蒼天紳士チャンピオン作品別感想

ガキ教室
第1話 〜 第30話


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 第1話 〜 第30話 (2012年 9号〜2012年 40号)   第31話 〜 最終話 (2012年 41号〜2013年 1号)


第1話 カウントダウン  (2012年 9号)


ナンバデッドエンドの小沢としお先生が、早くも新作を引っさげての帰還でございます。
今回は教師もの。はてさて、どう料理されていることか。
さっそく感想といきましょう。

とある中学に新任の先生としてやってきた主人公。オアザース!ハッハッハ。

今日から桃山中のみんなと勉強することになりました片桐晶です。
年上のボインちゃんが好みの25歳です!!

いきなりのボインちゃん好き宣言が飛び出した。チャライな。
この発言に静まり返る生徒たち。うむ、つかみは大失敗だ!やったな!
その場でのウケはないが、印象的なので、後で陰口のネタになる挨拶だ。

というわけで、職員室で怒られる主人公の晶。サーセンした。
説教しているのは村山先生。先輩教員として指導しないといけない立場の人らしい。大変っすね。
初対面の人間にドヤ顔でこんなこと言われたら誰でもひくわ、とのこと。
ひくというかなんというか・・・笑いづらいわな。表現も微妙に古いし。

他の先生たちの話によると、晶は校長先生がこの中学に引っぱってきたらしい。
桃山中の校長は民間人校長。ホテルグループの代表にして校長も勤めているらしい。へぇ。

さて、晶はクラス担任になり、クラスには副担任がつく。
担当するのは1年3組。副担任は野坂先生という女性である。よろしくお願いシャース!
さっそく一時間目は1年3組での授業である。
ので、紹介も兼ねて野坂先生に一緒についてきてもらうことになりました。

挨拶した時はスーツ姿だったのだが、ラフな格好に着替えている晶。スラッとしてるな、こいつ。
野坂先生と共に教室に向かう。
どうも、1年3組は何か事件を起こしたクラスらしい。
そんなところに新任の教師が担任を勤める。何か曰くありげですねぇ。

ここで回想。2年前のこと。
スーツを着た晶と、校長先生が喫茶店でお喋りしています。
校長先生曰く、晶は短い間だったけど、アタシの子供だったんだからね、とのこと。
どうやら里親だったりするらしい。意外とヘビーな過去があるんだな、晶。チャライくせに。
10年以上たってバッタリ再開したのだが、校長先生はすぐに晶だと分かったらしい。すごい。

もう年なので里親はやっていないという校長先生。
一方の晶は、この頃は教師ではない。教員免許は持ってるけど、採用試験は受けていないとのこと。
今はフェニックスマネジメントという投資ファンドでリーマンをしているそうな。
ふーむ。この頃の晶は教師にはなるつもりはなかったって感じですね。

さて、現在。
教師になった晶は担任のクラスにやってくる。騒がしいクラスだな。
新担任を笑顔で迎えてくれる。けど、自己紹介はHRに回し、今は授業を行うという流れ。
晶は数学の先生らしい。ほう、数学。チャライくせに頭は良かったりするのかね。

授業を始めようというところで、生徒から質問。彼女はやっぱり年上でボインなんですか〜〜!?
気になるポイントですよね。というか、まあ、ナメられてますね。コレ。
新任早々エロ教師片桐と呼ばれてしまう。侵略!エロ教師!ドッ!なんか言い出したでゲソ。

るせぇつってんだろ!!

際限なく騒ぎ立てるので、一喝して黙らせる。うむ、一度怒ればこんなもんですよね。調子のりのガキどもってのは。
まあ、とはいえ先は長い。ここでイライラしてもしょうがない。
笑顔に戻って授業を進めようとする晶。教師は大変だね。

ここで再び回想。今度は1年前である。
あるホストクラブに付き合いで招待された校長先生。
その隣に座っているのは晶。どうやら働いていた会社が潰れて、今はホストになっているらしい。
社長が金持って逃げたので、リーマンからホストですか。凄い転進だな。どういうコネだ?

どうやらホストクラブの雇われ店長らしい。
コンビニの雇われ店長とかは聞くけど、ホストクラブでもそういうのあるんですな。
24歳でそういう立場につけるのだろうか?なんだか怪しい。

不況なので仕事は選べないという晶に対し、校長先生は教師になればいいじゃないと勧める。
だけど、やはり晶は教師になるつもりはないらしい。
この仕事が好きだし、性に合っていると言っている。ふむう。
校長先生曰く、晶はよく笑うようになったとのこと。ウチにいた頃は1度も笑った顔見たことなかったのに。
それが、今ではずいぶんとチャラくなってしまって・・・何があったんだろね。

回想から帰還。
授業中にグチをたれだす生徒。新任の先生に怒られたのがシャクらしい。ガキめ。
でも、なんで数学なんてやらなきゃいけないんだろうかという疑問はわからないでもない。
算数レベルまで出来ていれば生活するのに十分のはずである。
この疑問に答える晶。黒板に人生RPGと書き出す。なんやそれ。

人生をRPGに例えると、小学生の勉強なんてやれて当り前。みんなのレベルも大差なし。
中学の勉強ってのはレベル上げだな。中学でレベル上げできたヤツは、その後の人生そう悪くない。
どんなモンスターが現れてもなんとか闘えるぞ。
一方レベル上げしなかったヤツは、モンスターだらけの森ん中をパン一でブラつくよーなもんだ。

男子生徒「そのパンツが選ばれし者だけがはける伝説のパンツかもしれませんよ!
晶「んなパンツあるか!グンゼだよ」

いい応酬だ。このボケができる生徒も凄いが、さらりと返す晶も凄い。なんだこいつら?
他の女生徒の、ジョブチェンジすればいいという言葉に、頭悪いと転職も無理だと返す。
まあ、あるRPGはレベルが一定ないと転職できないですからね。うむ、うまい例えだな。

勉強するしないはみんな次第だけど、やっぱりやっておいたほうがいいんじゃないかな、と晶。

晶「つーか、単純に勉強できるとモテるしな。オレみたいに」
男子生徒「そこんとこ詳しくプリーズ!」

これは気になる話ですね。
でも、おそらく次の女子の言葉が正しい。イケメン限定の話なんですけど〜。そりゃそうっすよね。

内容はどうあれ、短時間で生徒の心をつかんでいる晶。これには野坂先生も感心する。
まあ、確かに。どうでもいい質問にちゃんと返してくれるのは好印象ですわな。
でも、このクラスは授業が遅れているので早く進めてほしいという意見もある。両立は難しいわな。

騒がしく、色んな主張をする生徒を前にし、軽く息をつく晶。胸の中ではこんなこと考えてます。

冷めてて何でもできると思っているが、考えてることはせいぜいオナニーのことくらい。
そのクセ大人に反抗的・・・ガキめ
こんなのが31人もいんのかよ。ガキ共の相手を3年間も・・・
いや、たった3年。ちょろいモンだ・・・

何故3年間の区切りなんでしょうか?気になるとこですな。

それはそうと、やはりガキの相手は大変だと認識される話である。
でも、中学生なんてこういうものっすよね。誰だって似たようなもんのはずだ。
私も昔は電車に轢かれたって平気じゃないかと思えるぐらいの万能感があったものです。
今はすっかり大人になり、電車は無理だけど、車ぐらいならと思えるぐらいに成長した。トラックは勘弁な!

さて、三度回想。今度は1ヶ月前である。ごく最近だ。
校長先生がホテルの会合の休憩で公園にやってきたときのこと。
そのベンチには晶が座っていた。これまでと違い、ヒゲを生やして薄汚い格好になっている。
どうやら、オーナーに騙されて大きい借金を背負わされたそうな。なんとまあ。
苦労して大学でて、これからがオレの人生と思ってたのに・・・うまくいかないもんである。

実家に帰れば?という校長先生に、親父の世話になりたくないと返す晶。ふーむ。
ならばと、教師にならないかと持ちかける校長先生。
ちょうどウチの中学、数学の教師が1人やめるのでその穴埋めになれるという話。
しかも、教師になるなら、校長先生が借金を肩代わりしてくれるそうな。ほう!
とはいえ、さすがにそこまでしてもらう義理はないと断る晶。それに――

オレ、教師だけはダメなんスよ・・・教師はできません

教師だけはできないという晶。果たしてどんな理由があるのやら。
でも、3度もバッタリ出会ったことに運命を感じている校長先生。

きっとアンタは教師になる運命なんだよ!

去り行く晶の背に声をかける。

大丈夫。使えなかったら即クビにするから。

なるほど、そりゃ安心ですね。ん?
こうして晶は新任の先生として学校にやってきたわけですね。3年間という縛りはどこからでてきたんだろう?

さて、回想終了。
授業を進めようとしているところで、トイレに行きたいと言い出す生徒がいる。
真鍋という男子生徒。髪を染めたヤンキーっぽい感じの子である。
この生徒のせいで授業が遅れているとのこと。他にも追随する男子がいる。
どうやら、こいつらが問題を起こした生徒らしい。
宮田というじいちゃん先生をボコってやめさせちゃったヤツだそうな。校内暴力っすか。ヤベェな。

その話は既に聞いている晶。野坂先生とお話。
オレあーゆーのマジニガ手なんスよね〜〜・・・
担任デビューの日からゴタゴタすんのはカンベンスよ。
つーか教室から出てってくれた方が授業進むんじゃないスか?

凄い正直な話だ。声が大きくて聞こえちゃってるのはわざとなのかどうなのか。
ともかく、煽られた結果、黒板に向かって椅子を投げつけてくる真鍋。こりゃ危ない。
投げられた晶は、しゃがんで回避。こりゃビックリするよね。中学生は向こう見ずだから怖い。

しかし、ビビって動けないの?と煽られては黙っていられない。
ナメるなよガキども。こっちだって大人気ない大人なんじゃ!
立ち上がる晶に、感心する生徒。勇者が現れた・・・!
全員に向かって、1つ言っておくことがあるといい、話をしだす。みんな注目〜!

晶「オレは・・・ガキが大っ嫌いなんだよ!特にお前らみたいな中房!!
野坂「ハイみんな聞いた〜?片桐先生はガキが大嫌いよ〜!!特にみんなみたいな中学生!!」

訳せるぐらいに理解しているのに、つい口に出してサポートしてしまう野坂先生。なにしてるんすか。
さらに晶は続ける。

大人の事情ってヤツでさぁ・・・ガキ嫌いだけど教師やらねーと、オレガチヤバイんだよ!!
だからお前ら・・・ぜーーったいオレに面倒かけんなよ!!な!

凄く正直に自分勝手なことを言ってくれる晶。
こんな正直に心をぶつけてくれる先生見たことねぇ!いや、いい話にはならんか。
静まり返る教室。沈黙は肯定という話がある。なので、礼を言う晶。

サンキュ・・・お前らならわかってくれると思ってたよ・・・

エッ!?
まさしく、エッ!?である。なんという話術か。
衝撃的な宣言をかましておきながら、つつがなく授業を進めようとする晶。
椅子を投げた真鍋のことも快く許してあげます。

みんな〜〜〜!!ドライでいいクラスにしよーな!!

なに言い出すんだこの先生〜〜〜!!
副担任の野坂先生はもう頬を膨らませるしかない。大変ですね。
しかし、生徒の反応は様々である。一度問題を起こしたクラスだけに、簡単には揺るがないか。
イケメンじゃん、とか呑気な反応の子もいる。やっぱりイケメンは初期レベル高いんだよね!
そして、最後のページで一際異彩を放っているメガネの一言。

ほほう・・・オモロいやっちゃ・・・

オマエ何者だよ!?
生徒とは思えない上から目線での感想に慄きを隠せない。お前がオモロいわ!

最後のページに出てきた生徒がこれからの主要メンバーとなるのだろうか?
今のところ真鍋以外は名前も出ておらず、特徴も薄い。
これからどのようなキャラクターとなっていくのか、期待でありますな。

んじゃ授業を始めます。

言いたいこといってスッキリした様子の晶。この表情はマジイケメン。

というわけで始まりましたガキ教室。
問題を起こしたクラスに新任の担任がやってくる。
ストーリーを聞くと、よくありそうな話でありますが、これをどのように料理していくのか。
とりあえず、晶のキャラクターは他の教師モノとは違っていそうな雰囲気がある。
熱血でもなくチャラく、ガキが嫌いで、それを口に出して宣言する。
それでいて、里子だったり、ホスト経験があったりとか過去があったりする。
ケンカが強いかどうかは不明だが・・・果たしてどのように教師を勤め上げるのか。
悩み多き思春期のガキ共に対し、どのように対応するのか。
面倒ごとは持ってくるんじゃねーよ!の一言で3年間対処するのだろうか?
リアルな話だけど、それは漫画としてどうかと思う。晶の成長にも期待したいぜ!



第2話 晶先生無礼講  (2012年 10号)


新連載第2回!
この教師はチャラ過ぎる!黄色いシャツとかいかにもチャラいっすね。絵柄可愛いけど。

教師なのに子供が大嫌いと宣言する晶。これに対し生徒の反応は様々。
変な先生が担任になってしまった。前よりクラス悪くならないかと心配する生徒。
ドライな関係ならウザくなくていーんじゃないと言ってのける生徒。ドライっすね。
不良のような生徒である真鍋くんは机につっぷしている。何を感じているんでしょうかね。

初日を全く無事じゃない感じで終わらせた晶。
校長室で校長先生とお話。感想としては、ウザかった。中1ってのは思った以上にガキっスねってことだった。
お前だって中1だったころがあるでしょうに。まあ、昔は大人しかったようだけど。

アタシから見りゃアンタだってガキだよ。

そりゃそうですな。
ガキがガキを教えたりしていいものだろうか。吉とでるか凶とでるかは私にもわからないと校長先生。
とはいえ、前任の1年3組の担任はお爺ちゃん先生だった。
今はベテランが指導すればいいクラスになる時代ではないとのこと。世知辛いねぇ。

前回の話のとおり、晶は一千万の借金を校長に肩代わりしてもらっている。
とはいえ、使えないと思ったら即クビ。そんときゃ肩代わりの話もナシだよと釘を刺される。
その話について晶。無理すれば3年で肩代わりされた借金を返せると考えている。

たった3年の辛抱だ

なるほどね。なんで3年なんだ?と思ったらそういうことでしたか。
未だに教師にはなりたくなかったという思いが残っているが、借金はどうにもならない。
親にも頼れないとあっては、辛抱するしかない。それでも早く教師をやめたい。ので返済ってわけか。
妙にスジが通っている奴ですな。チャラいくせに。

そんな晶だが、やはりイケメンであるゆえに一部の女子には好評であります。アキラカッコイ〜!呼び捨てかよ。
教室で騒ぐ女子達にバッカじゃなかろかと冷静な意見を述べるメガネの男子。
おや、こいつは前回のおもろいやっちゃな子じゃないですか。早くもクローズアップされた!?わーい。

年上が好きって言ってただろ。
いい年してJCに興味あるのはロリコンの変態だけだね!

とあるフランスの貴族なんかは、若ければ若いほどいいとか言ってましたが・・・ああ、あれは本当に変態だった。

ってことは、お前のことだな篠田。

なんでそうなる!?オッサン顔だからってナメンなよコラ!3次元のクセに偉そうに!
何を言い出すんだこの子は・・・?
篠田ことシノケン。この年で3次元に見切りをつけているらしい。早い、早いよ!そのステージに登るにはまだ早い。
そんなシノケン、今日は塾があるとのこと。ほう。最近の中学生は塾とか忙しいんですなぁ。

HRも終わったらしく、帰り支度をする晶。
挨拶の時に着ていたスーツに着替える。それで授業したほうが決まってるんじゃないの?
まあ、ジャージの方が楽なんでしょうけど。その気持ちはわかる。

着替えて出てきた晶を、副担任の野坂先生が呼び止める。
そういえば、野坂先生は名前を萌というらしい。萌ちゃんっすか。ほうほう。
さわやか相談室。という名前の部屋で、今日のことについて問いただす野坂先生。

これから信頼関係作っていかなきゃいけないのに、初日から生徒にケンカ売るって!
これがもし保護者の耳にでも入ったら問題になりますよ!!

心配する野坂先生。それに対し晶はそんな大ゲサな、と一笑に付す。プッ。こりゃ頭イタイ相手だ。
こんな人のクラスの副担任だなんて、野坂先生も大変だ。
本当は野坂先生が担任を受け持つつもりだったが、問題あるクラスだからと止められたらしい。
そのクラスに新任の晶を当てるとは・・・確かに校長の考えはわからんと教師に言われるわけだな。

さて、晶が赴任した日は金曜日らしい。というわけで、さっそく歓迎会をかねての1年飲みが行われる。
1年飲み?聞いたことのない言葉だな。1年飲み続けるんすか?豪気な歓迎会だな。

片桐先生・・・今日はアタシ・・・飲ませていただきます!

野坂先生がヤケになっちゃった!まあ、しょうがないっすよね。嫌なこと忘れようぜ。

飲み会の場所はワタミン。和田眠だ。どっかで聞いたことあるような名前ッスね。
校長はホテルグループの仕事で欠席。というわけで、学年主任の村山先生が音頭を取る。
まずはカンパイ。大半がビールの様子。

つーことで皆さん!今日は無礼講な!パーッとアゲてこーぜ!!

のっけから宣言する晶。すげーノリノリだなオイ。主役だからって新人が宣言していいのか!?
まあ、とりあえず自己紹介。村山先生は社会の担任。今後も出番のありそうな人だ。シブイ!
続いて1組の担任である体育の斉藤文太先生。ワイルドっすね。カッケー。
2組担任、国語の鳴海麗子先生。美人過ぎる女教師である。ほほう。
4組担任、理科の青山はじめ先生。メガネ男子。はいこんちは。適当に流された!?
野坂先生は音楽担当である。モエちゃんカワユス!ホワ!ホワ!人が喋ってるときにホワホワ言うな!

ちゃんと1人1人の自己紹介に合いの手を入れて行く晶。これがホストの手管か・・・!
まあ、とはいえそれを受けての感想はチャラいな、というもの。

私の1番苦手とするタイプだ・・・

そう呟く村山先生に同感ですと返す斉藤先生。ってアンタは別の理由があるみたいですね。
まあ、野坂先生は可愛いですから、こういう人が出てもしょうがないか。モエちゃんカワユス!

2時間後。全員すっかりできあがっていた。あれー!?

今夜村ちゃん王子様!飲んで騒いでパーリナイ!!

ヒャッハ〜〜!!
もう飲めん!もー飲めんよ片桐ちゃん!!もームリッ!!

酒は怖いっすね。マジメで頼れそうな村山先生が頭にネクタイ巻くようになっちゃうなんて!
斉藤先生もすっかりいい気分になっている。お宝ゲットだぜ。なんなんだアンタら。

各人に水を向ける晶。鳴海先生にも声をかけております。
その盛り上げのうまさに、ホストみたいと評される晶。

みたいて!昔ホストでしたよ、オレ

・・・・・・・・・。

ホストだったの?

さすがにこの発言にはみんな注目してしまう。ホストぉ〜・・・

コイツ!何がホストだよ!くっだらないウソついてんじゃねーよ!アッハッハ。

さすがにホストあがりが教師になるなんてないよな、と皆思っているらしい。
酒は回っていても、そういう常識的な部分は残っちゃうもんなんですよね。
なんにしても追求されてもあれなので、誤魔化す晶。

今夜萌ちゃんプリンセス!飲んで飲んで飲んでパーリナイ!!

言われるままに飲む野坂先生。もうグデングデンっすね。
というわけで、楽しい飲み会は終了!
鳴海先生以外はみんな顔を真っ赤にしている。さすがに鳴海先生は大人の女性っすね。
帰ってよく休んで、明日部活の人はがんばって行くように!と村山先生の締めの言葉。
体育の斉藤先生なんて思いっきり部活もってそうだけど、大丈夫か?立ち寝してるし。
どうでもいいけど、挨拶もしなかった先生が1人いるんだが、アンタは一体誰なんだ!?最後まで名乗らなかったな。

解散宣言を受けたが、野坂先生はケータイを学校に忘れてきてしまったらしい。
ヨッパライ一人では危ないので、晶に一緒に行ってやれという村山先生。

萌ちゃん、萌ちゃん。気を付けなはれや!

誰が萌ちゃんか。自分で2人っきりにさせといて気を付けろとは一体?
まあ、ヨッパライに理を説いてもしょうがないっすよね。

すっかりできあがった様子の野坂先生。イヤなこと忘れられてるようでよかったっすね。
一方の晶。顔は赤いが正体を失うほどではないらしい。微妙に思い悩んだりもする。

オレの方が教師んなっちまった・・・これは、罰だ。
オレはまだ許されちゃいないんだ・・・

なんだろうこれは?
晶は色々と複雑な過去を背負っているらしい。教師になりたくないという原因がなんなのか。
徐々に明らかになっていくのでしょうな。

さて、職員室。ケータイを発見する野坂先生。じゃあとっとと帰るか!
というところで、鳴り響く電話。タイミング悪いなー。
電話に出る野坂先生。

ハイ、ハイハイ。マジすか!ブッ。ハイ、ハ〜イ。ハイどーも〜。

ヨッパライっぽい受け答えだな。大丈夫か?
なんの話だったか尋ねると、マジヤバイヨと野坂先生。ブプッ。そ・・・そんな面白い話なのん?

あのね・・・本屋さんからでね・・・ウチのね・・・3組の生徒がね。
万引きで捕まったんだって!
そんでね!そんで引き取りに来いだって!!

クソ笑える!あんだけ面倒かけるなつったその日に!!

アッハッハッハ!
いや、いやいやいや。笑い事じゃねーだろ!でも笑うしかない気もするな。
確かに、あれだけ言った当日に問題起こすとは。嫌がらせとしか思えないな。笑える!ブプッ!
しかし、こんな話を点描トーンで話されても困りますよ萌ちゃん。

万引きの現場はGEBO。ゲボだ。ヨッパライが引き取りに行くにはきつい名前だなオイ。
犯人は・・・シノケン!?
塾があるとか言ってたけど、何をしているのだろうかこの男は。
学校についてはバレたようだけど、家の住所や連絡先は言おうとしない。

残念だが・・・軍の実験で偶然できてしまったボクという生物に家などないのだ・・・

ウソつけ!!
クックックッじゃねーよ。なんなのさこの子!さすがおもろいやっちゃなだけはある。
この現場にヨッパライ教師2人が引き取りにくるわけか・・・カオスだな。
店員さんが一番可哀想な流れになりそうだな。

赴任早々から大変なことになった晶。だけど大変そうな感じがあまりしないところがなんだか大変!
萌ちゃんはこの後、まともな教師キャラとしてやっていけるのだろうか?
すっかりヨッパライな子というイメージがついてしまったぞ。これはこれで可愛くていいけどさ!



第3話 ボクの中の悪魔  (2012年 11号)


晶のクラスの生徒であるシノケンが万引きで捕まった!?
今はまだ警察には連絡されておらず、店で取調べを受けている段階。
しかし、反省の色は全く見せていない。

あれは3日前でしょうか・・・ボクの右手に何らかの意識体が寄生したのです!
それ以来、ボクの意識はこの右手に支配されてしまいました・・・今日の万引きもこの右手によって・・・

中学生だもの。右手が勝手に疼きだしたりしてもしょうがないよね。
なんて通じるわけないっしょ。
そうこうしているうちに、晶たちが到着する。
さすがにお酒には強そうな晶。赤かった顔も元に戻っている。
対して萌ちゃんは真っ赤なままである。大丈夫か?

とりあえず、ウチの生徒が迷惑をかけたということで謝罪する先生。大変ですな。
シノケンは、ずーずーしくも本5冊を万引きしようとしたという。
それを受けて、萌ちゃん。相手の顔を見て真剣に謝ろうと・・・ブッ!ダメ!なんかウケる!!

ちょっと!アンタ。人の顔見て吹くって失礼だろ!!

いや全く。ごめんなさいね店長。萌ちゃんも普段はマジメな人なんですけど、今ヨッパライなんで。
ブァッハッハッハ!
アンタいつまで笑ってるんだよ!!

シノケンが万引きした本は青年コミック。エロマンガっすね。
TKBが出ている?いえ、ハートマークです。紛らわしいけどギリギリセーフだ?

万引きする姿は防犯カメラに残っているので言い逃れは無理。
というわけで、別の言い訳にシフトするシノケン。
部活や勉強で疲れてらから、きっとボーッとしてこんな本を手に取っちゃったんだね!
そんなわきゃないっしょ。全く。
マジサーセン。コイツにはオレからガチで言って聞かせます!

頭を下げて頼む晶。その効果があって学生証を返してもらえた?
かと思いきや、それで済ましてはくれなさそうな様子。

生徒は素直に謝らないし、教師はヨッパライ・・・生徒が生徒なら教師も教師だな。

そう言われましても。タイミングが悪かったということですし。
別に仕事中に飲んだわけじゃないんスからね。
警察を呼ぼうとする店長の腕を掴んで止めようとする萌ちゃん。
ヨッパライだけど、可愛いものだから、店長の顔もついゆるんじゃう。

萌「ブハッ!!すいませんっ!!変な顔しないでっ!!
店長「絶対訴える!!警察呼ぶ!!」

別の意味で訴えたくなってきてませんか、店長?
どうやら萌ちゃんは笑い上戸らしい。大変な状況だな、全く。
話がややこしくなるから外に出てもらおうとするが、暴れられ殴られる晶。
色々と危ない状況だ。ならばと、晶は土下座を敢行する。この通りです!
さらに涙まで流してみせる。これが男泣きってやつか!?ブワッ。
まあ、萌ちゃんにハナ殴られたから涙が止まらないだけなんですけどね。

コイツ・・・まだ中学生になったばかりなんスよ・・・
オレが・・・オレが絶対根性たたき直すんで!!お願いします・・・

ふむ。こんな風に泣かれてしまうとな、店長もほだされてしまったようだ。
自分が昔ヤンチャしたときも、そん風に泣いて怒ってくれたセン公がいたっけ・・・へへっ。

この幸せモンめ!自分のために泣いてくれる先生なんてそうそういないぞ!

