デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王
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はじめに 第零章 第壱章
第弐章 第参章 第四章
第伍章 第六章 最終章
〜 第弐章 暗殺一族 〜
さて、赤い虫かごに関して捜査を進めるものの、特に手がかりもつかめず3日が経過したらしい。
そんな停滞した状況に、依頼人の茜さんがやってきた。これが何かのきっかけになるのかね?
と思ったが、ショートケーキを置いていっただけで帰ってしまいました。ゴウトは嬉しそうだからまあいいか。
それはさておき、タエさんから電話。タエさんは槻賀多を調べるために山陰地方に向かってたそうだが・・
槻賀多村から電話をしてきたらしい。なんと・・そこで弾の実家を発見したという報告が!
というわけで、寝台列車にゆられやってきました山陰地方、槻賀多村。いきなり帝都から離れるとは思わなかったぜ。
まずは拠点として槻賀多村の湯治場にある福禄荘に泊まることに。
しかしこの村はなんとも・・温泉街というのに旅人を嫌いまくっておるな。
唯一福禄荘の仲居は愛想よい感じ。
その仲居が、福禄荘の入り口にかけている奇妙な面を指し、これにいたずらせんよう気をつけろと言って来る。
む、この面・・壱章で見かけたな。あの謎の学生がかぶっていた面に似ている。
なんでもこのスイカのような面は「シナド」様の面というらしい。さてはてどんな因縁があるのやら。
それはさておき、ようやく拠点について一服をいれるライドウと鳴海、タエ。
そしてタエさんから弾の実家について話を聞くことに。
ほう、槻賀多家の当主の息子の名前が「弾」というとな?では、明日は槻賀多家に探りをいれることになりそうだな。
さて翌日。まずは槻賀多家がどこにあるかを調査せねばならない。聞き込みを開始。
その最中で子供達が歌っていたわらべ唄があるが、どんな意味を持つかはまだ不明。にしても微妙に微妙な唄だな。
わらべ唄を知ったことにより、槻賀多の長老の知り合いと勘違いされ槻賀多家への道を通ることに成功した。
やはり心が読めるのは強いなぁ。勘違いを味方にしやすい。
さて、槻賀多家を目指す途中の樹林にて青い瞳の少女と出くわす。
槻賀多家への道を教えてくれ、さらに我々の訪問は相手に悟られていることを忠告してくる。
言葉の節々に外来語が混じるのが特徴的に感じられるな。
まっすぐ森を抜ければ、か。こういうのは横道にそれると迷ったりペナルティを受けるのがセオリーですな。
探索は後にして横にそれずまっすぐに・・いきなり最初の枝道がY字型だと!?まっすぐいけないじゃないか。ナンテコッタイ。
まあ、片方はすぐ行き止まりで風の通り道があるだけだから逆に向かえばいいわけだが。いきなり出鼻をくじかれた気分だぜ。
とはいえ短いMAPのようなのですぐに出口についた。
さて、槻賀多家に向かうか・・と思ったら和服の妖精に森の奥地に飛ばされてしまった・・セオリー破られまくりだよ!
なんとか元の場所にたどりつく。また飛ばされる・・さらに戻ってくる。ふぅ、今度は先に進めそうだな。
あの和服の妖精は入り口にいた女の子の仲魔か?一応心配だから足止めしていたみたいなことを言っていたが。
槻賀多家の前で使用人とやりとり。ふむ、この弾の写真はこの使用人が撮ったものか。
やりとりを続けていると長老がやってきた。
とりあえず、弾の実家が槻賀多家なのは確定したが、それ以上の話は聞けそうもない。
村に戻ってみると人気がなくなっている。む、何か嫌な感じだな・・とりあえず警戒しておくべきか。
とりあえず今日の調査はここまでにしておく。
宿に戻り食事を終えたところで異変発生。むむぅ。意識が遠のく・・これは、一服盛られたか?全然警戒してなかった!
