蒼天紳士チャンピオン作品別感想

ナンバデッドエンド
第91話 〜 第120話


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 第54話 〜 第90話 (2010年 6〜41号)   第91話 〜 第120話 (2010年 42号〜2011年 21号)

 第121話 〜 (2011 22+23号〜)



第91話 バレバレ  (2010年 42号)


このカラー表紙は怖い!そしてなんとも物悲しい。
今までのコミックス表紙とかに比べるとバツグンにうまいのだが・・・怖い。ポスターとかにされても困る怖さだ。

さて、伍代達3人に詰め寄られる剛。しかし語ることはできない。
この3人もあまり腹芸はうまくなさそうだしなぁ。
下手に喋っても・・というのはわかるが、黙っていても解決は難しいと思うがねぇ。
と、どん詰まりの状態で現れたのは恩師、長谷川先生。さて、この出会いが何を意味するのか・・・



第92話 悲しい嘘  (2010年 43号)


長谷川先生と会って、何かが変わるかなと思ったら、ごらんの有様だよ!
よりどん底に落とされてしまいました。希望が見えやしない。
自主退学してから1週間たってるけど、ここから復学なんて見込みあるんだろうか・・・?



第93話 あれから  (2010年 44号)


白百合の面々が剛の自宅に訪れるために電車に。
難破家の周りのガラの悪さはハンパじゃないな。一般人には厳しいところだ。
近所のオバさんも久しぶりに登場。このオバさんも若いころはイワセテたのかねぇ?

それはそれとして、剛には会えず両親に言伝を頼んで去っていく一行。
今の剛には会わせられないという父親。それは・・・一体、どうなっているんだ今の剛?
ダークサイドに落ちてしまっているんでしょうか。ワル剛?
酒びたりで放浪している方向はいやだなぁ。徳川監督みたいになってたら別の悲しみが沸く。



第94話 スッポンの藤田  (2010年 45号)


藤田さん達はまだ帰っていなかった。
とりあえず、愛子で腹ごしらえ。隠れた名店だぜ!客層は悪いがな!
必死な藤田さんは、見た目100%ヤンキーな連中に剛の居場所を聞く。相変わらす度胸あるな。
男だからということで、ひとりで聞き込みにいかされる山田も大変だ。
ゲーセンの中にはすっかり容姿まで変わってしまった剛がいた。やはりダークサイド剛だ!
無気力系ではなく、ワルモノ系への変貌をとげたらしい。しかし、とりまきの女がまた微妙だな!



第95話 狂犬  (2010年 46号)


今度、難破と会ったらガチでやる。オレ、キレるとどこまでやるかわかんねー人間だからよー
とってもダメな感じの会話だ。明日から本気出す!とそんなに変わりがない。
なので、いきなり現れた剛になすすべもなくやられてしまいます。まあ、モブキャラだししょうがない。

それはともかく、剛の状態は深刻でございますなぁ。
伍代たちも集まって現状報告を聞くが、どうしたらいいのかわからない状況。
家族もどうしたらいいのかわからない状況。本当にこの兄貴はこういうときに役に立ってくれない・・・

さて、弥生が登場。しかも、堂々と難破剛の女を宣言。
これはフカシか?ある意味面白いアプローチと思います。どんな変化が起こるかわかりませんが。



第96話 あの子と再会  (2010年 47号)


荒れて喧嘩しまくる剛。でも考えてみると、他のグループとかおとなしくなってくれるんじゃね?
毒を持って毒を制す的な考え方じゃないけど。まあ、当人周りが悲しいことに変わりないので解決にはならないが。

で、そんな荒れた剛の前に現れる。男。その筋っぽい人だなと思ったら本当にそうだった!

まあ、そっちはとりあえず置いておいて、藤田さんが久しぶりに剛を捕捉した。確保ーッ!
店でお話をする2人。とはいえ、剛の様子は簡単に変わりそうにはない。
やよいは長期作戦に出ているのか、とりあえず剛の側に置いてもらえるようにしているようだ。
まさか、本当に剛の女になるために近づいているだけとか・・・ないよね?

で、秋田会の人が剛に会いに来たわけですが。これはいきなりの極道編が来る?さすがにそこまでは・・・
いや、名前が秋田会だからなぁ。実は編集部の人なのかもしれない。漫画を描いてみないか?何を見てのスカウトだよッ!



