蒼天紳士チャンピオン作品別感想

バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜
第1話 〜 18話


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 各巻感想

1巻 2巻

連載中分

バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜 1巻


第1話[楽園]  (2015年 7号)


全世界に展開したメディアミックス「バイオハザード 〜マルハワデザイア〜」に続いて新たなバイオハザード公式連動作品登場!!
今回も芹沢直樹先生によるコミカライズで新連載の運びとなります。

今宵・・・無慈悲の怪人が・・・惨劇の幕をこじ開ける

早速カラーで水着の美女が怪人に殺害されるところから始まります。
死亡後に動き始めた様子ですし、確実にゾンビ化している。
しかしこの槍から出てきた謎の粘液は何でしょうな。これが今回のゾンビ化に関わるものでしょうか。
噛まれなくても武器によって感染するとなるとなかなか厄介な感じでありますが。

さて、今回の惨劇の舞台はソニドデ・トトーガ島のエムロード・ビーチ
エロムード・ビーチに空目するという報告がいくつかあるが、まあ水着美女が群れを成しているのならそう間違いでもありますまい。

どうやらこの島で「アイドル・サバイバル」というロケが日米合同で行われるらしい。
その企画のスタッフとして参加している眼鏡の青年が富長タケル。製作プロダクションのアシスタントディレクターであります。
「アイドル・サバイバル」は孤島で水着のタレントがサバイバルゲーム対決を行う世界で人気のTV番組。
今回は日本人タレントも参加するということで日本人のアシスタントも加わっている流れらしい。
なんというか、昔こういう番組あったなぁと思えるのだが、一周して世界で流行りだした感じなのだろうか。

人気というだけあり、60人を越すスタッフにクルーザーを貸し切っての航行。
アイドルだけでも10人以上いるわけですし、総勢は結構な数となりそうですなぁ。

トップアイドルたちの中に含まれている日本人アイドルは優貴マユちゃん。
富長タケル――トミナガとしては日本に居た頃からの意中の相手である様子。ふむ、いい子のようですし無理もあるまい。
どうでもいいがトミナガはこっちでも日本でも似たような叩かれ方してるな。成長がないぞ!!

この島は天国かも。
呑気なトミナガの言葉であるが、それを一蹴する言葉が別の場所で語られていたりする。

そのトトーガ島はバイオハザードの可能性がある・・・

そう述べる人物はトトーガ島の側にあるサナオーリア島の魚市場にいた。
これは・・・クレア!クレア・レッドフィールドだ!!今回はクレアが出てくるのか!!
2からバイオを始めた自分としては非常に嬉しい登場人物。しかしポニテじゃないとクレアかどうか分かりづらいな!!

それはさておき、ウィルスの影響で変形している魚が発見される。
なるほど、これは確かに生物学的危害でありますな。
なので、トトーガ島に向かう仲間――イネス・ディアーコに注意を呼びかけるクレア。
今回の事件は女性アイドルが多そうだからか、解決に回るメンバーも女性が多い感じになりそうな雰囲気ですな。ふむ。

トトーガ島は無人島というわけでもなく、現地住民は存在する。
その中にいるのがマリルー・マボウという少女。
イネスとは旧知の仲であるらしい彼女。この子も重要なキャラでありそうですな。

危険な兆候が見えてきているが、まだビーチで撮影している者たちがそれに気付くことはない。
ココというモデルの姿が見当たらなくなっているが、まだ騒ぐほどのことではないと思っている様子。
まあ少し居なくなっただけでゾンビ化してるなんて思いもしないでしょうしねぇ・・・

この辺りでキャラの名前が次々と出てくるが、順番に覚えていくしかない感じはしますな。
番組ディレクターであるマシュー・エスピノ
サバイバルアドバイサーであるブラウン・アンダーソン
スーパーモデルのローラ・ビアス辺りは今後も活躍しそうな雰囲気。コメディアンは・・・どうなんでしょうね。

夕刻。ロケハンを始めるために場所を確保しようとする一行。
辿り着いたのはアグゥエ村。マリルーが済む村である。
マリルーとしては無断で撮影されるのは困るのだが、番組プロデューサーであるマイク・D・シーマンは強行。
うーむ、こういうことをするからTV業界は評判が悪くなるのだというのに・・・

NGO組織テラセイブのイネスと番組スタッフの顔合わせ。
ファーストコンタクトしてはあまりいい感じにはなりませんでしたな。
まあクソ番組であってもバイオテロの被害を見過ごしたりはしないでしょうが・・・

マリルーは困ると言っていたが、村の偉い感じの人は撮影を許可する。
奇妙な面と格好をしたその人物。村の儀式には誰でも歓迎するとのことであるが・・・怪しい感じが凄すぎるぞ!!

