蒼天紳士チャンピオン作品別感想

範馬刃牙
第190話 〜 第208話


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範馬刃牙 23巻


第190話/あの言葉があったから・・・  (2010年 6号)


先週に引き続き、栗谷川さんとお話。ようやく作者が風呂敷を畳みつつあるとのこと。
とか思って油断してると別の風呂敷を上から広げて被せてくることもありえるから怖い。

ともかく、今回は父との戦いは仇討ちではないということをハッキリさせたわけですな。
まあ、刃牙が思いっきり父親をリスペクトしてるのはこれまでの言動からも明らかでしたしねぇ。
それにしても、こんな重い話を聞くとはなしに聞かされて喫茶店のマスターも大変ですな!

「調子良すぎだぜ」「クリさん」

調子に乗っているのはどっちかッ!



第191話/そっとして・・・  (2010年 7号)


徳川のみっちゃんは財界の頂点に君臨していた!そこまで凄いとは知らなかった。
総理大臣、波斗山征夫は座布団に座ることも許されずただ平伏していた。
30億の個人献金・・まあ、この総理にとってはそこまでの額ではないかもしれないが、
みっちゃんの気迫に押されてか汗をかきまくり。とても小さく見えるぜ・・

オチはアメリカが範馬勇次郎個人に友好条約を結んでいるという知らせ。
それよりも、前にやった大統領が宣誓をしている図柄の方がショッキングであった。
マカオでのギャンブルで頭を撃ち抜かれそうになったりして忙しかっただろうにのう。



範馬刃牙 24巻


第192話/腕力家  (2010年 8号)


まさかの、先週につづいての政治家による範馬勇次郎談義。
今回は主民党の幹事長「大沢一郎」と総理大臣「波斗山征夫」の会話だ。

波斗山「そんなバカな事が・・そんな理不尽がまかり通るなんて・・」
一郎「総理大臣のあなたは――知らなくてもよかったことです」

発言の一部を抜き取ってみたらえらいことになりました!どうしよー
まあ、実際の人物とは関係ないですから大丈夫大丈夫。
この首相は、この手の発言はよくされてそうだなぁと思われる。
貴方は知らなくていいとか、貴方は何もしなくていいとか、御輿は軽くてパーがいいとか。
まあ、実際の人物とは関係がなく、このキャラクターがそう見えるという話なんですがね!

それはそれとして。
勇次郎が狙撃されない理由に、アメリカとの友好条約があるから〜という説明はどうなんだろう。
これでは、勇次郎が暗殺されないための保身として友好条約を結んでいるように聞こえる。



第193話/イマジネーション  (2010年 9号)


妄想で地震かと思えるほどの揺れを起こす事だってできるぜ!迷惑な話である。

そしてラスト。勇次郎がみっちゃんの健康を気にしている・・?
あおり文も凄い戸惑っているが、こっちも戸惑う。一体何が始まるんです?



第194話/特殊能力  (2010年 10号)


勇次郎が自分の身体を気遣ったことに激昂するみっちゃん。
対立概念には一切に差別無く、我が子から国家権力まで容赦ない。だからこそのOgre
といってますが、我が子でも血が薄いのと濃いのとでは扱いがかなり違いますよ。
薄い方はほぼ放置なのに、濃い方は恋人との情事中に乱入してきたりしますからなぁ。迷惑だ。

そしてみっちゃんは血を吐いてダウン。勇次郎は視界に入るもの全ての弱点が見えるという紹介でした。
ここで倒れることで、親子喧嘩のセッティングが遅れるという流れですかね?

そして、烈さんがボクシングジムに入門・・!?
また中国拳法捨てるんですか!?あおりもビックリしている。
また巨大烈海王が現れて一人問答して去っていったらどうしよう。



第195話/拳闘入門  (2010年 11号)


烈先生のボクシング入門編。ちゃんと選手としての指導を受けたいとのこと。

「靴を脱いで上がんな」
「私が靴を脱ぐということは、ボクサーがグラブを外すということに等しい」ズカズカ
「いいから、靴を脱がんか〜ッ!

