蒼天紳士チャンピオン作品別感想

ハンザスカイ
第1話 〜 第30話


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 第1話 〜 第30話 (2010年 7〜38号)   第31話 〜 第60話 (2010年 39号〜2011年 18号)

 第61話 〜 第90話 (2011年 19号〜2011年 50号)   第91話 〜 (2011年 51号〜)



第1話・血龍  (2010年 7号)


空手の有段者としても知られる佐渡川準先生が帰ってきた!

そしてそのサドガー先生が空手とラブコメを書くという。期待せざるを得ません。
先生の代表作である「無敵看板娘」は、みつどもえ、バチバチ、サナギさん以外に、
私が全巻揃えているチャンピオンコミックだったりします。

さて、それでは新連載1回目。主人公は喧嘩無双な男子。
荒くれて生きてきたが、そんな青春に嫌気がさして高校デビュー。
七三分けにぐるぐるメガネのマジメな生徒として生きていこうとしていた・・

と、まるで同誌のナンバMG5のような流れでありましたが、1話の半分もいかずに正体がバレる。

半座龍之介ってのはどいつだぁっ!」「人違いです」「半座なんて名前そうそういるか!

全く持ってごもっともな理由です。
世の中には同姓同名なのに名前バレしても怪しまれないヤクザのドンもいたりするというのにねぇ。

普通の恋がしたかった龍之介。その夢は高校入ってほんの数日で砕かれました。
そんな時に出会ったのが御門高校空手道部2年、藤木穂波。最初の出会いでの印象は最悪・・
あんな女だけはゲットしたくないと思っておりました。

しかし、翌日再会したときは・・
殴りかかったと誤解されて見事な左足刀をアゴに決められ
地面に後頭部から叩きつけられ、トドメに「弱い」と言われました。

「弱い」
このセリフによる衝撃は・・生まれて初めてのものでありました・・

・・あれ? 嫌じゃないぞ・・?

半座龍之介。通り名は佐田中の血龍(ブラッディドラゴン)
何かに目覚めてしまったようですな!
蹴られて叩きつけられてなじられて、ドキドキしてしまうなんて・・とんでもない変態だよ!

探し求めていた一輪の花は野原ではなくガレキの山に咲いていた・・
というか、ガレキを突き破って咲いていそうである

快調に空手とラブコメ漫画がスタートしたようです。流石に空手経験者だけあって動きの描写が鋭い。
主人公の龍之介は見ていて楽しくてよいのですが、ヒロイン位置の穂波嬢はいまのところどうなのか。
カワイイとは思うけど、これまでの行動は微妙。
鬼丸美輝は間違っているようで正しいことをやってきていましたが、
藤木穂波は正しいようで間違っている感じがしてなりません。
とはいえ、これからですな。期待して見て行きたいです!



第2話・強くなるぜ!  (2010年 8号)


誰がクソ女だ!
巻中カラーの藤木穂波嬢のお言葉。とても可愛いんだが、隣の浦安最終ページからのクソ繋がりだ!

もう正体バレしたのでガリ勉ルックはやめにした半座クン。
名高い不良としてクラスメイトに恐れられてはいるが・・恋で呆けた姿はちっとも怖くありゃしません。
とはいえ、放課後ツラ貸してくれと言われた隣の席の野田ケン太君はおびえまくり。
昼飯どきに言われたものだから、午後の授業中はずっと生きた心地がしなかったでしょうなぁ。

(穂波嬢との関係構築のために)空手部に入りたいという半座に対し、(空手部を支配される!と)動揺する野田君。
弱い男は大嫌いと穂波嬢が言うから、半座龍之介は強くなると決めました。
おお、こう書くとまるで王道マンガのようだ。

次回は空手部のお話ですな。穂波嬢よりも強い空手部員はいるんでしょうか。どんな空手部なんでしょうなぁ。
なんせ藤木穂波という猛者が所属するぐらいである。
道場破りに対しては、目・鼻・耳をそぎ落とし、伊達にして返すべし
そうやって空手部の部名を知らしめるぐらいのことはやっていそうである。空手道はシグルイなり。