そりゃそうですわな。晶もそこまでのつもりはなかったわけですし。
でも、ラッキーなことですな。シノケンも感じ入ってくれたようだ。

ごめんなさい。ボク・・・どーしてもドスケベ無修正画像が見たくて・・・
でもケータイとか持ってないし・・・
パパのパソコンで・・・と思ったけどパスワードロックがかかってて。
ハッカーばりパスワード解除しようとしたけど無理だった。
その間にボクの中の思春期というモンスターは、レベルMAXまで成長して制御不能に・・・!!

それでエロマンガを万引きしたってわけですか。少年の性は怖いっすね。
今の子供たちなんてネットで見放題じゃないとか言われてるが、そうでもないんスかね。

店長さん・・・ボクをタイホしてください。

涙を流し反省するシノケン。
ふむ、そう素直に出られたのではしょうがないですな。
今回は先生に免じて許してやると言ってくれる店長。凄い、いい人っすね。
普通の店なら、先生呼ぶ前に即通報でしょうにねぇ。知らないけど、書店の貼り紙にはそう書いてる!
土下座で座り込んだままだった晶を立たせる店長。

ホラ先生、勃って勃って!

!?
なんだコレ・・・なんだコレー!?
いい話に収めようとしている中で、この発言はどういうことなのか?
微妙に酷い誤植!誤植・・・だよね?そうじゃなければどういう意図があったのか?
店長そういう趣味がありましたのか?変なのは顔だけで十分だよ!

ともかく。無事に解放されたシノケン。
酒が回って気持ち悪くなってきた萌ちゃんはコンビニにトイレを借りに行く。
その間、シノケンは言う。ボク、もう2度と万引きしません!と。
先生の涙で目が覚めました!と。しかし、晶は言う。

何調子コイてんだお前?万引きは犯罪だぞ。
さっきのヘンな顔の兄ちゃんは許してもオレは許してねーし・・・

月曜の朝一、授業前・・・オレんとこ来い!

呼び出しを受けてしまったシノケン。
大変な週末になってしまいましたね。まあ、自業自得ではあるが。

しかし、晶はシノケンを呼び出してどうするつもりなのだろうか?
面倒ごとが嫌いな男が、わざわざ説教をかますためだけに呼び出すとは思えない。
再発を防止するために、何か手を打つつもりかもしれない。
見放すのは簡単だが、それでまた問題を起こされたら、たまったもんじゃないですからね。

では、再発を防止するにはどうすればよいか?
シノケンの問題は、抑制されたモンスターが暴れたのが原因である。
ならば、それを取り払えばよい!
というわけで、本物の無修正画像を見せてくれるとかいう展開になる予感。
しかし、シノケンは訓練された変態だったので、満足できないとかいう展開。
なんだこれ!3次元じゃねーか!とか言って暴れるシノケン。そんな展開になったら楽しいな!



第4話 ギブ アンド テイク  (2012年 12号)


万引きで警察に連行されそうなところを、晶に助けてもらったシノケン。
月曜日、その件を許していないと言う晶に呼び出される。
果たして晶は何を考えているのだろうか・・・!?

どこに呼び出すのかと思ったら、何故か保健室のベッドで寝転んで相対する晶。
なんですか?ここでエロイ講習でもしてやるぜって言うんですか!?
単に横になりたかっただけみたいですね。

シノケンには仲のいい友達が2人いる。
一緒にトイレに行って用を足し、3人同時にションベンを出し切る絆の深さの持ち主達だ!
どうやら、家にまで呼び行って一緒に登校したりする仲らしい。
ええ友達もっとるやないの。
なんだったら、この友達にエロ本借りるなりエロサイト見せてもらうなりすればよかったのに。

月曜の朝一に晶に呼び出されたシノケン。
万引きは窃盗という立派な犯罪なんだと説教される。
もし、警察に連れて行かれたら・・・5冊すべてエロ本だし2、3年は少年院に入ることになっちゃうなとか言い出す晶。
正直、そこまでにはならんだろうと思うが、大げさに言ってるんでしょうな。
親も息子がエロ本万引きしたなんてことが知れたら、今の家にいづらいだろーなぁとか、
シノケンは将来大変なことになるだろーなぁーと脅しだす晶。
その脅しが効いたのか、すっかり萎縮しているシノケン。

そ!オレ、そーゆーこと言いたかったの。万引きのことは先生の心の中にしまっとくことにするわ・・・
ま、でも・・・タダってわけにはいかねーなァ・・・

やはりタダではなかった!
どうやら、交渉するために過剰に脅かしていたらしい晶。悪い先生やで。
まあ、万引きなんてして隙を見せたシノケンが悪いわけだから、しょうがないんですけどね。

晶が万引きを黙っている代わりに出した交換条件。それはクラスメイトの情報。
シノケンの口から、晶のクラスの生徒の情報が出てきます。

田端浩二。アダ名はバタヤン。老けてて30代くらいに見られることもしばしば。
西島茉莉。明るくて勉強もできて性格も◎。何よりもそのカワイサで、クラスの不動のトップ。
須藤敬。私立に行くはずが不合格で仕方なく桃中に。頭がよく顔がよく家が金持ちなんで3組のプリンスと呼ばれる。
金本。須藤君をライバル視している。自分ではセクシーゾーンのマリウス葉に似てると言うが、アダ名は美川である。似てる!
近藤。自衛隊大好き。卒業したら自衛隊に入るという。アダ名は近藤大佐。自衛隊雑誌『マモル』を愛読する。

ふむ。なかなか面白い情報が出てきていますねぇ。
ていうか、シノケンなかなか情報通じゃありませんか。
自分のクラスのヤツラの性格とか、当時どこまで把握していたもんだったかなぁ。
須藤くんは1話でもセリフがあったし、今後も出番のありそうなキャラだ。
西島さんもヒロインポジで動いてくれそうな気配。ヒロインにしては地味な気もするが。

放課後、理科準備室でコソコソと先生にクラスメイトの情報を流すシノケン。
これではまるでスパイのようではないですか。

オレはただ、万引きのこと黙っててやるかわりにクラスの情報をオレに流せって言ってるだけだぞ

うん、それスパイですよね。
スパイというか、チクリ屋みたいなポジションになっていて、正直居心地が悪そうだ。
生徒の情報があるとないとじゃ大違いという晶。これでスゲーやりやすくなったわ。
なるほどね。転んでもただでは起きないというか・・・大変な目に会ってきただけに狡猾なやっちゃ。

そろそろ部活に行かないといけないというシノケン。この子は何か部に入っているのか?
友達も朝練がどうとか言ってたし、朝練があるような部に所属しているのか?イメージが沸かないな。

最後に1つ、シノケンに尋ねる晶。
自分の前の担任である宮田って人をクラスの不良、真鍋君がボコったという、その話についてだ。
ボクが言ったって言わないでよと前置きしてシノケンは語る。
宮田先生の授業の時、後ろで真鍋君と武本君が少しうるさくしていた。先生は注意したが、2人はそれを無視したという。
そしたら先生はこう言った。先生がお前らの父親なら、2人とも張り飛ばしとるぞ!と。

ダメな母親1人じゃ躾もロクにできんらしいな真鍋。オレが代わりに躾てやろうか?ああ?オイ!

なんということを言い出すのか。これは蹴られても仕方ない。
聞きようによっては、先生、お前の母親に手を出すぜと宣言しているようにも聞こえる。そりゃ蹴られる。
宮田先生は、蹴られて転んで腰の骨を折り入院しているそうな。
ふーむ。お爺ちゃん先生というから、もっとヨボヨボした人かと思いきや・・・宮田先生・・・

シノケンの情報を得て、改めて真鍋君のことを調べる晶。
職員室で資料を読もうとしたところで、萌ちゃんが話しかけてくる。
ふむ、萌ちゃん。どうやら金曜日の万引き事件のことをちゃんと覚えているらしい。
篠田君迎えにいった時の先生、ステキでしたよと褒めてくれる。
それはいいけど、自分の醜態は覚えているのだろうか?笑い上戸にもほどがありましたぜ。

なんだかんだで、萌ちゃんから高評価を得ることが出来た晶。
まあ、本人にしてみれば、面倒くせぇことんなるくれえなら、土下座なんぞ何回でもするわってことなんですけどね。

社会経験のないまま教師になると、生徒のために謝るというのは難しいのかもしれない。
晶の考え方は、社会に揉まれた人間としてはしごく真っ当な考え方なんですよね。
頭下げるだけで解決するなら、土下座くらいしてもって話なわけだ。
前回、店長が土下座なんてしらじらしいと言っていたが、まさしく正解だったわけである。涙が出なければアウトだったな。

さて、資料に記載されている真鍋君の情報。
フルネームは真鍋光一。小学生の頃はカワイイツラしていたらしい。
今でも、髪型大人しくしたらカワイクなりそうな感じでしたものね。
小5の時、両親が離婚。母親に引き取られたが、情緒不安定。
家庭での育児放棄の疑いがあり、給食費も払われていないという

この情報は厳しいっすね。こりゃ宮田先生がダメな母親とか言っちゃうのも仕方がない気がする。
給食費を払わない親というのも、今いろいろと話題になっている話ですし。
でも、母親のみだと何かと難しいんじゃないかなぁという気もしますし、なんとも・・・
というわけで、晶は思う。

地雷だな・・・こーゆー面倒くせぇのには関わらねー方がよさそうだ・・・

てな風に事なかれに走るのでありました。やはり如才ない男でありますな。
実際のところ、一教師が首を突っ込んでどうにかなるのかという問題ですしねぇ。
漫画的には、教師の行動で色々事態がいい方向に傾いてってなるんでしょうけど・・・
この漫画ではその辺りに期待していいのかどうかまだわからない。
まあ、最終的にはハッピーエンドになってくれるんじゃないかと信じていますけどね!ね!



第5話 さげぽよ  (2012年 13号)


晶は数学の教師。なので数学の授業を行っている。
見た目はチャラいが、ちゃんと勉強教えれるんですな。
しかし、その授業中も素行が生徒がいる。真鍋と竹本だ。
授業を聞かないぐらいならともかく、他の生徒の邪魔までしてくるのは鬱陶しいですな。
間に挟まれている女子が可哀想である。

面倒ごとには関わらない姿勢でいこうとしている晶。
問題児たちが騒いでも消極的な態度でいる。休みたいならさっさと保健室にいってもらいます。
まあ、これはこれで妨害されないから周りにもいいんじゃないですかね?
ところが、生徒にとってはひいきなんじゃないかと最悪の評価。うーむ、難しい。

アイツ完全にタケとナベにビビってるよ!
初日は元小学生なんかにビビるかよ!なんて言ってたクセにさ。宮田先生の方がビビってなかったよね!

かなり悪い評価でありますなぁ。
晶にしてみれば、生徒にはビビらないけど、親とか世間がうるさいからなぁ。
消極的な関わり方にしようと考えるのはわからないでもないのだが。

須藤くんに言わせれば、公立の先生なんてみんなあんなもんだろ、とのこと。
そのとおりだけど、冷めた言い方っすね。
美川こと金本くんは、その意見に反対。もっと強硬な態度に出ないとと考えている。

ママに言ってPTAで問題にしてもらおう!タケとナベ!あと片桐も!!

ママと来ましたか。というかPTAか。面倒な存在っすね。
晶にしてみれば一番出てきてほしくない相手でしょうな。

という生徒の様子を放課後にシノケンから報告される晶。オイオイオイオイ!何ソレマジ!?

晶の株価は短い期間ですっかり底値まで下がってしまっているらしい。
クラス全員が片桐って呼び捨てですわ。アタタタタ。
ハレものには触らず作戦が完全に裏目に出た以上、このままにはしておけない。
対策を練るために、シノケンから情報を集める。

まず、美川の母について聞くが、シノケンは美川とは中学からの知り合いなのでわからないとのこと。
次に竹本について。これまたシノケンは中学からの知り合いなので詳しくはわからない。
が、知っている情報までは教えてくれる。

ドラえもんのジャイアンっていますよね。あのデブ、たまにいいヤツになるじゃないですか。
いいヤツになる時が一切ないジャイアンが竹本君です

単なる嫌なデブじゃん!映画版を連れて来い!
そんなデブの竹本だが、3年にヤンキーの兄貴がいるらしい。
そりゃ1年にしたら恐ろしい存在だわな。でかい顔していられるわけだ。

続いて本命の真鍋について尋ねる。シノケンは真鍋と小学校から一緒だったという。
小学校の時はよく一緒に遊んだりしたものだが、6年生くらいから暗くなってしまったそうな。
うーん、何かあったみたいですね。父に不幸でもあったのでしょうか?

シノケンから情報を得て、放課後。
学年主任の村山先生曰く、晶は部活の顧問をこなさないといけないらしい。
野球、サッカー、バスケのどれかを担当することになる。
どれもハードなので、若い先生が担当するのが習わしだそうな。なるほどね。

職員室にいるとき、萌ちゃんが晶に相談事をもちかけてくる。真鍋と竹本についてだ。
音楽の授業のとき、ほとんど教室にいてくれないらしい。
国語の鳴海先生によると、授業中バキを読んでいたという話もあったりする。バキかよ。
理科の青山先生曰く、実験の時アルコールランプでお湯沸かしてカップメン作って食べてたそうな。どこかで止めろよ、それは。

さすがにこの状況は好ましくない。村山先生もこの2人の問題はなんとかしないとと考えている。
そこに、割り込んでくるのは副校長
あの2人のような生徒は学校だけが頑張っても限界がある。家庭と協力して正しい方向に向けてあげないとと言う。

1度家庭訪問してみてはどうでしょうか?

家庭訪問。それはまた面倒そうなイベントでありますな。
でもまあ、行けというのであればしょうがありますまい。晶としても親のツラは見ておきたいようだ。
晶を心配し、何なら私も同行するが?と申し出る村山先生。いい人ですね。信頼できそうだ。
でも今回はお断りしておきます。大丈夫スよ。

逆に、家庭訪問を持ちかけた副校長。こちらは裏の顔があった。廊下に出たところで、悪い顔になる。

あんなチンピラ教師引っぱってきて、何考えとるのかね華沢校長は

校長先生の名前は華沢といいますのか。ようやく名前が出てきましたね。
それはそうと、この副校長。どうやら校長降ろしを画策しているらしい。
今の校長を引き摺り下ろせば、自分が校長だってか?悪そうなやっちゃな。
晶に家庭訪問を勧めたのも、何かミスを起こすのではないかと期待してのことだったという。

なーにが民間校長だ。
子供が好きだからなんてキレイごとで教師がつとまるか!シロウトがシャシャリ出るんじゃないよ!!

うーむ。なんとも分かりやすいほどに確執を産んできそうな相手ですなぁ。
平穏に過ごしたい晶にとってはこの上なく面倒な話である。

さて、放課後に、桃中の不良達が一堂に会する。
その場所で演説しているのは、どうやら竹本の兄らしき不良。

今年も桃中のトップの座を狙ってイキのいいクソッタレどもが顔を揃えたな・・・
いいか・・・男なら拳1つでオレのとこまで登ってこい・・・
1年戦争を制したモンだけが、桃中トップのオレに挑戦することができるんじゃ!!

なんとも、古風というか。ヤンキーっぽいこと喋ってますな。
そんな空間にノコノコやってくる晶。真鍋〜ちょっといい?
かるーく割り込んでくる晶に邪魔するなと言う竹本兄。

オメーこそ何だよ。正気かそのヘアースタイル

全くビビる様子とかを見せない晶。生徒も見てたら驚いてくれただろう光景だ。
ビビるどころか挑発までしちゃってるよ。竹本のアニキ・・・老けてんなオイ。とか言っちゃう。

さらに、竹本に告げる。今度お前んち家庭訪問するからな、と。
この宣言にビビる竹本。なんだ?実は家ではマジメで過ごしてたとかいうのか?
なんせジャイアンだしなぁ。かーちゃんには弱いのかもしれない。

真鍋にも家庭訪問に行くことを告げる。
が、竹本母とは違い、どうにも連絡が取れない真鍋母。
真鍋に母ちゃんの都合のいい日を聞いといてよと言う晶。
はてさて、真鍋の家庭環境はどういったものなのでしょうねぇ。

竹本家の家庭訪問はなんとなく面白く終わりそうな気がする。
問題はやはり真鍋家でしょうな。ネグレクトの疑いもある真鍋家。母は一体どんな人であろうか。
晶にとってはいきなりの大きな難問になりそうな場面だ。
逆にここをクリアすれば、クラスの信頼は一気に取り戻せそうだが、はてさて。



第6話 モンスターその1 ヤンキー夫妻  (2012年 14号)


副校長に勧められ、嫌々ながら家庭訪問をするハメになった晶。
まずはキレイにならないジャイアン、竹本の家からである。
雨の中、竹本家にたどりつく晶。出てきた親父は見るからにヤバそうだった。ヤンキー一家か!?

職員室。晶が家庭訪問に行くという話を先生たちから伺う校長先生。
許可は私が出しましたと副校長。相変わらず表面的には笑顔満面でありますな。
校長先生は、この家庭訪問に賛成の様子。いーんじゃない?
1人で家庭訪問くらいできないと、親御さんにも信用してもらえないだろうしね、とのこと。ふむ。

この校長の態度に、なんと危機感のない校長よと内心でほくそ笑む副校長。
片桐が向かったのは1年雷輝、3年龍輝の親だぞ。マトモな親なワケないだろ、とのこと。
あの手の人間はエゴのかたまり。世界、いや宇宙の中心が自分だと思っている。一般常識が通用する相手じゃない!

副校長はかつて、3年の龍輝のことで母親を呼んだがヒドい目にあったらしい。
ならば、新米教師の言うことなど聞くハズがないという目論み。
ましてや今日は雨。大工の父親も在宅のハズ。

片桐がチンピラ共の不条理な物言いに舌をかみ涙する姿が目に浮かぶわ・・・
片桐よ・・・モンスターペアレンツの恐ろしさ、思い知るがいい!!

クックックックッと含み笑いを漏らす副校長。悪いやっちゃ。
とはいえ、確かにヤンキー夫婦が相手というのは怖い。何してくるかわかりませんしねぇ。
雷輝本人と、父母を相手取って、晶の家庭訪問が開始される。

雷輝が何かしたのかと問われ、やったことを口にしようとする晶。
授業中モノを投げたり、マンガ読んだり、外でて教室に戻ってこないことを問題としている。
だが、雷輝としては、そんなこと問題じゃないよってな態度。
モノ投げるといってもタマにだし、マンガは授業がつまらないから、だそうな。それでいいのか?

先生よぉ・・・勉強勉強・・・人生、勉強より大事なモンいっぱいあんだろ・・・ええオイ・・・?

ドヤ顔で聞いた風なことを言う親父。
その通りかもしれないけど、今はそんな話はしてねーよ。
両親にしてみれば、勉強なんか別にできなくてもいいらしい。
息子は自分の後を継いで大工になるんだよと親父。

コイツにはよ腕っぷしの強ぇーさ、男がホレるよーな男になって欲しいんだよ!

ソウデスカ。すっかり引き気味の晶。
最強にして最高ってヤツですね、と困りながら口にする。
しかし、このセリフがヤンキー親父の琴線に触れたようだ。

その言葉。アンタもしかしてクローズ好きだったりすんの?

ここから始まるクローズ談義。いきなり親父の機嫌が最高潮に高まる。
コーヒーやお菓子も出てきて、もてなしの体勢になったぞ!?

1時間後。クローズの話で盛り上がる2人。なにやってんだか。
さすがにホスト経験者だけあって、相手と合わせて話を盛り上げるのが上手い晶である。
場の雰囲気は一気に和んだ。やったね。

そろそろクローズ大河でやらねぇかなぁ

いや、なんで大河!?なったら凄いことだよ、ある意味快挙だよ!なるわけがねぇー。
しかし、来年あたりやるんじゃないすか?と晶。凄い適当にあわせてやがる!さすがやでぇ。

和んだのはいいが、このまま終わってしまっていいものか悩む晶。
しかし、向こうから元の話になるように振ってくれました。
マジな話、雷輝のことをどう思うと尋ねてくるヤンキー親父。最強にして最高な男・・・なれるかな?
この問いに晶は返す。無理っスね、と。
ひきつりながらも、言うべきことを言ってみせる晶。

雷輝君のやってること自体みんなの迷惑になってるし・・・そのぉ・・・
優しい先生とか自分より弱い生徒にしかチョッカイ出さないんスよね〜〜
最強の男にしちゃやってることがセケェーかな〜〜なんて・・・
ま、そんな男に男がホレるワケもなく〜〜頑張ってギリでヤスぐれぇになら・・・

晶のセリフを聞き、途端にキレるヤンキー親父。このガキャ!!
キレた対象は息子の雷輝に対して。オレにハジかかせやがって!ダセーことすんなっていつも言ってんだろ!!
教育と言い、顔を踏みつける親父。怖ぇ〜〜。
矛先がこっちにこなくてよかったですね、晶。

翌日。職員室で結果を報告する晶。
今度ウチのがヤンチャしたら、遠慮なくオレに言ってくれって言われたらしい。
カッケーこととカッチョ悪いことがちゃんとわかってるいい親父でしたよ、と晶は評する。
ふむ。クローズ好きなだけに、そういうところがポイントなんですな。
勉強ができなくてもいいが、ダセーことは許せないと。
兄の威光を借りて好きにやってるだけじゃダサイことこの上ないですからなぁ。
晶の報告を聞き、よかったよかったと和やかな感じの職員室。アハハハハ。

アレ?何で?

目論見が外れて笑顔のまま落胆する副校長。なんか面白いなこのオッサン。

さて、面倒ごとのひとつは解決したのだが、さらに新たな面倒ごとがやってくる。金本の母親がやってきたのだ。
金本こと美川の母。その姿は・・・美川やないかー!!
息子よりももっとはっきり美川憲一なのが現れてビックリである。ギラッ。

片桐よ・・・モンスターペアレンツの恐ろしさ・・・こっからが本番よ

悪い顔をしてみせる副校長でありました。
なんかこの副校長・・・ダメな悪の幹部みたいでなんだか楽しい。
今後も目論見が外れてガッカリする役どころで活躍して欲しいものだ。

晶はヤンキー親父にかなりビビっていた様子。やはり腕っぷしが強いというわけではないのかな?
中学生ぐらいにびびったりはしないけど、ヤクザな親父はそりゃ怖いわな。
単純に力押しでなく、今回のようにのらりとやってのける展開が続くと楽しそうですな。
さて、次の相手は固そうな人だが・・・どうなるのか。ホストの本領を見せるのか?楽しみである。



第7話 モンスターその2 サソリ座の女  (2012年 15号)


今頃ママが職員室に入ったころだとほくそ笑むミカワ。片桐の慌てる顔が目に浮かぶわ!
ミカワの母ちゃんは元・南大和小のPTA会長だったらしい。
なるほど、それは厄介そうな相手でありますな。
そんな教師、アタシがグビにしてやると息巻いているそうな。怖い怖い。

てかボク金本!金本だから!!ミカワって言うな!!

まだ諦めてなかったんですか、ミカワくん。
こういうあだ名はずっと残るのだ。諦めろ。
下手すると卒業して、再会した後でも言われるようになるものなのだ。諦めろ!

さて、ミカワの母ちゃんに相対する晶。今回は校長先生も同席する。
いや〜〜それにしても、マジ似てますねお母さん。
晶の切り出しはネタ振りか?
そう受け取ったので歌いだすミカワ母。パチパチパチパチ。
柳ヶ瀬ブルース。また古い曲が飛び出したものである。っておだまり!!

アタシはね!美川憲一に似てるって言われるのがも〜〜1番嫌なのっ!!やめてよもうっ!!

そうだったんだ!
これだけ似てて言われずにおくというのも無理があるって話ですよ。全く。
まあ、晶としては、息子の正君と似てますねと言ったつもりだったので、とんだとばっちりである。

初っ端から衝突する晶とミカワ母。
先日の竹本家への家庭訪問では何もおきなかった。
チンピラとチャラ男は根っこが一緒だからなと副校長は分析する。

だが・・・今度はどーかな・・・
元・小学校のPTA会長の金本さんは片桐とは真逆の人間・・・必ず衝突する!
そして片桐への不満はヤツを引っぱってきた華沢校長に向くのだ。

嬉しそうに語る副校長。はてさて、そううまくいきますやら。
確かに衝突は起きてるが、真逆だからという感じのぶつかり方じゃなかったぜ。

ミカワ母は言う。晶の初日での言動について、だ。
子供・・・中でも中学生は特にキライと言った件について言及される。
まあ、確かに親としては聞き逃せないセリフですわな。チクられると困る。
本当のことをチクられ、汗を流しまくる晶。ダラダラ。何とか言い訳をひねり出す。

確かに中学生はキライだと言いましたが、しかし!
ボクがキライなのは今の中学生のいじめ、不登校、学級崩壊、不純異性交遊といった負の部分を指しているのでありまして!
そーいった問題にはボクは全力でぶつかって対処してゆくつもりです!
心から大好きなクラスにしていきたいと!
こ、こんな意味をこめた好きの裏返しのキライなんですよ!

