蒼天紳士チャンピオン作品別感想

あまねあたためる
第1話 〜 第11話


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 各巻感想

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あまねあたためる 1巻


第1話・あまね木に登る  (2012年 52号)


チャンピオンの若大将、佐渡川準先生の新連載が始動!!
ソウルフルな美少女コメディ、巻頭カラー2本立てで開幕です。

遺書を置いて踏み切りの前に立つのは生きる気力を失った男。
誰のせいでもないが、生きていることに何の感情もわかなくなったそうな。
そんな男の横に立つのはひとりの少女。
踏み切りを待つ少女の髪にセミが止まる。そしておしっこひっかけて飛び去っていく。
おやおや。これは災難ですな。それを目撃して思わずハンカチを取り出そうとする男であるが――

御存知ですか?セミのおしっこって樹液を濾しただけのモノだからばっちくないんですよね!

ほう。それは知りませんでしたな。
だからといって拭かずにそのままにしておくのはいかがなものだろうか。
だが、その返しは新鮮である。純粋さが見てとれる。
それゆえか、男は自殺を思いとどまるのであった。明日もまた会えたりするのかなと思いつつ。

一人の男を自殺の危機から救った少女。いい話だ。
というか、この男。もしや電車に飛び込もうとしてたのか?
自身が死ぬだけじゃなくかなりの迷惑をかける行為となるのだが・・・思いとどまらせてよかった!

さて。そんな天真爛漫な様子を見せる少女の名前は、温周ちゃん。
うん、漢字だけでは読めませんな。温周(ぬくもり あまね)ちゃんであります。読めねぇ!!

あまねちゃんは私立蓮城高校の2年生。れ・・・蓮城?空手道部が強い高校だったりするのかね?

というのはさておき、のんびりとしたスクールライフを満喫しているあまねちゃん。
放課後の掃除の時間。
練習試合を控えた男子は掃除をしている暇はないと練習に向かおうとする。
ならばと自分が代わって掃除を引き受けてくれるあまねちゃん。いい子ですな。
友人のミホちゃんに、アンタいつか男に泣かされるよと心配されるぐらいにいい子だ。
その返しが、そしたらよろしくね。ってこれは、どういう意味なのか気になるところですな。何をよろしくすればいいのか!?

掃除を終えて帰るあまねちゃん。その道中で何かを発見した様子。
そして掃除を代わってもらった男子の西野くん。凡ミスをして走らされている。あらあら。
頭では分かっているがどうにも感覚が掴めない様子。センスの問題は難しいなぁ。

そんな悩める西野くんが、木から突き出している女子の下半身を発見。
一見首吊りのように見えるが何てことはない。単に手でぶらさがっているだけです。うーん。
どうやらあまねちゃん、巣から落ちた鳥のヒナを木の上に戻してあげようとしている様子。
だが、ぶらさがった体勢で停止してしまったようだ。ってどうやってぶらさがったのだ?

手伝いを頼まれる西野くん。
とはいえ、どう手伝えばいいのやら。体勢的にも目のやり場に困る状態でございますし。
落下しそうになっているのだから、支えてあげなければいけないのだろうが――

押して!おしり押して!

マジすか!?
まさに本人公認のタッチ許可。いやいや、人助けですからしてこれは、ね。
純情な若者である西野くんは躊躇いながらも迷いをふっきるように押し上げる。ぽふ。
両手で押し上げるその感覚は、西野くんに何かを掴ませるきっかけとなった様子。
あまねちゃんはしっかり木の上に登れ、ヒナも返せて御満悦。よかったよかった。

その後、部活に戻った西野くんは見事なトスをあげる。ああ、バレー部だったんですね。
なるほど。先ほどの行為で感覚を掴めたと言うのはこのことであったのか・・・優しく上げる!!

心地良く吹き抜ける――吹き抜けるだけのそよ風。これは、そんな少女のおはなしである

そよ風を感じられるときって気持ちがいいですよね。
あまねちゃんはそんな存在であるってことなのでしょうか。
少なくとも今日1日で関わった男子を2人も幸福にしている。見事なものである。
自身は木の上から降りられなくなって困っている様子でしたが。ハハハ。



第2話・あまね噺を聞く  (2012年 52号)


落研部員の昆野くんはお悩みの様子。
会話が棒読みだと先輩にダメ出しを受けたみたいである。ああ、そりゃダメでしょうな。落語家にとっちゃ致命的だ。

好きなんだケドねぇ〜〜やるとなると話は別だよお前さん。
カラオケだってそうだろ「好きな曲と」「歌える曲」って違うだろ?
・・・才能ないんだよ・・・

下手の横好きなる言葉ってのはありますやね。
あまり上手くはないがそれでも好きなものは好きである。
趣味で済ませるにはいいかもしれないが、才能がないと気づかされてしまうとなんとも。

