人がいた様子ですわ。
遊びじゃないんすよ。
怒りのあまり握りしめたストップウォッチが悲鳴をあげている。
なるほど。春樹としてみれば立学との対抗戦は紅林と闘うチャンスである。
そして立学のエースは中堅で出てくると分かっている。どうあっても自分は中堅でなければと考えているわけでありますな。
俺の獲物です。
決して逃すわけにはいかない。
素人の意味のわからない指示に従う謂れはない。そう言いたそうな雰囲気でございます。
あまりの迫力に怯えてレンの後ろに隠れる日下部。
であるにも関わらず、その怒りに気付く様子もない八乙女先生。こ、これは・・・?
どうでもいいがオコなの?は挑発以外の何物でもないと思う。
どっからどう見ても怒っている相手に言うセリフではありませんな。
戦り方は俺が決めますと宣言する春樹。キャプテンの雪村さんを差し置いているがまあそこは別にいいや。
当初春樹たちが想定していた構成だとおそらくこうかな。
先鋒ヒューマ。次鋒レン。中堅春樹。副将日下部。大将雪村。
先鋒、中堅は今回の情報から確実として、他はおそらくこんな感じかなで埋めてみた。
うーむ、先生のオーダーとはほとんど一致しませんな。こりゃ荒れますわ。
大人の言うことを聞けと理由もなしに決めるのは一番やっちゃいけない行為だと思うのですがねぇ・・・
対抗戦を前に荒れる柔道部。果たして収拾はつくのか・・・?
・バーサスアース
ハルトに切断され、フェルゼルに回収されることとなったビゼリア。
どうやら無事に命永らえた様子。サンファイン内の水槽に浸かり、銀眼王とお話をしている。
しかしここで銀眼王から問いかけ。自分が何者か考えたことはあるか・・・?と。
私は・・・銀眼王に忠誠を尽くす者・・・銀眼王の手足となり人類を滅ぼす・・・そのために生まれし者・・・
実にビゼリアらしい返答である。だが、銀眼王はその答えにこう返す。
もしその感情が他ならぬこの銀眼王の手によって与えられたものだとしたら?と。
ばかな・・・何を・・・そんなことが真実ならば、このビゼリア・・・歓喜!!
銀眼王を想うこの感情すらも御身自ら・・・なんという贈り物でございましょうか。
不肖ビゼリア!!無上の幸せに打ち震えております!!
ガボボっと水槽の中で気泡を零しながら喜ぶビゼリア。
心酔する王からの賜りものですからねぇ。そりゃあ嬉しいさ。普段から抱いているその想いも賜りもの。いくらでも反芻できるわけだ!!
凄く何というかビゼリアさんらしいものの考え方でありますが、まあそれはいい。
それはいいとして何で水槽の中で裸で浮かんでいるのだお前はと。
かろうじて気を利かせたお魚さんがフォローしてくれたからよかったものを・・・!!
切断面の修復具合がイソギンチャクっぽかったから銀眼王に入るように言われたとかそんな流れだったり?
というのはさておき、銀眼王はビゼリアの答えを聞き、完璧だと評する。
衝動は存在を強固にする。戦士としての格を上げる。それこそがお前たちを人に似せて作った理由でもある。
ビゼリアは忠義。アーカスは闘争。フェルゼルお前は・・・
興味深い話を聞かせてもらっているところでありましたが、ここで今までにない新たな声が割り込みを入れる。
むう、せめてフェルゼルの衝動の内容は教えて欲しかったのだが・・・それはそれとして。この新たな姿は・・・!!
ラランには何を。何の衝動を付与したの?
あら可愛い。好奇心に目を輝かせたリボンの少女がそこにいたではありませんか。
その後ろにパーカーのフードを被った状態の少年。髪で目を隠し、気難しそうな表情をしている。
うむ?この子たちも人型の深柱でありますのか?
馴れ馴れしく銀眼王に縋り付いて質問したりしてますが。無礼者ォォォ!!
ラランの質問はなかなか興味深い。
ビゼリアやアーカスが人型で作られた理由はわかった。では銀眼王は何故大嫌いな人間の姿をしているのか。
銀眼王もまた何者かから創造されたものであるのか?気になる所だ。
あとビゼリアの愛称がビゼビゼなのも気になる所だ。なんで水槽に浮かんでいるのかも・・・知りたい知りたい♪
いろいろと知りたがりのララン。
しかし銀眼王はタブレットに映し出されたハルトの新たな力――クサナギノツルギ・雷光の姿に目を奪われている。
なんですか?兄弟であるアゼルの活躍に思う所があるんですか?内心嬉しかったりするんですか?ねえねえ?
銀眼王嫌い!!
知りたいことの答えを知れず癇癪を起すララン。
その叫びが衝撃波を起こしたのか、銀眼王の胸を抉る。心理的な表現ではなく物理的に円形に抉られております。
ついでにビゼリアの入っている水槽にも穴が開き、水が勢いよく噴き出してくる。
おっとこれでは外の連中が流される。と思いきや、その噴き出ようとしたタイミングで一気に凍りつく水槽の水。
どうやらフードの少年――サークェの力である様子。
やりすぎ。お仕置するぞ。
静かにそう語るサークェ。しかしラランの好奇心は今度はサークェへと向かう。どうやったの?教えて教えて?
しり・・・たい・・・な?
言っている最中に両肩から袈裟懸けに斬られるララン。
胴体を三枚におろされたことにより、頭部が落下する。が、それを自身の両腕でキャッチしたりしている。
うーむ、人外の行為でありますな。
サークェが用いたのは氷の刃。水を凍らせて作ったらしきその刃がサークェの御剣の力でありましょうか。
その御剣をさらにラランへと叩き込んで行きます。
ふむ、人類なら即死でありましょうが深柱相手では逆にほとんどお仕置きとしての効果がなかったということですかね。
実際肉体を少々傷つけられたところで痛痒を感じている様子は見えないララン。
しかし刃が魂の器にあたりそうになっている。これは、塔解の危機でありますぞ・・・!!
あ。魂・・・器・・・こわれる・・・こぼれる・・・
でも・・・でも。魂・・・こぼれたらどうなるか。しりたいかも。
危機的状態なのに嬉しそうな笑みを浮かべるララン。うーむ危うい。
サークェの方もおもしろそうだで済ませて本当にやりかねない勢いであるし、何してるんだこの新キャラたちは。
そりゃフェルゼルも腕組んで成り行き見守っちゃいますよ。
まあ、この場は一番良識のありそうな人が収めることとしましょう。
いつの間にか水槽から飛び出し、衣服を纏ったビゼリアが2人の間に割り込んでくる。
己の御剣の雷でサークェの御剣の刃を溶かしてラランを救う。ラランは落下する。ドサッ。
全ての戦士は銀眼王のものだ。勝手は許さん!
色々とリアクション過多で銀眼王への忠義が溢れすぎているビゼリアだが、この2人に比べるとやはり大人な態度に思える。
なんとなく苦労性ポジションについてしまった感がありますが、まあ頑張ってください。
それはさておき、銀眼王は何事もなかったかのように衝動の話の続きを行う。
サークェは残虐。ラランは好奇。それぞれの衝動につき動かされ強い力を得る。
そんなそれぞれの衝動を持った5体の戦士たち。
揃ったところでビゼリアが演説を開始します。もう完全に修復は完了したのかな?
この地に人類殲滅のため御珠の陣をしいてひと月!!九つの月を数えれば滅火の塔は完成する!!
一月の間に護国寺――外装の砦のひとつを奪われる結果となった。
しかし砦は他にあるので問題ないと返すビゼリア。倒された塔の兵士も10体に満たず御珠の成長にさほど影響はないとのこと。ふむ。
このまま放置してもいずれ滅火の塔は完成するだろう。
だが!!銀眼王の戦士たちよ!!貴様らはそれでよいか!?猛っているな!?
アーカス。ラランライリ。サークェ。フェルゼル。
もうすぐ奴らは外層を越え領土中層へ辿り着くだろう。そこで檻に閉じこめ我ら5柱の手で殲滅する。
来い人間共!!戦闘の監獄へ!!!
銀眼王の戦士たち。脅威の5柱の見開き。これはなかなかカッコイイ。
ラランが扇情的な格好になっていたりアーカスが猛っていたりと見ごたえのある見開きであります。
銀眼王の胸に穴が開いたままで塞がってないのがあれですが・・・まあ、それも愛嬌よ!!
24個ある髄幹はちゃんと1つも傷つかずに済んだんですかね。
ともあれ、銀眼王の戦士たちは待ちの体勢に入った様子。
地災研が護国寺を奪還してから6日が経つが向こうから仕掛けて来る気配はない。
ライツの5.0の視力を以てしても動きが見えないのだから間違いありますまい。
さらにこちらが攻める・・・という選択肢も有りかとは思います。
そう具申するイヨちゃん。それはまさに虎口に飛び込む判断となるのだが、ゲトレー少佐はどう考えるのか。
少なくともハルトは6日ほどで戦線復帰できる状態ではありますまい。
シェリカとケイランのキズの具合もどの程度かは分からない。
3人を欠いた状態でさらに攻め込むことを考えるのかどうか。難しいところですなぁ。
しかしヘルメット男ことルイ君はどうなったんでしょうか?
兵士を屈服させ戦士を蹴散らし衝撃の名乗りをあげたのにどの勢力からもスルーされているように思える。
誰も反応を見せてくれないから今日はこのくらいにしておこうとか独り言いいながら帰ったのだろうか。寂しいな。
地災研の次なる一手はどのようなものとなるか。
ここで一月ほど待機という選択をした場合どうなるか。
たぶん待ちきれなくなったラランたちが暴れてビゼリアの心労が増すことになるでありましょう。
地災研の連中はそんなこと知るまいがしばらくは待てば待つほど有利でありますぞ。休養も必要であるし休もう!!うん。
ついでに日常を満喫してチームの絆を強める時間を得たらいいんじゃないですかね。バカンスとまでは言わないからさ。
・雨天決行
赤舌と自分を重ねた甲人は救うことを決断する。
自分だってこの人みたいになっていたかもしれない。ならばその心を救わなければいけない。そう考えたのだ。
まあ、そんな想いがすぐに言葉で通じるとは思えないですけどね・・・
救うだって・・・何言ってんだよ・・・僕はとっくに・・・救われてんだよォ!!
まあそう考えますわな。
実際あのどうにもならない場に現れてくれたのは赤マントであるわけですし。
その時の深水の心は人間を辞めるという方向で確かに救われたとも言える。
赤舌は甲人と夜行に攻撃し、夜行は赤舌に攻撃。その夜行の攻撃を甲人が防ぐ三つ巴。
赤舌の水流は夜行のネジに抗しえないが、甲人の雨は砕くことができるようだ。凄いな水滴。
君は・・・赤マントに間違った方につれてかれただけなんだよ・・・
説得を開始する甲人。しかしあの過去を見る限りそうそう言葉だけでは厳しいのではなかろうか。
実際、赤舌は赤マントくんこそが救世主なんだと語る。
赤舌にしてみれば赤マントこそ大切な人であるということですな。だが――
僕にだって・・・いたんだ・・・大切な人・・・こんな僕を大丈夫だって言ってくれる人・・・
でも・・・その人は・・・赤マントにさらわれた・・・
赤マントが救世主・・・?そんなの絶対にちがう!!アイツは世界をッ・・・みんなを・・・壊してるんだよ!!
僕は絶対赤マントを許さない!!
熱く語る甲人。しかしそれを聞いた赤舌の言葉は冷然としたもの。だって人間でしょ?の一言だ。
赤マントくんは言ってたんだぁ・・・僕ら能力ある者は下等な人間をどう扱ったってイイってね・・・だから文句は言えないんだよ。
まあこういう考えになってしまうと難しいですわなぁ。
人間を辞めたとハッキリ宣言してしまった赤舌である。通常の方法では説得は厳しい。
もし、深水が赤舌となったあの出来事に赤マントが絡んでいるというのなら話は別でしょうが・・・
むしろ赤マントに大切な人がさらわれたという言葉は夜行に届いているんじゃないかと思える。
少しは甲人が赤マントに拘る様子も理解してくれるんじゃないでしょうか。
とはいえ夜行としては赤舌への攻撃を躊躇う理由は無い。
殺しては話を聞けないが、話を聞き終わったら普通に殺しそうな気配がある。
赤舌の方も当然戦闘を止めるつもりはない。
甲人の水滴のように水柱の先を細くすれば鋼鉄のツノや体も砕けるのではないかと考えている様子だ。
夜行「だったらやってみろォ・・・!!」
赤舌「言われなくたってやってあげるよォ!!」
交錯しようとする2人。どうにか戦いを止め、赤舌を救いたい甲人。
その想いが己の身体をつき動かし、危険な攻撃の間に身を割り込ませる結果を導き出す。
体の両側を貫かれながら、甲人は虚ろな目を赤舌に向けて語り出す。
思い出してほしいんだ・・・いたはずだよ・・・赤マント以外に・・・大切な人が・・・
僕も・・・自分が怖くなって全部がイヤんなって誰もわかってくれないって。でも・・・
気付かせてくれた・・・それでも・・・そんな自分を・・・わかってくれる人が絶対どこかにいるってことを・・・
甲人は確かにそうだったかもしれない。
だが深水にはその時誰もいなかった。心配してくれる人もわかってくれる人もあの時は誰一人いなかったのだ。
いるよ・・・今なら僕がいるよ・・・わかるから・・・その気持ち・・・
確かに甲人ならば理解できる話でありましょうな。
その言葉は飾りではない。本心からによるものである。
それゆえ、赤舌も戸惑い逃げ出してしまう。
別に男に言い寄られて逃げたわけではない。それに関しては自身も赤マントに似たようなことしてるしね。
赤舌は逃げ、甲人は気絶する。
さて残された夜行はどのように動くのでしょうか。
そろそろ学園の仲間たちが来てくれそうな気はしますが・・・?
とりあえず甲人はしばらく休養を取るようにしてもらった方がよさそうですね。
傷はざしきわらしの力で治せるかもしれないが、無茶ばかりされても困るわけですし。
その間に千里ちゃんたちが動く流れとなる。かどうかはわかりません。どうなりますかねぇ。
・ツクモモモ
ガラケーだね。イマドキときたもんだ。やかましいわ。
なかなか扇情的な格好をしているこっくりさん。よろしいですな。
普段は携帯電話の姿でしかいないってのが勿体なく思える。
サブリナは意外と素直な子のような印象を受ける今回。
それゆえか欲望満点のさくらさんとリリィの態度が気にかかりますなぁ。
確かに金が欲しいとは言っていたが本当にお金を持っていくとは・・・
この世界のツキモノたちはどうしてこんなに即物的であるのか!!
というわけでツクモモモでありました。
九十九さんは可愛かったのですが、ツキモノたちの態度が色々と気にかかる作品でありましたな。
とりあえずこっくりさんとサブリナをもう少し見たかったという気持ちは間違いなくあります。天山まや先生の次回作に期待だ!!
・3年B組ジョースズキ
身体能力はさすがに凄いスズキくん。
しかしあっさり水を被せられたりするのはどうかと思いますスズキくん。
凄いのか凄くないのか分からないぐらい毎回危機に陥っている。それがある意味凄い!!
・最強少女さゆり
これからがボンバイエでちゅー。うむ、燃える闘魂で耐えろってことですな。
見舞いの日が月に1回決まっているのなら出発前に村人に周知すべきでありますな。
警戒警報でも鳴らすなりした方がよいと思います。傷つけないように優しくね!!
さゆりちゃんの力に耐えるこの三輪車は一体・・・
というか爺さんは毎回これに付き合っていたのだろうか・・・そりゃ枯れるわさ。
・木曜日のフルット
フルットがリンゴを投げつけて来る!?
実は私はと語る白川先生の漫画のヒロイン。
それも気になるがやはり内容が凄く気になる。
60Pでも厳しかろうによく24ページで纏め上げたものだ・・・読みたい!!
・総合感想
筋肉川柳やら好きな筋肉やら好きな肉料理やら・・・筋肉どころか肉が絡めばなんでもいいのかこの企画ッッッ!!
まあ、鳥のから揚げは美味しいですよね。胸筋発達させたいところでありますよね。生肉はちょっと。
ノリノリの勢いで送るスリーマッスルズの筋肉企画。謝肉祭はまだまだ続きます。
次号は3作品による奇跡のコラボコミック。どのような合わせ技となるのか。興味が尽きません。
そして杉浦洸先生の集中連載がスタート。
読み切りで描かれた巨大化する団地の舞台が展開されるようだがどのような話となるのか。楽しみであります。
2013年 48号
・弱虫ペダル
総北の大逆転に沸き返る観客。
鳴子は鏑木を前に送り出す。ロードレースで一番讃えられるのは一等最初にゴールしたヤツや!!と告げて。
観客の大声援をガッツポーズの体勢で全身に浴びる鏑木。嬉しそうですなぁ。
しかし観客のロードレースっておもしろいね!は宣伝というかなんというかな印象が。まあ、それはさておいて――
強くてなんていい先輩たちなんだ!!オレは最高のチームに入った!!
歓喜の鏑木。それを笑顔で後ろから見守る先輩たち。
皆がひとつにすごくまとまってるすごくいい感じがします。
が、もちろん不満が全くないなんてことはないわけでして。
鳴子「ホンマはワイが1位獲ったりたかったけどな!!ガッツリと!!あいつがイキってエースとか言い出さんなら・・・」
今泉「目の前のゴールを・・・くそ・・・どれ程ゴール前踏もうとする足を止めるのに必死だったか」
なんであんな1年ボーズのためにゴールをくれてやらなきゃならないと不平たらたらな2人。
相変わらず気が合っているというか何というか。その様子をオロオロしながら見ている坂道。うむ、いつものトリオだ。
まあ、実際疲労満点な感じの鏑木と違い他の5人は余裕がある感じでしたものねぇ。
傍から見ても譲ってあげたんだなというのがよく分かるゴールシーンでありました。
そしてイキってる鏑木のアダ名は今日からイキリとなりました。卒業までずっとそう呼ばれるんだろうなぁ・・・
こんな2人のやりとりはでかい声で行われているため――
全部・・・きこえてます・・・今泉さん・・・鳴子さん・・・
あれ?オレはひょっとしてあんまりいいチームに入ったんじゃなかったのか・・・
盛り上がった気持ちが一気に冷え込んでおりますな。ハハハ。
とはいえ2人の言うことは分かる。今年のチームの初となる公式戦レース。
その1位を新人に譲らなければならない。微妙な気持ちになってもそれは仕方がない。許容する手嶋さんがある意味凄い。
いや・・・この2人の場合は今回がどうこうという話ではないか。
とにかくどんなレースでも譲らないって気持ちで走っている。たとえチームメイトでも後輩でも1位を譲りたくない連中なのだ。
それでいいと思ってるぜオレは。仲悪くってさ。仲悪いってのは悪いことばっかじゃない。
先輩や同じ年のヤツに"負けたくない"ってのは絆だ。
普段はいがみ合ってても苦しい局面――逃げられない状況になった時、一気に逆転する。
そいつの存在が力になる。強みに変わる。"ついてくるな"が"ついてこい"に変わる。
その結びつきがキセキを生む力になる――オレはそう信じてんだ。
気が置けない仲というやつですかね。
一見いがみ合ってばかりには見えるが似たような考えを持っており、いざという時は協力し合うことができる。
確かに理想的な形であるかもしれませんなぁ。それが手嶋さんの考える今年の総北の形か・・・
そんな2人のペースへと巻き込まれていきそうになる鏑木ことイキリ君。
さきほどの発言はどうやら聞こえるように言っていたらしい。さすがである。
ついでにイキリじゃないスと反論する鏑木に追撃を行う。
貧脚のくせにギャーギャー言ってるヤツのどこがイキリじゃないんだ。
ピッタリじゃないか。いいアダ名だ。
ゴール前オレに千切られそうになってたヤツは誰だ。言いたいことはまずオレや鳴子についてこれるようになってから言え。
なかなかいい挑発でありますな。
鷹揚な感じの手嶋さんや優しさが全面に出てしまっている坂道とは違う厳しい発言。
先輩として1人はこういうことを言ってくれる人がいないといけませんよね。その点スカシ泉君なら適任というものである。
わっかりましたァァ!!ハイッッ!!
いいです。いいでしょう。メッチャ練習して練習して絶対追いぬいてみせます!!
今泉俊輔!!オレはアンタを絶対超える!!
鳴子章吉、あんたも超える!!
しっかりと挑発に乗ってくれた鏑木。分かりやすい子だ。
しかし強い相手なら誰にでもこの宣言をするつもりなのだろうか。インターハイに出たらまとめて宣言しないと追いつかないぞ。
優勝した鏑木には記者たちが駆け寄っている。
しかしどこの記者かしらないが、最初からこの展開予想通りだった?はねーだろ。パンクしてほぼ周回遅れが予想通りなら怖いわ。
まあ、それはさておき。記者はレース前の手嶋さんと同じ質問をする。キミは何のために走るの。レース?と。
ゴールした時、あたたかい先輩たちに支えてもらって、助けてもらって。
心の中でオレはレースを仲間のために走ってるんだと思いました。
けどそれは間違ってましたァァ!!勝つためです!!それだけです!!それしかないです!!
1周して同じ結論に行ってしまいました。ハハハ。
まあ、何にせよこのレースで距離は大分縮まったみたいでありますね。
どこか年上に壁のようなものを作っていた鏑木だったが、この人には負けたくないと思うようになってくれた様子。
その負けん気がいい方向に働くといいですなぁ。
次は自分を犠牲にしてでもチームのために働けるかどうかだが・・・まあ、パンクしたときのセリフを見る限りは大丈夫か。
さて、王者総北の走りは当然の如く他県のチームから注目を浴びている。
近県には留まらず、金沢や宇都宮、静岡。そして――京都。
偵察に来ていた様子の水田君が御堂筋君に報告を行っている。
どうでもいいが凄く抽象的で中身のない報告でありますな。
完ペキ・・・完ペキいう感じや!!ヤバイで・・・マジで。一分のスキもない完璧な仕上がりや。総北こら手強いで!!今年は。
こんな感じの報告じゃあ、御堂筋君もチームワークの部分を拾って会話するしかありますまい。
チーム・・・何?完璧?完璧なものほどもろい・・・よぉく熟した果実ほどすぐ落ちる!!
それだけ告げて電話を切る御堂筋君。
今年新しく京都伏見のキャプテンに就任した水田君ではあったが扱いは変わらずザクのままみたいですな。
というか、水田君がキャプテンなのか・・・形だけではあろうが・・・後輩の髪型を真似するキャプテンってのもいかがなものか。
まあ、見つけた総北の弱点とやらは少し気になりますけどね。
心配いらんププ。ザクゥ。今年は・・・ボクも増した・・・それに、キミィもおるからね。
と、御堂筋君は先程まで自身のマッサージを行っていた男に話しかける。
御堂筋君に負けず劣らずの細身であるその男はこう述べる。
御堂筋さん・・・先輩・・・今日の肉はいい仕上がりですよ。最高の筋肉です。
にこっと笑顔でそんなことを述べる痩身の男――小鞠。もみっ。
マッサージが特別うまいらしく、先輩たちからはマッサージャーとして重宝されている。
まあ、そんな先輩たちも小鞠君に言わせれば最悪の筋肉であるらしいが。
ただのマッサージャーに御堂筋君がジャージを与える訳もないでしょうに、おめでたい人たちである。
さてさて、石垣さんが抜けて本当に御堂筋君のみのワンマンになるかと思われた京都伏見。
しかしここで新たな選手が参戦。御堂筋君の態度からすると相当に手強そうな人物であるようだが・・・?
とりあえずキャラクターとして充分インパクトはあったと思われる。
その筋肉を揉み解す技術はどのような走りを生み出すのか!!
ネタなら存分に生み出してくれそうな気はする。泉田くんとの絡みとか今から楽しみだ!!
・囚人リク
宝の山の備品室に潜入。直後にいきなりやらかしてしまうリク。
扉の向こう側に流れ出たペンキ。気付かれなければやり過ごすことも出来たかもしれないが・・・
さすがにその想定は甘かったみたいですな。気付いた看守が乗り込んできました。
気配・・・たしかに人の気配がする!!
灯りをつけて中を点検する看守。
囚人に襲われる可能性もあるわけだし、装備があるとはいえ結構ドキドキものですな。
一通り見回りをしたが誰かが潜んでいそうな様子はない。
詰み方が悪くて倒れただけかと結論付ける看守。まあ、外壁を伝って忍び込んだとか考えるよりは常識的ですわな。
ほっと一息をいれる看守。しかしその真上にペンキをこぼした犯人たちがいた。
意識が上にさえ行かなければ見つかることのない場所。
離れたところからだと逆に見つかりやすくなりそうだが、とりえあず一周りする間は見つからずにすんだようだ。
しかし2人ともかなり無理な体勢をとっている。長くは持ちそうにありませんな。
レノマさんは左手でリクの服を掴み右手で崩れ落ちそうな箱を支えている。辛い状態だ。
まあリクも崩れそうな箱を右足で支えなければいけないので辛い状態には変わりないか。
ペンキの処理を簡単に済ませ、残りは明日若いもんにやらせるかと考える看守。
ついでにその場で一服。よそでサボれクソ野郎!!
ふむ、考えてみると備品室にサボりにやってくる巡回の看守がこの先いないとは限らないのですな。
朝まで作業できるとはいったがその点は気を付けねばいけないようだ。
ともかく、看守のサボリは煙草1本吸うぐらいの時間で済んだ様子。
もうダメだと思った2人だったが、どうにか我慢しきれたみたいですね。お疲れ様です。
しかし荷物を崩すこともなく静かに降りることが出来た様子の2人。意外とまだ少しは余裕があったのか?
グライダー作成の初日からいきなりのトラブル。
これはレノマさんの制裁もあるか。と思いきや、他のことに気を取られているレノマさん。
何かと思ったら看守が荷物の下に蹴り飛ばした煙草の吸殻。
ポイ捨てして荷物の下に蹴り込むとか凄いマナーの悪さだな看守。火が消えきってなかったらどうするつもりなんだ。
いや、これは将来ボヤ騒ぎを起こして捜査の目を攪乱する際の伏線となるのかもしれないな。
それはさておき、レノマさんは嬉しそうに煙草を咥えて火をつける。
煙草は嗜好品ですしねぇ。吸わない人には分からないけど、ずっと吸ってた人にしてみれば久々に舞い降りた幸福というところか。
だが――激しくむせるレノマさん。
どうやら9年の間に体がきれいになってしまい吸えなくなってしまった様子。おやおや。
規則正しい節制の生活を強いられてきたレノマさん。
体がきれいになり、でかくなった。その点だけ見ると刑務所生活も悪いことばかりではないのかもしれない。
まあ、それ以外に我慢ならない部分が多すぎるんですけどね。
レノマさんと並んで座り、リクは未来のことについて語り出す。
脱獄の罪って何年くらいなのかなぁ。まともな法でもけっこう長いんだろうな。
釈放されるのは結局やっぱりおっさんになってからなのかもな。
おっさんか・・・早くなりたいな。
大好きなおじさんをずっと見てきたリクにしてみれば自分の憧れの姿であるのかもしれませんな。おっさんというのも。
まあ、まともな法の場合は少年法も適用されるでしょうし、そこまで刑期は長くはならないんじゃないですかね。おそらくだけど。
どんなふうになってんのかな。俺も。あの街も。
自身は脱獄の罪で改めて裁かれる。そのことを確定させておきながら、未来へ想いを馳せるリク。
世界は必ず新しくなると信じて疑っていない。実に夢見る底抜けのバカと言った感じである。
いや、レノマさんが考えるとおり、これは凄いことだと思いますよ。
13歳の少年が夢見がちなのはまあ普通のことである。
しかしスラムでの生活、極楽島での生活を経てなおリクは希望を見つけ出し信じることができている。凄いと言わざるを得まい。
だからレノマさんもお月様へ向けて満面のえっみを浮かべちゃったりするわけでして。ハハハ。いい感じですなぁ。
危機はどうにか乗り越えてグライダー作りを開始。
どれだけの期間がかかるかはわからないけど、いよいよ脱獄作戦も佳境といった感じでありますな。
完成さえすればあとはいよいよ決行ということになるわけですし。
しかし脱獄後のことや沢田のことなど現時点で抱えている問題もまだ多い。
そこの解消をどのようにするのか・・・新展開が楽しみであります。周龍との仲も深めていきませんとなぁ。
・毎度!浦安鉄筋家族
プロレスは少し話題になってきましたね。さすがに小学校で話題になるかどうかは知らないが。
仲良く落ち込んでいたかと思いきや今年は仲良く共にAクラスのカープとロッテ。
この2チームで日本シリーズなんてことになったら大変なことになりそうだ・・・さすがにそうは上手くいかないか。
それにしてもあかねちゃんの発言は爆弾投下しすぎである。
涙や勇子ちゃんの反応はむしろ大人しい方なのではなかろうか。
今の小学生が思うかはさておき、昔の巨人は嫌う人は本当に嫌ってましたからなぁ。
・実は私は
個性的な面々が勢ぞろい。第66回体育祭開催!!
しかし正ヒロインである葉子さんや藍澤さんは特にMVPは狙うつもりはない様子。
葉子さんは最初からMVPは無理だと思ってるし、藍澤さんはそんなものとは関係なくベストを尽くすだけとのこと。大人の意見だ!!
それにMVPなどちょっとした校長の遊び心だろう。我々生徒がより体育祭を楽しめるよう計らったちょっとしたスパイスだ。
確かに普通に考えればそういうものだと思います。
しかし何といっても提案している校長が普通じゃないわけでして、そしてそれに乗っかる連中も普通じゃないわけでして。
あたしたち女子高生はいくら金があっても足りない。そんな皆に朗報よ!!
あたしの願いは校長のあり金全部!!MVPとったらその80%を協力者に山分けすると約束するわ!!
さすがは外道クイーンさん。お金が目的だが10万とか100万とかケチなことはいわない。全部寄越せと言い出すとは。
1年で妥協している茜ちゃんの方がマシに思えてしまう。
まあ茜ちゃんの場合は妥協を入れないと紅本先生の許可がもらえなかったからだろうけど。
いや、単に毎年優勝するつもりだから問題ないと考えていたのか?
アタシが勝ったら女子のスカート丈ひざ上20センチ。どうだい?
みかんが女子を味方につけるなら、男子を味方につけるのは獅穂さん。
おぉ。まるで未来のカリスマ痴女2世の行為を見ているかのようだ。さすがにそこまで酷くはないが。
そして真っ先にその誘いに乗る嶋公・・・ブレない男よ。
凛ちゃんの願いはこの時代のカリスマ痴女に厚着をさせること。
学校のこととは全く関係ないが未来を変える大きな一石を投じる結果にはなるかもしれないですな!
てな感じで各々それぞれの願いをかけてヒートアップしております。
ちょっとしたスパイスも素材がよければ劇的な変化を引き起こしてしまうって話でありますな。
まあ、盛り上がるのは間違いないし、それはそれでいいんじゃないかと。みんな頑張ってなー!!
さて、まずは50m走。
第1走者はMPVは狙わない大人しい連中。
葉子さんに藍澤さん。朝陽に岡、さくらさん。そして一般参加の大人が1名。
ってこのおっさんやけにでかい上に覆面をしているんだが・・・何してるんスか親父さんー!?
どうやら娘を近くで撮りたいので競技にまで参加してしまった様子。
覆面をしているのは一応娘にバレないための配慮ということだろうか。まさに頭隠して尻隠さず。その巨体をまずどうにかしなさい!!
あれ?おとん・・・は来るワケないか!でもおとん以外におるもんやなーあんなおっきい人!!
そうか、他にもいるという考えをすれば問題ないわけだな!!いやいや。
まあ、葉子さんはおとんが来るはずがないという考えに固まってますからねぇ。
その正解を除外したらこういう考えに至るのは仕方がないでしょう。一応無駄とは知りつつフォローはしておく。
白神父も含めてクラウチングスタートの体勢を取っている中、一人それが出来なさそうな様子の葉子さん。可愛らしい。
さすがに巨体の白神父。一歩もでかいゆえに速い速い。
というか小石がめっちゃ飛んでくるし隣を走るのが凄く怖かったりする。
こんなとき盾・・・いや嶋公がいれば防御も可能でありましたでしょうに・・・!!
これでは親父さんがゴールするまでは走れないのではないか。と思いきや、突然立ち止まる親父さん。
どうしたのかと思えば・・・前から白神を撮りたかっただけかー!!
動きの不自然さをまるで隠しきれていないあたり、さすがに葉子さんの親父さんというべきか。アホ子の親はアホというか。
藍澤さんは藍澤さんで、ベストを尽くすと言っておきながら競技中に葉子さんの指導を行ってしまう。
根っからの指導者体質ということなのだろうか。教育者には向いているが本番は凄く弱そうだ!!
・・・ふん。ええ友達を見つけたようやの・・・!!
まあ、とりあえず親父さんには好感触だったようなのでよしとしましょう。
さて、親父さんの乱入でドタバタはしたものの、何とか平穏に終わった第1走者。
しかし次の第2走者はガチメンバーである。
真剣勝負であるからには武器の使用も辞さないような連中である。って本当に持ち込んできやがった!!
なんで基本皆武器を携帯しているのか!?獅穂さんのチェーンは首輪の鎖と同様のものなのか?
ともかく紅本先生まで普通に混じっている以上この出場スタイルも認めないわけにはいかないのだろう。きっと。
藍澤兄の目的は酒、ばくち、女。見事な飲む打つ買うの三拍子ですな。
清々しいほどに欲望丸出しの兄であるが、実力が伴っていないのでいい塩梅となっている。
今回も一人だけ飛び道具という有利な状況なのに、茜ちゃんに盾にされて早々に脱落。
当然ではあるが開始早々攻撃の交錯する激しい争いでございますな!!
しかし藍澤兄を盾にするときの茜ちゃんの表情の可愛いこと・・・
みかん「女子障壁展開!!」
獅穂「男子障壁展開!!」
合図と共に男子と女子がそれぞれ群れを成して乱入。紅本先生と凛ちゃんの走塁を妨害する。アリなのかコレ!?
まあ、武器持ってる時点で何でもアリなのは間違いないし問題はないか。
この人垣に妨害されたのであれば、さすがに対処のしようはあるはずもなく・・・
どけ。
ひと睨みで人垣が崩壊した!?
紅本先生が段々と現役時代の姿を取り戻しつつあるようで悲しいやら嬉しいやら。木刀があまりに似合いすぎて困ります。
先行したのはみかんと獅穂さん、そして茜ちゃんの3名。
しかしそこで茜ちゃんの悪魔の力が炸裂。即席の落とし穴を作成する。ベリッ。
うーむ、フクちゃんが察知できるとはいえ、やはり茜ちゃんの力は強力ですなぁ。抜きんでてる。
まあ、茜ちゃんは茜ちゃんで弱点も多いわけでありますが・・・
その最大の弱点がお菓子。コース外で白神母――白神桐子さんの差し出す雨に飛びつく茜ちゃん。よいダイビングだ。
その結果、紅本先生が1着でゴールインすることになるのでありました。おやおや。
さらりと判明した白神母の名前。
それはさておき、どうやら桐子さんは紅本先生と協力して茜ちゃんを落とすつもりの様子。
学生時代に色々苦労させられたのは想像に難くないからなぁ・・・まあ、自業自得ですな!!うん。
というかちゃんと傾けた家は元に戻したのだろうか。地味に心配だったりする。
100m走でも相変わらずの様子を見せる面々。
いや第1走者では親父さんがより大胆に撮影しだしている。
そして第2走者はそれぞれ武器が強化されている。あれ、藍澤兄は・・・?脱落したか。やむなし!!
団体競技で後からカウントすることが多い玉入れもこの体育祭では個人競技となる。
鳥とか数える人が一人一人ついて数えてくれるそうな。ご苦労様であります。
運動が苦手な葉子さんは遠投も苦手。というか玉入れの籠まで届かないとはかなり非力というか筋が悪い。
しかし届かないならば別の手段で入れてしまえばいい。
親切なおっきいコウモリが葉子さんの玉を入れてくれます。反則も辞さないとは健気な親父さんだな!!
まあ、それでも葉子さんは気付かないわけだが・・・いや、気づかない方がいいのか?親父さんも気付かれるとは思ってなさそうだし。
みかんと獅穂さんは相変わらずの人海戦術。
玉を拾い集めることで他の連中が投げる玉をなくそうという作戦だ。シンプルにセコイ!!
しかし獅穂さんのサポートをする男子生徒の数が少ない。どうやらカリスマ痴女に吸い込まれていってしまったようだ。
さすがに未来のカリスマ痴女(候補)では現在のカリスマ痴女には敵わないということなのか・・・!!
凛ちゃんもすっかり体育祭そのものを放棄しているような構えでありますね。
自分の玉以外を全てモチへと変化させた茜ちゃん。どうしてそういう発想になったのか。
おかげで自分の角に紅白モチをたくさん連ねられる結果となってしまいましたがな。あらおめでたい。
そしてそのまま茜ちゃんごと籠へと投擲する紅本先生。入ればポイント大量だ!!入らず籠に刺さりましたがポイントにはならんよね?
それはそれとして分身まで出しちゃった茜ちゃん。うむ、実にカオスな状況だ。
モチまみれになって慌てる生徒。空を舞うコウモリと大人たち。大人を投げる角の生えた8つ子。楽しそうな地獄絵図だのう。
しかし紅本先生はともかく桐子さんまで同じ目にあうとは。
立ち位置としては被害に合いにくいキャラであると思ったが・・・誰でも油断はならないのがこの世界というわけだな!!面白い。
大玉転がしや二人三脚などの競技を経てようやく午前のスケジュール終了。
朝陽は午前中ずっとツッコミ入れっぱなしだったんだなと思うとご苦労様ですと言いたくなる。労力凄そうだ。
なので藍澤さんのお弁当も嬉しいエネルギー補給となります。
いっぱい作ったけれども皆で食べてくれという言い回しならば問題ない。
こういう行事であればそこまで特別な行為とも思われないでしょうし、よいタイミングですな。味を褒められて喜ぶ藍澤さんが大変良い。
予想はできていたことではあるが、大変な盛り上がりを見せている体育祭。
去年は茜ちゃんが圧倒したのであろうが、今年は対抗勢力が多くて大変なこととなってますなぁ。
そんな午前の部の集計結果が出た様子。現在の個人成績が発表されます。
現在単独トップは・・・2年1組、白神葉子さん。2年1組、白神葉子さんです!!
本人も知り合いも皆ビックリの結果。
マイペースに楽しんでいただけのはずが何故!?
いやまあ、ガチ勢が足を引っ張り合ったり親父さんがサポートしたりしてたらこうなるのも分からなくはないか。
藍澤さんも意図せずにサポートしているような形になってますしなぁ。
せっかくだからMVPを狙うんだと一層協力的になってしまうかもしれない。
風雲急を告げる展開。果たして葉子さんはMVPを獲得してしまうのか!?
もしそうなった場合、一体何を願うのであろうか?
茜ちゃんに自分をくーるびゅーてぃーだと認めさせるとかそういう・・・いや、さすがにそんな今更な願いは・・・ないよね?
まあ、何は無くともパン食い競争だけは無事に味あわせてあげたいものですな。
・真・餓狼伝
叩き付けられ踏み折られた武士の魂。
この文吉の行動に驚愕する周りの面々。いや剣三郎だけ何か神妙な顔をしているが・・・何を考えているのだろうか。
父の形見である刀。
太浦さんに土下座をしてでも返してもらいたかったその刀を目の前で踏み折られてしまった。
こりゃあ京太郎が呆然としてしまうのも無理からぬことである。
そんな大事な刀で警察馬斬ったりするなよとか思わないでもないが。
文吉をどかすことも忘れ刀にすがりつこうとする京太郎。
その京太郎の胸倉をつかみ、無理矢理に言葉を届けさせる文吉。
お前は"時代"と闘いてーのか!?"強えー奴"と闘いたいんじゃねーのかッ!?
あああーもー面倒くせー!!闘ろうぜ、京太郎!!
京太郎の視線がようやく刀から文吉へと向けられる。
そこで太浦さんが口を挟む。二人の得意な武器は違う。そのため確認の必要があるのだ。
京太郎と闘りたいというがそれは柔術でか?と。
いや。互いに得意な戦術で全てを出し尽くして闘わなきゃ意味がねーって思うんだ。
・・・とゆーより京太郎。武士だったら、剣で来い。
踏み折っておいてその剣を指して言うのはどうかと思わないでもないが、手近な剣はそれしかないから仕方がないか。
ともかく、武士ならば剣で来いという挑発。これは大きい。さすがに京太郎の表情も変わる。
柔術ならばたいしたことのない京太郎だが、武器さえ持てば警視総監にも劣らぬ技量を持っている。
その実力を知る太浦さんは文吉に問う。本気かの?と。
勿論その問いには即座に肯定する文吉。しばしその目をじっと見つめ・・・太浦さんは宣言する。
よし。おいが立ち合い人ば務めよう。
ただし真剣を認める訳にはいきもはん。京太郎は木刀じゃ。よかっとや。
さすがに斬り合いを認める訳にはいかなかったものの、木刀でも十分に危険である。
当て所や力加減によっては普通に相手を殺すことができる武器である。
それに対し、文吉は素手で闘うと宣言する。まあ、自身の一番得意な武器といえばもちろんそれですものねぇ。
ぶ・・・文吉〜〜
拳と剣という絶対的に不利な条件を自ら口にする文吉。
そんな息子を心配そうに見つめる久右衛門。気持ちはわかりますが、ここは見守ってあげましょう。
何も文吉もたいした考えはなく暴れたいから挑発してるってわけではないんですし。たぶんだけど。
この"死合"確と見届け申す!!
ついに異種も異種。無手と武器。拳と剣の戦いが行われようとしている。
普通に考えても厳しい組み合わせな上、相手は剣の達人の家系黒岡家の流れを汲むもの。
文吉はどのような術理を見せてくれるのか・・・楽しみであります。
しかし太浦さんは総理待たせているはずだが大丈夫なのかね?それどころじゃないってことなのかもしれないが。
・バチバチBURST
念願叶い、プロの力士のスカウトを受けた細川君。
しかし線の細さは変わらず、稽古でもキツイ目に合っている様子。
兄弟子に踏まれ、向いてないから早くやめちまえよと言われてしまう。
そんな光景に腹を立てるのが友人であるつよし君。
やめろ。そりゃただの弱い者イジメだろ。
シゴキとは違うただのイジメ。それを看過できるつよし君ではない。兄弟子だろうと殴って止める。
しかし庇ったはずの細川君にホウキで殴られてしまったりする。へぶっ。
バカにすんなー!!弱い者イジメって何だー!!
細川君は細川君で誇り高いというか何というか。意地というものがあるんでしょうな。
しかしその意地だけでやっていけるほどこの世界は甘くない。
マゲが結えるほどになっても序の口より上に行けずにいる細川君。ヘコんでますなぁ。
一方のつよし君は順調に番付が上がっている様子。うーむ、顔はさておき本当に相撲の素質はあったんですなぁ。顔はさておき。
お前には感謝してるよ・・・相撲に誘ってくれて。
この間よ、買い出しに行った時、女に話し掛けられたんだ。
マゲを結ってからというものどこへ行っても色んな人から声を掛けられてよ・・・「がんばれよ!」って。
それが嬉しくってよー・・・だからもっと強くなろうって思えてよー・・・
俺はずっと夢中になれるモンがなかったから・・・
今でさえこんなに昔と世界が違って見えるんだ。大銀杏結ってもっと上に行けたらもっと世界が変わると思うんだ。
だからなろうぜ・・・2人で関取に。
なんとも爽やかな元気づけである。さすがにつよし君は好漢でありますなぁ。
しかし背景の「任侠道」の文字と刀の大小が気になって仕方がない。
これはあれだ。浪花節って奴だ。そういう演出の品だと考えよう。うん。
細川「まあ・・・ようはつよし君は金星を首投げしたいんでしょ」
つよし「なっ・・・何言ってんだ・・・まぁ・・・それもあるけどよ・・・」
つよし君は顔はさておきいい男ですからね。関取になって安定した収入さえあれば夢ではありますまい。
しかしオバサンに話し掛けられても女に話し掛けられたんだとカウントするつよし君。金星の基準は結構低いのかもしれない。
それはさておき、つよし君は順当に番付を昇り、ついに十両が見える所まで来ていた。
四股名も闘海丸となっておりますし、いざ大一番。
しかしそこで蘇るのはあの苦い記憶。大事な場面でやらかしてしまった記憶。
重要な一番で必ず起きるフラッシュバック・・・この悪夢のおかげで俺は何度も十両の壁に跳ね返された。
ただでさえ厚い十両の壁。
辿り着くところまでは順調だったがそこで思わぬ障害、自身の心と向きあわねばならなくなった様子。
親方からもその弱点について説教されます。
オウッ。闘海丸・・・テメーには圧倒的に足りねーんだよ・・・貪り欲しがる自分に実直な深い欲が!
欲望。勝利への執念が足りない。
欲が薄いのは人としては美徳かもしれない。しかし戦う者としては致命的といえる。
特に力士ってのは他者を倒して上がっていこうという世界ですからねぇ。
自身への欲が薄いというのは結構厳しい話である。
その弱点に気付かされた闘海丸。負けが込み、ズルズルと三段目まで落ちていくこととなる・・・
腑抜けた稽古をしているのはよくないが、その姿で刀を取り出すのは勘弁してくださいよ鏡川親方!!
悩む闘海丸。となれば、もちろん相談に乗るのは細川君である。
闘海丸は語る。俺には十両になれる素質がないと分かってしまったと。
あそこは何か重てーモノ背負って・・・本気で関取を渇望した人間が行ける場所だって・・・
昔から俺は誰かのタメなら何なく出来るコトも自分のタメってなると必ず上手くいかねぇ・・・
ここが潮時なのかもしれねーな・・・
好漢であるが故に自分の為ではなく人の為でないと頑張りきれない。寂しい話である。
ここまでやってこれた一番の要因も周りの人ががんばれと声援を送ってくれた、喜ばせてあげたいという想いがあるからでしょうしねぇ。
しかし、そんな弱気を見せる闘海丸に喝を入れる細川君。鉄アレイ投げるのはヤバイがまあそれはさておこう。
だから僕をバカにすんなって!!なら関取になろうなんて言うんじゃねーよ!
僕はあの言葉を信じて毎日ボロボロになって必死に喰らい付いて・・・
君が関取になるまでは頑張ろうって思ってやって来たんじゃないか・・・!
本当は分かってたんだ。この世界に入ってすぐに・・・
僕にプロで通用する才能はないって。好きだけじゃどうしようもないコトがあるって。
辞めようと思ってたんだ・・・でも踏ん切りがつかなくって・・・
でも君が・・・友達の君が関取になれたら諦めもつくって・・・
悔しいけど・・・君は僕とは違うんだよ。君は関取になって輝ける人なんだ。
それに自分のタメだけじゃないだろ。君に期待してる人は沢山いるじゃないか。
君がそんなコト言うなよ。それじゃ僕があまりにもバカみたいじゃないか。
涙ながらにそう語る細川君。いいこと言うなぁ。
自身の頑張りが細川君に大きな影響を与えている。それに他にも期待してくれている人は大勢いる。
ならば頑張らないといけないのではないか。そう闘海丸は考えてくれることでありましょう。
頼むよ・・・僕の次の野望のタメにも・・・
野望?どうやら細川君、何かロクでもないコトを考えている様子。
まあ昔から策士というか工作が好きな子でしたからねぇ。先のことぐらいは色々考えているに決まっているか。
だけどその辺りは特に追求しない闘海丸。代わりにこう述べる。
分かった・・・約束だ。必ず上へ行ってやるよ!
細川君の激励により気合を入れ直すことができた闘海丸。
三段目から幕下に復帰し、そして来場所には十両が見えるトコまで来ることができた。
そして十両になるとしたら、目の前の男・・・天雷以上の存在がゴロゴロしている場所で戦うこととなる。ならば・・・
ここで優勝できなきゃ話になんねーよなー!!
細川君がやるのと同じように自分の胸を叩き気合を入れる闘海丸。咆哮がプレッシャーとなり天雷へと届く。
なかなかのものだが、やはり圧力という面では天雷の方が大きい様子。
仕切り時の迫力をビリビリ感じる闘海丸。だがこれはむしろトラウマがどうこうとか言ってられる相手じゃないとも考えることができる。
上等だ!!
緊張で固まることはなく、真正面からぶつかる覚悟を決めた様子の闘海丸。
さあ、次回からは本格的なぶつかり合いが期待できそうでありますな!!
好勝負を期待したい所なのだが、天雷は時間はかけられないので速攻で決めたいと考えている。
王虎にやられた腕のことを考えると長時間の取組は厳しいということか・・・
しかしその意識で戦えるほど闘海丸は甘い相手ではないのではなかろうか。
その焦りが思わぬ結果を生み出すことになる。可能性がないとは言い切れませんなぁ。うーむ、楽しみな取組である。
・3LDKの花子さん
読んだら幸せハッピーコメディというアオリがありながらのこの始まりは酷い。
おどろおどろしい感じになっているのは伝わってきますが。
件は人と牛を掛け合わせたような妖怪。なので豊かな胸をしていても当然というわけなのである。なるほどなー。
年頃の男の子としてはおしまいと思うのかもしれないが、意外と何とかなるものである。
というか瑞ちゃんもこっくりさんもいい感じの反応ですし、軽蔑されてるわけでもないのだから元気を出せ!!
・侵略!イカ娘
相変わらず相沢家の気遣いは凄い。
間違っているとは思わずに一心不乱に決めたことを突き進む姿勢は凄い。巻き込まれたくはないな!
ムリヤリ働かされていたはずなのにすっかり慣れてしまった様子のイカ娘。
まあ人は環境に適応するものですからねぇ。気を遣われまくる環境には馴染めなかったようだが!!
・ウチコミ!!
強豪校との対抗試合に向けて一丸となる柔道部。
しかし今回は普通の授業風景から始まります。彼らも高校生ですしね。普通の授業もちゃんと受けてるってことだ。
芸術の時間。お互いの似顔絵を描くというお題の様子。
希ちゃんは絵も上手いらしく周りの生徒たちに感心されている。多才な子ですな。連載開始以来酷い目に合っているイメージしかないが。
しかしベレー帽被ってる日下部の存在感が凄い。
どうやら芸術は3クラス合同で行われているらしく、柔道部の1年生が全員そろっている。
クラスは違ったみたいだがしっかりとレンと一緒に課題をこなしているヒューマ。つき合いがいいというか何というか。
2人の話題は自然と柔道のこととなる。
ヒューマが述べるのは春樹の因縁の相手。立学の2年生エース紅林宗吾のこと。
やはり春樹と紅林、ヒューマは同じ中学出身であるらしい。
紅林は四中出身であり、春樹の親友であったそうな。ほう?それが今では随分と険悪な感じになっておりますなぁ・・・
希ちゃんとペアになっている丸顔・・・というか小太りな感じの純ちゃん。
昔から同じ学校であったらしく、そうなると当然レンとも同じ学校だったりする。
お互い小さいからかレンのことはよく見ており、最近感じが変わったと思っている様子。
ふーむ、意識しておりますねお嬢さん。ふむふむ、これは・・・
しかしやっぱり希ちゃんも牛乳飲んで頑張ってるんですな。牛乳の銘柄までレンと同じじゃないか。
立学エース紅林。こないだの春の選手権、1年生で90キロ級全国2位か・・・変態だな・・・
何故いきなり変態なんて話になったんですか雪村さん。いや確かに本質は突いてますが。
まあ1年生でいきなり全国2位ってのは確かに凄いと思いますけどね。
しかしそれでも優勝はできなかったりするところを見ると世間は広いのだと考えさせられますな。1位はどんな変態だったんだ・・・
雪村さんはヒューマに尋ねる。四中は春樹と紅林の代で全国大会に出たんだっけ?と。
その答えは春樹からもたらされる。結果は都の予選で敗退とのこと。おや。
団体戦は。紅林のせいでね。
あいつは個人戦で全国行って3位になったけど。いや・・・2位だったかベスト8だったか・・・忘れた。
ふむ。その団体戦とやらが2人の仲を悪くした原因であるみたいですな。
足手まといというキーワードが何か関係していそうだが、何があったのだろうか。
団体戦なら3人は勝てないといけないが春樹、紅林、ヒューマの3人がいるのだし普通に勝ち進めそうなものであるが・・・?
昔のヒューマはまだそんなに強くなかったとかそういう話だろうか。ふうむ。
真っ先に柔道場にやってきて日下部と打ち込みの練習を行っているレン。大分背負い投げも板についてきましたな。いい感じだ。
一層気合いを入れて頑張ろうとする部員たち。しかしそこについにあの人が現れる。
柔道部顧問。八乙女真千華さん。ようやくの柔道部への顔出しである。
お・・・思ってたのと違う・・・
新顧問はでかくて気合入ってる人と聞いていたので、てっきりマッチョな男なのかと思ったら・・・
別の意味ででかくて気合の入った人でございましたな。いやそっちの方に気合を入れられても。
「アゲアゲ乙女」の異名で合コンじゃ頼りにされているというが、盛り上げ役ではどうにもなぁ。
いや、それはどうでもいい。柔道の経験があるかどうか。聞きたいのはそれだ。
もう!子供のくせに先生に何聞くのよ〜私だって20代女子なんだから経験の一つや二つ・・・
ふむ、柔道の経験ってそんなに恥ずかしがるようなものなんですかね。とすっとぼけてみる。
何にしても早々に見切りをつけた様子の春樹たちでありました。だめだこの人・・・!!
一人だけいいと思ってる日下部は欲望に正直というか何というか。
まあ去年も引率専門のおじいちゃん先生だったし、これからも部員で盛り立てていくという感じですかねぇ。
と思いきや、いきなり部員全員で対決してみてと提案してくる八乙女先生。
顧問としてみんなのこと知っておきたいし、試合のオーダーの参考にしたいとのこと。
ふーむ、一応形だけじゃなく顧問らしいこともしようとは考えているんですね。
5人それぞれの総当たり戦。これでどこまで実力を測ることができるのか・・・
会話だけ聞いているとやはりあまりやる気がない、いや別の方向にやる気が向きまくっている様子なのだが・・・
まずは雪村さんとヒューマの対戦。
戦いの様子を見つめる八乙女先生の表情は割とマジメ。
しかし途中で試合を打ち切りさっくりと次の試合へと回していく。
アゲアゲ乙女のはずが部員の気持ちを盛り下げている。こ、これは一体・・・!?
果たして八乙女先生は経験者なのかどうなのか。あ、柔道経験者なのかどうなのか。
何か考えがありそうでいてそうでもないようでいて・・・うーむ、掴めない。
何にせよ早めに結論を出してくれないと部員の緊張感が断たれまくってヤバイ。どうにかしていただきたい所である。
・クローバー
ハヤトたちが熱いどつき合いをしている頃、トモキは水沢さんと熱い時間を過ごしている様子。おのれ。
テレたりするのは別にいいがイチャイチャ擬音を飛ばすのは勘弁して頂きたい。
初戦はハヤトチームの勝利で終了。準々決勝はあと3つある。まあ、そこはダイジェストで流されそうですな。
休憩しているハヤトたち。次の準決勝は真田か真木が先鋒として出る様子だ。
さすがにケンカ屋の面もある真田は体が疼いてきたようですな。
しかし次の相手はどうやら簡単な相手ではないらしい。そう言いながら現れた男がいうから間違いない。だ、誰だ・・・?
妙に馴れ馴れしいこの男は紅葉神島三年の吉田星哉。
突然の参加で右も左もわからないハヤトたちに色々教えてやるためにやってきた様子。お前3年生だったのか!?
前回の憧れの眼差しっぽい様子だとてっきり下級生キャラかと思ったのだが・・・
ワシはよ、強いヤツ見るとときめいちまうんじゃ。応援せずにはおられんたちなんじゃ!!
やっぱり憧れに満ちた表情をされると年下キャラっぽく見えるなぁ。
それにしてもハヤトたちのツッコミがいちいち容赦なくて困る。
おせっかいヤロウはともかくさみしがり屋とか学校に友達いねェんだろは酷い。本当にいなかったらどうするんですか!!
まあそれはともかく。吉田は語る。優勝候補はズバリ三チームであると。
まずはそん中でも大本命は王者春木チーム。圧倒的に強いうえに一回しかケンカせんでいいから超有利じゃ。
そして最近メキメキと強うなった綾瀬チーム。
で・・・これからおそらく勝ってあんたらと対戦するじゃろう・・・花京院チーム!!
言いながら戦いの輪の方へと指差す吉田。そこでは第二戦が今にも行われようとしている。
片方のチームはスポーツくずれの戸河内チーム。
そしてそれに対するのが話題の花京院チーム。
相変わらずノリのいい司会によると昨年のトーナメントを制し、王者春木チームに挑戦したチームらしい。
なるほどねぇ。昨年の優勝チームか。そりゃあ強そうでありますな。
しかし昨年優勝して今もいるってことはこいつらも全員ダブリじゃあるまいな・・・?
というか春木チームは優勝関係ないはずなのに優勝候補大本命とはどういうことなんだ吉田よ。まあいいか。
花京院チームの先鋒五味翔太郎。必殺エルボーでいきなり勝負を決めてしまう。それはいいがどこ見てるんだコイツ。
次鋒はトサカ頭の城戸大和。スポーツくずれ相手に猪突猛進のバッファロータックルを決める。
こいつは真田と闘ったりすると絵面的に面白そうですな。
さて、そして中堅戦はいきなり大将である花京院――花京院忍が登場する。
華々しい名前であるが顔つきはケンジや前田に近いというアンバランスキャラ。
そして異名は紅葉神島のゲンコツ大王。うーむ。
花京院という名は控えて普段からゲンコツ大王と呼ばれるようにしたらどうだろうか。
他の人が戸惑わずに受け入れてくれる名前であると思いますですよ。
ともかく準決勝の相手は簡単じゃなさそうだと言うことだけは分かりました。
しかし簡単に済ませてしまうんじゃないかという気配はあります。
相手が凄いと思わせておいてこちらはもっと凄かったという流れですね。分かります。そんな展開に期待だ!!
・ドカベン ドリームトーナメント編
ついに破られた藤村甲子園のパーフェクト。
破った不知火は二塁へ進塁。上手くすれば同点のチャンスである。
ここで打順はトップにかえりマドンナの番。最後のバッターにはならないと気合を入れているがはてさて。
ゆっくりとサインを見る甲子園。ここは時間をかけてもいい場面である。
しかしそのアナウンスに対し、もう日が変わってるんだからさっさと終わらんかいと述べる岩鬼。
一体どのチームのせいで遅くなったと・・・!!
甲子園の初球を空振り。二球目をファールとするマドンナ。
当てることはできているがどうも力負けしている見たいですな。
力まずにリズムさえ合えばひょっとしたらはあるかもしれないが・・・
あと1球コールが沸き起こる甲子園球場。
藤村甲子園の性格からしても三球勝負で来ることは想像に難くない。
もちろんその想像は正しい。放り込まれるのはストライクボール。
そのボールを・・・空振りするマドンナ。3球三振だー!!
藤村甲子園の完封勝利。
どうにか不知火がパーフェクトを破ってはくれたものの・・・見事に抑え込まれてしまいましたなぁアイアインドッグス。
トーナメントの組み合わせを見た時は思いもよらなかったタイガースの勝利。これもまたドリームということか。
1安打完封の甲子園も凄いがノーヒットで敗れた不知火というのもまた何だか凄い。
しかし不知火以外の投手も見たかったですなぁ。
犬飼監督の登場もあるかと思ったのだが・・・うーむ、残念。
初日の長い長い2試合がようやく終了。お疲れ様です総裁。
しかし徳川さんやっぱり酒入ってるんじゃありませんかね、これ。まあ少し飲んだくらいじゃ変わるまいがね。
試合が終わったタイミングで土井垣や星王が部屋にやってくる。今までどこにいたんだこいつら。
まあ別の部屋で見ていたと言うことなんでしょうが。
ともかく次週からは新たな戦いが始まります。
広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ。京都ウォーリアーズ対西武ライオンズ。
この対決は一体どうなるのか。
2試合目の様子は克明に描かれると思いますが、問題は1試合目である。
タイガーズが出るまでは実在球団はダイジェストで流されるかと思いましたが・・・ひょっとしたらの可能性はでてきました。
カープもロッテも全て水島オールスターズで固めるのならば・・・可能性はある!!
どうなるのか楽しみでございますな。
・錻力のアーチスト
新生・桐湘。春の県大会へいざ出撃。
1回戦から昨年の夏の予選ベスト4とベスト8の対決ということで観客もそれなりに詰め寄せてきている。
桐湘にしてみればリベンジになるわけですし、詳しい人からすれば注目の一戦と言ったところでしょうか。
さて、ここで桐湘のスタメンが発表される。
一番センター児島君。二番ショート柊君。三番レフト頭木君。四番サード弐識君。
この辺りはもう鉄板といった感じですね。
それでもこの春季大会中に結果を出して自分が四番になってやると意気込みを見せる清作。凄い前向きさでございますなぁ。
さて、ここからは完全にレギュラーとは固まっていない面々。いやバッテリー2人は確定枠か。
ともかくまずは五番ファースト安保君。誰だよコイツ!!こんなインパクトのある顔のやつ紅白戦の時いなかったじゃん!!
まあ、それはさておき――
六番キャッチャー宇城君。七番ライト奥居君。八番セカンド楠瀬君。九番ピッチャー之路君。
以上がスターティングメンバーとなるわけであります。
清作はベンチか。まあ紅白戦で結果が出せていたわけでもないですし、最初は仕方がありませんな。
・・・ベンチで何すりゃいいんスか?俺、控えだったことないからわかんねース。
煽りでも何でもなく本当に分からないから聞いている様子の清作。
うーむ、まさしくこりゃ天然。天然クソエリートでございますわ。詰め寄られても仕方がありますまい。
まあ、試合前だし腫れた顔晒されても困りますしね。弐識、顔はやめろよ腹にしろ腹に。
まあまあ。天然クソエリートの清作君にも足りないものがあるということですよ。
何事も経験です。この大会は優勝と経験両方手に入れると言ったでしょ?
飄々とした感じであるが割としっかりした発言を行う久澄監督。面白い人だ。
さて、いよいよグラウンドに姿を現す新生・桐湘。
桐湘ではスタメン落ちしている清作であるが、対外的な評判は結構高かったりする。
シニアでガンガンホームラン打ってたクソチートと名高い。
桐湘だともっと酷いチートの弐識がいるので目立たないが、他のチームからみりゃ凄い存在なんですよねぇ。
まあ、腰を壊したという話も広まっているようだし、今はそこまで脅威には見られていないか。
桐湘は去年の3年が抜けて力落ちてるからな。ガラクタでもベンチ入れなきゃいけねーんだろ。
去年の夏と同じように之路をマウンドから引きずり下ろせば俺たちの勝ちだ。
一応控えピッチャーとして喜多さんがいるものの、やはり之路さんとは大きく見劣りするでしょうしね。考え方は間違っていない。
しかし夏の時と同じように行きますかな・・・?
まず試合前の挨拶。両校選手が審判の前で整列する。しかし挨拶前に舌戦が開始されてしまいました。
夏の予選のシード権がかかっているし1回戦でコケていられない。いつも通りの藤倉のスタイルで潰してやるぜとのこと。
之路「・・・お手柔らかに」
卯馬上「フン。ヘラヘラしてられるもの今だけだ」
まあ確かに。マウンドに上がったら笑みなんてどこかに行っちゃいますものね。違う意味で。
しかしガラの悪いチームでありますなぁ。どっちが?と問われたらどっちもと答えるしかないのがアレですが。
クラッシュトークの使い手なら桐湘も数を揃えているぜ!!
審判でも抑えきれなさそうな連中であるが之路さんがいるおかげでどうにか穏便に済みそうである。この場は。とりあえず。
さて、1回表。藤倉学園の攻撃。
一番はいきなりの卯馬上の登場。唯一の名前持ちがいきなり出てきちゃうのかよ。まあいいんですが。
プレイボールがかかる前に喜多さんによる昨年の試合の解説。
去年之路さんは藤倉学園相手に5回までで6失点という炎上を経験している。
疲れていたとはいえ、あの之路さん相手にそこまで得点を重ねるとは・・・強打のチームであるということか?
いや、そういうわけではない。夏だったということもあるが、之路さんが消耗させられたのは藤倉学園の戦法によるものだ。
さあ来いよ之路。去年と同じようにブザマにかけずり回れ。
いきなりバントの構えをしてくる卯馬上。
なるほど。バントと見せかけて走らせるという戦法ですな。そこからバスターで打ちに変えたりもするわけだ。鬱陶しい。
毎回これをやられるとピッチャーも内野も1球ごとに走らないといけないから大変なんですよねぇ。
藤倉は徹底して投手にゆさぶりをかけてスタミナを奪う野球でベスト4まで勝ち上がったんだ。
思ったよりも堅実というかセコイというか。意外な戦法でありました。
しかしこのウザイ連中には合った戦法かもしれない。
むかつくヤジとか飛ばされたら精神的にも削られますしねぇ。去年の夏の弐識の苛立ちが容易く想像できるぜ。
そういった因縁もあるためか、弐識。体ごと相手ベンチにガン飛ばしております。
サードだと相手ベンチが近いからガンつけやすくていいですね。いやいや、マジメにやれコラァ!!
相手がバント戦法を取るならばサードは前進守備を取るのが基本と思われる。
弐識であるならば相手がヒッティングしてきても問題ないでしょうしね。体で受けとめても平然としてるはずだ!!
まあ、何にしてもこの相手にそんなやり方をしなくてもいいんでしょうけどね。
久澄監督は弐識の姿を見せ、アレが清作君に足りないものの1つですかねと述べる。
・・・ガラの悪さか。
十分すぎるくらいあるだろ。その点に関しては先輩方とタメを張るぐらいだぜ。そうではなく――
去年の夏。藤倉に負けて以降誰より熱心に練習していた之路君。
弐識君は問答無用で信頼してますからね。
よい話ですな。弐識が之路さんを恐れるのは怖いのもあるが、敬意を払っているという部分も大きいと思います。
その生き様、普段の行いにより信頼を得ているからこそ之路さんの言葉に従おうという気にさせられるのでしょうな。
清作も大分敬意を払うようにはなってきているが、ここまでの信頼はまだ抱けてはいないでしょう。
ベンチで先輩たちの様子を見て学べるといいですな。
さて、之の路を拓く人の宣言を行った後、いよいよ試合開始を告げる第1球。
未だにガンつけ中でバッターの方を見てもいない弐識。
ならばと三塁線に向けて初球からバントを行おうとする卯馬上。
しかし、バットに当てたところで気付く。重さが・・・重さが去年とは全く違う!!
押される卯馬上。しかもボールの処理のために之路さんが怖い顔したまま迫ってくる!!
うお・・・来る。来る・・・な。来るんじゃねえー!!
球威に押されてはじけ飛ぶバット。ボールは小フライとなり、それを走り込んできた之路さんがキャッチする。
おやおや、これはまたみっともない有様でございますね卯馬上さん。クスクス。
甲子園に近づくためならいくらでも前進してやるよ。
カッコイイですなぁ之路さん。
沈黙する藤倉学園。そこにさらに追い打ちをかける弐識。
前に進んでねえのはお前らのほうだ。
またベスト4で満足なら同じことしてな。俺たちは港南学院ブッ倒して甲子園に行くからよ。
意識の高さがやはり違いますわな。
夏のシード権を得るぐらいの意識で来ている藤倉。この大会でも港南学院を倒して優勝を狙う桐湘。
どこまでもひたすら前進していこうとするその姿勢に清作も驚きを隠せずにいる様子である。いい感じですね。
得意の戦法が破られた藤倉学園。もう先の展望があるとも思えないし、ボコボコにされそうですなぁ。
大差がつけばベンチの1年たちにも出場の機会が与えられるかもしれない。清作はチャンスを掴むことができるのか。気になる所だ。
・777 スリーセブン
ヒロのことで仲が険悪となったフェイクと峰岸。
フェイクの方にしてみれば元々は友達付き合いするつもりはなかったのだろうが、意識が変わりつつあるみたいですな。
峰岸を呼び出し、ヒロのことなんてなんとも思ってないと伝える。そして忠告。
ヒロには近づかない方がいい。あと変なモン吸って自分の身体をこれ以上いじめないこと。
約束してナオちゃん・・・この2つを守ってくれないとアンタはマジヤバイことになる。
真摯な気持ちで忠告をするフェイク。しかし峰岸はそれを受け入れない。
彼氏を盗られたという気持ちが強いようだし、今は何を言ってもムダっぽいですな。
可愛い子に憧れを抱いていたようだが、ヒロの件を考えると今はそれがアダになっている感じか・・・
ブスの気持ちはよく分かるというフェイク。
確かに化粧していない燈ちゃんのことを考えるとそれは確かにと思える。
しかし化粧すれば美人になれる燈ちゃんと化粧してもそこまで変わらない峰岸とでは悩みの深さも違いそうであるが。
さて、数日後。
ヒロの車にGPS発信機を取り付けはしたものの、なかなか製造所の在処を突き止められていない。
そもそもヒロが製造所の場所を知っているかどうかもまだわかってませんしねぇ。
しかしそれ以外の手がかりがないのもまた事実である。根気よく張り込みするしかないですわなぁ、
今日ヒロが向かった先。その近くに張り込んでいたのはフェイク。
お、ちゃんとフェイクもマスクが作成したプロテクター装着しているんですな。
単体で見るとアレかもしれないがバイクと組み合わせるとライダースーツみたいでいい感じですね。
ヒロは車を走らせ、怪しげな建物の前で止まる。
100人見たら100人怪しいって言うだろうってぐらい怪しい建物。こりゃあ当たりですかな?
詳しいことは自分が調べるので今日は様子を調べるだけに留めろとマスクの指示。
それに従い動こうとしたところで、思わぬ人物の姿を発見するフェイク。み、峰岸・・・なんでここに。
ヒロのヤツ・・・絶対浮気してると思ってこっそりついてきたら・・・何ココチョー怪しい・・・まさかココにも女が・・・
アイツ・・・ホレた女はアタシだけだって言ってたのに・・・
前回付き合ってもいねーよと殴り倒されたっていうのになぁ。まだこんな意識でいるというのは一体どういうことなのか。
諦めが悪いというか何というか・・・どうでもいいがムダにプリプリさせるのはやめてください。お願いします。
どうやら中は本当にサンダーボルトの精製工場であった様子。
小さな建物なだけに中にいる人数は少ない。これで組織とやらは全員なのだろうか?といっても6人以上はいるか?
どうやらヒロは売人のままではなくもっと上に上げてくれと交渉に来たらしい。
その交渉を行う際、ここのことをサツにタレこんでもいいんだぜと口走ってしまう。うかつな奴だ。
後ろからバット持った奴が迫ってきているし、こりゃ始末される流れですな・・・
と思いきや、そこに峰岸が乱入。空気の読まない行動で助かりましたねヒロ。
なんてことはなく、峰岸ともども殴り倒されるのでありましたとさ。おやおや。
ヒロはさておき、工具で頭部を殴打された峰岸は見るからに危ない様子。
そのまま外に運び出され、車に積み込まれている。いつものとこに連れて行けと言ってるがどこなのだろうか。
まあ、そういうものの処理場みたいなのがあったりするんでしょうな・・・怖い話だ。
そんな危機的状況の峰岸を見捨てることができずに姿を現してしまうフェイク。
まだマスクやチェリーと合流できていないのに単身飛び出してしまうのは・・・でもまあ、仕方がないか。
しかし夜中にいきなりこのプロテクター姿の人物が目の前に現れるとなると裏仕事をこなしてきた奴らでも怖いでしょうなぁ。
怯んでいるうちに暴れるだけ暴れてしまうのがよいですかねぇ。さてさてどうなりますか。
・名探偵マーニー
今日もなんだか疲れた様子のマーニー。早く帰って寝ようと考えている様子。
しかしその帰り道。身投げしようとしているオジサンを発見してしまう。慌てて止めるマーニー。何も死ぬことはないでしょう。
止めるな・・・こうでもしないと・・・オレは人を殺さなくちゃならないんだ!
なんだか大変なことになっているみたいですな。
探偵事務所をやっているのでよかったら説明をしてくださいと持ち掛けるマーニー。
どうやらこのオジサン、小さいが会社の社長をやっているらしい。
不景気の煽りで銀行側から急な取引の停止を受けた。それでどうしても金が必要となり、闇金に手を出したそうな。あらあら。
どうにもならないことはわかっていたさ。それでもそうせざるを得なかった。私の肩には従業員の家族の生活がかかっているから。
ふーむ。責任感でありますか。
これがあるが故に退路を断たれた感じになってしまい、闇金にも手を出すことになってしまうわけであるか・・・
そういう連中が未だにのさばっていられる理由がわかってしまう話でありますな。
で、その闇金の社長から提案があったらしい。ある人間を殺してくれれば貸した金は棒引きにしてやると。
うーむ、さすがに闇金の社長とはいえ殺人依頼とは・・・狂気の沙汰でありますぞな。
もちろん一般人であるオジサンにそんなことが出来る筈もなく、それくらいならば自分の生命保険をと思い詰めることになったわけだ。
とはいえ自殺じゃ生命保険もあんまり出ないでしょうしなぁ。うーむ。
場所を変えて詳しい話を継続して聞くマーニー。
殺そうとしている対象のことまで聞き出すことに成功する。対象は女性。函館優美。元大女優でございます。
元大女優。その肩書だけでも尻込みしてしまいそうな相手である。
やはり私には無理だ。死ぬしかないと思い詰めるオジサン。
そこをどうにか思いとどまっていただくよう説得するマーニー。私がなんとかしますので・・・
その女優さんをなんとかしますので。マーニーにおまかせを。
女優をなんとかするという方向でいいのだろうか?まあ、とりあえずその場はそういう言い方しかできなくても仕方がないか。
しかし今回の件はどう考えてもタダ働きにしかならなさそうでありますな。
探偵らしく厄介ごとに巻き込まれやすいマーニーであるが毎回稼げるわけでもないのが困りどころだ。
さて、兎にも角にも闇金やら殺人依頼やらでキナ臭い事件。
ここはイザという時のために毛利さんに前フリをしておくのが大事でありましょう。
と思いきや海外研修で外国はロスアンジェルスに行ってしまっている毛利さん。何でこんな時に・・・!!憤りのマーニー。
いやまあ、毛利さんも仕事でありますし。勘弁してあげてくださいな。
というかそろそろ毛利さん以外の警察の窓口も開拓しておいた方がいいのではなかろうか。
毛利さんとばかり交友を深めて行くのもバランス悪いですしねぇ。む、なんか恋愛ゲームみたいな考え方だなコレ。
とりあえず調査は進めておくマーニー。
殺人依頼を行っている闇金社長の名前は野崎竜児。いかにもおっかなそうな感じの男である。
一方の自殺未遂のオジサンの会社は松田製作所。本業は部品製作で従業員15人程度の小さな会社の社長さん。
ふむ、一応オジサンの話に裏はなさそうでありますな。それはそれで厄介なわけでありますが。
殺害の対象である元大女優の函館さん。
今は一線から退いているこの人を殺す理由とは一体何なのか。
そのことも含め、函館さんに会ってワケを話して協力してもらうのがいいかと考えるマーニーでありました。
函館さんは鎌倉に店を出していてよくそこに現れるらしいのでそこに向かうことに。函館なのに鎌倉とはこれいかに。
それはさておき、鎌倉に到着。店の前で張り込むこと3時間。ようやく函館さんが現れる。
しかしマーニーが発見すると同時、茂みに潜んでいたオジサンも函館さんを発見する。その手には刃物が握られている・・・!!
どうやら殺す方の覚悟を決めてしまっていた様子。おやおや。
そうはさせじと割り込むマーニー。相変わらず人の窮地を見逃すことができない性質のようですな。
帽子をクッションにして刃物を握り止めるマーニー。あ、危ねぇ・・・
珍しい帽子姿で似合っているなとか思っていたら、こんな使い道もあるのか。
何はともあれオジサン――松田さんの凶行を防ぐことには成功した。
ビックリしながらも大丈夫ですかと言葉をかけてくれる函館さん。いい人だ。
命を狙われたというのにマーニーたちの話を聞いてくれる様子。
まあ、自分より危ない目に合ってる人の話ですしね。耳を貸すのも不思議ではないか。
ご存知だと思いますが私と野崎は結婚していました。五年前離婚しましたが・・・
私は彼と結婚したことで女優業を退いたんです。
野崎は嫉妬深い男でした。仕事はおろか男と話すこともゆるさない。監禁されているような生活。
弁護士を立てて三年かかって離婚することができました。
なんとも酷い話であるが、どうしてまたそんな男と結婚したりしたんでしょうかね?
相手が相手であるし、結婚するために色々と工作を仕掛けられたりしたのかもしれませんが・・・
それはそれとして、何故離婚して五年も経つのに野崎は函館さんを殺そうとしているのか。その理由は分かりやすいものであった。
野崎は私が再婚するまで月150万を支払う義務があります。
私の女優としての最盛期を棒に振った慰謝料として。
そ、そりゃあ苦しい。いつ再婚するかもわからない相手のためにずっと慰謝料を払い続けねばならないわけか・・・
自業自得な部分は大きいのだろうが、なるほど。殺そうとするのも分からなくはないなぁ。
でもそれならば函館さんの再婚作戦でも練った方が平和的解決だった気がするのだが・・・うーむ。
まあ、そういうことを考えるような平和的な人間じゃなかったってことなんでしょうな。
松田さんは会社が傾いたことによるものか妻には離婚され、子供を連れて出て行かれたと言っている。
そんな独り身となった者同士、感じるものがあるのかいい雰囲気になる松田さんと函館さん。おやおや。いい歳こいておやおや。
そんな空気を切り裂き、この件を終わらせるための提案を松田さんに行うマーニー。
その内容は一週間後に明らかとなる。
松田さんは野崎に電話。
全ての事情を知りました。私が彼女と再婚します。それならアナタは慰謝料を払わずに済むと宣言する松田さん。ほほう。
それを聞いた野崎は怒り、叫ぶ。オレは殺せと言ったんだ。函館を殺せ!!さもないとお前の会社は・・・と。
しかしその言葉を引き出すことこそがマーニーの仕掛けた罠。
今の発言はしっかり録音されている。それを証拠として即座に警察が乗り込み野崎を逮捕。
容疑は強迫殺人教唆。言い逃れはしようがありませんな。うむ。
って結局毛利さんが出てきているんですな。研修から戻ってきたところを捕まった形か。ご苦労様であります。
そんな感じで事件は無事に解決。野崎は捕まり函館さんは死なずに済み、松田さんの会社は・・・たぶん持ち直したと思われる。
そして二月後――
裁判も問題なく進んで財産没収と懲役八年か。まあそんなとこか・・・
しかし・・・松田さんと函館さん。本当に結婚しちゃうとはね〜〜〜〜
フリではなく本当に再婚する流れとなるとは・・・男女の出会いって奇妙なものですよね。
殺人依頼をしたことでその被害者と加害者がくっつくこととなった。
まあ、そのことにより野崎の望み通り慰謝料支払いの義務は消滅したこととなるわけだが・・・財産没収されちゃどうにもアレですな。
マーニー「人生ってままならないもんだよ。ねえ、ゆりかちゃん」
ゆりか「あれ?マーニーなんでいるの?」
関係者ですから。むしろそれはこっちのセリフだといいたいところだが、ゆりかちゃんなら当然いるに決まってますわな。ハハハ。
しかしやはりマーニーは男女のイチャつきに当てられることが多い気がする。
それを行ってくる最大の相手がこのゆりかちゃんであるのだが・・・友情がよく長続きしているものだと感心しますわ。本当。
まあ、マーニーにも春が来る可能性がないとは思わないが・・・
危ない橋ばかり渡っているようではまだまだ先のこととなりそうですなぁ。うむ。
・ANGEL VOICE
後半開始早々全力で走り回る市蘭。
こんな走りをいつまでも続けられるはずはないと考える船学。そりゃそう考えますわな。
おそらく5分――5分でペースを通常に落とす。
ペースの切り替え時には思わぬ隙が生まれるものでござる。そこがこっちにとっては狙い目。
そのように考えていた船学であったが5分経っても市蘭の動きは変わらない。
全員がとにかく走り回り、ボールへと詰め寄せていく。
ならば10分だ。10分で落とすはずと考える船学。しかし――当然の如く10分経過しても市蘭の動きは変わらない!!
さすがの市蘭でもこの動きは無茶がある。息があがりだしている。
しかしそれは市蘭の動きに付き合っている船学にも同じことが言えるわけでして・・・ほほう。
二宮さんが右サイドを駆け上がる。ここから折り返して成田に合わせるのが黄金パターン。
だが、今回の二宮さんのキックは精度を欠き、成田にはまったく合わなかった。
しかし船和学院のDF鈴谷はこのクロスボールをヘディングで外へ出す。
傍から見れば全く危なげなく処理できる球であるのにコーナーのチャンスを与えてしまった。これは船学らしくない。
見ている観客の中にも不安になる者が現れるぐらいであす。ってまだ市蘭を軽んじているのがいるのか。
互角の戦いをしていると述べる一般の観客。しかしそれは違うと天城たち。
それはピッチにいる船学の選手はもちろん、自分のところのサッカーを見慣れている船学の生徒たちもわかってるだろうとのこと。
コーナーに・・・逃げた!!
あの場面でゴールライン方向にクリアするなんてことは・・・八津野が相手でもほとんどなかった。
こんなことってあるのかよ・・・・・・?うちが市蘭に・・・押されている。
さすがに船学。応援している生徒も目が肥えている。
DFが成田の影に怯えてコーナーに逃げた。まさに状況が見えていなかったという話ですわな。
これにはさすがに土岐監督も渋い表情を見せています。
ユゥエルを成田のマークにつかせてとにかくこのセットプレーでの得点は回避しようとする。
また、市蘭のスタミナに合わせて動くことで逆にこちらが先に潰れるのではないかと危惧する選手もいる。それに関しては古川――
そうなる前に流れを変えるでござる。なせば成る――でござる。
何やら怖いことを言っている。どうするつもりなのか・・・
セットプレーでユゥエルと張り合う成田。
ニアへの飛び込みは警戒されているし、とにかく高さでユゥエルの上を行くしかない。
が、さすがに相手の技量が凄い。
単純な身体能力だけならば互角以上に競り合えるかもしれないが、上手さではやはりユゥエルに軍配が上がるか。
ここで始まるのは船学のカウンター。
古川はここで決めようと考えている。確かに船学がここで追加点を取ることとなったら流れは変わるかもしれない。
そして古川ならばそれをやってきそうな気がするのも確かである。怖い話だ。
まあ、今の市蘭ならば全力で守りきりそうな気はするが・・・果たしてどうなりますかな。
・バーサスアース
突然"敵領土"に向けて歩を進める謎の自衛隊員。
勿論実際に自衛隊に所属しているわけではない。佐藤一佐も戸惑うばかりである。
時は来た。千本の柱が集まっている今こそ・・・始めよう。神々との戦い(ラグナロク)を。
相変わらず北欧神話にかぶれている様子ですな。なんだか安心します。
それはさておき佐藤一佐。命令違反で敵領土に近付こうとする隊員に対し、苦渋の決断を下す。
同じ制服を着た人間を撃たねばならんとは・・・辛い話でしょうな。
脚を狙って動きを止めるというのが妥協案でありますか。しかしその決断は遅く、もう領土に達するのは秒読みとなっております。
この動きは自衛隊のみならずヒミコさんやイヨちゃんたちの元にも届けられる。おぉ、注目の的ですな。
領土内に入った途端に柱から発射されるマントル熱線。
しかしその熱線を防ぐのは・・・同じ深柱。今回もマンホールから登場のスルトだ!!
だが、その姿は前回と少し違っている。
マンホールから出突した。と思いきや、地面とは繋がっておらず浮遊している。通常の柱型とは違う感じとなっている。
スルトを盾として歩みを続ける謎の男。
じりじりと間合いを詰め、その異様な感じに染まった左目を熱線を放つ深柱へと向ける。
僕に従え!!
その目を見、その言葉を受けた深柱。まるで首を垂れるが如く・・・折れる!!ぐにょん。
これには当然驚きの表情を見せる一同。し・・・深柱って折れるものなの?
余りにも謎の現象が発生し、戸惑いの色を隠せない面々に向かい、男は声高に名乗りを上げる。
聞こえるか地災研!!薄汚い盗人萩原一族!!
僕の名は真宮寺ルイ!深柱研究は本来真宮寺のもの!
お前たちに深柱の力は渡せない。領土の中枢。サンファインに辿り着くのはこの僕だ!指をくわえてみてるがいい!!
ようやく、ようやくヘルメット男の名前が明らかとなりました。いやあ初登場から長かったですなぁ。
しかしどうやらこのルイ君、ヒミコさんたち萩原一族と関係がある様子。
ヒミコさんによると、父の萩原大和と共に地災研の設立に関わった男の名が真宮寺誠伍教授であるとのこと。
ふうむ、設立後何かがあって萩原家と真宮寺家が対立するようなことになったのでしょうか?
でもそれをヒミコさんが知らないのはどういうことなのか・・・うーむ、色々と根が深そうですな。
そういえばヒミコさんは支部長代理という立場のはずである。
となると実際の支部長は父の大和氏であるのだろうか?その辺りもまだ謎がありますなぁ、地災研。
さて、折れて大人しくなった深柱。
しかしその異変を解決するべく、近くの深柱が・・・いや、その中から別の深柱が姿を現す。
アーカスの時と同じような現れ方ですな。20mはありそうな巨体をうねらせてルイ君に襲い掛かる深柱。
これに対しても目を見せて動きを止めようとするルイ君であったが、止まらない。
目の力が効かない・・・「戦士」か!!