まあ、言い訳ではあるが、一片の真実はある。
学級崩壊とかになると教える側も面倒くさい。面倒くさいことにはしたくない晶には望ましくない話だ。
そういう意味では、心から大好きなクラスにしたいというのも本心でしょう。
ドライで面倒くさくないクラスが大好きという意味で。

しかし、ミカワ母に突っ込まれる。1年3組はもう学級崩壊してるでしょ、と。
先生に暴力を振るった子がおり、さらに1人不登校の子もいるらしい
真鍋のことは知っていたが、他にも不登校の子なんていたのか。そりゃ面倒くさい。

今からボクが改善していきますと宣言する晶。
が、ベテランの宮田さんでもうまくいかなかったワケじゃない?と懐疑的なミカワ母。
とはいえ、暴力を振るわれたのはその宮田先生のウカツなセリフが原因だったりもしますしね。

ウチの正のクラスを変えてもらえないかと言い出すミカワ母。それはマズイっしょ。
本当にクラス変えなんてできたら、ミカワが虐められることになりそうだ。贔屓だって。
その辺りもわかっているので、校長先生。正君だけを特別扱いはできないと言う。
それでも食い下がるミカワ母。しつこいっすね。もしかしてサソリ座じゃないスか?
ミカワ・・・サソリ座・・・パチパチパチパチ。サソリ座の女が始まったー!!

ってアンタ笑ってるでしょアタシのこと!!
だから振るなって言ってるでしょ!!

ノリノリで乗るくせに何を言っているのでしょうね、この人は。
イメージ映像かと思いきや、ちゃんとスリッパ握ってるし。
どうでもいいけど、膝蹴りはどうなんでしょう。暴力だよ!PTA会長が暴力を振るっているぞ!!
という追求より、晶としては言いたいことがあった。

だってだって、そのヘアースタイルとその衣装!!
絶対心ん中じゃ振ってくれって思ってるハズでしょ〜!!

これは晶が正しい。振るなよ!絶対振るなよ!と言っているようにしか見えない。
ホストマンとしたら、これは振らずばなるまいて。

ちょっと校長ォ!!
こんな失礼な男、今すぐクビになさい!クビッ!!

晶に指をつきつけ、宣言するミカワ母。ちゃんとネタ振りしてあげたのに不満とはな!

こんな感じで衝突しまくっている晶とミカワ母。
今頃は金本さんの前であのチャラ男め、土下座をさらしとる頃よと嬉しそうにしている副校長。
片桐と校長の苦渋に満ちた顔を拝んでやろうかと副校長自らがお茶のお代わりを運ぶ。
なかなかいい趣味をしてますね副校長。いい小物っぷりだ。
失礼しますと入ってくる副校長。中では談笑により笑顔が溢れていた。あれ?

指をつきつけたとき、晶の目に入ったのはミカワ母の指輪。
どうやらこれは、「レア中のレア」とも言われる超高価なカラーダイヤモンド、レッドダイヤだったらしい。
メチャクチャ高いレッドダイヤ。その価値を誉められ、ミカワ母は一気に機嫌がよくなったらしい。
ホスト時代にそれを見ていた晶。経験が生きたな。
とっかかりもできたことだし、うまく会話を弾ませる。アハハハ。

なん〜〜〜だ、コレ・・・

アテがハズレまくる副校長。いい小物っぷりだ。なんだか面白いキャラになってきたぞ、この人。

というわけで、どうにかミカワ母にはお帰りいただけることになりました。
とはいえ、これは猶予を与えたというだけに過ぎない。
まず1年3組の問題児をなんとかしなさいとミカワ母は言う。
問題児2人のうちの1人、竹内の件は事前に片付いている。
となると、もう1人の問題児、真鍋か。これは厄介ですな。
でもちゃんとやらないとPTAが動くという。ううむ、面倒な話ですな。

真鍋の母とはなかなかアポがとれず、家庭訪問に行くこともできないでいる。
副校長は早目に行ってきなさいというが、どうやって会うのでしょうかね。
副校長は真剣な顔で考える。

真鍋の親こそ本物のモンスターよ・・・
育児放棄(ネグレクト)だからな。新米のお前に何が出来る?

本物のモンスターと相対することになりそうな晶。
これまでの2対とは格が違う相手のようだが、果たして晶は討伐できるのであろうか?
副校長が自信満々で送り出す、強敵モンスター。果たして打ち破ることができるのか!?
こんな風に書いていると、なんのマンガだかわからなくなるな、おい。



第8話 モンスターその3 放任主義すぎる母  (2012年 16号)


クラスの問題児、竹本。いつもの手で授業をサボろうとするが最早通じない。

ひえ〜〜っ!!父ちゃんごめん!!もー弱いモンイジメしないから!許してっ!!

親に叱られている竹本のマネをしてみせる晶。
簡単に言うことを聞かせれてこりゃ楽だ。アッハッハッハ。指差して笑う晶。ひでぇ。
こんな手使って生徒に言うこと聞かせるなんて、それでも男かよ!と竹本。

オレは最弱にして最低の教師だからな。なんっとも思わね〜よ!

言い切りやがった。これはこれで堂々としてて男らしい?

問題児の一人を大人しくさせたことで、晶の評価は少し上向いたかもしれない。
ミカワに言わせれば、ママに言われてやっとヤル気をだしたのかもねって感じだが。
実は言いくるめられて和やかに帰らされていたとは思うまいて。

シノケンはさりげなく晶の肩を持つ。既に共存関係でありますからね。大変な立場だ。
だが、まだ問題児はもう1人いる。真鍋の件が解決しないと評価が覆ることはなさそう。
その真鍋の親は、クラスでも評判が悪い。
クラスメイトが直接知っているわけではないだろうが、彼らの親曰く真鍋の親はおかしいとのこと
一体どんな母親なのであろうか・・・

相変わらず真鍋の母と連絡が取れない晶。しょうがないので、いきなりお邪魔することにする。
下校中の真鍋に追いつき、一緒に帰ろうとする晶。
それはいいけど、自転車の2ケツはどうなんだろう。先生がしていいのかという行動だ。
まあ、真鍋は乗ってくれなかったから問題ないけどさ。

母ちゃん帰ってくるまで2人でプレステやろう

何故プレステ!?
いや、特につっこむところでもないが、なんとなく突っ込みたくなった。
ひょっとすると晶のゲーム環境はプレステで止まっているのかもしれない。携帯機は持ってないのか?
というか、真鍋の家にプレステがあるとは限ら・・・まさか、その晶のバッグに入っているのかッ!?

てなことはさておき。
来るな来るなという真鍋に対し、1度会ったらチャッチャと話してすぐ終わる。
お互いヤなことはサッサと終わらせよーぜと語る晶。相変わらずチャライな。

そんな晶を連れて真鍋がやってきたのはパチンコ屋。母ちゃんここで働いてんの?
いや、そういうわけではない。中で打っているのが真鍋の母である。
当たりがこなくて台に当たっている母親の隣に座る晶。光一君の担任になった片桐ですと自己紹介する。

給食費なら払えないよ!生活保護受けてて払えるワケねーだろ!!

ああ、取立てに来たとでも思ったのですかね?
っていや、生活保護受けてるなら払えないワケもないと思うのだが?
というか、パチンコ打ちながらそんなこと言われても・・・
てな話は心に閉まっておき、今日話したいのは光一君の生活態度についてのことである。
あと宮田先生ことや過程での光一君のことを聞きたい。

何万突っ込んだと思ってんだオラッ!!

話聞けよ。
晶の話を全く聞かずパチンコに夢中の母親。独自のオカルト必勝法まで飛び出したし、完全な中毒者じゃねーか。

イカれてる・・・

パチ屋の中じゃ話しにならないと判断する晶。
真鍋を連れてパチ屋の前のハンバーガー屋で出てくるのを待つことにする。終わったら来てくれるそうな。
どうでもいいが、座り込んでいる真鍋はなんか可愛いね。

ワクドンでコーヒーを飲む2人。晶は言う。何で真鍋が母親に会わせたくなかったかわかったと。

あの母親じゃな・・・あれじゃハズかしくてオレだって人に会わせたくねーわ

さらりと宮田先生と同じようなことを言う晶。
そんなんだから、真鍋に怒られ、コーヒーを投げつけられる。アッツ〜〜!!

ハズかしくなんかねーよ!!

このガキ!と掴みかかる晶に涙目で抗議する真鍋。ふーむ。
傍から見ればどうみてもクズな母親だが、それでも真鍋にとっては母親なんですなぁ。
シノケンの話によれば、小5までは明るかったという真鍋。
それまでは母親も普通か、いい感じだったのでしょうな。
父親がいないことも含めてその辺り色々とありそうだ。ううーむ。

さて、待てど暮らせど母親はやってこない。
とっくにパチ屋から出て姿をくらませてしまっていたようだ。面倒な人ですこと。
こうなればしょうがない。真鍋の家で待つかという晶。プレステもしたいですしね!
だが、強行に家はダメだと拒絶する真鍋。ダメダメダメダメダメ!!
そこまで言われちゃ仕方ない。今日は諦めることにします。なーんてな。

来んなって言われてハイ帰りますってなるかよ。あんま大人ナメんじゃねーぞ。

帰る振りして真鍋の後をつけて家に行こうという話ですな。って、つけなくても住所はわかってるか。

しかし、真鍋が家はダメだと嫌がる理由はなんなんでしょうな。
育児放棄どころか、まさか虐待までされているなんて話じゃないだろうな・・・?
それか、父親とは違う男が転がり込んでいるとか。
なんだか重い話になりそうで怖いぜ。チャラく解決していただきたいものだが、果たしてどうなるか。



第9話 黒い家  (2012年 17号)


こっそり真鍋の家にやってきた晶。
まずは、家にいるかどうかを確認。扉に耳を当てて聞き耳する。
その様子をお隣さんに見つかってしまう晶。どう見ても不審者ですよね。
どうにかごまかそうとする晶のとった行動は・・・宗教勧誘者への成りすまし。

アナタは・・・神を信じますか?

いい笑顔でこんなことを言われたら、そそくさと立ち去りたくなってしまうのも当然。宗教か・・・
ご縁があればまた今度と去っていく真鍋家の隣人。
だが、その時。訪問予定の真鍋家で騒ぎが起きる。
隣人によれば、どうやら日常的に起きている騒ぎらしい。ふうむ。
真鍋の母親が変な男を連れ込んでいるとのこと。光一君が何やら大変な目にあってそうな声がする。うむむ。

怒声が響く部屋からジリジリと後ずさり、退散しようとする晶。
家庭の問題は教師の仕事外だし、また今度こよと考える。のだが・・・?

真鍋家。入り込んでいる変な男が光一を蹴りつける。こりゃまたなんとも。
光一君が家はダメだと強行に言ってたのはこいつが原因なんですな。こりゃ見せたくないわ。
出て行けという光一君に乱暴を働く男。そこに来客が現れる。

セーしま〜す!

晶じゃないか。どうしたんだ?こんな面倒なことに顔を突っ込むなんて!
どういう心境の変化かはしらないけど、とにかく来てしまったからにはどうにかしていただきたい。
しかし、真鍋家は玄関に鍵もかけないのかね?閉じまりちゃんとした方がいいスよ。

中学の先生であり、そいつの担任だと男に名乗る晶。
ズカズカと靴を脱いであがりこんでくる。ついでに母親にダメ出ししておく。
ドロンはねーよな、ドロンは!キャバ嬢じゃないんだから。

元ホストにキャバ嬢みたいなことをするなと言われた!説得力あるんだかなんなんだか。

というわけで、家庭訪問開始。しかし汚い部屋だな。
荒れた畳の上に座って話をすることになる。のだが、邪魔しようとしてくる男。
父親は離婚しているとのことだから、もちろん父ではない。
って死別じゃなくて離婚だったのか。ふーむ?

知らないヤツだよ、と光一君。
いっつもオレんちにいてさ、仕事もしてないクセにエラそーにするんだ、とのこと。
生活保護にたかってるヒモ男ってところか?色んな意味で最低ですな。
それでいてさらに光一君に乱暴な真似もしているようだし、なんともはや。

ともかく、家庭訪問を進めたいのでどっか行くか部屋で大人しくしててもらうようにする。
言われたとおり、大人しく漫画を読み始める男。
と思いきや、すぐにグチグチ口を挟んでくる。めんどくさいやっちゃな。
ビールビールとうるさいので、んなモン自分で取って勝手に飲めよと言う晶。
おやおや、なんだかケンカでも始まりそうな雰囲気ですよ?ヤンのかコラッ!んだぁ?

オモテ出ろタコ!!

おぉっと。常套句が飛び出したぞ!ケンカだケンカだ!
チンピラのような男と晶が戦うというのだろうか!?
先に外に出て行くチンピラ。すると、晶は家の扉に鍵をかけてしまうのであった。

そしてそのままハロワ行って仕事探して来い。バーカ!

そんなオチかよ!まあ、晶らしいっちゃ晶らしいけどさ。やるな。
しかし、騙されたチンピラは怒りが治まらない様子。ドアを叩き続ける。
まあ、さすがに人の家のドア破ったりしないだろうし、すぐどこかに行くよと晶は言う。
が、あにはからんや。このチンピラ、ドア破って入ってきやがった!!

マジかコイツ。ターミネーターか!

確かにこれはヤベェ。老朽化が進んでそうなアパートとはいえ、力づくで破るかフツー。
しかも、その後の行動がまたヤバイ。包丁を取り出してきやがった!

ちょ・・・ちょっとタンマ〜〜!!

これはヤバイ。色々とヤバイ。ヤバイヤバイ。
でも光一君的にはチャンスじゃね?チンピラが晶を刺せばさすがに警察沙汰である。
厄介な男も去り、母親も更生する可能性が出てくる。
嫌なことを知られた先生もいなくなるし、万事めでたしだ!どうよ、晶!うん。冗談じゃねーよだろうね。

しかし、このチンピラの服のマークが最高にヤバイ。
しょ・・・少年チャンピオ・・・ム?なんだ、少年チャンピオムか。
チャンピオンには関係ないですよね。刃物持ったキレ男の服がチャンピオンとかヤバイにもほどがある所だったぜ!



第10話 警察沙汰  (2012年 18号)


チンピラが包丁持ちだしてきた。ヤバイヤバイヤバイ。どのくらいヤバイかってマジヤバイ。
これにはさすがの晶も謝るしかない。メンゴメンゴ!!
そんな怒んなよ〜〜!な!!

ハ、ハロワ行けって言われたってこの時間もー閉まってるもんな!悪ィ悪ィ!!

そこじゃねーわ!!

晶は謝る気があるのかないのか。そりゃチンピラも大声でツッコム。
そして包丁で刺すぞと振り回してくるこりゃ怖い。
とはいえ、いきなり襲い掛かるのではなく包丁を持ってきたということはおそらく脅しですね。
いきなりぐさりと来ずに、前に出したり戻したりしている。本気で刺す気は今のところなさそう。

この女がガキをどう育てよーがオメーに関係ねぇだろ。人んちのことに首突っこむんじゃねーよ!
今すぐ出てけ。2度と来んな。

お前も人んちにあがりこんでるだけの他人じゃねーか。
とはいえ、やはりこのチンピラ。今すぐ刺すってことはなさそう。
でも晶が挑発を続けたらやってきそうな気もするし、怖いことにはかわりないか。

早く出ろ!

晶の脳が危険信号を発している。

こんなバカとつきあって生活保護でパチ打ってるよーなダメな母親だ。
オレの話すことだってどーせまともに聞いてねえよ。

先生!早く帰って!ややこしくなるから早く帰ってよ!

ややこしくなるからっていう理由も酷いな。
確かに部屋で刃傷沙汰なんておこされたらややこしくて仕方がないでしょうけど。

母親もあー言ってるし、早く出なきゃ・・・逃げねーと・・・早く・・・

いや・・・オ・・・オレ・・・出てかない・・・

思いとは裏腹に、晶の口から出たのはそんな言葉だった。おやおや?
晶にしてみれば、本当はこんな奴らと関わりたくない。関わりたくないが・・・光一くんの言葉を思い出してしまう。

バーガー屋での出来事。
母を愚弄されたことを怒る光一くん。ハズかしくなんかねーよ!

オレが小さいときたくさん遊んでくれたし、おいしいご飯だって作ってくれた・・・
今はちょっと変だけどさ・・・だけど1人でオレを育ててくれてるじゃん。
オレ・・・オレ、母ちゃんのことハズかしいなんて思ったことねーよ!!

ふうむ・・・いい子ですねぇ。光一くんは。
あんなこと言われてしまうと放ってはおけなくなる。
チャライ晶であるが、思うところはあったようだ。

悪ィけどさお母さん。今日はガチで学校の話聞いてもらうから。

さすがに晶の話を聞いて、少しまともな顔になる真鍋母。子と向き合ってどんな心境であるのやら。
晶はチンピラを再度挑発する。
1番カンケーねぇのオメーだからマジでどっか行ってくれねーかな、と。
刃物持った相手によく言えたな晶。頭に来ていたんでしょうね。

えいっ!!

晶が気をひいている隙に、真鍋母がフライパンで包丁を持っている男の手を叩く。
痛さで思わず包丁を取り落とすチンピラ。よし、これで怖さは半減したぞ。
とはいえ相手はドアブチ破るような相手だ。まともに戦えるものか?
真鍋母にも容赦なくグーで殴るチンピラ。光一くんが母を守ろうと飛び掛るがさすがに体格差が厳しい。
ドタバタと乱戦模様になる。が、ここで助けの手が入った。

ハイ、ヤメヤメ〜!皆さん落ちついて!

お、お巡りさんだ〜!助かった!
隣の部屋のおばちゃんが通報してくれたらしい。ほう、マジ助かる。
まあ、そりゃドア破った音がしたら様子も見たくなるわな。様子見て、包丁持って脅してるの見たら通報もするわ。

お巡りさんアイツ!アイツカルト信者です!!

しまった!うまい言い逃れと思ったら尾をひいてやがった!
まあ、その件は追求されなかったみたいなのでよかった。危ない危ない。
とはいえ、一応当事者全員から話を聞くことになっているので、真鍋親子も含めて全員で署に行くことになる。

南大和警察署。
村山主任が迎えに来てくれました。こんなとこまでワザワザ来てもらってサーセン。
詳しいことは聞いてないけど、簡単には話を聞いたっぽいですね主任。
晶と光一くんは話を終え、今は母親が話し終えるのを待っている。
母親はあのチンピラをかばうような発言をしている。うーむ。

主任が飲み物を買いに立ち上がったところで晶は光一くんに一言告げておく。

母親に期待するなよ。あの人・・・たぶんこれからも何度もお前を裏切るぞ

ふむ・・・なんだか厳しいお言葉ですね。
でも、それを語る晶の様子はマジメな感じ。光一くんも無闇に突っかかれないものがある雰囲気だ。

村山主任の車で真鍋親子を家まで送り届ける。
そして、晶と2人になったところで先ほどの発言について問いただす主任。聞こえてたんですね。
母親に期待するなって言った晶。なんでそんなことを言ったのか?

母親つっても人間スからね。ずっと味方でいてくれるワケないんスよ

何か物寂しげな表情で語る晶。
普段のチャライ感じもナリを潜めており、主任も気遣わしげである。
晶は家庭で何か複雑な事情がありそうですなぁ。借金抱えたときも親を頼りたくないとか言ってたし。
チンピラと相対するようになったのも、光一くんの態度に思うところがあったのも、自分の家庭環境に関わりがあるのか?

これまでは軽いノリで展開してきたが、ちらほらと重そうな部分が散りばめられている。
いつか、晶の過去が明らかにされていくことになるんでしょうなぁ。
でも、次回はまた軽いノリに戻ってるとよいですな。担当クラスでの晶の地位復権はなるか?



第11話 部活の話  (2012年 19号)


家庭訪問を無事に終えた晶。
本日は給食の人気メニューを美食のプロ風に判定。おぉ。シノケンがマスコットのようだ・・・?

最後の1品は照焼きチキン。給食のオバチャンが秘伝のタレで仕上げた桃中1の人気メニューだが・・・
はたして桃中美食アカデミー片桐の出した判定は――

でた〜〜片桐スマイル!!

ちょいキビ判定員・晶も大満足の1品です!なにやっとるんでしょうね、この子達。

時間は戻って、家庭訪問を終えた次の日の朝。
主任が警察から電話があって驚いたと笑い話にしている。
そりゃ、警察から"片桐晶って人、お宅の先生ですか?"だなんて言われちゃあなぁ。
聞かれた瞬間"ああ、やっぱりアイツ何かやりやがった"と思ったとのこと。
酷い言い草だけど、本人の前でさらっと言えるあたりイヤミでもないし、親しげな感じがありますな。

体育の斉藤先生も、アキラは偉いよと褒めてくれる。名前予呼びとは・・・こっちも親しげですね。
実際、真鍋家での晶は立派だったといえる。
騒ぎを聞いて中に踏み込めていける人がどれだけいるだろうか。教師だってそういうのを見て見ぬフリをするのが多い。
直接行かなくても、児童相談所に連絡するって方法もあった。
しかし、すぐに来てくれるかわからないし、どこまで解決できたかは疑問ですな。

晶の行動に尊敬の眼差しを向ける萌ちゃん。
最初はとんでもないことを言い出す人だと思ってたのに、どんどん評価が上がってますね。
最初の評価が悪いことで逆に上昇の度合いを増すという。恋愛シミュレーションで有効なテクニックだ!

気がついたら中入ってたんスよね〜包丁持ってきたってひかないスよ!子供守ってナンボの教師なんで!

晶が調子に乗っている!まあ、いいんですけどね。
とはいえ、竹本の家とは違い、さすがに真鍋の家庭問題は簡単には解決しない。
暴れたからといって、誰か刺したわけでもないし、チンピラはすぐに戻ってくるでしょう。
根本的な解決はまだまだこれからになりそうだ。
村山主任も、問題はあの母親にあると断言してくれます。

誰とつき合おうが、私たちにどうこう言う権利はない・・・
今の男と別れたって、また同じような男を選んでしまう・・・あの手の人はな。

そして、1番かわいそうな目にあうのは子供ってわけだ。やりきれない話ですなぁ。
副校長もさすがに心配になってか、今後もよく注意して置くように言い出す。
最近は虐待死なんてニュースが珍しくなくなっているからなぁ。警戒が必要です。
見る限り、母親が自分で虐待したりはしなさそうだが・・・間違いは起きないとも限らないわな。

ともあれ、晶の家庭訪問はひとまず上手くいった感じ。村山主任も褒めてくれる。

少しは見直したよ。今どきの若いのにしてはよくやってるよな。その調子でがんばってくれ!

相変わらずいい主任っすね。頼れる。
一方、晶の失敗を見越して送ったはずなのに、という副校長。評価上がっとるやないかーいとガックリ。
思わずマジアドバイスとかもしちゃうし、笑うしかないわ!ドワッハッハ。

昨日のことなんてどうってことないスよと晶。残業代も稼げたし、とのこと。
いやいや。残業代なんて出ませんよ、片桐先生。基本つきません。

何ソレ鬼すぎる!昨日マジ死ぬかと思ったのに〜〜!!

ハッハッハ。いいオチをつけてくれるな晶。
そんな晶に主任から素敵なお知らせがあるとのこと。ほう。なんだろう?

という朝のやりとりから昼食。
そういえば中学校は先生も給食を一緒に食べているんでしたな。
それで教室で判定をしていたわけですか。ちなみに人気2位はリンゴ入りポテサラ。えぇ〜!?
まあ、今日の献立の中での2位ってことなんでしょうね。

晶のパフォーマンスは生徒たちに大ウケ。アッハッハッハ。
竹本や真鍋まで一緒に笑っている。おや、いい感じじゃないですか。

生徒は晶に部活の顧問について質問する。何をやることになるのか?
その質問にはとぼけて答えようとしない晶。帰宅部の顧問でいいわ。そりゃ楽そうですね。

昼休み。相変わらず保健室で横になる晶。保険の先生とかいないのかね?
側にいるのはシノケン。竹本と真鍋の2人が大人しくなってたことを報告する。
どうやら他の先生の授業も大人しく受けていたらしい。そりゃよかった。
これにより先生の評価が一転。片桐株急上昇ですわ

当面の問題はキレイに片付いたのに、なんだか元気がない晶。
どうやら新しい問題が浮上した様子。悩むというほどではないが、解決するものではないから難しい問題。
それは、顧問を務める部活が野球部に決まってしまったということ。
なるほど。これは落ち込む。人数も多いし大変そうだ。
というわけで、なるべく大変にならないように頑張ろうとする晶。

まぁ・・・高校野球じゃないんだしさ、楽しんでやろうな!
土日とかはさ、あんま無理して練習しなくていいと思うよ。
平日に短時間で実のある練習してさ!土日はホラ、お前ら塾とかケータイゲームとかで忙しいだろ?

そうか。顧問になると土日が潰れる可能性も出てくるのか。そりゃ大変だ。
晶が嫌がっている理由もわかるってもんだ。放課後も練習で遅くなるだろうし。

ダメダメそんなんじゃ!そんなんじゃ勝てないよ!!

晶のやる気のない発言に、外野からヤジが飛ぶ。
何故か2年の土井くんの父親がベンチに座っていた。迷惑な父親だー!!
単に好きでやっているだけだろうし、悪いことではないんだろうけど、迷惑な父親っすよね。
子供にとっては恥ずかしい。真鍋の母とは違う意味で恥ずかしい。

他にも酔っぱらったおじいちゃんがいたりする。
近所に住んでいる菊池さん。もう20年くらい桃中野球部の応援をしているという。
誰かの父兄というわけでもない、単に野球部を見に来ているだけのようだ。
最近の中学校はセキュリティ厳しくなってるはずだけど、部外者が入れるのか?
20年も通ってたら部外者じゃないと言えなくもないかもしれんけど。
村山主任に言わせれば、国技みたいなモンだからいろんな人が見にくるよ、とのこと。そういうものスかね。

晶のもとにシノケンたちが寄ってくる。
シノケン野球部だったのか・・・朝練がどうの言ってたし、何かの部に入ってるとは思っていたが。
野球部のくせにオタク臭いんすね。スポーツ関係者がオタクじゃないだなんて思うなよってことだ!