第97話 ドラフト1位指名  (2010年 48号)


剛のことを心配しながらも何もできずにいる兄、猛。その前に現れたのは、彼女のカズミでありました。
カズミさんは言ったね。できちまったみてぇなんだ、と。
これには流石の兄貴も困惑。照れてみたり悩んでみたり百面相の開始だ。最後には溜息。失礼な。
まあ、この溜息はニート卒業するしかないかという溜息だったわけで。
仕事を決めて、そして結婚を申し込む猛。これはイイネ。惚れる。
プロポーズの言葉は脱ニート宣言!これは流行る!ないな。
子供を気にしてかタバコを吸えないカズミもよい。というか、初登場に比べて可愛くなりましたな。

で、悩みのタネである剛の方。
先週でてきた、梶原という男。秋田会は暴力団であると述べる。
ああ、なんだやはり編集部の方でしたか

ヤクザになれとかいうのではなく、稼げるバイトを紹介するからやってみないかと勧誘してくる。
それは何か、原稿を遅らせている先生から取り立ててこいとかそういう話かね。ヤベーよ剛さん。
確かにチャンピオンには武道に通じた先生がおりますからねぇ。剛のように腕に覚えがないと難しいのか。
極まると、他社の仕事をいますぐ止めてウチの原稿を描かせろとか無茶苦茶な指令が出されたりしそうだ。

周りは割と乗り気なのとヤバいと思っているので半々の様子。剛にはとりあえずその気はなし。
これに剛が乗った場合、どうなるか、ですねぇ。
予想としては、剛の取り巻きが仕事を請けて、猛兄貴の職場を荒らす。
兄貴キレて責任者を出せと暴れる。という兄弟対決の流れが・・・でも、兄貴はあれでガマン強いんだよね。
前のペットショップで働いてたときの兄貴は格好よかった。ニートの生活だってガマンしてきたんだぜ!それは格好よくないな。
それともここで、カズミが絡んでくるのかしら。お腹の子に響くような怪我を取り巻きにさせられるとか・・・
いや、今の予想は無し。ようやく鬱な展開からイイ話が飛び出したのにさらに鬱な流れはご勘弁!



第98話 猛の就職活動  (2010年 49号)


人のよさそうなおじいちゃんと話をしているのは、猛兄貴の同僚。これが気に入らない先輩か。
土台がヤバくなっているからリフォームを勧めている。ふむ、そういう会社か。
ってサギかよ。悪徳リフォーム会社でありました。それならそうと早く言ってくれればよかったのにねぇ。全く。
辞めるとは思ったが、いきなりぶっ飛ばして潰してしまうとは思わなかった。猛々しいな!

しかしこれで無職でございます。ニート脱出したのにいきなり無職か。猛兄貴の前途は多難だ。
でもまあ、この仕事内容ではなぁ。家族もカズミも納得しないでしょうし、しょうがないね。でも早く仕事見つけてね。

さて、弟・剛の方は、相変わらず喫茶店で溜まっている。どこで寝泊りしてるんだろう。
そして、秋田会、梶原に近づくタカシ。剛の説得を行うというが・・どう説得するつもりなんだろう?
とりあえず本気!を全巻読ませるところから始めてみるとかそんなんか?



第99話 初冬  (2010年 50号)


デキてしまった以上は責任を取らなくてはいけない。ので結婚する。それは正しい。

お前は結婚の前に就職だろ?

うぉう、母ちゃん。凄い正論だよ。
でも緊急事態なんですよ。デキちゃったもんはもうしょうがない!
両親激怒!割と穏やかな感じの父親が殴った!さすがに苦労している父親は違うな。

テメーみたいなアホがヨメさんとガキを不幸にすんだよ!

そういう話も多いですからねぇ。
まあ、とはいえ子供ができるというのは基本的に喜ばしいこと。おじーちゃんと言われまんざらでもない。

仕事さえうまくいけば・・というわけで、職安でございます。王道だな。
さすがに職安でサギ会社に送られることはありますまい。どうせならサギ会社を潰す側に回っては?
潜入&殲滅まで一人でこなす事ができますぞ。どういうルートで金が入るかわからないが。公安?

で、弟の方。剛の取り巻きが任されたのは盗み。何かの取引かねぇ。
ここでの仕事はうまくいっても今後の流れで大変なことになりそうですね。兄弟どちらも大変だ。
さて、剛の現状をどうにかするために、愛子でバイトを始めた藤田さん。どうにかなるのか?
まあ、ようやく藤田さんがヒロインらしくなってきたんだし、ここは期待して見守ろう。



第100話 誠意  (2010年 51号)


カズミの実家に挨拶に来る猛と父&母。父のスーツ、なんだそのデザインは。
まあ、普段スーツを着る仕事じゃないから、まともなのないんだろうけど。

さて、デキてしまった以上、責任はキッチリとらせていただきたいと述べる猛。
しかし、父親の答えは厳しい。無職の君がどうやって責任取るの?
とても正論だ。さすが教師をやってらっしゃるだけはありますな。
とはいえ、レディースな娘を育ててしまっている以上、それを言われるのも微妙な気がしなくはない。
というか、カズミは今働いているのだろうか?どっちも無職というのはさすがにシャレにならない。
それを含めて不安なのかもしれませんな。お任せしますとはとても言えないと言われちゃいました。猛兄貴愕然。
頑張って就職活動に挑むもやはり厳しい様子。まあ、卒業してからニートの帰還があったのはやはり痛い。

しかし、子供ができたという話になった時は、ようやく明るい話が!と喜んだものですが・・・
まさかより鬱な話に持っていかれるとは思いませんでした。むしろ剛の方より深刻ッスよ。
これは、剛に伝えるべきですね。兄貴がピンチなんだからお前も職探しを手伝うべしと。そして家族が一丸に・・・難しいな。

