デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王

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〜 第伍章 不運に喰われる日 〜

冒頭からムービー。前に気絶したときに来た異世界にライドウはいた。
そして、目の前にはシナドの面をかぶった書生。書生は告げる。この世が不運に喰われると。
そして、ライドウの名を継ぐ自分にはその状況に絶望しないで欲しいと言う。
さらに、別の人間の姿を借り伝えたいことがあるそうだ。目の前にはシナドの面を被った白髪の男が現れた。
まあ、ゲイリンの姿だろうな。
ゲイリンは、不運を受け入れるのがセオリーだと言う。そうは言われても何のことやら。
そしてさらに別の人物。シナドの面を被ったチョッキの男・・今度は鳴海か。
鳴海は弾について話し出す。弾になったつもりで話を聞いてくれ、か。
ふむ。鳴海は不運に抗うことを勧めているわけか。はて、これも断ったらどうなるんだろうか・・?
最後に書生の姿に戻り話しかけてくる。不運に対しての行動こそが救いをもたらす。
ただし、その行動が自分以外の他者の将来を摘み取らぬよう行動の「責任」を忘れないでくれという。
ふむう、重い言葉だな。成り行き任せでどうにかなりたいというのが希望なんだがな。

さて、前章から5日後。鳴海探偵社には普通の依頼が多数よせられる。どれも人探しの依頼ばかりだそうな。
変わったもの専門の探偵社なのでそれらはお断りし、休憩のため鳴海と共に屋上に向かう。
空は一面灰色の曇。と思いきや、一部だけ真っ赤になっている箇所があった。いかにもな異変の前触れだ!

それはさておき、腹が減ったので昼食にいくことにする。腹が減っては戦もできぬからねぇ。
昼食の帰りで風間という刑事に呼び止められる。殺人課の刑事らしい。ふむ、その刑事が協力の依頼か・・
詳しい話は白服の巡査から聞いてくれと言い残し風間刑事は去っていく。では張り込んでいる巡査から話を聞くか。
うーむ、何故か話が通っていない巡査ばかりだ・・なんとか通っていた巡査を見つける。手際が悪いなぁ。
彼らは帝都での連続殺人事件を調べているらしい。事件の現場に必ず「木の破片」を残していくとのこと。
木の破片ねぇ・・む、これは虫かご?ふうむ、第八巫蟲衆がらみの事件か。
昨日の未明から今日の昼までで3人死んでいるとのこと。人数は思ったより少ないが期間も短いなぁ。
殺人現場はそれぞれ違う町で、どの場所でも空を飛ぶバケモノを見たという証言を得る。ビンボウガミ系じゃあるまいなぁ・・
探偵社に戻り鳴海と捜査会議。そういえば、あの辰巳も虫かごを残して消えたんだったなぁ。
む、そうなるとやはりバケモノはビンボウガミ絡み?やだなぁ。

殺人事件のあった町を巡る。ふむう、ガイシャは腹部を針のようなもので刺され毒死。そのあと全身を切り刻まれていると。
風間刑事は虫かごの取引が桜田山であるという噂を流して人を呼び寄せ、犯人もおびき出そうとしているようだな。
というわけでやってきました桜田山。ラヂヲ塔があることで有名らしい。
待機していた風間刑事と遭遇。奥にはオトリ捜査をしている婦警がいるとのこと。そして、奥から女性の悲鳴が。
向かってみると・・そこにいたのは黒い蟲。むう、見るからに巫蟲衆が使っていた蟲と同系列であるな。
その蟲と対峙したところでライドウの意識が遠くなっていく。
むむ、ここにきてまたあのよくわからない精神世界に飛ばされるのか?

予想通り、この章の冒頭でもあった通りの謎の世界です。今回はシナドの面をかぶったチョッキの男と・・さきほどの蟲がいる!
シナドの面を被った男がいう。先ほどみた黒いバケモノの名はアポリオンというらしい。
そして、今は何をやってもアポリオンには勝てないという。
アポリオンに勝てない不運にあらがって見せてくれと言ってくる・・むむう。
最後に勝てばいいというのは信条だが、この場をどうやって切り抜けるかだな。

そのアポリオンと戦闘開始・・攻撃がまったく通用しない!こりゃ勝つとか言う話にはなりませんわな。ハハ。
これはいけねぇ大ピンチだというところだったが、アポリオンはトドメをさすことなく、何かに誘われるかのように飛び去っていく。
そして、飛び去ったあとの現地には金髪の青年の姿があった。むう、謎の多いヤツだな。
金髪の青年は言う。アポリオンとは人々の神への絶望が「鍵」となる、底なしの淵より出でるという。
アポリオンを見たということは、帝都の人間が絶望を感じているという証明に他ならないのだそうな。
弾がとった「希望」による行動が人々に「絶望」を与える「きっかけ」になった、か。うむむ、深い話だな。
金髪の青年は去っていった。さて、殺人事件の犯人はアポリオンと断定されたことだし、退治する方法を考えないとなぁ。
というわけでヴィクトルに相談。アポリオンの羽と思しき破片が手に入ったので調べてもらう。
ふむ、こちらが与えたダメージ以上に細胞が分化して回復していると。
では、その回復を抑える武器があればよいというわけだな。
宿魂石と呼ばれている物質を用いた刀を作れば、アポリオンを倒せるとのこと。ふーむ。

