蒼天紳士チャンピオン作品別感想

クローバー
第179話 〜 第205話


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 各巻感想

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連載中分


クローバー 21巻


第179話 猪塚守  (2011年 2+3号)


帰国子女は人気満点。ストリートに載っている写真はなかなかカッコイイ。
でも制服着るとなんか微妙に見えるんだよね。なんだろ。老けてんのか?
さて、芸能界入りするという話もあるその男をよそに、メイちゃんはオッサンとデートの予約。
OKされたオッサンことケンジは大慌てでトモキに相談するのであった。微笑ましい。
前もって準備はしていたが、うまくはいかない。そんなもんさ。
でも、まあ。メイちゃんはかなり惚れ気な感じなので、自然体でいればよいんじゃないかなー

で、帰国子女の話。
なんか悪さして2年ほどイギリスに逃げていたらしい。
芸能界入りしようという人間の悪さか・・なんかリアルな感じでイヤッスね。



第180話 ドキドキが止まらない  (2011年 4+5号)


イケメン帰国子女は喧嘩も強かった。こりゃ、やられた方はたまりませんな。
それはともかく、ケンジとメイちゃんは2人とも同じようなポーズでボーッとしていた。
本当に仲の良いことですな。付き合ってしまいなよ。オッサンはいいよ。オッサン。

サヤカちゃんにいじられて赤面するメイちゃん。
そのメイちゃんに目をつける猪塚守。簡単じゃない女が好みなんですね。
まあ、基本クローバーでは女の子にひどいこととか、えろひどいことはしないはずなので安心。
早いところケンジの活躍でぶっ飛ばされる帰国子女の姿が見たいなー



第181話 やけ食い  (2011年 6号)


ヤケ食いしてるメイちゃん可愛いッスね。
ナンパ男は無理というメイちゃん。海の家でも、よく声とかかけられたりしてたんでしょうなぁ。
しかし、難しい女でないとつまらないとかヌカス男だったりするのよね、この猪塚守は。

ところで、今回の主人公サイド。
ハヤトと真木が普通に仲良く釣りをしていておののく。
リリースせずに料理して、いただくところまで描いてほしかった。釣り漫画としては。



第182話 面接  (2011年 7号)


往来でオッサン楽しみだなー。オッサンオッサンと呟く眼鏡っ娘は怪しすぎる。
ケンジとイチゴちゃん再会。見事なオッサン2人である。

4人で喫茶店にいるところに、猪塚守と取り巻き登場。
オッサンをネタにして笑い話にしている。こいつは気分がよくないな。
取り巻きの女子達は面はいいのに、喋り方が妙に乱暴な感じ。
絵を差し替えて、不良達にしても違和感がなさそうだ。

あまりにもしつこい連中に、メイちゃんがキレてしまったのか、詰め寄る。
さすがに眉毛が太めなだけに、男らしいッスねメイちゃん!ヨイヨヨイヨ。



第183話 目撃ケンジ  (2011年 8号)


ブチギレ状態のメイちゃんが物申す!
顔にトーン貼った状態のメイちゃんは迫力あるなぁ。そりゃケンジも怯みます。

しかし、この状況。男としてはなんともし辛い。
なんて言ってやればいいのか想像がつかない。暴力振るうのも違うだろうし。

恋愛経験者のトモキのアドバイスを受けて、ケンジが動く。
直接会って仲直りするぜ――えらい現場を目撃してしまったーどうしよう。

というわけで、うなだれて帰るケンジでありました。それはダメだろ。
ここは、オレのスケに手を出すなと突っかかっていっても許されるシーンであったのに!



第184話 お幸せに  (2011年 9号)


メイとケンジの状態は非常に思わしくありません。
ゴメンなさいメールを送ったメイちゃん。ケンジの返事は「お幸せに」の言葉のみ。
うむ、なんとも皮肉気な話でございますな。ケンジらしくもない。

ケンジが学校を休んでいるのを心配したハヤトとトモキがお見舞いに。
久しぶりの男みつどもえだ!