実際行われるのはかのゾンビ伝説を生みだしたブードゥーの儀式
音楽で気分を高め、鶏の首を裂いて血を見せて興奮を高めるなど見るからに危険そうな儀式であります。
あまり外の人におおっぴらに見せるようなものではないと思うのだがなぁ・・・
まあ、ホラー好きのトミナガは喜んでいるみたいですが。さすがにそれは特殊な例だと思うの。

ブードゥー教で信じられている蘇った死者たち。それがゾンビのイメージの元になったとされている。
ふむ、今回はゾンビ物の原点に返った話でありましょうか?
何にしても早速ゾンビに――ゾンビと化したココに出会ってしまうトミナガ。
いきなり死ぬことはないでしょうが、惨劇の幕は上がった感じがしますな。さてさてどうなりますか・・・!!

というわけで始まりました新たなバイオハザード。
今は軽めのトミナガであるが、この事件でどれほどの成長を見せてくれるのか。楽しみであります。
マユちゃんは本当にいい子であるようだが、生き残れるのか。
マルハワデザイアはほぼ全滅コースだっただけに今回は何人かは生き残って欲しいものですが・・・さてさて。



第2話[ジャングルの夜]  (2015年 8号)


ジャングルの闇の中で突然ゾンビに遭遇。
ブードゥーの儀式を目の当たりにした直後にこれは・・・いや、ある意味心の準備が出来て良かったのか?
そのおかげもあってか、どうにか逃げ出すことに成功するトミナガ。危ない所でしたね。

窮地から一転して美味しい役どころを頂くトミナガ。
追ってこられていたらラッキースケベとか言っている場合ではなかったけど、助かりましたな。
セクハラ扱いされることになったので一概に助かったとは言えないか。

ゾンビと化したココさんは怪人に回収された様子。
作製した時は放置していたのに何故このタイミングで回収に来たのだろうか?うーむ、謎だ。

ベースキャンプではクランクインのパーティーが行われていた。
さすがに南国。酔いつぶれてその場で寝転がっても風邪をひいたりする不安はなさそうですな。

スタッフの大半がビーチで酔いつぶれている中、プロデューサーは新人女優の紫麗とクルーザーでお楽しみ。
うーむ、この手の業界らしい話の流れですなぁ。
このプロデューサーは仕事のやり方も強引であるし、何ともテンプレートな感じがある。
しかし、機関室を怪人に破壊された時の反応はなかなか予想外。
これは何か知ってそうな感じですなぁ。奴を早めに見つける必要ありとか言ってるし。
何故この場所を撮影場所として選択したのか・・・裏がありそうな雰囲気だ。

あのココさんの姿・・・絶対夢なんかじゃない・・・
ブードゥー教をあがめる島民・・・この島は一体・・・

ゾンビを目撃して一足先に警戒心を強めるトミナガ。
ふむ。キリッとした感じになるとなかなか格好いいじゃないですか。
この調子が危機の時にも保てるといいんですけどね。



第3話[祀られし者]  (2015年 9号)


テラセイブメンバーであるイネスと村の少女マリルーはとある廃墟を訪れている。
マリルーが言うには、呪術師が"神殿"として使っている場所であるとのこと。ほう。

呪術師が来て全てがおかしくなりました・・・兄さんも行方不明に・・・

どうやらあの奇妙な面を被った呪術師は最近来た人物であるらしい。
マリルーの兄は島の近代化のために島の外で勉強をして戻ってきた。それなのに何も言わずに失踪したのだという。
ふーむ、この呪術師の存在と無関係・・・とは思えないですなぁ。
その兄だけではなく消えた村人が他にもいるというし・・・きな臭すぎるな。

失踪した兄の為にも呪術師のことを調べていた様子のマリルー。
そして見つけたのがこの廃墟。そしてその奥にある恐ろしいモノ。
これは・・・まさかB.O.W!?
Bio Organic Weapon。有機生体兵器と呼ばれる恐るべき戦闘能力を持つ怪物。それが何故ここに・・・

揺るがぬ証拠を確認し、クレアと連絡をつけようとするイネス。
しかしそこで襲い掛かってくる村人たち。
むう、呪術師のいない時間を見計らってきたはずなのだが・・・行動を読まれてましたかなぁ。
呪術師はマリルーを拘束し、怪物を見ながらこう述べる。

いいかマリルー。アレは化け物なんかじゃない・・・お前の夫だ・・・!!!