当の剛は、仲間達がヤバイことに手を染めており、その道に引き込まれようとしていますし。
なんとも先が見えない状態ですなぁ。父親が、オレの家族にお荷物なんていない。オレ達が王者だ!
これくらい言ってくれれば希望もあるけど、言ってくれそうもないですね。とても言える状況でもないしね。



第101話 表と裏の間  (2010年 52号)


ヤクザ梶原の誘いを受けて盗みをしていると話すタカシ達。剛を勧誘しようとする。
表で勝てないなら、裏で勝ってやろうよ。

そーゆーのも、アリかもな・・・

剛が悪の道に落ちかけている!これはマズイっすよ。デンジャーッスよ。

しかし、基本的に酷いことはしたくない剛にヤクザ稼業なんて勤まりますかね。
昔気質の侠客とかならできなくはなさそうですけど。試しに花山組にお世話になってみるとかどうかね?

さて、梶原が本性を表しだしましたね。そろそろ良い方向に向かっていって欲しいんだがな〜



第102話 迷える兄弟  (2011年 1号)


カズミは郵便局の事務員としてちゃんと働いていた!
前の感想で、カズミは働いているのか?と疑ったりしてすみませんっした!
就職がなかなか決まらない猛。やって楽しいと思える仕事につけたら、そりゃぁいいんだけどね。

一方、剛。こちらは待っていても仕事が回ってきそうな状況だった。
兄は仕事を求め彷徨い、弟は待っていても仕事が来る。なんだこの差は!
いや、まあ、ろくでもない仕事が回ってきてもしょうがないんですけどね。

悪の道に落ちようとしている剛。逆に猛の方は何かを決心した様子。
さてさて、一体何を決めたのか。ここらで一発、状況を打破してくれるようなことをしていただきたい。



第103話 猛弟子入り志願  (2011年 2+3号)


ラーメン屋のおばちゃんが働く姿を見て決心を固めた猛。
深刻な様子におばちゃんも身構える。心配しなくても告白はさすがにないッスよ。
ここで働かせてくれないかと頼む猛。金なんていらないから美味いラーメンとか餃子の作り方を教えてほしい。
って、もうすぐ子供が生まれる頃だというのに弟子入りからッスか。しっかりしろ!
と怒られたこともあり、頭を丸めてやってまいりました!
金坊主か。これはこれで怖いな。
ともかく、真摯な態度でおばちゃんに頼み込む猛。そりゃあね、楽しい仕事ができたらそれに越したことはないさね。
猛は根性はあるんだし、仕事にさえつければ頑張れると思うんだけどねぇ。
ともかく、月5万で働かせていただけることになりました。技術が身につくまでの我慢か。

で、弟の剛の方はヤバイ雰囲気。
伍代や大丸達もなんとかしなければと動き出す。本当にいい奴らだなぁ。
しかし、大丸はあまり変化ないけど、伍代がなんか人相変わってないッスか。
剛と会えなくなったから人相が悪くなったとか。どんだけ剛は癒し系だったんだよ!



第104話 お節介  (2011年 4+5号)


藤田さんもすっかりこの街に馴染んだようだ。
ヤクザの仕事を断ってボコられたキタムーの相談に乗ったりもしてる。面倒見のいいことで。

今日の夜、剛はヤクザ梶原の仕事の手伝いをすることになる。
間違った道でもついていくと言うやよい。それは駄目だろ。引き戻さんかい。
というわけで、引き戻すためにやってきました伍代たち。お前達が頼りだ!

今の剛には言っても伝わらない。ならばやり合うしかないじゃないですか。拳で語れ!
と思いきや、藤田さんが乱入。
しかし藤田さんの言葉も通じない。やはり拳で語るしかないか・・・
が、その前に大根直撃。藤田さんがキレた!?
剛のダークモードも解除の兆しが見えてくるのだろうか・・・来年はいい展開になりますように。



第105話 ホントの気持ち  (2011年 6号)


藤田さんの涙と共に大根が脳天に直撃。さらにネギで斬りつける。
この姿はなんだか物悲しい。

剛も弱ってなんとか説得しようと語りだす。
でも藤田さんはへこたれません。知っているから。白百合のみんなは剛がクズじゃないって知ってるから。

毎日、白百合のみんなから届くメールや電話を拒否せずそのままにしている剛。
内容もしっかり読んでいた。やはり繋がりを切りたくはなかったのだね・・・

剛「オレも・・・みんなと一緒に卒業したかったな・・・

これが剛の一番の本音でありますやねぇ。泣ける。
一緒に卒業できなかったからって、自分達が友達なのは変わらないと言う藤田さん。
いやぁ、いい話であるなぁ。そして、気をきかせて去る伍代君は本当にいい人である。
逆にやよいの表情がなんだか微妙。未練ありげな雰囲気である。
引き止めるどころか、一緒に転げ落ちようとしてましたしねぇ。なんかドロドロしそうでイヤッス。

