蒼天紳士チャンピオン作品別感想

ANGEL VOICE
第151話 〜 第177話


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 各巻感想

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連載中分

ANGEL VOICE 18巻


第151話 ワンチャンス  (2010年 27号)


ポジションチェンジはうまくいった。相手をひきつけ百瀬にうまくパスがわたる。
しかし、成田もポジションチェンジにひっかかっていた。おいおい。
でもそのために、ギリギリでの飛び出しになって決めることができた。余裕があるときより決めやすいらしい。
そして二宮と尾上のポジションも変わりより攻撃的に。
さてどうなるか。まだ百瀬の熱さが出てないしね。



第152話 左サイド  (2010年 28号)


尾上の強烈なミドルシュート。しかし正面すぎましたな。
監督は尾上のもっと違う部分に期待しているのかもしれない。それは一体?

わからないまま時は流れて。残り5分。
熱くなった百瀬のターンだ。ふくらはぎのあたりを傷めたようだがなんだろうな。
マイちゃんの変わりに自分が倒れるよ!と言うのだろうか。百瀬ーッ!



第153話 勝つために!!  (2010年 29号)


パスは、前へ!百瀬の熱さがここに来て最高潮である。
尾上もそれを受けては個人プレーを貫くわけにはいかんだろう。葛藤はあるようだが。
成田にパスが渡り一対一である。ここ外したら・・・さすがに後がないだろうな。
でもここで次回に続かれると凄い不安になる。一体どうなるやら。



第154話 負ける試合!?  (2010年 30号)


現実世界では日本がデンマークを破り、決勝トーナメントに進出を果たしていました。
今週の作者コメントも、カメルーン戦のことだとは思うが「勝っちゃった・・・」だったという。
他国の新聞に、歴史的な勝利と書かれるぐらいの展開でした。

しかし。
市蘭は負けました。成田が一対一を外し、負けました。
尾上の鉄拳。これはしょうがない。やり返す成田。いや、やり返したらいかんだろう。
というか、他の人ももっと百瀬を気遣ってあげてください

乾は物足りなさを感じていた。市蘭全員のために抑えたプレイをしている感じでしたしねぇ。
なんともシビアな結果でございます。市蘭復活までしばらくかかりそうだなぁ。



第155話 最強軍団再び!?  (2010年 31号)


市蘭サッカー部が負けて荒れているころ、千葉の不良はトップ争いをしていた。
そこに通りがかる市蘭サッカー部。これは危ない!60対11だ。でも相手は逃げ腰。
援軍が増えて120対11。荷物持ち除いたら120対9。先生は存在すらカウントされず。
正直、負ける気はしないものの・・・こんなとこで喧嘩している場合じゃないでしょう。やめらしゃい。



第156話 ケンカ!?  (2010年 32号)


市蘭サッカー部が喧嘩を始める!
というところに割り込むのは、もちろんマイちゃんである。

さらに不良たちの後方に現れたのは、ヒロナオさん!
所沢曰く、自分達を含めた130人でかかればもしかしたら勝てるかもしれない男。どんだけやねん。
少なくとも幼年編当初の刃牙さんより遥かに強いということになる。どんだけやねん。

そのヒロナオさんに面と向かって意見し、さらに不良たちを一喝して道をあけさせるマイちゃん。
おお、見よ。天使の一喝で不良の海が割れたぞ!ありがたやありがたや。
そして、百瀬はなんと疲労骨折と判明。それは長引く怪我ですかね?黒木監督の表情を見るにやばそうだな。



第157話 それぞれの想い  (2010年 33号)


疲労骨折とは、負荷により無数のヒビが入り、そのヒビが大きくなった状態を指す。
折れてるわけじゃないから日常生活には支障がないらしい。へぇー。
約2ヶ月間練習ができない。うーむ、このチームの状況でそれは痛いな。

一方マイちゃんはチームの精神状態を気にしていた。でも当のマイちゃんの方がやばそう・・・

成田は成田なりに敗北の意味を噛み締めているようだ。

そして乾。このチームで船学に勝ちたいと言う。
天才でも一人では勝てない。乾はそれをよくわかっている。
だからこそ、勝負することで、できることできないこと、仲間がいてできることをわからせようとする。
百瀬が怪我している今、乾の行動はかなり大きな意味を持つことになりそうだ。



