蒼天紳士チャンピオン作品別感想

ましのの
第1話 〜 第50話


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 第1話 〜 第50話 (2011 13号〜2012 21号)   第51話 〜 最終話 (2012 22+23号〜2012 29号)



第1話 きき-いっぱんつ【危機一パンツ】  (2011年 13号)


八谷美幸先生の集中連載がスタートでございます。
おや、読みきりの時に比べて、かなり画力があがってるじゃありませんか。

よい体をした主人公は増埜さん。ましののだから増埜さん。
ゴムがゆるんでいて、短パンが落ちそうで困っている。
このままではおパンティがポロってしまいますでよ。

そんなときにラジオ体操の試験だ。困った!そこに、友人からいいアイディアが。
短パンをパンティの中に織り込んで落ちないようにする。おぉ、ナイスな判断だ。
しかし、それが致命傷。
Mサイズのパンティは重さ約30g
対して、短パンの重さたるや、約200g!その差実に7倍!勝ち目がねぇ!

というわけで、前屈の姿勢のときにずるりといってしまいました。
が、偶然UFOが通りがかったので問題なし!
と、思いきや上からしっかり見られてたので問題ありまくり!
ゆるゆるパンツはもうコリゴリ☆と可愛く決めても問題ですよ!

とまぁ、非常におバカなノリでございますが・・・キライじゃないぜ!
重量的に負けてるかもしれないけど、それでずりおちたりするのかという疑問はある。
いきなりのUFOというのもどうなのかという考えもある。
でも、そういうのを考えるマンガじゃございません。勢いを楽しめ!



第2話 いちぶらしじゅう【一ブラ始終】  (2011年 14号)


本日も増埜さんは困っています。ブラを付け忘れての体育である!
先生の指導で、ジャージを着る事も許されないから、ピンチだ!

この世には、寝るときもブラを着ける派と、ノーブラ派の2種類の女性がいる。
なので、ノーブラ派の増埜さんが、うっかりつけずに登校してきても不思議ではない。い〜や、自然じゃ!

あまりに寒くてTKBが立ってしまう。クララが・・・TKBが立った!同じレベルの出来事か!

ピンチ中にさらに追い討ち。
1組の男子とフォークダンスをすることに。
1組といえば、学年一のスケベ学級!増埜さん、とってもおピンチだわ!

ここにさらにトラブル。雨が降ってきた!
だが、災い転じて福となせ。泥水へのダイブによって、TKBを隠蔽するのだ!
こんなことをマジ顔で言える室井さんはマジカッコイイ。

不自然な軌道を描いて泥水に突っ込んだりしたけど、ノーブラなのはバレました!
まあ、気にするな。来週にはまた別のピンチが待っているだろうから!
本当におバカなノリの漫画だよ!もっとやれ!



第3話 いちにょうけんめい【一尿懸命】  (2011年 15号)


相変わらず増埜さんはピンチです。まあ、今回は割とあるシチュエーション。
授業中にトイレに行きたくなりました。どうしよう!
えっ!今回ばかりは「行けよ」としか!?
そりゃそうですわね。

さすがの室井さんも正論で返すしかない。かと思いきや、とんでもない案が飛び出した。

Hなことを考えるといいらしいよ

な、なにぃ!?
いつものことだが、室井さんの発想には慄かざるを得ない。
しかし、これはちゃんとした根拠がある。そう、過去の話。
室井さんの兄もまた突然の尿意をもよおした。が、スケベェなことを考えて急場を凌いだのだ!

詳しくは割愛するが、2つの液は混ざらないようにできているのだ!(例外アリ)
尿が出るところをバブー液が出る方に切り替えたのだ。人体ってハイテク!

うむ。なるほど。確かに身に覚えがない話ではない。
しかし、しかし。当然、女体にはそういうシステムはないのである!

Hなことを考えても救いにはならないけど、とりあえず考えてみる増埜さん。

日本から 二本抜いたら H本

おう、大発見だな!ってHという文字のことを考えてどうする!妙に語呂がいいし!
こんなときはクラス1の秀才の出番だ。
水着グラビアの水着部分を塗りつぶすことで、なんだか全裸に見える!
男子としてはおなじみの技法であるが、知らない人には新鮮に映る技だ!
これを応用すれば、周りの人々が全員全裸に見えるぜ。いや、それはムリがあるだろ!
でもできちゃったんだから仕方がない。まぁ、増埜さんってばHィんだから!

今回も安心のクオリティでありました。バカバカしさで突っ走れぃ!



第4話 いっしん-ふくらん【一心服乱】  (2011年 16号)


今回も増埜さんは困っていた。けど、楽しそうじゃないですか。
両想い的な何かでございますよ。初デートだ!気合はいるぜ!

というわけで、困ったときは軍師様の出番である。
助けて室井さーん。
私もそんな経験がないので助言はムリです。ゲーッ!頼みの綱が切られた!?
いつだって貴女にだけに助けられてきたのに!

でも、しつこく食い下がったらいいアイディアを出してくれたかもしれませんよ。
経験はなくても斜めからアイディアを出すのが室井さんだ!

まあ、今回は聞けませんでした。なので、別の人を頼る。ERO先生だ!もう、ここからして駄目そうだ!

とりあえず、デートに着て行く服装を尋ねる。
ERO先生曰く、デートは男と女の愛の駆け引きの戦場なんだ!

なるほど・・・普段着などではなく、やはり勝負の場であるから、勝負服が肝要であると?
親父のお誘いに着て行く服がなくてこまっている刃牙さんにも教えてあげないと!

オシャレはガマンだ!

おかしな格好に思われようが、やらなきゃいけない時ってのがある。
ERO先生の、一見格好いいような言葉に流されて、野菜を服に仕立てる増埜さん。
本当にこの子は純粋ですなぁ・・・もっと疑問を持とう!

というわけで、デート当日。やはり野菜服は引かれるか。
でもピーマンの髪飾りはちょっと先鋭的でイケてる・・・か?

最後までおバカえっちな路線を突っ走った増埜さんでありました。
というわけで、ましのの終了!いやはは、面白かった。

今後もネタが続くようでしたら、この方向で突っ走っていってもらいたいものです。
八谷美幸先生の次回作に期待しています!



第5話 かんきゅうじざい【患急自在】  (2011年 21号)


おバカな「ましの」が週チャンにかえってきた!
なんと、ましののが再びの週刊連載スタートである。こりゃ嬉しい。

ましのの友人である室井さんが倒れた!
どうやら風邪らしい。保健室に運んで看病をすることになった。
普段は変なアドバイスで助けてくれる室井さん。
さすがに風邪を引いていては普通の頼みごとしかできないか。

頭を冷やすにはいろいろと方法がある。濡れた布を置くのも方法のひとつだ。
でもパンツ置かれても困るというか、凄く困る。

風邪にはネギ。どことは言わないけど、ネギを突っ込むと熱が下がるという迷信がある。
ええ、どことは言いませんけどね*
しかし、この迷信もどこから出てきたんだろうな。

最終的には血の惨劇が発生する保健室。室井さんもおバカな友人のおかげでグッタリだよ!

相変わらずのおバカなノリで安心しました。
絵もどんどん見やすくなってきてますし、今回の集中連載も期待ですな!



第6話 いちもうだじん【一毛打尽】  (2011年 22+23号)


MOT(ましのおふろタイム)でございます。
シャンプーで髪を洗い、シャワーで流そうとする。
が、水が出ない断水だ!ご無体な!なんだこのイメージ図。こんなの見せるなんてご無体な。

今週のセクシーショットを挟んだ後、お湯がないか調べるましのさん。
風呂桶にお湯も張ってなかったし、洗面器のお湯も少ない。流せない!

シャンプーをすすぎ残しておくと、毛穴に詰まって炎症を起こしたり髪によくないと聞く。
早く流さないと、毛根が死滅する!?

危機感を抱いた、ましのさん。ともかく水がないか風呂場の外を調べる。
水場といえばキッチン。ここなら何かあるはず。

あったよ!ポットが!

でかした!
と思ったが残量は少なかった。少し足したくらいではなんともならない。洗面器さんもムリと言っている。
冷蔵庫の中にも水とかはない。さすがにドレッシングでは悲劇が増すばかりだし。どうでもいいが、からし多いな。

あんまり水は増えなかったけど、なんとかこれでやるしかない。
普通に水をかぶるだけではシャンプーは落とせない。
少ない水で髪を洗うには・・・美容院で洗われたことを思い出す。
なるほど、洗面器に髪を突っ込んで洗うようにすればよいわけですね。
って、正面から突っ込んでどうする。背面からいきなさいな。
とか思ってたら、脳天から行ったーッ!おバカ!

この構え!この構えからの、より深い潜水!・・・悪くない!

ところが、この構えには問題があったのです。いや、見ればわかるよ。危ないよ。
とツッコミ入れる間もなく、手を滑らせコントのようになる、ましのさん。母もビックリ。
オチは貯水していたおかげで助かったというもの。母親はまともなんですね。
ましのさんは1人でいてもいろいろと騒がしいな。おバカな子やで、ほんと。



第7話 だっせん-くとう【脱戦苦闘】  (2011年 24号)


素っ裸の室井さんが倒れている!その身体の上には無数のトランプが。事件です!
この光景を前に、ましのさん。ERO先生に宣戦布告をするのでありました。
一体何があったんですか!?女体デッキを使ったポーカーでもやったんですか?なんてエクストリ−ムな。

答えは、脱衣神経衰弱でございました。なんにしてもエクストリームだぜ。

神経衰弱に、お手つきをしたら脱衣というルールを加えた内容でございます。
シンプルにしてディープ。この戦いに生き残れるか。着替えないまま始めるぞ!

勝負は記憶力がグンバツな室井さんの一人勝ちで進んでいる。
が、思わぬ落とし穴があった!実は各人の来ている服の枚数には大きな差があったのだ!
勝負が始まる前にこれだけのアドバンテージがついていたとは・・・これはERO先生の戦略勝ちか!
ノーブラなだけに、ましのさんより1枚少ないが、それでも室井さんよりは2枚も多いのだ。
その差さえなければ、室井さんの勝ちであったものを・・・戦略の差を戦術で覆すことはできなかったか!

というわけで、知の室井撃沈!

などと長い前フリを行ってのラストゲーム。残り4枚だから、正解すればその時点で終了。
ましのさんが正解し、ERO先生を撃破した。やったよ、室井さん。仇は取ったよ!

やっと自由になった。こんな家からはおさらばよ!

ってなんでそのまま逃亡しようとする!室井さん置き去りだし!
ましのさんの頭の中はどんな状況でもフリーダムやで!



第8話 ついほん-ちくほう【追奔逐蜂】  (2011年 25号)


低〜い山にピクニックに来た増埜さんと室井さん。
流行の山ガールってやつですね。今はおバカガールも流行っているとかなんとか。

室井さんの超高級ハチミツ。小瓶サイズで1本7000円!高ェ!
そんなものでもじゃんじゃん使ってねという室井さんはマジお嬢様。うほっ。
って感じで楽しんでたある日。森の中でくまさんに出会った。めっちゃ近い!

ここで室井さんによる熊とであった場合の対処方法。
大声を出したら熊は襲ってくる。
出会って数メートルしか距離がない場合は――
その場で熊に話しかながら様子を見つつ、だんだん大声で話して熊が立ち去るのを待つ。
今回の場合は近すぎるから、話しかけつつじわじわと遠くに行くのがよいとのこと。なるぺそ。
流石は室井さん。お詳しい!

熊は超高級ハチミツがお気に召したようだ。舌が肥えるよ。
はっ。さっきこぼした大量のハチミツが服についている!これはマズイ。逃げてー!
こうなれば、脱ぎながら逃げるしかない!
上を脱いだが、まだ熊は追ってくる。なら下も脱ぐしかない。走りながら!
ジャンピングダッシュをしながら、室井さんが服を剥ぎ取る。
これぞ、跳躍兼脱衣(ジャンピング・ストリップ)!
名前を叫びながらやれば、なんでも決め技になるってことさね!つぇい!

どうにか熊を振り切った2人。増埜さんは下着が上下バラバラですが、室井さんは気にしないよとのこと。
しかし、黒い下着に群がって来るものがいた。蜂だ!
蜂は黒い物を襲う習性があるのよ!
それなら、室井さんの髪も黒いのにー!のにー!
全くごもっともなツッコミだが、狙われているものはしょうがない。

というわけで、ピクニックに行ったはずなのに何故か裸になる増埜さんでありました。
頭からこの状況を見ていてもおかしいのに、結果だけ見た人は本当に何がなにやらであるぞ!



第9話 びょうき-らんぶ【猫喜乱舞】  (2011年 26号)


ましののの1ページ目は展開が落ち着いているせいか、絵柄がしっかりしている気がする。
今回の1ページ目の増埜さんも普通に可愛く見えるぜ。

猫づくしの空間。猫好きにはたまらないのでしょう。私にはよくわかりませんが。

猫はせまい所、あったかい所が大好き。
その習性から、ブラジャーも大好き。

ブラが好きなのではなく、その空間が好きなんじゃないだろうか。
ERO先生はちゃんと胸に挟んでおられます。
というわけで、ERO先生に飼われたノアールはエロ猫になったのでありました。まあ、困った。

それにしても、ノアールの顔は陰陽玉みたいだな。
そんなノアール。挟まるためなら、邪魔者は全て排除する。
一瞬でボタンを取り払うぐらいは朝飯前だ。よかったね増埜さん。服が伸びなくてすむよ!

最終的にはノアールが爪でブラ崩壊を食い止めてくれました。
ブラがないとうまく挟まれないですし、ノアールの行動は自然ですよね。ね。



第10話 ぎしん-アンタき【疑心アンタ鬼】  (2011年 27号)


体育祭の実行委員に選ばれる増埜さん。休んでいるうちに。欠席投票は学校の決まりごとさ!
男子の実行委員は今泉君。頼りになる?御仁だ。
みんなに頼りになると言われる男、今泉。
しかして彼は授業中Hな写真ばかり見てる男でありました。ああ、増埜さんの前の席の彼か。

今泉君といると安心できない!

ピリピリする増埜さん。
しかし、いつのまにか視聴覚室で2人きり。
2人きりとは危険だ!何かしらいかがわしいことをされるんじゃないかとドキドキだ!

教室だと他人が来るからよくない。見られちゃマズイことする気ですか!?誤解だましのさん。
お題はチ○コですってー!?僕のチ○コはレンタルフリーっていいたいのか!?誤解だましのさん。

見事に自爆しているましのさん。ハメられた!(いいがかり)
さすが学年一の秀才。私が自爆するのを狙って仕掛けてきたわけか。これは卑劣!(いいがかり)

今泉「増埜さんの定番のオカズって何?」

出たー!
伏せ字トラップのお次は、隠喩トラップで来ましたか!

