蒼天紳士チャンピオン作品別感想
兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜
第44話 〜 最新話
兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜感想目次に戻る
作品別INDEXに戻る
週刊少年チャンピオン感想TOPに戻る
各巻感想
1巻 2巻 3巻
4巻 5巻
第44話:母の父
(2015年 46号)
母の父。蛍ちゃんにとっては祖父に当たる人物ですがどうやら認知症になっておられる様子。
寿命が延びて体は何とか健康でいられても、これがあるから老後は怖い。
分からなくなってしまっている相手と接するのは正直・・・辛い。
自分で自分が信用できないってどういう気持ちなんだろうね・・・
迷惑かけたくなくて自分からホームに行ったという祖父。
その行動だけでも立派でありますが・・・ううむ。辛いなぁ。
赤木母には姉が二人いるが仲はそれほど良くない様子。
ふうむ、親の兄弟姉妹のこととか子供は関わりがなければ知らずにいるものですしねぇ。
さてさて、難しい問題を抱えているようですがどうなりますのか。
ついに危なくなった様子の祖父。
なので最後は家族みんなで会いに行こうという話になりました。
向かうのはホームと提携している病院、ホスピス。終末医療施設か。漢字で書くと何とも何ともな単語でありますなぁ。
そういう場所であるだけにお迎え役である死神の姿をちらほらと見かける。
例のスマホスキーな死神さんもいたりする。まだ契約できてないんかい。
それはさておき、母の姉たちから祖父の話を聞くことができる蛍ちゃん。
伯母たちによると、祖父は自分達に厳しく煩い人であったとのこと。
ふうむ、昔気質というか何というか。娘がカワイかったのかもしれないが窮屈そうな育て方をしておりますなぁ。
でもそれでも楽しかった家族の思い出もちゃんとあるわけで・・・家族とは難しい。
伯母たちは最後の時には少し間に合わず。ご臨終を迎えた祖父。
生前には色々あり思う所もあったでしょうが、この時ばかりはしんみりとお別れを述べるしかありますまい。
しかし生きている者同士である姉妹の間はどうもそうとはいかないようで・・・面倒な話だ。
ケンカによって逝ったばかりの祖父の生前の悪口まで飛びだしている。
うーむ、これは聞いていられない状況ですな。
これを解決できるとしたら・・・やはり当人しかいないということでしょうか。
死んでしまったのならむしろ死神さんの力でちゃんと喋れる幽霊として姿を見せることが出来るって話ですな。
最後に娘たちに言葉を残す。ちゃんとした謝罪の言葉も添えて。
お前達がいたおかげで私の人生は素晴らしかった。どうしても最後にお礼が言いたかった。ありがとう。
笑顔でそう述べる父の本音は娘たちの心に響いた様子。
あの世で母と仲良く過ごすことが果たしてできるのかどうか。
死者の世界の理は分からないけど、そう願わざるを得ない話であります。
この言葉で姉妹のわだかまりも解け、三人仲良くしてくれるといいですなぁ・・・
そして死神さんは今回の件の見返りにプリペイド契約という手法を手に入れた。
やったね死神さん。スマホ契約に大きな前進だ!!なるほどじゃねーよ!!