第3話・強ぇのか?  (2010年 9号)


空手道場に到着。半座君はここで鍛えて、穂波嬢のように強くなりたいと思っております。純粋ですねぇ。
やってきた半座君に対して、何しにきたのかと尋ねる2年の番場さん。

半座「アンタ、俺より強いのか?」

ええ、純粋に喧嘩打ってますな。誠実に喧嘩しようぜ!誤解だけど。
まあ、間違ってはいるけど、お互い戦うことは了解しているわけだし問題はないですな。
そして、番場先輩はなかなかの強者のようだ。見た目から雰囲気あったからなぁ。
というか、画風が違う。



第4話・やんちゃの逆襲  (2010年 10号)


番場先輩の拳が半座の顔面に炸裂。だが、なんともない。ぬるいぞ、番場。しかとえぐれ!

どうやら番場さんは伝統派空手の使い手。血を見ることが目的の戦いではないとのこと。
寸止めだけじゃなくて、軽く当てたりもしますのね。
まあ、寸止めで心を折るのは、この相手では難しそうですしなぁ。

伝統派空手の試合時間は男子で3分。半座と番場はそれを30分休みなしでやっているという。
番場は息もあがっているが、半座は元気イッパイだ。バチバチと30分繋がりのシンクロニシティだな。

体力の落ちてきた番場さんは強い打撃を放つが、あんまり効いてはいない感じ。
突きのコツをつかみ出した半座の反撃が決まったところで終了。きっちりと穂波嬢に見せることができてますな。
それにしても、やはり穂波嬢は別格の強さのようですなぁ。



第5話・涙の撤退  (2010年 11号)


番場さんは県下でもベスト4の実力だった!ほう。なんか力関係がよくわからんな。
青柳先輩はさらに強そうな雰囲気を漂わせているメガネだ。

半座の拳は寸止めであった。当たっていても本気で打ち抜かなければ寸止めになるんだな。
血が見たくて戦ったんじゃねーんだよとの半座のセリフ。男共にはなんとなく感じいるところがあったようだ。

そんな空気を読めない穂波嬢のビンタ・・ではなく掌底が半座にヒット。泣きながら逃げていく血龍。
しかし、そのまま終わるわけにはいかない。
魔法のような忍法のような礼儀作法を身につけて戻ってくるぜ。

というわけで、不良に破れたことで空手部を辞した番場さんに礼儀作法を教わろうとする半座。
空手部に入りたい半座と空手部を辞した番場。
この先どうなっていくのか・・番場さんヒロイン昇格の流れか!?



第6話・容れる心  (2010年 12号)


「俺・・空手部に入りてーんだよ!」
この一言がすんなり出ないがためにややこしい事態を招いてしまいました。

まあ、どいつもこいつも厄介な性格しているから言ってもうまくいかなかったかもしれませんがね。

空手の思想は禅の道にも通じる。
あらゆる色に変わる空の如く――
自らを虚しくして他を容れる心――

色即是空というやつですかね?
戦って褒められたのがやけに嬉しかった半座はキラキラした目で番場さんにつきまとう。
なんだかいい感じの2人なので、どうにかわかりあって頂きたいものですな。
そして、今週の藤木嬢の演舞はキレイでありました。普通にしていれば萌える美少女なのになぁ。



第7話・礼  (2010年 13号)


己の弱さに気づいてしまった番場さん。
それゆえに、何もしないでいるなど許せないのでありましょう。
不良の群れに飛び込み、のしていく番場さん。つぇーな。
ここで半座が起き上がらない状態だったら背中に背負って医者の元に運んだかもしれない。水の上走ったり

さて、頭を下げ空手を教えてくれと頼み込む半座。
それに対し、正しい座礼の方法を教えてくれる番場さん。これぞ礼儀作法の基本中の基本だ。

番場さんもまた、一生空手をやるつもりで頭を下げた過去がある。
なればこそ、ここで道を終わらせるのは非礼に当たるというものでしょうなぁ。
一度は不覚を取ったとはいえ、番場さんもまだ若い。頑張っていって欲しいものである。顔の若さはともかく。



第8話・唯一の初心者  (2010年 14号)


前回、番場さんと共に空手道部に向かった半座。どうやら無事に入部できたようだ。
しかし、番場さん。出戻りなのに、普通にえらい人の位置に立っているなぁ。

1年の中では唯一の初心者である半座は練習には参加せず床掃除。
そんなに退屈なら自分と組手をしないかと誘いをかける主将青柳。貴方がやりたいんじゃないのかい?