そんなセクハラには引っかかりませんよ。ちゃんと普通にお弁当の具で答えますー
卵焼きならいかがわしくはない。うっ!?
「たまご焼き」すらいかがわしく感じてきた!玉五回焼いたる!その方面はちょっと勘弁だましのさん。

走者は持ってないけど、確実に持っているもの。それは、せいかん剤。

性感剤ですって―――!?

誤解だましのさん。

女子は特に持ってるよね

なんだってー!卑猥だ今泉君。いや、制汗剤のことだとはわかってるけど。

さらに今泉君のターンは続く。室井さんとオナ中(同じ中学)?と尋ねる。
増埜さんは室井さんと中学時代では話したことはなかったらしい。高校で仲良くなったのか。
でも、同じ中学には違いない。オナちゅ・・・ハッ!

これも隠語か!「最中」なのか「中毒」なのか!
ホンマ今泉君は隠語のデパートやでー!

今泉君は呼吸をするようにセクハラトークをしてくる

だから室井さんの話題がでたってことは・・・室井さんにもセクハラする気に違いない!
こいつは危険だ。ブロックブロック。室井さんを危機から救うんだ!誤解だってばましのさん。

見事に勘違いネタで突っ走った回でありました。
しかし、今泉君とは・・・他の漫画の登場キャラの名前を使ってくるとは危ない作者だ。
これでは、弱虫ペダルの今泉君が隠語使いでセクハラトーク好きみたいじゃないか!
検索してきた人が間違って覚えたらどうする!誤解だ見に来た人。

こうなったら、他の登場キャラの名前もかぶせてしまいましょう。
鯨井さんとか山田さんとか番場さんとか鬼形さんとか。全員エロイ人にされそうだ!



第11話 うい-てんぺん【雨為転変】  (2011年 28号)


女性用のボクサーパンツがあるので、ちょっと欲しいなという増埜さん。
欲しいものがあるときに母親に頼むと違うのを買ってくる
漫画雑誌を頼んだときにはありがちな話ですな。
でも、男性用下着と女性用下着を間違えるのは激しくおかしい!

フロントに穴のあいた、まごうことなき男性用である。
何でそれを穿いてきてしまうのか・・・
雨続きで洗濯物はたまり、穿けるパンティがないのなら、穿かずばなるまい!

なるほど。納得できる話ですな。
聞かされた室井さんがものすごく虚ろな表情なのがステキ!

まあ、普通にしてたら下着を見られることなんてないですし、平気だと室井さんは言う。
そのとおりだけど、増埜さんに普通にしてろとは無理難題。

そもそもトラブルが発生。床が雨で濡れている。なんだこの床は!滑るぞ!
皆気をつけてても滑って転ぶ。パンツを庇いきれない。男性用パンツ大公開の憂き目にあう!
そんなことになったらいじめに発展しちゃうよ!ちーじょ。ちーじょ。

雨に濡れた床。ここを通らねば移動教室にいけない。
戻ってブルマでも穿いてくればいいんじゃね、と思ったが室井さんは別の解決法を思いつく。
さすがは知の室井と呼ばれたお人である。
水切りモップで水をきりながら進む増埜さん。これなら滑らなくてすむね!
どうでもいいが、先に滑って倒れてる男子。尻で喋るな!

アイディアはよかったが、それを生かせないのが増埜さんであります。
メガネを轢いて転ぶ。さらに、モップの柄が刺さって、余計に男物パンツを強調しちゃったぜ!

というわけで、あだ名がボクサーになった増埜さんでありました。
可哀想に。どうせなら、妄想のときのように痴女と呼んであげるべきだったのに!ちーじょ!

さて、こんなおバカな増埜さんを描いたましののですが、なんと本格連載が決定
次号は記念すべき初カラーということで期待です!



第12話 ハッピー☆ニューシーズン  (2011年 29号)


本格連載決定記念。お祭りのセンターカラーだ!
というわけで、早速の新キャラ登場。
ドジっ子(という設定)の沙姫ちんでございます。

演じるドジっ子か、天然のドジっ子か。どっちが凄いか!?
ベスト・オブ・ドジっ子2011を決める戦いが始まろうとしている?

スカートがパンツに入ってしまうのは、あるあるネタなのか。これも作者の体験なのか?
まあ、2回に1回はどう考えてもやりすぎだろうけどな!

昼休み、一緒にお弁当を食べる約束をする。
キョロキョロしている沙姫ちんを呼ぶ増埜さん。沙姫ちんここ、沙姫ちんこ・こ!
いきなりの隠語で来ましたかー!
自分でいう分には無頓着な増埜さんでありました。

それはともかく、お弁当だ。ドジっ子ナンバー1決定戦の開戦だ。
食べる前に舌を噛んでみせる沙姫ちん。どや?
対して増埜さんは、モチをノドに詰まらせていた。お爺ちゃんかよ!

ノドに餅を詰まらせた場合の対処法。
知将 今泉君は、背中を叩けという。これは痛がられるだけでした。
知の室井さんは遠心力を使えという。足を掴んで振り回すのよ!
妙な発想だが、これでうまくいくのだから、さすが知の室井。ただの知将とはわけが違いますわ。
通りすがりの力持ちの山縣君は顔も出してもらえませんでしたね!

やはり演技では天然には勝てないのかと思い知らされる一戦でした。
いや、増埜さんのはドジという話ではないような気もするが・・・
そもそも、増埜さんはドジっ子ではない。バカな子だ!
それにしても、沙姫ちんは、リボンがないと増埜さんと区別がつきづらいな。



第13話 愛のメラニン  (2011年 30号)


トイレ掃除をしています。
その最中に、ロッカーが扉の前に運ばれて、出られなくなります。ようするに密室だ。
この密室で惨事が起きようとしている・・・

2F女子トイレ清掃メンバーは以下の4名。
・室井
・増埜
・野村
・友野

メガネでみつあみな野村さんが、トイレでしげるを発見した
しげるといえば、黒くてテッカテカした・・・あ、松崎さんとは関係ありませんからね!

しげるの登場に大慌ての女子。密室でしげるが動き回っているだなんて怖い。
気付いたらすぐ側にいたりするのだよ。耐えらんない!

しげるのおるトイレに閉じこめられちょるー!

どこのものかもわからない方言まるだしな友野さん。いいキャラだな。
柱を見たら、山口弁と書いてありました。そんなのわからんっちゃ。

みんなが焦る中、ひとり冷静なのは「知の室井」こと室井さん。
ここで取るべき方法は2つ。
1つは掃除時間が終わるまで、しげるに怯えて過ごすこと。
1つは、時間が来る前に私たちでしげるを倒し、勝利すること!
さあどっちだ!

というわけで、しげる退治チームが結成されました。
友野さんの手で、個室の間に盛りクレンザーが布かれ、奥の個室にしげるが隔離される。
あとは、洗剤でしげるを仕留めるだけだ。しげるは洗剤で溶けるのだ!(ちょこっとね)

実行部隊である増埜さんは震えている。怖気づいたのね。ああ、室井さんの冷たい目が痛い!
私が洗剤で倒すんだー!
覚悟を決めた増埜さんがつっこむ。
霧吹き状態では効果が薄い。かえって煽ってしまうだけである!飛ぶしげるはマジヤバイ。
ここで室井さんのアドバイス。フタを外して使うのよ!
そう。大事なのは中身なのだ!メラ☆ニン!

こうしてしげるは泡にまみれて撃退されたのでした。
掃除は全く進んでないけど、しげるは退治したので、でかい掃除はできたということでひとつどうでしょう。ダメか?



第14話 透け方おかしい、漫画シャツ。  (2011年 31号)


漫画シャツの透け方はおかしいらしい。あんまり気にしていなかったがそうだったのか!?

6月中は冷房を使わないようになっているので、教室は大変なことになってます。
長谷部先生のシャツもえらい透け方してますな。

次は体育なので着替える女子達。
増埜さんは胸が大きいので谷間に汗がたまり、汗疹ができやすい。かゆそうだ。
室井さんは胸の間を滝のように流れてゆくよ!さらさら。
ぽっちゃり系の榊さんも増埜さん派である。ブラの存在が不快になっておる。

ここで登場したのが、涼し気な感じの雪村さん。
なんと、タンクトップの上からブラを着けている!
黒いタンクトップと黒い下着だからあんまり異様が目立たないな。
雪村さんはブラ上派らしい。派閥だと?

通常はブラ下派が幅をきかせている。
しかし稀にブラ上派が現れる学校が存在するらしい。

今はどうか知らないけど、西暦二千年前後のこと。
某少女漫画雑誌上の読者コーナーでは『ブラ上派下派論争』が巻き起こっていたこともあるらしい。
これは本当の話なのか・・・?さすがに少女漫画のことはわからん!

雪村さんの意見に賛同する室井さん。

夏は汗を吸い!
冬はブラとの隙間を埋めることで胸元から腹部まですっぽり包み込んで暖める。
見た目がカッコ悪いからやれないだけで凄く良いのよ!

さすが室井さん。論理的に利点を説明してくれます。
というわけで試してみる友野さん。何じゃコレ・・・ッ!ええッ!!

すごく守られている感じがするらしい。
なんだかわからないが、とにかく評判のブラ上。
この時少女たちは汗への不快感から脱出したい思いと暑さによるストレスから判断力が低下していた。
ましてこの月曜四限の体育は男子がおらず、男の目がない状況――
そこには、少女たちが大胆になる要因で満ちていた!

オープンマインド&オープンランジェリー

いやいやいや。
体操服の上から着ちゃだめでしょう。
雪村さんの冷静なツッコミが冴えております。
さすがの室井さんも暑さで判断力が鈍っていたみたいですな!発想はいつもと同じだが!



第15話 本誌発売日が七夕だったから  (2011年 32号)


室井兄妹が浴衣で登場。七夕祭りでございます。
ん、撫子ってもしや室井さんの名前なのか・・・?
この世界にも名前があったんだ!なんか感動した!
みんな苗字でしか呼び合わないから、もしかして名前が無かったりするのではと危惧していた。

それはそれとして。
増埜さんにいきなりトラブル発生。木陰には着崩した状態の増埜さんが。
何かいかがわしいことでもされたんですか!ドキドキ。
単にトイレに行ってズレた浴衣を直そうとしたら悪化しただけでした。まあ、そんなとこでしょ。

意外と兄の前では妹らしい言動の室井さん。
でも、その頭の回転はいつもと変わりがない。
着付けの経験はないが、お手本さえあればなんとかなる。
お手本・・・完成品を解体すれば、わかる。男物も女物も着付けは似ている・・・つまり!

一人脱がせば浴衣の構造がわかる!ならば兄を脱がすのが正解だ!

お兄様の浴衣から学ぶことにしたので脱いでください

何を言い出しますのか、この妹は。ひわい!
逃げ出す兄。しかし、ここでまさかの山縣くん再登場。相変わらず顔が見切れているぜ!
山縣くんに押さえつけさせ、浴衣を脱がす室井さん。
手順を忘れないようにムービーを撮る増埜さん。なんだこの光景。

あまりにえらい状況に、サン・オブ・オレ(SON OF ORE)がよっしゃー状態だ!

それはともかく、祭りの場でこんなことしてたら、そりゃ警察も来ますわな。
増埜さんを懐に入れて隠す、山縣エスケープで難を逃れる増埜さんたち。
あわれ、残されたのは半裸に向かれた室井兄のみであった・・・
ただ祭りに来ただけなのに、増埜さんが絡むと大変なことになりますね。
まあ、兄は兄で嬉しそうな部分はありましたし・・・犬に噛まれたと思って忘れなさい!



第16話 水泳キャップはかぶらない、漫画キャラ。  (2011年 33号)


夏といえばプールでございます。学生なのでスク水だ!

プールの授業は男子と一緒のようです。榊さんも男子の目が気になるのか。
男子の中でも一人異様なオーラを放つ人物がいた。今泉君だ!
眼が悪いので度つきのゴーグルを装備している。しかし、それがかえっていやらしい。
レンズで瞳が見えない視線を隠して一体どこを見てるの!?
言いがかりだ、増埜さん。

女子は飛び込みの練習であります。
室井さんや雪村さんなど、「平たい胸族」は暗い表情。
彼女達が飛び込みなんてしようものなら、胸の余った布の隙間にあった空気が飛び込んだ瞬間押し出される。
そして気泡となって大放出!楽しい気泡がゴポポポーン!
オナラじゃないのよ。オナラじゃないのよ。空気が飛び出ただけ。
いろいろと悩みがあるものですな。しかし、雪村さんは本当に可愛い。

それはさておき、増埜さんの飛び込み。
あまり泳げない割に大胆な入り方をする増埜さん。度胸だけはありますからなぁ。ええいままよ!
両足共つった!
溺れる増埜さん。こりゃいけん!
助けに行く室井さん。室井さんは普通に泳げる。
しかし、暴れた増埜さんに殴られ撃沈する室井さん。
網で回収される室井さん。って何で網で回収?何気に酷い。

暴れて助けることができない。ならば、男子の力で後ろから締め付けるんだ。
増埜さんの豊乳を後ろから締めるけるですってーっ!?(^q^)嬉しいです。

想像しちゃってドリドリもぐもぐ状態の男子
とても動ける状態じゃないという。なんというか、青いな。気にせず行けばよいのに!え?

ここで知将今泉君の発言。筋肉は沈むが脂肪は浮くんだ。
君は浮ける!何故なら、君にはでっかい浮き袋が二つもついているのだから!!

やぁ、やっぱりおっぱいって凄いっすね。実際それで助かった人もいるってんだから、凄いね人体。
そして、今泉君は正式に恥将となったのでありました。
「知将」時代、完!



第17話 危ない!問診先生  (2011年 34号)


健康診断でございます。
去年、朝一の尿(ファーストグリップ)の採取を忘れていた増埜。
仕方なく第二波を待つも出ず、大量の水を飲んでそれを待っている内に大遅刻という苦い思い出!
しかも再検査になった。

だが、そういう苦い思い出があるからこそ、二の轍は踏まない。
増埜さんは今年の健診にとても満足していた。諸々の測定結果には――

最後は問診の時間。
下着を取って列に並ぶ女子達。お腹の辺りを診るだけなのにブラまで外す必要があるのかと愚痴る雪村さん。
ブラ上派の雪村さんは外しやすいからまだいいじゃないですか。

しかし、ブラを外すことに問題はあった。男の先生がいるのだ。
えろそうな男の先生に乳首見られた。

これは問題だ。
うら若き乙女が異性に乳首を見られるということの恥ずかしさたるや凄まじく。
一生引きこもりになってもおかしくないレベルである。
これが医療行為だという事実が、彼女達をまだ陽の当たる道へとつなぎ止めているものの――
至って健康なときに、病院以外で男の人に見られるということは、余りにも過酷な試練なのだ!