靴を脱がない烈先生はサンドバッグを破壊。正式な指導を受ける約束を取り付ける。

これはあれか。ボクシングつながりで現在苦戦している一歩に対してのメッセージだな。突破口は寸剄。
本当にマガジンで、烈海王の寸剄を思いだせッ!噴破ッ!サル撃沈。なんて展開になったら・・
普通にポカーンとしてしまいそうだな。

そして、意識を取り戻したみっちゃんが末期の願いを紅葉に・・伸びるかと思われた親子対決が始まる・・のか?



第196話/事切れる前に・・・  (2010年 12号)


徳川のみっちゃんは吐血したことで弱気になっているのであろうか?
紅葉の様子を見る限り、すぐにどうにかなってしまうことはなさそうですが・・

「もたもたするんじゃないッッ!」

ベッドに腰掛けて大声を張り上げるみっちゃんの姿はとても健康そうで。
野郎、これを機会にいろいろムチャをやろうとしていやがりますな?血を吐かなくてもいつかやるつもりだっただろうけど。

みっちゃんの夢の内容はさておいて、ボクシング入門した烈先生。
所属したジムにはスーパーウェルター級のチャンピオンがいた。次に世界戦を控えているという。
烈先生も王者がいるジムということを見越して入門したのだろうか?
と思いきや、その王者とのスパーリングを烈先生拒否。

「あの人の力量では、わたしが全力を出せないのですッッ」

スパーリングと言ってますでしょうに。全力で相手してもらっては困ります。
それにしても、この烈ボクシング編はどういった展開と終わりを迎えるのかさっぱり読めませんな。



第197話/堂に入る  (2010年 13号)


ボクシングと拳法は違う!
拳を使用する以上はボクシングもまた拳法!
うむ、これは烈先生のほうが正しい気がするな。言葉的に。

しかし、これは烈先生が中国拳法の使い手だったからでた言葉遊びである。
拳を使うから、ボクシングもまた空手!とか、ボクシングとは素手喧嘩だ!とか言われても困る。

ともかく、口で言い勝った烈先生は実力も示してみせる。
足をべたづけにして腰を落としたボクシングスタイルとは言えぬ構えである。
相手が殴りかかってきたからカウンターで仕留めれたが、動かなかったらどうするんだろう?
いや、どうとでもしてくれそうな気はしますけどね。すり足で近づいてもいいわけですし。

しかし、本当に烈先生は何をしに来たんだろう?ボクシングの新たな形を見せてやるというのだろうか?



第198話/個性=オリジナル  (2010年 14号)


チャンピオンを一撃で倒した烈先生は壁に向かって稽古中。まったくボクシングはしていません。

コーチ「ボクシングを習いに来たなら、ボクシングをやらんかい!

ものすごく正当なお言葉であるが、烈先生は反論する。
闘って勝ったのだから私が正しい!言うことを聞かせたかったら、強力なボクサーを連れて来い!
見事な蛮勇意見である。闘うものとしては正論かもしれない。
しかし、ボクシング習いに来て、まともなボクシングは不要というのはなんともはや。

チャンピオンは世界中のボクサーを敵に回したぜと言ったが、なにをいまさらである。
烈先生はあらゆる格闘技は中国拳法の後ろにあるとケンカを売りまくっておられるからのう。
しかし、相変わらず何をしに来たのかわかりませんな、烈先生。

一方、主人公は片腕を失った克巳の元に。克巳は片腕になったことは個性であると思おうとしている。
ポジティブに見えるが、失ったことを考えて沈まないようにしているのかもしれませんなぁ。
そんなところに現れた刃牙。また傷口に塩を塗りこんでくれるかもしれませんなぁ。



第199話/新たなる境地  (2010年 15号)


克巳のトレーニング中に乱入する刃牙。出入口が閉まっていたので9階の窓から進入したとのこと。
窓が開いてなかったら破って入るつもりだったんですかね?
父親と戦うことについて、同じく偉大な父親を持つ克巳と語らいたいと思ったのでしょうか。

そして、みっちゃん。病巣が至る所に転移している。むう、元気そうに見えたがやばいことになってたのか。



第200話/天命  (2010年 16号)