どうやらルイ君の目は兵士である柱にしか効果が無い様子。
まあそれだけでも十分に凄いことなのだが・・・気になるのはルイ君は「戦士」という分類を知っているという部分なんですな。
銀眼王たちが定義している言葉を知っている。柱側の情報にかなり詳しいということだ。
真宮寺家・・・研究の進み具合は萩原家の比ではないということか・・・?
巨大な深柱の攻撃をかわし、一気に建物の上にまでジャンプするルイ君。
通常の人間ではありえない跳躍力である。しかしその謎はすぐに判明する。
そう、自衛隊の服の下に纏っていたそれは・・・人工筋強化服――マッスルコート!!
うーむ、地災研設立に関わった真宮寺家のものであるし、マッスルコートの独自開発位は出来ていてもおかしくはないということか。
だがそれよりも驚きなのはやはり側に漂うスルトの存在でありましょう。
20m級の深柱に対し、スルトは新たな形態で応戦する。
スルト!解き放て!!柱獣形態(フェンリル)!!
炎の巨人スルトが終末の狼フェンリルに変わった!?
北欧神話のそれっぽい名前なら何でもよいってことなのか!?いやまあそれはいい。
ともかく、獣のように牙をむく形態へと変化するスルト。その牙は容易く相手の外甲を砕き、髄幹を食いちぎる。
髄幹捕食(スパイラルバイト)!!
深柱に対しては熱線を放つよりも遙かに効果的な一撃。
一瞬のうちにspinal――脊髄を破壊する。これが真宮寺家の深柱研究の成果ということでしょうか。
ふ・・・はは・・・弱・・・あはははは!戦士級弱!!弱すぎ!!
もらうぞ柱の王!全ての深柱の力!!
どうやら狙いは銀眼王の持つ王の力である様子。
ふうむ、やはり深柱に対する知識量は地災研とは比べ物にならないようですなぁ。
これは融合したスルトから得た情報なのか、それとも先に情報を得てからスルトと融合したのか。
うーむ、色々と気になる流れになってきましたな。
第三勢力。独立した勢力といえる真宮寺の存在。これが戦局にどう変化を生じさせるのか。
ハルトたちが重傷でしばらく動けない今は大人しく見守っているしかないのかもしれませんな。
・3年B組ジョースズキ
蓮古田二郎先生再び。新たな短期連載シリーズが開始であります。
ジョースズキは本当に中学生ということでよろしいのですか?
まあ、誰も追及はできないだろうしその辺りはもうどうでもいいのかもしれない。
滅茶苦茶ではあるが全力の言葉にまんざらでもない様子を見せる下山さん。
むう、滅茶苦茶でも全力であるならば通じることもあるということか!?
そういうつもりで言っているわけではないし、守れてもいないようですがね。
・雨天決行
甲人のピンチに駆けつけるのは夜行。
さすがに鋼鉄の体を持つ鬼だけあり水柱ぐらいでは貫けそうもないようですな。
しかし赤舌も水を操りながら動き回るため素早さはなかなかのものである。
夜行の攻撃をかわし距離を取ることに成功する。
あのビルに人間がつっこんだって言うからよ・・・どこのバカ妖怪の仕業か見に来てみりゃ・・・
また・・・ミョーな場所から血のニオイがするしよ・・・テメーの血だったのか雨ふらし・・・
ハッ。そのザマ・・・また弱ークセにかかってったみたいだな・・・
ふむ、どうやら確実な情報を得てこの場に来たわけではないみたいですな。
それでも事件へのアンテナの高さはなかなかのものである。
赤舌のことは何回か目撃していた様子の夜行。
であるならば何としても赤マントの情報を得るために確保したい所でございますな。
なんせ火車に関しては残念な結果となったみたいですし・・・
獲物を横取りし、意気揚々と引き揚げている夜行。
しかしどうやらあの小太りの火車は操られていただけの死体だった様子。
うーむ、あの焦りの姿が全て演技の操作であったとはなぁ。これは一本取られました。
そういった苛立ちもあり、今回の標的は逃したくなさそうな様子の夜行。
赤舌の方はというととにかく今すぐに甲人を殺したい様子。立ちふさがるなら容赦はしないって感じですな。
正直さぁ・・・赤マントくんの眼中にないヤツなんて・・・僕だって視界に入れたくないんだよねぇ。
本当、コイツはどこまでも赤マントが行動基準なのでありますなぁ。
一途というか何というか。
ともかく始まる両者の戦い。
しかし水柱が効かなかった以上、赤舌が夜行に有効な一撃を与えられるとは思えない。
身体能力を活かして蹴りを入れてはみたものの、反対にネジ角のカウンターを受けて足に穴を開けられる。
ネネさんも下手すれば同じようなことになっていたんですなぁ。うーむ、やはり夜行の力は強い!!
ケタ違いの能力を見せて圧倒する夜行。カッコイイですなぁ。
馬頭は今のうちに退くべきであると甲人に進言する。
しかし甲人は赤舌の話を聞きどうやら思う所が出来てしまった様子。
そう、あれは道を違えた――出会うタイミングの狂った甲人の姿であるのかもしれないのだ。
このままあの人と戦っていいのか。悩む甲人。
そこで浮かぶのはあの最初に怪異と化し、甲人の雨によって浄化されたおじさん。
おじさんは甲人の雨を受け、笑顔でお礼を言っていた。そう、救いの雨をもたらすことができたのだった。
・・・そうだ・・・僕はバカだ。そもそも・・・何で・・・戦わなきゃいけないんだよ。
救うんだよ!僕らの雨で・・・今度こそッ救うんだッ!!
赤舌に自分を重ね、雨で救うと決意した甲人。
それ故に夜行の攻撃から赤舌を庇い、割り込むような行動を見せる。ふむ、やはりこうなりましたか。
救うといってもどのように救うのでしょうか。
夜行から赤舌の身を守ることはできるかもしれないが、それだけでは心を救ったことにはならない。
何かいい光景を見せることで赤マントの呪縛を打ち払う流れとなるのでしょうか?
しかしあの過去を見るとなかなか難しいような気がしますが・・・
とりあえず流れを見守ることとしましょうかね。
・ペーパーブレイバー
しょっちゅう嘔吐するけどぼくは元気です!
嘔吐する女子キャラも増えては来たが、ここまで頻発する子というのもなかなか珍しいと思う。これが妖怪トシャブツ・・・
ダイレクトかつリズミカルにえぐり込んでいく右華ちゃん。
さすがは武闘家。聖利ちゃんにとっては痛恨の一撃でございましたな!!
左葉お兄ちゃんが妹と同等の興味を聖利ちゃんに抱いている・・・!!
シスコン卒業とはいかないようだが、これは結構いい話かもしれませんな。さてさてどうなるのか。
たかゆき・・・なんでそうなるのたかゆき。
というか何で勇者を倒す方の話になるのだろうか。いや倒されたがっているからしょうがないのか?
思ったよりもえぐいトラウマ話でありまして、そりゃあいたたまれなくもなるというものである。
こりゃ新たなトラウマで上書きするぐらいでないといけないのかもしれないな。
魔王の恰好をしたたかゆきに再登場願いますか。単にトラウマの種類が増えるだけかもしれないが!!
・ツクモモモ
今の高校生はもうラジカセとか見ないのか。時代ですなぁ。
誰にとっても苦手なものはあるということですな。
さくらさんの弱点はわかったことだし、なんとか有効に使えば対抗できるようになるかもしれない。
そうやって不興を買うとえらい目に合されそうですがね。
石ぶつけて襲われているスキに降りたらよかったんじゃないでしょうか。いやまあいいんですが。
犬に首輪をつけた九十九さんはなかなか妖艶な感じがしてよろしいですなぁ。フフ・・・
・いきいきごんぼZ
おやっさんがまるでレオパルド戦車のような突撃を!!グオゴゴゴ。
しかしおやっさん水中戦が得意なのに運動部にも所属してないのか。水泳しようぜ!!
秘密がバラされるときは過去にも遡ってどんどん暴露される。
もう過ぎ去ったことだし大丈夫だと安心していたらこれだよ!!
女子にかまってもらえる嬉しさとかそんなこと言ってられる状態じゃありませんで、ホンマ。
人生で2回来るというモテ期。昔自分が聞いたのは3回だった気がするのだが・・・何勝手に1回減らしてるワケ!?
おもんないことや古い流行語も平気でいえる。
それを言ったときやその後の雰囲気作りが上手いんでしょうな。
ネタそのものは面白くなくても雰囲気で笑わせられる人ってのはそれはそれで凄いと思う。
むしろそれがリア充の条件であるのではないか。うーむ、難しい話ですなぁ。
とりあえずネタやるなら恥ずかしがっちゃダメってことですよね。間違いない!!
・最強少女さゆり
さゆりちゃんは生まれた時から強者であったらしい。
うーむ、誕生の瞬間に全生物のランクが1段階下がるとかそういう現象が発生してそうですな。
アルバム見るのに何でこんなに彼らは熱くなっているのだろうか。
いや源さんの成長とか見ているといろいろと熱くはなれますけどね!!
しかし写真に添えられた文字が色々と酷い。じいちゃん意外と毒舌。
両親が存命なのは良かったがどういう理由で入院中なのだろうか。地味に気になる所である。
・木曜日のフルット
幽霊が住み着いているかと思ったら謎の怪人が出現したりと・・・どうなってるんだこの部屋は!!
というか普通に撮影されるような存在なのか?
いや、カメラが回ったからむしろ喜んで出てきたのかもしれない。完全カメラ目線ですし!!イッツショータイム!!
・総合感想
筋肉祭りだ3マッスルズ。ブ暑苦しく行こうぜ!!
まさか新しいスリーがこういう方向性とは・・・いや、嫌いじゃないですけどね。むしろ良し!!
ただ単行本同時発売企画っぽのでそんなに長く続く纏まりではなさそうですな。
さて、次回はその3マッスルズの企画が進行。
筋肉川柳とは一体何なのか・・・楽しみにするとしましょう。
2013年 47号
・弱虫ペダル
レース序盤にほぼ1周差というハンデを背負うことになった総北。
背負うことになったというか、自ら背負う判断をしたというか。
ともかく、その失策を嘲るのは柏東の柳田。不可能!!この差をひっくり返すのは不可能!!
追いついて"周回遅れ"にしてリタイアに追い込んでやる!!目の前だ!!
金城たち3年のぬけた穴はやはりでかかったな!!手嶋!!
凡人、手嶋。思い知らせてやる!!今年はこの柏東が全国へいく!!
嬉しそうに吠える柳田。ハンデ背負った相手に勝って力を証明したことになるのだろうか?
いやまあ、向こうが勝手にやっただけで、合わせる義理はないに決まってますが。
何にしても手嶋さんはここから後ろの集団に追いつくつもりでいる。
そのためにまず――ボトルの1つを後ろへと放り投げる。えっ!?
当然まだ中身の入っているボトルである。それなりの重量はありましょう。
そのボトルをナイスキャッチする柳田。下手すれば気付かずに頭に直撃してたんじゃあるまいか。
悪いな柳田!しばらくあずかっといてもらえないか。手がすべっちまった。
取りに来るから。大事な記念ボトルなんだ。あとで・・・そうだな・・・9周目くらいに?
ああ、そうだ。中身は飲んでくれてかまわない。重たいだろうしな。ゆっくり、ティータイムを楽しんでくれ。
なるほどー。手がすべったのなら仕方がないですね。うん、仕方ない仕方ない。
そういえばこのティータイムうんぬんの挑発は合宿の時も行っておりましたな。
こういう精神的なゆさぶりをかけるのも上手い人だから困る。
久しぶりに性悪な感じの手嶋さんを見た鳴子。心での呼び名も手嶋さんからパーマ先輩へと変わる!!そういう変わり方!?
ともかく、青八木さんを先頭にして後ろの集団を引き離しにかかる総北。
まずは80%の力で、とのことなのでどうやらまだ全力ではない。しかし鏑木が驚くほどの加速力を見せる青八木さん。流石である。
鳴子「いやぁ―久々見ましたわ。悪手嶋さん」
今泉「かつてはオレたちを苦しめ追い込んだ知略、戦略」
元々は足りない力を知略で埋めるってキャラでしたからねぇ。
さすがに主将になってからは身内に性悪な部分を見せるようなことはありませんでしたが、本番で敵なら容赦なしでありますわな。
集団はまとまっているから怖い。
けど、バラバラにしてしまえばそうでもない。
オレがハデに"追いつく宣言"をしたことで集団には2つの感情が生まれたはずだ。
まさか追っては来ないと思ったけど"ひょっとして"という恐怖と"ふざけたことを言いやがって"というもう1つ。
2つの感情は集団を2つに分ける!!集団は数が減れば速度は落ちる。せっかくオレたちをおとすチャンスを台無しにする!!
なるほど。確かに前回の最後、あのまま集団で迫られたらどうするのかなとは思わなくはなかった。
その集団をバラけさせるための挑発であったわけですな。
2つに分かれず、全員揃ってふざけんなと怒って走り出したら危なかったですな!!
まあ、もしそうなったとしても追いつかれるつもりはなかった様子。
オレたちは6人揃ってる!!
強い意志と力を持ち、なおかつ信じられる6人だ!!追いつくよ!!必ず!!
ふむ、やはりそこが総北の拘るポイントであるってことですな。
しかしそんな総北を意地でもリタイアさせてやろうと迫る柏東。
速度の出せる3人が凄い速さで後ろから迫ってくる。さらにその後方には幕張京葉が4人。
どの選手もレースとかの速度ではない。とにかく今ここで追い越すことだけを考えて踏んでいる様子である。正しい判断だな。
手嶋さんの策略により本気にさせてしまった奴らが出てきた。
ならばどうするか。ここはそう、青八木さんの本気を見せてもらう場面となる。100%の力を出してもらうのだ。そう、これが――
必殺――田所さん直伝――総北名物肉弾列車。改め。酸素音速肉弾丸青八木列車!!
息を、空気を、酸素を思いっきり吸い込む青八木さん。
その結果、肺はとんでもなく膨張し、胸が爆発的に膨らむ。た、確かにこれはインターハイで田所さんが見せた技!!
うーむ、田所さんがやったからなんとかギリギリアウトぐらいで済んだが、青八木さんまでやるとなるとこれは・・・
酸素音速の時の青八木さんの顔が妙に綺麗だから余計に膨張のおかしさが際立っている!!
と、ともかくそんな青八木さんの100%の加速は凄い速さであり、鏑木は再度驚かされることとなる。
速い!!何て速さだ!!ついていくだけでやっとだ。すげぇでかく見える青八木さん。ていうか、本当にでかい!!
この膨張は錯覚だよというフォローまでさせない鏑木のセリフ。やりおる。
なので鳴子がでかくなった理由について解説してくれます。
きたえ上げたんや。筋肉を、体幹を、そして肺を。
自転車競技の体幹筋肉はもともと自転車に跨ることによってふくらむ。ペダルを蹴るために膨張する。
あの人の体はそれがドエライ落差。ちょっと特殊や。その肉体をインターハイ用にたたき上げとるんや!!
ふむ。まあ青八木さんの肉体の膨らみ方が一般的ではないというのは分かりました。そりゃそうよ。
というか腕や脚など体幹筋肉とは違う所まで一緒に膨らんでいるように見えるが・・・まあいいか。
とにもかくにも、念願のインターハイに出場する青八木さんのモチベーションは高い。
その勢いを乗せてチームを引っ張り・・・結果、本当に9周目には先頭に追いつくこととなった総北。ハンパねぇな・・・!!
でもまあ、読者としてはもちろんやるとは思ってましたよ。これに関しては観客の言葉と一致する。やると思ってたぜー!!
すごい歓声だ。全員が総北の味方って空気だ。集団はすっかりそれに気圧されてる。
6人で遅れてギリギリのドラマティックな展開に客は酔いしれてる。手嶋さん!!あなたはひょっとしてここまで読んで――
いたのかどうかは定かではない。まあ、そうなったらぐらいには思っていたかもしれませんな。
ちなみに加速前に後ろに放り投げていたボトルはちゃんと返してもらった様子。
柏東の下川くん。ミーハーな感じの子であるなぁ。
さて、先頭に追いつき、残り1周。ここからは鏑木の仕事と言うことになる。
エースとしてゴールを取る。そう宣言したからには取ってもらわないといけないって話だ。
今泉君が前に出てゴールまで運ぶ様子。絶対にオレにふりおとされるな、死ぬ気でついてこいと述べる。
速い!!ムダがない!!なんてキレイな加速なんだ今泉さん。
言われたばかりなのにさっそく振り落とされそうになる鏑木。
しかしその後ろを押して支える鳴子と坂道。エース背負たんやったら鼻血出す気で回さんかい!!
すげぇ!!鳴子さん。オレを押しながら何倍も加速する!!
坂道の凄い所は事前に知っていたが、他の先輩の凄い所もこのレースで叩き込まれることになった鏑木。
レース前はオレ1人で十分いけますとか言ってましたのにねぇ。すっかり驚き役になってしまって。
予選とはいえレース本番ではなく、もっと早い練習の段階で凄さに気付いておきましょうよ。
まあ、ともかく。先輩たちの後押しもあり、見事に鏑木はエースとしてゴールを決める。
といっても、他の連中もすぐ後ろまで来ていたりするんですけどね。
必死そうな鏑木とは違い、余裕の表情でゴールを決める面々。坂道はちゃんと上手くバンザイできるようになってますな。
それにしても、今泉君のポーズが何か奇妙である。一輪車にでも乗っているかのような構えだ。アピールアピール。
トップ・・・ゴール・・・した。パンクして・・・周回遅れになって・・・
オレ・・・本当に・・・トップ・・・ゴール。すげぇ・・・なんてチームだ・・・チーム総北!!
結局、ハンデをものともせずに6人揃って独占ゴールを決めた総北高校でありました。
うーむ、もはや他の千葉の高校とは格差がありすぎてワンチャンスもないんじゃないかと思えてしまいますなぁ。
来年は来年でまだ坂道たちも残っているわけですし・・・千葉の他の高校の方々は災難ですな、本当に!!
・錻力のアーチスト
紅白戦は一気に進行し5回。
さすがに100点差はついていないが、この時点で0対30。5回コールドには十分な点差であります。
うーむ、確かに勝てる気は全くしていなかったが、見事なまでの大差でございますな。
練習試合だというのに終わったころにはぐったりしている1年生たち。
その1年生に負けたら練習量倍に増やすつったの忘れてねーだろうなと述べる弐識。え、それマジで言ってたの?
さすがに今の練習量を倍に増やすのは無理があるような。そうですよね、之路さん。
倍じゃ夏を戦い抜けないな。10倍に増やそう。
笑顔でそんなことを言ってのけるからこの主将は鬼である。
大丈夫。俺はもっとやってるからとか言い出してしまいそうなところもヤバイ点である。
何にしても先輩たちには完敗を喫したとさすがの清作も認めざるを得ない。
ホームラン4本どころかヒット1本も打てなかった清作。それに対し弐識はこの試合でホームラン3本を出している。
ピッチャーの質が一緒じゃないから同一には語れないが、何にしても完敗には違いないですわな。
ともかく、そんな風に練習試合が終わったタイミングで、ちょっとチャラい感じの男性がグラウンドに現れる。
――どんな試合でも全力でのぞむのは良い心がけですが・・・
今週末から春季大会だということ。ヒトに抽選会を押しつけておいて忘れたわけではありませんよね。之路君。
その様に述べながら現れたのは、久澄監督。
ふうむ、監督も男の人でございましたか。それはまた残念な気もしますが・・・まあ、良しとしましょう。
それよりも、春季大会の組み合わせの発表である。
他の学校のことは分からないが、注目は八子がスカウトされた港南学院。
桐湘とは反対側のブロックであり、ぶつかるには決勝まで勝ち抜かないといけない。ふむ。
・・・だったら全部ブッ潰せばいいだけの話だよな・・・!
やる気になっておりますなぁ。
春季大会は神奈川県内のそれぞれの地区予選を勝ち抜いた86校と選抜に出場した1校をあわせて87校で行うトーナメント。
3週間で最大7試合行われることとなる。へぇ、地区予選は事前に行っていたんですな。
上位2校が関東大会出場だけど、強豪校が重要視してるのはベスト16。そこまで勝ち上がれば夏の予選のシード権が得られるからだ。
だからシードを取れればそれでいいという高校もあるけど――・・・
言いながら監督の方を見る喜多さん。
久澄監督はそれに応え、こう述べる。何となくで得られる試合をして得られるものに価値はありません。
優勝と経験。両方手に入れます、と。おぉ、強気で良い発言でございますな。
桐湘の1回戦の相手は藤倉学園高校。
そこは去年のベスト4・・・いや、それよりも去年の先輩方が県予選準々決勝で負けた相手である。
それはそれは、因縁の相手でございますなぁ。1回戦から波乱の予感がする。
いきなりノックアウトされたチームが相手ということであるが、之路さんは笑顔でこう述べる。
監督・・・リベンジする機会をくださり、ありがとうございます。
さすがに之路さん。やる気満点でありますな。
1回戦だし体調万全の状態でのリベンジ。確かにこれは良い機会といえましょう。監督のクジ運は決して悪くない!!
さて、監督の勧めに従い円陣を組む桐湘。
2、3年生の間に1年生を入れ、監督も加わっての円陣。
組み上がったところで両腕をスッと持ち上げる。ん?なんだこの構えは?
チームのために。勝利のために。心をつなげ!桐湘ファイト!!おお!!
その掛け声と共に、両腕を自身の両隣の選手の胸に叩き付ける。ほほー。これは面白い。
心をつなぐというのを表すいい円陣でありますなぁ。面白い。
しかし弐識に思いっきり殴られてむせる清作のような子もいたりする。酷い!!まあこれもまたスキンシップよ。
清作も殴られたことより、春季大会――公式戦をこのチームで挑めることを考えて胸を高鳴らせております。
さて、練習のあとはチームの結束を固めるイベントということなのか、全員で銭湯へと向かう。
長髪なだけあり、ヘアケアはしっかりと行う柊。
さすがにこの人数だと銭湯も貸し切り状態となっておりますなぁ。
こういうイベントには不慣れな清作。しかし悪くないと感じている。すっかりデレておりますなぁ。よいことだ。
そんな清作が注目するのはやはり弐識の体。脱ぐと凄い筋肉が露わになっていて目を引く。負けてられねえ。俺も鍛えねえと!!
弐識「・・・ニヤニヤしながら見てんじゃねえ。ソッチかテメー」
清作「違います!」
まあ、傍目から見たらそのように思われても仕方がありませんわな。ナメまわすように見ちゃいけませんよ。ドワハハハ。
銭湯からあがり、各自帰宅。
清作は弐識と家の方向が同じだからか、一緒に帰宅するような形になる。
しかし逃げる弐識を追い、思わず追いかけだす清作。意識しないでストーカーになっているとは一体どういうことなのか。
さすがにこの行動はソッチかテメーと言われても仕方がない気がする。厄い厄い。
弐識の標識を発見する清作。
その家へと入っていくのは弐識・・・ではなく、また別の男。何やら強そうな雰囲気の男である。
男が肩に背負っているんは港南学院のカバン。
そう、この男こそ弐識の兄、弐識義壱である。兄がいたのか・・・しかも港南とは!!
兄は港南学院の寮に入っており、ここには荷物を取りに戻っただけとのこと。
夜半に練習を行おうとする弟の姿を見て、兄はこう述べる。
――今から練習か。ムダなことを。俺がいる限り、神奈川から甲子園に行くのは港南学院だ。
お前たちがどれだけ努力しようと無意味だ。
おっと、強気な挑発でございますな。名門の港南の中でも自身は別格ということなんでしょうか。流石に弐識の兄と言える。
しかしそんな強気な発言に、しっかりと強気な反応を返して見せる清作。こちらも流石である。
わかんねーだろ、そんなこと。俺が桐湘の四番打って、港南学院倒してやるよ。
よい反発心。というか、まだ四番の座は諦めてませんのね。いい心がけではありますなぁ。
さて、弐識は清作を伴い公園へと向かう。そして先程の鬱憤をぶつけるかのごとく素振り。
殺ス!殺ス!ブッ殺ス!!兄キも港南も俺の手で葬ってやる!!
メチャクチャキレた様子でバットを振るう弐識。
性格の悪い兄キを持つと苦労するぜとか言っているが、アンタがヒトの性格のことどうこう言っていいものなのか!?
まあ、あの兄にしてこの弟ありってことなんでしょうな。弐識家・・・ヤバイ家だ。
弐識兄は港南の四番を務めている。それはつまり県内最強のバッターであることを意味する。
10年に1人の逸材と騒がれ、普段の練習からプロのスカウトが押し掛けるくらいの選手だという。それはまた凄いな。
そんな兄を持つ弐識は清作に言う。うらやましいか、俺が、と。
越えなきゃならない壁がすぐ目の前にある。一瞬でも気を抜くと押し潰されるくらい近くに。
四六時中野球がアタマから離れない。恵まれてるぜ。
偉大な兄を持つ弟。何かと比べられそうな厄介なポジションでありましょうに、恵まれていると弐識は語る。
確かにプレッシャーは大きいが、それを成長の糧と考えるのは面白いですな。前向きさが伺える。
まあ結果としてすっかりヒネくれた性格になってしまったみたいでありますが。
そんな話を聞き、清作も一瞬もムダにはできないと改めて考えるようになる。この人がこんだけやってんだから――
別に・・・うらやましくなんかないスよ。俺には弐識センパイがいますから。
ふむ、取りようによっては普通に告白と受け取れなくもないセリフである。これには弐識もドン引きだ!!
まあ、清作がソッチであるかどうか。かなり怪しく思えてきましたが、まあ今はさておくとしましょう。
弐識としてもソッチの気は全くないわけですし。それに――
お前が俺みたいになろうってのもムリな話だ。
タイプが違うからな。俺はパワーで打球を飛ばすタイプで、俺程の筋力が無いお前はバットにボールをのせて飛ばすタイプだろう。
今日の紅白戦。之路先輩からデカいファール打ったよな。あのスイングは肩の力が抜けて背スジが伸びたおかげで視野も広がって・・・
まあ・・・まあまあだったな。軟弱なお前にしちゃあ。
ファールにこそなったものの、確かによい当たりでしたものねぇ。
その後は力んでサードゴロ。次の打席は三振に終わったみたいでありましたが。
同じようなスラッガーかと思ったが弐識と清作とではタイプが違う。なかなか面白い話ですね。
そりゃあバット二本持って素振りするような無茶苦茶なマネは清作には出来まい。
それよりも綺麗なフォームを意識して振り抜くようにした方がいいってことでありますな。ふーむ。
さて、時間はさらに経過し、週末。春季大会1回戦の日となります。
清作、伊奈、栗原くんは無事背番号をもらいベンチ入りできた様子。果たして出番はあるのかどうか。
ちなみに清作の番号は21である。
中学生の時はセンターで背番号8だったからな。21に何の愛着もねえけど。
初めてランドセル背負った時みたいに・・・誇らしくて、背中が熱い・・・!!
よい感情ではあるが、初めてランドセル背負ったときにそこまでの感情を抱いたものであろうか・・・
子供の頃から感情を高ぶらせてきたんですねぇ。
それはともかく、之路さんを先頭に、試合へと挑もうとする桐湘。しかしそこに立ちふさがるガラの悪い連中。
之の路を拓いて行こうとしたところを止められる。交通整理でございますか。
コイツは去年の夏大炎上した火のクルマなんだぜ。誰かが止めてやんねーと迷惑だろォ・・・!
上手いこと言いながら現れたのは藤倉学園高校3年の卯馬上淳。
なんだろう。ベスト4ではあるんだが・・・なんというか、顔からしてダメな奴らの集まりって感じがしてならないぞ藤倉学園!!
轢くぞ。どけ。
之路さんに絡むチンピラに対し、こちらもガラの悪い面々で対抗する桐湘。ガラの悪さで後れを取ると思うなよ!!
マウンドにあがってない之路さんは優しい・・・とまでは言えないが、大分マイルドですからねぇ。
代わりにメンチきってあげる奴らが必要なのは言うまでもないということだ。
というか弐識相手によくケンカ売る気になれますな卯馬上サン。死ぬぞ!!タックルでもされたら本当に轢かれたみたいになっちゃう!
とにもかくにも因縁の相手との対決でございます。
まあ、この相手なら完全な状態の之路さんの敵ではないでしょう。間違いなく。
完璧に抑え、メッタ打ちにしてくれることに期待したい。そうなればベンチの清作たちにも出番あるかもしれませんしね。
・実は私は
校長室にて何か悪そうな後姿を見せている茜ちゃん。悪魔ですもの、悪そうな姿ぐらい見せるさ。
くくく・・・今年もようやくこの日を迎えたか。
役者は十分すぎるほど揃っておる。見せてもらおうか、愚民どもが醜く争う様を。
そして見せてやろう。この世の頂点とはこの私であると。そう、この体育祭での!!
やってきました、学校イベントの目玉のひとつ、体育祭。
茜ちゃんの示す役者の中に凛ちゃんが含まれているが、やはり千里眼で凛ちゃんの存在も理解している様子ですな。
いや、さくらさん達のような普通の人間も入ってるし、別に常人でも問題はないのか。
体育祭当日。何やら嬉しそうな葉子さん。
そういえば去年は日焼けの関係で参加はできなかったんですよね。そりゃ嬉しいか。
と思いきや、運動は苦手なのでこれだけは日光ダメでよかったと思っていたそうな。そうか、運動ダメなんだ葉子さん・・・
でもその割に今年は嬉しそうでありますな。全然嫌そうには見えませんが?
うん!!それがな?なんかこの学校パン食い競争あるって聞いて。それなら話は別です!!
みんな大好きパン食い競争。運動が苦手な子はこういうところに希望を見出すのだろうか!?
というか葉子さん、キバ丸出しでかぶりつく気ですかね?
ちゃんと口元隠して飛びつくと言っているが、葉子さんのことだしむしろ羽の方まで出してしまわないかと不安である。
葉子「問題はパンはパンでも何パンが採用されとるかってことやねん!!」
獅穂「パンツ食い競争ならアタシも参加するけどねぇ」
さすがの朝陽もこの獅穂さんの発言はスルー。
ツッコミが我慢できない体質のようだが、他のことを考えることで触れずに済ませたぞ!
まあ、楽しそうな葉子さんの姿を見ていたらオッサン臭いボケぐらいはスルーできるってものですよね。うん。
葉子さんはおかんにええとこ見せんとやし!とやる気満々。へぇ、お袋さん見に来るんですか。
親父さんはそんなもん行くかとか言ってるらしいけど・・・あの素直じゃないだけの親バカが来ないはずがないでしょうに!!
いや、とはいえさすがに3m越えの巨体がやってきたら嫌でも人目につく。来るとは限らないか。
てかあれで学生のとき一体どうやって秘密を守っていたのか不思議に思う朝陽。全く不思議ですね。
まあ、たぶんアレですよ。この学校の生徒も全員どこか抜けているんじゃないかと思いますよ。
昼間にでっかいコウモリがビデオカメラさげてやってきているのに大した問題にもしてないし!!
はー。おっきいいコウモリさんやなぁ。
肝心の葉子さんでこの反応であるしなぁ。いやまあ葉子さんは元からアホの子か。
わざわざ教えてあげても緊張するだけだし、これはこれで良いか。
にしても親父さん、もっと細かいコウモリになることもできるでしょうに・・・
ん?それだとビデオカメラをさげることができない?なるほどなー。
まあ、ともかく。体育祭ともなればそれぞれの家族が見にやってくるものである。
葉子さんの家族がやってきた。となれば、他の家族も姿を見せる。そう、例えば男子がやたらと群がっているその場所には・・・
朝陽がそちらに目を向けると同時、剣を構えて凄く緊張した様子の凛ちゃんが現れる。
どうやら圧倒的なまでの痴女力に震えているようだ。未来人は姿が見えなくても痴女力が感じられるのか。
というか、やってきてしまったのか!!獅穂さんのお袋さん・・・つまり、カリスマ痴女が!!
ちょっとサービスしただけで群がった男子が鼻血を吹いてぶっ倒れるというカリスマ痴女。現代でも危険な存在だ・・・!!
そして、何故か売店でぼったくりをしている藍澤兄の姿も見えたりする。
こちらは関係者の家族としてというより祭りの稼ぎに乗じているだけでございますな。間違いなく。
そんな兄の姿を眺めている藍澤さんの表情がなんともいえない。
だっ・・・大丈夫かこの体育祭ー!?
今更ながら戦慄する朝陽。本当に今更だなぁ。
そもそもこの学校の体育祭は去年からして普通では無かったわけでして。なんせあの茜ちゃんがやる気になってるイベントだぞ・・・
いつもは生徒の前に姿を現さず、教頭が行事挨拶をするに留めている。
が、体育祭の時だけはプロジェクターごしに挨拶をする校長。これは確かに学園七不思議の一つに数えられてもおかしくはない。
というかこの学校、謎の発生という意味ではもう7つどころじゃないんじゃなかろうかと。
ともあれ、校長である茜ちゃんの挨拶。
挨拶というか、どうやら何かの宣言を行う様子。みかんも楽しみにしている企画の宣言。
そう、この学校の体育祭の特殊なルールの説明である。
例年通り我が校は紅白のチーム分けなどはせん。
全て個人戦。どの競技に出るかは己で決めよ。大会の最後に成績と同時にMVPを発表する。
そしてこの校長の持てる全ての力を使い、MVPの願いを一つ何でも叶えてやろう!
なんとまあ・・・そう来たか!!こりゃあ盛り上がる宣言だ。実際みかんもかなりやる気になっている。
確かに茜ちゃんであれば大抵のことは叶うんじゃないかなとは思う。
増えたり飛んだり紅本先生の大破した新車を直したりしてますものねぇ。ん?最後のは何か違うぞ?
いや、コネを使って中古車を回してもらったのも校長としての力ということなのかもしれないが・・・やはり何か違う。
ともあれ、朝陽の願いはそういった悪魔の力でどうこうという類のものではない。
というか、本人がその気になって押していけばすぐに叶うんじゃないかと思う願いだったりする。ヘタレめ。
まあ、恋人になれるかどうかでドキドキしている期間こそが楽しいって考え方もありますしね。若い若い。
それにしても随分と太っ腹な企画でありますなぁ。
続きのルール説明によると一般参加も受け付けており、家族の誰かがMVPを取るのもありらしい。ほう。
事実去年のMVPは一般参加者であったそうな。
茜「これが去年のMVPの写真だ。願いはおかし一年分であった」
朝陽「そういうカラクリかぁーっ!!」
なんというマッチポンプ。自分で企画し、自分で優勝して特典を掻っ攫うとは・・・悪魔め!!
なるほど。それで冒頭にて、やけに体育祭を前にして悪い顔で気合を入れていたわけである。
ちなみにこの企画は紅本先生も一応賛成している様子。生徒のやる気の活性化に繋がるのは間違いないですしねぇ。
しかし今年はその紅本先生の様子が違う。なんと、自身も参加しようというのだ!!
い・・・いやキサマが参加すれば勝つ自信がびみょうに・・・否っ!!なぜ教師が体育祭に参加する必要がっ・・・
校長が参加しているのに一般教師の参加が不可という理由はありますまい。
このルールならば他にも参加したいと思う人はいるでしょうしねぇ。
それにしても紅本先生。この貼りついたような笑顔は・・・怒っている感じがする!!
なんだ!!まさか・・・あの私が大破させた後直したと言った新車は全くの別物・・・中古だとバレたのか!?
それとも・・・冷蔵庫の缶ビール全てに穴を開けたことか!?
あるいは明里の特服姿を回覧板で回したことか!?
なんだか色々と細かいイタズラをしているみたいですな茜ちゃん。
というか、回覧板はともかく缶ビールの件は絶対にバレるだろう!!
にしても、車を直してもらったと思った時の紅本先生がまた可愛くていいですなぁ。
紅本先生は茜ちゃんの肩に手を置き、こう告げる。
・・・私がMVPだった時の願いはですね?校長。私の新車を新車で弁償してもらうことです。中古ではなくてね。
この際ビールと回覧板のことは見逃してやりますから。
予想通り全部バレてたー!!いや、そりゃバレるさ。
ナンバープレートすら元の番号に合わせていないのではバレて当然と言える。
まあ、あの茜ちゃんがそこまで気が回るかというと・・・うん、難しい話ですわな。
こうなったら最後の手段と震えながら考える茜ちゃん。しかしそこに先回りする紅本先生。
弁償代を学校の経費でおとそうとしたら、ぶっ殺す。
木刀担いでそんなことを言い出す紅本先生。なんだか昔に戻ったみたいでありますな!ハハハ・・・
まあ、本人の言うとおり、MVP取ったらというだけでもかなり紅本先生は譲歩してますよね。
自身が勝てそうにないと悟ったら、茜ちゃんの妨害に回りそうではありますが。
というわけで、一般参加もOKとなり、色々と厄介な身内が参加することとなった体育祭。
親父さん、結局人前にデカイ姿を表すのかよ!?
こ、こんなカオスな体育祭が普通に行われてよいものなのか・・・?
茜ちゃんだけブルマであったりするわけだが、そんな特異性など周りに比べれば些細なことに思えてしまうから怖い。
一体どうなってしまうのか・・・いやまあ、どうともならずに普通にいつもの様に進行するんじゃないかとは思いますけどね。
とりあえずカリスマ痴女がどこまで姿をチラ見させてくれるかに期待であります。
全身は出ない方が想像とか楽しめてよいかも。
・囚人リク
脱獄後のことを語ったリク。
心が纏まったところで、いよいよ全員に脱獄計画の詳細を伝えていく。
まずは手錠抜け。GPS付きのこの手錠を外せるようにならないと話にならない。
関節を外すのにもコツはいるし、事前に特訓しておかないといけませんわな。
そんな話をしている7人。いや、6人。
324房全員揃っているのかと思いきや、周龍は1人運動場を走り回っている。
ふーむ、周龍は今まで独居暮らしだったのか。この9年間ずっと問題児だったわけなのか?
さすがにずっとかどうかは分からないが・・・独居入りさせられるだけの抵抗はしていたわけですな。ふむ。
史郎さんがいうように、ようわからんやっちゃである。
さて、夜になったことでいよいよ手錠抜けの特訓開始。
周龍は相変わらずの居眠り。視線浴びてるのにしっかり眠ってるじゃねえか。
レノマさんが苦戦した手錠抜けであるが、さすがに椿。すぐにコツをつかんで見事に成功してみせる。
静かにだが、外せたことの感慨を口にしている椿がいい感じですなぁ。おお・・・
地味に天野も外せているのだが、まあ天野たちは事前に聞いていて練習していたんでしょうな。
さて、問題のレノマさん。実はまだ出来るようになっていなかったのではないかと疑われていたレノマさん。
しかし見事に外して見せる。おぉ、出来るようになったと言ってたのは嘘じゃなかったんだ!!
だがどうやらかなり痛いらしく、あんまり何回もやりたくはないらしい。なるほどなー。
意地張ってこっそり痛がるあたりが流石というか何というか。可愛らしいことである。
どうでもいいが史郎さん、さすがに声がでかすぎじゃないっすかね。ヤバイ単語は出してないけども。
そんな風に皆で騒いでいる中、いつの間にか目を覚ましていた周龍。
いやまあ、あれだけ史郎さんがデカイ声で叫んでいたら目も覚ますか。
それはさておき、周龍は324房の面々の名前と刑期を次々に上げていく。
天野渉。建造物等損壊罪で懲役8年。現在3年目。
松尾智弘。傷害罪で7年。
椿陽平。殺人罪及び逃亡罪で25年。
江田史郎。殺人罪で20年。
佐々木麗乃真。殺人罪で28年。
栗田陸。殺人罪で30年。
どうやら運動時間の間走り回り、これらの情報を集めて回っていたらしい。
ほう、単に広い所に出たのが嬉しくて走り回っていたわけじゃないんですな。これは侮っていました。
しかしやはり後ろ4人の刑期は凄いですなぁ。
史郎さんもレノマさんも3人殺しなのに刑期に開きがあるのはギャングであるかどうかの差なんだろうか。
周龍曰く、脱獄というデカイ行為を共にするのだ。得体の知れない奴と組めるわけがない。
だからお前ら全員信用するに足る奴らかどうか調べさせてもらった。とのこと。ふーむ、値踏みってわけですな。
今から全員と殴り合って絆を深めるってわけにもいかないでしょうし、自分で調べて納得してくれるならそれでいいですわな。
そんな周龍であるが、調査した結果、リクのことが一番分からないと述べる。
お前殺人罪って、殺ったのは警官らしいじゃねえか。
やるじゃねえかお前!!そんなことやってのける奴にゃ見えねえのになぁ!!
そのような褒められ方をされましてもなぁ。
殺しを褒められるのは不本意だし、そもそもリクは殺しなどしてはいない。
その警官を殺したのは同じ警察だ。俺は誰も殺していないと説明する。
と、何故かいきなり雰囲気が険悪なものへと変化する周龍。む・・・これは・・・?
他の面々の罪と刑期は判明したが、周龍自身のことは判明していない。
なので椿が問う。何をしてここにきたんだ、と。
しかしそんな椿に挑発的な言動を行う周龍。調べ回ってる時に聞いたんだけどよ。あのさ――
めちゃくちゃチビな野郎とケンカして負けたらしいな。
そのせいで前にいた工場じゃボスとしての求心力をなくしたらしいな!てこたぁ転房できて丁度よかったな!
それからあとさ――お前、背中に妹の彫りもん入れてるらしいな。
娘とか恋人とかなら聞いたことあるけど珍しくね?見せてくれよ。なあ!なあ!!
非常にデリカシーにかける物言いの周龍。
椿自身はあまりその言葉に気にした様子はないのだが、さすがに史郎さんはキレる。
ええ加減にせえや!!と殴り掛かるが・・・それをギリギリの見切りで躱し、史郎さんの背後を取る。
ふーむ、見事に関節を極め、さらに首を掻っ切れるような体勢となっております。
史郎さんも本気ではなかったでしょうが、一瞬でこの体勢に入れる周龍。たしかにだてに2代目をやっているわけではないってことか。
一気に不穏な空気の流れる324房。
まあ、最終的にはレノマさんがまとめることとなったわけですが。
細けぇいきさつなんかに意味はねぇ。脱獄の意志があればそれでいい。
なんかあったら、その時は俺がぶっ殺す。
ふーむ。連れてきた責任という話でしょうか。
それはそれで大事かもしれないが、やっぱり雰囲気が悪くなるのは勘弁してもらいたいところですなぁ。
脱獄という大事を成すためにも心は繋いで起きたいところなのですが・・・
何かイベントでも起こさないといけないかって感じですな。
周龍の下獄の理由によってその内心は垣間見えることとなりそうな雰囲気。
警官殺しの話をしたときの様子を見ると、警察に対して遺恨がありそうな感じ。
とはいえスラム出身者なら松尾の例もあるし、警察に対しては微妙な感情を抱いているのは多いでしょうしなぁ。
リクが警察のトップである鬼道院をぶん殴るという目標を抱いているのは知っているが、それでもこの態度だし、むむむ・・・
さて、ともかく今夜からグライダー制作作業を開始する運びとなりました。
リクとレノマさんの2人で備品室に潜入。長時間の作業になるのでハリボテ作戦で看守の目をごまかす構えだ。
豚みたいになってるリクのハリボテ。確かにレノマさんの時はもっとかっこよかったなぁ。
それはさておき、備品室。まさに宝の山。
しかしその宝の山には罠も潜んでいた。
うっかり塗料の入った缶を蹴飛ばし、中身をこぼしてしまうリク。
それぐらいならばちゃんと拭いておけば済む話であったが・・・なんとドアの向こう側に流れて行ってしまっている。
まさかの窮地。宝の山には罠がつきものでって話であろうか?いや、単なる凡ミスでありますけどね。
しかしこれはどうするのか・・・備品室なら普通に扉の開閉はできそうだし、サッと開けて拭いて閉めれば問題ないか!?
だが看守の足音はすぐそこまで迫っている様子。開閉の瞬間を見られたらそれこそアウトだ。
看守が流れ出た塗料に気付くかどうかが問題であるが・・・果たしてどうなりますことか。
・バチバチBURST
鯉太郎の勝利を目にし、自らも続かんと闘志を漲らせる天雷。
まさに勝ち上がらなければならない理由には十二分過ぎるといったところか。
王虎を倒して優勝できるのはやはりこの男であろうと注目度の高い天雷。
ケガの具合が心配なところでありますが、はてさて・・・
対するは闘海丸。その体つきはまさしく力士らしい。
親方たちもなかなかやりそうだと判断してくれています。
が、取組前から汗をかいていたことから分かるように、どうやら緊張する体質のキャラである様子。
土俵に上がろうとしたところで足を滑らせ、顔面から落下。へぶっ。そしてそのまま回想に移行する。
これで何度目だ・・・またなのか・・・?また俺は同じことを繰り返すのか・・・?
高校生の頃の闘海丸。本名は国丸つよし。
その頃から太っちょな感じであったが、髪型はかなり不良っぽい感じでありました。
しかしどうやら親分肌であるらしく、頼られると断れない性分だったそうな。
そのおかげで気が付けば自身の周りにはいつも野郎で溢れかえっていたという。
そんなつよし君にお願いをしに現れたのは、メガネの細川将太。このメガネ君同級生だったのか。
どうやら相撲の団体戦に参加するためにメンバーとなって欲しいと頼んでいる様子。
大丈夫だよつよし君なら!顔も怖いし・・・デブだし・・・何よりデブじゃないか!!
デブを連呼されても。
まあ、それよりも気になるのは細川君の夢。彼はプロになることが夢であるそうな。
スカウトが来るこのチャンスを逃したくない。なんとか団体戦で目立ちたいと考えている様子。
その話を聞き、真剣な表情で受けとめるつよし君。
細川「・・・あれ?笑わないの・・・?これ言うと皆笑うのに・・・」
つよし「コレと言って夢中になれるモンがない俺がお前を笑えるかよ」
ほほう。これはいいセリフですなぁ。国丸つよし、なかなかの好漢である。
だが、その日は先約で頼まれていることがある様子。残念ながらと断ろうとする――が。
えー!?つよし君、相撲の大会出るの!?絶対に応援行くから!私お相撲大好きなんだ!
まさかの女の子登場に驚愕するつよし君。
生まれてこの方野郎に声を掛けられても、女子に声を掛けられるコトなんてなかった。
しかもしれが密かに想いを寄せていた女子だなんて・・・はりきって参加するしかないではないか!!
そりゃあ恋のハートがバーストするってもんですよ。どす恋。
・・・って、まさかこんな所でタイトルのバーストが飛び出すとは。よもやのバチバチBURSTの主題を飾る男となるのか、つよし君!!
まあ、実際のところこの女の子は細川君の仕込みであったわけでありますが。悪い顔してるなメガネ!!
というわけで高等学校相撲静岡大会。
5名の団体戦。細川君曰く、僕とつよし君で必ず2勝は取るから、他の3人のうち誰でもいいからあと1勝を頼むとのこと。
その言葉が示す通り、小兵のメガネでありながら、器用に足を掛けるなどで勝ち星をあげる細川君。
へぇ・・・やるじゃねーか・・・本当に本気で相撲やってたんだな・・・
伊達にプロを目指しているわけじゃないってことですな。
太るのも才能であるから線が細いのは仕方がない。それ以外の所で努力をしてきていたわけだ。
そして太る才能のあるつよし君の出番。
実際に相撲を取ってみると、思ったよりも激しい。さすがに戸惑うつよし君。
そりゃあ、いきなりデカイのが頭から突っ込んでくるんだもんなぁ。驚きますわい。
でも、初めての土俵で見事なうっちゃりを決めたりするつよし君。これはなかなか凄いですなぁ。
その様子を楽しそうに見ている男が1人います。
ほう・・・あの学校2人も面白いガキがいるじゃねーか・・・1人は技巧派のメガネ・・・しかし残念なのは線の細さか・・・
そして今のモロコシ頭・・・あの右の腕力は実に魅力的だ。アリャ天性のモンだな。
グハハハと笑いながら評するのはヤクザ。ではなく、鏡川部屋の親方、鏡川一平さんでございます。
なるほど、これが細川君の言っていたプロのスカウトというヤツでございますか。
いや、声を掛けられても別の所にスカウトされるんじゃないかと思えてしまいそうなんですが、この姿・・・
ともかく、無事に決勝まで進めるつよし君たち。
こうなればこのまま優勝したい所。見事に2勝を収め、残すはつよし君の取組のみ。
任せておけと土俵に上がろうとしたところ、周りから黄色い声援が飛んでくる。
その声に振り向くと・・・気になっていた女子が本当に見に来てくれていた!!
汗をかきまくり、緊張しまくるつよし君。純情ですねぇ。というか応援してるときのこの女子は普通に可愛い感じでございますな。
腹の底から力が漲る。やってやる・・・やってやる!!
見ててくれエンジェル!漢・国丸つよしここに・・・炸裂!!!
腹の底に漲った力が見事に炸裂しました。ただし後ろへと。
立ち合い時にそんなに踏ん張るのだもの。屁が漏れたとしても仕方がないですよね・・・ああ、仕方がない・・・GOOD LUCK!!
こうして俺は"決勝"で散った・・・
これが肝心なトコでの緊張からくる勝負弱さの始まりだった・・・
なるほど。この大事故がトラウマになったわけでありますな。こりゃヘコむ。
いいところを見せるどころか、やらかしてしまった上に惨敗。そりゃあ起き上がれないくらいにヘコみますわい。
気を付けの姿勢のままうつぶせになっているつよし君の姿が何ともコミカルだ。
そんなつよし君に、もう忘れようよと語る細川君。だが、つよし君がヘコんでいる理由はそれだけではなかった。
それもある・・・いや・・・九割五分それだが・・・それに加えて俺がヘコんでるのは・・・
お前の夢を潰しちまったってコトだ。スマンかった。
割合はさておき、そういうことを気に掛けることが出来る。国丸つよしはやはり好漢でございます。
だが勘違いしておりますな。目立つことが肝要であり、優勝できるかどうかが重要だったわけではない。
事実、2人の姿はしっかりとプロの目に留まっている。
土俵には夢がある!!名声・金・女・・・ほしくば俺のもとに来い!!
そう、倒れているつよし君に声を掛けて去っていくヤクザ・・・もとい、鏡川親方。
いや、これ本当に最初の土俵のくだりがなければ組への勧誘にしか聞こえませんですよ!!
細川君はさすがにスカウトであると気付いたのかもしれませんが。
ねぇ・・・つよし君・・・このまま相撲続けないか・・・?君・・・才能あるよ。
この勧めにより、つよし君も相撲を始め、2人揃って入門。
闘海丸として、幕下優勝決定戦という大舞台に立つこととなったわけでありますな。
ふーむ。なかなか面白いエピソードでありました。
好漢の天雷に対するは同じく好漢の闘海丸という流れなわけですな。そして共に怪力でもあると。
もちろん緊張するかどうかや顔の差などは大きくあったりしますが・・・まあ、それはそれ。
似たようなタイプの2人の戦い。熱いブツカリ合いに期待したい所であります。
しかしメガネの細川君は今どのぐらいの番付なんですかねぇ。
もし三段目であったとしたならば面白いかもしれない。
三段目は細川、渡部、川さんという技巧派揃いの場所となっていたことになりますからなぁ。
うーむ、それはそれでどんな取り組みが出来上がっていたのか、見てみたいものである。
・ドカベン ドリームトーナメント編
パーフェクトか同点か。まさかのビデオ判定にもつれ込む勝負。果たして結果は・・・
審判が協議に入ってから10分以上が経過するが、なかなか結果がでない。
ポールを巻いたか巻かないかの判定ならすぐ分かるがかすったかどうかは分かりづらいという話だ。
あれだけ鋭いスライス打球ならばかすらずともああいった動きはするでしょうし・・・難しい判断ですな。
甲子園はあそこまで完璧に打たれて運ばれたのだからわいの負けや!と口走る。
不知火は不知火で口にこそ出さないものの、はっきりとフェアゾーンに運べなかった自分の負けであると考える。
各人の想いはどうであれ、この結果は勝負を左右するものとなりそうですからなぁ・・・
世紀のジャッジ。
13分にも及ぶ協議の結果、今の打球はファールであると判断される。おやおや。
まあ、まだ打ち直しの機会もあることですし、この判断の方が納得はされやすいってことですな。
当の2人にしても、まだ勝負ができるのだと考えれば問題ないでありましょう。
甲子園の第2球。これも大きな当たりを見せる不知火。
今度は逆側、レフト方向へと高々と飛んでいく。
が、今回ははっきりとわかるほどのファールでありました。
うーむ、これでまた長い協議に入ったりしたらさすがにファンも怒るところだったで。
さあ、パーフェクトまであと1球。スタンドからもあと1球コールが沸き起こる。
決めるのか甲子園。打ち砕くのか不知火。
もちろん遊び球は無しの3球勝負。しかし三度これを打つ不知火。
打球は痛烈なピッチャーライナー。甲子園が素早く反応し、グラブに収め・・・いや、グラブが弾け飛んだ!!
グラブに当たっていなければそのままバックスクリーンへの痛打であったと思われる打球。
しかし弾いた分方向が変わってセンターの左に抜ける当たりとなる。
が、センターを守るのは三原心平。この不規則な辺りに追いつこうとしている。ダイレクトで捕ればアウトだが――
残念ながら捕球はなりませんでした。パーフェクト破れたり!!
ついに完全に記録を打ち破ってのヒットが飛び出ました。やはり決めたのは不知火であったか。
とはいえ、まだ負けているアイアンドッグス。
不知火を2塁に置き、打順は一番のマドンナ。
はてさて、この流れで藤村甲子園を打ち、同点へと追いつくことができるのかどうか・・・うーむ、分からないところですなぁ。
・毎度!浦安鉄筋家族
ハロウィンの日だからって本物の怪物にやってこられても困る。
実際、普通に訪れれてハロウィンの話をすればフグオの母は歓待してくれたでしょうにねぇ・・・
イベントとしての話題性はともかく、まだ日本ではそれほど行っている家が多いとは思えないハロウィン。
クリスマス等に比べるとまだまだ浸透性は弱いって感じですな。
・侵略!イカ娘
カラカラいってるしキャラメルぽいなと思ったら本当にキャラメルが出てきた。
倉鎌で道に迷って困った顔をしていると可愛い中学生が相談に乗ってくれるらしい。
ふむ。それはそれで観光名所としてはアリなんじゃないかと思えますな!!
というか、最低限の現地語は分かるようになってから観光に来ようぜ。
・ペーパーブレイバー
あれっ。まだ治らない!?1話またいだのに!!
いきなりメタフィクション的なことを言い出す子である。
聖利ちゃんの回復魔法は離れた相手にも効くんですな。
剛島右華ちゃん。今回ははっきり分かるほどに巨乳となっております。
そりゃあビカリさんも凝視するってもんである。いや、さすがに凝視しすぎでありましょう。
それにしてもまさか八兵衛ちゃんより先に登場していたとは・・・気付かんわ!!
あれが恋の始まりになるだなんて・・・思わんわ!!
八兵衛ちゃん曰く、それは恋じゃないとのことだがどうなんですかね?
気になる相手というのは間違いないわけだし、恋の始まりなんて案外そんなものかもしれませんぜ?
冷めるのも早いかもしれませんが。
右華ちゃんの武闘家アクションはなかなか映える感じでよいですな。
しかし勇者にトラウマがあるとは一体どういうことなのか・・・
心強い味方候補ではあるのだが、ビカリさんの精神的には持たない相手かもしれません。
まあ、それに耐えるのも勇者の務めってことですよね。きっと。
・ウチコミ!!
初心者のため受け身が基本だったレンの練習にも変化が訪れる。
雪村さん相手に背負い投げの打ち込みを行うこととなりました。
一度指導しただけなのに割とさまになっているレン。
伊達に家で何度も反復練習しているわけではないってことですな。
練習ということで、最後までは投げ切らず、寸止めの状態としている。
が、10回目で投げてみろという春樹の指示。
ようやく人を投げることが出来る。これは高鳴る話でございますな。
まあ、今のレンにしてみると、昨日投げる機会があったのに投げられなかったことが思い起こされる様子でありますが。
というわけで、ずいぶんと力が入ってしまうレン。焦ってる焦ってる。
その焦りにより、足を滑らせ、ぐらついて転倒。転がりながら雪村さんと一緒にヒューマに蹴りを叩き込む。ぐわっ。
パワーはさすがであるが、精神的な部分がやはりまだまだですな。
やっぱこんな奴、立川学園との対抗戦に出さない方がいいっすよと主張するヒューマ。
始めたばかりの人間が再来週までにまともに柔道が出来るとは思えないとのこと。まあ、それはそうですな。
そもそも最初に戦う相手としては立川学園は破格の相手過ぎる。
なんせ全国大会上位常連の強豪私立でございます。
スカウトされたエリートも多く、白帯なんて間違いなくいないでしょう。
高校、大学、就職。柔道で人生のし上がろうって連中もいるだろうし、オリンピックを視野に入れている奴もいるそうな。
20年くらい前の顧問同士のつながりで伝統的に行われている対抗戦。
だが、ここ10年ほどは力に差がありすぎてボロ負け続きとなっているらしい。
うーむ、近いうちに対抗戦の話もなくなってしまいそうな流れでございますな。
その話を聞いたレン。自分が打ち込みの練習に加わると一人余ってみんながいつもの練習ができなくなると主張しだす。
よって、足手まといとはならないよう、道具を用いての自主練習を開始する。
ふうむ。健気な心遣いではありますなぁ。さりげなく受け身ではなく投げの練習に入ってはいますが。
さて、一方その話題の立川学園の練習風景に場面変換。
なのだが、突然変わり過ぎたので、一瞬このハゲ親父が本物の柔道部顧問!?あの女教師はフェイクか!?などと思ってしまった。
それはそれで面白かったかもしれない。
まあ、ともかく。立川学園の柔道場は広い。
その広い柔道場で数十人の男たちが一斉に乱取りを行っている。
当たりが強すぎ、鼻血が噴き出ても休むことなく練習を続ける。うーむ、過酷。
というか、隣同士が近すぎないかね、これ。投げたら足とかぶつかってきそうだ。
実際へばっている相手のところに投げが叩き込まれたりしている。危ない環境でございますねぇ。
へばっている部員に声をかける紅林。
大丈夫か?練習についてこれてるか?
そのように聞いているが、別に相手の身を案じての発言ではない。
ついていけていないか。なら辞めろ。邪魔になる。足手まといだ、とのこと。
確かにこの環境では邪魔になりそうな気がしますなぁ。エリート校らしい過酷さである。
まあ、入った部員もそういうところだと覚悟して入っているはずですからねぇ。
1日が終了。レンたちの方も練習は終わりとなっている。
黙々と1人で打ちこみをしているレン。
練習時間が終わった後もしばらく残って続けると言っている。
そんなレンを赤くなりながら手招きする日下部。何故赤くなる。単に練習で体が上気してるだけかもしれんが、何故赤くなる。
というのはさておき、手招きしているのは日下部だけではない。雪村さんや春樹も同様のことをしている。クイクイ。
相手してやるよ。1日の成果みせてみ。
そのように述べる春樹。
ふむ、どうやらレンが口にした足手まといという言葉が引っかかっている様子ですな。
足手まといにはならせねーから覚悟しなと述べる春樹。
これも過去、紅林との考え方の相違によって生まれたこだわりか何かなんですかねぇ?
春樹の後ろを雪村さんと日下部が支える。これぞ3人打ち込み。
重みが増すから思い切りかけても問題ない形となりました。って日下部。その形じゃ雪村さんの首極まってるぞ!?
そして、手招きはしなかったものの、ヒューマもこの練習に参加してくれる。
形がおかしくないか見てくれるそうだ。おやおや、素直じゃないけど、やっぱりこの子もいい子でありますなぁ。
素人を置いて行かず、皆で高め合おうという意識を持っている春樹たち。
一方の紅林、無価値なものは置いていくという思想。
柔道は所詮個人競技・・・俺は俺のために戦う。
考え方としてはそこまで間違っているわけではないんですな。
指導者には間違いなくなれないだろうけど、アスリートとしては問題ない考え方といえる。
もちろん人との対立を招く考え方ではありますが・・・
さてさて、対抗戦ではどのような思想のぶつかり合いとなるのか。楽しみであります。
・クローバー
ライダース男こと吉良も圧勝。次に勝てば準決勝進出が決まることとなったハヤトチーム。
逆に鈴峰チ−ムは後が無くなり、周りに煽られる状態となっている。
ハヤトにやられた奴、まだうずくまってるんですな。
さて、次こそは真田の出番。
かと思いきや、オレがいくと主張しだすゲンゲン。もうトイレから帰ってきたのか。
オレにいかせてくれ。一回試合しねェと緊張が解けねェ。
何をかっこつけてかっこ悪いこと言ってるんだろうかこの男は。
恋愛関係では恥ずかしげもなさそうな感じなのに、何故こういうところでは緊張するのか。
相手は鈴峰チームの対象である鈴峰自身が登場。
しかし、正直今のゲンゲンは相手の問題より自身の緊張との戦いになってますからなぁ。
オレは緊張してない。オレは緊張してない。オレは・・・
オレは・・・緊張してる。
どうやら少年時代から大勢の人前にでると緊張して実力が発揮できないタイプだったらしい。
緊張すると腹にくるのもその頃からだったわけか。
三つ子の魂百までというが、少年時代に身に付いた習性はなかなか治りませんよね。
だけど緊張したあげくに思いっきり殴られているようではなぁ・・・
と思いきや、殴られたおかげで目が覚めた様子のゲンゲン。
いてェなコノヤロウと反撃開始。
まあ、こうなってしまえば敵ではありませんわな。
圧倒的なラッシュで鈴峰を吹き飛ばし、快勝を決めるゲンゲンでありました。フー。
無事に準決勝進出を決めるハヤチたち。
周りの不良は殺気をもって見つめ、春木や幹部たちは面白そうに眺めている。
そんな中、なんだか可愛い顔してアイツらスゲェなと認める男が1人いる。む、何者だ・・・?
今後の流れに絡みそうな発言であるが・・・はてさてどうなりますのか。
次の準決勝では真田や真木の出番はあるんですかねぇ。その辺りも気になる所です。
・真・餓狼伝
警察から無事戻ってきた京太郎。しかし剣三郎はその京太郎に制裁を与える。
まあ、道場主としてみれば教育的指導は当然のことではありますかね。だが――
代々武勲をあげた黒岡の血筋じゃゆうて喜八殿亡き後も面倒を見てきたが、この明治は剣の世に非ずッ!貴様はただのお荷物じゃッ!!
おのれなぞ破門じゃーッ!!どこへでも出て行けー!!
おやおや、破門まで言い渡してしまいますか。さすがにそれは如何なものかと。
いや、いきなり警察馬を斬り殺したりしたわけですし、それぐらいは当然か・・・?
前回のことを考えると、なんとなく剣三郎が八つ当たりしているように見えなくもないのが問題でありますな。
そこで警視総監である太浦さんが執り成しをしてくれます。
ふむ、太浦警視総監ということは、モデルは大浦兼武さんでございますかな。太浦になっているのは一応の気遣いなのか。
ともかく、太浦さんは警視総監であることは明かさず、警察関係者のものであると自己紹介する。その結果――
引っ込んどれッ!ワシは署長とは昵懇ぞッ!余計なコト言うとクビ飛ばすぞッ!!
アカン剣三郎。あまりにそれは小物すぎる発言や!!
よりにもよってな相手にこの発言。後で正体を知ったら真っ青になったりしそうだなぁ。
それはさておき、破門を言い渡され、お荷物扱いもされた京太郎。
どうやらかなり落ち込んでしまっている様子。まあ、そうでしょうな。
時代が悪かった。もし今が剣の時代であったら。戦乱の世であったなら・・・
・・・御先祖はよかった。小さき体躯でも活躍できる場があった・・・
フフフフ・・・なーに、俺には最初から何もなかった。
剣に捨てられ。父に捨てられ。今また丹水に捨てられた・・・俺には何も残ってやしない。
暗く沈みこむ京太郎。大人たちは誰も声を掛けることができずにいる。
そんな京太郎に対し、口を開いたのは・・・丹波文吉。
あー気持ちワリー。
沈み込んだ京太郎にハッパをかけるべく、文吉が口を開く。
あれが悪いだのこれが悪いだの言ってないで、好きなようにすればいい。剣がやりたきゃやればいいじゃないかとのことだ。
難しいコトはわっかんねーけどよ。テメー自身が一番剣を愚弄してんじゃねーか!?
ほほう。よい挑発でありますね。
そして言葉で説明してもムダだから闘り合おうぜと言い出す。
この間とは反対に文吉の方から仕掛ける形となりましたかー。
しかし、今となっては俺の方に闘う理由が無いと躊躇いを見せる京太郎。おやおや。
強さを競うのに理由なんかいらないとか言ってましたのにねぇ。
そんなやり取りをしている2人に、割って入る太浦さん。
そろそろ東京に戻らねばならないので最後に警察が預かっていた京太郎の剣を返そうとのこと。
この剣は父である喜八の大切な形見の剣である。
父に捨てられなどと口走った京太郎ではあるが、やはり大事な形見であることには違いない様子でありますな。
涙を流し受け取ろうとする。が――京太郎より先に手にしたのは文吉。
投げつけた後、踏み折るというかなりキツイ喝入れを行ってくれます。おぉう・・・
・・・さあ、これで闘う理由ができたろ、京太郎。
確かに十分すぎるほどの理由ができたように思えますな。悪いやっちゃなぁ文吉!!
まあ、上手くすれば折れた剣の再生もできるかもしれませんが・・・
文吉としてみてもただの意地悪で勝負を挑んでいるわけではない。
久右衛門から聞かされた丹波家と黒岡家の話。
自身と父、そして京太郎は数少ない生き残りである。
そういった存在が丹水からいなくなってしまう。どうにかしたいと考えるても不思議ではありますまい。
だからといってここまでやる必要があったのかどうか・・・まあ、そこは勢いってことでしょう。うん。
次回はようやく拳と剣の戦いが始まりそうな流れでありますな。
・雨天決行
赤舌として目覚めた深水の前に現れる赤マント。
どこからどうみても怪しい人物に迎えに来られたと言われても戸惑うしかないですわな。
深水の周りを取り巻く水が槍のごとく鋭く赤マントの体を貫く。
しかし当然というか何というか、赤マントにはこの攻撃が通じた様子はない。
本人もこの水柱ききませんからとか言っちゃってます。うーむ、攻撃が効くことあるのかコイツ・・・
そう・・・だからこそ今、僕だけが君のそばにいてあげられるんです。
そしてもう一つ言わせてください。人間ご卒業。おめでとうございます。
君は人間のカラをやぶり自ら備えていた能力・・・
かつて水の御子と呼ばれ人間にあがめ恐れられた「赤舌」として生まれ変わったのです。
妖怪としての能力を扱う人々という設定なのかと思ったが、人間ではなくなったというのが実際のところなのか。
まあ、水や雨を操るくらいならともかく、首が伸びたり巨大化したりは人間卒業してると言われても仕方がないか。
人間じゃなくなったと宣言され思い悩む深水。
その深水に赤マントは囁く。人間以上の存在、生物へとなれたのです。むしろ大喜びするべきことなんですよ・・・と。
それとも・・・戻りたいのですか?
水ギライだった君をオモシロがって水に沈め遊んだ、あの人間たちと同じランクに・・・
勇気を出しかばおうとした君に・・・こないでよォッ!化物ッ!!と叫んだあの娘と同じ生物に・・・
最後に君に・・・母さんは何て言いましたっけ・・・
混乱し助けを求める息子の現状を直視できずに全否定しほっぽり出して逃げ出した・・・
君はここで一人泣いてましたね・・・涙の理由とはいつも後づけです。それがうれし涙か悲しい涙なのか・・・
さっき君がここで流していた涙・・・それは・・・くやし涙・・・
ちがいますか?誰もわかってくれない・・・助けてくれない・・・先生も。助けた娘も。母でさえも・・・
見ていたかのように、いや、実際見ていたであろうことを滔々と語る赤マント。
コイツは人の心を抉るのが上手いというか何というか・・・的確に事実を突いてきますねぇ。
深水の心情は確かに察して余りあるほどである。
だからこそ、そこに大きなつけいる隙ができてしまう。
くやしかったんでしょう・・・でももう大丈夫・・・そんな思いする必要もないんです。
人間のために感情を使うなんて・・・もったいない・・・涙を流すなんて無意味です・・・
そうです・・・いっそ・・・その涙、君の能力を使って武器としてぶつけてあげましょう・・・
君を泣かせた全人間たちに・・・
心が弱ったところに優しさを見せて付け込む。悪い奴であるが、された方はまさに救世主と思っちゃうんでしょうなぁ。
結果として、深水は赤マントの友達となり・・・人間「深水瀬至」から妖怪「赤舌」と完全に心まで入れ替えたこととなる。
そうか、ドロタボウは深水の水を操作する能力も付加しての作品だったのか。
赤マントは友達となった赤舌にこう語る。
そう・・・人が人のため花をつむように・・・
人が寝床のため、暖を取るため木を倒すように・・・
人が腹を満たすため・・・他の生を食すように・・・
何の気ナシに虫をふむように・・・私利私欲のため大気を、海を汚すように・・・
何も思わず気にもせず人間が自分たち以外の種に与えてきた、あたり前と決めた"死"。
今度はその当たり前の死を人間たちに与えてあげましょう・・・
なぜならそれこそ能力を持つ選ばれし者の特権ッ。自然の摂理なのですから・・・
ふーむ。まあ確かに人間よりずっと優れた能力を持つ存在がいたのならば、そういう考えをしても不思議ではないかもですな。
だからといって人間側が大人しく死を与えられなければいけない道理もないわけでありますが。
そういった倫理的な話はさておき、甲人は赤舌の話を聞いてひとつのことに思い当たる。
同じだ・・・同じだよ・・・僕も・・・ッ。
ずっと気味悪がられていた。雨を降らすからって・・・みんなからのけものにされて・・・
そのように語り出す甲人。確かにその通りですな。甲人にしてみればまさに同情を禁じ得ない相手である。
しかし赤舌としてはその同じという甲人の発言は許せないものであった様子。
甲人のように、同じ境遇にあったことについて想いを馳せたりはしない。想うのは赤マントとの関係のみ。
僕だけなんだ。僕だけじゃなきゃ・・・赤マントくんの特別は・・・
お気に入りは2つもいらない。君がいたらメチャクチャだ。そうだよ・・・だからやっぱり君は、いなくなるべきだよォ・・・
うーむ、病んでるヤンデル。
甲人の方は同情的なのに対し、赤舌側の方はむしろやる気をみなぎらせてしまっている。これは危ない。
まあ甲人が躊躇ってしまうのは分かる話ですわなぁ。その過去の話を聞いたらこのように考えてしまう。
どうしよう・・・あの人・・・一緒なんだよッ。僕と・・・
ただ僕にはハルさんがいて・・・学園の人たちが見つけてくれて・・・
でも・・・あの人にとってはそれが・・・赤マントだった・・・
そうだよ・・・それだけなんだ・・・あの人は・・・あの人は・・・僕なんだよ・・・
まさにこうなる可能性のあったもう1人の甲人って立場でございますな。
同情してしまうのも当然と言えます。
しかし、そうも言っていられないのが現状。今すぐにでも殺されてしまいそうな状況では同情している暇もない。
馬頭の動きも封じられ、いよいよとどめをさされそうになる甲人。
しかし、そこに現れたのは・・・夜行!!
うーむ、さすがに学園よりも情報通な夜行である。独自に赤マントの手の者である赤舌の動きを探り当てたのか!?
実際学園の面々でこの赤舌に勝てそうな人がいるかどうかは疑問であった。
夜行が来てくれたのは非常に有難いと言える。
さて、夜行がどれだけの力を秘めているのか。今こそそれを見せてくれるタイミングであると期待しております。頑張ってくだされ!!
・バーサスアース
力を使い果たし、倒れる前にハルトが目にした姿。
もちろんそれは兵真くんを思い起こさせる姿でございました。
であるならば、こんな夢を見てしまうのも無理はないってことでございましょう。
仮面をつけるんなら髪まで隠れるタイプにしてくれればよいものを!!
悪夢を見たハルト。叫びと共に目を覚ます。
目を覚ましたその場所は、メディカルセンターのベッドの上。
作戦は終了し、治療のために回収された様子でございます。
ベッドの側には一芽ちゃんと三輪先生の姿がありました。
ちなみにハルトだけではなくシェリカや他のみんなも無事であるとのこと。よかったよかった。
皆の無事を聞き安堵するハルト。
しかしそこで、ようやく自身の体の異変に気付く。
三輪先生は落ち着いて聞きたまえと言っているが、その内容は口にするよりも見た方が早い。
恐る恐る右腕を掛布団から出すハルト。その指はやはり3本であり、痛々しい。
しかし、驚かさせられるのはこれからである。
その右腕で布団をまくり上げる。するとそこには本来あるべきはずの――あって当然のはずの左腕が、つけ根から無くなっていた。
一芽ちゃんも思わず目を背ける光景。
驚愕に目を見開くハルトの心境はいかばかりであったろうか・・・
メディカルセンターで治療を受けているハルトたち以外の、動ける余裕のある実行部隊の者たち。
少佐やイヨちゃんといった面々は護国寺にて空中生成型の発生について調査を行っている。
もちろん注目はシェリカが発見したワイヤーのようなもの。
直径わずか2mm。高さ約8m。深柱外甲でできたストロー状の塔であるとのこと。
管自体に攻撃力はなく、天辺から髄幹を生み出し、空中生成型の素となると考えられるそうな。ほほう。
基本的に地中から出突するはずの深柱が何故突然空中に現れたのか。
なるほど、答えは地面から細い管で髄幹を上空へと運んでいたからだったわけですな。なるほどなー。
しかし空を飛べるタイプはさておき、新宿のヘビ型は何でわざわざ空中で生成させたのだろうか。
ともかく詳しい調査はこれから進めていく様子。
管を切断すれば機能を停止させられるのか。まだそれすらも判明していないのが現状ですからねぇ。
この場にはコマンダーの2人以外にライツとマーベルの2人が残っている。
マーベルはそこそこ重症だったような気もするが休んでなくて大丈夫なんですかね?
まあまだアーカスは健在であるし、ストライカー1人は前線に残っていないといけないか。
シェリカやケイラン、シンノスケ隊長を気遣うライツ。林くんもすっかり人気者ですなぁ。
それはさておき72時間前。黒衣の人型ことビゼリアが撤退した直後の回想が入ります。
ハルトは丸3日眠り続けていたことになるのか。まあそれぐらいのダメージだったんでしょうな。
フェルゼルに運ばれビゼリアが撤退したあと気を失うハルト。
体の外甲化は解けており、かなり危険な状態となっている。
そして担架に乗せようと持ち上げたタイミングで根元が崩壊する左腕。
先の方はまだ原型を保っているようだが、根元が崩壊しちゃったのではなぁ・・・
三輪先生の推測。それはハルトの中の深柱が母体の生命を守るために左腕を犠牲にしてでも他の部位の回復に努めたのではというもの。
ふーむ、アゼルがどういう考えでハルトの中に巣食っているのか分かりませんが、母体を守る意思はあるってことなのかねぇ。
何にしてもどういう理由があるにせよ、左腕が失われたという事実は重い。
静まり返る病室。だが、そこで真っ先に口を開いたのはハルトであった。
三輪先生・・・それより・・・聞きたいことあるんだけど・・・
自身の欠損よりも気になることがある。
それは最後に出てきた人間型のこと。そりゃあ気になるでしょうさ。うむ、当然である。
が、このタイミングで現れた来訪者を目にし、その質問も途中で止まる。
やってきたのは車椅子に乗ったシェリカとケイラン。玲央さんと林くんに運ばれて登場だ。
シェリカ!!
傷口を治療し、包帯まみれとなっているシェリカ。
その様子を見てベッドから飛び出すハルト。
しかし片腕を失っているためバランスを崩し、床へと倒れ込んでしまう。
3日ぶりに目覚め、片腕損失という精神的打撃を受けているというのにすぐに動き回れるとは・・・三輪先生も驚きますわなぁ。
実行部隊全員が無事であることを改めて確認し、安堵の息をつくハルト。そして述べる。
シェリカ。生きててよかった。
おネエさんもとしっかり付け加えるハルトはなかなか如才ない。
どういう扱いをすれば正解なのかちゃんと心得ている様子ですな。やりおる。
しかしそれよりも、シェリカである。
片腕を失った者がそのような言葉をかけてくれている。これは涙が出てきてしまっても仕方がありますまい。
だからハルトは慰めるためにもどうってことないよと言ってみせる。
深柱少年だから。
少し前までシェリカが口にしていた言葉。
ハルトはどういう想いでその単語を口にしているのだろうか。
自分は深柱ではない、人間だと常々主張しているし、直前のビゼリア戦でもその発言は見られた。
にも関わらず、シェリカを慰めるためとはいえ、自らそのようなことを言い出すとは・・・なんだか表情にも哀愁を感じてしまう。
うーむ、自身の欠損をそれよりで流してしまったりしてるし、どこか人間離れした感じが漂ってきましたぞ・・・危うい。
何にせよ、この哀愁漂う言葉に慰められるどころか感極まってしまうシェリカ。
盛大に泣きだし、ひとつの決意を固める。
守る。決めた。今度こそ守る。キミの本当の盾になる!
護国寺突入の前日から段々と仲良くなってきていた2人でしたが、ここにきて一気に距離が縮まりそうな感じでありますな。
もちろん今は戦友というか、チームとしての意味合い。
盾として、もうこれ以上傷つけさせないということなのでしょうが・・・若い男女のことだし、この先どうなりますかね。HAHAHA。
兎にも角にもボロボロのハルト。
シェリカも結構な傷を負っている様子だし、戦線復帰には時間がかかりそうである。
というかハルトは両腕ともダメージが酷く、日常生活が困難なように思える。
となれば休養中は誰かがサポートしなければいけないわけだが・・・誰がやるのかなぁ。
何となく兄として頼られたがっている林くんが一番親身になって世話を焼きそうな気がして困る。
さて、激戦を終え、どうにか誰も死者は出さずに済んだ地災研。
しかしこのタイミングで動き出す者の姿があった。
自衛隊の隊員の格好をしながら、恐れることもなく根立する柱の熱線射程内に入り込む一人の男。この男は・・・!!
時は来た!!行こう。スルト!!
フルフェイスではないがメットを被ったこの男。
ようやく本格的に参戦の意を示すこととなるのか・・・!?
前にマントル教団の一員みたいな感じで姿を現して以来の登場となるヘルメット男。
さてさてどのような立ち位置なのでありましょうか。
銀眼王に連なる存在であるのか、それとも別の思想を持っているのか。
色々と気になるが、とにかくまず第一に名前を明らかにしていただきたい!!ヘルメット男という呼び方は面倒で仕方がないんだよ!!
・ANGEL VOICE
全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝戦。いよいよ後半戦の開始となります。
前半は1対0。船和学院リードで折り返し。さて、ここから市蘭の反撃なるかというところ。
涙を流しながらの市蘭イレブンの登場は当然の如く相手に警戒心を抱かせる。
が、どういう理由かは分析することもできないし、気にしてもいられない船学。
こちらはこちらでやるべきことがあるでござる。早いうちに2点目を取って試合を決めるでござる。
確かに船学もリードしているとはいえ決して余裕のある状況とはいえない。
早めにセーフティリードを稼ぎたい所。しかしその思惑は後半開始早々に打ち砕かれそうになる。
ホイッスルと同時に走り始める市蘭イレブン。
その迷いのない表情は相手を威圧する何かが秘められている。
成田が凄い速度で詰めてきたため、前方へのパスが苦し紛れのものとなる。
それをカットする百瀬。いきなり攻守が入れ替わることとなりましたぞ!!
上がれー!!走れ走れ走れー!!
控室で自らが言った通り、選手に向けて走れと叫び続ける黒木監督。
選手たちもまた、決してやり残すことのないよう走り続ける。
その走りはどう見ても飛ばし過ぎのように見え、長くは続かないのではと船学に思わせる。まあ、普通に考えたらそうでしょうな・・・
乾がボールをキープし、成田がゴール前へと走り込む。
ゴール前へのクロス。成田が頭で合わせることができれば同点のチャンス!
マイちゃんのお母さんも決めてっ!!と願うプレーでありましたが・・・惜しくもキーパーに阻まれてしまいます。
さすがにそう簡単にはいかないか。
クリアボールを拾ったのは船学。
しかしあっという間にディフェンスのために走って戻ってくる市蘭。
そんな無茶な走りをしたら5分ともたないぞと考える船学。さてさて、それはどうでしょうかな。
この試合。何一つとしてやり残すことがあってはならん!!
その意識を持って走る選手たち。やがてこの市立嵐山の走りに――船和学院が圧倒され始める。
やはり意識の差というのは大きい様子ですな。
果たして精神は肉体の限界をどこまで凌駕出来るのか。
市蘭はスタミナの塊であるが、この無茶な走りをどこまで続けることが出来るのか・・・!!
見守っていきたい所であります。
・3LDKの花子さん
ちら見なんてしみったれたことはせずガン見する。
なるほど、そういう突き抜けた考え方が大事なわけですな!!いや、どう考えてもダメだろう!!
というかダメだからこそいいと公言する子の発言を真に受けてはダメですわな。
まあ、信くんは結構三次元に対しては諦め気味の感じで、それが故に二次元に傾倒してそうな子ですからねぇ。
大久保さんが素直に告白するなり何なりすればどうにかなるんじゃないかと思わなくもない。
・名探偵マーニー
世界でも数少ない貴重なお宝を追い求めて天ちゃんの伯父さんの暗号を解き明かそうとするマーニー。
事の発端は数日前に遡る。
え?天ちゃんお誕生日だったの?言ってくれればいいのに・・・オメデトウ〜〜〜
めでたい誕生日。なんだったらパーティーでもして招いてくれれば良かったですのにねぇ。
さすがにマーニーはそんなことは言わないか。
まあ、天ちゃんは例の大伯父の件もあるし、祝い事に関しては複雑な様子でありますかな。
行方不明にはなっているが、本当に捕まってしまったのかどうか・・・
それはさておき、天ちゃんが浮かない様子なのにはまた別の理由が存在する。
ドイツにいる伯父から連絡があり、ドイツ語の手紙が届いたそうな。
ふむ、さすがに親戚にドイツ人がいるといっても天ちゃんもドイツ語は読めないのか。
ん?いや、機械翻訳にかけてもうまく翻訳できなかったと?
ふーむ、確かにドイツ語は欧州キーボードとかないと打ち込めない文字とかありますからねぇ。厄介だ。
伯父さんも大伯父に似て風来坊気質でありこちらからは連絡が取れないという。
人を驚かすのが好きなイタズラ者でソフト開発とかが仕事だそうな。ふむ。
というわけで、天ちゃんからの依頼。
数少ない親戚である伯父さんの手紙の解読が今回の内容となるわけですな。マーニーにおまかせを。
自信はないものの、とりあえず受けたからにはやらねばと考えるマーニー。
推理とかはともかく、こういうのはまず学がないと手がつけられなくて困りますよね。
いや、自分に学が足りないのならば、足りている人の力を借りればいいじゃあないか。
というわけで、枯野さんの出番であります。
やはりこういう学術的なことはこの人に頼るのが一番ですよね。
時間取らせちゃダメよと白鳥さんに怒られそうではあるが、こっそりお願いするってことで。
枯野さんが言うにはこの手紙スペルに間違いがあるとのこと。
ドイツの人が書いたのにスペルミス。そんなはずは・・・と答えるマーニー。
うーん、でも日本人でも日本語の文章を書き間違えることはよくありますしねぇ。ドイツ人だってやる時はやるっしょ?
そう思わないでもないが、枯野さんは詳しく調べてくれる様子。ならばお願いした方がよさそうですな。
後日、枯野さんから翻訳結果を頂く。
誤字は書きだしてあり、誤字を抜かした対訳もしていただけた様子。有難い有難い。
さて、さっそく手紙を読んでみるマーニー。
そこに書かれていた内容が、冒頭にもあった世界でも珍しい物。それを天ちゃんにプレゼントしようという話らしい。
なるほど。スペルミス――誤字を抜きだせばそれが暗号になっているという仕組みでありましたか。
その暗号に従い謎を解けば世界でも珍しい物が手に入るって寸法ですね。
イタズラ好きな伯父らしい話である。子供心には楽しくていい話ですけどね。
で、暗号の内容は以下の通り。
FOR TEN 188-15-2224-1AR
最初のFOR TENは普通に天ちゃんへという意味ですな。
続く数字とARという文字。このARとはAugmented Reality。拡張現実ソフトという奴である。
GPSとマップを対応させて現実のある地点に仮想的な情報を組み込めるようにするというもの。
実際は何もないけど、機器を通すとあたかもその座標にキャラクターがいるかのように見えるというアレですな。
数字の座標が示すのは天ちゃんの家。ここでスマホを起動し、AR機能開始。
映し出されるのは伯父のメッセージ。どうやらここからオリエンテーションが開始される様子。
天ちゃんの伯父さんは子供みたいな天真爛漫な人だったらしい。
いつも楽しそうで、パーティーやらイベントやら色々と企画する人だったそうな。なるほどねぇ。
そんな人が用意する珍しい物。一体何なのか・・・
あるコンテナの前にまでたどり着く2人。いよいよその品物とご対面である。
キーナンバーを入力し、コンテナを開く。中にあったのは一台の自転車。やけに古臭い感じの自転車。これは・・・
スーパーカーサイクルだ!!