女性の悩みはいろいろあるッスね。
増埜さんが並んだのは男の先生の列。なんだかにやけてるように見えるじいさんだ。エロそう!!

なるべくTKBが見えないようにギリギリのところでシャツを上げる戦法を考える増埜さん。
しかし、先んじてやろうとしていた雪村さんが、助手のおばさんにさえぎられる。
先生が診づらいからということで、一気にたくしあげられた!えっ、何もそこまでは。先生も戸惑ってる!

あの助手、聴診器で関係ない所まで・・・

聴診器で関係ない所までいじられたですってー!
と最初は誤解したのだが、関係ない所まで上げられたということか、いや誤解誤解。

助手とのコンビプレイで来る、この医者を相手にTKBを守る術があるのか?
手をあけるために、シャツは口でくわえて手はTKBを――
なんの撮影現場だよ。

悩む増埜さん。しかし、ここで必勝法を見出す。勝てる!これなら奴に勝てるぞぉ!

刮目せよ

バンソーコTKBガードじゃー!ふーっ・・・
だからなんの撮影現場だよ!
先生も、新鮮な光景に、逆に興奮しているじゃないですか!

実際、先生の側としては見慣れたものでしょうしねぇ。
助手の行動に戸惑っているところもあったぐらいですし、過剰な行動が返って煽る結果になろうとは!
まあ、見られた側がどう思うかが重要ですし、増埜さんが満足ならいいんじゃないですかね。ウム。



第18話 どきっ!女だらけのコンテスト 〜ぽろりもあるよ〜  (2011年 35号)


突然水着姿の増埜さん、室井さん、ERO先生。
というか、ERO先生の水着は何が何だかわからねぇ!

ERO先生の提案。それは、一緒にビーチクイーンコンテストにでよう!というものだった。
ビーチク・インとは?
陥没乳首のことか!?ってなんでそういう発想になるか!
室井さんも立派に恥将でございますなぁ。

王者町の町おこしとして毎年催されているコンテストである。
関係者に若い娘の参加者を探してほしいと頼まれて、白羽の矢が立ったのが2人というわけか。
クイーンになると、町の宣伝ポスターやグッズに起用される。
ポスターはともかくグッズは凄いな。お金になりそうだ。

これがそのキャンペーンポスターだと紹介されて、でてきたのは・・・
ビーチクイーンという名のお婆ちゃん!ババーン!お婆ちゃんなだけに!ババーン!

この梅さんは10年連続でコンテスト優勝を果たしている。
でも、それって町おこしになってなくね?ってなことになっている有様が現状。
だからこそ、今年はなんとか優勝を他の人が、と思っているわけですね。

「強くて」負け知らずの梅さん。
ビーチクイーンコンテストは、水着審査などがある。これはもちろん若い娘が有利。
でも、審査はそれだけではないのである。
去年のVTR、そこに映し出されたのはスイカ割りの風景。まあ、ビーチですしね。

時間内に割れないと0点。
割り方にも芸術点があって、意外と難しい競技である。
梅さんはいつも満点の真っ二つ切りを披露してくれていたそうな。

ところが、去年は競技中に棒を落としてしまった梅さん。
誰もが梅さんは初めて負ける――そう思った。

彼女は棒を諦めたが、勝負は諦めていなかった。
素手で割ったのか!?いや、お年寄りの打撃では自身の骨が危うい。
骨は関係ない。彼女が放った技とは――乳鞭打!

脱力した姿勢から放たれる、その技は空気を切り裂き、スイカを粉々に砕く。
その芸術的な技を前に、一堂は感動。百点満点を取得し優勝を果たしたのだった・・・
粉々じゃスイカ食べられないじゃねぇっスか!
我ながらこのツッコミはどうかと思う。

乳鞭打とは。
自らの肉体を武器に見立て!
極限まで脱力した全身のバネを遺憾なく発揮し、しなやかに垂れ乳を振るう。
まさに「捨て身」の技さ!

確かに捨て身の技である。いろいろと捨ててないと衆人環視のもとで使える技ではない。
そんな危険な技、未来ある十代の増埜さんたちには、肉体的にも社会的にもムリである。
そもそも室井さんにはそれができるだけの乳がありませんしね!

さすがにここで乳鞭打の特訓だ!なんて話にはならないようだ。
コンテストは明日だが、時の運で頑張ろうという話になった。

で、翌日。
梅さんがケガを機に引退を決めたことを知る。
ERO先生が優勝して、コンテストは幕を閉じたのでありました。なんだ、この茶番は!
司会者の姿もまた酷いし!最近出番が多いよショウちゃん!

というわけで、来週はお休みの回でございます。
38号は潮干狩りで、ましのさんがピンチだ。まあ、ピンチなのはいつものことですよね。



第19話 秘技伝授だよ!潮干狩り  (2011年 38号)


ビーチクイーンとなり、キャンペーンガールになったERO先生にさっそく王者町から仕事が入った。
この街は美しい海が売りなので、潮干狩り映像を撮る事になった。ふんどしで。
そして、お手伝いで増乃さんと室井さんもやってきたのでした。

しかし、アオリ。
ましの・室井・ERO先生のおばかシスターズって・・・
室井さんもすっかりおばか扱いされとるー!!

企画をしたはいいものの、全く潮干狩りの経験がない町長&撮影班。
小さい頃の室井さんの経験が頼りという過酷な状況だ!
もちろんそんな行き当たりばったりでうまくいくはずもない。
2時間経過したところで、熱にやられて室井さんダウン。水分はちゃんと取らないと危ないぜよ。

本当にこの浜は貝が採れるのか?
町長に詰め寄るERO先生。町長曰く、ここで時々潮干狩りしている人がいるとのこと。
言われてみれば、バケツを持った人がいた。とれてますかー?
うぉ、凄い収穫量だ!この、ERO先生がただならぬ気配を感じた男は一体・・・!?

どうやら有名人らしいこの男。撮影班もどよめくこの男の正体。
貝取り名人・・・「神の手」を持つ男、ファルコン!

貝を愛す余り、貝を傷つけないよう熊手の使用を禁じ、素手で掘り続けた結果・・・
指の先が溶けてしまったって噂のッッ!ファルコンさんの神の手だー!

いえ、ただの深爪っす。噂は過剰になって怖いっすね。
でも、ここからのファルコンさんの技は噂話レベルじゃないぞ。

ファルコンさんが立っているだけで、貝の奴、自分から穴(水管)広げてきやがった!
そして、その神の手により、砂抜きもしてないのに、アサリが勝手に潮を吹いた!
なんというか・・・なんてネタやってやがる!お前はどこのイケメン怪人だ

ERO先生が出る回はいまひとつノリが違うように感じる。
余り際どいところまでは踏み込まないぐらいで頑張って欲しいところですなぁ。感想にも困る!



第20話 もう新学期ですよ!  (2011年 39号)


この世界の夏休みは終了したみたいです。
新学期初日の授業は終わり、ホッとしていたところに長谷部先生の一言。

今日のHR、持ち物検査やるから

持ち物検査!変な物持って来てたら没収!?ご無体な。
長谷部先生は言う。消火器入れやトイレの天井に隠してもムダ。必ず見つけてやる、と。
むしろ抵抗した分罪は重いという。なんてこった。しかも10分しか猶予はないとな!?

残り10分で隠すことができるのか!?
混乱する生徒達。

いやや、このアクセサリー高かったほい!

友野さんも混乱中。その語尾は本当に山口弁なのか?

さて、増埜さんも硬直しております。なんせ、今日はとんでもないものを持ってきている。
いつもならこんなもの持ってきていないのに・・・
今朝、榊さんから借りてしまったもの。
雪村さんや野村さんたちが交換して聞いていたCD。彼女ら曰く、こっちの世界のCD。
なにかって?BLドラマCDじゃー!ウワー。

ちなみにCDのタイトルは、乳首はアメジスト〜チアノーゼなアイツ〜である。
何スかこのタイトル!言い逃れようないっス!

さりげなくボーイズラブの注釈が入っているのは、優しさなのかどうなのか。
なんだかんだでこの分野も有名になってきていて困るワァ。
雪村さんもそっち好きだとはなぁ。むむむ。

しかし、このCD、タイトルも酷いがアゴがえらいことになっている。
やはりそっち系の作品はそういう傾向が出るものなのか?尖りすぎ!

今更聞く前に返せないと考えている増埜さん。マジメだなぁ。
どうにかして隠す場所を考えないといけない。どうやら室井さんもCDを借りているようだ。
天井裏なんかよりも調べられない場所――生理用品入れ!ここならいくら先生でも中身を見ることなんてない!
確かに、見ることはないでしょうな。
でも、欠点はあった。ナプキンポーチは小さい。CDなど入りようもない!

万策尽きたわ・・・

早いですよ室井さん!
知の室井が早くも撃沈してしまった。ならば、ならばもう一人の知将はどうだ?
常にえっちい本を持ってきている今泉君。このままでは優等生のメッキがはがれてしまう。
しかし、そこは今泉君。やれやれと一言呟くと・・・丸めて服に収めた!
それも腹の中とか見つかりやすい部分ではない。ズボンの裾に収納しおった。そうくるか!
発想もあれだが、わざわざこんなシーンを3段ぶち抜きでやるのが凄い。なにかっこよくやってるんだよ!

賢い・・・ッ この男賢い・・・ッ

増埜さんも驚愕する今泉君の知。でも恥将であることには違いないな。
この光景を室井さんに報告する増埜さん。
これを聞いて、思いついた室井さん。スカートの女子では今泉君と同じ方法は取れない。
だが、女子には女子にしかない隠し場所がある!

で、これですか。ぼい〜ん
胸に詰めてしまえば、ただのおっぱい!まさに完全隠蔽!
いろんな意味で、正気か君たち!
当然のことながら、先生には一見でばれました。不自然すぐる・・・形とかいろいろ。
ただ、増埜さんだけは普段の大きさゆえセーフでした。
CDでもすっぽり収まるましのカップはさすがである。
つまり、こういうことも考えて普段から詰め物をしておけってことなんだよ!いやいや。



第21話 でっかい動物こわいね  (2011年 40号)


久しぶりの沙姫ちん登場であります。

動物園に行く予定だったが、室井さんが急用でこれなくなったらしい。
落ち込む増埜さん。せっかくだからと沙姫ちんと一緒に行くことになりました。
先週も出ていた男子、春田君を誘おうという意識はないらしい。しょうがないね。

動物園にはふれあいコーナーがあり、動物と遊べるらしい。
というわけで、つきました動物園。沙姫ちんここですよ

最初は小熊のピー君とのふれあい。小熊の人形とか多いし、よさげですね。
でも、出てきたのはでかい。
一歳児だけど、すでに体重は40kgちょいあるらしい。小熊こえぇな。
でも、子供なので毛がもふもふして気持ちいいらしい。ほう、そりゃよいな。もふもふ。
しかし、気をつけないと爪でガサーっとやられるらしい。小熊こぇぇ!

さすがに傷つけられる動物はノーサンキューである。
次はリャマ。アルパカに似た感じの動物らしい。そういえば、アルパカも一時期はやってたなぁ。

リャマのエサを買う増埜さん。
なんだかんだでいい感じの沙姫ちん。結構仲良さげじゃないですか。この2人。
エサは柔らかいせんべいみたいなものである。
それにしても、今回はちっさいアイコンみたいなキャラの顔があるのだが、2人の特長がわかる。
増埜さんはアホ毛で、沙姫ちんはリボン。そこで見分けろってことですね。

リャマはラクダのコブなしみたいな形の動物である。つまりデカイ。
囲まれるとかなりの威圧感がある。
エサを出すともの凄い勢いでがっついてくる。修羅場や!
エサを食べつくしても引く気はなく、カゴバッグや髪、服まで食べようとするリャマ。どんだけ餓えてるの!?

このままリャマにナメられっぱなしでは、数分後には裸にされてしまう。
なので、こっちの強さをわからせる必要がある。殴るのか!?
いえ、動物相手には大きさで訴えるのが有効。
熊なんかを相手にするときも、背筋を伸ばして大きく見せるのが有効といいますしなぁ。

沙姫ちんを肩車する増埜さん。これなら大きくみえる。リャマもビックリしている。
襲われていた沙姫ちんも救えたし、一石二鳥!
と思いきや、思わぬリャマの攻撃。つ、つばだと!?

まめちしき。
リャマは98%の命中率で相手の顔につばを飛ばせます

へぇ。ってなんていう無駄な豆知識であることか。
というか、なんでリャマはそんな特技を持っているんだ?つばに何か効果があるのか!?
沙姫ちんは出てくるたびに、顔に何か浴びせられることになるのだろうか・・・ふむ。まあ、ふむ。

この2人は結構見ていて微笑ましい感じになるのでよいが、オチが弱くなるな。
やはり智謀担当がいないといかんということでしょうか。



第22話 恐怖のパジャマパーティー  (2011年 41号)


いきなりのグロイ絵に、なんぞっとなる今回。
洋物のホラー映画は迫力がありますなぁ。
その次のページでは余すところなくその魅力が描かれている!バインバイン

今回は榊さんの家でお泊まり会。
女子6人によるホラー映画を鑑賞する会でございます。
思いっきり叫べるように、壁や扉にクッション材を貼って防音をして鑑賞に望む。室井さんは本気だ!

ホラー映画鑑賞はつつがなく終了。いっぱい叫んでスッキリ!
時間はもう深夜の1時半である。
こうなれば、後は着替えて寝る。という設定でお喋りをしましょう。最初に寝たほうが負けな修学旅行的な流れですね。

みんな寝巻きに着替える。榊さんはネグリジェでございますな。
「寝るときも普段着」派はいない様子。そんな人いるの?ここにいるぞ!まあ、上だけですけどね。

次の話題は、寝るときにブラをするかどうか
増埜さんと野村さんはしない派。野村さんの場合は、ブラの必要がないからみたいだけど。そうなると室井さんも?
榊さんと雪村さんはする派。雪村さん曰く、ノーブラだと寝ている間に本来乳につく肉が背中に流れて贅肉になるそうな。
なんて説はあったが、増埜さんを見れば嘘情報だったとわかる。なんだ嘘か。

寝るために電気を消す。ホラー映画を見たあとだと怖い。
そんなタイミングで、コツコツと音がする!なんだ!?何の音!?ラップ音!?
誰もいないのに音がしている。窓を叩く音がする。ああ、窓に、窓に!
いえ、単に窓にカナブンがぶつかっているだけなんですけどね。あるある。

真相を知らない女子たちは悲鳴をあげる。そして激しく揺れる増埜さんの胸。
増埜さん本体と別々の動きをする怪現象。ポルターガイストだー!!