第45話:ザ・ボディーガード
(2015年 47号)
困っているオバアサンを助ける女性。
非常に心温まる風景なのだが、それによりまさか騒動が起きることになろうとは・・・
今時有り得ない善行のカワイすぎる女子高生は聖マルスに通う郷里良子さん。
どうやらその行為がネットで拡散された結果、ストーカー被害に合うようになったらしい。なんともはや。
ある日突然知らないうちに自分が有名人になって見も知らぬ男に追い回されるようになる。
これは想像するだに恐ろしいことであります。ボディーガードの1人や2人雇いたくなっても不思議ではない。
というわけで楓ちゃん経由で蛍ちゃんにもボディーガードの話が行く。
蛍ちゃんの見立てではどうやら霊的な話も絡んでいる様子。あらら。
圭一さんによると彼女と繋がりたいという執着心が距離をこえて彼女にからみついているとのこと。何とも厄介そうな話ですな。
恐ろしいことに今こうして話している間にも盗撮された画像がネットに上げられたりしている。
どう考えても許されない行為なんだが・・・やるヤツはやるんですよね。困ったことに。
撮るヤツはまず問題であるが、ネットの困った点はその拡散力の高さである。
自信がアップするのはためらわれてもそれを広げることにはなかなか頓着がし辛い。
例え誉めたくて広めただけでも数が圧倒的になればそれは脅威となる。うーむ、考えないといけない話ですな。
ボディーガードを引き受けたのはいいが、数の力と腕力に言わせてきたらどうしようもない。
ここは男手、もしくは男と同等に戦える人材が欲しい。
そんな風に考えていたところに姿を現すのは黄多川礼ちゃん。
相変わらず組を作るとぼっちになっちゃう楓ちゃんとそれを気遣う蛍ちゃんはさておき、授業の柔道で見事な技を見せる礼ちゃん。
相手に投げさせておきながら空中で身を捻って肩を外すとは・・・なかなかにエゲつないねぇ。
普段はフニャフニャしているが、それだけに怖そうな子である。
しかし今は戦力が欲しい。危険な相手ではあるが接触を図る蛍ちゃん。
礼ちゃんは欲望に忠実というか食欲旺盛というか、近づくには分かりやすい子である。
が、下手な接触の仕方をすると噛み付かれそうな雰囲気もあり怖い。上手く制御しないとですな・・・
まあ、行動を見る限りやりすぎることはあっても悪い子ではない感じはする。
ちゃんと理由を話せば頑張ってくれる。かもしれない。
てなわけで強力な戦力を加えての護衛となったわけですが・・・どうやら事態は悪い方へと転がっている様子。
郷里さんを拉致しようとしている書き込みがあったとのこと。
うーむ、これはまた怖い話が出て来ましたなぁ。何としても守らなければですな。
第46話:ザ・ボディーガード2
(2015年 48号)
郷里さんのストーカー対策に護衛を行う蛍ちゃんたち。
しかしどうやらストーカーどころかもっと強行的な手段に出る話が噴出している様子。
隠語を使ってのネットでの犯罪のやりとりか。有り得そうな気がしますなぁ。
シーザー暗号もそれに即した検索をすれば引っかけることもできるのでしょうが、何しろネットの情報は膨大だからなぁ・・・
それでもあるんじゃないかと予測して絞り込めば見つけられないこともない。
そうして拉致の計画について探り当てた楓ちゃん。相変わらずテンパらなければ優秀であるなぁ。
しばらくは拉致の気配はない。
とはいえストーカー連中はそこかしこに沸くので対応に追われる蛍ちゃんたち。大変だなぁ。
更にこの集団には霊の力が影響していることにも気づいてしまう。
人の意識が集まることにより強大な力を得る。ネットの中にそういう神が生まれるのもあり得ることかもしれない。
それが正しく信仰されるようなものであるとは・・・なかなか思えませんがね。
その霊を引きずり出すために楓ちゃんが探り当てた裏SNSに投稿する蛍ちゃん。
しかし霊の力が強力なためか逆に引きずりこまれる圭一さん。おやおや。
中は情報の海。この雑多な空間が圭一さんの見る地獄なのでしょうか。ふうむ・・・
さて、いよいよ動き出した拉致集団。凄い数だ。
霊に脳まで寄生されているような連中に説得は通用しない。
となればもう実力でブッ飛ばすしかありますまい。その為に誘われたのが礼ちゃんである!!
いや、さすがに多勢に無勢な感じはあるのだが・・・操られて単純な動きしかできない相手なら何とでもなるかな?
スマホの寄生虫を手繰り、集合体へと行きつく圭一さん。
それは大量の意志や欲、好奇心を取り込んだ集合的無意識。
この巨大な意志はどこにも存在せず、そしてどこにでも存在する。いつも人々を見守り道を提示する。
ふうむ、確かにまるで神のような存在でありますな。
しかし神という存在が常に善性であるかどうか。人の意識が常に善性であるかどうか。
人間はパンと娯楽があればそれでいい。
パンと娯楽。情報と発散のはけ口。途切れない情報とイケニエの羊。
だれでもいい。リンチにかけて楽しめればいい。偶然によってだれでもがイケニエになりうる。
そのような意志を発している集合体。
確かに人は娯楽を求めるものであり、自身や身近な者以外の不幸には鈍感になる。
しかしそれによって罪もない人間がイケニエとして槍玉に上げられるなど・・・許される話ではありませんわな。
でもこのネット社会。知らず知らずにそういう存在のことを楽しんでしまっているかもしれない。
デマに踊らされないよう気を付けながらも完璧にはこなせない。難しい話であります。
それが神と呼ばれるものか悪魔と呼ばれるものか。
その言葉が示すものの在り方については議論を避けますが・・・少なくともこの集合体は許されますまい。
圭一さんの銃弾により吹き飛ぶ集合体。だがこのような存在は人がいる限りいつ何時何体でも生み出される。
人の無意識な欲や好奇心が悲劇を生む。憂慮しなければいけない話であります。
とはいえ個人で気を付けることも限られるでしょうし、さてどうすればいいのか・・・
こういうことも有り得るのだと心の片隅に置くことを忘れずにいることでしょうかね。まずは。とりあえずは。
第47話:ミステリアスな死
(2015年 49号)
開幕から突然の殺人事件。
しかも屋外でありながら密室殺人。カギが屋上側から壊され誰も立入できない場所での事件とは・・・!?