むう、何だかとっても怪しげな話になってきましたな。
化け物と少女にどのような関係があるというのだろうか?
実は既婚者で旦那さんが後から化け物になった・・・という話ではないんでしょうなぁ。
ではマリルーをどのような意味で花嫁とする気なのか。うーむ、何だか怖い話になってきましたぞ。



第4話[撮影開始]  (2015年 10号)


明かり1つない真っ暗な闇夜は消え、ビーチでは本格的な撮影が始まろうとしていた。

リゾートに来たわけではないので仕事はしっかりやらないといけない。
サバイバルゲーム用の落とし穴を掘ったりとなかなかの重労働。
なるほど。こういう仕事をするには若い手が必要ですわなぁ。

ともあれ昼には準備が完了し、13:00。アイドルサバイバルの撮影が開始される。
かなりの人数が出場するようだが、代表選手として以下の面々が紹介されている。

・ジャパンからの挑戦者。マユ
・ハリウッドの宝石。ローラ
・オリエンタルウィッチ。紫麗
・前回優勝者。ワイルド&ビッグ。カイリー
・ザ・ミステリアス。ミリー

さてさて、第4回のアイドルサバイバルはどのような結果となりますか。
まだ島での惨劇を知らない面々は呑気に構えている感じでありますが・・・
何人がこのサバイバルに生き残れるのかというアナウンスが生々しいものに聞こえる。

カメラクルーとペアになり2人だけでジャングルへと向かう。
トミナガは希望通りマユちゃんの担当になれた様子。これは頑張らないといけませんな。
しかしジャングル。昨日ゾンビを見た場所であるし、入るのには抵抗がある場所だ。
実際、撮影が始まってもココは姿を見せていないというし・・・ううむ。

ともあれアイドル・サバイバルの撮影は撮影で行わないといけない。
STAGE1は事前にジャングルに配置されたカードを集めるというもの。
制限時間終了後カードが最も少ない者が脱落者となるらしい。
それはこれだけ人数がいるのに1人しか脱落しないってことだろうか?なかなか時間のかかりそうな番組だな。

カードを見つけたマユちゃんであるが、前回優勝者のカイリーに奪われる。おやおや。
しかしトミナガもなかなか良いポジション取りをしておりますな。

ルールとしては人のカードを奪うのもアリらしい。
それはなかなか激しいルールですなぁ。それを決断するマユちゃんもなかなか激しい。
が、まさかこのタイミングで怪人が現れるとはねぇ・・・
早速前回優勝者が毒牙にかけられる。
番組撮影中であるにもかかわらずにこれは・・・生放送なのかな、コレ?
一応カメラでは撮ってないようであるが・・・どうなるのか。いやそれよりもまずは逃げなければか。

昼の暑い最中から襲来する悪夢。どのように逃れるのか・・・いきなり話が動いて来ましたなぁ・・・!!



第5話[銛の怪人]  (2015年 11号)


撮影中に突如現れる怪人。アイドルだろうが容赦しない無慈悲さである。
現実逃避にドッキリも考えたくなるのは分からないではないが・・・さすがにこれは無理でしょう。

近くの島ではクレアが調査中。
島の老人は死体の蘇りなど怪しげなことを口にしている。
そしてその老人が語る悪魔

あの者は悪魔を島に幾度も運び込んでいた・・・
かつて多くの悪魔があの島に渡っている・・・それと同じ匂いの男だ。
外見は人でも悪魔の血が流れている

ふうむ、気になる情報でありますな。老人の語る言い伝えはヒントになることが多いし、しっかり聞いておかねば。
博物館を調べるのも有益な情報収集であります。さすがにクレア、抜かりない。
イネスからのメールは偽メールだろうか?
しばらくはクレアがやってくることはなさそうですなぁ。

さて、ジャングルの中を怪人から逃げるトミナガとマユちゃん。
健康的なマユちゃんであるが、格好からして走るのは大変そうである。胸も重そうだし。
それ以前に殺意を持って銛を投げてくるような相手に追われるのは精神的にキツイ。

怪人が沼にはまって一安心。
と思いきや鎖を使って脱出しようとしてくる怪人。うーむ、厄介な。
さらに崖っぷちに追い込まれる2人。
どうにかして逃げ出さなければいけないわけであるが・・・まさに絶体絶命でありますなぁ。



第6話[追い詰められて]  (2015年 12号)


怪人によって追い詰められた2人。まさしく崖っぷち。
しかしその怪人がやって来る前に沼に潜ることでやり過ごすことに成功する。なるほど。

どうにか追われる状況は解消できたが、泥水に浸ったせいで無線機の電源が入らなくなってしまう。
持っていたカメラもいつの間にか落としてしまった様子。
うーむ、これで怪人を映していれば異変もすぐにベースキャンプに伝わったでしょうにねぇ。

何にしても悔やんでいる場合ではない。すぐにこの場を離れないといけない。
どのようにして居場所を察知しているのか、離れたはずなのにまた向かって来る怪人。
マユちゃんは疲労でもう走れなくなっているようなので・・・少しでも安全なところ――樹上へと避難する

怪人が大暴れしている様子を樹上で見下ろす2人。
ふうむ、怪人は匂いか何かで場所を察知しているのだろうか?
追跡能力の見当がつけば逃げる算段も立てられそうであるのだが・・・