と、悩む昆野くんであったが、ひとり噺を諳んじていたところをあまねちゃんに聞かれてしまう。
なんにも見ないでスラスラ言える昆野くんをすごいと誉めるあまねちゃん。もっかいやってよと言ってくれます。
これは嬉しい話ですな。リクエストされるってのはとても嬉しいものである。
というか、このタイミングで書かれるアオリがなんだかすごい。
「僕たちは女子にすごいねって言われたい。」
うーん。まあ、そうねー。そういう気持ちもあるかと言われればー・・・あるね。あります。確実に。

というわけで、なんとなくやる気になった昆野くん。
噺家らしく机の上に正座をして噺を開始します。毎度バカバカしい笑いをひとつ・・・

そうそう。一人でもお客さんがいるなら、コツコツやってけばいずれは――!!

そんな夢想をする昆野くんであったが、噺の途中でいきなり仰向けに倒れこむあまねちゃん。
これは、まさか――居眠り!?
「噺家殺すにゃ刃物は要らぬ、欠伸の一つで頓死する」お客に退屈されちゃ噺家は死んだも同然。
欠伸どころか居眠りされるなんて校長の長話並に退屈だって話ですよ。こりゃ厳しい!

が、別に居眠りをしていたわけではない。
あまねちゃんはむしろ昆野くんを天才だと褒め称える。

もう20分だよ。よくそんなに正座できるね!?

え。そこを褒めてるの?
というか、お客さんまで正座してなくてもいいんですよ。
単に足が痺れて倒れこんだだけというオチでありました。おやおや。

気を取り直して次。
寿限無を始める昆野くん。部活ではまんじゅうこわいとかやってたし、有名どころをやってるんですな。
長い長い寿限無の名前を噛まずに読み上げる昆野くん。すごい!ハラショー!!
いや、そういう褒められ方をされましても。

笑いどころなのに別種の褒められ方をされてしまう昆野くん。複雑そうな表情ですね。
まあ、気持ちはわかります。ネタを喋ったのに想定と違うところでウケると微妙な気持ちになりますよね。
喋り方が面白かったって、内容はどうなんだよ!とか。よくあります。

そんな擦れ違いが続く昆野くんとあまねちゃん。
刻そばをやれば、おそばをすする姿を褒められる。いや、これは悪くはないな。
噺家としてみてはこういう動きでの演出も大事な要素でありますし。
しかし、今、何時だい?の言葉に答えられてしまうと困る。落語の体を成していない!

笑え――っ!!!

我慢しきれずにツッコミというかなんというか、とにかく叫んでしまう昆野くんでありました。
その言葉を受けてのあまねちゃんの笑みはなんともシブイ。あははははは。

ゴメン。どこで笑っていいのかわからなかったの。棒読みで・・・

ああ。やっぱり棒読みなのは間違いないんですな。そりゃあ笑いづらいさ。しょうがない。

通り過ぎる――そよ風のように。しかしてその風は、彼にキレ芸を授けた

ってそんなオチかい!!
うんまあ、笑いがとれるようになったのなら、それはそれで・・・と考えていいのだろうか?
なんとなく笑わせているというよりは笑われているような気がしないでもないが、それでいいのか!?

あまねちゃんは何というか、本当に天真爛漫なんですな。
純粋であり、計算高くはない。逆に言うと正直すぎて余り深くは考えていない。
なのでお世辞とかが出来る子ではない様子。
本気で凄いと思ったことを讃えるし、思っていない部分のフォローは出来ないと。
割と危うい気はしますね。今回の昆野くんも元気付けられたのかどうかは微妙な所でありますし。
まあ、可愛い子と一緒の時間を過ごせたんだということで。納得してもらいましょう。

今後、どのように話を転がしていくのか読めない作品でありますが、どうなることか。
次回予告の堅物生徒会長との対比なんかは面白そうな感じでありますが・・・見守っていきたいところです。



第3話・あまね猫を飼う  (2012年 53号)


新連載第2回は猫目線でのセンターカラー
ふうむ。なんだかブルマが小さいような感じがしないでもなく。

それはさておき。今回のあたためられる人の紹介。
蓮城高校の生徒会長、神崎拓人。校則を遵守し、遵守させる孤高の冷血漢
お菓子など、時間外の飲食は校則で禁止されているため、見かけたら没収してしまいます。
なるほど。お堅いですな。でもゴミとして捨てちゃうのはいかがなものか。

その生徒会長と廊下ですれ違うのは体操服姿のあまねちゃん。
両腕にやきとりや鮪の缶詰などを抱えて歩いています。飲み会でもやるつもりか!?

急ぎ、あまねちゃんの後を追う生徒会長。
体育館の前で見かけたのは・・・地面に寝転がりながら子猫にエサをやるあまねちゃんの姿でありました。
ははぁ。寝転がるためにわざわざ体操服姿になっていたってことなんですかね?
しかしなんだかデフォルメされた感じのネコでありますね。可愛いけど。
って子猫相手にするには量が多くはございませんかね?