さて、剛はいい感じになってきた。白百合の仲間にメールもするようにすると言う。
しかし、当面のヤクザ問題をこれから解決せねばならない。どうするんだろう。
さすがにヤクザだと今までのチンピラをボコるのとはワケが違うからなぁ・・・
特攻服とマスクをつけた謎のラーメン屋が颯爽と現れて、ヤクザを退治したりしてくれないかしら。



第106話 気付いたこと  (2011年 7号)


藤田さんのおかげで吹っ切れた剛は、ヤクザ梶原の誘いに決着を着けようとする。
どうすればいいのかは分からないな。

タカシたちは次々と犯罪に手を染めていく。
段々ランクを上げて戻れないようにしようという話ですかねぇ。
というか、中古車屋の売れ残りに火をつけるのは、何の得になるんだろう?

そこに剛登場。そして演説開始だ。
剛はいう。俺って不幸と思ったけど、そうじゃなかったよ!いい友達いっぱいいたよ!

そんなリア充報告されましても。
よかったッスね〜かしこく生んでもらってよって言いたくもなる。

実際のトコ、剛はスペック高いのよね。
身体能力は高く、喧嘩は激強。頭はそれなりに良く、勉強も頑張れる。英語も使いこなせるぜ。
顔も悪くはなく、白百合では憧れの生徒会長でとおっていました。
これだけスペックの高い人間に、努力するのが大事なんだよと言われても反発せざるを得ない。

まあ、とはいえ、ヤクザの手伝いは御免だと考えている人もいる。
親のこともあり、抜けたがっていたキタムーは真っ先に声をかけてくる。
タカシ以外の連中は、抜けれるものなら抜けたいと思っているようだ。
さすがにね、そう簡単に悪事しまくりってわけにはいかないわね。
そこに梶原登場。どうする、剛!
っていうか、本当にどうするんだ剛?



第107話 八九三梶原  (2011年 8号)


秋田会の梶原と話をつけようとする剛。
気のいい様子を見せていた梶原だが、仕事を断ろうとすると態度を硬化させる。

ようやく手を出してくれました。
一撃で剛が血まみれになる。なかなかのパンチでございますな。

殴りたければ、自分を殴れ。その代わり、他の連中は帰してやってくれという剛。
いいアタマでございますな。

それを受けて、梶原。タイマンを申し出る
剛が勝てばもう関わらない、負けた場合は、全員まとめて杯を受けることになる。

って言うけどホントかな!?
ぶっちゃけ信用できません。普通に戦ったら剛が負けるはずないですしねぇ。
後腐れなく治まるかどうか、まだまだわかりませんやね。



第108話 やっちゃった  (2011年 9号)


ヤーさんに後腐れ無しのタイマンだって言われても全く信用できない。
周りの反応は当然ですな。私もそう思う。

梶原もどうせ、手出しできないんでしょ。プギャーって感じで調子に乗っている。

とはいえ、このままやられっぱなしで、負けてヤクザ入りってわけにはいかない。
だから、やっちまった。テヘ。

秒殺で、ヤクザ2人ノックダウンでございます。
梶原達が倒れているうちに他の連中を逃がす剛。

気づいた梶原はドスを片手に剛に迫る。さて、どうなる・・・?
ここは国家権力の出番じゃないッスかね?助けてオマワリさーん!
都合よく、いい人伍代が警察を連れてやってきてくれるはずさ。



第109話 寒い夜  (2011年 10号)


喧嘩でやられたので、ドスで脅す梶原。カッコ悪いッスね。

首筋にドスをつきつけられた剛だが、言うべきことを言う。
タイマンに勝ったんだから、もうオレたちに関わらないでくれと。
男と男の約束だよな!

ドスをつきつけられて、謝るどころか一歩も引かない剛。
こいつは降参するしかないですかもね。
チンピラなヤスシと違って、梶原には組での立場もあるし、簡単には子供を殺せないッショ。

梶原(カンベンしろや・・・まるで、オレがカッコ悪いみたいじゃねぇか・・・

梶原・・・残念だけど、もう手遅れです。今のアンタが一番カッコ悪いぜ!

まあ、ヤスシがもっとカッコ悪いおかげで、最後にカッコつけることができましたね。
なんにしても、この様子なら梶原が再び襲ってくるということはなさそう。
ようやく、剛の今後に明るい兆しが見えてきました。このまま行って欲しいものですな。



第110話 肉ベスト  (2011年 11号)


藤田さんとやよいちゃんの対決も決着でございますかね。
黙って側にいようと決めたやよいちゃんと、なんとしても引き戻そうとした藤田さん。
剛にとっては、引き戻してもらったほうがよかったでしょうしね。
それがわかったので、身を引こうとするやよいちゃんでありました。

そして白百合の友人達のもとに姿を見せる剛。髪型は戻したが、金髪のままだ。
久しぶりに友達とのトークに花を咲かせる。いやぁ、いい友人達だねぇ。
そして、肉マンはやっぱり変態だった。なんだよ、肉ベストって。

久しぶりに帰宅する剛。両親も暖かく迎えてくれる。
そして、兄の猛について聞かされる。なんとラーメン屋で修行しているという!
ニートだったころに比べれば格段の進歩ですやね。

あの兄が修行に。これは剛も焦るかもしれませんね。
このままじゃ、自分が次のニートになっちゃうよ!