今は何とかやり過ごせているが、いつ気付かれてしまってもおかしくない。
そんな状況で、トミナガに迫るマユちゃん。むむ。

私・・・まだ死にたくない!!助かったら何でもする!!私のことを守って・・・!!
そしたら私・・・トミナガさんのモノに・・・なってもいい・・・

涙を流し、そのようなことを口にするマユちゃん。
うーむ、これは聞きたくないセリフでありましたなぁ。
怖いのは分かるし、生き残るために必死になるのもよく分かる。
けれどもトミナガのような男にしてみるとむしろ聞かされない方が良かった類の言葉ではなかっただろうか。
アイドルに夢を見ている子としては夢を見続けさせて欲しかったという気持ちが強そうで・・・

とはいえ、そのような言葉を口にしながらも、躊躇われた時に罵倒なりしてこなかったのには助かります。
逆に、無理を言ってしまってと謝罪を口にするマユちゃん。
そう、そういう姿勢こそトミナガのような男に火をつけることとなる。
争いをずっと避けて生きてきたトミナガでありますが・・・自分がやらなければマユちゃんは救えない・・・!!

分かった・・・僕が囮になる・・・!!その隙にマユちゃんは逃げるんだ・・・!!

覚悟を決めたトミナガ。男ですなぁ。
そのタイミングで怪人に見つかった様子。さてさて、トミナガは無事に囮を務め、逃げ延びることができるのだろうか。
何となくアイドルばかり狙ってそうな印象のある怪人ですけども、果たして囮になるのだろうか?
誘ったはずなのに見向きもされなかったら寂しいですが、さてさてどうなりますかな。



第7話[モ・リ・オ]  (2015年 13号)


番組撮影中。
にも関わらず、何かを企み移動を開始するプロデューサーのマイクと参加者アイドルの紫麗。
どうやら目的地は例のB.O.Wがいる廃墟。
ふむ、やはりこのプロデューサー。怪物がいることを知ってこの島にやって来たようですな・・・
思い付きではなく計画的であったことも示唆しております。

廃墟には警備の男たちが数名いる様子。
警備員のような防具とかはないが、拳銃を有しており、普通の人間ならば通ることは難しい。
が、そんな警備たちを奇襲から仕留めていく紫麗。
やたらと目潰しが好きなのは中国拳法っぽい気がしますな。

マイクPが紫麗を連れてきたのは身辺警護的な意味もあったのか。
ただのアイドルではなくクンフー枠でもあったとは・・・侮れない女性だ。

さて、廃墟の中でB.O.Wを発見し興奮するマイクP。
データにないタイプがどうこうと言っているし、随分と詳しそうな感じでありますなぁ。何者なのだろうか。

一方、怪人に追い詰められているトミナガたち。
追いつめられ、懇願され。ついに覚悟を決めようとしているトミナガ。やらなくちゃヒーローになれない!!

コレだ!!一か八かだ!!

何やらツタを指差し、腰に巻き付けるようマユちゃんに伝えるトミナガ。
そして樹上から飛び降り、怪人の前へと姿を現す。
何だろうか。注意を逸らしている間にターザンでもしてもらうつもりだろうか。ジャングルと言えばその移動方法ですよね。

それはさておき、トミナガにより怪人に名前が付けられることとなりました。笑っちゃう名前。
銛を持っているから「モリオ」だ!!

安易といえば安易であるが、恐怖心を少しでも紛らわせるための行動なのでしょうな。
勇気を振り絞り行動に出た。後は成し遂げるだけ。
ヒーローとなるためにもここでやられるわけにはいかない・・・逃げ延びろトミナガ!!



第8話[戦い]  (2015年 14号)


博物館で島の歴史を紐解くクレア。
老人の語る、あの島に渡ったという多くの悪魔。一体それは何を意味するのだろうか。

初めに来たのはアメリカだった。1930年代この島にはアメリカの軍事基地がつくられたという。
しかし今や基地は完全な廃墟になっているとのこと。ふむ。

1990年代後半、廃墟となった軍事施設が実業家に買い取られる。そこに研究施設が作られ、たくさんの研究員が渡ったそうな。
その研究員らしき男たちの写真が本には残っているが、注目すべきは中央にいる車椅子の男・・・
オズウェル・E・スペンサー。アンブレラ・コーポレーションの創始者である!!なんと。

陰ながらアンブレラをコントロールしてきたこの男はすでに死亡している。
だがその野望の爪痕はいまだに世界を苦しめている。
この島にもスペンサーの研究成果が残っている可能性が高いわけでありますな。むむむ。

重大な手掛かりを発見したクレア。急いでイネスに知らせようとするが・・・電話が繋がらない。
メールは届いたのに電話は繋がらない。これは何かがあったと考えて然るべきでしょうな。
ふむ、思ったよりも早くクレアがやってきてくれるかもしれませんぞ。

さて一方、銛の怪人ことモリオに追われているトミナガ。
銛にしても碇にしても一撃でも貰えばただでは済まない武器である。
が、密集した木々の生い茂るこのジャングルではそれらの武器も完全には機能していない様子。
とはいえこれに追われるのはぞっとしない話ですなぁ・・・
ちゃんとトミナガを追ってきてマユちゃんへの意識を逸らすことが出来たのは僥倖ですが。