今度は宿魂石について調査。デビルサマナー達に話を聞くと、来日した知識が豊富なサマナーが知っているとのこと。
さらに、銀座でタエさんが伴天連の男に捕まっているとか。これが符合するところはひとつ。
というわけで銀座に到着。タエさん発見。そしてそこにいたのは・・ラスプーチンかよ。
ダークサマナーであるラスプーチン。まあ、実態は助平外人なわけだが。話を聞き出す。
タエさんには悪いが頑張って会話をしていただく。うむ、アホだな。この怪僧。
ともかく、宿魂石の話は聞き出せた。修験地獄だとな?
ヤタガラスに尋ねたところ、修験地獄とは我が国に反意を抱いたまつろわぬ神々の禁固の場とのこと。ふむ、怪しげだな。
宿魂石はアマツミカボシが持っているという情報を得ることができた。
む、ゴウトが反応している。前作に関わりがある相手なのかね。
さて、そのアマツミカボシの元にたどりつくために、印形の儀なるものが必要とのこと。
ふむう、簡単に言えば、異界で5体ボス倒せばいいんだな。

道中省略。龍象龍龍龍とボスを倒し、帝都に☆が刻まれる。それにしてもなんで2番目のとこだけ象だったんだ。
ともかく、これにより修験地獄への侵入ができると相成ったわけです。

修験地獄。入ってみると、入り口で印形の儀の最後のボス、コウリュウが待っていた。
ふむ、地下六六六層にアマツミカボシがいると。
えらい下だけど、昇降機を使えば一発でたどり着けます。
思いっきり省略してるけど印形の儀の道中長かったからここは短めのようですな。
六六六層につくとさっそくアマツミカボシがお出迎え。ふむ、ゴウトのことをよく知っている口ぶりだな。
禁忌を犯した葛葉の魂・・業斗童子か。
会話の内容を聞く限り、昔も似たようなことがあり、やってきたサマナーはアマツミカボシに殺されているようだな。

1度やられてみたものの無事アマツミカボシ撃破。
仲魔が強制的に戻されて召喚できなくなる技がうっとうしかったが、わかっていれば問題ないな。
倒したアマツミカボシの質問。その力があればヤタガラスを従えることもできるだろうに、そのまま従事するつもりかい?とな。
うーん。将来のことはわからないからそういう質問は困るんだな。
まあ、問題が起きないならこのままやっていくつもりではあるんですがねぇ。
臨機応変。行き当たりばったりがモットーなセオリーだ。
急にしおらしくなったアマツミカボシから宿魂石を受け取る。
さらにコウリュウの力をかりて、空を飛んで移動できるようになった!目立つなぁオイ。
そして、宿魂石を使いアポリオンを斬る事ができる刀、斬蝗陽滅刀を作ることができた。

さて、早速アポリオン討伐に繰り出すとするか。根拠はないが、たぶんまた桜田山に現れるだろう。
風間刑事もそう思っているのか、陸軍に協力を要請し、配備を行っていた。
陸軍の攻撃でもアポリオンには聞かないと思いますがねぇ。
と思い広場に向かうと、陸軍兵その弐が誇らしげに虫かごにはいった運喰い虫を見せてくる。
これが幸運を運んでくれるんだぜー。お前それは死亡フラグ
予想通り、運喰い虫につられてアポリオン出現。しかし、そこはデビルサマナー葛葉ライドウ。
準備万端はわけで、軽く一蹴でありました。
アポリオンも怖くなくなったし、さて一度戻ろうかというところで鳴り響く指笛。これは巫蟲師のもの・・
側のラヂヲ塔に、天斗面をかぶった赤い装束の男・・弾がいた。
弾「今日からオレぁアバドン王って名乗るぜ」
うぬう、よくわからんが高校デビューのようなものか!今日から俺は違いか。

ここでムービーシーンだ。今回は長めだぜ!
空に現れた赤い染みからアポリオンが現れる。それも無数に。おお、まるでイナゴの大群じゃぁ。
いや、さすがに言いすぎだ。空が黒くそまるほどの数はいない。イナゴのくせに。
アバドン王(自称)である弾は指笛で操ろうとするが・・表情を見る限り言うことを聞いてくれてない様子。
アポリオンは帝都に向かい運喰い蟲を持った人間を襲うのであった。
びっくり仰天な弾の元に金髪の青年が現れる。
弾に対して何か言うかと思ったが、そんなこともなく黙っている。そこにライドウと鳴海も登場。
金髪の青年は言う。「不運に喰われる日」と呼ぶ日が到来したようだと。
この世とは別の次元に「絶望」だけが渦巻く世界があるらしい。
それが、「底なしの淵」と記された世界・・人の内に宿る負の感情の世界。深淵世界である、と。
ふむ、空に浮かぶ赤い穴は深淵世界の門と呼ばれているわけか。
ここで問いかけだ。アポリオンとは、絶望した人々に対する神の「怒りの行動」なのか「憂いの行動」なのか。はたしてどっち?
神の考えていることなんてシラネーヨ(´ー`)と答えたいところだが選択肢はない。
うーむ、どっちでもいいと言えそうな質問だな。
選択肢を選ぶと、性格診断をされる。
ふむう。自分の生き方に正直ではあるが、それゆえ周りに敵を作りやすいと。主人公らしい性格っショ?
さらに金髪の青年は続ける。門から将来に絶望する「きっかけ」である「アバドン王」が降りてくる。
その言葉を聴いて弾はショック。オレの目指していたアバドン王はこんなんじゃぁない。と。
早くも高校デビュー失敗というわけですな(違う)
弾の「希望」に満ちた行動が結果として帝都に「絶望」をもたらした。
それと同様に、ライドウに「希望」を寄せた者がライドウにとっての「絶望」になるかもしれないとのこと。
憂いた表情で希望を寄せてくるものの怒りの表情に気をつけたまえ、か。はてさて、誰のことであるのか・・