青柳はその長身によるリーチにより、巨塔<バベル>と呼ばれているとのこと。誰が呼んでいるんだ。

そんな巨塔相手に見事1本決めてみせる半座。あの態勢でちゃんと寸止めするのが凄いな。

そのあたりの話はさておいて。
藤木穂波嬢以外に女性部員がいました。大谷さんの今後の活躍に期待したいところですな!



第9話・こうでなくっちゃ  (2010年 15号)


ナンバの剛とは違い、ボコられた傷はすっかり治っている半座。
相手の動きと同時に出る「対の先」により青柳先輩から一本を取った。
そんなタフな半座を相手にするのだから、突っ込みでのどに抜き手をいれるぐらいはありですよね。酷い話だ。

そして、先週から微妙に存在感を出していたのは2年の財前。うむ、微妙におかしなキャラだ。

さて、半座の活躍も見せたところで、組み手は終了かと思ったがそんなことはなかったぜ。
本気を出した青柳先輩にボコボコにされる半座。寸止めどころか、思いっきり倒すつもりで当ててますぜ。
大人気ない人だ。と言ってもまだ高校生ですしね。番場さんの顔はともかく。

そんな青柳さんは穂波嬢にも顔を蹴られ思わず涙が出ちゃう。プライドの高い人だ。

さて、穂波嬢の御意見はしごくもっとも。
不良が更生したら美談?普通だっつーの!それならハナからマジメに生きてた人間の方が美しい!

まったくもってその通りであるが、物語的にはやはりメリとハリがなくてはねぇ。
更生するためには一度落ちねばならん。落ち幅と上がり幅の差が美談の要。ようするにブラック滝沢現象だ。



第10話・藤木穂波の中段逆突き講座  (2010年 16号)


藤木穂波嬢によるかわいがり開始。
阿形さん曰く、かわいがりは見込みがあるやつにやるものだということであるが。

というわけで、運動量の激しい中段逆突きの練習である。
動作の詳細はさっぱり教えず、とにかくやれという。
うまく出来なければ罰として中段逆突きを食らわせられます。マジ当てで。これは酷い。
回りもちょっとヤバくねと思う練習だが、半座はもくもくとこなす。というか、嬉しそうだ。

1話目のころから、好きな子に殴られて喜ぶ性癖がありましたからねぇ。いやはや。

ところで、最後のページで番場さんに当たる穂波嬢の姿はなかなか可愛い。
あとはこの性格が丸くなっていったらヒロインとしてはいい存在になるでしょうなぁ。
主人公が更生すると共にヒロインもヒロイン道に更生するという流れですな。楽しみにしたい。



第11話・それでも俺は  (2010年 17号)


朝練がないときでも身につけた技術を確かめるように練習する半座。楽しいんであろうなぁ。
しかし一週間も同じ練習はキツイ以前に飽きる。

というか、半座もタフだな!前に穂波嬢に一撃でのされたのが嘘のようである

穂波嬢のシゴキ方にクラスメイトの野田君も引き気味の様子。そんな穂波嬢から呼び出し。

穂波「お前が勝ったら、空手部も私も好きにするがいいさ!」

勝ったら好きにしてよいだとッ!?
なかなか衝撃的な宣言であるが、半座は負けたら出ていけのほうに反応している。純真ですなぁ。
そんな半座だからこそ、ようやくつかみかけた標。空手道。
それを身につけたいという思いは何より強くなっております。
でも、それを認めることができない穂波嬢。

ふむ、この勝負の展開によって穂波嬢の性格にも変化があるかもですなぁ。というか、ないと厳しい。



第12話・それに気づいた時  (2010年 18号)


半座と藤木の対決。見守る野田と番場さん。
愚直に学んだ技を繰り返す半座の姿に、一途な一人の拳士の姿を見る穂波嬢。
でも当たってはあげません。そこまで甘くは無い!