いえ、それって普通なんですよ、室井さん。巨乳は揺れるんですよ室井さん
ホラー映画の女優も揺れてたが、あれもポルターガイストと思っていたのだろうか。
というわけで、榊さんの胸を揺らしてみる雪村さん。ぼんよよよよよよん。
というコマで終わる。え、終わり。そう終わり。これぞ榊エンド!!
何が何だか!
短いのに、なんとも心に残る終了のアオリである。単行本で消えるのが勿体無さ過ぎる。覚えておこう。榊エンド!!



第23話 避難訓練だよ!全員集合  (2011年 42号)


この高校の校長と教頭はなんだかレトロな感じの髪型ですな。特に教頭。

今回は避難訓練回。いざという時のための備えなのだが、なかなか身が入らないのも確か。
だが、今回はそんな生徒のために教頭先生が手を打っているとのこと。ほう。

避難訓練の時間は知らされていない。不意を打ってくるものですからね。
訓練放送が流れます。今年は理科室で失火があったとのこと。

では、皆落ち着いて廊下に・・・と思いきや、廊下には煙が満ちていた。
こ、これは・・・本物の火事だ!

何ですってー!?

さすがは今泉君。断定が早い。
こんなときは年長者に頼るに限る。どうしようー先生ー!

1階の理科室の煙が3階まであがっているということは、下は既に火の海ですよ!

さすが今泉君。冷静な分析だ。冷静すぎて先生は気絶しちゃいました。使えねー!

しかし、もちろんこの煙は本物の火事などではない。これこそが教頭先生の仕込み。
煙の正体は、サンマを100匹焼いたものだった!
それ自体はともかく、ガスマスクをしてサンマを焼く先生たちの姿が異様過ぎる!力入り過ぎ!

――このとき、どのクラスも理科室がない方の階段からちゃんと避難していた。
そう、2年4組、増埜のクラス以外は!

実際に火事が起きた場合は、こっちの判断が正しかったのかもしれないけど・・・
訓練だからこそ起きた悲劇ってわけですね。頭が回りすぎるのも考え物だ!

1階2階に火が迫っているなら階段は使えない。ならば窓だ!カーテンを伝って窓から降りるしかない!
って、窓から下を見れば火が出ているかどうかわかるじゃないですか。焦るな今泉君!

カーテンを結んでみたが、長さが全然足りない。これじゃ2階から飛び降りるくらいの高さだ。
恐怖のあまり室井さんにすがりつく増埜さん。室井さんに重圧がかかる。

わ、私がなんとかしないと・・・みんなしぬ

知能派の人達の責任感は半端ないな。

というわけで、室井さんの頭脳が弾き出した脱出方法。
長くて丈夫な布を継ぎ足せばいい。それは、我々の目の前にある!ようするに男子のズボンっすね。

結果。2年4組の男子は避難訓練でパンツ丸出しになりました。なんというオチであることか。
任務完了して凄く満足そうな室井さんがたまらない。
しかし、2年4組の男子。ハゲもいれば宇宙人もいるし、どんなクラスなのだろうか。



第24話 キャプテン・ブラフック  (2011年 43号)


キレイなブリッジを行う室井さん。
その結果、ブラが外れて胸が大きく見えるというサプライズ。
胸がペコっとへこむシーンはなんだか可哀想になってくる。こりゃヘコむわ!

ブラ浮きは貧乳や細身の人がなりやすいと言われているらしい
ほう。なんともな豆知識ですな。この作品は本当にこういう方面の豆知識が出てきて助からない。

さて、ブラのホックが外れてピンチなところに、倒立前転をせよとの指示が入る。
倒立なんてしたら重力に従い落ちるし、前転なんてしたら外れたブラが荒ぶる!
ブラポロ(ブラジャーポロリ)は免れない!
一大事なんだろうけど、そんなマジな顔で言われても困ります。

体育の先生は鬼塚先生というらしい。この先生よく見るよね。というか体育の時間でトラブルが多いのか。
その鬼塚先生に見えないように増埜さんが壁になる。その間にブラを直せばよいのだ。
しかし、今日のブラはツイン・ロック。つまり2箇所止めないといけない。これが案外難しい。
一度に両方入れられないと、片方入れたのに外れてを繰り返すことになる。

やっぱり私にはできないわ!後ろ手ホック!

――そう。全ての女性が後ろ手でホックを付け外しできる訳ではないのです。

なんという豆知識。これは知らなかった。やっぱりましののの豆知識は助か・・・らないな!

後ろ手で止められない人は前で止めるしかない。
そうなると、一旦ブラを全部脱がないといけない。
手順としては、前で止めて回転し、肩紐を上げるという動作になる。なるほどなー

ここで防壁に榊さんも加わる。見てたの?とゆん・・・っ
この2人の防壁ならば完全である。そこに隠れてブラをつけようとする室井さん。
しかし、隅にいたのが災いし、先生に見つかってしまいました。キャーッ!

ブラのホックが外れたから先生に見られないよう直したかったのにー!!
なら、トイレにでも行って直してきたら良いだろ!!

それだ!!

それだじゃないですよ、室井さん。
本当、室井さんは焦るとろくな知略が出てきませぬな!
というか、増埜さんがホックをはめてあげるわけにはいけなかったのでしょうか。



第25話 ましドラ  (2011年 44号)


もし高校の帰り道にましのがドラキュラに遭ったら。

もしドラのタイトル改変はよく見ましたが、ここまで適当なのはなかなか見れないぜ!

ともかく開始。ポニテにしている増埜さん。これは割とよい。沙姫ちんとの見分けもつくしね。
学園祭の準備ですっかり遅くなってしまった増埜さんたち。
第4000回の学園祭である。どんだけやってんだよ!年に何回だよ!

お腹がすいたと増埜さんがこぼすと、雪村さんは食料をカバンから取り出す。
こんなこともあろうかとニンニクだけは持ち歩いていたんだ。なんでニンニク。
生でバリバリ頂く雪村さんと坊主な男子。ニオイきついっす。

他の人は遠慮する。それが悪かったのかなんなのか。
沙姫ちんが吸血鬼に襲われた!ヤベェ!
唐突に現れた吸血鬼に首筋を噛まれる沙姫ちん。増埜さんも戸惑いっぱなしだ。

逃亡する他の面々。しかし、転倒する雪村さん。吸血鬼の魔の手が迫る!
が、ニンニク臭いのでひるんでいる。やったね!なんとも古典的な撃退法だ。
古典的ということなら十字架も効く。
腕を横に突き出せば十字架になる!ドラゴンボールでも使われた由緒正しい撃退法だぜ!びしーっ。

室井さんと今泉君はそれで助かるが、何故か増埜さんだけは襲われる。
おっぱいがはみだして十字架を象っていないのだ!
おっぱいが大きいのが死因とは・・・洋物のホラーらしい展開といえなくもないな!

で、オチは由緒正しい夢オチ
近年ここまでいさぎのよい夢オチはなかなか見れないぜ!
まあ、増埜さんじゃなく今泉君が見た夢だというのがポイントですな。
しかし、増埜さん以外にはマジメで通っている今泉君がおっぱいとか言っているのはどうなのだろう。
マジメな人がいうおっぱいという言葉には淫猥じゃない何かを感じ取れるということなのだろうか。
なるほど。なら、この感想でおっぱい連発しても淫猥には取られないってわけですね。よっしゃー。



第26話 文化祭10月  (2011年 46号)


コミックス第1巻は11月8日発売でございます
これまた買いにくい表紙ですな。ハハハ。

今回は文化祭。秋高祭の本番である。
2−4はハロウィン喫茶をやるらしい。皆で成功させようと気合をいれる今泉君。
オーッと返事を返す一同。なんて気合の入った絵なんだ!!!

男子は着替えを済ませて廊下で待機。女子は着替え中。
待っている間、女子のエロいコスについて談義する男子たち。
増埜さんが行うのは、ミイラ娘。裸包帯か!それはエロイ!

期待する男子。だが、裸包帯なんて無理だと吠える男、文珍君。
彼も全身包帯にするつもりだったが、いざ巻いてみると包帯が前々足りなかったという。
10本も使って、胸部と頭部を部分的に巻いた怪我人コスにしかならないという。
それだけ使ってほとんど隠せないとは・・・意外だな、確かに。

文珍君の予想通り、増埜さんは10本しか包帯を用意していなかった。
胸すらも隠しきれておらず、TKBをガードするのが精一杯な状況。
包帯は薄いから、ガードするならば多く巻かなければいけないのだ。

包帯はアクセントにして怪我人っぽいコスに変更してはどうかと室井さん。文珍君と同じ発想ですな。
血ノリなら十分あるよと雪村さん。
喫茶店にでやるにはどうかと思うようなコスですな雪村さん。腸でてるー!!

包帯に拘らず、白い布を包帯状にカットしたものを使えばよかったと反省する増埜さん。
白くて帯状のもの・・・トイレットペーパーはどうだろう!
ピンときた室井さんが提案する。
たくさんあるし、1ロール位拝借していいんじゃない?いや、ダメですよ室井さん。

拝借はともかく、アイディアとしては悪くないなと賛同する増埜さん。
トイレットペーパーなんてすぐやぶれちゃうんじゃないでしょうか?

うまいこと全身に巻き終えた増埜さん。思ったよりエロくねーな。
どうにかできあがったものの、所詮はトイレットペーパーである。致命的な欠点がある!

ちょうどいいタイミングで水を運ぶ室井さん。
慣れない靴のヒールからの転倒。迫り来る水。
はい、トイレットペーパーは水溶性でございます。えらいこっちゃ。
あいかわらず、室井さんのアイディアはトラップが多いでぇ。
まあ、大事なところは包帯巻いていたからセーフですよね。本人がそれでいいならいいんじゃないでしょうか。

さて、次回は単行本直前ということで、巻頭オールカラー袋とじだ!
袋とじならいろいろ無茶できそうな気はするが、どうするつもりだろうか!ちょいと期待だ。バカな方に。



第27話 朝夕冷えるし パンツ大事  (2011年 47号)


オールカラー袋とじという構成で巻頭カラーでございます。
袋とじだからいろいろ無茶できる!
と思いきや、あまりいつもと変わっていない気がしないでもない。

ゴムってそんな簡単に千切れるもんなのでしょうか。少なくとも糸よりは手ごたえがあるはずだが。
まあ、増埜さんならば深く考えずにやるでしょう。実際やったし!

パンツは伸びる。そして、それを制御しているのがゴムなのである。
ゴムという抑えが無くなった今のパンツは縮まることを知らない無法者なのだ!!

そういうと凄そうに聞こえるな。実際は逆にへたれている状態なのに。

伸びる布とはいえ肩にかけれるまで伸びるわけないっショ。
どこぞの変態な仮面さんじゃないんですから。YES!ではない。

しかし、最終ページの増埜さんはなかなか可愛いですな。
こういうところを可愛くかければ、袋とじを開けようという気になりますよね。きっと。

表紙の恥らっている感じの増埜さんもよいですな。
これを単行本の表紙に使えば釣られる人も出たかもしれないが・・・
内容に正直な表紙も良し悪しでありますな。新規をどれだけ釣ることができるか!



第28話 作者は運動音痴  (2011年 48号)


球技大会に絶対に勝てという長谷部先生。
教師がこういうことを言う時ってのは、何か賭けをしている時と相場は決まっている。

球技大会の内容はバレー。6人編成だから、仲良しの6人全員で出れますな。
その6人の中でも、増埜さんは飛びぬけて運動音痴らしい。
室井さんの方が体力とかなさそうな気はするが、そういえば見事なブリッジしてましたな。

相手は2組Aチーム。先生に所詮2組Aチームと言われる存在である。
言われる理由は沙姫ちんがいるから。

うっ、うちらだって沙姫ちんがポカしなきゃ普通なんですよ!?
沙姫ちんポカするの?いっしょだね。

ちんこの次はちんぽっすか。相変わらず増埜さんはひわいな発言を堂々とするなぁ。

よーし!沙姫ちんにボールがいかないように頑張るぞー!!おおーっ!!
大丈夫!増埜さえカバーできればやれるぞ!!おおーっ!!

なんとも酷い扱いを受ける2人でありました。やはりこの2人姉妹みたいだなぁ。よいよい。
しかし、沙姫ちん、エセドジっ子のはずなのに普通にポカするんですね。可愛い。
そして、長谷部先生と増埜さんの胸がくっついてへしゃげている描写に拘りを感じる。

試合開始。
実は中学のときバレー部だったという野村さんの活躍で4組が大幅リード。
ここに来て野村さんが目立ってきたぞ!
だが、増埜さんレシーブしたボールが野村さんに直撃。眼鏡のフレームがパックリいって視力低下!
野村さんが頼りだった4組ピンチ!
でも全く見えないというわけではない。大丈夫。そう、白球めがけて腕を突き出せばいい。見えた!

レッシーブ!
ポインッ

見開きで何を描いておられるのやら!
野村さんも増埜さんも何だか別人のように見えるが、増埜さんは驚きすぎたゆえだろうか。
ともかく、2つの白球を腕でポインされる増埜さんでありました。突然のこれは怖いわな。

その後もおっぱいレシーブは続き、結局2組が勝つことになりました。
おっぱいレシーブって普通に使う意味と違うっショ!



第29話 消えたオシャレ下着を追え!  (2011年 49号)


全員集合センターカラー!
なかなかカラフルな感じでよいですな。雪村さんはやはり寒色系か。
ブラ着け忘れた、の絵もそうだが、こっちを単行本の表紙に持ってきたほうが釣りやすかったのでは・・・?
まあ、おばかな漫画というのは一発でわかるからいいともいえるが、むう。

風呂で大切に手洗いして風呂上りに干したオシャレな下着。
一晩たつと、地味下着になっていた。一体何故!?

大事件なようなそうでもないようなな事態である。
両親は忙しいのでスルー。事件は3日に渡って続けられる。
困り果てた増埜さんは部活がなくて暇そうな室井さんと友野さんの2人を呼んだのであった。

警察には届けたが、パトロールのときに不審者がいないか気をつけておくと言われたくらいである。
まあ、そのぐらいの対応にしかならないか。
2階に干していても取り替えられるという。ふむ。

早速犯行現場を検分する2人。
そこにはすり返られた状態の下着があった。

こっ、これは小中学生仕様の、ジュニア下着!!