晶は特に野球の経験があるわけではない。いるだけ顧問になりそうな雰囲気。
でも、試合の申し込みとか色々とやることがあったりするんだろうなぁ。大変だ。
期末の準備やら何やらとやることは多い。教師もなかなかにハードな仕事である。

次回から、野球部顧問片桐晶が始まるという展開。
本格的な野球漫画浪漫が始まる・・・!わけはないですわな。



第12話 桃山中学野球部  (2012年 20号)


息子の喜ぶ顔が見たくて、お父さん大奮発。
小学校の野球部に所属し、エースで活躍しているという裕明くん。
その裕明くんに新しいグローブをプレゼントするお父さん。いい話ですね。
裕明くんの横にいるのは若かりし頃のシノケン。シノケンもこんな頃があったんだなぁ・・・
いや、たぶん今と数年しか違わないはずなんですけどね。

ダルビッシュモデルのグローブを川上憲伸モデルとかえっこしよとか言い出す友人。誰がかえっこするか!
これ言い出してるのは近藤大佐なのだろうか。大佐もこの頃は軍オタじゃなかったのかなぁ。
なんだか野球部にクラスのオタが偏っている気がするぞ。

ともかく。裕明くん。お父さんのプレゼントに感激した模様。
大事に使うよと宣言してくれました。いい笑顔だ。

時は流れ、中学生になった裕明くんことピロアキ。プレゼントのグローブは今も大事に扱われています。

さて、その野球部の顧問を任せられた晶。
とはいえそればかりが仕事ではない。優先項目として期末試験の問題の作成がある。

期末の問題でけたどーっ!!

どうにか完成したらしく、さっそく部活に行くかと帽子を被って準備する晶。
なんのかのと言ってた割にやる気じゃないですか。
体育の斉藤先生はサッカー部の顧問らしい。
お互いの部の顧問としてやり合う2人。晶ってば、もう野球部の人間のような態度になってやがる!

晶「モテたいだけのチャラチャラした部のクセによ
斉藤「お前が言うな」

チャラい男には言われたくないですよね。そりゃ。
でも顔でいうなら、斉藤先生の方が野球部っぽいですよね。

部活に行こうとする晶だが、期末問題を教科主任に提出して確認してもらわないといけない。
学年主任以外にも教科による主任ってのがいるんですな。
そんなこんなしてたら部活に参加するのが遅くなってしまいました。メンゴメンゴ。

晶が遅れてきた間は土井くんのお父さんが見てくれていたらしい。
さらに、ベンチには厳しい顔をしたお爺さんの姿もあった。だ・・・誰?菊池さん?え、あのヨッパライの?

菊池さん、昔は実業団のチームにいたことがあるらしく、すごく野球を知っているらしい。
その経験を生かしていいアドバイスをしてくれるそうな。
シラフモードでは頼りになるアドバイザーってわけなんですね。
なんだかんだで20年も桃中野球部に顔を出したりしてないわけだ。
ただお酒が入ると泥酔モードになって役には立たなくなる、と。菊池さんが曖昧になっておられるとかなるわけか。

ダッシュ中に足を止めて説明してくれるシノケン。
そのシノケンの尻に蹴りを叩き込む先輩。パァン。
というわけで、追加ダッシュの刑を受けてしまうシノケンでありました。可哀想に。

さて、守備の練習開始。
ノックをお願いされる晶。野球の経験のない晶だが大丈夫か?
菊池さんはノックのコツを教えてくれようとするが、ゴロ打ちゃいいんでしょ!と気楽に考える晶。

行くぞーっ!!
ブン。ポテッ。今のはギャグね。
次、本気ね!次が本気の本気!!次ガチ!クソッ!!当たれボケェ!!

楽勝みたいに言ってたのにさっぱりな晶。やっぱり体動かすのはダメみたいっすね。若いくせに。
これでは練習にならねーよと生徒達に笑われてしまう晶。情けないですなぁ。
ノックはキャプテンの土井くんに代わってもらってベンチに引っ込む晶。
中坊の前でメチャメチャハジかいたと悔しがる。ので菊池さんにノックのコツを教えてもらおうとするが・・・

え!アタシ!?アタシャ神様だよっ!!

ダメだ。泥酔モードだ!菊池さんが曖昧になっておられる!!

そんなこんなで練習終了。
なのだが、晶は居残りでノックの練習をしようとする。
シノケンたちクラスの1年3人も残って晶の練習につきあってくれる。
担任がノックもできないなんてボクたちもハズかしいし、とのこと。そりゃそうっすね。

先輩たちは先にあがる。最後に先生に向かってお先に失礼しますと挨拶する土井くん。
中学生とは思えないぐらいにしっかりした子である。さすがキャプテンっすね。
父親は面倒くさそうな人だけど、その分息子がしっかりしてる感じだ。
シノケンたちにも優しくていい人と評判。ポジションはキャッチャーとのこと。

それにくらべて松田先パイは・・・

松田。シノケンのケツを蹴ってダッシュの本数を増やしていた奴のことですね。
晶のノックを率先して笑っていたのも松田だ。まあ、これは仕方ない。

野球部の3年は夏の大会予選で負けたんでもう部活には出てきてない。
なので、今いるのは1、2年。土井くんや松田は2年生ということになるんですかね。
その3年が来なくなったので松田はますます調子にのり、すぐ蹴ったり肩パンしたりしてきてウザイとのこと。

テキトーに調子合わせとけよ。先パイなんてそんなモンじゃん。

さすがに晶。テキトーに調子合わせるのは得意分野でしょうからな、説得力のある言葉だ。
ちなみにその松田、3年がやめた今では桃中のエースと言われている。
こいつはピッチャーか。そりゃウザい性格になりやすいポジションですな。
と思いきや、ピロアキもピッチャーだったらしい。おや。
松田よりもよほど速い球を投げれるというピロアキ。中1にして120km出せると近藤大佐は言う。
シノケンはそのピロアキの球を少年野球の頃からずっと受け続けていたそうな。ほう。

というわけで、晶の前でボールを投げてみせるピロアキ。
この球はどうやらガチで速いらしく、さすがの晶も叫んでしまう。
さらに、菊池さんが飲んでいたはずなのに表情がシラフモードになっているという。
ど・・・どれだけ凄かったんだピロアキ?

練習が終わり日が経ち、期末試験。
試験期間は問題なく経過。真鍋は体勢はともかく、一応解くつもりはある様子。
竹本は・・・まあ、親父からも勉強はできなくてもいいとのことだったから、解くつもりは全くない様子。なにしとんねん。
そういうわけで、この2人は今回は特に問題起こさずで保留。
事件は別のところで発生した。
野球部の練習に参加しようというところで異変が発生。ピロアキのグローブがないのだ
父に買ってもらい、大切にすると誓ったあのグローブがなくなった?
これは一体どういうことでありましょうか・・・!?

野球部の話でどういう展開になるかと思ったら、こう来ましたか。
野球部グローブ消失事件。この謎に晶が挑むってな展開ですね!
容疑者は松田、土井くん、土井父、菊池さん、近藤大佐、シノケン、晶といったところか。
さすがにここまでに名前が出ていないキャラの仕業ってことはないでしょうからね。
この中の誰が犯人なのか・・・おそらく晶ではない。はず。
また、犯行の動機なども気になるところである。
菊池さんが犯人だった場合、よりピッチャーとしての磨きを入れるために改造しようと持ち帰っていたとかそういう話が・・・
グローブ改造して何で投球に磨きがかかるのかは、私もよくわからん。



第13話 ピロアキのグローブ  (2012年 21号)


野球部顧問になった途端にトラブル発生。ピロアキのグローブがなくなった?
必死に探すが見つからない。先輩たちに報告するが、大事としては扱われない。
そんなになくなるもんじゃないし、ヒョッコリ出てくるよ、とのこと。
しかし、ピロアキはもう少しだけ探したいと願い出る。
その申し出に苦い顔をする松田先パイであった。嫌な先パイだね!

おい!早く練習始めよーぜ!ノックやろうノック!!

練習してうまくなってから、ノックが気に入った様子の晶。
顧問になる前はブツブツ言ってたくせに。始めるとハマるタイプだな。
しかし、前から思っていたが晶のシャツのセンスはどうにかならんものだろうか。

晶は置いておいて、ピロアキのグローブについて。
たたんで制服の上においておいたのだが、トイレから帰ってきたらなくなっていたという。
なんとも怪しい話であるが、とりあえず晶が探しておいてやるという。
ピロアキを練習に行かせ、グローブ探しをする晶。しかしその日は見つけることができませんでした。

翌日、職員室でその件について話す。
サッカー部の顧問でもある斉藤先生、その犯人は部員の誰かで間違いないと断言する
アレ、意外。てっきり"生徒を疑うな!"ってメチャ怒りそうな人なのに。

体育の先生である斉藤先生は部活の顧問も長い。
それゆえ、こういったケースはよくあるんだと実感している。
去年サッカー部でも似たようなことがあったらしい。
ある部員のクツがなくなり、カッターでズタズタにされて学校の外に捨てられていたという・・・
クツの持ち主はサッカーうまかったから普通に考えればねたみによる犯行だ。
それ1回で終わったから犯人を特定するまでにはいかなかったらしいが・・・なんとも気分の悪い話ですね。

鳴海先生曰く、女子バスケでも同じようなことがあったらしい。
この手の事件はつきものなんだろうけど、解決は難しいですよね。
サッカー部の件は、アレだ。天狗の仕業とかにしておけばよかったんじゃないですかね。
神隠しにあって竜巻で切り裂かれたとかそういう。悪いことは天狗のせいにしとけばええねん!

実際のところ、証拠でもない限りは追求できない。
生徒が犯人だとは思っても、もし間違ってたら先生に犯人扱いされたことになってしまう。
今後のことを考えるとそれはかなり難しい問題になる。
また当たっていたとしても、もやもやは残るだろうしなかなかスッキリした解決にはならないでしょうな。

一連の話を聞いた萌ちゃん。晶を給湯室に呼び出す。
萌ちゃんは、この事件についてシノケンのことを疑っているらしい。手クセが悪いからってことで。
ふむ。万引きしてたのは事実だし、そういう疑われ方をするのも仕方ないですな。
いや、アレはエロ目的でやろうとしたのだし、グローブパクるのとは動機が全然違う。

一応同じ男なんでわかるんスけど、アイツエロってるだけっスよ
それにアイツ友達のグローブパクるよーなヤツじゃねーし・・・

シノケンは若さゆえに暴走したところはあったが、基本的にはイイやつですからねぇ。
スパイとして送り込んだ分、色々と話す機会が多いので晶はよく知っている。
その観点から意見を述べたのだが、萌ちゃん。晶は生徒を信じているいい先生だと思ったらしい。
ふーむ。なんだかどんどんと好感度が上がっていっている気がするぞ。さすが晶だ!

次の日の給食の時間。
グローブが見つからないので落ち込み中のピロアキ。
元気がないことを女子に尋ねられたのだが、シノケンがグローブ盗まれたんだよと答えてしまう。ええっ!!
そういう決め付けはどうかと思いますよシノケン。いや、シノケンにしてみれば色々推理した結論だという。

こー見えても推理小説好きで、小学校の時はコナンとか一休さんて言われてました。

合ってんのボーズとメガネってとこだけだろ。
最近はそうでもないが、登場時はかなり老けて見えたシノケン。
頭脳もそれに合わせて高い!ってなわけにはいきませんわな。
でも、シノケンの推理も聞く価値がないわけではない。
1年にはピロアキのグローブを盗む理由がない。盗むとしたら2年。
野球がうまいからビビッた2年が嫌がらせでやったんだよと決め付ける。ずぇ〜〜〜たいそう!!

特に松田さんは怪しいな。ピロアキと同じピッチャーだし。あの人、1年に嫌なことばっかりするし!

確かに怪しい。だが、推理小説好きならわかるだろうシノケン。怪しいから怪しくないんだ!
その理屈で考えると、一番動機のなさそうな人が怪しいことになる。つまり犯人は晶だな!アレ?

やったヤツわかってるなら兄貴に言ってシメてもらおか?

何を言い出すんだ竹本。お前はヤクザか
でも、なんとなく竹本もクラスでの位置を見つけたかのような感じですね。
荒事等の悩みがあったらウチに相談せいよって感じの立場だ。お前はヤクザか

簡単に決め付けるわけにはいかない先生と違い、生徒は勝手に決め付けて盛り上がる。よくある話だ。
しかし、当事者のピロアキとしては騒ぎにしたいわけでもない。難しい話ですね。
キャプテンが言った通り、ヒョッコリ出てくれば、なかったことにしてこれまで通りに過ごせるかもしれないが・・・

練習中。グローブが見つからないピロアキは元気が無い。
なので声出してけって言ってるだろうと松田先パイに肩パンをくらう。
肩パンって肩ぶつけるのかと思ったら肩を拳で殴ることだったのかよ。ゴチ。いてぇなこりゃ。
というわけで、いちいち肩パンしなくてもいーじゃないですかと意見するシノケン。
さらに意見ついでに言う。ピロアキのグローブ返してください、と。

言っちゃいましたか!友達思いですねぇ、シノケン。先パイに対する鬱憤もあったんでしょうけど。
周りの静止を振り切り、センパイたちがピロアキをねたんで意地悪したんでしょと決め付ける。
これはマズイ。ハッキリとした確執が生まれることになってしまう。
松田先パイなんかは今にもつかみかからんばかりに激昂している。
来るなら来い!と鶴の構えで迎え撃とうとするシノケン。アチャーッ!!

2人共やめろ!!やめやめ!!

土井キャプテンが間に入って仲裁する。
しかし、1年と2年の間に生まれた確執は簡単には解決しそうにない雰囲気。むむむ。
これには晶も渋い顔。めんどくせーこと持ち込んでくれますよねホント。

夜。本日は晶が戸じまり確認の当番。
萌ちゃんは合コンがあるので先に引き上げる。合コンかよ。
ヒロインっぽいポジションなのにヒロインっぽくないなぁ。らしい気はするけど。

面倒くさがりながらもグローブを探す晶。
こういった苦労で厄介ごとが解決するなら安いもんだって話ですね。
晶のそういう意識は好感が持てる。面倒ごとは早めになくなってほしいですもんね。

懐中電灯を片手に調べまわっているとき、校門の柵を乗り越えて侵入する人影を発見する。
こんな夜更けに不法侵入かい?人影は野球部のベンチへと向かう。
その不信な人影に向けて懐中電灯を向ける晶。そんなトコで何してんのアンタ・・・

え・・・土井!?

ライトの先にいたのは、野球部キャプテンの土井くんだった。
その手にはグローブが抱え込まれている。こ・・・これは一体!?
果たして、犯人は土井くんなのでしょうか。
だとしたら動機は一体なんなのか。キャッチャーである土井くんがピロアキをねたむ理由は薄い。
そこで、実は土井くんは犯人ではない説を押したい。
自分のグローブも誰かに盗まれたことにして、1年と2年の確執を解消しようと考えたというのはどうだろうか。
部員が盗んだのではなく、誰か外部の人間の仕業だったんだよ!とか言えるようになるわけだ。
なんなら天狗の仕業ってことにしてしまえばいい。悪いのは全部天狗のせいにすればええねん!!

なんにしてもスッキリとはしない解決だな。
果たして晶はスッキリとした解決をすることができるのだろうか。



第14話 事件は終わってない!  (2012年 22+23号)


夜の学校に不審者発見。何者かと思ったら・・・キャプテンの土井くんじゃないですか!!
こんな時間に何をしているのだろうか?

あ・・・あの〜ボ、ボクは・・・イヤ・・・こ、これ、これ見つけて・・・
ち、違・・・ボクじゃ・・・

物凄く挙動不審になっている土井くん。まあ、落ち着けよ。
余りに焦りすぎて抱えていたグローブを落としてしまう土井くん。あらあら。

そして翌日。HRでピロアキにグローブを渡す晶。
晶は説明する。体育館とその裏のフェンスの間にあったと。
昨日戸じまりしてた時に見つけちゃったという。ふむ。土井くんのことは言わない方向ですな。

クラスメイトは口々によかったねピロアキと言ってくれる。
ピロアキも何度も晶に頭を下げて感謝の意を示す。

これ・・・5年の時にお父さんに買ってもらった初めてのグローブだから・・・よかった〜〜

うむ。よかったよかった。これで矢島のグローブ事件は解決!
てなことにはならない様子。まだ事件は終わっていない!とシノケンは言う。

問題は誰がピロアキのグローブを盗ったかだよ。犯人見つけなきゃ解決って言えないと思います!

面倒なことを言うなぁシノケン。
晶としてはグローブも戻ったし、元の通りになってくれるのが望ましいのだけど。
近藤大佐も、体育館の裏とかあの辺みんなで何度も探したんだけどなぁと怪しんでいる。ドキ。
たぶん、誰かがグローブで遊んで、あそこにポイしたんじゃないかなと晶。苦しい話ですな。
こんな風に晶が苦しい言い訳をするのにも理由がある。昨晩の土井くんとのことだ。

グローブを落とした土井くん。汗まみれになりながら言い訳をする。
帰り道にそれ見つけて、持っていかなきゃって思って・・・とのこと。
だから、こんな時間にコソコソと閉まってる門のりこえて、職員室じゃなくてこんなトコに持ってきたと?
さすがにこの言い訳は通じませんわな。
確かに野球部のベンチに置いておけば誰かが翌日見つけるし、犯人にもうやむやになったでしょう。
とはいえ、それはそれで腑に落ちない結果になるし、難しいところでした。
晶が見つけたのは僥倖と言えるかどうか。それはこれから次第ですな。

ボ、ボク・・・見つけたから、持ってきたんです!!

なんだか泣き出しそうな顔で言い募る土井くん。
うーん、そんな表情をされるとなんとも追求しづらいですね
。 とりあえず、今夜はもう遅いので帰らせる。グローブは晶からピロアキに渡すことにする。

回想終了。昨晩のことを思い出していた晶。
その回想を打ち破ったのは、やっぱり2年が怪しいよなというシノケンの予想。

だって部室に置いといたグローブがなくなったんだもん。野球部以外は考えられないよ。

ですよねー。この予想は正しかったりするから困る。
だからといって、まさかシノケンも慕っている土井くんが犯人とは言い難いですし・・・
なんとか無事にグローブ返ってきたことでヨシとしませんか、篠田さん・・・

ダメ!

そうですか。クラスの他の子も、ちゃんと犯人捜そうよとノリノリである。
お前ら先生の気も知らないで好きにいいやがって!
前は騒ぎにしたくなさそうだったピロアキも、グローブが戻って来たことが嬉しくて周りが見えていない様子。
うーむ、これはまた解決しないとうるさいことになりそうだなぁ。

職員室でもグローブ盗難事件は話題になっている。
校長や副校長もグローブが戻ってきたことを聞きつけて、職員室に集まってくる。
犯人については誰にも言わないでいる晶。
まあ、人の口に戸は立てられないっていいますしね。
誰か一人に漏らしたら、その誰かが誰か1人だけにっていう風に連鎖するものである。
でも、犯人がグローブを持ってきたということは喋ってしまったらしい。これは追求が面倒くさそうだ。

クソ・・・喋んじゃなかった・・・
オレだって、土井がこんなんだったら警察つきだして面白おかしく報告して終わりなのに。

と晶が考える土井くんの想像図。
1年のクセに生意気なんだよとグローブに包丁を突き立てる図。こりゃ危ねぇ!警察呼ばれてもしょうがない!!
というか、わざわざこんな時間に学校に乗り込んでやることか?それも含めて危ねぇ。
確かにこれなら、面白おかしく報告して終われそうだ。野球部はえらいこっちゃろうけど。

あんなツラされたらな。嫌がらせならとっくに捨ててるだろーし・・・
しかも土井のオヤジが毎日嬉しそうに息子の練習見に来てるしよ〜〜
土井のアホ!バカ!腐れチンコ!!
キャプテンのクセして面倒くせえ事件起こしやがって・・・

なんとも悩ましいことですね片桐先生。
まあ、職員室での追求は校長先生のフォローで逃れることができました。
この先追及されないようにどうにか片付けたいところですが・・・難しそうだなぁ。
でも、見捨てずにかばってみたりするのが晶のいいところですよね。
なんだかんだで、人情味があるようにも思える。いい奴だ。

期末の採点は終わったという晶。どうやらもう期末テストも終わっている様子。となるともう夏休みか?
楽しい夏休みだが、その前にこのグローブ事件をどうにかしないといけない。
1年はピロアキのグローブが戻ってきたことを喜んでいる。
だが、犯人がまだ見つかっていないことに対し、2年への疑いの眼差しを向ける。

部室のグローブは、部員じゃないとパクれないし・・・

そう述べるシノケンに、2年の松田先パイ。バーカと返す。

そんな小汚ぇグローブ誰が欲しがるかよ

おやおや、これはよろしくないですね。大切にしているモノをそんな風に言うのはよくない。
温厚なピロユアキもこれには怒った。

人の大事なモノを、そんな言い方しなくたっていいでしょ!!

全くですね。でも、その怒りに対して反省の色を見せない松田先パイ。
おかげで1年と2年の間の軋轢は広がり、乱闘寸前といった形になっている。
その原因を作った土井くんは何とも口出ししにくい雰囲気。うーん。本当、なんであんなことしたのやら?
嫌な雰囲気になったところで響くのは土井父の声。

試合しろ試合!!
なんかここんとこ1年と2年仲悪いしよぉ。
せっかく野球部なんだしよ、1年対2年で試合して決着つけろよ!!

野球部らしい話になりましたな。プレイボール!!てかっ!!

青春モノならこの試合で両者の溝が埋まって・・・てな話になるんだろうけど、うーん。期待しづらい。
やはり土井くんの動機が分からないと解決は難しい気がしますねぇ。
果たしてどうなるのか。成り行き任せで上手く行くのだろうか?晶の行動に期待したい。

どうでもいいけど、土井くんって何だかチャンピオンの誰かに合致する部分ありますよね。
「野球部のキャプテン」「キャッチャー」「M字のマークの帽子」「土井」「ガキ教室」
ど・・・土井が・・・おっと、これ以上はいけねぇ。
きっとその土井○さんも高校でポジションを後輩に奪われたりとか辛いことがあったりするんでしょうな。
そういえば、ベンチに酔っ払いがいる点でも合致しているのか。
よし、頑張れ土井垣!ちがった土井くん!将来は甲子園にいってプロ入りするかもだぞ!!



第15話 因縁の対決! 1年VS2年  (2012年 24号)


対立する1年と2年。試合で決着をつけることになったが、はたしてうまくいくかどうか。
冒頭、いきなり土井くんによるタイムリー。
ライトの頭上を越える長打コース。というか、何故かライトの近藤大佐が直立不動で動かない。
センターがフォローに回っているありさまである。なにしてんだ?
大佐は空に向けて敬礼をしている。何かと思えば自衛隊のヘリが飛んでいた。

大佐は自衛隊を心から尊敬してるから、自衛隊機は飛んでる時は見えなくなるまで敬礼を崩すことはありません!

いや、そんな。力強く断言されても・・・意味、わかんね〜〜〜
大切な試合中であろうがなんであろうが崩れない意志は立派だと思わなくもない。
まあ、レギュラーになれるかどうかは疑問ですけどね。
誰も文句言わないのは、大佐だからなぁと諦められているからなのだろうか。
と思ったらシノケンが思いっきり文句言ってた。そりゃ言うわ。

今日は絶対に負けたくない!絶対に2年に勝つんだ!

シノケンは熱いっすね。すっかり単なるエロガキではなくなっている。
逆のパターン。真面目だったのが単なるエロガキになるのはよく見かけるが、このパターンは珍しい気がする。

対戦中も1年と2年の確執は続いている。お互い気に入らないからやっちまおーぜな煽りを行っている状態。
こりゃ犯人の土井くんは複雑な心境ですわ。

1回裏。1年の攻撃は三者凡退。これにはシノケンもさすが松田さんと言わざるを得ない。
1年相手に本気で投げやがって〜
いや、それはさすがにしょうがないっしょ。
それよりも菊池さんの審判が凄い。メジャーの審判みたいな派手なアクションをとってくれる。
酔っ払った状態でそんなに派手に動いて気持ち悪くなっても知りませんよ。
その状態でも正確な判定ができるってのも凄いけど。曖昧でもやはり凄腕ってことなんですかね。

松田先パイは土井くんと小学校3年からバッテリーを組んでいるという
土井父に言わせれば、松田もオレのガキみたいなモンだよ、とのこと。

1年の矢島も速くていい球投げるしな。今年の野球部は楽しみだコリャ!!

確執が起きてる最中だと言うのに呑気なお父さんですね。
晶も、試合すりゃ仲良くなるってのは少しイージーじゃね?と疑問を口にする。

先生、アイツら子供だから!一緒に体動かしてりゃすぐ仲良くなるって!

中学生ぐらいまで成長するとそんな理論は通じにくいと思いますけどねぇ。
野球だと人数がいるせいか、メッセージが伝わりにくいでしょうし。
最終的には肉体言語で語るのが一番早いんじゃないかと。ナックルトーキングしてダチになるってワケだね。

1年のキャッチャーはシノケン。
2年に対抗するためにノムさんばりのささやき戦術を行う。

今日の女子テニスの小池先パイのピチTヤバくないですか?

え、マジ

こんな言葉に乗せられるほうも乗せられる方ですな。
でも乗せられたけど、気づけて感謝しちゃう坂井センパイ。なんやねんこの子!
こんな軽い子ばっかりだったら確執もおきなかったんだろうけどなぁ。

初回こそ大佐のせいもあって3点取られた1年生だが、それ以後は3回まで無失点。
逆に2点を返し、1点差の状態で4回表に。
その間、両投手の力投は見受けられるが、さすがに中学生。エラーも多い。ドンマイドンマイ。

ドンマイじゃねーわコラ!!