ともかく、校内における鳥獣の飼育は違反されているとのこと。
その指摘に対し、授業の合間にごはんを食べさせているだけですと抗弁するあまねちゃん。
飼い主だって探しているし、それまでは私が親なんです、とのこと。

あまね「母親です!この子のためなら私・・・おっぱいあげれます!!
会長(卑猥!)

その通りかもしれんが、なんだその返し方は。面白い。
さすがに孤高の冷血漢。この程度の卑猥さは何とも無いぜって話か。

子猫を没収する会長。乱暴はやめてくださいととりすがるあまねちゃん。
それだけで地面に大の字に突っ伏すことになる会長。虚・・・虚弱だ!!

学校のために働き、働けば働く程嫌われる。その理不尽で食欲はなく、夜も眠れない・・・おまえらのせいだ!

なんとも不器用というか、損な生き方をしてますなぁ。
自分が規律を守らせないと学校は無法地帯になるという思いが強いのでしょうけども。
会長は自分を縛りすぎているんじゃありませんかね?

ああそうさ!じゃないと示しがつかない!縛られることこそ、我が青春!!

青春かーそれなら仕方がないのかなぁ。縛られるのが嬉しいとか堂々と言われても困る。この年で倒錯してるな!
てな風に、諦められるとかいうか、呆れられることが多そうな会長の人生観。
だが、あまねちゃんはそんな会長をネコのごとくあやし、なでつけ、抱き締める。ぎゅ。

笑ってください生徒会長。学校って――もっと楽しい所のはずです。

おっと。自らを縛っていたはずの鎖があっけなく粉々に吹き飛んだぞー!?
まあ、しょうがないっちゃーしょうがないか。
生き方を決定付けてしまうにはまだまだ若い。女の子の行為で揺らぐことだってあるさね。それも青春。

というわけで、子猫は会長の家で飼ってもらえることとなりました。ほう。
その代わり、ちゃんと名前で呼んではもらえないかなとか言い出す会長。ほう。

あまね「わかりました。お仕事がんばってください、神崎さん」
神崎「・・・やっぱり「拓人」でいいかな」
あまね「それはちょっと

フッ。おっぱいくれなどとは死んでも言えまい

なんだその流れは。もしや、下の名前で呼んでくれたのなら、勢いに乗じて言ってしまうつもりだったのか?
でも、反応は気になるので言ってみるのもよかったのではないでしょうか。
まあ、それこそれそれはちょっとで済まされそうな気はしますが。
というか、抱き締めるのはいいけど、下の名前で呼んだりするのはNGなんですな。
うーむ。あまねちゃんの許容ラインがよくわからん!!
肉体的な接触よりも精神的な接触を重んじてラインを引いているのかもしれない。
肉体的接触の時点で男の子は大抵誤解しちゃうものなのにね!!

まあ、何にしても今回はほどよい感じで収まった様子。
生徒会長も鎖が弾けてどこかくだけた様子になったみたいですし。よかったよかった。
ちなみにあまねちゃん、猫だけでなく犬の世話も学校でしていたりする。
なるほど・・・あの大量のエサは一匹を相手にしていたわけではなかったからなのか・・・!!
学校にどれだけの動物が迷い込んでいるのか、気になるところですな。



第4話・あまねのぞかれる  (2013年 1号)


今回の温められる男の子はあまねちゃんのクラスメイトである荒木くん。
しかし、僕たちは女子の見てはいけないとこほど見たくなるものだぜ。って凄いアオリっすね。
見ない方がよかった・・・なんて気分になるオチが待ってるかもしれんぞ!!

それはさておき。
消しゴム落とした荒木くん。拾おうとしたら後ろの席のあまねちゃんがよいアングルで見えておる。
ふむ。これはこれはっ・・・!

思わぬ穴場を発見した荒木くん。ならばもう一度と今度は自ら消しゴムを落とす。
が、丁度同じタイミングで消しゴムを落としたあまねちゃん。
机の下にもぐり込んで消しゴムを拾う。
なものだから、後ろを見る荒木くんとバッチリ目が合ってしまったりするわけで。おやおや。

バレた!?ガッツリ目が合っちまった。話したこともないのにあんな近くで・・・
やっべぇ。ちょー可愛いんですけど?

てな感じにいきなりドキドキしだす荒木くん。
やましさがバレたドキドキ感を恋と思ってしまっているとかそういう話だったりして。
まあ、恋の始まりなんてそんなもんかもしれませんけどね。
それはそうと、どうやらあまねちゃん。覗かれていたっぽいことに気付いてしまったようですが・・・

さっきので真後ろから睨まれているかもしれない。
いや、でもそんなに露骨にはのぞいてないし・・・
というわけで、確認のためにラス一ということで消しゴム落としの後ろのぞきを敢行すると・・・
あまねちゃんが机の下で正座しながらこっちを見ていました。ブッ!!