下着泥棒だけでもつみは重いのに、ジュニア下着を強要するなんて。なんてこと。
室井さんがずっと青い顔をしていたのは本気で引いていたからなんですな。ロリコンはやばいね。

でも、代わりにおかれたCカップブラなんて入るわけないしという増埜さんのセリフで元気になったようだ。
うむ、まあ、それはいいや。

下着を上下セットで買うけど何故か上下バラバラに使ってしまうという話。
まあ、見えないところだしなぁ、そういうこともあるか。
靴下が何故か片方なくなるのに近い話であるか。

ともかく、私たちの手で犯人を捕まえるしかないという話になった。
囮として最後のオシャレ下着を干す。
そして、3人は正面の植木に隠れて待ち、犯人が来たら捕まえるのだ!
他に何も干してなくて下着1セットだけ干すって妙な状態だな。

隠れてすぐに知らないおじさんが庭に入ってきた。これは怪しい!
間違いない!犯人だ!
と思いきや水道の修理の人だったらしい。
事前に話も聞いていたし、間違いないですわな。

空振りの後は何もなく時間は過ぎ、午後6時。
冬なので6時だともう真っ暗である。よく何もないところで頑張って見張っていられるな。

今日はもうこないのでは?と思ったが、誰かおいでなすった。
そして、下着を盗った!確定だ!変態覚悟ーッ!!

網で捕獲し、さらに写メも撮る。
が、そのフラッシュで気付いた。変態の正体は・・・増埜父!!
どうして父が娘の下着を!?

こんないやらしい下着、高校生の着ける物じゃない!!
パパのあげた下着にしなさい!!

って言ったら「パパキモイ」って言われると思って、あえて足長おじさん的プレゼント方式で・・・

パパ何もかもキモイ!

うむ、増埜父も残念な人であることが判明した回であった。
清純でいて欲しいという気持ちはわからなくもないですが、それはない。ないない。
キモイけど変態ではないな。でもキモイ。がりキモイ。



第30話 お見合い大作戦  (2011年 50号)


長谷部先生が大学同期の女子たちと飲み会。
独身が自分ひとりだと知って焦り始める。

こいつら主婦同士集まると何故、食事中でもしきりに出産時のハプニングを語り合うんだ?

作者が疑問に感じていそうな内容ですな。
共通の話題なのかもしれないが、独身の身としては何かを感じるものなのか。
もうすぐ三十という長谷部先生としては焦りを覚えるものである。

友達には、長谷部が結婚とかムリムリと笑われてしまう。
女らしさが全くないと言われる長谷部先生。そうなの、か?
確かに、学校では思いっきりブラ透けとかしながら気にもしていなかったりしたなぁ。
美人だと思うけど、ところどころでそういう所が見えているのかもしれない。

というわけで、明日お見合いをすることになったと生徒に宣言する長谷部先生。ザワッ。

成功するよう祈っててくれ!
多くの人が祈れば・・・想いの力で上手くいくかもしれん

スピリチュアル発言か。キテるな。
というステキなツッコミが入れられる長谷部先生。だれだ、入れたの。

ともかく頑張れと生徒に笑いながら応援される長谷部先生。
しかし、これを聞いて一人ショックを受ける人がいた。体育の鬼塚先生だ!

翌日。料亭さかむけにてお見合い。なんて嫌な名前の料亭だ。
やはりお見合いといえば和服なのだろうか?古風ですな。

たまたま通りすがった増埜さん。
どうやらずっと尾行してきたらしき鬼塚先生。
もしや、先生。まさか長谷部先生のこと・・・?

誰にも言うなよ、愛してる

おぉ、きっぱりとしてますな。サラリと衝撃の事実だ!
どうやら一目惚れだったらしい。ふむう。ならばその気持ちを伝えるしかありますまい。
お見合いをしなければと思うほど焦っているなら、チャンスはアリアリですよ!

冷静さを失ってやってきた鬼塚先生だが、さすがに想いを伝えるには勇気がいるらしい。
完全に緊張しきっている鬼塚先生を応援して勇気付けようとする増埜さん。
応援のエキスパートといえば、この方だ。燃える闘魂!ダッシャア!
背中を叩き、そして応援のガッツポーズ。
それは増埜にとって単なるガッツポーズだったが、このとき胸部の布は強く圧迫された。
引き裂かれつつある布!それを押さえるはボタンのみ。

おっぱいなんかに負けてたまるかぁぁ。ブチッ。
おっぱいには・・・勝てなかったよ

なんでボタンが雰囲気だしてるんだよ。
そのボタンに鼻の穴直撃され、鼻血を噴出す相手の男。
こうして目出度くお見合いはぶち壊しになったのでした。

長谷部先生は怒っているけど、鬼塚先生は満足そうなのでよかったとしましょう。
上手く行くといいですね。そういう話が進むかどうかわからないけど。



第31話 佐伯まどか  (2011年 51号)


ましの・イン・バーゲン会場。
まさに戦場といった雰囲気ですな。
そんないきおいで掴み取ったらダメになったりしないものなのかしら。

増埜さんの隣人、佐伯さんが赤ん坊連れで登場。
バーゲンに来たのはいいけど、あの戦場に赤ん坊は連れて行けず困っていた。
というわけで、赤ん坊を増埜さんに預ける佐伯さん。
赤ん坊のまどかちゃんも増埜さんに懐いている様子ですし、問題はないかな?

と思ったが、突然ぐずりだすまどかちゃん。
でかい胸してるのにおっぱいでないのかよと御立腹。
その際、適当に振ったまどかちゃんの指が、増埜さんのとんでもない部分をとんでもなくする。

ブラの肩紐が・・・何故そこに!?

ブラの肩紐の付け根は、元々カップの部分に縫い付けられているものもある。
しかし、今日増埜さんが着けているタイプは引っ掛け型!
輪っか上になった部分に、肩紐についてプラスチックのフックを通してあるタイプなのだ。

相変わらず妙に詳しい下着の解説がされる漫画だぜ!
男性の身にはわからない知識なので助かるね!いや、別に助かりはしないけど。

肩紐が外れれば、当然支えがなくなり、カップは重力に逆らえず頭を垂れる!
開けゴマ!TKBが露にされた!服の中でだけど。
だが、この状態では服の上からTKBを吸われる!!

そうはさせじと顔面を手で押さえる増埜さん。セーフ。
だが、まどかちゃんの右手が増埜さんのTKBを強烈につまみあげる。痛い!
これが赤ちゃんの力なのか?まるで万力のような強さ!
赤ちゃんは手加減をしないので、実は凄く強い力でつまめるのだ。へぇ。

まどかちゃんの指をどけたいけど、右手を離すといよいよ吸われる!
かといって左手で抱いている以上、離せばまどかちゃんが床に叩きつけられる。

このままじゃTKB取れる!って位痛い!
吸われるべきか、つままれるべきか。To be or not To be.

選択を迫られる増埜さん。そこにあの人が戻ってきた。

恥ずかしながら帰ってまいりました

バーゲンという戦場から帰ってきた戦士の敬礼が美しい。
助けられた増埜さんも涙の敬礼をしてみせるしかないってもんですよ。
ってなんだこのオチは!反則だ!笑わざるをえない。
不思議な心地よさも残る、いいオチだった・・・とりあえず、赤ん坊って怖いねってことだね。



第32話 本当に太ったのは榊  (2011年 52号)


増埜さん、少し太った?

ぽっちゃり榊さんのいきなりの爆弾発言に動揺する増埜さんでありました。
まあ、本当に太ったのは榊さんの方なんですけどね。
サブタイトルでバラすとか酷いことをする!

というわけで、榊さんの家でダイエットに興じることになる。
榊家には揺れる〜馬がある。すごく揺れるので乗っているだけで筋トレになる。
正直効果があるかどうかは怪しいと言わざるをえないけどな。

試しに使ってみる増埜であったが、乳が激しく揺れて厳しい。
縄跳びのときも似たような思いをしているそうな。巨乳も大変だな。
それを考えると運動全般がダメなのよと言い出す榊さん。さすがに全般はなかろうて。

揺れる〜馬じゃなくて、脚を開いたり閉じたりするダイエット器具はどうかと増埜さん。
その名もマジカル☆レッグ
内股やお尻、お腹の筋肉を使って下半身が痩せる!という器具だ。
これはそれなりに効果がありそうな気がする。しかし、凄いネーミングだ。

揺れる〜馬を買ったらお金がなくなって買えないという榊さん。
ならば自作だ!マジカル☆レッグならば自分で作れるんじゃないかと言い出す。

榊さんのお父さんは日曜大工が好きなので工具や材料などは色々とある。ヤター。
まずは板。でもこれだけではなんともならない。乗ってスライドしないといけない。
そこで思いついたのが、キャスター付きすのこ
布団の収納に使ったシロモノである。これが丁度2つあった。
これを横に並べればスライド部分はオッケーだ。

ストッパーとして両サイドに古雑誌を置いて、支えにテーブルを添えれば完成!
うむ、日曜大工どころのレベルじゃないやっつけなシロモノだが、とにかくできたぞ!
まあ、身近なもので代替しようという考え自体は悪くない。

しかし所詮はやっつけである。
上手く作ったつもりであったが詰めが甘い。
ストッパーである雑誌が軽かったので、開脚の勢いが止まらない。ずっ。ズピュッ。
開脚したまま落下。股裂きショック!
このとき増埜は「もうお嫁にいけないのではなかろうか」と思う程痛かったらしい。

そして、榊さんも飛んできたすのこをまともに腹に食らっていた。
だが、痛くない。平気だという榊さん。

脂肪があったから助かったわ。痩せてたら大事故だった!!

榊、痩せない!!

めっちゃポジティブというか、後ろ向きな発言が飛び出しました!
榊エンドといい、よい締めを行うお人ですなぁ。
前よりも体格そのものがよくなったように感じる榊さん。
痩せない発言も出たし、ぽっちゃり好きな人は安心でございますね!
まあ、適度な脂肪はついていたほうがいいのは確かである。適度な分にはね!



第33話 実は増埜の名前初登場  (2012年 1号)


増埜さんの名前は華南!増埜華南!ましのかな?違うかな?ってなもんだ。

乙女の柔肌に師走の寒さは応えます。応えてどうする。
アオリのこれは誤字なのかどうなのか!?
実際、冬でも生足の子達はどのぐらい寒いのだろうかと不安にならなくもない。

というわけで、今日は靴下をやめてタイツにする増埜さん。防寒はバッチリだ。
しかし布団でぬくぬくしていたら遅刻寸前になる。慌てて家を出る増埜さん。
走っていると、なんだかあったかいようでスースーした感じを受ける。
何かと思って下を見ると・・・スカートはいてねー!!

作者注。
そんなバカなと思うかもしれないが、厚手のタイツの感触で「はいてない」気がしないのと、
上着が長くて腰周りが覆われているのとで、結構やるもんです

そんなバカな。
さすがにこれは・・・そんなバカな。でありますよ。
作者は結構やるのかもしれないけど。それはおバカな。

厚手のタイツだから下着は透けてないけど、「透けてないからいいや」じゃ済まない事態である。
新たな痴女伝説の幕明けである!!

まあ、そうもいかないので取りに帰ろうとする増埜さん。
だが、路地裏から伸びた腕に捉えられる。なんだ!?

いきなり刃物を持った男に拘束される増埜さん。なんだーいきなりー!!
どうやら、銀行を襲って大金をせしめた男に捕まってしまったらしい。
なるほど。女子高生を盾にして逃げ切ろうという魂胆なわけですね。難しいと思うけどな。

今回の最大のピンチはスカートはき忘れかと思いきや、突然の生命の危機!
だけど、この状態で人前には出れない。せめてスカートはかせてくださいという言葉にビビる強盗。

強盗「うわっ、お前何でスカートはいてねーの!?」
増埜「はき忘れて出ちゃって・・・」
強盗「バカなの?

なんだこのやりとりは。まあ、いいたくなる気持ちはわかる。

えー何それ。こんなの人前に出したらオレが脱がせたみたいじゃん。

まあ、普通はそう見られますわな。この変態め。
スカートでなくてもいいのではかせて欲しいと泣き出す増埜さん。
強盗もなんだか泣きたくなっているように見える状況だ。これは新しい。

そうだ、オレのズボンはけ。そしたら隠せる。
って、これじゃオレどっちにしろ変態じゃねーか!!

むしろ変態のレベルがあがっているとも言えるな。
しかもブリーフ派である。見た目の変態レベルはかなり高まっているといえよう。

女子高生に半裸?を強要する変態か、自身のパンツを丸出しの変態か。どちらも選びたくねー

強盗だけど変態と思われるのは勘弁らしい。そりゃそうだ。
変態にだって方向性がありますしね。そういう変態はいやってことか!この変態!!

というわけで、何かはく物を取ってくるから待っていろという強盗。
こんな格好じゃ逃げるに逃げられないという増埜さん。そーね!
いや、命の危機なのにそういう場合じゃないんじゃないですか?あんまりそんな感じじゃなくなってるけど。

でも、気付いてしまいました増埜さん。
今日は体育があるのでサブバッグがある。つまり、ジャージを持っている。
というわけで、ジャージを着用してさっさと学校に行く増埜さん。
強盗はスカートを盗んで御用となりました。そういう変態になったか。

ちくしょー!アイツがスカートさえはいてれば、人質にできたのにー!

これまた変態っぽい叫びでありますな。やだ・・・カッコワルイ・・・。

今回は自らのおバカが身を助けた増埜さん。おバカは身を助くってやつですね。滅多にないだろうが。



第34話 今泉君頑張るぞ☆  (2012年 2+3号)


クリスマスのツリーの準備のために、もみの木を倒す室井さん一家。
これが室井さんの父親でありますか。初期に出てた気もするが、なんとも似てない親父様ですな。
しかし手ずからチェーンソーで倒すとは、なかなかアグレッシブな人である。お流石。

今年のツリーの飾り付けを任された室井さん。
だけど、明日がイヴだというのに飾り付けが終わりそうにないとのこと。
なので、友達にお手伝いをお願いしたいという。喜んで手伝おうとする増埜さん。
しかし他のメンバーは予定が入っている様子。
榊さん、野村さん、雪村さんはイベント。座る方で申し込んでいるとのこと。出展側か。
友野さんはライブの予定があるとのこと。なんとなく友野さんは他と毛色が違う感じですな。

さすがにイヴとなると皆予定があるようだ。もう二、三人いれば助かるのだけど。
と話していると、窓の向こうから今泉君が声をかけてきた。スパーンッ!
僕にも手伝わせてくれないか、とのこと。

最近イルミネーションに興味があってね!飽くまでイルミネーションにね!

凄い熱意だ。素直に室井さんのためにといえないのは純情な気もするがね。

なんか知らんけど、イヴに好きな人と過ごすってこと自体に意味があるように感じてしまうよね!

まあ、その気持ちはわからないでもない。
もっとアグレッシブに行ってもいい気はしないでもないが、まあ純情な今泉君ですからねぇ。

男手も必要ということで山縣君も呼ばれることになりました。
地味に出番のある山縣君。どうやら近所付き合いがあるらしい。

さて、飾り付け開始。想像以上にでかい木だが、なんとか頑張る。
使用人に頼らず、私たちだけでなんとかしたいと思う室井さんの気持ちは立派である。
丸一日かけてどうにか飾り付け完了。
クリスマス本番まで二時間というところでギリギリセーフ!
と思いきや、飾り付けが多すぎてブレーカーが落ちてしまいました。
こうなると飾り付けを減らすしかない。
いや、他にも方法はある。電気がないなら発電すればいいのよ!

