蒼天紳士チャンピオン作品別感想

弱虫ペダル
RIDE.113 〜 RIDE.137


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 各巻感想

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連載中分 SPARE BIKE

弱虫ペダル 14巻


RIDE.113 暗雲  (2010年 27号)


委員長登場。久しぶりの登場だけど▽メガネが特徴的ですぐわかるぜ。

青八木、手嶋の2人によるマッサージ。
全員やっているというけど田所さんも?ああ、2人がやってるとは限らないのか。

その田所さんはようやくスタート。かなりマズイ状態ですな。
前日言われた通り、田所さんを置いていく巻島さん。辛い立場でございますな。

さて、この不調を知っていたのかどうなのか。御堂筋君の予想では総北は早い段階でバラけるとのこと。
というか、正座して説明する御堂筋君の絵がなんともいえないシュール感を出している。

田所さんはリタイアしてしまうのか?2日目走りきっても回復できるとは思えないだけになぁ。むぅ。



RIDE.114 止まらぬ刻  (2010年 28号)


巻島さんは辛い立場でございますなぁ。
普段はクールな言動を取るようにしているが、本質的に人情家ですし。
思ったことをそのまま言える鳴子は純粋ではあるが、先輩になったらそうも言ってられなくなるっショ。

さて、田所さん。元々体重がある分、坂は苦手。その坂が最初だから余計厳しい。
青八木、手嶋の2人が押して登ると言い出す。それOKなんすか?と思ったらやはりダメだった。ですよねー

1日目のアドバンテージを早くもなくしてしまった田所さん。
その田所さんを救いに行くという坂道。助けるといってもどうやって?
引っ張るといっても本人が走ることには違いないし、物理的に引っ張るわけでもないですし。
坂道の超人パワーを分け与えるとかいう話でしょうか。でも田所さんは人間だし・・どうなるのやら。
そうか、田所さんが超人になるために超人ロードを登ればいいわけか。いや、本当にやりだしたらえらいことだけどな。



RIDE.115 沈む、田所  (2010年 29号)


6号連続表紙中でございます。ずっと坂道のみなんだなぁ。せっかく総北6人いるのに。
坂道+誰かという感じでもよかったんじゃないですかねぇ。
最後は坂道+御堂筋。でも、表紙が御堂筋君では何の雑誌かわからなくなってしまう恐れがあるな!

本編
田所先輩を助けるために残ると言い出す坂道。
しかし一旦下がったらもう挽回できる坂はないとのこと。
確かに1日目で100人抜きしたのも坂だったわけですわな。
それでも残ることを決めた坂道。巻島さんの許可はもらったというけど本当かね?
まあ、田所さんも総北のジャージがいてくれれば心強いといってますしなぁ。
しかし、やはり追いつける図が思いつかないのですよね。田所さんが復活すればまだしも。どう復活するんだ。



RIDE.116 坂道、来る  (2010年 30号)


6号連続表紙&カラー大増の弱ペダ祭りは継続中!
しかし、今週の表紙は・・いや、確かに坂道はいたけど、どうなんだ。

それはさておき、本編。
いきなりのドラムロールだ。ドドドドドドド。ドン!

坂道は金城主将の言葉に従い、全員を連れて行くと言う。
その坂道の目に巻島さんは悪い夢を見せられてしまった
田所さんもそれに引っ張られていく。が、ペースとしてはいっぱいいっぱい。
そこで坂道の秘策、奇策。それは、ヒーメヒメヒメ

まあ、確かにさーんそーよりはノリがよい。こぐときはノリのよい掛け声がよいとは思いますよ。
しかしグリーンゼッケンがヒメナノダー!いいながら疾走する姿は・・いいぞ、もっとやれ!



RIDE.117 ヒメなのだ  (2010年 31号)


6号連続表紙&カラー企画もついにファイナル。というわけで今回は総北1年3人での表紙だ。
こういうのがよいですなぁ。しかし、今泉君目つき悪くなってるな!

本編。
田所さんへの羞恥プレイが始まる。

坂道「ボクが歌いますから合わせてヒメって言ってもらっていいですか!」
田所「ぜって―――いやだ!