空の門に、穴ぼこだらけの球体がはみ出してきているのが見える。あれがアバドン王なのか?

というところで第伍章終了です。


〜 第六章 葛葉の道理 〜

微妙に不吉な予感がするタイトルである。おそらく、今回のテーマは無茶をして道理を引っ込ませようというセオリーだな。

さて、前章から引き続きラヂヲ塔。弾は、天斗さまと取引せねば生きられぬ村の衆や茜を救うためにアバドン王を目指した。
その希望に満ちた行動が、帝都の人々に絶望をもたらし、その責任から弾自身も自分に絶望を感じているとのこと。
弾が自責の念に駆られていると、ライドウの様子がおかしい。退屈で眠くなったか?いや違うなこれは。

いつものごとくの精神世界に移動であります。どうでもいいが、気絶してもいないときに呼ばれても迷惑でございますですよ。
シナドの面は上下を逆さまにすることで、「憂い」の表情が「怒り」の表情に変わる。
これまで、この世界でライドウに語りかけてきたシナド面は「憂い」の表情だった。
しかし、今。帝都の人々が将来に希望をもてなくなった今。
憂いのシナド面を被った男は倒れ、怒りのシナド面を被った男が目の前に現れる。
いろいろと言ってくれておるが、まとめるとこういうことか。
憂いの分身とやらは希望をライドウである自分に託そうとしている。
怒りの分身は希望を持った行動は絶望に繋がるのだから、これ以上ライドウとして生きるのはやめろ
ライドウを捨てれば絶望しなくて済むと言う。
しかし、それでは・・主役交代。いや、タイトル変更の危機ではないですか!

気づいたら探偵社に戻っていました。長いこと精神世界で話を聞いていたようだなぁ。
探偵社には鳴海と弾。それにタエさんがいる。
タエさんの言によれば、アポリオンは帝都であばれたあと一度去っていっているとのこと。
運喰い蟲を入れた虫かごの破壊が一通り終わったのかね?と思ったら自分が大量に持っている気がしなくもないな。
今はアポリオンの被害はないのか、と思ったが、空の赤い穴はそのままだから人々の不安は納まらない。
いつまた襲われるかわからない生殺し状態ですからねぇ。そりゃ参ってしまいますわ。
ここでタエさんから、空に開いた穴を取り除く方法があると聞かされる。なんと、タエさんからそんな話が聞けるとは。
ほう、槻賀多村のわらべ唄にヒントがあると。わらべ唄の歌詞がこれまでの過程にそっているとのこと。ほほう。
わらべ唄などは、民俗学的に見るとたとえや比喩などを盛り込むことが多いとのこと。
それを踏まえて読解していく。多少強引なところは気にするな!
ふむ、まあわらべ唄がこれまでの過程を表しているように見えなくも無いことはわかった。
でも、これだけでは対処の部分がないではないですか。
というわけで、槻賀多村でわらべ唄のことを調べる流れとなりました。

鳴海は帝都に残り、弾と共に虫かごを集めるという。まあ、大事な仕事ですな。
出発前に屋上で鳴海と相談。内容は弾のこと。
弾は「人を思いやれる優しい奴」なのか「目的のためには手段を選ばない暴君」なのか。
どちらも正解なんだろうがねぇ。内情を知ってしまっているだけに、ただの暴君で片付けたくはないわなぁ。
そうか、ヤタガラスに弾を引き渡さなければならないこともありうるのか。なんかいろいろトラブル起きそうですなぁ。

槻賀多村にタエさんと2人旅。到着するも、村には人影が見当たらない・・というか、アポリオンがいきなり登場。
アポリオン撃退。その姿に驚くタエさん。おや、ライドウが戦っている姿を見るのって初めてなのですかね?
さらにこのタイミングでゲイリン登場。
アポリオンの断末魔を聞いてやってきたというが明らかに駆けつける早いと思うのだが。出待ちのセオリーか。
ゲイリンによれば、槻賀多村のピープルは福禄荘に避難しているとのこと。
逃げ遅れた人を捜索し、福禄荘に送り届ける。
と、今度はゲイリンが秋次郎を探しに行って行方不明になったとのこと。二次遭難ですか。
というわけで天斗神楽に移動。すると、そこには茜と秋次郎に天斗さま。そしてそれらを囲むアポリオンの姿があった。
天斗さまアポリオンに喰われるの巻。悲鳴のエフェクトが生々しい。
もはやこれまでと覚悟を決める茜と秋次郎。そこに現れたのはライドウとゲイリン。
あれ、ゲイリン遭難中だったのでは?やはり出待ちしてやがったんだな!いつものごとく!
ともかくアポリオンは撃破。茜と秋次郎を福禄荘に送り届ける。
それにしても、ゲイリンは大分身体の具合がよくないらしい。そろそろヤバそうだな。