ともかく、ようやく鬱な展開から抜け出した難破家。猛の修行もうまくいくとよいですな。



第111話 ラーメン一丁  (2011年 12号)


白百合の仲間の語らいは楽しいが、やはり一緒に過ごせないのは寂しい。
これからどうするかを悩む剛は、兄が修行しているというラーメン屋に足を運んだ。

坊主頭になった猛はちゃんと働いています。かなり雰囲気違うなぁ。
久しぶりにあった兄弟。なんだかどちらもスッキリした表情ですな。
千代さんの誘いを受けてラーメンを食っていく剛。

洗い物をしながら剛に語りかける猛。
昔、剛がやりたいことを見つけて向かっていこうとしたときに祝福できなかった。
そのことを猛は悔いていたと涙ながらに告げる。

ラーメンを通して兄弟の絆は深まったのでした・・・いや、いい回だね。
なかなか感動的な作りでございます。きちんとした大人が出てくるのもナンバのいいとこですやね。
あとは腐った大人への処罰もしっかりフォローしてくれるとバッチリなんだが!



第112話 剛の決心  (2011年 13号)


いい人、伍代のところに剛から電話がかかってきた。
お誘いの電話を受けてなんとも嬉しいような表情を見せる伍代。味がある表情だ。

さて、大丸や鉄も集めて4人で雑談。
兄の猛がラーメン屋の修行をしていることや子供ができることで盛り上がっている。

大丸「子供ができても仕事しないよーな人かと思ったけどな・・・

酷い言われようでゲソ。

さて、これからどうするのかを問われる剛。
剛は大検を受けることを考えていた。やはりそれですな。
基本的に頭は悪くない剛である。大検を受けて学歴を得れば先の展望は見えてくるでありましょう。

しかし、進路よりも先に剛には決めなければならないことがあった。
ええ、藤田さんのことです。そろそろハッキリせねばなりますまい。
1年生のころからずっと抱えてきた話でありますからね。

元藤田ファンクラブの大丸に後押しされる剛。が、盛大にテレてみせる剛。草食男子か!
ヤクザは思い切りブン殴れるけど、それとこれとは話が別!
度胸のベクトルが違いますですよ。精神的な陵辱は勘弁だ!

ともかく、強烈な後押しを受けた剛はついに藤田さんのところに向かう。
ついに告白することになるのか・・・?どうなのか。



第113話 愛羅武勇  (2011年 14号)


一世一大の決心をした剛。だが、どう切り出したらいいものやら悩んでいる。
そんな様子を見れば、藤田さんだって気づいてしまうわけで。

いろいろ考えて暴走する藤田さん。なんだか面白いことになっている。
とりあえず公園にいかないかと誘う剛。
アタシはそんなに安い女じゃないよ!
と思いながらホイホイついていく藤田さんでありました。いいのかい、ホイホイついてきちゃって。

ベンチで語る2人。と、突然剛が藤田さんの唇を・・・
妄想でした。藤田さんの。何を考えておられますやら。
アタシはそんな簡単に落ちる女じゃないっつーの!バッチコーイ。あれ、空ぶった。

なんてコントをしているうちに、剛の決心はついたらしい。
正面に回り、告白でございます。良き哉、良き哉。
藤田さんも思わず先回りして返事してしまう。流れとしては締まらないけど、初々しいですな。

ベンチで2人、イチャついて両思いの感触をたしかめるのであった。

いやぁ、思ったよりもキッチリまとまってよかった!
恋愛漫画でもないですし、ここでグダられても困りますしね!
鬱な展開は完全に通り越したようだ。さて、今後はどう展開されることになるのか。



第114話 初デート  (2011年 15号)


前回ついに告白を果たした剛でありますが、見事にうかれてますな。
まあ、明るくなってくれたようで、家族は一安心といったところか。
長いことニートやってた兄と違って、大学とか行く気もありますしね!