徳川光成の天命とは・・結婚相談所!E〜ッ。
世界中に散らばる戦いたい奴らを引き合わせるのが課せられた天命!ああ、そういうことか。
しかし、これは再びトーナメントをするという流れですかね?
そう思わせてリーグ戦だったりして。1日で数十人の総当り戦!怪我とか残りまくりの壮絶な戦いだ。
終わるまで何年かかるかわからなくなるな。

さて、話は烈先生の方に。烈海王は、ボクシング技術を使わずに中国武術でノシあがるとのこと。
ボクシングを習いたいと言ってきたのは嘘か!

そんな烈先生にジムから刺客。烈先生も本気を出せるヘヴィ級黒人ボクサー登場。
といっても、そのヘヴィ級チャンピオンのアイアン・マイケルより強いとは思えないしなぁ。
また彼ではダメです!チェンジ!とか言われたりしないものだろうか。



範馬刃牙 25巻


第201話/強きを求めし者  (2010年 17号)


板垣恵介画業20周年記念!
ということで、刃牙の特大号でございます。刃牙の特大号自体は定期的にやってる気がしますな。
チャンピオン表紙の刃牙さんはかなりのイケメン。普通にカッコイイと思えました。
でも、2ページほど開いた全身図では微妙な表情をしている。決まらないヤツだ。

さて、まずは20周年を記念してチャンピオン同士を代表し、水島先生、浜岡先生のコメントがカラーで掲載。
山田VS刃牙!夢の対決が実現した!しかも山田のデスバットが折られると言う衝撃の展開である。
さらに浜岡先生はさすがの刃牙好き。いろんなキャラクターを描き上げている。というか、マイナーなのがいるなぁ。
楊海王とか、ゲバルの部屋にいた巨人(名前忘れた)とか。
それにしても、主役がパンッされているところを選ぶとは・・この技、板垣先生もなかったことにしてる気がする。

さて、本編です。
烈先生の相手をするのはバリバリのヘヴィ級ボクサー。3年前まで軍人だったそうな。
なるほど、元々ここに通っていた関係で来ているわけですな。
何か力を持っているジムで強力なボクサーを次々刺客にできる・・なんてことはなさそうだ。虎の穴みたいな

で、今回の黒人ボクサーとの対決ですが、まずはヘヴィ級の一撃が突き刺さる。
あの魔拳、烈海王が吹き飛ばされた!周りもざわめく。烈先生も逸材と認めてくれる。

でも、ボコられました。
パンチに頭を合わせて左拳を粉砕され、さらにガードした左上腕骨をヘシ折られる。災難なことだ。
黒人ボクサーの左腕が完全に破壊されている。これは、片腕という個性(オリジナル)を持てということであろうか?
まあ、徹底的にやることで、もっと強いのを早く連れて来いとアピールしているのかもですな。

ところ変わってニュ−ヨーク。
勇次郎とストライダムの食事。このステーキはでかいな!

ストライダム「なんと刃牙は君と――」

一体何を言ったのだろう?勇次郎がものすごい勢いで青筋立てて怒髪天である。
愛し合いたいとでも言ったか?いや勇次郎ならその手の発言はむしろする側であるし問題はないはず。
将棋で決着を着けたい!とでも言い出したのだろうか。それはそれでプロレスチックだ。これなら怒るか?うむ、わからん。

ここで、他紙の先生たちからもお祝いのコメントが寄せられています。
井上雄彦、増田正人、高橋ヒロシ、高橋留美子、原哲夫、
福本伸行、南勝久、森川ジョージ、山本英夫、山内雪奈生
(敬称略)
それぞれ刃牙のキャラを書いたり自分のキャラを書いたりとバラバラにコメントが寄せられている。
原先生が描いているのは刃牙なのか、自分のキャラなのかわからない。シャツの感じが刃牙っぽいが。



第202話/家族団欒  (2010年 18号)


今回の範馬刃牙には参った・・爆笑させられてしまいましたよ。
あまりのことに、最初のページの勇次郎のナイフの曲がり方おかしくない?とかのツッコミもどうでもよくなった。

先週話題になった、刃牙が勇次郎を怒らせたセリフ、それは。
「親子でゆっくり食事をしたい」
だった!な、なるほど〜
範馬刃牙と範馬勇次郎が食卓を囲む異常さ。想像してみるがいいッッ!