土井くんに心の中でツッコミを入れる晶。ですよねー。
他の先生にうまくやるといった手前何もしないワケにはいかないが、どう処分したらいいものやら。
時間が解決してくれるって感じでもないし、晶には悩ましい事件でありますな。

さて、4回表の2年の攻撃。ツーアウト1、2塁で3番の松田先パイが登場。
4番はキャプテンの土井くんだし、ここで切っておきたいと考えるシノケン。
得意のささやき戦術で動揺を誘おうとするが・・・通じない!やるな。

松田さんだけには打たせたくない

シノケンの抱いている確執はかなりのものらしい。
だから、こんな言葉も飛び出してしまう。

ボク知ってます。ピロアキのグローブとった犯人、松田さんですよね。

これまで動揺しなかった松田先パイだが、さすがにこれは聞き捨てならなかったようだ。
はっきり犯人呼ばわりされたわけですしね、気分を害しても仕方がない。
思わずシノケンに掴みかかる松田先パイ。手を出しそうになるのを慌てて止める晶。
他の部員も飛び出してきて2人の間に割って入る。ふう。
矢島くんもシノケンに対し、証拠もないのにそんなこと言ってんじゃねーよと仲裁する。
被害にあった当人ではあるが、もうグローブも戻ってきたし、犯人の特定はそれほど興味なさげな矢島くん。
しかし、そんな矢島くんにも強く当たってくる2年はいたりする。面倒くさい。
おかげでそこかしこで言い争いが起き・・・暴れだす。

コラコラ〜!!メジャー級の乱闘するんじゃない!!

乱闘だけならメジャーでも通じるぜ!ってか。
しかしこうしてみるとやはり中学生は小さいですね。晶が混ざっていると他の子らが凄く小さく見える。
掴みかかったりして暴れる1年と2年。
そこに、土井キャプテンからやめてくれとの声がかかる。

ごめん・・・あの・・・オレがやった・・・
オレがとったんだ・・・矢島のグローブ・・・

乱闘を止めるために自ら罪の告白を行う土井くん。
事態は思わぬ方向に転がってしまったわけだが、はたしてどのような解決を迎えるのだろうか?
選手たちは皆気まずいし、いつも見に来ていた父親は凄く複雑な気持ちになるでしょう。
土井家の今後も気になるし、色々厄介なこと極まりない。

こうなってくると、やはり動機が気になるところですなぁ。
松田先パイとはずっとバッテリーを組んでいたという土井くん。
となると、その辺りが原因で、有望な矢島への嫌がらせを?てな感じでもないんですよね。
何か納得がいく理由でもあるのだろうか。気になるところだ。
病気の弟の見舞いにダルビッシュモデルを見せてやりたかったとかそういう話だったりするかもしれない。
でもそれなら理由話して貸してもらえよってことになるし、うーむ。わからん!



第16話 キャプテンの告白  (2012年 25号)


矢島のグローブをとったのは自分だと告白する土井くん。
さすがにこれには父親も動揺の色を隠せない。
キャプテンだからってそんなウソつかなくても、と認めようとしない土井父。
だが、土井くんはハッキリと自分が犯人だと口にする。
これでは父親も認識せざるを得ないですわな。自分の息子がこの不和を引き起こした犯人であると。

この野郎!!

思いっきり引っぱたこうとする土井父。
その土井親子の間に割って入る晶。まずは息子の話を聞こうという構えだ。
だけど、父の手は止まらずに、晶の頬を痛打する。ぎご!何すんだゴルァ!てな感じですね。

土井さんの掌底がクリーンヒット!片桐は動けない!!

なぜか実況を始める近藤大佐。なにしとんねん。
動けないことはないさ。すぐに動いて土井父を押さえようとする晶。

アイツ、ブン殴りたいんなら家でやれよ!ここ学校だし!

それは全くでありますな。
まあ、ここは土井くんが皆に理由を説明するのが先ってもんである。
というわけで、話を聞くことになりました。なんでこんなことしちゃったの?
まさかあのキャプテンが・・・と1年も動揺を隠せないでいる様子。

オ・・・オレ、怖かったんだ・・・
矢島がエースに選ばれるのが怖くて・・・グローブ隠したらアイツのピッチングに影響するかと思って・・・

やはりそれが理由でしたか。
松田先パイとは小学校からバッテリーを組んでいた仲である。
ピロアキがエースに選ばれたら、松田先パイはどうなるのか。それが怖かったのでしょうな。
しかし、そんな風に思われてしまった松田先パイの方はなんとも屈辱である。悔しかろうて。
でも、菊池さんの抑えもあり、とりあえず話を最後まで聞くこととした。

みんなでがんばってきてやっと3年がいなくなってさ、やっとオレたち2年がレギュラーだってすごくうれしかった。
1年が入ってきて・・・その中に矢島がいた。ウワサは聞いてたけど、予想よりずっとうまいし球も速くて。
菊池さんも父ちゃんもすごいホメてたし、片桐先生も矢島の球に驚いてたから・・・
気がついたらオレ矢島のグローブ、カバンに入れてて・・・

でもそのことで1年と2年の仲が悪くなっちゃって、怖くなってグローブ捨てようかもと思ったけど、
矢島のグローブは使い込まれているけどよく手入れしてあって、
きっと大事にしてたんだなあって思ったら捨てられなくて・・・
こっそりバックネット裏に置いておこうとしたら片桐先生に見つかっちゃった。
片桐先生はオレが見つけたことにしといてやるって言ってくれた。

なるほどね。これがグローブ盗難から発見までの経緯でありますか。
気持ちはわからなくもないが、さすがにこれはなぁ。
捨てたりしなかった分、最悪の事態は回避できたかもしれないけど・・・

片桐先生がうまくやってくれると思ってたんだけど、なんか・・・1年と2年がますます仲悪くなっていっちゃって・・・

コラコラコラコラ!
何かオレが悪いみたいになってるぞ

思わずつっこむ晶。まあ、うまく言ってくれることを期待したんでしょうけどね。
さすがにそれは虫のいい話ってやつですよ。
まあ、晶の誤魔化し方がうまくなかったのは事実ですけどね。
あと、晶がピロアキの球を褒めたのも犯行に至る後押しになったわけで・・・そう考えると晶にも罪はある!?
いやいや、さすがにこれで罪があると言われては困ったことになるわい。
というわけで、全面的に己の非を認めて謝罪する土井くん。すみませんでした!

キャプテンとして1年と2年をまとめていかなきゃいけないのに、卑怯なマネしてみんなに嫌な思いさせてしまって・・・
本当にゴメン。オレ、野球部やめます!!

確かに。このような事件を起こしてしまっては野球部にいられるはずもないか。
土井くんのこの言葉に沈黙で返す部員たち。
いたたまれなくなり、駆け出す土井くん。
その後を追おうとする土井父であったが、これを晶が押しとどめる。いーんだよ、アンタは行かなくて!

オレ、アイツの父親だぞ!
そう抗弁する土井父だが、晶の意見は変わらない。
また、先生は行かなくてもいいのかという問いに対し、こう答える。

なぁーんでオレが!やめるも続けるもアイツの勝手じゃん!

オレはただ野球部の顧問ってだけだから、と続ける晶。全くその通りですな。
しかし、その物言いは・・・と思ったら、晶は部員たちに向けて言葉を続ける。

お前らは?
追っかけんのはむしろお前らじゃね?行くなら今だぞ
明日になったらチョ〜声かけづらくなんだろ。どーせ行くなら今行けよ!

い・・・いいこと言っている!!
確かに。なんだかんだで一番接することになるのは部員たちなのである。
であるならば、一番に和解しないといけないのは彼等なのだから、彼等が向かってしかるべきなのである。
この辺り晶は上手い。ただの熱血教師ではできないことをやってくれる。
基本的に事なかれ主義で面倒を起こして欲しくないという考えの晶。
だが、その処理には中々の手腕を見せている。うーむ、いいこと言いなさるなぁ。

晶の言葉を受けて、まずは松田先パイが走り出す。それに続き2年達が駆け出す。
そして矢島の勧めを受け、1年達も走り出す。
最後までブツブツ言ってたのはシノケンだが、取り残されてしまい、待ってよーと駆け出すのであった。

確かに・・・ここで追っかけんのはオレじゃないよな先生・・・

土井父も理解してくれたようです。よかったよかった。
試合が始まった時、土井父も言っていた。ガキはケンカしてもすぐ仲直りするって。
晶もそれを信じたいと思ったからこそ、子供たちに土井くんのことを任せようとしているのでしょうな。

とりあえず、自分ができるのはここまでかなとベンチに腰掛一息をつく晶。
その晶に、さっきの掌底について謝る土井父。痛くなかったってか?
痛くないワケないし!裁判起こしたら絶対勝つわ!
よほど痛かったようだ。まあ、これは貸しにしておくということで決着はつきました。
どうでもいいが、このデフォルメの晶は可愛いな。無駄に。

さて、野球部の部室。
土井くんは駆け出して、部室に来ていたらしい。その手にはボールが握られている。
今までお世話になったボールとか、いろいろ、ありがとうって感じで磨いてやろうと思って、とのこと。

大丈夫。何もとらないからさ。磨き終わったら帰るから気にしないで。

そういう土井くんだが、そう言われて引き下がるために追ってきたわけじゃないぞ!!
磨いていたボールを取り上げた松田先パイは、そのボールを土井くんの顔面に叩きつける。パコッ!!
音は軽いが、至近距離だし結構痛そうである。
さすがにこれは何をするんだよと周りが止めに入るレベルの出来事だ。
だが、投げつけた松田先パイが先に涙を流す。

カズ!てめぇ・・・ふざけんな・・・

悔しそうな感じの松田先パイ。そりゃあそうでしょうな。
だからといって、勝手に辞めていくのか、と。そういった行動もまた怒りをかきたてているのでしょう。
子供の頃からやってきた相方が、自分を信じず、自分のために手を汚し、勝手に去っていこうとする。
これは確かにふざけんなとしか言い様がない。
果たしてこのこじれきってしまった野球部の関係を元に戻すことができるのだろうか?
人のいいピロアキはグローブの扱いを褒めてもらったことで許してくれるかもしれない。
しかし、他の部員との確執はそうそうなくならないでしょう。
ある意味当事者よりも根深く残ったりするものである。シノケンとかうるさそうだ。
スッキリする解決が果たしてありえるのか。気になりますな。



第17話 試合の続き  (2012年 26号)


野球部をやめると言い放ち走り去った土井くんを追いかけた松田。
ふざけんなよと泣き出してしまう。悔しそうですなぁ。
ボールの直撃を受けた土井くんの頬は腫れている。そりゃ腫れるさ。

オレはそんなにダメなエースかよ、カズ・・・
いちいちグローブパクらないと後ハイにだって勝てないのかよ・・・

悔しげに呟く松田。土井くんとしては、そんなつもりではなかったようだが、そういうことになる。

お前がやったことは、オレをバカにしてるんだよ!!

怒る松田。土井くんとしては、親友の松田にずっとエースでいて欲しいという思いがあった。
だけど、それで行ったのがアレでは松田も怒りますわな。

じゃあもっとオレのこと信じてくれよ!!
オレだって矢島に負けたくなくてウチに帰ってからも走ったりしてたんだぞ!!
小学校ん時からのコンビなのに!そんなにオレはダメか!!

お前キャプテンだろ!後ハイのグローブパクるよーな卑怯なマネすんな!!デブ!!ドリチン!!

バコバコとボールを投げつける松田。頭はやばいよ。背中にしな背中。

ごめんな・・・まっちゃん・・・

自分のしたことが親友をも傷つけていたことを知り涙する土井くん。
涙ながらに謝罪する。
だが、謝るのはオレにじゃないだろ、という松田。ちゃんと謝れよ・・・

矢島・・・グローブ盗ったりして・・・本当にゴメンな・・・

涙を流し謝罪する土井くん。それを受け、ピロアキは気にしてませんと許す。
なんだかんだでグローブは返ってきたわけですし。
いや、それよりも、先パイたちに言われたことが嬉しいといった感じのピロアキ。

ボクの球って、そんなに速いですかね?

テヘヘと照れるピロアキ。密かに先輩たちに恐れられていたというのが照れくさい様子。
むしろその反応かよ、と周りは呆れた感じですがね。
松田曰く、速いしコントロールもまあまあだとのこと。

つーか・・・あのさ・・・お前の大事なグローブ、汚ねぇなんて言ってごめんな・・・

土井くんに続き、謝罪する松田。
ピロアキもムキになってすいませんでしたと謝罪する。
この謝罪の波に乗るしかないと入ってくるシノケン。松田を犯人扱いしたことを謝る。
なかなかいいタイミングで入ってきましたな。松田も気にしてないと言ってくれます。
本人としても、1年に嫌われるようなことをしてたという自覚があるようですしね。

そ、そんなことより篠田!!
さっきオレがバッターボックス入った時、陸上部の森田がオレのこと見てたって言ってたろ。
アイツそんなにオレのことばかり見てたの?

あ〜〜あれ、ウソです。ささやき戦術なんで。

アッハッハッハ。そーゆーこと・・・そっかぁ〜〜
やっぱお前許すのやめるわ!!

アッハッハッハ。
なんだかんだでシノケンのささやき戦術は尾を引いていたんですな。そりゃこの年頃には気になろうて。
でも、ようやく確執のあった1年、2年の間に笑顔が見える。
そこに話を持っていった松田も対したものである。わざとかどうかはわからないけど。

センパイ!そろそろ、さっきの試合の続き始めませんか?
いい試合だったし、決着つけましょうよ!!

ピロアキの提案を受けて、やろうやろうとグラウンドに戻る部員たち。
最後まで立ち尽くしていた土井くんに松田が声をかける。

何、突っ立ってんだよ。1年に実力の違い見せてやろーぜ

そして再会される試合。
土井くんも元の通りにプレーできている様子。よかったなぁ。
これにはさっきまで憤慨していたはずの土井父も感心している。

先生、さっきまで、とっくみ合いのケンカしてたのに、もう仲良くやってるよ。すごいね子供は

逆に、そういうところまで行ったからこその解決だったのかもしれませんな。
陰湿なことになりやすい事件。モヤモヤがたまって消化不良に終わりそうだった事件。
明るみに出て、動機も判明し、謝罪も行われた。許すこともできた。
土井くんのこれまでの行いや、ピロアキの懐の深さもあるが、いいところに収まった感じがあります。
結構危うい線だった気もしますが、無事解決したようでよかったよかった。

子供達を優しい目で見守る土井父。
一方、晶は昔のことを思い出していた。

アキラ。お前もやれよ。野球、面白いぞ!

晶の子供の頃の話でしょうか。似たような顔の少年。これは兄か?

こんなことんなるなら、野球教えといてもらえばよかったな・・・

しんみりとした様子の晶。なんでしょうかな?
晶の家庭は色々と複雑な様子である。が、この頃の兄弟はどこにでもいそうな関係に見える。
過去に何があったのか。晶が抱えているものが気になりますな。

というわけで、部のゴタゴタはどうにか解決したため、先生たちに報告する。
土井くんは部に残したけどキャプテンを辞めさせ、新キャプテンを松田にしたとのこと。
松田といえば、1年に色々乱暴なことをしてた子だけど、大丈夫ですか?と萌ちゃん。
まあ、キャプテンという立場の方が言いやすいこともありますしね。
そんな返事をする晶に、主任の村山先生は感心した様子。

松田にキャプテンをさせて、逆に!!アイツに責任感を持たせようという考えか・・・

さすが主任・・・スルドイっスね!!

あんまりそこまで考えていなかった様子の晶。でも、ここはその意見に乗っておこうって感じだ。コイツ〜〜。

しかしアイツ、グローブパクりゃ矢島の球が遅くなるとでも思ったんスかね?
魔法のグローブかっつーの・・・中坊の考えるこたァわかんね〜なァ〜・・・

自分だって中学生だったころはあったでしょ。
でも、それを踏まえても、意味不明な行動である。こんなだったかなぁ。
各先生方も、こんなの序の口だぞとか、理解不能なことの連続だよねと言い出す。

まだまだ子供だからな〜〜。ま、それがザ・中学生だよ。

思春期の子供たちは何かと不安定でありますからねぇ。
その相手をする先生たちも大変って話ですわな。
感想書きとしては、子供の心を失いたくないと思うけど、さすがにこの不安定さは持ち続けられないですよ。

野球部の件は見事に解決を見た。その様子を見て残念そうにしている副校長。
やっぱりまだ、晶がヘマをしないかと期待しているんですな。

まあいい。じきに夏休み。中1の夏休みが無事に終わると思うなよ・・・

怖いことをいいなさる。
補導される生徒とか出てきたりするんですかねぇ・・・怖い怖い。
まあ、すでにシノケンのように捕まっている生徒が出ていますし、今更ですよ!いや、勘弁して欲しいですね。
それと、夏休み中に何があったのか、中学デビューを果たす子が出てくるのもいる。
どういう付き合いがあったのか、元クラスメイトが授業中に族のような男の単車の後ろに乗って走り去ったり。
そんな光景を中学時期に見た記憶があります。
似たようなことが晶のクラス内でも起きるかもしれない。厄介な話ですなぁ。晶の手腕に期待だ!



第18話 その男 ゲボーン  (2012年 27号)


単行本1巻発売目前、センターカラー!!
このヤンチャそうな単行本表紙はどんなもんでございましょうか。まあ、らしい感じはありますな。

グアムのパンフレットを見ている晶。
何をしているのかと思ったら、夏休みの計画を練っているとのこと。

実は元カノとヨリが戻りそうでさぁ〜〜

ホ・・・ホホウ・・・元カノねぇ。いつのまにそんな話が。
まあ、晶だったらそりゃ元カノぐらいいるだろうけど。
なんだか普通のヒロインがでてこなさそうな環境を着々と作り上げている気がするな。

夏休みは40日もあるし、南の島にでも行きたいな〜というお話。
いやいや、生徒は夏休みだけど、先生は休みじゃないでしょ?
生徒が来なきゃオレらやることねーしと考えている晶。
いやいや、部活があるでしょ。部活。誰が見るんだ?

生徒がいなくたって仕事は山程あるよ。夏季休暇は3日!サラリーマンと一緒だよ!!ハハハ

ハハハじゃねーよ・・・

そっかー。教師は夏休みでも休みじゃなかったんだ。実は知らなかった。
部活で出てくるのは知っていたけど、それ以外でも仕事あったんですな。何してるんだろ?
いやしかし、そうなるとオレの元カノとの南の島旅行は?

またまた〜旅行のパンフなんて小道具まで使って今日も冴えてるな片桐ちゃん!行けるワケないだろ!!

どっはっはっは。どうやらギャグだと思われているらしい。
ギャグじゃねーよ。元カノはいるよ。たぶん。

夏休みが先生の醍醐味じゃないの!?ブラックすぎるっしょ教師!!

ブラックすぎるかはさておき、大変ですね。残業代もあんまりでないようですし。
そういえば晶、3年で校長に借金を返すとか息巻いてなかったっけ?
南の島とか行っている余裕はあるのだろうか。まあ、息抜きは大事だと思うけどさ。

ともかく、夏休みを迎える前にやるべきことがある。それは通知表
もらう側の生徒にとって厳しいものだが、作る先生にも難しいものである。

まだつき合って1か月そこそこのガキを・・・どーやって評価すんだよ

確かに難しそうですな。シノケンぐらい関わっているならまだしも、よくわからない生徒もいるでしょうし。
それでも、なんとか通知表を書き上げ、配る晶。竹本の評価はこんな感じ。

授業中の徘徊、居眠りが改善されたことは嬉しい。
だが暴力を男らしさとカン違いしてる点はいただけない。
80年代アイドル風パーマは、個人的にはありえないがヤンキー的には◎か。

ファミ通のレビューかよ!てか、これ天パーだっつーの!!

なるほど。そういうところを参考にして評価したわけか。やるじゃん晶。
しかし、竹本も声に出して読み上げる必要はないでしょうに。
何だかウケを取りにいっていないかい?竹本もクラスに馴染んだものだ・・・

通知表の結果を見て青ざめている生徒がいたりする。よくみる光景っすね。親の反応が怖いわぁ。

全員に行き渡った通知表。と思いきや、ひとるつだけ余っている。
そこに書かれた名前は沼田進
どうやら、前に話にあがっていた不登校の生徒らしい。

1度も学校来てないヤツの通知表って、つける意味あんですかね?
家庭訪問は1度したけど、顔すら見せてくんないし・・・

確かにその状態では何も評価のしようがないですわな。
村山主任は、マメに家に顔を出すことで何かが変わるかもしれないとのお考え。それはわかりますけどねぇ。
斉藤先生は晶のいいたいことがわかるという。

オレらがガキんときは不登校なんて珍しかったのに。今じゃクラスに1人があたり前だもんな・・・

なんとも世知辛いというか、嫌な話でありますなぁ。
この厄介な不登校児が今回のお相手ということになりましょうか。
果たして夏休みの間に解決するのだろうか?

解決のための情報収集。ってわけなのかどうか、生徒達に沼田の話を聞く流れとなった。

沼田はゲボーンって呼ばれてたよ。アイツ、よくゲボってたから。
それでタケがゲボーンってアダ名つけてさあ・・・

竹本の命名か。つけそーなアダ名だな。
小4の頃は、遠足で3回も吐き、ハットトリックって言われたとか。これも言ったのは竹本である。ブワッハッハ。
ふむ、これはアレか?お前らがイジメるから学校来なくなっちゃったんだろ!

そう指摘する晶。だけど、生徒は違うんじゃないかなーという反応。
うしろめたいというわけでもなく、純粋に違うと思っている感じである。
というのも、イジメるような相手というわけでもなく、むしろ生徒達は凄い奴だと思っていたようだ。

ゲボーンってさ超アタマよくってさ、テストなんか100点ばっかで、天才少年ゲボーンって呼ばれて結構喜んでたよ。

小説とかね、パラパラパラ〜って読んじゃってね、それで内容全部わかってんだよ!
みんなビックリしてさ、竹本が未来少年ゲボーン!って言って。これもゲボーンはすごく喜んでたよ。

ふむ。変なアダ名ではあるが、別に嫌がっていたわけでもないと。
速読ができるのは凄いが、なんで未来少年なんだよ。
さらに凄い話があるんだよと聞かされる晶。どんどん情報が集まっていきますな。

「アイツ、先生も書けないよーな漢字書けたよ」
「霊長類最弱で体育は全然ダメだった」
宇宙少年ゲボーンって言われるくらい宇宙に詳しいよ」
「足すごく遅くて逆ボルトって言われてた」
ゲボーンの怒りって言われて怖がられるくらい、泣いたら手がつけられない」
「5年の終わりくらいかな・・・休みがちになって6年からは学校全然来なくなっちゃった」

なんでだろ?と不思議そうにしている竹本。
不登校になる子にはそれなりの理由があるんでしょうが、周りにはわからないですわな。
自分が小学校だったとき、隣のクラスに不登校の生徒がいたが、理由はわからなかった。そういうものですわな。

生徒達から話を聞いて、ゲボーンに興味が沸いた晶。
それはそれとして、明日から夏休みなので生徒に注意事項を述べる。
と思いきや、面倒くさいからさっき渡しといた学年だより読んどいてで済ませる。おい。

あと念押すけど、夏休み、いい子でいろよ。
お前らのことで呼び出しくらうのマジカンベンだからな

相変わらず正直な男である。まあ、そういう状況になったら文句言いながらも来てくれるんでしょうけどね。
生徒達もそれがわかっているのかどうなのか、普通に返事を返す。ハァーイ。

さて、放課後。晶は通知表を渡すためにゲボーンこと沼田の家を訪問する。
今回は副担任である萌ちゃんも一緒だ。
沼田のお母さんは今までで一番普通な感じの人。普通すぎて難しい子供に対処できてないのかな。
2階の部屋に引きこもっている様子のゲボーン。
母親が、呼びかけるが、部屋の壁をドンドンと叩いて拒否の意志を示す。2回はNoってことなのね。
ならばと、母親に代わり晶が呼びかける。
これには激しい連打で応答。

わかった!連打は歓迎するって意味じゃないスか?

そんなわけないだろ。どういうポジティブシンキングだよ晶。
もちろん答えは強い拒絶であります。

今日のところは諦めて引き下がる晶たち。
そんな様子を2階の窓から見ているゲボーン。うーむ、難しそうな子だ。

やはり不登校児の扱いはムズかしいという萌ちゃん。
しかし、晶。アイツ面白くね?と返す。

オレ、夏休みもちょこちょこ来てみよーかな。1度本人に会ってみたいわ!

なんと・・・これは思ってもみなかった反応。面倒は嫌な晶だが、興味を持ってしまったのなら面倒でもないってことか!!

萌「ベテラン教師さえ手こずる不登校児をそんな風に思えるなんて・・・先生の心は宇宙ですか!!
晶「いや・・・単純に変わりモンの顔見たくないスか?」
萌「ここで謙遜するところが宇宙すぎる!!

宇宙ってなんなんだろうね。
ともあれ、夏休み突入であります。

興味を抱いて動くようになった晶だが、果たして上手いこといくのだろうか。
顔見て満足して後は面倒くさくなっちゃったってなことにはならないだろうか。
まあ、面倒くさそうにしながらもなんとか解決しようとするのが晶のいいところなんですけどね。
まずは不登校の理由を探るところからですな。
アダ名を喜んでいるように見せて実は嫌がっていたというのはありえる話。
ガマンして流していたら定着しちゃったってパターンだな。これは地味にダメージがある。
それとも、小学生の頃に過剰に熱血な先生に指導されたのが原因だとか?
本人はゲボーンと呼ばれて楽しくやっていたけど、その先生の指導により他の子と遊びにくくなったとか。
そんなことがあるかもしれないし、ないかもしれない。難しい話になりそうだ。



第19話 あー夏休み  (2012年 28号)


冒頭からいきなり溺れている晶。なんだ、どうした?と思ったら夢でした。
今回、この夢の意味が明かされることはありませんでしたが、何かの予知無だったりするのでしょうか?
気になるところでありますな。

学生は夏休み。しかし教師は学校で仕事。
とはいえ、萌ちゃんと会う機会が増えるわけなので、斉藤先生にとっては悪い話ではない。
2人しかいない時を見計らって、今夜食事とかどうでしょうかと誘いをかける。
萌ちゃん、この誘いを気軽に受ける。ならばとランクを上げて飲みに誘う斉藤先生。
萌ちゃんは結構酒好きだから、ホイホイついてきてくれそうですね。実際、乗ってくれてるし。

そんなところに、部活が終わって汗だくの晶が登場。か〜〜アチアチアッチ〜!!
熱くてもはやグロッキー状態の晶。ビール飲みてーとグチりだす。おや、この展開は。

片桐先生!先生も一緒にビール飲みに行きません?