ケンジは公園にいた。ハトに囲まれて黄昏中。燃え尽きてるなぁ。

ケンジに話を聞いたハヤト。そりゃ弄ばれたんだなとバッサリ。
軽い感じで言っているハヤトであるが、内心では怒っていたようだ。相変わらず友達思いですなぁ。

とはいえ、女性にいきなり暴力を振るうほどハヤトは非紳士的なヤツではない。
ことの真相を確かめるべく、イチゴちゃんの下に向かう。
おや、イチゴちゃんの母親久しぶり。

珍しく?ハヤトの行動が解決への最短距離を進んでいる様子。
頑張って、メイちゃんとケンジの仲を取り戻させてもらいたいものです。



第185話 間違い  (2011年 10号)


仲良しカップルのイチゴ&サヤカ。すっかり夫婦のような状態であるな。

ハヤトは魚の食べ方がキレイ。バス釣りだと食べずにリリースしているような。
一応食えるらしいから、ハヤトも釣ったら食べようぜ!

ともかく、メイちゃんの話を2人に聞く。どうやら誤解があったんじゃないかということを聞けた。
なので、ケンジに伝えようとする。いいやつだね、ハヤト。
でも、そのまま伝えるのもあれなので、嘘をついて驚かそうとする。ダメなやつだね、ハヤト。

行動はよかったのに、肝心なところで締まらないのがハヤトですなぁ。
まあ、何にしてもケンジは元気がでたみたいでよかった。早いところイケメン殴ろうぜー



第186話 とにかく謝ろう  (2011年 11号)


ケンジが携帯を破壊してしまったので、電話は通じません。
そんなことは知らないので、電話に出てくれないことに悩むメイちゃん。
そこに迫る猪塚守の魔の手。うまいことを言って家に誘い込む。

ケンジはハヤトとトモキを連れてメイちゃんのもとに向かっている。
間に合うのか?というか、家は知らないだろうし、どうなるのやら。

で、家に誘い込まれたメイちゃん。騙されていたことを明かされる。
ていうか、イケメン的にこれはどうなの?
やってしまえば後はどうとでもと考えているのだろうか。これだからイケメンは。

メイちゃんは男らしいので、腕を掴まれても怯みません。
放して、じゃないぜ、放せ、だぜ!
そして噛み付きも行う。女でも効果的にダメージを与える技だ!
これにはイケメンもたまらず突き飛ばす。そして、突き飛ばされた先は・・・
ってヤバイヤバイ。この角度はサスペンス展開にしかならない角度だ。

たいした怪我にはならないように今から祈っておきます。ナムナム。いや、この祈り方は違う。



第187話 ケンジ走る  (2011年 12号)


高校の前でキョロキョロしているケンジはどうみても不審者である。
道路に寝転んでいるハヤトも怪しいことこのうえない。

メイちゃんが猪塚守のマンションに行ったと聞き、そこに向かう一行。
そのマンションでは、メイちゃんが動かなくなっていた。うわぁ。

一応生きてはいるらしい。が、昏睡状態のようだ。あぶない状態だな。
でも、誰もいなくなったら自動的に蘇生したりして。
メイちゃんいわく、武の勝利ってことだ。すごいッスね中国拳法。

猪塚守はこれから芸能界デビューを控えた身なので、救急車を呼んだりはできない。
こんなとこでこけるわけにはいかないんだよ。
だったら少しは自重しろよ。売れたら一瞬でスキャンダル起こしそうなやつだ。

仲間に欠片も信用されてない猪塚守。自業自得ッスね。私でも信用しない。
ともかく、どこかに捨てていこうという話になる。
メイちゃんを乗せた車が出ようというところで、ケンジたちがやってきたぜ!

さて、次回はどうなる。メイちゃんを無事に救い出せるのか!?
イチゴちゃんはまた車に撥ねられてしまうのか!?
前に撥ねられたときと同じだ。だったらイケるぜ!とか言っちゃうのか!?前はダウンしてたから無理か。
ともかく、ようやくイケメンが吹き飛ばされそうな流れになりそうだ。期待期待。



クローバー 22巻


第188話 ケンジとメイと猪塚  (2011年 13号)


久しぶりの巻頭カラーでございます。
シックに決めた男達のカラー。真木もしっかり仲間入りしたようですなぁ。

さて、本編。
何がドンドンいってるのかと思ったら、サヤカちゃんが車を叩いている音でした。
メイちゃんといい、本当にたくましい子達だよ。

ハヤト達の隙をついて車を出すことに成功する猪塚守たち。
うまくいったと一息ついているが、なんだそのズサンな作戦は
ここでハヤト達を撒いても、メイちゃんを車に乗せているのはしっかり見られている。
もしここでメイちゃんの身に何かあったりしたら、通報されて終了でございましょうに。
イケメンの考えることはわからん。

ともかく、ケンジが車に乗り込んでいるので、話はまた違った展開になる。
メイちゃんも目を覚ましたみたいでよかった。

で、猪塚守。面倒ごとはもうこりごりなんで、お金で解決しようとか言い出す。
バカにしやがって。お前はボコる。お金はもらう。全て総取りだ!
なんてケンジはいいませんよね。イケメンの胸ぐらつかむぐらいです。
そのケンジとメイちゃんが集団に囲まれた。さて、この数相手にどうする?