さすが天ちゃん。自転車にはとても詳しい様子でありますな。
スーパーカー自転車。70年代に流行した伝説の自転車。
スーパーカーを意識してデザインされていて、ライトがポップアップしたりギアが車みたいなデザインになっているという。
今じゃありえない実験性の高いシリーズだったそうな。へぇ。
あっという間にすたれてしまったのと元々が子供用だったのもあって現存しているものはほとんどない。
乗れるものとなると本当に数える程しか・・・
マーニー「え?これ貴重なの。数少ないから?」
天「カッコイイ・・・」
意識の差が顕著に表れている2人。そうか、天ちゃんにはカッコよく見えるのか・・・
どうやら伯父さんはこのスーパーカー自転車の復活を目指して活動しているらしいが・・・
この直線とゴテゴテしたライン・・・ムダな機能。なんて美しい。
チューブにシューに・・・ゴム部分はさすがに死んでる・・・レストアが必要・・・
なんだかすっかりやる気になっている天ちゃん。
こうなってしまうとマーニーにはもうさっぱりな世界である。
いや自転車好きな人でもスーパーカー自転車は賛否両論になるんじゃあるまいかと。
ともかく、見事にレストアを完了させる天ちゃん。
さっそくそのスーパーカー自転車に乗って路上に繰り出す。
ロードレーサーにパッシングをかまして挑発したりと大胆な行動。なにしてるんだ天ちゃん。
しかしよくもまあこんな子供向けっぽいチャリで凄いスピードが出せるものであるなぁ。
最年少チャンピオンの名は伊達ではないと言うことか。
伯父さんは天ちゃんにプレゼントすると同時に宣伝として利用しようとしたわけでありますな。
ふむ、天ちゃんの性格が分かっていれば大胆に乗り回すことも簡単に予想できるでしょうしね。
いい広告塔であったわけだ。やりますなぁ伯父さん。
可愛くてクールな子が子供のような自転車に乗って意外な速度を出す。こりゃあ話題性もあるに決まってるってものでございます。
まあ、あまり無茶な走りはしないでくださいねとだけ言っておきますかな。
せめてヘルメットは被るようにしましょうよ天ちゃん。
・777 スリーセブン
ヒロからサンダーボルト生成の事実を聞いたフェイク。さっそくマスクに報告をする。
葉っぱはバルクで買い、それに麻薬成分を吹き付けて完成。それがメイドイン立山のサンダーボルトの正体だそうな。
ふーむ、麻薬成分を吹き付けたりしてるのに脱法ハーブってことになるのかね?
まあ、何にせよヒロの後ろには何か大きな組織がいそうな気配がある。
果たしてマスク達3人でどうにかなる相手なのか。いやまあ、チェリーがいればどうにかなるか。きっと。
ヒロはフェイクにはハーブは勧めようとしない。逆に絶対やるなと言っているらしい。
わけわかんないハーブ吸う奴はアホだとも言っているそうな。へぇ。
薬は売りさばくものでありやるものではないって考え方ですな。まあ正しくはあるか。
しかしそうなるとフェイクは随分と大切にされてるってことですよね。やはり本命ってことか。
趣味なのかどうなのか、いつものようにどこかのビルの屋上に集まっている3人。
そこで優希はマスクと同じようなプロテクターを着ようとしている。
サイズが合わないのでぶかぶかな感じだが、どうやらチェリーも今後はプロテクターを着こむようになるみたいですな。
確かにこれさえあれば多少はチェリーが無茶しても優希の体を守ることはできるか。
いや、外の衝撃からは守れても自身が暴れての衝撃は守れないんじゃないか・・・?
とりあえずザクのようなツノはいらないと思う。間違いなく。
少し前に比べ、随分と明るくというか前向きな感じになっている優希。
やはりこの前の放火魔事件で意識が変わった様子ですな。
ふむ、となると次はフェイクの意識が前向きになる順番かと思うが、はてさてどうなりますか。
怒りを発散させてチェリーとのバランスがよくなってると思うと述べる優希。
確かに放火魔事件の時はそれっぽい感じになってましたな。この変化も気になる所だ。
マスクはフェイク用のプロテクターも用意していると言っているが、どんなデザインなのだろうか。地味に気になる。
まあそれはさておき、次のフェイクの任務はGPS発信機を売人であるヒロの車に仕込むこと。
これでサンダーボルトの製造所を調べようって話ですな。ふむ。
立山市の脱法ハーブ事件は悪化の一途をたどっている。
ニュースでは次から次へと中毒者による事件が報じられている。ヤバイ状況だ。
警察が動き難い脱法ハーブであるならば、やはり3人が動かないとねぇ。
というわけで今日も売人のヒロと接触を図るフェイク。
しかしここでいきなり暴れ出して殴り掛かってくるのが峰岸。おっ、なかなかいい張り手ですね。
フェイクとは友達であるが、どちらかというならばやはり恋人であるヒロの方が大事だった様子。
まあハーブの吸いすぎで色々とおかしくなっての行動って部分もあるようですが。
しかしそんな峰岸を殴りつけるのは当のヒロ。
あれだけ色々とやっていたのに、テメーみてぇな半魚人と付き合った記憶はねーぞとバッサリ切り捨てる。
うーむ、どうせこういう奴だろうなとは思っていたが・・・予想通り胸糞の悪い奴でありました。
そんなヒロの行為を見て、拳を強く握りしめるフェイク。怒ってますなぁ。当然だけど。
サンダーボルトの吸いすぎで倒れそうになっている峰岸。それに対しても冷たい対応しかしないヒロ。
まあ元々得体の知れないハーブを吸う奴なんてとバカにしていたみたいですしねぇ。そういう対応にもなるか。
だがフェイクとしてみれば色々とショックは大きい出来事だった様子。
マスクに対しこの話もう降りてもいいかと相談し出す。
アイツらイカれてる・・・友達が壊れてくの見るのもうヤだよ。
いつの間にやら峰岸に親近感を抱きだしていたフェイク。
まあ確かに似た者同士な部分はありましたからねぇ。決して本当の顔では友達付き合いできない2人ではありますが・・・
そんな風に沈んだ様子を見せるフェイクに対しマスクはこう語り出す。
よく考えろ。
オレたちがヤツらを潰せば峰岸みたいな薬物依存者が生まれることもない。
薬で学校生活をパーにする学生は現れない。
ラリったヤツの暴力で善良な市民が泣くこともない。薬づけのバカにひき殺されるハズだった小学生も死なずに済む。
どんな組織か知らないがオレたちなら潰せる。いや、オレたちじゃなきゃ無理だ。
確かに警察が頼れない以上、潰せるようなのはこの3人ぐらいでありましょう。
であるならば、もうグズグズなんてしている場合ではない。
今すぐ潰して、あんな物作ってるヤツらブッ殺してやろう!!そう叫ぶフェイク。そしてその考えに賛同する優希。
ボク・・・いけると思う。いつでもいいよ・・・
プロテクターに身を包み、マスクというかフェイスガードのようなものを装着している優希。
これはまた何というか・・・凄く暗殺者っぽい雰囲気だしてるな、オイ。妙な色気まで感じるぞ。
マスクじゃなくフェイスガードなのはチェリーが出た時に髪が逆立ってもいいようにという配慮か?
まあともかくやる気になっている若者たち。
マスクもそれを受けて一気に製造所を潰すことを考えてくれるようになった様子。
さあ、そろそろ一気にこの薬物事件も解決に向かいそうな雰囲気でありますな。
果たして組織の規模はどの程度のものであるのか。
下手したら立山の犯罪の根深い所に関わってたりする可能性があるかもしれない。気になる所です。
・いきいきごんぼZ
まさしく何でもかんでも足せばいいってものではないって話ですな。
というか女の子成分がそこだけって。そこだけって。
子供たちもどこかで趣味に飽きる時が来るものです。
お金がかさみそうな趣味ですし、早めに目覚めさせることができてよかったのでしょう。たぶん。
・最強少女さゆり
源さんの背中に男を見た。
まあ実際4歳児ですしね。寂しい盛りでしょうし、愛でてあげるのは大事なことだと思いますよ。
しかしもう少しなんというか、加減も覚えてもらえると嬉しいかと。というか誰か教えてあげなさいな。
尻尾抱き付かれて動けずにいるリコス。
特にそれに不満を感じてない様子がまたよろしいですな。
一体何の犯罪者であるのか知らないが、やけにいい奴だったりするから困る。星とか吹っ飛ばしてるけどもさ。
・ツクモモモ
そこそこぐらいではあるのにイケメンでないと厳しい扱いを受ける。世知辛い話でございますなぁ。
くねくねは擬音なのかと思ったがまじょまじょはさすがに擬音とは思えない。
となるとさくらさんが口に出している言葉だったりするのか!?くねくね。というかそれだと喋れるんかいという話に。
パンが無ければ〜はマリー・アントワネットのセリフでは・・・まあ、その辺りは割とどうでもいいか。
・木曜日のフルット
これは怖い。何事も行き過ぎると怖いものであるが、とにかく怖い。
しかし鯨井先輩、やっぱり旅館でちゃんとしたシャンプーを使うと髪型が変わるんですなぁ。
・総合感想
巨乳はガン見するもの。少年たちはそれを教えてくれた。
まあ、普通に通じる手法じゃないですし、通じるのはどこかダメな子だということなんですけどね!!
さて、次号は蓮古田二郎先生の短期集中連載が開始。
このところ短期連載攻勢がかかっている様子ですが、本格連載の作品は現れるのでしょうか?
しばらくは誌面に大きな動きはないと思われますが・・・はてさてどうなりますか。
2013年 46号
・実は私は
何やってんだよ委員長!凛ちゃん!どうして二人が戦わなきゃいけないんだよ!?
叫ぶ朝陽。見上げた空を彩るのは怪光線を放つ猫型UFOと炎を吐くドラゴン。
な、何でいきなりこんなことに・・・!?
凛ちゃんはそれは運命と語る。ほう。
私、藍澤渚はまだ知らない。この戦いの果てに私は何を失うのか。
藍澤「黒峰朝陽をつれていくのは私だ!!」
凛「朝陽をつれていくのは私」
よく分からないことを叫ぶ両者。そもそもこの戦いの始まりは、二日前にさかのぼる――
2日前。
転校してきて部外者ではなくなった凛ちゃん。今日も朝陽に抱き付いております。甘えん坊ですねぇ。
もちろんお爺ちゃんが大好きなだけであって、男なら誰でも抱き付きたいとかそういう話ではない。特に嶋田はいや。名指しっ!?
凛ちゃんのことは秘密にしなければいけないので葉子さんや藍澤さんには説明できていない朝陽。
おかげで離れたところから白い目で見られてしまっております。ハハハ。
しかし男友達は普通のつき合いに戻っている感じだが、どういう風に納得したんだろうか。
藍澤さんおるのに・・・!!と険しい顔をしている葉子さん。ぬぬぬ。そんな葉子さんに落ちついた雰囲気で声をかける藍澤さん。
白神葉子。先日話した通りあの男のことだ。何か事情があるのだろう。
ならば案ずることは何一つない。黒峰朝陽を信じてやればいい。
なるほど。男友達もそんな感じで朝陽のことを信じてくれたと解釈すればよいのだろうか。
隠し事ができない体質なだけに、何かあるんだろうなとは思うが、それがやましいことではないんだろうなとも分かるわけだ。
とはいえ、本人にやましい気持ちがあろうとなかろうと、目の前で繰り広げられている光景は恋する乙女には複雑なものなわけで。
・・・全く。全くなんなのだあの男はっ!!
白神葉子というものがありながら・・・他の女とデレデレとっ!!
さっきまでは冷静になるように葉子さんに言っておきながら、一人になると藍澤さんもこの調子である。
保健室で外部ユニットの充電を行う間、本体は一人憤慨中。
まあ確かにおじいちゃんの威厳を持って軽々しく抱き付かない様に言うことだってできるはずなのだが・・・
今の朝陽にそれができるだけの威厳はないか。いや未来の朝陽にもないのかもしれない。
全くどうして・・・どうして・・・どうして私は・・・あんな男のことを好きになってしまったのだろう・・・
あのような情けない男と思うのに、あの男のことを考えるだけで体温の上昇を感じる。
事情があるとわかっているのにイラだちが止められない。うーむ、やはり恋する乙女の心は複雑だぁ。
赤面しまくりの藍澤さんは実に可愛らしいが、外に出たままそのようなことを呟くのはいかがなものだろうか。
なんせこの充電している場所は保健室。そう、獅穂さんのテリトリーなのだ!!
ボソボソと声が聞こえるということでやってきた獅穂さん。かろうじて本体は見られずに済んだ様子の藍澤さん。
でもそっちよりある意味大事な秘密がバレてしまっている。
やっぱ藍澤サン、黒峰クンのこと好きだったんだねぇ。
夏祭りあたりからひょっとしてとは思ってたけど。そっかそっかー。
まあ、あの夏祭りで抱き合ってた場面を見れば感づいてしまっても仕方がありませんわな。
しかしこのところの獅穂さんは色々と秘密を知ることができる立ち位置にありますなぁ。
朝陽が好きであるということを指摘され、オロオロする藍澤さん。
そんな藍澤さんに対し、葉子に遠慮する必要はないと思うよと述べる獅穂さん。
藍澤さんにしてみれば葉子さんは大切な友人であるし、朝陽当人の想いというのもある。複雑なことでありましょう。
しかしそんな藍澤さんに獅穂さんはこう語る。
葉子がどう思ってるとか、黒峰クンがどう思ってるとかじゃない。
藍澤サンがどう思ってるか。どうしたいか。藍澤サンが納得出来る選択をしなきゃ。
それぞれが納得出来る状態になる。確かにそれは大事な落としどころでございますな。
とはいえそう簡単にはいかないのが恋心ってものでありましょうが・・・はてさてどうなるのか。
とりあえず藍澤さんにしてみれば相談できるかもしれない相手が見つかったというのは心強いことである。
秘めた恋心ってのはそれはそれで辛いものでありましょうしね。
しかし獅穂さんに恋愛相談をしてもあまり役に立たないのはこれまでのことからも分かるとおりである。
凛ちゃんに負けないように全裸で朝陽に抱き付く!!面白い発案だが、それだと朝陽が鼻血の吹きすぎで死ぬだけかと!!
藍澤さんとしても、そんなことでどうにかなるとは思っていない。
その手の肉体的接触は獅穂さんが既に何回も行っているし、葉子さんも何回か行っている。むにー。
結果として鼻血は出せども攻略されるようなことはない。ヘタレと言われればそうなのかもしれないが、理性的ではあるということだ。
つまり凛ちゃんが抱き付いているからといって同様の作戦をとることはない。
――しかし、お弁当を持ってくるという流れとなったらどうか!!
体による誘惑が困難と悟るや否や、すぐさま胃袋に対する攻めに転じるとは・・・あの一年生・・・できる!!
ちなみに凛ちゃんが持ってきた朝陽用の弁当の中身はおかゆである。
なるほどー。入れ歯でも大丈夫なように心掛けてくれたわけですね。まだ自前の歯があるよ!!
弁当の中身はさておき、藍澤さんは考える。抱き付くのはありえなくとも、弁当ぐらいならば・・・と。
料理ならば自分も少々腕に覚えがある。焦って余計なことをしたりしなければ大変なことにはならないはずである。
いやだがしかし、いきなり異性にお弁当を作ってあげるというのはどうなのだろうか。
身内でもなければ告白の一種と思われても仕方のない事象であると思えるのだが。
藍澤さんもふと我に帰り、ドキドキしながら呟く。作らん・・・決して私は弁当なぞ作らんぞ!!
翌日。
つ・・・作ってしまったー!!
なんだこの超大作はっ!?こんなもの渡せるか!!仮に恋人だとしてもこれは戦慄するぞ!?
確かに何段重ねかというような重箱である。
弁当を包んでいる風呂敷が母星のデザインじゃないかというツッコミも遅れてしまうぐらいの存在感がある。
作ってから昼になるまでにタイムラグがあってよかったというべきなのかどうなのか。
少し冷静になり、後悔しまくりの藍澤さんでありました。可愛いねぇ。
しかし獅穂さんの言うとおり、ハートマークとか描いちゃったりしたのだろうか?それはもはやラブレターみたいなものですよ。
というわけで、重箱弁当は全て自分でたいらげることとなった藍澤さん。
外部ユニットのお腹に詰め込んだのでありましょうか。でも苦しそうだし本体もしっかり食べてそうだな。
そして朝陽の今日の昼食はしけたせんべい。やっぱり凛ちゃんにしてみればどこまでもお爺ちゃん扱いなのか!!
そんな凛ちゃんと昼休みの間に話をしたという葉子さん。
その結果、なんか時々何ゆーてるかわからんけど、フツーにええ子やったよと評価するに至っている。
ふむ。確かに対立するより先に相手のことを知るというのは重要なことでありますな。
何より凛ちゃんは小さくてかわいい。葉子さんの好きなタイプであるといえましょう。
茜ちゃんとちごて素直やし、何よりしけたせんべいとかくれたし。
こっ・・・攻略されているー!?
まさかあの葉子さんがあっさりと餌付けされてしまうとは・・・!!いや、まさかも何もないけどもさ。
しかし藍澤さんの目から見ても葉子さんの弱点は胃袋であるという判断になるのですな。そりゃそうか。
さて、腰の悪い朝陽を送ろうとする凛ちゃん。いやいや、まだこの頃の朝陽は若いから。腰は悪くないから。
というのも聞かず、ひとっ飛びだからとあるものを呼び出す。
差し出した手を追って空を見上げれば、そこはにわかに曇り雨が降り出す空。そして大きな翼を広げたドラゴンの姿。ええっ!?
た、確かに凛ちゃん登場時にドラゴンらしいものが浮かんではいたけど、ここで出て来るのか!?
タイムマシン。選ばれし者にしか見えない。
これタイムマシンなのか!!その発想は正直ありませんでした。
未来人は何を考えてこのような派手なスタイルのタイムマシンを作ったのか。
ともかく選ばれし存在にしか見えないと言うことで一般生徒には見えない様子。
藍澤さんや葉子さんは一般生徒ととはほど遠いせいか見える様子。
そしてドラゴンの登場に目を輝かせる葉子さん。UFOの件といい好きだねぇ。キラキラ。
そ・・・そうか。これはっ!!体による誘惑、弁当による餌付け・・・
白神葉子の攻略だけではとどまらず、好奇心という名の甘い罠っ!!
これ程多方面からの攻め・・・やはりあの一年生、只者ではない!!
凛ちゃんが一般人ではないことには気付いたようだが、やはり意識は対抗する方へと飛んでしまっている藍澤さん。
相手がドラゴンによる送り迎え。そうくるならば・・・!!
そうだ・・・私にはUFOが・・・いっ。いや待て!最高機密だぞ!?それを送り迎えに使うなど・・・
ありえん!!それだけは絶対にありえない!!
という前振りをすればするほど深みにはまっていくのが藍澤さんという子である。
結局翌朝、朝陽の家へとUFOを乗りつける藍澤さん。やってしまったぁぁぁぁ!!
ふむ、藍澤さんのUFOはリボンがついていて兄のUFOとはまた違う感じなんですな。
一応、黒峰朝陽以外の一般人には見えないように設定したから大丈夫・・・じゃなくて!!
どうした私!?そこまでして黒峰朝陽の気が引きたいのか!?恋とはここまで人を惑わせるものなのか!?
確かに惑いまくりでありますな。
藍澤さんはもともとブレーキの効きにくい性格だとは思っていたが、よもやここまで暴走しだすとは!!
ある意味あの兄にしてこの妹ありなのかと思えるようになってきた感があります。
反面教師という名のストッパーとして兄の存在は必要なのかもしれませんなぁ。
それはさておき、昨日の言葉通り、凛ちゃんが朝やってくる。
というわけで、黒峰家の家の前で朝っぱらから繰り広げられる怪獣決戦。
なるほど。これで冒頭の連れて行くのは私だという言葉に繋がるわけですな。なるほどなー。
勝った方が未来か宇宙へお持ち帰りできるわけだ。
いやそこに連れて行くわけではない。単に学校に連れて行くだけだ。大げさにもほどがある!!
という、誰も得しそうにない戦いの結果――
藍澤「UFOを没収された・・・」
凛「未来に帰れない帰還延長・・・」
朝陽「いや・・・流れはよくわかんないけど、二人とも秘密隠す気あります!?」
まったくもって朝陽の言うとおりである。
藍澤さんは暴走した結果であるが、凛ちゃんは特に秘密を守る気があるのかどうか怪しすぎる。
朝陽もいるし、帰れないなら帰れないでもいいかとか思っていそうな気がするぞ!!
どう見ても反省しているようには見えませんものね。
藍澤さんは凛ちゃんが只者ではないことに気付いた様子。そりゃドラゴン呼べば普通は気付くか。
ならば同じようにドラゴン見ているし、葉子さんと藍澤さんには未来人であることを教えてもいいのではなかろうか。
朝陽の孫であるという部分は嫁関係でややこしくなりそうだから伏せるにしても、そのぐらいは良さそうに思える。
どうせ秘密にしておいても混乱が増すだけなのは、自重しない凛ちゃんを見ていて明らかなわけですしね!!
・弱虫ペダル
千葉県、房総半島。その中央部に位置する長柄町。
千葉スポーツ総合センター。この周りの道路を閉鎖してつくられた全長6kmの特設コース。
これを10周回することで決勝は行われる。
そしてこのレースに勝利したチームが今年の夏、千葉県代表としてインターハイ本戦へ出場することになる。
そんな重要なレースで1年の鏑木、自身をエースとして走らせてもらうよう手嶋さんにお願いする。
しかもサポートもなしで単独で勝ってみせるという。
その言葉を実現させるため、最初から快調に飛ばす鏑木。
この加速についてこれないレベルなら何も問題はないって感じでありますな。オレがこのレース、コントロールしてやる!!
そんな風に粋がってみたところで、まさかのトラブル。
パンクという想定外の事態に驚きを隠せない鏑木でありました。ハハハ。
ムリに走ろうとしてもパンクした状態では速度はでない。コーナーなんかでは倒れる可能性も高い。
降りてタイヤの様子を確かめるが、完全に空気圧ゼロの状態であります。
この空気圧ゼロの状態って切ないんですよね。何度もペコペコしてしまいますよ。
ともかく、これでは走れない。どうするか考える鏑木。
本部に押して戻るか。それで換えのホイールを――いや、もう2km近く走ってきてる。戻るには時間がかかりすぎる。どうする。
ホイールごと持ってきてくれるのを待つか・・・待つのか。集団はどんだけ先だ。
焦る鏑木。そこにレースの状況を確認するために走っている審判のスクーターが通りがかる。
なるほど、メカトラブルがあった場合はこうやって本部に通達。チームに連絡を入れてくれるわけか。
どうでもいいがリアタイヤがリタイヤに見えて驚いた。「パンクかね?」「そうです、リタイヤ!!」これは、えっ!?てなるな。
ともかく連絡は行ったみたいなので後は待つしかない。
2kmだが大回りしているから、グラウンドをつっきれば1kmくらいでつくはずである。
しかし女の足で何分かかるのか。どんだけロスするのか。まだレースは始まったばかりであるが・・・
急げ、急げ、急げ!!急げ!!
見えない相手に念じる鏑木。おかげで顔を伏せてしまい、前を見ることが出来ていなかった。
気付けば、目の前に総北のジャージが5枚並んでいる。えっ!?
これにはさすがに鏑木も驚きを隠せない。今泉君や鳴子に至ってはヘルメットも外しておくつろぎモードとなっている。
慌てて声をかける鏑木。慌てすぎて鳴子の名前が出てこなかったのだろうか。何で一人だけ途中で名前呼ぶの省略したのか!!
まあ、それはさておき――
何で止まって・・・レース中です!!何でいるんですか。何で足止めて・・・何やってんですか!!
何でが多いな。でも気持ちはわからなくもない。確かに何でやねん。
今泉「このレースはおまえがエースだ。オレたちはそのサポートのために走ってるからだ」
鳴子「エースやりますいうたん、おまえやろ」
確かに言ったけど、サポートも要りませんとも言ったはずなんだがなぁ。
そのためというわけではないが、先輩たちの行動が理解できない鏑木。
おかしいのかこの人たちは。レース中はパンクのヤツなんか見捨てていくのがセオリーだ・・・
何で待ってんだオレを・・・なんで笑ってんだ。大事な県予選だ!!
行ってください。いいから!!先に!!これは県予選ですよ。これに勝てなきゃインハイいけないんですよ!!
オレなんかどうでもいいでしょう!!
どうでもいいかって言われるとアレだが、確かに大事な本番のレースでこれはどうかと思われる。
ここで手嶋さんは言う。昨年の主将の金城さんは――このジャージは6枚揃って完成形だって言ってた、と。
枚数なんかどうでもいいですよ。勝たなきゃ意味が!!勝たなきゃ、言い訳も・・・笑うことも。何もできないんだ!!
急いで出てください!!前を追ってください!!これは周回レースです。
周回レースじゃ・・・遅れて先頭に追いつかれた選手は"周回遅れ"は――リタイアになってレースから降ろされるんです!!
ほう。それは非情な仕組みでありますな。完走も許されないのか。
しかしそれって特別に速い選手が1人いたらどうなっちゃうんだろうか。
例えば御堂筋君が紛れ込んでいて総北がいなかったとしたら、えらいことになるのではなかろうか。
ハッ。もしや昨年の田所さんたちが最終周まで本気を出さなかったのはそれが原因か!?
早い段階で本気を出すと全員リタイアさせてしまって、1年生たちが来るのが間に合わないからとかそういう!!
去年のことはさておき。いや、まださてはおいてないな。手嶋さんが去年のインターハイのことを話し出す。
小野田坂道は第2ステージで田所さんて先輩を待って足を止めた。
オレたちがケツを押してレースに戻そうとしてできなかったことを、小野田はやってくれた。
はるか彼方にいたチーム総北のジャージを、不調だった田所さんを引いて走った。6枚揃えた。
それに意味なんかない。そう言うヤツもいるだろう。
けど、その後の田所さんはチームを引き、皆が想いをあずけて、つなげて――
最後はそれをまかされた小野田がジャージをゴールに届けたんだ。
オレは6枚の力を、信じてる。
まあ、確かに実際にやってのけたという実績はありますが・・・
こればかりは当人たちでないと理解しにくい話ではないかと思われます。
なんだったら5人で全力で走って集団を引き離してから待てば、先輩たちの周回遅れの危機もなくなり鏑木も安心。
その後一緒に走れば6枚が揃ったことにもなる・・・うん、なってはいないか。ないな。
ともあれ、そうこうしているうちに寒咲さんが到着。
急いで変えのホイールを装着する。こういう作業は複数人いると早くていいですな。
って、鏑木。急げとか言っている暇があるならパンクしたタイヤは前もって外しておきなさいよ。
ホンマ、何かちゅーとこのチーム。いつもギリギリですね。
いやまったく。何というかトラブルメイカーが揃いすぎている。転倒に巻き込まれたり体調不良になったりさ!!
というか、何でマネージャーだからって寒咲さんが持ってきたんだろうか?
足の速い部員とかは来てないのか?そういえば居残りは古賀先輩と練習とか書いてたし、部員は来てないのか。
兎にも角にも、6枚揃ったジャージ。
危うい所で周回遅れは免れ、全力で走り出す。
しかしまだまだ射程内。のこり9周で周回遅れにしてリタイアさせてやると息巻く先頭集団たち。
いや、9周じゃなくてこの1周で周回遅れにしてやるとか考えないとムリっしょ。今全力出さなくてどうする!!
そんなツッコミもしてはみるが、どちらにしても本気の走りを行いそうな総北の面々に敵う気はしない。
追いつかれたら終わりというこの状況で、何だかやる気になっている様子でありますしねぇ。逆境に強い連中である。
トラブルによる危機は危機であるが、予選だしこのぐらいは丁度いいハンデなんじゃないかと思えてしまったりする。
舐めた態度と言えばその通りだが、実際そのぐらい力の差がある感じはしますしねぇ・・・うーむ。
これで更に誰か別の人のメカトラブルが発生したらどうしようか。
さすがにそれは見捨てるほかないと思うのだが・・・どうするのでしょうかね!?
・囚人リク
総転房が実施され、迎える初めての夜。
レノマさんから素性を聞かされたとはいえ、やはり唐周龍に不安の色を見せているリク。
まあ、頼りにはなるかもしれないが、考え方とか知れているわけではないですからなぁ。気持ちは分かる。
また、隣の房でもじっと隣の寝姿を監視している男の姿があった。
田中「もう夜が明けるぞ。そうやって24時間俺を見張ってるつもりか」
沢田「嫌か?」
田中「好きにしろ」
いや、普通どう考えても嫌だと思いますよ。田中一郎も気にせずそう言ってもよかったのではなかろうか。
それはさておき、沢田は尋ねて来る。脱獄のこと、特に刑務所に出てからの話について、だ。
さすがにハンググライダー作戦の部分については嘘は教えていない様子。
会話の端々や行動によってバレた時の沢田の行動が怖いし、まあ嘘は得策ではないですわな。
しかし刑務所から出た後の話を聞かれるのはよろしくない。なのでとりあえずこう答える。
完璧だ。プランは完璧だ。
この島に潜入している仲間に、俺たちが潜伏するための地下壕を掘らせた。
島内捜索のほとぼりが冷めたタイミングで一気に海外へ逃亡だ。
ふむ。潜伏して海外に、か。緊急マニュアルの内容を知らなければ田中一郎本人でも上手くいくのではと考える内容ですな。
沢田も一応納得したのか、今夜の監視は終了としてくれた様子。厄介な奴だ。
自ら人質として同じ房に入った田中一郎もさすがに手を焼いているみたいですなぁ。
機嫌を損ねないようにうまく立ち回っていかないといけない。だが・・・
きっちり脱獄直前で切り捨ててやる。せいぜい、いい夢見てるがいい。
その様に決意する田中一郎でありました。頼もしい。
しかしこの沢田の笑みはやはり怖い。どこまで田中一郎の嘘を見抜いているのか・・・判断がつかないなぁ。
どうでもいいが、房内で堂々と脱獄の話をするのもどうなんだろう。ちゃんと他の連中は眠っているのだろうか。怖い話だ。
さて、再び324房。史郎さん、布団に入りきらずに足が出てしまってるじゃないか。
いやまあ、それはさておき。
リクは隣で眠る唐周龍に声をかける。起きてんの?と。
その声に、周龍でいいよと答えながら目を開ける唐周龍。
こんな視線ピリピリしてる中で、眠れやしねえよ。
おや、どうやら2人だけではなく全員起きていたみたいですね。
やはり皆周龍の存在が気になっている様子。
体を起こし、完全に話をするための体勢となる。
どうでもいいが、昼間も視線を受けまくってたはずなのに寝まくってたじゃないですか、唐周龍。
まあ、それはさておき――
リクは語る。メンバーになるための絶対条件。それはシャバに出ても悪さはしないというものである。
やれんのか?
相変わらずこの辺りのリクの考えは揺るぎがない。
リクのことを知らない周龍としてみれば、ガキが何を言い出すのかと言ったところでありましょう。
なんせ自分はギャングである。それに対し、悪さをするなというのはなぁ。
レノマは誓ってくれた。もし自分が悪さをした時は殺してくれとまで言った。
確かにそのような誓いをしておりましたな。これは周龍も分が悪い。
ならばと他の連中も含めて問う。償いを終えていない囚人が脱獄してもいいのか?と。
法を犯すという"悪さ"には触れねえのか、と。
確かに脱獄という行為自体が世間から見れば悪に分類される行為といえる。
まあ、ケンカとかは大目に見られているみたいですし、悪さにも基準があるんじゃないかと。いやいや、さすがにランクが違うか。
というわけで、その法というものについて言及することとなるリク。
極楽島の法も、スラムの法も、人のことを・・・
持ってる金が多いとか少ないとか、えらいとかえらくないとかで区別して、
ゴミ溜めみてえも壁で囲って気分次第でムショ送り。俺はめちゃくちゃな法だと思う。
全部、鬼道院が作った法だ。そんなもんに従う義理はねぇ。
悪法もまた法なりという言葉はある。だが鬼道院の作り上げた歪んだ秩序に全ての人が付き合わなければならないのか。
少なくともそれに虐げられている人たちは納得がいくはずもない。このような考えにいきつくのも当然ではありましょう。
まあ、それをハッキリと口にできるのはやはり若さということか。おもろいやっちゃで。
周龍はそのような返答をするリクに問う。お前はここを出て何がしたいんだ、と。
鬼道院をぶん殴る。
非常にシンプルな答えである。
そしてリクは語り出す。この刑務所に来て、みんなに会って、いろんな話を聞いてずっと思っていたことを。
みんなに会えて本当によかった。でもさ・・・もしも・・・あの街に壁なんてなきゃ、みんなと出会うこともなかった。
それでも・・・それでもさぁ・・・俺ぁ・・・やっぱり・・・みんな、悲しまずに楽しく暮らしてほしかった。
13歳の少年が抱く望みは、みんなが平穏に楽しく暮らせる世界であったという。なんとも悲しい話だ。
そしてその世界のことを口にした時、リクはおじさんの言葉を思い出す。
そう、おじさんは言っていた。この街はもうすぐなくなるぞ。約束する!と。
おじさん・・・あの時すでに・・・おじさんはもう・・・なんかしようとしてくれていたんだ!!おじさん!!
優しさの象徴であり、おじさんを思い起こさせる存在であるお月様。
そのお月様におじさんの姿を見ながらリクは想いを口にする。
俺も・・・こんな世界ひっくり返して・・・終わらせたい・・・
今はまだ全然やり方はわかんないけど・・・鬼道院をひきずり降ろして・・・ぶん殴って・・・
おじさんの・・・意志を継ぐんだ・・・
壁をぶっこわして、新しい世界を作りたい。
それはまさに少年が見るような夢である。しかし、もしそうなってくれたらとスラムの多くの人が望む夢でもある。
天野のようにスラムの壁に悩まされた男にしてみれば、まさに理想の夢でありましょうなぁ。
そして、おじさんが夢見たまともな街を作って。まともな法ができた時。
この脱獄の罪はその法で裁いてもらう。
なるほどねぇ。筋の通った話である。世間的にどうかはともかく、男として筋の通った話である。
これにはレノマさんや椿、周龍までもが笑みを浮かべる。やはりたいした男だよ、リクは。史郎さんも感極まって叫んでしまうぐらいだ。
その話乗ったぁ!!
夜中に大声で叫ぶものだから巡回の看守が飛んできてしまっている。
ハハハ。寝言ですよ寝言。史郎さんなら普段からでかい寝言の1つや2つやらかしてるでしょう、きっと。
まあ、ともかく丁度いい感じに話は水入りとなった様子であります。
周龍の考え方はまだよく分からないが、リクの考えを否定する様子は見せていない。
最大規模のギャングの頭としてはスラムの状態の方が都合がいいことも多いのではないかと思われる。
しかし、今の様子を見るとそういう考え方はあまり見せていない感じであるが・・・その真意はいかようなものでありましょうか。
ともかく、この日の夜はリクにとって決意の夜となったようである。
おじさん・・・俺やるよ。あの街を変えてみせる!
リクが本当の意味でおじさんの意志を継ごうとしている。これは嬉しい話でございます。
鬼道院の悪事の証拠を突きとめ、危ない所にまで追い詰めていたおじさん。
田中一郎の革命党も、おじさんの存在については調査をしていた。
この辺りの話を擦り合わせれば、脱獄後の打倒鬼道院という展望も開けてくるのではないだろうか・・・期待したい!!
・毎度!浦安鉄筋家族
小さくなったことに気付くというか、言及もないというのはどういうことなのか。
まあ、夢ですしね。その辺りはそういうものであると考えるしかないか。
小さくなってもあまりいいことはなさそうですなぁ。
・侵略!イカ娘
物語はずっと夏休みだが、この世界で生きている人たちはちゃんと夏休み後のことも考えている。
栄子は考えているかどうかは怪しいですけどね。というか、たけるは本当に凄いな・・・
海からの侵略者が学校に通えたりするのだろうか。
まあ、千鶴さんなら戸籍買うなり何なりでなんとかしてくれるんじゃないかと思わなくはないが・・・
そういえば千鶴さんは夏が終わったら何をする予定なのだろうか?
制服にランドセルという出で立ちのイカ娘。これはまた新しい。
そして水色の髪と瞳について言及する学校の先生。これもまた新しいな。
不良認定と来たか・・・やはりこれはチャンピオンの漫画らしいと言えなくもないわけか!?
・ペーパーブレイバー
ラブレターを貰って少し浮かれて含み笑いをした感じのビカリさん。なんだか可愛い。ぽやや。
アオウミウシ公園ってやな響きですね。
それはさておき、なるほど兄上でございましたか。そりゃあ憤って当然ですね。うん、当然さ。
剛島左葉さん。妹は右だったりするんですかね?
それはさておき、他校生の生徒が出て来るとは。しかもジョブ持ちっぽい雰囲気。ふむ・・・
囚われの見ず知らずの女子を救うために馳せ参じる。
これだけ聞くとまさに勇者の行いに思える。実際は巨乳に釣られただけなのであるが・・・
まあ、結果として善行となっているのであればそれはそれでいいのですよ!
実際の結果は助けるまでもなかったということなんですが。
どうでもいいが、剛島妹をさらった男は見事なモヒカンですね。ヒャッハー。
とりあえず、かなり可愛い感じの妹さんの活躍に期待したいところですね。
・バチバチBURST
この大舞台で進化したブチカマシを見せる鯉太郎。
その一撃をまともに受けた岩の藤は勢いに押され、上体が後ろへと逸れる。
しかし、これで倒れるほど甘い男ではない。脚を踏ん張り、耐えてみせる。ヒュー!!OK!!
カマーン!!
いつもの言葉からさらに来いやぁと言う感じの叫びも加わりました。来いというより来なさいって感じですかね。
まあ、いずれにせよこの爽やかな誘いに満面の笑みを見せる鯉太郎。
なかなか珍しいですな。土俵上でこんな爽やかな笑みを見せる鯉太郎ってのも。不敵な笑みならこれまでもありましたが。
いよいよ勝負も佳境。
進化した鯉太郎のブチカマシか。岩の藤の練り上げたブチカマシか。
再び正面切って激突する両者。
仕掛ける時こそ笑顔でありながら、最終的に真剣な表情となっている岩の藤がいいですなぁ。
激突!!今回それを制したのは鯉太郎!!岩の藤の状態が仰け反る。
この結果に見守る面々はそれぞれ異なった表情を見せている。
椿や石川は純粋な応援を。天雷は手ごわい相手を見るような目付き。
仁王さんは笑みを浮かべ、虎城親方は面白くなさそうな表情。素直ですなぁ虎城親方。
そして、暁親方の叫び。この叫びを聞き、岩の藤の脳裏に去来するのはこれまでの部屋での出来事。
おう・・・お前は稽古のジャマになるから、さっさと上がってチャンコでも作っとけ・・・
先代の親方にすげなく扱われる岩の藤。
体を泥だらけにし、人一倍頑張ってはいる様子なのだが、認めてはもらえなかったのですね。
やはりこんな調子だから満足には食えず、体の成長も遅れてしまったのかもしれない。
言われたときの岩の藤の表情がまた何とも言えません。暁親方が述べた通り、必死だったというのが感じられる・・・
そしてその暁親方。先代とは違い、俺が必ずお前を一流にして見せるといってくれた親方様である。
いいぞ岩の藤!!よくやった!!
大丈夫!!勝てる!自分を信じる!優勝するのはお前だ・・・!!
一生懸命声をかけてくれる暁親方。なんとも健気なお人である。
これは確かに岩の藤ならずとも奮起せねばという気持ちになる。OK!!!
土俵際まで吹き飛ばされたが、根性でこらえようとする岩の藤。
しかし、その上体が持ち上がった状態となった岩の藤に、鯉太郎の追撃が突き刺さる。
これはさすがに堪えることができない。土俵の外まで吹き飛んでいくこととなりました。勝負あり!!
派手に敗れた岩の藤。無念の表情。しかしそれと同時に爽やかな気持ちもあるのか、いつものように口を開く。
岩の藤「ヒュー」
鯉太郎「OK!」
な、何!?鯉太郎がそれを言うのか!!
いやあ、これは驚きました。しかもこの爽やかな笑み。やっぱり珍しい。
土俵外の鯉太郎は、特に兄弟子に囲まれたときは可愛い表情を見せることも多かった。
しかし土俵上でこれだけ爽やかな笑顔を見せて勝利するようなことがあるとは・・・思いもよりませんでした。
全ては岩の藤が爽やかにバチバチとぶつかってくれる相手であったからでありましょう。いいキャラでありました。
この表情の変化はマコ姉にも衝撃で持って迎えられる。
優勝決勝戦前に鯉太郎が語ったこと。相撲を楽しいと思ったことはないというあの言葉。
マコ姉も鯉太郎はそういう感じでいることは知っていたのでしょうが、今回の笑顔はそれとは違う。実に楽しそうな笑みである。
何だかいい変化をしたみたいですなぁ、鯉太郎。
精神的な変化だけでなく、新寺親方はこのように評する。
あのデコッパチとの一戦をブチカマシで制したことはデカイ。
ブチカマシで勝負できるっていう自信と確信が付いちまったんだ、と。
うーむ、確かにその通り。一時は体が出来上がっていなかったため、頼ることの出来なくなっていたブチカマシ。
それが今、稽古や食事、睡眠といった体作りの結果、再び頼れる武器となってきた。これは大きい!!
なるほどねぇ。鯉太郎の笑みはそういう自信を取り戻せたからって部分もあるわけか。
さて、勝利した鯉太郎にライバルたちが不敵な視線を投げかける。
王虎の表情が見えないのが不気味であるが・・・取組中も勝負を見てない感じでしたしなぁ・・・
それはともかく、敗れた岩の藤にも声はかかる。もちろん暁親方だ。よくやった・・・うん。よくやった!
この言葉に岩の藤もまたよい笑顔を浮かべる。うーむ、いいなぁここの師弟はさぁ。実にいい。
ナイスファイト!!また土俵で会おう!!鮫島鮫太郎!!
呼び名の間違いは最後まで直ることはなかったが、まあいいや。いい勝負でありました。
さあ、次は実力者である天雷の登場。
相手の闘海丸はどのようなキャラであるのか。岩の藤がいいキャラであっただけに闘海丸にも期待がかかる。
こちらも良キャラ同士の熱い一番でありますように!!
・錻力のアーチスト
清作、ついに高校初打席。
自身の力を証明する場所にようやく入ることが出来たと気合は十分。
ここは誰にもゆずらねえ。相手が主将だろうと、その球ぶっ叩いてやる・・・!!
初球からホームラン狙う気満々で振り回す清作。四番打者らしい行動だ。
速さに振り遅れてはいるものの、その挑む気概は之路さんとしても好ましいものではないのでしょうか。
と思いきや、柊のいうホームラン4本で弐識を四番から引きずりおろすという話を聞いて火のつく之路さん。
1年ボーズが・・・ナメてんのか!!
く、挑む気概を見せたら見せたでそれでありますか。
ますます速度と迫力の上がる之路さん。実に大人気ない。というか耳が良すぎである之路さん。サーセン!!
ひたすらストレートで押してくる之路さんだが、エースであるならばそれだけとは思えない。
他にも決め球がありそうな感じではあるが、果たしてこの場面でそれを使ってくるのかどうか。
マウンドに上がる前と後の二重人格のせいで読めない清作。
追い込まれた状態である故か、少し後ろ向きな気持ちになりつつある様子。むむむ。
打席に入るのはシニアの大会の決勝でブッ倒れて以来か。クソッ嫌なこと思い出しちまった。
ここは、自分の弱さを思い知らされた場所じゃねえか・・・
確かにシニア時代は嫌な想いで終えることとなった場所でありましたな。
そのことに気付いてしまい、動揺する清作。タイムを願い出て、打席から出ようとする。
しかしそんな気弱な清作を戒めるのは・・・弐識!!
自分で望んで立った場所だろうが。逃げんじゃねえ。
おっと、ここで弐識が声をかけてくれるとはねぇ。何だかんだで清作の負けん気は評価しているってことなのだろうか。
しかし之路さん。自分も言いそうな言葉なのに先んじられたからって弐識に当たらないで下さいよ。サーセン!!
・・・何してんだ俺は。バッターボックスだけが俺の力を証明する場所だとか言っといて・・・
打席から踏み出しそうになった足を止める清作。
そんな清作に色んなところから声がかかる。守備についている2・3年から。そして味方の1年から。
皆が皆、清作の頑張りに期待している。あの伊奈までも、四番なら四番らしい仕事をしてみせろと声をかけてくれている。
その声は清作に届き、改めて周りを見回す機会を与えることとなる。
あれ・・・?グラウンドって――チームって、こんなに広かったっけ・・・?
なんだか視界が開けた様子の清作。自身もそのことについて思う所がある様子。
今までは打席の中でホームラン打つことしか考えてなくて、投手しか見てなかったからか・・・?
それとも打席に執着するフリをして、居心地のいい俺1人の場所に閉じこもってただけか・・・?
今まで遠ざけてた声。見ようとしなかったもの。この桐湘にはウザイくらいに溢れてる・・・
目も耳も心もそらせないくらいに・・・
・・・俺も、打席に立ち続けるために、力証明してみせねえとな・・・!!
視野が広がり、力が抜け、笑みを浮かべる心の余裕もできた。
こうなれば一方的に敗れると言うことはありますまい。
之路さんもこの流れで変化球を放ってくることはないでしょうし、後は目一杯振り切るだけである。
振り切れ。迷いも。傷も。今ここで全部。吹き飛ばせ――!!
之路さんの球を捕える清作。
その打球は大きく空を飛び、フェンスの最上段に激突する。が、惜しくもファールでありました。
うーむ、飛距離は十分といえるくらいだったんですがねぇ。残念!!
しかしこれはいい流れである。打てないわけではないという期待を持たせてくれる一打でありました。
弐識の挑発も受け、再度の打ち直しを狙う清作。
だが残念ながら今度は引っ掛けてしまい、サードゴロ。
とはいえ前には飛んだわけですし、走らないわけにはいきますまい。
いや、この走り出す時、清作の目には打席に書かれた白線が今までとは違ったものに見えている。
・・・何だよ、この線。まるで、スタートラインみたいじゃねえか。
必死なヘッドスライディングを見せるが、残念ながらアウト。
根性こそ見せたものの、出塁には至りませんでしたか・・・残念!!
だが四番としての役割。チームに希望を持たせるだけの頑張りは見せてくれたように思える。
そして打ち取られた清作当人も、悔しさはあるものの、それとはまた違った気分に満たされている様子。
野球が。ここが楽しい。
笑顔を見せる清作。これまでとは違い、チームの存在を感じている様子です。おぉ・・・いい感じだ。
今までの清作は団体競技にまるで向いていない性格であった。
それが桐湘に来ることで大きく意識を変えるきっかけを手に入れることとなった。
馴れ合いとかはできないでしょうし、憎まれ口も叩き続けるでしょう。
それでも、これからは相手を不快にさせてしまうだけってことはないはずである。きっとそうなると信じたいところである。
新たな一歩を踏み出した清作の頑張りに期待したいところでございます!!
しかし次回予告を見ると一気に紅白戦は終わりそうな雰囲気ですな。良いテンポである。
そんな次回は大反響を受けてのセンターカラー爆増35P!!ふむ、評判は上々のようでありますな。嬉しい限りだ!!
・クローバー
紅葉神島でハヤトが圧勝を決めている最中、残されたあの方はどうしているのか。
うむ、しっかりと宮島観光を楽しんでいるみたいでありました。
ちゃんと兄の言うことを聞いているみたいで関心ですなぁ。
そんなエリナちゃんに群がる鹿。これもエリナちゃんの人徳の賜物なのか。
SEGに加入したということで鹿連れて帰ってきたらどうしよう。そりゃあまさにクレイジーガールである。OH!!
さて、紅葉神島ではハヤトの瞬殺劇に沸き返っている。
まあ基本的には批判的な罵声が飛び交っているのだが、アナウンスは公平な感じで好感が持てますな。
続いての次鋒戦。ゲンゲンは緊張がマックスでトイレに籠っている様子。なにしてるんだか。
王手の決まりそうな貴重な一戦。というわけではないが、ここで登場するのは吉良。颯爽と登場だ。
しかし真夏にライダースを着ているその姿は紅葉神島の連中から見ても異様に映る様子。アホじゃアホ!!
ライダースを着ていることへのツッコミもさることながら、背中のハンマーヘッドの文字がさらに物議を醸しだす。
まともに呼ばれることのないチーム名。ヘッドはみんな読めますのになぁ。
フムムがありならホモモという発想を誰かしたりしなかったのだろうか。いやされても困るんだが。
ハンマーヘッドだ。
吉良のちょっと怒った感じの声でどうにか読み方論争は片が付く。なにで盛り上がってんだよ。
まあそれはさておき、吉良の相手は鈴峰チームのエース、巨漢の黒蔵。
神島の海坊主。去年もほぼ負けなしの男である。確かにそれなりに強そうな感じではありますなぁ。
しかし勝負の結果はまさに瞬殺。
吉良のハイキックが黒蔵の頭を捕えて終了となりました。うーむ、強い。
瞬殺劇が続くのではと思ったが、本当にそうなっている感じのこの試合。
ケンカとは別の部分の方が盛り上がっているし、割り振られているページが多いとはこれいかに。
今後もエリナちゃんが楽しんでいるうちに試合が進む内容となるのか。期待でありますな。
・雨天決行
必殺の勇太刀が自らの体に突き刺さる。大ピンチの甲人。
どうやら馬頭が瞬時に食い止めてくれたおかげで深手には至っていない様子。
なるほど。それで水溜りになることは防げたわけですか。
しかしだからといって窮地が脱せられたというわけでもない。まだまだ相手は――赤舌は健在なのだから。
水を操る能力を持つ赤舌。確かに甲人たちにとっては最悪の相手といえる。
むしろ赤舌の武器である水を豊富に与えてしまっているのが現状。これはヤバい。
だが甲人は自身の危機よりも、凄い力を持ちながら人を殺すために能力を振るう赤舌に憤りを感じている様子。
何で赤マントなんかの味方してんだよッ!!
だからぁ・・・赤マントくんの悪口言うなっつってんだろォ。
赤マントくんは僕の救世主なんだ・・・神だよ・・・神・・・僕を見つけてくれたんだ・・・
そういって過去のことを語り出す赤舌。
彼が能力に目覚めたのは2年前。中学3年の時であった。
ある日突然目覚めたという能力。ふむ、赤マントから授かったとかそういう話ではないんですな。
それはさておき、赤舌こと深水瀬至はこう述べる。自分は生まれた時からずっと水がこわかったんだ、と。
水恐怖症は深刻らしく、プールの授業も休んでいる深水。
それと同様に休んでいるのはクラスメートの須川さん。
性質の悪い男子に爆乳と煽られている女子である。ふむ・・・
それはさておき、からかわれる須川さんを守るために動く深水。
そんな深水が男子たちにプールへと引きずり込まれる。酷いことをする奴らだ。
しかし、その行為が大変な結果を招くことになるとは彼らも思いはしなかったでしょうな。
まさか深水が妖怪としての能力に目覚めるきっかけとなってしまうとはさ・・・
プールの水が渦を巻き、生徒たちを巻き上げている。こりゃあ凄い怪奇現象でありますな。
その中央にいて浮かんでいるのは深水。
この奇怪な場面を目の前で目撃した須川さんはすっかり怯えてしまっております。無理もないかなぁ。
とはいえ面と向かって化物呼ばわりされてしまっては深水も傷つく。なにがなんだか分かっていないわけですしね。
保健室前の廊下で感情を高ぶらせる2人。
僕は何もやってない!!
吠える深水。しかしその結果能力が暴走。蛇口から迸る水が警官や先生、さらには須川さんまでもを吹き飛ばす。
これは・・・どうなってしまったのか・・・
凄い勢いの水を顔面に受けた須川さん。壁に向かって倒れているのでその様子は伺いしれない。
ひょっとしたら生きてはいるのかもしれないが、壁に血が伝っているのが何とも厄い。
さらにそこに別の先生と母親が登場。
ただでさえ混乱している最中にこれはよろしくない。
母親からも見捨てられた感じとなってしまい、さらに暴走状態となってしまう。うーむ、切ない。
信じてくれる者は誰もいない。
まあ、実際に自身を取り巻く水は人を傷付けているわけですからねぇ。引きこもるしかないわけだ。
体育倉庫に引きこもる深水。その深水に出てくるよう説得を行う警察。
ここはそっとしておいてあげて欲しいところなのだが・・・さすがにこの被害状況では無理か。
孤立し、嘆き悲しむ深水。そこに現れたのが赤マントである。
大丈夫・・・大丈夫・・・君は一人じゃありません・・・僕がついてるんですから・・・
なるほど。不安な状況につけこまれてコロッと行っちゃったわけでありますな。
こりゃあ深水が赤マントを敬愛するようになるのも不思議ではない話といえる。
しかし赤マントは色々と活動しているというか神出鬼没というか・・・
この調子で仲間を増やしているのだとしたら結構な人数になりそうですなぁ。実に厄介な話でございます。
・ドカベン ドリームトーナメント編
パーフェクトまであと3人となった藤村甲子園。
アイアンドッグスとしては何とか意地を見せたい場面である。
まずは七番の犬神。甲子園もこの男は結構嫌なフンイキがあると警戒している。
確かに高校時代の犬神はかなりの雰囲気を纏っていたものであるが、プロになってからは大人しい感じですねぇ。
そのためか、結果はバットを折られてのピッチャーフライ。よっしゃい!!
まあ、9回まで来て163キロを投げる甲子園が凄いと素直に考えるべきか。
あと2人。続いては八番の丸亀。
丸亀曰く、甲子園は粘って四球をもらえる投手ではない。粘れば粘るほど不利にさせられる投手だとのこと。
なので攻略は初球。初球が一番甘いと考え、果敢に狙っていく。
しかし、その結果バットを折られてのセカンドゴロである。うーむ。
甲子園の方にしてみれば労せず2球でツーアウトという最高の結果となったわけでありますなぁ。
さて、ついにパーフェクトまであと1人。
その最後の相手が不知火となっている。
果たして男どアホウ甲子園の完全試合はなるのか。
甲子園にしてみれば大記録にふさわしい最高の打者が相手だと燃え上がっている。
さあ、その名をもらった甲子園球場に快挙の恩返しとなるか・・・!!
一番甘いとされている初球。その初球で164キロを叩きだす甲子園。
しかしその超速球を捕える不知火。
さすがに振り遅れたものの、ボールはライトスタンドへ向けて飛んでいく。
しかしスライスがかかり、ポールの向こう側へと落ちていくボール。
ポールにかすりさえすればホームランという判定になるのだが・・・審判の裁定はファール。
もちろんこれに納得しない犬飼監督。抗議を行う。
抗議の結果、ビデオ判定が行われることとなった。さてさて、この結果はどちらとなるのか・・・
パーフェクトが、試合の勝敗がかかった判定である。大事な場面であるがはてさてどうなりますか。
・ANGEL VOICE
選手控室にて黒木監督が市蘭の選手たちに声をかけている。
それは市蘭というチームが出来てから今までのことを振り返っての話である。
このチームが出来て1年半が過ぎた。1年半の間、お前たちを見ていて何よりすばらしいと思ったのは――
お前たちが試合に負けた責任を決して他の誰かに押し付けなかったことだ。
負けた原因を自分の力不足として受け止め、練習に打ち込んできた。だから市蘭は強くなった。だから今ここにいる。
このチームの大半の者がケンカに明け暮れてる時期があった。
おそらく・・・お前たちなりの勝負の世界の中で、負けたことを人のせいにするのは格好悪いことだったんだろうな。
それが培われたいきさつがどうであったにせよ、責任を人に押し付けず自分の問題として受け止める姿勢はこれから先も持ち続けてほしい。
将来どんな道に進もうと、それは必ずお前たちを成長させてくれるはずだ。
いいことを言いますな黒木監督。
確かにこれは重要なことである。まあ、時には責任を押し付けなければやってられないこともあるだろうが――
スポーツマンとしてはこの姿勢でいるってことは非常に重要なことであると考えられる。
自らを成長させたいと考える人間であるならば、やはり大切なことでありますよね。うん。
今日、オレたちは大切な仲間を失った。
もしこの試合に負ければ、お前たちはとてつもなく大きな責任を自分自身に押し付けるだろう。
責任を自分で持つということは、そういったことも背負うということである。
だからこそ試合中に告げるべきではなかった。久住先生の考えはまあ分からないでもない。
だが、マイちゃんのことは当然試合後にも耳に入る。
そうなったらそうなったで、結局彼らは自身を責めることになる。それは変わらなかったでありましょう。
下手をすればそこから立ち直るための機会も与えられず、沈み切ったままになったかもしれない。
だからというわけでもないが、黒木監督は伝えることにしたわけだ。選手たちのために。仲間のために。
そして今、ついに黒木監督の口からあの言葉が発せられる。
船学に勝つぞ!!何がなんでもやり遂げねばならん!!
どんな状況になっても諦めるな!!自暴自棄になるな!!
ケンカだったらお前たちに勝てる高校なんか日本のどこにもない!!
ケンカでだったらバルセロナやレアル相手でも楽勝だろう!!
だが、お前たちはもう以前のお前たちじゃないんだ!!正々堂々――サッカーで勝って来い!!
仲間を信じて、今まで以上に団結しろ!!
仲間。自らが発したその言葉で改めて気付かせられたことがある。
そう、このチームに仲間という意識を芽生えさせてくれたのがマイちゃんであった。それを思い起こさせられる・・・
オレはっ・・・お前たちが倒れるまで"走れ"と叫び続ける!!
お前たちはっ・・・ルーズボールに足を伸ばし、仲間に渡してから倒れろ!!
1人で守る局面になっても、仲間が戻る時間を稼いでから倒れろ!!
この試合、何一つとしてやり残すことがあってはならん!!
・・・バラバラだったチームを・・・ひとつに・・・まとめてくれた・・・あの歌声に応えよう。
涙を流し、そう語り終える黒木監督。
ついに・・・312話目にしてついに1話冒頭のあのシーンが描写されることとなったわけだ・・・感慨深い。
黒木監督の言葉を聞き、選手たちも耐えきれずに涙を流す。
そして歌う。マイちゃんが最初にチームのために歌った歌――「翼をください」
泣きながら歌う選手たち。そして時間となり、後半戦へと挑むこととなる。
その彼らの姿はなんとも哀しく、思わず応援したくなるのも無理はないと言えましょう。
そして、ピッチに出てきた市蘭の選手たち。そこでも彼らは――泣いていた。
泣きながら、それでも前を見据え、必ず勝つという決意を露わにしている。
これはさすがに船学も驚き戸惑うでしょうなぁ。事情を知らないだけに、この反応は想定外に決まってるでしょうし。
マイちゃんが最後に聞いた、市蘭が優勝したという嘘。
その嘘を真に変えるため、悲しみを堪えて戦う。さあ、いよいよ後半戦。負けられない戦いのスタートだ!!
というわけで、ついに1話冒頭のシーンが描写されることとなりました。うーむ、凄い構成力だ。
思えばANGEL VOICEというのがマイちゃんの歌声だったと判明したのも開始からずいぶん経ってからのことだった。
よくぞそこまで描き切ってくれたものだと本当に感心します。
そして、涙の見開き。あのクールな乾までもが涙を流すあの場面は単行本1巻の表紙にもなっていた場面でありますな。
流れを知ってから改めて読み直すと・・・本当に凄い作品であるということが感じられる。素晴らしい!!
さすがに絵柄は大きく変わったなぁとは思いますが、まあそれはそれ。
完結したならば、もう一度最初から読み直したくなる作品であると言えます。間違いなく。
・真・餓狼伝
丹水流本家VS分家。
やはり文吉もこの選抜戦には参加しているらしく、見事に勝ち抜いている様子。
ここで本家を止めるんだと周りは必死に相手の雲藤を応援しております。
しかしやはり文吉。見事な飛びつきからの腕関節を極めてみせ、快勝。決勝戦へと駒を進めることになった。
戦いを終えた文吉はインターバルの時間で父親からマッサージを受けている。
その行為に疑問を投げかける剣三郎。
久右衛門にしてみればこの回復術は古くから丹水に伝わっているものであり、確かなものであると信じた行為である。
が、やはり根性論がまかり通っていた頃の時代の考え方ゆえか、剣三郎はその行為を否定する。
武は、練る間も惜しんで稽古に稽古を重ね、体を痛めつける。これに尽きます。
確かに稽古を重ねるのは重要なことであります。その積み重ねが成果に繋がるわけですからねぇ。
しかし連戦となるのが分かっているのに休憩も取らずに体を痛めつけるのは正しいことなのだろうか?
武が実戦を指すのならば、体調を万全に保つのもまた武の有りようの一つではないのかと思うんですがねぇ。
少なくとも久右衛門の行為を愚弄することはないと思いますよ。そりゃあ文吉も怒るさね。
しかしそこは穏やかな久右衛門。甥の言葉にも怒ることはなく、息子の体への回復術に務める。
この健気な感じがまたよろしいんですよねぇ。
剣三郎は伯父の久右衛門をど素人だと考えている。
自ら体を動かす部分に関しては確かに才が欠けていようが、研究や観察して見抜く部分などは誰よりも優れてそうなんですがねぇ。
その辺りを見抜けるのは同様の天才――文吉や黒岡喜八のような存在でなければ無理ということなのだろうか。
いや文吉の場合は天才性以前に親父様が大好きだから評価が大きくなってるという部分も間違いなくあるか。
ともかく決勝戦。
その試合は長引き、延長戦へともつれ込んでいる。
長丁場となれば回復術を施された文吉が有利となるのは火を見るよりも明らか。
疲れ切った対戦相手である能見を投げて締め上げ、見事に勝利を手にするのでありました。やるじゃないか本家ー!!
ふむ、なんだかんだで文吉相手に延長まで一進一退を続けた能見さんも大したものでありますな。
そして勝利した本家の文吉を讃える周りの連中の態度も爽やかでよろしい。剣三郎はザマーみろって感じでありますが。
これで少しは久右衛門への見る目が好転するとよいですのう。
さて、勝利した文吉。しかしその目には思わぬ相手の姿が映っている。
警察に連行されたはずの京太郎。それがまさか警視総監を連れて戻ってきているとは・・・!!驚きだ。
もしやここで決戦という形になるのだろうか?
警視総監の口利きがあるのならば、武器対素手という異様な立ち合いも有り得るかもしれない。
さすがに真剣を用いての勝負となるかは分からないが・・・どうなるんですかねぇ。楽しみな展開である。
・最強少女さゆり
別冊少年チャンピオン創刊記念、新人まんが賞入選受賞者の福田やすひろ先生が短期集中連載開始。
なんだかとってもバイオレンスな4歳少女の物語であります。
4歳の少女が強いのは当たり前。特に理由などない!!
そんな感じの勢い・・・正直嫌いではない!!
バニーことウサちゃんよりリコスことワンちゃんの方が態度はましに見える。
まあリコスの言うとおり、バニーの高圧的な態度によるものでありましょうがね。
ちゃんと口の利き方というものを叩き込んであげてくだされ、さゆりちゃん!!
マルキーはパパの味。パパの味だと・・・
逸らされた惑星破壊兵器は何を破壊してしまったのだろうか。
月が吹っ飛んだりすると色々と困りますな。ワンちゃんが変身できなくなってしまう!!
いや、そういう種族ではないのか。うむ、一安心ですな。
・ウチコミ!!
いじめっ子に呼びだされて駆けつけてみたら見知らぬ強面に持ち上げられていた。な・・・なんだこれ・・・
しかもいきなりその状態でスクワットを始めるのだから、ますますなんだこれ状態になっても仕方がありますまい。
持ち上げるだけでは飽き足りなかったんですなぁ。ナイスバランス。
仲間になんとかしてもらおうとする真壁。しかしトレーニングの邪魔をするなと一喝される。
まあ、なるべく関わりたくない相手ですしね。引くのも仕方あるまい。
ならばとレンに対し、何とかしろと言い放つ真壁。お前柔道始めたんだろ!と。
それを聞いた強面の紅林。真壁を持ったままレンに接近。そして何とかしてみろと言い出す。
さあ。何でもいい・・・技をかけてみろ。
真壁を持ち上げているその状態で技をかけろというのか!?
というか・・・何でそんなに嬉しそうなんだ・・・!!
頬が紅潮し、息も荒くした状態でそんな嬉しそうな顔をされても、その・・・困る!!
まあ、それはさておき――
小さいキミでも背負い投げくらいかけれるだろう。
見せてみろ。キミの価値。
ほう、これは良い挑発でありますな。見事に乗せられ、思わず襟を掴むレン。
だがこうなったのであれば、試さずにはいられない。
襟を持つ釣り手。袖を持つ引き手。これを絶対に離さず・・・って袖に手が届きませんやん。
両手とも襟を掴んでも背負い投げはかけれるぞ!!
おっと、これはいいアドバイスですな。しかしやっぱり嬉しそうな顔だな、オイ。
とりあえず襟は掴んだ。後は相手の懐深く、股の間に飛び込んで背負うだけ!!
持ち上げられている真壁がヤバイ落ち方をするかもしれないが、それはそれだ!!
ガシッと決まる打ち込み。
腰を落とし、100kg超の肉塊を持ち上げたまま・・・その投げに耐える紅林!!
これは凄い。凄いんだが・・・歯を食いしばって耐える姿がまた何とも言えないぐらい恍惚の表情しててなぁ・・・
何というか、色々な意味で恐ろしい男である。
せっかく覚えた投げが通用しない。びくともしない。驚き身を離すレン。
しかし紅林としてはとりあえずトレーニングはここまでという気分にはなってもらえた様子。
見たところ・・・中学1年くらいか?
無価値・・・いや・・・未価値か・・・
二人とも、トレーニングの協力感謝する。
未価値。なかなか面白い表現でありますな。将来性を見込まれたと言うことか。
まあ、年齢は大きく誤算しているが、柔道始めて数日ということを加味すれば未価値という表現で正しく思える。
うーむ、思ったよりも面白いキャラでありますなぁ・・・
しかしここまでトレーニング好きなら他の2人が殴り掛かったりしても良かったのでは?足とか蹴りつけたりして。
これに耐えるのもいいトレーニングになる!感謝する!とか嬉しそうに言いだしたりしないかしら。
それはさておき、全く投げが通じなかったレン。
自分はまだまだであると反省している。何だかんだで初心者ですしね。よい心掛けだ。
まあ正直相手が化物だったからというのが一番の理由でありますが・・・
その化物の紅林宗吾は全国選手権3位の実績を持つ立川学園にて2年でありながら早くもエースの貫録を示している。
ふーむ、春樹が嫌っている様子だし、人を無価値と断じるだけにもっと嫌なキャラかと思ったら・・・意外ですな。
どちらかというとかなりストイックな感じのキャラである様子。
それが行き過ぎて輪を乱したりはしそうであるが、なかなか面白い。
対抗戦でレンを見た時にどういう反応をするのか楽しみでありますな。
・名探偵マーニー
夜道を独りで歩く女性が襲われ、茂みの暗がりへと押しやられる。
被害者の名前は吉波志摩さん24歳。スタンガンで気絶させられ、暴行および金品を強奪されることとなったそうな。
うーむ、これは許しがたい事件でありますなぁ。
マーニーの学校も緊急の朝礼で生徒たちを集めて校長先生から注意喚起をされております。
女生徒は特に気をつけて、下校時は一人にならないようお互い声をかけあってくださいとのことだ。
どうやらこの婦女暴行は一週間ほど連続で続いている様子。
犯人の手口が上手く、警備を増やしているにもかかわらず犯行が続いているのだとか。うーむ、怖い怖い。
この女の敵を何とかしてほしい。ゆりかちゃんならずとも思うことでありましょうな。
正義の味方じゃないんだからムチャ言うなとマーニーは言っているが・・・
でも、気になったら解決に向けて動いちゃうんでしょ?そういう子だ。
そんなマーニーが気になったのは街で見かけた女装の男。
女装しているのはいいが・・・ん?いいのか?いやまあ、よしとしよう。
それよりも何か気にはなる様子。変質者かと思ったが、そういう気になり方とはどうやら違う。
同じところを行ったり来たりしており、定期的に誰かと連絡をとっている。身のこなし方から運動神経の高さがうかがえる。
これらの情報から、どうやら警察のオトリ捜査であると判断するマーニー。
毛利刑事の潜伏している車まで当ててしまうし、警察も立つ瀬がありませんなぁ。
とはいえ、このオトリ捜査はいろいろと無理があるのではなかろうか。
そりゃ確かに襲われる可能性の高いこの案件に志願する女性職員はほぼいないでしょうね。
ドラマであればもっと凄い女装を行える男子職員がいたりするのでしょうが・・・上手くいかないものだ!!
一連の女性暴行事件だが、発表してないものも含めて同一犯による犯行の可能性が高い。なんとかしないと警察の沽券がかかわる。
君がやるなんて言うなよ?ロイドさんに殺される。
まあ、そこは危惧しますわな。
ロイドさんの件についてもそうだが、警察が民間人にオトリ捜査を頼んで事故があったりしたら沽券どころの話じゃなくなりますわな。
さすがにまだそこまでする気は無いマーニー。
探偵でありますし、確信を持つまでは時間を浪費しそうなオトリ捜査はしたくないところでしょうな。
なのでまずは被害者の詳細なデータの洗い出しを行うマーニー。
ロイドさんは娘が女性暴行事件という危ない案件を調べているとは気付かずに飲みに向かう。イソイソ♪可愛い擬音たておって。
調査を行っているうちに朝となってしまう。チュンチュン。
非常に眠そうな顔になっているが、どうやら情報は纏まった様子のマーニー。
被害者は全員金品を奪われて暴行されたようなあとがある。
しかし衣服を脱がされてはいるが体液などは検出されなかったとのこと。ふむ?
財布を取られてはいるが、カードなどは使われることもなく、近くに捨てられていたこともあるそうな。
こうなると体目的というわけでも金品強奪が狙いというわけでもなさそうな感じですな。
むしろ気絶させること事態が目的なのではなかろうか。だとしたらそれに一体何の意味が・・・
考えているうちに次の被害者が発生する。
いや、正確には被害者ではない。襲われそうになったがどうにか回避した様子。
その襲われた女性というのが、なんと波峰ちゃん。
襲われて危ないところであったが巻野お兄ちゃんが出てきて助けてくれたそうな。ほう。
そのお兄ちゃんって既に亡くなっており、波峰ちゃんが彼になりきって自身を救うとかいうアレですよね。
さすがに一人美人局みたいなことはやらなくなったようだが、巻野お兄ちゃんのことはまだ引きずっていたのか。波峰ちゃん・・・
それはさておき、波峰ちゃんは襲われた際、新しく買った私服に着替えていたらしい。
その私服の画像を送ってもらうマーニー。ふむ、何か関係があるのですかな・・・?
どうやらその画像を見たことで推理は固まった様子でありますが。
推理が纏まったのならば次は実際に行動に移るターン。
毛利刑事に頼んで自身がオトリ捜査をやると申し出る。
当然それはやらせられないと渋る毛利刑事。でも放っといたら警察が見てない間に独自でやりそうですからねぇ。
そうされるぐらいならば警察と連携してオトリ捜査をやる方がまだ安心できるってものである。
私も友達が襲われてひけないもので。どうか、マーニーにおまかせを。
結局折れることとなった毛利刑事。大変ですねぇ。
それにしても色々と捜査に介入しまくっているマーニーだが警察内の評価は上々の様子ですな。
まあそれも無理はありますまい。頭が回り度胸があり可愛い。そりゃあ評価も高くなるに決まっている。
将来警察に来てくれれば助かること間違いなしでありますな。毛利刑事も早い内から啓蒙しておかないと。
さて、マーニーは途中の自販機で炭酸水を購入。
これはどうやらスタンガン対策だったようですな。
後ろから襲いかかる仮面の暴行犯に対し、炭酸水を浴びせかける。
メントスを入れて一気に噴出させることでノーモーションで浴びせることができるという小技。なかなか面白い。
スタンガンは強力だが、使ってくると分かっているのなら対処のしようもあるって話ですやね。
感電し、自爆することとなった暴行犯。仮面を取ってみると、中から出てきたのは・・・女!!
ふうむ。体液が発見されなかったということだし、犯人が女である可能性は確かに考えられましたな。
そもそも、今回の事件の被害者はある共通点があった様子。
それは服装。事件当時、被害者のコーディネイトだと下はスカートになり、しかもみんな同じスカートをはいていたという。
波峰ちゃんが言うにはそのスカートはあるブランドのセールで買ったものだそうな。
そのスカートは十本限定でセールに出されたものであり、犯人はそのスカートの購入者に狙いを付けていた様子。ふーむ。
もちろんさすがにスカートそのものが目的というわけではない。
このスカートですが・・・隠しポケットがあるんですよ。ホラ、Gパンなんかに付いてる、何も入らないような小さいポケット。
そのセールの前日、同じビルの中で騒動があったんですよ。大量の顧客データが抜き取られて持ち出される事件があった。
そのため関係者は全員厳重な検査を受けることに・・・データを入れたメモリーカードが見つかるのは時間の問題。
焦った彼女は同じ階でセールの準備をしているところを見かける。彼女は興味あるフリをして近づき、コッソリと隠しポケットに・・・
セールの日、彼女はそのスカートの中のものを回収にし来ましたが、すでに売れてしまっていた。
だから彼女は慌てたんですよ。データが洗濯されて消えてしまう前に、なんとか取りもどそうと。
なるほどねぇ。それで短い期間に事件が連発していたわけでありますか。
しかし何とも傍迷惑な・・・襲われる方も心当たりがないに決まってるでしょうし、散々な事件でしたな。
それにしても洗濯での破壊よりスタンガンでのデータ破壊の方を気にした方が良かったのではあるまいか・・・
まあ、襲う時はちゃんと上半身に押し付けているみたいだし、大丈夫・・・なのかな?その辺りはよく分かりませんな。
・777 スリーセブン
いきなり素顔の状態で大暴れの燈ちゃん。
柱で女の子ですよと注釈が入ってしまうぐらいに怖い顔となっている。
しかしフワッと宙返りをするときの表情は気持ちよさそうで、何だか笑えますわい。
どうやら燈ちゃんは幼少の頃から格闘技を身に付けていたらしい。
なるほどねぇ。それであの強さに繋がるわけか。
亡くなられた実際の父親とよく修行していたみたいですな。ふーむ。
で、その場所に3人でやってきた理由は優希の肉体改造のため。
体力がつけばチェリーでおられる時間も長くなるんじゃないかという考えだ。
まじめにトレーニングすれば大丈夫だと思いますよ。トレーニング量は裏切りませんから。
笑顔でそう語る燈ちゃん。暗くてイジメられているはずなのに、凄い爽やかなスポーツマン理論を述べてきなさる。
やはり何のかのでこの面子でいるのは楽しいということなんですかねぇ。
さて、前回売人のヒロと会い、お小遣い稼ぎについて持ち掛けられていたフェイク。
もちろんその内容は脱法ハーブをバラまくというもの。
友達に配ればいいということは、お金を回収しなくても配ったことにすればいいってことかね?
それで1パック1万って、それはまた破格でございますな。よほど常習性に自信があるのか。
こいつは強烈なんだ。しかも違法じゃない!!配ったら配った分だけ客がつく!いつさばくの!?今でしょ!!
うるせーよ。ドヤ顔でそう言われるとついツッコミ入れたくなるから困る。
可愛いフェイクなら友達も多いはずだと考えているようだが・・・実際はそうでもなくてなあ。
見事なフェイクに引っかかっているって感じでございますな。
さらにヒロとしてはフェイクを落としたいらしく、色々と声をかけてきている様子。おやおや。
燈ちゃんにしてみれば、化粧やら何やらで造り上げたフェイクの姿は自身とは別人であるぐらいの認識の様子。
それに対し、芸能人だってスッピンはひどいもんだし、メイクして可愛いんだからお前は可愛いよと語る間宮先生。
それなりの説得力はあるのだが、燈ちゃんは否定をする。うーむ、頑なな感じですなぁ。
自分に自信を持てない時間が長かったせいなのだろうか。
昼間も化粧をするようにすればずいぶん変わるだろうに、それをしないのも自信の無さの表れなのか・・・
ともかく、間宮先生。燈ちゃんに対し、あの男と付き合えよと言い出す。
えっ。いきなりそんなことを言われましても。第一峰岸の彼氏でありますし・・・
わかってないな・・・これは命令だ。付き合え。
あんなカスの売人ボコっても何も変わらない。アイツがどこからどーやってあの量のハーブを仕入れてるのか知りたい。
後ろに誰かいるのか?流通ルートを調べてくれ。
いい感じのチームになってきた。
そう思ってはいたが、当初はマスクが脅すことで出来上がったチームなんですよね。
マスク――間宮先生の非情な面が垣間見えたりするのがやはり今後の危うい点でありますか・・・
ちなみにヒロにバラまくよう言われたサンダーボルトはマスクの手で警察へ輸送。
さらにクラブ・オアシスを調べろというタレコミまでしていた様子。
ふーむ、ヒロを泳がせはするが、クラブ・オアシスという拠点だけは潰してしまおうという考えか。
これでまた3人と警察が邂逅する可能性がでてきたわけでありますな。
さて、フェイクはそれからも峰岸と会ったりしている様子。
峰岸は自身の顔にコンプレックスを抱いている。それは燈ちゃんと同様、簡単には拭えないものであるようだ。
思ってもいないようなおだて言葉は帰って傷つく。そのように述べる峰岸。
でもヒロはそんな自分のことを可愛いと言ってくれる。それが自信になるとも述べている。
ふーむ、ヒロの言葉はおだて言葉ではないと信じているんですなぁ。何だか可哀想な。
実際のヒロはというと、彼女の友人という立場であるフェイクに手を出そうとしている最中なわけであって・・・
マスクの指示通り、ヒロに色目を使うことで情報を引き出そうとするフェイク。
仕入れ先について話を聞きだそうとするが、ヒロが言うにはヤバいヤツらとの付き合いなどはないとのこと。
つーかある意味ヤバいのかな・・・
サンダーボルトは製造からオレら組織が関わってる。メイドイン立山なんだ。サンダーボルトは。
ほう。製造、流通。全てひとつの組織が賄っているということですか?
それは凄い組織に思える。が、上手くすれば芋づる式にサンダーボルトの関係者を根絶できる可能性があるわけだ。
これは面白い話が聞けましたねぇ・・・いよいよボコりタイムでございますかね?
組織とやらがどれだけの規模の人数を揃えているのか気になる所だが・・・頑張って解決して頂きたいところである。
・ツクモモモ
さくらさん、イケメン好きなのは別によいがそれ以外の人に辛く当たるのはいかがなものかと。
いや、九十九さんに近付こうとしている気配がするから辛く当たられているのか?それはありそうだな。
手まりなのに蹴られているイメージ映像。まあ、そっちもありなのかな?
栗生くんは顔や態度の感じからしてあまり一人称が俺という感じはしないので地味に違和感があったりする。
何でそこまで気になるのかはよくわからないが・・・地味に気になる!!
・3LDKの花子さん
みぞれさんを運んでいる信くんがなんだかやけに可愛い。
そうか。信くんはそういう子でありましたか・・・そうか。
アイドルも画面の向こうにいるからいいとかそういう話なのだろうか。
フィギュアが好きであるならば、花子さんの力でフィギュアが動くようにしてくれればよいのではなかろうか。
それをしてしまうと信くんが本格的にダメな子になりそうでアレですが。
信くんの感情の変化が見て取れたような気もする今回。
少しはリアルの女の子への意識も芽生えましたかね?
オバケでも問題ないという考えに至ることができればよい感じになれそうな気もするが・・・どうなるか!
・いきいきごんぼZ
憎まれ役は仕方ないかと思いながら枷井に遠まわしな言葉を送るイマキマキ。いい子である。
使えない奴を切り捨てる感覚が気に食わないと憤る技野くんもいい子である。被害妄想ではあったが。
すっかり技野くんはIONA☆ZUNにはまっているみたいですね。良きかな良きかな。
しかしフルで歌ってこの得点を出す枷井の音痴っぷりはどれほどのものなのか。
見知らぬ部屋に乗り込んでいく度胸。まるで酔っぱらいの如くである。
しかしそれでクラスメートが楽しんでいる場面に出くわすとか・・・どういう悲劇か!!
まあ、掃除の時間の黒板を見る限り、行きたい人が集まっただけの企画のようですが。ハブられてたわけじゃないよ!!
しっかりと招き入れる椿ちゃんや隣に座って技野くんをイジるイマキマキやら、何やらとても楽しそうな感じである。
まあ、吏毘堂さんたちにしてみれば最悪な状況なのは間違いないでしょうけどね!!うーむ、黒い黒い。
・バーサスアース
力を・・・力を・・・深柱を倒す力を・・・仲間を守る力を!!
重傷を負いながらも皆を守るために力を渇望するハルト。
その想いが新たな扉を開く。ビゼリアの力をも取り込み、生み出されるのは雷を纏った新たな剣!!
玲央姉を。林さんを。シェリカを。みんなを傷つけたな!!
その怒りをぶつけるために剣を操作するハルト。
雷を纏う剣は中空に浮かんでおり、ハルトは触れてはいない。その状態で動かせる様子。
刀身を傾かせ、投擲が来る。そう考え身構えるビゼリア。しかし・・・違う!!
バカな!!
真っ直ぐ投げてきたのではない。真っ直ぐに振り下ろしたのだ!!
刀身が伸びたのか振り下ろした時の衝撃によるものなのか。
護国寺ごとビゼリアの体が裂かれることとなる。この強力な一撃は防ぐことなどできようはずもなし!!
威力を遠くから見ていた本部の一芽ちゃんやヒミコさんも慄いている。
雷光・・・深柱髄幹裂断刀雷光(クサナギノツルギ・ライコウ)
何だか嬉しそうな顔でさっそく名前をつけているヒミコさん。
なるほどなー。こういうノリで装備の名前をつけていらっしゃるのか。嬉しそうで何よりです。
って三輪先生が言うように、ハルトがヤバイ状態なのは変わらないのだし、不謹慎な顔をされていても困りますわいな。
急いで救急班を入れる様に進言する林くん。
ビゼリアの力を取り込んだ際、右胸の外甲剣は完全に消失した様子。
しかし左胸に刺さっていた外甲剣は微妙に消えずに残っている。出血も激しいままだし、このままでは危うい。
だが、まだ戦いは完全に終わってはいなかった。
ビゼリアの髄幹はまだ反応を示している。掠めはしたが直撃はしなかったということでしょうか。
しかしビゼリア曰く「魂の器」が損傷したことで人間の体が保てなくなっている様子。
ふーむ。人間体でいるのは思ったよりも難しいことであるのですかね?
ちなみに「魂の器」を修復できるのは銀眼王だけとのこと。王の立場がどんどん強化されていきますなぁ。よいことだ。
逃げようとするビゼリアに迫るハルト。
弱った体でありながら、静かにその疑問をビゼリアへと叩き付ける。
なんで・・・なんで・・・殺すんだ・・・
なんで深柱は、虫ケラのように殺すんだ!?
静かに問いかけるハルト。それに対し、おまえら人類が虫ケラ以下だからだと答えるビゼリア。
うーむ、ここはもう少し気の利いた返答が欲しい所でありましたな。
自分の冥土の土産に教えておいてやるとかそういう言い回しぐらいして欲しかった!!
苦し紛れに髪の毛を外甲剣に変えて攻撃。
しかし至近距離からのその攻撃を雷光を纏った剣で迎撃するハルト。
この冷静にして瞬足の反応に驚く少佐。坊主・・・人間を超えたか!?
ノ・・・ノート・・・申し訳御座いません。
死を覚悟するビゼリア。
そのビゼリアに剣が叩き込まれようとする。が、そこに割り込んでくる存在があった!!
あの強烈なハルトの一撃をシールドで受けとめる巨大な存在。
まるでヤタノカガミのような巨大な盾を操るドレッドヘアーの巨漢の存在。
仮面で顔こそわからないものの、この存在感は誰かを想起させずにはいられない。
至近距離で邂逅することとなったハルト、玲央さん、林くん。一様に同じ存在を思い浮かべたことでありましょう・・・
割り込んできた存在、フェルゼルはビゼリアの髪をひっつかみ、逃亡する。
掴みやすい所ではあったのだろうが、何とも雑な扱いだ。まあ助けられたのだし強く文句も言えまいて。
さてさて、ついにハルトたちに姿を見せてしまったフェルゼル。
当然の如く兵真くんと認識するハルト。
命が危うそうな状態で心がかき乱されることとなったわけだが、一体どうなってしまうのか・・・
ハルトの容態は当然気にかかるが、確保したこの拠点。護国寺の秘密も気にかかる。
空中生成型の発進基地となっているようだが、どのような秘密があるのか。
深柱側は以後この場所を取り戻すために動いたりするのだろうか。気になる所である。
ついでにビゼリアの切断された下半身の行方も気になる所。崩壊する前に確保できれば新たな重力大針になるかも!?
それかユミちゃんの失われた下半身の代わりに・・・いや、さすがにそれはちょっと。それはちょっと。
・机上のメリークリスマス
円山晃先生の飛び石読み切り第2弾。
相変わらずこの人の描く女の子は妙な可愛さがあってよろしい。
しかし可愛いけれど何だかんだでクリスマスの日に独り身だったりするのですな。
まあ、まだ中学生みたいですし。ん?中学生のクリスマスなんてこんなもんですよね・・・?