その不自然さを!!!!

す・・凄ェ・・!なんだ、この不自然な光景はッ!
さらに刃牙さんの一人芝居。親父のマネうまいですねぇ。
そんな刃牙をたしなめるストライダム。むう、なんかこの2人の光景の方が自然に親子に見えるぞ!

刃牙「たまには親父にも飯ィ炊いてもらわなきゃなァ・・
ストライダム「世の中何が起こるかワカらない――が、それだけはないッッ!
勇次郎「飯炊きかぁ・・

まんざらでもなさそうだーッ!

ストライダムは長年勇次郎とつきあっているが、まだわかっていないらしい。
勇次郎は親バカである!刃牙も自身は気づいてはいなかったかもだが、親父ラブな面が見えてました。
血の薄いジャックは双方から酷い目に合わせられてるけどね・・

ストライダム「そんな範馬勇次郎が、いったいどこにいると云うのだ」

浦安にはいるかもしれませんな・・

次回はうまい飯を作るために各地をめぐる勇次郎か。このメフンを作ったのは誰だ!店主を呼べとか暴れ出すのだろうか。
刃牙は刃牙で料理経験がありますしねぇ。親父との食事のために腕を磨こうとするかもしれない。
梢江が作ったスープにケチをつけるとかしてくれそうだ。このスープはできそこないだ、食べられないよ。とか。
親子の料理対決が楽しみです!



第203話/緊急有識者会談  (2010年 19号)


前回の続きで料理関係かと思いきや、政治的なお話。
というか、米国大統領の極秘の来日。普通に政治的な話なら来ることはなかったでしょうが、今回は別だ。
大統領はオーガの熱狂的なファンである。今回は自分のコレクションを見せびらかすのが目的のひとつなのだろう。

主民党本部で幹部連中が大統領を迎えて相談。議題は範馬親子の親子喧嘩だ。
しかし、大沢一朗以外は範馬のことをよくしらないようだ。情報収集がなってないぜ。
そして、話の最中で大統領のコレクション披露タイム。

「わたしがオーガにやらせたのだ

クス・・クス・・
誇らしげな大統領。震える主民党幹部。
調子に乗った大統領の前に現れたのはオーガ当人であった。合掌。

さて、オーガは何をしにきたのか。親子対決にあたって、食材の調達にでも来たんでしょうかね?



第204話/親子宣言  第205話/美しき打拳  (2010年 21+22号)


今週は刃牙3倍祭。このところ定期的に見かける気がするぜ!
というわけで、先陣はオールカラー袋とじで花山薫が登場・・ってちげェ、誰よコレ!

いきなりツッコミから始まるとは斬新だな。
元々は花山薫と一緒に遊んでたころに呼んでた名前が”チームガンダム”
それが柴千春率いる暴走族と組み合わさって厳駄無連合ができあがったという。
それにしてもこの柴千春はイケメンである。マイケルに殴られた後の整形が美味く行き過ぎた説もあるが・・
ってこれは過去の千春であったな。

ところで作者は復帰する気があるみたいだけど・・とにかくちゃんと完結させてください。無茶な流れでよいから。

さて、本編の1本目です。
屈強そうな男達を気絶させて範馬勇次郎が現れる。気絶した連中は全員正座状態&失禁だ。なんという辱めか。
そして勇次郎は怒っていた。オズマのコレクションを粉々にし、もう一度宣言を繰り返させる。

勇次郎「政に身を置く立場にありながら、雁首揃えて一民間人の家庭問題に関わらんとすッッ!」
オズマ「君たち親子の衝突は――国家間の衝突、すなわち戦争に匹敵する」

勇次郎の怒声に、オズマは偽りなき言葉を述べた。勇次郎は満足した。えっ?それでいいのかい?
視界に入るなといいのこして去っていく勇次郎。

実のとこ、結果がでたあとはともかく、対決自体が戦争に匹敵するのは大げさすぎやしませんかね。
2人が戦うことで天が割れたり地が割けたり音割れが大量発生したりするというならともかく。
でも、オーガを追いかけてる人工衛星が激しくぶれたり、地震が起きては止められたりはしそうですよね。大混乱じゃん!