強敵と戦って成長したハヤトならともかく、ケンジにこの人数はこなせるのか。難しそうだなぁ。



第189話 どこにいる?  (2011年 14号)


全部無かったことにしろ。誰にも言わないって誓約書を書け

イケメン様は何かぬるいことを言い出しましたよ。
誓約書があれば、訴えられても大丈夫とか思っているんでしょうか。
まあ、メイちゃんは男らしいので、誓約に縛られてしまうかもしれないけどね。

というわけで、交渉は決裂。喧嘩が始まる。
さすがのケンジもこの人数相手に1人では厳しい。

そんなところに、サヤカから電話。
どうにか、イケメンに気づかれないように場所を知らせるメイちゃん。
ここにきて、メイちゃんとイケメンの知能の差がでてしまったようだ。
次くらいには逆転激が見れそうですな。



第190話 はずしたか  (2011年 15号)


ケンジも結構強いが、さすがに15人相手にするのは厳しい。
思わずメイちゃんが止めに入る。誰にも話さないと約束すると言う。
しかし、ケンジはそれを止める。そんな奴の言うとおりなんてすることない!

おや、珍しくケンジがメイちゃんより男らしい。
起き上がったケンジがイケメンを殴ろうとするが、さすがにボロボロの状態では辛い。

ルックス、金、地位、花山君はオレに何ひとつ勝てねェな!

なんだか、周防君みたいなことを言っている。一方的な暴力とかソーチープだね。

どんどん最低男の道を走るイケメン様の前に、ハヤト達がやってくる。
これで安心でございますな。雑魚はハヤトとイチゴちゃんで片付けてくれるでしょう。
ケンジは安心してイケメンを吹っ飛ばすのだ!



第191話 いくぞオッサン  (2011年 16号)


ハヤト達がようやくやってきました。
しかし、人数的に有利なのでまだ余裕な表情なイケメン。
メイちゃんと、何もなかったってことで話はついたといいだす。
確かに、言ったけど、それで済むわけないっしょ。

サヤカちゃんも言っているな。あんたバカなの!?

バカなイケメン様はまだ自分が優位に立っていると思っているらしい。
喧嘩が表ざたにならないと明かしてしまう。
ならば、問題はないですな。久しぶりにジェットコング解禁だ。
さすがの力で暴れまわる。
しかし、ここはクローバー世界。
しばらく戦わないでいると戦闘力が落ちる世界だ。
昔のジェットコングなら15人くらい楽勝だっただろうになぁ・・・

というわけで、ハヤトも参戦。さて、一気に雑魚を蹴散らしてイケメン焦らせてくださいな。



第192話 無敵の2人  (2011年 17号)


15対2ですが、この2人じゃ負けるわけがありませんわな。
わざわざ強い順に倒していくという余裕だかなんだかわからない行為までしてくれます。

次々倒されていくというのに、状況が読めないイケメン様。
結局、オマエのためにボロボロになるまでケンカをする義理はねェよと去っていく。そりゃそうだ。

暴力が通じなかったので、次は金力だ。
1人10万で全部水に流そうとかいってくる。微妙に安く見られてね?
どちらにしろ、金で許される話ではない。
金はもらうが、ボコらせてもらうぜ!ってなレベルの話だ。

たった1人のオレを卑怯だぞ!
何をのたまいますのやら、このイケメン様は。今さっきまで15人で襲わせたくせに。
でもまあ、安心して欲しい。
やるのは、1人である。そう、ケンジだ。
ようやく、ケンジがイケメン様とタイマンを張れる状態になりました。長かったな。
ここでハヤトが空気を読まずに殴り倒したりしなくてよかったです。
なんだかんだで友人思いなハヤトですからね。気持ちを汲むぐらいはできたか。
さぁ、ようやくイケメン様ボコり祭りだ!