藤田さんもまたうかれまくり。
受験前の大事な時期に浮かれてるのもどうかと思うが・・・どっちにしろ藤田さんの頭では厳しいしね!
年頃の娘の家なので門限はある。
けど、彼氏云々より、バイト三昧だった、これまでの日々の方がどうかと思うの。

藤田父は割と肝要。しかし、ヤンキーとかチャラチャラした奴はダメという。
剛はチャラチャラしてないよ。気合入ってるよ。マジパネェよ!ヤンキーだけど。
というか、頭はいつ戻すんだ、剛。

浮かれまくりの2人は、まるで世界中から祝福されているような気分になっている。
なに、この甘い世界。ウワァ甘いワァ。超幸せ!とか言っちゃましたよ。ソースゥイーテストだね。

剛の服装センスはおいおい直していくとして・・・とにかく、楽しい時間を過ごす2人。
映画館では軽いトラブル。周りの迷惑を考えれない人はいやね。
こういう相手にもちゃんと注意できる剛は偉い人である。デート中でも関係なしだけど。

剛がケガするのが心配な藤田さん。ケンカはもうしてほしくないと願う。
ヤンキーとも仲良くなれる藤田さんですが、基本的には平和主義ですからねぇ。
その願いを聞き入れる剛。しかし、簡単に行くかなぁ・・・
今回みたいにネームバリューだけで引き下がってくれる相手ならいいんだけど。
グリグラみたいに逆に名前を聞いて突っかかってくる相手もいるでしょうしねぇ。厄介だ。

とはいえ、今は幸せを噛み締めてもらうといいと思います。
デッドエンドになってから、これだけほのぼのとしたのは久しぶりだな。



第115話 深雪の未知との遭遇  (2011年 16号)


年末にカップルになったので、初詣も2人仲良くでございます。見せつけおって!
で、初詣ついでに、難破家にお邪魔することになった藤田さんでありました。ドキドキ。

家族と対面するのは初めてじゃないけど、ちゃんと挨拶するのは流石にキンチョーする。
しかし、そこは藤田さん。ヤンキー対策はバッチリだ!

チョリーッス!深雪っス!アケオメ〜!

ナメてんのかお前・・・

ヤンキーナメんな。難破家はチャラチャラしてない硬い方なヤンキーなんだよ!
それにしても、兄貴の嫁のかずみさんも来てるんですな。なんだか大家族だ。

藤田さんは吟子はもとより、松にも受け入れられたようだ。やったな。これで勝ったも同然だ!

で、おせちを囲んで談笑。難破父はなんだかんだで優しい。いい親父である。
母親ともいい感じに喋れてますし、藤田さん順調ですな。

兄の猛のお話。かずみさんのお腹に赤ちゃんがいることに驚く。フリをする。
たぶんデキ婚だと思ってました
ヒデェ。確かにデキ婚だけど、ちゃんと真剣に付き合ってたのよ。

この話題になったので、ちゃんと弟の剛にはデキ婚なんてするんじゃねーぞと釘を刺す両親。
そりゃあね、かずみさんの親に謝りにいったときは大変でしたしねぇ・・・
これで、吟子ができちゃったなんて言い出したら、凄い荒れそうだ。おぉコワイコワイ。

猛はラーメン屋の修行以外も現場でバイトしていたらしい。
おぉ・・・さすがにその給料では厳しいのではと思ったが、他にも働いていたのか。
もともと根性はある人ですからねぇ。その気にさえなれば、ニートだって脱出できたのさ。

で、剛母と藤田さんはゆっくり会話する。
藤田さんは、どんぞこに落ちそうだった剛を救ってくれた人だからねぇ・・・母も感謝することしきりである。

難破家の人たちといい感じにうちとけることが出来た藤田さんでした。いい感じだ!
あとは藤田さんの両親に認めてもらえればバンバンザイですな。
難破家はチャラチャラしてないヤンキーだよ!証拠を見せてやる!
って感じで久しぶりに特攻服来て家に挨拶に向かえば・・・いろいろ台無しに出来るね!



第116話 2人の教師  (2011年 17号)


剛の恩師である長谷川先生が、白百合を訪問。
生活指導質で桐山と会う。
もちろん、話の内容は剛の自主退学についてだ。
めんどくさそうに応対する桐山。脅したこともあるし、あんまり関わりたくはあるまい。

剛をよく知っている長谷川先生。
本人が自分で辞めたと言ってはいたが、それが信じられずにいるらしい。
何か理由があるのではないか。よほどのことがあったのではないかと問いただす。
しつこく事件の詳細を聞く長谷川先生に、桐山もイラだって口を滑らせる。

アンタが入学願書や、アイツの内申に手を加えなければ、あんな問題の多い生徒、その時点でハジいてますよ!

何で、そのことを?と問う長谷川先生。
その質問に自慢気に回答する桐山。悪い顔だ。
剛は、長谷川先生をかばっていた。それを知ってしまった長谷川先生。

アナタ、難破を脅したんですか?
言いがかりはやめてください。まさか教師の私がそんなことを・・・

メッチャ脅してますがな。これは問題やで!
そもそも、問題を起こしたといっても、生徒会長まで勤めてた男である。
簡単に辞めさせるというのも問題だったんじゃないだろうか。

とはいえ、それを言ってもどうにもならない。
桐山の言葉に、長谷川先生は拳を震わせる。が、暴力を奮うことはしない。

私は・・・ですぎたマネをした・・・やりすぎだったかもしれない。
しかし・・・難破のような生徒が現れたら、私はまた同じことをするでしょう。

生徒の成長を見守ることができればいいんです。
私は教師ですから・・・

あなたのやっていることを私は、教育とは絶対に認めません!