ゲイリンは語る。深淵世界が開かれるの真の恐怖はアポリオンなどではなく、ピープルの恐怖による絶望なのだと。
なんか知っているムードですな。
茜と秋次郎、ゲイリンに凪。関係者が揃っていることだし、わらべ唄について調査する。
ふむ、いろいろと探りまわった結果。わらべ唄は昔あった出来事が元になっている。
そして、昔あった出来事を解決したのは何代か前の葛葉ゲイリンであり、
その時のことが古文書として三本杉に奉納されている、と。
その内容があまりに過激であるため、ゲイリンはそこに近づいてくれるなと警告してくる。なんかヤバそうなムードですな。
三本杉に行き古文書を発見。しかし、現れたゲイリンにより取り上げられてしまう。ここに封じたのはゲイリン自身だと言う。
ゲイリンの話を聞くためにポジトルヲの間に移動。そこで語られたのは昔、槻賀多村で起きた出来事。
幾百年前、戦国の時代。よそ者が運喰い蟲を手にいれ、
逃がしてしまったために槻賀多村のピープルの運が喰われ、帝都と同じく深淵世界の門が開かれた。
それを封じたのが当代のゲイリン。
運喰い蟲が運を貯めて作ったポジトルヲを用い、深淵世界の門を封じる秘術が古文書には記されているという。
そしてそれを成すのはゲイリンの役目なれば、この古文書が欲しければ手合わせをするのがセオリーとのこと。
やはりその流れになるか。

葛葉同士の手合わせ。真剣勝負でござる。ゴウトは自ら立会人を名乗りでる。
こちらには拒否する間も与えられず、ゲイリンとゴウトの間で盛り上がっておられる。
鉄の意志の葛葉が相対せばこうなる。これが葛葉の道理ということか!
ゲイリン撃破。
サンダルフォンを呼び出せるとは流石ではあるが、一体のみのデビルサモンでは届かないのがセオリー。戦は数だよ!
さて、古文書は渡してくれるとのことだが、その際にゲイリンは問いかけをしてくる。デビルサマナーとしての質問。
将来をつかむためには、堅実に生きながらえるように進むか、犠牲を覚悟してでも挑むのを選ぶか、か。
ライドウとしての答えであるならば決まっている。こちらを選ばないと主人公降格の危機であるしな!
ふむ・・葛葉のセオリーとは少し違った答えだったようだが、まあ納得していただいたようなのでそれでよし。これにて一件落着。
ゲイリンは今夜はこのポジトルヲの間に泊まり、深淵世界の門を閉じる秘術を試すという。
ふむ、昔のゲイリンを目指していたゆえにこれを成し遂げたいという気持ちが強いのであろうな。
身体のリミットが近いというのになんとも健気なことであるか。
よかろう、この場は任せるとしましょう。ということで一度福禄荘に帰還。

福禄荘にて、タエさんと凪と一緒に古文書を読み進める。
「陰と陽を合わせて無と成す」プラスマイナスゼロにするということかね。
つまり、幸運の塊であるポジトルヲを不運の門に突っ込めばいいという計算かね。とはいえ、門は帝都に。ポジトルヲは槻賀多村とかなり距離がある。
その件についても古文書に記載があった。「英雄が使役せし邪神が空をえぐり」ふむ。邪神ねぇ。何が出てくるのやら。
ともかく、ゲイリンが事を成すまでは待機であるかね、と思ったらその夜のうちに凪が行動を起こす。ゲイリンが長くないことを教えてしまった為か。
迂闊であった。まさかしっかり寝直すとは思わなかったからなぁ。さすがはライドウさんと言うべきか。トラブルしょいこむの好きね。

どうも凪は修験闘座に向かったようだ。まさか、先に秘術を行ってしまおうと言うプロセスか?それはいけない。
きっと失敗するのがセオリー。ドジッ娘っぽい設定であるがゆえに。
と思いきやゲイリンもちゃんと現場にいました。まあ、秘術はここで行われると言ってたからいるのが道理か。
歴代ゲイリンに伝承された秘術は邪神トウテツを使役するプロセス。トウテツか〜
トウテツのところに行くには長い道があり、さらに歴代のゲイリンが守護していると言う。
ゲイリンの身体では無茶なトライであるとのこと。
ゴウト「どういうことだ?
え、ゴウトよ。ゲイリンの身体について本当に気づいてないの?
気にするなと言われて本当に気にしないとは・・こまったにゃんこだ。
ゲイリンの病名は結核とのこと。って凪は病名まで知ってたのか。