これは怖い。でもふくれっ面は可愛い。しかしそのまま近づいてこられるのはやはり怖い。
これまで目立たないように生活してきた荒木くん。
それが今回の覗き事件を広められるようなことがあれば、穏やかな学園生活ではいられないでありましょうな。

そんな目立ち方イヤだー!!

でしょうなぁ。誰だって嫌さ。出来心は身を滅ぼすって奴でございますね。
まあ、あまねちゃんはそういう噂を広めるような子ではなかったというのが救いだったわけですが。
ちゃんと前見て授業受けなさいとネコパンチをかましてくるあまねちゃん。
これには荒木くん、勝手な想像をしてこの子を汚していたと反省するのでありました。

さてはて。今回もまた判断の難しい所であります。あまねちゃんはどういう子であるのか?
少なくとも覗かれることがあると意識できることはできるらしいのはわかった。
が、それに対してそこまで怒ることもない様子であるのだが、これはどういう子と判断すればよいのか・・・?
おおらかと見るべきなのかもしれないが、そっち方面がおおらかだと色々とアレな感じになる。
正直判断が付き辛い。ひょっとしたら怒りがほとんど持続しない性格なのかもしれないし。燃えて瞬間で消えるみたいな。
もう少しエピソードを見ていかないとという感じでありますな。



第5話・あまね着飾る  (2013年 2+3号)


クリスマスシーズン。
というわけで、サンタの格好をして街中でケーキを売るお姐さん。
洋菓子店のバイトの横井さんでございます。
サンタさんだーと嬉しそうに近づいてきた子供に対し、目線を合わせて一言。

んなモンいねーよ。客じゃねーなら帰れガキ

なんてお言葉!!お子様泣いちゃったよ。
どうやらかなりのスレッからしらしい横井さん。
まあ、事前売りじゃなく、イブの当日に売っているようではお察しというものでありましょう。
ケーキに囲まれて入るけど暖かい部屋で食べれるわけでもなし。
イブの恋人は出張ワゴン。とっとと売り捌いてこの空間から消えたいよと考えてもしょうがない状態だ。

そこに登場したのは一人の少女。
どうやら買い物帰りらしく、バッグにはお鍋の食材が並んでいる。
お鍋なのでケーキはいらないと言うが、鍋の後に食べてもよろしいんじゃなくて?

てなわけで、通りがかったのはあまねちゃん。
サンタ服がかわいいなと思って見ていたのだが、しっかりからまれてしまう。あらあら。

じゃかあしゃ!!こちとら着せられてんだよ!かわいけりゃ今頃彼氏とトキメキ聖夜だわ!上等だ。そのケンカ買うよっ!

横井さんも見てくれが悪いわけでもないのだが・・・やはり性格的なものなのだろうか。
そういう意味ではあまねちゃんも聖夜に1人なわけですし、同類意識を抱いてくれてもいいんじゃないかね?
多少はその意識があったのか、あまねちゃんにこの服を着てみたいかい?と尋ねる横井さん。
なら、残りのケーキ捌けたらコレ着せてやるよ、とのこと。
なのでツリーの被り物を被って売り子をさせられるあまねちゃん。アレー?

せめてソレを着ながら、と主張するがサンタ服は一着しかない様子。
なんで被り物は別途存在したんだ・・・?横井さんは被り物は死んでもゴメンだと言うし。
まあ、そう言われたら仕方がないので、被り物で客引きをするあまねちゃんでありました。

が、開始早々友達に発見されるあまねちゃん。
同情の視線と共にケーキを1個ずつ購入されるあまねちゃん。良かったじゃないですか。うん。
少なくともお嫁にいけないと泣くほどのことではないと思う。

泣き出すあまねちゃんに横井さんはシビアな大人の意見を述べる。不幸なのはアンタだけじゃないんだよ。と。

っていうか、周りが幸せ過ぎるんだよ。きらびやかであったかそうで。おかげでこっちの寒さが倍だよ。
そんな奴らの為にスマイルふりまくなんて。ホントバカバカしいねぇ・・・

そんなことを述べて、酔っ払いに当り散らす横井さん。その意見に対し、あまねちゃんから一言。

そんなんだから売れ残るんだと思いますよ

おぉっと!!これは強烈な一言だ!!横井さんの年齢が気になるが、かなりキツイのは想像に難くない!!
あまねちゃん、ケーキの話ですよ!!と言い訳しているが、いやそのつもりだったのだろうが、その一言はない。
完全な誤解を招くNGワードってのは存在するものだ。

みなまで言うなぁあぁあ!

怒り心頭のまま、あまねちゃんの着ぐるみを脱がしにかかる横井さん。往来で。寒ーい!
いや、寒いとか言っている場合ではない。思いっきり人目のある場所ですよ。
さらにライトアップまでされて目立つ状態にされてしまいます。
あらあら。若い女子が下着姿の上にツリーの装飾でライトアップだなんて。これこそお嫁にいけんわい!!