第158話 サッカー勝負  (2010年 34号)


サービスシーン!
これほど嬉しくもないサービスシーンはなかなか見れない。見れなくてもよいです。

疲労骨折は100パーセント指導者の責任じゃあ!
貴方も一緒に指導しているじゃあないですか。

さて、乾たちの勝負。全員で止めてみろという。あっさり止めれた。おや。
最高で4人抜き。乾の力でもここまでしかいけないとなると、かなりディフェンス力あがってますなぁ。

乾は言う。一人でできるのは所詮ここまでだが、仲間がいれば状況は劇的に変わる。
そのために一人借り受ける。その相手は・・・成田?
指名された成田もビックリしているではないですか。どういった変化が起きるというのだろうか?



第159話 成田と乾  (2010年 35号)


さて、乾の勝負。成田1人加わってどう変わるか。
ってこう来たか。これは読めなかったな。
成田が前に突っ込める位置にいるからこそ、キーパーの所沢は前に出ざるをえない。
だからこそあのシュートが狙えるようになると。
まあ、仲間がいるからできることも増えるというわけですな。



ANGEL VOICE 19巻


第160話 1人じゃできない  (2010年 36+37号)


成田がいることで、所沢のポジショニングが前よりになりループシュートを決めることができた。
一番大事なこと。サッカーは絶対に一人ではできない。うむ、大事だ。
敗北によるショックと分裂の危機もどうにか乗り越えれそうな雰囲気。
打倒舟学の時期も見据えるようになった。

そして、練習前にマイちゃんが歌うのは、ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
百瀬だけじゃなく、おじいちゃんも反応するユルネバ。サッカー選手にとっては特別な歌なんでしょうなぁ。



第161話 ユルネヴァ  (2010年 38号)


市蘭メンバーの英語力は低い。まあ、そうだろうな。
しかし、ほとんどのメンツが成績が何段階評価か知らないというのもなぁ・・・興味なさすぎだ。

まあ、真面目にやらなくても体育は10もらえる連中だしなぁ。
乾も、このメンバーならば船学に勝てる可能性があると言ってくれているし。
それぞれの身体能力は結構なもんなんですよねぇ。これがまとまりさえすれば・・・

というわけで、ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン。君は決して一人じゃない。
この歌に感化された一同は一気にやる気を取り戻したのでした。
しかし、マイちゃんがかなりヤバイ・・・病院に行ってくだされ。早いうちに。



第162話 波乱  (2010年 39号)


予備キーパーの万代と成田による1対1の練習。バン、喧嘩っぱやすぎだ。

まあ、それはそうと。この練習で決定力があがるのはよいことですな。
敗北で弱点を見つめなおせるようになったのはよい。
しかし、そんな市蘭イレブンにもたらされたのは、船学の敗退。
やはりあのキーパーが卒業したのが痛かったか?市蘭戦でのあのセーブ力は異様だったしなぁ。



第163話 武器  (2010年 40号)


船学が八津野に敗れた。しかも、3−0の一方的なスコアだ!
しかし、船学はなんと選手権に出場したメンバー抜きのBチームだったという。なんだそりゃー

でも、そのBチームにも得点王になった選手がいたという。
さらに八津野の新キーパーは、あの船学の正キーパー皆川の弟だという!あいつの弟だと!
船学も八津野も本当に人材が豊富だねぇ・・・しかし、市蘭だって負けてないさ。キット。

成田の大弱点だった1対1のスキルも格段にあがってますしね。ワッキー達も驚いている。
さらにこの練習で大きな武器を手に入れるらしいし・・・ようやくストライカーとして期待できそうな予感だ!



第164話 タッチミス  (2010年 41号)


成田の1対1の練習の第2段階。と見せかけて所沢の練習でした。
ループ恐怖症を克服するための練習らしい。さすがに箱学とは違いますな。
ループが怖いならば、後ろでずっと守るスペシャリストになればいい!ダメに決まっている。

しかし、じいさんの恐怖症への心配をよそに、所沢は冷静だった。
うむ、ゴールは絶対に割らせないという意思がなによりも大事なわけである。

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―――.--、_―――――! .l l.._`′     ー ′  .ノ:,'..:..:>   抜かれて
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―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.}    ト、._.. -}    `K..:..:..::>     たまるか〜!!
‐⊥‐r┘  `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V   .   〉..:..<
(、__`ヽ、       /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ  /..:..:..:..´⌒ヽ

これもまた意思だけどね!
それはさておき、成田も何かに気づいたようだ。強い武器の入手なるか?