やっぱり萌ちゃんからお誘いがかかっちゃいました。
意外と鈍いのか、斉藤先生が萌ちゃんに寄せている想いに気づかない晶。この誘いを受けてしまう。
ついでに青山先生も誘ってしまう。コラコラコラコラ!増やすな増やすな!
というわけで、若い先生が4人集まって飲みに行くこととなりました。
みんなで飲む方が楽しいしね〜〜!!ね!斉藤先生!!

あ、みんなで・・・いーですね、楽しそーで・・・

ものの見事に落ち込んでいる様子の斉藤先生でありましたとさ。ハハハ。

さて、夜の7時。
シノケンたち生徒は夏休みなので早速夜遊びを開始する。
といっても、友達――バタヤンの家に泊まって遊びというだけの話ですけどね。
花火やってスーパー銭湯行って、寝るときDSと怖い話というプラン。子供っぽくてよいですね。

バタヤンは家族旅行の予定だったが、1人だけ家に残ることにしたらしい。つまり親は不在か。
家族旅行って言ったってじーちゃんち行くだけだし、TV局2局しかない田舎だし、ウチにいたほうがいいとのこと。
まあ、子供からしたら親戚の家に行っても退屈なだけってのは往々にしてあることですからねぇ。
親戚側にも、遊んでくれるキレイで優しいお姉さんを用意してくれるぐらいの構えが欲しいものである。

おじいちゃん、バタヤンに会いたいんじゃない?というツッコミ。
それに対し、オレと同じ顔の妹が行ってるからオレと会ってる気になってると思うわ、とのこと。
なるほどねぇ。それなら何の問題もなさそうですな!!同じ顔の妹ってのがすごい気になるけど。キンモ〜!!

さて、まずは花火からである。4人でそれぞれ買ってきたのを持ち寄っている様子。
そこに、コラア!と怒声。なんだー!?PTAの見回りか!?
と思ったら、竹本と真鍋の2人じゃありませんか。
どうやら花火大会が催されるのを大佐から聞き、混ぜてもらいにきたらしい。
なんと・・・この2人、あれだけ嫌われていたはずなのに・・・もう、すっかり馴染んでいるだと・・・?
やっぱり子供ってのはスゴイね、先生。

2人加入しても問題ないくらいに花火を持ち込んできている竹本。
どうやら、母ちゃんのサイフから五千円を抜いたらしい。それは・・・帰ったらキツイ仕置きが待ってそうですね。

これでさ、3対3に分かれて打ち合いしよーぜ

また危ないことを言い出しましたね。子供だけで遊ばせるのがいかに危険かわかる。

一方そのころ。晶達。
約束どおり、4人で飲み会。とりあえず、夏休みがほとんどないことについて改めて愚痴る晶。
だって普通、教師の夏休みってメチャ長いって思うじゃん。
したら何コレ?部活やら研修やら会議やらで。ヘタしたら夏休みの方が忙しくね?

そうか。研修とかがあるんですな。夏休みの間何してるのかと思ったら。
教員免許の更新を行う話も出てきそうな流れですし、教師も色々と大変そうですなぁ。

相変わらずグイグイ飲む萌ちゃん。また吐くようなことになっても知りませんよ。
それはさておき、話題は教師になろうと思ったときのことについて。
斉藤先生は、金八先生を見て先生になろうと思ったらしい。DVD全部持ってるそうな。ベタっすなぁ。
青山先生は不況でなかなか内定もらえなくて、就職しないワケにいかないので安定した教師を選択したそうな。
理科の教師は競争率も低いし、なりやすかったとのこと。アハハハ。
まあ、この不況の折、そういう選択をする人もいますよね。ていうか多いらしい。

晶が教師になったのは成りゆき
さすがに借金を肩代わりしてもらったので、教師として働いているとは説明できないですわな。
前の職業の部分にまで触れることになりかねんし。
まあ、大分親しくなったし言っても問題は・・・ありそうな気がするな。特に萌ちゃんは口が軽そうだ。

しかし、教師となったのは成りゆきだが、何故教育実習を受けていたのでしょうか。
青山先生のように、取れる資格は全部取っておこうと思ったってわけでもないでしょうし。
恩師との出会いとか会ったんじゃねーの?という問いには、恩師なんていねーよと返す。

でもガキは好きだよ。オレに面倒かけないヤツだけな

さすがに晶。ブレない意見でありますな。
とはいえ、そこまで腹を割って話されるとビックリせざるを得ないわけで。
萌ちゃんなんてヒゲ生やしてしまってますよ。って相変わらずこの子はよ!!

しかし、面倒のかからないガキは好きだよってのは凄くわかる話である。
元気に動き回る子供を見るのは楽しい。
けど、奇声をあげたりされると途端に苛立たしくなる。この感覚がなんともいえない。

教師の語らいはともかく、子供たちの花火大会。
非常に危険な戦いが繰り広げられておりますな。でも正直楽しそう。
6人で笑いながら楽しんでいたのだが、そこに今度こそ大人の怒声が響き渡る。コラー!!

ここは花火禁止だぞ!すぐやめんと警察呼ぶぞお前ら!!

花火禁止でありましたか。それはすみませんでした。
まあ、緑がそこそこあるところだし、下手したら燃え移る可能性だってありそうな場所ですからねぇ。
そんな中、保護者扱いされて怒られるバタヤン。さすが30歳くらいに見られたりするだけのことはある。

自転車でその場を後にする6人。
花火は中断。だけど、竹本はいいこと考えたんだとか言い出す。
何やら悪い顔をしているが、何をやらかすつもりなのだろうか?
何でもいいけど、補導されるようなことはやめてくださいね。
夏休みに入って早々、迷惑かけてくれるとか本当にたまらんから。
ついでに、また飲み会の後で警察沙汰かよという話になる。また萌ちゃんが失礼なことをしちゃうことになる。
というわけで、今日ぐらいは大人しくしておいて欲しいものでありますな!!
いや、ひょっとしたら皆でゲボーンの家に乗り込んだりする流れもありえるのかも。



第20話 アゲアゲオールナイト  (2012年 29号)


仕事後、同僚と楽しく飲み会中の晶。
夏休み実家にテキトーに顔出そうとか言ってるが、顔出す気あったのか・・・?
それより、萌ちゃんの実家は名古屋だったのか。へぇ。

晶「どーりで名古屋美人だわ。オレも一緒に名古屋行こうかな」
萌「マジ?親に会ってくれます?」

気軽な感じのトークが繰り広げられてますね。これがホストを務めた男の話術か!!
しかし、名古屋美人か。そんな言葉あるんですなぁ。と調べてみたら、あらビックリ。
明治、大正期には、美人の産地として有名だった、秋田、新潟、京都を圧倒する日本一の美人の産地として絶賛された。
てな話があるらしい。へぇー。嫁入り道具が凄いとかは知ってたんですけどねぇ。

それはさておき、斉藤先生が何やら険しい表情でいる。
さっきのお前のセリフ・・・やっぱ聞き逃せんな・・・とのこと。
そりゃあ、萌ちゃんの実家に行って親に会うなんて話は聞き逃せませんわな。
いや、そっちの話じゃない。たぶんそっちも聞き逃せないと思うが、そっちじゃない。

自分に面倒かけない生徒だけは好きだって。ありゃ、どーゆー意味だよ

突っ込まれてしまいましたねぇ。そりゃ突っ込まれるか。正直すぎるよ晶は。

さて、面倒かけそうな雰囲気の生徒たち。
竹本はいいことを考えたというが、その内容は立川でオールナイト過ごすぜって話らしい。
まるで大人になったみたいだとワクワクする中学生たち。気持ちはわからないでもない。
バタヤンの家に親はおらず、他の子らは泊まると言ってるので親が心配することはない。
家に電話とかあったらどうするのか、という気はするがとりあえず気にしないでおこう。

まずはカラオケボックスに入る6人。
お金は全員が持っている分を足して2万2千円。これだけあれば一晩くらいは過ごせそうだ。
って竹本が全体の金を管理しているのか?まあ、宵越しの金は持たないって感じだし別にいいか。

夜中のカラオケボックスだが、バタヤンのおかげで保護者同伴扱いとして入れたらしい。バタヤンスゲー。

バタヤン、大人ってことになってるから、お酒にしないとマズいんじゃない?

いやいや。そんなことはねーよ。大人だからって皆お酒飲むわけじゃないでよ。
というか、中学生がいきなり飲酒の話をするんじゃありません。
それどころか、竹本が取り出したのは・・・親父のタバコ!ゲェー喫煙だとー!?
酒にタバコに深夜徘徊。補導のスペシャルコースでありますね。
なるほど。副校長の言うとおり、中学生の夏休みはただでは済まないわけだ。恐ろしい。

竹本はタバコ吸えるぜみたいな顔してたが、実際吸えるわけではない。
まあ、学生がタバコ覚えるのはまず好奇心や見栄といったところからでしょうからねぇ。
20歳までには卒業しておくとよいですよ。

すっかり酔っ払って騒ぐ一同。
バタヤンだけじゃなく、他の連中も酒を飲んでいる。カクテルは飲みやすくていいですよね。
ホワホワと飛び跳ねる一同。すげぇ楽しそうだなぁ。いいなぁ。でも酔っ払いのノリはアレですけどね。

一方、大人の酔っている方たちはマジ話をしようとしている。
言うこと聞かないガキより聞くガキの方がかわいいじゃん、と晶。
そりゃそうだけど、斉藤先生としては納得がいくはずもない御様子。

お前さ、調子よくやってるけど。オレはダマされねーぞ。お前からは生徒に対する愛情が感じられねーんだよ

まあ、子供が好きで先生になったってわけでもないですしねぇ。
ガキは嫌いだとずっと言ってきている晶である。
面倒じゃないのは好きだと言うようになっただけ改善されていると見るべきでしょう。

愛がありすぎて中坊のこと盗撮しちゃうよーなバカよりはマシだろ?

アッハッハ。いや、そのネタはさすがに笑えない。本当にある話だからなぁ・・・
というかその愛は本来子供に向けるべき愛とは違う愛でございますからねぇ。よろしくない。

ゴマかすな。お前、何で教師になったんだ?

斉藤先生の追及は止まらない。面倒ですなぁ。
そう突っ込まれたなら、晶も気分を害するってものである。ちっ。るせーなァ。

たまたま教免持ってて、たまたま桃中に数学教師の空きがあったからだよ。

まさにその通り。とはいえ、気になるのは何故教免を取ることにしたのかという辺りである。
その辺りを聞き出してくれるとよかったのだが、そういう流れにはなりませんでした。
むしろ険悪になり、掴みかかってしまうぐらいである。わわっ。

文句あるなら文科省に言えや!愛情なんてなくたって教免持ってりゃ教師になれんだから、しゃーねーだろ!

ぶっちゃけますねぇ、晶。
まあ、その辺りはどうにかならないかと思うけど、難しいところなんでしょうな。
子供に歪んでいない愛情をちゃんと持っているかどうかの調査をするなんて、どうすればいいのかわからないし。

とりあえず、今回の話は萌ちゃんの取り成しでなんとかなりました。
お酒は楽しく飲みましょうという話ですよ。
その通りだけど、斉藤先生引き下がるの早くないかね?それで引き下がるならもう少し早くてもよいはず。
もっとこう、腕にしがみついてくるぐらいまで粘ってみるとかしないとさ。粘りが足りない。
ともかく、場所を変えて飲みなおすことになったらしい。これは・・・?

一方、すっかり酔っ払った子供たち。
カラオケだけでオールというわけではなかったらしい。
徹夜でカラオケなんて普通の行為だと思っていただけにこれはちょっと驚きだ!
それにしても、全員いい感じに酔ってますねぇ。楽しそうなことで。

カラオケボックスから出た6人。次は何をするかを考える。
そこで思いついたのは・・・ナンパ。ナ、ナンパっすか、竹本さん。
さすがにこれは誰もやったことがない。
だけど、酒の勢いを借りて思い切って行うことにする。
万一うまくいったら、ということを期待しての行為であります。
にしても、もう少し相手を選んでもいいのではと思わなくもないのだが・・・

ナンパ開始。トップバッターはシノケン。さすがエロ王子。
お姉さんに対し、これから一緒にバタヤンちでDSやらないかと誘う。中学生っぽくてよいですね。
面白いけど、ナンパじゃないな。いや、むしろこれはアリか・・・?
ともかく、交代。二番手はターツン。

お前ら!オレの仲間になれ!!

お前はどこの海賊漫画の主人公だ。
胸にショウチャンを飾っておいてそのセリフはいかがなものかと。
というか、お姉さん方、これが何のマークか御存知ないというのですか?おのれ・・・帰れ!!

三番手はまさかのオッサン登場。いや、これバタヤンですから。中学生ですから。
誘いも一緒に花火とかやる?だし。可愛いものである。ウエストバック超ウケるんですケド。

四番手は竹本。金持ってるから一緒にマック行こーよ、とのこと。
竹本らしいというかなんというか。そこで誘う先がマックなのも竹本らしい。可愛らしいですわな。

お姉さんたちも面白がってはいるが、さすがに誘いに乗ったりはしないようだ。それがいいですわな。
しかし、そんな風に声をかけているのを面白くなさそうに見ている男たちがいた。
どうやらお姉さんたちのカレシたちらしい。
見るからにガラの悪い男たち。
しかもスロで負けて気分も悪い状態とのこと。こいつはヤベーな・・・

果たしてバタヤンたち親子連れに見える中学生たちは無事に済むのだろうか!?
さすがに中学生にそこまで酷いことはしない。
と思いたいけどなぁ。この手のチンピラはどこまでやるか想像がつきませんしなぁ。
飲み直しで場所を変えた晶達が通りかかってくれるかもしれない。
そして斉藤先生がカッコよく立ち回ってくれるかもしれない。期待したいところだ。



第21話 恐怖の夜  (2012年 30号)


楽しい楽しい夏休みの夜。だったはずなのに、いきなり道端で正座させられることになったバタヤンたち。あらら。
人の女に手ぇ出しやがってとムカつく気持ちはわかるが、中学生相手に大人気ない奴らである。
その大人気なさをいかんなく発揮し、有り金を全部出せと言い出すチンピラ
そんな相手にはバタヤンのゲボ攻撃をお見舞いじゃ!!

バタヤンは花火で怒られたときもそうだが、怒られると見事な反撃を見せてくれますね。
意図しているわけじゃないけど。追いつめられると強い男だ!

まあ、それで事態が好転するってわけではない。
泣きながらお金を出しますと言い出す一行。だが、そのお金を管理している竹本は絶対出さないと言い出す。
おやおや?意外なところで意地を見せようとしてますね。

さて、先生たち。
店を変えようという話だったが、結局、晶は途中でフェードアウトしようとする。
だが、萌ちゃん達と別れて帰る途中。青山先生が息を切らしてやってくる。大変なんですよ!!

青山先生に連れられてやってきた晶。目撃するのは3組の生徒たち。
斉藤先生は生徒が正座させられているのを見てチンピラたちに向かっていったようだ。
さすがは体育教師。勇敢ですね。

竹本は鼻血を出している。お金を出さずに抵抗して殴られたのだろうか。
ふむ。こういうところで抵抗してみせるってのは意外と立派ですな。男をあげたかもしれない。父ちゃん喜ぶで。

カンケーねえヤツが出てきてんじゃねーぞ、とか言ってくるが、担任だし無関係ではない。
というわけで、何がどうなっているのか尋ねる。と、相手も正直に答えてくれます。

そいつらがオレの女にチョッカイ出したんだよ。んで慰謝料払えっつってんの!!

本気で言ってんのアンタ?そう聞きたくもなる話である。
慰謝料払う必要があると本当に思っているのだろうか。
顔を見ていると、脅しで言っているのか本気で言っているのか区別がつかなくて困る。

聞ーたかお前ら・・・・・・
ガチで勉強しないとコイツみたいな中坊にしかインネンつけられない情けない大人になっちまうぞ!!

確かに情けない。スロで負けて中学生相手に金をせびるとか、情けない以外に言葉が思い浮かびませんわな。
いーかげん、おまわり呼ぶぞと脅しをかけてみると、あっさり引き上げようとするチンピラ。
今度会ったらブッ殺スからな!と定番の脅しをしてきてくれます。やれやれ。

チンピラを追い払った晶。オラとコラしか言えねーのかっつーのと子供たちと談笑する。
しかし、その笑い声が癇に障ったのか、去ろうとしたチンピラがいきなり迫ってくる。は?

ガキが!オレのこと笑ってんじゃねーよ!!

子供に笑われるような大人にはなりたくねぇなぁ。
そして笑われたからって手を出すような大人には絶対になりたくない。見事な反面教師である。
というのはともかく、腹を蹴り飛ばされるターツン。
晶と斉藤先生でチンピラを抑えようとするが、それより蹴られたターツンが大変なことになっている。
地面に倒れたまま動かない。その後頭部には血だまりのようなものが・・・

青い顔して逃げ出すチンピラ。下手したら傷害致死事件になりますからねぇ。
思わずチンピラを追おうとする斉藤先生。
しかし、晶はターツンを救うことを第一に考える。というか、それしか考えれずにいるようだ。

救急車!救急車呼べよ!早く!!

普段であれば救急車も簡単に呼べるのだろうが、やはりこういう時は冷静になれないのか。119番もすぐに出てこない。
萌ちゃんたちが救急車を呼んでいる間、晶はターツンこと立木に呼びかけを行う。

アタマぬれてる・・・これ血?ボク死ぬの?嫌だ〜〜怖い〜〜!!

泣き出すターツン。そりゃあ怖いでしょうさ。
だが、みんながいるだろ、怖くないさと励ます晶。
上着を脱ぎ、後頭部にあてがって少しでも止血をしようとする。
頭ってのは少し切っただけでも出血が酷いものである。
でも、ちゃんと喋れているみたいだし、命にかかわるようなものじゃないはず。大丈夫、何でもない。大丈夫・・・
救急車が来るまで呼びかけを続けようとする晶。
と、そこで何かおかしいことに気づく。液体が流れ出てるのって、ターツンの背負ったリュックからじゃね・・・?
それに気づいた晶。流れた血のようなものを舐めてみる。バ、バンパイヤ!?

水々しくて甘いんだけど・・・

結局、血かと思ったのは割れたスイカの汁でありました。
泊めてもらうおみやげとしてリュックの中に入れていたことを本人も忘れていたそうだ。
なんというお騒がせな。脳ミソと間違えられるようなスイカはいらね〜。

まったく。人騒がせなヤツである。でもまあ、大事に至らなくてよかったよ。
念のために救急車に乗ってもらうことにする。晶はその付き添い。
そんな風に生徒を気遣ってみせる様子を見て、斉藤先生。
少し前までケンカをしていたはずだったのに、今ではすっかり見返してしまった様子。

ひねくれてんねアイツ・・・

捻くれてるわけではないと思いますよ。
手のかかる子はキライだというのは本音だと思う。晶はむしろ正直すぎる男なんでしょう。
でも、キライだといいつつも放っとけないし、何とかしようとしてしまう。
根がいい奴なんでしょうな。こういう風にいうと本人は嫌がるんでしょうけど。
そういう意味ではやっぱりひねくれてるってことなのかな。

斉藤先生との確執は起きる前に見事に収束した感じ。よかったよかった。
しかし、飲酒喫煙深夜徘徊と補導される確率120%のシノケンたちが無事に帰れるとは・・・予想外である。
だが、親の金を持ち出した竹本は帰ったら制裁が待っているのではないだろうか。
竹本家の長い夜は始まったばかりだぜ!そこに焦点はいかないと思うけどね。



第22話 みんなでオンライン  (2012年 31号)


不登校児の沼田君ことゲボーンの家を訪れている晶。
前に言っていた通りに、ちゃんと足を運んでいるとは感心感心。

先日のタッツーが蹴られて大変だー事件をゲボーンに話している晶。
2階にいるゲボーンに対し玄関で話をするっていうのも中々に大変だ。

沼田母から麦茶と大福をもらう。やっぱ夏は麦茶っスよねー。
てな具合に話を中断させたら、二階からドンドンと叩く音が聞こえてきた。悪ィ悪ィ。

つーかお前こんな話、興味ないよな。オレ、忙しいし帰るわ。

と述べる晶。だが、それに反発するようにドンドンと二階から連打が聞こえてくる。
何?続き聞きたいってことなの?
まあ、あんな中途半端に話されてたら気になってしょうがないですわな。
ターツン頭から血を出してどうなったのよ!!そりゃ気になるわ。

まあ、実際のところ、血だと思ったその汁は実はスイカの汁だったというオチ。
バタヤンの家におみやげとして持っていったスイカが割れただけでした。
脳ミソが飛び出たと思って超アセったってーの。

凄惨な話になるかと思ったらとんだオチ。
これにはゲボーンも思わず笑ってしまった様子。ハハ。
うーむ、なんだかいい雰囲気じゃありませんこと?
会話自体は一方通行だけど、なんだかコミニュケーションが取れている感じであります。
この事態に沼田母も驚いた様子を見せている。

救急車で運んで検査してもらったところ、異常は特になかったらしい。それはよかった。
それはよかったけど、面倒かけるなっつった夏休みアタマからこれである。
今日は朝から説教&反省文書かせてやったよ、と晶は語る。

花火の撃ち合いを、知らないオジさんに怒られた所で帰ればよかったと思います。
竹本君の、立川でオールしようという誘いにのってしまったボクは本当に弱い人間だなぁと思いました。

反省文で花火の撃ち合いのことをうっかり書いてしまうブチ。
ついでに立川でのことは竹本に誘われたからということにしておく。ふむ、意外と如才ないな。
花火の件は、そっちの問題をわざわざ書くことで、もっと大きな問題である飲酒喫煙を隠そうという話かもしれない。
そっちはバレたら本当に大事でありますからねぇ。
怒られるぐらいですむ方で大きな事件を隠そうとするブチは意外と策士か!?

という風に反省文を書かせたりはしたものの、こんなの書いても意味なくね?と斉藤先生に述べる晶。
こんなもん書かせたって、どーせコイツらたいした反省しねーって

全くその通りですね。面倒くさいなと思われるぐらいである。
しかし、斉藤先生に晶がそれを言うのもなぁ。問題起こしたの全員お前のとこの生徒じゃないかって話だわい。
というわけで、改めて面倒かけるなっつったろと説教する晶。説教というかなんというか。
まあ、なんにせよ、あの夜の晶の行動は一種の感銘を与えた。それは確かである。

先生!ごめんなさい。すみませんでした。転んだ時、本当に心配してくれてありがとうね

マジメな顔で礼を述べるターツン。いや、本当に何事もなくてよかった。
という風に、ちょっといい雰囲気になったところで斉藤先生の言葉で締め。
夜の繁華街はおかしなヤツや危険がいっぱいだから、生徒だけであんな夜中にウロついちゃダメだぞ!ってことだ。
分かったら、反省文を親に読んでもらって一筆入れてもらうこと!

ズルすんなよ。親に電話入れとくからな!

この一言で真っ青になる一同。
問題起こして反省文書かされている自体になっていたけど、親には伝えずにいたんでしょうな。
ハハハ。残念でした。まあ、軽く怒られるぐらいで済むでしょ、たぶん。

てな話をゲボーンにしている晶。ついでに教師にはほぼ夏休みないんだぜと教えてみる。これマジ。

お前いーな!毎日夏休みじゃん!

その通りだけど、割と酷いことをさらりと述べる晶。
表情からして悪意があるわけではないようだが、ひょっとしたらわざと言っているのかもしれない。
何か変化を求めるための挑発の意味合いもあるのかねぇ。

というわけで、今日のところはこれで帰ることにする晶。
帰り際、沼田母からできればまた来てくださいと言われる。
母も息子の状態は気がかりでしょうがないでしょうからねぇ、晶の存在には期待したいと思っているはず。
生徒当人だけじゃなく、その家庭へのケアも解決には重要でしょうし、いい流れだ。
とはいえ、やはりすぐに心の扉を開いたりはしてくれないでしょうし、完全な解決には時間かかりそうだなぁ。

翌日。
夕方、野球部の部活を終えたシノケンたち。
卓球部の子らと夜、久しぶりにドラゴンズソードをしようという話になる。
どうやら無料オンラインRPGらしい。ほう、ネットゲームでありますか。
ごはん食べておフロ入って9時にゲーム内で会うことを約束するのでありました。

シノケンは昨日のことで小言を言う母親を適当に流し、ゲームに接続。
この辺りの反応が妙にリアルでたまらない。うん、流すよね流すよね。
しかし、シノケンは自分の部屋にマイPCを持ってたりとかはしないんですかね。
台所らしきところにノートPCを持ち込んでいる。
まあ、自由にネット閲覧とかできるなら、エロ本盗んだりしようとはしないか。ふうむ。

さて、というわけでドラゴンズソードの世界に突入。
中には卓球部の小杉、カワッチ。さらにブチと大佐の姿があった。
ファンタジー風のネットゲーム。シノケンは戦士らしい。カッコイイ格好ですね。
それはいいけど、顔が元のキャラのままってのはいかがなもんなんでしょう。
まあ、漫画的な技法であって、本当にこの顔や体型のままではない。と思う。

ブチはウルフマン。大阪弁で喋ったりする辺り、ちゃんとキャラづけができている様子。
うむ、RPGとはロールプレイング。役割を演じるゲームですからねぇ。
こういう役作りをして喋るのも楽しいものである。そのうちなあなあになるのもお約束だ!