目が覚めたらこれは見事な座敷牢。でも鳴海の手にかかれば南京錠も一発で開けられてしまう。手馴れてるな、鳴海。
外の様子をみるためにライドウはゴウトと共に外にでる・・と、いきなり意識が遠のいてきた。
気づくと、目の前には灰色の面をかぶった例の連中。巫蟲師達がいた。
巫蟲達と話をする。お互い警戒態勢ではあるが、とりあえず話にはなりそうだ。
弾は長老の言うことを聞かず、帝都に飛び出していったそうな。
そして、村の禁断の「運喰い虫」を持ち出していったと。
灰色の面の巫蟲師「さてぇ、気の毒じゃがぁ、おめぇにぁ消えてもらうぞ・・・」
あれ、いきなり険悪な雰囲気になったぞ。なんで今まで普通に話してたの?冥土の土産?
戦闘開始。前の巫蟲師と同様、でかい虫の次郎丸を呼び出してくる。
しかも、この場所にはシビレ薬が散布されているらしい。むう、どうすれば防げるのかね?
防げませんでした。戦闘中に身体がシビれていいものをもらいダウンするライドウ。
気が付くと、不思議な空間。むう、ここは一度来たところだ。奇妙な面をかぶった学生にあったところだな。
今度は同じく奇妙な面・・シナドの面を被った白髪の男が目の前に立っている。
相変わらず謎なことを言い残し去っていく面の男。
この姿を借りてプロセスしているということだし、姿は仮のものと考えた方がよいみたいだのう。何者であろうか・・
さて、現実世界では、その姿を借りられていたと思しき男が灰色の面の巫蟲師と対峙していた。
む、何かえらい人っぽいな?巫蟲師達が気を使っている。
巫蟲達は退いていった。残った白い長髪の紳士が話しかけてくる。
外来語が混じった喋り方だがなんというか変な日本語になっているな。さらに入り口で出合った青い瞳の少女も現れる。
白い長髪の紳士「我が名は葛葉ゲイリン。ライドウと並ぶ葛葉四天王の一角」
十七代目葛葉ゲイリン。それがこの紳士の名前ってセオリーか。
アメリカで武者修行してきたという凄腕のデビルサマナーらしい。
言葉がアレな感じになってしまったのはその影響か。そう考えるとなんかミーハーな印象だな。
ミーはおフランス帰りザンスと同じようなもんだ。
青い瞳の少女「そのゲイリンに従事する凪と申します」
おっと、日本人名だ。アメリカから連れてきた弟子とかかと思ったんだが。まあ、日系かもしれないけどね。
凪「師匠共々のリメンバーを、ぜひとも願いたいセオリーです」
日本語でおけ。師弟そろってミーハーだな!
さて、凪はタエさんを福禄荘まで送ってくれる。さらにゲイリンは長老に話を通してくれるらしい。
ふうむ、やりとりを聞いている限り、凪がおかしな話し方をしているのは素ではなさげだな。
ゲイリンに合わせている印象だ。必要あるのかね?師匠に対するリスペクトなのか、決まりなのか。
それはさておき、ゲイリンに連れられて長老の元に。ようやくマトモに話が聞ける。
巫蟲師の長である長老から話を聞く。ぬ、依頼人の茜さんは、この長老の実の娘であるとな?
つまり弾と茜さんは兄妹であるわけか。なにやら茜さんにはイロイロ秘密があるようだのう。
成田の姓を名乗っているのは、成田が槻賀多の親戚筋で、長老がかくまらせておるからだとか。
かくまらせる理由。それは、弾の目的が茜の婚礼の儀の妨害にあるとのこと。
婚礼という名ではあるが、その内容は神との血の盟約・・なんだか女神転生みたいになってきたな!
さらに話は続く。運喰い虫とは一体何なのか!?いや、名前からとっても想像はつくがね。門外不出の必殺の蟲であるらしい。
さて、ここで長老から依頼が。弾を見つけたら槻賀多家に連れてきて欲しいとのこと。
弾は逆賊だ、と言ってはいるが・・親としての気持ちがないわけではなさそうな頼み方だな。いいでしょう、引き受けましょう。
引き受けたところで長老から盟友の証としてとりもちと虫かごを頂いた。
これで、今後運喰い蟲を見かけたら捕獲して運をゲットできるようになったってセオリーだ。
いろいろと情報を入手したところで、一度帝都に戻ることと相成った。
事が大きくなったこともあるので、ヤタガラスに相談を持ちかける。
ふむ、帝都そのものに不運が蔓延っていたから魔人が出現しやすくなっていると。ビンボウガミも魔人だったな・・
ここで、ヤタガラスの力でライドウの不運を祓ってもらうこととなった。
ふぅ、ようやく大凶生活からおさらばだぜ。バナナで滑ってばかりの人生は厳しい。
さーて。帝都は鳴海探偵社に戻ってきましたよっと。やっぱり我が家が一番。居候の身だけどな。
捜査会議を開き、これまでの情報をまとめ新しい作戦を考える。目的は弾のヤサをつきとめること。
そのために、茜さんの周りを張り込み、弾がやってくるのを待ち伏せるという案が出された。
ふむ、茜さんが今いるとこといえば成田邸かね・・って電話がつながらなくなってるだと?オワタ\(^o^)/?