第165話 半月  (2010年 42号)


成田は練習の中、自分である技を見つけ出していた。
メイア・ルア。ポルトガル語で半月を意味する言葉。蹴りだしたボールと反対側を回って追いつくという。
スピードが要求される技とのことだが、成田には凄いピッタリな技だな。

そして、さらに成田がゴールに至るイメージを見るようになる。
バンをシザーズで抜き去り、ワッキーをメイア・ルアで抜き去る。
そして、所沢が距離を詰める前に、ゴールの隅にキレイに決める・・・
誰だお前!まるでストライカーのようじゃないか!カッコイイぞ、オイ!
これは本当に凄いといわざるをえない。これが本番でも出来れば・・・かなりの戦力であるなぁ。



第166話 ブランク明け  (2010年 43号)


百瀬復活!百瀬復活!
それとは逆にマイちゃんがえらいことになっていっている。というか、何故病院に行かないんだ?
食って寝てれば治ると思ってますのかね。
そういえば、全身に毒が回ってるのにそんなこと言ってた人がいたような・・・病院だよぅッ!

それにしても・・・市蘭メンバーの大根っぷりったらないね!
脇に挟まなくても見ていて冷や冷やするぐらいの大根っぷりだ。
これならマイちゃんの風邪も治るぜ。風邪じゃないから意味ないけど。



第167話 新入部員  (2010年 44号)


改めて見ると、市蘭サッカー部は丁度2年と3年で半々になるんですな。
そして、新入生、新入部員がやってくる。おぉ、まともそうなのが4人も!
マトモそうすぎて、特徴がないのが最大の弱点であるな。

しかし、そんな新入部員がいきなり潰される。うはぁ。めんどくさいことになってきやがった。
ヒロナオさん早く来てくれー!というわけには行かないのだろうなぁ。
まあ、ジミーがなんだかカッコヨイのでよいとしよう。

それはともかく、マイちゃんである。男達は全く気づいてなかったのか・・・ダメね本当に。
ようやく病院に行ってくれたわけだが、一体どんな診断結果がでるのか・・・怖いワァ。
それにしてもルカさんは本当に頼りになるなぁ・・・
ヒロナオさんの変わりに不良1年をなぎ倒してくれることに期待だ!



第168話 未来  (2010年 45号)


新入部員の不良達の攻撃にジミーダウン。ジミー!

オレたちは二度と・・・ケンカをしちゃいけない。だから水内さんは黙って殴られ続けたのだ。
ここを乗り切れば、来年からはあの手のゴロツキは来なくなる。ここが正念場だ。
殴られるのを平然と見、順番待ちする連中。さらにオレもオレもと前に出てくる。変態ッ!
とはいわなくても、怖くなって逃げ出したくはなりますわな。

百瀬はヒロナオさんに殴られても、未来をみることが出来たという。やっぱりモモさんは最強や!
さて、検査入院を受けた翌々日。マイちゃんが登校してきた。とりあえず言葉もハッキリしているぞ。
検査の結果が凄い気になるが・・・まあ、最悪の事態は免れていそうだ。



ANGEL VOICE 20巻


第169話 賭け  (2010年 46号)


マイちゃんが帰ってきた!と思ったら、明日から入院とのこと。言葉も戻っていない。
一応治る病気であると説明を受けてほっとする一同。でもそんな病気本当にあるのかな・・・?

マイちゃんがいない間にということで、マネージャーが3人入りましたが・・・これまたイマドキな・・・
かえって練習に身が入っていない気がしますですよ。
そんな状況を気にしてくれる広能君はいい子だ。演技担ぎのフリーキックも成功させる。

しかし・・・現実は辛い。
脳腫瘍だと・・・!?わかってはいたことだけど、この展開は重い。



第170話 マネージャー  (2010年 47号)


脳腫瘍。しかも、名医でも手術が可能かどうかわからないという難病。なんという。
これがバスケ漫画であれば、ブラックジャック先生がやってきてくれるのに!