なんにしても集客効果はバツグンだったようす。風営法に引っかかりそうな手法だな、オイ。
男共が群がりケーキは売れまくり。
勢いに乗って酒も入った横井さん。自身も多少サービスをしてくれる。ほほう。
結構なスタイルしてますし、やはり性格的な部分さえなければ売れ残ることも・・・あ、ケーキの話ですよ!!ええ!!

大量に売れはしたが、最後に1個だけ残ってしまった。
でも1個だけである。バイト料の代わりとしてか横井さんはあまねちゃんにそのケーキをプレゼント。
さらに、自身が着ていたサンタ服をあげるのでありました。
おやおや、ちゃんとした労働の対価って奴でございますね。

悪かったねぇ。こんな売れ残りにつき合ってくれて、アリガトね

なんだかスッキリした感じの横井さんでありました。ほほう。
サンタ服を着て礼を言いながら去っていくあまねちゃん。その姿になんだか元気をもらった様子の横井さん。
ふーむ。あまねちゃんは男子だけではなく女性を元気付けたりもできるんですなぁ。
夢を見させてもらえるというのはありがたいことである。
でもまあ、今年の横井さんのイブの恋人はやはりワゴンであります。飲酒運転はダメ絶対。
酒が抜ける数時間は車中で寝袋にくるまっているしかないってわけです。寝袋あるのか。準備いいな!!

てなわけで、男女問わず元気にさせてくれる子であることが判明しました。
次は老人か子供かってところですな。動物は既にやってますし。老若男女コンプリートしようぜ!



第6話・あまねからまれる  (2013年 4+5号)


ファミレスで火花を散らす男2人。何を話しているのかと思ったら予想以上にくだらないことだった。
1人の男はこう主張する。

ナースが最強!!純白・清楚・教養の三拍子!それが理解できないとは不能かお前は!!

それに対し、もう1人の男はこう主張する。

チャイナ無双!!妖艶なビジュアルから醸し出される古い歴史!賛同できないお前にモノを語る資格ナシ!!

チャイナドレスって歴史古いんでしたっけ?
いや、確かにチャイナ服自体は古いけど、本場の方では下にズボンを履くスタイルだから妖艶さにはつながらないかと。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。うん。
通りすがりに言い合いを聞いていたウエイトレスも呆れ顔だ。
この2人同じ営業部の人間らしいが、いつもこんなことで言い合っているのか?

その言い合いの決着をつける方法として、脳内で特定の子に制服を着せる試みをすることとなりました。
その標的とされたのはあまねちゃん。
うーむ、人の妄想にケチをつける法律はないが、堂々とされても困りますな。

ナース服にチャイナ服という姿を妄想で披露させられるあまねちゃん。
ふむ、悪くはないが私自身としてはそういう方面のフェチズムはそんなに高くありませんのでな・・・
チャイナはもっとふとももを強調した感じの構図を見せてくれた方が嬉しかったりなんだったり。

酒を入れて更にテンションを上げる2人。
よりにもよって通りがかったあまねちゃんに意見を求めだす。この酔っ払いめ。君はどう思うとか言われてもなぁ・・・

そういえば駅前でこーんな服着た人を見まして。どう見ても日本の方で。
ちょっと憧れちゃうんですよね〜〜!一回でいいから着てみたいな、なんて・・・

ふむ。ときおりいるみたいですね、そういうお人形さんのような格好で電車を利用したりする人。
着てみたいというのはわからないでもないが、その格好でうろつくのはなかなか勇気がいりそうだ。
って、いやべつに着てみたい衣装を聞いているわけではないのですよ。

だって・・・あの・・・お言葉ですけど、チャイナドレスもナースさんも・・・身近じゃなくてイメージわかないんです
知り合いが着てるトコ見たことないし。店にそんな服売ってないし。
あ、ひょっとしてお二方。お知り合いに看護師さんとか中国人の方とかいらっしゃるんですか?

いねーよ。アニメやゲームでのイメージだけだよ。
ましてや奥さんが着てくれるとかそんな話でもねーよ!独身だよちきしょうめ!!
てな感じで吠えたける2人。ダメな大人だ。
その勢いに押されて倒れこむあまねちゃん。スカートの中が丸見えに。と思いきや、短パンを着用しておられました。おやおや。

スカートの中に体操着。ロマンを打ち破られた男たちはさらなる悲哀を帯び、激情にまで達しようとしている様子。
い、一体何をしでかすつもりなのでしょうか・・・?
だが、男たちの激した精神は次のあまねちゃんの行動で打ち破られる。
濡れた短パンを脱ぎだしたのだ。そしてその短パンで床を拭いて謝りながら去っていくあまねちゃん。
ふーむ。女子高生の生脱ぎでございますか。インパクトはあるかもしれませんなぁ・・・