というわけで成田邸に移動。入ってみるといきなり黒い面の巫蟲師と御対面。
向こうはこちらを知っている様子。前に巫蟲るつぼで会ったやつか。
こちらの運が戻っていることに気づかず去っていく巫蟲師。
この場での戦闘はおきなかったが、応接間に続く扉には怪しげな術がかかっていた。
ふむ、ここから巫蟲るつぼが展開されているのか。まあ、越えていくだけのことですな。
道中で次郎丸を撃破して進軍。何遍出てくるねんな。
そして終点でようやく黒い面の巫蟲師本人と戦闘開始。ふう、なんだかんだと長かったな。
いろいろとやってくるけど大して怖い技はないのでオニが大暴れして撃破。巫蟲るつぼは解かれ成田邸に帰還。
さっそく応接間に入ってみると・・赤い服を着た男が成田議員の首根っこを片足をあげた状態で押さえていた。
これは・・一度帰還してから出直してきた場合、この男はずっとこのポーズのままだったんだろうな。
固まってしまうな。休載を挟まれたキン肉マンのごとく。
赤い服の男は弾ですな。茜さんと並んで画面に映るとやはり兄妹。よく似ておる。
弾は何やらデビルサマナーという存在がいけ好かないらしい。
元々やりあうつもりで来たから別に問題はないが、話をする間もなく戦闘開始でござる。
弾→太郎丸→弾と長い戦いになったがどうにか撃破。毒が厄介であったなぁ。
さて、やられたくせにまだまだ元気イッパイダゼ・・と強がる弾を止める茜。
弾は茜が婚礼の儀を行い犠牲になるのをどうにか止めたい模様。ふむう。
弾「アバドン王に、オレはなる!」
茜を救うためになにやらやばそうな名前を出してくる弾。はてさてどうなりますことやら。
その想いは応援してあげなくもないんだがねぇ。
一度、茜さんを連れて鳴海探偵社に帰還。
茜さんは兄と話し合い、婚礼の儀に臨むことを理解してもらうつもりだったようだが、
聞き入れてはもらえないだろうとあきらめ気味。
その婚礼の儀の相手は天斗という神が如きお方だそうな。
とにかく、茜さんは槻賀多村に戻るつもりらしい。我々も護衛として一緒に向かうことと相成りました。
槻賀多家の嫡男、弾とイナゴの王アバドン。このつながりとは一体・・・!?
という引きで第弐章終了です。
〜 第参章 踏まれた神たち 〜
再び槻賀多村に到着。早速茜さんと親子の対面。親父の秋次郎は弾について話を聞きたいらしい。
ふむ、成田議員も名うての巫蟲師であったと?あっさりやられているシーンしか見てないだけになんともな。
茜さんの婚礼の儀まであと3日。それまで護衛をすることになるが、天斗樹林の奥の百足ヶ道には近づくなと念を押される。
それはあれか。行くなよ、絶対に行くなよ!というやつかね。お約束というヤツですな。
非常に怪しいので天斗さまとやらを調べることにする。それにしてもテントと読むんだな。ちょっと意外だった。
百足ヶ道の入り口で凪と出会う。
凪にこれまでの捜査状況を伝えるが、凪も天斗については名前しか知らないセオリーだとのこと。
相変わらず日本語でおけといいたくなる喋りだな。
百足ヶ道をスルーした先には天斗さまが降臨するといわれている天斗神楽という場所があるらしい。
しかし、この百足ヶ道を抜けるには「天斗符」なるものがいるとのこと。
ふむ、凪は予備も持っているのでわけてくれるというが、その代わりに依頼を受けて欲しいという流れか。
これは受けておいてついでに好感度もあげておくというセオリーですな。
凪に連れられて槻賀多の名も無き神社に。そこには葛葉修験闘座という場所があった。
なんでもゲイリンが修行のために放った悪魔の巣窟であるとか。いかめしい名前だな、おい。
凪の依頼はここでの修行につきあってもらいたいというものらしい。
正当なる葛葉の継承者であるライドウの血で修験闘座の扉が開かれた。
凪の言によれば、今の自分の強さで、ここのボスとの勝算は3割。道中のセルフ修行で4割に達する見込み。
さらに、この悪魔が居れば勝算は6割まで達する。と言いながら現れたのは例の樹林で迷わせてくれた妖精。
んー。そんなに力がある悪魔には見えないんだが、本当に大丈夫なプロセス?