ですよねー
でもチームのために走りたい。チームのために追いつくなら、歌ってやろうじゃないか!
その意気やよし。ならばさらなる辱めを与えよう。輪唱だ!
「ラブ★ヒメ」のOP、「恋のヒメヒメぺったんこ」歌います。

坂道「ヒメはヒメなの…」
田所(ヒメだけじゃねーじゃねーか!

その羞恥を力に変えて駆け上がる田所さん。いやぁ、恥ずかしいッスね。ニヤニヤ。
ところで、どう聞いても鼻歌交じりというよりは絶叫に思えてならないのだが。田所さん悲痛のヒメヒメ。



RIDE.118 ヒメなのだ2  (2010年 32号)


精神的な陵辱を現在受け続けている田所さん。抜くとき以外も歌い続けることを強要される。

坂道「サビのところ2回ループでいきましょう!」

なんだその指示は。そしてタイミングを合わせてダンシングするという。なんだその指示は。

あまりのことに横から見たアングルの田所さんが激ヤセしてしまってるじゃあないですか。そこまでのストレスが!
このままじゃあ、先頭集団に追いつくころには巻島さん並のスリムボディになっちゃう。

それはともかく、次の障壁は壁です。今回も京都の連中が引いて集団の壁つくってるでしょう。
前日の坂道の様な超人技での抜き方は無理だろうし、どうするのかなぁ。



RIDE.119 合流  (2010年 33号)


ヒメヒメライディングで抜き返していく坂道・田所ペア。
田所さんも思考に余裕ができるぐらいに回復してきているようだ。
歌を歌うことにより、夏の暑さを吹き飛ばすほどの熱気を手に入れたわけですな!ヒマツリ仮面も驚きだ。

一方先頭を行く金城、今泉の方にカメラが。
箱根学園は既に6人揃いました。うちはまだか、早く来てくれと願う今泉君。その心につけこむ影ひとつ。

\ 御堂筋だー! /

いきなりの登場にビックリはするが、一応冷静を保つ今泉君。それも最初だけやったなー!

自転車に乗ったままでもキモキモできるんだな、御堂筋君。
キモすぎて頭割れそうやわ。いやホンマ。

そうこうしているうちに、後続到着。京都伏見のメンバーがエースのために上がってきたぞ!
量産型ザクの集団とは思えない威圧感を感じるぜ。数は力だよ!
実際ロードレースは数が力のようですしね、さすがに御堂筋君もひとりで走るなんてマネはしないか。
前日に作戦会議とか開いてたみたいだし、なかなか智将な面もあるんですなぁ。

それはそうと、京都伏見があがってきたということは、後続の壁は薄くなってそうですな。
1日目のように人の壁にさえぎられることはなさそう。これは追いつけるメドが立ってきたか



RIDE.120 京都伏見始動  (2010年 34号)


京都伏見の6人が揃った。先頭をゆく男を見ているとどうしようもなく不安になるぜ。
そんな状況で来週、不安の種が集中連載として返ってくるという。なんというコラボか・・恐怖の夏!

それはそうと、今回。
御堂筋君ノリノリ。弱泉君は精神の脆さを思いっきり見せてしまいました。
さすがにその状態では三流呼ばわりされてもしょうがないなぁ・・ああ、今泉君。

自分は初めから御堂筋の敵じゃなかった・・それに気づいた今泉君、涙を流しダウン。倒れただと!?

これぞまさに弱虫ペダル
今泉君が弱泉君として主役を完全に食った瞬間だ!いやな食いかただ。

さて、そんな弱泉君は放っておいて、箱学と京都の対決。平坦区のリザルトを取ると宣言する御堂筋君。
箱学も本気をみせるか?アブさんはチャックを閉じて臨戦態勢だ!



RIDE.121 挑発  (2010年 35号)


先週、ジッパーをあげたのかと思ったアブさんでしたが、思いっきり開けていました。
やはり最初は見せびらかしたいんですよね。困ったアブさんだ。
御堂筋君は今週もノリノリ。挑発をかけまくる。簡単にのせられるアブさん。これだから脳筋は!

泉田「どちらが強いか!さぁアブ!