・木曜日のフルット
鯨井先輩がサギに会いやすいのは人がいいからなのかどうなのか。
さすがにサギに会っちゃったよサギってことはないと思うが・・・どうだろうか。
フルットの様子はペットが飼い主に似ると言うことなのだろうか。
いや元からこんな性格だったような気はするし、似た者同士気が合ったというのが正解か。
・総合感想
今号は男たち熱い盛り上がりが随所に見受けられましたな。
特に囚人リクやANGEL VOICEが凄かった。話全体に関わる大きな場面に当たった号と言えましょう。
さて、次号は久しぶりに新規の作品は無し。
まあ短期集中が2作ある状態ですし、そうそう新しいのがあったりはしませんか。
それでも錻力のアーチストが大増ページで掲載されますし、ページ数の余裕はあるということなのか。
次回予告を見る限り、またスポーツもので押していきそうな気配が感じられますね。
何か複数作品の企画でもまた始めていただきたいものであります。
2013年 45号
・弱虫ペダル
新・チーム総北誕生。
そしていきなりその6人の戦いは本番・・・IH予選という舞台で展開される!!
去年は1年生たちに予告もなく先輩たちだけで行ったIH予選。
今回はちゃんと部員全員に通知をしている様子。
居残り組は古賀先輩と大周回コース練習。
ふむ。古賀先輩。一度いなくなり、最近は背景のメガネとしてよく出ていたが、ようやくちゃんと名前も出てきたか・・・
アニメ化というタイミングもあるし、久しぶりに旧キャラもお目見えしようという話ですかね?監督とかさ。
それはさておき、IH予選。バスに乗って予選会場にやってきた総北高校。
朝のちょっと寒い空気。せわしなく準備してるレースの会場。
このスポーツセンター周回コースで行われる、千葉県代表を決めるインターハイ県予選。
こいつに勝って本戦へいく!!それがオレの、このチームで走る最初のレースだ!!
気合いの入っている鏑木。まあいよいよ本番ですしね。気合も入れねばならんというものでしょう。
さすがに前年覇者である総北は注目の的である。総北だ!!総北来たぞォォ!!
デカい!!今泉。赤い鳴子。キャプテン手嶋と青八木。そして昨年のトップリザルト小野田!!フルメンバーだ!!
二つ名とかそういうのがないせいか、なんとなく端的な紹介となっている気がする。デカイとか赤いとか。
まあ鳴子にとっては赤い言われるのは本望なんだろうけども。そういえば浪速のスピードマンなんてのもあったか。
周りの注目度は高く、雑誌記者からも写真撮影を頼まれる。
その6人の中に混ざる鏑木。キリッとした顔つきで、周りからは強そうだなと評されている。
しかし実際は凄く緊張して顔が強張っているだけだったりするという。
いつもならば相方の段竹が先に緊張しまくるおかげでそれを見て逆に安心できていた鏑木。
今日は一人・・・ヤバイ。お腹いたくなってきた。いてて・・・
緊張のあまり、走れないレベルでお腹がぐるるるいいだす鏑木。我慢して怖い顔になっとるで!!
まあまだレースまでは時間がある。今は出走リストにサインしてゼッケンをもらうために並んでいる段階だ。
しかしその待つだけというのがとにかく苦しい。後ろから見たら滑稽な動きをしているのが丸わかりだ!!
そしてレース会場は朝早くから人が詰めかけているのでトイレも長蛇の列が出来る。
急な腹痛があった場合、果たして間に合うのか。列の長さを見ただけで絶望的な気分となる鏑木でありました。
なんというか、レースと関係ない所で強敵に出くわしてしまいましたね。ハハハ。
まあ、腹痛は波がありますからね。どうにか堪えれば次の波までにサインをこなすことも可能ではある。長くは持たないだろうがな!!
一差大丈夫か・・・あいつ1人だと、すぐ緊張して腹にくるからな。
さすがに相方の段竹はよく分かっている様子。
こうなってくるとむしろこれまでは鏑木のために緊張してあげてるんじゃないかとすら思えてくるほどだ。甲斐甲斐しい!!
まあとにかく。サインを済ませた後、トイレがあいてる時間帯となったのか、無事にピンチを切り抜けられた様子の鏑木。良かったね。
心配事は無くなったので固定ローラーでアップに専念します。
そんな姿を見ながら鏑木のことについて話し合う今泉君と鳴子。
鏑木・・・あいつだい分一緒に練習しとるけど、なんやなかなか馴じまんな。いつも1人で考えこんどる。
確かに少し距離感がある感じがしますな。
礼儀正しいのはいい事だけど、親しみやすさとはまた違った感じがあるのは確かである。
鳴子は馴れ馴れしすぎるぐらいであるが、その鳴子相手にも距離を置いている感じでは厳しいですわな。
チームの雰囲気も考えると多少はくだけた感じがあってもいいとは思うんですけどねぇ。
段竹やクラスの連中には普通の態度でいられるようだし、そういうことが出来ない性格ってわけでもありますまいに・・・
そこで今泉君はこんな見解を述べる。
今まで社会人チームの中にいて個人主義・・・
実力主義の世界にいてオレたち総北の"チームで闘う"っていうチーム勘がわからないんじゃないのか。
言われてみればずっと大人たちと混じって走ってきたんですよねぇ。
そういう意味では序列意識というか、くだけた感じに接しにくい性格となってしまったのは仕方のないことなのかもしれない。
しかし段竹とはいい感じにコンビを組んでいるんだし、チームもその延長と考える訳にはいかないのかねぇ?
いや、段竹は基本鏑木を立てるような立ち位置でいた気がするし、それ以外のチームのあり方がわからないという可能性はあるか。
そんな鏑木に話しかける手嶋さん。
食うか?と携帯食料を渡そうとするが、自分で用意したものがありますから結構ですと断る。
準備が万全なのはいいことだけど、こういうのは受け渡しのやり取りによる交流がメインですからねぇ。
断ってしまうのが失礼という空気の読み方は難しいというところか。新開さんなんか頻繁にやってそうな交流方法だというのに。
それはさておき、手嶋さんは鏑木に問う。おまえは何のために走る?レースを、と。
ハハハ!!"何のために"ですか。決まってます!!決まってるじゃないですか。この答え以外に答えがあるんですか。
勝つためです!!長く苦しいレースを耐えぬけるのはこの目的があるからです。違いますか?
まあ、端的に言ってしまえば確かにその通りかもしれませんな。
勝つことによって得られるものは数多い。何かを満たすためにはまず勝たねばならない。全くその通りだ。
しかしレースという過程は耐えぬくもの。欲するのは結果のみというその姿勢はいかがなものであろうか。
その辺りを言葉で伝えるのは難しいと思ったのか、そのことについては言及しない手嶋さんでありました。
さて、アップをすませたらバスの中に集合。10分後にミーティングを行い、今日のレースのオーダーが出ることとなる。
しかしそのオーダーが出る前にひとつお願いがあると切り出す鏑木。
このレース、オレをエースとして走らせてもらえませんか。
ほう・・・これはまた大きく出たものだ!!
緊張したり距離感を測り兼ねたりしてる鏑木だが、レースのことになると大きなことを言いだす。
まあ自分を追い込んで結果を出そうとしているということなのかもしれないが・・・
しかしサポートは無しで単独で逃げ切ってみせるというのはどういうことなのか。
それだと他の5人が走る意味があまりないような・・・他の5人とも勝負しようというのかね?
予選とはいえずいぶんと舐めた態度を取っている鏑木。
まあ、去年も田所さんたちはラスト1周まで競ってから大差をつけるという舐めたことやってたし、伝統といえば伝統であるか。
というか昨年の覇者である総北は決勝からの出場なんですな。さすがにシードもあるか。
総北!!あんまり調子にのるなよ。好きにはさせない。この柏東エース3年柳田が!!
おや、柳田さん去年の時点で3年生じゃなかったんだ。
去年はレース中に元気づけられるという屈辱を味わいましたしねぇ。そりゃあ燃えるというものである。
金城さんたち3年さえいなければ俺たちにもチャンスがあると思っていそうだが、はてさて。
レースは全6kmの特設コースを10周回で行われる。合計60kmか。
そのレースの初っ端、1周目から飛び出しをかける鏑木。ほぅるああ!!
サポートもいらないと言っているし、飛び出してそのまま最後まで突っ走る考えのようですな。
見てるか段竹!!とりあえず、1コ目の優勝。頂きだ――!?
気合は満点。しかし何が起こるかわからないのがレースというものである。
え。と驚きに目を瞠る鏑木。どうやら尖った石か何かを踏んでパンクしてしまったらしい。
ムリをすれば走れなくはないが、レーススタート直後にこれでは・・・
急いで修理すれば復帰できなくはないかもしれないが、優勝を狙うには致命的な遅れとなる。
この絶望的な状況。ひとりで優勝してみせると宣言した鏑木にしてみれば最悪な状況。はたして乗り越えることができるのか・・・
坂道ならばこれくらいのハンデIH本番でもひっくり返してみせたりしたものであるが・・・うーむ。
でも本当にここで逆転されたら今度こそ本当に柏東の柳田さんが潰れてしまいそうな気がして怖い。
柏東や幕張京葉はどうなってしまうのか!!注目である。
・囚人リク
新生324房始動!!であるが、沢田はどこに行ったのだろうか。
その疑問は今回の冒頭で語られる。
数日前、田中一郎は総転房のことでレノマに伝えてほしいと切り出してきていた。
どうやらその内容は沢田に関してのことだったらしい。
その沢田という男、メンバーの集結する324房に入ることを拒んでくるはずだ。
強請ってくるでもなく、仲間に加えろと近づいてくるあたり衝動に任せるばかりのただのバカではなさそうだ。狡猾な男だ。
メンバーと同房でいては作戦が発覚した際、自分も加刑されるリスクがある。
恐らく沢田が望むのはメンバーとつかず離れずの関係を保ちながら、自らも脱獄をすること。
つまり、メンバーのうちの誰かを人質に、別の房に入れるように要求してくるはずだ。
その田中一郎の分析は的を射ている。
324房の隣、325房に沢田の姿はあった。そして一緒の房にいるのは・・・田中一郎!!
これでいい。あんたと同房なら絶対に仲間外れにはされねえからな。
うーむ、さすがに自分だけ置いて行かれるというケースは沢田も想定しておりましたか。
確かに田中一郎を置いていくという選択肢はないでしょうし、狡猾なことである。
まあ、決行日に田中一郎が沢田を抑えることができればその限りではないでしょうが・・・危険な話か、それも。
それはさておき、田中一郎はいつの間にN棟に移ってきたのだろうか。
総転房のタイミングで移ってきたのでしょうが、そのためにはやはり危ない橋も渡っていた様子。
まず柳原看守部長にもう弁護の仕事を辞めたいと伝える。
当然看守仲間に弁護の斡旋をしていた柳原看守部長は焦る。
日中は工場を抜け、夜も呼び出されているため、何かオイシイ思いをしているのではないか。
周りの囚人にそう思われ、ねたみが最近辛いと打ち明ける田中一郎。もちろん述べるのはそれだけにとどまらない。
噂は尾ヒレをつけて広まりますよ。それはあなたにとっても有意義な話ではないと思うのですが。
もはや、俺たちは一蓮托生の関係。でしょ。
お、脅しだ!!脅しが入ったぞ!!
この瞬間のためにこれまでへりくだった様子を見せ、信用を築き上げてきたのだ!!
実際弁護仲間への斡旋はかなり美味しい話である。田中一郎転房の話を聞いて色めき立つ看守も多いようだ。
なので弁護を続ける代わりに出されるお願いもある程度は許容しなくてはならなくなった柳原看守部長。あらあら。
そして今回田中一郎が出した願い出が――
私をN棟に移籍させてください。N棟に友人がいるんです。弁護の仕事は移籍しても続けられます。いかがでしょうか。
なるほどねぇ。見事な一手でありましたな。
これで遠く離れたS棟に一人だけいるという状況も解消されることとなったわけだ。よかったよかった。
若者の中におっさんが1人で過ごすようになるのは大変かもしれませんが・・・まあ、S棟にいる時も1人だったしそれはいいか。
田中一郎の方はそれでいいとして、気になるのは324房の残る1人。
レノマさんがアタリをつけてきたという人物であるが、一体何者なのだろうか。食事中にも寝てるし。
レノマさんは作戦のメンバーとしては何も問題ないと語る。
であるならばその信用に足る根拠を聞かせていただきたいものである。
という感じのリクの様子を受けて語り出すレノマさん。こいつの名は――唐周龍(タン シュウロン)。
それは9年前。レノマさんが下獄し、史郎さんが入ってくる少し前のこと。
レノマさんは毎日のように囚人たちとのケンカに明け暮れていた。
当然入ってすぐにボスの座が手に入るわけではありませんからなぁ。
群れの中で生き抜くために力を見せている最中だったということでしょうか。
そんな戦いに明け暮れる囚人の中でただ一人、喧騒とは無関係に自分の欲望に忠実な奴がいた。
外に出たいという想いによるものなのか、高い高いフェンスをよじ登る唐周龍。
昼の日中でそんな行為が見逃されるはずもなく、放水によって叩き落される。即射殺じゃないだけ優しいとみるべきですかね。
さらに見せしめの刑も椅子の上にバケツを持って立たされるというもの。
なんだかんだで小さな少年相手だと刑も緩やかになるってことなのでしょうか。リクは割と毎回酷い目に合ってる気がするけど。
レノマさんはケンカの罰で1週間の軽屏禁。
それが解ける一週間後。若い頃の谷村らしき看守に連れられて房を出るレノマさん。
うーむ、この谷村・・・本当に若い!!モミアゲは同じようにあるのに汚らしさが少ない!!
時の流れは谷村もさらに汚らしくしてしまうというのか・・・!!
まあ、谷村のことはどうでもいい。
レノマさんがふと外を見ると、運動場には雨の降りしきる中、立たされている唐周龍の姿があった。
また騒ぎを起こして立たされているのだろうか。そのように考えたレノマさんだが、どうやら違うらしい。
くり返し騒ぎを起こして立たされとるわけじゃない。
1週間前からそのまま立たされとるんだ。なんの役にも立たんムダな根性だけがある例外のクズだ。
ぶっ倒れりゃそこでカンベンしてやろうものを、食わず寝ずだぞ。あきれたクズだ。
ふーむ。そりゃあ気合が入ってますなぁ。レノマさんが目をつけるのも分かる気がする。
でも今は何だか気の抜けた奴になってしまっているみたいですが・・・これも9年の歳月の結果なのか?
夜。眠る前に天野と松尾に話しかける椿。
例の第27木工場と第16木工場の戦いでは2人をいたぶった経験のある男だ。
その男と同房になる。複雑な想いを抱えて当然の状況。
しかし天野はこう述べる。すんだ話よ。もう、俺たちは仲間だ、と。うーむ、カラッとしたいい発言だな。男らしい!!
仲直りの握手とかしているみたいですし、爽やかな奴らでありますなぁ。
さて、唐周龍はまともに寝間着に着替えられなかったりと相変わらずの緊張感のなさを見せている。
リクとしてはレノマさんから昔の話を聞いたとしても不安は隠せない様子。
だがここでさらに面白い話を聞かされる。
あいつにはシャバに待たせてる人間がいる。
俺がシャバに残してきたダブルドラゴンクロス。
それをはるかに凌ぐスラム最大のギャング、ドラゴンクロス。奴はその2代目だ。
なんとまあ・・・あのドラゴンクロスの2代目だと!?
というか、今でもドラゴンクロスは最大チームであり続けているんですな。
ダブルドラゴンクロスが台頭したことでどうなったのかと思ったが。
というかドラゴンクロスとダブルドラゴンクロス。スラムの人間としては紛らわしくならないのだろうか。
同チームというならともかく、普通に対立してるチームのようだしなぁ。
まあ、レノマさんが子供の頃に対抗してつけたチーム名だから仕方がないといえば仕方がないのですが。
ともかくこれは確かに最強のチームが出来上がったと言ってもいいかもしれない。
これならば脱獄した後も再逮捕という憂き目には合わずに済むかもしれませんな・・・
だがまず考えるべきは此処からの脱獄。
それが果たせなければ先のことを考えても仕方がない。
いよいよ新体制で動き出す脱獄ロード。果たして順調に推移するのだろうか・・・注目であります。
・実は私は
私、黄龍院凛は50年先の未来から来た黒峰朝陽の孫。
黄龍院はパパの名字。朝陽の娘が私のママ。
なるほど、そこまで解説してくれますか。やはり朝陽は娘が産まれるみたいですね。
前に白神父の姿を見送った際に、自分も娘を持ったらあんな風になるのかなとか考えてましたしなぁ。
それはそうと朝陽としては気になることがある。いや、朝陽ならずとも気になることでありましょう。
自身は結婚し、娘を授かっている。ならばその結婚相手とは一体誰なのか・・・
ドキドキしながら嫁候補を思い浮かべる朝陽。まあ葉子さんは筆頭ですわな。間違いなく。
続いて藍澤さんがいるのはいいとして、みかんも候補に入っているのか朝陽よ・・・?
ちょっと離れて小さくなっているのがらしいといえばらしいのか。ふーむ。
だ・・・誰なんだろ。俺の結婚相手。
見た感じ特に白神に似てるとかは・・・いっ、いや孫ってそもそも似るのかな?すげぇ気になる!!
凄く気にはなっている。でもその結果、実は葉子さんが相手ではなかったと知ったら、それはそれでどんな気持ちになるのか・・・
思わず躊躇ってしまう朝陽。無理もない話ですわな。
しかし凛ちゃんはわざわざ朝陽に会うために未来からやってきたのであろうか?
確かに同じ年頃の朝陽に会ってみたいという気持ちはあった様子。
しかしどうやらそれ以外にも目的はある。そう、それは――未来を救うため。
私の時代・・・世界はめちゃくちゃになってしまった。だからそれをどうにかするため、私はレジスタンスとして戦っている。
ほう。それは何だか深刻な話でありますやね。
レジスタンスが一縷の望みをかけてタイムスリップを試みる。まるで映画のような展開である。
そして凛ちゃんは語る。未来がどれほど恐ろしいことになったのか。そしてその世界を生み出した存在について・・・
・・・必ずいる。この時代に。
コンビニのエッチ本と普通の本の割合を逆転させて、ミニスカノーパンを主流にした元凶が・・・!!
え・・・?
いや、確かに恐ろしい感じの世界ではあるが、予想したのより全然違うというか・・・
そんなツッコミを入れる間もなく、衝撃の話はまだ続く。
――そう。全てはカリスマ痴女2世のせい・・・!!
このスパッツはレジスタンスの証。捕まった仲間は皆ミニスカノーパンにされてしまった。
政府はカリスマ痴女の傀儡。許さない。カリスマ痴女2世・・・!!
そんな深刻な顔してその単語を口にされましても・・・どんな顔をすればいいのかわからない。
獅穂さんの母親はカリスマ痴女。その娘の獅穂さんもまた痴女である。
となれば、やはり獅穂さんが未来をめちゃくちゃにした元凶であるということなのだろうか!?
アタシの痴女っぷりんなんてお袋に比べたら全然・・・と述べる獅穂さん。お袋さんどれだけのものだったのか・・・
というか未来の獅穂さんは67歳になっているはずだが、まだ痴女でいられるのであろうか・・・
何にしても前回凛ちゃんが痴女に反応したのはそういう経緯があったからなんですね。
ここで改めて獅穂さんに向き直る凛ちゃん。どうやら警戒している様子。
カリスマ痴女2世には遠くおよばない。けど、その潜在的な痴女力は危険・・・!!
女子力みたいな言い方されても困るのですが!!
というか潜在的な痴女力とかどうやって測ってるんだ!?
いやそれよりもいきなり抜刀し始めましたけど、その剣で一体何をするつもりなのか!!
決まってる。粛清。
ザンッと切り裂く音を立てながら獅穂さんの横を通り抜ける凛ちゃん。切った・・・!!
危なかったよ・・・谷間にエロ本はさんでなかったらどうなってたか・・・
何でそんなところにそんなものを挟んでいたのか!!
というかそれならば胸の方が先に切り裂かれるのではなかろうか。いや、凛ちゃんの狙いはそもそも切ることでは無い。
凛「貴女の谷間はすでに封じた」
獅穂「ま、まさか私がエロ本取り出した直後に・・・!?」
朝陽「ボタン閉めただけ!?」
一体どのタイミングで締めたというのか。
切って取り出す前に通り抜けているはずなのに、取り出した後目にも留まらぬ速度で締めたというのだろうか。
うむ、ぶっちゃけそんなところを深く考えるような流れじゃないとは私も思いますけどね!!
とりあえず命に関わる感じじゃなさそうだと安心した様子の朝陽。
未来の世界のことやら何やらで焦っていたが、少し落ち着いた。そのことで逆に意を決しそうになっている朝陽。
聞いてみようかな・・・俺の結婚相手・・・
お・・・俺の結婚相手の・・・凛ちゃんのお婆ちゃんの名前ってわかる・・・?
ついにその質問を口にする朝陽。
しかしそれに返答しようとした凛ちゃんの横で先に動き出すのは獅穂さん。
せっかくボタン止めてくれたのに、全部外れちったーと痴女丸出しの宣言をしている。
確かにボタンは全部外れているが、それだけじゃなくブラまで外しているじゃねーか!!こりゃ危ない。
獅穂「んー。やられっぱなしは痴女がすたるってねぇ」
凛「この痴女力の高まり・・・貴女は危険っ!!」
朝陽「出たっ!!スタイリッシュボタン止めっ!!」
いつの間にやら妙な名前がついていたらしい。
何度やってもムダ。貴女は私が止めると勇ましいセリフを吐く凛ちゃんだが、要はボタン止めるってことでしょ。
だが、そんなスタイリッシュなボタン止めも一見で簡単に攻略されてしまう。
んー。残念。先に全てのボタンちぎらせてもらったよ・・・?
なるほど。これならばボタンを止めることはできない!!やるな!!
獅穂さんの迷いのない行動と高まる痴女力に気圧される凛ちゃん。
まさか貴女がカリスマ・・・と気づきつつある様子。
ふーむ、どうやら獅穂さんは状況により痴女力が上下するタイプの痴女のようですな。常に全開ってわけじゃなかったんだ!!
これが未来的戦闘・・・!!未来って一体何だっけ!?
痴女とレジスタンスがスタイリッシュな戦闘を繰り広げ、敗れたレジスタンスは痴女へと変えられる。
一体何のゲームの設定なのかと思えるほど無茶苦茶な未来である。楽しそうだなオイ!!
ボタンの件は置いておいて、自分の結婚相手について教えてもらいたい朝陽。
しかし凛ちゃんは述べる。これは未来の朝陽の命がかかった戦いであると。
カリスマ痴女の支配が続けば、朝陽はいずれ鼻血の出し過ぎで死んでしまう・・・!!
60過ぎにもなって、娘どころか孫までいるというのに、まだ鼻血を出し続けているというのか朝陽!!
成長していないというか何というか・・・
いや、ひょっとしたら吸血鬼の婿となることで若さを保つようになったとかそういう話か?
白神母もやけに若く見えたし、何かそういう不思議なアレによって若さを保っているのかもしれない!!
そうなると若い姿のままで孫と同衾したという話になるので色々と言い逃れ不可な話となるわけですが。
ともかくエッチな本を凛ちゃんに投げつけ、その隙をついて朝陽に後ろから組み付く獅穂さん。
いや、組み付いただけではない。ぬぎたてのTバックを朝陽の頭に被せたりしているぞ!!
ブラ外した状態の胸も押し当てたりしているし、こりゃあ朝陽も盛大に鼻血を吹きだすより他ありますまい。
卑怯者っ!人質なんてっ!!
これは人質にとられている状態といえるのだろうか。
まあ放っておいたら確かに鼻血の出し過ぎで死んでしまうんじゃないかと思えなくはない。
これまでは落ち着いた様子だった凛ちゃんが朝陽のこととなるとオロオロしだすのがまた可愛い。
そんな感じでよく分からない未来的な対決は獅穂さんの勝利に終わりそう。
と思いきや、油断していた獅穂さん。エロ本に載っている月を見て変身してしまう。おやおや。
というかよりにもよってよりにもよってな格好の時に変身してしまったものですなぁ。
まあ獅穂さんの場合は大抵半裸でいそうな気もするし、変身されてよかったって思えるタイミングはあんまりなさそうですけどね。
ともかく朝陽と組み付いていた状態なので慌てて離れる獅狼。
短いスカートで大股開いてそんな激しい動きをするもんだから風でまくれ上がってしまい・・・
容赦なく斬ったー!?
獅穂さんの時に魅せたスタイリッシュな技とはちがう。本当に血が噴き出す勢いの斬撃だ!!
まあ、いきなり年頃の乙女がそのようなものを見せられたのならば斬撃するのも止む無しといえなくはないわけでして。
思いっきり無実なのに普通に痴漢のような状況になってる獅狼。哀れ。
手強い相手だった・・・変身する変態なんて。
うまいことを言いおる。黒峰君がその剣、峰ある?とか言うよりよほどうまいぜ。HAHAHA。
それはさておき。
倒れている獅狼のことはスルーしながら、朝陽の質問に答えようとする凛ちゃん。
自分のお婆ちゃん。つまり朝陽の結婚相手だが、そのことについては答えることができないらしい。
未来のルール。過去の人に未来の話はタブー。破ると反省するまで未来に帰れない。
だから朝陽も私が未来人だと秘密にしてほしい。
ははぁ。やはりそういうルールは課せられているものなんですね。
しかし破った時のペナルティがまた軽いな、おい。お尻ペンペンされるより軽いんじゃないのか、これ。
というか、タブーの割には色々と未来のこととか話していたような気がしますが。
親族ならば大丈夫とかそういう話なのでしょうか。でも獅穂さんにも普通に話していたし・・・
・・・ああ。やっぱり駄目だったんだ。未来に帰れなくなっちゃったんだ。
うむ、これにて凛ちゃんも立派なアホの子であることが証明されたわけでありますな!!
思わず手で顔を覆ってしまうのはさすがに朝陽の孫であるということか。そんな部分だけ似てしまっても!!
しかし凹みつつも問題ないと言ってのける凛ちゃん。そして翌日。
帰れないから転校してきた。私、朝陽の後輩。これで解決。
なるほど、解決ですな。何も問題はない。そんなバカな!!
まあ・・・学校内のことだし、全てのやりとりは茜ちゃんが見ていたと思われる。
であれば転向の手続きに関しては問題なかったのだろうなと予想できる。
しかし凛ちゃんはこれからどこに住むつもりでいるのだろうか?
朝陽の孫なのだから当然朝陽の家に住むとか言い出したりすると・・・面白いことになりますなぁ。
そもそも未来人ということを秘密にするのならば、葉子さんたちへの言い訳はどうすればいいのか。
凛ちゃんはこれからも朝陽にべったりになりそうな予感がするし、言い訳無しでは辛そうな気もするが・・・
新たなアホの子を迎えての新たな展開。期待であります。
・バチバチBURST
これぞぶつかり合い!!
お互いに得意技はブチカマシ。土俵上でガンガンぶつかり合う2人の力士の戦いはさらに白熱する。
さすがにここまで残ってるだけある・・・一発の重さがハンパじゃねぇ・・・
通用するか・・・?岩の藤に・・・俺のブチカマシが・・・
いや・・・通用する!もうあの頃の体じゃねぇ・・・何のために必死に体を作ってきたと思ってんだ。
真っ向勝負・・・俺がその土俵で引いたら終わりだ。
確かに鯉太郎の体はブチカマシが通じなくなった序二段の頃と比べると格段に逞しくなっている。
自身の成長を信じ、正面から突っ込む鯉太郎。
しかし当たりの上手さという部分では岩の藤に軍配が上がる様子。
愚直に突っ込む鯉太郎とは違い、捻るように横合いから叩き込むことができるのは大きい。
コイツ・・・強ぇ・・・
そう考えながらも笑みを浮かべる鯉太郎であった。ならばと岩の藤も同じように笑う。ハハハハハ。OK!!
再び至近距離から行われるドリル頭突き。その一撃で鯉太郎の体が下がる。
そうだ!お前がブチカマシで負けるハズがねぇ!!
お前が費やしてきた時間は・・・努力は・・・軽くはない!!お前は報われていい人間だ!!
暁親方の激励はやはり痺れますなぁ。
確かに岩の藤がかけてきたこの8年という年月は重い。
それだけの年月を経て、ブチカマシを自らの土俵と称するに足るだけのものに磨き上げたのだ。
空流部屋の後援会の方々は意地を張らずにマワシを取れと叫ぶ。
まあ確かにマワシを取れさえすれば鯉太郎が圧倒的に有利になるんじゃないかと思われる。
だがマコ姉はこう述べる。
大丈夫・・・あれなら、負けない。
そう。マコ姉もまた知っている。鯉太郎も岩の藤に負けないぐらいの年数を費やしブチカマシを鍛え上げてきたことを。
その年月の重みがあるからこそ、岩の藤のブチカマシを何度も喰らって耐えることができているのでしょう。
しかし岩の藤のブチカマシはなかなか怖い。
ただでさえ硬い頭部を用いた頭突きは他の格闘技では反則として設定されていることが多い。
それを様々な角度からぶち当てて来る。これは怖い。天雷ですら脅威に感じている様子。
一見滅茶苦茶に見えてしっかり重さは乗っている・・・特筆すべきはそれを可能にする筋肉の柔らかさか・・・
物凄い音を立てて頭突き合いを行う両者。これは観客たちもヒートアップしますわな。
しかし頭突き合いとはいえ、多く食らっているのは間違いなく鯉太郎の方である。
その証拠に、鯉太郎の足は下がり、俵にかかろうとしている。だが、その目はまだ死んではいない。
いけ・・・鯉太郎。負けはせんよ。今のお前のブチカマシは・・・
空流親方の言葉通り、鯉太郎は渾身のブチカマシを決めるために力を込める。
集中しろ。もっと重さを乗せろ。バネを使え。
溜めろ・・・溜めろ・・・重く・・・
溜めろ。重く。速く――放て!
力を溜めて溜めて解き放つブチカマシ。その低く速い当たりはついに岩の藤を上回る速度でぶち当たる。
だが、そこで終わりではない。さらにここから・・・ねじ込め!!
相手の頭突きがドリルであるならば、こちらはネジのように細い回転力を得ている感じでありましょうか。
旧来の一気に突っ込むブチカマシではなく、突っ込んだ後に更に踏み込み、捻りを加えて吹き飛ばす。
これが進化した鯉太郎のブチカマシということでありましょうか。
あの岩の藤をも吹っ飛ばすブチカマシ。であればこれから先も通じることは間違いない。
投げを使うようになった時、ブチカマシを捨てる訳じゃないと親方には言われていた。
長い年月を重ねて染みついたブチカマシ。それがようやく花開いた感じでありますなぁ。
同じように年月をかけて開花しようとしている岩の藤を相手にして進化を遂げたというのはある意味必然であるということか。
岩の藤も惜しいキャラではありますが、この戦いはここで決着となりそうでありますな。
まあ彼ならば今後も諦めることなく戦い抜き、再び晴れの舞台に上がることでありましょう。そう期待します。
・雨天決行
甲人の前に突如現れ、赤マントの友達と名乗るパーマ男。
それだけでも不穏なことこの上ないのに、さらに突然甲人に襲い掛かってくる。
だぁから君、キライなんだよな・・・
かなりの速さで迫ってくるパーマ男を迎撃しようとする甲人。
まあ、まだ明確に何か攻撃をしようという感じではなかったみたいであるが・・・
どうも向こうはかなり甲人のことを嫌っている様子。
ゴメンゴメン。チョット腹立ってさぁ・・・
だってさぁ。赤マントくん、君の話ばっかだもん。
だからぁ。どんな子なのか会いたくなったわけぇ・・・
よけいイラッとしたよ・・・超ヘボくってさあ・・・
登場時から感じてはいたが、何とも危ない気配を放っているパーマ男。さらに赤マントへの想いを綴り出す。
マジで何なの・・・何で・・・君みたいなのを赤マントくんは気に入ってんだろ・・・不思議でしかたないよぉ・・・
でも・・・その不思議な所が赤マントくんの魅力的な部分でもあるわけだけどォ・・・
ホント・・・憧れちゃうよねぇ。
一人でウンウンと頷いているパーマ男でありました。
そうやっている間に一旦退こうと提案する馬頭。確かに今なら自分の世界に浸ってる間に逃げれそうな気がしないでもない。
先の交錯でパーマ男を手強いと見た馬頭。
しかし甲人はここで引くつもりはない様子。まあ、すぐに引くぐらいなら最初から飛び出したりはしませんわな。
決めたんだ・・・僕は逃げない。
一人では帰らない・・・戻らないって・・・だから・・・逃げない!!
せっかく追い詰めた火車もあの夜行って人につれてかれた・・・
アイツも火車と同じ赤マントの手下なら・・・僕は戦うよ!!相手がどんなに強くたって・・・僕に出せる力・・全部出して。
そして・・・今度こそ赤マントを呼び出させてやるんだ!!
吠える甲人。しかしパーマ男はその甲人に反論する。
だからあ・・・言ったろ!?僕は友達ッ。手下じゃない・・・!赤マントくんの親友なんだよ。
親友ねぇ。でも話を聞いていると同列の存在という感じではなさそうである。
このパーマ男もまた火車と同じように赤マントに見いだされた者、選ばれた者であるらしい。
しかし火車とは違い、その力は自分の為ではなく赤マントが一番喜ぶと思われることに使うのだとか言いだす。
好きな時・・・好きなだけ、好きなように、能力つかって人間殺す・・・
結局自分の好きな様にすればいいってことか。
まあ確かに赤マントが望みそうなことであるが・・・それなら火車の行動も別に問題ないんじゃなかろうか。
ともかくそんな考えを聞かされて大人しくしている甲人ではない。
赤マントみたいなヤツのために動こうとしている。こんな男を放ってはおけない。
「赤マントみたいなヤツ」?ハァ?赤マントくんのこと悪く言わないでもらえるかなぁ・・・
でかさぁ・・・悪口言うクセに気に入られてるってなんかさぁ・・・なんか・・・なんかやっぱ・・・君ィ・・・ムカつくよォ・・・
赤マントへの想いが溢れまくっているパーマ男。こいつは厄い。
そりゃあ甲人もコイツ普通じゃない!と至極まっとうな意見を述べてしまうってものである。
とはいえ逃げる気も無い甲人。ならば全力で打ちかかるのみ。雨天決行!!
宣言と同時に振りだす雨。その雨で全身を濡らしながら笑い始めるパーマ男。
甲人はその笑っているパーマ男に切りかかるが、凄い速度で裏に回られ、迎撃されてしまう。
最初の交錯の時よりも格段に速度が増しているだと・・・!?
ならばこれならどうか。降りしきる雨に塗れているようでは、この技はかわすことはできない。
鳴り止まぬは刃音・・・降り止まぬは鮮血・・・全てよッ!地に還れぇ!!勇太刀!!
周りに味方もいないことだし、広範囲に刃の雨を降らせるタイプの勇太刀を放つ甲人。
しかし、空中で生成されたその刃が方向を変え・・・甲人自身の体を貫く!!
一方のパーマ男。自身の周りに出来上がった雨の刃を指先で破壊したりしている。これは・・・!!
最初に言ったろォ・・・君は僕にはかなわないって・・・
僕の能力は「赤舌」・・・水を操る能力なんだからぁ・・・
これはまたマイナーな妖怪が出てきましたな!!
しかしその能力は確かに強力。なるほどなぁ、甲人にとっては正に最悪の相性の敵である。
でも甲人の行動もいただけない。いきなり必殺技を放ったら破られるのなんてお約束でありましょうに!!
当たれば必殺の勇太刀も当たらなければどうということはないというのが分かる話である。
さすがに自分に刺さった場合は自分が水溜りになるってことはないみたいで安心しましたが。
前回からやけに舌を強調していた気がするし、何かそれ系なのかなと思ったら、なるほどなぁ。
バカップルに水をかけたり、前回の男を飛ばしたりしたのも全ては水そのものを操ってのことだったわけだ。
うーむ、これは甲人単独でどうにかなる相手なのだろうか・・・
かといって学園のメンツがやってきても助けられるかどうか際どい相手に思える。
しかし赤舌は本当に赤マントの親友なのか。間違いなく本人が一方的にそう思っているだけと思われる。
むしろ赤マントが赤舌の前で甲人の話ばかりしたのも彼を苛立たせるためと考えられるわけでして・・・
まあ、友人関係でも想いは一方通行になるってのはよくあることですよね。うん。
・毎度!浦安鉄筋家族
吹けと命じる仁が少し怖い。
まあ、これだけやれても本物にはかなわないに決まっておりますわな。
むしろ上回れても困るというかなんというか。
・侵略!イカ娘
開店から閉店まで店にいる。その条件は悟朗クリアできるのか?
いやまあ、年中ずっと仕事ってわけではないのだろうが。
フランク一気食いというのがどういうことかよく分からぬ。串がのどに刺さりそうな食べ方をする必要があるということか?
とりあえずクリアしたっぽい早苗かシンディの挑戦状況を見せていただきたいものである。
チャレンジは1度失敗したらもう受けられないのだろうか。
というか利きチャーハンなんて悟朗以外にクリアできる者がいるのだろうか。確率は4分の1だけども。
これはつまり悟朗は良識があると見込まれての一日店長への逆指名だったということか?
ならばある程度は千鶴さんに個人的な指示を出しても許されたのではなかろうか・・・!!
まあ、それが出来ないのが悟朗なんでしょうけどね。
・真・餓狼伝
黒岡京太郎が拘留された翌日。
丹水流の道場では大きな一戦が催されようとしていた。
本日、本道場の総道場生勝ち抜き戦を行う!!
尚、勝者は来月早々行われる丹水流交流会に出場する資格を得る!!
一刻後に開始する故、各自準備をしておくようにッ!!
ほう、ついに丹水交流会の話が出てきましたか。
総道場生の勝ち抜きということは、各道場で一番強い男が集う場になるわけですな。
しかしそうなると文吉はどういう扱いになるのだろうか?
本家の道場生としてそっちの枠で出れそうなものだが、一緒になって道場生として話を聞いている様子でありますが・・・
それはさておき、文吉は父の久右衛門に黒岡京太郎という男のことを話す。
どうやら父は黒岡という名に心当たりがある様子。
・・・かつて剣術が全盛だった時代。
丹水流本家丹波家と、分家黒岡家は天下を競い合う仲じゃった。
とは言え、同じ丹水じゃ。年に幾度かは合同稽古があり、互いの技を研究し合った。
合同稽古はワシが子供の頃まであってな。黒岡の剣は豪快にして繊細・・・雄大かつ優雅じゃった。
ワシは・・・と言えば、体が弱く武才も皆無。稽古に参加することはなかった・・・
が、見学だけは許されていたので、飽くこともなく黒岡の稽古を一日中見ていたものじゃった。
それ程黒岡の剣さばきは見事じゃった。
息子のストレッチを手伝いながら語り出す久右衛門。
幼い頃、まだ前髪を残すぐらいの年齢であった時のこと。
黒岡には同じように前髪で、年恰好も似通った少年がいた。それが京太郎の父――黒岡喜八である。
喜八は十歳にして天才の名を欲しいままにしていた。
稽古以外の時間は喜八と二人でよく遊んだ。
喜八はよく黒岡の剣の動きを見せてくれ、技について事細かに説明してくれた。
・・・またワシも、それらを見るのが大好きじゃった。
体が弱いと言ってもやはり少年。野を駆け回り、遊びまわった久右衛門である。
そして道場の子らしく、二人だけの時でも武芸の話に花を咲かせていた様子。
時には喜八の動きを久右衛門が再現して見せることもあった。
喜八本人が無意識のうちに繰り出している技。その合理的な動きをしっかりと見極めているのだ。
ワシャ一日中喜八の稽古ばかり見てたし、遊びの中で連続技も何度も見せてもらっていたからの。
その内、ワシは喜八の技の先が読める様になった。
連続技は技の組み合わせじゃ。その技の本質と、使いこなす側の癖を覚えれば先見も可能じゃ。
確かに可能かもしれないが、それをやってのける久右衛門は十分に凄いのだと認識させられる。
文吉「・・・きっと喜八さんは剣の天才で、親父は洞察の天才なんだよ」
久右衛門「バッ。こ・・・これ、親をからかうでないッ!」
思わず赤面してしまう親父様でありました。ハハハ、可愛らしいことですな。
でも文吉は本当にそう思っている。親父は天才である、それに間違いはないと。
と・・・とにかく、そんなことが年に数回、3年も続いたじゃろうか。
ワシも喜八も毎回の再会を楽しみにしておった・・・
・・・じゃが黒岡家、丹波家で、この明治の世を生き残った者は、ワシとお前と京太郎君のたった三人だけじゃ。
・・・他は全員、明治の変革で死んでしもうた。
激動の明治の世。腕に覚えのある者は戦に駆り出されていった。
生き残ったのは才覚がないと考えていた者と、まだ幼かった者のみ。うーむ、激しい時代である・・・
そうして考えると文吉と京太郎もただ争い合う仲でいていいとは思えませんなぁ。
せっかくこの明治の世で生きのびた丹波と黒岡の跡取り同士。仲良く研鑽を積めるようになると良いのであるが・・・父たちのように。
次回からは丹水流の交流戦へ向けての話となるのだろうか?
さすがに京太郎はここから参加というのは難しいか?
可能性はなくもないだろうが、剣術部門の参加があるのかどうかが問題でしょうな。
・クローバー
ワシらはこの日を待っていた。ワシらはこの日のために生きてきた。
ワシらの男祭り。ワシらの夏の甲子園。ワシらの最強はいったい誰だ?
第11回、紅葉神島喧嘩頂上決戦二日目――準々決勝一試合目、始めるで!!
なんだか知らないがやたらと盛り上げ上手なアナウンスのもと、喧嘩頂上決戦トーナメントが開始される。
このままノリのいい実況を交えながら戦いが進むわけか。いいな、コレ。
さて、いきなり第一試合から登場のミサキチーム。
相手は昨年に続きベスト8に入った頭は悪いが力持ち。みんなダブリの鈴峰チーム!!
全員ダブリってどういうことだよ!!いや、ダブリ同士が仲良くなったと考えればむしろ自然か?
というかケンジみたいなヤツがいるぞ。こっちがケンジ連れてきても見た目の年齢制限に引っかかることはなかったようだな!
去年より確実に力をつけた鈴峰チームと、初の他校からの参戦ミサキチーム。さあ、勝つのはどっちだ。
他校からというか、色々と混じった連合チームなんですよね。こりゃ有利さが違う。
というか顔だけ見ればミサキチームの圧勝と言ってしまっていいんじゃないかと。もうその勝負でもいいんじゃないかと。
凄い盛り上がりを見せている紅葉神島の体育館。
一方、実際に参加するミサキチームの面々は何だか冷めた様子。他に楽しいことねェのかとか言っちゃう。
同じ不良にカテゴライズされそうなヤツらなのにどうしてここまで意識に差があるのか!!
ちなみにゲンゲンは意外なことにあがり症であったらしい。
こんな大勢の前で試合するなんて緊張するとか言っている。おやおや。緊張のあまりトイレに行きたいとか言わないようにな。
さて、鈴峰チームの1番手として頭の悪そうなのが登場。
まあ真木に言わせればこんな大会してる時点で頭の悪いヤツしかいねェだろとのことであるが。しかもダブリチームだしなぁ。
対するミサキチームは誰から行くのか。
ゲンゲンは緊張してるから後回しにして欲しいとのこと。まあいいんですけどね。
まず吉良が出ていこうとするが、ここはオレがいくといきなり宣言するハヤト。
ありがとな。
オマエら、わざわざ広島まで来てよ、こんなもんに参加してくれたんだ。だからよ、ここはまずオレに先陣きらしてくれ。
感謝の意を示すハヤト。
それに対し、オレはただのケンカ好きだと応える真田。釣りがてらだと応える真木。
なんとも素直じゃない連中である。ハヤトもいい仲間ができたものでありますなぁ。
真田はともかく真木は本当に釣りもできるからという理由で来た可能性はなくもなさそうだが。
ゲンゲン「新幹線代は後でもらうぞ」
ハヤト「お・・・おう」
アレ?ゲンゲンはバイクで広島まで来たんじゃないのか?
そういえばあのバイクがゲンゲンのだとは一言も言ってませんでしたな。フェイクか!!
まあ、わざわざ広島までバイクで来てそのままケンカってのもなぁ。体力使うしなぁ。他の3人はそうしてるようだが。
バイカーなら慣れたものだから問題ないってことなんですかね?
ともかく試合開始。先に3勝したほうが準決勝へとコマを進めることとなる。
始めの合図を待たずに飛びかかってくる鈴峰チームの先鋒。
その奇襲にガードに回ることとなったハヤト。会場はこの展開にヒートアップだ!!
街でブラブラしとるオメエらとはレベルが違うんじゃ!!紅葉神島なめんなぁ!!
勝手に街でブラブラしてるだけと決めつけられても困りますな。
こちとら真面目にバイトしたり、横でケンカしている最中でも釣りに興じたりしてるんだぜ!!
てな風ないい返しは特にせず、反撃の一撃で相手を沈めてしまうハヤト。これには会場も静まり返る。おやおや。
まずは瞬殺で決めたハヤト。幸先のいいスタートである。
さすがに予選は余裕で突破できそうな雰囲気ですな。余分な傷を追わずに幹部たちとの戦いまで行きたい所である。
恐らく一番厄介なのは、幹部たちとの戦いは数日後だ!!とか言われることですな。
そうなった場合、泊まる場所はどう確保するのか?バイト休んできた吉良はどうなるのかと問題が目白押しになる。
この手で来られると非常に厄介な気はするが・・・どうするどうなるミサキチーム!!
・錻力のアーチスト
二重人格エースとしていきなりキャラ立てをしてきた之路さん。
そのギャップと剛球に押されっ放しの一年たち。
アピールしなくちゃいけない紅白戦なのに、すっかり先輩にキャラ食われちゃってますな!!これが年季の差というやつか。
栗原ァ!バット振れ。地蔵かテメーは!
どこ振ってんだ、畑。木星くらいデカイ球打ってんのか!!
相変わらずディスりまくりの主将でございます。しかしちゃんと一年生の名前を全員記憶している様子なのは流石である。
さて、1回の表は三者三振。そしてやってくるのは1回の裏。先輩方の打撃の番である。
果たしてこの回でどれだけの失点を許すこととなるのか・・・
主将のノドが涸れ果つる前に引導を渡してくれようとか言われているが・・・というか、なんですかその喋りはギョロ目さん。
まだ1人も相手をしていないうちからマウンドに集まっている1年生たち。
ピッチャーの田村くん。誰1人抑える自信ねえよと凄い弱気な発言。
そんな田村くんに対し、1人だけ離れたところにいた清作が述べる。
テメーが投げなきゃ始まんねえだろ。俺は早くホームラン打ちてーんだ。サッサと打ち取って終わらせろ。
凄く自分勝手な言い草ではあるが、とりようによっては激励にとれなくもない。
少なくとも田村くんの後押しにはなったようだ。投げなきゃ始まらないのは確かですしなぁ。
お〜〜〜い。いつまで固まってんだー。これから100点取るんだからよー。まかねーと日ィ暮れんだろ〜〜
そんなことを言いだす2年の児島。ナメた発言だが、実際にやりそうな気もするので怖い。
しかしボール球を引っ掛けてサードゴロとなる児島。ボテボテじゃねーか。
と思いきや、そのボテボテの当たりをしっかりヒットにしてしまう足を持っていた様子。
うーむ、さすがにセンターで一番。その足の速さこそが児島の武器であるということですな。
続いて2番の柊。
2番はバントなどを行うことも多く、器用な打者が入ることの多い打順。
その例に漏れず、どうやらスイッチヒッターである様子の柊。左打席に入って構える。
でも恐らく左打席に入ったのはわざとファールボールを弐識の方へ向けて飛ばすため。ソーリー。
さすがの弐識でもファールボールが直撃したらタダでは・・・いや、なんともなかったかもしれないな・・・
それよりも、本当にそうなった場合は味方チーム同士での乱闘に発展して大変なことになったのではあるまいか・・・
之路「2人とも。試合に集中しなきゃ」
弐識「サーセン!」
柊「ッサー!」
良かった。之路さんがいるから最悪の事態は起きずに済みそうだ!!頼りになる主将だ。
というわけで、ジョークはここまでだときっちり打つ柊。
これでノーアウト一・二塁という早くも失点が見えてきた状態。
ピンチではあるのだが、清作はそれとはまた別のことを考えている。
手ェ抜いてるようには見えねーけど、マジメにやってんのか・・・?
小学生が昼休みにやってんじゃねーんだぞ。うるさすぎんだろ。
何なんだろうな。桐湘のこの空気は――
児島「頭木センパイ、打ってくださいよー。そのギョロ目はボールを見るためにあるんスから〜〜」
頭木「承知した」
柊「脳筋のヒットでホームに帰りたくないからプリーズ!」
弐識「柊ゴラァ!!」
なるほど。これは確かに騒がしい。しかしその騒がしさを嫌っているわけでもない様子の清作。
小学生の頃、一塁守ってたことあったっけ・・・
けど、チームのピンチでマウンドに集まる度にぶつかって、モメて・・・
それがうっとうしくて、声が届かないくらい遠い外野まできたんだ。
小学生の頃も。シニアの頃も。
――けど。ここの空気は今まで感じたことがない。桐湘でなら――
そのような物思いに耽る清作。試合中ですし集中した方がいいんじゃないですかね?
実際、ボーっとしているところに弾丸ライナーが飛んできていたりしている。
どうやら頭木さんがセンターまで強烈なライナーを飛ばしたようだ。どうにかグローブで弾き、浮いた球をキャッチする清作。
仕損じたか・・・
なんですかそのセリフは。もしかして狙ったというのですか!?
セリフのフォントも独自のものとなっており、まるで仕事人のような風情を漂わせている頭木さんでありました。怖いな、オイ。
弐識「頭木センパイ。あいつブッ倒すのは俺の楽し・・・役目なんスから、とらないでくださいよ」
頭木「面目ない」
やはり桐湘の先輩方はどいつもこいつも一癖も二癖もある感じでありますね。面白い。
さて、そんな先輩方の中でも特に脅威となる男の登場だ。
・・・さあ、覚悟はいいな。1年ども・・・絶望をくれてやる。
凄いプレッシャーを放つ弐識。ピッチャーだけでなく他の守備陣まで緊張してしまっている。
そんな弐識前にしたピッチャーの田村くんにアドバイスを送る先輩たち。
曰く弐識は内角が弱い。筋肉ダルマでコンパクトなスイングができないから、だそうな。
弱いとは言っても全く打てないってことはないから外に比べたらってことなんでしょうな。
というか、ホームランバッターに内角攻めなんて考えられないと判断する1年バッテリー。忠告は無視して外から攻める。が――
まあ、予想通りというか何というか、一発でホームランであります。
ベンチの面々も走者も耳を塞ぐ弐識の豪打。投げた直後の投手は耳を防げないので大変ですなぁ。ぐらぐら。
いや、たぶん一番大変なことになってるのは捕手じゃなかろうかと・・・
今は敵同士でも、一応桐湘のチームメイトなんだぜ。少しは信じろよ。
塁を周りながらそんなことを述べる弐識。よい先輩でありますな。
その後、打者一巡。九番の之路さんのところでようやくスリーアウト。
1年チームは早々に5点を奪われる形となった。まあむしろよく5点で済んだものだと考えるべきであるか。
・・・やっぱり俺は打席よりマウンドの方が合ってるな。
君は打席の方が、だろ。清作。
感じたことのない空気の中、清作がついに高校初打席。
果たして之路さんに、弐識に、チーム全員に自身のバッティングを見せつけることができるのだろうか。
せめて当てるぐらいはして欲しいところであるが・・・さてはてどうなりますかねぇ。
・3LDKの花子さん
うどんを盛大に被るゲーム機。よくセーブデータが飛んだだけで済んだものである。
ケンカして相手を責めながらも泣きだしてしまう。
自身が悪いこともちゃんと自覚しているということですな。よいことであります。
だからこそすぐに仲直りもできる。2人はよい関係だ。とてもよい関係だ・・・
何だか久しぶりに心温まる良い話を見た気分でありますな。
・ANGEL VOICE
船和学園と市立嵐山の決勝戦は1対0の船学リードの状態で前半終了。
15分のハーフタイムの時間に入っていた。
先制点を獲得した船学。
しかし控室で土岐監督が発した言葉は反省を促すような言葉である。
さてと・・・何が足りなかったのか?考えてみようか。
確かに流れだけ見れば3、4点は取れていたのではないかと思えるほどの攻勢だった。
しかし終わってみればどうにか1点を奪えただけ。特に終わりの方は守りの形を作られている状態となっていた。
これは市蘭としてはおそらく理想の展開。今頃向こうの控室では後半に向けて盛り上がっている頃だろうと推測する。
だが、実際の市蘭控室は盛り上がる所の話ではなかった――
一同、黒木監督の言葉を聞き、驚愕の面持ちとなっている。当然の反応ですわな・・・
今から約20分前――1時20分頃。息を引き取ったそうだ。
そういった事態の覚悟がなかったわけでもないだろうが、まさか試合中にという想いはあったでしょうな。
一様に沈んだ様子を見せる市蘭サッカー部員たち。
脇坂さんは手紙の内容を思い返す。
前回の話以外にも、入学早々にイジメられたことについての話が書かれていた様子。おぉ、その話ちゃんと書き残してるんだ。
あの借りはいつかきっと返しますからね・・・ふふふふ(不気味な笑い)
明るい様子を見せての文章。マイちゃんの気遣いが見て取れる。だが――
何でさっさと返しとかなかったんだよ・・・返す前にいなくなってどうすんだよ。
試合中何があっても決してうろたえてはいけませんと言われた脇坂さん。
もちろんそのつもりでいた。その覚悟でいたはずであるが、さすがにこの一報を聞かされては・・・無理だっ・・・!!
脇坂さんが涙を流し、成田も取り乱しながら泣き始める。
丹羽「どうする?この後」
万代「どうするったって・・・一応後半もやらなきゃなんねえだろ」
すっかりモチベーションを失った様子のやりとりをしている。無理もない。
久住先生が考えている通り、マイちゃんにいい結果を聞かせるというのは市蘭にとって大きな原動力となっていた。
そのマイちゃんがいなくなってしまった今、目的を失い虚脱してしまうのも当たり前のことといえる。
やはりこのタイミングで伝えるべきではなかったのだろうか・・・
そんな空気の中、二宮さんがこんなことを言いだす。
てっとり早く勝つ方法があるぜ。オレが・・・暴れてやるよ。
船学の主立ったやつらを3・4人ぶん殴って動けなくすりゃ、楽に勝てんだろ。
そりゃあそうかもしれないけど、最早試合として成り立たなくなりそうな話でありますな。
くだらんことを言うな!!と怒鳴る黒木監督に対し、自分でもくだらないことを言っていると思うと返す二宮さん。
うーむ、かなり混乱しているみたいですなぁ。
そんなやり方ではマイちゃんは喜ばない。百瀬の言うことは尤もである。
だが二宮さんが言うように、まともなサッカーやってももう喜ぶやつはいないんだよという言葉も解らなくはない。
まあ、他にも市蘭の学生とか校長とか喜んでくれる人は確実にいるのだが・・・そこまで気は回らないでしょうなぁ。
荒れる二宮さんに殴り掛かろうとする成田。そこに割って入る黒木監督。二人を引きはがし、語り出す。
まともなサッカーで勝つことには、大きな意味がある。
この語りはじめと、その表情からして例の――ヒロナオさんから聞いたことを伝える気だと直感する関根さん。
言うのか?黒木。それを言えば負けた時・・・もし負けた時、こやつらの心に大きな傷を残すことになるぞ。
確かにその恐れがありました。
奮起できるようになる。その考えはあったが、確かに負けた場合にどうなってしまうかということには考えが及びませんでした。
教育者としては確かに述べるべきではないことなのかもしれない。
むしろ教育者であるならば、試合中に仲間の死を告げるようなことはあってはならないとも言える。
だが、それでも伝えることを決心した黒木監督。選手たちを信じ、今またマイちゃんの死の間際の出来事を伝える。
高畑は、市蘭優勝の報告を聞いて・・・息を引き取った。
僅かに残った意識でそれを喜び・・・笑顔で息を引き取ったそうだ。
おそらく・・・オレがお前たちの指揮をとるのはこの試合が最後だろう。
・・・最後のメッセージだと思って・・・
聞いてくれ。
黒木監督がここから口にしようとしている言葉。
それはおそらくまさに一話冒頭のあの言葉でありましょう。ついにこの時が来たわけか・・・
負けた時のことは怖い。だが、絶対に負ける訳にはいかない。その覚悟を固めることが出来るようにはなるはずである。
それでも後半戦すぐに完全な精神状態に持っていけるかは・・・難しいでしょうなぁ。
波乱が起きることとなりそうですが、どうにか勝っていただきたい。もはや望むことはそれだけである。
・ドカベン ドリームトーナメント編
犠牲フライをバックホームする坂田。タッチアップで駆け出す力道。
丸亀はブロックの体勢に入り、不知火は後ろに回ってのボールカバー。定番の動きでありますな。
力道ならば丸亀を吹っ飛ばしてセーフになる。
かと思いきやそれでも離さないだろうから正面はいかん、回り込めと指示する甲子園たち。
確かに長い腕を活かしての回り込みは有効かもしれませんな。
中継はなし。ノーカットでホームまで到達する返球。
走っている力道としては今ボールがどのあたりに来ているか確かめる余裕はない。
しかし回り込むからには丸亀の左右どちらに行くかを決断しなければならない。
丸亀はベースのど真ん中に構えている・・・しかし、それはない。その位置なら返球はわしの背中に当たる。
捕球寸前まで寄らないつもりだ・・・とすると、それるのはどっちだ?
権左。指示をくれ。右か左かどっちだ?
プレーに直接かかわらない選手でも出来ることはある。この辺のやりとりは面白いですなぁ。
返球のバウンドを見て、右か左かどっちに行くかを支持しようとする権左。
しかしその権左の前にボールカバーのために駆け寄った不知火が立ちふさがる。ドッ。
指示が不知火で見えない。丸亀も返球が手元にくるまでど真ん中から動こうとはしない。
これでは判断のしようがない。となれば残るは勘頼り。一か八か、右か左か、大ヤマを張って飛び込めー。
力道が選んだのは自身から向かって右。
返球は逆側に逸れている。つまりヤマは大当たりだったというわけだ!!
巨漢でありながら見事な走塁とスライディングを見せる力道。この見開きはなかなかいいですなぁ。
捕球した丸亀もタッチに行くが・・・間に合わない。
ついに八回の裏、タイガースは虎の子の1点を奪うことに成功したのであった。うーむ、こうなるかー。
力道は不知火が返球のコースの指示を隠したのはわざとじゃあないとフォローをする。
そんなしみったれた男じゃねえと言ってはいるが、実際の所はどうなんでしょうかねぇ。それも頭脳プレーだとは思うのだが。
ついに1点を奪われる形となった不知火。
しかしエラーで出塁し、バントと犠牲フライでの1点である。つまりノーヒットノーランのままで奪われた1点ということになる。
もしこの後、甲子園がパーフェクトで試合を終えた場合、パーフェクトとノーヒットノーランの試合ということに・・・恐ろしい。
ツーアウトランナーなし。
まだタイガースの攻撃は続いているが不知火は落ち着いている。見事に後続の権左を3球三振に仕留め、八回を終了。
いよいよ勝負は最終回へと移行することとなった。
パーフェクトへの夢を乗せて藤村甲子園がマウンドへと向かう。
しかしこの九回、パーフェクトの最後に立ちふさがることとなりそうな打者に不知火の存在がある。
このまま終わるな!アイアンドッグスという山田の激励が通じることとなるのか。このドラマの結末はいかに!?
・ツクモモモ
期待のルーキー!デビュー連載!!
天山まや先生のくねくね憑きものコメディーが集中連載開始だ!!
ミステリアスな感じの九十九百さん。
型落ちの制服ではあるがよく似合っている。しかしこのスカートの揺れ方は・・・くねくね。
揺れるのは構わないが何故細分化するのだろうか。
ろくろ首のさくらさんは面食いの男好き。それが原因で殺されたというのにしょうがない人ですなー。
昔の人なのにイケメンの基準は変わらないのだろうか。時代に合わせて面食いの基準も変わってる!?
大切にしている物に心が生じることもある。付喪神の話は古今東西様々な場所で聞く話でありますわな。
チャンピオンも大切に読んでいれば心が生じることもあるのだろうか。
いや、チャンピオンは一冊じゃないしなぁ・・・長く大切にしないといけないのはさすがに難しい!!
・ウチコミ!!
繰り返し、繰り返し。ただひたすらに反復し、心と体に「柔道」を刻み込む。
そうした積み重ねがあってこそ、着実に前へと進むことができるのである。
レンの受け身も大分様になってきたようですな。
そんなレンに対し、いきなり組み付いて投げを放つヒューマ。
しかしレンももう完全な素人だった頃とはちがう。見事にその投げに対し受け身を取ってみせる。
その結果、前に喰らった時とは大きく違い、痛くない!!あんまり。微妙に正直な感想は好感が持てますな。
練習している間は地味で退屈かもしれないが、実際に役立つのを実感すると嬉しく思えるものである。
嬉しそうにもう一回投げて〜〜とか言い出すレン。調子のいい子である。
しかしわざわざその実感を与えてあげるヒューマもまたいい子でありますなぁ。
何だかんだでこの柔道部は優しい奴らが多くて微笑ましい。
そんな柔道部の様子を外から見ているのはイジメっ子の真壁。
どうやらレンの練習を3時間も見ていたらしい。長いなオイ!!気になってる気になってる。
立川学園との対抗戦は目前に迫っている。
人数の関係もあるし、レンもその対抗戦には出ることとなる。
相手の立川学園は全国大会常連の強豪私立である。幾らなんでも初心者が・・・と危惧するヒューマ。
さすがに春樹もレンに勝てという気は毛頭ない。ただ・・・
不戦敗にはしたくねえ。
どうやら立川学園との対抗戦に並々ならぬ意欲を見せている様子ですな。
それはその学校に在籍している紅林という男が関係しているようである。
ヒューマが知っているということは、同じ中学で因縁を持った相手ということでしょうか。気になります。
試合、出てきますかね。
「無価値だ」あの人ならうちとの練習試合なんてそう言って辞退するかもなって。
ふむ、なんだか知らないがいけ好かなさそうな相手のようですなぁ。
さて、帰宅中のレン。昨日一晩中打ちこみをしていたから体中が痛い。
けれども早くみんなと同じ練習がしたいし、今日も帰ったら背負い投げの練習をしようと考えている。
うーむ、反復が苦にならないこの性格は非常に羨ましいと言える。
そんなレンを呼び出そうとしているのは真壁。おやおや、未練がましいですなぁ。
そりゃ仲間からも寂しいのかと揶揄されても仕方がないってものである。
真壁たちが揉めている所に通りがかったのは、ロードワーク中らしい男。
自身の体を貴重なんだと語ったりする妙な男である。ナルシストさんですか?
ムカチ・・・と呟く男に掴みかかる真壁。
しかし男は素早く真壁の腕を取り、地面へと叩き付ける。そして真壁の身体チェック。
贅肉の塊。心身の緩み。無価値だ。
いや・・・こんな体でも一個だけ価値があるか。
トレーニングに役立つ。
そう述べつつ、体重100キロを超える真壁の体をリフトアップする謎の男。すげぇな。
そしてそんな謎の男の前にやってきてしまうレン。ちゃんと呼び出しに応じたのか・・・
謎の男――おそらく春樹たちが語っていた紅林という男でありましょう。
何だか厳つい男であるが、どのような暴れ方を見せてくれるのか。
真壁はここで屈辱を知り、柔道に興味を示すような流れとなるのだろうか。
色々と人間関係が変化していきそうな場面でありますな。楽しみでございます。
・名探偵マーニー
冒頭にて少女のひき逃げ事件発生。
なんだか前も似たような感じに冒頭でひき逃げがあった気がしますな。
そのことはさておき、偶然事件現場の側にいたのはマーニーの同級生3人組。
急いで救急車を呼ぶこととする。
入院した少女。命に別状はないようだが、どうやら足の方が危ない様子。
神経を傷つけられており、動かなくなる可能性もあるようだ。年齢からして快方に向かう可能性もないわけではないようだが・・・
何にしても気の重い話でありますな。こんな幼い少女が辛い目に合うってのはねぇ。
病院にまで付き添った3人組。なんとかしてやりたいという想いは強い。
それでマーニーにひき逃げ犯の捜索について依頼する流れとなりました。
お金は払うというが、善意からの依頼であるし、それはさすがに受け取れないと語るマーニー。ボランティアボランティア。
ひき逃げ犯を探すにしても、3人は誰も車を目撃したというわけではない。
現場の状況と少女の証言から突破口を見つけ出すしかないようだ。さてはてどうなりますか。
放課後、さっそく3人と共に事故現場へ向かうマーニー。
当然警察がやってきており、現場の検証を行っている。
今朝救急車を呼んだものということで、軽く調査状況を教えてくれる警察の人。
まあ、調査が余り進んでいないからこそ逆に現状を聴けたのかもしれませんがね。
この場所は人通りが少なく、監視カメラもない。近所に目撃者でもいればいいが・・・と難しそうな口ぶりだ。ふーむ。
お見舞いに行こうかと話し合う3人に、それならばこれを返しておいてくれないかと言い出す警察の人。
どうやら事故が起きた際に少女の持ち物が植木の中に飛び込んいたらしい。ふむ、スタンプラリー帳ねぇ。
被害にあった少女の名前がスタンプラリー帳に記載されている。神戸雪奈ちゃんであります。ふむ。
病院にお見舞いへと行く3人とマーニー。
スタンプラリー帳を雪奈ちゃんに返そうとするが、雪奈ちゃんはもういいのとの返事。
うーむ、足が動かなくなったショックを引きずっていそうな感じでありますな・・・
病室には両親の姿はない。
どうも話を聞くところによると、現在両親は離婚協議中。
母方祖母の家に引き取られているが、そこでもあまり大事にされているわけではないらしい。酷い話だ。
スタンプラリーねえ。こういうのって本当は親と一緒にやったりするもんだよな。
そう口にしながらスタンプラリー帳をめくる。
すると、目に入ったのはこの一文。
「スタンプを全部集めた方は〇〇〇〇までお送りください。抽選で種子島ロケットセンターへ御招待」
ほう。単に集めて回るだけではなく、そういう応募特典もありましたのか。
そういえば雪奈ちゃんの病室には宇宙関係の本がいっぱい並んでいた。
スタンプラリーもこの特典が目的だったのかもしれないわけでありますな。
そのことを聞いた3人組。ならば自分たちがと思い至り、スタンプラリーをするために走り出す。タタタタ。
引き逃げ事件についてはマーニーに一任し、自分たちは出来ることをやろうという話のようだ。いいことですなぁ。
スタンプポイントは街の各所にある。
本来は時間をかけて行うものでありましょうから、一気にやろうとするとなかなかの重労働。
ところで、この応募が当たるかどうかは抽選の結果ということになる。
ならば多く送った方が当たる可能性は高い。そう考え、スタンプ帳をもっと買って来ようと考える3人。
しかしさすがに抽選の件もあるためスタンプ帳は一人一冊しか買えない様子。むう、なんてまっとうな企画だ!!
だがそんな企画にも抜け道はある。人手が多ければそれだけスタンプ帳も手元に集まるという話である。
というわけで、通りすがりの少年少女にお金を与え、スタンプ帳を買ってもらうこととしました。もはや意地でありますな。
さて、マーニーは現場検証。
目撃者もいないか独自に調査しているが、そんな人がいれば警察に申し出ているでしょうしなぁ。
それよりもひき逃げしたであろう車の動きで思いついたことがある様子。
さりげなく現場へと向かい、捜査中の警察の人から捜査状況を聞き出す。なかなかギリギリの行動だな。
塗料片が見つかったが車種の特定は難しいとのこと。
逆に言うと、車が特定できればそれがぶつけた証拠になるということでもある。
ここから50メートルほど北に、商店街があるんですよ。
18時40分頃、夕食の買い物で商店街は混みあう。駅方面から来た車は抜け道を使おうとします。
商店街は防犯の目的で監視カメラがあります。時間と曲がってこの道に入った車種を当たれば・・・
ついでに、抜け道を出たところに大きめのスーツ量販店が・・・
そこも多分カメラがありますので、運が良ければ事故直後の車輛が・・・
ふむ。さすがに監視カメラの扱いに長けたマーニーでありますな。
民間人の意見ではありますが、この有用性は警察の人たちも無死はできない。
急ぎ、監視カメラに情報がないか確認を行うこととなりました。よい誘導術でございますなぁ。
そして一週間後。
抜け道にやってくる何かにぶつけたような跡のある車。
警察は検問を張り、その車を停止させる。運転手はこの道を久しぶりに通ったと言っているが・・・
正確には八日ぶりですよね。前川真治さん。
もうほとぼりが冷めたと思ったんでしょうが、ひき逃げ事件の日、あなたの車の映像と塗料片が見つかっています。
お話を聞かせてもらいましょうか。
という感じで、あえなくひき逃げ犯は御用となった様子であります。
警察の人の話によれば、どうやら慰謝料も出るようですし、事件については一応の解決を見たと言ってもいいでしょう。
しかしどうやら3人組のスタンプラリーの方は抽選に落ちた様子。あらあら。まあこればかりは運ですわな。
なんとなくこういう人海戦術を取ると、むしろ抽選側で撥ねられたりするんじゃないかとも思うが・・・どうなのかね。
事件は解決。しかし雪奈ちゃんを喜ばせる企画はハズレ。これはなんだか悔しい。
というわけで、抽選とは別の方向で喜ばせる企画を考える3人組。
まずは雪奈ちゃんの病室へスペースシャトル風の車椅子を持っていく。こりゃ面白い。しかし本番はここからだ。
雪奈ちゃんに目をつぶってもらい、スペースシャトルは発射する。
車椅子を押し、向かうは準備を済ませたある部屋。
大気圏を脱出したぞと告げ、目を開けさせた。そこにあるのは・・・満天の星。
どうやら病院に頼み込んでこの部屋を作ったらしい3人。
NASAの宇宙写真をダウンロードして蛍光ペンで塗ったりと努力したそうな。ほほう。
彗星の軌道も手作業であるし、安上がりだが、その分努力のあとが見えて微笑ましいですなぁ。
まあ、あの顔が見れたから、苦労したかいはあったってもんだよな。
よい笑顔でありますなぁ、雪奈ちゃん。ええ話や。
しかし雪奈ちゃんの境遇やこれからのことを考えると多少気が重くならないこともない。
なんとか足が快方に向かってくれるとよいのだが・・・両親の仲直りは難しいかねぇ・・・
何となく宇宙への興味というのが現実からの逃避のように思えてしまい、悲しくはなる。
いや、でも今見せている笑顔はそういうものとも違うと思えるし、純粋に宇宙が好きなのかもしれませんなぁ。
そう思いたいところです。
・ペーパーブレイバー
聖利ちゃんの胸も何かすればふくらむ可能性はあるということでしょうか。
これはビカリさんのレベル上げと並行してやるべき作業なのではあるまいか。
若いうちから札束で相手の頬を叩くなんてことを覚えてしまう聖利ちゃん。将来が心配である。効果抜群だし!!
まあ、むしろその後の行動の方が大変であったか。
チニアタマヲフセ、腰を低くしたままの恫喝。そして紙幣の偽造。そ・・・それは普通に捕まる行為だよ聖利ちゃん!!
遠い目をして流そうとする聖利ちゃんはいい度胸をしているというか何というか。
さて、新キャラは敵か味方か。
直前でもう1人か2人味方が欲しいと言っていますし、味方になる可能性は高いですな。
ラブレターの関係から一方的な恋敵という感じのキャラになりそうか・・・?
まさかビカリさんへのラブレターなんだけど、恥ずかしくて暴力的になってるとかそんな話じゃ・・・ないよね?
・777 スリーセブン
いきなり目的の凶悪脱法ハーブ「サンダーボルト」を差し出されるフェイク。
しかもさっそく試してみ、とか言われてしまったわけでありますが・・・どうする?
さすがにドラッグはヤバイ。軽い気持ちで手をつけていいものではない。
任務のためとはいえ、出来得ることなら勘弁してほしい代物である。
なので、効きすぎるから今はいいやと断るフェイク。どうやらそれで納得してもらった様子。
確かに効果が強すぎて学校でぶっ倒れてたもんなぁ。というか学校でやるなよと。
絶対バレるかと!!とか言っている峰岸だが、間宮先生以外にはバレてなかったのか。
とりあえず危機は去った様子。そこから交友を深めるために話をするフェイク。
相手の正体はある程度知っているが、そこは隠して初対面であるかのように装っている。なかなか上手いですな。
峰岸のところにはアレ――サンダーボルトを求めてやってくる連中がいる。
どうやら峰岸の彼氏がその薬をさばいているらしい。ふむ。
アレが欲しくなったらアタシに言ってよ。ヒロ君から友達価格で回してあげるからさ。
ふーむ、会ったばかりなのに随分と親しげな感じでございますな。
まあ、初回特典も友達価格もあまり変わらないってことなのかもしれませんが。
それはさておき、メアドを交換することとなった2人。その際、フェイクは本名である「あかり」という名を口にする。
あかりだよ。わかんない?アンタがいつもブスだの暗いだの言ってる燈だよ・・・
絶対に口には出せないことではあるが、複雑な想いを抱いているフェイク。
しかし峰岸はそれに気付く様子もなく、逆にこんなことを口走る。
アタシ、ブスだからうれしい!アカリンみたいな可愛い子と友達になれて!
ふむ。そう来たか・・・これはまた何というか、複雑な気分にさせられる言葉でありますなぁ。
屈託なく、可愛い子に対し、自分はブスだからと言えるのは・・・燈ちゃんにとはまた違った感じでありますなぁ。
その辺りの対比みたいなものが見えるのもこの作品の上手さというべきでしょうか。
さて、ここでフェイク。深い話を切り出そうとする。
サンダーボルトは峰岸の彼氏が扱っているとのことだが、どこから仕入れているのか?
ナオちゃんが心配だから聞いているという体を装っての情報収集でありますな。
しかしどうやら峰岸はそんなに詳しくはない様子。
彼氏のヒロくんとやらは売人であり、いろんな所で箱でもらって売りさばいている様子。ふーむ、根源ではなさそうですなぁ。
そんな話をしている所に話題のヒロ君登場。
なるほど、峰岸とは仲がいいようですが・・・オ゙エ゙ーッ!!
ホレてんのはお前だけだよとか言っているが、しっかりと視線を送っているヒロ君。ふむ、これは・・・
とりあえず峰岸ナオが試供品を配って客を拡大していることはわかった。
ジャンキーである本人は悪気がなさそうってのもなんというか・・・
そんな奴に可愛いと言われたフェイク。ブッ飛ばしてやりゃ良かったとご機嫌ななめな様子であります。ふぅむ。
フェイクから燈ちゃんへと戻り帰宅。
家にはお義父さんがいるが、燈ちゃんにはつれない様子。母親だけではなく父親もこの態度であるか・・・
そんなキツイ環境の家の中で届く親しげなメール。さっそく峰岸が送ってきてくれたようですな。
両親からは構われないのに、学校でイジメを行い、ブッ飛ばすべき標的である峰岸からは可愛いと構われる。
これはまた何というか、複雑な心境となりそうな話でございますな・・・
しかしどうやら頻繁にメールを送って来るらしく、早くもうんざりしだした燈ちゃん。ハハハ。
友達関係の温度差が大きいとこういうやりとりは片方に疲れが出てしまいますよね。
ハーブのことをどう切り出すべきか。考えあぐねている燈ちゃん。
しかし悩まなくてもどうやら向こうから話を持ち出してくれた様子。
売人であるヒロは何を考えて燈ちゃん、いやフェイクを呼び出すのか・・・
さっそくその話に乗ってみせ、話を伺いに行くフェイク。
そこでヒロはこう告げる。おいしい話を聞かせてあげようと思って・・・と。
アカリちゃーん!!おこづかい稼ぎしないフーッ!!
何がフーッか。
ヒロのノリはさておき、売りさばきの手伝いをさせられそうになるという流れでしょうか?
そう思わせておいて、別の方面での売りの提案だったりする可能性もあるか・・・
さてはて、どのようなバカな提案をしてくるのか。ある意味楽しみであります。
ここでブッ飛ばしてもいいんだろうけど、売人を一人締めあげてもドラッグの根絶には繋がりませんしなぁ。
どうにかヒロが取引している現場を押さええたいものであります。
・バーサスアース
ハルトとビゼリア。お互いの必殺剣がぶつかり合い、衝撃波が発生する。
ビゼリアの放った電撃がショートするかのように爆ぜている様子。しかしそんな解説はどうでもいいと玲央さん。
確かに今気にすべきことはハルトの無事と敵の様子でありますわな。
視界が開いた時、まず目に映るのはハルトの剣を受け止めたビゼリアの姿。
確かに剣の太さはハルトの方が上回っている。
しかし1本の剣ではなく、電撃を纏った3本の剣を一点に集中することで受けとめた様子のビゼリア。
なるほど。1本の剣ならば容易く折れるが、3本合わされば受け止めることも可能という話でありますな。
さすがのビゼリアも焦りの表情が見て取れる。
そしてハルトの方はどうなったか。どうやらこちらは無事ではなかった様子。
剣を投げた右手。その中指と薬指の間が裂け・・・腕の一部ごと切り離されている。
うーむ、なかなか珍しい切り口なだけに文章では説明し辛いですなぁ。とにかく止血とか面倒そうな切れ方をしている。
これはハルトも悲鳴をあげてうずくまるしかありますまい。
見事な御剣だ。御雷を纏った私の御剣でなければ防げなかっただろう。
だが、ここまでだ。人間に力を奪われた己の不運を呪え。
この語り様。ハルトではなくあくまでもアゼルに語り掛けている感じでありますな。
やはり何か因縁でもあったりするのでしょうか。共に銀眼王に近しい立ち位置のようだし、色々とありそうだ。
ともかく、ハルトをむざむざ殺させるわけには行かない。
玲央さんとライツが急ぎ駆けつける。林くんもライフルで援護を行う。
玲央さんのアスラならばビゼリアの剣を迎撃することも不可能ではない。
が、物理攻撃ではない雷撃だけを放たれてはどうにもならない。空中で迎撃される玲央さん。
また、隙をついての少佐の攻撃も見切られ、屋根から叩き落されることとなる。
絶体絶命の状況。強烈な雷撃をシールドで防いだライツだが、その一撃でシールドは破損し、ライツ本人も倒れてしまう。
そんな地災研の面々を見下ろし、こんなことを口走るビゼリア。
見えるか。御雷の羽根が・・・さながら神々が人類を滅ぼすためにつかわせた裁きの天使の翼のようだろう。
電撃を放出し、光の羽根を演出してみせるビゼリア。でもこんなの出しても飛べはしないんですよね・・・
いやまあ、威圧するという目的としては十分でありましょうが。
そして傷つきながらも立ち上がろうとするハルトに対してこんなことを言いだす。
アゼル・・・我々と同じ力を持ちながら人間の仲間へと堕ちたお前は、さながら堕天使と言ったところか。
天使とか堕天使とか。ビゼリアさんちょっとその方面へ向かうのはどうなんでしょうか。
勝ちが確定しそうなのでずいぶんと余裕な感じに戻っちゃってますなぁ。
しかしハルトはよくその体で立ち上がれているものである。体の一部を失う衝撃はかなり大きなものでしょうに。
まあ、ビゼリアの言葉は色々とハルトにとっては否定したくなるものでありましょうしね。
アゼルではない。自分は最初から人間である。人間を守るために戦う・・・地災研のブレ・・・カ・・・
ブレイカー4!!寺鐘ハルト!!!
諦めることなく、再度剣の生成を行おうとするハルト。その体に雷を纏ったビゼリアの剣が突き刺さる。
吹き飛ぶハルトは、その衝撃の最中に思い起こす。兵真くんと交わしたあの言葉。
戦うのは怖くなのかと尋ねた時に帰ってきたあの言葉。
それを思い出したことで、どうにか倒れそうになる体を踏みしめ、支える。
戦うの怖くないよ。仲間を失うほうが怖いから!!
林くんや玲央さんのことを想い、致命的とも思えるほどの攻撃を受けてもなお立ちふさがるハルト。
その身に二本の剣が突き刺さり、背中まで突き抜けていようとも、それでもその闘志は衰えを見せていない。
この諦めない姿を見せられてしまっては林くんもハルトの勝利を信じ、声をかけるしかない。
奴の――ビゼリアの防御を破るために、力を!もっと一点に力を!!
私の・・・御剣の・・・御雷の力を・・・?
今度は本当に焦りの表情を色濃く見せるビゼリア。
それもそのはず。ハルトの剣の生成は、ビゼリアの剣をも砕き、力へと変えていっている。
力を!!力を!!力を!!!
外甲だけではなく、ビゼリアの雷の力までも上乗せし、大きく力強い剣が形成されようとしている。
これならばビゼリアも防御することはできないか・・・!!
まあ、避けることならできると思うし、そういう選択をしてきた場合、どうやって当てるかが問題となりそうですな。
割と致命的なダメージを受けているように思えるハルト。
まあ、脳に破片が刺さっても生きていたわけですし、融合が多少進めば無事だということなのかもしれませんが・・・
それはそれでまた融合者としてヤバイことになりそうで不安である。
仲間を失わないために戦うハルト。その姿を見れば、ハルトを害そうと考える人はそんなにはいないと思うが・・・
うーむ、不安要素はまだまだ大きいですなぁ。まあ、とりあえず今はハルトの凄い力を見守るとしましょう。
・いきいきごんぼZ
画材を揃えるのは何か妙な緊張がある。わかる。トーンとか特別な感じがかなりしたものである。
イワノフGが鮫のような怪獣とバチバチやり合っている・・・!!
それはさておき、市場が萌えを選んだとかモメンタムとか・・・凄い勢いのネタ振りだ。
電話応対もしっかり出来る技野くん。頼りになる男である。というか吏毘堂さん・・・
おれたちゃ漫画家♪おれちゃちゃ漫画家♪おれたちゃ漫画家♪(以下ループ)
ふむ、どこの海賊のテーマであるのか。さっぱりわかりません。
結局持ち込みはスカシたことになるわけですね。編集部も大変である。
漫画を完成させるというのがいかに難しいことであるか・・・よくわかる創作秘話でありました。む?
・NOts
週チャン新人賞出身の気鋭、藤田勇利亜先生のフレッシュ読み切りが登場。
クライムアクションでフレッシュとはどういうことかと思わないでもないが、新人なだけにフレッシュなわけですな。
童顔っぽいというか、ナツメさんは背が低いから子供扱いされているのであろうか。
でもOZONは背高そうな印象であるしなぁ。服装のセンス的な話か!?
襲うつもりはあるのに女子の顔を殴る輩の考え方はよくわかりませんな。
まあ本人たちの言うように倫理がなくなっているということなんでしょうけども。
アクションまでは普通にこなしていたのに、車で突っ込んできてからいきなりテンションアップしてきましたな。
絵柄が崩れ出したというか、ヒートアップした感じなのもそういう演出でありましょう。
この犯人たちもよく生きていたものだと感心する。
そしてGASOLINEと書かれたガソリンスタンドの存在がまた何とも言えない。
警察という職についていながらイカれっぷりが半端じゃないナツメさん。
OZONは少し押され気味な感じでありましたな。やはり年上のお姉さんには敵わないってことですかね。ハハハ。
・木曜日のフルット
とりあえず白川先生はアシスタント代のうち家賃代は差っ引いて大家さんに自動振り込みしていいのではないかと。
なんだったら色々と積立貯金とかアシスタント代から引いて積み立てておいてもいいのではないかと。
鯨井先輩に全額預けるよりはマシって話ですわな。
ホームレスになるくらいなら白川先生の部屋に住み込むという手もありますのぜ、鯨井先輩。
さすがにそこまではまだ行かないか・・・
・総合感想
付喪神にろくろ首。新連載はまたもや人外な感じ。
最近のチャンピオンは妖怪やら人外やらが流行りなのだろうか。よい傾向だと個人的には思う次第であります。
次号は更なる新連載、福田やすひろ先生の[最強少女さゆり]が開始。
4歳で謎の怪力。これはまた新たな人外の匂いがする・・・!!
それにしても新連載攻勢ではなく、巻頭カラーでもない新連載が続きますな。
さゆりちゃんも集中連載であるのかどうなのか。気になる所であります。
2013年 44号
・弱虫ペダル
先輩たちから代々受け継いでいる総北高校のインターハイジャージ。
1年生レースの優勝者である鏑木はそれを恭しく受け取る。
気持ちはわかるが直前に服で拭く行為はいかがなものかと見るたびに思う。
ジャージを手に入れた鏑木の興奮は翌日になっても続いている。やった!!ったァ!!ハハハ!!
昨日何度もカガミの前でジャージに袖を通してみたと宣言。さらにクラスメートにジャージを見せびらかす。
前年全国大会優勝チームのジャージだしなぁ。これはクラスメートも興味津々でありましょう。
学校案内のチラシにも載ってたというし、注目度は満点だ。
鏑木がハシャぐのも無理はない。それだけの死闘であったのだから。
といった感じで軽い回想に入ります。
最後のスプリント。ギリギリのところで勝利した鏑木。
勝利した直後は歓喜しかなかった様子であったが、終わった後に冷静に考えると凄くヤバかったことに気付く。
ヤバかった!強かった!あと5m先にラインがあったらオレは失速してた!