ともかく、ゲイリンを追って進むことにする。ここは謎解きのギミックが満載だ。
リドルというやつだな。パズル要素の仕掛けであるが、まあそんなに難しくはないなと進む。
ドジッ娘属性が発揮されている凪はヒントを忘れてみたりしてくれるものの、1〜3はさほど苦戦せずに突破。
しかし、最後の謎で行き詰る。
川を横にと仇を右にで3と9を意味しているのはわかるが、どうしても進めない・・降参/(^o^)\ナンテコッタイ。
ついにネットの情報を頼ることに
ふむふむ・・同じようにプレイ日記形式にしているところがあるもんだなぁとか思いつつ情報を探す。
ははぁ、陽は人間を指し、陰は悪魔だから単独捜査で9の方には悪魔を送ればよいと・・これはムズカシイヨ。
単独捜査はあんまり活用してなかったからなぁ。
ともかく、最後の仕掛けを突破。ゲイリンの元にたどり着くのでありました。
凪とゴウトは謎を解くのを見守っていただけでありました

ゲイリンは歴代のゲイリンの影を14体倒していた。この修行って後世の代ほど辛くなっていく内容だな。
あと2体というところで、病魔により倒れるゲイリン。そのゲイリンの手向けとして成長した姿を見せ、影を1体倒す凪。
18代目ゲイリンを名乗る覚悟もできたようだ。
それはそれとして、影はまだ1体いる。
凪はもう限界であるゆえ、ここは手を出さざるを得ないプロセスである。ソーリーでござる。
影を撃破。そしてゲイリンは秘術を託し逝ってしまわれた。惜しい御仁であった。
凪はゲイリンと出会った日のことを夢に見ていた。まだ小さなガールだったころ、そのころからゲイリンは病気であったようだ。
なんとも凄まじいことであるか。
ともかく、ゲイリンや凪のためにも秘術の完成をせねばなるまい。

封印されたトビラを開けると現れたのはトウテツ。ゴウト曰く愛らしいとも思える容貌。口をクチャクチャしてるが何食ってんだ?
邪神トウテツが言うには、我がライドウは自分の気持ちに正直に生きるものであるとのこと。
それはカオスに偏っているという判断ですかね?
トウテツはゲイリンと凪の覚悟は以前に自分を使役した代のゲイリンに劣らぬと称える。
そしてライドウの仲魔となり、秘術を完成してくれるという。戦わなくてよいのか。チッ
トウテツは空間を喰らい、帝都にある深淵世界の門を槻賀多村に引き寄せポジトルヲと接触させると言う。これまた豪快な。

ここでムービーシーンだ!今回も長いぞ!
ライドウはトウテツを肩車している。何だこの絵面は。
ライドウのMAGを糧にして空間を喰らうトウテツ。一方、帝都はアポリオンが暴れていた。
その帝都の空には深淵世界の門とそこから出てこようとしている穴ぼこの球体。
と、その門が何かに引っ張られるように動いている。
周りの雲と同じく門も球体もまとめて引きずられていき・・帝都にはしばらくぶりの青空が広がるのでした。めでたしめでたし。
なんてわけにはいかない。代わりに槻賀多村の上空に門が出現。村の人はPANIC状態。
ここでポジトルヲが共鳴したのか、門に向かって浮き上がり吸い込まれていく。
陰と陽が溶け合い、門とポジトルヲが消えていく。さすがのライドウさんもMAGを吸われて疲れた様子であった。
しかし、休んでもいられなくなる。門は消えたが出てこようとしていた球体は消えてはいなかった。
というか、むしろ落下しているんだけど。村の中央にってオィー

ムービーが終わり、いつもの精神世界に。シナドの面を被った書生が立っています。怒り面の方だ。
怒りシナドはライドウの名を捨てろと言う警告に従わなかったので御立腹のようだ。底なしの暗黒を見せてやるぜメーン。
絶望をみせてやる。このシナドがな!
ようやくここで名乗るシナド
いや、シナド面を被っている状態でシナドとわかっていたから今更シナドと名乗られてもどうしなどいうのか。

なんて言っている間に第六章終了です。


〜 最終章 底無しでの誓い 〜

前章のおさらいをゴウトがしている。門が消えたことまでは言及しているが、球体が落ちてきたことにはノーコメントである。
物理的には落ちてきてないとかそういう話しかね?実際福禄荘は無事のようだし、ライドウもここで休んでいるようだ。

さて、目を覚ましたライドウの元に茜さんが現れる。ほう、あれから2日も寝込んでいたのか。
門が消えたことでアポリオンは去っていったようだ。そして、ゴウトは槻賀多家に気になるものがあるという。
アレコレ言うより見た方が早いと言うから見に行くことにした。

言ってみると、槻賀多家のあったところに球体が鎮座していた。ほう、槻賀多家の屋敷を下敷きにしただけで済んだと?
結構でかいようにみえたんだがそれほどでもなかったのかねぇ。
それにしても落ちても衝撃破などがほとんどないとは・・実は軽いのか?穴ぼこだらけなだけに。
トウテツが言うには、前に秘術を行った際にはこんな球体は残らなかったと言う。怪しいネェ。
ここでトウテツは退場。あれ?仲魔になるんじゃないのかい?
というか再封印とかされなくていいの?歩いてどこへ行く?謎はつきない。