さりげなくアブ混ぜるな!本当に困ったアブさんだな。

スプリンター対決で飛び出してきたのは、御堂筋君。本当に何でもできるんやな〜
あまりの威圧感に思わずジッパーを上げてしまった泉田君。

思わずジッパーを上げてしまった!
なんか性的に聞こえなくもないな。下ろしてしまったじゃなくてよかった。

さて、アブさんタイムはここで一段落。一日目は温存していた男、新開の出番である。
箱根学園のエーススプリンター、新開!アブさんを超えるスプリンターがいた!
御堂筋君もからかえない雰囲気を持っている。これは期待株ですな。バキューン。



弱虫ペダル 15巻


RIDE.122 箱根学園 4番  (2010年 36+37号)


箱根学園の4番、新開。エーススプリンターでございます。
さすがにエースの肩書きは伊達ではない。泉田君のようなイロモノとはわけが違う。
御堂筋君と同じ速度での加速。あまりの加速度に先導車も抜き去ってしまう。いいのか、それは。

さらに加速。チギろうと思った御堂筋君がチギれない。どころか置いて行かれる。
ハァア?御堂筋君も呆然。これはカッコ悪い。
さんざん大口を叩いてきただけに、無様な姿を見せると一気にカッコ悪くなってしまうなぁ。

しかし新開さんは本当に早いな。しかも食べながらだし。
実は食べている間だけ早いとかないですよね?
いや、箱学とはいえそんなイロモノ揃いじゃなくてもいいです。



RIDE.123 新開  (2010年 38号)


新開さんの回想入りました!

1年前。福富と新開は同じ中学出身。共に2年でインターハイに出場が決まった。

福富「3日間のうちどれか――オレは、ステージ優勝を獲ります」

おお、いうねぇ。実際その実力はあったんだよねぇ。でも、やらかしちゃったんだよねぇ・・

まあ、福富さんの方は置いておいて、新開さんの方です。なんと出場を辞退。
5番なんてつけてられるか、エースの4番をよこせ!なんて理由ではありません。

箱根の直線鬼と呼ばれた新開さんだが、勝負することが重いと語る。
レース中に飛び出した母ウサギをひき殺したことが軽くトラウマになっているようだ。
なるほど、この子ウサギを育てているのはその贖罪というわけかね。
その話を聞き、子ウサギを掴む福富さん。ごりっ。何をする気だ?贖罪ならぬ食材にするつもりか?
このウサギがお前を縛っているならオレが解き放つとか言うんですか?厄いです。

まあ、そんなことはなく。今年は辞退させてやるが、来年は走れと言う。待っているから!
福富さんの熱い思いに答え、3年のインターハイで現れた箱根の直線鬼。史上最強のスプリンター!
その熱い加速に御堂筋君も沈む。ピギーッ!ピギーッ!じゃないよ!ピギーッ!



RIDE.124 総北劣勢  (2010年 39号)


熊本は火の国!
なんでこう、いきなり出てくるチームはかませ臭が酷いのだろう。

しかし良い役割であったな。わざわざ坂道&田所の状況を教えてくださるとは・・
集団の後ろでウロウロしてると聞かされて笑顔になる総北メンバー。
絶望的だった状況から希望の日が見えてきたわけですからねぇ。そりゃ笑顔もでるさ。

一方、先頭。御堂筋君も笑顔が出ていた。バァ。
まあ、これは新開さんが悪いな。勝負がつくまえに勝利宣言するやつがあるか!

しかし、御堂筋君には何やら秘策があるような様子。なんだろう。
ウサギの大群でも飛び出してくるのかしら。
なんだかんだでちゃんと名前呼んでるし、下調べしてそう。



RIDE.125 ウーウーウー  (2010年 40号)


ロードレースじゃだましはひとつのテクニック!
あのピギーも演技だったとは!割と騙されました。
迫る御堂筋君から逃げる新開さん。ほら逃げたァ!!そりゃ逃げるワ!キガタでも逃げるさ。

ウ――
ウ――ッ
ウ――ッ

ウッウーじゃないよ。いきなりなんだよ御堂筋君。
不安の種終わったらいきなりテンションあがりおって。

とか思ってたら、ウサギきた、ウサギ。ウサギ美味しいかの山!