でも抱きしめてはあげます。甘甘だー!

それにしても、穂波嬢。ちゃんと半座のセリフを覚えていたんですねぇ。
まったく耳に入っていないものかと思ってました。ちゃんと自分で気づき、反省できたのはえらい。
というわけで、穂波嬢のデレが見れたわけで、次回からの展開に期待が持てますな!



第13話・御門の拳士  (2010年 19号)


半座が穂波嬢に正式に認められたところで、練習試合が組まれる。
相手は私立蓮城高等学校!
我らが御門高校も去年、蓮城に負けているという。
番場さんはともかく、青柳さんや穂波嬢よりも強い相手がいるのであろうか。って男子部門か。

さて、半座のもとには真っ白な空手着届く。あまりの輝きに吹き飛びそうな表情の半座。
教室で嬉しそうに縫い物だ。名札かと思ったら高校名をつけてるんだな。
そんな半座に近づいてきたのは同級生の佐倉さん。かいがいしい感じがよいねぇ。
穂波嬢がヒロイン道に復帰したところで、新たなヒロイン候補の誕生となるか?番場さんのヒロインの座が危ない!

ところで、半座的には野田君は心配してくれるお人よしポジションらしい。ちゃんとポジションあってよかったね。



第14話・期待の超新星  (2010年 20号)


単行本1巻は5月17日発売!
おぉ、この半座は男前だな。なかなか目を引く表紙になりそうだ。

御門高校の一行が練習試合ということで蓮城に訪れる。
蓮城。充実した人材と設備。そして徹底された教育がされているという。
出迎えが像の上に立って現れておきながら、徹底した教育も何もあるものか!

ところで、半座ってそんなに不良っぽいかな?確かに他の連中よりはそれっぽい格好だが。

さて、蓮城には青柳先輩を試合で降したという男がいた。名前は伊奈。雰囲気のある男だ。
その伊奈と戦おうとする半座。それを見てムカつく蓮城の1年、峰岸勝朗。
なんだか、いい感じに2人ともボルテージあがってきてるみたいですねぇ。



第15話・先鋒 半座龍之介  (2010年 21+22号)


面白そうなので、この間入部したばかりの半座が練習試合に参加することになりました。それでいいのか?
まあ、野田君でも試合に出れるくらいだし、実力的には問題ない気がするなぁ。

試合にでれて嬉しい半座だが、初めての試合ということで緊張を感じる。おや、初々しい。
そんな半座を男子便所にのりこんで励ます穂波嬢。あら、なんだかいい感じ。

緊張が解けた半座と峰岸による先鋒戦。
しかし、ちゃんと顔面の防具もあるんですな。立ち練習の時も、受ける人につけておけばいいのに。

峰岸は蹴りを主体とした選手である。青柳先輩と違いタッパがない分、大きく移動しながら蹴りを打ってくる。
その分、逆にふところに入ればカウンターもとりやすそうであるなぁ。
というわけで、覚えた中段逆突きがクリーンヒット。今まで寸止めばかりだったけど、今回のは威力ありそうな音だ。
まあ、この1本で終わるとは思えないし、この後の峰岸との戦いがどうなるか注目。
それ以上に他の連中の試合が気になる。



第16話・峰岸勝朗の変身  (2010年 23号)


ここでようやく組み手競技のルール説明。

・制限時間内に8ポイント差をつける
・時間終了時にポイント差が大きい

上記2つが勝利条件となる。中段の突きは1ポイントとのこと。安いんだな。
それでも連続で突きを決める半座。沸きあがる御門部員。なんだかいい雰囲気ですな。

場外で忠告を受けたときのありゃーもなんかいい感じ。ありゃー
ここまではうまく言っていたが、相手の峰岸もそう簡単に終わるわけではない。

変身!