探偵心が刺激されるシチュエーションにウキウキしている楓ちゃん。ハッハッハ。
被害者の名前は赤沼茂樹(28)。事件のあったタワーマンションの住人ではない。
銃が見つからず自殺の可能性は薄いとのこと。
狙撃の可能性については、近くに高いビルはないし弾丸もライフル用ではないので遠くからの狙撃は無理とのこと。
ふーむ、これはまさにミステリーでありますな。
知り合いの刑事さんである逸見さんにブレインとして力を貸して欲しいと頼まれたらしい楓ちゃん。
実際は駄目だと言ってるのに自分から首を突っ込んでいるだけだったらしい。ああ・・・やっぱり・・・
予想通りな楓ちゃんはさておき、事件現場には被害者の幽霊がいたりする。
うむ、さすがは霊能探偵。被害者から話が聞ければすぐに解決できそうですわな。
と思いきや死んだ時のショックが大きいのか頭を撃たれているからか全くコミュニケーションが取れない。おやおや。
ともかく調査を開始する蛍ちゃん。殺されたのに自殺扱いでは赤沼さんも可哀想だからとのこと。相変わらず優しい。
しかしこの赤沼という人物、何かありそうな雰囲気ですな・・・
最近まで大学に通っていたという赤沼さん。優秀ではあるが影が薄かったらしい。
ふうむ。生前もコミニュケーションを取るのは苦手だった感じですか。
そしてミステリーオタクであったらしい。山のように積まれた本。残された方としては、ある意味有難いと言えば有難いかな?
赤沼さんは広重将美という科学者と同期。
広重さんはテレビに出たり有名になっているのに、影は薄いままの赤沼さん。光と影のような対照的な存在か。
そんな広重さんの家の近くに殺害で使われた銃が落ちていたそうな。ほほう。
指紋も広重さんと一致したし、逮捕するには充分な証拠と言えましょう。しかし・・・
私は違うと思います!
そう述べるのは蛍ちゃん。事件当日に撮られていた画像を示す。
事件当日に流星群の撮影をしてネットに上げた写真の中で偶然タワー近隣のものがあったらしい。
そこに写っていたのは屋上から飛び出していくドローン。そしてそのドローンには拳銃がぶら下がっている!!
赤沼は自殺したんです。そして銃をドローンに捨てさせた。
人生に希望を失った赤沼は自殺ではなく広重に殺されたという形で幕を引こうとしたんじゃないかと・・・
なるほどねぇ。あらかじめドローンにルートをプログラムをしておけば死んだ後でも銃を目的の場所に飛ばせるわけか。
しかし罪をなすりつけるには穴の在る計画である。確かに広重さんにアリバイがあったら成立しませんわな。
そもそも凶器を路上に放置するなんて普通はあり得ないでしょうし・・・
そこに疑問を抱く楓ちゃんであったが、赤沼の霊が言うには広重の件についてはついででありどっちでも良かったとのこと。
本当に為そうとしていたのはミステリアスな死。
生前は誰からも、両親からも相手にされなかったという赤沼さん。
それならばせめて記憶に残る死、未解決事件として本にのるようなミステリアスなナゾの死を迎えたいと思ったとのこと。
なるほどねぇ。無視され続けた人生を閉ざすことで注目を集めようとしたわけでありますか。何ともはや。
しかしその行為も実らず、ミステリーは暴かれた。が、調査を行った蛍ちゃんに感謝を述べる赤沼さん。ハイ?