第193話 花山対猪塚  (2011年 18号)


ようやくイケメンとのタイマンが実現しました。
その状況でもグダグダいうイケメン様は本当にしょうもない人だのう。

男は誰でも、好きな女は自分の手で守りたいもんだ

イチゴちゃんの言葉は深い。
喧嘩なんてほとんどにしたことないトモキも頷いている。
実際、好きな子のために殴りかかったこともありましたしねぇ。

一応、イケメンも喧嘩はそれなりに強い。けど、まあ、結果は見えてますな。

オレの芸能界人生、こんなとこで転けるわけにはいかねェんだよ!

諦めろ。うかつすぎる君は、名前が売れたら速攻スクープされて終わるタイプだ。
というわけで、その顔面にケンジの拳が叩き込まれる。

オマエはクズだ!

そして、投げ捨てられる猪塚守。完全KOである。
一発殴られただけで済んでよかったな。運の強い野郎だぜ。
もっとボコボコにしてから倒してもよかったのになぁ。ハヤトにやっておいてもらうか?



第194話 勝負の日  (2011年 19号)


タイマン勝負で負けたイケメン帰国子女こと、猪塚守。
学校をやめてアメリカに行くことになったらしい。では芸能界デビューはどうなった?
遊びすぎでクビになってました。

顔がボコボコになろうがなるまいが関係ありませんでしたね。
派手に遊んで、大手の関係者に手を出したのが原因です。
しかも、そっち系の筋にも知り合いがいる事務所の娘だったらしく、日本にもいられない。
こりゃ踏んだり蹴ったりですな。ははは。

しかし、この男は懲りてません。いいきっかけだと考えている。

イギリスも日本もオレには狭すぎる。オレはアメリカでビッグになる!

ポジティブシンキングなのは正直うらやましいですな。
同情してあげる必要もないキャラでいてくれるのは正直ありがたいぜ!

イチゴ「ああいうバカはどこ行っても同じだよ

さすがジェットコングさん。見事にトドメをさしてくれました。そりゃそうですな。

そして、ケンジは勝負をかけるためにメイちゃんと会っている。
逡巡しながらもちゃんと告白するケンジはなかなか格好良い。
つきあいたいというケンジ。
急だね、と返すメイちゃん。
急かね?と疑問に思わなくはなかったけど、うまくいったみたいでよかったよかった。
男連中もどんどん相手が出来てきてますなぁ。ハヤト自身は恋人ができるようになるのだろうか。



第195話 秋祭り  (2011年 20号)


秋祭りに2対2のカップルデート。
ケンジってば、恋人ができたからって早速デート三昧であるか。羨ましいのう。
まあ、未だに緊張してるみたいですけどね。
逆にトモキ。流石に恋愛は先輩なだけあって慣れた感じである。羨ましいのう。

女の子達は、今日は美咲君はいないの?と一応気にかけてくれる。
もちろん、ケンジ達も声はかけました。のけものにすると後でうるさいし。
とはいえね、カップル2組に、あぶれた男が1人とか・・・みせつけようってか!
これはハヤトが正しい。
トモキは、ユイちゃんを誘えばいいじゃないと言いますが、別に付き合っているわけじゃないですし。
しかし、この時のハヤトの反応は実に微妙。少しは脈があったのか?
なんだか、ユイちゃんとの関係は全く進展しそうにない現状ですからねぇ。
というか、ユイちゃんの出番自体が少なくなっている。気づいたら他の人と付き合っててもおかしくないぞな。

というわけで、ハヤトは祭りには来ません。放っておいて楽しむ2組のカップルでした。

で、そのハヤトはいつものごとくバス釣り。いつものごとく釣れていないらしい。
親友2人に女が出来てしまっている状態だし、平常ではいられないのでしょうな。
しかし、そんなハヤトの側にも人物がいた。

心落ち着かせないと、釣れるものも釣れないぞ

ま・・・真木さん。
フロートで湖に浮かび、釣りを楽しんでいらっしゃる・・・

オマエはどんだけハマってんだ!
どこにむかってる!

フッ。コツ教えてやろうか?