というわけで、皆で自転車をこぐことになりました。
山縣君に至っては2台を手で回して発電だ!どういうことなの?
胸がちぎれそうになりながらもペダルを回す増埜さん。自転車でも揺れるのか・・・
というか、だ。結局使用人に手伝ってもらってるーッ!!

なんだかんだで聖夜に火を灯すことに成功しました。ホーリーナイト!!
でも、翌日は全員筋肉痛で苦しむことになりました。ハハハ。メリークルシミマスだ!!

まあ、あれですね。準備は余裕を持ってやりましょうってことですね。



第35話 ラブコメ?  (2012年 4+5号)


初詣回。
人がたくさんいる大きな神社を避けて、地元のちーっちゃい神社でひっそりと一人で行う。
それが増埜さんの毎年の自分ルールである。
ところが、今年は神社の前でバッタリ春田君と出くわしてしまう。
想い人である春田君と偶然出会うとは。なんとも幸先のよいことですな初春田君!ハァハァ。ハァハァすんな。

しかし、いつのまにか増埜さんの方が春田君を想う様になっているんですな。
当初は逆だった気もするが。まあ、男女の仲とはわからぬものよ。

そういえば病弱設定だった春田君。健康体になりますようにと願う。
増埜さんは春田君が病気しないように願う。おや、いいお願い。

神社では獅子舞の準備。なのだが、獅子舞の中の人が腰を痛めてしまう。与作さーっ!!
どっかに獅子舞の役を代わってくれる二人組みはいないだろうかと嘆くおじいさんたち。
その時、増埜さんの脳には一つの流れが浮かんでいた。
獅子舞 → 二人で協力 → 初めての共同作業

初めての共同作業がそれでいいのか?
まあ、ともかく増埜さんと春田君とで獅子舞をすることになりました。
二人羽織という表現だとまた違うな。どちらにせよ正月っぽい。

獅子舞も視界が悪いだけで動きはそう難しいことをするわけではない。
笛の音に合わせて適当にパカパカくねくねすればよいのだ。
子供だましってやつだな!子供を相手にするから問題ないのだけど。

後ろの足は増埜さん。穴がないから前の人と地面しか見えない。危ない。
でもこの視界の悪さがかえって閉鎖空間に二人だけというドキドキ感を与えてくれる。正月早々ふしだらな。
チビッコが来たので動き出す獅子舞。
引き受けたからには頑張る春田君。その動きについていけない増埜さん。
おかげで倒れこんで胸を春田君の背中に押し付けるトラブルが発生だ。おやおや、正月早々。

チビッコも獅子舞は怖い。まあ、見た目に怖いわな。
でも足が人間だと見破られる。いや、獅子舞はそういうものですねん。ほんま。馬脚を現したわけではない。
でも、人間が入ってるとわかったからには怖くない。やっちまえ!
途端に攻撃的になる子供達。なんでだよー。

子供達に倒される獅子舞。
中では二人がお互いの恥ずかしいところを目の前にという体勢に。春田君は初鼻血!
今年も早速出血多量になってしまった春田君でありました。
鼻血オチは久しぶりな気もしますな。
ともかく、頑張れ春田君。生きろ春田君。



第36話 ましのの出番0コマ  (2012年 6号)


2012年初めの回であるというのに、増埜さんの出番ナシ。
まあ、他のキャラが立ってきているってことですよね。

今回の主役は雪村さん。実は双子で妹がいるらしい。
その妹は雪村さんとは似つかない胸の持ち主でした。パイーン。
なので、妹の呼び名はパイ子(姉命名)である。パイ子って。

2人で初売りを見に行くことになった雪村姉妹。
パイ子は雪村さん曰く天然ブリッ子らしい。ふむ。興味はあるな。
お揃いの服を買おうということで、試着を行う。

この服は・・・胸が強調されて・・・強調されて!!おっぱいがあるかのよう!

大喜びの雪村さん。だけど、強調されるってことは、妹のものも強調されるわけでして。
いろいろと難儀でありますなぁ。
大きな乳もこまい乳もどちらもよいものだし、そんなに気にしなくてもよいのに。

他にどこか行きたい店はあるかと問われ、ブラのサイズが合ってない気がすると答える雪村さん。
ブラのフィッティングに力を入れているという店に買いに行く。

パイ子は今65のCカップだと宣言する。
ここでいう65とは、膨らんでいない胸の下の部分を指す。
この数字がでかい程、胸じゃなくて土台が太いってころになります。御注意!

相変わらず妙なところで勉強になる漫画である。
これがトップとかアンダーとかいうやつのことなのか。

店員さん、Cってことはないと思いますよという。まあ、確かにCはないと思うな。
測ってみるとEカップはあるという。ううむ、そこまでとは!パイ子、マジ、パイ子。

雪村さんの申告は65のBカップ。
どう考えてもパイ子と1カップ差のわけがないじゃないですか。
店員さんは、雪村さんにもBってことはないと思うという。まさか!?

70のAですね。正しくは。

やっぱりそっちの話か。予想通りのオチだが寂しい。
太ったからキツかったんですねーとか言われちゃう。追い討ちか!!

土台が大きくなっただけの雪村さん・・・まあ、なんていうか・・・ドンマイ!



第37話 お風呂大好きましのさん  (2012年 7号)


増埜さんが入浴中でございます。アヒルが2羽もいるよ。
そこに、父の会社の人がやってきた模様。
どうやら会社帰りに家に寄ったようだ。盛り上がってますなぁ。

そんな中、ひとりピンチを迎えている増埜さん
着替えを用意するのを忘れたのだ。
二階の部屋に服を取りにいくにはパパたちのいる部屋の前を通らなくてはいけない。
取りに行っているとき、万が一パパのお客さんと鉢合わせたりしたら大変だ。
丸見え!はないにしても、バスタオル1枚という姿は十分恥ずかしい。

バスタオルを重ね巻きするしかない。
そう思ったが、バスタオルが1枚もなく、フェイスタオルが3枚しかないという状況。
さらに、最初着てきた服は洗濯され水浸し。どうにもならない。

ならばと、お客さんが帰るまで入浴して待とうとする。
これも厳しい。長湯が出来るタイプじゃないんですね、増埜さん。

@出て涼む → A寒くなる → B入浴 → Cのぼせる
このサイクルを繰り返していては身が持たない。
まあ、1時間程度で帰るかどうかわからないし、ずっと入っているのはきついか。

客が帰る気配はない。だが逆に考えれば、部屋から出てくることもないんではないかと考えられる。
それなら鉢合わせにもならない。よゆうのよっちゃんだ
そうと決まれば行動あるのみ。
フェイスタオルを使って一番いい装備を作り、隠せるだけ隠して動くことにする。
3枚だとどこまで隠すことが出来るか。
配分としては下の重要性が高いので、下に2枚割くことになる。

というわけで、どうにか重要な部分は隠すことに成功した増埜さん。
でも、谷間は思いっきり見えているし、かなりのマイクロミニという状態。そんな装備で大丈夫か?

まあ、何にしても鉢合わせにならなければいいのである。
この盛り上がり方ならしばらくリビングから出てくることはないはず。
このミッションは隠密のままこなせそうだ!

キリッとしてみせたのが悪かったのか・・・トイレから出てきた客と鉢合わせる増埜さん。
思いっきり正面で出あってしまいましたね・・・

トイレに篭り、悲嘆にくれる増埜さん。
気持ちはわからなくもないが、早く二階に行きなさい。また鉢合ったらどうするの!

ま、こういうミッションは思わぬ形で失敗すると決まっているのですよ。
漫画でも現実でも往々にしてあることさ。



第38話 新春!パンツ裁判  (2012年 8号)


女子トイレの掃除用具入れを開けると、そこには何故かパンツが干してあった。

ちょっと誰ー!?女子トイレにパンツ干したの。
意味わかんないんですけどー!

ギャハハハと笑いながらクラスで言いふらす朝倉さん。
このクラスの人とも限らないんだし、そんな大きな声で言いふらさなくても。
って、まあ。そんなバカなことする人間なんて限られていますけどね。
ええ、犯人は増埜さんです

掃除用具入れなら掃除時間まで誰も開けないと思ったのに!!

あらましはこうだ。学校について直ぐのこと。
穿いていたパンツが裏表逆だったため、刺繍が当たりチクチクしていた増埜さん。
トイレに駆け込み穿きなおそうとする。
が、立ったまま脱ごうとしてバランスを崩し、あわれパンツは便器の中にぽちゃん。ぴぎゃーん!

という痛恨のミスを犯したためパンツを洗うことになった増埜さん。
この洗っている最中に誰か来たら、もう赤面するしかないですよね。
とりあえずそういうことはなく、洗った後は掃除用具入れに干しておいた増埜さん。
つまり、今はノーパンでございます。

干したのバレたら同時にノーパンもバレてしまう。色々ピンチだ。
さらに、おもらししたんじゃね?と誤解されてしまう。
高校生にもなっておもらしの烙印を押されようとは・・・誤認で!!

だがまあ、今日は移動教室もないし、バレてしまったわけでもない。隠し通せるはず。
しかし、ここで。パンツがないことにより腰回りが冷えたのか腹痛を引き起こす。
よろよろとトイレに向かう増埜さん。
だが、そこで保険の先生に呼び止められる。
トイレに行きたくて顔色が悪いだけなのに、保健室のベッドにまで連れて行かれる。難儀な。

ベッドに突き飛ばされた勢いでンーパンがバレる増埜さん。
だが、保険医さんは驚いた様子もない。
ちゃんとパンツ穿かないとだめだよとパンツを貸してくれる。え?先生の?

バッカ!保健室には女子用のパンツ常備してんの!

なんと。それは知らんかった!
男が知っているはずもないが、女子もどれだけが知っているのだろうかな豆知識だ。
なんでレンタルパンツなんてあるんでしょうね。
保険医さんが驚いてないってことはそんなに珍しいことでもないのか・・・?謎だ。

ちなみに保健室のレンタルパンツは新品を買って返却するそうです。へぇ。

相変わらず役には立たない豆知識が身につく漫画やで!披露する機会も場面もなさそうだし!



第39話 もちぺったん  (2012年 9号)


昼食後、食堂のおばちゃんたちがついた餅をもらいに行く増埜さん。
モチモチのお餅を持ちにいくってわけっすね。

増埜さんと同じく今日の日直の田沼君には声をかけてあるとのこと。
だが、向かった先には田沼君はおらず、代わりに今泉君が立っていた。

ええっ何でMr.セクハラの今泉君が!?

相変わらず酷い勘違いだ。
教室にえっち本を持ちこんだりしているぐらいだというのに。十分な気がしないでもない。

でもまあ、普通に優しさで来てくれただけにすぎない。
決してでっかいおっぱいがつきてたのお餅の感触かどうか確かめたかったわけではない。

おおっとつきたての餅かと思ったら、おっぱいだったようだ!

人生、1度でもこんな言葉を吐けるようになってみたいものだ。
吐く機会があったらどうなることになるやら。恋人との遊びならいけるか?

さすがエロ泉君!優しさもタダじゃないときたか。こんな人頼りにできない。

相変わらず酷い言いがかりである。
まあ、友人を狙うエロ男という印象ですし、警戒しちゃうのはわからなくもない。
言いがかりはどうかと思うけど。

餅の箱で足を強打。歩けなくなる増埜さん。相変わらずのドジっぷり。
しょうがないので、おぶって保健室まで運ぼうとする。
この体勢だとおっぱい背中にあたりますよね。増埜さんのだと特に。

くそーっ、それが狙いだったのか!!させてたまるかー!!

乗りかかった所で、ぐんと背を逸らす増埜さん。
そんなんだからずぽっと落下して頭を打ち気絶する増埜さん。何をやっているのやら。

守ったのは乳。失ったのは信用する心。食べ損ねたのはつきてたの餅

なんだかしらんが、柱のアオリがうまいことになっている。
つきたての餅だけにうまいことを言ったってわけですね!うむ、この感想はうまくないな。



第40話 おにのおねえさん  (2012年 10号)


久しぶりに、ましのママ登場。そして一言。

華南ちゃん、鬼にならない?

ONIになれですと?いきなり何を言い出すのでしょうか、このママは。
朝から娘の大好物のエビフライを作ってくれるママ。
しかし、それはお願い事をするための罠だった。
揚げ物はすごく大変なんだよ、と念を押してくる。鬼や!

2月3日は節分。増埜さんは公民館で子供たちの豆まきに、鬼として参加することになったのでした。

ましのママは小学校の図書館の先生
土日は公民館で読み聞かせのボランティアをしているらしい。えらいねぇ。

この手の行事は園児〜低学年しか参加してくれない。
なので、若い保護者が多いとのこと。ほう。興味はなくもないですな!

子供たちは鬼にぶつけるための豆を各自携えている。準備万端だ。
昨年、鬼の役だった高松さん曰く、子供たちは手加減しないとのこと。あざだらけにされちゃうから頑張ってね。

AZADARAKE!!
何それ・・・何それ――!!

なにと言われても、あざだらけでございますよ。子供は残酷だ!
覚悟が決まらないまま部屋に入れられる増埜さん。出たー!鬼だー!!

子供たちはランランと目を輝かせている。
まるっきり手加減なんてする気がなさそうだ。
しかも豆は落花生。後で拾って食べやすいように殻付きのものが使用されている。でかいよ!

でも、逆にいうとでかくて軽いので投げられてもそんなに痛くないはず。
普通の豆よりは痛くないでしょうし、ラッキーでしたな。でも痛いらしい。

どうにかあざだらけを防ごうとする増埜さん。
近づけば子供たちの投げのモーションが小さくなって痛くないのではと考える
。 作戦は成功。だけど、メガネの子供が鬼を押さえろと指示する。な、何を言い出すのこの子は!?

やるからには全力でぶつけよう

この子は将来、智将とよばれることになるだろう。
下手すると今泉君2号と呼ばれることになりそうだけどね。

押さえられ、豆をバチバチと投げつける。
おかげで服の中にまで豆が入ってしまう増埜さん。うわ、乳首でかっ。
いや、TKBじゃないよ。豆だよ!てゆーかオカシイでしょ位置が!