美少女探偵が僕の死を調べてくれるなんて・・・しかも二人も!争って!
ミステリーマニアにとってこれ以上光栄なことなどあるもんか!
ありがとう。本当にありがとう。死んだかいがあった!!
実に嬉しそうにそう述べ、音楽と共に成仏していく赤沼さん。オイ。
ミステリアスというか何というか。この世界でも成仏とか出来たりするんですなぁ。
それにしても楓ちゃんも美少女という風に捉えられているんですな。それは良かった。いや良かった。
密室殺人といういかにもミステリーな題材なのに一話完結でしかもこのノリ。いかにも木々津先生らしい回でありました。満足。
第48話:オバケの出る公園
(2015年 50号)
夜の公園。オバケが出るんだぜと女性を脅かそうとする男性。古典的ですなぁ。
それに対しての女性の答えは理系的。確かにオバケじゃあいまいすぎますわな。男の方もよく調べておかないと。
てなことを言ってるカップルを襲う怪物。オバケというか妖怪みたいな感じですなこれは。
殴れそうな感じではあるが、人間の力で対抗できるものかどうか・・・
さておき、元木公園にオバケが出るという噂は圭一さんの耳にも入る。
襲われた人もいるので気になるとのこと。さすがに正義漢ですなぁ。
蛍ちゃんとしてはただでさえ忙しいのにそんなのいちいち気にはしていられない。
が、そんなこと言ってても何だかんだで事件解決に動き出しちゃうのが蛍ちゃんである。損な性分ですなぁ。
公園で女性が倒れているのを発見した圭一さん。
その首スジからは血が出ている。ふうむ、驚いただけではなく襲われた跡があるわけか・・・
具体的な被害者が出るとなるとさすがに放置するわけにはいきませんな。
と思ったところに桃園さん襲来。近付いただけでバラバラにされるのだから圭一さんもたまったものではない。
圭一さんが本調子ではなくなったので、ここは桃園さんの力を利用・・・借りようとする蛍ちゃん。
私友達いないんですよと泣きつく蛍ちゃん。それを聞いてた楓ちゃんは何を思うのだろうか。ハッハッハ。
スイーツショップに行くというウソをついて連れ出す蛍ちゃん。
何だかんだでそれで付いて来てくれる辺り桃園さんも優しい所があるんですな。
でもそんな桃園さんに向かい、全部ウソですと言いだす蛍ちゃん。おやおや。
そして正直にオバケが出るからと説明をする。嘘で行くのも真実で行くのも大変ですなぁコリャ。
後ろの守護神が強すぎてオバケを見ることのない桃園さん。
例の悪運猫もあっさりと消されてしまう。こりゃスゲェや。
しかしそんな守護霊が反応しないオバケが登場。ということはこれは・・・
驚かせようとした背後から近付いた相手を投げ飛ばす蛍ちゃん。
それに巻き込まれる桃園さん。キュウ。わ、わざとじゃないんですよ?
まあ、目的通りオバケを見せることには成功したし、御仕置きを受けたりはしないですよね・・・?
結局オバケだって思ったのは、動画サイトにドッキリ動画を上げて生計を立ててるティム&マイクのDEATH・PANIC.COMのもので、
ヌイグルミやクリーチャーを手作りして人を驚かしてその動画をサイトに上げていたと。
ふーむ。要するに動画配信系の人たちですか。
PVの数で収入を得ているのだからそりゃあ色々と必死にもなるんでしょうな。
ただのドッキリで済ますにしても素人に不意打ちではなぁ。色々と叩かれたりもしてそうだ。
とはいえ基本驚かすだけなので圭一さんが遭遇した事件とは別件の様子。
しかし事件のあった日に撮影していた記録から容疑者をわり出す蛍ちゃん。
うむ、思わぬ流れでありましたが事件解決に繋がったのは良かった。
都市伝説の公園のオバケも暴かれたことだし収束に向かうことでありましょう。
だがドッキリよりも怖い本物のオバケをバックに携えた人からの怒りを買ってしまった蛍ちゃん。おやおや。
まあ、今までも関係は良好ではなかったですし・・・これからも緊張感のある距離を保つながら接するとしましょう!!