大佐はやけに強そうな装備をしている。
どうやら誕生日に課金アイテムをいくつか買ってもらったそうな。
無料だけど、そういうところでお金がかかるシステムなんですね。納得した。
しかし、最近の子は誕生日プレゼントに課金アイテムとか買ってもらうのか・・・

ともあれ、狩場に向かうシノケンたち。楽しそうですねぇ。
そしてそれを見送るのは、同じ3組の女子3人組。なんと、女子もプレイしているのか!?
しかも3人のうちの1人、美咲ちゃんは面白いことを口にしている。
いつも美咲がピンチになると決まって助けてくれるドラゴンスレイヤー。その人が運命の人なのかな?とか言っている。

ゲーム上で助けられて運命の相手と思っちゃうとかって・・・キンモ〜〜!!
ゲラゲラと笑う他の2人。いやあ、これは笑われても仕方ありますまい。
美咲ちゃんに言わせれば、のみり込んだ方が楽しいじゃない!とのこと。まあ、そうかもしれませんけどね。
でも、あんまりハマり込むのはどうかと思いますよ。現実と虚構との区別はしっかりとね。

てな話をしてたら、いきなり街にドラゴンが出現。ゲェー!!
めったに来ないけど、サプライズとして来る仕様になっているらしい。
なかなか面白い設計ですな。うかつにキャラの放置もできないけど。

大慌てな美咲ちゃんたち。死んだらコツコツ上げたレベルとお金がパーだ!
そんな3人に襲い掛かるドラゴン。炎のブレスだ!
大ピンチの状況。そんな中、炎を切り裂き助けに現れる1人のドラゴンスレイヤー。

また会ったね美咲。ボクが守ってあげるよ

やっぱり来てくれた・・・運命の人!!

今回もピンチを救ってくれた運命の人。なるほど、こりゃカッコイイっすね。
現実世界で似たような救い方をされたのなら惚れても仕方がない。しかし、これはゲームなんすよね・・・

ゲームでリアルでは会ったこともない相手と仲良くなる。
仲良くなること自体は全く問題ない。推奨したい事柄である。
しかしこれが、男女間の話になると途端にややこしくなるのがネットゲームの怖いところ。
美咲ちゃんが入れ込みすぎて、リアルで会いましょうよなんて話をしだしたらどうしよう!怖いわぁ。

というか、このドラゴンスレイヤーはそもそも何者なのかという話になる。中の人が気になる。
単なる名もなきモブという可能性もあるが、それはさておくとして、候補はこの辺りか。
・ゲボーン
・ピロアキ
・晶
・萌
・副校長
・校長

他にも候補はいそうな気がするけど、とりあえずこの辺りに正解がいそうな気がする。
副校長でしたって話だとオチもついて面白いことになるのだが、果たして!?

というか、彼らは本名を呼び合っているのだろうか?これも漫画的な手法?
と思ったが、シノケンの名前は外から聞かれちゃっているんですよねぇ。
友達間だから、うっかり本名を口にして聞かれてしまったということなのかもしれないけど。
ネットゲーム上ではなるべく本名とか出さない方がよいと思うのだが、中学生には難しい話なのだろうか。
その点も含めて怖い話である。一体どういう展開になりますのやら。



第23話 ドラゴンズソード  (2012年 32号)


美咲ちゃんのピンチに運命(?)の人降臨!!
まるでタイミングを伺っていたのかと思える登場ですね。

ここは危ないよ!さあ美咲!ボクと一緒に来て!!

むう、何という恥ずかしいロールプレイであることか。まあ、いいんですけどね。

ここでようやくゲームの画面が出てきました。
会話はキャラクターの側に文字がでるタイプのようだ。ふむ。
そしてシノケンたち。本名ではないがリアルで使われているアダナで登録している。
知っている人が見ればバレバレだけど、まあ身内にしかわからないからよいのかな。
しかしシノケンはプレー中に叫びすぎ。もー少し静かにやりなさい。
実は音声チャットになっていたりもするのだろうか?その辺りはよくわからない。

よぉ〜〜し!初めての得物はドラゴンだぁー!と突っ込むカワッチ。
さすがに作りたてのキャラがドラゴンを相手にできるわけないでしょ。
というわけで、ブレスを受けてカワッチのキャラ死亡。外はパリッと中はジューシーに焼きあがった。

無謀なカワッチはさておき。美咲ちゃんたちは運命の人(?)に手を引かれ逃げて行く。
その姿に気をとられる大佐。
おかげで、強力な武器、ドラゴンバスターソードDXを有しながらもトドメを逃してしまう。
おしかった。あと1歩でありましたのにねぇ。
ていうか、みんなボロボロであるな。怖いよ。

ドラゴンの脅威から逃れた美咲ちゃんたち
。 運命の人(?)はソラさんと言うらしい。ソラさんとお話をする女子たち
。 美咲ちゃんは自分たちが中学生であることを明かす。うかつですな。
ソラさんは慶王大学の2年生であると述べる。本当でしょうかね?
本当だとしても、ネットで身分を軽々しく口にするのはどうかと思いますがねぇ。
とはいえ、目的がある人間ならそういうことを口にするのも問題はない。つまり、リアルでの出会いを求めている人間は、だ。

もしよかったら今度実際会ってみてスゥィーツ食べに行かない?

ヒソヒソトークで美咲ちゃんだけに見えるようにメッセージを送るソラさん。
なるほど。こういう機能もついているんですな。
しかし、中学生を誘う大学生であるか・・・スゥィーツとか言ってんじゃねーよ。

も・・・もしかしてデートしようってこと・・・?

戸惑う美咲ちゃん。可愛らしいですね。
しかし、他の2人の名前がまたすごいな。あーちゃんだからって、キャラ名がAAAとか
適当に連打して決めた名前にしか見えないですよ。

ゲーム画面のキャラを見る限り、本当に実在の人物そっくりに描写されるわけではない様子。
つまり、イケメンじゃなくてもイケメンのキャラを演じることができる。
ちーちゃんやシノケンはわざわざ自分に似せたキャラを作製しているっぽい。
中学生くらいだとゲームもまだ本名プレイとかしているかもしれないし、姿も自分に似せるものなのかなぁ。
自分も小学生までは本名でゲームを遊んでいた覚えがあるのでなんともいえない。

さて、並んで座る美咲ちゃんとソラちゃん。
その2人の姿を隠れてみている者の姿があった。大佐だ。いや、剣がでかすぎて全然隠れてなかったけどね。
どうやら大佐は美咲ちゃんのことが気になる様子。
さっきドラゴンを仕留め損ねたのもこれが原因だったというわけですな。ふーむ。青春ですなぁ。
というか、大佐は美咲ちゃん本人がプレイしていると知っているのだろうか?そこも気になるところである。

さて、話は変わって晶の方。
晶はゲボーン――沼田の母とお話をしている。
沼田母曰く、息子――進のあんなところ初めて見た、とのこと。

この間、先生が進に話しかけてる時、あの子が壁を叩いてやりとりしてるの見てビックリしちゃって。
今まで、他の先生のときは進・・・完全に無視してたんです。
考えてみると今までの先生は"そろそろ登校しろ"っておっしゃるばかりで。
片桐先生はその・・・なんでもないと言うか・・・普通の話をしていただいて。
それが進にはプレッシャーにならなくて、よかったのかもって思いました。

ふうむ。その辺りですかねぇ。やはり。
遠回りすることが近道だったりすることもあるって話でございましょうか。
まあ、晶はゲボーンを登校させようと考えているのかどうかわからない部分がありますからねぇ。
でも、よくなってくれたらいいんじゃないかなぐらいは考えていそうである。
結果として、通わない方がいい方向に転がると思ったら無理に通わせない決定をしそうですしね。

とはいえ、やはり今の社会。不登校は将来に大きく響くことになる。
母親としては心配で仕方ない様子。
なので、お時間がある時でかまいませんから、進と話してやってくださいと頼み込む母親。
何度も話したけど、私じゃダメなんですと言う。うーむ、やはりお母さんも辛いんですねぇ。真鍋母とは大違いだ。

私・・・あの子が小学校3年生の時に離婚したんです。それが原因なんでしょうか・・・
でも学校を休みがちになった5年生くらいまでは普通だったのに・・・

普通に考えたらそれが原因と思える。
が、確かに2年の空白は気になりますな。学校でそれを理由にイジめられていた気配はなかった。
一体何があったのだろうか?もう少しこの辺り、詳しい人の話を聞いてみたいところである。

息子にさみしい思いをさせてしまっているのでしょうかと泣き出すお母さん。
もう進君の不登校に慣れてしまったのかと思ったが、そうでもないようだ。

私にとっては大事な1人息子なので。進のことは・・・もう心配で心配で・・・

本当に心配そうな表情を見せるお母さん。だから晶は言う。

大丈夫っスよ。なんとかなるんじゃないスか?オレもちょくちょく顔出すんで!

軽い調子でありますな。晶らしい。
なんだかんだでなんとかしてくれる男ですし、今回も期待したいところである。
しかし、晶の過去も気になるところですけどね。
真鍋に対し、母親をあんまり信頼しすぎるなよと言ったりする部分もあったしなぁ。
今回の沼田母の姿を見て内心どのような想いを抱いているか。気になります。

さて、数日後。
立川駅にて、オフ会が開催される。
どうやら美咲ちゃんはソラさんの誘いに乗ったらしい。
ただ、やはり2人きりというのは怖いので友達2人を連れてきた、とのこと。

ちょちょちょマジ!?ソラさん超イケメンじゃん!!
マジウケる!ブサメン笑ってやろうと思ってたんですケド〜〜!!
さわやかすぎウケる!ドッキリじゃねコレ!超カッケーじゃん!!

褒められているんだが、凄くうざったい。
リアルでこの調子で眼の前で話されたりしたらどうすればいいのかと途方に暮れちゃいそうだ。
でも本当にこんなノリの子はいると思われるからなぁ。うーむ。

さっそくお茶にしようということで移動を開始する4人。
ソラさんはさわやかな顔をしているが、振り向いたところで外道な表情を見せる。

変なのが2人ついてきたけど、ミサキちゃん、コノコハカワイイジャン・・・

顔だけじゃなく体まで見渡しているところがなんとも下衆い。オイオイ。相手は中学生だぜ?
まさかの直結野郎との出会い系という話が始まった。
ソラさんが既存のキャラじゃない可能性はあると思ったが、まさかこういう展開で来るとはねぇ。
果たして美咲ちゃんは無事に済むのだろうか。
今回は放流し、邪魔な2人がいないときを狙われる可能性は充分にある。キケンキケン。
大佐の妨害に期待したいところであるが、大佐がこのことを知っている可能性は薄い。
いや、ゲームと同じように今日もつけてきていてこっそり電柱の陰から覗いている可能性はある!
ストーカー気味な行為だが、美咲ちゃんのためだし今回は許されるはず。来てくれているとよいな!



第24話 アイツの正体  (2012年 33号)


本日もドラゴンズソード内でお喋りしている3人。話題はもちろんソラさん一色。
やはり友達が一緒にいる時に手を出してはこなかったらしい。
後日二人っきりで会ってって展開になるんでしょうなぁ。
てな風に思っていたら、美咲ちゃんの携帯にメールが着信。
思ったとおり、2人でデートしたいとか言い出してきた。うーむ。危ない危ない。

一度会って印象がよかったせいか、二人きりで会うことを了承してしまう美咲ちゃん。
手を繋いで歩いたりする2人。
私たち、どんな風に見えるんですかね、という美咲ちゃんの質問。
これにソラさん。仲のいい兄妹って感じかなと答える。ほう、よい答えですね。
警戒感も薄れるよい笑顔であります。

アタシ・・・ソラさんみたいなカッコよくて優しいお兄ちゃん欲しかったんだ〜〜

かなり美咲ちゃんの好感度が上がっておりますな。ソラさんやりおる。
食事した後、続いてカラオケボックスに入る。昼間っからカラオケであるか。
5時から塾があるという美咲ちゃんだが、そんなに長くは歌わないということで了承。
狭い個室に二人きりというシチュエーションを作り出してしまう。
ここにきて、ついに本性を露にしだしたソラさん。歌いながら美咲ちゃんの肩を抱く。
そして一気に事を運ぼうとするソラさん。どうした!?焦りすぎじゃないか!?

最近のJCは進んでるよな。ここまでついて来たってことはそーゆーことだろ?

なるほど。いけるいけると思い込んでしまったのですねソラさん。
表面は冷静そうであったが、内心は完全に野獣モードであったと。
かわいいよミサキ・・・とか、気持ちいいことは早く覚えた方が・・・とか言い出すソラさん。
うーん・・・キモイ!!
というわけで、防犯カメラありますよと叫ぶ美咲ちゃん。
怯んだ隙に拘束を逃れ、走り去る美咲ちゃん。危ないところでありましたなぁ。

さて、その夜。
今日もドラゴンズソード内でチャットに興じる美咲ちゃん。
あーちゃん、ちーちゃんの2人に今日あったことを相談する。
割ととんでもない出来事だったのだが、1人で抱え込まずに相談できるとは・・・気のおけない、いい友人なんですなぁ。

あれからソラさんからは何度もメールが来ているらしい。未練がましいっすね。
いろいろ考えたいからしばらくメールしないでくださいと返したけど、それに構わず送ってくるらしい。
うーむ。なんというか、典型的にウザったい男のパターンに入りつつあるようですね。
おかげで美咲ちゃんのソラさんへの評価は急降下。性的な関係持つなんてキモイとか言われちゃう。

ドラソやっている間にソラさんがやってきたら気まずくない?というちーちゃん。
その場合はオチるから大丈夫、とのこと。まあ、リアルと違ってすぐに逃げれるのが特徴ですわな。
3人で相談できるのはここしかないし、入っていないと話して安心できないってわけだ。

だが、ここには会話を盗み聞いているような奴もおりますぞ。
物陰から美咲ちゃんたちの様子を伺う男子の姿。大佐である。相変わらず隠れれてないな。
大佐の今後の動きも気になりますなぁ。

さて、ソラさんからまたメールが来る。しばらく送ってこないでって言ってるのに。
しかし、このタイトルは少し気になる。窓から外見てみて、だと・・・?

ミサキ・・・何で僕のこと無視するの?もっと自分に素直になって・・・
お互いの事想っているのに会えないなんておかしいよね>_<
だから僕、ミサキに会いに来たよ
僕いつもミサキのこと見てるから

窓の外にはいきなりやせこけた様子のソラさんの姿が・・・うわわわわわ。
あまりのことに戦慄する美咲ちゃん。カワイイと言われた顔が台無しでござる。

というわけで、翌日。
美咲ちゃんは先生に相談することにしたのでありました。そりゃあね、これは怖いわ。
親にはどうにも相談しにくい。なんせ男絡みの内容ですし。
というわけで、同じ女の萌ちゃんに相談しようと考えた美咲ちゃんたち。
萌ちゃんは、まかせて!と元気のいい返事をする。
が、実は晶にも声をかけていたりする。だって担任ですし。
いやいや。同じ女の萌ちゃんにしか相談できないって言ったばかりじゃない!!

ママに知られちゃうよと頭を抱える美咲ちゃん。
まあまあ。そう言わないと相談してみなさいな。何だかんだで晶は頼りになりますからねぇ。

というわけで、素敵なお兄さんから一転してキモイストーカーに成り果てたソラさん。
どうしてこうなったんでしょうかね。
手馴れていそうな感じだったけど、実は美咲ちゃんが始めて誘った相手というのはありえそう。
最初に出たときはモテそうな印象だったのに、実はそうでもないんじゃないかと思えてきた。
うーむ、色々こじらせちゃった結果が今の惨状ということなんでしょうか。ネットって怖いワァ。
まあ、こういうことがあるからこそ、うかつに情報を開示したりするのはよくないって話ですわな。

ストーカー対策ということなら警察は動いてくれる。こともある。
けど、親には知られたくないという美咲ちゃん。
果たしてどのような解決に向かうのだろうか。
全て盗み聞いて把握していた大佐が自前の武器でソラさんを撃破する流れになるのだろうか?
でも、大佐の行為もある意味ストーカーですよね。考えてみると。
美咲ちゃんはそういう相手に好かれる運命にあるのだろうか。今後が心配だ!!



第25話 教師とロリコン  (2012年 34号)


美咲ちゃんを狙うソラ。ストーカー行為にまで発展しており、放って置くと危険が危ない。
登場した時はずいぶん爽やかだったのに、今では見る影もありません。
美咲ちゃんに逃げられてからはイライラしっぱなしのようですな。
だからって店のお姉さんに当たることはないでしょうに。

店で美咲ちゃんを待っている様子のソラ。その前に晶が現れる。おや。
どうやら会う約束をとりつけて呼び出し、晶が直接話をつける流れに持ち込んだみたいですね。

席に着いた晶。さっきソラに当たられていたお姉さんに注文を行う。
それはいいけど、なんともチャラい話かけ方でありますなぁ。
でもこういうのがモテたりするんでしょうな。さすが元ホストの話術は凄いでぇ。
目の前でモテ男の話術を見せられてソラもイライラが加速している様子。ハハハ。

美咲ちゃんは来ないことを告げ、ついでにアンタがソラさんだとわかってるよと伝える晶。
そのことから、晶が何者であるか推測するソラ。その導き出した答えは・・・

あの女やるじゃん・・・メッチャ純情そうにしてたクセによ・・・
ボクの他にも男がいたってことか・・・
で今日は?インネンつけて、ボクから金ふんだくるつもり?
中学生使って美人局って何考えてんだよアンタ。警察呼ぶか?

何言ってんだろうねこの男は。凄い発想だ。
というか、こんな発想に行き当たるってことは、もしかして将来的に美人局させようとか考えていたんじゃあるまいな・・・?
普通はお兄さんとか身内が出てきたと考えるべきでありましょう。普通は。
ひょっとしたらこの男、自分はやましいことしていないと考えているのではあるまいか?
ストーカー男の心境なんて計りようがないですからねぇ。

オレは教師だよ。見りゃわかんだろ。アイツの担任。なんでオレが来たかわかるよな?

そう答えを教える晶。
でも、見りゃわかんだろと言われましてもなぁ・・・わかんねーよ。
教師かホストのどっちでしょうかと尋ねられたら、大抵の人はホストと答えそうである。実際元ホストだしな。

さて、教師であることを聞いたソラ。顔面蒼白。
もちろんソラのやらかしたことは美咲ちゃんから相談を受けている。
ソラのいうようにポリス呼ぶようなことになったら、どうなるか・・・それは言わずとも本人がわかっておりましょうな。

すいませんでした!!

いきなり謝罪を敢行するソラ。涙ながらに謝罪の言葉を述べてくる。
それ自体は別にいいが、人前でやられるとなんとも恥ずかしいのでやめていただきたいですね。
まあ、そういう心境に持って行くのが狙いなんでしょうけど。
実際、この場はとりあえず謝罪してやり過ごそうとしているだけなのは明白である。
そうはさせじと、身分証の提示を求める晶。学生証でも免許証でもいいから見せろ、とのこと。
一応写メで撮っておき、今後に備えようという話ですね。

だが、その行動に出ようとしたところで走って逃げ出すソラ。あ!
慌てて追おうとするが、まだ勘定も済んでいない。すぐには追えない晶でありました。
野郎・・・コーヒー代まで余分に払わせやがって・・・!!

逃亡したソラ。教師に密告されたことでどうやら怒り心頭の様子。
ストーカー行為なんてしたら報告されるに決まってるのにねぇ。ほんと、この手の人間は性質が悪い。

逃げられた晶。経緯をなぜかゲボーンに報告している。何故!?
でも何だか知らないけど、普通に意思疎通をしている2人。
美咲ちゃんは親に知られたくないので大ごとにしないでくれという。だから警察は呼ばなかった。
その結果、単身で脅しにかかったのだが、逃げられてしまった。
さすがにこの流れではゲボーンも納得行かない。
甘いよ!もっと追い詰めないと!という意志がドンドン音から感じられる。だよなー。

あ。そーいえば!お前、小泉美咲と小学校一緒だったろ?小泉のこと覚えてる?

何気ない晶の質問。ゲボーンからの回答は・・・?
とりあえずこの場での描写はない。この質問が今後どのような展開に繋がるのか、気になりますね。

さて、時間は経過し、翌日以降。
部活中の晶。野球部の面々に対し、ひとつ気づいたことを口にする。

今日オレは気づいてしまった・・・野球は点を取られなければ負けないということにな

ほほう。ってそりゃそーですわな。当たり前じゃん。
ってそれを言われるってことは、守備がザルだって言われてるんだよ!わかってるのか!?特にシノケン。
どうやらこの間の練習試合で大量失点を許していたらしい。ハジかいたわ!
うーむ。結構いい投手を抱えているのにそんなに失点を許すのか。まあ、エラー多いしなぁ。

てな感じで妙に指導に熱が入っている晶。
面倒くさがりだけど、一旦ハマると熱くなるタイプっぽいですね。わかります。

しかし、そんな晶にバックネット越しで話しかけてくる女子の姿があった。美咲ちゃんたちだ。

マジかよ〜〜〜・・・

野球部への指導はとりあえず中断。美咲ちゃんたちに話を聞きに行く。
どうも美咲ちゃんは泣いている様子。これは何かあったとすぐに推測がつきますわな。

何があったのかと思ったら、美咲ちゃんのケータイにおかしなメールが届くようになっている。
どうやら出会い系サイトかどこかに美咲ちゃんのアドレスが公開されてしまっているようだ。
しかも、いつ撮ったのか美咲ちゃんの画像もアップされているという。なんと・・・
これは間違いなくソラの仕業でありましょうな。
そんなことしたらどれだけ大変なことになるか・・・わかっているのだろうかアイツは。
そりゃあ、美咲ちゃんも泣き出してしまいますわな。これは怖いよ、本当に。

ソラの携帯番号はわからない。メールも拒否されている。
うーむ逃げの構えに入ってますなぁ。それなのに、プライドを傷つけられたので攻撃だけはすると?
なんともクズすぎて気分の悪い話でございます。

クソ・・・オレのせいだ・・・アイツ・・・

甘い追い込みでかえって攻撃的にさせてしまったと反省する晶。
というわけで、晶。ソラがやっているというドラゴンズソードに入ることを決意する。
アイツ探して話つける!とのこと。

面白い展開ではありますが、果たしてネット上で話をつけることなどできるのでありましょうか?
ネット上では、住所や身分が特定されたりすることは少ない。
晶が真面目な話を持ちかけても、ムカツク煽りをされて終わりそうな気がする。
また、追い詰めようとしても簡単に回線切断して逃げれたりします。果たしてどう追い詰めるのか。
女の子のキャラを作って、リアルで会うように仕向けたりするのか?
自らのキャラを用いた美人局を敢行するって展開。これなら最終的にリアルに持ち込めるしいけなくはないな。
次回は晶のネカマキャラ演技が炸裂するって話になる予感!!

ところで、ネット上に書き込みされたと思われる美咲ちゃんのアドレス。
削除依頼を出しておけよと晶は言うが、メール番号変えた方が早くないですかね?
精神衛生的にもそうしておいたほうがいいんじゃないかと思われます。早く変えるんだ!



第26話 ネトゲ戦争  (2012年 35号)


ソラと話をつけるため、ネットゲーム「ドラソ」に入る晶。
ミサキちゃんと連れ立って歩くことでソラを誘い出そうという作戦。果たしてそんなに上手く行くのか?

ミサキ。

わ。本当に出た!

ロリコン野郎・ソラの登場。
もうすっかり暗黒面に落ちきったのか、酷い面のままである。
ともかく対面はできた。というわけで説教を行おうとする晶。
中坊にフラれて嫌がらせとかよ。ダセーことしてんじゃねーよロリコン野郎!

うるさい!

いきなりソラの攻撃魔法で燃やされる晶。ボオオオ!
なんだこのゲーム。プレイヤーに攻撃できるシステムが搭載されているのか?
しかも見る限り街中で、である。安心できる場所とか存在しないってことなのだろうか?
殺伐とした世界ですなぁ、ドラソ。衛兵呼べ衛兵。ガードガードガード。

さすがに作ったばかりの晶のキャラではソラには対抗できない。レベルが違いすぎる。
削除依頼が終わったらアーちゃん達も入ってくるとのことだが、それでも対抗はできまいて。

それにしても掲示板には無茶苦茶なことが書かれているらしい。
写メつきでキモイ内容を書かれるとかこの怖さはハンパじゃないですわな。
ソラには色々と社会的制裁を受けてもらわねばなりますまいて。

少しは反省したかバカ女!何度も助けてやったのに。
本当に好きだから家の前まで会いに行ったんだぞ!わかんないのか!!

わかんねーよ。ストーカー理論怖いっす。
本当に好きな女だったら画像アップして嫌がらせとかしないしね。
つーか中1つかまえて本気だとか言ってんじゃねーよ、バーカ!

全く持ってその通り。ですが、口で言ってわかるような奴じゃないよね、こいつは。

こんなバカな教師にボクが止められると本気で思ってんの!?
ムリムリムリ〜〜!!どーせロクな大学行ってないだろ!自分の無力さを思いしれ!!

ソラも大学通っているようには見えないのだが・・・いい大学の学生ってのも自己申告ですしねぇ。
ネット上で学歴を誇ったりするのは、実は・・・ってのはよく聞く話だがソラもその例に漏れないのかな。
というか、何だこの部屋。カーテン閉めてるのなら電気ぐらいつけなさいな。
敷きっぱなしと思われる布団といい、リアルな汚さがなんともいえない。
でも、いくら汚い部屋でもこんな怖い状態になっているフィギュアは存在しない。なんだコレ。ヤベェ。

こんなソラではあるが、外面はそれなりにいい。
のでドラソ内には交流のある仲間が存在している様子。
ソラは自分に都合のいいように事実を捻じ曲げて仲間に伝える。
コイツら、教師と中1の教え子。リアルでつき合っててボクらのドラソでイチャついてたからおしおきしてた、とのこと。

結構な人数の相手に取り囲まれる晶たち。こりゃ厳しいですな。
説得しようにも、今会った人間にいきなりそう言われて信じる人も早々いない。
ココでは勝ち目がないと悟る晶。これまでか・・・
と思いきや、ここで助っ人が参上。

うんとこせえ〜〜〜!!