トウテツに18代目と言われた凪は将来の決意を新たにしていた。そこに怒りがこめられた声が風に乗って聞こえてくる。
辺りを見回せど姿が見えず・・そしてライドウの意識が遠くなり・・またかよ。そろそろ直接話しにいらっしゃいな!
ともかく、怒りシナドの登場である。
シナドは言う。黒い球体の名は・・「無限奈落アバドン」わーい、なんかカッコイイ気がするね。
今回もライドウに向けて絶望を与えてやっからよぉ、覚悟キメとけや。と脅しにきたらしい。
その手段として、護って来た人々の姿を見せて絶望させてやるとのこと。
そっち方面でこられるのは地味に厳しいのでやめてくれなさい。

再び福禄荘。短い期間で気を失って看病されているライドウさん。そりゃ茜さんも心配になるさ。
ここで茜さんからクエスチョン。将来とは、無限の可能性に賭ける物か、身の丈にあった役割を探すものか?
プレイヤーの考えは脇において考えた方がよいのかねぇ。まあ、年齢とかいろいろとありますし。モゴモゴ。

外に出てみると、秋次郎が村の男衆と今後のことについて相談していた。
男衆はシナドの怒りの声を夢で聞いたと言う。茜さんも聞いたそうだ。
男其の一「シナド様のためじゃぁ。茜お嬢にぁ・・ふふ・・一肌ぬいでもらわんとなぁ・・
なんだその言い回しは。天罰テキメン!
その話はさておいて、停留所に鳴海とタエ、弾が来ているので迎えにいくことに。
しかし、あの黒い球体は遠くからでもよく見えるなぁ・・
帝都のビルヂングよりでかいとのことだし、これって村おこしに使えるんじゃね?とか考えたりはしないものかねぇ。
黒船来襲時も、見物人とそれを目当ての客商売で賑やかになっていたという話があったぐらいだしなぁ。

鳴海と共に福禄荘に。そこで鳴海は語る。
槻賀多村に来る途中、夢を見た。そこで、シナドの面を被った自分がこう言ったらしい。将来に夢見んな、と。
この夢はタエさんも見たし、なんとゴウトも見たという。ゴウトがシナドの面被ってでてきたのか?猫に面とはこれまた奇怪な。
そんな話をしている際にタエさんが駆け込んでくる。弾が大変らしい。
大変な目にあっているのか、大変なことをしでかしているのかどっちだ?

天斗樹林につくと、弾が村人に囲まれていた。どうやら大変な目にあっている方らしい。村人はみなシナドの面を被っていた。
村人は、シナド様がお怒りじゃーこうなったのは槻賀多家の連中のせいじゃー。
であれば槻賀多家の連中は処刑じゃー処刑処刑ィーイ。とハッスル中。
あまりにハッスルしすぎて村の女の人の首から血が吹き出てしまってますよ。
さらにアポリオンまで身体から飛び出してきてしまってますよ。興奮しすぎだ!
飛び出してきたアポリオンは女の人の言葉を叫びながら襲い掛かってきた。ので、普通に倒した。

タエさんがこの現象を一言で片付けてくれました。
「責任転嫁」
運がなくなって絶望したから人にぶつけようという状態なわけですな。じゃあ、悪魔が出てきてもおかしくはないわな〜

槻賀多家に向かうと、弾は無事だったが・・秋次郎が血を流し倒れていた。アララララ。
秋次郎を害した村の衆は茜をシナド様の生贄にすると言い残し、無限奈落アバドンに吸い込まれていった。
ともかく茜さんを救うためにもアバドンに進入せねばならない。入り口を探すために天斗永君堂の蟲人に話を聞くことになった。

さて、蟲人の中でも最初に運喰い虫を作ったという蟲人に会う。
新しいポジトルヲを作るには運喰いが必要というが、あいにく1匹も持っていなかった。
ここ最近は不意打ちくらいまくり逃しまくりだったからなぁ。
というわけで運喰い虫捕獲の旅に出る。
帝都の異界にいるそうなので、ついでに異界で行きそびれたところもめぐることにする。そして12匹の運喰い虫を捕獲。
どれだけ渡せばいいかわからんが、これだけあればよかろう・・なに、全部よこせだと・・?
つまり1匹でもよかったということか。そうなのか!?ツイてないぜ。
と思いきや、足りないからもっともってこいと言われる。これでも足りないのか。
ということは、かき集めたという行動は間違っていなかったということだ。ツイてる!?
さらに13匹を追加。さてこれでどうかなっと。お、今度はうまくいったようだ。
運喰い虫の腹を割き、運を取り出してこね回し・・アメ細工のように固まった。
このポジトルヲの結晶があれば、無限奈落アバドンの中に入ることができそうだ。
ここで弾からの質問タイム。蟲人は将来について絶望していたところに、希望を持ちかけてしまって困っている。
将来とは、辛抱強く待って見つけるものか、自分で創るものであるか。
人それぞれだと思いますよ。なんて回答はダメなんでしょうな。
でも現時点で力がある者とそうでない者とでは答えは違ってくると思うの。
まあ、ここは力ある者としての回答をしておくとしましょうか。