ライダー派か。
姿が変わるわけではないが、大技狙いのスタイルから、揺さぶりをかけた着実なスタイルに。
さらにポーズを決めることで集中力を増そうという考えなのであろうな。
上段蹴りは決めにくいのか3ポイント。一気に逆転である。
これで8ポイント差をつけるのってかなり実力差がないと難しそうだなぁ。



第17話・勝ちへの執着  (2010年 24号)


コミックスが発売されたばかりのハンザスカイ。センターカラーで登場だ。

峰岸の上段蹴りに逆転され焦る半座。中段突きだけでは勝てない!今頃気づいたか!

負けず嫌いな性質による頑張りが、無意識に連突きを行わせ、上段突きが決まる。でもこれも1Pか。
残り20秒で2P差。1本、3Pが取れれば逆転ではあるが・・どうすればよいのやら。
穂波嬢が最後に、それだ!と言っておられるが、どれだ?



第18話・ブチ込め!  (2010年 25号)


ポイントは2点差。残り20秒。1本取れれば逆転という状況である。

1人では勝てない。勝つためには学んだことを出すしかない。
見て学び、戦って学んだことを出していく。うむ、空手家らしくなってきたじゃないですか。
番場さんの踏み込みを、穂波嬢から受けた倒してからの突きを。見事に決める半座。
倒し技からの攻撃が有効と見なされた場合は一本となる。これで逆転だ!

最後までお互いは戦い続けそのまま時間終了。半座の勝利である。
最後のページの、大喜びして、それに気づいて居住まいを正す穂波嬢が凄い可愛い。イイヨイイヨー



第19話・もう一人の俺  (2010年 26号)


勝利した半座はトイレに駆け込む。そこで敗者の峰岸と対話。
精一杯やって勝ったが、途中から何をやってたのかほとんどわからなかったという。
峰岸は言う。俺の空手は負けてからが強い。半座も戦う前に穂波嬢に言われたことを思い出す。
ここで負けたぐらいで潰える空手道ではないということですわな。
峰岸も最初はどうかと思ったがいいキャラになりましたね。再戦が楽しみである。

さて、トイレから戻ったら野田が負けていた。
野田ー!そういえば、彼も一応黒帯なんだな。でもあっさり負けた。

続いては番場さんの出番。
どうでもいいが、蓮城の中堅以上の連中は番場さん並におっさん顔が多いぞ。



第20話・番場の番  (2010年 27号)


今週はずっと番場さんのターン!描写も無しで負けた野田とは違うのだよ。

中堅戦でようやくポイントの説明。おお、わかりやすい。背中とかもありなんだな。
基本的に手技より足技のほうがポイントが高いらしい。

番場さんは身長はないぶん機動力と手足の捌きにすぐれているらしい。さすがに県内ベスト4である。
相手の懐に入り込む姿は堤城平を思い起こさせるほどでした。
虎を背負った番場さんの姿はかなり似合っているな。もともと動物っぽい顔しているからか。
そしてフルネーム公開。番場誠十郎!なんだと、カッコイイじゃなイカ!キャー番場サーン。



第21話・雪辱  (2010年 28号)


蓮城の監督が登場。遅いな。トイレにでも篭ってたんですか?

副将戦。クールな感じ、だけどお上手な財前さんと、熱血丸出しな細野。
攻撃的な性格と攻めに蓮城の部員もヒートアップ。それに対して冷静にカウンターを返す財前さん。

大谷さんのハートマークが気になります。なんですか、2人。良い仲なんですか。どうなんですか?