すげぇ。何なんだ。何だったんだ。あの先輩、払っても払ってもついてきた。マジリスペクトだ。
レース中の舐めた態度から一転してリスペクトするまでになった鏑木。移り変わりの激しい男である。
その気持ちを伝えるために杉元のところにいき、頭を下げる。
そんな鏑木にいつもの調子――ではなく、静かに背中を叩いて想いを託す杉元。
今泉の背中はおまえが押してくれ。
自分がなろうと思った6人目になる男。その男に想いを託す杉元の胸中はいかばかりか。
だが伝統のジャージに袖を通し、インハイを走る重みというのは鏑木にも伝わった様子だ。いくぜ!!オレ!!
さて、そんな歓喜の鏑木のもとを訪れる坂道。
さすがに坂道は有名人らしく、発見された野球部の連中に囲まれてしまっている。
どうやら鏑木に用事があったみたいだが言い出せずにいる坂道。相変わらずだなぁ。
上級生の教室なら緊張するのは分かるが下級生の教室でまで緊張していたらいかん。
先輩たちは難なくやってたな・・・
卒業前にそういうのもきいておけばよかったな・・・先輩って大変だな・・・
いや別に今いる先輩も難なくやってると思いますから聞けばいいんじゃないですかね?今泉君でもいいでしょうし。
とはいえ普通はあまり困る場面でもないだろうし、どうアドバイスすればいいのか難しい所だな。
さて、場面はガラッと変わり、静岡県は富士市の洋南大学。
その大学構内で大きな声で独り言をいっている大学生がいる。まあせっかく来たのに休講ってのは大学ではよくある話ですわな。
叫んでいるのはやはり元箱根学園の荒北さん。
野生のカンのおかげで名門洋南大学の工学部にに入ることができたらしい。野生って凄いですね。
大学に進学した荒北さん。大学なだけに色んなサークルは存在する。
しかしそれでもついやっぱりこういう所に入ってしまうんだヨなと荒北さん。
ふむ、やはり大学でも選んだのは自転車競技部でありますか。そうでなくてはな。
そんでそこでまさか、おめーと同じチームメイトになるたァ。想像しなかったヨ。金城ォ。
なんとまぁ。金城さんに荒北さん。この2人が大学で同じチームになるとは・・・!!
同学年だがそれほど絡みのなかった2人。でも金城さんは福富さんと似通った部分があるし、すぐに仲良くはなれそうですな。
メアドの交換もしてしまっているようですし。AKICHANは実家の犬の名前だということだがフルネームが気になる所だな。
それはさておき、福富さんと新開さんは揃って同じ大学、明早大へと進学したらしい。
次の学連のレースに出れるという荒北さんたち。その秋沢湖の周回ロードレースで2人と対戦する可能性が高い様子。
ほうほう。これは面白い。
かつての敵が同じチームとなり、かつての味方と闘う。面白いシチュエーションでございます。
後は田所さんの行方であるが、あの人は進学できているかなぁ・・・少し不安だ。
とにもかくにも既に洋南のジャージを手にしている2人。やるからには勝つ気でいる。気合十分だ。
荒北「超デコボココンビだけどな!!」
金城「案外そうでもないサ!!」
荒北さんに合わせてカタカナ喋りをする金城さん。なるほど案外息の合ったコンビになるかもしれないな!!
てな感じの荒北さんに心配されるのは坂道。はい、あれでも2年生。上級生になったのでございますよ。あの気弱な感じのままでね。
そんな噂をされている坂道は思わずくしゃみ。ぺっぷち。威厳のないくしゃみだ。ぷちっ。
というかせっかく荒北さんに噂されたのだから、そこはベプシっ!!といっておくべきだったしょうに。
それはさておき、練習時間。
坂道は結局鏑木に手嶋さんからの言付けを伝えることはできずにいた様子。
今日のレギュラーは特別練習――"個人練習"を行う。
鏑木は坂道と組んでレース形式の練習。スキがあったら抜いていいと手嶋さんには言われているようだ。
そのため気合が入っていて表情が硬い・・・というわけではない。
憧れの坂道と走っているはずなのに気難しい表情の鏑木。それは坂道が鏑木の教室にやってきたことに原因がある。
言われたんだ。クラスのヤツに。クソ!!小野田ってショボイなって!
頼りねェって!!ヒョロッとして弱々しいって!!
オレが目標だってさわいでるあれがウワサの小野田かってバカにされたんだよ!!
ちきしょォ!!もっと威厳ある先輩やってくれよ!こっちが恥ずかしいんだよ!!くそ!!
なるほど。これは鏑木の憤りもごもっともでございます。
なまじ実績のある男なだけに普段の姿とのギャップが大きく、そういう意見が出るのは時間の問題と言えたでしょう。
むしろよくこれまでの間にそういう話がでなかったものだと思うぐらいである。
そんな風に憤る鏑木は坂道を置いて加速し、先に裏門坂を登ってしまおうとする。
しかしその鏑木に難なく追いつき、ごめんと謝る坂道。笑顔で。
どうやら加速した直後からずっと張り付いていたらしく、叫んでいたことは最初から全て丸聞こえになっていたようす。ヤバ!
先輩ぽくないことを謝る坂道。
しかし鏑木にはそんな言葉よりも実際の実力を見せた方が効果がある様子。杉元に関してもそうでしたなぁ。
ヤバイ。今ので体中ふるえてる。こんな人が・・・インハイてのにはたくさんいるのか!!
正直、坂道はかなり特別だという気がしないでもない。
並ぶとしたら御堂筋君や山岳といった辺りでしょうが、さすがにたくさんいるとは言えませんなぁ。
鏑木に請われ、本気の走りを見せる坂道。
登りとは思えない速さで一瞬にして鏑木を抜き去ってしまう。
小野田坂道さん!!なんだこの人の走り出してからの全身から沸き立つプレッシャーは。
山でこんな速い人に初めて会った。見てるかクラスのヤツら。学校にいる時は小さな背中が、超でっかく見える。
勝てねぇ。勝てる気がしねェ。見るのと走るのとでは全然ちがう!!これがハイケイデンスクライム!!
すげぇ。やっぱりすげぇ小野田坂道!!
一度は沈みかけた尊敬の念が逆にさらに大きく膨らむ鏑木でありました。
評価が落ちるのが一瞬ならば、逆に落ちたところから評価をあげるのも一瞬である。
坂道ほど普段の姿と競技中の姿が変わる男も珍しいでしょうし、こういう評価になるのも当然といえましょうか。
それをよく知っている鳴子と手嶋さん。鏑木は今ごろ面喰っとりますかねとお話し中。
確かに坂道の走りを見ればたいていの人は面喰いますわな。笑って高速で駆け上がるですもの。こりゃあ怖い。
それはさておき、手嶋さんは次のインターハイの舞台について語りだす。
その坂は延々と続く日本一有名なつづら折り。
杉並木を登り、世界遺産の東照宮さえもしたがえ、その上を更に登る、日光いろは坂だ。
自転車乗りの間じゃスプリンター殺しの坂とも言われている。最大標高は1840m。昨年走った箱根の実に2倍だ!!
なるほど。こりゃ確かに荒北さんが疲れる坂だと言うはずである。
しかし箱根の登りゴールに続けてスプリンターにはキツイステージとなりますか・・・
鳴子はスプリンター止めて、ある意味正解だったのかもしれませんな。
今の総北はスプリンターが青八木さんしかいない状況であるが、これならばそれを解消する必要はなさそうに思える。
昨年優勝校に有利なステージというのはどうかと思わないでもないが、まあ開催場所は前から決まっていたんでしょうな。
他の学校の面々がどのような鍛え方をするのか、気になる所です。
さすがに広島のスプリンター3名体制は致命的だから今年はやらないと思うが・・・どうなりますことやら。
そういえば箱根学園は肝心のキャプテンがスプリンターなのか・・・どうなりますことやら・・・
・囚人リク
順調に進んでいるかのように見えた脱獄作戦。しかしその作業は厄介な男に目撃されていた。
このタイミングでレノマさんの前に現れた沢田。
レノマさんに対し、夜な夜な壁にへばりついていたことを知っていると告げる。そしてその理由は――
脱獄か。
これはまずい。チンコロされたら一巻の終わりだ!!
沢田の一言で衝撃走る。レノマさんは口封じに殴り掛かろうとするが、沢田は先んじて安心しろと語り出す。
だってよォ。俺たちは仲間なんだからよ。
俺も脱獄メンバーに加えろってんだよ。今日のところはとりあえず挨拶だけ。
また後日詳しく教えろ。じゃねえと・・・
おやおや、やはりその手で来ましたか。
まあ前にレノマさんを発見した時も脱獄に成功したと思ったタイミングを狙って襲うとか言ってましたものねぇ。
それを果たすのであれば一度仲間に加わる必要があるのは当然か。
断ることができず怒り満面のレノマさんでありました。うーむ。
田中一郎に会いに行くのは延期し、4人でどうするか相談。
リクとしてはあんな奴絶対に仲間にしたくないという想いは強い。そりゃあそうだ。
しかし残念ながらチンコロされたら一発で終了の状況である以上、どうにもならない。受け入れるしかないか・・・
沢田は考える。レノマさんを殺す最適なタイミングはいつであるかを。
刑務所内で殺るにはリスクが高い。看守にバレたら何十年も加刑をくらうことになる。
看守殺しの時は証拠隠滅できる条件が整っていたからやっただけである。
かといってシャバに出ちまってからは奴の取り巻きのガードが邪魔になる。
殺しはタイミング。壁の中でもない外でもない出るか出ないか一瞬のタイミング・・・
俺の逃げ道が整う時。佐々木が喜びの絶頂に達する時。復讐の時は!脱獄成功のその直前!ああ・・・楽しみ・・・
さて、結局天野達は田中一郎に会うことはなかった。
後日リクは1人で田中一郎の元に向かい、USBを返してもらうこととする。
もともと図書係から持ち出してもらったものだろうし、戻さないとマズイものでしょうからねぇ。
緊急事態マニュアルの件で頭を悩ませているはずの田中一郎。
それでもリクに対しては、心配するな。必ず突破してやると心強い返事をしてくれる。頼もしいことだ。
ついでに沢田の件について相談。
田中一郎としてもその判断はやむを得ない。今はそいつの希望を飲むのが得策だろうとの回答。
レノマにも俺がそう言っていたと早く戻って伝えてやれ。レノマとて不安な夜を過ごしたはずだ。
相変わらず優しいですなぁ、田中一郎は。
そしてもう一つレノマさんに伝えて欲しいことがあると述べる田中一郎。それは総転房のこと。な、なんだ・・・?
いよいよ総転房を来週に控えた極楽島特級刑務所。
レノマさんは今回も同房にしたい者を希望したいと谷村看守部長に告げる。
しかしさすがに口にしたメンバーはそうそうたる面子でありますからなぁ。谷村も渋る。
そりゃあ良からぬことを考えているのではないかと疑われても仕方がない。実際考えてますしなぁ。
奴らに我々のワイロ関係を知られました。野放しにしておくのは危険です。奴らも抱き込んで恩恵を分け与えるのが得策かと・・・
それにケンカをするのは敵対する工場だからです。同工場・同房なら身内ですから。
ふむ、なかなか面白い理由づけではありますな。
確かに問題起こす連中が身内になって問題を起こさなくなるならそれはそれでいいことなのかもしれない。
それに同工場になるのであれば次の運動会の優勝は確実なものとなるでしょうしな。谷村としても美味しいはずだ!!
そんな事前交渉を終え、ついにやってきた総転房の日の朝。
朝食の時間をしんみりした顔で迎える一同。
324房を去る3人は既に荷物を纏め終えている。
別れを惜しむノギはせめての記念にと324房の畳の一部をむしっている。ノギらしい行動ですな。
それを発見した菅くん。無言で引き千切り、三等分にする。そしてそれをノギ、須藤くん、自分の3人が受け取る形にする。
うーむ、職人らしく無言ながらもいい仕事をしますなぁ、この人は。
いただきます。
朝陽が後光のように差し込んでいる。
この7人全員が揃って最後に行う朝食。最後のいただきます。万感の念が籠っていそうでありますなぁ・・・
さて、リク達が工場に出役している間に看守たちによって荷物の入れ替え、房内点検、総転房が行われる。
これによって完全に3人はそれぞれ別の房へ移っていくこととなったわけだ。寂しい話です。
しかし・・・むしろ324房は賑やかなこととなりそうな予感がある。
椿。レノマ。松尾。江田。天野。
ゴッツイ奴らが揃って立つ見開きはなかなかに圧巻。この連中だけになると史郎さんですらデカすぎることはないってのが凄い。
揃いも揃ったな。けど・・・あと・・・このもう1人・・・
沢田ではなく・・・誰だよこいつ!
なぁ。この房、ちょっと酸素薄くねえか?
謎の7人目が登場。これが前にレノマさんが言っていた残り1人のアテというヤツなのか・・・!?
考えてみれば沢田はまだ雑居房には移れない状況かもしれませんしね。
であるならば、残る1人に新たなキャラが入るのも不思議はないのかもしれない。
そういえば田中一郎が総転房のことについて何か言ってましたなぁ。もしや田中一郎との連絡要員か?
何にしてもこの面子じゃあ酸素も薄くなろうってものである。部屋が一気に狭くなった感じがするぞ!!
沢田は同房ではない。となれば脱獄決行時に置いていくことも可能なのではなかろうか。
偽の計画を沢田だけに伝え、実行日も誤魔化しておけば可能性はある・・・かな?
そういえば田中一郎も同房にはいないんですな。まあ年齢が違うから当然と言えば当然なんだが。
しかし前にN棟に移る下準備がどうとか言ってたはずなんだが・・・
まさか新キャラの男となんらかの手段で入れ替わる流れなのか?むしろ田中一郎の変装!?いや、そんなまさか・・・まさか・・・
・実は私は
夏休みの進展具合を男友達に報告する朝陽。
周りが気になっているから答えているという流れなんでしょうが、その進展具合の早さはむしろ惚気に聞こえる程である。
キャンプに行ったと思ったら白神の実家だった。確かにこれだけではよくわからない。
噛み砕いていえば、女だらけのキャンプに男一人誘われ、好きな人の実家にてご両親と顔合わせ。
その後その好きな人の部屋で一晩一緒に過ごしたという話でございますな。うむ、朝陽は遠くに行ってしまったと思われて仕方がない!!
そんな話をしていると、目前には可愛い女の子の姿がある。
って早速朝陽の前に現れましたよ凛ちゃん!!やはり目標は朝陽でありましたか。
いや、それよかあの子。なんか剣持ってんだけど。まさか本物じゃねぇよな・・・?
さすがは岡。ようやくそのツッコミをしてくれましたか。
凄い金属っぽいし抜き身の状態でさしてある剣である。これは怖い。
そしてズンズン迫ってくる凛ちゃん。一応逃げたほうがいいんじゃないの!?
そんな風に警戒もしたりしたのですが、凛ちゃんに攻撃の意志などはない。いや、ある意味凄い攻撃を仕掛けてきた。
やっと。やっと巡り会えた・・・!!
そう言いながら朝陽の胴体に向けてC・P・D(ちっぱいダイブ)。
うーむ、こいつは凄い攻撃でございますな!!キュ。
これはさすがにエテ・・・嶋公も黙ってはいない。そりゃあそうよ。
私の名は黄龍院凛。朝陽の記憶には無いかもしれない・・・けど。
朝陽は私に、愛していると言ってくれた。
突然の爆弾発言。葉子さんというものがありながら・・・!!
てな感じで物凄く白い目で見てくる男友達3名。そりゃあそうだ。もっと蔑んでやれ!!
まあ、朝陽としては身に覚えがないことだし、突然のことで混乱状態になるのも仕方がないか。
もしかして幼稚園とか小学校とか一緒だった?と尋ねる。なるほど、それなら子供の言葉ということで納得はできるか。
このヘタレが愛しているなんて言葉を容易く口に出来るとは思えませんしねぇ。で、いつ言われたのかな、凛ちゃん?
一か月前。朝陽照れ屋。だから時間かかった。
ほう。一か月前。
そりゃあずいぶんと楽しい夏休みだったみたいですなぁ。
葉子さんの実家に行ったりしたかと思えば他の少女に愛の告白をしていたとは・・・!!えらいこっちゃ。
一連の話をしている間、ずっと朝陽に抱き付きっ放しの凛ちゃん。
ぷにーと柔らかい感触を押し当てていながら本人はそれに無頓着な感じである。朝陽はよくこういう目に合いますなぁ。羨ましい。
とはいえ、ここからはさすがに不幸のターンとなりそうな感じ。
男友達には既に見られているが、これ以上この姿を誰かに見られるようなことがあったら・・・
てな心配は的中するものである。よりにもよってみかんでありますか。
朝陽が見知らぬ女子に抱き付かれている。その光景を目撃したみかんは無言でシャッターを切る。
無言で確認。そして無言で去っていく。とぼとぼ。なんとか言ってくれよ!!
派手なリアクションがないのがかえって怖い。
男共のチクチクした攻撃もそれはそれで厳しかったりしますけどね。いや、まだみかんのターンは終わっちゃいないぜ!!
みかん「ほら、あれ」
葉子「そんな、まさか」
白神つれてきたーっ!?
最悪の行動であるが、まあやって当然の行動ではありますな。
笑顔のまま固まり、ひきつったような感じになっている葉子さんが実に可愛らしい。
そして2人揃ってとぼとぼと去っていく葉子さんとみかん。基本無言なのが恐ろしい。
まあ、他の女の子に愛しているとまで言ってうつつを抜かしていた男に対してはこんな扱いもやむを得なかろう。
と思いきや戻ってきた様子の葉子さん。おや?と思いきや・・・
今度は委員長つれてっ!?
無言で3人になっておりました。どんどんえらいこといなっている!!
しかし藍澤さんは一応話しかけはしてくれます。
1人1人では受け切れない衝撃も、3人揃えば何かの間違いではないか?というところまで和らげることはできたようだ。
まあ朝陽の普段の行いが良かったというか、普段のヘタレさが効いてたというか。
基本的に本命に一途なのはみんなの知る所でありますしなぁ。それが過去形になりそうな事件が今の状態でありますが。
朝陽「そっ・・・そうだ!!黄龍院さん!!人違いってことは・・・」
凛「それは無い。これは朝陽の匂い。一か月前一緒に寝た時と同じ」
大勢揃ったところで更なる爆薬を投下してくる凛ちゃん。大した子である。
こりゃあ皆の見る目が一斉に冷たくなっても仕方がない。いや、葉子さんはむしろ盛大に照れ顔になっているな。
自分も一緒の部屋で朝陽と寝たり抱き付いたりした経験がある分余裕があるということなのか!?いやまさか。
まぁまぁみんな落ち着きなさいよ。とりあえず朝陽の言い分を聞きましょ?
そしてそれを私が校内新聞に載せるから。「愛してる」と言って一緒に寝ておいて、朝陽は覚えていない違うんだと言ってると・・・!!
それはもはや公開処刑でありますがな。
まあ、状況を見ただけで有罪判決が下されても仕方がないわけですしね。
誤解であろうとどうであろうと、可愛い子に抱き付かれているというその状況がまずイカン。処刑もやむなし。
証拠写真もカメラに収められているし、新聞にされたなら言い逃れはできますまい。
なので、そのカメラを奪い取って逃げ出す朝陽。その動きの最中も抱き付いたまま離さない凛ちゃん。
みかん「容疑者が証拠奪って逃げた!!」
藍澤「人一人引きずってあの速度・・・よっぽど後ろめたいことが!?」
朝陽「自分の命守りたいだけです!!」
一体何でありましょうかね、この状況は。
まあ冷静に考えてみればあのアナザルと称されるほどに分かりやすい朝陽が浮気・・・いや二股なんてできようはずもない。
それは葉子さんもみかんも解っているし、藍澤さんもそう思いたいと言っている。
しかしそれならばあの少女は一体何者なのか。疑問はそこに行きつくこととなる。
なんにせよ、黒峰朝陽とあの少女を捕らえれば明らかになる!!
その考えのもと、逃げる朝陽を追う女子3人。
カーブを曲がったところで3人の先頭に立っていたみかんが出くわしたのは、痴女――獅穂さんだ。
3人は獅穂さんに朝陽が逃げた方向を聞き、その通りに追いかける。
しかし朝陽はどうやら獅穂さんに匿われていた様子。そう、スカートの中に・・・どこに入れてるのっ!?
さすがにこの痴女っぷりにはマイペースな感じの凛ちゃんも驚きを隠せない様子。
しかし3人は何で気付かなかったんだろうか・・・少し視点を広げれば絶対に気付きそうなものであるが・・・
まあ、痴女の下半身なんてなるべく見たくないという共通した思考があるのかもしれない。
それを逆手に取った獅穂さんの匿い方なのだとしたら・・・合う!!ツジツマが!!
それはさておき。ようやく落ち着いて凛ちゃんと向きあえるようになった朝陽。
やはり「愛してる」とか一緒に寝た記憶とか思い当たらないと述べる。
しかしそれは当然のことでありました。
だって50年先。未来の話だもの。
未来の話をし出す凛ちゃん。それはつまり、そういうことですか。未来人ってことですか、やはり。
――そう。実は私は。私、黄龍院凛は、未来から来た黒峰朝陽の孫。
よろしくね。朝陽おじいちゃん。
孫と来ましたか!!
眷属発言もあったし子供であるかなとは思ったが、そうかーもう少し先の孫であったかー。
まあ孫であるならば名字が変わることもありえますしね。すぐに気づかれないためにはいい設定かもしれません。
と思わせておいて黄龍院はソウルネームであり本当の名前は別にあるのかもしれないが、まあそれはそれだ。
未来人の到来。やはり気になるのは朝陽と誰の間に生まれた子の子であるかということ。
未来のことは知りたくないと思いつつも気になってしまうのが人のサガ。
色々とトラブルを起こしそうな存在でありますが、一体どうなりますことか・・・
今の所恋愛対象ではない獅穂さんや茜ちゃんだけが事実を知っているのならば、そういうトラブルは回避できるかもしれないが・・・
その場合は朝陽がどう凛ちゃんのことを誤魔化すかという話になりますな。
みかんや男友達には未来人という話も出来ないし・・・どうにか頑張って誤魔化せ朝陽!!気合いだ!!
・雨天決行
激戦をくぐり抜け、ようやく眠りにつくことが出来た甲人。
夢に見るのは暖かい記憶。と思いきや一転して現実――大切な人を赤マントにさらわれたという現実が襲い掛かる。
うなされていた甲人を起こす馬頭。どうやらすっかり朝となっているみたいだ。
どうでもいいが千里ちゃんも学生服の上ぐらいは脱がしておいてくれてもいいのに。
寝苦しいことこの上ない。よく見たらきっちりカラーまでしてるし。こりゃあうなされても仕方がない。
それはさておき、夢でみた現象――ハルさんに例の黒い水による妖怪の面を被せられる現象を思い起こす甲人。
どうにかしないとと焦り、馬頭に昨日の馬頭以外の番傘について尋ねる。一体どこに居るの!?
我以外の番傘だが我の復活が何か影響をおよぼしてはいないかと思い・・・昨夜より呼びかけてはみたのだがな、反応がないのだ・・・
どうやら馬頭は他の番傘の居場所は知らない様子。
むしろなぜ自分がこの地で眠っていたのかさえ分からないとのこと。
ふーむ、そんな状態でも呼びかけができるのならば・・・と思ったが反応がなくて困ったという流れか。
自分たちだけでは敵わない。
ならば他の番傘も見つけなければいけない。しかしどうやって探せばいいのか・・・
思い悩む甲人。しかし何かを探す、見つけるというならばうってつけの人物がいる。
自身を見つけ出した千里ちゃんの「百目」の能力ならば他の番傘の居場所を見つけることもできるかもしれない。
そう考えた甲人。居てもたっても居られず、千里ちゃんにお願いするために2階へと駆け上がる。
いや、まて甲人。二階は確か男子禁制の場所となっているはずであるのだが・・・
加統が止める間もなく上がっていく甲人。そこで目撃したのは、まっ裸のネネさん。
なんというかこの人は・・・開放的というか油断しまくりというか。
そりゃあ甲人の心音も早くなるというものである。仕方がないですやね。ハハハ。
まあ、それはさておき。
どうやら千里ちゃんたちは他にも天のカギ・・・番傘があるというのは知らなかった様子。
それに馬頭はもともと学園に保存されていたものであるし、何故学園にあったかは校長に聞かないと分からないらしい。
ならば今すぐ学校に行けば・・・そのように考えるが、今は無理との返答。
ネネ「昼間は小学校なんだよ・・・ウチらが入れるのは夕方以降・・・」
加統「僕らが通うのは夜間学校なんですよ・・・妖怪らしいっちゃらしいっしょ・・・」
まあ、確かに子供たちの前で鏡の中に入るわけにはいきませんしなぁ。
そういう設定ならば夜間に堂々と小学校に入って行っても問題視はされないというわけだ。なるほどなー。
馬頭の件については夕方まで待たないといけない。
しかし番傘探しについては千里さんが手伝うと力強く宣言してくれる。
夜行に「見つけてみせる」って言っちゃったからにはここで引くわけにもいかない。
どんなものも、この目で。百目の能力で見つけ出すと決心したのだ。
千里ちゃんのこの決意を聞き、微笑みを見せるネネさん。その後の口は悪いものの、なんだかよい関係でありますな。
さて、一室で正座をしてお互いに相対する甲人と千里ちゃん。
どうやら顕微鏡を用いたいつもの方法とは大きく違う手段を講じる様子。
これが本来は校長の許可なしでは使えない技でありますか。
その技を使う前にコンタクトを外す千里ちゃん。
どうやら千里ちゃんは目が良すぎるので度数の合わないレンズで視力をおさえていたらしい。ほほう。
これで・・・OK!私の視野はとどまんないから・・・
あと・・・人や動物・・・以外の生物は初めてだから。馬頭・・・よければ呼びかけをし続けてくれない?
んじゃ・・・始めるね・・・曼万里眼!!
なるほど。視野がとどまらないとはこういうことか。
狭い部屋の一室で向き合っているはずなのに、千里ちゃんの目はすぐ前の甲人や部屋を通り抜けて広く見渡すことができている。
様々なものをとにかく見、そして馬頭の呼びかけを伝える千里ちゃん。
そんな最中、目の端をよぎったのは傘の柄のようなもの。曲がりくねった柄であるが、それは確かに馬頭に似た番傘。
だが、目を向けた方とは逆の方から声がかかる。
なーんだ・・・探してたのは僕じゃないのか・・・
視界に紛れ込んできたのは赤マント。うーむ、こういう遠視をも察する力があるというのか・・・厄介な。
ビルの上で笑っていたと告げ、倒れる千里ちゃん。
どうやらこの曼万里眼はかなり体を酷使するようですね。大変だ。
しかし甲人は赤マントの居場所を聞き居てもたっても居られなくなった様子。
飛べない他の連中をアパートに置き去りにし、馬頭の力で千里ちゃんが目撃した方へと飛び去ってしまう。
うーむ、毎度毎度考えもナシに飛び出して行っちゃってますなぁ。直情直情。
我らだけでは赤マントには勝てないという馬頭。
それに対しやってみなきゃわかんないよと返す甲人。
そりゃ・・・たった2日前だけど・・・あの夜とはちがう。わけわかんないまま戦ってたあの夜とは・・・
今は・・・馬頭のことも信頼してる!そうだよッ。変わったんだ・・・やってみせるッ!!
赤マントに一太刀あびせてみせる!!そして・・・ハルさんを・・・ッ!!
気合いを入れる甲人。しかしその頭上から甲人の叫びに応える声がしてくる。
それと共に降ってくるのは、人。
悲鳴をあげて落下する男を慌てて追いかける甲人。危ない所を救い出す。
しかし空を飛んで救った甲人を化物呼ばわりする男。これは酷い。
助けてもらっといて化物だなんて・・・ヒドイよねぇ・・・人間ってのはさぁ・・・
だからさぁ・・・飛んでけよォ・・・
現れた赤マントがそう告げると、助けたはずの男が遠くへと吹き飛ばされていく。うーむ、哀れな。
このような非道を続ける赤マントを許しておくわけにはいかない!!
怒りを向ける甲人。しかし赤マントと思った姿がだんだんと普通の人間の顔へと変化していく。
こいつは・・・前回の最後に出ていたあの男か。
僕は・・・赤マントくんの友達でぇ・・・大親友。んでもって・・・君が絶対に勝てない相手さ・・・
なんだかやけに自信満々な男であるが、どのような力を持っているのだろうか。
人を操ったりするだけかと思えば、念動力のように吹っ飛ばすこともできる。
しかし共通点としてどちらも被害者の体は水に濡れていたことがあげられる。
となると、もしや別の番傘を有した番傘使いであるという可能性が考えられるのだが・・・どうなのだろうか。
何にしても厄介な相手と出会ってしまったものである。どうにかこの窮地をくぐり抜けたいものでありますな。
・真・餓狼伝
連載再開!!武VS剣!!丹波文吉究極のステージへ――!!
てな風なアオリが入り、センターカラーでは組み合う文吉と京太郎の絵が描かれている。
にも関わらず今回の文吉の出番はこれだけだったりするという。えー。
まあ、扉絵だけ登場というのは実に丹波らしいというか何というか。
警察の馬を切り殺した京太郎。どうなるのかと思ったらしっかり捕まっていた。そりゃそうよ。
ひょっとすると冒頭のカラーは文吉が京太郎を押さえた場面なのかもしれない。
ともかく和歌山東警察にて拘束されている京太郎。
目の前にいるのはこの警察署の署長。オノレの命はワシが握っておると恫喝してきている。
しかし京太郎としてはそんな脅し文句とかそんなのはどーだっていい。
侍が存在しねぇ世の中なんて、もううんざりなんだよ。
テメーらは一体何なんだ。どいつもこいつも。判を押したよーにおんなじいーな西洋かぶれ!
何が富国強兵だ。何が殖産興業だ。一体侍魂はどーしちまったんだ。どこ行っちまったんだ!ええーッ!?
もーどーでもいー。斬りたきゃ斬れ。
だが剣の握り方も満足に知らねーヘボ警官に、果たして俺を斬れるかどーか、甚だ疑問だがな。
挑発を行う京太郎。
それに容易く乗る署長。食べていた弁当の箸を投げつけ、さらには自らの手で斬り捨てようとする。
しかしその斬撃を前転で回避する京太郎。
しかも縄だけ斬らせて拘束を解かせるという見事な見切り。そして武器として投げつけられた箸を手にする。
どーせ滅びゆく身。ひと暴れしてやるぜ。
箸1本で襲い掛かってくる警官2人を倒してしまう京太郎。うーむ、本当に武器を持つと強いなぁ。
これは相当な大暴れが出来そうだ。と思いきや、このタイミングで新たな大物が登場する。
まさか警視総監がこのような田舎の警察に・・・!?
公務ではなく私用で現れたという警視総監。もしや京太郎の話を聞きつけてやってきたのであろうか。
その見事な腕前を褒め上げる。
秀れたる剣士ばゆー者は、小枝一本、箸一本持てば、刀にも金棒にも変えよる。
自らも箸を拾い、署長たちのヒゲや眼鏡を斬ってみせる警視総監。京太郎も驚くほどの腕前。まさに秀でた剣士だ!!
そんな警視総監が京太郎と刃を交わそうとしている。
どうやら手合せをしてみたくなったようですな。これは京太郎としても望むところでございましょう。
狭い室内なのがアレではあるが、激しく切り結ぶ両者。ちぇーすッ!
さすが丹水の中でも決河の勢いがあった黒岡家じゃのぉ――
京太郎を押すほどの強さを見せる警視総監。しかも黒岡家のことを詳しく知っている様子。
その前身は戊辰戦争で幕府軍と戦い、西南の役では抜刀隊を率い薩摩軍と戦った新政府軍の将であったとのこと。
あん戦には薩摩側に黒岡の・・・黒岡喜八がおったんじゃ。
黒岡喜八。京太郎の父親の名前である。
切り結びの結果は両者当たる手前で寸止めしての引き分けといった感じとなる。やはり強いなぁ京太郎。
さて、剣を置き、落ちついて話の続きを行う警視総監。
西南の戦は激戦だった。ほんなこつ強か男たちが熱か命の火花ば散らしておりもしたとのこと。
その中でも小兵でありながら長い剣を自在に操り武士の誉れを見せつけたのが丹水流の黒岡喜八。
負け戦の中、凄絶に斬り続けるその姿を"武士の鑑"と讃え、敬意を表していたという。
・・・この傷は、おはんの父上に付けられたもんじゃ。強か男じゃった〜〜
警視総監の右肩から左の腹にかけての切り傷。なかなかに盛大な傷でございますね。
この傷を付けた男のことを恨むでもなく、むしろ誉れとまで持ち上げる警視総監。
その息子に会えたことが嬉しい様子でありますな。
しかしその当人である黒岡喜八はもうこの世にはいない。三年前に自ら命を絶ったという。
・・・時代が明治へと変わり、侍制が廃止・・・西南の役で敗れ、廃刀令で刀を取られ・・・
父は生きる指針を失い、それで・・・
寂しい話である。歴史の流れ、時代に取り残されず生き残るには仕方がない西洋化であったが、それで死す者もいたということか。
現在警察の長である警視総監は語る。
おいは、今でも一介の侍でいたいと思っておりもんす。
結果的においは多くの仲間の命を犠牲にして侍制度を無くす側に加担してしまいもした。
・・・侍は、生きにくい時代になってしもうた。
・・・じゃっどん。どうか堪えてくいやんせ。
・・・いつか、いつか・・・おはんらの出番、おいが作りもす。必ず作る!!
日本にはッ!侍が必要なんじゃ!!・・・どうか、それまで・・・それまで。堪えて、くいやんせ・・・
涙を流しながら語り、聞く方もまた涙する。
熱き男の言葉に道を外しかけていた少年も真の侍への道を歩めそうな雰囲気。よかったよかった。
文吉との戦いは結局どうなったのかとか色々と気にはなりますが、いいエピソードでありました。
ここから京太郎はどのように変わっていくのか。文吉とはどのように接するのか。
まさか以後はほぼ出番なしなんて流れになったりは・・・可能性もなくはないか。
・侵略!イカ娘
千鶴さんの水着姿。なかなか貴重だが・・・なかなか良い!!
よその海なら入るとのことだが、地元の海ではそんなに仕事気分が抜けないのだろうか。
たぶん水中でも手刀は使えなくはないと思う。周りへの被害とかありそうな気はするが。
しかしより劇的な方法を見せつける辺りさすがに千鶴さんというか何というか。
つんつんと水面を指さす千鶴さんの表情が何とも言えず・・・最高であります!!
・毎度!浦安鉄筋家族
春巻もちゃんと授業することあるんですなぁ。当然なはずなのに意外すぎる!!
花子が立ったのならば周りも立つしかあるまい!後ろの人はまず見えなくなるしな。
しかし結局小鉄の椅子はどこにいったのやら。
・ペーパーブレイバー
同級生を堂々と尾行する女子高生3名。
それに気付かなかったとはいえ、堂々とアダルトショップに入るビカリさん。これが勇気ある者か・・・!!
大人の階段のぼりおり。降りるんかい。
楠本「わざわざお金払ってナイチチ見たがる男はいないか!」
杜子「貧乳にも需要はあるよ」
世の女性は普通にこういったトークを繰り広げているものなのかどうか。気になるような気にしたくないような。
しかしビカリさんは何故突然カラドボルグを出したのでしょうか。
何か腹いせでもしたかったのでしょうか。勇者らしく年齢確認されたことのお礼参りとか!?謎である。
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
神の小宇宙を持つ少女。その正体は・・・やはりアテナ。沙織さんでございました。
赤ん坊の時はさすがに感じられなかったが、今は雷鳴に打たれたような大いなる慈愛に包まれたような小宇宙を感じるシジマ。
仕える者としては嬉しい話でございますな。
クロノスのいたずらによりテロメアを狂わされてしまったことについて説明するアテナ。
赤ん坊に逆戻りさせられた説明にはなっているが、急成長した説明にはなってないぞ・・・?
とにかく体内の細胞にある成長時計が不安定なのでいきなり成長したりするってことでいいのかな。
あなたには信じられないかもしれませんが・・・わたしは未来からある目的でこの時代にやってきました。
ですからわたしはあなたたちのアテナではないのです。
この時代のアテナは別にいます。心配しなくてもやがて姿を現すでしょう。
ああ、やはり別に存在しているのですな。
沙織さんが喋れるようになると色々と話がスムーズに進んでよいですなぁ。
さらにこれまで自身を守ってくれていたシジマを完全回復するアテナ。さすがの聖なる力でございます。むううっ。
そして別れを告げて去っていくアテナ。しかしそこに襲い掛かってくるのは無数のバラ。
せっかく回復したシジマであるが、身を挺してアテナを守る。見事な忠義でありますなぁ。
だが今の成長したアテナであるならば正面切って相対してカルディナーレに負ける理由もない。
投げたバラは空中で制止し、そのまま落下する。
強大な小宇宙を感じて動揺しまくりのカルディナーレ。しかしそれでも認めようとはせずに再度攻撃。小悪魔め死ねえ!!
と思いきや投げたバラが反転して自分に襲い掛かってくる。
目の前で停止したバラ。その恐怖に悲鳴をあげて倒れるカルディナーレ。う、うーむ。凄く哀れな感じだ。
カルディナーレを退け、自らを庇い倒れたシジマのもとに駆け寄るアテナ。
忠義の対象から感謝され、涙される。男冥利に尽きる話でありますなぁ。
なのでシジマもこう述べる。わたしはアテナの聖闘士。アテナをお守りするのが役目です、と。
たとえあなたがこの時代のアテナでなくとも・・・アテナであるならば・・・
わたしはこの先も身命を賭してあなたをお守りいたします。
よい話だ。異教の神を信じ、オックスさんには信用ならないと言われたシジマがよい忠誠心を見せている。よい話だ。
そしてようやく言及される神々の迷宮について。
確かにここは神も迷う迷宮。お別れしようとしていたが、このままでは2人とも出ることができないのではないだろうか。
だがそんな迷宮を自由に出入りしているのがカルディナーレ。
その理由はカルディナーレの体についているクモの糸のようなもの。これぞアリアドネの糸。
神話の時代から伝わる迷宮脱出用の糸である。これを辿ればこの迷宮を出ることも叶うでありましょう。
というわけで、一度はお別れしようとしたアテナであったが、シジマと共に行こうとするアテナ。ほほう。
なんでもいいが、アテナにつられてなのか今回のシジマはやけに可愛い顔をすることが多い気がするぞ。
それにしても沙織さんははやんちゃだったころの姿なのだが、さすがに性格までその当時のものになったりはしないか。
脱出するので馬になりなさい!!とか言ったりはしないと。ふむ。
さて、杯座の聖衣を背負い、天秤宮へと急ぐ天馬と瞬。
その途中、聞こえてくるのは詩。こ、この詩は・・・友を送る詩・・・!!
花開けば風雨多し。人生別離足る。
花が開けばたちまち嵐で吹き散らされてしまう。人生どっちを向いても別ればかりだ。
花に嵐のたとえもあるさ。さよならだけが人生だ。
勧酒 于武陵。井伏鱒二の訳による有名な一節でありますな。
水鏡先生を抱きかかえ、さよならだけが人生だと詩を送る童虎。ついに力尽きたのか・・・
結局全ての謎を伝えることなく力尽きてしまったのであろうか。
いや、まだ杯座の聖衣もあるし、何かが起きるのではないかという気がしないでもない。
一応蛇遣座のことはシジマには伝わったようではあるが、もっと詳しいことを知っていそうな気はする。
なんとかもう少し話を聞いておきたいところでありますなぁ。
というところで今シーズンはここまで!!
次のシーズンは新年1号を予定。割と短い期間での再開となりそうでありますな。
・ドカベン ドリームトーナメント編
ワンアウト三塁。ついに虎の子の1点を奪えそうな状況に持ち込んだタイガース。
業師の雪村ならばスクイズの可能性は高いか。
そう思ったが力道の足の遅さと極端な前進守備のシフトを敷いている現状でそれはないと判断。
もしあるのならエンドランかもしれないと知三郎。
確かにバットに当てることは上手いようだし、上手くすればいい所に転がる可能性はありますわな。
その辺りも警戒してゆっくりとしたフォームからの投球を見せる不知火。
力道が走ったら外すつもりのスローフォームであるとのこと。いや走ってなくても外してますやん。
それはさておき、2球目。今度はいつものモーションでの速球。見送る雪村。
これはさすがに雪村では手も足もでないか?
しかし3球目で驚くべき事態が発生する。
ミートに絞った雪村が不知火の球を捕える。そして打球は外野――レフトにまで届く。
打球はラインをまたぎ、落とせばファールとなる状況。
だがもし捕れば犠牲フライとなり、力道がホームへと帰る可能性がでてくる。
解説の予想ではホーム刺殺は五分と五分。
安全を取って見逃すのか。勝負を決めて捕球するのか。三吉はどうやら捕る構えのようだが・・・
捕った!!そしてタッチアップで走る力道玄馬。
大きなフォームから思いっきりバックホームを行う坂田三吉。
クロスプレーとなりそうであるが、この展開は一体どうなる?
なんせランナーは怪力の力道である。キャッチャーを吹き飛ばすくらいのことは普通にしそうであるが・・・
しかしレフトの三吉は元投手でもある。肩はそれなりに強いと思われるが・・・
うーむ。分かりませんなぁ。なんにせよ、ここでの1点は大きい。果たして奪うのか守るのか。注目です。
・バチバチBURST
幕下優勝決定戦。まず口火を切るのは真っ直ぐ突っ込む男2人。
ハッキヨイ!!の合図と共に、お互い速く、低く体を前へと突きだしていく。いざ、愚直対決!!
さすがにブチカマシは俺の土俵だよと言い切る岩の藤。
鯉太郎よりも早く足を踏み出し、鯉太郎よりも低い体勢で突っ込んでくる。
その結果、鯉太郎は顔面で岩の藤の突出したデコでの一撃をまともに受けることとなってしまった。
あれだけ完璧に入れば飛ぶ!と暁親方。しかしさすがに鯉太郎はタフである。この一撃だけでは倒れない。
ならば、もももう一撃入れろろう〜〜と叫ぶ暁親方。
OK!!
焦りまくりの親方とは違い、落ち着いた雰囲気の岩の藤。ベテランっぽい貫録すら感じられる。
体勢を立て直し、突っ込もうとした鯉太郎の目の前で半身を捻って背を見せてくる。
一瞬驚いた鯉太郎だが、石川の激も受けて再度ブチカマシを決めるために突っ込もうとする。
が・・・この至近距離まで迫ったところから繰り出されるのが岩の藤必殺のブチカマシ!!
よしっ!!
ガッツポーズを決める暁親方。
その目の前で、体を捻っていた岩の藤が足を踏み込み、そこを軸に身体を回転させる。
斜め下からせり上がる体。ポーズだけみるならば、大振りのアッパーカットを放とうとしているかのようだ。
だがもちろん狙いは拳の一撃ではない。アッパーのような体勢で頭から突っ込む岩の藤。
真っ直ぐ突っ込んできた鯉太郎の顔面に、斜め下から迎撃するような形で綺麗に入った!!
ドリルー!!
何を目を輝かせているのだ大吉。石川や常松ですら怯む岩の藤の一撃なのにこの反応とは・・・大吉もある意味大物。
それにしても鯉太郎が当たり負けるたびに虎城親方が嬉しそうにしているのがまた何とも。
王虎の闘いとは違って心配事はないから、安心して鯉太郎の負けを願うことができている様子である。
暁親方「アイツはあの距離でも全身のひねりから強烈な一発が放てるんだ」
新寺親方「あれだけ派手にひねってもブレない軸・・・かなりの稽古をつんどるぞ、あのデコスケ」
思った以上に手強い岩の藤。
ドリルのような一撃を受けグラついた鯉太郎にとどめの一撃を加えようとする。
その一撃は確かに入った。が、直前で腰を落とし、体勢を整えていた鯉太郎を仕留めるにはいたらない。
そしてハズをとって相手の上半身を浮かせようとする鯉太郎。ここで基本が出てくるか!!
いや、岩の藤も上手い。ハズを取られた瞬間に自ら後ろに下がり、もう一発ブチカマシが打てる有利な距離を確保する。
暁親方「大丈夫。いけ!岩の藤!!もうひと押しだ!」
岩の藤「OK!!」
確かにブチカマシが出来る距離は岩の藤の距離である。
が、本来鯉太郎が得意な距離でもある。
ずっと岩の藤にやられっ放しであったが、ここで鯉太郎の反撃のブチカマシが決まることとなるのか。はてさて。
うーむ、思った以上に強い岩の藤。
前回の話が出るまではここまでスポットライトを浴びるキャラになるとは思いもしませんでした。
親方との絡みもよく、思わず応援したくなるキャラではありますが・・・さすがに主人公に勝つのはどうであろうか。
しかし今日だけで3戦はしないといけないのにいきなり削られる鯉太郎。危険だなぁ。
まあ確かにタフな男であるし、次の取組まではある程度回復しているとは思うけども・・・
まだ血を噴出していないだけマシと考えるべきですかねぇ。
・錻力のアーチスト
1年対2・3年生の紅白戦。
2・3年チームで投げるのはエースで主将の之路拓人さん。
投球練習を見る限りでは打てそうにないほどの球ではないように見える。
前日の勝負に敗れ清作に四番を譲った伊奈は先頭打者で1打席でも多く結果を出そうと気合を入れている。
ふむ、強気な姿勢でいるのはいいことでありますな。
なんせ去年の弐識は紅白戦でホームランを3本打っている。目指すはその記録越えである。気合はいくらあっても足りないぐらいだ。
・・・やってやるよ。
静かに闘志を燃やす清作。その肩にグローブを当てて声をかけて来る男の姿があった。
ユーアーキヨサク。アンチュー?
僕が英語のレッスンしてる間に、脳筋・弐識にケンカ売ったんだって?それだけでマイフェイバリットだよ。
2年・柊瞠。髪はロングだけどショート(遊撃手)。ナイストゥミーチュー。
四番のオーダー。奪っちゃえよ。チアリングするよ。
また怪しげな英語を扱う奴が出てきましたよ!!
英語を習っている割にこの怪しげな感じ満点っぷり。一目でおかしなキャラだと分かるのは便利ですやねぇ。
弐識の発言によるとメジャーを目指して今のうちに英語を勉強しているらしい柊。
どう考えても通じる気はしないが、意志疎通はどちらかというと態度によるものが大きいですからねぇ。
この自信満々な喋りならばどこででも通じるでしょう。単語でも会話を成立させてしまいそうな雰囲気がある!!
まあ、何にしてもまた濃い先輩が現れたものである。
弐識と柊に挟まれている清作が何だか凄く可哀想に見える。挟むな挟むな。
チームメイトでありながら性格の問題かよく争っていそうな弐識と柊。
しかしそんな2人の諍いも之路キャプテンの一言でピタリと止まる。サーセン。
そろったようだし始めようか。ケガには気をつけて水分もちゃんととるように。
1年諸君は自分の長所を出してノビノビやってくれよ。
という風に優しげな顔で声をかけてくれる之路さん。いい人だ。1年の緊張も解けたことでしょう。
しかし清作を挟んでいた2人――弐識と柊はなんだか浮かない表情。ど、どうした・・・
それはさておいて、スターディングメンバーの発表だ!!
1年生チーム
一番サード 伊奈和麻
二番ライト 栗原厘
三番セカンド 畑健介
四番センター 清作雄
五番ショート 松木真也
六番レフト 小堀克己
七番キャッチャー 権田隆盛
八番ファースト 金屋学
九番ピッチャー 田村誠
2・3年生チーム
一番センター 児島壮太(2年)
二番ショート 柊瞠(2年)
三番レフト 頭木武志(3年)
四番サード 弐識敏(2年)
五番キャッチャー 宇城丈吾(3年)
六番ライト 奥居諒(3年)
七番セカンド 楠瀬強(2年)
八番ファースト 喜多幹生(2年)
九番ピッチャー 之路拓人(3年)
3年生は4人しかいないのか。いや2・3年生は19人いるとのことだし、ベンチにはまだ3年生がいるのかもしれない。
何にしてもこの面子に1年生たちは割り込んで行かなければいけないのだ。大変そうだなぁ。
さて、1年生チームの先攻でいよいよ始まる紅白戦。
そういえば主審とかは誰がやっているのだろうか?控えの先輩?実は先生?
それはさておき、さっそく出番の伊奈。背番号がかかっているのだし頑張らねばならない。
見てろ清作。弐識敏。デカイのカマして、桐湘の四番をもらう・・・!
先頭打者ではあるが心は四番。繋ぐつもりも見ていくつもりもない。狙うのはホームランだけだ!!
そんな様子を見せている伊奈に対し、之路さんはマウンド上で空を見上げている。
桐湘から甲子園まで。道のりは遠いかもしれないけど。
俺は之路拓人――之の路を拓く人だ。
おぉっと。なんだか決めゼリフのような言葉が発せられましたよ!!
言葉と共に、ボールを心臓へと叩き付ける。その途端雰囲気がガラリと変わる之路さん。
投球練習ではそれほどの速さはなかった。変化球投手かと思われていた。
しかし豹変した之路さんが放つボールは・・・150キロ近く出ているのではないかと思われる剛速球!!
打席に立つ伊奈の鼻にはミットがコゲ臭い匂いを放っていることに気付く。マジかよ・・・!?
伊奈ァ!ド真ん中の球に腰ひいてんじゃねえ!打つ気ねえなら失せろ!!
完全にキャラ違ってる!!
これが之路拓人。二重人格オン・ザ・マウンドということでありますか・・・ここの先輩はこんなのばかりか!!
なるほど。こりゃあ弐識や柊たちがビビるのも仕方がないことでありますな。
穏やかそうな主将だが我の強そうな弐識たちを抑えられるのか・・・?さっきまでそんな風に思ってたりして済みませんでした!!
豹変した之路さん。
とにかく球は速いし怖いし。ディスりすぎだし。
この性格を毎試合続けるのであれば、そりゃあ体力がいくらあっても足りなさそうでありますわな。
ただの真っ直ぐだというのにカスリもしない伊奈。ここで何かアピールしないといけないのに・・・
こうなったらデカイの狙うのはやめだ。せめて前に飛ばしてやる。
狙いを変更し、バットを短く持つ伊奈。
賢い選択と言えるかもしれないが、四番打者の心意気とはまた違う気がしますな。
そしてそれは桐湘の心意気ともまた異なる。
・・・ウチはな、挑戦者なんだぞ。ビビッたら負けなんだよ!!
そう言い放ち、3球目も剛速球で仕留める之路さん。怖い怖い。
バットを短く持った甲斐もなくあえなく三振に仕留められた伊奈。不甲斐なさに気落ちしている。
そんな伊奈に対し之路さんから一言。
下向くな。
ふむ、激しいしディスりまくるけど、落としたりはしないって感じですかね。
挑戦者の心意気というものをとにかく叩き込もうと考えているのかもしれません。
となれば、仲間だろうが構わずに喰いついていく清作は生粋の挑戦者ともいえる存在である。相性は良さそうな感じだ。
ひょっとしたら清作まさかの一発もありえるかもしれない。
が、たぶんこの回は三者三振で終わることでしょう。
となると一回の裏、2・3年チームの攻撃になるわけだが・・・ボコボコになりそうだなぁ。
ピッチャーの田村くんに置かれましてはご愁傷様ですと今から述べさせていただく次第でございます。
・ウチコミ!!
いよいよ初練習。期待に胸躍らせるレン。
しかし初心者に必要なのは地道な反復練習でございます。
特に柔道は受け身が大事。命に関わることでもありますし、疎かにしてはいけない。
退屈だと思ってもこれは致し方のないことなんですよねぇ。いきなり試合とか本当はやっちゃいかんねんで。
それにしてもグラサンこと日下部はしっかり経験者だったんですね。
黒帯のようだし、不意打ちとはいえヒューマを見事に投げたりしてるし。気になるキャラだ。
受け身とは顎を引き瞬発的に強く畳を叩くことで衝撃を和らげケガを防ぐ柔道の基本中の基本。
これを身に付ければ先のように投げられた時の痛みや恐怖も和らげることが出来るって話だ。
非常に大事――それはレンも解っているのだろうが、楽しみにしていた投げを習うことも出来ない不満は溜まる。バンバンバンバン。
まあ気持ちは分かるがねぇ。しかし現在は部員が5名。組手をしようにも人数が余る状態だ。
新顧問がやってくれば6人全員で組めると期待している部員たち。果たしてそれは上手く行くかな・・・?
春樹たち柔道部員は新顧問は相当強い柔道の使い手だと認識している様子。
その実は柔道とかいかにも興味のなさそうな女教師・・・うーむ、凄いすれ違いが起きていますなぁ。
練習のラストはロープ登り。足を使わずに腕の力だけでロープを登る。
激しい練習の後にこれはキツイ。しかしこれが試合終盤で組み負けず、最後まで技の極め維持する強い力を生むのである。
ずっと受け身の練習をしていて、居てもたっても居られない状態のレン。
せめてこれぐらいは参加したいとロープ登りを行う。
さすがにぶら下がりを日課としているだけあり、腕の力は目を瞠るものがある。
初練習の慣れない受け身で上半身・・・特に腕や指は披露しているであろうに・・・大した奴だ。
初日の練習は終了。家路につく部員たち。
しかしレンの手はいまだにうずいている。あの時の投げの感触が未だにこびりついているのだ。
それを見越した春樹。ひとつだけ教えておいてやるといいだす。
背負い投げ。ちっせえお前にも向いてる技だ。
相手の懐深く・・・股の間に飛び込む。
腰を落とし、足は肩幅。がに股にならない様に親指に重心を置く感覚で。
襟を持つ釣り手。袖を持つ引き手。絶対に放すな。
そのように型を教える春樹。しかし理屈よりもっと、一番大事なことは別にある。
そう、日下部が字を間違えながら示す通り、大事なのは反復。
頭で覚えるんじゃない。腕に。指に。腰に。脚に。心に刻み込む。
繰り返し、繰り返し、ただひたすらに。一番大事なことってのは大抵・・・一番ツレえ。
そのように述べる春樹。
しかしレンはこういう反復が苦にならない性格のようである。
身が出るかわからないぶら下がりを日課となるほど続けてきたその根性。それが今活かされようとしている。
しかし結局柔道部員は皆帰らずにレンのことを見守っているんですなぁ。いい連中ですわ。
というわけで、教わった背負い投げを体に、心に刻み込むために桜の木を人に見立ててひたすら背負うレン。
翌朝。姉がふと庭を見ると・・・そこにはすっかり花を散らしきった桜の木と、桜の花びらの中で大の字に眠るレンの姿が・・・
地面を見るとなかなか美しい光景に見えなくもないが・・・桜さんが地味に可哀想でありますな!!
入部早々桜散るってのは縁起が悪い気もするが、まあともかくその意気は良し。
対抗試合までは期間も短いですし、背負い投げを有力な武器として磨き上げていく流れとなりそうですな。
・クローバー
いざ、紅葉神島へ。
勢い込んでい船に乗り込もうとする6名。と思いきやエリナちゃんはここまでらしい。
ああ、さすがに島まで連れて行くことはなかったか。
不良男だらけの島に男勝りとはいえ可愛いエリナちゃんが向かうのは色々と問題があったでしょうしな。賢明です。
まあ、エリナちゃんは凄い不服そうに口を尖らせているわけですが・・・
言いつけを破ってもらった小遣いで次の便に乗って来たりしないだろうな。
しかし兄に怒鳴られてビクッとなってるエリナちゃんは可愛いですな。
何だかんだ言いながらもお互いのことを大事に想っている真田兄妹でありました。
それにしてもエリナちゃんが本当に宮島に向かったらそれはそれでどうなるか心配だったりする。
基本的にあの子はトラブルメイカーだからなぁ・・・世界遺産ともされる場所で問題はさすがにちょっと。
船上にて吉良に声をかけるハヤト。
確かに作中の時期は真夏だというのに長袖の皮ジャンとか暑くないのかよ。
バイカーは暑くねェんだ。
な、なるほど。バイカーは基本長袖ですものね。そうかー暑くならないんだー。そんなバカな。
それはさておき、実は吉良もまだ高校生であったことが判明。定時制ではありますが高校生であるらしい。ほう。
そしてバイトをして暮らしている様子。何だか苦労してそうですなぁ。まあバイクの維持費も色々とかかりそうだしね。
ここで回想。
どうやらハヤトから連絡を受けた寅男は千尋経由で弟に連絡。
弟は電話の内容をハンマーヘッドの仲間に話す。
アイツが困ってるのなら助けにいかないとなと乗り気な連中だが、皆仕事の都合がつかない様子。
そんな中、一人バイトの都合をつけてやって来てくれたのが吉良だったとのこと。
なるほどなぁ。仕事の都合があるのなら仕方がありませんやね。
こういう理由で来る人と来れない人がいるってのは何だかいいですな。地に足がついてる感じがする。
ハヤトたちが島へ乗り込もうとしている頃、来栖は皆実ちゃんからハヤトの言葉を聞く。
そこからハヤトが勝手に何かしようとしているんじゃないかと気付く来栖。
ふーむ、やはり来栖も乗り込んでくる展開となりそうですかな?
まあ広島編のキャラであるのにずっと放置されててもアレですしなぁ。
さて、完全にアウェーである紅葉神島に乗り込んだ5人。どいつも堂々としていやがるぜ。
ここから熱いどつき合いが始まるわけだが、さてさてどうなるか。
少なくとも優勝して幹部とやるまでは負けなしで勝ち進んで欲しい所であります。
・777 スリーセブン
立山市で起きた暴走事故。
この危険な運転により何人もの重傷者が出たらしい。うーむ、ヘタすれば優希たちもそのうちの1人となっていたわけか。
ワイドショーではこの事件に関する警察の発表も取り扱っている。
どうも運転手は薬物を摂取していた疑いがあるとのこと。まあそうでなければあんな暴走はしないわな。
この話を聞いたのみぼん太。ムチャクチャなことを言いだす。
ハッキリ言ってね、同じようにこの男もパトカーでひいてやればいいんですよ!!そのくらいやんなさいよケーサツ!!
うんざりですねと前置きしてそのようなことを叫んでいる。朝っぱらから何という発言をするのかこの人は。
というか痴漢映像とか思いっきり流れてそうだが大丈夫なんですかね?アンタにうんざりだわい!!
そして、本当にケーサツが犯人ひいたら自分が言ったことを棚にあげて責めまくるのは目に見えていたりする。うんざりっすわ。
まあ、警察――特に危険な犯罪者を取り締まっている刑事課は犯人に対してそういう想いを抱くこともありましょうな。
なので立山警察署刑事組織犯罪対策課ではそんな物騒な冗談が飛び交ったりしている。
うーむ、実際殺すまではいかないまでも犯罪者を叩きのめしている存在がいる立山市ですしねぇ。
刑事がそういう気持ちになるのはマスクたちの思想に近づくということではあるが、それはいい事なのかどうなのか・・・
それはさておき。昨日の暴走車の件について話題となる。
暴走した運転手が摂取していたドラッグはサンダーボルト。どうやら近頃凄い勢いで蔓延している薬物らしい。
まるでコンビニにでも置いてあるんじゃないかと思えるぐらいの蔓延具合だそうな。ヒエー。
脱法ハーブには指定薬物の成分をわずかに変えれば薬事法規制外という抜け道がある。
このため法の網の目をくぐって新種が次々と生まれてきた。
サンダーボルトはそんな今の状況から偶然生まれた怪物だ。
薬理作用は大麻の数10倍。それが大麻の1/4の値段で買える。
なおサンダーボルトは路面店にはおかれていない。販売ルートは未だ不明だ・・・
うーむ。これだけの暴走を引き起こす薬物が違法じゃないとはなぁ。
法律の制定で違法とするよう包括指定する動きもあるようだが、追いついていないのが現状とのこと。
んなことしてる内にマイアミゾンビ事件みたいなことが起こんなきゃいいんスけどね・・・
心配する後藤田刑事。
まあ、その事件以外にも薬物中毒者の起こす事件は色々とありそうですわなぁ。
さて、いつものように3人集まる優希たち。
本日のお題は警察と同様、サンダーボルトについて。
先日トイレでブッ倒れたカエルみたいな顔した女こと峰岸ナオ。
その峰岸がトイレで吸っていたと思われるタバコ。
間宮先生が調べたところ、先端1cmくらいの葉をカキ出して別のモノが詰めてあったらしい。
コレ。2・3日前に柳町で大声出してオバちゃん殴ってたヤツを取り押さえた時にソイツが持ってた脱法ハーブ。
中身は峰岸が持ってたタバコの先のつめ物と一緒!
わかるか?あの女、学校でクスリキメてたんだぜ。まいったね、どーも・・・
タバコどころかクスリですものなぁ。時と場所をわきまえないにも程があるってものだ。
しかし優希はその話よりも、間宮先生が出したサンダーボルトの袋に衝撃を受けている。
これ・・・竹内さん持ってた・・・
うむ、確かに持っていましたな。
だがどうやら竹内さんが常習しているとかそういう話ではなさそうである。
竹内さんや峰岸と同じクラスである燈ちゃん。
彼女が言うにはそんなカンジのものを仲のいい子に配っていたとのこと。友達にクスリバラまいてやがんのかよ・・・
試供品配って依存性を植え付けるつもりか・・・商品に自信があるんだな・・・
16・7のガキまで客にしよーって魂胆か・・・人間のクズめ・・・
薬物による事件は数多い。後藤田刑事が口にしたマイアミゾンビ事件もそのひとつである。
そういったことが起こる前にこの立山市の薬物事件をなんとかしないといけない。
しかし警察は脱法ハーブについては薬事法の壁でなかなか手が出せない状態となっている。
オレらの出番だな。
まさしくその通りでございますね。法で裁けない悪を懲らしめるのがこの3人の役目でございますからして。
それにしてもそろそろ3人のチーム名とか決めようかという話にならないものかしら。
とりあえずサンダーボルト公式キャンペーンギャルの峰岸に接触しようと考える間宮先生。
しかし間宮先生も優希も普段の顔は割れている。さすがにマスク状態で接触するわけにはいきませんわな。
というわけで接触する役は燈ちゃんに決まりとなる。
普段の鈴木燈は同じクラスの人間であり面識ありまくり。しかしフェイクとなればもはや別人。バレる心配もないって話だ。
というわけで峰岸と接触するために夜の街に繰り出すフェイク。
峰岸はブッ倒れていた割にはもう元気に遊び歩いている様子。依存性はさておき、後遺症はそこまででもないのかね?
男に絡まれていたフェイクを助けた形になる峰岸。
どうやら峰岸は可愛い子が好きらしい。はぁ、それで竹内さんとは仲が良く、燈ちゃんはイジメていると。
しかしその好きな可愛い子にクスリを渡そうとするのはどういう考えでありましょうか・・・
自分と同じ快楽を分けてあげたいとかそんな考えなのだろうか。薬中の考えは分かりませんな。
ともかく、早くも手がかりに接触できそうな雰囲気。
峰岸が口にしていたヒロ君というのがサンダーボルトに繋がる人物となりそうだが、さてはて。
相変わらず危険な任務ではあるが、頑張って根絶へと向かっていってほしいものであります。
・名探偵マーニー
いきなりの幼稚園バスジャック。悪の秘密組織じゃあるまいし、なんでこんなことをするのか。
ひょっとしてこれからダムに毒でも撒きに行くとかいう流れなのだろうか。謎の男の目的は一体・・・
もしかして子供たちに歌わせているこの歌に何かヒントでもあるのだろうか。
ボートの中には友達が三人。友達のポッケにビスケットが三枚・・・ビスケットが足りないことから争いが起きるとかそういう!?
というのはさておき。
既にバスジャックした男の正体は割れている。
犯人の名前は木戸勇一。元大人気の子役だったが成長とともに人気を落とし、現在無職。せ、切ない。
子役時代如月アリアと仲が良く、そのツテを頼りなんとか芸能界に復帰しようとするが相手にされない。
マーニーとアリアさんが会っていた時に突然乱入。アリアさんを拉致して逃亡したという。
なるほどねぇ。幼稚園バスにアリアさんが居合わせたのではなく、アリアさんをさらうのに幼稚園バスをジャックした流れか。
木戸は銃を所持しており、幼稚園児を人質に取りながら厚乃木方面へと逃走中。
幼稚園バスをジャックした際に子供に歌わせたりするのは泣きわめかれるとうるさくて仕方ないからとかなんですかね?
毛利刑事の車でバスを追っているマーニー。しかし運悪く渋滞に捕まってしまう。
どうやら高速道路は現在トラックの横転事故があって各所で混乱が発生しているとのこと。
交通隊のヘリと白バイを駆りだしているのだが・・・どうやら見失った様子。おやおや、こりゃあ大失態だ。
十五人の子供と如月アリアを乗せたバスを見失ってしまった。
どちらに向かったかは分かるものの、そこから先の手がかりは全くないという状況。
ならばと必死に思考世界へと突入し、手がかりを探すマーニー。
木戸のこれまでの人生を調べ、物事をどう捉え、どう感じるかを知ろうとする。お、プロファイリングですな。
自伝が出てる!課金して即読みを・・・
こういったネットを駆使した調査は現代の探偵ものっぽいですなぁ。かっこいい。
木戸さんはほぼ自殺も同然のヤケクソ状態なんですよ。そんな人間が向かうとすれば・・・今までの人生の中にヒントが・・・
そのように考えるマーニー。
確かに木戸もそこまで大きな考えがあって行動をしているわけではないみたいですしね。
アリアさんに言われて行き先をハッキリとさせる。
向かうのはかつて子役時代にアリアさんと一緒に一日中遊んだ遊園地。
今思えばあの時が人生で一番幸せな時だった。あそこに行こう。帰るんだ。あの日に。
そのような感傷めいた言葉を述べながら、遊園地へと向かう。
時刻は午後六時。そろそろ日が落ちようかという時間である。
遊園地の中を進むアリアさんと木戸、そして子供たち。その途中、アリアさんは木戸に警告を発する。
もうヤメた方がいいわ。木戸君・・・私、ある人に助けを求めちゃったから・・・
アナタにスマホを取り上げられる前にエマージェンシーコールを押した。彼はもう近くまで来ている・・・
彼が来たらアナタはタダではすまない。殺されるよりヒドイことになる・・・
もちろんその彼とはメカニックのこと。
アリアさんとメカニックの関係のことは当然木戸は知る由もない。
ただの脅しと捕えてしまうのが当たり前のところであるが・・・アリアさんの態度を見るとそう断言していいか迷いそうですなぁ。
ともかく暗くなってきたので電源室を探して来ようとする木戸。
バスのカギは自分が持っているし、町までは十キロ以上ある。
走ってもすぐに追いつくだろうということで、アリアさんを置いて単独で行動を開始。
しかしそこで何故かいきなり目前のメリーゴーランドの明りがつく。そこに居たのは・・・マーニー!!
コンバンワ。木戸勇一さん。ここはもう警察が包囲していますよ。子供達も今頃保護されているでしょう。
そのように告げるマーニー。しかしこれはハッタリ。
実はこの場に駆けつけたのは毛利刑事とマーニーの2人だけ。
プロファイリングで行き先を推測し、丁度着いたばかり。
電源を入れに来たところで木戸と鉢合わせになりそうだったので急いでココの電源だけ入れてごまかしたというわけだ。
ハッタリを効かせ、今ならまだ間に合う。いくらでもやり直せますと説得を開始するマーニー。
しかしどうやら遅かったようである。着けたはずの電気が消え、この場にあの男がやってくる。
やあ。マーニー。奇遇じゃないか。
どうやら目的は同じようだ。どうだ?その男を引き渡さないか・・・?悪いようにはしないよ・・・
宿敵であるメカニックがまさかこの場に現れるだなんて!!
読者としてはアリアさんが出てきた時から予感はしていたが、繋がりを知らないマーニーとしてはまさに青天の霹靂。
準備が全く足りない状況で出会ってしまったのは残念でありますなぁ。
向こうは暗視スコープを装備しているがこちらは全く向こうの姿が見えずにいる。
そんな圧倒的不利な状況で木戸の身柄について交渉を持ちかけられるマーニー。
あの男は自業自得だ・・・行動の責任は自分がとるべきだ。そうだろ?
選択してもらおうか・・・マーニー。君が大人しくしていれば君を腰ヌケの偽善者だと軽蔑するが、君には何もしない。
君が彼を助けようとするなら、君を尊敬をもって敵だとみなす。
さあ、どうする。君はどちらを選ぶんだい?マーニー・・・
これはまた挑発的な選択肢でございますなぁ。むしろ敵対しろと言っているようにしか聞こえないぞ。
そんな見え見えの挑発に乗っていいものかどうか・・・
マーニーもここは少し答えを引き延ばそうと考えるが、それに付き合うメカニックでもないか。
どうやら仲間を引き連れているらしく、大勢で木戸を襲うメカニック。
これに気付いてしまった以上、マーニーも意を決して行動するしかありますまい。
ヤメロメカニック!木戸さんに手を出すな!!
そう叫び、閃光弾のピンを外して叩き付けるマーニー。
暗視スコープを使っている相手にこれは厳しい!!
と思いきや、閃光が発せられる前に暗視スコープを外していたメカニック。行動を読んでいたというのか・・・?
そうだ。それでいいんだ。さすがマーニー。
嬉しそうに呟くメカニック。楽しそうだなぁ、おい。
そこでようやく駆けつけてくる後続のパトカー。
木戸を追い詰めるのは諦め、去っていくメカニックでありました。
また会いに来るよ。それじゃあね。マーニー。
メカニックとしてみればアリアさんが無事ならば取りあえずの目的は達成しているし、木戸への制裁はついででしかないわけだ。
まあ、この短い時間のうちにヒドイ目には合っていたようですけど、それぐらいで済んで良かったということで。
マーニーが使用した閃光弾は痴漢対策グッズであったという。
ふーむ、スタンガンだけではなく色々と用意するようになっているんですなぁ。
最近の女子高生は過激な装備を持っていて怖いわぁ。
毛利刑事は報告書を書く必要があるので起きたことを全部話してくれという。
しかしマーニーはメカニックのことは伏せる。何故かそんな気がしている様子。うーむ、何だかずいぶん疲弊してますな。
帰ろう家に。こんなところにいちゃいけない。
帰って借りてきたDVD見なくちゃ・・・そして明日学校に行って皆と遊ぶんだ。
疲れた体と心を癒すために日常へと回帰しようとするマーニー。
いいことではありますが、何だか今後その日常が破壊されたりするんじゃないかと不安になる締め方でありますなぁ。
何故メカニックはこの場に現れたのか。
疲弊したマーニーはそのことについて考える余裕はない。
しかし落ち着いたら考えるようになるのではないだろうか。
そしてそうなれば、アリアさんとメカニックの繋がりについても気付くのではなかろうか・・・
そうなった場合どうなるのか。一気にメカニックとの距離を縮めることとなるのか。うーむ、気になる所でありますな。
・ANGEL VOICE
スタジアムに響きわたる市蘭コール。
しかし船学のプレーは成長する市蘭の上を行く。
まさかうちの攻めにここまで対応できるとは思っていなかったと古川は言うが、それでもまだその先があるというのか・・・
早めに予測して早めにパスコースを切る。
その考えで動いているのだが、古川からのパスを受け取った柏原はダイレクトで折り返し・・・しようとして止める。
どうやら水内さんの動きを見て咄嗟に判断した様子。
ボールを止めてキープし、1人で持って上がる。危ない!!
万代さんが身体を寄せたおかげでどうにかシュートは外れた。
しかし今のは危ない。市蘭のDFの動きを見て対応を変えてくるとなると、この後も今回のような抜かれ方をする可能性が高い。
完全にダイレクトで繋ぐモーションに入っていたのに、そこから変えることができるとはなぁ・・・
ちっ。また一段とギアを上げてきやがった。
天城と3崎が述べるように、あるプレーの動作に入った後、とっさの判断で別のプレーに切り替えるのは難しい。
棒立ちになってそのプレーをやめることができればいい方である。
だが、船学には瞬間的な判断で別のプレーに切り替えることができるやつが・・・ゴロゴロいる。
ゴ、ゴロゴロいるのかよ・・・さすがに船学はレベルが違うということか。
このような攻めをされたら止めようがないのではないか。
一体どうすればいいのか。DF陣は一斉に脇坂さんの方を見る。
その視線を受け、脇坂さんは指示を出す。この指示により――市蘭は船学の更に上をいく。
その指示とは――まずダイレクトで繋ぐコースを切ることを最優先とし、
プレーを切り替えられた場合に備え、常に周囲の者が1人ないし2人プレスをかけるために詰め寄るというものである。
この指示により、古川ですらかなり窮屈な動きをさせられることとなる。
それを見て俄然勢いづく市蘭DF陣。
集中を切らしたら一気にやられる!ぜってー気い抜くんじゃねーぞ!!
さらに念を押すように叫ぶ脇坂さん。いいですねぇ。安心して見ていられる存在となっておりますわ。
黒木監督や関根さんも脇坂さんを褒める。
準決勝から今日までの1週間で1番伸びたのは間違いなくあいつだとまで言われている。
それもそのはず。脇坂さんは想いを背負ってここに立っているのだ。そう、マイちゃんの手紙に乗せられた想いを背負って――
脇坂さんへ。
お許しください。この手紙で脇坂さんに厳しい注文をつけなければなりません。
それは得点を競う競技においてはおおよそ失点をしなければ負けることはなく、
守りの中心であり、ディフェンスラインをコントロールする脇坂さんの役割はチームの中で最も重要と思えるからです。
脇坂さん。あなたは試合中何があっても――決してうろたえてはいけません。
みんながあなたを見ています。あなたがうろたえ慌てれば、それはたちまちチーム全体に伝染してしまうのですよ。
こうして文字で書く以上に大変なことであることはわかっているつもりです。
それでも――脇坂さんが後ろでドンと構え、みんなを引っ張ってくれると信じています。
なるほどねぇ。この手紙を見たのであれば、頼もしくもなろうというものである。
少々ナイーブなところがあった脇坂さんであるが、今は本当に頼りになる人となった。
百瀬とは同じくらいに市蘭の精神的支柱と言える存在になったのではないだろうか。
高畑――見てるんだろ?今の俺に、合格点をくれるか?
見事なラインコントロールでユゥエルへのパスをオフサイドトラップに仕留める。
うーむ、見事なディフェンスでありますなぁ。素晴らしい。
なんだかんだ言ってしっかり守れてきたじゃないかと成田もご満悦。
ここで前半は終了。ふーむ、さすがに前半のうちに同点という所までは持って行けなかったか。
まあ守りは安定してきましたし、後半はどうやって攻めの形を作るかという話になりますな。
対船学。去年は9対1で負けたというのに、今年はこの善戦・・・素晴らしいという他ない!!
だが。前半を頑張り抜いた彼らには辛い報告が待ち構えている。
黒木監督はハーフタイムの間にこの辛い報告をしなければならない。
ついに1話冒頭のあの場面が描かれるときが来てしまったようだ・・・
直接マイちゃんの死を伝えることとはならないのかもしれない。
1話で見せた黒木監督の涙。それで関根さんや久住先生のように選手たちも気付くかもしれない。
なんにせよ、悲しい展開となりそうである。果たして後半開始までに立ち直ることができるのか・・・
ヒロナオさんの言葉もありますし、揺れながらも頑張って戦っていただきたい!!
・3LDKの花子さん
信くん、完全なダラダラ人間かと思ったらアイドルへの興味はあるのか。
まあ、ひとつぐらいはそういう趣味があってもいいんじゃないですかねぇ。うん。
しかしATN☆88。アテナいっぱいや・・・シングルの曲はアテナエクスクラメーションかいな。
秋穂現さん。ふむ。獅子座なだけに会員No.5ということなんですかね。ふむ・・・
そういえば信くんの会員Noは煩悩の数か。業が深いな。
女神3と呼ばれるアリアちゃん、さおりん、サーシャさま。
ふーむ。この3人の中だとやはりサーシャがいい感じでありますかなぁ。うむ。
・いきいきごんぼZ
髪を下ろした委員長がかなりイケてる感じで素晴らしい。
ファッションかぁ。男もそういうのを気にせねばいかん時代でありますかねぇ。
だらしない格好でなければいいかなあと思うのだが、うーむ。
吏毘堂さんは割とスーツ姿が似合っているように思える。
しかし父親のスーツは中学生に会うぐらいの大きさだったのだろうか。地味に気になるポウ!!
・バーサスアース
電気を纏い、エネルギーを帯びた外甲剣。
迎撃するために触れればタダでは済まないのは明白。
しかしそれでも迎撃しなければ仲間共々倒れることとなる。
シールドマンがほとんど倒れている現状、マーベルが防衛をしないことにはどうにもならない!!8本すべては無理でも・・・
6点迎撃(フラッシュシックス)!!
恐れることなく、迎撃を行うマーベル。しかしその結果吹き飛ばされ行動不能となってしまう。
残りの2本はライツが帯電防衛形態で防ごうという構え。
しかし迎撃ではなくシールドで防ぐだけでは剣は遊泳を続けてしまう。厄介な話だ。
駄目だ。ライツさん1人じゃ・・・8本の外甲剣を防ぎきれない!!
ケイランが倒れ防御に隙間が出来てしまっているのが痛い。
というか玲央さんシールドはどうしたのだ・・・?完全に防御放棄の構え!?
まあ、それはともかくとしてもビゼリアのこの戦法はかなり厄介である。
遠くからの攻撃を得意とする人間型。最も相性の悪い相手といえる。
本来僕らは動かない柱に近付いて倒すために結成された部隊・・・
人間型や移動型の登場で戦力強化されたといっても、それはあくまで向こうが接近してくる前提の装備!
この距離では・・・絶対に勝てない!!
遠距離戦ならば林くんの狙撃銃もある。が、正面から相対している状態ではなかなか当たらない。
どうにかして隙を見つけたいところではあるが・・・
それを作ることが出来そうな頼みの綱であるハルトは凄く動揺している。
自分のせいでみんながピンチになったという事実による衝撃は大きいみたいですねぇ。
こういう時こそ誰かが元気づけるような言葉をかけてあげて欲しいものであるのだが・・・
これが・・・人間の戦士か。そこまでのものでは無いな。
再び多数の外甲剣を舞わせるビゼリア。ハルト危ない!!
と思いきや、その剣をシールドで弾くゲトレー少佐。
少佐はハルトに見ていろと声をかけ、そのまま盾を構えた状態で突っ込んでいく。
一度盾で全身を隠し、そこからフィジカルブースト起動しての急加速。相手からは一瞬消えたように見えるはず!!
実際動きを見失い、少佐の抜き打ちの一撃を受けることとなるビゼリア。
少佐の腰から抜き放たれる刃。これこそ対甲一文字(アンチ・ピラー・ストレイト)!!
確かに胴体を捕らえたのだが、その体の中に堅い感触を感じる。
どうやら人間型の髄幹は外甲のようなもので守られている様子。一度破砕しないと貫くことも難しいわけか・・・
貴様。人間の分際で!よくも私を傷付けたなあ!!
激昂のビゼリア。こんなところで冷静さを欠くとはまだまだでありますな。
そこに付け入るように照明弾を叩き付ける少佐。
その隙に接近し、足に仕込んだ外甲剣をビゼリアの顔面へと叩き込む。おーう、えぐいえぐい。
体どころか顔まで傷つけられてしまい、面目丸潰れでありますなぁ。HAHAHA。そしてそこに更なる挑発を加える少佐。
そう怒るな深柱。人間みたいだぞ。
いい皮肉でありますなぁ。人間を見下した様子の相手にはこの上なく効きそうな挑発だ。
こうやって冷静さを無くさせ有利な展開に持ち込む。老獪な戦術である。
しかし逆に言うとそういう戦術を取らなければ渡り合えない相手であるともいえる。
シェリカやライツたちもさすがに互角であるとは思っていないようだ。
視界をおぼろげにしながらも立ち上がり、少佐を守ろうとするシェリカ。ふむ。これは死ぬ心配はなさそうですな。
ケイランも同様に立ち上がろうとしている。少佐の頑張りがスレイヤー6に火をつけたという流れでしょうか。
何だかんだで慕われているんですなぁ、ゲトレー少佐。
ハルトはあの人間型を相手に互角に戦えている少佐を少し見直したかのような様子を見せている。
しかし実の所互角と言うわけでもない。なんとか戦える間合いで凌いでいるだけである。
少佐の剣では奴を倒せない。それでも相手に喰らいついているのは、この間合いを捨てたらやられるからです。
ハルトくん。この中で敵に対し有効な遠距離攻撃が出来るのは君だけです。
まさに現状を突破する頼りの綱はハルトのみといえる。
林くんからそれを聞かされ、自らのやることを見失っていたことを恥じるハルト。
そうこうしているうちに、ビゼリアは段々と冷静さを取り戻しつつある。少佐の時間稼ぎも長くは持たないか。だが――
何やってんだオレは・・・オレは・・・
オレが、やる!!
意を決したハルトの生成は迷いが無い故か速い。
立派に造り上げた外甲剣。これならばビゼリアが髄幹を外甲で守っていたとしても関係なく貫くことが出来る。
さすがのビゼリアもこれには警戒したような表情を見せている。
それにしてもビゼリアもアゼルという名で呼ぶんですな。
アゼル・・・銀眼王が兄弟と呼ぶような深柱。一体どのような存在であったのだろうか。何となくビゼリアとは相性悪そうな気がする。
少佐は何とかビゼリアに隙を生じさせ、そこをハルトが狙えるようにしたいと考える。
しかし脅威を前にして完全に冷静さを取り戻したビゼリア。
少佐の攻撃は致命傷にはならないと分かっているので、牽制を振るだけとし、全力はハルト――アゼルへと向けようとしている。
ビゼリア「御雷剣(ミカヅチノツルギ)!!」
ハルト「深柱髄幹裂断刀(クサナギノツルギ)!!」
互いの必殺の剣が交錯する。力と力のぶつかり合いにより激しい爆風が生じる。これは・・・どうなったのか!?
その様子を離れたところから見守るのは仮面の戦士――フェルゼル。
まさかここで介入してくることとなるのか・・・!?
フェルゼルの存在はハルトを初めとしたブレイカーズに大きな衝撃を与えることは間違いない。
だが、もしもその身に生前の意思が宿っているのであれば、助けとなってくれる可能性も僅かにあるかもしれない・・・
林くんの窮地にその存在を浮かび上がらせたようなことが今回も起きるかもしれない。
ハルトの危機に、その心の中に現れ、そして時を同じく現実世界でも――てなことになると予想するが・・・はてさてどうなるか。
というか何やらハルトの体に異変が生じると予告がされているみたいですが・・・怖い話ですなぁ。
融合者殺しの設定を思い出せられるような展開は勘弁願いたいところであるが・・・うーむ。怖い怖い。
・神、原始に立つ!
円山晃先生が久しぶりに読み切りで本誌掲載。
今号と46号の飛び石掲載という変わり種。ページ調整と言われればそうなのかもしれないが、とにかく掲載だ。
言う程ブサイクでもないように思うが、まあ態度がブサイクだったのでしょう。おそらく。
それにしても、原始人とは思えないほどにスムーズなやりとりを交わしている・・・
確かにこれならば特に不満もなく生涯を終えることもできそうですなぁ。そんなバカな!!
・木曜日のフルット
まるでフルットが狼少年のよう!!猫なのに。
まあ、これで教えない時に本当に来たらそれはそれで責められそうですしねぇ。
逸れた時は逸れたとちゃんと伝えるようにしたらいいんじゃないでしょうか。
毎回天気予報を伝える役割になりそうですが。
・総合感想
いよいよ始まるアニメ弱虫ペダル。
各地方で放送されるものの、テレビ東京系列が映らない人には厳しいかもしれませんなぁ。
同じ日に見て語らえないのは少し寂しい気がしないでもない。
さて、次号は天山まや先生の新連載が開始。おっといきなりの新連載とは驚きですな。
そして藤田勇利亜先生のフレッシュ読み切りが掲載。
フレッシュな感じの絵柄かは少し疑問だが、本誌新人賞出身でありますし、期待したいところです。
2013年 43号
・実は私は
でっかいおとんに追われたり好きな子の部屋で好きな子と2人きりになりながらも無事に朝を迎えられた朝陽。
そこで無事に迎えてしまうからヘタレだと言われるのだが・・・まあ、過ぎたことはいいとしよう。
ともかく今日こそはちゃんとキャンプを楽しもうという葉子さんと並んで河原へと向かう2人。
その途中ですれ違う謎の少女。
妙にこちらを見ていた感じがするというその少女の正体は・・・というか、何か帯刀しているんですけど・・・?
朝陽の側からは見えなかったのか、見えてもどうとも思わないぐらいに朝陽の感覚が麻痺しているのか。
まあ、藍澤さんに至っては銃を所持してたりするわけですし剣ぐらい問題ないって話ですよね!!
さて、キャンプ場では藍澤さんと紅本先生が朝食の準備。
文字通りの意味でモンスターペアレントである親父さんに追われてた朝陽はやはり眠たそうである。
部屋に閉じこめられたとは述べているが、さすがに葉子さんと同じ部屋に〜とは言わないか。さすがに。
獅穂さんは実家に顔を出してくるとのこと。葉子さんの家の側なら当然実家も側にありますわな。
ここで藍澤さんの里帰りの話について。
このキャンプから帰ったあと兄の運転で一週間ほど里帰りする予定だそうな。
ほほう。ということはやっぱりUFOで里帰りするわけでありますか?
てなことをキラキラした目で尋ねる朝陽と葉子さん。まあ興味があるのは分かるが・・・さすがに最高機密ですわなぁ。
地球人としては里帰りでUFOというのも気安い感覚だが、異星人には海外に飛行機で移動するぐらいのものなんでしょうな。
そんな話をしていたら、オウンオウンと猫型の未確認飛行物体が飛来してきました。
バ・・・バカな・・・最高機密があんなに堂々と!!