第49話:捏造怪談
(2015年 51号)
町内子供キモだめし大会の運営に参加する蛍ちゃん。
家のことだけでも大変なのによくこういうことをこなせるものであるなぁ。
ただ参加するだけではなく進行管理までしちゃうあたりがなんともはや。
建てたスケジュールが守れなくてパニくる蛍ちゃんは確かに可愛い。
可愛いけれど、そこで自分がどうにかしようというところを見せないから仲が進展しないんだぞ慎一くん。
ともあれどうにかネットで怪談を漁り、怖い話を子供達に行う蛍ちゃん。
時間がないから要点はその場しのぎのものとなる。
で、出来上がったのがお墓に現れる腕が七本頭が三つの幽霊。マッドだねぇ。ヒイー。
三つの頭は二つはいつも罵り合い、一つはいつも泣いているとのこと。
そいつは自分を見られるのを非常に嫌い、見た人間を追いかけて必ず殺すのだそうな。
走るスピードは時速百キロ。捕まれば七本の手でバラバラにされてしまうとのこと。
うーむ、まあ、怪談っぽくはあるか。スピード婆ちゃんみたいな設定だ。
で、そいつに捕まったら「裁判費用はこっちで持つ」っていえばニッコリ笑って消えるそうです。
口裂け女の例にもあるように、霊を退ける方法も伝えられる。
幽霊話と言うより都市伝説の話みたいになってますな。
しかしその口上はどうなんだろうか。ある意味現代風の怪談っぽくっていいと言えなくもない、か?
何はともあれ怖い話を聞かせた後でお墓を回るキモだめし。なかなか有効ですな。
しかしこんな若い頃から男女のペアで回らせるなんてなぁ。気を回しているというか何というか。
せっかく幽霊なんだからと脅かし役に推される圭一さん。
しかし幽霊だから普通の人には見えなくて脅かせられない圭一さん。なんというアンビバレンツ。幽霊の寂しさを垣間見た。
圭一さんのことはさておき、キモだめしはスケジュール通りに進行している。
と思いきや、戻ってきた子供はこんなことを言いだす。七本腕が出た!と。
ふうむ、見間違いならいいのですが、何かいたのだとしたら問題ですな。
というわけで、目撃された現場に向かう蛍ちゃん。
途中、怪しげな人影を見かけたという圭一さんと合流し現場に。
そこには頭を割られて死亡した女性の姿があった。うーむ、キモだめしの現場でとんだ事件が起きてしまったものであるなぁ。
名探偵の傍には事件ありということでしょうか。因果な話だ。
さて、事件に出くわすことはなくても首は思いっきり突っ込んでくる楓ちゃん登場。
七本腕の目撃情報については、犯人と被害者が揉みあっている姿を手と頭の多い幽霊と受け取ったのかもしれないと推測。
なるほど、暗いし前もってそういう怪談を聞いてたのならそう思ってしまうこともありえますかな。
被害者は奥宮サキさん27歳。財布やカードに手は付けられておらず、強盗の線は薄い。
となれば怨恨の可能性が高い。犯人は見知った相手なのかもしれないわけであるが・・・さてさて。
そんな事件のあった夜。キモだめしに参加していた女の子の前に七本腕に頭が三つの幽霊が現れる。うわぁ。
ちゃんと撃退の呪文を覚えていたおかげで事なきを得る女の子。
良かった良かった。しかしこんな言葉を子供が口にするようになるってのもな。何ともはや。
適当に作った階段の幽霊が現れてしまった。これは蛍ちゃんにとってとても気になる話。
もしかして幽霊が自分の話を聞いてその姿をとるようになったのかもしれない・・・
授業中もそんなことを考える蛍ちゃん。でも授業もしっかり聞いているようでソツなくこなす蛍ちゃん。
相変わらずのマルチタスクというか何というか・・・器用なことだ。
さて、警察は対策本部を設置して事件の捜査に乗り出す。
その会議の様子を拝聴する圭一さん。便利ですなぁ。
容疑者となりそうなのは現在交際していたと言われる荒井忠良と君近良雄の2名。
ふうむ、天秤にかけられたことに対する色恋沙汰のねじれによる犯行でしょうか?
ただその2名は現在どちらも行方不明とのことで・・・何とも怖い話になってきてますな。
女性1名に男性2名。頭三つの化物にはなりそうだが・・・あ、腕が1本足りないか?
ともあれ、事件と怪物は無関係とは思えないですし・・・気になる話でありますな。
兄妹 〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜感想目次に戻る
作品別INDEXに戻る
週刊少年チャンピオン感想TOPに戻る
HPのTOPに戻る