というわけで、男たちの結論は制服最強ということで落ち着いたのでありました。そ、そうか・・・
どうでもいい話し合いがどうでもいいところに落ち着くのはしょうがないことなのかもしれない。
まあ、ね。この手の好みは千差万別。人それぞれなのですし、最強とか決めてもしょうがないって話なんですよ。
個人的に巫女さんとかは好きですが、それを他人に強要するつもりはありませんぜ!!マナーでございますよ。マナー。こいつはな。



第7話・あまねのめりこむ  (2013年 6号)


ダメだー全然眠くない
夜の12時を回っているのに寝付けれないあまねちゃん。そんな日もありますよね。
勉強したら眠気が来るかもしれないけど、やる気にならないのをやる気にはなかなかねぇ。

そんなことを考えていたら、隣の部屋から弟のくんの声が響いてくる。
保くんは11歳。まだ小学生であります。しかしフルネームは温保くんか。保温呼ばわりされていそうだな。

眠れないあまねちゃんは弟の部屋に侵入。おいおい、男の部屋にノックもなしに訪れるなんて。いけないよ。
いや、別にエロゲーやってたとかそういう話ではないですけど、マナーとしてね。
どうでもいいが、ピコピコって本当いつの表現だよ。ファミコン時代の頃の表現じゃなかったか?

保くんがやっていたのはクリーチャーハンター。武器持ってクリーチャーを狩るゲームである。ほうほう。
オンラインにも対応しており、仲間と協力しての狩りも楽しめます。ほほう。
しかし、温家ではゲームのネット利用は禁止されているのでオフラインでしか遊べません。意外としっかりした家だ。
お金の価値観の認識が薄い子供にネットゲームはあまり推奨したくないところですからね。

尻尾が凶悪なクリーチャーに勝てず、今日はもう寝ると倒れこむ保くん。
しかし、あまねちゃん。攻略本を読んですっかりやる気まんまんになっていたりする。
ネット接続はダメでもLANによる同時接続プレイなら問題ないということだ。
父親のゲーム機を持ち出して、お姉ちゃんに任せないさいと宣言するあまねちゃん。眠い?我慢しなさい!!

というわけで、協力プレイを開始したが、あまねちゃんは開始したばかりのシロウトである。まともに動けはしない。しょうがないね。
片方がやられただけでもチームが負けたことになる仕様らしい。
保くんが注意を引いたりするが、動く尻尾に吹き飛ばされるあまねちゃん。あらあら。

サイトで攻略見てみる。

意外とマメな子でありますな。しかし、攻略よりもまずはゲームに慣れることの方が先決だとは思いますが。
砥石で日本刀をこすっているあまねちゃんがなんだか可愛い。

もう眠気が限界で大変困っている保くん。
あまねちゃんとしては、弟が困っているのだし、たまには姉っぽいことをしたいと考えている様子。
気持ちは分かるが、眠るのを妨げられるのはかなり厳しいのでありまして・・・かくん。

結局、見事に尻尾を切り落とし、獲ったどー!!と恍惚している頃には保くんは寝落ちしちゃったわけでして・・・
その結果、無防備な保くんが喰われて結局クエスト失敗になってしまったりしたわけで・・・
仲間の寝落ちによるクエスト失敗って悔しいですよね。
まあ、眠い時はちゃんと宣言して寝ろよというのが不文律ですし、寝かせないあまねちゃんに問題があったとはいえるか。
というわけで、一念発起して独力で頑張るあまねちゃん。
見事に尻尾を切って倒して見せるのでありました。
姉の胸に横たわりながらゲーム画面を見る弟の図というのはなんというか、最近のチャンピオンらしいと思えなくもない構図だね。

というわけで、弟との仲が温まった回でありました。
徹夜したあまねちゃんはゲームのくせが翌朝も抜けきっていないみたいですが、よくあることよくあること。ヨコセ。

しかし、保くんもあまねちゃんと同じような形の眉毛をしていますな。
やはり眉毛の形は遺伝するものなのか・・・?



第8話・あまね横たわる  (2013年 7号)


生徒会長の神崎さんはとっても虚弱
というか、日に何度も立ちくらみが起きるとか、かなり危なかったりするんじゃなかろうか。帰った方がいいわな、そりゃ。

それはさておき、神崎さんが体温を測っている所であまねちゃん登場。
落としたキーホルダーを探しにやってきた様子。
鎖に縛られていた心を解放してくれた女性だし、一緒に探し物を手伝うべきではないか。
そう考える神崎さんだったが、何故か動けずにいるのでありました。ドキドキ。

あまねちゃんは保健室のベッドに乗りながら探し物をする。
そしたら眠くなってきたので・・・寝た。早いよ!!
凄いな。10秒も経っていないというのに堂々たる睡眠っぷりだ。
そして制服だと寝苦しいので、眠りながら脱ぎ始めるあまねちゃん。もぞもぞ。