さすが策士御堂筋。人の心を操り導く策士の技であるな。データ収集は完璧だ。
そのデータにはこんな情報が。なんと新開さんはあの日以来、敵の左側を抜けないらしい。
いろいろと致命的じゃないっすか。でも新開さんなら・・新開さんならなんだかわからないけど克服してくれるはず。
でないとあまりにも出オチなキャラでございますよ。直線鬼の本性を見せて欲しい。

しかし、御堂筋君のデータ収集能力はさすがだな。これは福富も危ない。

御堂筋「聞いたでえ・・福富くんは、昨年、前行く選手のジャージ引っ張って落車させたってな」

これ出されたら福富主将も焦らざるをえないだろうな。本当に御堂筋君は厄いぜ。



RIDE.126 追いつめられた新開  (2010年 41号)


左側を抜くことはできない!御堂筋君は右側を譲る気はない。どうする、オレ!

箱学の仲間達は言った。右側を抜くスペシャリストになればいいと。
しかし、尽八はウザカッコイイな。褒めてますよ?

箱根3年連中の仲の良さはわかったが、状況は好転していない。
左側を抜こうとしても手は勝手にブレーキをかけてしまう。ならば目を閉じればいいじゃない?
それか、車体を反転させ後ろこぎで抜くのを狙うとか!そういう漫画じゃねーから、これ!

新開さんがどうでるか、答えは次週。箱根の直線に鬼が出る!
あれだな!譲らないなら、後ろから突き破ればいいんだ!
というわけで、次週は鬼が御堂筋君のカマ掘るという話と見たぜ!厄いな。



RIDE.127 鬼  (2010年 42号)


スプリントバトルクライマックス。の前に、水田君のコーナーです。

あおりにあおってみた水田君ですが、福富さんにバッサリされました。
そこであせってあおりにかかるところがまだまだですね。そりゃ荒北さんにパチモノ呼ばわりされる。

弱点がある。だったら克服する。それが新開だ!
その信頼は素晴らしいと思います。
でも前からわかってた弱点なんだから練習で克服しておいたほうが・・
正論では死合いは制せないということでしょうか。ロードはシグルイなり。

というわけで、箱根の直線に鬼が出る!
御堂筋君と並べて走るとなんともいえない光景だ!
そして、ついに鬼はつながれたトラウマという鎖を引きちぎり、先頭に立つ。
残り500m・・これは決まったか?最終コマの御堂筋君も呆然としているし。
しかし、まあ、御堂筋君の表情はあてにならないから困る。
オールフィクション(大嘘つき)ぐらいに信用できない。



RIDE.128 勝利する男  (2010年 43号)


2日目のスプリント勝負もいよいよ大詰め!
新開さんと御堂筋君がカラー見開きで登場だ!新開さん、なんでもいいけど食ってばっかだな!

鬼の形相で走る新開さん。その速さを持って、御堂筋君との差を絶望的に開く。
さすがの御堂筋君もこれは予定外。今まで以上にビックリ顔になっている。

おぉ・・御堂筋君が目を細めたぞ!
って黒目の部分だけ細めやがった!キモッキモッ!

必死の形相で追いすがる御堂筋。しかし追いつけない。
残り200を割ろうとしたところで、ついに!
御堂筋君が、両脚を縛っていたテーピングを剥がし、筋肉を解放させた!
まるでたわわに実った胸のごとく、ぶるぅぅんと揺れる御堂筋君のおみ足。ウェップ。

効果はバツグンだ!みるみるうちに追いつき、残り100mで並んだ!
この形相の2人が並ぶことになるとは・・もう夏は終わったよ!冷え冷えするわ!