ふむ?位置がおかしいかどうかはよくわかりませんな。
正しい位置とやらをちゃんと見せてくれないことにはねぇ。
てなことをメガネ君が言ってくれないだろうか?ないか。

豆を取り出してみせる増埜さん。乳首が取れた!?
え!?そんなオチ!?
ま、まあ・・・アザはできなくてよかったね!ってことで。どっとはらい。



第41話 気合入ってるんで!  (2012年 11号)


今週の冒頭のERO先生はやけに可愛い気がするのは何故だろう。
彼氏の上に座って電話している。
これは彼氏の筋トレに付き合っているだけなんだからね!そっすか。

バレンタインの準備はもうできたのか、と増埜さんに電話するERO先生。
高2にもなって生半可なチョコを渡そうとしてないかと心配になったそうな。

増埜さんは今年こそは手作りのチョコケーキをと思っていたらしい。私、気合入ってるんで!

バカかお前は!子供か!?そんな幼稚なチョコで男子高生が満足するか!?
男子高生は、お前が思ってる以上にエロイぞ!!

まあ・・・まあ、そうっすね。エロイぞと言われれば、そうだと言わざるを得ない。
でも、チョコでエロさを表現されてもなぁ。
この年代はもっと直接的なエロスを求める年代ではないでしょうか。どうでもいいけど。

ERO先生としては、弟が送ってきた大量のチョコを押し付けたかっただけだったらしい。
消費期限は2月いっぱい。どうにかして消費しないといけない。

さて、増埜さん。春田君はエロじゃないよとERO先生の勧めを断る。
だが、教室ではエロDVDの貸し出しが行われていた。
クラスで借りていない男子は春田君だけという状況。
つまり今泉君は普通に借りているってことっすね。むしろ、貸し出し元の可能性すらある!

本当に男子高生はみんなエロかった!
というわけで、ERO先生の師事を仰ぐことにする増埜さん。そんな師匠で大丈夫か?

相手がエロいからといって、自身にチョコを垂らして「私がチョコよ」などという痴行に走る訳にもいかず。
かといって興味を引かない幼稚なチョコを渡すわけにもいかない。

そういう方向に行くのかと増埜さんは想像していましたが、そういうわけではない。
その方法だとあんまりチョコ使いませんからねぇ。
大量にチョコを消費させるのが目的なのである。
よって、この場合のベストはおっぱいチョコだろう、とのこと。
もちろん増埜さん本人のサイズに合わせたおっぱいチョコである。こりゃかなり消費できそうだ。

え!?待って、それ十分変態じゃ・・・

いや、高校生らしく爽やかな範囲だ!!

キッパリと言い切った。どう考えても上級者向けっすよね。
皆、赤ちゃんのときはおっぱいを吸って大きくなるんだから、おっぱいが嫌いな筈がないとERO先生。
まあ、そりゃあ嫌いではないでしょうね。
ここで、ERO先生。なんだか難しそうな話を持ち出して説得を試みる。

「単純接触効果」アメリカの心理学者が論文にまとめている。
よく会う人や何度も聞く音楽を好きになって行く現象のことである。
例えば――商品選択に迷ったとき、全く知らない商品よりTVCMで見慣れた商品の方がなんとなく安心して買える。
どっちも初めて手にする商品なのにも関わらずに、だ。

彼の家に増埜の実物大の何かが置ければ好感度アップできるってことなんだよ!!
そして今まさにバレンタインという好機!
チョコであればプレゼントすることに何の不思議があろう!

無理矢理な理論だが、とにかく増埜さんは納得させられちゃったぞ!ちょろいっすね。
心理学まで利用してバレンタインに挑むなんて、気合入ってるぅぅ!
というわけで、型取りを開始する。
数時間後。見事なおっぱいチョコができあがりました。てってれー。
腕や頭がないから、微妙に芸術作品と言えなくもないかもしれませんな。ミロのビーナスみたいなものだ。

しかし、この製品の弱点が発覚。
なんせ表面だけでなく、中身もみっちりチョコが詰まっている。よって重い!持てない!

というわけで、断念。
新しいチョコを作る時間もお店で選ぶ時間も残ってなくて、コンビニのチョコを渡すことになりました。
まあ、そういう品でももらえれば男の子は喜ぶものなんですけどね。
むしろおっぱいチョコを貰うより素直に喜べているかもしれない。義理かどうかのドキドキも楽しめるぜ!

しかし、単純接触効果はなかなか気になるものですな。
つまり、日常的にチャンピオンに接しさせることができれば、好きになってくれるということだろうか?
確かにチャンピオンに一番足りないのは知名度と宣伝力だとは思っていた。
どうにかこれを利用した普及方法がないものか。か。みんなも考えてみていただきたい!



第42話 ドレスを選べ!  (2012年 12号)


室井さんの家はお金持ち。そりゃドレスだって一杯あるさ。
お金持ちキャラなのに、あんまりそういう感じがしないのも室井さんの魅力っすね。

祝賀パーティーに参加するためのドレスを友達に選んでもらう。
あんまり子供っぽくないドレス。となるとセクシー系でかなと考える。

ハ○ウッド女優とかよく着てる胸元ぱっくりドレスとか、いかにもセクシー。
・・・だけど、室井さんでは――横からTKBが丸見えになっちゃうのでは?

分析する雪村さん。
それはそれでセクシーじゃないですか。過剰すぎるか!

増埜さんが選んだドレスはリボンがついた可愛い系。これは子供っぽくないかね?
室井さんの、皆も着てみる?という提案に沸く女子。わあっ。

数分して。

ドレスを着てみようとするが、胸がつっかえてファスナーが閉まらない増埜さん。そりゃそうなるわな。

そんなこと・・・んっ。ない・・・から・・・締め・・・てっ

微妙にエロい感じがする!不思議!
一方の榊さん。着てみた段階で背中が破れた。バリッ。

ごめんなさい・・・太いくせに着てごめんなさい・・・

やはり室井さんの体型に合わせるには難しいですわな。雪村さんは普通に合いそうだけど。

青色のドレスを着る室井さん。室井さんは青が似合うという。ほう、よいことだ。
肩を露出した感じで大人っぽいドレスだ。いい感じ。
ファスナーはついておらず、胸の上のゴムで落ちないようにとめているのだ。
そんな仕組みなものだから、上体を伸ばすと、ドレスが下に引っぱられ・・・一瞬で剥けた!
ずれ落ちないように引っかけるべき胸のふくらみがないから、何にもせき止められず、つるっといったのか!!

雪村さんの分析は本当に的確ですな。
室井さんも、脱いだ状態で見るとそれなりに胸があるように見えるのだが・・・
それでもせき止めるだけのふくらみはなかったってわけですね。切ない!

というわけで、結局和服になりました。
スリムな美女には似合うし、大人っぽく見えるからね。よかったんじゃないですか!うん、うん?うん。



第43話 バイト探し  (2012年 14号)


春休みの予定を友達に聞いてみる増埜さん。
室井さんは特になく、野村さんは積みゲー崩し。友野さんはバイト三昧とのこと。
野村さんの積んでいるゲームの内容が気になる。
ガールズRPGに範馬勇次郎が出てくるゲームだったりするのかッ!?

友野さんはコンビニでバイトをしているらしい。この学校はそういうのOKなんですかな。
ライブに行ったりと、お金を使う機会が多そうですからねぇ、友野さん。

私もしてみたいなという増埜さん。短期で春休みだけという募集はあるはずなので探すことに。
ケータイから求人を探すのは探しづらいので、求人情報誌を見ることに。
求人情報誌バッチ☆コイ。バッチコーイ。
これだという所に、まずは面接の予約を入れる電話をする。ドキドキ。
出てきたのは若い女性の声。担当の月野さんという人だ。
次の土曜日の十四時から面接を行うように話は進む。
名前を聞かれたので、くっきりはっきりと答える増埜さん。

増埜「ましのかなです!」
月野「わしのかばさんですね

鷲のカバ!?なんだかメルヘンですね。いやいや。
カバって名前はないだろう。さすがにすぐに「かな」だと気づいてもらえる。
だが、苗字はそうはいかない。わしのさんですね。いえ、違います。

私滑舌悪かったかなと不安になる増埜さん。でもそういうことではない。
増埜という苗字は珍しいので、伝わりにくいのだ。
この月野さんなら人物の「人の苗字貯蔵庫」には「ましの」という苗字が入ってないんだ
だから認識できないでいる。そんな苗字ある訳ないと思っちゃうわけですな。

なるほどう。自分もそういった経験があります。
どれだけ伝えようとしても、向こうの脳内バリアーに阻まれて伝わらない。
違うと言っているのだから、同じ名前で何回も聞き返すな!

どうやったら伝わるのか考える増埜さん。
日本語で聞き間違ってるなら、英語に置き換えればわかってくれる!
というわけで、UPの増埜ですと言ってみる増埜さん。確かにUPは増すって意味だけど、わかりにくいな。

アップのわしのさんですね?

だからってこの聞き取り方はない。なんで所属名みたいなの付いてんの?
言われたことをそのまま受け取るとは、この月野さん。なかなかに危うい人である。

もう、わしのでいいやと諦める増埜さん。よくある話だ。切ない。

さて、バイト先の場所はかなり見つけにくいところらしい。
細い道の奥にあるパン屋さんらしいが、確かにこれは見つけにくい。
バッチ☆コイに地図はあるけど、かなり大雑把でわかりにくいらしい。
なので、田丸さんのお宅とラーメン屋の間の道を通ると覚えればいいらしい。
ふむ。でもそれならラーメン屋の名前も知りたいなと考える増埜さん。
ラーメン屋の名前までは認識していなかった月野さん。自分の店からラーメン屋の旗を確認する。

「ちんぱさ」って店です。

ほう、そりゃ変わった名前ですね。ってそれ店の名前じゃねーよ!!
ちんぱさは裏から見た姿であり、表から見た本来の文字は「さんぱち」380円ラーメンのことである。
断じてちんぱさなどではない!
しかし、その旗を見ていない増埜さんにその事実を知る由はなかった。
月野さんってば・・・増埜さん以上のうっかりさんとは、本当に社会生活をおくれているのだろうか!?

そして面接当日。道に迷った増埜さんは、近所の人々に尋ねる。
「ちんぱさ」知りませんか?
うむ、なんとも恥ずかしいフレーズだ。男性が繰り返し聞いて興奮したりしている。
なんとも動揺させられる言葉でありますよね。不良も照れちゃう。
子供は無邪気に答えますけどね。ちんちんぱさぱさ?知らなーいと。おい。

結局面接を行うところまでいくこともできず、不採用となった増埜さん。
世間の風ってのは冷たいものですねぇ。いや、今回はあまりにも特殊な例だと思いますけども。



第44話 戦慄!ブラ女  (2012年 15号)


雪村家の風呂が壊れたので本日は銭湯でございます。
初めての銭湯。向かうは、そこらの湯。適当な名前すぎる!

ここでも当然のように上ブラ派の雪村さん。
久しぶりにブラの付け方について指摘されてしまう。
パイ子の友達の笑い方が妙にむかつくな、オイ。あはははは。
さすがに見知らぬ人に上ブラの快適さを説く度胸はなかった雪村さん。残念です。
せっかくだからこの場で布教して人口増やせばよかったのに!
でも、姉好きそうなパイ子も上ブラはマネしないのね。妹にもそれはちょっとと思われてるのか!?

学校では結構流行っている上ブラ。増埜さんも友野さんも実行していたりする。
それなのに、布教した雪村さんが普通にブラをしている。こんなのおかしいよ!
どうやら、銭湯でプギャーされたのがよほど気にかかっているらしい。複雑ですなぁ。

体育の授業終了。汗をかいた。
いつもより胸にダイレクトに汗を感じる雪村さん。
シャツ一枚隔ててない分、締めつけがないかのようだけど、むしろ締めつけがキツく感じる。不思議だ・・・

二限目。汗をかいたせいで、ブラが当たってる部分がかぶれてかゆくなっている。
いつもはタンクトップがあるからかぶれたりしないのに、これは悔しい。
すごくかゆいが、かける場所ではない。
ココをかくということは、胸元に手を突っ込み、ブラをずらしてかくことになる。
そして、かゆいところをかくというのは恍惚である。
そんな様子を他人に見られたら、さながら痴女!
授業中に胸をいじくり倒している大胆な変態と認識されてしまう!!

これは危ないっすね。
でも、様子がおかしいと思ってくれた先生により保健室に行くことができました。
保健室の中には誰もいない。かき放題か!!
カーテンをしめて、ベッドのある空間で上着を脱ぎ、ブラの下をかく。ふぅ〜〜〜かりかりかり。
安心していたようだが、実はベッドに人がいました。
それに気づかず、さらにブラも外してしまう雪村さん。上につけかえるつもりのようだ。
慌ててかくれるベッドの子。ふむ、なんというシチュエーションであるか。

後日、そのベッドにいた1年の子は、今回の事件を言いふらしていた。
曰く、保健室で裸で自分の胸を揉みしだく女子を見たと
いやあ、痴女っているんですねぇ。ハハハ。雪村さん、アナタのことですよ!!

やはり、カンタンに決めた道を曲げてはいけないということですな。
ベッドにいた子が男なのか女なのか地味に気になる。髪留めらしきものがあるようにも見えるが・・・?



第45話 あぶない!高熱  (2012年 16号)


バレンタインチョコのお返しに、春田君から映画でもどうかなと誘われた増埜さん。
だが、その日曜日の朝。たっけー熱に悩まされる増埜さん。
アホ毛も元気がなくなるほどの熱だが、ドタキャンなんて感じの悪いことはしたくない。困った。

いや、行く!
この異常な寒気、これは厚着でカバーする他無い。
まず本能が薄着に対して警笛鳴らしてるもんね!
だからといって着ぶくれするぐらいに着込みすぎ。凄く太ったように見られても仕方ない。

とはいえ、さすがにやりすぎだったので多少服を減らす増埜さん。
両親に熱があると怪しまれないうちに家を出るのでありました。
元気さゆえに遊びに行ってきます!元気さゆえに・・・ね!!