ポジトルヲの結晶を手に入れたライドウ達は無限奈落アバドンの前に立っていた。
鳴海、タエ、凪の3人は村に残り、ライドウと弾の2人が突入することに。
絶望の瘴気を希望の結晶で払いアバドンに突入。うぉ、なんだこのエリアは。
金色に派手に光った空間である。記念に写真を撮っておくことにした。いや、別件依頼されてたからなんだがね。
中に入ってしばらくすると村の若い男がいた。弾は村の男の怒りを受け止める決意をする。
殴られても蹴られても黙って耐え忍ぼうとする弾。
でもついつい手に持っていたポジトルヲの結晶を男がかぶっていたシナドの面にぶつけてしまう。
ひどい偶然もあったもんだな!
ともかく、希望により絶望を払うきっかけが与えられ、村の若い男は正気に戻った。
そこに怒りを含んだ声と共にシナドがやってくる。今回もああだこうだと脅しをかけてくる。
そんな風に脅されても怖くありませんからねっと。むしろ飽きが来たぜ。
というわけで御忠告は無視して進むライドウさん達でありました。

村人達を正気に戻しながら進む。そのたびに悔しがるシナド様の姿が滑稽ですわ。ホホホ。
そしてついに茜さんと出会った。しかし、茜さんにはポジトルヲの結晶も効果が無い。
借り物の希望ではダメだ。弾の気持ちをぶつけにゃいかんということだ。
というわけで、弾は自分の希望を取り出して茜に与えてやるぜと言い出す。
さすがにその覚悟は見事なもの。無事に茜さんも正気にもどりつかぁった。
弾と茜の兄弟水入らずにしておいて先に進むことに。目の前にそびえ立つのは奈落門。
この先は答えによって進む先が異なるそうな。ふぅむ。今までカオスな選択してきたからなぁ。どうなるか。
ここは己の生き方を選択する道であるという。ホホホ・・どんな問題でも出してみるがよい。
第1問。力が劣る悪魔がいたらどうしますか?そりゃー合体材料にするさー
第2問。神の加護を受けて救世主となった。しかし実は利用されてただけだった。どうするかって?そりゃー神だって倒すさー
第3問。友人が異性を薦めてきた。しかし相手は好みじゃなかった。悪いけど・・妥協はなるべくしたくないんでさー
第4問。苦楽を共にした仲魔がいる。巨大な敵を倒すためには仲魔を喰らって強化するしかないという。
悩みはすれども、喰らってでも倒さねばならないであろうな。あ、であろうさー
むう・・心のままに選んだら、全て怒りシナド面が語る答えを選んでいた!なんかマズイ?マズイ?
奈落門に戻る。そこには、金髪の青年が立っていた。青年は問うてくる。
今の行動は、機関の人間である葛葉ライドウのものであるのか、それとも主人公自身のものであるのか、と。
ハハハ、何をおっしゃるやら。私は私であり葛葉ライドウは私であるというのに。
まあ、機関の人間だから動いたというのは少し違うかねぇ。

回答結果。私の性格は、自分の気持ちに正直にいられるが、敵をつくりやすい生き様である。とのこと。
そんなこたーわかってるさー
というわけで、2つあった奈落門のうち片方は閉ざされ、もう片方からしか進めなくなりました。
さて、この道がどのような道となるか。
ある程度まで進んだところで呼び止める声がする。現れたのはカマエル。大いなる主に仕えるものだそうな。
なんだかお前の生き方が気に障ったから粛清いたしますとのこと。やれるものならやってごらんなさい。
カマエルを退けることに成功。口ほどにもないな。そこで、この戦いを見ていたらしき者から声がかかる。お、お前はーッ!?
アスタロト・・アスタロトじゃないか。そういえば最初に異界巡りしたときに見かけて以来であったなぁ。元気してた?
ほう、私の行き方には閣下も御満悦であると。そして仲魔になってあげますよとのこと。そいつはありがたいやねぇ。ホホホ。

この先にシナドがいるとのことだが、道はまだ続いているようだ。
道中、あやしげなマスに踏み込むと異空間に飛ばされる。そこにいたのは・・辰巳?
ははぁ、萬年町からアバドンまで飛ばされていたのか。
ふむ、確かに私の行動によって辰巳はひどい目にあっているようだ。しかしそれは因果応報というものであろう。
因果と叫んで打ち込んだら応報と叫んで打ち返されるがごとしだ。
でも、アバドンに済む人の絶望のせいで行く手に魔人が生まれてしまったぞとのこと。理不尽な。
というわけで、魔人ホワイトライダー戦である。
なんか、この先もレッドライダーやらペイルライダーやらでてきそうだなぁ。やれやれだぜ。

予想通り魔人達と戦い続ける。
しかしまあ、一度迎撃したことのあるやつらばかりであるからなぁ。楽とはいわないけど、敗れることは無い。
でも、手間がかかる割りにもらえる経験値は少ないのでガックリだ。
ともかく、全ての魔人を退けることに成功。その度に捨てゼリフを吐くシナドが鬱陶しくも哀れっぽい。