御門は昨年5人での大会に3人で出たらしい。そんなに人手がなかったのかよ。
男装した穂波嬢が出たらよかったんじゃないでしょうか。
しかし、その状況で見事勝ち進んだというのだから、やはり御門の先輩方って強いんだなぁ。

と過去の話をしているうちに財前さん負けちゃいましたよ。まあ、しょうがない。
大将戦もありますしね。練習試合でなく、本戦で勝てばよいわけですよ。
さて、次は大将戦である。これまた楽しみな戦いだな。



第22話・激突! 青柳 VS 伊奈  (2010年 29号)


相変わらず財前さんが口を開くときはネタを思いついたときだけなのね。

練習試合だから深刻になるなよといいつつ、自分が一番本気な表情である。
本気と書いてマジと読む表情だ。

青柳を倒したヤツ・・強豪蓮城の・・御大将!
御大将いうな。伊奈さんが言うのか。我々は数百年の間演習を続けた部門の高校であるとか。

それはさておき、青柳さんの中段蹴りが決まったところで伊奈さんが構えを取る。
これは・・天地上下の構えか。KOFでもリョウ・サカザキがやっていたな。決して天地魔闘の構えではない。



第23話・殺人蜂  (2010年 30号)


横から見るとバランス悪そうな気もしたが、正面から見るとなんか強そうだ。天地上下の構え。
殺人蜂の群れが見えるほどの体裁き。これが伊奈の実力か!
バベルの足技も封じられ押される青柳。その背後に激が飛ぶ。

財前さんがちゃんと喋ったーッッッ!

1年の野田からもツッコまれるぐらいだし、普段からああいうことしか喋ってないんだろうなぁ。
しかし、財前さんも青柳さんを先輩と呼ぶのか。3年生は青柳さんのみなのか?
さて、声援を受けポイントを五分に戻した青柳さん。対決の結末はいかに。



第24話・上を見るもの  (2010年 31号)


天地上下の構えにより、横からの蹴りは両手でしっかり払うことができる。それが盲点でした。
腰から下を通り抜けるようにして蹴りが胴体に差し込まれる。さすがに青柳さんである。
そして、下のガードを固めたとき、起動は上段に変化する。
これだけ自在な蹴りを扱える人もそうはいまい!たぶん。

白眼になった伊奈さんが怖い。ここから恐怖の反撃が、てなことはなく試合終了でございます。

負けを味わった蓮城。去年の御門と同じ立場になったのだから、強くなると宣言する。
そして、半座もまた、先輩達の背中を見てもっと強くなると決意するのであった。
しかし、男子の戦いで終わりなんですな。穂波嬢の出番はどうしたー!?



第25話・謎の女  (2010年 32号)


2巻記念のセンターカラーでございます。穂波嬢が優しく指導・・してくれるとはとても思えねぇ!

というわけで、初心者の半座君が習うのは基本となる「形」でございます。
まあ、形を覚えて何になるのかという疑問はよく持たれるところですな。
疑問を投じる半座の鎖骨を押さえる穂波嬢。それはマジ痛い痛い。
視覚的に地味なのに痛いから困る。

さて、そんな半座の前に正式な指導員が現れる。菅野真緒。空手道部の顧問でございます。
おっとりとした感じのお●さんキター!足ツボを攻められたくはないので一部伏字だ!

どうでもいいが、やはりスカート姿での形は決まらないな。特に最後のポーズ。
そして、このときの形の名前は慈恩。ALで散ったと思ったらこっちでも出てきたかジオン。あと10年は戦えるな。
さてさて、顧問も現れていろいろ楽しみになってきましたね。次回もカラーだ。



第26話・護るための拳  (2010年 33号)


半座の同級生、佐倉ちゃん。いきなりのセンターカラー登場だ!

いやぁ、これまでも細かくフラグをたてていましたが、ここで一気にヒロイン枠に躍り出てきましたね
最近の半座は穂波嬢よりも空手の方が遥かに優先度高くなっておりますからなぁ。チャンスですぞ。

それはそうと、ジャージ姿の菅野先生よいなぁ。スカートよりもしっくり来る気がする。
先生に話しかけられた穂波嬢の嬉しそうな様子も気になったり。

「空手に先手なし」

護る為の戦い。それを磨いているのだと先生は言う。
ピンとこない様子の半座だったが、きっちり体験させてもらいました。いやぁ、いい話だ。
2人の仲も一気に近づきそうなイベントでございました。うむ・・なかなか人員がそろいつつあるじゃなイカ!