まあ、とにかく修行に付き合うこととあいなったわけです。
道中の結界を外しながら進行。凪はいろいろと悩んでいる様子。まあ、先輩サマナーとして助言はしておきましょう。
とはいえ、我ながら答えとは矛盾した行動をしていると思わなくはない。
仲魔は大事だと唱えながら普通に合体素材にしてみたり。仲魔でいる間は大事だよ。
そんなこんなで最奥らしきところに到着。先行していた凪が予想通り苦戦中。
相手は地母神キュベレ。大物じゃーございませんか。
まあ、ライドウ世界ではそこまで強くはないみたいなので普通に撃破。
強いサマナーには今後力を貸してくれるそうな。ほうほう。
さて、戦闘後。事前に死亡フラグを張っていただけあり、凪の仲魔の妖精が死んでしまった。
ゴウト曰く、仲魔と仲間をはき違えるな。デビルサマナーなら悪魔との出会いと別れは当然のこととのこと。
うむ、そうそう。私もそれが言いたかった。つまり・・それだ!
なんてやりとりをしているとゲイリン登場。これまでのいきさつを説明する凪。
ゲイリンを手伝うためにセルフ修行でステップアップし、役に立つプロセスが予測のカテゴリーということであったが、
そんなセオリーは茶番ドラマであると一蹴される。相変わらず2人でこのセリフ回しをされると読みづらくてかなわない。
今回の修行で凪からは先輩として認めてもらえた感じではある。
ゲイリンはというと、割と凪が自分の考えで行動を起こしてくれた事を嬉しく思っているようだ。
怒っているように見せているのはポーズであるか。デリカシーを与えてやるほどヤングに気遣う気はないとのこと。
さて、天斗符ももらえたことだし、さっそく天斗樹林に向かうことにする。
んむう、めんどくさい仕掛けのMAPだな。月齢で進めるかどうか変わるわけか。
まあ、月齢の進みは速いし敵も強くないからまあいいか。
天斗樹林を抜け天斗神楽に。そこでさっそく黒い面の巫蟲師と出会う。
む、弾に知らせに行ったみたいだが、弾は既にここに来ているのか。
中に入ってみると、まさしく弾がいた。赤い面をかぶっている・・うーむ、やはり変な面だなコレ。
弾と会話。弾は鳴海探偵社の様子を見て、茜は槻賀多村に戻っていると推測しやってきたとのこと。
うむ、見事に読まれておる。
で、天斗のことを知りたいと言うと、「天斗永君堂」に案内してくれるらしい。日帰りパックでだ。
どうやら天斗さまの住処らしい。それにしても、凪には目の毒になりそうなものがあるとは・・一体!(*・д・*)
弾には見せたいものが3つあるという。ふむう。
天斗永君堂を進んでいると、凪が追ってくる。何か気になったことがあるそうな。
ふむ、天斗さまは神。
神とは仰ぎ見るもののはずなのに、住処が地下ではピープルに踏みつけられているようなものであると。
ほう、それはこの章のタイトルの・・
と思っているところに奇妙な声が聞こえる。む、これは村で聞いたわらべ唄・・
と思ったときカサをかぶった奇妙な男がすぐ側にいた!