体ほどの大きさもある大剣を振り回す戦士・・・これは、大佐だ!!大佐が来てくれたぞ!!
大佐のドラゴンバスターソードDXの1撃で、集まってきていたソラの仲間は一瞬でなぎ払われる。
どうでもいいけど、なかなかグロイゲームですね、ドラソ。
頭部とか分離してアイテムとして持ち運べたりするんでしょうか。ヘッドパーツってやつか!?

助けにやってきたのは大佐だけではない。
関西弁で話すブタ。ではなく狼。ではなくブチこと田淵もやってくる。
さらにシノケンや小杉たちも加勢にかけつけてくれたようだ。
何でみんなが?と不思議がるミサキちゃん。

大佐や・・・大佐がな・・・小泉たちが危ないから皆で助けに行こう言うてな・・・

ほほう。やるじゃないですか大佐。
さすが、いつも木の陰から覗いていただけのことはある。ってチーちゃんにバレてた!!
まあ、あんなデカい剣持ったままじゃバレるに決まってんでしょ。ハッハッハ。

ロリコン野郎とは違い、初々しい様子の2人。
まあ、大佐の行動もある意味ストーカー紛いのようなものでしたけどね。
それでもリアルにまで影響を及ぼしたりはしてないし、純愛だよ純愛。あれ、これもストーカーの言い訳っぽいな。
というのはさておき。
ソラがドラゴンの上にたち、大佐たちを見下ろし呵呵大笑している。

ゴミが何匹集まろーがゴミはゴミ!ボクには勝てない!!
なぜならこのサーバー(世界)でボク、ソラは神に等しい存在だからだ!!

チーちゃん「ソラさんヤバイね。いい年して、その気になってるよ」
アーちゃん「バカじゃねアイツ

なかなか手厳しい2人であります。まあ言われても仕方ないですよね。

にしても、神に等しいといえるぐらいだし、サーバーの中でもトップクラスにやりこんでいるんでしょうなぁ。
そんな人間が大学に通っている時間があるとも思えないし、やはりソラは・・・うーむ。
それはともかく、強いことは間違いない。
ドラゴンを何匹も操れるレベルであることに戦慄する小杉。
もしや街に現れたドラゴンもこいつが操ってたんじゃ・・・

今頃気づいたかアホ共!!死ね!!

ドラゴンのブレス1発でほとんどのキャラが瀕死になる。こりゃレベルが違うわ。
にしても、自分で襲わせて自分で救うとか、マッチポンプにも程がありますよ。
いっぱい助けてやったのに、とか言ってたけど、恩に着せる気満々だったってことじゃねーか。

ネトゲに入りびたってる女はちょっと優しくするとすぐリアルで釣れるからな!
お前はJCってトコが気に入ってたんだけど、もうイラねーよ!!
ボクの世界の塵となるがいい!!

もうほんと、どうしようもない人っすねこいつは。ノリノリなのは面白いけど。
ソラ曰く、すぐリアルで釣れるということだが、本当にそうなのだろうか。
正直、あんまりソラがそれで上手くいっている感じがしないのが困る。
そういういらん知識を得て自分も試して見たら手痛い目に合ったのが今回という話じゃなかろうか。
登場時はモテそうな雰囲気の男だったのに、今ではモテる要素がまるで見当たらないよ・・・

ともかく、この相手は許せない。大佐の怒りが燃え上がる。絶対に倒す!
というわけで、大佐の勇敢な姿勢に元気付けられた中学生たち。いっちょやっつけますかと戦いを始める。
とはいえさすがに厳しいですね。レベルの差はいかんともしがたい。
が、突然ソラの周りを飛んでいたドラゴンたちが撃墜されて行く。なんだ!?

大人ナメんなよ〜〜〜!!
地獄から戻ってきたぜ。買えるだけの課金アイテムを身にまとってな!

対戦車ライフルのようなものを持ち出してきた晶。
防具とかも見た目変わってるし、結構強化されていそうな様子である。
果たして課金アイテムでどれほどのパワーアップがされたのか。
課金パワーはレベルの格差を覆すことができるのか。ドラソのバランス取り次第だ!

金の力で一発逆転というのも中々面白い展開ですな。
普通にゲームを楽しんでいるだけのときにやられると困るが、今回はそういう話でもないですし。
見事なチャラ男教師の反撃を見せてほしい。
しかし、ここでソラを撃墜して何か事態は好転するのだろうか?
まあ、ソラの発言をサーバー管理者が見咎めて、侵入停止の措置をとれば、神として振る舞うステージを失うことになる。
それはそれで罰には出切るが・・・社会的制裁とまではいかないなぁ。
どうやってそこまで到達できるようにするのか。気になるところです。



第27話 降臨  (2012年 36+37号)


課金アイテムでパワーUPした晶がロリコンストーカー・ソラに挑む!
その銃の威力は一撃でドラゴンを空から落とすほどであるという。凄いな。
しかし、扱っている晶は所詮作りたての5レベル。正面切ってソラと戦えるわけではない。
というわけで、大佐達と協力して戦うことになる。
総攻撃をかけ弱らせ、トドメを銃の一撃でって作戦だ。

でもさ〜ソラさん卑怯だし、やられる前にオチちゃうんじゃない?

なかなか鋭いですねチーちゃん。
晶の考えとしてはプライド高いコイツが中坊相手にカンタンには逃げないと思うが・・・とのこと。
とはいえ、倒してもリアルのソラを特定できるわけじゃないですしねぇ・・・

そんな風に悩んでいる間にも激戦は繰り広げられている。
さすがに大佐達5人で襲い掛かればそれなりに弱らせることもできているようだ。
さあ、あとは晶がとどめを刺すだけ・・・と思いきや動かない晶。あれ?先生!?

パソコン室のカギがないなーと思ったら・・・
生徒たちとゲームに興じるとはなかなかユニークな指導だな、片桐先生。

どうやら副校長に見つかってしまったらしい。
いやいやこれはちょっとした理由がありましてな・・・いいところだから邪魔せんとって、ホント。
友達を助けるために今変態をやっつけているところなんですよ。

とゆう設定のエロゲだな。けしからん

な、何を言っているのだ副校長。そうゆうゲームを嗜まれるんですか?
まあ、副校長の趣味はさておき。
今いい所ということで副校長を追い出し、ゲームを再開する晶。
アイツらあの野郎倒したかな〜と呑気なこといいながら戻ってみると・・・自分のキャラがやられていた。あれ?

大佐達だけでは倒しきれませんでしたか。
倒したキャラたちの経験値やアイテムを吸い取りブクブクと肥大化するソラ。
このゲーム、プレイヤーと戦えるだけでなく、経験値を吸い取ったりもできるのか・・・?
なんという弱肉強食の世界。ドラソは怖いところである。
経験値吸い取るついでに脂肪も持って行ってくれるならそれはそれで嬉しいですけどねぇ。

勝ち誇ったソラ。嬉しそうに晶を見下している。
晶が桃山の教師であることは既にバレている。
ネットを通して悪い噂をバラまき、地獄に落としてやるぜとか言い出すソラ。
まあ、確かにネットでは悪い噂は尾ひれがつきながら広まったりするもんですからねぇ。
リアルのソラのことを知らない現状、このままではやられ放題になってしまう。どうすればいいのか・・・!

と悲観的な空気になったところで救いの神が降臨いたしました。
空から降ってきた一振りの剣がソラの体を貫く。
そして、光と共に、翼を生やした全身鎧の戦士が舞い降りてくる

自らを神とは片腹痛いなソラ・・・いや、田所保よ。

鎧の戦士の言葉に激しく動揺するソラ。どうやらズバリ言い当てられてしまったみたいですね。
保のくせにソラとかよく言うよなと笑われる。いや、そこは別にいいっしょ。笑わないでおいてーな。

アカウント名が同じだったからな。すぐわかったぞ。
ツイッターとほったらかしのブログからお前を特定した。お前のことはすべて知っている。
大学も海外留学経験もウソ。顔も高校の時と少し違うな。目をイジったのか?
何人もの女性への迷惑行為・・・2度ストーカー行為で被害届を出されてるな・・・

ううむ・・・予想以上にろくでもない奴だったんですねソラ。
あまりにアレなので初犯かと思ったら常習犯だったのかよ・・・
これまでは無事だったからということで、顔出しのブログとか放置してやがったんだろうな。
まあ、簡単に個人情報を特定されるようなものを残しておくなって話ですよ。
ネットを扱えているようでそれに溺れる。ソラの末路としてはふさわしい流れかもしれない。

小泉美咲への嫌がらせをやめてこの世界から消えろ。さもなくば警察に通報する!

鎧の戦士のこの言葉に、苦しそうな表情を見せ、声にならない叫びをあげながら消えて行くソラ。
それを静かに見守る黄金のヨロイの戦士・・・あれこそ、伝説の戦士ゲボーン!!

ゲボーン様はドラソやめたんじゃないの?ここ1年くらい来てなかったのに・・・
ゲボーン様が帰ってきた!ゲボーン様!ゲボーン様!ゲボーン様wwwまってーwゲボーン様ァ!!

口々に讃えられるゲボーン。と思いきや微妙に草を生やされているし、慕われているのかからかわれているのか。

そんなドラソからログアウトしたソラ。
今後彼は警察に通報されていやしないかとビクビクしながら生きることになるわけですね。ざまぁ!

ソラのことはこれで解決した様子。よかったよかった。
しかし、ミサキちゃんを助けたのはやはりあのゲボーンこと沼田くんなのだろうか?
まあ、よほどの偶然がなければゲボーンなんて名前でかぶったりはしないよな。ミサキちゃんのフルネーム知ってたし。

翌日。
晶は沼田家を訪れ、昨日のことを問う。2階からはドンドンと否定っぽい音が響くが、ウソでしょうな。
小学校の時の友達だった小泉を助けようとしたんだろ?という晶の言葉も否定してくる。
それなら・・・小泉に伝えとくわ。お前が小泉のこと好きだって。
てな風に言ってみると、今度は激しくドンドンと叩く音が返ってきた。
うん、余計なことを言うなって意思が見えますね。でも言っちゃうからさ。バァ〜〜イ。

待って!!

帰ろうとした晶の動きが止まる。
2階から声が聞こえてきたのだ。そして、決して開かれることのなかったドアがゆっくりと開く・・・

ついに、晶は不登校児ゲボーンの姿を見ることに成功するのだろうか?
リアルのゲボーンも黄金のヨロイを纏っていたらどうしよう。いやさすがにそれは・・・
これからはゲボーンが復帰するための話が描かれそうな雰囲気。果たしてどうなりますことやら。

しかし、今回の晶。副校長についに弱味を握られたんじゃないんですかね?
もちろんちゃんと理由あってのことではあるんですけども。
結果として中学校のパソコンにゲームをインストールして女子と遊んでいたという事実が残るわけで・・・
副校長はこれを責めるネタと捕らえるかどうか。その辺りが疑問ですな。
ひょっとしたら副校長も特定のパソコンにエロゲ仕込んでいて人のことをいえない立場だったりするのかもしれんが。
いや、学校にエロゲ仕込んでたらそっちの方がよほどマズイな。副校長危うし!?



第28話 どうも、ゲボーンです  (2012年 38号)


言葉を交わすことなく、叩く音で意志の疎通を行っていたゲボーン。
そのゲボーンがついに声を聞かせてくれた。さらに招くようにドアが開かれる。こ、これは・・・?
意を決し、2階へと上がる晶。
おじゃましまーすと中に入ってみる。部屋にて待っていたのは・・・オッサン。

そーです。ワタスがゲボーンです

いやいやいやいや。お前はどこの変なおじさんだ!
どうやらアマゾンで買ったジョークグッズを被っているらしい。
それは別にいいけど、もう少しマシなデザインのものはなかったのか。余ってなかったのか。そりゃしょうがないな。

簡単には素顔を晒してくれない様子のゲボーン。
個人情報の保護がしっかりしているということなんですかね。ソラのようなヘマはしない。

てな風に、素顔は晒さないが、声を出して晶とやりとりをするゲボーン。
そこに母親が登場。部屋に踏み入るのも久しぶりなのかもしれませんな。
直接の対話は行えないものかと気の引けた感じの母。
しかし、ゲボーン。スイカよりもアイスがいいと注文を行う。
晶に対してはゲボーンのキャラらしく大仰に振る舞っているが、母に対してはなんとなく子供っぽい口の聞き方になっている。
ちょっと可愛らしく思えますね。現状の見た目はさておき。

被り物を被ったままアイスを口にするゲボーン。厳しそうだな、オイ。
飲み物もマトモに飲めない。志村みたいになっている。
って、小沢先生、志村好きですなぁ。変なおじさんネタもそうだが、前作のナンバでもネタに出ていた。

ゲボーンがミサキちゃんのことを好きなのかどうかはよくわからない。
が、憎からず思っているのは確かでありましょう。
でなかればわざわざソラのことを調べ上げたりなんかしないでしょうしねぇ。

それよりも、ゲボーンが興味を持っているのは晶自身である。
他の教師とは違いなかなか面白い奴だと認識してくれている。
学校に来いと一言も言わないし、来た時は面白い話をしてくれるからだそうな。

お前には悪いけどオレ、ダメ教師だから

そのように告げる晶。マトモな教師なら学校に来いと言うぜ、とのこと。まあそうかもですね。
晶の目的はゲボーンに会うというもの。

不登校が問題になってるって言うけど、どんなヤツなのかなって。
不登校児ってヤツの顔1度見てみてーなって思って。

飾らない晶の素直な意見。素直すぎるだろと思わないでもないが、それも相手によってはよいのかな。
言われたゲボーン。むしろそんなこと言っちゃって大丈夫なの?と心配してしまう。
最近の世間は教師に厳しいですからねぇ。聞きつけられたら問題発言として取り上げられそうだ。

いーよ、別に。オレなんか先生やってちゃダメなんだ。本当は

相変わらず晶。先生にはなりたくないと言っている。
それでいて教員免許は取得している。この行動の矛盾は一体どういうことなのだろうか。
晶の過去はいろいろと気になるのだが、明らかになるにはもう少しかかりそうですなぁ。

晶に理由があるように、ゲボーンにも学校に来なくなった理由はある。
本人はワケなどないわと誤魔化しているが、さすがにないことはないでしょう。
いやまあ、一度サボったらサボり癖がついて、その後気まずくて復帰できなくなったという可能性もあるが。
一度疎遠になるとなんだか気まずくて会えなくなっちゃうのに似た感覚でございますよね!微妙に経験がある話だから困る。

会話はできたが、さすがに一気に不登校の解決とまでは行かなかった様子。
それでも、母親にとっては凄く嬉しい出来事がありました。
2年くらい前からずっと、親子の間に会話はなく、壁を叩いてやりとりをするぐらいしかなかった。
それが、なんでもない会話であるが、確かに声に出してのやりとりを行うことができた。
嬉しくて嬉しくてと、晶にお礼を言う沼田母。いいお母さんですね。

果たしてゲボーンの不登校の理由とは何なのだろうか。
さすがにドラソにハマったのが原因ですなんてオチはないと思うが・・・思うが。
去り際に微妙に真面目な表情の晶が見れたりと、気になる状況でございます。

さて、次回は夏休みも終盤にということだが、新しい展開を見せるのでしょうか?
夏休みの終盤といえば宿題!!
最近の中学生はどのぐらい宿題を出されているのかは知らないが、シノケンや竹本辺りは確実にやってないはず。
阿鼻叫喚の展開が待っているのが予測できますぜ!
そういえば大佐とミサキちゃんはあれからどうなりましたのかねぇ・・・



第29話 それぞれの夏  (2012年 39号)


夏休み終盤!!
といったら、やっぱり宿題の消化ですよねー。
シノケンたちは3人で分担して終わらせようと考えていたようだ。賢いな。
しかし、予想通りみんなやっていなかったりする。愚かだな。
そういう時は1人だけでもいいからマジメな子を巻き込んでおかないとさぁ。

ま、今日はゲームやるか。あと1週間あるし!

くっ。中学生らしい意見を述べやがって!
まあ、明日出来ることは今日するな。なんて格言もありますしなぁ。いや、そういう意味で使うものじゃないなコレは。

いかにもなダラけた夏休みを送るシノケンたち。
一方、中1から塾で受験勉強の準備に入っている須藤くん。すげぇなぁ・・・
ミサキちゃんたちは相変わらず3人仲良く遊んでいる様子。脅威が去ってよかったね。
竹本家は家族で海外旅行ですかな?楽しそうでいいなぁ。
その竹本の友達である真鍋は・・・うーん。この家はやっぱりなぁ・・・
いつかまた改めて母親の更生の話が描かれることがあるのだろうか。うーん。

さて、生徒はまだ夏休みだが、教師たちは今日も学校にて仕事である。
村山先生に沼田くんの家に行ったかと問われる晶。

ゲボーン様のとこなら、ちょくちょく行ってますよ。最近は2人でよくゲームやってます

な、何の話をしているんだ!?
一緒にゲームしているけど顔は見せてもらってない?ゲボーン様?様付け!?
こりゃあ村山先生も混乱しますわ。
まあ、ともかく。どうやらあの後も部屋に入って交流している様子の晶。いい感じじゃないですか。
とはいえ、数年間引きこもっていた少年である。
ちょっとしたことでまた閉じこもるんじゃないだろうかと心配されている。そりゃ当然ですわな。
閉じこもることになった理由がわかればいいんだけど・・・うーむ。

それにしても、やっぱりこの間のパソコン室での一件で副校長の機嫌を損ねていたんですね。
なんとなく晶を認めてしまいそうな方向だったが、これでまた元の対立キャラに戻れますかな副校長?
まあ、副校長のことはとりあえずさておいて。

今日もゲボ様の部屋でゲームに興じる晶。略すな。
ゲボーン様はマスクじゃなくお面に変わっている。これならスッキリしていていいですね。
さすがにあのマスクでずっといられるのは少し困りますからなぁ。
でもこのお面ではやっぱり飲食できないんじゃないだろうか。

ゲボーン様の飲食事情は関係ないとばかりにお茶とお菓子を所望する晶。なかなかに図々しい。
でもちゃんと持って来てくれるゲボーン様はいい子である。さすがゲボーン様!!

さて、鬼の居ぬ間になんとやら。
部屋の散策を行う晶。怪しげな宝箱を発見しました。デデデ、デー。
中坊のヒッキーはどんなエロDVDを見てるのかなっと楽しそうな様子の晶。
しかし、そこにあったものはそんな軽いものではありませんでした。

うわぁあああぁぁあ!!
ナニ人の物勝手に見てんだよ!!

慌てて飛び込んでくるゲボーン。ちゃんと飲み物を置いてから飛び込んでくる辺りがよいですな。

エロではなかったが、見られたくないものに変わりはなかった。
平謝りする晶。そりゃあ謝らないといけませんよね。酷い奴だ。
大人にエロ本を発掘される子供の気持ちを考えたことがあるのかよ!いや、そっちの話じゃなかった。

宝箱に入っていたのは写真。
ゲボーンこと進くんの小学校入学の頃の写真だろうか。隣に立つ父親らしき男の顔が黒く塗り潰されている
他にも写真は入っているようだが、たぶん他の写真も同様の処理が施されてるんでしょうな・・・
やはりこれが不登校の原因なのだろうか。
晶の問いに無言で返すゲボーン。
しかし、ややあって、静かに語り始める。

むかしむかし・・・ススム君は、お父さんが大好きでした・・・

ついに語られるゲボーンの過去!!
やはり両親の離婚が原因だったのだろうか。
でも、離婚したのは小学3年の頃で、閉じこもるようになったのは小学5年の頃である。
読み返してみると、むしろ真鍋の両親が小学5年の時期で離婚しているという話があったりする。
空白の2年。真鍋の両親の離婚とゲボーンの閉じこもり・・・こ、これはもしや・・・!?
関連があったりするとなんだか重い話というか凄い話になりそうですね。
実は沼田父と真鍋父は同一人物だったとかそういう。いやさすがに・・・さすがに、ね?

どういう話が聞かされることになるか。楽しみ、とは言いがたいかな。重い話になりそうだ。



第30話 ボクのお父さん  (2012年 40号)


ゲボーンことススム君が、ようやく引きこもっている原因を話してくれます。

ススム君はすぐにゲボするし、体育もサッカーもドッジボールも苦手でした。
ススム君は勉強を頑張りました。
テストでいい点数をとると、お父さんとお母さんが喜んでくれるからです。
特にススム君がうれしかったのは、仕事でたまにしか帰ってこないお父さんが喜んでくれることでした。

なんだか豪快な感じのお父さん。ハッハッハ。
円満そうな家庭に見えたが、実はそうでもなかった様子。
4年生ぐらいからお父さんはますます家に帰ってこなくなりました。
5年生の時、お父さんとお母さんは離婚しましたが、バカなススム君は意味がよくわかりませんでした。

アレ?(ガサガサ)
23話で母親が話していた内容によると、両親が離婚したのは小学3年生の時
学校を休みがちになったのは5年生の時とされているのだが・・・?
もしや、離婚したということにススム君が気付いたのが5年生ということだったのか?
4年生の頃は離婚後の調停とかでたまに帰ってきていただけとかそういう。

ともかく、両親の離婚を知ったススム君。
それでもお父さんにどーしても会いたかったススム君は、バカなことを思いつきました。

そうだ、ボクがお父さんを迎えに行こう!

会社の名前は知っていたので住所はパソコンで調べました。
苦手な電車で都内まで行きました。
お父さんに会えると思うといつもより楽でした。
ビニール袋を用意して行きましたが、ゲボせずに都内まで行けました。
会社の前でお父さんが出てくるのを待ちました。

そうして出会う親子。
お母さんにナイショで1人で来たというススム君に父は戸惑いの様子を隠せない。
迎えに来たとススム君は言うが、父は帰ってくれるはずもない。

バカなススム君はテスト用紙を持ってきていました。
また、お父さんに喜んでもらおうと思っていたのです。

100点を重ねたテスト用紙を取り出すススム君。
しかし、父はそんなススム君から目を背ける。
父が相手しているのは、子供を抱えた母親とは別の女性。
ススム君に背を向け、その女生と会話しながら去っていく父。

お父さんは、振り返ってくれませんでした
自分は、愛されていると思っていた。バカなススム君は、バカなススム君は、やっと気付きました。
ススム君は、いらない子だったのです。

ここまで話してもらったところで、やめろと口を挟む晶。

もーいいよ。わかった。
お前はいらない子じゃねーし、バカでもねーだろ。そんな言い方すんなよ。

真顔でそう言ってくれる晶。この人は本当にいい兄ちゃんである。
先生としていいというより、人がいいんでしょうなぁ。
晶にそう言ってもらったススム君であるが、肩を震わせている。そして劇場のままに仮面を取ってみせる。

バカだ・・・バカだよボクは!!ダメなヤツだ!!
カンタンに捨てられたクセに、ボクはまだお父さんの写真ですら捨てられない!!
また・・・またいつか帰ってきてくれるかもって・・・どーしても捨てられないんだ!!

叫び、泣き出すススム君。うーむ・・・切ないですねぇ。
父親が帰ってこなかったのが仕事で、というのは、まあ怪しい話ですな。
ススム君が大好きと言っていた頃から別の女生と関係を持っていたのではないかと思われる。
そんな父親でも、息子は慕っていたわけで・・・切ない話です。

何のために頑張ればいいのかわからなくなって・・・学校にも・・・行く意味がないし・・・
お母さんはいらないボクをおしつけられたんだ。
それなのにこんな風になって・・・悪いとは思うけど・・・

まあ、確かに。
ススム君の気持ちもわかるが、離婚することになり、心の支えになりそうな息子が引きこもった母の苦悩は大きい。
悪いと思うなら立ち直って欲しいところではありますが・・・
とりあえず晶。お母さんはそんな風には思ってねーよと言っておく。
実際、外でススム君のことについて相談を受けていますしね。いらない子扱いなんて全くしていない。
この話を聞いて、ススム君の心境に何か変化があるだろうか・・・?

それはさておき。
次は先生の番だよと言い出すススム君。
何で先生になったかって話だ。学校に行かない理由教えたら、教えてくれる約束になっていた。
そう言われると話さざるを得ないですかね。
気乗りはしない様子の晶であるが、まあ、ススム君は話してくれたのだし自分だけ話さないわけにはいくまい。

オレさ、先生になりたいなんて思ったこと1度もない
先生になりたいって言ってたのは兄貴の方でさ。

ふむ。回想で出ていた兄ですな。子供の頃は仲の良かった兄弟のようでしたが?

兄貴は死んじゃったよ。中2の時に

ついに語られる晶の過去。
先生になりたいとは一度も思ったことのない晶が何故教員免許を取ったのか。
やはり兄の死を引きずってのことなのであろうか?
今回の話で、不仲と思われる母親との話にまで言及するのだろうか。興味はつきない。
しかし、次の話もなんだか重くなりそうですなぁ。うーむ、切ない話が続くのは厳しいものがあるぜ。

とりあえず、ススム君ことゲボーンの素顔が思ったよりもイケてて驚く。
今も勉強ができるのであれば、容姿と合わせて復帰してからも人気者でやれそうですなぁ。ゲームも詳しいし。
というわけで、ススム君には一念発起して夏休み明けに学校に出てきて欲しいものである。
その辺を成すことを考えると、晶と母親の話はやはり語るべき流れになりそうな気がするなぁ。
自分にはまだ母親がいるのだとススム君が考えてくれるような内容であれば・・・さてはてどうなるか。


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