目の前で脱ぎだされるというのもなかなかに困るものである。学校内ですしね。
慌てて止めに入ろうとする神崎さん。そのタイミングであまねちゃんの友人たち登場。お約束のタイミングだ!
が、ものすごい速さで退避することで難を逃れる神崎さん。
虚弱体質が嘘のような回避である。人間その気になれば信じられない動きができるものなんですね。
しかし、ベッド下か・・・見つかったら言い訳がかなり難しそうな場所だな。

服を直して去っていく友人たち。
寝かしておいてあげるなら掛布団でもかけておいてあげたらよいのに。

それはさておき、ベッド下に隠れていた神崎さん。そのおかげで落し物であろうキーホルダーを発見する。
うさぎの形だし、あまねちゃんのもので間違いありますまい。
ここはひとつ善行をつむことで、今のような危機から逃れるようにしたいと考える神崎さん。
その結果・・・白いぞ

何が?俺の身か?目の前の布地か?俺の意識か・・・・・・

完全に気を失う神崎さんでありました。あらあら。
そして友人の言葉の通り、チャイムで起きるあまねちゃん。
ベッドから降りてみれば、足の下には倒れた神崎さんの姿があった。これは奇妙な光景!!

でも完全に気絶しているので、疲れて眠っているのだなと解釈される。ふむ。いい感じに解釈してもらえましたね。
女性とは言い訳を聞かないものであるが、勝手に解釈をしてもらう分には問題ないという話だ。

無理矢理起こすのも悪いよねということで、掛布団をかけてくれるあまねちゃん。
ただし、背中は冷たい床の上である。ベッドに入れてあげようよ!
おかげでしっかり風邪をひいてしまった神崎さんでありました。うーむ、あたためが足りないか!!

まあ、善行をつむといいこともあるというお話ですな。双方それなりに得はしている。
風邪については神崎さんの体質によるものなので、まあ、諦めてください。あたたかくしてろよ!!



第9話・あまね追われる  (2013年 8号)


朝。どうにもやる気のでない様子なのは蓮城高校2年の末北くん。
やる気がでないと登校するのも億劫になりますよね。
そんな末北くんの横を通り過ぎるあまねちゃん。とことこ。
女子に追い抜かれたのが気になったのか、足を速めて追いすがる末北くん。
あまねちゃん結構早足なんですな。

ふと振り返ると、微妙に怖い顔で歩いている男子。
なんだろうと思いながらも、少し足を速めるあまねちゃん。

引き離す気か。くそっ・・・!

何を意識しているのやら。とも思ったが、競争に関しては色々と過去のある様子の末北くん。
どうやら陸上部の選手だったらしいがケガで大会を断念したりとかそういったことがあったらしい。
なるほど。徒競走でつい熱くなってしまうのも仕方ないことであるか。

気付けばあまねちゃんとの距離が100Mくらい離れている。自分の得意な距離だ。
そう意識した時、自然に体は走り出していた。
その時気づく。もう足は痛くないのだと。走れるのだと!!

ふむ、なんだかよい話ですな。
それはいいけど、いきなり走って追いすがられたのであまねちゃんはビックリして逃げ出しておりますが?

後半の伸びが俺の武器!あと10M――!

校門まであと少しという所で見事にあまねちゃんを抜き去りゴールテープ(空想)を切る末北くん。
そしてあまねちゃんに勝利宣言をして満足気に去っていく。
こうして末北くんはケガから完全に復帰し、次の競技会に向けて走り出すのでありました・・・

うん。まあ、そういう競争意識を持つことってありますよね。
自転車とかに乗っているとよくあります。わかるわかる。
いや、さすがに女子と競争しようとしたことはありませんが・・・これが競技者根性ということなのか?そういうことにしておこう。



第10話・たもつあたためる  (2013年 10号)


節分の時期です。なので町に鬼が出ました。えぇ!?
絵柄からして浮いた感じの鬼。異常なのはハッキリわかる。
が、町の人からすれば本物の鬼だなんて思うはずもない。よくできた作りものねーてな反応だ。
うーむ、鬼はなんだかんだで人型だからなぁ。この反応も仕方ないか。

でもアイデンティティの崩壊に悩まされてたりする鬼。
昔は怖がって必死に逃げたり色々されたりしたんだがなぁ、と。

今の集落の人間どもがたまたまちょっとアレだったのかもしれんと思い直し、もうちょっとまわってみるかと動き出す鬼。
ちゃんと飲み終えた空き缶はゴミ箱に捨てたりしています。あら、いい奴。

次に向かったのがよりによって温家。
呑気なあまねちゃんはもちろん怖がることもなく、朗らかに挨拶をしてくれる。挨拶されちゃったよ!!
しかも人間たちで自給自足で鬼の役目とかやられたりしている。
うーむ、そんなことされたら鬼の立場がない。商売あがったりだよまったく!!
いや、鬼の役目って節分で怖がられるだけじゃないでしょ。
もっと他にあるだろ・・・ほら、酒飲んだりとか退治されたりとか色々とさ!!