しかし、この勝負は本当にどっちが勝つかわからないな。
御堂筋君の言うとおり、エーススプリンターが1番になれなかったら、重責がチームにかかろう。
でも御堂筋君もトップとれなければ、有言実行できなかったとチームの不信を招くことになる。
信望者が手の平返すと厄介なことになりそうだからのう。この勝負の結果はとても気になるぜ。



弱虫ペダル 16巻


RIDE.129 最強最速  (2010年 44号)


ふともものテープを外し、全力を解放した御堂筋!
こんなこといっておいて、まだ奥の手の1つや2つもっていそうな気がするのが怖い。
自分にギアスをかけて、奥の手を忘れておったんや!ぐらいは言ってくれそうだ。

仲間のために駆ける新開さん。
その新開さんとは背負っているもののレベルが違うという御堂筋君。
はて、一体何を背負っているのであろうか。負けたら100日分の寿命が持っていかれるとか。
たしかに何かに憑かれていてもおかしくなさそうな人ではあるが。

二人の顔が並んでいる。この状態でゴールした場合、勝つのは新開さんである。
なるほど、自転車についたセンサーで判定するのね。御堂筋君は異様に前傾のダンシングを行っている。
最初は、鼻差ならぬ舌の差で決まるかと思ったが、そういうわけではないらしい。

タイヤ半分強の差で新開さんが差す!勝利の笑みを浮かべる新開さん。
ほら、それがフラグやッ!
直前で御堂筋君がハンドルを思いっきり突き出し、先にラインを越える!
このアクロバティックな技。漫画的な技だと思ったが、ちゃんと「ハンドル投げ」という名前のある技らしい。
実際のレースでも使われる技なんだとか。へぇ。

というわけで、御堂筋君の勝利です。これで京伏での地位を保てましたねぇ。
しかし、ここで全開を出してしまったので、少しクールダウンして足を休めないといけないとかいう展開になりそう。
その間に総北が追いつければ・・という展開でしょうかね。



RIDE.130 後半戦  (2010年 45号)


先頭は京都伏見!面目を保った御堂筋君は意気揚々としております。
遅れて箱根学園。こちらはさすがに言葉少なめな様子。ところでサコッシュってなんじゃろ?
3位は総北!エースの金城自らが引くことによって、熊本を引き離したぞ!
どうでもいいけど、今泉、鳴子の2人分を寒咲さんが渡しているように見えるんだが。杉元働け!

2日目後半戦、ゴールまでの残り40Kmは登りだ!
登りであの小野田が追いついてくるっショ!
平地は速くない坂道だが、登りなら・・登りなら!と期待されています。ところがギッチョン。
なんと平地でも、しっかり熊本においついてござった。入れ替わりなしで一人で走ってるだろうになんてこと!
これで平地は速くないと言われているのだから、熊本の方々の立場がないですな、ハハ。



RIDE.131 小野田の走り  (2010年 46号)


長かった平坦区間が終わり、ついに登りでございます。思わず坂道にも笑みが。
なんで笑いよっとか――!というか、微妙に怖い笑いだ。
平坦区ではペースがあがらないと坂道は言うが、それで張り付かれた熊本の立場は・・
坂に入った途端にぶっちぎられたましたし・・まあ、モブだししょうがないよね。

楽しいのが一番!田所さんもその精神につられてか、体調が戻っていっています。
暑さでやられたこともあるけど、精神的なプレッシャーが体調に影響を及ぼしてたのかもしれませんなぁ。
人前でアニソンを熱唱できることで、精神的にも鍛えられたというわけですな?さぁ、次はEDだ・・
そして、ついに追いついた。戻ってきたぜ、チーム総北!
さて、ここから巻き返しがなるかどうか。登りだし、追いかけるという展開なら坂道の独壇場か。
知っているかい?箱根の坂にはアレがでるんだよ。振り向くと笑顔で迫ってくる小さいアレが!
箱根の直線鬼に代わる新たな鬼が現れるわけですな。本当に箱根は怖いところやで!



RIDE.132 総北揃う!!  (2010年 47号)


2日目、7割走ったところでついに総北メンバーが勢ぞろいだ!
最初から揃って走っているよりドリームがある。体力はともかく勢いはあるぜ。

坂道が来たことで沈んでいたチームに明るさが戻る。今泉君も何かふっきれた様子。
でも、またダウンになるんだろうな弱泉君。もう少しメンタルを鍛えないといけませんな。アニソン歌うか?

さて、王者箱根学園に狙いを定めて追いかけようとする総北。しかし、その箱学はバラけていた。
これは一体?御堂筋君が言うとおり、キレツが入った結果なのか?
しかし、バラケの基点が真波山岳であるところが注意点ですな。
この爛漫男がそんなことでキレツを起こすだろうか。
何かの作戦と思えなくもないが、はてさて。御堂筋君の仕上げも気になります。また大弁舌が始まるか?