おなごの臭いにつられてやってきたらしい。とてもいやらしい。
側にいたライドウの男臭が気に触ったのか襲い掛かってきたぜ。
稀人カサをかぶった男を撃破。なお、犯人は自分を神であるなどとわけのわからない供述を繰り返しております。そして逃走。
ここから凪も同行するようになった。邪魔するようなことはしませんとのこと。
それにしても襲われてうろたえて見せたりと、すっかりヒロインが板についてきたな凪。いい傾向だ!
先を進むライドウと凪。しばらくすると、先ほどのカサの男と弾。さらに奇怪な面をかぶった男がいた。
なんだこの面は。イナゴを模しているのか?新たなライダーか!
ほう、このカサ男もイナゴ男も全て天斗さまであるとな?天斗さまは複数おわしたんだ!
なるほど。それで嫁が定期的に必要であるわけか。ん、納得していいのか?
さらに先に進む。ついたのは「よめごの間」ふむ、いかにもな名前の場所だな。
やはり御簾の向こうにいたのは先代の天斗さまの嫁。槻賀多家から出した娘らしい。
天斗さまには女がいないために子をつくるため生贄が必要だとか。うーむ。これは弾が抵抗するのも無理はない。
それにしても凪。その向こうにいるのは予測のカテゴリーです!→見る→悲鳴をあげる。見事なコンボだ。グッドだ。
天斗さま達はデビルサマナーである我々と、
自分たちのいうことを聞かない槻賀多家の弾の態度が気に障ったらしく、天斗丸を呼び出してきた。
またでかい蟲なんだろうな。
予想通りでかい蟲でした。ちょっと色合いがメタルな感じ。
一緒にでてきた天斗さまがうざったいがそんなに強くはなかった。
というか、途中で新月に現れた魔人ホワイトライダーの方が遥かに強かった。新月怖いよ新月。
さて、弾にして曰く天斗丸を倒すライドウはかなり強い。
でも茜を救えるのはアバドン王になる自分だけとのこと。ふむ、見せたい3つめとやらにその辺りに関わることがあるのかねぇ。
奥に進み、そこにあったもの。それはポジトルヲという運喰い虫がこしらえた巣だった。
運喰い虫が溜め込んだ幸運を巣にためているらしい。
そして、このポジトルヲが真ん丸く育ったとき、「破壊」を司る蟲が空から降ってくる!また蟲カヨ。
ああ、なるほど。巫蟲師ならばその蟲を操れるから呼び出そうとしているのか。
そして、その全てを破壊する蟲を使役する王がアバドン王であり、自分であると弾は主張する。
ここで弾の独白。
ふむ、茜は救いたいのが第一だが、巫蟲師が扱う蟲は天斗さまから娘を差し出す代わりにもらっていると。
なので天斗さまとことを立てれば槻賀多村の連中を食わしてやることもできなくなる、と。
ほほう、いろいろ考えているではないですか。
さらに、全てを破壊する蟲とやらは天斗さまの一族が崇めている「かか様」の使いであるとのこと。
ほう、かか様ねぇ。あのわらべ唄でよくでてくるフレーズですな。
ここで選択肢。弾は茜と槻賀多村のために自分たちのやろうとしていることを見逃してくれという。ふむ・・・
困ったな。帝都の人民の幸運を奪ったことに対する礼儀としてこれを見せたのだろうが・・
これ見せられたら止めずにいるのは危険な気がしてくる。
でも止めるというのもなぁ。茜さんを生贄に出すのはこちらも反対だし、うむむむ。
悩んでみたがとにかく承諾をしてみる。が、ゴウト曰く。弾をここで見逃す手はないだろうとのこと。
おいおい、今行動を認めたばかりなのに一瞬で反故ですかい。ハハハ。
しかし、帝都で集めた幸運を味方にしている弾を捕らえることはできず、逃亡される。
ふむ、ようやく一息つけるかなと思ったところで凪が難しい質問をぶつけてくる。
茜のためには、婚礼の儀を行うのがよいのか、それとも邪魔したほうがよいのか・・
成り行き任せ、はダメなんだろうなぁ。
ここは、個人の感情として、邪魔した方がよいと進めてみる。しかし、凪は考えがまとまらない。
ふむ、ゲイリンが言うとおり、先の予測を立てて進もうとする習性が染み込んでいるようだなぁ。
もっと気楽に成り行きに任せてみるのもひとつの手であると思うがねぇ。
そんなこんなで第参章終了です。
〜 第四章 アバドン王の予感 〜
前回の話でいろいろなことが判明した。ここで一度、槻賀多村の拠点に戻り鳴海と状況のまとめを行うことにする。
ふうむ、凪ではないが解決の糸口が見えない状況だな。やはりここは成り行き任せのセオリーか。
そんな中、鳴海は槻賀多の長である秋次郎が依頼の件で話があるから来るように言っていたと伝えてくる。
ふむ、何か動きがありそうだな。
槻賀多家に到着。いきなり剣呑な雰囲気。こちらにとって大事な人間を預かっているだと?まあ、誰かは予想がつくが。
ラスプーチン「おぉ・・ほしさま・・きらきら」
誰だーーーッ!!?このヒゲ親父はッッッ!?