長谷川先生の言葉の迫力に、桐山も汗を流さざるをえない。さらに、最後に一言。

あなたは、何で教師という職業に就こうと思ったんですか?

これに、桐山は答えることができない。いろいろと思うところもあるのでしょう。
考えを改めてくれるようになるかどうか。

さて、翌日。
難破家に、長谷川先生がやってきた。自主退学の真相を知った長谷川先生は剛に何を語るのか。

長谷川先生との和解はしてほしいと思っておりました。
何とか、これでうまく行きそうですねぇ。桐山へダメージも与えれましたし、とりあえず満足。
あとは校長へのダメージを食らわせることができればよいのだが。
改心桐山の行動に期待、は出来ないか。さすがにそこまでは。



第117話 黒い影  (2011年 18号)


公園で剛と長谷川先生が言葉を交わす。
剛が退学になった理由を知った長谷川先生。
剛の方は、気持ちの整理がついている状態ですから、今回は普通にお話ができます。

市松に行くフリして、途中で着替えて白百合に通う。
家族や友人を欺きながらを、よく2年半も続けたものである。

退学になった直後、長谷川先生と話をしたとき、退学の理由を剛は語らなかった。
言えば、自分が責任をとってやめると言い出しかねなかったからだ。

剛は語る。学校をやめてクサりかけてた。
けど、その白百合のみんなに助けられた。
白百合に入ったからいろんな友達ができて、白百合に入ったから勉強や部活、いろんな楽しい思い出ができた。

それもこれもみんな、先生が危険を冒してまで、オレを白百合に入れてくれたおかげだよ。

卒業まではムリだったけど、白百合の2年半で剛は変わった。
先生が変えてくれた!だから、自分の退学に責任を感じることはないと剛は言う。

オレ、マジで先生には感謝してるからさ!

こういうセリフは、教師としては本当に嬉しいものなのでしょうな。
あの悪ガキだった剛が立派なセリフをいい表情でいってくれるものだから、先生もつい泣いてしまう。
なんともいい関係でございますなぁ。
ついでに剛の彼女についての話にも及ぶ。なぜ、そこに興味を持つのだ長谷川先生。
AKBで言ったらどの子だ?
ハハハ長谷川先生!?いきなり何を言い出すのだろうか。意外な発言にこちらも戸惑ったわ。

まあ、何はともあれ。剛と長谷川先生は和解。兄が働いているラーメン屋に行く。
兄の猛も中学時代は長谷川先生と面識があるはず。
あの猛が真面目に働いている。これでまら長谷川先生の涙腺が緩むな!いい話や。

しかししかし。ここでまた何やらトラブルの火種が・・・
もうクズはいらないッスよー喧嘩しないって彼女とも約束してますしさー
なるべく難破家に迷惑をかけないうちに退場して欲しいですね。



第118話 ヤンキー狩り  (2011年 19号)


ようやく剛が頭を黒く染め直した。見慣れているせいか、こっちのほうが良いな。
ヤンキー卒業して、ケンカしないと誓ったのだから、見た目は普通になっておいたほうがいいやね。

剛は8月に大検。藤田さんはそろそろ受験である。恋もいいけど勉強もね。学生らしいな。
しかし、その裏ではまたケンカの火種がチラついていた・・・
って、なんなんだろう。なんか、パッとしない相手だな。
どうやら倒した相手に強いやつを聞きだして、そしてまたその相手を狩ってを繰り返しているらしい。
となれば、剛の名前が早い段階で挙がってくるのは当然なわけで。
関東の強いやつはアイツが全部やっちまったとか言われてるからなぁ。
そこそこの強さのやつ残しておけば、途中で倒してくれたかもしれなのに。惜しいな。

というか、こいつらはなんなんでしょうね?
ヤンキーはくだらないとか言ってるけど、見た目もやってることもあんまり変わらない。
なんと呼んであげればいいんだろう、この集団。
藤田さん曰く、今どき頭をキンキンにしているのはヤンキーばっかだとのこと。
じゃあ、やっぱりこいつらもヤンキーじゃないか!ヤンキー亜種とでも呼んでおくか。

ヤンキー亜種が調子に乗っている頃。
剛と藤田さんはデートを楽しんでいた。勉強は後回しでもいいよね!よくないだろ。
でも、服装を整えた剛はなかなかイケてるな。
服装趣味の悪さは、家族のセンスに染め上げられたものなのでなかなか抜けませんぜ!

さて、ヤンキー亜種の魔の手が剛に迫ろうとしているが・・・果たしてどうなるか。
途中で伍代辺りがカットしてくれると嬉しいのですが。
市松とその頭無視されすぎだろ。
あと、関東を制覇したという兄の猛の名前もあがってきませんな。
まあ、学生じゃなくなったし、狙われにくくなったということなのかねぇ。
それでも、剛の武名は中学時代のころだし、今更そんな頃のことを持ち出されても・・・
と思ったら、高校中退でグレてたころ暴れまわって武名轟かせてたじゃないか!
でも、今更そんなツケまわされても困るよ!ヤンキー亜種ども、おとといきな!一昨日じゃなくて、数ヶ月前に来な!