必死に逃げるトミナガ。いや、ただ逃げているわけではない。誘導している様子。
誘導した先は・・・海へと繋がる崖。
そこにモリオと一緒にダイブするトミナガ。や・・・やりおった!!
ただ逃げるだけにとどまらず、ここまでするとは・・・凄い男である。
意中の人に頼られたからといってここまでの男を見せることが出来るとは・・・いやはや。見直した。
下は海だが高さは結構なものである。落ちてどうなるのか・・・無事で済めばよいのですが、さてはてどうなりますか。



バイオハザード 〜ヘヴンリーアイランド〜 2巻


第9話[落下中の死闘]  (2015年 15号)


悪夢振り払う、決死のダイブ!!
よもやのモリオを道連れの落下・・・かと思いきや実はの命綱!!
ああ〜〜樹上で蔦を示してたのはこのことだったのか。
確かに自分の腰に巻くようにジェスチャーで示してましたわ。

それにしてもなかなか都合のいい長さの蔦があって助かりましたな。
長すぎるのはもちろん、崖まで届かない長さだったら困ったところでしたからねぇ。

僕の作戦勝ちだッ!!!

勝ち誇るトミナガ。だっはっはっはー。
しかし確信を得る前に勝ち誇るのはフラグといえる。
今回もその例に漏れず・・・落下に抗うモリオ。
崖から生えて張りだしていた気にアンカーつきの鎖を絡めてきたりする。ううむ・・・しぶとい。

そのまま崖を這い上がってくるモリオ。このままにはしておけない。
なのでそのアンカーを蹴り飛ばして再度の落下を促すトミナガ。
銛の一撃を躱しながらの蹴り。なかなかの芸術であります。
色々と吹っ切れているのか、確かに怖がっている場合ではないとはいえ勇気あるなぁ。
清水の舞台から飛び降りたみたいなものだし根性がついたということでしょうか。

ともあれ見事にモリオを海へと叩き落したトミナガ。見事・・・見事!!

一方廃墟の神殿。
イネスの携帯着信音に過剰にビビるマイクPが何だか滑稽である。
まあ、異変が起きる可能性のある場所だし、過敏になるのも仕方がないか。

マイクPによればやはりこの怪物はB.O.Wの眷属であるらしい。
そしてこのB.O.Wを思い通りに暴れさせると宣言するマイクP。
ふうむ、どうやらこの怪物が目当てであったようだが、どこからその情報を入手したのだろうか。
そして様子を伺っている感じの呪術師はいつどのように動くのか・・・
トミナガの方の危機はひとまず去ったが、こっちの方はなかなか安心できなさそうですなぁ。



第10話[素顔のマユ]  (2015年 16号)


B.O.W.を操ろうとするマイクP。
やけに自信があると思ったら制御可能なコードを手に入れているらしい。ほほう。
そして勝ち誇ったかのように自身の目的を口にする。

番組プロデューサーの肩書きは偽造したもの・・・
しかし私の仕事はある意味プロデューサー的と言えるな・・・ククックククク・・・
生物兵器の復活を残虐な事件として世界中に喧伝する!!
私はそのためにこの島にロケ隊を引き入れたのだ!!

なるほど。撮影されていいのかとか思ったが、むしろ望む所だったわけでありますか。
BSAAやテラセイブとしては生物兵器の存在が知れ渡るのは避けたいところでありましょう。
どんな野心家が目を付けるか分からないわけですし。さてさてこれはどうなるか。

一方、モリオを見事に撃退してみせたトミナガ。
マユちゃんも逃げずに結果を見守ってくれていた様子。良かった良かった。

アイドルの仕事は大変で、人を信じられなくなっていたと語るマユちゃん。
ありもしない噂を流されたりと色々と大変である。ううむ。

さっきはああでも言わないと見捨てられると思い込んじゃって・・・私・・・

こういう業界に居ると疑心暗鬼になるのも仕方がないかもしれませんなぁ。
そういう男ばかりではないのだが、そういうのばかり目にするようになっていたわけでしょうし・・・

何にしてもそういうことを言ってくれるのは本当にホッとする。
トミナガとしても理想の子でいてくれて本当に有難い気持ちでありましょう。
その気持ちだけで十分という言葉に偽りはありますまい。うむ、いい男だ。

勝利。そして束の間のいい雰囲気。
それは本当に束の間のこととなりそうでありますが、今の内に育み、大事にしておきたいところであります。
今後更に悲劇が襲いかかってくることになるとは思いますが・・・2人共無事でいて欲しいですなぁ。



第11話[島の秘密]  (2015年 17号)


生物兵器の有用性を示すためにロケ隊を犠牲にしようというマイクP。
どうやら個人の考えではなく、雇い主から金を貰って動いていたりするらしい。
そのとやらがこの話で出てくるかは分かりませんな。その手のことを考える輩は一杯いそうですし。