ぜったいヤダ。
ていうか、なんだこの2人。いい感じじゃないかよ。
ハヤトも新たな親友が出来てよかったね。と思ったら、先に行かれている!
真木さんのハマりっぷりは流石に笑わざるを得ない。整備の仕事はどうしたんだ!
本当に、この作者は釣りが好きなんだのう。

さて、祭り側。
祭りの場ではケンカが始まっていた。火事とケンカは江戸の華!ケンカ祭りだな!
いえ、周囲は引いていますのでそういうのじゃないです。こんなとこですんなっての。全くだ。
ケンカしていたのは、天童志の矢原。
その矢原が謎の2人組みと争っているようだが、かなり押されている。
あの矢原が圧倒されるとは・・・見た目にも強そうな2人組。その正体は何者か。
せっかく日常を楽しんでいるのだから、ケンカはやめようぜ!
可愛い彼女持ちにこんなこと言われたら、逆にケンカになるかもしれないな!



第196話 ロン毛と坊主  (2011年 21号)


矢原のことはずいぶん噂になっているようだ。

矢原君やられたらしいぞ → やられてないよ → やっぱりね 
→ でもかなり押されてたよ → えーマジで!?

矢原はなんだかんだで強さは信じられているということなんでしょうな。
そんな矢原さんが真木のもとを訪れる。
その真木さんは久しぶりに仕事の風景。
と思ったら、釣り針を自作していた。フッ。フッ、じゃねぇよ。何してんだアンタ!

オマエ釣りはまりすぎだろ。

さすが矢原。俺たちが言いたいことをハッキリいってくれるぜ!

ともかく、ロン毛と坊主の、とんでもなく強い2人がやってきたことを告げる矢原でありました。
その2人は、スクーターの修理を頼みにバイク屋に来ていた。
修理には3日かかるということで、この街に滞在することにした2人組。
誰かを狙っているようだが、果たして誰を狙っているのか・・・?



クローバー 23巻


第197話 ボウズとロン毛が探しているモノ  (2011年 22+23号)


謎の2人組を大勢で囲んだ天童志。しかし、あっさり返り討ちにあいました。
ロン毛とボウズのデフォルメ絵がでてきましたね。
大勢でやろうとするのは気に入らないみたいな態度とってるし・・・実はそんなに悪い奴らじゃない?
街の人にモノを尋ねる時も丁寧なようですし。

しかし、そこに矢原は絡んでいきます。
矢原としても、大勢で襲ったりするのはダセェと思っているのでしょうな。
そのことについてはワビを入れる。
だけど、仲間やられたまま黙ってるわけにはいかない。

再び、祭りのあった神社まで戻りタイマンを始める。
今回はボウズの息も上がっているが、矢原は勝てずダウンしている。むう、残念。

ここで2人の目的が判明。六鬼會の真木を探しているらしい。
やっぱり真木さんが目的なのか・・・
今は六鬼會を抜けて趣味の世界に没頭しているんだからそっとして置いてあげて欲しいんだが。
でも、そろそろ誰か真木さんを止めないといけないかもしれない。
このままじゃ、日本一周釣りの旅に行くとか言い出しかねない。将来は釣り屋になるぜ!



第198話 ロン毛とボウズと六鬼會  (2011年 24号)


もうすっかり釣りキチな真木さん。
来ているジャケットもFISHERMANだ。
ロン毛とボウズにやられた矢原は真木さんに警告をする。
真木さんは本当に心当たりはなさそうだが、一体何が狙いなのやら。

その2人組みは六鬼會に当たりをつけた。着実に迫ってますな。

そんなことは放っておいて、釣りに邁進する真木さん。
やはりバスはリリースするんですな。食おうぜ。釣ったものはちゃんと食べないと立派な釣り屋になれないぞ!
ハヤトとも随分腕前に差がついたものであるな。



第199話 真木と坊主の過去  (2011年 25号)


謎の2人組の回想でございます。
ツーリング中にガス欠を起こした。ので相方はガスを買いに遠出。
坊主は待機中。このころは坊主じゃなかった模様。

暇していたら、物影で揉め事が起きていた。
そこでからまれていたのが、六鬼會時代の真木さんである。
怪我してる状態で多人数に囲まれてもビビルことのない真木さん。
その姿がかっこいいので坊主は真木さんの味方をするようになりました。
真木さんと2人で六鬼會の連中を退ける。

さて、コトが済んだのでさっさと帰ろうとする真木。それを止める坊主。
自分のところのチームに入らないか誘う、が、群れる気はない真木さんは断る。
坊主の名前は星寅男
真木さんとの過去は別に悪い出会いじゃなかったらしい。
では、今回は再びチームに誘いに現れたのかどうなのか・・・?
真木さんにフラれた坊主のもとに、六鬼會の京谷が現れる。ここでの悶着が後に響くのか?
なるべく真木さんはそっとしておいてあげたいとこなんですけどねぇ。