RIDE.133 スプリンターの結末  (2010年 48号)


新開さんがスプリント勝負で敗れた!
やはりその衝撃は大きいようだ。特に同じスプリンターの泉田には。

新開さんは美しくて、強くて、速くて――なのにそれをおくびにも出さない。

いきなり美しくから入るのはどうなんだ。一番大事な速くてが最後なのもどうなんだ。
これだからアブさんは雰囲気が怪しいと言われるんだよ。ホモホモしいな。

挑発する御堂筋君に言い返そうとする泉田。でも、そんな反論してもむなしいだけッショ。
悔しさを全面に出す泉田と違い、無表情な福富&東堂。その考えはいかに?

そんな箱学を置いて動き出す京伏。段階13、スプリンターを切り捨てる作戦を発動する。
重い荷物を捨ててゴールへ進む。それがロードレースの常識や。
その考えは正しい。と、福富&東堂は賛同し、2人で加速する。お荷物のスプリンターは切り捨てる。
この決断に衝撃を受ける泉田。はてはて。これはどういう展開になるか。

それにしても、泉田もメンタルが弱いな。弱泉田君だね。
まだ目立っていない山岳が何かしてくれるのだろうか。他の3人を引いて追いつけば坂道並になれるぞ。
ライバルキャラが主人公並になれるぞ、と言われるのもどうかと思うけど。



RIDE.134 捨てられた荷物  (2010年 49号)


山の苦手なスプリンターを切り離し、京都伏見が飛び出す。ま・・魔道筋くん!いや、御堂筋君ってば非道!

でも、箱学の福富さんもその意見には賛成とのこと。ロードの世界は非情である。
その結果、京伏のスプリンター2名の心が折れ、ダウン。DNF(リタイア)でございます。無残!

ていうか、まだ2日目なんですが、ここでリタイアしたら3日目出れないですよね?
3日目は4人で戦うことになると思うんだけど、そんな人数で大丈夫か御堂筋君?
大丈夫、問題あらへんと言うんでしょうな。体力温存する必要ない3日目なら1人でも駆け抜けそうだし。

さて、リタイアした京伏のスプリンターと同じく、置いていかれた泉田君は超動揺。落ち着けアブさん。
その後ろを走る新開さん、荒北さんも辛そうだ。ん、荒北さんはスプリンターじゃなかろう?
福富さんと同じオールマイティ系のはずなんだが、何故か遅れている。何かの作戦か!?

どういう作戦があるにせよ、2日目の山岳リザルトは京伏、御堂筋君がゲットしてしまう。
これで今日のグリーンゼッケンとレッドゼッケンの両方を獲得したわけだ。
これでイエローゼッケンも取ってしまったらどうなるんだ・・?主にゼッケンの貼り方
3枚一編に貼ってしまうんだろうか。それとも3色混ぜ合わせるのか?
イエローゼッケンがブルーゼッケンなら、3色混ぜ合わせて白くなったのに。
3つ取ったらゼッケンが一般レベルのものに!?勝ちすぎたんだ!いや、実際どうするのかねぇ。



RIDE.135 王者交代  (2010年 50号)


震えろ!戦慄け!歓喜しろ!王者交代の瞬間に観客も大興奮だ!

全て御堂筋君の書いたシナリオ通りとなっている。この現状に、石垣さんも戸惑っている。
去年はさんざん苦労して、総合9位でしかなかった京伏が一気に王座に!総合9位なら結構なものですけどね。

ここで回想シーン!今年4月、和気藹々としたした自転車競技部が一変する。
石やんこと石垣さんは皆に慕われるエースであった。
水田君なんてあこがれとかいうてはるで。キモッ!