紫蘭もその主とやらの息のかかった人物であるようだ。
か弱そうな態度は演技か。まああれだけの腕があればなぁ。度胸が据わってて当たり前とも言える。

島は「目的」を取り戻し、「計画」は再開された
そう述べるマイクP。しかしそこで現れるのが例の占い師。
侵入者を滅せよと生物兵器に指示を出し、それに応え・・・魔人が動き出す。

すでにコイツは命令を遂行できるのだよ・・・「キーワード」を使えばな

そのように語る占い師。
そのキーワードというのはやはり妻という言葉なのだろうか。
知ってしまえば簡単な言葉であろうが、この占い師がどこでそのキーワードを手に入れたのか・・・

ともかく魔人のプロペラで切り裂かれるマイクP。
色々と画策してたのに、思ったよりもあっさりと退場しちゃいましたなぁ。なぜこんなことにじゃないよ。

さて、どうにか拘束を解いて逃げ出そうとするイネス。
その間にクレアにSOSコールを送る。
一応クレアも向かい始めている頃でありましょうが、緊急の通信は早いほどいいですからねぇ。
とはいえその携帯は魔人に破壊されてしまう。救難信号は果たして届いたのかどうか。
それも気になるがまずはこの場を生き延びなければいけない。
妻であるマリルーは助かるかもしれないが、イネスは自力生き延びなければならない。
どうにか切り抜けて欲しい所であります。



第12話[狂宴]  (2015年 18号)


解き放たれた魔人はイネスにも襲い掛かる。
花嫁とされているマリルーは大丈夫かもしれないが、イネスの命の保証はされませんなぁ・・・
腕がプロペラと化しているので正面からの銃撃は効果が薄い。
どうにか回り込むなりしないと体に当てることはできなさそうである。

イネスたちが大変な中、一足先に窮地を脱したトミナガたち。
ベースに戻るよりもキャンプを楽しむみたいな状況になっている。
ふうむ、一度危機を乗り越えたことで楽観的になっているのかどうなのか。
トミナガとしてはモリオとのバトルで携帯食や飲み物がダメになった分、食料の確保に努めたって部分もあるか。

オタ的に集めていたサバイバル知識を披露するトミナガ。
知識を披露するだけならアレだが、実際に役立てるとなると好感度の上りは大違いですよね。
マユちゃんからカチューシャを頂いたりと好感度上がりまくり、恋人フラグ立ちまくりであります。ハハハ。

前髪をアップにしてまとめるトミナガ。
それを厳しい目で見るマユちゃん。何かあかんかったん!?
いや、見ているのはトミナガの後ろ。いつの間にか現れたゾンビ・・・ゾンビ化したカイリーである。うわぁ。
一難去ってまた一難。この島に居る限りは簡単に安寧は訪れそうにありませんなぁ・・・

さて、スーパーモデルのローラ。
こちらはジャングルに入り込み過ぎて道を見失っている様子。
ベースとも連絡がつかないし普通に迷子でありますな。
それだけならそこまでの危機ではなかったのだが・・・ココゾンビと出くわしてしまうローラ。
撮影で随伴していたADは食われ、一人逃げ出す。しかしその前に立ち塞がるのは他のゾンビたち・・・

どうやら被害が加速的に広まっている様子。
モリオが足止めされているから大丈夫かとも思ったが・・・甘かったか。
ジャングルに入った者たちは壊滅していると見てよいだろうが、どれだけの数のゾンビが生み出されることとなったのか。
いよいよ悪夢の始まりとなりそうですなぁ。



第13話[ヘヴンリービーチ]  (2015年 19号)


相変わらず正面からの銃撃を試みるイネス。
時折間をすり抜けて胴体に着弾することもあるが、この小さな銃では大した効果は出せない様子。シット!!

ならばとギミックを利用するイネス。
ロープを切断して天井にかかっていた布を浴びせる。
倒れ込みながら正確にロープを銃で切るって凄い芸当ですなぁ。

ともかく、布がスクリューに絡み、目も塞がれて動きが封じられる化物。
動きはうまく封じられたのでここは脱出に専念するイネス。
反撃はクレアが来てからってことですな。賢い判断だ。

さて、ベースではマシュー監督がイラついている。
カメラを失ったトミナガの映像がこないだけではなく、他のカメラからも全く映像が来ない。
更に連絡も全く取れない有り様である。こりゃあいけませんな。

そしてベースに戻ってきたアイドルの1人、グレースはゾンビとなっていた。
監督もここまででありますか・・・早かったな。
動きの鈍いゾンビであるが、食い付かれてしまったら逃れるのは難しい。

ベースがそんな状態になっているとは知らず、必死にロケ隊のもとへと走るローラ。
しかし辿り着いた先に見たのは地獄の光景
ううむ、舞台が決まった時に見られるんじゃないかと思われた光景が広がっておりますな。
日差しが照り込むビーチに蠢く水着美女のゾンビたち
最後の文言を入れるだけで天国から地獄の光景に変わるのは見事と言えなくもない。