おーい渚。実家帰るの今日であってたっけか?あ、どっかUFO停めておくとこない?
めっちゃUFO言ってる!!最早機密もへったくれもございませんなぁ。
まあこの兄自身、茜ちゃんに脅されたときに機密とかどーでもいいんでとか言っちゃってますし。
でも今回は単に光学迷彩の機能がオフになっていたからだけだそうな。うむ、だけではすまないミスですな!!
こりゃ藍澤さんがキレそうになっても仕方がないというものである。
必死に何も見ていないよと口裏を合わせる朝陽達も健気ではあるが、まあ教育してあげた方が兄のためではないかと・・・
しかし凄い形のUFOでございますなぁ。
何というかモビルスーツというかモビルアーマーというか。具体的な名称は避けますが。
制裁に向かった藍澤さんはさておき、戻って来た獅穂さんとビーチボールを始める葉子さん。
ここで話題は獅穂さんの両親についてに。ハッスルしてたってどういう表現なんだ・・・?
それはさておき、両親はどちらが狼男なの?と尋ねる朝陽。
んー親父が狼男でおふくろがカリスマ痴女だねぇ。
カリスマ痴女!?なんだその響きは!!
この単語はエロ峰君ならずとも食いつきたくはなる。というかツッコミを入れたくなる。
獅狼はおふくろさんの痴女っぷりに嫌気がさして家出して葉子さんの家に世話になったりしていたらしい。
まあ身内に痴女がいるってのはたまらないものがありますでしょうわなぁ。でもそれがカリスマなら・・・い、いやいや・・・
ガチモンスターペアレントにうっかり兄上、そしてカリスマ痴女。
普通の狼男では話題にならないぐらいに濃い家族たちである。
朝陽の家族も凄く普通ということだが果たしてどうなのだろうか。
確かめるためにも葉子さんは一度黒峰家を訪れるべきではなかろうか。寝ている間に部屋に入るとかしてもいいぞ!!
それはさておき、紅本先生は葉子さんや獅穂さんにせっかくなんだしもっとしっかり帰省したらどうなんだ?と勧める。
まあ年頃の娘さんが一人暮らししているってのは親御さんも心配でしょうしねぇ。
どちらの家もおふくろさんはあまり心配していなさそうな感じではありますが。
くくく・・・あの明里がそんなこと言う日がこようとはのぅ。
笑いながら茜ちゃん登場。そして何かの写真を見せてくる。
そこに映っていたのは・・・ほう、これは見事な族スタイルでございますな。
亜華里と自分の名前を袖に仕込んでいる辺りがなんというか・・・ハハハ。
まああれですな。昔親御さんに迷惑をかけた人間ほど帰って親に対する思い入れが深くなるってやつですな。
でも今は親どころか高祖母に迷惑をかけられている状態なわけで・・・むしろそれが原因でグレてたんじゃないか?
今現在迫力があるのはそういう経緯もあってのことかと納得する。
さて、何やら色々とトラブルだらけだったキャンプも終わり、帰宅しようとする一行。
車は行きでダメになったので公共交通機関を用いるしかない。
と思いきや、何故かボロクズとなったはずの紅本先生の新車が目の前にある。感激の紅本先生。良かったね。
まあ、単に中古車センターを巡って手に入れた中古車だったりするわけですが。悪魔の力とかはどうしたー!?
というか普通に考えたら中古車かどうかぐらいすぐにバレそうな気はしますな。
修復したので前と色々異なる部分があるとか言えば帰るまでぐらいは気付かれないか・・・?
娘が行ってしまうというのに背を向けたままの父親。
昨晩はあんなに娘思いのところを見せておりましたのにねぇ。いや、酔ってたから覚えてないんだろうけど。
まったくもって素直じゃない父娘。仕方がないので焚き付ける言葉を口にする母。
それを聞いた親父さんは車を走って追いかけだし・・・
待てぇぇ小僧っ!!おまえ昨日葉子の部屋泊まったてどういうことやっ!?
おぉう。思いっきりバラされとる!!
実際何事もなかったわけだし、できれば秘密にしておきたかったことでありましょうに・・・
真っ赤になってる藍澤さんの反応が実によろしいですなぁ。
全力走って追いかけてくる親父さんを見た朝陽。そこでもしかしてと考える。
・・・あ、あのさ白神。
俺昨日親父さんにつれられて白神の家泊まったろ?親父さん何度も何度も白神のこと質問してきてさ。
その・・・うまいこと言えないんだけど、父親なんだな――って。
だからさ、もしかして。もしかしてあれ、白神に手振ってるんじゃないかな・・・?
ふむ。言われてみれば追いかけるにしては妙なポーズでありますな。これは確かに手を振っていますわ。間違いなく。
なんともはや素直じゃないけど、娘のことを想っているってのがわかる光景でありますなぁ。
葉子さんもそれに応え、車から身を乗り出して手を振り返す。いってきますっ!!
その一声を聞き、足を止めて戻っていく親父さん。うーむ、父親でありますなぁ。そんな姿を見て朝陽も思う。
もしいつか、俺にも子供が出来たら親父さんみたいになったりするのかなー・・・なんて。
てなことを考えている朝陽だが、ここで奇妙なことを言い出す茜ちゃん。
何やら妙なもんに見られているのだそうな。ほう?
吸血鬼や悪魔のような魔族でもない。福の神のような神物でもない。宇宙人とも違う。
私も初めて感じる気配だのぅ。
長い時を生きる茜ちゃんですら感じたことのない気配。それは一体どういうものなのか。
その気配の主は雨の降る中、鉄塔の上に立っていた。
そして紅本先生の車を見送りながら呟く。
・・・見つけた。この疼き・・・間違いない。あの車の中にいた。
歴史の歪み。そして、この私・・・黄龍院凛の眷属が・・・!!
雷が鳴れば、その背後には竜のようなシルエットが・・・こ、これは・・・出る作品間違っていないか!?
この謎めいたキャラの登場に茜ちゃんも思わず呟く。こいつ何言っとるんだ?と。
とりあえず中二病っぽいとまで言われてしまう凛ちゃん。
色としては黄色枠ですしねぇ。まともな位置づけのキャラとなるのはやはり難しいか・・・!?
まあ、この作品に登場した以上、最初がどれだけシリアスでもすぐに残念なことになるのは目に見えておりますからなぁ。
それ自体はもう仕方のないことだと割り切ってもらうしかありますまい。
とはいえ色々と気になる子ではある。
茜ちゃんが感じたことのない気配。となると過去に類を見ない――つまり未来からやってきた娘という可能性があるわけか。
朝陽が親父さんみたいになったりするのかなー発言の後に出てきたのも気になる所。
はてさてその正体は一体どのようなものであるのか・・・!!
実は私はただの中二病なんてオチはさすがにないと思う。鉄塔に登るのはさすがに中二ランクが高すぎる!!
・弱虫ペダル
全力を振り絞り走り切った杉元。しかしあと一歩及ばず。
本人は手応えあったと感じ、勝利したものだと信じている。
やったよ今泉!ありがとう!ありがとう!!言葉にならないよ!
喜んでいる。喜んでいる。だからこそ他の面々はかける言葉もなく真剣な顔で見つめるしかないわけで・・・
まあ、祝福の声もかからないこの様子ではすぐに気づきますわなぁ。
振り向けば鏑木・段竹の喜んでいる姿。定時の流す悔し涙と色んな要素が語り掛けてくる。
そ・・・・・・か。ボクは・・・1着じゃ・・・・・・なかったんですね。
歓喜の表情から一転、沈んだ様子を見せる杉元。
坂道たちはようやく口を開き、杉元と定時の走りは凄かったと讃える。メッチャエエ走りした!!
その言葉を受けて突然笑い出す杉元。ハハハハハ!!
いやー惜しかった!!2着でしたか。うんうん!!惜しかった惜しかった。実にね。
もうちょっと。あとちょっとだったんだね!いやーっ着順わからずにボクも思わず勘違いしてしまったよ。うん!!ハハハ。
ごめんね皆。期待させちゃったかな!!
勤めて明るく振る舞おうとする杉元。
しかし逆にそれがカラ元気だと分かってしまうのか、再び口を閉ざしてしまう坂道たち。うーむ。
いや、坂道はここで手嶋さんに提言をする。合宿までメンバーを決めるのをのばしてはどうでしょう、と。
確かに去年は金城さんも最終的な判断はそこまで伸ばしていたわけですしね。
坂道の言葉は妥当の様に思える。しかし立ち上がった杉元自身がその言葉を否定する。
小野田。ボクはこのレース、そんな覚悟では走ってないよ。
手嶋さんはボクにチャンスをくれたんだ。この1年生レースに出るチャンスを。そしてボクは精一杯走った。
"1着をとれたなら――"それが条件だった。ラストチャンスだったんだ。
だけどボクは。だけど結局――次はないんだよ・・・ボクはそこで何もできなかったんだから。
何やら悟ったような表情となっている杉元。
普段と違う言動をするのはよいが顔まで違って見えてしまっているのはいかがなものかと。
しかし思った以上に苛烈な覚悟で挑んでいたんですなぁ。
前回の1着をとれるなら全てを捨ててもいいという言葉も、満更勢いだけで言ったわけではないということか。
そんな杉元に声をかける今泉君。
杉元。おまえは毎日地道な努力をした。
このレース、まわりのほとんどはおまえに期待していなかった。だがそれをおまえが覆した。
最初の加速に唯一ついていったのはおまえだ。定時につれられて山を登りもう一度追いついたのもおまえだ。
下りも最後のゴールスプリントも、誰の力でも誰のおかげでもない。走ったのはおまえだ!!
誇れ。このレースで一番強い走りをしたんだ・・・!!
熱く語る今泉君。確かにそうですわな。途中定時の力を借りたとはいえ、一人で頑張った時間も長かった。
その頑張りによりあと一歩というところまで来たのだ。誇っても何も問題はない。
今泉君の言葉に礼を述べ、クールダウンと称して一人走り去る杉元。それを見送る一行。
杉元。オレはおまえの勝敗はどうでもいい。チームが強くなりさえすれば――そう思っていた。
けど。最後、ゴール前。おまえに勝てと願っていた。
3年生が抜けてからどこか冷徹な感じにも見えた今泉君。
チームの勝利のためという気持ちが優先され、仲間や後輩への配慮が欠けていた感じはありました。
まあ、杉元にはアドバイスをしたりはしていましたが――
それでも思い入れが発生したのはこのレースが始まってからという感じでしたしね。今泉君のこの変化もよい感じに思えます。
一人走る杉元。
激闘を終えてどっと疲れたと感じている無理もない。
2着。だった。全部やった。やることは。全部やった。
誰もいないところまで行き、号泣する杉元。
やれることは全てやった。それでも届かなかった。覚悟を決めていた男の涙だ。切ない。
さて、トップ争いは終わり、その他の後続も順にゴールを決めてくる。
最初に先行逃げ切りを図ろうとしていた沢田とゴリ蔵の2人はトップに20分遅れでゴール。遅い!!
22人中12位と13位という結果はとてもハイペースとはいえないな。
こりゃあルール破って先行してても大した結果にはならなかったんじゃなかろうか・・・
1位を獲得した鏑木。しかしワンツーを決めることはできなかったので約束はそのまま履行されることはない。
手嶋「1人でも走る意志はあるか」
鏑木「はい」
ふむ。2人1組と思われたチームSSであるが、段竹は鏑木を送り出したことでとりあえず満足な様子でありますな。
杉元もこの後のチャンスを伺うというつもりはないみたいだし、定時はまだ実力不足。
というわけで、総北のインターハイメンバー6名が決定いたしました。
新・総北の6人。果たしてここからどのような練習を積み重ねることとなるのか。注目である。
ところで鏑木はオールラウンダーっぽい感じの走りをしているが、そうなるとスプリンターは青八木さんだけなのかね?
まあ直線の長い長いコースとかでもない限りスプリンターの数はそんなにいらないとは思うが・・・
ここは鳴子がスプリンターに返り咲くという方向性もありなんじゃなかろうか。
御堂筋君との約束?一回辞めて返り咲いたから問題ないって話でどうだ!!
言っていることは間違ってないし、ガッカリした御堂筋君のパワーダウンも見込めるかもしれないいい手であるぞ!!
まあどう考えても鳴子自身が納得しないでしょうけどね。
・囚人リク
通常よりも早い巡回時間。何日も作業をしていればこういうイレギュラーは当然発生する!!
レノマさんはまだ時間に余裕があると思っており戻っては来ない。どうするリク!!
むしろ最悪のタイミング――看守と鉢合わせになりそうなタイミングで帰還しようとするレノマさん。
その不吉が示すかのように命綱に切れ目が走る。ビ・・・。
不幸ってのはやはり立て続けに訪れるものなんですなぁ。田中一郎の非常事態マニュアルの件といい。
ついにやってくる看守。
とりあえず寝たふりだけはしないといけないので全員布団に潜り込む。
ひとりひとり、ちゃんと房内にいるかの確認を行う看守。レノマさんは・・・いた。ちゃんと布団から頭を見せている。
いや、本物のレノマさんは未だに外にいました。命綱も切れそうになったが素早くその上を掴むことで事なきを得たようだ。
実際目の前の部分が切れかかったからよかったものの、もっと上の方が切れそうになってたら絶体絶命でありましたなぁ。怖い怖い。
外のレノマさんも中のリクたちも寿命が縮まる思いを経験した。
リクの100年はともかく天野の300年ってどういうことだよ。お前らどんだけ長生きするつもりだよ。
それにしても、がんばってこしらえた甲斐がありました。
そう言って天野が触れているのはレノマさんの頭を模した人形である。
やはり田中一郎の言葉通りダミー人形を作成していたんですね。
看守はいちいち中に入ってくるわけではないし、布団から頭が見えていればそれで十分となる。
紙とのりで作ったハリボテでいい。なんせレノマさんは目立つ頭をしているこの髪型なら後ろ向きでも十分誤魔化せるってわけだ。
しかし一応前面の顔の部分も精巧に作ったりするあたり職人のこだわりが見えますな。
紙は本を千切って用意。のりは食事の米を使う。
麦が混じった飯なので水につけて比重の重い沈んだ米を取り出してのりとするとのこと。なるほどねぇ。
髪の毛についてはガリ――囚人の散髪時に散髪係にエサを与えて調達するとのこと。ふむ。
顔を描く顔料も菅くんがしこたま抱えているし、作成には問題なかったというわけですな。
だがこれは万が一の時のためのものである。見抜かれる可能性はいつだってあるわけだし危険はなるべく冒したくない。
なので15分おきに戻ることを基本としていたわけだが・・・
文句を言うリクに対しレノマさんはなんだかやたらと涼しげな顔をしてみせる。カッコイイけどどこ見てるんだ。
まあ、レノマさんはちゃんと15分で戻ろうとはしてたんですけどね。今回はたまたま巡回が早かっただけで。
だがリク。よく判断してくれたな。石けんを落としてくれなきゃ――でねえと看守とカチ合うところだった。
ああ、何か命綱に柄のようなものがあるなぁと思ったら穴を開けた石けんだったのか。
これを人形作戦実行の合図として用意していたらしい。
確かに気づかずに登ったら確認している看守とご対面なんて可能性もあるわけですしね。リクも素早くいい判断をしたもんだ。
頼もしい仲間たちを前にし、レノマさんは突然謝罪の言葉を述べだす。
かんべんしてくれよ。
ちょっとのつもりがよ、総転房まで房の鉄格子に切り込み入れる程度のつもりだったのによ、すっかり切っちまった。
だが安心していい。総転房の検査の時までには瞬間接着剤を手に入れる。それで仮止めすれば、まずバレない。
ああ、ようやく鉄格子を切っちゃったことに対してのフォローが入りましたか。
いきなり完全に切断しちゃってどうなることかと思ったが。安心した。
まあ意気揚々としているレノマさんが勢いでやっちゃうのは仕方のないことですよね。
須藤くんもそういっている。どうせ止めたってやっちゃうんでしょ、と。だってボスですものね。佐々木麗乃真ですもの。仕方ない。
そして数日後。ついに備品室に至る鉄格子の切除が完了する。
まさか祝いじゃあるまい。鉄格子を切り終えるまでのこの10日間で初めてじゃねえか、こんな風の無え日なんてよ。
イヤミか。極楽島よぉ。
そんな言葉を残しつつ、ついに備品室への侵入を果たすレノマさん。
違う・・・思っていたもんとは全然違う。想像以上の宝の山じゃねえか!!
このビニールシートは・・・翼に使える!
このパイプはフレームにはもってこいじゃねえか。
この板なんかよそのまま滑走路になるぜ!!
飛び去るリクとそれを見送る自分たち脱獄組の姿を思い描いて笑みを浮かべるレノマさん。
一仕事やり終えていい気分になっているみたいですな。
そういやここはいつもいる85階から5階下。
あんまり変わんねえもんだと思っていたが、こうして見るとやっぱり少し地面に近いんだな。
けど月にゃ近くなった気がするな・・・そりゃ気のせいか。
やり遂げた解放感に包まれ、清々しい顔で月を眺めるレノマさん。いい光景ですねぇ・・・
しかし当然のことながら備品室に入った際に命綱は外しているんですな。
長さを考えると外さないと中の散策はできませんものね。
外している間にダミー人形作戦を実施された場合どうなったのだろうか。落とした石けんが地上まで落下したりして。
いやまあ、後で登るために命綱は必要だし、備品室の適当な鉄格子か何かに結び付けてありますわな。きっと。
備品室は想像以上の品揃えであった。
そのことを田中一郎に報告しにいこうとしているリクたち。今回は天野と松尾も同行している。
そういえば2人は田中一郎に会うのは初めてなのか。脱獄王に会うということで緊張している様子ですな。
まあそんなに心配しなくても田中一郎は優しいおじさんですよ。レノマさんの方がよほど怖い。間違いなく。
でも今は非常事態マニュアルの件で荒んでいるかもしれない。凄い怖い顔してたらどうしよう。また天野の寿命が縮むな。
リクの言葉に安心した天野たち。
しかしN棟に向かう途中で立ちふさがる人影があった。
よおー。佐々木ー。久しぶりだな。
なんとまあ、このタイミングで現れるのかスライスデビル!!
一体何を企んでいるのだろうか・・・?
脱獄のことを知っているだけに色々と脅しをかけてきそうではあるが・・・
でも沢田はレノマさんが脱獄に成功しそうな瞬間を狙っているのではなかったっけか。
もしかして仲間に加わったふりをして脱獄の瞬間に殺そうと考えているとか?
元々は短期刑だったが看守殺しの疑いがかかっているので刑期は長くなる可能性はある。
そういったことを理由にすれば俺も加えてくれという言葉の信憑性は少しはあることになるが・・・はてさて。
もしも本当にそういう申し出が出た場合、どう動くか難しい所でありますな。
口封じをしてしまうのが一番簡単ではある。
せっかくだからどこかに埋めてしまうなりして所在を分からなくし、非常事態マニュアルがどこまで実行されるか見るのも手である。
まあ、さすがにそういった作戦はリクが止めるから実行はできないだろうが・・・うーむ、どうなりますかねぇ。
・毎度!浦安鉄筋家族
溶接のマスクは確かに怖い。夜だとより猟奇的に見える。
しかしサイフを渡そうと取り出したときのポーズは地味にカッコイイな。
晴郎が見ていたらアベンジャーズ加入を勧められていたやもしれぬ。
・ペーパーブレイバー
ジャージのような冬服から普通の制服っぽい夏服に衣替え。
聖利ちゃん、下にそんなものまで着込んでいたのか・・・
スカートは短いのに上は重装備。アンバランスでございますなぁ。
学生服のカラーをつけたりカッターのボタンを上までしめている真面目な子も確かに居た気はします。
確認される相手もいないのに見えないところまで気を使う子はたまにいる。
まあ、昔から日本人は裏の生地とか見えないろことでオシャレをしたりするものですしねぇ。
いざという時の準備とかそういう方面のことはあまり考えないでおきます。楠本さんじゃあるまいし。
守屋さんはようやく初セリフ。そしてようやく甘いもの以外も食べている姿が・・・いや、アンマンという可能性はあったか。
白窓は楠本さんを怒ることができます。英語で言うとThe white window can scold Mr. Kusumoto.
うむ、エキサイト翻訳そのままは手抜きすぎたか?予想通りホワイトなウィンドウになっちゃったよ!!ミスター楠本!!
委員長とは・・・ナンゾヤ!!なんなんでしょうねぇ・・・
・雨天決行
今のままでは日常に帰ることは出来ない。
そう思った甲人は学園の皆と戦う道を決意し、園長に別れを告げる。
待ってて・・・ッ。必ずッハルさんと一緒に・・・僕・・・帰るから・・・!!
さて、晴れて学園の一員となった甲人。
ネネさんはイジワルを言っているが他の面々は温かく迎えてくれている。学園長も改めて歓迎してくれます。
詳しい報告は明日聞くので、今日は帰ってゆっくり休むこととなりました。
寝泊まりする場所は学校の結界の中ではない。
千里ちゃんに連れられて甲人がやってきたのはヒトキワ荘という名のボロ・・・いや、ズタボロいアパートだ。
見た目もあれだがヒトキワ荘・・・漫画家とかが一杯住んでいるんですかね?名前のせいで一際そう思える。
甲人が足を踏み入れようとしたところ、それを遮って入寮料を払えと言ってくる女性がいる。
なんでもいいけど言いにそうな言葉ですな入寮料。言ってみると意外とそうでもないけど。
例えば君のその髪の毛か〜もしくはだ液――できれば・・・舌の細胞がほしいなぁ〜
いきなりな迫り方をする女性。これは甲人も赤くならざるを得ない。
ので千里ちゃんの思い切ったツッコミ。踵はダメージでかいぞ!!というかスカートでその位置からは・・・
まあそれはさておき、この女性は寮母のヤサカさん。
どうやら入寮料として甲人の細胞を入手したがっていたらしい。ほう。
千里ちゃんが天パーじゃないのは地味に驚き。そして結構容赦なくボコッていてさらに驚き。ボコリン・・・
ともかく髪の毛を提供する甲人。
これによって健康状態などが分かるようになるとのこと。ほほう、管理人らしい技でございますな。
2階は女子の部屋で男子禁制となっている。自然と甲人の部屋も1階になるわけですな。
ここで甲人は千里ちゃんに質問。学校にある鏡の中に入った方が安全では?と尋ねる。
そこらへんは大丈夫!さっき見たアパートの外観覚えてる?
ツタの葉からまってたでしょ。あの葉一枚一枚に印が結ばれてて結界になってるの・・・
ヤサカに許可された者しか近よれないの・・・
ははぁ。このアパートはアパートで結界になっているんですな。
細胞を入手するのも入寮の手続きとして必須なわけだ。
食道ではみんな揃ってゴハン。なかなか楽しそうな光景ですなぁ。
そういった賑やかな食事がなんだかとっても久しぶりな気がする甲人。
実際はまだ数日しか経過していないんでしょうけどねぇ・・・この数日で大変な目に合ったものだ。
酷い目に合ったのもそうだけど、なんか甲人は出てくる女性に赤面させられてばかりだった印象がある。
みんな開放的というかなんというか・・・まともなファーストコンタクトを取る子が少なくて困る!!
アパートにはお風呂も設置されている。
ネネさん曰く風呂は女が先とのこと。それを肯定するのは加統。むしろ後の方がいいですねぇと言ってのける。
みなさんの残り湯を堪能できるんですから・・・
なんて堂々とした告白なんだ・・・加統・・・尊敬はしないが凄いとは思うぜ!!
戦闘ではカッコ良かったのに普段の言動と行動がこれだからなぁ。
部屋も汚い・・・というか何で家具が倒れたままになっているんだ?ネネさんが暴れたまま放置されてるのか?
エイジュのおこさないでください発言はどういうことなのだろうか。
やはりダイダラボッチの力を制御できていないことに対する恐れがあるということなのかどうなのか。
甲人の部屋は103号室。四畳半の狭い部屋だが、施設では1人部屋すらなかった。珍しい時間を過ごせそうでありますな。
今日から・・・ここでッ。
思いを新たにしながらも腰を落ち着ける甲人。
馬頭はアパートのツタが結界の役目を果たしているのを確認し、甲人に番傘についての説明をしようとする。
が、さすがに疲れがたまっていたのか眠りについてしまう甲人。無理もないな。
結局この数日ほとんど寝ないで各地を転々として戦っていたわけですからねぇ。今はゆっくり休んでもらいましょう。
桐沢村を再生させたことで有名となったゼクス株式会社。
火車がいなくなり、操っていた死者もいなくなったことで消息不明となっている。
まあ、ニュースでいくらか流したらあとは自然に人々の記憶からも無くなっていくんでしょうな。
そんなニュースを流しているラーメン屋でイチャつくカップル。
別にイチャつくなとは言わないが、こんなところでやられてもなぁ。
ギョーザを台無しにされた帽子の男。水をぶっかけて挑発したあと、何か不思議な力を用いる。
カップルは突然お互いの顔面を殴り出す。店主がそれを止めようとしても突き飛ばし、殴り続ける。
闘争本能が刺激された。というわけではないですな。助けを求めながらも殴るのを止めないカップル。これは一体・・・?
死ぬまでイチャついてなバカップルが・・・
にしても・・・ホント火車はバカだな〜
その点僕はさぁ・・・ちがうからさぁ・・・出来が・・・まぁ・・・見ててよォ。赤マントくん・・・
帽子と一緒に何故か上着をはだけながらそんなことを述べだす男。
高い所から見下ろしたりしているし、火車とはある意味似たような性質の男なのではないだろうか・・・
この男も火車と同様、赤マントに妖怪としての力を授かったのであろうか。
となるとどんな妖怪なんだろうか?人心を惑わすのはありそうだが、相争わせるようなのは・・・むむむ。
何にしても新たな敵の出現は楽しみである。一体誰が狙われることになるのだろうか。
実はバカップルしか狙わない類のヤツだったりはしないだろうか。
傍から見ると仲良さげにも見える加統とネネさんが間違って狙われるとか!?あり得なくはないな。
・バチバチBURST
満員御礼、大入りの会場。
視線は土俵上へと向けられている。そこで取組を行うのは今場所の幕下優勝を狙う6名。
くじ引きの妙ではあるが、王虎と因縁のある3名は向かい側に座っている。これは安心。
鯉太郎と天雷はやはり王虎が気になる様子。しかし真っ先に王虎と当たるのは石川。
王虎のは俺の獲物だし、そしてテメーらも俺の獲物だと吠える。
石川「テメーら2人には星塗られてっからよ。王虎の次は2人まとめてブッ倒して俺が優勝だ。いきなりコケんなよ」
鯉太郎「お前もな」
そのように声を掛け合い、まずは鯉太郎が出陣。相手はデコの膨らんだ岩の藤。
フッフッフ・・・光栄だね。いきなり話題の男が相手とは・・・
鮫島鮫太郎・・・まったく恐ろしい名だ・・・
微妙に間違えてやがる!!まあ、鮒太郎よりはよほどいいとは思うが。
そういえば天雷はちゃんと鯉太郎と石川の名前を覚えたのだろうか。気になる。
どう見てもブチカマシ型の力士である。しかし鯉太郎にしてみれば相手がどんな型であろうが関係は無い。
挑むのは真っ向勝負!!その空気は岩の藤も感じている。
でもそこは、俺の土俵だよ。
何だかカッコよさげなことを言っておりますな。ヒュー。
ここで宮野浦部屋の親方、暁秀則さんの回想が入ります。
先代が急逝して運よく・・・いや運悪く俺が部屋を継ぐことになったはいいが・・・十両止まりの俺に威厳などなかった・・・
1人・・・また1人辞めていき、初めから無かった自信も・・・完全に喪失していた。
弟子の力士たちにも軽んじられている暁親方。
一度は十両まで行ったんだからそれなりの力は持っているはずなんですけどねぇ。
まあ、威厳が身に付くにはまだ若いということか。だからといってこの軽んじられ方は有り得るのかどうか。
ともかく、そんな暁親方に教えを乞うのは今年で入門4年目の岩の藤。
線の細さからか間の抜けた所があるからか、まったく相手にされていなかった序の口時代の岩の藤である。
4年でまだ序の口なのか・・・しかしここから華を咲かせようというその心意気はよし。
親方様!私に勝ち方を伝授してはいただけませんか・・・?
親方に様をつければお館様。いや親方様。なかなかない呼び方ですな。まあそれはともかく――
暁親方「ハー・・・そうだな・・・武器を身に付けんと・・・その体を活かしたブチカマシなんてどうだ・・・?」
岩の藤「ヒュー。OK!」
どうせ俺を相手にする奴なんてこんなハァちゃんだけだよと岩の藤に当たり散らす暁親方。
確かにこの頃の岩の藤は線が細い。とてもブチカマシが通用するような体格とは思えない。
しかしそんな皮肉に対して了承の言葉を返す岩の藤。何でタメ口なんだよ。指をさすな!!
それから2年が経った場所のこと。
暁親方に話しかけてくるのは空流親方。いい感じのが育って気じゃないかと言い出す。
それはあの線の細かった岩の藤のこと。いつの間にかデコを膨らませ、ブチカマシを立派な武器としている。OK!!
俺は気にも留めていなかった・・・だがオマエはあれから毎日・・・休むことなく馬鹿正直に・・・
後が無いオマエは必死に手繰っていたんだろう・・・勝利へのクモの糸を。
それがダメな指導者の心無い皮肉だったとしても・・・
柱が凹み、血が染みこむほどにブチカマシを続けた跡がある。それを見て涙する暁親方。よい話だ・・・
遅ればせながらその頑張りに気付いた暁親方は稽古中の岩の藤に頭を下げながらこう告げる。
暁親方「必ずお前を・・・俺が一流にする」
岩の藤「ヒュー。OK!」
2年の歳月が経ち、立派な体になっても性格は変わらないみたいですね。イカしたヤツだ。
飄々とした感じの性格。しかしそれでも2年前は内心焦りはあったということなのだろうか・・・
とにもかくにも見事に生まれ変わった岩の藤。
入門して8年。親方様の下4年。やっと自分に見合ったこの大舞台に辿り着きましたぞと述懐する。
うーむ、基本的にこの人は大物なんですな。これだけの年月が経ちながらも自分が大物だと信じて疑わない本当の大物だ。
暁親方「いけ!!岩の藤!!お前の相撲の重さを見せてやれ!!」
岩の藤「OK!!」
仕切りを開始する岩の藤。その圧力はこれまでの強敵に比肩するものだと感じる鯉太郎。
いざ始まるブチカマシ勝負。さてさてこの戦いはどうなりますか・・・!!
いやあ驚きました。モブとして消化されるのではないかと思った岩の藤にこのような良エピソードがついてくるとは!!
スポットの当たらない力士にだってそれぞれの人生がある。それを思わせてくれる回でありました。
暁親方のためにも、岩の藤自身のためにも頑張ってほしい。
そのように思いはするが・・・さすがに鯉太郎が相手だとなぁ。勝つのは難しいか。
ブチカマシだけなら上回るかもしれないが、その後どうなるかでありますな。
しかし線の細かった岩の藤が年月をかけたとはいえ立派になったものである。
これはひょっとして宮野浦部屋の力士が辞めていったことで食事量が増えて太れるようになったとかそういう話・・・?
どんなもんなんでしょうかね。その辺は。
・錻力のアーチスト
基礎トレーニングに励む清作たち新入部員。
さすがに高校野球は厳しいのか桐湘が特に厳しいのか、練習終了時には皆バテバテとなっている。
入部3日目ではあるがほぼ基礎トレーニングが中心でロクに球にも触れていない状況。
そりゃあ14人もいた新入部員も10人にまで減りますわな。
これ以上減ると1年だけで9人を割ることとなってしまう。さすがにシゴキが厳し過ぎたんじゃないですかね、弐識よ。
いくらウチの戦力が不足してるからって、自分の弱さに立ち止ったヤツにかまってられるか。
厳しい人ですなぁ。自分にも他人にも厳しそうだ。
そんな弐識が清作たちの前に進み出てこう述べだす。
喜べ。明日試合するぞ。2・3年対1年で紅白戦だ。負けたら練習量倍に増やすから気合い入れろ。
なんとまあいきなり!!こりゃあ面白い。
しかし試合が出来るのは確かに喜ばしいが、負けたら練習倍ってのは本気の発言なのだろうか?本当にやらせそうで怖い。
去年の3年が抜けたとはいえ夏の神奈川予選ベスト8のメンバーと戦わなければいけない。
これはさすがに気後れする。そんな中、勝ったら四番の席、もらえますかと言ってのける清作は立派というか何というか。
挑発を受けてしっかり力を見せつける弐識は大人気ないというか付き合いがいいというか。いぎぎッ。
俺は去年の紅白戦でホームラン3本打って四番の座を掴んだ。それを超えてみせろ。
超えようとするならば全ての打席でホームランを打つぐらいしないといけなさそうですね。こりゃあ大変だ。
ちなみに夏の予選でベンチ入りできるのは20人。
しかし今週末から始まる春の県大会は25人入れる。
2・3年は合わせて19人しかいないので活躍すれば空いた6つの背番号を獲得するチャンスとなる。こりゃ嬉しいお知らせですな。
1年生が着替えて帰る頃にはもう日も暮れようとしている。
背番号がもらえるかもしれないと息巻いてはいるが、あの弐識先輩を抑えなければいけないとなると気が重い。
余計なこと言ってあおりやがってと責められる清作だが、本気で相手してもらわないと意味ねーだろと反論。
まあ、あの人は煽らなくても確実に本気で打ちに来るだろうから変わらなかったと思いますけどね。
今からどこかで作戦会議をしないかと1年たち。お互いのポジションも知らないのに明日いきなりはアレですしなぁ。
現在10人いるのなら1人はあぶれることになるし、そもそも全てのポジションをカバーできているのだろうか。
投手はいるみたいだが捕手はいるのだろうか。気になるところだ。
俺は他人の力なんてアテにしねーし、ホームラン打つことに専念する。金無ーし帰るぜ。
何となく最後の部分が一番の理由の気がしないでもない。
しかしそんな協調性のない清作に絡んでくるのは伊奈というツンツン頭。
胸ぐら掴みあって一触即発の雰囲気。慌てて僕がオゴるから一緒に行こうと宥めに入る栗原くん。大変だなぁ。
伊奈「テメーが上だと思うなよ。店まで競争だ」
清作「負けたらオゴれよ」
そういって他の面々を置いて走り出す2人。清作を浮いているといった伊奈だが、何だか似た者同士な感じですな。
競争は伊奈の勝利。おやおや。
だが負けたままではいないのが清作。次は大食いで勝負だとか言い出す。
金が無いのに大食い勝負を持ちかけるとはいい度胸しているというか何というか。栗原くん、大変だなぁ。
確かに普段食えない分、食に対する執着は上でありましょうさ。それで勝って満足なのか!?野球関係ないし!!
清作「オレは四番センター。文句ねえだろ」
伊奈「・・・俺は四番サード。ゆずらねえぞ・・・」
大食い対決は清作の勝利。ポジション自体は被ってないようだが、四番の座を巡っての争いとなるわけか。
ちなみに四番サードは弐識と丸被りのポジション。
しかしどうやら伊奈、それが分かっていてこの学校に来た様子。
あの人越えたいと思ってんのはお前だけじゃねえ。
なるほどね。それで練習中もちょくちょく張り合ったりしていたわけでありますか。
それ以外にもテメーのエゴでチーム壊すようなヤツが何も反省してないのが気に入らないとのこと。
ふむ、はっきり言う男でありますな。ある意味清作には合っているヤツなのか知れない。
というわけで、勝負は1対1の状況。決着をつけるために腕相撲で最終戦。
ハラいっぱい食った清作はいつもよりパワーも増している。負けは無い!!
と思いきや、清作の足を踏みつけてバランスを崩させる伊奈。なかなかセコイ手を使う。
しかしそれを力で跳ね返し、四番の座をもぎ取る清作。うーむ、執念が違うと言うことであるか。
どうでもいいが腕相撲するならお椀ぐらい机からどかしてやりなさい。
何が何でも勝とうってのは嫌いじゃねえけどな。そうでもしなきゃ勝てる相手じゃねえしな・・・!
全くもってその通りですな。
というか普通に考えたら高校生なりたての1年生が上級生に勝てるとは思えない。
それでも勝つ気で挑もうとするのはいい心持ちであると思われます。
しかし2・3年生チームのピッチャーは主将であるエースの3年、之路拓人さん。
ずっと走り込んでばかりで姿を見せていなかった人だが、ようやくその力が明らかとなりそうだ。
早くも焦ったような表情を見せている清作だが、はてさて活躍はできるのか・・・注目です。
・侵略!イカ娘
嫉妬するよりも好きな人が好きなものを一緒に好きになる。これが淑女の考え方か・・・!!
そして嫌う時も一緒に嫌うと。淑女って大変だな!!
タイミングさえ会えばオレもオレもと抱き付けたのだろうか・・・気になる所だ。
・ドカベン ドリームトーナメント編
パーフェクト勝負もついに8回の裏に突入。
タイガースは一撃の怖い四番の力道玄馬から。
とはいえ尻上がりに三振を取り出してきている不知火が相手である。打てる気はあまりしない。
死球でもなんでもいいからとにかく何とかしろと言われちゃう状態である。
結果は平凡なセカンドゴロ。なんともならんか。
と思いきや、これを阿波がエラー。しかも暴投によって二塁へ進塁させてしまうという痛恨のミス。
力道は足も遅かったし、落ち着いて投げれば間に合っていたかもしれないのだがなぁ・・・
まあ、エラーをしてしまうと落ち着きがなくなって当然なのかもしれないが。
まさかまさかのエラーによるパーフェクト消失。
うーむ、こんな理由で消えるとはさすがに思いませんでしたなぁ。
まだノーヒットノーランは継続中とはいえ・・・うーむ。
タイガース五番の信長は早くもバントの構え。
アイアンドッグスとしてはバントさせて鈍足の力道を三塁で殺したいところ。
囮ダマのハエ止まりやチェンジアップでバントを誘う不知火。
しかし投球と同時にスタートを切っていたため力道の足でもしっかり送りバントを成功させてしまう。ほほう。
ついに三塁にまで進んだタイガース。しかもワンアウトの状態。
ここでタイガース一の業師である雪村の登場。スクイズの可能性は高そうですなぁ。
極端な前進守備を敷いてスクイズはさせまいとする内野陣。
1点取れば勢いづいた甲子園が最後までいきそうな雰囲気ですし、これは怖い場面だ。
さてさて試合は動きましたが得点に結びつくところまでいくのかどうか・・・注目ですな。
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
アテナ神像を見つめ続けている教皇。
アテナとシジマを神々の迷宮に閉じこめたのはいいが、そこからはじっと待ちの体勢でいる様子。
ようやくカルディナーレが報告のために現れ、ふたりの首をとってまいりましたと述べる。
ふーむ、躊躇なく首を運んでくる辺り、やはりカルディナーレは本当の逆臣なのでありましょうか。
しかし取ってきたはずの首は偽物。バカめ、よく見ろ!
なにかにたぶらかされ、石塊を首と勘違いした様子。うーむ、これはカッコ悪い。
教皇も焦ったように再度の指示を出す。
行け!行って今度こそ必ず二人の首をもってくるのだ!
は・・・早く・・・早くせねばなにもかもすべてが終わりになる。すべてが・・・
おや?何を焦っているのですか教皇。
どうやら何か考えがあってアテナへの反逆を企んでいる様子でございますな。
それはシジマが語った蛇遣座に関係することなのだろうか。気になる所。
さて、その蛇遣座に関する情報を持っていそうな水鏡。
心友である童虎の説得に応じる・・・のかと思いきや頑なな態度を貫いている。
たとえ相手が何者だろうと目的のためには情け容赦なく倒すなどと言っているが、もう力は使い果たしているのでは?
既に白蓮華も通用しなくなっているし、童虎を倒す手立てはあるのだろうか。
いや・・・どうやらある様子ですな。
童虎。おまえの知らぬ技で、おまえの息の根を止めてくれるぞ。
これぞわが究極の必殺の拳!!氷槍百牙旋嵐!!
水鏡先生の周りをうずまく凍気が氷の槍となり、渦を巻きながら牙を剥く。
これがここまで温存していた究極の拳か!!
それを迎え撃つ童虎。わしはおまえをとりたくはないんじゃあ!!と叫びながらも対抗すべく奥義を放つ。
廬山百龍覇!!
童虎の放った百の龍が水鏡の放つ百の氷の牙を打ち砕かんとする。
至近距離で放つ百と百のぶつかり合い。その威力は互角。結果2人は同時に空高く打ち上げられ、地上に叩き付けられる。
ここまで傷つき疲弊しながら相打ちにまでもつれ込むとは、さすがは水鏡先生といったところでしょうか。
さて、教皇の間。
シャカとの戦いで気を失ったシジマ。
抱いていたアテナの姿はなく、カルディナーレの姿もない。どうやら何者かの介入で無事だったようだが・・・
そのシジマのもとに近づいてくる大いなる小宇宙を携えた子供。一体何者だ!?
これほどまでに偉大なる小宇宙を感じるのははじめてだ。こ・・・これはもはや・・・神の小宇宙!!
ま・・・まさか・・・まさかあなたは・・・アテナ!!
何!?赤ん坊だった沙織さんが大きくなったということなのか?
それとも実はこの過去の時代に本来存在するはずだったアテナとかそういう話なのか・・・?
うーむ、色々と気になる流れとなってきましたなぁ。
教皇は考えがありそうだがカルディナーレは本当に裏切っていそうな雰囲気。
となるとカルディナーレの言う他の裏切者はどういう考えであるのか。また、それは一体誰なのか・・・気になります。
・バイオハザード 〜マルハワデザイア〜 SPECIAL EPILOGUE
あの事件は、あの舞台へと繋がる。
バイオハザード〜マルハワデザイア〜最終巻発売記念のスペシャルエピローグ。
マルハワ学園の凄惨な事件発生後行方不明となったリッキーの消息が描かれます。
事件から数か月後の中国。
泣き叫び逃げ惑う人々。そんな人々を狙うのは仮面を被った男達。
銃を撃ったり蛮刀を振るったりと大暴れ。やがて街は火の海となる。
そんな光景をビルの屋上から見守る若者の姿がある。リッキーだ!!
しびれるねぇ・・・!!
手すりも何もない屋上の端に立ったらそりゃしびれますわな。恐ろしい。
それはさておき、リッキーはこんなことを考えている。あの事件はまだ終わってはいない・・・と。
学園を地獄にした張本人・・・"フードの女"の正体が分かっていない・・
アイツの正体と目的を明らかにし、真実を公にすること・・・
それが叔父さんとの約束・・・闘いを収束させたことになる。それまで俺の闘いは終わらない・・・!!
どうやらジャーナリスト見習いとして活動しているらしいリッキー。
なるほど。真実を公にするために動きやすい仕事を選んだわけですな。
屋上で構えているのは銃ではなくカメラ。
そして狙っていた被写体は、眼下の混乱を収めるために現れたBSAA・・・クリスだ!!
えらい遠くからに思えるが綺麗に撮れるのだろうか。
しかしそれを気にしている場合ではない。リッキーの背後にも仮面の男が迫ってきている。
かつてのビンディのように片腕を異形へと変貌させた男。
確実にゾンビであることは分かっているので攻撃を避けながら躊躇せず銃弾を叩き込むリッキー。
ちいッ!!コイツ・・・どうやったら倒せるんだっけか・・・!!
ナイフで滅多切りにすれば倒せたと思いますよ。いやさすがにリッキーにその身体能力を期待するのは無理か。
逃げるリッキー。その目前には別のゾンビに襲われている親子。
追われつつも助けに入るリッキー。勇敢なことでございますな。
折ってきた片腕変異のゾンビも体当たりで吹き飛ばし、尖った壁に縫い付けることで動きを止める。
これで安心してヘリまで親子を連れて行くことができますな。
親子を護衛しながらヘリへと向かうリッキー。その途中でクリスの写真を撮っておく。余裕あるな。
ここは頼んだぜ・・・クリスさん・・・!!
悪夢咲く地に、英雄もあり。
ここからクリスの新たな闘いが始まるという話でございますな・・・
というわけでスペシャルエピローグでございました。
さすがにメラの代わりに入隊という流れにはならなかったか。
大学こそ辞めたものの、叔父さんとの約束を大事に考えているリッキーの姿は良かったと思います。
さて、黒幕はゲームのバイオハザード6で追うこととしましょう!!
・777 スリーセブン
優希が緋村にイジメられていたころの話。
イジメられ、いろんなことを命令されてそれに従っていた優希。
しかし、それでも従わなかった命令があった。
竹内さんを視聴覚室に呼べという命令。さすがにこれには従わず、絶対行かないでねと告げている。
確かに行っていたら絶対に何かされていたでしょうしな。いい勇気を出していましたね。
そして現在。竹内さんは張り出された中間テストの結果を見ている。
学年のトップは優希。492点って5教科でだよね?凄い点数ですなぁ、おい。
マスクたちと暴れ回っていてあまり勉強できないとは一体何だったのか・・・
それにしてもこの学校はやけに有名人の名前が多いですね。出てくることはないだろうが!!
それはさておき、竹内さんも学年3位の好成績。やりますねぇ。
好成績同士優希と何やらいい雰囲気を作り出している。なァーんだコレ・・・
そしてさらに個人的なお話があるらしく優希を連れて離れていく。
これは・・・友達としては気が気じゃないですな。置いて行かれる!?
ちなみに燈ちゃんは14位。優希と同じように暴れまわっていたにしてはなかなかの成績ですな。
まあ成績はキープしておかないとまた親にいろいろ言われちゃうでしょうしなぁ・・・
さて、竹内さんの用事は優希へのお礼。
どうやら緋村にイジメられていたのに自分のことを思って忠告してくれたその行動に感謝を示したい様子。
ふーむ、本当にそれだけなのですかなー?それだけで一緒に映画を見に行こうなんて誘いをかけますかなー?
休みに話題の映画を男女で見に行く・・・デートですやん!!
そんなお誘いを優希が受けている頃、女子トイレでは何か大変なことが起きている。
中でケイレンしながら倒れている女子生徒。目は充血し、盛大によだれを垂らしている。あ〜う〜。
急いで駆け付ける先生たち。うーむ、何だこれは・・・
駆けつけた間宮先生は何か妙な匂いを感じている。しかも倒れた個室にはタバコのケースが落ちているという。ほう・・・?
トイレでタバコ。不良の定番のような光景に思えなくもないが、それで倒れるようなことはないだろうし・・・うーむ。
どうでもいいが間宮先生。女子トイレに入ってこの匂い・・・といいつつ落ちているものをポケットにしまうのは・・・
文章にするといろいろとアレですな!!
学校ではそんな事件がありましたが、結局優希と竹内さんは映画を堪能する。羨ましいことで。
朝早くから見に行ったのか、その後は優希がお返しにお昼をごちそうする流れとなる。
映画の後は食事かぁ・・・デートですやん!!その後も定番コースを辿るのか!?
食事中は今見た映画の話で盛り上がれるし、上手い流れですね。
そんな楽しそうな2人だが、街中では危ない暴走車が暴れ回っている。
タバコのようなものを吸い、目を充血させて車を暴走させる男。
THUNDER BOLTと書かれたドクロマークの包み。これは、やはりドラッグか・・・!?
暴走車はそのまま薬局に車を突っ込ませる。
路上にいた優希は何とか竹内さんを庇いながら回避に成功。ことなきを得る。
しかし店内にいた人は何人か被害に遭っているらしく・・・えらいこっちゃ。
恐るべきドラッグ。しかしその包みがよりにもよって竹内さんの荷物の中から出てきている。これは・・・?
まあ、さすがに竹内さんが常用していることはない。と思いたい。
よくはわからないが、一般人にもバラまかれている類のものなのではなかろうか。
タバコと共に用いないと効果がないので、使用方法を知っている人でないとドラッグとしての効果はないとかそういう話。
ふーむ。タバコと併用しなければいけないのなら未成年の使用も限られるし、被害は多少マシになるか・・・
いやいや、未成年以外の被害者が出ているのでは大して変わりはないか。吸う奴はどこからか手に入れて未成年でも吸うしな。
ドラッグという大きな事柄に対し、マスクたちはどのような動きを見せるのか。
犯罪がやけに多いという立山市。原因の一端に突き当たりそうな気がしないでもないですな。
・ウチコミ!!
日課のぶら下がりもせず、今までにないほどに嬉しそうな顔で学校へと向かうレン。
毎日欠かさなかった日課よりも大事なこと。
初めて感じたあの気持ち良さをもう1回感じたい。その気持ちでいっぱいになっている様子。
柔道部に入りたい。伝えるんだ。
そう気持ちを固めて朝早くからやってきた柔道場。
そこではヒューマが1人で投げの稽古を行っている。うーむ、凄い気迫だ。
春樹たちもやってきているが、ここは遠くからレンの様子を見守ろうという構え。
その視線を受けながらレンはヒューマにこう語り掛ける。
昨日は・・・あんな反則で終わってごめん。
わがままなのはわかってるけど・・・もう一度、もう一度テストさせてくれないかな。柔道部に入りたいんだ。
僕・・・今までチビってことを言い訳に・・・逃げてばっかりだった。
でも・・・初めて柔道を見て・・・柔道をやってみて思ったんだ。変われるかもしれない。
だから・・・お願いします!!
頭を下げてお願いするレン。しかしヒューマの返答は黙れの一言。
そんなヒューマに対し、何度も頭を下げてお願いするレン。
だが、ヒューマが言っているのはそういうことではない。
黙れって言ってるだろ。無駄口叩いてる暇あったらさっさと着替えろ。お前の自分語りなんか興味ないんだよ。
そう言って投げつけたのはヒューマの柔道着。そして昔の白帯。
なるほど。ヒューマならばレンと体格はあまり変わらないし、ちょうど良さそうでありますな。
身の程知れや。ハルさんの着るなんて100年早えんだよ。新品買うまで貸してやるだけだかんな。
ふむ、なんだかツンデレ風味でありますな。
まあなんだかんだで先の勝負でレンのことを認めなくもないという気持ちなんでしょうな。
少なくとも握力や引手の強さには目を見張るものがある。それは認めざるを得ないでしょう。
いよいよ新生武藏原高校柔道部が始動する。
3年生のキャプテン雪村さんと2年生の春樹、入院中の伊達。
1年生の結城飛悠馬、光石錬、日下部丈二の計6名がメンバーとなる。ってグラサンいつの間に現れた!!
しかも予定表を指さしてみたりとやけにおいしい決め方してくれるじゃなーい。妙なキャラだぜ本当に。
それにしてもヒューマ、ちゃんと漢字の名前あったんですな。
ともあれ入部の意志を固めたレン。さっそく入部届を先生に出そうと考える。
去年までの先生は退職したらしく、今年から新しい先生が顧問となるらしい。
赴任したてでバタバタしているらしく、まだ春樹たちも会ったことが無い。
何やらすげーデカくて気合入ってる人だそうだが・・・ふむ。
やる気になっている柔道部。
そして新たな柔道部の顧問となりそうな女の先生もやる気を出している。違う方向で。
うーむ、この食い違いはどのような方向へと向かうのか・・・
単に枠が空いたから顧問をやるだけで柔道に興味がない人なのか、それとも実はの経験者なのか・・・さてはて。
・クローバー
7月28日。広島港に10時集合。
ハヤトがそう告げて集めた仲間が今勢ぞろいしようとしている。
広島港にやってきたハヤト。まず目撃するのはゲンゲン。ここまでバイクで来たのか。
しかし飲み物もない状態でよく紅葉饅頭二箱も食えるものですなぁ。違う意味で感心する。
相変わらずゲンゲンはノリが良いというか何というか。仲いいですなぁ。
騒がしくしているハヤトとゲンゲン。そこにやってくるのは真木。お、ちゃんと来てくれたんだ!!
しかし釣竿を抱え、釣果を見せつけながらの登場とは・・・どこまで釣りバカなんだよ!!
せっかくだから朝5時にやってきて釣っていたとのこと。割と遠征を楽しんでいるようで何よりです。
続いてやってきたのは真田。
やはりというか何というか、後ろにはエリナちゃんの姿がある。来ちゃったかー。
それにしてもそのヘルメットのS.E.Gマークは・・・兄貴が手掛けたんだろうか。
オレと旅行に行きたいからと言われてホイホイ連れてきてしまう真田。結構なバカ兄貴でございますなぁ。
エリナちゃんとは初対面のゲンゲン。さてさてこの2人の相性はいかがなものであろうか。結構興味あります。
まあSEGに加入させられることとなるのは間違いないでしょうが。
とりあえずこれで戦闘要員は4名。エリナちゃんは自分も戦闘要員だと思っているようだが、さすがにそれは・・・
でも腹にチャンピオン仕込んで防御も完璧と言ってのける姿勢は評価したい。最強!!
ゲンゲン「オマエ強いのか」
エリナ「無敵だ」
ハヤト「んなわけねェだろ」
なんだか愉快なやりとりである。さすがの真木もエリナちゃんの勢いには押されっぱなしの様子でありますしな。
さて、ここでついにとっておきの5人目が登場。
背に背負うのはハンマーヘッドの文字。おぉ・・・やはり吉良がやってきてくれたか!!
とっておきと言われるぐらいの男だし、やはりこのクラスが来てくれないとなぁ。
たまたま暇だったとは言っているが、何だかんだで救われたことへの恩義は感じているんでしょうな。素直じゃない奴だ。
むしろ来てくれたことへの感謝をハヤトが表情で示している。よい感じですな。
というわけで精鋭揃い踏み。うーむ、こりゃ強い。
肩を怒らせて歩くエリナちゃんは可愛いが、男だらけの島に連れて行って大丈夫なのだろうか。まあ、平気か。この面子といるなら。
実際この面子は本当に強い。下手したら島の連中全部一度に相手してもいいんじゃないかと思わせるほどである。
まあさすがに多勢に無勢は厳しいだろうけども。しかしそう思わせるだけの強さは皆持っている。
幹部たちと戦うまでは破竹の勢いで勝ち進む。これは疑いようのないことでありますな。
・ブラック・ジャック創作秘話
漫画家が原稿をあげ、編集がそれを受け取る。
しかし雑誌が出来上がるのはまだこれからなのである。
今回はそんな製本に関するお話。東京大日本印刷五反田工場では砂かけババァに類する存在が暴れていた。
輪転機止めろ〜!!止めないとこの砂バラまくぞ〜!!
何だかドえらいことを叫んでいるのは秋田書店制作部の荒木勝時さん。い、一体何事だ・・・
そんな荒木さんに関するエピソードが大日本印刷の人々から語られます。
あの人は深夜早朝関係なくやって来ました。
普通は正面玄関から入り、エレベーターで「生産管理部」がある事務所に来るまでなんですが、
あの人はトラックの配送口から入ってきて勝手にドンドン工場へ行っちゃうんです。
あの人が来ると工場内にアナウンスが流れました。
さすがにこの話は数十年前のことであり、今は管理強化されているため社員や関係者以外は簡単には出入りできないとのこと。
しかし管理の緩めな当時の話であるとはいえ、ここまで堂々と入ってくる人も珍しいんでしょうな。
怪獣でも襲来したかのようなアナウンスが危機感を煽り立てている感じがします。
その頃大日本印刷では「少年チャンピオン」「少年サンデー」「少年マガジン」他にも多くの漫画雑誌を印刷していたらしい。
どの雑誌もすごい勢いで部数を伸ばしていた頃で、24時間すべての輪転機をめいっぱい回してもギリギリの状態だったという。
そんな忙しい工場に現れた荒木さん。
もちろん目的はチャンピオンの原稿を印刷してもらうことである。
このままではチャンピオンの配本が間に合わないというが、それは『ブラック・ジャック』が予定までにあがらなかったためである。
なるほど。手塚先生の原稿の遅れがここに影響してきているという話ですな。
なので予定がズレた分、今刷ってくださいという荒木さん。空きの印刷機がないのにどう刷れというのか・・・!!
・・・止めればいいんじゃないかな?
ここのサンデー止めて、チャンピオン刷ってください。
な、何言ってるんですか!?本当に。
ある意味憧れてしまいそうなセリフであるが、なかなかリアルでは言えたセリフではないですよ。だから憧れるのか・・・!?
ともかく荒木さんが言うには、このサンデーは来週水曜日発売なのでまだ余裕はある。
ちょっと止めてチャンピオンを朝まで刷ってくれればそれで間に合う。
その後印刷ラインを再調整すればサンデーさんだって十分間に合うでしょ、とのこと。
なるほどー。っていやいや。予定組んでやってるんだからそのようなことを言われましても!!
機械が壊れたことにすればいい。輪転機は精密機械だからね。小さな紙クズひとつ入っただけでも印刷事故になっちゃうでしょ。
ギアがちょっとはずれたとか何とか・・・それで遅れたことにすれば・・・
それにさホントに・・・ホントに壊れることだってあるじゃない・・・困るよねぇ。大事になっちゃうよねぇ〜〜
誰かがいつのまにか砂をひとつまみ入れちゃったりするとさ・・・
笑顔で凄い脅しをかけてくる荒木さん。ヤ、ヤクザの手口や・・・!!
そんな荒木さんにはひとつの噂があったという。
"秋田書店の荒木さんはポケットに砂を持っている"と。
雑誌は間に合わせなければいけないんだ・・・!!
その確固たる信念のもと、硬軟織り交ぜた交渉を行っていたという荒木さん。
まあ実の所この噂は噂だけで、実際に砂を持って行ったりしたことはないらしい。
でも「砂入れるぞ」と言ったのは事実だそうな。ふーむ。冒頭の砂袋抱えているのはイメージ映像ってことでいいんですかね。
何にしてもその頃はホントに部数がのびてく時代で、輪転機を確保するのに死にモノぐるいだったという。
ずいぶん無理を言って現場の方には憎まれたと思いますよ・・・と荒木さん。そりゃあそうよ。
実際荒木さんの申し出は自分だけが得をして他は損ばかりという話でもない。
調整すれば後に回されたサンデーが間に合うというのも確かな話だろうし、業績的にはどこも損はしない。
損をするのは現場の作業員の方々でしょうね。予定狂わされて働き詰めとなって・・・そりゃあ憎まれても仕方がありますまい。
荒木さんは18歳の頃に上京。まずは印刷会社に入り営業として8年間いろんな出版社をまわっていたという。
秋田書店では「まんが王」「冒険王」を担当しており、1970年秋田書店に呼ばれて「制作部」に入ったとのこと。
"制作"というのは秋田書店から出ているすべての刊行物を予定通り責任を持って"もの"として作ること。"制作進行"が仕事です。
週刊誌作るのって印刷から配送まで8日間かかるんです。
今はだいぶ変わったけど、あの頃のやり方をわかりやすく言うとね・・・
1.漫画家から受け取った完成原稿に編集者がセリフの写植を貼る。
2.原稿を製版所に持ち込み、印画紙に焼いて亜鉛凸版を作る。
3.印画紙のコピーを元に、編集部でまちがいがないか校了する。
ここまでが編集部の仕事。そしてここからが制作の仕事となる。
4.校了紙と亜鉛凸版を印刷会社に渡す。
5.印刷会社がそれを紙型におこす(4ページで1枚)
6.それで円筒形の鉛版を作り、メッキをかけて強度をあげる。それを輪転機のドラムにはめこむ。
7.輪転機で紙に印刷。
8.印刷して折った紙の束(刷り本)を製本所で製本。
9.取次業者にトラックで配送。
そしてそこから全国の書店に運ばれ、発売に売られるのである。
沢山の人が関わっている制作の仕事。なのでこういったトラブルも起こり得る。
部数がとにかく伸びているから大日本印刷の社内だけでは製本が間に合わず、協力工場に下請けを出した時のこと。
そこはサンデーも手掛けていたのだが、たまたま少し残ったサンデーのページを学生アルバイトが間違えて混ぜてしまったという。
その結果・・・「少年チャンピオン」に「タッチ」が載る事態が発生したという!!
大阪の方で200部ほどその本が出回ったというが、今なら凄いプレミア物だったりするんでしょうなぁ・・・
トラブルとしてはある意味面白いが、制作の責任者である荒木さんとしては本当に悔しかったとのこと。それはそうでしょうな。
なのでミスがないかいつも心配で、いくつもの製本所をチェックしてまわったという。
少しでも曲がってるとすぐにやり直しをさせ、家に帰る時も必ず点検用に雑誌を1冊持ち帰っていたという。
そんな荒木さんがある製本所チェックしに行ったときのこと。
どうもその製本所、不渡りが出ていてもうすぐ倒産になっており、債権者が集まっているのだという。
責任者はチャンピオンの製本には何の問題もないと言うし、大日本印刷さんもここ2、3日は大丈夫だという。
って2、3日だけ大丈夫でもなぁ・・・
いや、荒木さんとしてはもっと緊急のことを考えている様子。
もし機械が差し押さえられて、発売日までに予定部数を製本することができなかったら・・・
今すぐ全部ひきあげます。製本手配してください。
大日本印刷さんにそう伝え、すぐにトラック数十台を手配して夜中に刷ったページを全部運ばせたそうな。
その製本所は後日倒産。「アンタ鬼だな」と言われたという荒木さんでありました。うーむ・・・
まあ、その2、3日で倒産を回避できるとは思えないし、荒木さんが潰したというわけではあるまい。
それでもその猶予期間中に体勢を整えたかったという人もいるってことなんでしょうな。
しかしまあ、発売日までに予定部数を製本できないと読者も含めて困る人は急増するわけでして・・・難しい話だ。
大日本印刷営業部の元・秋田書店担当者はこう語る。
荒木さんはとにかくフットワークの軽い人で、なにかトラブルが起きるとすぐに営業車で飛んできたという。
いつもウチの営業部のイスに座ってて、印刷の段取りにも激しく注文を入れてきたという。
印刷の予定は「生産管理部」が雑誌ごとに1か月の進行表を作り、それにしたがって工場は進行する。
しかし荒木さんは印刷の進行に詳しく、その進行表にも色々と口を出していたようである。厄介な人ですなぁ。
そんな荒木さんが語る一生忘れられない号の話。それは70年代のチャンピオン黄金期のこと。
1978年11月。年末売りの新年4+5号は前号の48万部増。250万部を刷ることに決まったという。
さすがに今までもいっぱいいっぱいなのにここからさらに48万部増は・・・さすがに頭を抱える話である。
日本一への挑戦といえば聞こえはいいが、それを達成するのは並大抵のことでは無い。
48万部といえば新しい雑誌を作るのと同じ部数。
当時は輪転機1台で1時間に1折約1万部しか刷れない。
活版256ページとすると32ページの折が8台。48×8で約400時間余計にかかることとなる。
制作は1時間約4千から5千部。約100時間増加。2トントラックに4千積むとして約120台トラック増加。
しかも年末は各社増刊も出るし、正月後も前倒しで作らなきゃならない。
恐怖ですよ・・・!!制作部の私にしたら・・・
・・・でも、「刷れません」は通らないんです!!
というわけで、自らも無理と思いつつも、大日本印刷に注文をしにく荒木さん。
日本一への勝負ということで説得し、やりくりの方法も一緒に考える。
その案から予定表を作ってもらい、全体的に進行を前倒しして輪転機をめいっぱい確保してもらう。
作業員も増員。協力工場にも発注をかけ、どうにかギリギリ何とか制作できる予定は組むことができたようだ。
しかしもし予定通りに原稿が入らなかった場合どうなるか・・・考えただけでも恐ろしい。
そうして12月中旬。新年4+5号最終校了日。
予想通りというか何というかまだブラック・ジャックの原稿はあがっていない。おいおい。
当然ながらもう待てないと大騒ぎする大日本印刷さんたち。
荒木さんは編集部に電話をかけ、編集長の壁村さんにあがりの見通しを確認する。
やってるよ。手塚描いてるよ。
いやそりゃあ、今描いてないよとか言われても困るが、やってるよとだけ言われましても・・・
荒木さんとしてはとにかく見通しが通らないと現場を押さえることができない。現状を教えてほしい。
そのように壁村さんに伝えるのだが――
荒木・・・お前、どっちの人間だ?
ヤ・・・ヤクザすぎるセリフや・・・
まあ、どっちの立場で喋るのかってのは組織人として確かにあることなのだが・・・これはさすがに。
というかよりにもよって壁村さんが口にした言葉なだけに迫力がケタ違いであります。
帰ったらくわしくお話しますから・・・とにかく今日の問題なんです!
迫力に圧されながらもそう告げる荒木さん。
オトシたくない一心で自ら手塚プロに乗り込んで現状を確認する。
自分が漫画家の仕事場に乗り込んだのは手塚プロだけだよと語る荒木さんでありました。
手塚番として張り付いていた青木さんに原稿完成までの予想時間を尋ねる。
あと8枚なので6時間。いや7時間とはっきりしない青木さん。
まあ適当な見積もりをするわけにはいかないし難しいでしょうなぁ。最終的に手塚先生がマルをつけないとあがらないわけですし。
残り4枚となったところで現状の確認を伝えに工場に戻る荒木さん。
あと3時間で必ずあがると言っているが果たしてどうなるか・・・
漫画家は漫画家で作品のために時間を読んでギリギリまで描き・・・
編集は編集で雑誌のために時間を読んでギリギリまでがんばる・・・
そして、「制作」というのは・・・"もの"としての雑誌を作る仕事です。
流れを見ている限り、落とすことなく作業に入れたということでありましょうか。
胃の痛くなりそうな待つだけの時間は終わった。しかしここからは"もの"を作るためにチェックして回る時間となる。
雑誌が出来上がり、トラックに積んで取次店への配本がスタートするまで安心はできない。
実際にその段階に来た時の荒木さんはやけに安心したというか穏やかな表情となっております。よかったよかった。
でも、すべての部数を作り終えるのはここから5日後です。
そしてこの時はもう次の号の印刷がはじまってるんです。
知ってました?できたての雑誌って温かいんですよ!!
さすがに黄金期のチャンピオンは有名作品が並んでいますなぁ。
35年前の話なのに表紙を飾っているドカベンとは一体・・・!!
漫画を作るのは漫画家だけでもないし、編集の力が加わるだけでもないというお話でした。
よく締切が近い時に印刷所を待たせてしまうという話はありますが、今回の話は本当に生々しい・・・
こりゃあ締切を守る漫画家さんも増えるのではないかと期待しちゃいますな!!
・3LDKの花子さん
芸能人ネタはその人を知っていないとかなり面白みが下がりますなぁ。
ロックとは一体何であるのか・・・
とにかく反骨精神が旺盛ならばロックなのだろうか。
せっかくだし締め出しでもしておけばぬらりひょん様も満足したのではなかろうか。ロックアウトだぜ!!
・ANGEL VOICE
前半30分。先制を許した市蘭は必死のディフェンス。
船学の素早い攻めに対抗するために、早めに予測して早めにコースを切るため動き回る。
その結果、10番の柏原から古川へ出されるダイレクトパスをカットすることに成功する水内さん。おぉ!!
さすがに成長著しい市蘭DF陣。船学の速さにも慣れつつあるようですな。
ダイレでパスを回すことは八津野もやってた。
だが船学のは八津野のそれより速くて小刻みで正確だ。
傍目にはオレたちが弄ばれてるようにしか見えねぇかもしれねぇ。それでも――
エリア内に持ち込むには何本ものパスが必要になる。その内の1本を止めればシュートは防げるんだ。
その脇坂さんの指摘の通り、今度は万代さんが船学のパスをカットする。
それもあの古川が出そうとしたパスをカットしたのだ。これは大きいと言えましょう。よォーし!!
今はとにかくクリアをくり返す市蘭。
どこかでキープしないと攻めに繋がらないという万代さんの指摘は分かる。
しかし今はできるだけプレーを短く切って、その都度守りを整えるやり方を選択する。
もう少し・・・もう少し守りが安定すれば、中盤の4人――
百瀬、山守、二宮、尾上のうち誰かが高い位置にポジションを取れるようになる。
そうなれば・・・更に高い位置にいる乾や成田にも繋ぐことができるはず。
焦っての攻撃よりも長期的な安定を見込んでの組み立てでありますな。
点差はまだ1点。ここで焦るよりは守備を慣れさせる方が有利に働くというのはまさしくその通り。
反撃のチャンスは――時間はまだまだある!!
その心意気で守備を固め、今度は脇坂さんがユゥエルのパスをクリアする。よい感じだ!!
徐々に攻撃に慣れてくる市蘭DF。応援団も大盛り上がり。
そしてここで校長の合図と共に会場が揺れるほどの歓声が響き渡る。
オーオーオー市蘭――!!
オーオー市蘭!!
八津野から丸パクリした市蘭の応援だ!!
まあ、参考にするものがあまりなかったわけだし、パクリもやむなしでありますかな。
伝統ってのはこういうところから生まれるのかもしれないとルカさんも言ってましたし。
それに何より、行っている市蘭の学生たちは皆真剣な様子である。これは嬉しいことでありますなぁ。
木崎「・・・怒るなよ天城。オレはこれでいいと思うぜ」
天城「ああ。オレも気にいった」
何だか可愛い顔で応援を聞いていた天城だが、怒るでもなくこう述べてくれる。有難いですねぇ。
というかもうすっかり市蘭側の人間のような風情を漂わせているなぁ、天城。
八津野式の応援を受ける市蘭。
それによってか市蘭の選手の背中に八津野の選手がいるかのように錯覚する船学イレブン。
いや、背負っているのは八津野だけではない。
美幕や習実。六原学館といった過去に市蘭と対戦したチームの姿も見える。
こいつら・・・千葉中のチームに想いを託されてるってのか?
打倒船学は確かに千葉中のチームの悲願でありましょうな。
自分たちが、という想いでいた者たちももちろんいましょうが、市蘭に想いを託した人たちも、もちろんいる。
その想いがあることを思い起こさせる大歓声。市蘭サッカー部もここまでの存在となったのでありますなぁ。感無量だ。
さてさて、後半までに守備が安定し、反撃の体勢を整えることができるのか。
もしかしたら同点のチャンスがやってくるかもしれないですし、期待することとしましょう。
・名探偵マーニー
嫌がる人に執拗に付きまとうスキンヘッドの男。
仕事のためだと言われてもこんな人にずっと付きまとわられては迷惑この上ないですわな。そりゃ思わず殴ってしまいますよ。
しかしそのパンチもまたスキンヘッドの男にしてみれば相手を知る重要な情報の一つでしかなかった様子。
もっと見せてくれ!アナタのすべてを。心の底まで・・・!!
なんか色々と危険な感じの人ですなぁ。
しかしどうやらこのスキンヘッドの人、役者さんであるらしい。
ロイドさんが見ている復讐もののドラマ「牙を折る」の準主演として活躍しているそうな。ほほう。
男臭い感じのドラマをパパァと並んで鑑賞するマーニー。相変わらず仲の良いことで。
そのマーニーの眼からしてもスキンヘッドの男の演技は本物にしか見えないぐらいに凄いとのこと。
男の名は連城三枝生。アダ名がカメレオン。
彼はまるで憑依されてるかのうようになりきってしまうタイプの役者であるそうな。ほう、それでカメレオンでありますか。
さて、そんな会話をした後日。
ロイドさんが受けた依頼は夫が行方不明となったという夫人からの捜索依頼。
その捜査対象こそ連城三枝生。何でも一週間前から帰ってきていないとのことである。ほほう、それはまた・・・
それにしてもロイドさんがテレビを見ていると事件に関係する人がよく映っている気がする。
まあ毎回被害者が映るわけでもないし、何かに使えるって話もないだろうが・・・
連城さんの奥さんから詳しい話を聞くロイドさん。
一月前、新作映画の準主演のオファーがあり、やる気になっていた連城さん。
その役作りに入り、だんだん家族を遠ざけるようになる。
そして一週間前、取材に行くと言って外出したきり帰ってこないのだという。ふーむ。
ちなみに奥さんはどういう役だったかは伺っていないそうな。なんでも難しい役だと家族に止められてしまうからだそうな。ほう?
主人は以前、病人の役をやるために自分に病原菌を注射して入院したことがあるんです。その時は本当に死にかけて・・・
なんと・・・そこまでするのか!!
そりゃあ憑依されたかのように役割を演じることができますわなぁ・・・
取材と言って旅行に行く人はいそうだが、この人の場合は本当に徹底的なまでに取材を行ってきそうで怖い。
ああ、冒頭で誰かに迫っていたのもその取材の一環だったのか・・・やっぱり怖いよぉ。
ヘタなことがあれば連城さんの命にかかわる。急いで調査を開始するロイドさん。マーニーもお手伝いを開始する。
まずはどういう映画かを調べようとするが、新作映画は思ったよりも大量に作られている。こりゃあ大変だにゃあ。
というわけで蛇の道は蛇。芸能界の繋がりというわけで塁さんに質問をしてみる。
塁さん夜中も食事による接待ですか?大変ですねぇ。
それはさておき、連城三枝生の新作は今やってるドラマ「牙を折る」の劇場版じゃないかとのこと。ほほう。
その情報を聞き、「牙を折る」のホームページから物語の概要を調べるマーニー。
二人の主役・・・刑事と弁護士で、二人とも妻を殺されて・・・協力と反発を重ねながらお互いが敵を探し出し復讐することを誓う。
ふーむ。復讐ものねぇ。役に浸りきって本当にやってしまうなんてことがないといいが・・・
その後、塁さんについて行き撮影所の人から話を伺うマーニー。
女子高生相手だとやっぱり話す方の口も軽くなったりするんでしょうかね。今回も有力な話を聞くことが出来る。
以前ドラマ制作の途中で監督の交代があったんだよ。制作側と監督がぶつかって降板させられた。体のいいクビだよな。
ふむ。そりゃあ色々と怨恨が生まれそうな話ですな。
その監督の名前は丸山次雄。ベテランだがあまりパッとした作品はない人らしい。
ただ役者を見極めるのはうまい男であり、連城さんことカメレオンを連れてきたのもこの監督であるとのこと。
今でこそ連城さんは実力からどの政策会社も使いたがるが、その連城さんを見出したのは丸山監督の功績といえる。
ふーむ。連城さんにとっては恩義のある相手といえるのかもしれませんなぁ。
連城さんのことを詳しく調べてみるとカメレオンの異名は伊達じゃないことが分かる。
体重増減や容貌の変化。奇行は山程あるという。
スキンヘッドなのも役割に合わせて髪型をすぐに変化するためなんですかねぇ。
役に合わせて太ったり痩せたり、果ては歯を抜いたりする役者もいるというが・・・連城さんもそういう人だったわけか。
5歳の子を亡くしてからその傾向はより加速する。
ドキュメント系などで、本人につきまとい相手を怒らせたりもしている。冒頭はその出来事だったんですな。
演技以外のことは大人しく、虫も殺せないような性格なのに・・・
連城さんのことを調べた結果、これから起こりうることについて想像を巡らすマーニー。
そしてある晩。覆面を被った男がナイフを片手に女性をつけ狙っている。
この覆面男はやはり連城さんでありましょうな・・・
今にも襲い掛からんとする覆面男。しかし張り巡らしたテグスに引っかかり、転倒する。相変わらずのマーニーのテグス芸だ!!
連城さんはすっかり復讐鬼のような目付きとなっている。
奥さんが心配しています。家に帰りましょうと説いても、オレの妻と子は殺されたんだと返してくる。
ふむ。すっかり役になりきってますな。それで仇として設定されているあの女性を狙おうとしたわけですが・・・
あの女の人がだれだかわかってるんですか?
アナタの出演しているTVドラマ、「牙を折る」のプロデューサーですよ。
「カリガリ博士」という映画があります。
ストーリーはカリガリ博士が薬を使ってある男の自我を失わせて、自分の思い通りの犯罪を行わせるというものですが・・・
アナタはまるでその男のようで・・・
役者として優秀で・・・優秀すぎたせいで、そこを丸山に利用されたんです。
丸山次雄は「牙を折る」の元監督だったが丸山が監督をしている間はドラマの視聴率も悪かった。
そこでプロデューサー直々の解雇。その後「牙を折る」は大ヒットを記録することとなったそうな。
丸山は自分の力だと叫んだが、だれも聞く耳はもたなかったという。
そして丸山はドラマの映画化の話を聞き、脚本を作り始めた。また「牙を折る」に関われると信じて・・・
しかしその内容はヒドイもので、あえなくボツとなったらしい。怒り狂った丸山が考えた復讐はカリガリ博士のそれと同じであった。
アナタという優秀な役者を使った遠隔犯罪。
方法は簡単で、丸山は正式に通ってもいない自分の劇場版脚本をアナタに信じ込ませ、アナタは彼を信用し役作りに入る。
その内容は妻と子を殺した犯人を見つけ復讐するという内容で・・・
その犯人は番組のプロデューサーにそっくりで・・・
丸山も殺人にまで至るとは考えてなかったと思います。とにかく番組が壊れてメチャクチャになればいいと・・・そう思ったんでしょうね。
真実を聞かされ、苦悩に頭を抱える連城さん。
慌てて救急車を呼ぶマーニーでありました。そしてそのまま連城さんは入院という形に・・・
役になりきることで現実までねじ曲げてしまう才能。連城さんもまた一種の天才と呼べる人なのかもしれない。
しかしその才能によって自身の世界が壊れそうになっている。皮肉な話だ。
こうなるとあまりシリアスな役はやらない方がいいのかもしれませんなぁ・・・
というわけで連城さんが受け持つこととなった今後の仕事は子供番組のお兄さん役。おやおや。
ドラマで活躍しネームバリューもあるし、子供たちにも好かれている。向いた人材であるようですな。
そしてその仕事の仲介に当たったのが如月アリアさん。何と・・・
マーニーは連城さんは報われるべき人であると述べている。
しかしよりにもよってアリアさんと関わらせてしまうとは・・・知らぬこととはいえ、面倒なことになりそうな予感。
というかアリアさんが制作に参加している子供番組って・・・メカニックの青田買いの場じゃあるまいな・・・!!
なんだか連城さんの今後が心配になる終わり方となってしまいました。うーむ。
・バーサスアース
仲間がやられた怒りに駆られ、攻撃態勢に入るハルト。しかしビゼリアは余裕の表情。
ゲトレー少佐もハルトを止めに入るが、遅い。
生成した剣を投げつける。ハルト。ビゼリアは何やら直前でバチバチと放電していたようですが・・・?
ハルトの剣とその放電がぶつかったのか、閃光が少佐たちの視界を遮る。くっ!
しかしハルトはビゼリアの生死を確認するよりも先に倒れたシェリカのもとへと駆け寄る。
血は流れ出ているし目も虚ろなシェリカ。それでも何とか喋るだけの意識は保っている様子。急げば治療も間に合うか・・・?
誰にも死んで欲しくない。もう二度とあんな思いはしたくない。
そのように考えるハルト。シェリカを抱きかかえて本部へ戻ろうとする。
が、他の面々はそれぞれに敵への対処に追われている模様。
全方位防御ということで盾を持つ玲央さん、ケイラン、ライツの3名がシェリカやコマンダーたちを中心に円の構えをとる。
くそ。煙で屋根の上が見えない。全方位に気を配れ!!
重力針スキャンは行っているものの、敵の姿は目視出来ていない。どこから攻撃が来るか分からない状況だ。
うーむ、やはり銀眼王と同様、人間形態の時は重力針も反応しないみたいですな。
ビゼリアならば背中の羽のようなものを出さない限りは反応しないといったところか。
反応ありました!!左35度、玲央さんの正面です!!
林くんの指示を聞き、そちらに防御を集めようと動くケイラン&ライツ。
しかし少佐の指示は全方位防御の維持。拠点防衛形態であった。が――遅い!!
飛来する複数の刃が実行部隊たちを切り裂いていく。
見る限り致命傷を負った者はいないようにも見えるが、シールドマン3名が負傷。倒れる結果となってしまった。
愚かな・・・怒りに任せ攻撃し・・・自軍を混乱にさらす・・・なんという思慮の浅さ・・・
とても我々と同じ力を持つとは思えない・・・哀れ・・・
いきなりハルトに対し挑発を行うビゼリア。
その羽にはぶら下がるかのように多数の刃が設置されている。ふーむ、羽に見えますが飛行用のものではないんですな。
というか、なんだか甲殻類っぽいデザインに見える。カニ、いやエビ系か?
それはさておき、ビゼリアの言葉に激しく動揺するハルト。
・・・オレのせい?オレが・・・不用意に攻撃したせいで、敵の位置がわからなくなって・・・やられた?
違う。オレ・・・オレは・・・オレはただ・・・守りたかっただけ・・・
気持ちは非常によく分かる。確かにうかつな攻撃ではあったかもしれないが気持ちは分かりますとも。
しかし結果として今仲間は窮地に陥っている。ここは思考を切り替えて動いてほしいところ。
実のところ、少佐の指示が逐一遅かったのも現状の問題となっているのではと思わないではないですしなぁ。
林くんを庇ったケイランの傷はシェリカと同様に重いらしく、この戦いでは立ち上がれそうになさそう。
他の面々はまだ動けそうな様子であるが・・・このままでは危うい。
林くんの盾を作ってくださいという指示に従い外甲盾を形成するハルト。しかし間に合いそうにない!!
マーベル!!
少佐の指示で動いたわけではないだろうが、ビゼリアの放つ刃に対抗するのはマーベル。
飛来する刃をスカルペルで切り払い、防ぐ。だが――
舞え御剣!!
どうやらビゼリアは意のままに外甲剣を操ることが出来る様子。
複数の御剣が舞い、マーベルに襲い掛かる。しかし、奇襲ならばまだしも目に見えている刃に対抗できないマーベルではない。
斬道捕捉!!五点迎撃(フラッシュ・ファイブ)!!
弧を描き、不規則な動きをする御剣。しかし的が大きく出所も知れている。
マーベルの剣線が打ち漏らすことなく、飛来する御剣を打ち払っていく。ほほう、カッコイイじゃあないですか。
この活躍っぷりを目の前で見せられちゃあ、さすがのハルトも見る目が少し変わっちゃう感じでありますね。
しかし迎撃されたビゼリアはまだまだ余裕の表情である。
クククク。愚かだ・・・
戦力差すら判らぬほどに、それとも判った上で刃向うか。
いずれにせよ、実に愚か!切り裂くだけが私の御剣ではない!!御雷!!
御雷剣(ミカヅチノツルギ)。
ハルトの剣を防いだ時のように放電を行うビゼリア。
御雷という表現は確か新宿のヘビ型深柱もしていましたな。この雷は本当に放電したもののようであるが・・・
とにかく、雷を纏った剣がマーベルのもとに降りそそぐ。
これは、さすがに切り払うことはできそうにないか・・・?触れただけで感電してしまいそうだ。
となれば今度こそハルトの盾で防ぎたいところであるが、どうも盾作らずに崩しちゃってるみたいなんですよねぇ。
思った以上に難敵のビゼリア。この状況を打破するのは誰か。
少佐の見せ場となるのか、ハルトが意地を見せるのか、はたまた第三者の介入があるか・・・
とりあえずハルトはシェリカを林くんなりイヨちゃんなりに預けた方がいいと思います。
・いきいきごんぼZ
信者と呼ばれるほど好きなのに寝坊したりギリギリになったりしている枷井。
親は起こしてくれたりしないのですかねぇ。
自分が興味を持っているものをみんなにも理解してもらいたい。その気持ちは非常によく分かる。
しかし上手いこと伝えないとその良さは伝わらないことが非常に多い。
上手く行った例などどれほどあることか・・・!!
それにしても、ハズレだったのを脚本のせいにするのはいかがなものかと思う。素人さんには通じませんで!!
改題はよりヤバイ方に行っているのに単行本は最後まで出ないのか、人間マン・・・
単行本が出ない・・・?くぅ。痛い所を突いてきやがるぜコンチキショーめ!!
・木曜日のフルット
パチ子もなかなか可愛らしいキャラではありませんか。
少なくともパチンコで散在している無職のキャラとして出されるよりは・・・!!
白川先生の周りは個性的な人も多いしキャラ創りには困らなさそうですね。
・総合感想
鉄塔の上に登ったり、ビルの端に立ったり座ったりと高い所から見下ろす人が多い今号。
まあチャンピオンですものね。高い所から見下ろすのも仕方がないってことですよ!!煙と何とかとかは言っちゃアカン。
さて、次号は真・餓狼伝が連載再開。
そして円山晃先生の読み切りが掲載。44号&46号の飛び石掲載なのだが読み切りと言っていいのかどうか。
最近はページ調整なのかこういう変則的な掲載が多くなってきましたなぁ。何にしても楽しみであります。
2013年 42号
・ブラック・ジャック創作秘話
ブラック・ジャック創作秘話ドラマ化記念ということで久しぶりに本誌に2号連続掲載!!