魔人を退けた後もボスラッシュは止まない。
ゲイリンが生み出したサイコアポリオンを打ち倒し、次に現れたのは鳴海。しかし、今回は様子が違う。
なんと鳴海は私に将来の夢を聞いてきた。夢ねぇ・・な、なに?キーボードが出てきたぞ。入力せよと申すか!?
これは困るな。そもそも葛葉ライドウを襲名している時点で将来の道って割りと固まっているような気もするんだけど・・
あえて答えるなら・・人修羅?
鳴海「・・・素敵な夢じゃないの」
そういってくれると嬉しい。
ははぁ、ライドウなんてやめてその夢を追っていけよと。そういう話の展開にしたかったのね。
でも選んだ道は人修羅でしたから。ゴメンナサイ倒します。
ここで現れたのは、神の戦車オファニム。聞かない名前だな。というかキモイ。
多頭なのはともかく、真ん中の人間の頭が大口開きっぱなしなのがことさらキモイ。その口を閉じろ!
オファニムを撃退。口は閉じなかったのでそのまま消滅させました。合掌。
鳴海は人修羅になる夢もきっと叶えられるさと応援して去っていく。ああ、頑張るよ!
シナドはこれが最後の忠告だ、ライドウを捨てろといつもの捨てゼリフ。
ようやくこの問答も最後か。お前さんのセリフは、いいか来るなよ、絶対来るなよ!としか聞こえないぜ。
行くのが礼儀ってもんだな。

さて、ようやく最奥。神の珠と呼ばれるところにやってきた。そこに現れたのは金髪の青年。
金髪の青年は語る。目の前にあるでかいシナドの面は、人々が将来を諦めた絶望の現れであると。
そして言う。ライドウの生き様は強さにあふれているが、自分自身だけが強くても・・それだけではシナドに会うこともできない。
それはアレですか。人修羅ではコトワリが築けないとかそういうアレですか。夢を捨てろと言われるか!

なんてことを言っている場合ではない。追いかけてきた茜さんが、巨大なシナド面に突っ込んでいった。
自分がライドウから与えられた希望をぶつけてやると言い残して。
止める間もなく衝突。茜さんも巨大なシナド面も消滅したのであった。ナンテコッタイ。
ゴウト「茜のことは悲しまず、賛辞を送ってやれ」
そうであるな。ここで折れてはデビルサマナー葛葉ライドウの名が廃る。いざ行かんシナドを成敗に。
と勇んでみれば、シナドが現れてまたもやブツクサ言ってくる。いいからかかってこんかーい。
ってシナドの面をつけたでかい茜さんが現れた。いや、違う違う。戦おうとしているのは貴方じゃないですよ。チェンジチェンジ。
そんな言葉を受け入れてくれるはずも無く、日和見者の茜と戦闘に。
うーむ。なんとも悲しい戦いである。
受け入れることを選択した茜さんに抗うことを見せ付けてしまう結果となり苦しめてしまったわけだが・・
それでも、こちらは抗うことをやめるわけにはいかないのである。
とにもかくにも、シナドとの直接対決にこぎつけることができた。
というか、シナド。お前さんがとっとと戦ってくれれば嫌な思いはしなくて済んだんじゃないのじゃないかね?
まあ、将来こういうことが起きるぞということを前倒しで見せてくれたのだろうが・・
大きなお世話ですコノヤロウ。選択は変わらないぜよ。

神の珠の前にてゴウトと会話。これが最後の戦いであるな。気合を入れるぜ・・
シナドは言う。脆弱な希望にすがるから人は将来に不安を感じるのである。
だから、それを砕き底なしの暗黒に身を委ねることで安寧を得ると。
それを表すかのように、シナドの姿は人々が暗黒に身を寄せ合って形作られている。うは、キモス。
ダメージを与えるごとに寄り添う人々が剥げていく。そして、底なしの暗黒が姿を現した。って大怪球じゃあございませんか。
これこそ最後の戦いだ。アイテム全開でいくぜ〜〜〜あれ、ソーマ1個使っただけで倒せちゃったぞ?

敗れて悔しがる怒りのシナドの前に憂いのシナドが現れる。
ライドウが見せた「あらがう」行動の強さに、怒りのシナドも折れたようだ。
シナドはシナドで人々を救う存在としての行動を全うしようとしておるんだろうねぇ。
また人々が絶望に捕らわれることがあるならばやってくるぞと言い残す。救世主アバドン王として。

現世に帰還。周りには鳴海、タエ、凪、弾の4人がいた。
タエさんがいうには、無限奈落アバドンは村の人がシナドの面を外したら消え去ったとのこと。
村のピープルも正気に戻っていた。しかし茜さんの姿はない・・

というところでエンディングムービーです。ライドウ達は帝都に戻る。凪はハイピクシーを呼び出せるようになっていた。
そして弾は蟲人達を連れて旅に出た。なかなかうまく行っている様子。その弾の前に現れたのは、茜さん・・?

数日後。鳴海がシナドとはなんだったのかという考察をしようとしたが、腹が減ったのでやめていたころ、
我らのライドウさんは悪魔に会っていた。凪のパートナーであるあの和服の妖精だ。凪に生き返らせてもらったらしい。
凪は、自分が未熟なままだとまた死なせてしまうからすぐには生き返らせなかったそうだ。悪魔の死ってそんなもんなん?
まあ、ともかくよかったよかった。これにてハッピーエンドであるな。

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