第119話 約束  (2011年 20号)


中学時代の喧嘩仲間、若狭と桜。2人は剛が大学を受けるために勉強してると聞いて喜んでいる。
学校はやめたけど、簡単に折れるやつじゃないと信じていた。
いい友人だねぇ。剛がいい方向に進んでいると知って安心してくれていますよ。
そんないい友人の前にクズ共が現れる。帰れ!

一方、その剛。
勉強するために同じく大学目指して勉強中の関口君と会っている。久しぶりだな。
関口君も剛が学校をやめたことは気になっているが深くは追求しない。いい子である。
藤田さんが相手では勉強にならないと判断して、関口君を頼った剛は賢い。

で、その剛のところに桜から電話がかかる。
しかし、携帯電話こそ桜のものだが、かけてきたのは別人。ついに剛が捕捉された。
クズなヤンキー亜種の人数は5人。
剛の友人2人があっさりやられるぐらいだし、かなり強いようだ。

ヤンキー亜種は、剛の風貌を見て軽く驚いている。
千葉1番のヤンキーを探しに来たら、とても普通な人が現れちゃった。
ラスボスが村人Aだったかのようなショックである。

こいつらの目的は暇潰しにヤンキーをボコッて遊ぶことである。
剛は強いだけで、もうヤンキーじゃないんスけどねぇ。
そんなこと言っても通用しないんでしょうな。

ヤンキーツブしても、誰にも迷惑かけないでしょ?
社会のクズ半殺しにしたところで喜びこそすれ、悲しむ人間なんて1人だっていないからね。

ヤンキー亜種が何か言っている。
自分達が半殺しにされても悲しむ人はいないと言っているのだろうか。解せぬ。

言葉と共に攻撃してくるヤンキー亜種。剛は見事に攻撃を交わす。
しかし、反撃はできない。拳を握ったところで、もうケンカしないという藤田さんとの約束を思い出す。

ケンカしない。オレはクズじゃない。
もう向こうには戻らないって決めたんだ!

逃亡を決め込む剛。なかなか手ごわいと見て嬉しそうに追ってくるヤンキー亜種。
果たして剛は逃げ切れるのか?
顔も知られてしまったし、この場は逃げ切れてもどうなるかわからないなぁ。
通りすがりの特攻服の人が現れて倒してくれるとか、そういうことはないかね。
姿だけ誤魔化してもしょうがないか。変身中はノーカン!ってわけにはいかないよね。



第120話 蟻地獄  (2011年 21号)


藤田さんとの約束を守るため逃げる剛。
足は速いから逃げるだけなら・・・と思いきや、行き止まりでございました。
ついに捕まり殴られる剛。
しょうがないから謝ることにした。ゴメンゴメン。

アンタらみたいなおっかないのに、あんまり関わりたくねぇんだ。
”アンタらみたいなの”ってどーゆーこと!?

元ヤンのダニのくせに、オレらのこと同じヤンキーと一緒にしてんじゃねーよ。
社会のクズどもと一緒にすんじゃねぇ!

やはり、そこが怒りポイントか。
とにかく、自分達はヤンキーとは違う。社会のクズじゃないと主張したいらしい。
傍から見たら、どうみても同類なんですけどね。
ヤンキー亜種どもは、剛の姿を動画でとったりしてるけど、一般人殴ってるようにしか見えないぞ。

オレはもう絶対にケンカしないと言う剛。
その剛に容赦ない攻撃をしかけるシンヤ。
そういえば、ヤンキー亜種のボスだけは名前が出てきましたね。他は、まあモブでいいや。

シンヤは剛からしても強いと思えるぐらいらしい。
さすがに、これまでヤンキー狩りをしてきただけのことはあるわけか。

ボコボコにされる剛。しかし、そこでヤンキー乱入。
いろんなとこで恨み買ってるし、そりゃ復讐もされますわな。
この場は解散するヤンキー亜種ども。去り際に、剛の表情を伺うシンヤであった。

で、夜。
ヤンキー亜種はホームレスをいたぶっていた。何してるんだろうね、こいつらは。
シンヤ曰く、どれだけ名の通ったヤンキーも、オレの前じゃ顔をゆがめたよ。とのこと。
だからこそ、顔色ひとつ変えなかった剛のことを気に入ってしまったようだ。
えらそうに言ってるけど、復讐されるぐらいにしか怖がらせてないじゃないッスか。
ヤクザにボコられているのに比べたら、なんということはないですわな。

しかし、シンヤの最後のセリフが危ないな。
どうにかして剛を本気にさせたいとか言っている
家族か恋人、友人に手を出すのがセオリーですわな。
って友人は既にやられてたな。じゃあ、家族か恋人だ。
どちらかに手を出したら一気に本気になりますやね。まあ、家族の場合はもっと凄い人の本気が見られるかもだけど!



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