鳴海もなんだかガックリしている。1の時のキャラなのかねぇ。
天斗さまの姿を見たライドウを見逃すわけにはいかない。このヒゲ男と交換で身柄を預からせてもらうとか言ってくる。
もちろんお断りします。悩むまでもない。と、そこに茜さん登場。ラスプーチンを解放してくれるように言ってくる。
いや、別に始末していただいても一行にかまわないんだが。
ともかく、この場はひとまず収めて、詳しい話をすることになった。
これまでのいきさつを説明。天斗永君堂に入ったのは弾を追ってのことということで秋次郎には納得してもらえた。
しかし、茜さんの婚礼の儀に挑む姿勢は固く、説得はできそうにもない。
逆に最後のお願いとして婚礼の儀の成功を依頼されてしまった。むう。
そして、弾の足取りが掴めないまま日は過ぎ、ついに明日。婚礼の儀を迎える日とあいなったのでありました。
鳴海が今の槻賀多村と似たような状況の話をしてくる。移民の問題はなぁ・・いろいろ難しいんだよね。
その世代はなんとかなっても、後々にまで響く可能性がある話しだし、住み分けが大切かなと思うな私も。
さて、翌日。婚礼の儀でございます。ゲイリン、凪、鳴海と共に警備につく。
婚礼の儀がつつがなく終了しようという瞬間にちょっとまったのコールが響き渡るプロセス。
予想通り弾の登場。どうやら寝坊して遅くなったらしい。お前それでいいのぜ?
とはいえさすがに弾は強い。凪は一蹴され、ゲイリンは部下達に足止めされる。
やはり自分が関わるしかないのか。はてさて、どうなるか・・
こちらの態度を決めかねているうちに、弾は成田邸でのことを思い出して勝手にヒートアップ。
襲い掛かってきました。それなら相手しないとしょうがないなぁ。
それほど苦戦せずに撃退。毒付与が厄介だったぐらいだなぁ。
弾と茜、秋次郎の会話。うむう、悲しい話だねぇ。なんとかしてあげたいとは思うのだが・・
敗れた弾が引きずられていく。その途中、ゲイリンにポジトルヲが完成したことを告げるのであった。
婚礼の儀は終了。茜さんは今ごろ天斗さまの所についているころだろうとのこと。うーむ。
とにもかくにも槻賀多家の依頼は完了したことだし、お暇することにする。
が、その途中で使用人から茜さんの手紙を預かる。弾宛ての手紙らしい。
ふむ、秋次郎には気づかれないように渡して欲しいとな?
牢にて茜の手紙を渡す。何が書かれていたのか知らないが、弾は秋次郎も知らない秘密を教えてくれるという。
天斗の泉に向かえとのこと。そこに蟲人と呼ばれる連中がいるのだとか。また蟲かいな。
ふむ、天斗さまの中で、敵対している先人とは違う穏健派の人たちのことのようだな。
さらに、天斗永君堂の主にもあえるかもしれないとのこと。ほう。
天斗の泉に向かってみる。そこでは蟲人たちの集落があった。なんとなく歓迎ムード。
どうやら自分がやってくることが主とやらに予言されていたらしい。
しかも葛葉ライドウの名ではなく、真の名前で来ることが予言されていた、と。
主と再会をするというが一体何者か・・
そこにいたのは、金髪の青年。おぉ、帝都に最初のころに出会ったあの青年ではないか!
蟲人「主・・べぇるぜぶぅ様ぁ!」
なん・・だと・・?