今年の京都伏見は今までにないくらいのいいチームになる。そう思っていた時期が俺にもありました。
制服姿の御堂筋君登場!
この御堂筋君、誰かに似ている気がするんだが誰だろう・・思い出せない。
体型とかはルルーシュに似ていなくもない。

で、その御堂筋君は入部初日でエース石垣さんに挑み、蹴落としてしまう。酷い話や!
まあ、あっさりエースナンバーを譲ってしまう石垣さんの人が良過ぎるのかもしれないが。
御堂筋君が作るチームは、軍隊風。御堂筋を頂点とした独裁チームや!
そして、グリーン、レッド、イエローゼッケン全て取り、王者箱根学園を潰し、完全優勝を目指す!
この宣言に息を呑む一同。その日から軍隊風の練習が始まり、そして今に至る。

井原、山口の2人は切り捨てられ、水田君は御堂筋シンパになりました。シンパとかキモッ!
この状態が好きではない石垣さん、でも結果として王者交代を果たそうとしている。うーん、微妙な心境。

ここで登ってくるのがチーム一丸の総北!という流れなんでしょうね。
どうせなら、ちぎれた箱学の4人も拾って10人で登ってきたらどうでしょう。チーム一丸プラスアルファだ!
もっというなら、スプリンター4人は別グループになってもらって、残り6人で登ってくるとか!
うむ、どこがチーム一丸やねんとツッコミ受けてしまうな。ダメだ!



RIDE.136 王者の最後  (2010年 51号)


波に乗って加速する京伏。それを追撃する、王者箱学。

石垣さんは箱学のエースである福富さんと何度か話したことがあるらしい。
京都もなんだかんだで全国でトップ10に入ったことがあるチームですし、話すこともあったのでしょうね。

福富に問う石垣さん。今の状態では勝ち目がないのに何故追うのか。
福富さん曰く、勝つためであるとのこと。
石垣さんは、仲間をお荷物と言って切り捨てた時点で負けが確定したという。
この辺りの石垣さんがなんだかとてもイケメン。かっこよくなっている!

もう詰んでいるんだという石垣さんに、福富は表情を変えない。相変わらずの腹話術喋りだ。口を開け!

福富「オレはあいつらを置いてきた覚えはない」

えっ!?現に置いていってるじゃないッスか!?
遅れているのは置いていくのとは違うという理論ッスか!?

福富「オレたちの箱根学園というチームには、始めからお荷物などいない!

おぅ、格好良く言い切りましたよ!やるな福富!
その声を受けたか、追いついてくる4つの自転車。来るのか!?
ここで総北が来られても困る流れですな。熊本が登ってきたりしたらもっと困る。

泉田君なんかは心が折れそうな感じでしたけど、どうにか立ち直ってくれたようですな。
まあ、同じ3年チームである2人が何かいいこと言ってくれたのでしょう。次週はそれに期待だ。

そして、福富さんは最後にこう言って締めくくる。

福富「オレたちは王者だ

王者(チャンピオン)ですってー!つまり少年チャンピオンは俺達を意味しているといいたいのか?
オレが・・オレたちがチャンピオンだ!
福富さんのビッグマウスはついに作品を越え、雑誌レベルに達しましたよ!



RIDE.137 シングルゼッケン  (2010年 52号)


山で心が折れたらDNF(リタイア)する。
山を舐めるな!ということですね。なので、泉田君が激励する。
新開さん!気をしっかり持って!ボクがついています!
どさくさにまぎれて何か言い出したでゲソ。そりゃ暑苦しいと荒北さんに言われる。

口の悪い荒北さんは、負けて帰ってきたダメ4番が悪いと言う。
それを聞いても笑顔の新開さん。引っ張ってもらっていることに礼を述べる。
3年間やってきた仲間であるし、よくわかっているんですねぇ。荒北さんは口は悪いがいい人っぽくもある。
それにしても、新開さんはよく食うな。福富さんが口を動かさず喋るなら、自分は食いながら喋るってか?

さて、3年仲間の荒北さんから、福富さんの真意を教えてもらう泉田君。
箱根学園のシングルゼッケンを背負っているのなら、つべこべいわずについてこいって意味だ!
それを聞いた泉田君。ジャージの前を閉めて臨戦態勢。と思ったら次のコマでまた開いている!
頻繁に開け閉めしてるからチャックがいかれたんじゃないのか!?アブアブしすぎだ!

さて、ゴール手前で6人揃った箱学。御堂筋君から笑顔が消えている。どうなる2日目?
しかし、荒北さんが福ちゃんという呼び方をするのは意外だったな。東堂さんなら言いそうな呼び形だが。



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