泣き出した鬼を家の中に入れるあまねちゃん。
呑気なあまねちゃんとは違い、しっかりした弟の保くんは本物の鬼を見て盛大にビビる。
母親の与(あたえ)さんはあまねちゃんと同じ呑気な人なので全く動じていません。
ふむ、あまねちゃんはお母さん似であるか。父親にもよるが保くんはツッコミ役を任せられてそうで大変ですな。

それはさておき、一人だけちゃんとビビってくれた保くんに嬉しそうな様子を見せる鬼。

会いたかったよーお前みたいな奴に!さぁ豆まきだ!

とても嬉しそうですなぁ・・・豆ぶつけられて恍惚の表情になってやがる!!
気持ちはわからなくもないが、役割的に喜んでいては駄目なんじゃないですかね?

これだ!俺の求めていた節分は!節分サイコー!モア!モア!

えらい格好で迫ってくる鬼畜生。少年相手に何させようってんですかこの鬼畜生。
そんなんだから福の神に成敗されたりするんですよ鬼畜生。
まあ、全く懲りてないみたいですけどね。来年もくるらしいです。
来年は保くんも万全の体制を整えて迎え撃たねばなりませんな。家を守るのは男の仕事!大変だ!!
いやまあ、歓迎してあげれば泣いて帰ると思いますけどね。それはそれで可哀想な気もするので厄介だ!!

しかし、いきなりファンタジーな世界観になりましたな。こういうのもアリなのか・・・
ならもっと色々とはっちゃけれるんじゃないかと思える。今後のはっちゃけ方に期待だ!!



第11話・あまね睨まれる  (2013年 9号)


蓮城高校の副会長登場!!
しずしずと歩き、皆から注目される美麗な少女。それが銀つららちゃんであります。
銀の一文字でしろがねであるか。髪も銀髪だったりするのかね。
縦ロールなだけに金髪の可能性は高いが。

シャララーと学生の注目を浴びていたつららちゃん。
しかし、昼になれば話は違う。
昼食のパンを手に入れるために一斉に走り出す学生たちでありました。食の魅力には勝てませんわね。

っていうか私も、超おハラペコなんですけど

なんだその言い回しは。心の中でもそんな話し方をするとは徹底した子である。
高貴におしとやかなイメージを大事にしたいと考えるつららちゃん。
戦場と化しているパン売り場にもしずしずと向かうが、当然売り切れでございます。何してるんだか。

ちなみにあまねちゃんは見事に最後の1個であるメロンパンをゲットしていました。
それを聞き、お前さえいなければと考えてしまうつららちゃん。おい。
実際のトコ、あまねちゃんとつららちゃんの間にも何人か売り切れで買えなかった人はいるんじゃないかと思いますが・・・
そんなことはどうでもいい。とにかく、そのメロンパンを奪いたいつららちゃん。
廊下を走ってパンを買った以上、校則違反による不法取得である。よってそのパンは没収します!!

そんな強弁をしてみるが、苦しいことは間違いない。他の生徒も走ってますしね。
あまねちゃんが一番早かったのならなぜ一番最後に買っているのかという話にもなるしなぁ。

メロンパンを服の中に入れ、もうしません。今回は許してくださいと述べるあまねちゃん。
そんなあまねちゃんを見て実力行使に出るつららちゃん。
なんですかね。メロンパンは胸に仕込むという芸風はどこかで確立していたりするのだろうか?
まあ揉まれているのは本物の胸のようですが。

空腹でふらつき、土下座のような体勢になるつららちゃん。なんとも恥ずかしい。
と思いきや、本当にその体勢のままメロンパンくださいとか言っちゃってるよ!!本物の土下座だ!!

高貴に振る舞いたいとか思いながら簡単に欲に流される。ダメな子だ。それはそれで可愛いと思えるけどね!!

メロンパンを恵んでもらったつららちゃん。
恵んでくれたあまねちゃんはまるで後光が差しているかのように感じられる。その結果・・・

全校生徒に注目される銀つららが――銀つらら以外を美しいと思ってしまった!

という理由であまねちゃんをなんだかライバル視するような感じになったつららちゃんでありました。
うーんダメな子!!だが面白いので良しとしましょう!!
しかし、副会長としては問題がありまくりな子ではあるな。
この学校は生徒会長もなんだか頼りない感じであるし、大丈夫なのか色々と・・・?

というか、つららちゃんは普段の昼食どうしているんだ。今日は弁当を忘れたとかそういうことか?
それなら会長の弁当を強奪すればいいのに。力づくならどうとでもなるっしょ。
会長は空腹で倒れるかもしれないがいつものことだし気にしないでおけば良し!!




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