イナゴの主が蝿の王とはこれいかに。いや、蟲人だからイナゴとは限らないのか。
金髪の青年が語りだす。ふむ?私が見ている青年の姿と蟲人が見ている姿は異なるとな?
人によって映し出すものが違うとかそういう話しかね。
帝都の人々の運が喰われ、不運が支配している。そこにアバドン王が現れる。
さて、そうなったときに帝都はどうなるか・・そういったことを話すと金髪の青年は姿を消した。
福禄荘に戻り、鳴海にことの次第を伝えようとするが、その前に話しかけられる。
なんでも帝都に戻っていたタエさんから電話があったそうな。
しきりに「帝都が大変だ」と繰り返しているそうな。やばげな雰囲気ですねぇ。
不運に苛まれた帝都の人々が絶望したとき奈落の王・・アバドン王が降臨する。
ヤバイ予感がてんこ盛りだな。急いで帝都に帰還することとなった。
帝都に戻り一息つく、と同時に地震が発生。小規模ながら連続で発生する地震。
これも何かの前触れであろうか・・ドコドン!
とにかくタエさんを探すこととする。ちなみにこの間にたまっていた別件依頼をかなりの数こなしておいた。
オベロンとティターニア・・とんでもない迷惑夫婦だよ!
銀座のミルクホールに到着。
タエさんの姿はないが、そこの客に石神町でカメラをぶら下げた女が歩き回っているという情報を得る。
というわけで石神町に移動。ナマズ様が暴れていると通行人が言っていたが・・?
石神町でタエさん発見。その視線の先には、神社の中にそびえ立つ塔。なんでも、地中からいきなり現れたらしい。
タエさんが語る石神町の伝承によれば、地下に住む大ナマズが地震を起こし悪さをするらしく、
それを封じるのがこの塔の役目らしい。要石ってやつかね。
石神様をたどれば大ナマズや塔についてわかるかもしれないとのこと。ふむ、そういうことに詳しい人って誰かいるかなぁ?
悩むこともなく、すぐ近くに居たキツネ目の女児から話を聞くことができた。わざわざお稲荷さんの隣に立っておるとは親切な。
女児の言うことには、あの塔は石神様であるとのこと。ライドウなら塔の中に入ってもよい。
待っているので来てねと言い残し女児は消えていった。
石神内毛細洞。石神様の体内であるとのこと。毛細血管の中でこれだけでかいと言われるか。
入り口で待っていたキツネ目の女児は九層まで登ってきてくれと言い残し去っていく。
まあ、登れと言われれば登るさ。そこに塔があるのだから!
落とし穴に落ちまくりながら九層に到着。そこで不気味な声が響き渡る。
むぅ・・この口調は・・び、びん・・やはりビンボウガミか!
まあ、気持ち悪いやつではあるが、昔に比べて少し強くなった程度では怖くも無い。
でも気持ち悪いのでもうでてこないでつかぁさい。
さて、登りきったところにキツネ目の女児が待っていた。女児の姿は消え、目の前の稲荷像が語りかけてくる。
うむう、姿を偽ったことは問題ないが、喋り方まで変わっておる・・性別まで偽っていたと申すか!
ふむ。不運の影響が帝都の地下龍脈の乱れにつながり、地震が頻発しておると。
その龍脈のクサビであるこの塔に魔人が巣食ってしまったというわけか。
不運の象徴である魔人が最下層の要石に良からぬ影響を与えたために、
石神が隆起してしまったという。ああ、やはり要石なんだ。
というわけで、巣食っている魔人を退け、要石のところまで向かって欲しいと依頼される。
ビンボウガミのことじゃぁなかったんだな。
最下層めざして進軍するライドウ。そこにとてつもない気配が襲い掛かってきた。
その名もヤクビョウガミ!うーむ。そう来たか。
おぉ・・これは、デカキモイ。
まあ、うざったくはあるが雑魚のドルミナー→ボスの永眠の誘いのコンボさえくらわなければそんなに怖くは無い。
見事撃破し最下層に。要石を元に戻す。塔もどうやら地下に戻ったようだ。
稲荷像に感謝の言葉をもらい、探偵社に戻る。ようやく一息つけそうだな。
まあ、アバドン王がどうやって現れるかという不安もあるわけだが・・
というところで第四章終了です。
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