本編の2本目。
こちらは烈先生の方の話。なんだか順調に烈海王ボクサー編の話が進んでるな。それもどうなんだろう。
成田空港にカイザー現る。こ・・これが、キノコ水原の成長した姿か!違った。
カイザーはケンカを買いに日本に来たという。買ったのはカイザー売ったのは烈海王だ。

その烈先生は稽古中。ボクシングとはおよそかけ離れた内容である。
しかし相変わらず凄い筋肉だ。背中の起こりとかとても美しい。
カイザーも同様の感想を抱いたようだ。とてもビューリホー。40年やってきたというプロモーターも関心。
そんなカイザーがチカラを見せてくれと頼んでくる。逃げずに、と。挑発だ!
烈先生はそんな挑発に堂々と応じ、つけたグローブを一度の突きで突き破るという、文章で表し難い技を見せてくれた。
あえて文章で表すなら、激しい動きにより、厚手の布から美しい素肌がはみでて来たというところだろうか。
この露出プレイにはカイザーも思わずうなる。ビュ・・ビューリホー・・やはりカイザーはカイザーだった!

なんといいますか、強者はパフォーマンスにも優れているということなんでしょうかね。
勇次郎も、瓦を割って力を見せろと言われたときは素直に割りましたしね。なるべくド派手に。
まあ、今回の勇次郎VS烈のパフォーマンス対決は烈先生勝利ということですな。次回の見せ技に期待したい!



第206話/皇帝  (2010年 23号)


カイザーに見事チカラを見せ付けた烈海王。だが、烈先生は悔いていた。
派手なアピールをしやすいように簡単なグローブを選んだことを卑怯に思っているらしい。さすがに常人とは違うな。
その行いに恥じた烈先生。今日でボクシングは辞めようと考える。
しかしカイザーは大いに気に入ったようだ。逃げ出したくなるようなモンスターとの戦いを約束してくれる。

というわけで、烈海王はアメリカ合衆国に旅立つ。コーチと共に・・あれ、何、巻き込まれてるんっすかコーチ。



第207話/家庭料理  (2010年 24号)


今日も刃牙は親父とトレーニング。そして、親父が作った朝食をいただき、味に文句をつけて喧嘩に・・
失礼ですが、何をされているんですか?
親子喧嘩のイメージトレーニングということなんだろうが、これを日常にしだしたら普通に危ない人である。

せっかくだから母親もイメージしたらどうだろう。一家団欒だが、これはイメージし辛いな。
あんまり幸せな光景を想定すると実体化しないかもしれんし、できたらできたで引きこもりそうだ。

家を出る刃牙に問いただす梢江。久しぶりに出てきたから名前これでよかったっけとか思ったり。
梢江は誰か泊めてるんじゃないかと言うが、どうしてそう思ったんだろう?
家庭的な匂いを感じたんだろうか。イメージで雰囲気まで生み出し外に匂わせるとは大したもんだ。

さて、最後のページは街をうろつく渋川老。松尾象山のように暴れておるのだろうか?



第208話/火事の鉄則  (2010年 25号)


徳川さんと栗谷川さんが地下闘技場で語り合う。
栗谷川さん曰く、喧嘩をしたのはせいぜい2、3回とのこと。
割った電灯で脅しをかけたりするのは喧嘩のうちには入らないということなんですかね。

まあ、闘技者が闘争心を抑えきれないというのはわからないでもない。
でも、街のチンピラ相手にするのもいかがなもんだろう。実践の雰囲気をいつも感じたいのだろうけど。
闘う時間より逃走する時間の方が長そうだ。

ともかくそんな不自由している闘技者達に闘いの場所を与えようとするのが徳川さんの役目、天命である。
またトーナメントですかねぇ。思い切ってリーグ戦にしてしまえば10年以上できるぜ。



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