マイちゃんのことを隠すために、監督は予選会に優勝しろと述べる。目標は高く!やってやるぜ!
と気合は入れたのものの、マネージャー3人娘のせいで見ている方のテンションが下がる。おのれ。
しかし、百瀬さんは本当に聖人であるな。

言われてみれば確かにそうだ!オレはマネージャーの仕事の大変さを何も知らない!

仕事をしない人間に言われてこんなことを考えれるのは百瀬さんぐらいッスよ。マジパネェ。

さて、そんな百瀬さんも心無いマネージャーの言葉に怒ったのか?怒ってもしょうがないよな?
でも、女性に暴力を振るう百瀬さんとは思えない。何か含蓄のある言葉を述べてくれるに違いない。
または、一般人には引くようなセリフを吐いてくださるか、であるな。後者の可能性は高そうだ。



第171話 自慢  (2010年 48号)


百瀬さんが震えておられる!帯刀していたら、そのまま切り伏せてしまいそうな状態だ。殿中にござる!
そんな百瀬の怒りが伝わっていない様子のマネージャー達。危機意識が足りない。

さらにマイちゃんのことを罵倒するマネージャー達。周りの空気が冷えることも感じられないようだ。
というわけで、ワッキーお怒り。あんたらさんざんイチャついといて、勝手なこと言ってんじゃねーぞ!
いやはや、これはまさしく成田達の言うとおりでございます。
脇坂さんってば、自分で評判落として自分で上げようとするなんていやらしい。
楽しんでおきながら、追い出してスッキリするワッキー達。まさに外道!まあ、こっちもスッキリしたからいいけどさ。

それはともかく、病室のマイちゃんである。入院しているマイちゃんはなんか可愛い。サナトリウム?
しかし、医師達の判断は手術不可能というものであった・・・鬱だ。助けてヘレンさん。

病室に行くとサッカー部全員が暗い顔になっている。理由はマネージャーを追い出してマイちゃんに怒られたから。
ハハハ。なんだこの光景は。まあ、マイちゃんは一喝しただけで不良100人超を追い払える人ですから!
そんなマイちゃんがいつも自慢しているのよと母親が語ってくれる。これは嬉しい。

百瀬さんは言ったね。マイちゃんも一緒に戦っている仲間だと。
この言葉がマイちゃんの励みになる――これは、回復の見込みあると考えていいのだろうか?
精神が肉体を凌駕することなんてよくあることですよ。というか、そう考えておかないと救いがない。



第172話 汗  (2010年 49号)


関東大会予選開幕!1回戦の相手は大灘東。これは弱そうだ!
生っ白い肌に、ちゃんとボール蹴れるのかも怪しいぐらい細い足。女性なら貴人のような表現になるな。
しかし、えてしてこういう相手こそ侮れない。なんてことはなかった。

後半10分の時点で既に10点差がついており、楽勝の状態。しかし市蘭は緩めたりいたしませぬ。
どのような相手であれ、実践で学ぶことはあり申す。しかし、それがわからぬ相手は爆弾発言。

自分がカッコ悪いと思わないの?

ゲーッ!何を言い出すんだコイツは!?大灘東の他の連中もそうだそうだといいつのる。
イジメかっこ悪いッスよってか。
お前らは自分の負けが決まるとふてくされてゲームを放り出す子供かッ!これはカッコ悪い。

そういう言い方をするんだったら――せめて試合では同じ量の汗を流すべきだ。

さすが百瀬さん!言ってくれた!そうですよねぇ。こやつらは一ノ橋魂を学ぶべし。
というわけで、汗だくになった市蘭は23対0の大差で勝利。
しかし、まだまだ反省の点はある。自分達で今日の試合を振り返り改善点を見つけ出す。いい感じじゃないか!
この様子を見た乾のプレーが大きく変わるという。果たしてそれは・・・?



第173話 本当の乾  (2010年 50号)


乾のプレーが初めのころに戻っている。1人で何人も抜き、シュートまで持っていく。
このプレースタイルのままだったら、市蘭の今の成長はなかったでしょうなぁ。
乾が自分のプレーを抑えていたおかげで、強くなれた。そして今、乾は自分を解放している。
つまり、それだけ乾が自分達を認めてくれているんだと脇坂さんは悟ったのでありました。

まあ、乾は乾で忸怩たる思いがあったみたいですけどね。
船学や八津野に勝つためにはそこのエースよりも働けるようになっていなくてはならない。
さすがに乾。勝つために必要なことを己で考え実行できる力があります。

さて、次回からは決勝トーナメントだ!