島に居る限り安寧はない。
そのことに気づかされたローラであるが、果たして脱出できるのだろうか。
生き延びれば救出の部隊が来るかもしれませんが・・・どうなることか。



第14話[生存者]  (2015年 20号)


モリオに殺されたはずのカイリーがゾンビとなって動き回っている。
束の間の安寧は終了し、再び脅威と向き合うこととなるトミナガたち。
果たして生き延びることはできるのだろうか・・・

覚悟さえ決めていればゾンビ一体、正面から対峙すれば何とかならないことはない。
素手だとさすがに厳しいが、長い武器の一つもあれば十分に牽制できる。

マユちゃんは・・・僕が守る・・・

モリオに比べれば御しやすい相手。
と思いきや周囲からどんどんとゾンビが現れる。おやおや・・・
ゾンビの問題は人海戦術で来ることですわな。動きが遅いとはいえ、この数でこられるのは厳しい・・・

それにしてもゾンビ化してるのはアイドルの方ばかりでADはしてない感じなのは何故なんだろうか?
ウィルスのくせに選り好みするのだろうか。気になるな。

さて、ローラがやってきたエムロード・ビーチはゾンビ群れなす地獄と化している。
何とかして生き延びるために武器を探すローラ。
スコップはちょっと長さが足りないけど、重みがあるので破壊力はありそうですな。いい武器だ。
それにしてもさすがはスーパーモデル。覚悟を決めるのが早い。

アイドルしかゾンビ化しないかと思ったらしっかりスタッフもゾンビ化する。
ローラも意表を突かれたのか、足を取られて大ピンチ。
ゾンビは人海戦術以外にもこういう不意打ちを仕掛けてくるから厄介ですなぁ。
力もあるので捕らえられるとかなり危ない。

そんなゾンビを蹴り飛ばし、頭部を銃で破壊する男が1人。
トミナガに切れ者の雰囲気があると称されたサバイバル・アドバイザーのブラウンである。
体液によるゾンビの感染についても知っているようですし、なかなか頼りになりそうな人ですな。

ロケ隊の中でも生き延びたものは僅かとなった様子。
ここからどうやって惨劇から生き延びるのか・・・
クレアたちが来るまで凌ぎ切ることができるのか。注目です。



第15話[かすかな希望]  (2015年 34号)


死地となったトトーガ島はエムロード・ビーチ。
イネスからの救難信号を受けたクレア。B.O.W.出現となるとテラセイブでは荷が重いと判断。
なので兄のクリス経由でBSAAの支援を取り付けることとします。
あいにくクリス自身は他の作戦中で動けないようだが、近くの南米支部から強力な部隊を送ってくれるとのこと。
ふむ。うってつけの男がいるとのことであるが・・・誰でありましょうか?

単身乗り込まないでくれと言われるクレアであるが、部下のイネスの身も心配。
お。髪をまとめてやる気充分のスタイルでありますな。やっぱりクレアはこの髪型でないとね。

さて、歩行者天国ならぬゾンビ天国と化したエムロード・ビーチ。
着ぐるみを着て生存者のローラたちの前に現れるのはコメディアンのアレク。生きてたのか!!
うむう、やはりこの手の話ではコメディアン枠は生き延びやすいってことなのか。

着ぐるみの中に隠れていたようだが、やり過ごすことはできず、ゾンビたちを引き連れてきてしまう結果に。おやおや。
銃があるとはいえ多勢に無勢。こんなところで籠城も出来ないですし、ここは船に戻るしかありますまい。
そこならばブラウンが持ち込んだマシな武器もある。

一方森の中。
モリオは撃退したもののゾンビに追われているトミナガたち。
結構な数のゾンビに追われた結果、先行きの見えない洞窟に逃げ込むことを余儀なくされてしまう。
狭い行き止まり洞窟だったり、中にゾンビがいたりしたら致命的だったが・・・どうやらそんなことはなさそうだ。
しかし洞窟を抜けた先にあったのはゾンビたちの村・・・?
何か生活しているらしき感じがありますが、これは一体何でありましょうか・・・

ゾンビの中には生前の行動をなぞる者たちがいるという。
この住民たちはそういう集まりだったりするのだろうか。
だとしたらバケツ被ってるゾンビは生前からそうだったのだろうか・・・ハハハ。やんちゃな奴だ。

ともかく島に居る間はどこにいても気が抜けそうにありませんなぁ。これは。大変だ。



第16話[ホワイトキャッスル号]  (2015年 35号)


ゾンビに追われて海へと脱出を図るローラたち。しかしボートは全て燃料ホースが切られていて動かせない。
この辺りも全てマイクPの仕業でありましょうか。やってくれる。

クルーザーは見える距離に停泊している。となればここは泳ぐしかない。
着ぐるみきてるアレクには厳しいかもしれないが、他に手はありませんわな。
しっかり泳ぎ切っている辺り大したものというか何というか。動きやすい着ぐるみで良かったね。