第200話 やっと会えたな  (2011年 26号)


坊主達は真木が働いている工場にまでたどり着いていた。もう時間の問題ですな。
真木さんは今日も釣りに行っているらしい。
工場の人は言う。

あいつは・・・ほら・・・釣りキチだから。
じゃなくて、1人が好きだからってさ。

一応言葉を選んでもらってるようですけど、もう立派な釣りキチじゃないっスかね。

過去の回想。六鬼會に囲まれた寅男。流石に多勢に無勢でございますな。
ここで六鬼會に対して因縁はついたが、京谷たちが捕まってそっちはどうでもよくなった感じらしい。
だけど、真木のことは気になるようで。
時がたって再び真木のことを噂に聞いた寅男。とりもなさず、会いに来てしまったと。
というわけで、ついに出会ってしまいました。

過去の話はわかったけど、どういう考えでやってきているのかは未だ不明。
単に懐かしんでいるだけなのかどうなのか・・・
どうでもいいけど、真木さん、一人が好きとか思われてるけど、ハヤトといる時間は長いですよね。



第201話 スッキリさせろ!  (2011年 27号)


ついにやってきたボウズとロン毛の2人組。
寅男は真木に六鬼會なのかと問う。
前は属してたけど、今は抜けてるから違うよっと。

真木さんは群れるのは好きじゃない1人でいるのが好き。
それなのに六鬼會には属していた。言っていることとやっていることが違うじゃないかという寅男。
まあ、真木さんにもいろいろ事情があるんですよ。面倒だから説明しないけど。
それともあれですか。
1人が好きなのに、ずっとそいつと一緒に釣りしてるじゃねぇかと言いたいんでしょうか?
そう言われると確かに。言っていることと違うな!

話しながら石を放り込む寅男。魚が逃げるだろうがとハヤトに怒られます。
まじめな話に割り込むハヤト。ちゃんと言うことを聞く寅男。何だこの空間。

それはそうと、寅男の述懐。真木京蔵は六鬼會の中心メンバーだった。
それを聞き、なんだかすげえ裏切られた気がした。
それ以来、ずっと心にモヤモヤしたものがあるという。
わかるようなわからんような話だな。それだけ真木を気に入ってしまったということでしょうか。

とりあえずスッキリさせろ!と殴りかかる寅男。
矢原のこともありますし、真木は珍しく応戦する構えになりました。
ようやくガチの戦いになるのか。
ケンカが終わって日が暮れて。で、また釣り仲間が増える展開になるのかとドキドキです。
寅男も、真木とつるみたいのなら釣りを覚えるのが早道だぞ!



第202話 真木対寅男  (2011年 28号)


わざとではなかったが、結果的に矢原にウソをついたことになってしまった真木さん。
ケジメをとるために、珍しく自ら拳を振るいます。
寅男もさすがに強い。あの真木さんと互角に渡り合っている。

釣り場があらされて吠えるハヤト。本当に空気なんて読む気はないらしい。
なのでロン毛さんに殴り倒されてしまいました。まあ、うるさいしね。

真木と寅男の殴り合いは続き、池の中にまで入っていく。
なのでハヤトは倒れてる場合じゃねぇと起き上がり説教する。

なんでこいつ、もう起き上がってきてる?

釣り人ですから。なんて理由じゃないわな。
ロン毛とハヤトの戦いも勃発しました。こりゃ、もう今日は釣りは無理っすよね。
でも、前も散々喧嘩した後に釣りに興じたりしてたし・・・なんとかなるさね。



第203話 モヤモヤ  (2011年 29号)


売られたケンカは買います。
というわけで、ハヤトとロン毛も戦闘開始。
2組のケンカが始まった。

そして、日が暮れたころ。
気絶した寅男とロン毛が目を覚ました。あっさり勝負ついたみたいですね。
ちなみに、その後、気絶した2人を放っておいて、真木とハヤトは釣りをしていたらしい。

ハヤト「今日釣れなかったのは真木!オメエのせいだぞ!」
真木「オレは釣れたぞ

やはり、2人の釣りの腕には格段の差ができているようだ。ハヤトももっと頑張れ。

真木は矢原に、借りは返しておいたと報告する。
なんだかんだでこの2人もいい関係ができあがっているな。

そして、バイク屋。修理は済んでいるので、取りにきた2人組み。
相変わらずバイク屋に遊びに来てた真田と菊池が絡む。
ここで、真田の口から真木と六鬼會の説明がされる。
ようやく真相を知った寅男。胸のモヤモヤはすっかり吹き飛んだようであります。

最初からこのこと聞いていればよかったのに・・・まあ、回り道も人生だ!
それよりも、最後まで名前が出なかったロン毛が気になる。
かなり強い部類のキャラなのに、名前無しのまま去るとは・・・新しいな!