第174話 グループ分け  (2010年 51号)


今回は試合の合間。マネージャーを追い出したので、その仕事を分担してやることにしたという話。
洗濯やボール磨き、部室の掃除。なかなかに大変なモノである。

2人1組のグループ分け。この組み合わせを決めたのはマイちゃんである。
2人組みで組ませて、それぞれの意思疎通が計りやすくなるようにしたわけだ。流石ですな。

さて、決勝トーナメントの1回戦開始。その前にトーナメント表を発見してしまう。
その内容を見て驚く一同。さて、そこには何が書かれていたのか?
船学と八津野が同じブロックに入っていて決勝まで片方にしかあたりませんとかだったりして。ガッカリだ!



第175話 トーナメント表  (2010年 52号)


予選のトーナメント表を見て驚く一堂。その内容は、船学も八津野も出場していないというものだった。
なるほど、そりゃトーナメント表は見せられませんわな。モチベーションが下がりそうだ。

2校はプリンスリーグという別の大会に出場しているという。
高校のサッカー部だけじゃなく、Jリーグの下部組織を含めたクラブユースのチームが参加するリーグ戦らしい。
リーグ戦かよ。長くなりそうな戦いだな。
市蘭はそのリーグ戦にはでられない。まだまだ力不足である。まあ、結果もまだ出せてないですしね。

さて、今回の対戦相手は中山商業。県大会でも上位に食い込む強豪だ。
その強豪相手に8−0で勝つ市蘭。モチベーションが下がるどころか上がっているぜ。
関東連合の頂点に立った俺たちがプリンスリーグに出ている奴らをぶっつぶす!
不良集団らしい言い方ですなぁ。なんか番長連合みたいだ。

さて、市蘭は順調に勝ち進み、ついに関東大会予選の準決勝。これに勝てば本大会への出場が決まる。
相手は、古豪、習志野実業。美浜幕張を6−1で破ったチームである。なんと。
さらなる強豪が登場。今後の壁になる相手ともいうし、楽しみな一戦である。



第176話 声援  (2011年 1号)


今までの相手とは格が違う、習志野実業。観客も応援もいっぱいだ。
さて、事前に要注意選手の名前が挙げられる。

・9番  宮部 攻撃の基点
・3番  石持 しつこいDF
・10番 松田 突破力が尋常ではない

特に要注意なのが10番、松田。キャプテンマークをつけた男。これは小さい!
他の人の胸ぐらいまでしかないぞ。というか、体格がいいから余計目だって小さく見える。

さて、それぞれのコートに散り、ホイッスルが鳴るのを待つ時間帯。
習志野の応援はかなりのものである。と、そこに響く市蘭の応援。これは・・・!
校長かよ・・・
え?なんでガッカリしてるの?いいじゃん。ここの校長可愛いッスのに。
まあ、校長は置いておいて、それよりも驚きの光景があった。
市蘭の制服を着た観客が5人、観客席にいた。そして、小さいながらも声援を送ってくれる。
たった5人の声援だが百万の味方を得た気がした。おぉう・・・いい話だ!
強敵を前にして、この展開は凄く胸が熱くなる。いい試合を期待しておりますよ。



第177話 ディフェンス力  (2011年 2+3号)


試合開始! 市蘭ボールから始まる。乾にボールが渡ったところで、早速マークがつく。相手は石持。
要注意人物の一人である。乾が得点に絡むキーであることを見抜かれているな。
さすがに強豪だけあって、対戦相手のこともきちんと調べているようだ。

乾でも簡単には抜けず、ボールを取られる。
反撃を受けそうなところだったが、早めのチェックで潰す市蘭。いい動きだ。

再度乾に渡るが、取られてしまう。
うーむ、こりゃ乾がイラつくのも早そうだな。ってもうイラついてた!石持君ってば天然なんだから。

そして習志野の反撃。松田にボールが渡る。
小柄ながらもどっしりとした力強さがあるらしい。ドワーフ系か!
松田の突破で市蘭が早速のピンチである。先制されてしまうのかどうか!?
試合が始まると語ることは少なくなるけど、面白いなぁ〜



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