部屋でひとり机に向かうブラック・ジャック。その背中を見つめるのは2人のピノコ。
これぞふたりの娘が見た父・手塚治虫の姿でありましょう。
というわけで今回は手塚先生の2人の娘さんからのインタビュー形式となります。
長女の手塚るみ子さん。
父である手塚治虫はほとんど家にはおらず仕事の記憶はあまりないとのこと。
むしろ父の死後に仕事関連の方からいろいろ聞かされて初めて知ることが多いそうな。
幼い頃のるみ子さんは絵が描くのが大好きで父のことも自慢のお父様と思っていたらしい。
しかし中学生になるころには色々と反抗期が始まってしまった様子。
どうでもいいがこの学校の先生、微妙にカタコトな感じがして困る。
そして相変わらず睨みつける時の絵がやたらと力が入っていて怖い。
初めて授業をボイコットしたその日のうちに呼び出される母親。
母親はその夜、娘にこう述べる。確かに先生の方が悪かったのかもしれない――
それでもあなたが勝手なことをすれば、お父様の名前に傷がつくんですよ・・・
有名人の子というのは何かと大変ですねぇ。
醜聞だけではなく、何かと手塚治虫の娘だからという目で見られることとなる。
そんな環境に反発したくなる気持ちはわからないでもない。
とはいえ父のことがキライだったかというとそうでもなかった様子。
週に1度家に帰ってくる父。
とはいえ家でもやはり漫画を描いている父。その父の背中越しにおねだりをする娘。
どんなに多忙でも決していやがらずに話を聞いてくれる手塚治虫。家庭について思う所もあるんでしょうな。
クランボンの新しいクラリネットが欲しいというるみ子さん。
母親は学校のを使いなさいというが、おねだりされた手塚先生はアシスタントや担当などに評価を聞きまくる。
そして良いものだと判断したのか娘に買い与える。うーむ、頼りになる父親だ。
吹奏楽部の演奏会の時もちゃんと聞きに来てくれているみたいですしね。
しかしその存在が周りに知られたらその場は手塚治虫の評価で持ちきりになる。
自分の世界に父がきてくれたはずなのに、そこに漫画家の手塚治虫が現れてしまう。
普通の家族としての団らんを望めないというのは寂しいものがありますなぁ。
似たようなエピソードは次女の手塚千以子さんからも聞ける。
母とハデにやり合っていた姉と比べ、大人しい末っ子で母親っ子だった千以子さん。
逆に父親はやや近寄りがたい威厳のある人だったという。
そんな千以子さんが語るのは小学生の運動会の時のこと。
一度だけ運動会に父が来てくれたが、手塚治虫であることが知れてファンに取り囲まれてしまう。うーむ、寂しい。
長男の手塚眞さんは早くから映像作家としての才能を開花させていた。
そういった才能もなく、母とも対立しているるみ子さん。家に居場所がない状態だと感じていた。
自分の世界に父を呼びたいけど"手塚治虫"の世界に自分が入ることはイヤだったという。
気持ちはわからないでもないが家族写真に写ろうとしないのはまた何か違うような・・・
就職活動を始める、るみ子さん。
マスコミ業界を目指すがその業界は人気絶頂の頃。父のコネだけは使いたくないと自力で頑張る。
しかしなかなかうまくいかず――結局父に頼ることとした様子。
娘が就職するかどうかも知らなかったが、相談されたならばお節介なほどに動き出す手塚先生。
こうやっていろんな人に話を聞くことで自身の知識へとしている部分もあるのかもしれませんな。
何社か手塚先生の紹介で受けて見たものの、全部筆記試験で落とされてしまう、るみ子さん。
そりゃあもう少し勉強した方がいいぞと言われてしまいますわ。確実に恥かかせてるよ!!
まあ、その後は自力で広告代理店に就職が決まったみたいでよかったですけども。
手塚治虫曰く、ヌイグルミはお尻だね、とのこと。はぁ。お尻が可愛いんですか。
それで部屋中のヌイグルミを全部お尻側に向けてしまったりしてたと。なんかホラーだ!!
子供の頃から自分の居場所が欲しく、早くに家を出たかったるみ子さん。
話し合いの末についに家を出て暮らすこととなった。
明日引っ越すことを伝えるが珍しくまったく無愛想な返答をする手塚先生。複雑な心境だったのでありましょうな。
そしてるみ子さんにとってはそれが仕事をする父の背中を見た最後だったという・・・
奥さんと穏やかな日々を送っている手塚先生。仲いいですなぁ。
しかし奥さんにも娘にもお父様と呼ばれていたのか・・・ふーむ。
兄のように父に認めてもらいたい。そう考えて一心不乱に仕事に打ちこむるみ子さん。
しかしそんな折に病で倒れて入院する手塚先生。やつれた父の姿は衝撃的なものがありましたでしょうなぁ。
るみ子さんは病院の近くで話した母の言葉が忘れられないという。
あの人を・・・"手塚治虫"を死なせるわけにはいきません・・・!!
自分の夫というよりみんなの"手塚治虫"を守りたいという言葉なのだろうが・・・どうなのだろうかこれは。
まあ当人同士であればまた違ったことを言っているのかもしれないが、うむむ。
手塚先生がガンだったことは身内にもギリギリまで知らされていなかった様子。
それもあってか、いきなりバッサリ斬られたような心持ちとなったというるみ子さん。
父のことを知りたくて、父が自分のことをどう思っていたのかを知りたくて書斎を漁る。その際に見つけたのが手帳の記述。
1988年 10大ニュース。7位 るみ子家を出る。るみ子、あの女!言うことをきかない。
まあ当然ながらショックだったみたいですな。それでも7位だというのだからどれだけ激動の人生だったのかと。
私のことを考えてくれていた。そんなことすら嬉しかったというるみ子さん。
父の作品の中にも父を探す。例えば『ジャングル大帝』。
3世代にわたる親子のドラマだが、2代目レオの息子ルネが親に反抗してジャングルを出て都会へ出ていく。
そして挫折して帰ってくると父は死んでいた。そのラストシーンに自分を重ねたという。ふうむ・・・
『ブラック・ジャック』にも父はいました。
机に向かっているブラック・ジャックの背中・・・あれは私が見ていた家にいる父の背中でした。
なるほど。ここで冒頭のカラーに繋がるわけですな。いい話だ。
るみ子さんは父の死をきっかけに手塚作品をもとにした企画のプロデュース活動を始めたという。
そして・・・思ったんです。"手塚治虫"の世界に入るのは難しいけど、自分の大好きな音楽の世界に父を呼ぶことができれば・・・
それで手塚作品の音楽企画を制作しました!!時間はかかりましたが、ようやく父との正しい距離感を手に入れた気がします。
神様の家族というのも何かと大変なものですねぇ。
思春期のときなんかは特に思うことも色々とあったのでしょう。それが伺える話でした。
そして千以子さんの息子、手塚先生の孫もまた小さい頃から手塚作品を読んでいる様子。
はてさてどんな子に育ちますやら。楽しみな話でありますな。幼少期に火の鳥を読むと影響が大きそうだ・・・
・弱虫ペダル
1年生レースもついに決着の時。
最後のスプリントは"4人"で行われることとなる。
当初予想されたものよりはるかに熱い状態となり監督も満足そうである。
って相変わらずこの監督は時折しかでてこないなぁ。もっと指導してくださいよ。
残り200m。決死のラストスプリント開始!!
先頭は段竹。鏑木を従えてワンツーを狙うつもりの走りだ。
ここで出遅れるのは定時。登りでずっと兄を引いてきた疲れがさすがに出たか。
めいいっぱい引いて引いて引き倒した段竹の後ろから、鏑木特急発射や!!
さすがに長く走っているだけあってコンビネーションは完璧といえるチームSSの2人。
このままオレたちの独走だと述べる鏑木だが・・・それは早計というものである。
スプリントは苦手だといっていた杉元。
でもそんなものは克服するともいっていた杉元。その杉元が唇を噛みしめて激走している!!
・・・!!ふめ一差!!オレのことはいい。ふめェ!!
定時のアシストもなしに段竹を抜き去る杉元。
そのスプリントの持続時間は長い。ロングスプリント!!
おまえの得意はロングライド――杉元・・・おまえは最後のスプリントまでロングなのか!!
最高速度では及ばないかもしれない。しかし長い時間スプリントを続けることは出来る。
だからアシストがなくても一人で最後まで自分に出来る最高のスプリントが続けられるのだ!!
最後は力になることが出来なくてごめんと謝る定時。
しかし杉元は心の中で定時に礼を言う。さらに――
ありがとう定時。おまえが引いてくれなかったら峰ヶ山で追いつくことはできなかった。
ありがとう今泉。あの時おまえが背中押してくれなかったらボクはレースをあきらめていた。
ボクは何もしてない。まだ何もしてない。だから、この1着をとるよ、ボクは!!
ついに先頭を走る鏑木にまで並ぶ杉元。
のこり40m。いよいよこれで勝負に決着がつく・・・!!
"このレースの中でオレ様が一番速い"それを証明するのがこんなに大変なのか。
このトナリ走ってるこの人何者だ。早く落ちりゃいいのに何でついてきてんだ。
どこまで耐える気だ。あのラインまでか。
混乱してますな鏑木。やはりこういうレースで追い込まれたときのメンタル面はまだまだであるか。
もはやゴールラインは目前。あと少し・・・
杉元「くああ!1着をとれるなら全てを捨ててもいいいいい!!」
鏑木「ダメだ。オレは小野田坂道を超える男なんだ!!」
杉元「ボクはろく・・・6人目になるんだ!!」
足を震わせゴールにまでたどり着く杉元。最後はハンドル投げ!!これで最後の距離を詰める!!
が・・・ゴールラインを超えた時に天に向けて指を突き上げたのは鏑木。
勝利の咆哮。確かに後ろから見ても鏑木の方が速かったのは分かってしまう・・・無念。
ゴールしたところでついに力尽き、横転する杉元。
慌てて車から降りて駆けつける部員たち。杉元は息を荒くしながらやってきた部員たちにこんなことを言いだす。
か、感触あった・・・!最後ゴールする時、下向いててわからなかったけど。
ボク・・・1着・・・1着とりましたよね。
ったァァ!これで出れる!出れるよインターハイ!やったァァ!やったよォォ!!
どうやら鏑木の雄叫びすら聞こえていなかったらしい杉元。
そこまで全身全霊を振り絞ったと言うことなのか・・・さすがにレギュラー陣も息を飲んでいる。
そのハシャグ杉元を抱き寄せ、がんばったなと声をかける今泉君。
うむ、今はそう言ってあげるしかないでしょうな。頑張ったよ杉元・・・本当に・・・!!
凄く無念の2位でありました。よもや杉元がここまで成長するだなんて誰が思ったのやら。
正直鏑木も段竹と組まずに1人で走っていたなら及ばなかったのではないだろうか?
コンビを組んでギリギリ勝利で誇られましてもな・・・いや、杉元も途中は弟とコンビ組んでいたけども。
結果としてワンツーはならなかった。
となれば手嶋さんとの例の約束は無効と考えてよいのではないだろうか。
今後2、3年と一緒に走り最終的なレギュラーメンバーを定める流れとなるのでしょうな。
その時こそ杉元には勝利してほしいものであるが・・・どうなることか。
どうでもいいが、鏑木と並んだ時の杉元。く、まぁあ!!とかそのタイミングで叫ばれても困る。何がクマーか!!
さすがに盛り上がる流れの問題があったのでそこではかかずに最後に感想持ってくるしかなかったよ!!クマァア!!
・毎度!浦安鉄筋家族
伝言ゲーム。春巻から一気に人が飛んでいるような。いや春巻ならばあるいは!?
やはり話の上手い男はモテますよね。間違いない。
ノブの雑学王子っぷりや話の聞き上手っぷり。普通ではない。普通のホスト以上や!!
・実は私は
思わぬ流れで葉子さんと一室に2人きりとなる朝陽。
まったく、おとんはいい仕事しますなぁ。絶対に望んでいない流れだったでしょうけども。
若く健全な男女が女子の部屋で2人きりで一番を過ごす。
何事があろうとなかろうと色々と噂になりそうなシチュエーションであります。
まあ、基本的に純情な2人。朝までにおとんが寝れば大丈夫だと結論付ける。あんな酔ってたし絶対寝る!!
その言葉のとおり外から聞こえてくる大きないびき。ぐぉぉおおおおお。なんだか悲鳴にも聞こえるな。
ともかくこれでドキドキの状況は終了。
かと思いきや、おとんが扉に寄りかかって寝ているものだから扉を開けて外に出ることができなかったりする。
閉じこめられた。ということは、親父さんが朝になって起きるまで結局2人きりという流れに・・・
うーむ。本当、このおとんはいい仕事しおる!!グッジョブ!
この部屋は吸血鬼らしく日光対策がされており窓は無い。
出入り口は扉1つしかないのにそれが塞がれている。こりゃあ大人しく過ごすしかありませんなぁ。ニヤニヤ。
自分のおとんが迷惑かけたと朝陽に謝る葉子さん。
そのおわびといったらなんやけど、黒峰君寝るときベッド使って?
私どこでも寝れるしと付け加えてそんなことを言いだす葉子さん。いやいやそういう問題では・・・!!
さすがにそれはドキドキが凄すぎて眠れなくなってしまいますよ。さっきまでの親父さんの横とは別のドキドキだ。
なので自分が床で寝るから。そんなの申し訳ないしと断る朝陽。
そんな気ぃつかわんでもと思った葉子さん。ならばと思いついたことをそのまま口にする。
・・・あ。それなら一緒にベッドで寝れ・・・
言葉の途中で気付き、赤面する葉子さん。さすがにその発言は言う前に気付こうぜ。
考えなしに言葉が先んじてしまうのはアホの子と呼ばれる所以か。さすがにアナザルと同レベルの分かりやすさ!!
お互いドキドキしながらあたふたと雰囲気を変えようと動き出す2人。
そんな様子を何故か屋根の上で一杯ひっかけながら千里眼で眺めている茜ちゃん。
隣には白神母の姿もある。母も茜ちゃんと呼ぶんですな。気安い感じでよろしい。
そんな白神母に向けて茜ちゃんは言う。さっきからキサマの娘が部屋に閉じこめられとる。黒峰と一緒にの、と。
それを聞いて慌てる白神母。そっ・・・そんな・・・
白神母「そんな面白そうなことどうしてすぐ教えてくれないの!?独り占めっ!?」
茜「・・・キサマもいい性格しとるのぅ」
なんとなくわかってはいたけどやっぱりこんな性格でありましたか。
まあ父親が堅い感じだし母親が開放的というか、応援側に回るのはバランス的によい話ですわな。
応援側というより面白がる側、茜ちゃん側っぽいのがアレですが。
学生時代の頃から成長していないと言われる白神母。どんな学生だったのか興味ありますなぁ。
角を掴むことで茜ちゃんの千里眼を共有できるようになるらしい。便利な力だ。
そうやって見えたのは、部屋の中で2人並んでアルバムを見る男女の光景。
ふーむ、アルバム閲覧とは恋人が来た時の定番イベントじゃありませんか。
昔っから獅穂さんにイタズラというかセクハラされている葉子さんが可愛らしい。
しかし吸血鬼って鏡や写真に写らないという話はありますが普通に写っておりますな。
うん。なんか写真写り悪いけど・・・
ハーフなら写りが悪いぐらいですむのか・・・まあ学校生活を送るならそれぐらいでないと不便ですわなぁ。
ますます純粋な吸血鬼である白神父がどうやって学校のイベントをこなしてきたのか気になってしまうぞ!!
まあ、大抵のことなら茜ちゃんが何とかしてくれそうではあるが。
並んで座る朝陽と葉子さん。
葉子さんは何だか口数が少なく、なんだかいつもと違う感じ。
ときどき当たる肩とかを思いっきり意識してしまう朝陽。やあ、やっぱりドキドキなシチュエーションですねぇ。
そしてついに葉子さんが頭を朝陽の肩にもたれかけるようにしてきました。
これは・・・!!きたのか!?きおったわ!!これじゃ、これを待っとったんじゃ!!茜ちゃんテンション上がりまくり。
でも残念ながらそういう話ではなさそうだ。さすがに母は感づいている。そう、単に眠ってしまっただけだった!!
なんであの状況で寝られるのだあのアホはっ!!
朝陽と同じくらいにドキドキしていたはずなのに・・・場馴れしてしまう体質なのだろうか。
茜「キサマの娘はどれだけ無防備なのだ!?アホか!?アホなのか!?」
白神母「アホなのよ・・・」
両親公認のアホっぷり。こりゃあ手が付けられないですな。
母曰く、誰かさんが過保護すぎて免疫ないとのこと。
母や獅穂さんのような人が周りにいるならもう少しなんとかなっててもいい気はするんですがね。
茜「・・・全く、仕方あるまい。教育者として私が少々手を貸してやろう」
白神母「のぞき見する教育者はアウトでしょ」
いやまったく。しかしこの2人、お互いにやれやれと呟き、それぞれの発言をツッコミんでいる。なんだか面白いコンビだ。
半分寝てしまっている状態の葉子さん。朝陽としてはもう寝たら?と勧める。
それに対しまだまだ飛び跳ねるほど元気やしと答える葉子さん。鼻ちょうちん膨らませながら言われましてもな。
そしてその言葉を受けるように、何故か畳の一部がバネ仕掛けとなって葉子さんの体を跳ね上げる。ビョン。
茜「ふん。スマートだろう?」
白神母「茜ちゃん・・・スマートって意味はね・・・」
茜「わかっとるわっ!!」
仕掛けの見た目はさておき、それで生じた効果はバツグンである。
飛び跳ねた葉子さんが朝陽に圧し掛かり、押し倒したような状態となっている。
何か色々当たって白神の感触が、白神の体温がっ!と混乱の朝陽。むにー。
くくく・・・文字通り急接近だ。どうする?鈍感吸血鬼よ。
どうするも何も全く気付かずに眠っております。本当、大したものですよアホの子というのはなぁ!!
一人だけドキドキMAX状態になっている朝陽がむしろ不憫に感じられてくる。
せっかく酒の肴にしようとか考えていたのに、茜ちゃんの思惑も外れまくりだ。
ちなみに酒かと思ったら茜ちゃんが飲んでいるのはかき氷のシロップだとのこと。そんなのそのまま飲んで大丈夫なのか!?
もちろん状況に気づけば葉子さんも赤面、ドキドキの状況になる。
にもかかわらずすぐに眠くなってしまう葉子さん。本当、危機感がないというか何というか。
過保護すぎた結果かもしれないが、現状はむしろ周りが保護しないと危ないんじゃないかとすら思える。
くくく・・・こうなれば私も意地だ・・・見ておれ!!
保護するどころか教育という名目で接近させようとする茜ちゃん。
その力を使い、白神家を傾かせる。文字通りの意味で。ていうか浮いてるよ!!
後で全て戻してやると言っているが土台から切り離されているのにちゃんと戻せるものなのか・・・!?
まあ魔法みたいなものなら完全復元もできなくはないか。いやそれができるなら紅本先生の車をだな・・・
それはさておき、だ。
傾きに流されて今度は逆に朝陽が葉子さんを押し倒しているかのような状況となっている。
どうにか腕で支えているものの、その顔と顔は息がかかりそうなほどに近づいている。
さすがに葉子さんも真面目な顔で赤面。
何これ・・・?どうなっとん・・・?夢・・・?夢かなぁ?なんか傾いとるし・・・
ドキドキのシチュエーションは最高潮。
このまま朝陽の理性に限界が来るか、それとも傾きに負けて朝陽の腕が限界となるか。
あるいは私たちの腕の限界が先かだの・・・!!
建物を傾けたので屋根の上にいる2人は落ちそうになっている。当然だ。
なので腕の力で落下に耐えている2人。こりゃあすぐに限界は来ちゃいますよね!!何してるんだか!!
というか白神母はともかく茜ちゃんは空ぐらい飛べないのだろうか。前浮いてたりしてたような。
まあ、建物浮かしている最中だし別の力を行使するのは難しいのでしょう。たぶん。
というわけで傾きを戻す茜ちゃん。腕の限界の問題はなくなったようですな。
しかし傾きが直ったとしても以前接近したまま。夢のようなシチュエーションはそのままであるぞ!!
なーんや・・・やっぱり夢かぁ――・・・
寝なおしちゃったよ!!やっぱりかよ!!
これは最早どんなシチュエーションを用意しようが無駄なのではなかろうか。茜ちゃん涙目。
茜「もう襲え!!襲ってしまえ黒峰朝陽!!」
白神母「そうよ!!もう何されても起きないわよその子!!」
母まで同調してきた!?どうかとは思うが気持ちはわからなくもない。
そんなもんだから朝早くから2人にこのヘタレっ!!と叫ばれる朝陽。不憫なことでございます。
吸血鬼すぐ寝る!!
お腹がすぐ空くだけじゃなくて眠くなったらすぐ寝ちゃうんですなぁ。欲望に忠実というか何というか。
そういえばお弁当を前にした時もあの行動だったし、我慢が効かない子なんじゃなかろうか。
人間の三大欲求と言えば残るひとつはアレですがどうなのだろうか?他の2つに侵食されてしまってる気がしないでもないな。
そういえば家が傾いた時おとんはどうなったのだろうか。
逆側に滑っていればそのまま部屋から脱出できたのかもしれない。まあ試さなければ分からないことか。
そして葉子さんはそのまま壁にもたれかかったまま眠ったのだろうか?朝陽はベッドに運んだりしなかったのだろうか?気になる。
まあヘタレで何も間違いは起こさなかったのは間違いないようですがね。
むう、間違いなく間違いを犯さないとはこれいかにな言葉でありますな。
少年誌だしこの流れは仕方がないが・・・ヒロイン側がここまで外してくるというのも珍しい気がする。
こうなると朝陽の方で何とかするしかないのだが、やはりヘタレだしなぁ・・・うーむ、この関係は長引きそうである。喜ばしい。
・ペーパーブレイバー
情報量は100円ととにかくお安い壱金。しかしそれすら渋られるとは。
しかし確かにその格好で腕ひしぎはいかがなものであろうか。どういうサービスだ。
金のシャワーでビクンビクンとなる壱金。
前回お金のお風呂とか怒られるのかなとか思ったがこれはそうでもない?
魔王はまだキャラが読めない感じですなぁ。姿も出てないのでは仕方がないか。
でも一応自分が勇者倒さないとという使命感みたいなものはある様子。
うーむ、魔王の役目は倒されることぐらいしかなしい、勝つつもりなら自分で行く必要ないと思いますがねぇ。
しかし壱金とのなんなんだ貴様というやりとりは何だか面白い。本当になんなんでしょうね。
なるほどー。ON/OFF設定という発想はなかったなぁ。
それを聞いて喜ぶ3人の姿が何だかおかしいというか微笑ましいというか。
ヌルヌルだったビカリさんもついにやる気を見せてくれるみたいですね。
どれぐらい努力が続くかはわかりませんが、とりあえず目出度い!!
・バチバチBURST
千秋楽、幕内土俵入り前。幕下以下の優勝決定戦はこの時間に行われる。
客の入りも凄く満員御礼。熱気もこれまでとは段違いである。空気に呑まれる力士もいるのではないだろうか。
大丈夫・・・鯉太郎はこの雰囲気の中で一度、序二段の優勝決定戦をやってますから・・・
その通りだけどあの時は白水さんとの戦いということで周りの雰囲気なんて気にしてる余裕が無かった時ですからねぇ。
とはいえ鯉太郎は前相撲の時から凄い観衆の罵倒に晒されたりしているわけだし、今更どうにかなったりはしないわな。
では鯉太郎以外の他の面々はどうであろうか。
優勝決定戦に名を連ねた力士の一人、宮ノ浦部屋の闘海丸つよしは落ち着いた感じ。
隣で仲の良さそうなメガネが慌ててくれるので逆に落ち着けているのかもしれませんな。
そんな闘海丸たちは名の売れた連中に対して敵愾心を露わにする。
闘海丸「見てろ・・・王虎だろーが、鮫島だろーが、天雷だろーが、正面からブッ潰してやる!」
メガネ「みんなイケメンだもんね〜闘海丸君モテないからな〜嫉妬もするよね〜・・・」
プププと笑うメガネを追いかけ回す闘海丸。なんか微笑ましい奴らでありますな。
しかし鯉太郎もちゃんとイケメン枠として認識されているんですなぁ。
天雷は腕の様子を確認している。どうやら痛み止めを打たねばならないほどらしい。
一瞬で終わらせれる相手ならともかく、強者揃いの優勝決定戦では厳しそうですなぁ。
負けはしないさ。とくに一度辛酸を嘗めさせられた相手には・・・
さすがに意識の高い天雷。さてさてどうなりますか・・・
黙々と控室の柱にブチカマシをかましているのは鏡川部屋の岩の藤要。
頭のコブが示す通り正面からのブチカマシが得意な力士の様子。フフ〜〜ン・・・
同じく柱を叩いてウォーミングアップを行うのは石川。
怪我もないし、とにかく万全の状態で全力を出すだけという構えですな。
そして鯉太郎。
控室にはおらず、廊下に座り込んで集中している。
常松の声を受けて立ち上がるが、その気迫に思わず気圧される常松。
うーむ、しっかり敬語になっているし弟弟子っぽくなってるなぁ常松。
何か声をかけようとするのだがかけられず俯いてしまう。そんな常松に声をかける鯉太郎。
おう・・・しっかり見とけ。
この場所は兄弟子の姿をしっかり見ておけと空流親方も言っていた。
自身が兄弟子の背中を見て育ったこともあり、鯉太郎もまた弟弟子に自分の姿を刻み付けようとしているのだろうか。
もちろんそれは常松だけではなく大吉にも当てはまる。
大分まともになりつつある大吉だが、ここからさらに精進するようになってもらいたいものである。
さて、幕下優勝決定戦がいよいよ開始されます。
どの力士も雰囲気に呑まれることはなく堂々とした様子。
最後に少し遅れて現れたのは王虎。主役らしく遅れて登場って話ですかな?
まあ実際観客のボルテージは王虎の登場でさらに上がっている。
とはいえ先日の取組のおかげで非難する声もやはりでてきている。仕方のないことですな。
そういう目で見ようと思えば王虎は隙だらけですからな。入場の時点で既に目付きがヤバイ!!
観戦している虎城親方の所に集まってくる空流親方と新寺親方。
この3人の解説も含めた感想は中々楽しみでありますな。
幕下以下での優勝決定戦では同点者が6名いる場合、番付も本割での対戦も考慮せず、
まずはクジ引きで東西に振り分け3組の対戦を決める。
いわばまずはトーナメントのような形になり、勝者3名を決める。
そして勝ち残った3名はさらにクジ引きで対戦順を決め、先に2勝した者が優勝となる。
これまで2日に1度で行われてきた取組を、ここでは少なくとも3番連続で行わなければならない・・・過酷なルールなのである。
そんな過酷なルールのもと、最初に決まった組み合わせは以下の通り。
鮫島 × 岩の藤
天雷 × 闘海丸
石川 × 王虎
むむむ、この組み合わせは・・・!!
割と勝敗が見えている組み合わせじゃなかろうか。
いやでも、天雷の怪我の具合によっては闘海丸にもチャンスが、つよしにもチャンスが・・・!!
まあ怪我が悪化するとしたら初戦以降の気がするしなぁ。さすがにムリか。
それよりも気になるのは石川と王虎である。
教習所での因縁や、鯉太郎に敗れた食いカス呼ばわりされた因縁がある石川。
敗れても腐らずに前向きな姿勢で強くなってきた石川。その精神は王虎にどのような影響を与えるのか。
ひょっとしたら大物食いを果たす可能性もなくはない。かもしれない。
ただ前回死亡フラグかと思えるような雰囲気を作り上げてしまったのも事実である。
壊されることのないようにしてほしいものであるが・・・とにかくも注目の取組でありますな。
・錻力のアーチスト
いきなり廊下で先輩からヘッドバットの洗礼をもらう清作。
清作がヤワというわけじゃない。この弐識という先輩が強靭なのだ。
清作「俺は自分の居場所勝ち取るためなら、先輩相手でも退く気は無いッス」
弐識「じゃあ、その高い鼻グラウンドで潰されても文句はねえな」
ふむ。いきなり睨まれてしまった様子ですな。
まあ清作の性格なら遅かれ早かれこういう状況にはなっていたか。
廊下で派手にやらかしている清作に話しかける坊主頭の男子。
リスザルみたいなヤツと評されるのは江北シニア出身の栗原厘。なるほど栗っぽい感じだ。
地味な感じの子らしく、一度対戦はしたものの清作は覚えがない様子。
けど僕はよく覚えてるなあ。清作君のホームラン。
僕じゃ到底届かない。打球見ながらそう思ったもん。相手のホームランだったのに、不思議と気持ち良かったなあ・・・
味方よりもむしろ相手の方に感嘆してくれる人がいたというのは皮肉な話である。
そのように語る栗原に、届かねえなんて簡単にあきらめるなよ。近付こうとしなきゃ前にも進めねえんだぜと返す清作。
ぶっきらぼうではあるがなかなかよい返しですなぁ。
清作たちが通うこととなった神奈川県立桐湘高校。
野球部は創部60年で甲子園出場は春・夏1度ずつ。神奈川は私学が強いのもあって最近は目立った成績を残せていない。
しかし去年の夏の県予選。元々のチームの守備の堅さに加えて、一振りで試合の流れを変える四番の弐識先輩の爆発力が合わさる。
その結果、公立校で唯一ベスト8まで勝ち上がったらしい。ほほう。
さすがにアクの強いスラッガーと称されるだけあり、弐識は1年の時から四番打者だったんですなぁ。
・・・だから今年は去年の県予選ベスト8以上。
ううん――夏の甲子園出場を目指して、先輩たち気合入ってるんだよ・・・!!
何だかんだで甲子園を狙えるチームではあるわけか。それは良かった。
新入部員である1年生を並べ、代表として副キャプテンの宇城さんが挨拶をする。おや?キャプテンはどうした?
去年の夏の予選の後、3年が抜けてからは戦力が落ちて秋の大会では成績を残せなかった分、
今年の夏に全てをぶつけるためトレーニングを重ねてきた。目指すなんて言葉に甘えずに、目標のためにひたすら勝ち続けるだけだ。
さすがの意識の高さでありますな。甲子園出場。上っ面の言葉だけではないということか。
新入生は14人。それぞれ自己紹介を開始する。
出身や名前。ポジションの希望などが述べられる。ならばといきなり四番希望!とブチあげる清作。さすがだ。
弐識はこの発言を笑って流す。
かと思いきや今日は俺が指導してやるぜと睨みだす。メッチャキレとる!!ハハハ。
弐識1人じゃ危なっかしいということで穏健そうなメガネ先輩である2年の喜多さんも1年の指導に加わることとなった。
打ちてえ。バット振りてえ。弐識の前でホームランブチかましてやりてえ。
ウズウズが抑えきれない様子の清作。分かりやすい子だ。
そんな清作に神奈川の夏の県予選は何校出るか知ってるかと尋ねる喜多さん。
知りませんと答える清作の顔が何ともバカっぽい。実際バカの可能性も高そうだがどうなのだろうか。
参加は190校で甲子園に行けるのは優勝した1校。つまり夏の暑い時に最大7試合勝たなきゃいけない。
レギュラーを掴むためにも試合を戦い抜くためにも体力づくりが必要だ。しんどくてもついてこいよ。
そのように語る喜多さん。しかし清作はその言葉に不満がある様子。
体力つけるなんて投手だけでいいんじゃないスか・・・?
俺は打撃の練習したいス。四番希望なんで。
本当に挑戦的な男でありますなぁ。
しかし野手だって動き回るのだし、ある程度の体力は必要になると思うんですけどね。
なので反論しようとする喜多さん。それを制し、今日の練習中、何か1つでも俺に勝ったらテメーの好きにさせてやると述べる弐識。
バカにはクチで説明したって時間のムダだ、とのこと。そうかもしれませんな。
・・・余裕カマしてられるのも今だけだ。
弐識の圧力で仰け反り、面白いポーズになりながらそんなことを思う清作でありました。
まずはアップということでランニング。
いきなりスタートから飛ばしてブッちぎろうとし出す清作。ムチャする男だ。
そんな清作にあっさりと追いつき、そのまま追い越していく弐識。
力入れていないような走りだというのにクソ速い!!
マラソンランナーに必死でチャリこいでも追いつけないというイメージであります。何か可愛い構図だなコレ。
基礎の体力がケタ違いだってのかよ・・・!?クソッ。脇腹痛ェ。クソッ。
アップが終わる頃にはすっかりへたばっている清作でありました。やはり飛ばし過ぎか。
しかし先を走っていた弐識は息も切らしていない。うーむ、怪物め。
しかし地ベタに這いつくばるのは2度とゴメンだと考える清作。まだまだと立ち上がる。
続いては筋トレ。輪になって腕立て伏せを行う。
中央には喜多さんを背中に乗せて片腕立てを行う弐識の姿。レスラーかお前は。
どうやら持久力だけじゃなく、筋力も圧倒的な差があるらしい。まあそれは廊下でハジキ飛ばされた時点で分かろうものであるが。
このように基礎の体力づくりは続く。
ほとんどの1年生がへたばり、地面に転がる中、先輩方は余裕そうな表情。
夏のクソ暑い中を戦い抜くためには体力は絶対に必要なんだと説く。
投手に連投させんなとか練習量多いのは流行んねーとか、うるせえヤツもいるけどよ。
こっちは好きでやってんだ。体に悪いモンが美味いのと一緒だ。
自分の夢のためにイカレられるなんて最高だろーが。ゴチャゴチャ言うヤツは体力と根性でねじ伏せる。それが桐湘の野球だ。
前時代的な泥臭さといった感じだが、それもまた良いんじゃないでしょうか。
本番で体壊すことになるぐらいなら練習で削って養うぐらいの方がいいってものである。
特に夏の高校野球は厳しい日程で行われますからなぁ。桐湘の去年の夏も例外ではなかった様子。
桐湘のエース之路さん。4試合を1人で投げ切った投手であるが、さすがにこの暑さで体力に限界が来ている様子。
之路先輩の球、そんな気安く打ちやがって。体力さえ満タンならテメーらごときに打てる球じゃねえのに・・・
1人がヘバればそこを狙われる。チームのためにも体力をつけなければならない。
改めてスタミナの重要性を思い知らされ、鍛え直すこととした桐湘。
しかしチームのためにと言われてもピンとこないのは清作。
倒れた時助けてくれるヤツなんか、俺にはいなかったスよ。
自身が周りを拒絶していたためとはいえ、やはりチームメイトには恵まれていなかった気がする清作。
そんな清作にこう述べる弐識。
桐湘は即戦力がゴロゴロ入ってくる私立とは事情が違うからな。テメーら自身があきらめねえ限り戦力外だと見限るつもりはねえ。
それに、俺は高校ナンバー1の打者になる男だ。
お前が倒れても猫つまみ上げるみたいに片手でラクに引きあげてやる。お前のまわりにいたザコと一緒にするなよ。
確かに。清作に必要だったのは同格以上の相手だったのかもしれませんなぁ。
いざというときに助け上げてくれる人がいなかった。それは不幸なことである。自業自得の部分も強いのでアレですが。
いずれにせよ、弐識には何を言っても何をやってもかなわないのかと思い出す清作。
それでも打撃だけは――その想いはまだ残っている。
1年が休んでいる間、少し打ってくるという弐識。
喜多さんは皆、耳を塞いでおけよと忠告するが、それを聞かず弐識のバッティングに見入る清作。
筋肉が軋み、派手な音を立ててボールを捕えるバット。
その鳴り響く轟音は離れていた清作の三半規管――いや、脳そのものを揺らす。ぐわん。
打撃音で人が倒れる。一体どういう現象なんだ!!
弐識が凄いのか清作がすぐ倒れてしまう子なのか。2人合わせた芸ということなのか。
実際、毎回倒れるぐらいの轟音を立てられていたのでは、間近で聞かされる捕手と主審はたまったものじゃありませんしなぁ。
やはり清作の耳が敏感すぎただけであろうか。
さすがにここまでされると負けを認めざるを得ない清作。だがタダで負けを認めるつもりもない。
弐識敏。俺はこの人以上になってやる。
見上げたツラは八子の野郎みたいに気に食わねえけど。
倒れながら揺れるアタマで見た打球は点滅をくり返すホタルみたいに頼りないけど。
鮮やかで追いかけたくなる。確かな光だ――
この人以上になってやる。この言葉を聞く限り、微妙に敬意のようなものも生まれてきている感じがしますね。
これは割と早い段階で更生する目も出てくるのではなかろうか。
そしてまた、そんな弐識も敬意を表していそうな男が桐湘に存在する。
3年。キャプテンである之路拓人。
どうやら挨拶も副キャプテンに任せて1人でずっと体力をつけるための走り込みを行っていたらしい。
去年の夏は途中でマウンドを降りてしまったからな。今年の夏は立ち止まるわけにはいかなんだよ。
何!?過去形!?というか訛ってる!?
いやまあ脱字なんだとは思うけども。いかないんだよと言いたかったんだろうけど。またえらい抜け方しおるなぁ。
何にせよ魅力的な選手が集っている様子の桐湘。
他にも印象の深い選手が出てきてくれることに期待したいですな。
之路さんが多少は楽できるぐらいの投手が1年から出てきてくれると嬉しいが・・・さすがにそれは望み薄か?
・雨天決行
学園の面々の活躍で桐沢村の死人たちは一掃された。
しかしTVで紹介されただけに、一度その村を訪れようと考える一般人はそれなりにいる。
モヤのかかった道を飛ばす1台の車。
その眼前に広がるのは土砂崩れで通行不能となった道。こりゃ危ない。
気付かずにそのまま進んでいたら死んでいたかもしれない状態だ。
運転手の男は、こんなのケーサツや消防がすぐに駆けつけるべきではないかと不満顔。だがそこに――
ケーサツです・・・
警部補の絹田鎌長さん登場。警部補だったんだ。
通行止めは設置してたがモヤで見えなかったのかい?と運転手に語る絹田さん。
さらに今朝方桐沢村で大雨が降り被害が凄くて村には入れないとも説明する。
なるほどねぇ。そういう方便で村を訪れる人を追い返しているわけですか。
これで10台目くらいということだが、実際は土砂崩れなんて起きていない。村に雨は確かに降りましたけどね。
道路にはお香のようなものが焚かれており、これで幻覚を見せられていた様子。
んー近頃の人間は・・・タヌキのタの字も忘れてるから化かすの楽だねぇ・・・
それか・・・我が金長家に代々伝わる・・・このハーブ配合のレシピがスゴすぎるのかな。
ほほう。絹田さんはタヌキでありましたか。ああ、だから絹田・・・考えてみれば単純な話だったか!!
しかし金長狸とは。阿波狸合戦などで有名な狸じゃないですか。何か色々と出来そうな人でありますなぁ。
絹田さんはそろそろ学園の皆が戻ってくる頃かなと推測している。
火車は連れ去られてしまったし、村に止まる必要は最早ない。帰るしかありますまい。
しかしエイジュは未だ大きいままで元に戻るつもりはない様子。ふーむ、夜行の言葉に影響されましたかね?
伝説たる者、自由に生きねばとのこと。このタイミングで言われましてもなぁ。
ネネさんはエイジュの頭にエミちゃんを乗せる。
そしてエイジュがねむれないからお歌をうたってほしいってさなどと言い出す。
ははぁ。そういえばエイジュが起きるときに叫んでいたのはエミちゃんでしたな。
寝かしつけるのもエミちゃんの役目であったということですか。
強制的に寝かしつけられている様子なのが微妙に哀れな気がしないでもない。これでは伝説にはなれませんわなぁ。
力は凄いがどうやら自己制御は出来ていない様子。エミちゃんなしでは戻ることも叶わないわけか。
・・・あいかわらずか。ムカつくけど夜行の言うとおりかもな・・・
もっと・・・ウチら強くなんなきゃな・・・
そのように誓うネネさん。
さて、車を走らせて帰る途中で絹田さんに報告を行う。
絹田さんは甲人に雨、見たよ。やっぱり君をつれてきてヨカッた。ありがとうと礼を述べる。うーむ、大人ですねぇ。
しかしあとはこちらにまかせてくださいと言っているが、村の後始末をどうつけるつもりなのだろうか?
一夜明けたら大量の死体が転がっているという状況になるのだが・・・
警部補レベルで何とかなるとも思えないが、お偉いさんに事情を知る人とかいるんですかねぇ。
帰りの車中は静まり返っている。まあ、エミちゃんは置いておいて静まり返っている。
そんな空気の中、思い切って千里ちゃんに声をかける甲人。
夜行が言っていた通り、千里ちゃんは赤マントに大切な人――親友を連れ去られている。
だが悲劇はそれだけでは収まっていない。それよりももっと酷い事象が発生している様子。むむ?
街に戻って来たところで孤児院の園長先生を発見する甲人。
車をとめてもらって慌てて顔を見せに行く甲人。
確かにこの数日行方不明のような状態になってましたものねぇ。心配かけさせちゃいましたなぁ・・・
しかしまだ全ての心配を解消させられたわけではない。
辛い思いをしながらも園長にハルさんのことを告げようとする甲人。しかし――
ハルさんって・・・誰だ?
何だ!?ハルさんのことが忘れられている・・・!?
いや、忘れられたわけではない。同じく車から降りてきた千里ちゃんが説明をしてくれる。
赤マントに連れ去られた人間は・・・この世に存在してなかったことになるの・・・
なんとまあ。これが連れ去られるだけではすまないもっと酷い事象というヤツでありますか。
残された人が悲しむことはないと言えなくはないが・・・事情を知る人にとってはより悲しい気分にさせられてしまう。
その話を聞いた甲人は踵を返す。
ゴメン園長。僕、行かなきゃ。一人で帰るワケにはいかないんだ!!
今のままで戻れない。そう決意する甲人。
ハルさんを救うためにも強くならなければいけないという話でありますな。
さてさて、ここから甲人はどこへ向かうのだろうか。ひとまずは学園か?
馬頭が他の番傘の居場所について心当たりがあるのならばそこに向かうこととなるのだろうが。
一通りのキャラクター紹介を終えた感じの現在。ここからどのような展開を見せるのか。楽しみでありますなぁ。
・侵略!イカ娘
連載300回おめでとうございます!!
本当にずーっと真夏で300回というのも凄いものがありますなぁ。
登場キャラクターたちもワケがわからないままながらも祝ってくれてよかったよかった。
しかし主催の千鶴さんはちゃんと理解していたのか・・・?
王様にエビチャーハンご馳走するという命令でよかったんじゃなイカ。
千鶴さんならまあ300年ぐらいは生きられるんじゃなかろうか。ようやく半分生きたくらいとか言いそうだ!!
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
シャカとシジマの戦いで生まれた次元の歪みに落ちた瞬と天馬。
どうにかそこから救い出され、投げ出された先は水鏡先生が辿り着いたのと同じ沙羅双樹の園。
もちろん杯座の聖衣もそのままそこに残されている。
さすがに乙女座の戦いに割って入った瞬のダメージは相当大きいらしくここで倒れてしまう。
回復ポイントまで持ちこたえる辺りはさすがと言えましょうか。
さて、童虎の説得を前に涙まで流した水鏡先生。
ついに本心を語ってくれるのかと思いきやまだその気になってくれない。ええい強情な。
相変わらずつまらん男よとかその言葉に心打たれて涙まで流してから言われても困りますよ。
たしかにわしはつまらん男よ。幼い頃からおまえやシオンには迷惑のかけ通しじゃったよのう。
その言葉が示す通り、数年前のこと。
まだ青銅聖闘士の資格を得ることも出来ず雑兵だった頃の童虎。
修行中に巨大なメスの獅子と出会う。道を塞ぐその獅子に、やる気ならばちょうどいい腕だめしじゃあと挑みかかる童虎。
しかし一瞬で組み伏せられてしまう。威勢のいい事を言っておいてそのザマか!!
たった2コマでやられそうになる童虎。その窮地を救うのは同じく修行中のシオンと水鏡。
童虎を襲っていた獅子を倒した後、童虎に対しても拳を叩き込む水鏡先生でありました。
理由はシオンが指した先にある。そこにはみゃあみゃあ鳴く二頭の幼い獅子の姿。
この母獅子はこの子たちを産んだばかりで気が立っていたのだろう。
無益な闘いを避けるならおまえはそれに気づき遠まわりをするべきだった。
そうすれば水鏡もこの母親を殺さずにすんだのだ。おまえのやったことは蛮勇だ。おまえは猪武者だ童虎。
気絶させただけかと思ったらしっかり殺しちゃってたんですな。
さすがにまだ水鏡先生も修行中の身。一刻を争う状況では手加減も難しかったか。
子獅子を抱いて涙を流す童虎。ゆるしてくれっちゃあ〜〜っ。
そんな童虎の背後から近づき、子獅子を掴みあげるのは・・・獅子座のカイザー!!
なんでしょうか。獅子の匂いにつられてやってきたとかそういう話ですか?
ふむう。この二頭はふつうの獅子とはちがうぞ。
雄をゴールディ。眉間に白星の雌をブロンディと名付けて獅子宮の番でさせるか。
よもやのゴールディエピソードだったとは。こりゃビックリ。
こんな小さな子獅子がいずれは冥闘士を薙ぎ払うまでに成長することとなるわけか・・・確かにふつうじゃなかったですな。
しかし番獅子ですかと言っている童虎はなんでそんなしらけたような顔してるんだ?
カイザーが子獅子を可愛がってる姿がそんなにおかしいか!!
ゴールディのエピソードはさておき、無益な闘いはしたくないと水鏡先生に語る童虎。
しかしやはり頑なな水鏡先生。うーむ、まだフラグが足りないというのだろうか。
瞬は杯座の水を飲んだことで気絶状態から回復する。
こうやって定期的に回復ポイントが設けられているのは嬉しいですなぁ。
考えてみると獅子宮でゴールディに癒されてからすぐに満身創痍になったのか・・・
少しは休んで行きたいところであるが、水鏡先生の小宇宙は次の天秤宮から感じられる。急げば追いつけるかもしれない。
そう考えて動き出そうとしたところ、杯座の聖衣が輝き、哭き出す。まるで連れて行ってくれと言っているかのようだ。
よ・・・よし。一緒に行こう。水鏡先生のところへ!!
杯座の聖衣を背負い、天秤宮へと急ぐ2人。
2人と杯座の聖衣が揃うことでフラグが成立するのであろうか?
むしろこの2人が来たらさらに頑なになって話そうとはしない流れになるんじゃなかろうか・・・心配である。
・ドカベン ドリームトーナメント編
おさらばパーフェクトー!!
武蔵のフルスイングが甲子園の球を見事に捕える。グワァキィーン。
ボールは高々と上がり、バックスクリーンへ向けて飛んでいく。
そのボールを追いかけるのはセンターの三原心平。フェンスを越えるかツーベースか。
いや、見事に走りながらキャッチをしてみせました。
フェンスに激突しながらもボールは落とさない三原。あっぱれ。
よっしゃーい!心平。やったで。おまえこそ正真正銘のパーフェクトプレイヤーや!!
さすがに嬉しい藤村甲子園。タイガースの他の面々も口々に三原を讃える。
打った武蔵もなんじゃあいつ・・・と呆然状態でございます。
さすがの甲子園もあかんかと思った打球。救われた感じでありますなぁ。
こういう雰囲気のときは本当にパーフェクトが出ると言われているが・・・はてさてどうなるか。
続いて五番の播摩矢。
わいがダンチョネ節なら播摩矢はよさこい節で勝負にくるとのこと。そうか。
確かに坊さんがかんざしかってどこに刺すのかは謎ですなぁ。よさこーい。よさこい。
そのツッコミに動揺したのか、バットを折られて三塁前の小フライに打ち取られる播摩矢。これであと4人。
六番は左貫。
腰がしっかりとしたうどん打法を見たいと述べる徳川さん。何か顔が赤くないかね。
それはさておき、左貫の結果はキャッチャーフライ。
藤村甲子園は見事に8回までパーフェクトに抑えてしまうのでありました。
さて、8回裏。今度はタイガースが四番からの打順。
不知火も甲子園に続いて24人斬りとなるのだろうか。さすがにいきそうな気はしますが・・・はてさて。
・囚人リク
逃走作戦を練るのにどうしても必要となる非常事態マニュアル。
このときのためにパソコンを使用できる環境を整えておいたのだ。
さっそく柳原看守部長に今夜中に急いでまとめないといけない案件があると説明する田中一郎。
監視する柳原看守部長の他の仕事の兼ね合いからなのか、田中一郎が作業できるのは夜になってから。
おかげで最終バスの時間を気にしてチェックが甘そうな柳原看守部長。これも狙いの1つなのだろうか。
今回の田中一郎の狙いは非常事態マニュアルの在処。
窓に移ったPCの画面を見てどこにそれがあるのかを確認する。分かりやすい場所にあってよかったよかった。
さて、マニュアルの在処は判明した。次はそれをどうやって手元にコピーするかである。
PCから持ち出すことになるので保存するもの――USBメモリが必要となる。
ここは調達屋として有名なレノマさんに頼むべきところでありましょうな。
どうでもいいがUSBとしか言わないのはどうなのだろうか。コネクタ部分だけでメモリ機能がないケーブル持ってくるかもしれんぞ!
というか何に使うかぐらいは別に教えても良かったんじゃないですかね?
メンバーは集まっているのかという問いに、もうとっくに備品室の鉄格子の切断にとりかかってると返すレノマさん。
確かにとりかかってはいるけど残り1人のメンバーについてはどうなったんだ・・・?
説得で引き込んだ奴はチンコロする可能性があると述べる田中一郎。
それに対し、あいつらはそんな奴じゃねえよと返すレノマさん。いいですなぁ。信用しているんですなぁ。
拳を交えた仲だからこそ分かる絆のようなものを感じます。
レノマさんはここで田中一郎に相談をする。
どうやら外からの作業に想像以上に手間取っているらしい。
15分おきの巡回のたびに房に戻らなきゃいけないから、とのこと。
おや?それは人形をこしらえて寝ているように見せるという作戦じゃありませんでしたっけ?
そりゃあ田中一郎にも前に教えたろとか言われちゃいますよ。
ぐああああっ!!くそイラつく!!
冷静な大人のツッコミにイラつきながら雨の中作業を行うレノマさん。わざわざ悪天候の中でやらなくても・・・
おかげで日中も凄く機嫌が悪そうであります。イラついてるイラついてる。
そんな最中に、他の囚人を殴って看守に怒られたストレスを発散している奴を発見するレノマさん。
ならば俺もと殴っていた奴を殴りつけてしまうレノマさん。ボッッゴオン。
殴られていた坊主の囚人に恩を売る形となったレノマさん。もちろんこれはストレス解消だけで行ったわけではない。
ところでよ。お前のやってる図書係ってよ、蔵書管理はパソコンでしてるんだろ?
なるほどなぁ。外からの持ち込みは制限されて厳しくなっている。それなら中から仕入れればいいという発想になるわけか。
ストレス解消しながら目的も達成しようとするレノマさん。さすがに如才ない。
というわけでレノマさんからUSBメモリを受け取った田中一郎。いよいよマニュアル奪取作戦決行だ!!
まずは鉛筆をわざと落とす。足でコントロールしてなるべく遠くまで転がるようにする。
通常の工場の場合、試験中の受験性のように看守に願い出て拾ってもらわないといけない。
しかしここは工場じゃないから勝手に拾えと言われる田中一郎。それは困るな。
ここは監視の目を逸らすために柳原看守部長に拾ってもらわないといけない。
なので鉛筆って案外危険なんですよねと突然語り出す田中一郎。まあ尖っているし充分凶器にはなりえますわな。
この脅しに乗せられ自ら鉛筆を拾いに行く柳原看守部長。
その隙に素早くUSBメモリを刺し、非常事態マニュアルのコピーを行う。
USBはメモ用紙で隠しているが、コピー中の作業画面は前面に出たままとなっている。思ったより遅い!!
鉛筆を拾って振り向いた柳原看守部長。しかしその段階でまだコピーは40%という遅さ。思ったよりファイルが大きいのか?
仕方がないので時間稼ぎ作戦の開始!!
まず立ち上がり、柳原看守部長の前に立ってお礼。
甘シャリの便宜を図っていただいたりしたことについてちゃんとお礼をしたいと言い出す。なんだか爽やかだなこの田中一郎。
しかしそれだけでは大した時間は稼げていない。ので躓いたふりをして足を止めさせたりする。なんかコントっぽいぞ!!
そうした健気な努力によって稼いだ時間により――どうにか気付かれることなくコピーすることに成功した。フゥー・・・
映画とかでは定番のドキドキシーン。漫画でもなかなか緊張する流れでありました。
しかしロード画面を後ろに回せば見つからなかったのではなかろうか?
そう思わないでもないが、コピー完了時に最前面に出てくる可能性がありますからねぇ。やはり終わっていないといけないか。
さて、無事に入手した非常事態マニュアル。
例の携帯電話の充電機はUSBを接続するコネクターにもなっているらしい。
これならばじっくり読んで作戦を立てることができますな。良かった良かった。本当に高性能だなこの携帯。
非常事態マニュアルを確認する田中一郎。しかし読み進めるうちにその驚愕の内容に体が震えだす。うそ・・・だろ・・・
当刑務所より逃走者が発生した場合、炊場の一部受刑者以外自動遠隔装置によって囚人の手錠を施錠。房内監禁とする。
管区特級機動隊刑務官及び余剰人員を含む全ての職員は別項参照のいずれかの捜索隊に所属するものとし、
逃走者の捜索及び確保の専念を第一義にしなければならない。
ふむ、ここまでは大体想像できるところでありますな。問題はここからだ・・・
その際、一般市民の全てを逃走事件発覚後早急に島外へ強制退出させる。
第十四条(捜索方針)
第六条に掲げる事項により策定する計画に基づき手錠GPS機能の位置情報による捜索を基本方針とするが、
不測事態によりGPSが適切な機能を果たさない場合は刑務所以外のいかる例外地域を設けることなく――
全土を爆撃・焼却及び化学兵器による攻撃を実行し逃走犯の捕縛あるいは殺害に全力を傾注する。
まさかそこまでやるとは・・・!!
これは呆気にとられるしかない。これでは潜伏作戦など通用するはずもない・・・
さすがに大仰すぎるのではないかとも思うが、脱獄絶無を謳う極楽島としてはこのくらいはやらねばいけないんでしょうな。
今後の見せしめという意味もあるのかもしれない。でもかかる費用は莫大なものとなりそうだなぁ。
一応、逃亡が判明し、手錠のGPSが機能しない場合に爆撃を開始するという流れではあるんですな。
であれば、GPS手錠を房内に残さずに外に持ち出すようにすればいいのではなかろうか?
持ち出して誰かに持たせて移動させる。または動物に括りつけて適当な場所に移動させる。
そのような攪乱を行えば爆撃までの時間は稼げる。その間に逃亡するという流れに持ち込めれば・・・
問題はどうやってその短期間で島外に逃げるかだが――そこは田中一郎が考えてくれることだろう!!
結局肝心なところは脱獄王まかせとなった想像はさておき。
脱獄の準備を進める324房でも異変が発生。
相変わらずレノマさんは人形を用意しておらず、巡回のたびに戻っている様子。
しかし4分以内に戻ってきたり出来るものなのだろうか?凄い速さで引き上げられていそうだ。
まあそれはさておき、見張りをしていたリクが警告を発する。
おい・・・巡回だ。
予想外に早い巡回。果たして誤魔化すことはできるのだろうか・・・
順調に行くかと見せかけて畳みかけるようなトラブル。
脱獄ロードはやはり長く険しい道のりでありますなぁ。
・777 スリーセブン
極悪卑劣な放火魔・宮田の標的となった可哀想な少女。
ようやく名前が判明しました。持田結衣ちゃんでございます。
結衣ちゃんは無事に警察に保護される。
ふむ、優希たちは既に去った後のようですな。カチ会ったらどうなるかと思ったが杞憂となったか。
警察としてみれば少女の危機を感じて駆けつけてみれば放火魔が勝手に焼けて転がっていたように見えるわけか。うーむ。
結衣ちゃんは警察で証言する。
曰く自転車に乗って家に帰ろうとしたら車をブツけられて、それからは何も覚えていない。
気がついたらあの男の人が倒れていたとのこと。
ふむ。このように言われてしまうと警察も困りますなぁ。
事件の謎は究明したいが、なんせ被害にあったのはいたいけな少女である。強く聞き出すわけにもいかない。
なので一旦家族に返すはこびとなります。後藤田刑事としては明日も話を聞きたいところであるが・・・
上司である川さんはこのように述べる。
記者会見ではこう発表されるだろう。
犯人は被害者を誘拐するも良心の呵責により自殺を図った。これで一件落着だ。
世間への発表はまあそれでいいのかもしれない。いや、世間も納得する話かな、これ?
まあ、おかしな事件は日々発生しておりますしねぇ。気にかける人はそれほどいないか。
とはいえやはりそれで解決というのは納得しかねる後藤田刑事。
宮田は腕・ロッ骨・顔6か所を骨折して体の60%に重度のヤケド。ご丁寧に消火までされている。
明らかに第三者が彼女を助けている。自殺を図ったと言われて納得できるようなものではない。
しかし川さんの返答はバッサリとしたもの。
後藤田・・・警察にもメンツってもんがあるんだよ。
犯人は複数かもしれん。仲間割れの結果かもしれんだろ。
赤の他人を助けるヒーローなどこの世に存在しない。いるとすればそれは我々警察だ。
普通に考えればそのようなヒーローは存在しませんわな。
しかし今はそのような活動をして回っている連中が存在する。
後藤田刑事も前に邂逅したマスクのことを思い浮かべている。まだ確信が持てる程ではない様子だが・・・
さて、宮田の事件はしっかりと世間に向けて放送される。
結衣ちゃんは全治2週間の軽傷。宮田は誘拐後自殺を図り、現在ICUで治療が行われているとのこと。
会社の同僚のオバチャンによればボーッとしていてまさかそんなことするような子には思えなかったそうな。お決まりのセリフだねぇ。
まあそんなことしそうだと思える相手に説教しまくるのも難しいか。
この謎の事件にはキャスターもどーゆーことなのと疑念の声をあげる。放送中に寝てるお前さんもどーゆーことなんだよ!
番組を見てマスク――間宮先生は事件の夜を思い返す。
どうやら優希は結局あの後気絶してしまったらしい。
完全に気絶しなくても戻れるようになったわけでもないか。チェリーが身体を酷使してるのも変わりないわけだしなぁ。
結衣ちゃんに警察を呼んでもらったあとは姿を消すマスクたち。
そしてオレたちのことは秘密だよ。絶対言わないでと念を押す。そして最後にこのような言葉を残す。
いい子だな。警察が来るまで少し離れて見ててあげる。だから怖くない・・・
怖くないよ・・・ずっと見ててあげるから・・・ずっとだ・・・
というわけで、この嫌な事件から2週間が経過。
結衣ちゃんの傷もすっかり良くなり公園で友達と遊んでいる。
そんな様子を木の陰で見守る優希。木が細くて優希の体すら隠れてませんがね。
まあ一緒にいる間宮先生や燈ちゃんははみ出しまくっているし隠れるつもりは最初からあまりないようだが。
間宮先生は優希に聞く。怒ってるか?こんなことに巻き込まれて、と。
それに対し優希。宮田の犯行理由――どう考えても納得の出来ない理由を聞かされたことを語り、憤りと涙を見せる。
怒ってなんかない・・・よかった・・・チェリーがでてきてくれて・・・チェリーがでてきてくれなかったらあの子は・・・
自身のもうひとつの人格に感謝する優希。しかし間宮先生はこう述べる。
大丈夫かお前。チェリーはお前だろ。
お前があの子を助けたんだ。よくやったよ。
うむ。チェリーもまた優希の人格のひとつであるんだし、そういう考え方でいいはずですわな。
それにその後の結衣ちゃんの心を救ったのは優希の言葉であるのは間違いない。
PTSDなど大丈夫なのかと尋ねる友達に対し、結衣ちゃんはこう答える。
そりゃ怖いよ・・・怖いけど・・・ちゃんと見ててくれる人がいるから・・・守ってくれる人がいるから大丈夫だよ。
ふむ。良い笑顔でありますな。
この笑顔を守るために、悪いヤツらからみんなを守らないといけない。
そのように強く宣言する優希。おぉ。完全に覚悟は固まったようですな。
ヤバイ事件でありましたがどうにか被害は最小限に抑えられた様子でよかったよかった。
宮田もあの様子なら長く苦しむこととなりそうだし、報いとはなっていることでしょう。
結衣ちゃんの心のフォローもいい感じになっているようですし、むしろ今後の出番が楽しみとなってきておりますな。
髪型は前の方が良かったが焼けてしまったのでは仕方がないか。
ともかく優希たちの次の事件の解決に期待であります。悪を許すな!!正義を示せ!!
・クローバー
助っ人を呼んだハヤト。今日は水沢さんの家で晩御飯を共にする。
トモキはだんだんと水沢家に馴染んできた様子。
最初は怖そうな親父さんで緊張しまくりだったが、共通の趣味というか話せる部分があるのは良い点でありましたな。
さて、前回最後に連絡した大工の2人組。
寅男と千尋であるが、どうやら仕事が忙しくて動けそうにないらしい。うーむ、片方ですら無理か。
というわけでどうやら寅男たち経由で別の助っ人を見つけてくれる流れとなったらしい。
まあ美咲心配するな。オレ達のかわりに十分なヤツに頼んだからよ。そいつもオマエに恩義感じてるヤツだしな。
とっておきのヤツが行くから楽しみにしときな。
ほう。とっておきの助っ人とな?うーむ、一体誰でありましょうか。
関係者といえばまず思い浮かぶのが千尋の弟。しかしとっておきと言えるほどの強さかというと疑問は残る。
そうなるとやはりハママ・・・ハンマーヘッドの頭である吉良でありましょうか。
確かに強さという意味ではとっておきと言っていい男だ。今ならハヤトと髪型も被らないし再登場は面白いかもしれないな。
さて、翌日。
ハヤトは皆実ちゃんにとりあえずのケリはついたから、もう安心しろと伝える。
まだ勝ったわけでもないのに気の早いことですなぁ。まあハヤトチームが負けるとは確かに思えませんが。
勝っても解決しない・・・という心配もあまりしなくて済むのがこの作品の有難いところだったりする。
さて、紅葉神島の喧嘩頂上決戦に部外者を入れた頭の春木。
さすがに紅葉神島内部でも不満を口にするものは出てきている様子。
まあこれで部外者に優勝を持っていかれるようなこととなれば恥も恥でありましょうしなぁ。
しかし幹部の1人は言う。そもそもバックレるんじゃないかと。
あの場じゃ勢いで参加するみたいになったが、普通だったらこんなところに二度とは来るまい。そう、普通なら・・・
いや・・・アイツは来るよ。
友達守るためたった一人でここに乗り込んでくるようなヤツだ。
こっちの無茶な条件もすんなり受け入れた。ありゃバカ正直で筋の通った本物の男だ。
オレはそういうヤツが一番嫌ェなんだよ。
高く評価されるハヤト。しかしだからこそ敵視されてしまうという。
どうも春木も何か暗い過去を抱えていそうな雰囲気でありますなぁ。
まあそこはハヤトの拳や性格でどうにか解決する流れとなってくれるのではないでしょうか。
そのあたりの心配をしなくていいってのは本当、有難い作品でありますよ!!
・3LDKの花子さん
雪女のみぞれさん。けしからん格好で出歩く女。
それゆえに冷たい目で見られるから暑くても平気とのこと。なんでやねん。
というか男子高校生たちはむしろ熱い視線送ってるように見えるんだが。そりゃ溶けるよ。
こっくりさんすっかりゲームにはまりきってしまって・・・!!
一緒に遊べる信が羨ましいのやら何なのやら。
夏にそばにいて欲しい女性ナンバー1のみぞれさん。もう現実世界では夏終わってるよ!!
まあ可愛いから問題ないんですけどね。これからは溶けにくくなるだろうし、出番も増えようさ!!
・ウチコミ!!
ようやく袖を掴むことに成功した。緊張走る両者。
見ているキャプテンも緊張の面持ち。グラサンもガッツポーズ。
ん?そんなに真面目に見てたんだっけグラサン。
希ちゃんの蹴りが綺麗に入ったことに対するガッツポーズだったりして。
組み手を制するものが勝負を制する。
しっかり技をかけるにもまずはこうして自分の得意な組み手にする必要があるのだ。
そこで活きるのがレンの武器なのさ。
そのように解説する春樹。タフだのう。
希ちゃんと組み合いながらレンへと指示を出す。今だレン!!左足を払え!!
その指示に従い足払いを決めるレン。
ヒューマはバランスを崩し、膝をつくがポイントが入る所までには至らない。
とはいえ一回でも投げれば勝ちである。綺麗に足払いが入れば可能性はあるかもしれない。
さすがに春樹の指示は的確であり、何度も膝をつかさせられるヒューマ。ただの変態メガネではないということだ。
春樹の指示なしで積極的に足払いを狙うようになるレン。
残りは30秒。ワンチャンスが来るかどうかという時間。
しかしそこでヒューマは狙いを変える。わざと倒れ込み、寝技へと移行したのだ!!
うつぶせになったレンの背後に回るヒューマ。
いきなり倒れ込まれて動揺し、袖を放してしまうレン。うかつですな。
ヒューマは襟を掴む。残り30秒切ってますし、押さえ込み寄りも締め落とす方で来ましたか。
最初は耐えろ!振り払え!と言っていた春樹であるが、レンの様子を見てギブアップしろと言い出す。
畳を2回叩くんだ!もう無理するな!!と叫ぶ。さすがに限界か。
レンも悔しくは思いながらももう無理だと考えている。いや、だがまだ終わりではない。
ダメなんだ・・・このままじゃ・・・変わるんだ・・・!!
素人が黒帯の締めを外せるはずもない。
が、素人だからこそ爪を立てるような反則行為もできる。
痛みに襟を掴んでいた手を放すヒューマ。その隙に立ち上がろうとするレン。構えとしては背負いの体勢に入っている!!
しかし寝ている状態から立ち上がるならば普通は「待て」が入る。今回もその例にもれず「待て」は入った。
だが一心不乱に投げを打とうとしているレンの耳には届いていない。
このまま・・・終わってたまるか・・・何も掴めずに終わってたまるか!!
慌てて止めに入るキャプテン。しかし――止まらない。ぶん投げろ!!
その言葉通り、ヒューマをぶん投げるレン。
止めに入ったキャプテンも吹き飛ぶ勢いである。
結果、残り1秒というところで見事に投げを決めたレン。
この勢いには引きこもっていたグラサンも思わず飛び出してきてしまっている。ほほう。
春樹は言っていた。この勝負が終わった時、自分の気持ちを確かめてみろと。
レンは思う。サイッコーに気持ちいい、と。
ふーむ。なかなかいい気持ちを味わっておりますなぁ。
これでレンの柔道部入りが確定したわけだ。反則が起点だったとはいえよく投げ切ったものである。
さてさて投げられたヒューマはどのような反応を見せるのか。楽しみでありますな。
希ちゃんとグラサン、さらには真壁の反応も気になる所である。
・名探偵マーニー
マーニーの友人であるゆりかちゃん、波峰ちゃん、前花さんの3人。
多かれ少なかれマーニーに助けられてきた友人たちがマーニーの危機を知る。
どうやら熊のような男にムリヤリ引きずっていかれたとのこと。なんだかヤバそうな雰囲気ですな。相手はスティンガーか・・・
それにしても冒頭のマーニーの絵はヤバイ。なんか色々とヤバイ。
さかのぼって三日前。
久しぶりに生徒会長である白鳥さんからの依頼。内容は不良グループことスティンガーについて。
スティンガーは素行の悪い連中が中心になって集まった集団で、旧クラブハウスを根城にして徒党を組んでいるとのこと。
この間の一件でそのスティンガーの一員である財津さんと知り合ったマーニー。
白鳥さんはその件を聞いたことでマーニーに依頼しようと考え付いた様子。
スティンガーは暴力事件も犯罪行為も多い。しかも最近その動きも活性化しているらしい。
どうやら影に二年の女子がいるらしいとのこと。ふーむ、スティンガーを操る黒幕みたいなのがいるんですかね?
マーニーが調査するのはその辺りの事象でありますか。なかなか大変そうだ。大雑把な依頼だしなぁ。
とりあえず唯一の伝手である財津さんの協力を得ようと考えるマーニー。
教室へと向かい財津さんを呼んでもらおうとするが、どうもケガで休んでいる様子。それは残念。
しかしここで財津さんのことを嗅ぎ回っているということで熊のような大男に絡まれる。
腕を掴まれ、ムリヤリ人気のないところへ連れて行かれるマーニー。そこで大男は名を名乗る。
スティンガーNo.3。姫神志士雄。財津はオレがシメたのさ。
ほほう、それは凄い。スティンガーがどのぐらいの勢力なのかは知らないが、堂々とNo.3を名乗れるのは凄そうだ。
財津さんも結構強そうな感じでありましたが、位置付けとしてはどのあたりなんでしょうかねぇ。
用件があるならオレがかわりにと述べる姫神さん。
それに対し、ロッド状のスタンガンを取り出すマーニー。こういうタイプのものもあるのか。
一気に気絶させたりするのではなく、派手に火花を散らせて脅しに使えるタイプに見えますな。
しかもそれに煙球を被せることで煙幕とすることもできるという。段々と逃走が上手くなってきましたなマーニー。
あまり三年には目をつけられたくないのに恨まれてしまったかもしれない。不安になるマーニー。
気を取り直して財津さんとメールで連絡を取る。お見舞いでも行った方がいいかなと。
そう思ってメールを交わしたのだが、なんだか話が噛みあわない。
姫神さんとやりあったと聞いたのだが財津さんがいうには大したケガじゃないという。
しかもアイツとは仲がいいからそんなことねえよとのこと。ん?
二人は仲が良く、ケンカするような間柄ではない。では何故姫神さんはあんなことを言ったのか。
それに大したことはないとのことだが財津さんがケガで休んでいるのは確かである。ふむ・・・
ガリガリと思考世界に入りながら歩くマーニー。
そんなもんだからガラの悪い連中とぶつかることになってしまう。
さすがに歩きながら思考世界に入るのはやめておいた方がいいですな。相手が車だったらそれこそシャレにならない。
まあ、今も結構ヤバイ状態でありますけどね。複数の男に囲まれてどこかへ連れて行かれようとしている。
しかしそこに現れたのは熊のような大男。姫神さんでございます。
男3人を1人で苦も無く叩きのめしてしまう姫神さん。うーむ、強い。
今のうちに逃げるべきかとも思うが姫神さんはマーニーに用があるみたいだ。おやおや。
警察が来る前に場所を変える2人。
姫神さんは助けてやったのだから頼みを聞けと申し出てくる。確かにこれは断りづらい状態でありますな。
わかりました。秘密は絶対に守ります。マーニーにおまかせを。
そんなやりとりがあった翌日。
なんだかマーニーは全身アザだらけになっている。な、何があったんだ・・・?
さらに翌日。ケガだらけの財津さんが登校。
どうやら姫神さんの依頼の内容も知っている様子の財津さん。マーニーとお話。
話しかけようとした波峰ちゃんが会話を漏れ聞くが専門用語が多くて何だかわからない。ふむ・・・?
そして冒頭の出来事に繋がる。
姫神さんに押されながらどこかへと向かうマーニー。
なるほど。前花さんが見たのはこの光景だったわけですな。そりゃあビビルわ。
何とかしてマーニーを救おうと考える3人。
偶然財津さんを見かけ、あの人についていけば何か分かるかもしれないと考える。
コソコソと後をつけた結果、財津さんが足を運んだのは用具倉庫。不良との取り合わせはよさそうな場所だ。
そしてその用具倉庫の中から声が聞こえてくる。マーニーの声だ!!
――ん。もっと。腰が――もうちょっと。いや!
何だろうか。いかがわしいのか!?シチュエーション的にはバッチリいかがわしい。
こりゃあゆりかちゃんも先生を呼んで来ようとするってものである。
しかし行動派の波峰ちゃんはそれも待たずにいきなり扉を開き、飛び込んでいく。そこで3人が見たものは――
クイック。クイックターン。クイック。
はいショルダーロール。からのリフト。フィニッシュ!!
財津さんの手拍子に合わせて踊る男女。そこにあったのは姫神さんとマーニーがダンスをしている光景でありました。
ははぁ。社交ダンスでございましたか。
なんでも姫神さんの社交ダンスのパートナーがケガをしてしまい、その代役で練習の相手をしていたとのこと。
元々は財津さんが代役をやっていたのだが姫神さんは荒っぽくケガが絶えなかったようだ。なるほどねー。
しかし高校生が社交ダンスとは・・・確かに上品な趣味だが・・・名前には合っているが・・・不良なのになぁ。
お前等このことバラしたらどうなるかわかってるな。
脅しをかける財津さん。
でも人の口には戸が立てられないからなぁ。いつか噂になるんでしょうね。ゆりかちゃんがいるのが致命的だ。
きっと財津さんと姫神さんのペアが代役ではなく固定であるかのように語られることとなるのでしょう。
その手の趣味の人にはたまらんか!?
ともかくマーニーもずいぶん上達したし、一度ホールに行ってみるか?と姫神さん。
ダンスホールには女王と呼ばれる人がおり、皆一度は彼女と踊ってみたいと思い通っているそうな。
ははぁ。そうですか。さすがは白鳥さんでございますなぁ・・・
まさか廻り廻って依頼主と顔を合わせることとなるとは。
まあ、今回の件でより深くスティンガーのことを知ることができたって話でありますやね。
財津さんにしろ姫神さんにしろ、不良なのに気のいい奴らである。強いからこそそういう面もあるってことなのだろうか?
それとも実はこの学校の不良は大半がそんな感じなのか?
根城がクラブハウスってことはつまりそこでは毎日のようにダンスが・・・そんなバカな!!
白鳥さんの依頼である影の二年の女子は今回出てきませんでしたな。
何となくこの女子はやり手な予感がある。しかしメカニック絡みな気がしないでもないのが不安である。
あまり学校の面子には絡んでほしくないところであるが・・・どうなりますか。
・朝日の野球部
限界を超えた練習こそが勝利を呼び込むのだ!!結果がごらんの有様か!!
まあ、あれですな。休んで回復するのも大事ってことですよ。全力で休め!!
バカの一念は岩をも通す。
思い込みの力ってやつは怖いですねぇ。
ボブはやっぱりビッグだねぇ。HAHAHA。
というか見るからに凄そうなビッグボーイなんだから最初から歓迎してあげようよ!!
共に涙するボブは気のいい奴である。ナイスボブ!!
・いきいきごんぼZ
冒頭の紙粘土で出来てそうな女子高生像は・・・!!
技野くんとイマキマキの関係は前回から続いていそうな感じ。
まあ今後はずっといじられていく方向となるのでしょうな。
何だかんだで楽しみながらもちゃんと絵を描いているのはえらいですな。しかしイマキマキのこれは酷い。
描く絵もちんちくりんだったりする椿ちゃんもまた良し。
技野くんは本当にゾンビが好きなんですなぁ。さすがにチャンピオンっ子ということか。
・バーサスアース
3つの小隊を一点に集中。空中生成型深柱の発信基地があると予測される護国寺敷地内を目指す。
衛星や望遠カメラではそれらしき施設は確認できなかった。
地下もしくは建物の陰などに設置されている可能性がある。
となれば現地に直接赴いて確認するしかない。施設発見後は現有装備で破壊できるなら攻撃。そうでなければ即時退却とする。
例の3班に分かれて車両に分乗して向かう実行部隊。
すっかり林くんにべったりなケイランが微笑ましいというべきなのかどうなのか。
護国寺の目の前まで来たところで停車。まずは第一の楔であるI小隊が突入を開始する。
ああ、やっぱりイヨちゃんの名字は萩原なんだ。ヒミコさんとは親戚ということでいいのだろうか。
過去2回の突入ではいずれも鎧の人型――アーカスが最初に出てきている。
そのことから最初に突入するのはI小隊となった様子。
しかし残念ながら今回は出てきませんでした。アーカス以外の移動型も出てこない。柱型2体の熱線を受ける形となるI小隊。
アスラを用いながら必死に熱線の防御をする玲央さんでありました。慣れないシールドマンの仕事なのによくやる。
イヨちゃんが支援を要請する中、支援なんかいらないと吠える玲央さん。
さすがにこの状況ではそうも言ってはいられますまい。人型が出ているわけでもないし、意地を張るのはどうかと思う。
人型も出ないし玲央さんのシールドも限界が近い。
というわけで一気にG・H小隊まとめて突入することとなる。
玲央姉の危機に焦りの表情を見せるハルト。そのハルトに自分の役割を忘れないで!と声をかけるシェリカ。
ハルト「わかってるよ!!シェリカ!!」
シェリカ「オッケーハルト!」
おや、ようやく深柱少年から名前で呼び合う関係に。というか急接近て奴じゃありませんかね!?
こりゃゲトレー少佐も内心驚きでありましょう。若い者はいい・・・
それはさておき、目標地点到達までに叩いておかないといけない柱は2本。
玲央さんが熱線を引き付けているうちにその2本を除去したい。
しかしここで空中生成型の反応が現れる。目標地点の上空で生成が開始されている。予想通りか!!
Bプランに沿って迎撃する。坊主!!
ゲトレーの指示で編成の分割、再編成が開始される。
一時的に編成を2×3に変更。2人1組になって柱に接近する。
少佐とライツ。林くんとケイランは柱除去。ハルトとシェリカは空中生成型を叩く役割となるわけだ。
迫ってくる別部隊に目移りする深柱。
熱線放てる目がひとつしかないのは致命的でありましたな。
林「ケイランさん!」
ケイラン「大丈夫よォ、シンちゃあぁん!!もっとぶっといの相手にしたことあるんだからああぁ!!」
凄い形相で何を口走っているんだこの人は。
いや、確かにここの柱は細いし練馬とかに出た深柱よりは細めだから言っていることは合っているのかもしれないが・・・グムー。
というかさりげなく呼び名が深まりまくっているのであるが。ハッスルしすぎでしょケイランさん。
ともかく一気に懐に飛び込むことには成功。
ストライクアーンドブラスト。そしてバイルランス圧入。深柱塔解まで一気に進めてしまう。
細いからなのか、中身が反対側から噴出してしまって妙にグロイ。
というかケイラン、片腕でハンマーを自在に振るうとは・・・さすがはシェルブレイクマイスターと言ったところでしょうか。
あの鍛え上げられた体を見たら納得せざるを得ない。
さて、柱の方は無事に除去完了。あとは空中生成型である。
どのような敵が現れるのか未知数だしできれば生成前に倒したい。だが――
あの状態でマン熱を放てるのか!?
まだ外甲も形成されていないうちからマントル熱線を放ってくる空中生成型。
しかしこちらにもシールドマンはやってきている。展開するカシオペアディフェンサーが熱線を防ぐ。
その間にツルギを生成するハルト。遠くにいようが、投げつけて届く距離であれば関係ない!!
深柱・・・倒す!!カナ・・・お前のところへ戻るんだ!!
見事に深柱の目玉を刺し貫き髄幹を破壊するハルト。
うーむ、なんというか凄い命中精度でありますなぁ。やっぱりそういう訓練もしてたりするのかな?
元は無気力な性格だっただけに投げ槍は得意だってか?HAHAHA。
ともかくとりあえずの脅威は去ったので警戒しつつ護国寺の敷地内へと向かうこととなります。
敷地内に踏み込むが見た感じでは何もない。林くんはこれから調査を開始しようという構え。
シェリカ「メガネ君大丈夫なのォ。頼りないなァ」
ケイラン「ちょっとクソビッチ。私のシンちゃんになんてこと言うの!」
シェリカ「うるさいクソオカマ!」
本当に仲いいなお前等。そういえば初登場時も彼氏のことについてからかったりしてましたしなぁ。
あの頃の、いやH小隊が組まれるまでのケイランは諍いに割って入ったりする常識人のような感じだったのに・・・どうしてこうなった。
見た感じでは何もないが、確かに目的の座標上空に空中生成型は出現した。
しかし重力針の反応は全くない。深柱そのものがあるわけではない様子。
警戒しながら調査を進める一行。そこでシェリカが目撃したのは地面から天へと伸びる1本のワイヤーらしきもの。
一体これは何だろうか?この伸びた先で空中生成型が出現するという流れなのか?
詳しく調査してみなければなるまい。と思いきや、いきなり髄幹の反応が現れる。
いかんシェリカ。防御!後方、建物の上だ!!
慌てて振り向くシェリカ。その首筋か肩か、具体的な場所はわからないが何かが通り過ぎる。
その結果、勢いよく血を噴き出して倒れるシェリカ。おぉう。
見た感じの傷はそれほど酷くはないが表情が危険そうに思える。これは・・・どうなんだ!?
なんせ少し前に戦う背景やらみんなで帰ろう発言やらでフラグを立てまくっているからなぁ・・・危なすぎる!!
倒れるシェリカ。駆け寄ったハルト以外は防御体制を整える。
そして護国寺の屋根の上に現れたのは人型の深柱――ビゼリア!!
お前たちか。銀眼王の庭を荒らす愚か者どもは。その罪、万死に値する。
まさかここでビゼリアが出てくるとは思いませんでした。
空中生成型の出現管理とかしていそうな感じはあったが、まさか自ら防衛に出向いてくるとはなぁ。
銀眼王もそうだったが人型の深柱は力を使うまでは髄幹反応が出ないのが困りものである。
今回の様に不意を打たれると一瞬でやられてしまうこととなる。果たしてシェリカは無事に生還できるのか・・・して欲しいなぁ。
怒りのハルトが新たな力に目覚めるというのなら、それはそれでよいことだと思いますが。
それにしてもあのワイヤーのようなものは一体何なんだろうか。ビゼリアと関係しているのか?
実はワイヤーと繋がっていたりするのだろうか。上空にいたのが屋根に降りてきてワイヤーが傾きシェリカを貫いたとか。
そうなるとビゼリアは地上とワイヤーで繋がっていることとなる。凧・・・?
次回は屋根の端から端を助走して空を舞い、ワイヤー攻撃をしかけるビゼリアの姿が見られる流れとなるのかもしれない!!
でもワイヤー切られたら落下することになるし、さすがにないか。それで撃墜出来たりしたら笑うしかないものな!!
・木曜日のフルット
ヘンタイと聞きつけて駆けつけてくれる男たちが頼もしい。特にフルット。
7年後の自分はどうなっているのか。気になるといえば気になる。
その時も元気にチャンピオンの感想を書いていられるとよいなぁ!!
・総合感想
感想作業もそれなりに負担がかかる。だけど今号ではいい言葉が飛び出しましたね。
こっちは好きなことでやってんだ。自分の夢のためにイカレられるなんて最高だろーがと。夢・・・感想書きは夢なのか!?
疑問に思わないでもないが頑張っていきたいと思えるようにはなった。
まあ無茶しすぎると体を壊すってのは別の野球漫画が教えてくれたんですけどね!!なんという対比!!
さて、次号はバイオハザードマルハワデザイアの完結5巻発売記念ということでスペシャルエピローグが掲載。
特別読み切りということだが、単行本に掲載される予定はないのだろうか。気になる所です。
2013年 41号
・錻力のアーチスト
『シュガーレス』の細川雅巳先生が新連載を引っ提げて帰還。
ハートぶち抜く巻頭カラー68Pで堂々の開始だ!!
しかしこのハートぶち抜くというのがまた。比喩ではあるが本当に誌面で心臓ぶっ叩いているから凄い。
野球の打席は真剣勝負の場。ならばブッ叩かれて息の根止められても文句は言えない。
投げる球はまさに投手にとっての命――心臓のようなものであるということだ。
この手応え。完璧だ。心臓吹き飛ばして胸にデカい穴開けてやる!!
その言葉が示す通り主人公の一打はバックスクリーンに直撃するホームラン。
中3でありながら4試合に7ホーマーというかっとばし男。
この男こそが神奈川宮丸シニアの四番・清作雄である。
見事なホームランを決めた清作であるが、チームメイトとの仲はあまり良好では無い様子。
清作の目標は甲子園。
神奈川でそれを目指すならばスカウトのためにこの試合を見に来ている港南学院の監督にアピールするのが1番の近道と考える。
なので味方に1打席でも多く俺にまわせと脅しをかけたりしている。おやおや怖い怖い。
その港南学院の監督が注目するのは2人。同じ神奈川宮丸シニアの選手。
1人目はエースの八子遼一郎。体の線はまだ細いが最速142キロの速球とキレの良いスライダーを武器に巧妙なピッチングをする。
2人目が清作雄。とにかくその長打力はスゴイの一言である。四番打者らしいなぁ。
この試合は6対0で宮丸シニアの勝利。
明日の決勝に勝てば関東ナンバーワン。全国大会出場の権利を得ることができるらしい。
喜びチームメイトに冷たく言い放つ清作。
明日の決勝。お前らザコは守備のミスだけしなきゃいい。得点は全部俺が取ってやる。
見方によっては頼もしいセリフと思えなくはないんですけどね。
さすがに普段の態度がアレなので好意的に取られることもない。その直前に対して活躍もしてないとか言っちゃってるしな。
そんな清作に苦言を呈するのは八子。
清作もさすがに八子だけは認めているらしいが意見まで聞くつもりはないようだ。うーむ。
帰りのバスの中でも孤立してる様子ですし何とも団体競技に向いてない子ですなぁ。四番打者らしいけどね。
試合を終えて腹を空かせて帰る中学生。
そんな清作に与えられた夕食代は100円。ワンコインって言葉はあるが、100円で何食えってんだよ。
若いんだしエネルギー補給したいのに。しょうがないからバナナを選択する清作。正解かな。
明日の決勝に備えて休む。
わけではなく、公園で素振りを開始する清作。
今日の試合の最後の打席。ホームランには出来ずフェンス直撃の二塁打であった。それを打ち損じと考える清作。
ホームラン1本ごとに1歩、甲子園に近づけるってのに。
俺の価値を証明するには1打席も、一振りも無駄にしたくない――!