といいつつ、来週はロン毛の用事に話が移ったりして。
そして、新しい相手のかませにされる2人とか。ありえる気がします。
でもやっぱりロン毛の名前はでないとか。ありえる気がします。



第204話 ハヤト動く  (2011年 30号)


絶対負けられない戦いがここにある!?

新調したロッドとリールを用いてのバス釣り。
見事に50オーバーのバスを釣り上げてみせるハヤト。
これには真木さんも驚愕。素直に負けを認めるのでした。

真木「やっぱオメェは、オレの師匠だよ!

微妙に切ない表情の真木さん。驚きの発言であります。まあ、夢ですしね。
教室で何の夢を見ているのだろう、この男は。
青少年が見る夢にしては色気がないな。別の方面では色気たっぷりということなのか!?

ハヤトの資金状態について。おじいさんが遺産を残してくれているが、自由には使えない。
父親の友人である会計士さんが計画的に資産を管理してくれているらしい。
つまり、現在はおこづかい制なのである。いい人がいてよかったな。

というわけで、バイトをすることになりました。ハヤトに勤まるところがあるのか?

真田「オレが言うのもなんだけど、社会不適合者にしか見えねェけどな

まさしく、真田に言われてはおしまですな。いや、髪型どうにかすれば真田も働けそうな気がする。
真田は警備員を勧める。確かに向いていそうな仕事だ。
でも、ハヤトは基本的にトラブルを招く体質だからなぁ。何か仕事が多そう。

ともかく、自分の天職を見つけたというハヤト。そんなもんあるのか?ないだろ?だな。
ひどい友人たちのセリフを尻目に、やってきたのは釣り具店。
時給は安いけど、好きなところで働ける方を選んだようだ。

こんな釣具に囲まれて働けるなんて幸せだなあ

そこまで釣りが好きか。
早速客が来たので接客開始。扱いやすいロッドを探すことにした。一緒に。
勝手にセットをくみ上げて試し振りをするハヤト。店員だからやってもいいんですよ。そうか。
お客さんに一番いいロッドを選んであげているというハヤト。
心意気は買わないでもないけど・・・迷惑なのでクビです。しょうがないね。
ハヤトのバイト探しはつづく・・・
次回にもこの話引っ張ったりするのでしょうか!?面白いからこれはこれでよいかも。



第205話 菊池の紹介  (2011年 31号)


釣具屋のバイトを1時間でクビになったハヤト。おお、笑われている笑われている。
1人笑っていなかった菊池が、勤め先がバイトを募集していると教えてくれた。
バイト先とは牛丼魔王。牛丼屋であるか。定番ですな。

菊池「おまたせしました、牛丼大盛りです!」

菊池がテキパキ動き、ハキハキと喋っている!!?
なんという驚きの絵であることか。

菊池「仕事だからな

なるほど。公私混同はしないということですか。大人だなーいや、なんか違う。
さて、新人のハヤトはバイトリーダーの竹下さんからなんだか小姑みたいな注意を受ける。ダメね、やり直し。
バイトで1番古い人である。ちゃんと言うこと聞かないとうるさいぞ。

菊池は来年車の免許をとるために金がいるらしい。
いつまでも真田のバイクの後ろってわけにはいかないか。

ハヤトが牛丼屋で働いていることは知り合いの間でも評判。
チャレンジャーな牛丼屋だなって評価ばかりだが。

今日も竹下さんに注意されるハヤト。まあ、言われたことをちゃんとできれば働けているわけですからして。
でも言い方ってもんがあるでしょうって気持ちになっているのが今のハヤトだ。
嫌味ったらしく言われて爆発しそうなハヤト。でも我慢。
菊池に教わった我慢するおまじないを実践する。
欲しいものを眺めて思い出す!なるほど。いい方法ですな。
次号は巻頭カラーで我慢のハヤトが展開されるぜ!どこまで続くかな。



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