ところで、レイラにしてもだが、ジャージ姿の方がスカートよりいいなぁ〜とか思ってたのですが、
連れ去られそうになる佐倉ちゃんの足がとてもよかった。スカートもよいものだな!



第27話・生き残り戦  (2010年 34号)


形の意味を知り、熱が入る半座。形には貫手もあるのね。

来月はIH予選があるとのこと。男子団体のオーダーは普段の稽古から吟味して決める。
こう聞いては熱くなる者がでるのは無理も無い。特に前の練習試合に出れなかった一年。
あの練習試合は出れなかったものにも大きな影響を与えているようですなぁー

穂波嬢は、今年の一年は覇気がないみたいなこと言ってたけど、あるじゃあないですか。立派に。
自分が出るんだ!と盛り上がる、半座含む一年生達。その半座に対する悪い知らせが・・?

この間チンピラをぼこったことですかな?正当防衛とはいえ、拳をふるったのは確かだしなぁ。
当事者である佐倉ちゃんのとりなしでどうにか穏便に済んでいただきたい。
どうでもいいが、電話を取る先生がなんだか良い感じ。色気がある。



第28話・汚れた拳  (2010年 35号)


半座が校長室に呼び出される。やはり先日のことのようだ。
ああ、見かけた人からの通報ね。さすがにやられた奴が通報するとは思えなかったわいな。
しかし、通報した奴も何を見てたんでしょ?思いっきり人助けしている絵だったのに。

それはともかく、半座はあっさり乱闘したのは自分と認めてしまう。
部の連帯責任。こいつは重いぜ・・本当にそんな結果になったら半端なく重い展開になる。ナンバ並。

さて、佐倉ちゃんの行動によってどういう結果になるか。
って言う前にまた乱闘を起こしそうな状態に。
ここは誰かが止めにきてくれるはず・・誰が来てくれるだ?
同じ空手部員じゃ手が出せないのは変わらず、意味がないしなぁ・・ヒロナオさん、早く来てくれーッ!!



第29話・バカ拳士  (2010年 36+37号)


半座がケンカしたことを知り空手道部に衝撃が走る。慌てる一年生達。
そこで佐倉ちゃんの発言。護る為の戦いであったのだ。
番場さんのわかっていたぜ、みたいな表情がよい。格好いいッス。

すっかり拳士が板についた半座。普通の喧嘩もできない状態であります。
そんな半座を助けに現れたのは・・ヒロナオさん!ではなく青柳さんだ!

素足に靴というスタイルだがカッコイイ。当ててはいないもののこれはビビル。
しかし、相手が引かなかったらどうするんでしょう?青柳さんも喧嘩はできないっしょ?もみ消すのかッ!?

というか、穂波嬢を救って喧嘩したのも青柳さんなんですかねぇ?
先生の話すタイミングからしてそうっぽいけど。
まあ、それならば3年生の部員が青柳さんしかいなさげなのもわかる話である。一度部なくなったのかぁ。
しかし、そうなると穂波嬢は2年あまりであそこまで強くなったのか・・恐ろしい。



第30話・仲間  (2010年 38号)


青柳さんもかつて事件を起こし、空手道部を廃部においやっていた。
でも青柳さんは言ったね。仲間も護れねぇ拳ならいらねぇってさ。
これが護るための拳というやつか!あまりの迫力にチンピラたちも逃げ出す。
ようするに、アレだ。目撃者がいなければ何の問題もない!ということですな。

青柳さんに助けられた半座は部室に。謝罪する半座と、それを許す一同。
穂波嬢も、人の為に体を張れる奴は大好きだぞと言ってくれる。これは赤面する。
しかし、今週の佐倉ちゃんも可愛かったですなぁ。

さて、部を護るために、菅野先生も大人のマジックを見せてくれるらしい。
大人の女性の交渉術というわけですな!
取り出しますのは、過去のセクハラ写真。いやぁ、これは問題だ。
新たに色仕掛けでもしてくれるのかと思ったが、そんなことはなかったぜ!まあ、とりあえず不問になってよかった。


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