そんな想いを抱きながら素振りをする清作の前に現れたのは八子。こちらも走り込みをしていたらしい。
チームの柱ということでその力は認め合っているようだが決して仲のいいわけではない2人。
清作は八子に善人ヅラはやめろという。
それに対し八子。「勝つ」という目標は皆同じなんだしわざわざチームの和を乱すようなことを言うなと返す。正しいですな。
出たよ優等生。いい人すぎると損するぜ。ウチの親父みてーによ。
ウチに金無ぇのお前も知ってんだろ。知り合いの女にだまされたとか何とか。おかげでウチまで巻き添えだ。
他人のためだとか善人ヅラのせいでこっちまで被害うけるのはゴメンなんだよ。
屈折しているのは家庭の事情でありましたか。
ちゃんと帰ってきたらただいまーが言える子でありますのにねぇ。しかしこの父親のお人好しそうな顔・・・
「女性の嘘を見抜くのは砂糖に混じった1粒の塩を見分けるくらい難しいな〜〜」
お人好しというより単に女好きな気もしてきたぞ!!HAHAHA。
ともかく清作の目的は港南学院のスカウトを受けること。
推薦で入れは授業料は免除されるし甲子園に出られればプロにも行けるかもしれない。
なるほどね。中学生のうちからきっちりとした将来の見据え方をしていて感心と言えるかもしれない。
しかしそれではまるでお金が目的で野球をやっているみたいでありますが――
勘違いするな。俺は野球を続けるために、野球で勝ち続けたいだけだ。
チームメイトにも誰にも負けたくねえ。それだけなんだよ。
他のことで稼ぐのではなく野球で稼ぎ、生きていきたい。
何だかんだで野球を続けるのが一番の目的なわけでありますな。そりゃプロを目指すしかないわけだ。
八子を見送り素振りを再開する清作。
しかし一瞬腰の辺りに違和感を感じる。気のせいかと流しているが、こういう違和感は大事に繋がりやすいんですよね・・・
さて、関東大会の決勝戦。宮丸シニア対白樫シニアの対決となります。
白樫シニアのエース投手・新崎。ここまでの4試合でたったの2失点に抑えている。
この対決、投手力は互角。鍵となるのは清作の一発と見られているようだ。
1回の表、宮丸の攻撃。
これを3者連続三振に切って取る新崎。顔がゴツイだけに球も重そうですなぁ。
裏の白樫の攻撃。八子は調子良さそうであるが、相手も決勝まで勝ち上がってきたチームである。昨日までと同じにはいかない。
センターの頭上を越える大きな当たり。そのセンターを守るのは清作。
バッティングだけではなく守りもできるんだぜというアピールをするために見事なキャッチをしてみせる。やるねぇ。
しかし今のプレーで再び腰に違和感を覚えてしまう清作。おやおや・・・
さて、2回表。さっそく四番である清作の打順。こうなれば腰に違和感があるとか言ってられませんわな。
少しくらいの痛みで退いてたまるか。
・・・青ざめろ。テメーの息も止めてやる。その胸にデカイ穴開けてやる!!
再びボールを心臓に見立てての会心の当たり。
新崎の重い球を見事にスタンドにまで運んでしまう。スゲーなオイ。
しかし白樫のエースはさすがにタフである。この一撃を受けても目は死んでいない。
うーむ、心臓1つぐらいでは仕留めきれないこともあるということかねぇ。
さて、見事なホームランを決めた清作を出迎える八子。
清作「悔しがれよ。スカウトの前で俺の方が目立ってんのに」
八子「味方が点取ってるのに何でだよ」
むう、爽やかな返し方だ。
そして妙な歩き方をする清作を見て声をかける八子。ふむ、気づきそうな感じか・・・?
試合は進み4回。
清作の一発以外はどちらもランナーこそ出るものの得点には結びつかず1対0で進行している。
そこで回ってくる清作の第二打席。しかし残念ながら空振りの三振。
うーむ、ついに腰の痛みが違和感ではなくはっきりとしたものとなってきたようですな。
6回裏。白樫の攻撃。ランナー二塁で四番に回るピンチの状況。
その四番の池林はセンター前のヒットを放つ。
清作は腰をさらに痛めながらもバックホーム。しかしキャッチャーのブロックを破られて同点に追いつかれてしまう。あらら。
ベンチに引き揚げる際に八子に謝るキャッチャー。爽やかに切りかえようぜと返す八子。
しかし完璧なバックホームを返したのに当たり負けされた清作としては文句の一つも言いたくはなる。
うーむ、ケガのこともあるから言いたくなるのはわかるがやはり雰囲気はよくないなぁ。
足引っ張られてテメーも内心腹立ってんじゃねーのかよと述べる清作。
それに対し、だったらお前も交代しろよと返す八子。
腰か背中痛めてるだろ。いつものスイングじゃない。
やはり気付いていたか。そしてこのままでは悪化するかもしれないと監督に交代を願いでる。が――
清作「テメーの善人ヅラにはウンザリだ!俺の進む道歪める権利なんかねえんだよ!!」
八子「お前こそいい加減にしろ!誰だってお前みたいに強いわけじゃない!優れてるわけじゃない!
だから力合わせなきゃいけないんだろーが!!」
野球という団体競技の中においては八子の意見はあまりに尤も過ぎる。
清作1人で戦えるという話でもありませんしなぁ。チームメイトも当然ながら八子を支持する。
だがそれでも交代には応じる気はない清作。ホームラン打って点取るのが俺の役目ならキッチリやってやる。文句は言わせねえ。
他人のことまで気ィ遣う余裕なんか無え。だから前だけ見てる。それが悪ィかよ。
気遣いが出来ないのは仕方がないが当たり散らすのはちょっとなぁ。
というかそういう気持ちを素直に吐き出せるようであればもう少し違うのかもしれないが。
清作の三打席目。痛みはこれまで以上に大きくなっており、一振りごとに顔を歪めることとなる。その最中に清作が想うことは――
一生懸命やってたら失敗しても許されるのかよ。甘えだろそんなの!!
たとえまわりが許したとしても失敗した自分を自分が許せるのかよ。ふざけんな!!
傷の舐め合いも、心配も、生ぬるくまとわりつく綿菓子みたいだ・・・
吹き飛んじまえ、そんなもん!!
球場にいつヤツ全員の呼吸を止めてやる。世界を止めてやる。見ろ。見ろ。これが俺の力だ!!
清作のバットは見事にボールを――心臓を捕える。一斉に球場内の全員がその打球へと目を向ける。
俺が試合を決める。俺が1番なんだ。
昼間に流れ星を追うみたいに、見ろ。抜け殻みたいに虚ろで無力なまま、見ろ。誰も邪魔すんじゃねえ。
という具合に見事な想いは乗っていたのだが・・・飛距離は足りなかった。
フェンス際で白樫の守備にキャッチされてしまう清作の打球。流石に完璧なスイングでないと厳しいか・・・
その結果を見届け、悔しがりながら倒れ込む清作。腰の痛みが限界を突破した様子ですな。
急ぎ駆けつけてくる八子。清作は声を出すこともできない状態なのにそれを迷惑がる。
この白い四角は俺の居場所だ。勝手に入ってくんじゃねえ!!って話だ。
まあ、もちろんそんなことは意に介さず近づいてくるんですけどね。そして他人の言うことをきかない清作に向けて八子はこう述べる。
ザマァ。だな。
おぉっと・・・悪い笑顔だ!!
ふーむ。善人ヅラをしておきながらやはり内心では面白くないと思っていたのだろうか。
清作の父とは違い騙される方ではなく騙す方の善人ヅラだったわけですね。HAHAHA。
安心したぜ。俺は間違ってなんかねえ。今の俺が、ただ弱かっただけだ・・・
地面に這いつくばり、そのような想いを抱く清作。
その後、試合は続行。宮丸シニアが最終回で勝ち越しに成功し、関東大会を制覇することとなった。
そしてバスに横たわりながら清作が見たのは、港南学院の監督からスカウトを受ける八子の姿。おやおや。
八子・・・どこまでも俺を荒らしやがって・・・
屈辱を覚える清作。しかしそれで潰れる男というわけでもない。
俺だけ息を止めたままいられるわけねえだろって話だ。
というわけで腰の痛みを克服するために筋トレを行う清作。無茶なことしてんなぁ。
まあそれもこれも父親からのアドバイスによるものだったりするのですが。
何だ雄。腰が痛いのか?お父さんもよくあるなぁ。女の子ガラミで。
腹とか背中とか鍛えまくれ。そしたら腰も丈夫になるぞ。腰が元気なら女の子も喜ぶしな。HAHAHA。
何言ってんだこのオヤジは。オヤジなだけにオヤジくさいこと言ってんじゃねーぞ!!
まあでも周りの筋肉を鍛えると腰を痛めにくいというのは本当の様子。
しかしそれは予防策であって、痛めている最中に鍛えるという話ではないのだが・・・
下手すりゃ悪化する可能性もあるのに動かずにいるよりずっとマシだと鍛えまくる清作。よくやる。
勝つ、克つ、剋つ。
俺を否定したヤツ。見限ったスカウト。全員見返してやる。
テメーら皆ブッ倒して甲子園に行くのは、俺だ!!
邪魔するヤツはハジキとばして俺の進む道造ってやる。
その誓いのもと、痛めた腰も完全に復調した様子。うーむ、なんという根性の癒し方。
――いや。元通りじゃだめだ。前以上にならねえと。
クソみたいなテメーらにひとつだけ感謝してやる。俺はまだ何も満たされてねえ。飢えたまんまなんだ。
リベンジを誓い、別の学校からの甲子園行きを目指す清作。
そんな清作が四月から通うのは神奈川県立桐湘高等学校。
去年の野球部の成績は県予選のベスト8。ふーむ甲子園に向かうには少し厳しいところでありますな。
2年の喜多幹生。児島壮太。3年副主将の宇城丈吾といったメンツが出てきているが詳しいキャラ紹介は次回以降かな。
その彼らが言う、清作以外に既に1人いるアクの強いスラッガーとは何者か。
放課後。爆睡してHRが終わってたのに気づかなかった清作。部活初日から遅刻はヤベェよなと廊下を猛ダッシュ。
男子女子に関わらずハネ飛ばしながら進む。乱暴なやっちゃ。
しかし一人の男にぶつかり、逆にハジキ飛ばされてしまう清作。おぉう。
しかもその右手に出来たマメは肉球のように盛り上がっている。一体どれだけバットを振ればこんなことになるのか・・・
まるで及んでいない自分の手を見ながら立ち上がり、その男に声をかける。アンタも野球部だよな・・・と。
2年の弐識敏だ。
清作にいきなり頭突きかましてそう名乗る弐識。
この弐識敏との出会いが清作の新しい鼓動が始まった瞬間となるそうであるが・・・?
てな感じで始まりました新連載。
相変わらずアクの強そうな主人公であるが、果たして団体競技の野球というスポーツでやっていけるのだろうか。
まあ、最後に出てきた弐識という男もまたアクの強いスラッガーのようですし、影響を受けていけば変化も有り得るか?
さすがにこれだけ濃い面子ばかりが揃うということもないでしょうが、他のメンバーにも期待がかかりますな。
ところで桐湘は共学である様子。女生徒の姿が見えた。
となると名前付きの女子キャラが出る可能性もあるということだろうか。
女子マネ辺りはいてもおかしくないですしなぁ。うーむ、これは期待したいところでありますぞ。
・弱虫ペダル
杉元兄弟のシンクロ走法により、ついに先頭のチームSSを捕えることに成功。
4人並んで後は下り。下りきったらもうゴールだ。
今年の1年生レースの勝者が決まる!!この4人のうちの1人だ!!
鏑木「ほるああああ!!」
段竹「ガルァア!!」
杉元「くぁああ!!」
定時「おぉお!!」
叫び方も人それぞれである。やっぱり鏑木の叫びはそれでいきますのね。ほるあああああ!!まあ、それはさておき――
たぐりよせた!!並んだ!!追いついた!!定時と皆のおかげで、やっと!!
あとはこいつを絶対に離さない!!
そう決意する杉元。しかしさすがに下りは上手い様子のチームSS。いきなりの加速を開始。引き離す。
今泉君によればこの先杉元は離されることになるとのこと。
でもたぶん、次のコーナーで追いつきます。
離したはずなのに、気づけば必死な形相の杉元がすぐ後ろに喰らいついてきている。
うーむ、杉元もいい表情するようになりましたなぁ。応援したくなる。
この離しても離しても必死に喰らいついてくる兄弟の姿に恐怖する鏑木。なんだ・・・なんだこいつら!!
チームSSは混成チームだ。強いチームだ。だけど入れ替え戦のある限定15人の中。
社会人と走る中でおそらく彼らは経験したことないんじゃないですかね。
ああいう――気持ちを。仲間とつなげていく走りを。
現段階ではヤツらの方が実力が上です。でももし杉元に勝機があるとすれば、ヤツらのそれを理解できない心のゆらぎだ。
今泉君の分析はなかなかに正確である。事実鏑木は戸惑いを見せている。
ヘボだろ!!こいつはヘボいはずだ。オレたちがワンツーの圧倒的な強さでフィニッシュするハズだ!!このレースは!!
なのに何で追いついてくるんだ。並んでんだ。
どいつも敵じゃなかった。うしろのデカいのもこいつも同じだ。
ただ1人必死に追いついてきて、ヘボい追い抜きを見せて、けどつかまえてぬき返し、オレ様がレースから降ろしてやったんだ。
なのになんで前走ってんだよ!!
ついに杉元が鏑木たちより前に出る!!
追いついて追い越した。ひょっとしたらこのままフィニッシュラインに辿り着く可能性もある!!
ワゴンの中で興奮して立ち上がる鳴子。天井に頭をぶつけている。
体のサイズが違うのに田所さんとやっていることが変わらないな。
今泉君の言う心のゆらぎを突かれた鏑木。
ならばとその鏑木を殴りつけて目を覚まさせる段竹。一差ァァ!!
ゆれるなァ!!レースに集中しろ!!単に目の前で追い抜かれただけだ!!
相手が誰かなんて関係ない。前を向け。理由は今考えても答えは出ない。勝つことだけ考えろ!!いける!!
安心しろ。お前は速いぜ!!
どれだけ練習してきた。何千回つらい瞬間を耐えぬいてきた。出るんだろ。インターハイ。おまえが。
だったらどうした。ホラ。もっとはしゃげよ。天才、鏑木!!
相棒の一喝に失いかけた冷静さを取り戻す鏑木。ギラァッ!!
オレが速いだって?天才だって?効いたぜ今の一発ゥ!!
知ってる!!ハハハ!!それはオレが一番よく知ってるよ段竹!!
ほるああっと叫び、再び前に出る鏑木と段竹。
それにしても鏑木は天才とまで呼ばれるほどの男であったのか。
いや確かにプライドの高さとメンタルの弱さは天才っぽい感じがする。
今までの走りやメンタル面を見ていると段竹の方が凄そうな気もするのだが・・・アガリ症でさえなければなぁ。
それに段竹自身は鏑木の走りに魅せられている様子である。
一差。オレは見たい。子供のようにはしゃぐおまえを。強い相手に一歩もひるまないその姿を。
この夏のインターハイで。だから一緒に走ってるんだ。
そう考えながら前に出る段竹。おまえのトップゴールをオレがキメてやるとのこと。
そうはさせじと最後のふんばりを見せる杉元兄弟。
ゴールスプリントは苦手だ。だけど、それは今克服する。言い訳なんか言ってらんないんだよ!!
下りもほぼ差がつかない状態で終了。
残るは200m。少し登った先にあるゴールラインを割るのは4人のうち誰か!?
この流れで全員同着ということはない、と思うけどどうであろうか。
今後のことを考えるならうっかり定時が勝つ。または鏑木、段竹のどちらかが取るがワンツーにはならない。
そういう状況となれば正式なインターハイメンバーは合宿で決めようとかいう流れになるんじゃないかと思われる。
杉元が決めてしまうという流れもありといえばありだけど・・・さてさてどうなりますか。
・実は私は
白神たちとキャンプへ行く!!俺も健全な男子高校生だから、少しは期待しちゃってたワケで。
冒頭からそんなことを語り出す朝陽。
テントの中、寝袋に入って背中合わせで語る場面とか妄想しちゃったわけですな。うーむ、青春っぽい。
しかし前回一緒に寝れるとは思ってなかったとか言ってなかったっけ?期待だけはしていたと?
それとも寝袋無しで寝るとまでは思ってなかったとかそういう意味の発言なのか?どうなんエロ峰君!?
まあ、それはさておき。今の状況も言葉にすれば妄想と一致している。白神と背中合わせで床に・・・
白神父「・・・なぁ。黒峰君よ。まだ起きとるか・・・?」
朝陽「はっ・・・はい!!起きてます!!」
い・・・いや!!確かに!?確かにいま隣で寝てるのは白神だけど!?
とんだ白神違いっつーか・・・なんでいま俺白神の親父さんの隣で寝てんの!?
広い畳敷きの部屋に布団を並べて眠る2人。何で並べてんだよ。
というか親父さんの布団デカイ!!なのに収まりきってなくて足はみ出てる!!
というかその格好のまま寝るつもりなのか親父さんよ!?ツッコミどころ満点だ!!
その状況で葉子さんとどういう関係なのか尋ねてくるから朝陽も気が休まらない。そりゃあ寝れる気がしませんやね。
とりあえずただの友達ですよ!?と返す朝陽。
自分が葉子さんに言われたときは傷つきまくっていた言葉なのになー。まあこの場は仕方がないんですけど。
そうかそうかただの友達か。そら良かった。儂も血が見たいワケやないからのぅ・・・
え!?何!?寝れるかどうか以前に生きて帰れるかどうか心配しなきゃダメな流れなの!?
何というかこの親父さん、傍から見たらちゃんと娘心配しまくってるのバレバレなのに素直ではない。
あんなアホな娘なんぞどうでもええんやがと前置きをしながら学校ではうまいことやっとんか?と尋ねてくる。
ちょっと前まではともかく、今は普通に学校生活を楽しんでいる葉子さん。
普通にどころか、かなり楽しそうですよね。うっかり正体をバラしそうになる回数が爆発的に増えるほどに楽しそうである。
親父さんは当然葉子さんが秘密を抱えたまま普通に学校生活を送れるとは思っていない。自身の経験からしてもそうなんでしょうな。
というわけで改めて朝陽に問う。葉子に何か変なところは無かったか・・・?例えば何か人と違うようなところは、と。
うーむ。葉子さんはなぁ。人よりかなりアホな子ですよね。
そんな返し方をしてみたらどんな反応されたであろうか。納得はしながらも激怒しそうであるからダメか!!
いくら葉子がアホゆうても自分から危険に・・・いや、人に近づくようなことはせんはずや・・・
・・・つまり、つまり小僧・・・おまえが葉子に言い寄ったってことちゃうんかっ!?
秘密がバレてるかどうかよりもやっぱりそれが気になって仕方がないんですね親父さん。
まあ、確かに言い寄ったというか、近づいたのは朝陽からなわけですけどね。
結局友達という形になってしまったが、最初は告白しようとしていたわけですからねぇ。間違いではない。
色目を使ったかと言われるとそこまでではないと弁明はできるが・・・単にヘタレなだけとも言えるが・・・
ともかくトイレにエスケープする朝陽。
白神家のトイレは一般人用のサイズと親父さん向けのサイズ両方が用意されている。何だか凄い威圧感を感じるな・・・
これはまた何というか掃除が大変そうというか・・・当人がやれと言われるのは間違いなさそうだ。
藍澤さんの中の人の気持ちがわかったような気になる朝陽。
そんな朝陽のもとに、テントで楽しくしているはずの葉子さんが現れる。おお。
どうやら朝陽の様子を見に来てくれたみたいですな。有難い。気にかけててくれたんだと朝陽も感激しておる。じーん。
えーとな。黒峰君おとんにしつこく話しかけられて寝られんのちゃうかな思て。
おかんにおとん大人しくさせるもん借りてきたから!!
ちょっと待ってな?こんなかに・・・
紙袋をゴソゴソとし、取り出しましたのは――
にんにくに十字架に銀のフォークとかナイフとか・・・あと心臓刺す杭!!
うむ、確かに大人しくさせられそうな装備でありますな。いやいや、それは退治ですがな!!
冗談半分とはいえそんなものを渡そうとする母親も怖いよ。
それはともかく、大人しくさせる本命のアイテムはお酒。その名も七対子。何でやねん。
名前はさておき、酔ったら記憶なくすし割とはやく寝るらしい。へぇ。
とりあえずやばかったら試してみるよと答える朝陽。
その朝陽にもしおとんに黒峰君が私の秘密知っとるってバレても黒峰君のせいとか絶対ちゃうからね?と言い出す葉子さん。
うーむ、葉子さんならばそういう気遣いを口にしてしまうでしょうな。前もそうでしたし。
黒峰君はそんな頑張らんでもいい。何度でもゆうよー?と語る葉子さん。ハハハ、そりゃーダメだ。逆効果だ。
白神っ。ありがと!!気合入ったよ!!その・・・俺、頑張るから!!
葉子さんの言っていることとは真逆の反応。
であるにも関わらず思わずドキッとしてしまう葉子さん。うーむ、いい雰囲気だ。
そんな雰囲気の中、2人の周りに霧が発生する。家の中というのに霧・・・?
そして響くのは親父さんの声。ハッ!?いい雰囲気のところを目撃された!?
そ・・・そうか!!しまった・・・そういえば聞いたことがある。吸血鬼は霧に変身出来るって・・・!!
ほほう。親父さんの方は吸血鬼らしい技がちゃんと使えるみたいですな。
ってこの霧ずいぶんと酒くさいんだが・・・完全に出来上がっていらっしゃるー!?
飲ませるまでもなく既に自分から飲みまくっていたわけですな。まあ、布団にも持ち込んでいたしなぁ。
というか布団で持っていた酒とは名前が違うぞ。何本目だよ。そして愛娘って凄い名前だなオイ。愛飲してそうだ!!
まあ何にしても既に酔っているなら秘密バレしていることがバレる恐れは少ない。記憶なくなるはずですし。
しかし今は別のことを恐れねばならない。
おまえやっぱり・・・やっぱり葉子と付き合っとったんかぁぁああああああっ!?
あんな仲良さそうに話しおって・・・お父さん許さんぞっ!?
酔っているせいか親バカを隠しもしなくなっちゃってるよ!!可愛いなオイ。
しかし葉子さん、話しただけでアウトなん?とか言ってるけどあの雰囲気はなぁ。そりゃあお父さんも怒るに決まっているさ。
そや、黒峰君!!えーと・・・にんにく!!おとんににんにく投げてっ!?
吸血鬼ににんにく。葉子さんだと目がシパシパするだけの効果であった。
しかしどうやらハーフの葉子さんとは違い純粋な吸血鬼である親父さんには効果覿面。
正直ちょっと引くほどの勢いで泣き出してしまう。ある意味怖い。
泣き出した親父さんを置いて逃げ出す2人。
葉子さんの先導で走り出すが、今度は姿をコウモリに変えて追いかけてくる。
この辺りになると完全に正体隠す気ありませんな。いや元々デカイ姿晒している時点で隠す気はないのかもしれないが・・・
というか対吸血鬼グッズを渡している母親は完全に秘密バレしていること知ってますよね。
ともかくニンニク以外に効きそうなものを試す朝陽。しかし十字架はいけない!!
葉子さんならイラッとするだけの十字架だが、純粋な吸血鬼である親父さんだと・・・
ワレなんぞ・・・ケンカ売っとんかぃ・・・?
マジギレですよ!!額に巻いたネクタイ引き千切るぐらいのマジギレだ!!
ていうか酔っぱらってるからって何でネクタイ巻いてるんだ?どう見てもネクタイ使う服装じゃねーだろ!!
この親父さんは本当ツッコミどころが多くて困る。
ともかく十字架は挑発にしか使えないのは分かった。
ならば定番である銀の武器。フォークやナイフはどうなのるのか?ふむ、刺さると普通に痛いわけか。そりゃそうだ!!
朝陽「杭はっ!?」
葉子「い・・・いや試したことないけど・・・そんなん心臓刺したらあかんやろ・・・?」
ですよねー。凄く当然の反応でありますな。
というか心臓以外なら刺しても復活できるかもしれないが、それだと完全にトドメ刺しちゃう!!
くっ。くおおおおお。葉子ぉおおおおおおおっ!!
儂は認めんぞ!?そんな男っ!!
ついに号泣しながら定番のセリフを吐くようになった親父さん。いじらしいねぇ。
それに対する娘の葉子さんの反応が微妙に冷めた感じなのがまた何とも・・・どこの親子もこんな感じか!!
もう容赦せんぞと襲い来る親父さん。
それに対し葉子さん。思いっきり左に飛んでと指示を出す。それを受けて右に飛ぶ朝陽。何故!?
親指のない右に飛んだ方が避けやすいという判断・・・ではないな。ちゃんとそこが目的地だったみたいだし。
まあ誤植な気はするがこれはこれで考察してみると楽しそうだ。父親を欺くフェイントか!?
ある一室に逃げ込んだ朝陽と葉子さん。どうやら親父さんは部屋に入ってこれない様子。
サイズ的に入ると大変なことになりそうだが、それだけが理由ではない。
吸血鬼は招待されないと家とかに入れない特徴がある。ここは葉子さんの部屋なので許可なしでは入れないそうだ。なるほどねぇ。
って娘の許可なく部屋に立ち入り禁止って普通の家庭じゃないですか。親父さんマジ普通におとん。
ハーフの葉子さんは普通に立ち入りすることできるんだろうか?
他の人より申し訳なく思ってしまうとかそのぐらいのペナルティで済みそうだなぁ。
というか親父さんはその弱点があるのにちゃんと学校に通えていたのか?公共施設はノーカンなのか?謎だ。
何はともあれ無事に逃げおおせた2人。
おとんもそのうち寝るやろし、最悪おとんが寝んくても私ら二人は別に朝までこの部屋でぐっすり寝れ・・・
と言ったところでようやく今の状況に気付く。
おやおや、状況が一変しちゃいましたね。ヒヤヒヤ展開から一転してドキドキ展開だ!!
恐怖で眠れそうにないと思ったら今度はドキドキが止まらなくて眠れそうにないって流れですか?うーむ、何とも・・・羨ましいなオイ。
まあさすがに何かコトを起こすような2人でもあるまい。
しかし朝まで同じ部屋で過ごしたという事実。その事実があるだけで騒ぐには十分なこととなる。
いやあ、次回の2人の様子もさることながら、その後の他の面々の反応が凄く気になりますなぁ。
茜ちゃんなら普通に今の状況把握してそうな気がしますし。厄介な地獄耳だ!!
・囚人リク
本格的に脱獄作戦を始動させるレノマさん。
しかし外での作業初日からその姿を補足されてしまう。おやおや。
看守に見つかるよりは遙かにマシだが、よりにもよってスライスデビルに見つかってしまうとは・・・
さすがに備品室に忍び込んでハンググライダーを作ることまでは想定できない沢田。
85階の高さから夜の隙をついて地上に降りる練習でもしているのかと考える。
まあ何にしても目的は脱獄であるとすぐに推測できますわな。
てか待てよ。房の外に出てるってことは鉄格子を切断してるってことじゃないか。脱獄の動かぬ物証だ!!
うひょおお・・・と興奮で声が漏れてしまう沢田。
巡回の看守にチンコロしたらレノマさんは1発で終わる。
もちろんリクたち同じ房の仲間も罪に問われることとなるだろう。危うい・・・!!
一生、独居で拘禁されてろ。
実に嬉しそうな沢田。
そうとは知らず、上々の成果を得たと確信しているレノマさん。
下はどうだったかという松尾の問いにきっとやれると返している。
俺たちは今、自由への扉に手をかけた。
そういうタイミングこそ一番危ないって話なんですかね。
そしてついに862房。沢田のいる房に巡回の看守がやってくる。
看守に話しかける沢田。笑みを浮かべてゆっくりと起き上がる。言うのか・・・?
早く雑居房に移してくれよ。こんだけずーっと取調べしてもさぁ。看守殺しの証拠なんてなーんにも出てこなかったんだしさぁ。
おや、沢田は保護房からは出てきたものの雑居房にまでは移っていなかったんですな。
沢田以外の他の面々に知られたらという不安はいらなかった様子。
そして沢田自身も看守に伝える気はないようだ。
佐々木よ。テメェには独居拘禁など生ぬるい。
俺が受けた傷。殺し屋の誇りを汚された恨みは、んなもんじゃ解消しねぇ。
テメェだけはこの手でキッチリ殺ってやる。脱獄への希望が最高潮に満ちたその時・・・
希望があるからこそ絶望は色濃いものとなる。
特にその希望に手が届いたと思ったその瞬間に殺されるようなこととなれば・・・
そりゃあさすがのレノマさんも沢田が妄想するような絶望顔になるんじゃないかと思える。
殺られているレノマさんもだが殺っている沢田も濃い顔してんなぁ。
苦痛と絶望に歪んだテメェの生首だけが俺を浄化する。
そう口にしながらキレイなブリッジを描くスライスデビル。
月に照らされる絵は色んなキャラが見せてきた構図であるが、こんな奇矯なポーズ取る奴は初めてだ!!
お月様も分け隔てなくが信条とはいえこんな場面を照らさねばならんとは大変ですなぁ。
さて、極楽島公認弁護士のような仕事をしている田中一郎。
工場での仕事の代わりにこちらの仕事に従事しているみたいですな。大変だ。
田中一郎のプランはハンググライダーで建物から出た後の行動についてにシフトしている。
確かにその後の行動も重要でありますな。
極楽島はその名が示す通り島――絶海の孤島である。ここから脱出しなければ脱獄に成功したとはいえない。
ハンググライダー作戦を成功させた後、一体どんな障害が俺たちに待ち受けているというのか。
どれほどの時間を稼げるかわからんが、そう間を空けずに脱獄は発覚する。
そして直ちに手錠に内蔵されたGPSの追跡が始まる。
だが手錠は決行日までに全員外せるようにし、雑居に残していく。
そうすれば俺たち3人の居場所は・・・いや、昼間レノマが言ってたな。俺たち8人の居所はもはや誰にもわからない。
田中一郎はN棟に移るようなことを言っていたし、324房に来るのかとも思ったが違うみたいですね。
やはり残り1人はレノマさんのいうアテのある人物の様子。一体誰なのか・・・
それはさておき、外に出た後の田中一郎のプランについて。
そうなると・・・ここは最果ての孤島。島ごと封鎖されれば手も足も出ない。
民間の航空機、船舶等の出入を拒絶するだろう。そして時間をかけて脱走犯を捜索。
ただし封鎖にも限界がある。約2万人の市民が日々消費する物資は莫大だ。
備蓄などあったとして3か月程度。その先は輸送を再開せざるをえない。その時まで俺たち脱走犯は潜伏し、時を待つしかない。
だが建物はしらみ潰しに捜索される。ならば地下だ!
問題は警察権の有無だがGPSに絶対の信用を置く極楽島だ。その用意はなかろう。
いや、脱獄絶無を謳うこの島だ。あらゆる可能性を否定してはならない。
その場合・・・エサの調理係の囚人を買収し、犬に罪はないがエサに細工をせねばならない。
今から神木たちに地下壕を掘らせれば充分に間に合う。何日・・何か月でも潜伏してやる!
その間に神木たちが輸送船作業員を買収し、そして・・・脱出の際には壕に用意しておいた服に着替えて地上に出る。
輸送船まで怪しまれることなく接近し、神木が用意したコンテナの荷物に紛れ込む!!
やっと・・・やっと光明が!!やっ・・・と・・・
空を見上げ、太陽の光を受けながら微笑む田中一郎。
しかし直後に浮かんだイメージは足を滑らせ底の見えない闇へと転落していこうとする己の姿。
なるほど。これが脱獄王の自制心というやつでありますか。
プランを完成させんがために都合よく考えてしまっていると自戒する田中一郎。確かに憶測の部分が多いですわな。
リクが言ってたな。トンネル作戦が失敗したのは鉄板が埋め込まれていたと。
この鉄の悪魔がそんな生易しい作戦で破れるはずがない。
敵を知り己を知れば百戦危うからず。
そう口にする田中一郎が欲するのは見取り図のような極楽島の基礎情報。
やはり避けられないな。全看守が共有するデータ。非常事態マニュアルを手に入れるしかない!!
キリリとしながらカメラ目線で締めてくれる田中一郎。さすがと言える。
それはさておき、なるほどね。これが田中一郎がインターネットの使用許可を求めた真の理由か。
外への接続ではなく刑務所内のデータを漁るのが目的であったわけだ。
これならば後で接続先を調べられても不審に思われる可能性は低くなる。時間とか詳しく調べられるとヤバイですが。
しかしマニュアルならPCローカルにうっかり持ってきてたりしないのだろうか。さすがにそれは厳禁となっているか?
ローカルにあるならば柳原看守部長の目をかいくぐって閲覧するだけであるが・・・
というか全看守が共有しているのなら山岡さんから聞けないものだろうか?
まあ一般人となった山岡さんを今からさらに巻き込むのもアレであるが・・・遠慮している場合でもないしなぁ。
とりあえず脱獄王の手腕を見守るとしましょう。見取り図の時ほどは危ない橋は渡らない・・・はず。
そういえばやたらと神木さんを頼りにしていますが自身の革命党を動かすつもりはないのだろうか。
神木さん経由で連絡は取れそうなものであるが・・・やはり弟と同じようにスパイの存在を懸念しているのだろうか。
実際スパイはいるわけだし、革命党に作戦概要を漏らしてしまうと終わってしまうわけだが・・・はてさてどうなりますか。
・ドカベン ドリームトーナメント編
7回裏。タイガースの先頭バッターは一番の三原心平。
果たして別の意味でのストッパーとなることが出来るのか。
スイッチヒッターの三原としては右投手に有利な左打席。と思いきや右打席に入る。
その意図はヤマを張ったフルスイングをした時、そちらの方が当たれば飛ぶからである。
「来た球を打つ」という打ち方ができないのならそういうやり方しかありませんかなぁ。
しかし不知火はとにかく使える球種が多い。
ストレートにヤマを張ってみれば、投げられたのは真逆の超遅球、ハエ止まり。
タイミングを外されてしまいバットが出ない三原でありました。
しかしハエ止まりは狙われたら確実に打てる球であるし、使い所は難しい。今後はどう組み立ててくるか。
岩鬼はこう語る。藤村だけに使うハエ止まりかと思ったが誰にでも使い始めたか、と。
山田は言う。不知火が三原を好打者だと認めたからだ、と。
そして里中は言う。つまり不知火の要注意打者は藤村と三原ということか、と。
さ、最初の打席からハエ止まりを使われていた力道玄馬の立場は一体・・・
力道のことはともかく、三原への二球目は155キロのストレート。
この緩急の差の激しさが不知火の凄さでありますなぁ。
三原はここで左打席に変化。一発狙いからヒット狙いに変えたようだ。
今度こそのスレレートにヤマを張る三原。しかし放たれたのはチェンジアップ。結局三振に終わるのであった。
終盤に入り当てられるようになってきた甲子園。
それに対し三振を取りに行っている様子の不知火。
二番の針も見事に三振で仕留めてしまう。すごいな〜〜。
ならば三番の東海の竜。野球はツーアウトから。まだまだ期待はできる!!
と言いたかったが甲子園曰くそんな格言もう死語やで、とのこと。ひ、酷いことを言う!!
そのせいということもあるまいが、東海の竜もピッチャーライナーで終わる。
結果、不知火も21人目のアウト。パーフェクトを継続する形となった。
7回が終わって42人連続凡退。まさに恐るべき記録となっている。
こりゃー徳川さんも緊張で喉がガチガチになるというものである。
人それぞれガチるところは違うのよ!ということだが、やっぱりそのお茶アルコール入ってるのでは・・・?
8回の攻撃。この回はどちらも一発屋の四番から始まる。
まずはアイアンドッグスの四番、武蔵から。
もういいだろノーヒットは!!
そう叫びフルスイング。果たして藤村甲子園の球を捕えることができるのか・・・
うーむ、期待していいのかどうかわからないところでありますなぁ。
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
二人の乙女座。神に近い男と男の戦い。
この二人がぶつかればとてつもなく恐ろしいことが起こってしまう!!
しかもよりによってお互いが最大奥義である天舞宝輪を使おうとしているのだ。そりゃあ恐ろしいことにもなりますわ。
さらにシジマはその静寂なる男という異名を解放しだす。今こそこのシジマの神音を聴くがよい。
沈黙の男、シジマの口が開き低いうなりがもたらされる。
まるで遠い次元の彼方から聞こえてくるような音。
これは・・・吽形!!宇宙の終焉を象徴する音!!
ああっ。これは処女宮が闇に飲み込まれてゆく!!ここに宇宙の終わりが現出されるというのか!!
思った以上に大変なことが起きようとしている様子。
こりゃあ青銅聖闘士ならずとも慌てるしかない状況ですわ。
しかしそれを平然と受け止めるのはやはり同じ乙女座のシャカ。
先代・・・さすがにお見事であります。
吽形の神音はまさしく沈黙の修行の中から生じた大いなる奇跡でありましょう。
あなたは平素より五感の一つを閉じることにより恐るべき小宇宙を蓄積されていたはず。
並の敵ならばたしかにここで滅していたでしょう。
しかしおそれながらわたしも乙女座の修行法にならい、常に閉眼をおのれに課しておりました。
今、それを解き放ち、お手向かいいたします。
開眼するシャカ。その瞬間、大いなる光が闇を切り裂いていく。
シジマの闇に対してシャカが光を放ったのか!?
いや、これは・・・ただの光と闇の対決ではない!!
生々流転!!無数の宇宙と生命が生まれては消えてゆく!!
宇宙の終焉を意味する吽形に対し、シャカが放ったのは宇宙誕生の象徴である阿形。
なるほど。この対決によって宇宙は誕生と終焉を繰り返しまさに生々流転を生じることとなったわけだ。
しかしこのままでは千日戦争を超越して転生してもなお決着のつかない無限戦争におちいってしまうぞ。
下手すれば千日戦争になるのではと危惧したが、まさかそれを超越する戦いになろうとは・・・
本当、乙女座は想像がつかないような存在である。
ダ・・・ダメです。お二人ともアテナ軍にとっては大事なお方!これ以上の無意味な戦いはやめてください!!
叫び、戦いの只中に飛び込んでいく瞬。
その瞬間描かれるのは陰陽太極図。
陰と陽の平衡を意味しているということだろうか。
実際、瞬が飛び込んだことで二人の乙女座の対決は終わりを迎えている。宇宙は平穏を取り戻したと言うことか・・・怖いなぁ。
シジマが言うにはシャカを試すためにあえて宇宙の終焉を迎える陰を放ったとのこと。
それに対するシャカの陽は一点の曇りも感じられなかったという。
どうやらそのことでシジマはシャカを認める気になった様子ですな。ふう。
先代。数々のご無礼、お許しください。
もしもこのシャカをお認めになられるのならばお願いがございます。
今、陰と陽のはざまに飲みこまれたあの青銅聖闘士の者たちをお助けいただきたいのです。
このままでは永遠に異次元の世界を漂い続けるでありましょう。そしてこの結界を解き、処女宮の通過をお許しください。
シャカの申し出に対しシジマ。
確かにアンドロメダの青銅聖闘士が飛び込んできた故に陰と陽のバランスがくずれ無限戦争に至らなかったと返す。
あれ、むしろバランスが崩れたことでうまく行ったという流れだったのか。
それはさておき、シジマは問う。なぜそこまであの青銅聖闘士に加担するのか・・・と。
先代。なぜならばあの者こそ・・・このシャカの次の乙女座を継ぐべき者だからであります。
うーむ、ここまでハッキリと乙女座を継ぐ者という認識を持たれているとは思わなかった。
つまりこの場には奇しくも乙女座が三代集っていたこととなるのか。なんとも奇妙な光景よ。
しかしそうか。やけに瞬は詳しい解説が出来ているなと思ったら乙女座の技であるからなのか。
シジマはシャカの申し出を受け、2人を救い処女宮を無事に通すことを誓う。そして姿が消えていく2人。
ありがとうございます先代シジマ。これで帰れます・・・涅槃へ・・・
考えてみれば残留思念だけで宇宙を誕生させたり終わらせたりしてたんだよなこの2人。とんでもないなぁ、本当に。
しかしそうなると瞬は飛び込む必要があったのか?
特にシャカは既に死人であるし、アテナ軍に大事なお方!なのは間違いないにしてもこれから生き返るわけでもないのになぁ・・・
まあ、シジマの方はひょっとしたら本体に影響があったかもしれない。
教皇の間のシジマはまるで誰かと闘ってたかのように精魂尽き果てている。
ってちゃんといたんだカルディナーレ。蛇遣座の話を聞いてどこかに行ったのかと思ったぞ。
シ・・・シャカ。恐るべき男よ・・・
あの男、神話の時代から歴代の乙女座の中でも最強かもしれぬ・・・まさしく神に近い男・・・
ほほう。互角に見えた戦いであったがやはりシャカの方が凄かったのか。
まあシャカは本当に残留思念だけで戦ってましたしねぇ。
でもシジマの方もブラッディローズを受けて迷宮に囚われたままでの戦いだし、ある意味どっちもどっちか。
ともかく限界を迎えて倒れ伏したシジマ。
結果赤子のアテナとシジマの命運はカルディナーレに委ねられることとなる。
さてさてこの窮地。どのようにして回避するのか・・・楽しみでございますな。
・クローバー
ハヤトが広島にいる頃、おじいちゃんの海の家を手伝うメイちゃん。
今年はケンジも手伝いに入っており、屋台で焼きそばを作っている。に・・・似合いすぎるだろう、オイ。
その作業が忙しくてハヤトからの電話に気づかないケンジ。
まあ気付いてても今の場所からわざわざ離れて広島に来てくれるかどうかというと・・・ないだろうな。
ゲームセンターではゲンゲンがユイちゃんに好かれるためにUFOキャッチャーの練習中。
このフルットのヌイグルミいいなぁ。普通に商品化して欲しい。
夢見てはいるが現実はうまくいかない。簡単に取れるのであれば苦労はしませんわな。
しかしゲンゲンも一途というか何というか。
ゲンゲンには連絡がついた様子のハヤト。
広島までの交通費は気になるがまあ来てくれるでしょう。
ゲンゲンに連絡が行くなら当然この男、真木にも行く。
真木は入試の勉強に専念するために図書館に来ている。
はずなのに何故か釣り雑誌に熱中してしまっているという。もうどうにもならないほどの釣りバカに・・・!!
しかし真木は来てくれるのかねぇ。忙しいこともあり普通に断りそうな気もするが・・・
次に連絡するのは真田。
菊池はハヤトの代わりにバイトに入ってもらってるのでさすがに呼べないですわな。
代わってあげてる菊池も大変だが卒業したらすぐ車を買いたいので丁度いいらしい。なるほどね。
真田と一緒に牛丼魔王に来ているエリナちゃん。兄妹揃ってヒマみたいですな。
エリナちゃんとしてはSEG集めて遊びまわりたいんだろうが隊長のハヤトが乗って来ませんしなぁ。
そんなタイミングで真田に電話。飯粒だらけのエリナちゃんがやけに可愛いから困る。
ハヤトの人数集めもあと一人。ん?あと一人ってことは真木は了承したのかね?
ゲンゲンは問題ないし真田も暇そうだからいけるだろう。最近も妹関係のトラブルを解決したし。
真木に関しては単に用件だけ伝えて返事を聞かずに切った可能性はあるな。それかまたイージスさんをネタに使ったか。
ケンジは恋人と夏の夜の海岸で花火。
うーむある意味トモキよりも危険なのではなかろうか。ハヤトも見張る相手を間違えたのかもしれないな!!
というわけであと一人に選ばれたのがボウズこと寅男。
まあこいつらは間違いなく恩に感じておりますからねぇ。来てくれる可能性は凄く高い。
しかし大工の仕事も忙しいらしいのが難点ですかな。
片方に任せてもう片方だけが助っ人に来る流れと予想する。来るなら絡みが面白そうな寅男の方だろうか。
広島は遠いしどうなるのかと思ったら普通にいつもの連中を呼び寄せるハヤト。さすがというか何というか。
注目はエリナちゃんが来るかどうかでありますな。真木が来ずにエリナちゃんが5人目になったりして。
そうなったら紅葉神島の連中も大騒ぎしそうだな。女連れてきやがったぞー!!みたいな。それはそれで楽しそうだ。
・777 スリーセブン
3号連続カラーファイナル!!
マスクはマスクとって口を閉じているとやはりカッコイイ感じになりますなぁ。
いやまあ喋ってる時も悪くは無いんだがズッコケ役もこなせる人ですしね。
さて、悪に満ちた笑みを浮かべながら自身に着火する宮田。
こいつだけならば放っておいても問題はないが、このままでは少女も焼かれてしまう。
なのでチェリー。自身が燃える危険も厭わずに蹴りを宮田に叩き込む。
さすがの威力で吹き飛ぶ宮田。
どうにか少女に火の手が回る前に救い出せたみたいですな。
しかし灯油を浴びていた自身のズボンも燃え出している。うーむやばいな。やっぱり脱衣すべきだったか。
ズボンを燃やしながら少女を安全な所まで投げ飛ばすチェリー。
そしてそのまま宮田と対峙する。これでさらに殴り合ったりしたら本当に全身火だるまになってしまうぞ・・・
と思ったが、このタイミングで駆けつけるマスクとフェイク。
マスクが宮田を殴り倒し、フェイクはチェリーの消火作業を行う。
何だかんだでフェイクは味方の心配が出来るいい子でありますな。
マスクは火だるまになっていた宮田の消火活動を行う。
それを見たチェリー。そんなヤツ助けることはない。自分でチャーシューになったんだ。こんがり逝かせてやれと叫ぶ。
まあその通りではありますがね。でも死なせてやるよりはこの状態で捕まった方がこいつにとっては辛いんじゃなかろうか。
全身。特に最初に焼いた顔の周りは酷い状態になっている。
これだと病院に運んでも色々と後遺症が残りそうだ。その状態で懲役となれば結構な罰となりそうな気はする。
しかしチェリーの気は収まらない様子。
マスクを蹴り飛ばし、持っていた消火器を抱え上げる。これを叩き付けて殺そうという話だろうか。
テメェ・・・!あの世で自分のやったこと後悔しろ。
そう述べるチェリー。もはや誰も止めることはできない。
と思いきやその動きが止まる。焼け殺されそうになっていた少女が後ろから抱きつき、制止しようとしているのだ。
ガタガタとその身を震わせながらも止めようとする少女。
うーむ、これはさすがに凶行に走るわけにはいきませんわな。
殺す相手がクズとはいえ、少女に人が死ぬ姿を見せるようなことはして欲しくない。
た・・・た・・・たすけて・・・くれて・・・あ・・・あり・・・あ・・・
震えてうまく喋れない少女を正面から抱きしめてあげるチェリー。
いや、もう怒れる優希の姿ではない。元の優希の姿に戻っている。
ほう・・・これは何だか面白い状態ですね。
これまでは人格が切り替わる際、優希の方の人格は一度気を失っている。
それが今回はチェリーになる時も戻る時も気絶せずに保ったままでいる。これはやはり何かの変化の兆しなのだろうか・・・
ともかく少女を抱きしめて慰める優希。
怖くないよ・・・安心して。
怖かったね・・・でも、もう大丈夫だから。
約束するよ。ボクたちがいつも見てる・・・もう悪いヤツを絶対寄せつけない。
ボクが(オレが)・・・悪いヤツらからみんなを守るから。
どこか乗り気でなかった様子の優希もこれで完全に平和のための闘いに身を投じる決意が出来た様子ですね。
しかし最後の演出。優希の表情とチェリーの表情が混ざっているように見える。
言葉でもオレがとチェリー側の人格が出てきてますしねぇ。
封じ込めていた怒りを体感することで人格の境界線に乱れが生じているのだろうか?
いつか別れた人格が統合するようなこともあるのかもしれない。それはそれで楽しみな話ですな。優希の成長を見守りたい。
しかし思ったよりいい感じに決着しまして良かった良かった。
最悪の結果は免れましたし、少女の心も優希の力強い言葉である程度救われてくれると嬉しいですなぁ。
・毎度!浦安鉄筋家族
相変わらずべーやんの店長はいいなぁ。何かいい。いいトシこいてとか言われちゃったりしてますがね。
評価が段々と裏返り、一番攻撃していた種村さんが一番ハマる。
裏返ると向かう位置が極端な方向に振れるって話でございますやね。
・侵略!イカ娘
渚ちゃんは本当に凝り性というか、譲れないものがあるというか。
悪の首謀者スタイルの渚ちゃんは普通に強そうで困る。
次号は連載300回記念カラー。長く続いてきましたなぁ〜。めでたい!!
・バチバチBURST
王虎の敗北。それも反則負けという自爆はマスコミに大きく取り上げられる。
観客が声を失っていたように、さすがにこの負け方は印象が悪すぎる。普通に負けた方が良かったぐらいだ。
白水さんは空流ということで世間の印象はよくない。
が、鯉太郎とは違い個人で何かしたわけでもないので特別非難されることはない。
逆に骨折しながらも立ち向かう姿に称賛の声が上がっているという話もあるそうな。ほほう。
今回の件で壊し屋王虎の異名も隠せなくなってきた様子。
せいろうさんを初めとしてヤマに行かせた人間は結構な数いるはずですからねぇ。
さてさて危うい立場に追い込まれた息子に対し、父親の虎城親方はどう動くのか・・・
王虎は今回の件についてまだコメントを出していない。
おかげで連日のように虎城部屋の前に詰めかけるマスコミ。
おやおや少し前の空流部屋のような様子でありますね。マスコミの手の平返しはやはり怖い。
一般の虎城部屋の力士はマスコミの追及以上に、このことで王虎が荒れることを危惧している。そりゃそうだ。
スカそうかなとか言っているのもいるが、既に何人かは逃げ出しているんでしょうなぁ・・・うーむ。
田上さんもかなり心配そうな様子ですわ。
その王虎は一心不乱に稽古に打ちこんでいる。そうしていないと敗北したという事実に押しつぶされるのだろうか。
ストイックな感じには見えるが、今まで散々マスコミを使い倒してきただけに今更そのような態度を通そうとしてもなぁ・・・
虎城親方も難しい顔で考える。
このままでは世間のお前への評価が裏返るぞ・・・お前は歴史に名を残す力士になるんだろう・・・
今はまだ盤石な足場は出来ておらん・・・お前が作ってきた土俵は若く脆い・・・
勝ちだけにこだわるのは時期尚早・・・気付いてくれ。剣市・・・
どうやら直接それを語ることはせず、気づいてくれと願うだけに留める様子。
うーむ。親子の確執は思ったよりも大きいみたいですねぇ。
まあ今の王虎に直接言っても効果が薄いのは間違いないでしょうが・・・自分で気付くのも難しいんじゃないかね?
さて、場面は鯉太郎たちの方へと移る。
鯉太郎と大吉は揃って洗濯のためにコインランドリーへ。
コインランドリーでまわしは洗ってはいけないらしい。まあ長いですしね。だ、ダメなのか・・・?
それにしても鯉太郎が囚人リクのダブルドラゴンクロスTシャツ、大吉がパンダのこの愛愛Tシャツを着ている姿は・・・よいな。
似合うというのもあるがこういうチャンピオン間の自然なコラボみたいなものは好ましく思える。
大事な優勝決定戦を前に控えても常と変わらぬ様子でいる鯉太郎。
その鯉太郎をすごいと評し、無理矢理入門させられて相撲取ってる僕なんかとは違うと語る。
鯉太郎さんは何で相撲取ってるんですか?デブじゃないのに・・・
大吉のその問いに答える鯉太郎。
ガキの頃に刷り込まれた、いや・・・叩き込まれたんだ、と。
お前は横綱になるんだって、大関だったクソオヤジに・・・と語る。
なーんだ・・・それじゃ僕と一緒じゃないですか・・・
な、何だこの大ゴマは・・・え?どういう感じの演出!?
確かに大吉の言う通り無理矢理親父に押し付けられたかのように聞こえる発言だったが・・・
しかしさすがに大吉と同じ扱いは・・・どうなんだ?鯉太郎呆然としてるぞ。
なっ・・・何言ってんだよ・・・・・・
思わず目を逸らす鯉太郎。ふむ、微妙に痛い所を突かれた感じになってますな。
そんな鯉太郎の前に現れるのは石川。
優勝決定戦を前にしてどうしても鯉太郎に言っておきたいことがあるらしい。
いよいよ明日だな・・・王虎。天雷。そしてあと2人もそーとーなモンだろう・・・何よりテメーがいるのが最高だ。
リベンジだ。テメーブッ倒して、俺が優勝かっさらう!!
さすがは石川。堂々とした対決宣言である。
まあこの男が言うことは大体予想できますけどね。鯉太郎もその宣言を真っ向から受け止める。
鯉太郎「譲るかよ」
石川「上等」
腕を組み、額つき合わせて睨み合う2人。うーむ、不良っぽい。
しかしその直後同時に笑い合う。本当、この2人は気が合っているんですなぁ。親友と呼ぶに相応しいわ。
そんな元不良たちの心理がよくわからず戸惑う大吉。
しかしあの名言を思い出すことで納得する。そうか・・・アレだ・・・タイマン張ったらダチ!
実際のところ、タイマン張る前からそれなりに仲良くなってた感じはありますけどね。
いや鯉太郎は土俵で戦ってから歩み寄った感じだったか。
うーむ、やはりチャンピオン的にも名言だ。タイマン張ったらダチじゃあああ!!
本当に・・・俺はこの世界に入ってよかったぜ。じゃなかったら俺はきっと小さな世界のお山の大将でイキがって終わってた・・・
それがどーだ・・・この世界は化物みてーな奴がゴロゴロいやがる・・・最高に面白ーよ相撲は・・・
オメーもそう思うだろ?
同意を求める石川。
これまでの鯉太郎ならば簡単に答えたかもしれないが、今は大吉に相撲を始めたきっかけについて揺さぶられた直後である。
正直よく分からないと返答することになってしまう。
ガキの頃・・・唯一オヤジに教えてもらった生き方が・・・相撲取りの生き様だったから・・・
相撲を面白ーと思ったことは・・・俺には・・・・・・
でも・・・だからこそ・・・土俵じゃ負けらんねー。
それ以外で、俺は生き方を知らねーから。誰が相手でも全力でブッ飛ばす。
笑顔でそう述べる鯉太郎。よい感じじゃないですかね。
始めたきっかけがどうであれ、生き様を示す場所と言えるほどに打ちこめるのは幸せなことだと思いますよ。
そこで大成できるだけの素質を秘めているならなおさらにですな。
明日はバチバチでいこう。
タイトルコール入りました。
こりゃあこの場所の優勝決定戦は思ったよりも大きな話になりそうですな・・・
場合によってはBURST終了して再び時間経過。幕内編の始まりという可能性があるかもしれない。むむむ。
ともかく、どのような熱い戦いが繰り広げられることとなるか。注目でありますな。
・雨天決行
何と夜行は学園の元クラスメートであった。
ほほうそれは・・・何でまた袂を分かつようなことになったんですかね・・・?
甲人を止める千里ちゃん。
しかしエイジュに乗って一緒にやってきたネネさんは容赦なく夜行を蹴りつける。相変わらず激しい。
だが頭部にネネさんの蹴りをまともに受けたのに怯みもしない夜行。
オレがツノ出してたらその自慢の足に穴開いてたぞと脅す余裕すらある。
オマエ・・・学園でいったい何を学んでんだ?
挑発を受けて激昂するネネさん。そこに割り込む加統。さすがにこの男は冷静でありますな。
しかし体でネネさんの美脚を止めたついでに脚をプニプニするのは・・・やりおる。冷静なセクハラと評価しよう。
それにしてもエミちゃんは夜行のこと覚えてないのか・・・う、うーむ。
エイジュの肩で暴れている面々はさておき、夜行の力の紹介が千里ちゃんから行われる。
加統たちがあの様子だから甲人たちが話を進めなければいけないって話ですね。分かります。
彼は体を硬く出来る・・・体内の鉄分を操って・・・
そしてそれを体外に放出。具現化したのがあのネジのようなツノ。
彼は鬼!!鬼の長「夜行」の能力を持つ者・・・!!
やはり夜行が鬼の長であるという設定は変わっていないみたいですな。
しかし夜行は妖怪の名だと思うがそれを扱う本人の名前は出てこないのですかね?気になるなぁ。
あれから一年か・・・全く変わってねーな。ホントあきれるぜ・・・
変わったといえばオレの代打にあの無鉄砲なガキが入ったことくらいか?
夜行が学園を去ったのは一年前。
その時に何があったのかは分からない。だが千里ちゃんは願う。学園に戻ってきてほしいと。しかし――
キミちゃんは・・・見つかったのか?
赤マントにさらわれたオマエの大事な親友は・・・手がかりは・・・見つけられたのか?
エミの一族は?エイジュ!!ネネッ!加統!オマエらこの1年、何やってたんだ?
オレは一人で・・・コイツが、火車が赤マントとつながってるのをつきとめた。
オマエらは学園にいて・・・あのジジィ含めて6人もいて・・・それで・・・オレに先越されてんじゃねーか・・・
なぁ千里・・・そんなオマエらのとこに戻って・・・オレにとってのメリットはあんのか。
オレは一人でいく・・・一人で・・・赤マントを倒すッ!!
誰だろうと・・・何だろうと関係ない。オレが邪魔と見なす者・・・全て・・・消すだけだッ!!
ふむ。この夜行の発言はなかなか面白いですな。
千里ちゃんもまた大事な人を連れ去られている。赤マント・・・何か女の人ばかりさらってないか・・・?
エミちゃんの一族も赤マントに連れ去られているようだが、エミちゃんが今の状態なのと関係はあるのかねぇ。
そして夜行は仲間はおらず一人で動いているとのこと。
ふーむ、百鬼夜行の主なのに単独行動なのかぁ。それはそれで勿体ない気もしますなぁ。
学園の面々に背を向けて立ち去る夜行の背中に呼びかける千里ちゃん。
見つける!!探し出すから!!邪魔だって言われても私の能力で!!アナタの大切な人も必ず見つける!!
赤マントの居場所も絶対ッ見つけてみせるから!!
千里ちゃんの声にも振り返ることはなく去っていく夜行。
でもその真摯な想いは届いていると信じたいところでありますな。
しかし夜行もまた大切な人を赤マントにさらわらているのか・・・誰だろう。気になるなぁホント。
夜行にも戦う理由があることは理解した。
しかし自分だってハルさんを救うという理由がある。手がかりをこのまま失うわけにはいかない。
馬頭を握り、追いかけようとする甲人であったが、その動きを制する馬頭。
甲人の意をくみ黙っていたが・・・あのまま続けていればやられていたのはコチラやもしれぬ。
あの鬼の者かなりの強者・・・そう。ここにいる誰よりもな・・・
我は確信した・・・今の我と甲人だけではあの鬼の者にも・・・
そしてあの鬼の者でさえ届かぬ赤マントには到底及ばぬということを・・・
まあ確かに。あの鬼の長の夜行ですら届かないというのでは抗するのも難しいですわな。
しかしそれは甲人と馬頭だけの場合の話である。
番傘が我一基だけではなッ・・・
この発言!!他の番傘が登場するということで間違いないですよね!!
当初から第七番傘という言葉がありましたし、他にも番傘があるのではと予想はされていました。
七番目で馬頭。となるとやはり干支なのか?とも。
うーむ、気になりますなぁ。ここから色んな力を持った番傘が次々に出てくるのだろうか。
問題は番傘だけがいっぱい増えるのか、それぞれに使い手がいる形となるのか。
あまり人が増えすぎると収拾がつかない形にもなりそうだが・・・?敵として出てくる可能性もあるか。
なんにせよ新たな展開が楽しみで仕方がありません。
・ペーパーブレイバー
壱に福沢、弐に式部。三四がなくて五に一葉。英世ハブられた!!
どうやら壱金の銃は思いっきり殺傷能力あったみたいですな。よくサイフで防げたものだよ。
しかし金宣教信者はお金そのものを大事にせねばならんのか。使用できるのか?
お金のお風呂とか入ったりしたら激怒されちゃうのか?
これだけやっといて実は五百円で雇われていたという壱金。
これは壱金がチョロイだけなのか魔法が貧乏なのか・・・
魔王と金額上乗せ合い銃士オークションとか面倒なことこの上ないですな。呂布かよ。
まあ今や壱金の弱点も丸わかりになりましたけどね。
お金の盾を使えば発砲もできなくなるっショ。
聖利ちゃんのお母さん、顔はそっくりだがそこは似ていないんですね。聖利ちゃんもこれからなのかどうなのか。
というか注目している最中に前かがみになるのは・・・うむ、よいな。
しかしそのビカリさんを見た時の反応はどういう意味なのであろうか。何か問題が!?
聖利ちゃんにさすがは勇者と褒められるが不甲斐なさに拳を握りしめる勇人。
こういう心の変遷はよいですなぁ。普段努力するかはさておき、いざとなったら勇者らしいところを見せて欲しいですしね。
ここから話は魔王関連の方に進むのか、それともまた日常へと移行するのか。気になる所です。
・ウチコミ!!
入部&ブラを賭けた特別試合。
レンにとっては初の試合、初柔道となるこの戦い。どのような気持ちを味わうこととなるのか。
希ちゃんも試合が終わるまでは大人しく観戦しておいてくれる様子。
屋上の真壁も含め、色んな人が注目する中、レンとヒューマの特別試合開始!!
ヒューマのスポーツマンらしい気合の声にビックリしながらもなんとか気合を返すレン。
屋上で震えて丸まっていた時に比べれば随分マシになってますな。
そのレンにオペレーションSTHだと呼びかける春樹。
STH・・・S(袖を)T(掴んで)H(離すな)!!である。分かりやすいな。
STFならプロレス技となっていたのだが。惜しいな。
レンの才能を認め、己の道着と黒帯を貸し与える春樹。
それを見て苛立ちを強くするヒューマ。容赦のない背負いを見せ、レンを畳へと叩き付ける。
普通の試合ならば一本で勝負あり。
しかしこれは特別試合である。レンは制限時間内は何度投げられても問題は無い。
だがそれとは別の問題が生じている。
初めて豪快に投げられてしまったこともあり、恐怖心が身体に刻み付けられてしまった様子だ。
受身教えねえままなのもさすがにまずかったな。
そりゃまずいだろうさ。綺麗に投げられたからまだ良かったといえるぐらいだ。
柔道は何だかんだで強烈で危険な技でありますからなぁ。
痛みは恐怖の促進剤だ。あの呪いにかかったらそう簡単には解けねえ。
柔道に限らず強い奴と戦ったことがある奴なら誰でもかかる呪い。勇気を、立ち向かう力を奪う呪いである。
端的に言うとここが小さくなる呪いである。と希ちゃんの胸を指す春樹。
まあ希ちゃんも小さい頃に似たような指し示し方してるしその表現でも間違いはないか。
すっかり恐怖心を抱いたレン。相手がでかくて怖く見えている。
袖を掴むだけの余裕はなく逃げ回ることしかできていない。うーむ。呪いの効果は大きいなぁ。
ちなみに希ちゃんは春樹の行為により己の貧乳を呪いのせいと思い出した様子。そっちに行くか!!
制限時間は残り1分半。
どうにかしようと考えた春樹は希ちゃんの偽巨乳を暴き立てる。い、いきなり何を・・・!!
イメージに騙されずに真実の大きさを見ろということなのだろうが・・・ヒドイ話である。
希ちゃんは本当初回から大変な目に合いっぱなしでさすがに可哀想になってきますなぁ。
とはいえ盛り方がいくらなんでも多すぎじゃないかと。極端なんだよ!!
それはさておき、でかくて怖いと思えたヒューマ。
それがいつの間にやら小さく可愛い感じに見えてしまうという。ち、縮んだ!!
こうなれば袖を掴むのも怖くはないですわな。うむ。さあ、反撃開始だ!!
しかし最後のO(俺の)S(死を)M(無駄にするなよ・・・)は通じたのだろうか。返事はしているみたいだが。まあどっちでもいいな。
・ANGEL VOICE
前半24分。均衡を破り船和学院が先制ゴールを決める。
古川・ユゥエルのホットライン。さすがにこのラインは強力だ。
校長もやっぱり船学は凄いんですねと認識を新たにしてしまう。
いとも簡単に――これからまだまだいくらでも取れますってやられ方じゃねえか。
悔しい市蘭。しかしここでは声をかけず、脇坂さんにディフェンスの締め直しを期待する黒木監督。
その願いに答え、ディフェンス陣に声をかける脇坂さん頼もしい。
あいつらはトップスピードに近い動きでも正確にダイレ(クト)で繋いでくる!
だがパスの回し方自体は特別なことをしてるわけじゃねぇ!!十分予測できるはずだ!
身体を寄せきれない時は早めに予測し、早めに(パス)コースを切りにいけ!!
これ以上はもうやれねえ。何が何でも止めるぞ!!
動揺した市蘭であったが、この激により再び集中を取り戻す。
しかしこのタイミングで黒木監督のもとに係員がやってくる。どうやら病院から電話があったようだ。
その言葉を聞き、さすがに試合中であっても電話を受ける黒木。
そして耳にする言葉は・・・ルカさんから聞かされる言葉は・・・
マイちゃんの死を報告し、ついに泣き崩れるルカさん。黒木も肩を震わせている。
これ以上の言葉を紡ぐことができないルカさんに代わり、ヒロナオさんが電話を引き継ぐ。
ヒロナオさんは黒木監督にこう述べる。勝てよ、と。
もちろんそのつもりでいる黒木監督。しかしヒロナオさんは言う。つもりじゃダメなんだ、と。
高畑は涙を流しながら笑顔で息を引き取った。母親に市蘭の優勝を伝えられてな。
お前らは勝たなきゃならねえ。もし負けたら・・・
高畑が最後に聞いた言葉――母親が娘にかけた・・・最後の言葉が嘘になる。絶対に勝て。
ヒロナオさん・・・!!
なるほど。この言葉はヒロナオさんだからこそ、強く発することができる言葉でありますな。
そう、母親が娘にかけた最後の言葉を――マイちゃんが最後に受けた嬉しい言葉を嘘にしてはいけない。
小さな奇跡を見せる場面には間に合わなかった。それでも、勝たねばならない。その気持ちはむしろ大きくなると思われる。
ヒロナオさん言葉にわかったと返事をし、ベンチへと戻る黒木監督。
その涙を見て全てを察する関根さんと久住先生。これは確かに涙するしかありますまいな。
溢れる涙は止めることが出来ない。それは仕方ない。
しかしここで泣き崩れてしまうわけにはいかない。泣けばピッチの選手たちに間違いなく気付かれてしまう。
泣くんだったら・・・座らないと・・・
前半は残り10分。落ち着いて話ができるまで、今はまだ部員たちに気付かれるわけにはいかなかった。
悲しみをこらえ、歯を食いしばり前を見据える黒木監督。
勝つぞ――お前ら。
その気持ちは開始時よりもさらに強く・・・
うーむ。やはりマイちゃんが亡くなった衝撃は回を増すごとに大きくなっていく感じがしますな。
ここからさらに部員たちが気付いた時の反応、マイちゃんが渡した手紙のことなどが上げられていくのかと思うと・・・ううむ。
しかし残念なことに次号は作者取材のため休載。
続きは43号からとなる。うーむ・・・このタイミングで間が空くとは・・・なんともはや。
・3LDKの花子さん
間柄=ざしきわらし。それは個人に対する間柄でいいのか・・・?
ざしきわらしという存在が普通に信じられる世界ではない。
にも関わらず平然と姿を見せてざしきわらしと宣言する花子さん。何だか不思議な感覚だ。
冷めた感じの信くんと違い友人たちが中学生男子らしく煮えている様子。
むしろ体操着が一番煮えているのはいかがなものなのか。いや哲弘先生の作品らしいといえばらしいのだが。
・名探偵マーニー
森の中を逃げ惑うマーニーと天ちゃん。
追う男たちは銃を背負っていたりして何か物々しい雰囲気。一体何が起きているのだ!?
一体ここは・・・この村はなんなんだ!?
事の発端は三日前に遡る。
マーニーをツーリングに誘う天ちゃん。
確かにマーニーも自転車にはよく乗っているが、最年少チャンピオンの天ちゃんと並んで走るのは厳しそうだなぁ。
アイアンの友だちでもなければ本気で走れないのではなかろうか。
ふむ?つまりツーリングは方便で何かマーニーに調べて欲しいことがあるとかそういう話ですか。天ちゃんて考え読み易いよねー。
まあいいよ。前、私が拉致された時も来てくれたし。マーニーにおまかせを。
軽い気持ちで引き受けるマーニー。これが後の騒動を引き起こす起点とは知る由もなく・・・
というのはさておき、ゆりかちゃんに言わせると天ちゃんは何を考えてるかわからない子ということになるらしい。
ふーむ。マーニーにだけ分かりやすい態度を取っているということだろうか。それはそれで良い話であるが。
土曜日。天ちゃんの誘いによりサイクリングに出かけるマーニー。
ロイドさんにはこう見えてもスポーツマンなんでと言い残す。ハッハッハ。
パパも運動した方がいいよ?お腹とかさ。フヘヘヘヘ。
その笑い方が凄く気になる。まあ、ある程度の年となればお腹が出てくるのは自然でありますからなぁ。
さて、ちょっと遠くまで足を伸ばそうと思うという天ちゃんの誘導に従いサイクリング開始。
軽く流すつもりだからという天ちゃんの言葉であったが・・・距離が長ければ軽くても厳しいですわな。
何にしても誰も知っている人はいないんじゃないかと思えるぐらいのところまで来ることはできた。
ここでならば天ちゃんが言いにくそうにしている相談事も聞くことができそうである。
そろそろ理由を話してくれてもいいんじゃない?というマーニーに話し始める天ちゃん。
気になる人がいるの・・・マーニー。三年の立花さん・・・
ああ、フラワーズの立花さんですか。凄いイケメンですよね、あの人。
アイドルになってもおかしくないくらいの美形であるからして、さすがにムリじゃないかなーと返すマーニー。
正直な意見ではあるが微妙につれないというか何というか。
まあ希望を持たせてしまうには少し酷な相手でありますわな。最近フラれたりはしてるけど、まあアレは相手がなぁ。
ゴメンよ天ちゃーん。だから全力ダッシュはやめて。
思わず駆け去る天ちゃんを追いかけるマーニー。
そうしていつしか立入禁止区画へと踏み込むことになってしまった。
どこか見覚えのある村。しかし人の気配はない。
それどころかGPSナビにデータがなくスマホも圏外となっているという謎の村。
休憩所ではスマホも通じていたし、エリア的には問題ないハズ。となると・・・
この村は意図的に地図から消され、電波も届かないよう妨害されてる・・・!?
非常に怪しげな村。建物の中も放置されている割には掃除がされているし、奥には機材らしきものがある。
そうやって捜査を行っていると、村の入り口に黒ぬりのバンが止まっているのを目撃する。
そしてそこから降りてきた男たちにより柵が閉ざされる。閉じこめられた・・・!?
自転車を置いて行けば越えられないことはないが、男達は皆銃を背負ったりしている。なんだろうかねこれは・・・
何者なんだアイツら・・・それにこの村・・・
施設と言った方がいいのか・・・村を模した何らかの施設・・・
なにかのシミュレーション。こんな山奥で・・・人目を忍んで・・・
怪しげな村の様子に警戒心を示す2人。
どうやら監視カメラもあるらしく動き回るのは危ない。森の中に入ることとなった。
しかしどうやら既にその姿は捕捉されていたらしく・・・
家の壁には大量の血のあと。それに森の中にはトラバサミ。
歩いて森の中を抜けようとすれば金網が道を塞ぎ、しかも電流が流れているという。
なんだかだんだんと追い詰められていっている気分になっちゃいますね。
実際追手はかかっていたらしい。照明弾があがり、銃を背負った男たちが迫ってくる。
逃げる2人。追う男達。
逃亡劇は日が落ちるまで続いたがついに捕獲されてしまい・・・
マーニーと天ちゃんはイケメンたちの前にひったてられることとなった。
それで・・・君達が侵入者か・・・困った子猫ちゃん達だなあ。
キラキラさせながらそう語るイケメンな方々。
他の面々を見るとカメラなどの撮影機材を用意していたりする。これは・・・TVスタッフか?
あ、ああ。なんか見覚えあると思ったら・・・TVで見たんだ!!
アイドルグループATTACKが色んな事に挑戦する「鉄腕アタック」
この番組の中でやってるコーナー「サバイバル・アタック」
アタックがミッションを受けてサバイバルゲームをクリアするゲーム。
場所は秘密にされてたけど・・・ここがそうだったんだ・・・!!
それで何だか見覚えのある村だったというわけですか。なるほどなぁ。
見返してみるとロイドさんが鉄腕ATTACKの番組見たりしているんですね。
うーむ。怪しい集団と思わせて実は、という流れだとは思っていたけどそういうネタで来るとは・・・
一人微妙に毛色の違うメガネさんがおられますが、あなたがリーダーか?
美形たちに囲まれてポケーっとなるマーニーと天ちゃん。
特に天ちゃんに至っては帰り道も呆けた感じですっかり立花さんのことも忘れてしまっている様子。
うーむ。マーニーが美形に弱いのは前からのことだったが天ちゃんも割にミーハーだったんですね。
まあ、美形が相手であれば仕方のないことではありますやね。うん。
・いきいきごんぼZ
ゾンビ多すぎだってばよーWOOOOOOO。
そりゃあ技野くんも絶望する。もなこちゃんがさりげなく混ざったりもする。
姉と一緒にゲームできるような家庭はよいですなぁ。いや一緒には出来てないか。
何故この人たちはよりにもよって食事中にそういうことをするのか。視覚的にキツイ。
しかし鼻にこよりをいれてもあまりクシャミとかでないんですけど、くすぐる場所が悪いのかね?
ハエの様にうるさい奴ね・・・お、ロックブーケですね。
今回のイマキマキは最後の方のキャッキャした場面といいテンプテーション使いまくりで困る。
しかし技野くんと妙に仲良さげに見えなくもなく・・・どうなんでしょうね!!
・バーサスアース
ゲトレー少佐が語る護国寺にある戦局を大きく動かすもの。それは一体何か。
ずばり敵の航空戦力!空中生成型の基地だ!
ビッと火のついたタバコを突き付け宣言する少佐。この勢いに若干引き気味の様子に見えるヒミコさん。
気持ちはわからなくはないが、少佐の言うことは確かにそれだけの勢いをつけるだけの内容である。
今のところ鎧の戦士を除いて敵の迎撃部隊は2体とも空中生成型だ。
その出現を防ぐことができれば柱の除去・・・敵領土の攻略は一気に楽になる!
まず移動力に優れた敵航空戦力を叩くのは戦いの基本だからな。
確かに仰る通りであります。しかし何故そこに空中生成型の基地があると分かったのかね?
それは私がお答えします。
そう言いながら作戦本部にやってきたのはイヨちゃん。
なんだか今までにないほどの笑顔を見せている。してやったりといった感じの顔ですな。
イヨちゃんが見せてくれる画面。
これは今回の威力偵察において、突入開始すぐの重力大針の髄幹サーチのデータであるという、
その反応を見ると確かに護国寺からふたつの反応が発生している。
それが二手に分かれてG小隊とH小隊の方向へと飛んでいく。
空中生成型がどうやって生まれるかは分からないが、推測は出来る。
おそらく護国寺で発生した髄幹が飛行して目的地上空に到着。そこで外甲を形成して落ちてくるのではないかとのこと。
ふうむ、その流れなら新宿のヘビ型深柱が空からやってきたのにも頷けますな。
ただ気になるのはこの動き・・・最短距離である直線を通らず外周部に沿って進んでいる・・・
この点に関しては論理的な分析ができてません。引き続き調査します。
何か意味のある動き、なんでしょうなぁ。おそらく。
他の柱と接触するようなことがないように動いている?だとしたらそれは何故?現時点では推測もできませんな。
このイヨちゃんの発表を聞き、我々の解析ではそんなのはまだ・・・と慄く三輪先生。
領土内は999本の柱の反応であふれかえっており、空中発生型の発生は一瞬のことである。
普通ならば見逃して当然。詳細に解析を行っても1か月はかかるであろう。
だけど・・・それはあくまで普通の人の場合・・・
私ならば999ある反応の隙間に生まれた一瞬のノイズを拾い上げることができる。その砂粒のようなノイズを。
なるほど。この解析能力。これこそがイヨちゃんの優れた素質であるわけか。
優れた素質ではあるが、玲央さんやマーベルを押さえるだけの威厳と説得力はまだないということか。
ふむ。それならばスーツの下にパジャマだけという妙な出で立ちにもなろうというものでありますわな。わざとか!?
嬉しそうにドヤ顔を決めたりあわわわとしたり、今回のイヨちゃんは忙しいですなぁ。
しかしヒミコさんのさすがねと述べたときの表情がやけに優しげでよいですなぁ。
イヨちゃんは解析時に大量にアイスを食べている。名前がHa-ge-Bozeなのはさておき、大量に食べている。
やはり脳の疲労回復には甘いものが必要ということなのだろうか。
こりゃあ戦いに赴く時も大量にアイスなり背負って行くしかないですな。そして指示も出すと。
分析による(ペロペロ)私の判断は(ペロペロ)・・・撤退!(ゴクン)
うむ、ますます言うことを聞いてくれなくなりそうですな!!
さて、場面は変わり、シェリカが母へ向けて電話をしている場面。
許可さえもらえば指定の場所で連絡を取ることができるのは前回話されていた通り。
どうやらシェリカの母は体を悪くしているらしく、入院中。
シェリカは母親のために稼ぎを入院費に当てている様子。ほう・・・何やらバックボーンが見えてきましたね。
電話から戻って来たところでハルトと玲央さんに遭遇。
その手にある紙袋。ハンバーガーが入っていると思われる紙袋に注目する。何それー!?
ふむ。物資調達の人たちに頼んで買ってきてもらったわけでありますな。
玲央さんお気に入りのベーコンレタスクリームチーズわさび味もちゃんとある。オージャパニーズアレンジ!!
ハルトとしては玲央さんと林くんとで食事をしたかったんでしょうな。
しかしそこにシェリカがついてくる。さらに林くんがいくところにはケイランが、さらにライツがついてくる。
というわけで日米混成の6名で食事であります。
まあ、いきなり戦闘に入るよりはこういう交流が先にあった方が良かったですわな。間違いなく。
ポテトを食べさせてあげようとしたり何くれと林くんの世話を焼くケイラン。
戸惑っている林くんが何やら可愛いことになっておりますな。
意外に・・・その。手が早いのね・・・林くん・・・
ふーんという反応を見せる玲央さん。ほう、割と面白い反応に見えますな。嫉妬心も僅かに見られるか?
しかしケイランがオトコであると聞きまた違った反応を見せる玲央さん。
ケイラン「渡さねぇぞ!」
玲央「いや大丈夫。いらないし」
林「玲央さん誤解です!!」
やたらと赤面しておりますが何か想像しちゃってるんですかね玲央さん。どうなのかね?ん?
この場にいないスレイヤー6の面子についてが話題に上る。
イヨちゃんと少佐は作戦会議。マーベルはいつものアレとのこと。
そのアレというのはどうやら精神集中。体育館で刀を前にして精神を整え・・・そして抜刀!!
やはりマーベルの技法は居合であるか。思ったよりも日本文化に精通してそうだな。
まだだ・・・奴を倒すには・・・もっと・・・オレ自身が・・・刃に・・・
アーカスはマーベルと邂逅して抑えきれないぐらいに荒ぶっていた。
マーベルもまたアーカスのことを考え、その存在を斬るために切磋琢磨を続けている。
うーむ、思った以上にライバル関係が構築されている様子ですな。
剣はオレ。オレは剣。マーベルが述べるこの言葉はゲトレー少佐の教えにある言葉でもある。
剣に生命を吹き込め・・・死を恐れず相手の懐に飛び込む・・・そうしなければ勝てないということだ。
そこまでの覚悟を持たなければ渡り合えない人型の深柱。
人型ならではの素早さと大型深柱の攻撃力と装甲を有している。
普通に考えれば小さくなればパワーダウンするはずなのにむしろ強力になっている。これはどういうことなのか。
林くんの言うように人間の形になることで何か特殊な力を得ているのだろうか。
そういえばヘビ型深柱の髄幹は人の顔を象ったことがありましたな。
やはり元は人であるので人型になるのが一番調子がよくなるとかそういう話なのだろうか?
では何故皆人型にならないのか。その辺りはまだまだ考察の余地がありそうである。
計算によればアーカスの戦闘力は新宿型の5体分に相当するとのこと。ほう・・・
ヘビ型深柱はスレイヤー6も戦ったことがあるらしい。
どうやら日本に飛ぶ直前アラスカに現れたヘビ型深柱の対応に向かうこととなったらしい。
ははぁ。それで来日が1か月もずれ込んだわけですか。日本でのんびり観光してたわけじゃなかったんですね!!
まあそれはそれとして、そんな強力な深柱5体分の力を持つ敵とは・・・まさに脅威。しかしここでハルトが口を開く。
倒すよ・・・5体分だろうがなんだろうが・・・倒さなきゃ。
新本部ビルを襲ったあいつはたぶん鎧の人型より強かった。
兵真兄はそんな奴に1人で挑んでいったんだ。それに比べれば・・・玲央姉も、林さんもいる・・・怖くないよ。
オレは深柱を倒す。そして帰ってくる!みんなで生きて帰ろう。
ほう。頼もしい発言である。
少し前までのハルトならばもっと危うい発言をしていた可能性がある。己の危険を顧みない行動に出ていた可能性もある。
しかしカナちゃんに会い、約束し、守りたいもの、帰るべき場所を確認した今は違う。
ハルトのその強い言葉にシェリカもまた帰るべき場所を思い浮かべて微笑む。
シェリカ「ねー深柱少年。そのみんなってシェリカたちも入ってんの?」
ハルト「・・・あ・・・一応。入れてやってもいいけど。ヒゲオヤジとキザ野郎はムカつくからイヤだけど・・・仕方ない・・・」
素直な意見でございますな。好ましい。
このやりとりでずいぶんとシェリカとの距離が縮まった感じがある様子。
シェリカが守ってあげるから心配しなくていーよとか言われちゃいます。
ちょっと見直したぞ。深柱少年。
ずいぶんと愛くるしい笑顔を見せてくれますねシェリカ。
登場時は唇が厚めな感じだったのだが、今は妙に幼い感じになっている。いやこちらの方が好きですけどね。
愛らしい感じの笑顔を浮かべてハルトに組み付くシェリカ。これはハルトも思わず赤くなる。
そこに割り込んでくる玲央さん。おやおや、ハルトってば随分と羨ましい立ち位置になっておりますなぁ。
向かいの席の林くんは放置されているというのに・・・!!
どうでもいいがライツ黙々とハンバーガー食いすぎ。気付けば凄いゴミの山が!!なんか可愛いからいいけど。
さて、楽しい交流会は終わり、実動部隊全員が一堂に会することとなる。
ゲトレー少佐が青筋立てて作戦概要について吠える。空中生成型深柱の発信源となる場所が特定された!!と。
よって今回の作戦はこれを叩く!!この作戦が成功すれば敵迎撃戦力を大きく減らすことが期待できる!!
場所は護国寺敷地内のこのポイント。激戦が予想される。よって今回はすべての戦力を一点に集中させる!!
小隊編成は前回と同じ。3小隊を敵の反応を見つつ3回に分け投入する!
作戦名は"楔"!3本の楔(ザ・スリーウェッジ)!!
特攻系のI小隊が1番手。全局面対応型のG小隊が2番手となり、柱除去に優れたH小隊は3番手となる。
さてさてこの作戦はどのような結果を見せることとなるのでしょうか。
どのチームの誰が一番活躍するのか。その辺りも見逃せない点であります。
ハルトが活躍し、シェリカとの仲が深まってしまうのか。
林くんが活躍し、ケイランとの仲が深まってしまうのか。これはまあ既定路線か・・・
ゲトレー少佐はヒゲオヤジという評価から前進するのだろうか。楽しみな話でございます。
しかしケイランは何故突然スカーフを巻き始めたのだろうか。
たなびく感じがヒーローっぽくってカッコイイのだが何故ケイランだけが・・・解せぬ。
・パンダのこ
シアンシアンの子供は3匹。ヤンヤン。ユウユウ。ヨーヨー。
どうやら10年の間に3匹も産んだみたいですね。さすがはベテランママ。
というかいきなり別れから10年時間が飛んだのか!!パンともさんはいくつに・・・!?
乃仔ちゃん、日本で飼育員になるどころかまさか中国語を覚えて本場の研究員になるまで成長するとは・・・
まさしくパンダ愛の成果というヤツでありますね。侮れない子だ。
ガッチリ愛愛と肩を組む乃仔ちゃん。微笑ましい。
というか愛愛ってやっぱりメスだったんだ・・・そういえば前にTVでイケメンに反応してたような・・・!!
ともかく10年の時を経て再開した2人。いやあいい最終回でございました。
別れの場面とかはなかったけどゴタゴタが予想されそうだし、これはこれでいい形でありますな。
パンダ愛が溢れんばかりの作風をずっと感じることができました。
角光先生の次回作に期待しています!!
・木曜日のフルット
やはりフルットも着実に強くなっていっているんですなぁ。ボコボコにされてるタマが可愛そうに見える。
いずれはデンのごとく巨大な猫になるのだろうか。さすがにそれはどうなのか・・・
意外となわとび勝負をする方が背は伸びるんじゃないかという気はする。
まあ伸びるなら3匹一緒にだろうしチームの戦力はまとめてあがりますやね!!
・総合感想
バーサスアースと無双OROCHI 2 Ultimateとの衝撃コラボが決定!!
いやあ喜ばしいことであります。アクション映えする設定なだけにいいところに目をつけてくれたものだ!!
追加配信なのであまり大きな取り上げられ方はしない気もしますが・・・
できればキャラ追加として玲央さんを動かせるぐらいのことはしていただきたいものでありますなぁ。是非に是非に!!
さて次号は巻頭カラーでブラック・ジャック創作秘話の新作が登場。2号連続で掲載とのことです。
そして沼田純先生の朝日の野球部が再び登場。この流れは・・・!?
そしてそしてイカ娘が連載300回に到達。いやあ目出度い話でございますよ!!
他の作品も負けずに300回まで到達していただきたく思います。
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