どうにか待ち合わせ場所に辿り着いた増埜さん。
出会いがしらに熱で倒れこんでスキンシップ!これはこれでよい。

さて、何の映画を見るか。って事前に内容を決めてないのか。
映画を一緒に見るという過程が重要であり、内容はそこまで重視してないってことなんですかね?
だからといって18禁エロはまずい。まだ18歳未満だし。危うい!というか嫌なポスターだコレ。
ならばと次に指したのはゲイポルノ。とってもゲイだね。直球なタイトルだなオイ。
熱で朦朧としているとはいえ、ここはしっかりしていただきたい。
てゆーか、この映画館エロ系豊富すぎだろ!!
ツッコミを入れるだけの体力は残っていたらしい。

慌てまくる増埜さん。熱くなってきた服も汗で濡れ濡れ。
もう濡れすぎて、映画はいいから脱ぎたい

これはまた痴女度満点な発言でありますね。ジト目されてもしょうがない。

病院行こう

病院レベルの痴女認定!?どんだけ!
いやいや。ちゃんと熱があるって気づいてくれたって話ですよ。
春田君が優しい子でよかったですなってお話でした。
ドタキャンもあれだけど、熱があるときは素直に休んだほうがいいですわね。ちゃんと説明してさ。

ところで、他の映画の内容が色々と気になる。
特に診察!?医者娘はかなり気になる。何かに似ている上に、もぐりの医者だと!?実にチャンピオンらしい。



第46話 ましのが水族館に行ったら  (2012年 17号)


増埜さんと室井さん。2人で水族館にやってきました。
前にも2人で山に行ったこともあるし、なんとも仲がよろしいですなぁ。

イルカショーにかぶりつく増埜さん。
ただ、水槽に近づきすぎると水をかぶる可能性があり・・・思いっきりびしょ濡れになった。ざっぱー。

・・・救えなかった

そんな深刻そうな顔をするほどのことではないですけどね。
とはいえ、このままでは風邪を引いてしまう。濡れた服は脱いだほうがいい。
もちろん人前で脱ぐとかそういう話ではない。トイレで脱ごうという話だ。
水族館の売店には服とかも売っているものだし、それを買って着替え用ということですね。

しかし、服は売り切れ。
びしょびしょのままでいさせる訳にも、裸にさせる訳にもいかない。どうするか・・・
しかもこの水族館、周りには何もない。外で服を調達するのも難しい。

久しぶりに知の室井の頭脳が冴え渡るときが来た。
お嬢様キャラなんだし、電話して服を持ってきてもらうわけにはいかないものなのだろうか?
そういう解決法にいかないところが室井さんの魅力ですよね。

室井さんは長いコートを着ていたので、これを増埜さんに着せようと考える。
脱いだ服は売店でもらったビニール袋に入れる。
パン一姿になった増埜さん。上に丈の長いコートを着て過ごすことになりました。
襟も開いてないし、TKBが立ってもボタンでわからない!なかなかのものだ。

これなら安心と調子に乗った増埜さん。お昼は館内で食べて帰ろうと言い出す。
水槽がすぐ側にあり、魚が見えるレストラン。シーパラダイス。シーフードが新鮮なのがウリらしい。
店内に入ったところでコートを預かられそうになるが、寒がりということで切り抜ける。
しかし、その発言により背中に温風を受ける温かい席に案内されてしまう増埜さん。暑い!
暑いけど、コートを脱ぐわけにはいかないし、今更移動するのも不自然である。
その上暑いピラフを注文してしまいますます暑い。エビプリプリ。
結局暑さで倒れ、医務室に運ばれることになりました。

医務室に運ばれた増埜さん。
一目でのぼせたんだなと分かる状況らしい。
なのでとりあえずコートを脱がせないといけない。おっと。
コートの下はノーブラ。女医さんとはいえ見ず知らずの人にTKBを見られるなんて増埜さんは嫌な筈!

私が隠さなきゃっ!

シャッ。もむん。
そういう隠し方でよいのですか室井さん。それしかないといえばないんでしょうけど。
割とエロイ絵柄になりましたね。良き哉良き哉。
相変わらず増埜さんの最後のラインはTKBなのだということがわかるお話でした。
しかし、本当、手の込んだ痴女二人組であるな。病気の振りして露出したがっていただなんて!



第47話 今泉君が主役かのように  (2012年 18号)


本を読みながら歩く今泉君。読んでいる本は、すぐわかるFX。ほう。
しかし、読みながら歩くという行為により前方不注意で校庭に大きくあいた穴に落ちてしまう今泉君。ドサッ。

穴の下にはクッションが引かれているが、結構大きな穴である。いわゆる落とし穴だ。
中には先に落ちていた増埜さんと友野さんの姿があった。
2人が歩いていたときは土で隠されており、まさしく落とし穴だったという。

一体誰がこのようなイタズラを・・・
と考える前に、増埜さん。今泉君が読みながら歩いていた本に興味を示す。
FXとか難しそうな本読んでるね。すごーい。
と思ったが難しそうなカバーに隠しているだけで中身はエロ本でした。
エフエックスじゃない。エロエックス・・・だと!?

いつもながらの今泉君で安心するやらなんなのやら。
カバーで偽装しているとはいえ、堂々と読みながら歩くなんて普通はできないぜ。

それはさておき、どうやってこの落とし穴から出ようかと相談する増埜さんたち。
この落とし穴、人の身長を越えるぐらい大きいし、手がかりも少ないので登るのも難しい様子。
ならば、ここはアレしかないかねと友野さん。

ビンビクしよう

ビン・・・ビク?
なんだかわからないが、なんていやらしい響きなんだ

言いたいことはわからないでもないですよ今泉君。ビクンビクン。
でも、落とし穴から出るのにいやらしい話は関係ないですよね。
と思ったが、何やら2人の話している内容を聞いていると全くいやらしくないとは思えなくなってきた。
せっかくいるんだし、男子とした方がいい。パンツ見えちゃう。今泉君の上でなんて・・・恥ずかしいよぉ。

ボ・・・ボクの上でパンツが見えて恥ずかしい何かを行おうとしている!?

ふむ。さすが恥将。キーワードからエロイ展開を見事に導き出しましたね!
しかし、このシチュエーションで何故そんな話に?
いや、この落とし穴が2人がしかけた罠だったとしたらどうだろうか。
彼女らの目的が何かしらのHいことで、男子が罠にかかるのを待っていたとしたら・・・

合う!つじつまが

なんだか久しぶりに聞くワードが飛び出しました。
ともかく、答えを導き出した今泉君だが、好きな室井さんの友達にいやらしいことなどできないと考える。
男らしくはあるが、室井さんの友達じゃなければOKだったととれなくもない。まあ、今泉君ですしね。

何なんだよビンビクって!!

肩車のことやけど。あ、そうや。山口の一部の方言よ。知らんよね。

やっぱりそんなオチでしたか。
というか、普通に考えたらそっちに考えがいきそうなものなのだが・・・さすが今泉君といったところか。

結局、落とし穴はタイムカプセルを埋めようと掘った生徒たちの仕業でしたっと。
無事救出されてめでたしめでたし。ビンビクはしませんでしたとさ。

妄想が逞しいのはよいが、暴走してしまわないように気をつけるのだよ今泉君。



第48話 榊家の日常  (2012年 19号)


ぽっちゃりプヨプヨで一部から人気の榊さん。
今回はそんな榊さんの家の話でございます。

榊さんには弟がいた。小五の充くんは巨乳好き。両親も認める巨乳好き。

おっぱいはFカップから!!

まあ充ったら。本当・・・アレね!アレ特有のアレね!!

食事中でもこんな主張を堂々とできる小学五年生。うーん、将来が思いやられる。
いや、小学生だからこそこうやってハッキリできるのかもしれないが。
というわけで、巨乳の増埜さんに家に来させろよと姉に注文する充くんでありました。
友達を生贄にしろと申すのか!?

それはさておき、巨乳好きということであれば、榊さん自身もそうじゃないかな。父もそう言う。

はあ!?姉ちゃんはただのでぶだろ!!

直球が、ど真ん中に決まりましたね。さすが身内。容赦のない言葉だ。
しかし、榊家は皆よく食べますなぁ。
両親も充くんもごはんが大盛り盛り盛り。充くん至ってはハンバーグが4段重ねである。
榊さんは余り食べない。というか、人並みくらいでしょうか。それなのに一人だけ太っている。何故?

何でなの?謎・・・だわ。ほんっと・・・謎だわ。

なんてモノローグを立てている間に、アイスを舐め、ポテチや甘いお菓子をコーラと合わせてむさぼる榊さん。
いやぁ謎ですね。ほんっと謎だわ。うん。

その謎の追求はさておき、いきなりの土砂降りが榊家を襲う。
その結果、充くんの部屋には雨漏りが。これは困りましたね。
夜遅くなので修理もできない。勢いは小さいがこれでは眠れないでしょう。
というわけで、充くんは榊さんの部屋で眠ることになりました。仲良くしなさい。

フローリングに敷布団を引いて寝ることになる充くん。
時期はわからないが、長袖のパジャマに厚手の掛け布団の充くん。
それに対し、薄着でタオルケットをかけるだけの榊さん。暑くない?厚いよ(姉ちゃんの肉が)。

深夜、おかしな時間に目を覚ましてしまう充くん。
そこで見かけたのは・・・尻?何故か榊さんのパンツがずり落ちていた。
肉が厚くてもさすがに腹出してたら冷えるだろうと、パンツを上げておく充くん。優しいね。
しかし、少ししたらまたずり下がっている。これは一体・・・?
特別寝相が酷いってわけでもないのに、何故?
上げ方が甘かったのかと、今度はきっちりと上げようとする充くん。

きっちり・・・穿けない!?
既にパンツのゴムが、腹肉に負けて押され気味・・・だと!?

なるほど。元々めくれてるから、少しの動きでも脱げやすいのか!なるほどなー。
となると、榊さんの腹肉に負けないパンツがあるとしたら・・・ウエストより高い位置で穿く超デカパンしかないだろう!

なら、お手上げだぜ

ふーやれやれという感じで眠りにつく充くんでありました。うん、しょうがないね。

服を着ているときだと、まだそこまでは・・・と思ったが、腹肉をそのまま見せられると・・・うーん。太い。
そういうのが好きな人にはたまらない回だったということなんですかねぇ?



第49話 ちびましの  (2012年 20号)


本日は野村さんと室井さんと一緒に下校する増埜さん。
その途中、思い出のある公園を通りがかる。
増埜さんはここに小さい頃よく来ていたという。

回想。小さい頃の増埜さんの姿が描かれる。
小さい頃は人見知りで友達もつくれず、友達と遊ぶと嘘ついてここで一人で遊んでた。
そんなましのかなちゃん6歳のころのお話。

今みたいな桜の季節にある子に出会ったという。
同じくらいの年頃の子が公園に現れた。人見知りのする、かなちゃん。声をかけられたらどうしようとドキドキ。

ブシュー。

声どころか水を浴びせかけられましたよ!?
その水道はいつも近所の中学生がイタズラで蛇口に詰め物をしていたので、水が変な所に飛ぶ仕様となっていたのだ。
いきなりの水攻撃でパンツがぐしょぐしょになってしまうかなちゃん。
あまりのことに泣き出してしまう。ううわああーん。

私が泣き止まないからその子も凄ーく困ってた。
だからその子は自分のパンツを脱いでかなちゃんに差し出すのであった

なーちゃんのパンツはいていいよ!
なーちゃんはね!お金持ちだからおパンツはいっぱい持ってるの。だから心配しなくていいんだよ!!

今考えたら「そういう問題じゃない」って気づくけど、その堂々とした態度に当時は凄く安心させられた。
もらったパンツをはいて二人で砂遊びをしながら、友達をつくるって怖いことじゃないんだなって思ったの。

ふーむ。なんだかいい話に纏まった感じがしないでもないですな。
とりあえずこの公園に他の子や大人がいなくてよかった・・・

そのときは名前も聞けなかったというが、大事なことを教えてもらったという増埜さん。
しかし、その女の子は実はすぐ側にいた。まあ、面影とか思いっきりあるから読者はすぐ気づきましたけどね。
はい、室井さんの子供のころの姿です。撫子だからなーちゃんか。

・・・それ。多分、私だわ

増埜さんの話を聞いて思い出したという室井さん。
この事実を知り、いきなりヒートアップする野村さん。

これってまるで、盃を交わして兄弟になる儀式みたい。
二人はパンツを交わして友達になったってことなんだね!

いやいやいやいや。そんな儀式は色々な意味でゴメンこうむりたい。
でも妄想する分には色々と考えれる儀式になるらしい。野村さんってば・・・

素敵っ!薄い本が1冊できそうだわ!!

盛り上がってる内に文章におこさなきゃと帰って行く野村さん。
うーん・・・どんな本になるのか。気にならなくもないが・・・どうなることやら。

野村さんの作品はともかく、ましののの薄い本とかは期待しなくもないのよっと。



第50話 偽りの代償  (2012年 21号)


体育の時間。増埜さんは男子の注目の的。
やっぱすげえなあの胸はって話です。
その様子が面白くない沙姫ちん。この不機嫌そうな表情がなかなか可愛い。

増埜さんをライバル視する沙姫ちん。胸では明らかに負けている

こっちは寄せて上げて詰め物して大きく見せてるっていうのに。

そうだ。どうせ普段増量してるニセ乳でバレてないし、更に盛っちゃえばいいんでないの!?

というわけで、ニセ乳の作り方講座。ああ、またいらない知識が・・・!!
ブラジャーの内側のポケットにパットを詰める所。これに入る限り詰めまくる。パッツンパッツンやないかい。
それを前屈みで、重力を利用して胸肉全てをホールドし、上げる!
ダメ押しで更に背中・脇肉もかき集めてブラに詰め込む!
そこで出来上がるのが沙姫ちん特製の盛り乳だ!

――で、今回はそこに強化を加えての・・・
パット入れる袋部分に入りきれない分も更に肉とブラの間に詰める!大増量ってお話です。

――の結果。もりっと詰め物がいっぱい入った状態。胸やパッドがブラからはみ出そうである。
でも、服を着たらわからないし、巨乳に見える。
これならもっと大きいブラを買えばよい話になるなと御満悦。

そして登校。エセドジっ子らしいところを久々に見せる沙姫ちん。
シャツの胸元を大きく開け、リボンも忘れたことにする。露骨なアピールや!!
でも、そのおかげで実は着やせするタイプだったのかと思わせることに成功。ニヤリ。
男子の話題独り占め・・・と思ったところに増埜さん登場。ぐぬぬ・・・

しかし、今日は一味違う沙姫ちん。増埜さんに匹敵しそうな巨乳だったとはなと評判になっている。
勝ってる私の方が目立ってる!!よかったね沙姫ちん。

喜んでいるところ、予備のリボンを貸してあげると近づく増埜さん。
エセではなく本物のドジである増埜さんは普通によくリボンを忘れるらしい。なので予備を持っているとのこと。
しかし、足を滑らせ、沙姫ちんの胸にダイブする増埜さん。
その衝撃で、パットが押されて飛び出た。
さらにシャツを掴んで隙間を作ると・・・パット落つ!!

まるで産卵みたいにポロポロポロっと何かが落ちて行く。
結局増埜さんには痛い目を見せられてしまう沙姫ちんでありましたっと。
まあ、男子にはパットが何かはよくわからない。使用しない増埜さんにもよくわからない様子。
気づかれはしなかったみたいからよかったね沙姫ちん!!
そうかー盛ろうと思えば大量に盛れるんだなーというお話でした。
沙姫ちんは元のままのスタイルでも問題はないと思うが・・・注目を浴びたいのだからしょうがないですよね。
そういう意味では、注目浴びれてよかったじゃないですか。そういう注目はいやであるか。そりゃそうだ。


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