クルーザー、ホワイトキャッスル号には船員のダレルやダンサーのミリーを始め生存者が辿り着いている。
同じように泳いで逃げて来たということでしょうか。
洋上ならばさすがに安全かもしれないってことですな。
とはいえ機関室も通信室も操舵室も徹底的に破壊されており、船を動かすことは出来ない様子。
うーむ。既に別のルートから救援要請が出ているなんて彼らは知らないでしょうしねぇ。焦る状態ですな。

とはいえのんびり焦ってはいられない。ゾンビどもが海を渡ってきました。
まともに泳げてる感じはしないのにどうやってここまで辿り着いているのか・・・泳ぐゾンビってのも怖いなぁ。

船は破壊されていたがブラウンの武器は無事だった様子。
もはや逃げ場はないのだから、何とかしてここで食い止めなければいけない。まさに水際防衛って感じですな。

頭を狙えばゾンビは仕留められる。
とはいえ全部片づけるには数が多すぎる。弾薬の補充が出来ないこの状況では相手の数の多さは致命的ですな。
さすがにナイフアタックで仕留める技術を要求するのは無理があるでしょうし。そもそも数が多すぎますわな。

ただでさえ大ピンチなのに船内に感染者
うーむ、これはもう駄目かもしれませんな。
思ったよりはいた生存者でしたが、これで一気にいなくなりそうな雰囲気。
どうにかローラたちには逃げ延びて欲しいものであります。



第17話[クルーザーの死闘]  (2015年 36+37号)


ゾンビが生活をする空間に辿り着いてしまうトミナガとマユちゃん。
そこには崖から落ちたモリオの姿もあった。さすがに元気そうでありますな。
しかし木材を積み上げて家を作ったりしているようだが、何なんだろうか?
モリオも生前の想いに囚われて行動してたりするのだろうか。気になりますな。

潜んで、気づかれずに移動する。
えてしてそういう時ほど物音を立ててしまうものである。
ゾンビに気づかれたっぽいトミナガたちの運命やいかに・・・

クルーザーに這い上がろうとするゾンビたちを迎撃するブラウンたち。
ただでさえ数が多くて苦戦してるのに船内に逃げ込んでた連中もゾンビ化。
うーむ、安全な場所に逃げ込んだつもりが逆に追い込まれることになろうとはなぁ。
武器こそ手に入ったものの弾には限りがある。むしろバットでもあれば良かったのかもしれないなぁ。

上へ上へと逃げるブラウン達生き残り3名。
しかしもう登れるところはなく、ブラウンの銃は弾切れ。
もうダメだと観念し、ゾンビに生きたまま喰われるぐらいならと自殺するアレク。ぬう、無駄弾を・・・!!
コメディアン枠はしぶといと思ったらそうでもなかったというオチ。何のためにここまで生き延びていたのか!!

ブラウンも足を取られて絶体絶命。
持っていた銃の弾もなくなり、味方もいなくなり。それでも生存を諦めないのはローラの強さ。
アレクとは違い、最後まで生に足掻こうとするその姿勢が可能性を掴む結果となる・・・のだろうか?

青い空に白い雲。そして青い海。
こんな平和な光景で繰り広げられる惨劇。さてさて、どれだけの人が生き延びるられるのだろうか・・・



第18話[わずかな可能性]  (2015年 38号)


武器を失い、味方も失った。
それでも諦めずに逃げ延びる方法を探すローラ。
上へ上へと逃げた結果、海までの高さは20メートルはあるという。
人間は何故追いつめられると上へ逃げるのか。後の逃走経路を考えると悪手な気もするのだが、本能的なものなのだろうか。

とはいえ、それでも水面であるならばまだ希望はある。
正しい姿勢で飛びこめさえすれば、衝撃は逃せる。
高飛び込みの経験のあったローラ。どうにか無事に海へと逃げることが出来た様子。良かった良かった。

ゾンビに引き込まれていたブラウンも同じく海へと逃亡。
こちらは入水角度がまずかったのか気絶している。
飛びこみは一か八かの賭けであるが・・・片方でも意識を保ってくれてて良かった。

どうにか希望を繋いだローラたち。
一方のトミナガたちは近付いてくるゾンビたちを前に緊迫。
漂流物の中に武器となるものがないか探したところ・・・塗料を発見。
なるほど、発火物でありますか。確かにゾンビの弱点は火。これはいける。

棒の先端に塗料をつけて発火させれば松明の出来上がり。
さらにゾンビに塗料を浴びせれば体を燃やすことも楽になるし、撃退も容易い。
うむ、後は死角からの攻撃に気を付ければ何とでもなりそうですな。

というわけでゾンビたちを焼き払う2人。良い感じだ。
しかし、遠距離攻撃が可能なモリオに同じ手段は通じない。
これだけ派手に燃やせば当然気づかれてしまうわけで・・・さてさてどうなる?
一難去ってもまた一難がやってくるこの状況。安寧の時間はまだまだ先になりそうだ。




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